天元突破グレンラガンでエロパロ8at EROPARO
天元突破グレンラガンでエロパロ8 - 暇つぶし2ch300:名無しさん@ピンキー
08/07/15 08:05:06 5nvOtywC
なるほど双子は侮れないぜ

さて、おっぱい丸出しのヨーコがカミナとグレンに乗ってるわけだが
誰かエロネタ頼む!

301:名無しさん@ピンキー
08/07/15 15:41:26 KHUOwWEK
ヨーコスレで話題になってたが、下半身もすっぱだか状態なんだな


302:名無しさん@ピンキー
08/07/15 19:29:29 qchajd6M
裸族ばっかだな

303:名無しさん@ピンキー
08/07/16 21:07:49 L3niYhFn
再び過疎?

304:名無しさん@ピンキー
08/07/16 21:58:44 kV9T72Om
このスレちゃんと守れよ

305:名無しさん@ピンキー
08/07/17 01:14:42 rGkBKXvY
このスレのシモ×キヤに触発されて初めてSS書いてみた。

設定はニアのいない多元宇宙な世界ということで矛盾点とかあったら目瞑ってください。

では投下

306:名無しさん@ピンキー
08/07/17 01:19:35 rGkBKXvY
「シモン……お前昼ドコで食ったんだよ?」

「あぁ、アイラックとキッドと村長の店で飯を………」

「ホントか?目的はあの女達じゃねーのか?」


「何言ってるんだよ、そもそもあの子達には嫌われてたって言ったろ?」

「今はわかんねーだろ?大体それならなんでオレを連れてかなかったんだよ」

……帰って来た俺を待っていたのはベッドに腰を掛けながら思い切りこちらを睨み特徴的な八重歯を剥き出しに唸るキヤルだった。彼女が怒っている理由はどうやら昼飯に誘わなかった事らしい。

「いつも言ってるだろ?昼飯はオレが用意してるから待ってろって」

「用意ってキヨウが作ったのじゃないか、それに俺の分まで食べてる事あるし。というか今日はキヨウの付き添いで病院だったんだろ?」

「時間くらい空けてたッつーの。なんだよ、彼女と飯食いたくないってか?」

…そう、俺は彼女と付き合っている。アニキが死んで塞ぎ込んだ俺を立ち直らせてくれたのは彼女だ。それからは彼女の積極的なアプローチと周りのお節介により、遂に俺が気持ちを伝え恋人関係になったのは今から六年前のこと



307:名無しさん@ピンキー
08/07/17 01:24:39 rGkBKXvY
一一付き合って分かったんだが彼女は意外に嫉妬深く、今日みたいな事があれば必ず拗ねてしまう。以前女の子から告白されたときは皆の力と今思い出しても恥ずかしくて、穴を掘って入りたいくらいの台詞をキヤルに囁き、ようやく機嫌を直してくれたほどだ

「……おい!聞いてんのか!?オレは怒ってんの!!……あーあ、折角二人きりで飯食べようと思ったのによ……」

「悪かった、今度からは絶対待ってるから……な?」
「………なら、誠意を見せろよ総司令様。……真面目にだぜ?」


これも付き合って分かったんだが彼女は超が付く甘えん坊だ。傍にいる時は絶対に離れようとしないほどに。そんな兄達から溺愛されたこの末っ子は今、俺に向かって期待に満ちた表情で上目遣いに見詰めてくる。
俺もそれにヤられ応えるように頷くと、彼女に近寄り、可愛らしい口に小さく唇を落としてやる。

「ッ………あ、明日の昼飯は今日と同じ場所だかんな!?」

「分かったよ、けどあんまり腕に絡み付くなよ?恥ずかしいしロシウにもブツブツ言われるんだから」

「あんなデコっぱちの小言位でこのキヤル様が止めると思うか?…明日はオレが一杯食わしてやるから覚えてろよー」

「ったく…………そうだな、明日キヤルが起きれたら諦めるよ」

機嫌も良くなったのかニシシと意地悪く口角を上げる彼女に、内心それも悪くないなと思いつつ、腰を屈めて彼女を抱き締るとこの生意気な彼女に俺なりの精一杯の誠意を見せる為ベッドに押し倒してから電気のスイッチに手を伸ばした。

308:名無しさん@ピンキー
08/07/17 01:33:15 rGkBKXvY
以上です。
どうだったでしょうか?稚拙な文に加えエロ無しですみませんでした。またなんかネタ思い浮かんだらシモキヤ以外にもあまり書かれてないカプやらに挑戦してみたいなと思ってます。ではノシ

309:名無しさん@ピンキー
08/07/17 04:07:55 tcc5FyQe
おー!だが今は眠いから、起きてからちゃんと読むwww

310:名無しさん@ピンキー
08/07/18 11:58:45 9ElUXfaR
文章は適当なところで区切ると読みやすくなるよ
あと細かいけどシモンのキヨウの呼び方は「キヨウさん」だ
(グレンはこのあたり適当くさい部分もあるが)
いろいろなカップリング書くつもりなら、一人称二人称にはこだわっといて損は無い

311:名無しさん@ピンキー
08/07/18 19:13:52 SvQ4Uago
>>308
シモキヤ…というかキヤシモなのかな?
シモンいいなー、俺も彼女にキヤルほしい。

312:名無しさん@ピンキー
08/07/18 20:52:51 IVf+9CjT
正直このキヤルの嫉妬の仕方はちょっと欝陶しいなとオモタ

313:名無しさん@ピンキー
08/07/18 21:33:02 FSQMo/+Z
ツマンネ、もう来なくていいよ

314:名無しさん@ピンキー
08/07/18 23:44:37 hDGwvxrc
>>313
まあまあ、それは言い過ぎだぜ?
人間は成長していくもんだ。次、また次、またその次と良いモン書いていってくれると嬉しいじゃん


>>308
上でも言われてるが、適当なとこで区切り(改行)入れるといいよ
それもまた話全体の味が出るから
あとこういう嫉妬話は好きだな

315:名無しさん@ピンキー
08/07/19 00:21:20 2FnZgDmZ
束縛きつすぎてフラれたキヤルを>>311が引き取ってハッピーエンド

316:名無しさん@ピンキー
08/07/19 13:17:13 ej78CD0u
嫉妬するキヤル可愛いじゃないか
というかキヤルみたいな可愛い子の嫉妬なら大歓迎だ

317:名無しさん@ピンキー
08/07/19 13:50:32 HrOmlNez
ダリーの嫉妬が見てみたい

318:名無しさん@ピンキー
08/07/19 14:13:59 5axu0PnW
読んでる側がウザいだけの嫉妬話は勘弁してほしいがな

319:名無しさん@ピンキー
08/07/19 18:24:26 X49jxdqx
無改行な時点でスルー余裕でした

320:名無しさん@ピンキー
08/07/19 18:58:40 SAl3Sadb
口直しになんか頼む

321:名無しさん@ピンキー
08/07/19 19:04:47 ld0Lg3ba
エロエロなシモキヤを希望

322:名無しさん@ピンキー
08/07/19 20:06:07 5axu0PnW
この流れの後にそれ投下できたら勇者だな

323:名無しさん@ピンキー
08/07/19 21:38:25 FXQcjclo
シモン「んっ・・・あっ、そこは、そこはらめえええええ!!」
ブータ(モゾモゾ
シモン「ア゛ーッ!!!」



324:名無しさん@ピンキー
08/07/20 14:53:34 bexdpzW+
……そういえばジーハ村はブタモグラがキレイにしてくれるんだっけな


325: ◆Lpi7YUvTkQ
08/07/20 22:18:40 Gqn5oirG
グレパラ第1弾ネタでシモニア投下します
シモンの設定は王子と剣士どちらにしようか悩みましたが今回は剣士でいきます

326: ◆Lpi7YUvTkQ
08/07/20 22:19:22 Gqn5oirG
「随分長い間、連絡をくれませんでしたね」
照明を落とした薄暗い部屋、久方ぶりの口付けを交わした後にニアは言った。
拗ねたように見上げる視線を受けて、救国の英雄は申し訳なさに表情を曇らせた。
「ごめん」
「……いいです。来てくれるって信じてましたから」
「からかったな」
「それくらいは許されると思います」
いたずらっぽく笑うその表情は、シモンが最後に見たときと些かも変わらない少女のものだった。
(でも面立ちは、少し大人っぽくなったかな)
いや、顔だけではない。身長も伸びたし、ふわふわと美しい巻き毛も更に豊かになった。
率直にいえば、綺麗になった。
剣士―シモンは、数年前、毎日共に過ごしたころのニア姫の姿を思い返す。


シモンの父は代々森番の任を仰せつかる寡黙な男であり、母は城に勤める女中だった。
城と森を行き来して遊んでいた少年時代、貴人には最も縁遠い場所―厨房でシモンとニア姫は出会った。
ニアは子供の頃から少し変わった姫君だった。
シモンが敬語を使うのを嫌がり、せめて二人で遊ぶときは姫と呼ぶのをやめろと言う。
料理に興味を示して召使たちを困惑させ、シモンが森の話を聞かせてやれば好奇心に目を輝かせる。
必死の願いに王が根負けし、シモンを案内役につけることを条件に森遊びを許したのが、シモン10歳、ニア6歳のときだ。
毎日毎日、実の兄妹のように日が暮れるまで遊んだ。移ろう季節の恵みを享受し、花を摘み、魚を採り、木に登って。

(そう、そして、あの森で)


「シモン?」
ニアの声でシモンは回想から呼び戻される。
ニアはしばし不思議そうに目を瞬かせたが、次に何かを理解したように笑みを浮かべた。
心の内を見透かしたような微笑に、シモンの胸はどきりと高鳴る。
「シモン、昔のことを思い出してたんでしょう」
「な、なんのことかな」
「もう、しらばっくれるつもりですね?」
じとりと睨んだのも一瞬、ニアはすぐに笑顔に戻る。ほのかに頬を赤く染めて。
「なら、思い出させてあげます」
言うが早いかニアの指は自身のマントに掛かり、するりとそれを絨毯に落とした。
地に落ちたそれを見、シモンはニアが何をするつもりなのかを悟る。
視線をニアに戻したときには、すでにドレスの胸元に細い指が掛かり、ゆっくりとはだけられていた。
しどけない胸元からちらちらと覗く白い肌は、これから始まる甘い時間への期待からかほんのりと汗ばみ上気している。
まろやかな二つの膨らみの間には、ささやかながら谷間が見えた。
昔、毎日のように求め合っていた頃にはまだそんなものはなかった。
あの頃はようやく先端が膨らみ始めたばかりといった乳房で、しかし数年前のシモンはその童女のような幼い胸に
夢中で吸い付いていたのであるが。

シモンの見つめる視線の先、ニアは羞恥に頬を染めながら、それでもためらうことなくドレスを脱ぎ捨てていく。
頭を飾るティアラも、宝飾具も、靴も。
夜の闇の中、ニアの白い肌が浮かび上がるように晒されていく様を、シモンは片時も目を離さずに見つめた。
この国で一番高貴な女性が自ら肌を晒し、世継の姫君からただの女となってシモンに身体を蹂躙されたがっている。
そう考えるだけでシモンの呼吸は小さく乱れ、下腹部に熱い滾りが押し寄せた。


327: ◆Lpi7YUvTkQ
08/07/20 22:20:39 Gqn5oirG
程なくして、シモンの目の前に一糸纏わぬ少女の裸体が晒された。
柔らかく膨らんだニアの白い乳房は、乱れた呼吸に合わせて小さく上下し震えた。先端の小さな可愛らしい突起は
昔と変わらない綺麗な薄桃色だった。何度も強く舐られたことがあるというのに、まるでまだ男を知らない生娘のような乳房だ。
魅惑的な二つの膨らみから、美しい曲線を描く腹、腰……そしてシモンだけが触れることを許された秘密の場所。
ゆっくりと舐めるように視線が下るのを感じたのか、ニアの肌の赤みが更に増す。恥ずかしくてたまらないのだろうに、
ニアは決して身体を覆い隠そうとしなかった。従順な愛玩犬のように、あるいは子猫のように、ただシモンの愛撫を待っている。

すでにぴりぴりと尖り始めている乳首を戯れに親指で押しつぶすように擦ってやると、
ニアは身体をぴくんと震わせ恥ずかしげに顔を伏せた。
「ん……っ」
指をこね回すようにぐりぐりと桃色の先端をいじめ、そのまま乳房を掴み荒々しく揉むと、むずがるような
甘い声があがる。薄く開かれた唇が艶かしい。
しばしたわわな感触を愉しんだ後、空いた手で裸の腰を抱き寄せすべらかな尻を撫でると背に回された手にきゅう、と力が篭った。
しっとりと瑞々しい肌は吸い付くようで、ニアの身体のどこもかしこもシモンの愛撫を待ち望んでいたのではないかとすら思えた。
いや、実際待ち望んでいたのだ。すべての愛撫は乱暴とすらいえる性急な動きだったが、ニアは文句も言わずに
シモンの腕の中でただ小さく震えている。
甘い吐息を漏らす唇からちろちろと見える、ピンク色の口内の感触を思い出し、たまらずシモンは再度ニアの唇に食らいついた。
先ほどの甘い口付けとは違う、貪るようなキス。強引に唇を割り舌を侵入させると、すぐにニアも応える。
紅潮した丸い頬を優しく擽ると「もっとして」とでも言いたげに白い喉が鳴った。
その様が可愛くて、腕の中の肢体を更に強く抱きしめ、角度を変えて何度も柔らかな唇を貪る。裸の乳房がシモンの胸に当たり、
身体の動きに合わせてむにゅむにゅと形を変える。自分もさっさと服を脱げばよかった、とシモンはひどく後悔した。
肌に直に感じるニアの乳房はどんなに心地よかったことだろう。


キスの合間に無言で見つめあい、またすぐに口付けを交わす。柔らかな尻を撫で回して感触を愉しんだ手は
そのまま双丘の割れ目を伝い、細く引き締まった腿の付け根の陰へとそろそろと指を伸ばした。
内股の柔肉を押し開くように指先が蠢き、掻き分けた更にその奥へと無遠慮に侵入する。
ニアの口から細い悲鳴があがったが、シモンはそれを無視した。
すでに熱く潤んだそこは、侵入者を待ちかねていたかのように容易く受け入れた。くちゅくちゅと浅く女の口への
指の出し入れを繰り返し、溢れる蜜を秘肉に塗すようにして愛撫する。

