【妖怪】人間以外の女の子とのお話24【幽霊】at EROPARO
【妖怪】人間以外の女の子とのお話24【幽霊】 - 暇つぶし2ch417:式神馴らし 3-4 1/6
08/07/30 23:07:34 ow7NyqoF
>>380-387の続き

「ッ、ぅ……」

 一ノ葉は両手で握り締めた枕に顔を押しつけていた。膝を突いて腰を突き出すような格
好、乱れた狐色の長い髪。動物の雌が雄を誘うような体勢である。
 初馬はベッドに座ったまま、両手で優しく尻尾を弄っていた。
 揉みほぐすように尻尾を動かしたり、根本から先端へと何度も撫でたり、逆に先端から
毛の向きに逆らって撫でてみたり、根本部分を指で揉んでみたり、先端を口に咥えて甘噛
みしてみたり。
 その度に一ノ葉は声を噛み殺している。
 初馬は左手で尻尾の中程を押さたまま、右手でそっとお尻を撫でた。

「ぅぅ……」

 生地の手触り。そして、小降りでよく引き締まった丸い肉。逃げるように動いているが、
尻尾を捕まれているため、腰を左右に動かすだけで終っていた。
 お尻を撫でながら、初馬は紺色のワンピースを見つめる。紺色の生地に隠れて中はどう
なっているのか分からないが、容易に想像は付く。

「頑張るなぁ。そういう根性って好きだ」

 感心しながら初馬は手を引っ込め、そのまま尻尾の根本を指で摘んだ。紺色の生地を突
き抜けた、狐色の尻尾。指の腹にしっかりした尾骨と肉の感触が伝わってくる。
 これから来る衝撃に、一ノ葉が身体を硬くしていた。
 初馬はくにくにと指を動かし尻尾の根本を攻める。

「うぅぅ……ぅ……」

 一ノ葉の喉から漏れる苦しげな声。激しく動こうとする尻尾を、左手が押さえていた。
強張らせた身体が、小さく痙攣を続けている。根本は最も敏感な部分らしい。

「そろそろ尻尾攻めは終わりだ」

 初馬は尻尾から両手を放した。
 それで、安心したように一ノ葉の身体から力が抜ける。もっとも、これで攻めを止める
わけではない。尻尾を弄るのを一旦止めただけ。
 初馬は一ノ葉の肩を掴んで身体をひっくり返してた。抱える力もなく腕から落ちる枕。
ベッドの上でお互いに向かい合う。白いシーツの上に広がった狐色の髪。紺色のワンピー
スと白いエプロンが、膝の辺りまで捲れている。

「貴様あ゙ぁぁ……。次は、絶対に、殺しへやる……」

 泣いているのか笑っているのか怒っているのか分からない、凄い表情。緩んだ口元と赤
く染まった頬、両目から溢れる涙。喉が痺れていて呂律も回っていない。

「次はどこを弄って欲しい?」
「くたばれ、変態ィ……。地獄に堕ひろおぉ」

 涙を流しながら初馬の頬を引っ張る一ノ葉。普段ならかなり痛いのだが、今は腕に力も
入らず痛みもない。むしろ、この程度の刺激は気持ちが良い。
 初馬は右手を伸ばして、無造作に狐耳を摘んだ。
 声もなく、一ノ葉の動きが止まる。頬を摘んでいた指を放して、人差し指の先を軽く口
に含んでやる。舌で絡めるように指先を舐めながら、初馬は微笑んだ。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch