08/08/10 17:37:54 +YOqXlQy
しかしこの状態はいつまで続くのだろうか。
確かに夏美たちが、私の味方になってくれているのは嬉しいことだが、
結局七海たちとこちらの言い分は平行線のままで、
人数が増えた分険悪さだけが増した気もする。
そして何より恐れる事は、この無用の対立に呑みこまれて
結局このまま、私が明らかにするべき本当の事が曖昧になってしまうことだ。
それだけは・・嫌だ・・・。
私が焦りを感じていた時
「はいはーーい、みなさーーーん!
ケンカはそこまでですよーーーーーーーーーーーっ!!」
なんとも能天気な声で私たち全体に呼びかける言葉が私たちの耳に響いた。
え? この声って・・・。
私がその声の方に目を向けると・・・。