「ここも全然変わってないな。すごく柔らかい」
「やっ……、シモンのいじわる……」
小さく笑いながらシモンが撫でたのはニアの恥丘だった。ふにふにとした柔らかい感触は、やはり数年前のそれと
全く変わっていない。
年頃の女性であれば普通はあるのであろう、割れ目を覆い隠す茂みの感触が殆ど無かった。
蜜に塗れた指先でしばしぷにぷにと撫で擦り感触を愉しんだ後、シモンの指先は割れ目の先端を押し開く。
そして、小さなピンクの肉の粒を指の腹で優しく撫でた。
「ひゃっ!」
唇を解放され額や瞼にシモンからのキスの雨を受けていたニアは、シモンの背にしがみ付いて濡れた悲鳴をあげた。
既に先ほどからの秘所への愛撫で腰からは力が抜け、シモンが身体を抱いていてやらないとそのまま崩れ落ちてしまいそうだった。
ニア自身もそれを理解しているのか、瞳を潤ませ顔を真っ赤にしながら、それでも必死にシモンの背にしがみ付いている。
「ニア、すごいよここ。もうこんなだ」
「あぁっ……だめ、ぇ、んあぁ……」
耳まで赤く染まり、ニアはシモンの手の動きを阻もうとするかのようにむずむずと内股を擦り合わせる。
が、汗ばんだ柔らかな太ももに指先を挟まれたくらいでは動きは止まりようもなかった。
愛液を塗すように愛らしい突起をくにゅくにゅといじめ、膣内をかきまわして新たな蜜を溢れさせる。
熱く潤んだ襞は二本に増やされた指も難なく受けいれ、「もっと」といわんばかりにすぼまって更に侵入者を深く呑みこもうとさえした。


328:グレパラシモニア
08/07/20 22:23:00 Gqn5oirG
(ニア、綺麗だな)
声には出さずに、シモンは心の中でこっそり呟いた。
シモンにだけにしか見せない性の快楽に濡れた瞳、紅潮した頬、とめどなく嬌声をあげる唇。美しい髪はシモンの腕の中で
悶えるたびに乱れ、汗ばんだ白い肌に張り付く。小さく引き締まった尻から脚のラインは彫像のように清らかで美しくあるのに、
その内股は雌の悦びの涎によってだらしなく汚れている。
目の前の姫をそうさせているのが紛れもない自分ただ一人だけなのだという事実は、普段表には出さない
シモンの男としての支配欲、征服欲を大いに刺激した。
「あっ、ああっ! シモ、ンっ……だめ、ぇっ……!」
抱きすくめた腕の中、耐え切れず身悶えるニアを更に高めるようにシモンはか細い首筋に舌を這わせ、そのままそれは
顎から頬のラインを伝って耳朶を熱く濡らした。一瞬逃げるように引こうとしたニアが、それに耐えて
うっとりしたような表情を見せて受け入れると、シモンはご褒美だとでもいうようにニアの唇を吸った。

唇に熱い舌を受け入れ、乳房をこね回され、秘所に硬い男の指二本の愛撫を与えられてニアの脚にはほとんど力が残っていなかった。
膝がかくんと崩れそうになるたびに、シモンの腕が腰を支えてそれを阻止する。
シモンの腕の中でほとんど無力となっていたニアの手が不意に胸板を這い、シモンは目を瞬かせた。
愛撫に震える華奢な指先で、それでも少女は確かな手つきでシモンのシャツのボタンを一つ、また一つとはずしていく。
そして胸元をはだけると、シャツの隙間から白魚のような手がそろそろと入り込んだ。
シモンの鼓動と温もりを確かめるように暫しゆっくりと肌を撫でた指先は、やがてシモンと同じように先端の突起を探り当てて
そこを優しく撫で擦った。
自分ばかりしてもらって、悪いとでも思ったのだろうか。少女の健気な想いに触れたようで、シモンの口に笑みが浮かんだ。
どうやらそれを苦笑ととったのか、ニアは赤い顔を更に赤くして恥らった。
「ご、ごめんなさい。気持ちよくしたかったんだけど、よくわからなくて」
「いや、気持ちいいよ。でも」
シモンはニアの耳元で熱っぽく囁いた。
「ニアは、俺のことをもっと気持ちよくできる方法を知ってるよな」
「あ……」
ニアの視線は宙をさまよい、シモンの顔を窺うように一瞬見て、そして既に硬くそそり立っているそこへとたどり着いた。
暫しの逡巡の後、ニアの手はズボン越しにそれを恐る恐る撫で擦る。指先がベルトに掛かりぎこちない手つきでそれを
取り外し始めると、シモンは愛撫の手を止めてゆっくりと豪奢なベッドに腰掛けた。

シモンの前に跪いたニアの指がズボンの合わせを外すと、そこから赤黒くそそり立った肉棒が現れる。
思えば奇妙な光景だ、とシモンは思った。
本来であればニアしか使うことの許されないベッドに腰掛けて、この部屋の主であるニアを見下ろしている。
シモンの前にかしずいたニアは、姫としての彼女を証明するもの一切を脱ぎ捨ててシモンを見上げる。
「ニア、早く」
「は、はい」
急かすように腰を浮かしてみせると、ニアは慌てて―しかし注意深い手つきでシモンの幹に指を這わせた。

ニアにこの行為をさせるのは初めてではない。子を成すための最低限の性知識しか持たなかった彼女に、ただ愛し合うためだけの
性行為を教えたのはシモンだった。それは互いに手探りな中での行為ではあったが、シモンにとっては未だ輝きを失わない甘美な記憶だ。
妹のように近くにありながら、一生手の届かない存在だったはずの少女を、秘密裏に自分だけのものにできたのだから。


329:グレパラシモニア
08/07/20 22:23:41 Gqn5oirG
肉幹を下から上へゆっくりと擦り、先走りの汁を塗すように亀頭を指の腹で撫でる。
懸命な奉仕の様が可愛くて、跪いた少女の頭を優しく撫でてやるとそれを合図にしたかのように小さな赤い舌が
遠慮がちに幹の根元へと触れた。
「ん……」
シモンの脚の付け根へ沈んだ頭が小さな動きを繰り返し、懸命な奉仕を続けた。柔らかなニアの前髪が
シモンの下腹部を擽ったが、それすらも性感へと変わる。
小さく温かい手は睾丸を包み込んで優しく揉む。しばし根元をちるちると舐めていた舌は、
そのまま上を目指すのかと思いきや逆に下へ―ニアの手に包まれた睾丸へと向かった。
「んっ……ふぁ、んぅ……」
唾液を塗すように皮膚を這った後、小さな口一杯にニアはそれを口に含んだ。歯を立てないように注意しているのか
酷く慎重な奉仕だったが、それがかえって興奮をそそる。
口の中で玉を転がすように舌で包み込み、時折小さくキスするように啄ばんだ。口での奉仕の合間にシモンのズボンを
更に脱がせ、脚の付け根を優しく撫でる。
唾液と先走りの汁で濡れたピンク色の唇は、今度こそ上を目指して這った。根元から肉幹の中ほどへ、
一気に亀頭までを攻めずに丹念にシモンを攻め立てる。アイスキャンディーを舐めるように、あるいはミルクを舐める猫のように。
少女に焦らされているようで、彼女の頭に添えた手に力が篭る。が、それもまた愉しいものだった。
愛撫の合間に時折、ニアは潤んだ瞳でシモンを見上げた。
シモンの様子が気になるのだろうが、陰茎に柔らかな唇を寄せた可憐な少女の上目遣いが、どれだけ男の被虐心をそそるのかを
彼女は理解していないに違いなかった。先走りの汁が新たに溢れ、ニアの唇から顎、幹と陰茎に添えられた指を汚していく。
ニアはそれすらも愛しげに、拭うように何度も何度も舐め上げた。

濡れた舌はついに亀頭へとたどり着き、愛撫を待ちわびて充血したそれをまずぺろぺろと可愛がるように舐めた。
「んっ、ん……」
唾液と舐めるたびに溢れる汁ですっかりそこが濡れると、ニアは一度シモンの楔から唇を離して、
暫し口の中で唾液を溜めた。
そして再度唇を寄せ、今度は大きく口を開いて亀頭を呑みこむ。
「……っ!」
思わずシモンの腰が浮くほどの気持ちよさだった。
口の中に溜めた温かい唾液を絡めて包み込むように、ニアの舌はシモンの先端を何度も愛撫する。
そして唾液を潤滑油にして、先ほどまでの慎重な動きが嘘のように強く肉棒を啜りしごき始めた。
「んっ、んっ、ふぅ……ん、んぅ……」
股間に埋められた頭が奉仕の動きに合わせて揺れ、汗ばんだニアの頬に青白く輝く金の髪が張り付いて乱れる。
じゅぶじゅぶと音をたて、夢中で肉棒を吸い上げるニアの動きには、もう少しのためらいも感じられなかった。
姫君の美しい唇が怒張の根元までを飲み込み、美しい鼻筋がシモンの黒い茂みに埋もれるのを見、
ついに限界は訪れた。
「――っ!」
声にならない声はシモンのものだったのか、はたまたニアのものだったのか。
睾丸がぐ、とせり上がり、熱く滾った身体の奥からシモンは全てを迸らせた。青臭い精液が
ニアの喉の奥に叩き付けれられ、口内に溢れる。
シモンが最後の一滴までをニアの口に放ち終わると、ニアの唇は白い糸を引いて離れる。
精液と先走りと唾液でべとべとに汚れた少女は、跪いたままシモンを見上げた。
見下ろすシモンの視線が何を期待しているのか、ニアにはわかっているはずだった。苦しげに眉根を寄せ、
それでも少女は健気に応えるように口内の液を飲み下した。
白い喉が震え、ニアが小さく咳き込む姿を熱の篭った視線でシモンはただ見つめた。

なんて、いやらしいんだろう。

行為自体は確かにシモンが教えたものだ。しかし行為によるものだけではなく、ニアには
シモンの雄の本能をかきたてる何かがある。
日常に見せる清楚な佇まいをそのままに淫婦になれるのがこの少女だった。
シモンの愛を求めて奉仕をするが、そこに媚はない。行為とは裏腹にただひたすらに純粋な少女のままであるがゆえに、
シモンの愛情、保護欲、征服欲、被虐心、すべてを刺激して捕らえるのだ。


330:グレパラシモニア
08/07/20 22:25:18 Gqn5oirG
「ニア、おいで」
急く心をついに抑えきれず、シモンは囁いた。絨毯に半ば崩れ落ちていたニアは、シモンの言葉に顔を上げると
ゆっくりと身体を起こした。もはや恥ずかしさに震えることもなく、美しい裸身をシモンの眼前に晒して佇む。
シモンも腰をあげると、中途半端に身体に残っていた衣服を脱ぎ捨てた。
豪奢な天蓋の中、剣士と姫は一糸纏わぬ姿で温もりを確かめ合うように抱き合う。
ニアの小さな顎を掴み、指で唇を軽く拭うとシモンは軽く口付けを落とした。先ほどまでの口淫を思い出したのか
ニアが恥じらって顔を背けると、シモンは顎を引き寄せて再度口付ける。
暗い部屋にしばらくの間くちゅくちゅとただ舌の絡みあう音が響き、やがて求め合う身体はそのままベッドの上へと倒れこんだ。


「あ……やだ、シモン」
「なに?」
「だって……」
恥ずかしい、と続けようとした言葉は濡れた悲鳴に変わった。シモンが前触れなく内腿を撫で、
そのまま秘肉の割れ目をくいと押し広げたからだ。

身体が沈むような柔らかいベッドの上で、ニアは獣のように四つんばいの体勢をとらされていた。
突き出された小さく引き締まった尻をさわさわと撫でて、シモンは姫君の痴態を愉しんだ。
重力に従って垂れる乳房は、もがれるのを待っている瑞々しい果実のようだった。
白くすべらかな背には汗がじんわりと滲み、折れそうな細い腰は女性的なラインを描いて尻へと続く。
惜しいのは、恥ずかしがるニアの表情がこちらからだとよく見えないところだろうか。

シモンへの奉仕でニア自身も興奮していたのだろう、女の園は乾くことなく―むしろ一層の潤みを湛えて
シモンを待っている。少し指先で押し広げてやっただけで、愛液がとろりと溢れて細い脚を伝って落ちた。
「本当に感じやすいんだな。なんだかお漏らしみたいだ」
「なっ……ひゃっ!」
意地悪な言葉への抗議は、再度細い悲鳴へと変わった。すっかり硬度を取り戻したシモンの怒張が、
赤い割れ目をぬるりと擦り上げたのだ。
「シモンの意地悪……あっ」
硬い男の手が細い腰をがっちりと支えると、今度こそ濡れたほの暗い入り口へと楔があてがわれた。
そして一瞬の間のあと、体重をかけてゆっくりとシモンはニアの膣内を侵していった。
「あああああっ!」
久方ぶりの感覚に、ニアは背を仰け反らせて叫んだ。乱れる髪は明かりの乏しい寝室の中でも煌めき、
ニアの美しさを際立たせる。
根元まで難なくシモンを飲み込んだニアの膣内は、熱く襞が蠢いて肉棒に絡みつく。
初めての頃と変わりない締め付けに腰が抜けそうな快感を与えられながらも、シモンはゆっくりと腰を引き、
そして再度ニアの中へ沈めた。それをゆっくりと何度も繰り返す。
「ああっ、あ、ああぁん……シモ、ン……っ!」
じっくりと快感を高められるのに耐え切れなくなったのか、四つんばいになっていたニアの腕からは力が抜け、
上半身はすっかりベッドに沈んでしまっていた。
結果可愛らしい尻が一層シモンに向けて突き出される形となったが、もはやそんなことにまで気が回らないのだろう。
張りのある小尻を掴むと、シモンは段々と動きを激しいものへと変えていく。ニアの尻、腿にシモンの肌が
動くたびにぶつかり、いやらしくも小気味よい音がベッドに響いた。
動くたびにシモンの汗がニアの身体に落ち、ニアの愛液は脚を伝ってシーツを汚す。
ぐちゅぐちゅに蕩けた膣は、早く子種を吐き出させようと陰茎に絡み付いて絞り上げた。
それに「まだだ」と抵抗するかのように、シモンは不意にニアの上半身を起こして、自分の胸の中へと抱き寄せた。
「ひゃああっ……!」
前触れなく体位を替えられて、ニアはシモンの腕の中で身悶えた。仰け反る首筋には早くも熱っぽくシモンの舌が這い、
突き上げられるたびに上下に揺れる乳房の先端は武骨な指先で捻りあげられた。もう一方の手は、
出し入れを繰り返される淫口の上部、快感にすっかり膨らんだ赤い肉の粒をくりくりと弄ぶ。
身体中に快感を与えられ、膣がきゅうきゅうと窄まり収縮をくりかえす。ニアの限界が近い、とシモンは思った。
が、ニアは必死に頭を廻らせて、攻め立てるシモンに囁いた。
「シモ、ン……、私っ、このままイクのはやだ……」
「ん……?」
「普通のが、いいのっ……普通に、抱きしめて……ね?」


331:グレパラシモニア
08/07/20 22:26:12 Gqn5oirG

正常位のことか。
理解したシモンはニアの身体を軽々と持ち上げると自身を引き抜いた。
少女の身体を優しくベッドに横たえキスを一つ落とすと、両脚を開かせて再び熱く潤んだ膣内へと身体を沈めた。
ニアの耳元に顔を寄せて、乱れた呼吸で問う。
「これでいいか?」
「うん……うんっ、これが、いいの……好き、シモン」
シモンの背に手を回し、ほとんどうわ言のようにニアは答えた。その様はかえってシモンの心を燃え上がらせ、
汗に塗れた二つの身体は互いを求めて一層深く絡み合った。

