SIREN(サイレン)のエロパロ第4日at EROPARO
SIREN(サイレン)のエロパロ第4日 - 暇つぶし2ch339:宮田×美耶子・其の三 第六回
09/08/22 20:49:19 KLwOACey

 美耶子の女の器官に亀頭を、尿道口をねっとり喰いつかれた宮田は、
陰茎の芯を揺るがし、滾りに滾った欲望の昂ぶりを、一挙に放出した。
 どばっと噴き出したそれは、美耶子の子宮頚管に打ち当たり、
じわりと跳ね返って狭い粘膜の中を循環し、膣の入口からどぼどぼと溢れ出る。
 それさえ逃すまいと、収縮を続ける美耶子の膣孔の痙攣はきりもなく続き、
至上の快楽を味わう二人の性器を嬲って、蕩かせて、いつまでもいつまでも離さなかった。

 強烈な快楽を共有し終わった二人は、だるい躰を起こして躰を洗う作業にかかった。
 といっても、実際に作業をするのは宮田一人だ。
「お兄ちゃんに頭を洗って貰うの、久しぶりだね」
 美耶子の長い髪を、シャワーの無い風呂場で洗うのは一苦労だった。
 しかし美耶子は、洗面器に湯を溜めては泡立った頭にかけるという、
宮田の労働を手伝うでもなく、ただ、頭を反らせて眼を閉ざしているだけだ。
「全く……こんな苦労をさせられるんだったら、お前なんか、
さっさと恭也にくれてやった方がいいかもな」
「駄目ですよーだ。私はこれからも、ずっとずっとお兄ちゃんと一緒だもん」

 湯船の中で、美耶子は宮田にしなだれかかって甘え声を出す。
 確かに彼女は今、本心からこの言葉を言っているのには違いあるまい。
 けれどそれは―あと何年続くものなのだろう?
 苦み走った笑みを浮かべ、宮田は美耶子の肩に湯をかけた。
 日に焼けた肌にさら湯が沁みて、美耶子は少し眉をしかめた。

340:宮田×美耶子・其の三 第六回
09/08/22 20:49:53 KLwOACey
「やっぱあの洞窟は当たりっぽいです。お二人が風呂の間に、色々判りましたよ」
 たっぷりと時間をかけた宮田と美耶子の入浴の後で、
例によって、瞬く間に入浴を終えた恭也は、濡れた頭にタオルを載せて語り出した。
 宮田達が不在の間、恭也は、民宿の老婆やその孫らしき子供達を中心に、
訊き込みを行っていたのだ。
 それによると―あの洞窟は数十年前まで、近くの神社の奥宮だったのだそうだ。
 神社はとうの昔に廃れて無くなってしまったのだが、あの洞窟に入った中の方には、
今でも鳥居が残されているのだという。

「何でもですねえ、この辺りの集落では昔、秘密の儀式が行われてたとかで……。
洞窟の神社は、その儀式をするのに使われてた場所らしいんです」
 儀式の内容は、老婆の口からも訊くことはできなかった。
 老婆がこの家に嫁に来た頃には、神社も儀式もすでに絶えていたのだ。
「あすこはあの世と近えから、あの世との境目を開いて、
あの世に逝っちまった人達をお出迎えすんのに、ちょうどいい場所だったんだと思うよ。
まあ、この辺流のお盆の迎え方だったってえことだね」
 老婆は、恭也にそう語ったそうだ。

「それで、ちょうどその場に民宿の子が居たんで、話を訊いてみたんです。
洞窟に入って見たことがあるかって。そしたら、あるって」
 老婆の前では白を切っていた子供達も、場所を変えて問い詰めると、
案外あっさりと白状した。
 当然といえば、当然のことだ。
 あんなおあつらえ向きの遊び場を見逃す子供など、この世に存在するはずがないのだ。
 あの洞窟は、この界隈の子供達に取って、もっともポピュラーな肝試しの場所として、
不動の地位に君臨していた。

 ただその肝試し場所も、近い将来、無くなってしまうことになりそうだとのことだった。
「あの洞窟のある断崖が、崩されちゃうみたいなんですよ。
もう、今年中には工事が始まるらしくて。だから調査するのは、今しかないんです。
いやあ……今夜ここに来られたのって、本当に運が良かったですよ」
 開け放した窓から、海の向こうで黒く沈む洞窟を見やり、感慨深げに恭也は言った。

