08/07/15 19:08:35 KOE3FnTU
全身を弾けるように絡ませて、二つの肉体が絶頂に達した。……そしてゆっくりと緊張を解いて、
もつれるように崩れる。互いの体の温かさに、互いの境界がとろけて行きそう……。そんな感覚に
包まれて、二人は一時まどろんだ。
意識が飛んでしまって戻らない彼女を、ぬぐい清めてベッドに運ぶ。そして濡れたままの髪を
腕まくらにのせて、ヒューゴはナイトスタンドのスイッチを切った。
アクアの満ち足りた寝息を耳元に感じ、明日はどんなふうにいじめてあげようか、そんな事を
考えながら、彼は眠りの中に意識を解放した。
- END -