言葉もなく、シモンはただニアを求めて身体を動かす。幼い頃から愛する、宝物のような娘。
本来であれば指先一本も触れられるはずもない、遥か高嶺に咲くはずの可憐な花。

違う。
俺のものだ。子供のころからずっと。
ニアは、俺だけの女だ。

ニアの手を引いて、二人で逃げる覚悟なんてとうの昔にできている。
ニアさえ望んでくれれば。ニアさえ、「私を連れて逃げて」と言ってくれれば。
世界の果てまでだって、ニアを守りきって逃げるのに。


「ニア……ニアっ!」
ありったけの想いをこめて、細い身体を抱きしめる。限界を迎えた楔がニアの身体の最奥を突き、
そして二人は同時に絶頂を迎えた。
「―っ!」
「あああっ!
白濁の液がニアの胎内を余さず満たした。孕めばいい、とすらシモンは思った。
ニアを連れて逃げる、いいきっかけになるだろう。



情事後の気だるく、しかし満たされた時間。
シモンの腕を枕に、柔らかく寄り添うニアが愛しかった。あまり長居はできないのがつくづく名残惜しい。
明け方を迎える前には去らないと、他の召使達が起きてしまう。
「シモン」
「……ん?」
不意にかけられた言葉に、ニアを見つめる。こちらを覗きこむニアの瞳は、心なしか濡れているように見えた。
「また旅に出るんでしょう?」
「……さあ、王次第だけどな」
シモンが各地を旅していたのは、元々王の密名を受けてのことだった。今回の事件の混乱が収まった後、
新たな任が下されるかどうかはわからない。

「私、半年でも、一年でも。五年だろうと十年だろうと。寂しくても、我慢しますから。
あなたの帰りをいい子で待ってますから。だから」
「……」
「だから、絶対に私のところに帰ってきてくださいね」


332:グレパラシモニア
08/07/20 22:26:51 Gqn5oirG
濡れた瞳からついに涙をこぼして、ニアはシモンの胸に顔を埋めた。
シモンは苦笑して、ニアの頭を撫でた。シモンが言って欲しい台詞とは少し違ったが、今はこれでいいと思った。
「どこにいたって、毎日ニアを想うよ。絶対に帰ってくる」
安心させるように告げた言葉にニアは頬を赤く染め、しばしためらった後に小さく呟いた。
「……私が側にいないからって、浮気したらダメですよ?」
「へ?」
予想外の言葉に目を丸くして、シモンはニアを見つめ返した。自分で恥ずかしくなったのか、ニアは情事のときのように
頬を赤く染めてシモンをもじもじと見つめている。
「そんなこと心配してたのか?」
呆れたような返答に、ニアは更に顔を赤くして言った。
「だ、だって、シモンがすごく素敵になってたから」

心配になったんです、と殆ど聞き取れない声でニアは呟いた。
ひょっとして今夜やたらと積極的だったのは、せめてこの行為でシモンの関心を繋ぎとめておこうとしたのだろうか。
シモンの口元に笑みが浮かんだ。にやける口元と緩む頬がどうにも抑えきれなかった。
可愛い。嬉しい。抱きしめたい。
「俺がそんなに器用に見えるか?」
「……そうですね」
安心したように笑うニアを見て、シモンも笑った。シモンの不器用さは誰よりも彼女が一番よく知っている。
笑いあった後、どちらともなく自然と唇が重なった。

熱を取り戻した身体が再び絡み合い始めるのに、さほど時間はかからなかった。





余談ではあるが。

二回戦、三回戦を済ませて大いに満足した救国の英雄は、すっかり気が抜けていたのか
朝までニア姫と共寝をしていた現場を侍女ツーマに発見された。
ツーマはことを荒立てるつもりはなかったが結局この事実は露見することとなり、
シモンは救国の英雄となったことと―そして程なくニア姫の懐妊が判明したことにより、
めでたく任を解かれて姫君の夫君として迎えられることとなった。

ちなみにこの件に絡んで騎士ヴィラルの胃痛が再発、体重は五キロ減したという。




……めでたしめでたし?

333:名無しさん@ピンキー
08/07/20 22:29:03 Gqn5oirG
投下終了。最初タイトル入れ忘れました…
お姫様調教萌えで書き始めたけどそんなに調教モノっぽくはならなかった

334:名無しさん@ピンキー
08/07/20 22:32:35 TlWAblfm
乙でっす
おもしろかったよ~

335:名無しさん@ピンキー
08/07/20 23:07:40 PzzOWC9w
GJ!
どの多元宇宙でもエロすぎだな、この二人はw
ヴィラルも幸せそうで良かったw

336:名無しさん@ピンキー
08/07/20 23:18:11 4xtLj2kg
シモンとニアの名前を借りただけの別キャラの話みたいだった
途中で読むのやめた

337:名無しさん@ピンキー
08/07/20 23:20:19 oUII+eCp
仕方ないよ多元宇宙だし

338:名無しさん@ピンキー
08/07/20 23:25:58 6/8D4gZJ
GJでした!
シモ二アももちろんよかったけど個人的に最後のヴィラルがツボだったw
今度はヴィラ嫁書きませんか?…と言ってみたりしてw

339:名無しさん@ピンキー
08/07/20 23:35:23 BCPwXVq+
キャラの性格が何か違う

340:名無しさん@ピンキー
08/07/20 23:38:14 E/zS0Uh2
嫉妬かわゆすなぁ

341:名無しさん@ピンキー
08/07/21 00:55:47 tdDN0R3h
逆にあのグレパラシモンならありそうと思ったけどな。
あの勇者シモンってカミナもニアも失わないし、キモイとか
踏み付けられたこともなさそうで強気そうなイメージ

342:名無しさん@ピンキー
08/07/21 01:03:52 vl/qn6pi
好みに合わない人はわざわざそれを発言する必要無し
黙ってスルーを心がけよう
書いた人も楽しめた人も気分悪いだろうし、投下する人が減りかねないからね

343:名無しさん@ピンキー
08/07/21 01:14:19 rNpSY5qI
シモキヤの人散々な言われぶりの後だし気になる程でもないけどなぁ
感想のうちとして流せる程度だと思う
自分もちょっとシモニアには思えなかった
楽しく読ませてもらったけど

344:名無しさん@ピンキー
08/07/21 09:36:10 3+VUHIYo
ほんと投下しづらいスレになったなここ…
過疎るのもよく分かるわ

345:名無しさん@ピンキー
08/07/21 10:56:43 O59B4IJ9
>>333
エロいし最高じゃないか!!GJ!!
お姫様調教も是非見てみたいです!

346:名無しさん@ピンキー
08/07/21 12:32:23 PU7aJ8Q3
ラガン信者はマナーが悪いな

347:名無しさん@ピンキー
08/07/21 13:31:56 VHR9p6KN
放送終了直後より熱も程よく冷めてきてるから厳しい評価なんじゃね

348:名無しさん@ピンキー
08/07/21 13:47:21 mFVtSzYv
前作の麻雀SSはGJの嵐だったから時間経過はあまり評価の厳しさには関係ないだろう
単純に好みが別れる作品だったってことだよ

349:名無しさん@ピンキー
08/07/21 14:27:37 5bt8o/Sy
でもこの手のスレってネタ投下に気軽さと暖かさあってこそなのにな

こんなの読みたくね、これは違うとか拒否反応くるのが普通になったら、
それでもわざわざアニメのエロパロ話なんぞ書こうとする人でてこないよ

>>333 GJ! 次回作も楽しみにしてます。シモキヤの人も気にしてないといいな

350:名無しさん@ピンキー
08/07/21 14:33:34 x2sfIY0D
久しぶりにきたら変な雰囲気が流れているな。

まとめてで悪いが、シモキヤもグレパラもGJ!!

351:名無しさん@ピンキー
08/07/21 16:12:02 45GsVcvI
夏休みだから住人層が普段と違うんじゃないか?
近頃の雰囲気の悪さは

352:名無しさん@ピンキー
08/07/21 16:19:04 19IeBOTg
>>344
はげど
もっと投下してくれる職人さんに感謝するべきだと思うんだ
こんな反応じゃ投下しづらくなるだろうに・・・
投下してくれる人にGJはマナーだと思う 評価感想とは別として

という訳でシモキヤの人とシモニアの人GJです

353:名無しさん@ピンキー
08/07/21 16:29:13 0xpDGQga
つまり最初にGJを付ければ後はどう扱き下ろそうと無問題なのだぁ。

354:名無しさん@ピンキー
08/07/21 17:02:43 mFVtSzYv
はいはい夏休み夏休み

とりあえずグレパラSSは久々にガチでエロかった
それだけで俺は満足です

355:名無しさん@ピンキー
08/07/21 17:45:42 VkSThJk3
時期的には二期以降での小話



彼女は椅子に座って紅茶をすすっている
その後ろで男はコップに氷、水を入れていた
「ずるい人ね」
前触れなど何もなかった
いきなり罵倒?喧嘩売られた?俺何かやった?
男は色んな事を瞬時に思った
「あんなメール一つで別れを告げるつもりだったの?」
ああ、あの事か
「私は嬉しかった。あなたからのメールを貰って。一番嬉しく、一番悲しかったわ」
「…」
「でも今は手がすぐ届く場所にいるのに」
「ああ」
「手さえ触れくれないなんて、ずるいわ…」
彼女が何を言わんとしてるかなど、でくの坊な男に分かるハズもなかった
でも
「触れてもいいのか?」
「了承なんてもう必要ないのよ。手だけじゃない、どこだって…」
「…っ!マリナ…?」
彼女は自分よりも少し背の高くなった男の手に触れた

356:名無しさん@ピンキー
08/07/21 17:49:58 VkSThJk3
…ごめん、血の気引いた
スレ違いどころか板違いの誤爆です
申し訳ありません

357:名無しさん@ピンキー
08/07/21 18:40:19 uyTFdtIV
>>325
遅らせながら乙です
個人的にはかなりの良作でした
シモニアが4歳差ってことは現在シモン20歳、ニア16歳くらいですか?

358:名無しさん@ピンキー
08/07/21 19:51:14 gBi08iZm
シモキヤで濃密エロがみたい

359:名無しさん@ピンキー
08/07/21 20:29:00 aN2Z9dMO
この人が投下した後は荒れるなー
好きだから気にせず頑張れ

360:名無しさん@ピンキー
08/07/21 20:37:39 TmOkg4gK
>>359
今は単に誰彼かまわず噛み付きたい厨が居座ってるだけかと

361:名無しさん@ピンキー
08/07/22 07:36:22 7zflsvM0
パラレル抜きにしても>>325氏のシモニアってそこまでキャラが違うとは思えない

362:名無しさん@ピンキー
08/07/22 12:03:00 vLzi60RN
キャラ違い指摘し始めたら非公式カップリングのSSとか全否定だわな

363:名無しさん@ピンキー
08/07/22 12:04:59 nPoIH9Fe
だよなあ、目くじら立てすぎw
非公式だろうがヴィラヨコを待ってるぜ!

364:名無しさん@ピンキー
08/07/22 13:36:04 jiufAUcx
んじゃ、ヴィラキヤを待ってみる。
ガイナトップの学園もので

365:名無しさん@ピンキー
08/07/22 13:46:52 vLzi60RN
んじゃ俺は久々に本編シモニアをまったり待つ

366:名無しさん@ピンキー
08/07/22 13:59:44 eausSeJ5
じゃあ自分はカミヨコを待ってみる

367:名無しさん@ピンキー
08/07/22 19:00:42 6SPDoYV2
アディーネ様のターンが来ると信じて待つ

368:名無しさん@ピンキー
08/07/22 20:16:23 W7Hec3Ql
公式トップの学園シモニアヨコでも思ったけどさ、
別にキャラの中身変えたっていいじゃん。
アニキャラ自体はあくまで作られた嗜好品だ。

例えば肉まんしか無かった所に餡子入れてみたいと思って餡まん作る。
その程度の事だろ?

架空の人物に人間同様の尊重を求められるのも鬱陶しいし、理屈に合わんと思う。

369:名無しさん@ピンキー
08/07/22 20:33:27 7zflsvM0
>>368
あまりにも変えすぎるのは確かにどうかとは思うけど
だからと言って細かいことにいちいち突っかかられたら何もできなくなる。

370:名無しさん@ピンキー
08/07/22 22:02:08 wBES1R5a
要は二次創作なんぞあまり構えず拘らずマターリ楽しもうぜということだな
好みでないのは黙ってスルーするよろし。ケチをつけるなど野暮の極みだぜ

371: ◆Hl.YLQdY66
08/07/22 22:28:17 5wlAyeWI
夏も暑くなってきた頃なので、シモン×ニア




今日は久々に丸一日オフの日。
ロシウのあの「総司令」「総司令!」を聞かなくても済む。
天気は快晴、ちょっと汗ばむぐらいの陽気だ。
「シモン、お待たせ。待った?」
アニキのシンボル像の下、俺は20分も前からソワソワとニアを待ちわびていた。
「ニア!おはよう。大丈夫だ、俺も今来たところ。…今日は何処行きたい?」
「ん~…」ニアはチラっと大きくそびえ立つアニキを見上げた。
「海。海に行きたいの。シモンはどうかしら?」
海かぁ…。海を見ながらのんびりするのも悪くないな。
「うん。ニアが行きたいんなら俺も行きたい」
「うんっ」
心の中で、アニキに行ってきますと言って、俺とニアは街の中心部から離れた。


ザザーン…
波は穏やかだった。
元から穴場という事もあり、人もまばらで俺達の近くには二人以外誰もいない。

372: ◆Hl.YLQdY66
08/07/22 22:30:25 5wlAyeWI
「静かだね」
「うん」
「まるで貸切ね」
「はは、本当だ」
会話に中身は無いけど、そんな会話でも十分幸せだった。
好きな人が隣にいて、何でもない話が出来て、平和ってこういう事を言うんだろうな。
「子供は勉強してる時間だからかな。泳いでる子がいないのは」
こんな平日の午前中から出歩いてるのは、俺みたいに不定期で休みの人かニートくらいだもんな。
「こんな暑い日に仕事や勉強なんて、勿体無いよなぁ…」
「ね、シモン」
「ん?」
「暑いなら脱げばいいじゃない」
「は?」
目からウロコ、いや、目玉そのものが飛び落ちた。
折角二人きりでロマンチックな雰囲気なのに、いきなり何を言い出すのか。
「私も暑いです。だから脱ぎましょう?」
ちょ、待っ、どこまで脱ぐって?
今日は二人共薄着。
一枚脱げばすぐにす…す…素肌っ……。
「アニキさんもいつも脱いでたんでしょう?」
「アッ…アニキ!?アニキのはちょっと意味合いがちが、違うんじゃ…ないかな…」
「シモン、脱いじゃだめなの?」
「あ…、あ…」

373: ◆Hl.YLQdY66
08/07/22 22:31:19 5wlAyeWI
どもるしか出来ない。
これは一体何のフラグなんだ?
「あ…。と、とにかくこっちへ!」
俺はニアの腕を掴んで、たまたま目についた小さい洞窟の方へ走った。


「こ、ここなら人の目につかないから…ハア、とにかく落ち着け?な、ニア?」
「じゃあここなら安心ね」
違っ!そういう意味で洞窟に入ったんじゃない!
「だっ!?」
「はい、裸ね。ふふ、昔のシモンいつもこうだったじゃない」
人が焦ってる隙に、ニアは俺のシャツを脱がしてこう笑った。
何だろう?よく分からないけど、このシチュエーションはかなりマズい。
「ニア…のも、脱がしていいのか…?」
「…うん」
何を言ってるんだ俺は!
でも、体は嘘をつけなかった。

薄い布の服からでも、ニアの胸の形ははっきり分かったが
ゆっくり脱がしていくと胸の形がもっと露になり、ブラジャーがただ遮るだけだった。
これを取れば何も邪魔するものはない。
でも洞窟の中とはいえ、ここは外だ。これも取って…良いのか?