「恭也。あそこに行くの?」
 洗い髪を扇風機の風に当てながら、心配そうに美耶子は尋ねる。恭也が振り返った。
「美耶子は、あそこから何かを感じる?」
 美耶子は座布団から腰を上げ、恭也と並んで窓辺に立った。
「―あの世かどうかは判らないけど……確かにあそこは、どこか遠い処と繋がってると思う。
それも、何だか……」
 女舎監のような厳しい顔つきをして、美耶子は言いよどむ。

「美耶子がそう言うってことは、やっぱあそこは本物なんだな。廃病院でもそうだったし。
美耶子が、『ここは駄目』っつって逃げ出した場所をデジカメで撮ったら、
妖しい光の玉とかがわんさか写ったもんな。ようし……テンション上がって来たー!」
 恭也は元気よく拳を上に掲げた。
 美耶子は、呆れた風に彼から眼を背け、宮田の方を向く。
 宮田は卓袱台に頬杖をつき、
売店で買い求めた袋詰めのナッツでビールをちびちびやりながら、
眠たそうな顔で彼らの話に耳を傾けていた。

「どっちにしても、全部明日にするんだな。今日はもう遅いし、外にはやぶ蚊がいっぱいだ」
 コップに残ったビールを飲み干し、宮田は大きく欠伸をした。
「悪いけど、俺は先に寝るぞ。ゆうべは全然眠れなかったからな……。
さすがにそろそろ、限界だ」
 宮田は卓袱台を端に寄せて布団を敷いた。
「私ももう寝るよ。なんだか疲れちゃった」
 美耶子も寝てしまうのなら、恭也も独りで起きていたってしょうがない訳である。
 一同は美耶子を中心に、川の字になって床に着いた。

341:宮田×美耶子・其の三 第六回
09/08/22 20:50:20 KLwOACey

「いっちゃだめ―」
 闇の中の囁き声を聞いて、眼を覚ました。
 どれくらい眠っていたのだろう?
 明かりを消して布団で横になった途端、泥濘に飲まれるように、宮田は眠りに落ちていた。
 頭の中で大きな割合を占めている諸々の気掛かりも、
ずっしりと重たい疲労がかき消してくれていたので、眠りの妨げにはならなかった。
 最も深い場所にまで行きついていたはずの、安らかな眠りが途絶えた原因は何なのか―?

 その答えは明らかであった。
 宮田の左隣にある美耶子の布団が空になっている。
 彼女は、向こう側にある恭也の布団の上に居た。
 藍色の闇の中、長い黒髪に覆い尽くされた美耶子の背中が、
恭也の上で妖しい動きをしているのが、ぼんやりと見えている。
 二人共、裸だった。

 美耶子の布団の上では、彼女の脱ぎ捨てた水色のロングTシャツと、
淡いピンクのパンティーが、ちんまりと小山をかたどっている。
 その小山の向こう側で、美耶子は恭也に圧し掛かり、顔を寄せて、
濃密な接吻をしているようだ。
 宮田は息を殺し、薄眼を開けて彼らの様子を盗み見る。
 彼らは薄い掛け布団を足元の方に撥ね退け、抱擁と接吻とに夢中になっているように見える。

 不意に、恭也が美耶子の唇から逃げるように首を横に振った。
 彼の顔がこちらを向いたので、一瞬宮田は緊張したが、どうやら彼は、
硬く眼を閉じていて宮田の視線に気付いていない。
 逃げた恭也の首筋に、美耶子はそっと唇を押し当てる。

 恭也は、美耶子の唇が膚の上を這い廻る度に、胸板に載った手の指で乳首を弄くられる度に、
悲壮なまでの激しい息を吐き、苦悶の表情で歯を食いしばって、
漏れそうになる喘ぎ声を堪えているのだった。
「静かにして。お兄ちゃんが起きちゃうでしょ」
 はあはあと荒い呼吸を繰り返す恭也に、美耶子はそっと耳打ちをしている。
 その囁きのさなか、美耶子のうつ伏せの尻は、くいくいと上下動をしていた。
 それを見て、宮田は初めて気がついた。彼らがすでに、性器と性器を結合させていることを。

「美耶子……ちょっと待ってって! でないと俺……もう」
「こんなくらいで? お兄ちゃんなら、この倍以上はがんばるよ?
ねえ、お願いだから、あとほんのちょっとだけでも我慢して。
もうちょっと……私が、ちゃんといくまで」
 美耶子は、恭也の肩の上に顔を伏せた。
 天井を向いた美耶子の尻が、くるくると回転を交えつつ、
いやらしくも本格的な上下動を始めると、恭也は真っ直ぐ伸ばしていた膝を立て、
美耶子の背中に腕を廻し、美耶子の動きに控え目に呼応する動作を返した。
 切迫した射精感を堪えながらの、怖々とした腰の動き。

