【ご主人様】メイドさんでSS Part5【召し上がれ】at EROPARO
【ご主人様】メイドさんでSS Part5【召し上がれ】 - 暇つぶし2ch380: ◆dSuGMgWKrs
08/09/08 07:14:30 HevMH1Qa
>>335-344の『メイド・小雪 7』は『メイド・小雪 8』の間違いでした。失礼しました。

以下、番外編になります。



『メイド・小雪 9 ―メイド・菜摘―』


菜摘でございます。

当家のご長男、正之さまの担当メイドを拝命して5年。
わたくしの全ては、正之さまのためにあると申し上げてもかまわないません。

朝、正之さまをお起こし申し上げ、お支度をお手伝いし、お見送りする至福の時。
正之さまのお部屋をお片づけし、お召し物を調え、お帰りをお待ちしながらメイドの務めを果たす間の幸せ。
お帰りをお迎えしましたあと、お着替えやお風呂のお世話。
そして、お気が向けば、わたくしをベッドに呼んで抱いてくださるのです。
身も心も蕩けるようなめくるめく時間。
朝、正之さまの腕の中で目を覚まし、そっと寝顔を拝見する喜びは何にも換えられません。
時にはわたくしが抜け出そうとする気配に正之さまがお目をお覚ましになり、わたくしの腕を取ってお引き寄せ下さることもございます。
まだうとうとなさっているのに、わたくしに朝のキスをくださるのです。
それから自室に戻り、身支度を整える間もつい笑みが浮かんでしまうのでございます。
その日がお休みであれば、正之さまは前夜たっぷりとかわいがってくださった余韻の残る場所に触れてくださり、そのままもう一度、ということも少なくはございません。


昨日から、正之さまは弟さまの直之さまとご一緒に、良家の子女たちが集まる定例の交流会に一泊でお出かけになりました。
今回は主催が当家でございましたので、正之さまはお忙しい中いろいろと趣向を凝らしたものを計画なさっておいででした。
主人がお屋敷を留守にするときが、担当メイドにとっては貴重な完全休日になるのですが、わたくしにとっては正之さまにお会いできない寂しい日でしかございません。
直之さまの担当メイドである小雪が休みだというのに外出しないので、わたくしも休日をどう過ごそうかと思案した結果、正之さまのためにエステに行こうと思いつきました。
お帰りになったときに、すべすべの肌をかわいがっていただきたいのでございます。
急ではございましたが予約が取れ、マッサージやサウナですっかりリラックスいたしました。
つやつやになった全身を鏡で見て、はしたないとは思いつつも、早く抱いていただきたくてうずうずするほどでございました。

そして、翌日の午後、お屋敷にお戻りになった正之さまは、わたくしにお風呂の支度を言いつけられましたのでございます。
まだ日も高いのに、と胸を躍らせながらお支度をいたしますと、正之さまはわたくしに小さなデジカメを手渡されました。
「これをプリントしておきなさい」
かしこまりました、と受け取り、正之さまがバスルームにいらっしゃる間にお机の上にあるプリンターにカードを差し込んで、自動印刷のボタンを押します。
シュッシュッ、という静かな音と共に吐き出される用紙には、交流会でのご様子と思われる写真が何枚も印刷されておりました。
どこかにお出かけになって、そこで写真をお撮りになるというのは正之さまにとってお珍しいことでございます。
見るとはなしにそれを見ていますと、わたくしは顔色が変わっていくような感覚になりました。
写っているのはどれも、交流会に参加したおきれいなご令嬢たちだったのでございます。

お風呂から出ていらした正之さまは、何度拝見いたしましてもほれぼれするような均整の取れたお身体でございます。
お帰りになったときとはうって変わっておくつろぎになり、上半身はバスタオルを肩におかけになっておられるだけのお姿。
わたくしが揃えた写真をセンターテーブルに置きますと、その前のソファに腰をおかけになり、わたくしの手をお取りになって隣にお導きくださいます。
「見てごらん、なかなかの美女揃いだろう」
「まあ、ほんとうに」
お隣に座らせていただきまして、お答えしましたものの胸は騒いでおります。
いよいよ、そのときが参りましたのでしょうか。
覚悟していたつもりではございますが、心臓が高鳴るのがわかります。


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