374: ◆Hl.YLQdY66
08/07/22 22:32:38 5wlAyeWI
「…なあ、ニア。今やっている事、どういう事か分かっているか?」
「うん」
「俺も一応男だから…我慢出来なくなる」
「…シモンになら何をされても大丈夫」
「そ…そっか…」

俺はニアの背後から抱きつく形にして、ブラジャーのホックを外した。
たぷん、と胸が揺れ、下から持ち上げるようにゆっくり揉んでみる。
「ニア…気持ちいい?」
「んっ…、とても…すごく……」
誰にも見られてないと信じたいが、ここは外だと思ったらやっている事はやはり変態的だ。
俺もそうだけどニアの体、胸が、少し汗ばんでいる。
下はどうなってるのかな…。
「シモンっ…?」
「指だけだから」
スカートの下から手を忍ばせ、ニアの下着の上から膨らんでいるつぼみを指で回してみた。
「あっ…、シモンっ……」
ニアは反応が良いから、中に入れる前にすぐに濡れてしまう。
本当なら指じゃなく違うものを挿入たいけど、それはここでは流石にまずいだろうな。

375: ◆Hl.YLQdY66
08/07/22 22:34:33 5wlAyeWI
「ぅっ…、ぁ…」
「…?ニア、…声我慢してる?」
「ん…。だって…外…だもの…」
声は我慢して、こっちの方は我慢しなくても良いのか!
と、お姫様の思考は分からないなと思いつつ、もう少しだけ意地悪する事にした。
「我慢しないでいいよ、声出してよ」
乳首をコリコリと回し、下の指は下着の中へ潜らせて、濡れているそこへと差し伸べる。
見なくても、白いモノがどんどん溢れ出ているって事が分かるくらいにニアは感じている。
ニアの耳たぶをちょっと噛んで、そっと囁いた。
「ゃっ…!?シモっ……!」
「ニア、かわいい」
「…もうっ、声出しませんっ!絶対、絶対出しません!」
いくら指でいじっても、何本挿入ようとしても、胸を揉んでも舐めても、キスして舌を入れても
ニアは少しも声を出さなくなり、吐息だけになってしまった。
「……っ」
我慢しているのが意地らしくて、それがまた俺にはたまらなかったから良いんだけど。



「もう怒ってないか?」
「うん、ちょっとだけしか怒ってない」
勿論本番はしなかったけど、最後に濡れている愛液を舐めて締めた、ところまでにしておいた。
「えっと…ニア?今日のは一体…何だったんだ?」
にこっと俺の方を向いてこう言った。
「むらむらしてたの」
「は?」
「だってね、ここ数日シモン、帰ってきてからも疲れてたみたいで」
「あ…そ、それはごめん。でも何で」
「前にね、ヨーコさんに教えて貰ったの。こういうのが「むらむら」っていうんだって」
って、一体いつ教えて貰ったと!?
「だから何とかしたくて、アニキさんを見て決意したの」
それはにこにこ笑って言う事じゃないよと心の中で突っ込んでおきながらも
「ニアも昔から、ムラムラしたりしてたんだ」
「もう!シモンのばか!」
今日の夜は勿論、さっきの続きをしなくちゃな。

376: ◆Hl.YLQdY66
08/07/22 22:37:19 5wlAyeWI
以上です。
本編シモニアを目指しましたが、よく分からないものになってしまったような。
失礼しました。

377:名無しさん@ピンキー
08/07/22 22:52:57 3dUjM4v2
GJ! なんかエロいし、かわいいなぁと思ってたら、むらむらでふいたww

378:名無しさん@ピンキー
08/07/22 22:53:10 3JnUaUCP
GJ!でした
ニアの持ち味である、訳の分からなさ加減が良かったです

379:名無しさん@ピンキー
08/07/22 23:06:25 izNU1/Cr
かわゆすなぁ

と思ってたらフイタwwwww

380:名無しさん@ピンキー
08/07/23 22:52:33 5pzshGmz
最後のむらむらがおもしろかったww

381:名無しさん@ピンキー
08/07/23 23:57:20 axSLGgDd
昔のむらむらニア希望

382:名無しさん@ピンキー
08/07/24 19:52:02 F0gV3idu
空気を読まずシモダリを希望
最初はダリー→シモンから始まり最後は両想いになる感じだと最高

383: ◆Hl.YLQdY66
08/07/24 23:52:47 4en0lJ7N
シモダリ投下



ギミーはいつまでたっても子供だ。
私はギミーよりも一歩前、少なくとも心は大人になっているのに。

「う゛~…。と、取れない…」
時間は正午過ぎ。午前の演習も終わり、これからやっと昼ご飯だという時。
給湯室の上の棚を開けたいのだが、背の低いダリーには若干きつい高さだ。
「…ギミー。ギーミー!」
返事は返ってこない。
「馬鹿。人の飲み物飲んだ挙句、こぼすなんてサイテー…」
足も腕も攣りそうだし、もういいやと諦める事にした。
背伸びしていた体勢を戻そうとすると、背中に何か暖かいものを感じた。
「どれ?取るよ」
自分よりもずっと背の高い、よく知っている人。
「シ…シモ…っ!えと、総司令…」
「名前でいいんだよ、ロシウもいないし。で、どれを取りたかったんだ?」
「あの…、棚の奥にある床用洗剤」
ダリーの肩にそっと手を置き、さっと棚にある洗剤を取った。
「あ、ありがとう!…ございます」

384: ◆Hl.YLQdY66
08/07/24 23:54:26 4en0lJ7N

そもそもギミーが悪かったのだった。
ダリーが飲んでいたグレープジュースを勝手に飲み、
しかも床のカーペットにこぼして染みにさせてしまった。
「はは、ギミーにやらせれば良いんだよ」
「だってギミーは何も出来ないんだもん」
シモンは付き合って愚痴を聞いてくれた。
総司令という立場なのに、気さくにどんな人にでも声をかけてくれる。
そういう所がダリーは好きだった。

「あ、行かないともう染みになっちゃう」
「ギミーには叱っておくから」
本当はもっともっと話したい。
普段あまり近づく事だって出来ないのに、次近づけるのは一体いつの事か。
「あっ!シモンさん!今晩お茶……」
「ん?」
「お茶…にでも行きませんか!?」
とっさだった為、シモンを引き止める良い案が出てこなかった。
だからといってお茶って…と、ダリーは言いながら失敗したと思っていた。
「えっと、勿論私の奢りで!!」
でも下手に言い訳するのも言い直すのも怪しい。自然に自然に誘おうと必死だった。
「…いいよ、今日は早く終わるから。終わるまで待っててくれるか?」
まさかOKを貰えるとは。溢れ出る喜びを隠すので一生懸命だった。

385: ◆Hl.YLQdY66
08/07/24 23:56:45 4en0lJ7N


夜、シモンは約束通りダリーとお茶に行った。
といってもお茶、ではなくディナーになってしまった訳だが。
「あの、私が誘ったのに…何だか結局奢って貰ってすみません」
「あはは。ダリーは時間をくれたんだから良いんだよ」
俺の方がお金は持っている、俺の方が地位は上なんだ。
そういった言い方をしないところがダリーにとって嬉しく仕方がなかった。
「ギミーはもっと厳しくしつけるから、安心するんだぞ?」
結局食事の席中は愚痴ばかりになってしまった。
(ギミーなんかの話をしなければぁぁ…。ギミー…首しめてやる…)
それでもシモンは聞き飽きる事無く話を聞き、相談に乗ってくれた。
昔から優しくて強い人だって事をダリーは知っていた。
「遅いし送るよ」
もう終わってしまうのか?
総司令は多忙な人だ。ここで終わったらこんな時間は二度と来ない。
ギミーなんかどうでもいい。本当はシモンの事がもっと聞きたい。
いや、聞かなくてもいい。傍にいるだけでいいのに。
「待っ…、シモンさん!」
「え?」
さっきの棚の高さよりもずっと手の届く高さ。シモンの顔・唇はダリーの手に包まれた。
「ンっ…」
強引だが数秒程度の時間、あっという間のキスだった。

(なっ…なっ…!!何やってるの私!!)
「ダっ…ダリー??」

386: ◆Hl.YLQdY66
08/07/24 23:57:52 4en0lJ7N
もう下手に誤魔化しても誤魔化しきれない。なら全部言ってしまえばいい。
これを逃したら自分の気持ちを言う事も、近くで話す事も出来なくなる気がした。
「…すみません。でも私、もっと一緒にいたいんです」
夜空の中、照らすのは星の光しかない。赤面の顔を隠すには丁度良い。
「シモンさんの話聞いたり、隣にもっといたいんです」
自分の心の中を、自然に言えたように思えた。
「ダリー…」
やはりまずかったか?シモンの答えを聞くのが怖くなった。
「もう少し、ダリーの時間貰ってもいいかな」


先程の店から30分程の所にシモンの家はあった。
ずっと手をつないでくれて、室内に入ってからも特に会話は無い。
暗いベッドルームの中、何も言わずにシモンはダリーの頭を抱え込むように抱きしめた、
「ごめん、ダリー」
「えっ?」
やっと発した言葉がそれで、何の事か分からなかった。
「俺の方が多分、ずっと一緒にいたかったんだ」
「一緒…私と…?」
「ああ」

387: ◆Hl.YLQdY66
08/07/25 00:00:41 4en0lJ7N
顔を少し離し、目を見つめながら優しい声で話してくれた。
シモンの言わんとしてる事が分からないが、ダリーは素直に言える気がした。
「シモンさんから見たら私まだ…ずっと子供だけど…シモンさんは私にとって大事な人です」
「…ありがとう。俺も同じ、ダリーがすごく大事だ」
さっきした強引なキスとは違う、優しいキス。
お互いの唇の温度を感じ合って、長く、長く。

「あの、私こういうのよく分からないっていうか…小さいですし…」
「うん?すぐに大きくなるよ」
(今の事を言ってるんだけど…)
流れで、ダリーはシモンの前で下着だけの姿、そういう行為をしようとしている。
まだ全然子供の体型だが、それでも目の前にいる好きな人に抱かれるのなら怖くはなかった。
シモンが本当に今の自分を求めているかは不安であったが…。
「やっぱり私、まだ早いような気が」
「見られるの恥ずかしいか?後ろなら恥ずかしくないよ」
背後からブラを外されてダリーの胸は空気に触れるようになったが、思わず腕で隠してしまった。
「怖いとかじゃないんですけど、でも私…まだ本当に小さいからっ…」
腕をそっと降ろし、大きなその手で、まだ膨らみ掛けの小さな胸を包んだ。
「ひゃっ!?」
「きれいな形だから大丈夫」
(私が大丈夫じゃないんですけど…)
どこか突っ込み所が違うが、優しくされてるのは分かるから、ダリーは安心でいられた。

388: ◆Hl.YLQdY66
08/07/25 00:01:54 4en0lJ7N

ダリーの胸を包んだ手は、指が動き、少し激しく揉む動作になった。
「いっ…!!」
「ダリー?」
まだ成長期。これからもっと大きくなる胸。
丁度今の大きさは、激しく動かされると痛くなってしまうのだ。
「ごめんな。これは今やめておくから…こっちは気持ち良い?」
小さく突起したモノを、二本の指でコリコリと転がし始めた。
「っ…、気持ち良いか…なんて…分からないです…っ…」
自分でもそんな風に動かした事がない。
そしてゆっくり、体はベッドに押し倒された。
すでにダリーは顔が火照っており、下のものを脱がされてる事にもお構いなしだ。
「あっ!!?ちょっ…シモっ…ぃやっ…!」
蜜が溢れ出ている秘部は、舌で舐め回され、奥まで入れてくるかのように
ダリーの感じる所を刺激していた。
「んっ…んん……っ!!ダメっ…、そこ…んっ……!」
シモンは容赦なくダリーの足を開き、味わうかのようにダリーの秘部に絡みつく。
初めて味わう快感にどうしていいか分からなく、ダリーはシーツを必死で掴む。
感度が良いせいか今にも頂点に達しそうなほど、体を仰け反らせていた。
「ンっ…。もう少し…気持ち良くなるから…」
ダリーの愛液まみれになった口を拭い、シモンの手は自分のズボンへとやった。
「シモン…さん…。それ…いれる…?」
昔のギミーのなんかは見慣れているが、それよりももっと大きいモノがダリーの目に入った。
「大丈夫だから…な?」

389: ◆Hl.YLQdY66
08/07/25 00:06:24 CING6KLO
本当は少し怖かった。そんなモノが自分のそこに入るなんて想像出来なかったから。
しかしシモンが大丈夫だと言うのだから、きっと大丈夫だと信じる事にした。

「ひゃ…ぁ、ああっ!!あ、あぁっ!」
「ダリー…っ、ごめ…痛いか…?ンっ…!」」
シモンは一気に押し付け、腰を容赦なく奥へと沈ませた。
「大丈っ…あぁっ…!っ…シモンさんっ…シモンさん……!」
ダリーの中は締め付けが凄く、それがシモンを更に刺激していた。
処女膜をやぶっているという事が分かるような感じがして、それでも腰の動きは止められなかった。
「ダリー…、ぁっ…、ダリーっ……!」
「んんぅ……、シモンさん……ゃぁああああっ!!」


その後シモンは一緒にシャワーを浴びてくれた。
上がって裸のまま、ベッドで朝までお互い抱きしめ合った。
朝起きると、ダリーはシモンの顔を直視出来ない恥ずかしさでいっぱいに。
そんなダリーを見てくすっと笑い、シモンはこう言った。
「ダリーは昨日、自分はまだ子供だって言ってたけど、子供なのは俺だよ」
「え?でもシモンさんは私からみたらずっと大人ですよ…」
シモンは少し目を逸らした。
「ずっとギミーに嫉妬してたんだよ。こんなの子供だよな」
「嫉妬って…ギミーに……ぷっ」
思わず吹き出してしまった。
「笑うなよなぁ。分かってるけど、しょうがないだろ」
「はい、でもギミーと私は何でもないですから。安心して下さい」
やっぱりギミーは首をしめておいても問題無い。改めてダリーはそう思った。

390: ◆Hl.YLQdY66
08/07/25 00:08:19 CING6KLO
連投で申し訳ないです。とりあえず以上です。
>>382を見て速攻書いたものですが、難しいですね。では、また。

391:名無しさん@ピンキー
08/07/25 02:18:05 OMaljyfw
どんだけ仕事早いんだよw
GJ!!!!ギミーの扱いヒドスww

392:名無しさん@ピンキー
08/07/25 04:52:37 iZsHf/Dd
シモダリキタ━(゚∀゚)━!!!
ダリー可愛すぎる!!超GJ!
にしてもギミーの扱いワロタ
板垣グレパラではあんなに勝ち組だったのにw

393:名無しさん@ピンキー
08/07/25 07:38:00 5z9SMYIl
GJ!
読みやすいし面白い
シモンさんのボケっぷりがかわいいなw

394:名無しさん@ピンキー
08/07/25 20:46:56 YitGyaLj
ダリーかわいいよダリー

そういえばコンプで学園パロの漫画が連載されるらしいな
wktkが止まんね

395:名無しさん@ピンキー
08/07/25 20:53:16 NXOX+sod
>>390
俺はこれを待っていた!
シモンにべた惚れダリー可愛いなwww
ギミーに嫉妬するシモンもいい
素晴らしい多元宇宙にニヤニヤが止まらないw

396:名無しさん@ピンキー
08/07/25 21:36:32 X2DRzWKj
コンプの学園モノ、キャラは全員前半準拠なのかね

男一匹とかこないだのガイナトップ(渡辺)みたいに前半と後半混ぜとかないと
学校に通わせられないキャラがいるから難しいよな

397:名無しさん@ピンキー
08/07/25 23:16:23 4oOdU2VG
留年すれば無問題

398:名無しさん@ピンキー
08/07/25 23:53:56 OkQFXjCN
シモダリGJすぎる!!!
ダリーの完全一方通行でも萌えるけど想い合っているのもいいなwww
非公式カプの中では一番好きだ

399:名無しさん@ピンキー
08/07/26 20:26:11 yikTDK4J
職人のおかげでシモダリ萌えに目覚めてしまったじゃないかw

400:名無しさん@ピンキー
08/07/26 20:49:53 L8WK6qRc
学園モノ、ダヤッカは生徒になれませんかね
無理ですか、そうですか

401:名無しさん@ピンキー
08/07/26 21:54:31 sJa+38zr
>>400
オレも前から思ってたけどな学ランだと少々顔老けてても許せるしな
うーん…
柔道とかレスリングとかボクシングとか水泳とか
とりあえずあの体格に似合うような部活をしてそうだ
女子の人気はかなりあるだろうな
中の人の反応を見る限り


402:名無しさん@ピンキー
08/07/26 22:25:47 J+w7Ua1R
先生でええやん
生徒キヨウとで燃えるじゃないか

403:名無しさん@ピンキー
08/07/26 22:38:44 SESq+A0S
レイテさんが生徒役だったらどうするよ

404:名無しさん@ピンキー
08/07/26 22:47:22 fVJGnlNn
>>403
用務員さんなマッケンといちゃらぶすればいいじゃない。

405:名無しさん@ピンキー
08/07/26 22:48:17 PRmIgfly
現実的に考えて、中卒なら何歳でも高校に入れるんじゃなかったっけ
おばさん女子高生がテレビに出てたなぁ

あ、レイテさんがおばさんってわけじゃwせdrftgyふじこlアッー

406:名無しさん@ピンキー
08/07/26 22:55:26 jXNUbA1j
学パロでいろんなキャラが絡むようなの読んでみたくなったな。学パロは誰も死なず
シモニア、カミヨコ、ロシキノ、ダヤキヨとみんなで幸せになれるんだな…

407:名無しさん@ピンキー
08/07/26 23:05:35 8nQDw2P+
しかしキタンは幸せにはならない・・・w

408:名無しさん@ピンキー
08/07/26 23:33:27 ylGdxQKm
1・2部ベースならそもそもヨーコにまだ恋してないから無問題

409:名無しさん@ピンキー
08/07/27 01:28:39 V0qZwyuj
そういえばタッチにダヤッカ似の同級生だか先輩いなかったっけ

410:名無しさん@ピンキー
08/07/27 12:21:03 194WISXW
リーロンはどうすればいいんだ…!
ガイナTOP絵基準ならヴィラキヤの波が来るな。

411:名無しさん@ピンキー
08/07/27 12:34:21 e68asjt6
>>409
まさか原田じゃないよな
まあダヤッカはスニーカーとか革靴より下駄が似合いそうだけどな

リーロンは…
難しそうだなあ
大人~な高校生でいいんじゃないかな


レイテさんと用務員マッケンはあはあ
スケバンレイテさんと学ランマッケンはあはあ


412:名無しさん@ピンキー
08/07/27 13:11:14 V0qZwyuj
>>411
ああ、そのまさかだ

413:名無しさん@ピンキー
08/07/27 13:22:45 mlstWHAo
今話考えてんだが、このスレ的にリーロンは女?男?総司令と絡ませたら801行きか?

414:名無しさん@ピンキー
08/07/27 13:27:53 KPUOg8Ri
>411
なんかそこら辺の服装はきっちりしてそうじゃない?
で、白ソックスの半パン体操着を想像したら、脱腸しそうになった

やっぱりヤツは教師でいい

415:名無しさん@ピンキー
08/07/27 13:33:33 KrcAP6rV
>>413
ビューティフルクイーンには申し訳ないが、エロ前提で描写をかんがえると801なのではないだろうか。
でも内容によるかな。本番なしギャグとかだったら平気なような気ガス。

416:名無しさん@ピンキー
08/07/27 13:41:26 mlstWHAo
リーロンはやっぱ付いてるモン付いてるのか
了解、練り直してみる

417:名無しさん@ピンキー
08/07/27 16:07:50 PGxxRV/6
リーロンはやっぱ保健医のイメージだなぁ

418:名無しさん@ピンキー
08/07/27 16:42:42 tFI+Ox3V
マッサージ屋ですねわかります

419:名無しさん@ピンキー
08/07/27 17:27:25 vAlFw2dH
女子の恋の相談役とかしてそう

420:名無しさん@ピンキー
08/07/27 17:32:41 V0qZwyuj
リーロンが直腸検査

421:名無しさん@ピンキー
08/07/27 17:53:51 PGxxRV/6
2スレ目以来の学パロブームの予感

422:名無しさん@ピンキー
08/07/27 19:27:24 467yuRzZ
ここの学パロは結構好きだ
シモニアカミヨコヴィラ嫁の3カポーにはお世話になりました

423:名無しさん@ピンキー
08/07/27 20:35:47 Ll2QU/5h
レイテさんは白衣とタバコが欠かせないと思うから先生組希望・・・・・
ただ、メカニックなのと姐御も外せないんだよな。
昔あった大グレン団スレの妄想にあった、休日はバイク弄って峠走ってる一匹狼の生徒、という姿も良い。
キノンが腐女子だったり、やけに生々しい妄想もされていたけど公式に腐ネタは勘弁

424:名無しさん@ピンキー
08/07/27 20:50:59 RPYxkNzM
まあ801ちゃんみたいなもんだと思えば


俺はキヤルさえ無事ならいいよ

425:名無しさん@ピンキー
08/07/27 20:55:12 e68asjt6
ダヤキヨやチミアディもあったしな
とりあえず
学パロダヤキヨの続きをいつまでも待つ

426:名無しさん@ピンキー
08/07/27 20:55:14 ffdL9oDg
やっぱシモニアがみたいなー

427:名無しさん@ピンキー
08/07/27 21:47:29 3M7UWvZa
ナースプレイだったり保健室でイチャコラだったり
殴り合い宇宙の果てにお義父さまがシモンにデレてしまったり
ヴィラルと嫁が順調に愛を育んでしまったり

複数の職人のコラボっぷりが凄まじかった2スレ目

428: ◆Hl.YLQdY66
08/07/27 21:50:47 u2t7ozh3
試しに学パロを書いてみました。
シモニア前提で書くつもりですが、まずはアディーネ×シモンになってしまったり
設定などが色々強引なのでご了承下さい。



「おうっ!おはよう!ちょ、ちょちょちょ!オマエ!ネクタイはこうやってしっかり締めるんだYO!」
校門の前で大の字に立って叫んでいる男、風紀委員のカミナ。
門の前は賑やか、というかカミナだけがうるさいとでもいうのだろうか。
それがこの学園での毎朝の光景だ。

「相変わらず朝っぱらからうるさいわねぇ」
ボソっと吐き捨てるようにカミナの前を通り過ぎて行くポニーテールの女。
「んあ?ヨーコじゃねえか。今日も何つーか、いい乳してるっつーか」
何を考えているのだろうか、その男は女の胸を後ろから揉んだ。
「ちょっ!!イヤっ…カミナ!こんな所で…駄目って…」
「気にする事はねえって。お前も感じてるじゃねぇか。シャツの上から立ってるぜ?」
「バカっ…!ンっ…、し…知らないんだから…」
通り過ぎ行く生徒からは乾いた笑いがするだけで、こんな光景は日常の事だったのだ。
「馬鹿野郎!!朝っぱらから平和ボケにも程があるだろ!!」
乳くりあいをぶった切ったのは、この学園の生徒会長・シモンだった。

429: ◆Hl.YLQdY66
08/07/27 21:52:18 u2t7ozh3
「何だぁ?シモン。これっくらいの事見逃せよなぁ」
「(ヤバイヤバイ、今のうちに逃げよ)じゃ、じゃーね。先教室行ってるから!」
ヨーコは逃げるようにカミナの手を振り払って、下駄箱へと足を急がせた。
「アニキぃ…。一応風紀委員長なんだからさ。一応モラルってものを守ってよ」
「ハイハイハイ、分かりましたよ。でもなぁ、たまには大目に見ようぜ?弟よ!」
「ったく、手出すのはヨーコだけにしとくんだよ?アニキ」
この二人が生徒会長・風紀委員なだけで世も末。だというのだろうか。
それでも毎日、平和な時間が流れるのだからこれでいいのだろう。


「ホラホラ!さっさと起立するんだよ!!」
威勢良く教室のドアから入ってきたのは、このクラスの担任・アディーネ。
「貴様ら立ちやがれ!アディーネ先生がお越しになっただろーが!起立!礼!着席!」
続いて威勢良く号令をしたのはヴィラル。このクラスの学級委員だ。
この光景もいつもの事なので、生徒は皆平然と挨拶をするのだった。
「今日はねぇ、アンタらに良い知らせがあるよ!」
「おっ、何でぇ何でぇ!もったいぶらず、さっさと教えろよ!!」
「(馬鹿カミナっ!先生に対して失礼でしょーがっ)」
ヨーコの注意にカミナが聞く筈など無かった。
「転校生のお知らせだよ!ホラっ、とっとと入りな!!」

430: ◆Hl.YLQdY66
08/07/27 21:53:56 u2t7ozh3
教室が一瞬静まった後、開いたドアからは長くきれいな髪がなびいた。
「皆さんと一緒に学ぶ事になりました、ニア・テッペリンです。よろしくお願いしますね」
わぁっ、と生徒達から歓喜の声が沸いた。
「はい!!」
「何だい?シモン。転校生に質問かい?」
「ニア、結婚しよう!!」
一瞬にして教室が静まり返ったのは言うまでも無い。



『ニア、結婚しよう!!』
『やだっ!』
放課後。教室の隅には、朝とは打って変わったようなシモンがため息をついていた。
「おい、シモン。大丈夫か?」
シモンの様子に心配したのはクラスメイトのダヤッカだった。
「んぁ…?ダヤッカ…。あぁ、大丈夫。……アニキは?」
「あぁ、カミナならヨーコを引っ張って先に帰ったぞ」
シモンからは覇気が無くなっていた。
彼の欠点は、生徒会長という意欲からか、何事にも少々熱血な所があることだ。
なので先程ニアに振られたショックがまだ引きずっている。
「大丈夫だからさ…、ダヤッカも先帰っていいよ」
「そうか?ま、まぁ…あんまり気落ちするなよ?」

431: ◆Hl.YLQdY66
08/07/27 21:55:24 u2t7ozh3

ダヤッカも先に帰り、夕日も落ち始めた。
「はぁ…」
一目惚れ・初恋・求婚・失恋。
シモンにとって恋愛事はまだまだ未知の世界だったのかも知れない。

ガラッ
ドアが勢い良く開いたそこを振り返ると、担任のアディーネが腕を組んで立っていた。
「ア…アディーネ!!…先生……」
「ずいぶん情けない姿だねぇ?シモン。さっきのがそんなにショックかい?」
ハイヒールの音をコツコツと立て、シモンの方へ歩み寄る。
「ショック…?まぁ、俺もいきなりだったから…」
うつむいていたシモンの顔を、アディーネは指でくいっと上げta。
「なっ、何をするっ!」
シモンは手を払った。だがアディーネは話を続けた。
「アンタはねぇ、まだまだ甘チャンなんだよ。女っていうのをもっと分からないとねぇ」
「どういう意味だ?分かる言葉で言ってくれ」
「ったく、先生に向かって生意気に…まぁ良い。シモン、アンタはニアが好きなんだろう?」
「ああ…そうだ!」
「ならさ、ワタシで知ると良い。女ってモノをさぁ」
シモンは一歩引き腰になった。
「知るって…何を?」
「何って、ナニだよ!」

432: ◆Hl.YLQdY66
08/07/27 21:56:38 u2t7ozh3
顔を掴まれ、顔全体がやわらかいものの波に押し寄せられた。
「うぐっ…!?ぅっ…」
「どうだい?シモン、これがおっぱいっていうモンだよ?」
何が起きたか分からず、そして息が出来ない。
しかし分かる事は一つ、気持ち良いという事だ。
「ふはっ!ハァ…、はぁ…」
解放され、快感を味わう事よりもまずは呼吸する事を第一にした。
「アディーネ…先生……」
「女はね、ここ、ここを舐められると興奮するんだよ?」
シャツを脱ぎ捨て胸を丸出しにしたアディーネは、そこいらの男よりも男気が良かった。
「こ、ここ?ここって…」
「ここって言ってんだろう!?」

またもやシモンの顔を掴み、半ば強引に自分の胸を舌で舐めさせた。
「んぐっ…!ふっ、ぁは…っ!」
「いいかい?絶対歯は立てるんじゃないよ。そう、先っちょで、もっと焦らす様に舐めるんだよ」
いやらしい音が立つばかりで、とてもじゃないがシモンはアディーネを気持ちよくさせる余裕など無かった。
「ンフっ…、まぁいい。要領は悪いが舌づかいはいいんじゃないかい?」
「はぁっ…はぁ……」
「ニアを振り向かせたいんなら、もっと上手くならなきゃねぇ?」
シモンは息を切らせ、呼吸を整えていた。
「アディーネ…先生、もう少し…教えてくれ……」
「……教えて下さい、だろう?」

433: ◆Hl.YLQdY66
08/07/27 22:02:22 u2t7ozh3

「ハァ…ハァ…」
「ハァ…シモン……アンタ、相当のモノじゃないかい?」
教卓の下、淫らな格好でへばっている担任と生徒会長。、
「そんな事…ない。これでホントにニアが…俺のものになるんだな…?」
「…だから敬語を使えと言ってるだろう?ホラ!もう一回イクよ!!」
「ア、アディーネ先生!!俺…俺もうっ…ぁあっ!!」
仰向けのシモンの上から容赦なく腰を落とすアディーネは、そのもう一回でもまだ物足りないのであった。


「アディーネ先生!頼まれた書類整理しておきました!!」
職員室の自分の机に戻ると、ファイルの山がきれいに整頓されていた。
仕事をヴィラルに押し付けていた事をすっかり忘れていたのだ。
「ぁあ…。ヴィラル、悪いねぇ。こんな遅くまで」
「いいえっ!これくらい何のその!!」
「あぁ、まだ教室にシモンがいたようだから、気をつけて二人で帰るといい」
「…はいっ!ありがとうございます!!では、さようなら!!」
勿論先程の事がヴィラルに感づかれる日など来る筈も無い。

434: ◆Hl.YLQdY66
08/07/27 22:05:38 u2t7ozh3
以上です。
風紀委員ヴィラルの印象が強いですが、かなりガラっと変わったものにしてしまいました。
ごちゃごちゃしてしまったものになりすみません。
他の方の学パロ・作品も期待しつつ、また次のやつに取り掛かります。

435:名無しさん@ピンキー
08/07/27 23:06:36 vAlFw2dH
あいかわらず仕事早いなー
カミナが風紀委員とは斬新な設定w
ヨーコを引っ張っていったあとのその後がきになるw

436:名無しさん@ピンキー
08/07/27 23:17:35 vOjQ4itg
生徒をチャンスあれば食ってそうなアディーネ様もエロいが
カミヨコがすごそうだ…
てか、そのシモンはニアに嫌われるルートっぽい感じ

437:名無しさん@ピンキー
08/07/28 08:57:58 EamYAso2
シモンが変なヤツすぎて笑ったw

438:名無しさん@ピンキー
08/07/28 22:45:48 tmGbIbo3
URLリンク(ranobe.com)

何とかネタにできそうなのがないものか・・・

439:名無しさん@ピンキー
08/07/28 22:56:02 6CcV3D34
ヨーコのおへそペロペロ

440:名無しさん@ピンキー
08/07/29 21:21:14 0pIUv6cL
ヨーコのおへそだけじゃなくいろいろなカプで舐めてほしいな

「やめなさいよ!カミっナっ!ぁんっ…や…くすぐった」「っへ…ヨーコはここが弱いんだな…待ってろもっと気持ちよくしてやるぜ!!」


「あら?ダヤッカったら…っ…変なとこ舐めるのね…あっ…ん」
「あ…ああ(だっておっぱいとかアソコとかだと恥ずかしいじゃないか)…行くぞ」


「ろっロシウ?何して」
「キ…キノン…気持ちいいかい」
「んっ…え?…う…うん…」
「そう…か」


「ニアーーー!!」
「シモンたらさっきからおへそばっかり…おへそだけでいいのですか?」
「…ニアは?」
「他の所も舐めて欲しいです」


「ギミーなによ!いきなり」
「お前なあ…無防備なんだよ」
「そんなにへそ出してたら」「ふぇっ…やっ…」
「んな事になるってさ…言ってんだよ」
「今っ…あ…言ったんじゃない……バカ」


「お父ちゃ…んっ」
「………」
「…………(へそが一番丁度いいんだね)」


「?」
「いや…その…へそを舐めても構わないか?」
「ご飯が遅れても良いのなら…ひゃっ!?」
「そ…そうか」
「…」なでなで


「なんだアディーネ…へそだけじゃ不服か?」
「べ…別に!あんたの好きなようにやりゃあいいじゃないかっ…あっ…」
「そうか…」
「っ…んぁ…ばーか」


思い付きですまん

441:名無しさん@ピンキー
08/07/29 21:54:43 lrqQjLdC
関係ないが、映画公式のスペシャルページのインタビューで螺旋王の中の人に余計好感が湧いた

やっぱりレイテさんはエロいよな

442:名無しさん@ピンキー
08/07/29 22:45:22 8g3rta4x
>>440
上から

カミヨコ
ダヤキヨ
ロシキノ
シモニア
ギミダリ
マツレイ
ヴィラ嫁
チミアディ

でおk?

443:名無しさん@ピンキー
08/07/29 23:44:21 E7Tl9u40
>「ニアーーー!!」

へそ舐めるだけで気合はいりすぎだろシモンw

444:名無しさん@ピンキー
08/07/30 17:20:51 GLMny7wp
グレンキャラ達で猥談とかする場合、何だかんだでシモンが一番盛り上りそうだな

445:名無しさん@ピンキー
08/07/30 18:09:02 mdbs2qGg
シモンはむっつり

446: ◆Hl.YLQdY66
08/07/30 18:29:01 EAfZONHY
>>428学パロその2です。ギャグになり過ぎてしまいましたがとりあえず。




ニアです
今日は転入して二日目の朝になります
「おはよ~ニア!」
「はいっ、キヤルさんキヨウさんキ…キ…?おはようございます」
お友達も早速出来てとってもとっても嬉しいです

「おうっ、お前スカート丈がちょっと長いぞ!もうちょい短く、ガツンと短くいけぇ!」
あの門の前にいるのは…確か同じクラスで風紀委員の……
「おっ、キミぃ!ニアちゃんじゃねえか!」
「はいっ!?…あ、おはようございます」
びっくりしました…陽気な方なのですね
「ん、んん~?」
じっと見られてます?な…なんですか?私何かしましたか?
「おうっ、乳はヨーコに負けるがそそる体じゃねえか!」
「あの?……きゃっ!?」
何ですかこの人!いきなり抱き付いて…へ…変なところ触って……!

447: ◆Hl.YLQdY66
08/07/30 18:31:22 EAfZONHY
「大丈夫大丈夫、俺がこう揉めば、乳もでっかく育つからよ」
「んふっ…や…やめて下さっ……」
この変な気分は何ですか…?やめて下さい…誰か助けて下さい…
「この張りってモノが良いじゃねえか…なあ?流石お姫さんの持ってるモノは違うなぁ?」
私はお姫様じゃ……
「あっ…ん…、いや…やめ…そこはっ……イヤですっ…!」
助けて、誰か…誰か助けて…!

「アニキぃぃ!!歯ァ食いしばれぇぇ!!」
「お、シモンじゃねえか。今日も晴れていい天k……」
ボコッ!!「フガッ!?」
…!?彼は……
「ニアっ!助けに来たよ!」
彼は、昨日私に結構しようと言って下さった……
「おいで!」
シモン…!
「ふぇっ…」

シモン、あなたが助けてくれたのですね
「シモンっ…!私、私、昨日のお受けします!」
「…ニア?ああ!ニアは俺が守る!」
シモン、あなたが助けに来てくれてとっても嬉しかったのよ
誰よりも一番に、私を助けに来てくれて…

448: ◆Hl.YLQdY66
08/07/30 18:32:43 EAfZONHY

「…よう、兄弟。随分男を上げたじゃねえか」
「アニキ……。ああ!」
アニキ…この方はシモンのアニキさんなのですね
「アニキさん、私はシモンと明日へ向かいます」
そうです、私はシモンを信じます誰よりも一番に私を守ってくれる人なのですから…
「おうよ、シモンを宜しく頼むぜ。シモン、ちゃんと守れよ!」

「何してんのよバカ…」
「んあ?ヨーコ。遅かったじゃねえか!」
「サイッテー!こんな公衆の面前で転校生に手を出すなんて最低よ!」
「…馬鹿ヤロウ、お前を待ってたんじゃねーか……」
「ちょ…カミナっ…!ンッ…あんっ…」
あの方は確かヨーコさん…カミナさんと仲良しなのですね、良かった
「シモン、私はもっとあなた達の事…色んな事が知りたいです」
「ん?」
「だから色々教えて下さいね、シモンっ」
「ああ、分かったよ!ニア!」

449: ◆Hl.YLQdY66
08/07/30 18:34:05 EAfZONHY
以上です。男性陣が馬鹿丸出しで申し訳ない…

450:名無しさん@ピンキー
08/07/30 19:43:13 WMRoEiP1
>>449
いやいや、ニアとヨーコも相当なもんでしたw
エロ展開期待してます

451: ◆Hl.YLQdY66
08/07/30 20:30:53 EAfZONHY
>>447変換ミスありました

>昨日私に結構しよう→昨日私に結婚しようと


エロ展開はまた後日練りってみます

452:名無しさん@ピンキー
08/07/30 22:13:14 y+57meGv
>>451
ニアのことだからてっきり聞き間違えてたのかと思ったw

453:名無しさん@ピンキー
08/07/30 23:35:32 oFQkA9B0
グレパラのリバイバルを見ているが何度見ても思う

ヴィラル何の役にも立ってない

454:名無しさん@ピンキー
08/07/30 23:46:24 pxrMAB/W
ちょっとは立ってるだろ

兄貴の打ち上げ台として

455:名無しさん@ピンキー
08/07/31 00:32:23 Bv0DEWX6
花火かよw

と突っ込もうと思ったが、勢いよく打ち上がって儚く消えてしまう花火が
アニキに重なってちと切なくなってしまった

456:名無しさん@ピンキー
08/08/01 23:04:29 qcfB3WOQ
ダヤッカのロケット花火

457:名無しさん@ピンキー
08/08/02 07:01:09 /y+7ey+P
嫁がヴィラルの目の前でラスボスに凌辱される絶対的絶望なSS希望

458:名無しさん@ピンキー
08/08/02 17:33:46 YMyLS14G
嫁の尻尾が凄まじく見たい
耳からしてなんとなく犬系のフサフサした尻尾だと妄想

459:名無しさん@ピンキー
08/08/02 21:32:08 OzuirjUP
>>457
ラスボス=ロージェノムだとしたら、ロジェヨコといい
螺旋王グレパラで勝ち組すぎるだろう

460:名無しさん@ピンキー
08/08/02 22:04:04 qjBgWpuX
どうでもいい話なんだが

昨日
ダヤッカの入っている風呂に間違ったフリをして入るキヨウって夢を見た
なんで入った瞬間目が覚めるんだよチクショウ…

ダヤキヨ好きだ
頭ん中ダヤキヨでいっぱいだったんだろうな

461:名無しさん@ピンキー
08/08/03 22:55:14 BvrH0nL/
遅レスだが
>>444
ノリノリで猥談するくせに、ニアのことは絶対話題にしようとしないシモンを想像した

462:名無しさん@ピンキー
08/08/04 00:21:16 ZN0/z8j7
さすが総司令、自分の物には手出すなってやつですね
どんだけむっつり

463: ◆Hl.YLQdY66
08/08/04 20:29:36 ZN0/z8j7
学パロの続き、中休み的な感じでエロは無いですが投下します。



「シモン、お話があるのだけれど」
昼休みになりテキストをしまおうとしたシモンの机の前に、彼女は立っていた。
「ニア?うん、何?」
彼女は笑みをこぼす事も無く、その顔からは陰りが見える。
「おうおうおう、早速ケンカかぁ?」
「アニキさんはお静かにして下さい!シモン、真剣なお話なのですが…」
何か怒られる事でもしたのだろうか?まだ付き合いだして二日目。
特にこれといって悪い事もしてない手も出していない、何も心辺りはないのだが…。

「シモンはこの学園の生徒会長だって聞きました」
「うん…、一応…そだけど…」
何を言われるか分からないというのは少々怖いものだった。
「なのにその格好は何ですか!」
「へっ?」
「あぁん?」
シモンとカミナはお互いに顔を見合わせた。
「ハダカの上にその黒いコート!それはこの学園の指定服じゃないと、ヨーコさんに聞きました!」
「あ、こ…これの事…?」
そうなのだ、シモンはカミナに言われるがまま、制服ではない黒のロングコートを羽織っているのだ。
裸で。

464: ◆Hl.YLQdY66
08/08/04 20:31:06 ZN0/z8j7
「待て待て!これはなぁ、大グレン団の証であっt
「アニキさんは黙ってて下さい!シモン、あなたは仮にも生徒会長でしょう?」
「う…うん」
ニアは体を乗り出して、シモンに問い詰める。
「ならば学園の規則に従って、ちゃんとした制服を着て下さい!」
「…でも俺は」
シモンにはそのコートを着続けている理由があったのだ。
その理由を呟くように口にした。

「俺、普通の格好だとパッとしないっていうか…生徒会長として、学園の中心として目立たなくて…」
コートには何かの力があるのか、不思議と自信を与えてくれる。そんな感じがしていた。
「シモン…、あなたはあなたです。そんなのが無くてもあなたは皆の頼れる人です」
「ニア…」
「シモン、自信を持って?シモンは何の力を借りなくとも、この学園の生徒会長なのでしょう?」
ニアの論するような言葉に気持ちが動いたのか、何かが吹っ切れたような気がした。
「ニアっ…!」
「ちゃんとした制服を着ないというのなら、シモンと…わ、別れますっ!」
「分かったよニア!俺ちゃんと制服を着るよ!」
カミナも予想外の即答。
「オイオイ!ちょっとm
「アニキさんは黙りなさい!シモン、じゃあお弁当にしましょう、ね?」



465: ◆Hl.YLQdY66
08/08/04 20:33:54 ZN0/z8j7


らしくない様子でトボトボと廊下を歩くカミナ。
何を言われたのか、何が起こったのだか納得がいかないようだ。
「…バッカみたい。なーにニアにボロクソに言われてんだか」
「ヨーコ。…でもなぁ!兄弟があんなすんなり大グレン団の証を脱ぎ捨てるっつーのは!!」
言葉が続くのも無視して、ガツンと歯をぶつけるようにヨーコ自身から口付けをした。
「痛っ…て!な、何すっ…」
「あんたはまだそのコート着てなさいよ。その格好ならいっ…色々する時便利でしょう!?」
「ヨーコ…、ああ!」

昼休みが終わっても、二人が次の授業に戻って来る事は無かった。






以上です。
次は多少エロ入ると思います。

466:名無しさん@ピンキー
08/08/04 20:49:29 D8CCR54D
色々するときに期待

467:名無しさん@ピンキー
08/08/04 22:19:42 pgkKJSLR
平和な学校だなあw
シモンとニアは高校生でいいのかな
次も楽しみにしています

468: ◆Hl.YLQdY66
08/08/04 22:39:12 ZN0/z8j7
連投失礼します。同じく上の学パロの続きで、シモニアです。



「アンタはワタシの話の何を聞いていたんだい一体!!」
「ヒッ…お、お許し下さい!アディーネさm…先生ぃぃ!」
「返事と挨拶だけは威勢の良いっ……そんなんだから号令係しか務まらないんだよっ!」
「ウガッ…、俺は学級委員です…いだっ…!」
「何をしているんだ、アディーネ!先生…」

教室の隣にある準備室、ヴィラルの悲鳴と共に鞭のようなもので叩く音が響き渡った。
正義感の強いシモンは思わず、教室を飛び出して準備室に乗り込んだ。
「何ってシモン。コイツはねぇ、テストで8点なんて点数を取ったんだよ?」
「ああ、それは酷い」
アディーネの前で土下座するヴィラルを見下した目で見る。
「クソっ…何だその目はシモン!アウッ…すみませんアディーネさま……」
そうか、テストなんてものがあったな。
と思い出していたシモンは一応上位の成績なので、あまり成績発表の日を気にしていなかった。
「あぁそういえば、アンタの彼女も結構酷い点数を取っていたけどね」
「何だって?」
「見てくればいい、張り出しの紙をさ」
この学園はテストの成績が廊下に張り出されるという、古典的な馴染みが残っている。
「たーっぷりお仕置きしなきゃねぇ、シモン。こないだみたいに調教するんだよ?」
「調教…」
「貴様っ!こないだって何のこ……
「ニアーーーっ!!」

469: ◆Hl.YLQdY66
08/08/04 22:41:55 ZN0/z8j7

走り出した廊下の先に、ニアはいた。
その前には成績発表の紙が張り出されている。
ニアに声をかけようとする前に、成績を確認すると…。
いた。かなり下の順位にニアの名前が。
「あらシモン」
「ニア。テスト…」
シモンにとってはニアの成績が良くても悪くても気にはしないが、あまりにも下の順位に気にかけずにいられない。
「駄目ね、習ってないものが出ると」
「あっ…」
そう。ニアはまだ転校して一週間も立たずに、テストを受ける事になった。
頭が悪いという事ではなく、単純に習っていない範囲が多過ぎただけなのだ。
「…そうか。そういう事か…ははは」
「もう!今、私がばかだと思いましたね?」
「違う違うって。そっか~…そだよね…」
自分の事のようにシモンはほっとした。
本当の意味で成績が悪い訳じゃないと分かって。……だが
『調教・お仕置き』
この言葉が頭から離れなかった。
「あ、あのさニア。良かったら分からないところ、教えようか?」
「えっ…それは助かります!」
「じゃあ今日うちに来るか…?」


シモンは両親が居なく独り暮らし。
女の子を家に連れ込むなど、後にも先にもない事だ。
「お邪魔しますね」
育ちが良いのか、脱いだ靴を玄関の隅にちゃんと揃えるニア。
いつもなら脱ぎ捨てるシモンも、慌てて揃えた。

470: ◆Hl.YLQdY66
08/08/04 22:45:36 ZN0/z8j7

「これはこうなるから…うん、それで合ってる」
「本当ですか?ありがとう、シモン。あなたの教え方が上手だからよ」
テーブルを挟んでテキストとノートを広げ、それはものすごく健全な光景。
約束は約束だからと、とりあえずは勉強を教える事に真剣に取り組んでいた。
元々もの覚えの良いニアは、教えられた事を吸収するのは早い。
「すごいぞニア、大体範囲終わったよ。覚えが良いんだなぁ」
テストで出た範囲の所はあっという間に吸収してしまった。
「今日の勉強はここまでにしようか?ニア」
「はいっ」
そう、勉強はここまで。
それから先、調教とかお仕置きとかは…一体どうすれば良いのか。
調教・お仕置きとまではいかないが、今のシモンのレベルで出来る事は…。

「……」
ほえ…と、ニアはぐるっとシモンの部屋を見回していた。
当のシモンはというと、勉強から気持ちが切り替わったのか、シャツ一枚のニアの体をチラチラ見ている。
付き合ってはいるものの、部屋に二人だけ。
という状況を改めて思うと…ムラっと体が疼いた。
「ニ…ニア。まだ他にも教えたい事が…」
絞り出された声。
「うん?」
「男女が付き合う為に必要な事で…!」
手に汗を滲ませながら、苦し紛れにそっちの方向に持って行こうとする。
「…やろう!」
「?」

471: ◆Hl.YLQdY66
08/08/04 22:48:03 ZN0/z8j7
単刀直入すぎた。急いで言い直す。
「俺が色々教えてあげるから、だから何ていうか、ニアとやりたいっていうか!」
「…?…はいっ!」
「えっ?いいの?」
分かっていての返事ではないようではある。が、
「はい。よくは分かりませんけど…シモンが教えてくれるっていうのなら、私は色々知りたいの」
「本当…?いいのか?」
何よりも下半身の欲望の方が勝って、自分のおかしな発言に責任を持つ事など出来ない年頃なのだ。

二人の間を挟んでいたテーブルはすでに無く、お互い正座をして向き合った。
慣れない男女の光景というのだろうか。
「じゃあニア、いくよっ…」
「はいっ!……きゃっ!?シ、シモンっ?胸を触るのが教えるという事なんですか??」
驚かせないようにそっと胸を触ったつもりだったが、いきなり胸を触られて驚かない女などはいない。
「っていうか、こうすると気持ちよくならない…か?」
ニアの胸は手からは少しはみ出る大きさ、ヨーコ程ではないがそこそこの大きさだった。
指を一本づつ動かし、揉むには丁度良い大きさ。
揉んでる本人が気持ちよくなってくる。
「わっ…分かりませんけど…、変な気分です…シモンっ……」
ニアは腰をくねっと捻らせる。
今味わっている感覚に戸惑いを覚えるかのように。
「服、ごめん」
とだけ言って、ボタンを外し手を服の中へ覗かせ、肌の感触を探るシモン。
あたたかい、あたたかい、やわらかい。そんな言葉しか浮かんでこない。
「ひぁっ…、シモン…っこれ、これ何…?私変になりそうなのっ…」

472: ◆Hl.YLQdY66
08/08/04 22:50:47 ZN0/z8j7
前かがみになり、シモンの腕をぎゅっと掴んで体を預けるニア。
「ニア…、ニアっ…!気持ちいい?それが気持ちいいって言うんだ…っ!」
「これがっ…気持ちいい…?シモン…私気持ちい…いです…、…あぁんっ!」
指一本一本で胸の感覚を味わいたい。その本能でしか指は動かない。
ニアの顔をふと見ると、唇がぷるぷる震えている。
その唇が更に、シモンの欲望が震えた。
「ぁ…!?ふっ…んっ…、んーっ!!」
ニアの唇は想像以上に柔らかかった。
そして舌も柔らかく、自身の舌でいじりたい、いじめたくなった。
クチュっ… ちゅば… クチュ…
互いの舌が絡み合い、唾が混ざり合う音を出していた。
「ンっ…、モンっ……!」
「ん…、ァ…、ニァっ…。気持ちいい…?」
「シモン…!いいです…気持ちいいのっ…」
唇を離すとツツ、と唾が橋を渡った。

「ニア…っ、もっと気持ちいい事教えるから…!」
ニアのスカートをたくし上げて、太ももを強引に開かせる。
「あっ…!何を…シモンっ…!?」
「ニアは気持ちいい事もっと知りたくないのか?大丈夫だ、俺がちゃんと教えるから」
何も知らない少女にこんな事を言っている時点で、シモンは犯罪人の一歩手前だ。
そして己の顔の前には、ニアのつぼみが隠れている下着がお目見えした。
人差し指でつついてみると、クチュっとすでに濡れているのが分かった。
「やっ…!?な…何っ…!?」
「ニア、やらしい。もう濡れてるぞ」
「ふぁ…!?舌…シモン舌…!?ん、ん…っ…!!」

473: ◆Hl.YLQdY66
08/08/04 22:52:40 ZN0/z8j7
この匂いを何と例えたら良いのだろう。
普通なら良い匂いではないのだろうが、今のシモンにとってはその匂いがいとおしく、いやらしく感じる。
だからそれを自分の舌で味わいたかった。
「ぃや、いや…シモンだめっ…!気持ちいいけどだめ…、あん…ぁんっ…!」
舌だけしか挿入なくても、ニアは自分から腰を振ってくる。
振るというよりも、モゾモゾ動いている感じに。
「気持ちいいなら大丈夫だろう…?だからっ…俺も…!」
ニアだけじゃない、シモンのそれもすでにぐちょぐちょに濡れていた。
それをそのままにしておくことなんて出来ない。
ニアが気持ちいいのなら自分ももっと気持ちよくなりたい。
「シモ…ん…それ…。何…いれるの…?」
「もっともっと気持ちよくなるから、だからニア!そのまま俺の教えに従ってくれ…!」
「はぁんっ!!ゃ…、ぃやあっ…!!シモンっ、シモンっ…!!これ…何ですかっ…!?」
「ニアっ…いい…、これ気持ちい……んっ!」


「…シモンのうちまで着いてきたかと思えば、何覗いてるのよバカ!!」
「(シーッ!!大声出すと気づいちまうだろ!!)」
庭の窓からこっそり、カーテンの隙間から覗き見をしている男がそこにいた。
「畜生、何なんだあいつらは!しかし…何だ…結構いい体してるっつーか……いだだ!!」
ぎゅーっとカミナの耳を引っ張るヨーコ。
「馬鹿……私の方がすごいのに……」
自分の方に構ってくれないカミナに少し嫉妬をみせた。
「ヨーコ?…馬鹿野郎!女は胸が全てだ!」
「ちょっ!?何言って…ひゃっ!?どこ手ぇ入れて…ぁ…、いやぁ!こんな所でっ…」
「大丈夫だ!最初は指で慣らすからよ!」
「そんなの頼んで…、ゃ…んっ…、カミっ…あ、あっ…!!」
今日も天気は快晴、雨はしばらく降りそうになかった。

474: ◆Hl.YLQdY66
08/08/04 22:58:51 ZN0/z8j7
以上です。
似合わない委員会設定などをどう有効活用しようか、と書き上げてみてはいるのですが
普通のも考えつつ、また出直します。

>>467
ありがとうございます。
シモン達は一応えろいことをするって事で、高校生として書いてます。
シモンは艦長・総司令・14歳の性格を入り混ぜています。

475:名無しさん@ピンキー
08/08/05 13:29:23 /sxNLNhu
GJ!
立て続けに投下乙です
エロは良いものですね
そしてやっぱり全員がアホですね(いい意味で)

476:名無しさん@ピンキー
08/08/06 19:53:07 Ly5SgX3b
何でこんなに過疎ってんだ

477:名無しさん@ピンキー
08/08/06 20:12:19 4GSsuP5K
>>476
ほら、夏の祭典があるじゃないか

478:名無しさん@ピンキー
08/08/06 20:53:04 ZsRGaTas
映画にwktkが止まらない
特にアディーネ様×ヨーコ

479:名無しさん@ピンキー
08/08/06 22:02:49 vtjA4VpM
おっぱいボンバー対決ですねわかります

480:名無しさん@ピンキー
08/08/06 23:51:15 xrPsMkMp
おっぱい対決も楽しみだけど
ヨーコもアディーネも同じ日に愛した男を失ったもの同士だから
そこらへんの描写も楽しみな俺がいる

481:名無しさん@ピンキー
08/08/08 13:26:20 hUlws94n
ヨーコのパイズリあげ

482:名無しさん@ピンキー
08/08/09 11:57:23 +gwoJXwZ
>>476
男の欲望充足を拒否したグレンラガンでエロSS充実は期待しないほうがいい。

483:名無しさん@ピンキー
08/08/09 17:35:14 +IYUg9AH
保管庫に個別ページ作られるくらいには充実しているわけだが

484:名無しさん@ピンキー
08/08/09 17:38:51 PWvUVyr9
本スレで相手にされなくて引っ越してきた
いつもの「ニアが死んだからグレンラガンは駄作」君だろ

485:名無しさん@ピンキー
08/08/09 17:53:18 +IYUg9AH
そんな人いたのかw

とりあえず黒ビキニニアとムチムチヨーコによる
ダリーへのエロエロ性教育でも待とうか

486:名無しさん@ピンキー
08/08/09 19:50:41 mBsSz+xF
いや、ヨーコが老けたことに不満がある人じゃないか

487:名無しさん@ピンキー
08/08/10 21:57:49 snczDpap
ダリーまだー?

488:名無しさん@ピンキー
08/08/11 02:26:10 OjfKwBmd
前夜祭で馴れ初め話がでて、キノンがボーっとしてたら向こうからまぶしい光が来てロシウのデコが光ってた
とかいうことを中島さんが言っててこのスレのデコフェチ説思い出してワロタ

489:名無しさん@ピンキー
08/08/11 23:29:09 EPoU5Ef3
前夜祭はヴィラ嫁ネタもあったみたいだし色々と美味しいイベントだったみたいだな

490:名無しさん@ピンキー
08/08/11 23:36:46 7u3H2m2T
でも嫁の中身がときどきアレなんだぜ


むしろ有無を言わせずヴィラルを改造するニア姫様がちょっとおいしいと思った俺参上

491:名無しさん@ピンキー
08/08/12 00:22:10 TfiMVsAw
大喜利のキャラが学校に遅刻した理由を言うというネタの
ヨーコ「ハァハァ…カミナの十倍返し受けていた故遅くなりました」と
ヨーコがニアの肩を掴み怒ったような顔をしている理由を考えるネタで
「女同士だけどいいよね?」とニアにヨーコが迫るやつとかが
個人的にかなりきた

492:名無しさん@ピンキー
08/08/12 00:40:22 LtBgR90A
カミナって螺旋力持ってたのか?
なんかスレ落ちまくってるぽくてスレ違いと知りながら聞いてみた


493:名無しさん@ピンキー
08/08/12 00:44:13 XJvmW3NY
螺旋生命体は多かれ少なかれみんな螺旋力持ってるだろ

494:名無しさん@ピンキー
08/08/12 00:59:43 LtBgR90A
>>493
そう言われると何も言えないんだが
8話でカミナが死ぬまで合体やら必殺技やらその他もろもろ
全部シモンの螺旋力だったのかな~って思って


495:名無しさん@ピンキー
08/08/12 10:47:49 jWjvY59L
本スレで聞くといい。ゲージの上がる順番とかで色々な解釈が聞けるよ。

ヨーコに「いいよね?」なんて聞かれたら二つ返事するしかないよな!

496:名無しさん@ピンキー
08/08/12 11:42:01 725AvhT3
グレンを奪ったとき、パイロットデータ書き換えたのは
アニキの螺旋力じゃないの??

つまり大グレン団はみんな螺旋の力もってんじゃね?
強弱はあるだろうが

497:名無しさん@ピンキー
08/08/13 17:19:34 7uXNkeso
>>491
なんで前夜祭行かなかったんだと今更ながら後悔している

498:名無しさん@ピンキー
08/08/13 18:34:29 N0cWQEiF
今までなニアヨコ派だったけどこれからはヨコニア派になります

499:名無しさん@ピンキー
08/08/13 22:01:07 GNs86zPS
どこかヘタレ攻めのヨーコと天然受けのニアを妄想した

500:名無しさん@ピンキー
08/08/14 01:14:38 jx3Sxz9s
ヨーコとニアで姉妹愛、みたいな多元宇宙があったら素敵

501:名無しさん@ピンキー
08/08/14 07:33:35 ajrSR+0+
本編じゃ散髪以降まともに会話してないからなぁ

502:名無しさん@ピンキー
08/08/14 11:51:31 kdULDEJ/
映画でヨコニアヨコ期待
女の子がなかよくじゃれてるのって・・・ドキドキするぜ

503:名無しさん@ピンキー
08/08/14 17:35:39 j1xqbGqr
誰かの同人でエロはなしでシモニア&カミヨコが前提だけど
ヨコニアヨコな感じで二人がいちゃいちゃ仲良くしている話が合って激しく萌えたな
タイプの違う女の子が二人仲良くしている様って凄くいいな

504:名無しさん@ピンキー
08/08/14 20:45:05 L/NNrjZa
>>499
誰かそれをSSに(´Д`;)ハァハァ

505:名無しさん@ピンキー
08/08/15 11:58:33 kL8z7MWZ
ヨーコ「ん・・・わたしこういうの、苦手なのよね・・・」
ニア「そう、なのですか?・・・あっ」
ヨーコ「!だ、大丈夫?」
ニア「へ、平気です・・・でも、とってもきもちいい・・・
ぁ、そこ・・・」
ヨーコ「ここ?」

以上、女子風呂あらいっこ生中継でした

506:名無しさん@ピンキー
08/08/15 14:31:11 JrCfYYhi
>>505
生中継…だとう?
覗き穴はどこですか(*´Д`*)ハァハァハァハァ

507:名無しさん@ピンキー
08/08/15 16:19:35 XF0zDTax
覗き穴がなければ作ればいいんだよ!

というわけでシモンさんお願いします

508:名無しさん@ピンキー
08/08/15 17:39:29 kL8z7MWZ
風呂場の穴掘りはシモンにとっちゃ
トラウマなんじゃなかろうかw
尻的な意味で。

509:名無しさん@ピンキー
08/08/15 22:24:35 tZUllM1L
>>505
すごく…いいです…

510:名無しさん@ピンキー
08/08/18 06:26:40 iNgGsyJD
ヨコニア期待あげ

511:名無しさん@ピンキー
08/08/19 21:50:56 C24ntewG
ヨーコ「あっこら!だ、だめだってば・・・ひゃあ!」
ニア「ヨーコさんのおっぱい・・・やわらかくて、ふにふにしてて・・きもちいい!」

こうですかわかりません

512:名無しさん@ピンキー
08/08/19 23:58:47 sMmVoR/b
それはニアヨコだ

だがこれもいい

513: ◆Lpi7YUvTkQ
08/08/20 05:45:41 jza4UFFO
シモニアで短めの投下です

・エロ少なめ
・比喩でなく暑苦しい
・比喩の意味でも暑苦しい

514:『熱帯夜の攻防』
08/08/20 05:46:33 jza4UFFO
「……暑い」

照明の落ちた寝室は、熱帯夜の呼び名に相応しい熱気に支配されていた。
日が落ちてから既に五、六時間は経っただろうか。そろそろ日中の陽の名残が消えてもよさそうなものなのに、未だ夜風の吹く気配すらない。

「……暑い」
ベッドの上で部屋の主―ニアは再度力なく呟き、じわりと汗ばんだ額に張り付いた前髪を払った。
このときばかりは自分の髪質と毛量を疎ましく思う。
七年前のようにいっそばっさり切ってしまおうかとすら考えてしまうくらいだ。
普段はきちんとした寝巻を着ているのだが、今日ばかりはキャミソールに薄手のショートパンツという
ニアとしては少々大胆な出で立ちでベッドに横たわっている。が、それでも到底凌げそうにない暑さだった。
もそりと寝返りを打とうとして―ニアは小さくため息をついた。
この暑さにも負けずにニアの背中にへばりついて腕を回す男が、それを許してくれない。

「シモン」
暑さでふらふらする頭を上げて力なく呼びかけると、シモンは半ば虚ろな目で応えた。
鼻の頭の汗の粒を見る限り、人並みにこの暑さには参っているらしい。

「シモン、腕をどけて」
「ニア……クーラーつけよう」
背後からニアの肩に顔を埋めるようにして、シモンはさすがに暑さに参ったのか弱々しく呟いた。
吐息が当たってくすぐったい―と普段のニアなら言うところだが、今はただただ暑苦しい。愛しい男でも暑苦しい。
ニアの身体に回された二本の腕も、むき出しの白い太ももとすねに妙に絡んでくる脚もただただ鬱陶しい。
他の意図を感じ取る余裕などない。断じてない。

「クーラー?」
「うん」
「……やだ」
「何でー……」
提案を却下され、シモンは絶望の声を上げた。
「だって冷房の風、苦手なんだもの……」

螺旋王によって管理された城で十余年を過ごしたニアが、意外にも空調の風が苦手であることを自覚したのは少し前のことだった。
地上に身体が馴染んだから苦手になったのか、無自覚に苦手だったものを地上に降りたことで
初めて自覚したのかはわからないが、それはどちらでもいい。
あまり風に当たりすぎると体調を崩すこともあるため、自宅では極力空調のスイッチは入れないようにしているのだ。
そのことはシモンも了解しているはずだが、今日はよほど耐えかねたのだろう。

シモンは交渉の間もニアを背後から抱きしめ続け、汗ばむ髪に頬をすり寄せてすらいる。
「シモン、そんなに私にくっつかなければ、少しは涼しくなるんじゃない……?」
クーラーをつけるのを渋るのは、シモンが「暑い暑い」と言うにも関わらず、ニアにくっついて
離れないのが少々癪に障るということもあった。
そうでなければ、ニアも妙な意地を張らずに早々にリモコンに手を伸ばしていたかもしれない。


515:『熱帯夜の攻防』
08/08/20 05:47:16 jza4UFFO
(私もまだまだ子供っぽい……)
心にちょっぴりシモンに対する反省の言葉を浮かべたニアであったが、返ってきたシモンの言葉はそれに輪をかけて子供っぽかった。
「北風と太陽作戦遂行中なんだよ」
「なあに、それ」
「こうやって引っ付いてニアを蒸し焼きみたいにしたら、クーラー入れてくれるんじゃないかって」
「……」
がくり、とニアは脱力した。もともと脱力しきっているが。先ほどの反省は無論取り消しだ。
北風と太陽作戦とやらを告白して開き直ったのか、はたまた自棄になったのか、シモンはぎゅうぎゅうと圧し掛かるようにニアの身体を押さえ込んだ。
「シモン~、暑い~」
「俺も暑い~」
ニアはシモンの拘束から逃れようとじたばたともがくが、男の腕力と体重に敵うはずも無い。
結局お互い無駄に動いて、新たな汗をかくだけだった。


暗闇の中、暑さに耐えかねた男女のうめき声が響く。
ふとシモンの腕が、ニアの身体を解放した。汗ばんだ肌と肌の接触がなくなっただけで随分涼しくなった気がする。
ようやく遊ぶのをやめてくれたのね……とニアが安堵の笑みを浮かべたのも一瞬だった。
離れたはずのシモンの手はニアの肩をそろそろと這い、キャミソールの肩紐を捉えると一気に下ろした。
「きゃっ!」
ぽよん、と二つの乳房が布地から溢れて空気に晒された。無論ブラジャーなどつけているわけがない。
「シモン?」
「いや、北風と太陽の話ってさ、よくよく思い出したら旅人が一枚ずつ脱いでいく話なんだよな」
「え?」
「まだクーラーつけてくれる気にはならないみたいだし」
「だ、だからって私を脱がさないで……あんっ」
ニアが不満を言い終わる前に、シモンは汗ばんだ二つの膨らみをこね回すように揉み始めた。
「やだもう、シモン、やめてっ」
「ならクーラーつけて、ニア」
視界が利かない中、シモンは勘だけでニアの胸を弄んだ。下から持ち上げるようにむにむにと揉んで、
両の乳首を摘まむように引っ張っては離す。ぽよぽよと掌で感触を愉しみながら、調子はずれな歌すら歌い始めた。
「♪ぽ~にょぽにょぽにょ」
「シモン、それは本当にやめて……」


シモンの頼みをほとんど意地で無視して、何とか愛撫から逃れようと身をよじる。
乳房を揉む動きは、セックスの前戯というよりはふざけてじゃれ合っているときのものに近かったが、
それでも首筋に当たる吐息には別の熱が篭り始めたし、腰の辺りにはそろそろ硬くなり始めたものが当たっている。
「シモン、わたし汗かいてるから……ね?」
「ああ」
控えめな拒絶の意が伝わったのかと思ったのもつかの間、シモンはニアの身体を横抱きから仰向きにひっくり返して、
摘まんでいた乳首をぺろりと舐めた。
「ひゃっ!」
「大丈夫だよ、あんまりしょっぱくないから」
「そ、そういう問題じゃない、のに……っ!」
嬌声混じりの抗議の声をあげて、ニアは喉を仰け反らせた。両方の頂を戯れるように舌がつついたからだ。
大きな手が飽きもせずに汗ばんだ胸をぐにぐにと攻め、舌は鎖骨を伝って喉を這い上がる。
「さすがにこの辺はちょっと汗の味がする」
熱の篭った息は笑ったような響きを含んでおり、ニアは恥ずかしさで耳まで染まった。
シモンの汗の匂いは好きだ。だが、自分の汗の匂いを彼に嗅がれるのには抵抗があった。女としての品位に差し支える。
「シモン、やめてぇ……」
「やめないー」
軟体動物のような動きで胸を揉む手を制そうと掴めば、舌が肌を這い回る。
それを止めようと彼の頭を引き離しにかかれば、自由になった手が汗まみれの身体を撫で擦る。
しばらく腰と小さな尻を撫でた手は戯れにショートパンツの中に潜り込み、指先に引っ掛けるとキャミソールと同じように
脱がしにかかった。

516:『熱帯夜の攻防』
08/08/20 05:47:50 jza4UFFO
「もう、シモンっ! 私の負けだからっ」
ぺちんとシモンの手を叩くと、根負けしたニアはベッドサイドのリモコンに手を伸ばしてスイッチをいれた。
二十八度を示すリモコンをぱたんと枕元に落とし、自身もベッドに突っ伏す。
程なくして、部屋の空気がひんやりと冷え始めた。設定温度はさほど低くはないが、先ほどの蒸し風呂に比べれば天国だ。
ニアの隣に寝転んだシモンも喜びの呟きを漏らす。
「涼しい……」
「うん……」
火照った身体が冷えるにつれ、煮立った思考も冷静になる。
(なんだか私、バカみたい……)
必ず体調を崩すというわけではないのだから、妙な意地を張らずにさっさとこうしていればよかったのだ。
そうすれば今頃、ニアとシモンは快適な眠りの中にあったに違いない。
「シモン、ごめんね。早くクーラーつければよかったね」
傍らの男に素直に謝罪する。
シモンはきょとんとし、笑う。
「いや、俺としては思ったとおりになってよかったんだけどさ」
「え?」
寝巻代わりの黒のタンクトップを何故か脱ぎ始めたシモンに、ニアは怪訝な視線を向けた。
「初めからエッチしようって誘っても、この暑さじゃ断られるに決まってるだろ? 俺もさすがにこの暑さじゃきついし。
でもエッチのためにわざわざクーラーつけないだろ、ニアは」
「え?」
「俺が勝手に冷房入れるのも悪いしさ、どうしたら自主的につけてくれるかなって」
「え?」
「予想外に粘るからひょっとしたらダメかと思ったけど」
「そ、そのためだけの北風と太陽作戦だったの?」
「計画通り」
親指を突き立てて憎らしいほどの笑顔でシモンがそう告げる頃には、いつの間にやらニアのショートパンツは脚をするすると
伝い下ろされ部屋の隅にぽいと放られていた。

呆れて言葉も出ない。そんな回りくどいことをしなくても、真正面から誘われればニアはきっと拒まなかった。
身体に差し障りが無い限り、彼の誘いを断ったことなど殆どないのだから。
「……シモン、本当はちょっと違うんでしょ」
「ん?」
「本当はああいう風に、暑い中いちゃいちゃしてみたかったんでしょ」
「あはは。……まあ、それも少しあるかもな」
若干バツが悪そうに笑いながら、シモンがゆっくりと圧し掛かる。
その背に腕を回しながらニアはふと思い返した。子供の頃読んだ絵本では、確か旅人は服を脱いだ後水浴びを始めたのではなかったか。

「……シモン、私やっぱりシャワー浴びてくる」
「えー」

バスルームに消えるニアを見送りながら、シモンはリモコンを手に取り室温を二十三度にまで下げた。
二十八度では、たぶん足りなくなるだろう。今夜は熱帯夜とは別の意味で「熱く」なるから。
思惑通りに事が運んだこともあり、シモンはにんまりと笑みを浮かべた。




517:『熱帯夜の攻防』
08/08/20 05:48:19 jza4UFFO
翌日。
「へっくし」
総司令室でくしゃみをしたのは、この部屋の主―シモンだった。ニアではない。
「珍しいですね、総司令が風邪を召されるとは」
傍らのロシウが、厳しいながらも心配そうな表情を見せる。
「ああ、ニアのやつ酷いんだもんなあ」
「ニアさんが?」
「ああ」
シモンは深々と腰掛けた椅子に仰け反り、愚痴をこぼした。
「ニアがな、目が覚めたら俺の分のシーツまで剥ぎ取ってぐるぐるに包まって寝てたんだ。
クーラーのタイマー入れ忘れて部屋も冷えてるのに、俺は素っ裸でベッドに転がされてたんだぞ?」
「ニアさんは冷房にあまり強くないと聞いていますが」
「う」
「シモン総司令。そういうのは自業自得というんです。そして」
「うわっ!」
どすん、とシモンのデスクの上に新たな書類の束が置かれる。未決済の案件が文字通り山盛りだ。
「これも自業自得の一つの姿です」
「……」
「がんばりましょう」
「……はい」

快適な温度に保たれた総司令室で、二つの自業自得のツケに苦しみながらシモン総司令の一日はすぎていく。




518:名無しさん@ピンキー
08/08/20 05:51:31 jza4UFFO
投下終了。
扇風機にすればケンカにならずに済んだんじゃないかと思う。

519:名無しさん@ピンキー
08/08/20 08:16:30 TgKVK2Co
GJ
しかし扇風機付けっぱなしで眠ると命に関わるで

520:名無しさん@ピンキー
08/08/20 11:05:09 2R9QHXHG
GJ
ぽにょぽにょ歌いだした総司令に吹きそうになったw

521:名無しさん@ピンキー
08/08/20 11:09:40 lhXTZQ5+
GJ!
いつもノロケられるロシウ乙
シモンさんのウザさ大爆発ですねw

522:名無しさん@ピンキー
08/08/20 11:50:39 07kvme/T
GJー!
夏場でもあいかわらずバカップルですねww
シモンさんの策士っぷりに吹かざるを得ない
その情熱を仕事に向けないあたりロシウも苦労するなw

523:名無しさん@ピンキー
08/08/20 15:29:24 3sNJKCjG
次はシモダリ頼む


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