342:宮田×美耶子・其の三 第六回
09/08/22 20:50:47 KLwOACey

 しかしながら、そんな大人しい交接が、いつまでも続くはずはない。
 宮田がそう考える間もなく、畳を伝わる微震動は、徐々に大きな激震へと変わっていた。
 複雑な蠢きをしながら絡み合う二つの黒い塊が、狂ったような息ざしを交えながら、
どすんどすんと暴れ廻っているその様は、何か奇妙な化け物が、
苦しみの中で死に絶えようとしている姿にも見える。

 それは卑猥さよりも、なぜだか必死の哀れさを感じさせた。
 しかし宮田は思うのだ。
 哀れなのは、こんなにもがむしゃらに、無心に性交に耽っている彼らではなく、
それを傍観して陰茎を熱くしている、自分の方であると。

 もやもやとした嫉妬と情欲の炎が腰の奥で燃え立っているのに、
目覚めきらない躰はぴくりとも動かせず、どうしようもないまま、
ただ見守っている宮田の前で、彼らの営みは、あっという間に頂点を迎える。

 部屋を湛える暗闇の底で、「ううっ」と断末魔の呻きが上がり、恭也の頭が枕を越えて、
畳の上に反り返り、全身の動きを止めて硬直する。
 彼の上にしっかとしがみついて離れない美耶子は、射精をしているのであろう恭也の陰茎で、さらに膣を摩擦し続けていたようだが、その内になんとか埒が明いたようで、
「く、く、く……」と引き攣れた声を漏らしながら、びくびくと背中や尻をわななかせ、
病的な動きで痙攣をして、オルガスムスの発作を表した。

 後はただ、嵐の後の息遣いのみ。
 性的快楽の余韻の中、死に絶えたように躰を重ね合うばかりだ。
 宮田は、寝返りを打つ振りをして彼らに背を向けて、眼を閉じた。
 悄然と暗い心のまま、膨らみかけた陰茎を手で玩んでみるも、やはり疲れが酷いのか、
睡眠欲の方が勝ってしまい、中途半端な性欲興奮を腰の内部でくすぶらせたまま、
再び、眠りの中に意識を沈み込ませてしまった―。

343:宮田×美耶子・其の三 第六回
09/08/22 20:51:22 KLwOACey

 二度目の覚醒は、無理やりもたらされたものだった。
「宮田さん―宮田さん!」
 恭也に肩を揺す振られて眼を覚ますと、未だ辺りは暗かった。
 眠りしなより湿度が上がっているようで、むしむしとした夜気が膚にまつわりついて、
気持ちが悪い。
 しきりに揺り起こそうとする恭也の手をうるさく感じながら、しぶしぶ躰を起こすと、
またしても美耶子の布団が空だった。
「大変です! 美耶子が……美耶子が居ないんです!」

 恭也がそれに気付いたのは、つい先ほどのことだという。
 ふと眼を覚ましてみると、美耶子の姿が消えていた。
 独りで便所にでも行ったかと見に行ったがそこにもおらず、
他に、民宿内のめぼしい場所も見て廻ったのだが、一向にその姿が見当たらないのだという。

「確かに全部見たんだな?」
「見ました。だけど全然……」
「外もか」
「い、いや、外はまだ」
 宮田は、舌打ちをして部屋を飛び出した。

 玄関に向かって靴箱を調べてみると、美耶子の靴はそのまま残されていた。
 けれど、そんなことにはあまり意味は無いだろう。
 スリッパのまま表に出た可能性だってあるのだから。
 宮田は、開きっぱなしのガラス戸の外に出て、美耶子の名を叫んだ。
 宮田を追って、恭也も外に出る。
「あの、民宿の人にも捜して貰った方がいいですかね?」
「そうだな……いや、まずはこっちの方を捜してからにしよう」
 宮田は、民宿の真横に広がる入り江の方を指した。

 深夜の入り江は、たった一つの外灯に照らされ、ひっそりと波の音だけを響かせていた。
 宵の口に見えていた満天の星は、夜半に現れたと思しき分厚い雲に隠されてしまい、
周囲には、何とも言えぬ陰鬱な空気が立ち込めている。
「ひと雨来そうな空気だな……」
 そう言うなり、頬をぬるい水滴がかすめた。すでにぽつぽつと降り始めている。
 宮田が空を見上げた時、恭也が後ろではっと息を飲んだ。
「どうした?」
「いえ、もしかしたら美耶子……あの洞窟に行ったんじゃないかな……って」
 恭也は、入り江の右側の先にある洞窟を指さして言った。

「そんな馬鹿な……何で美耶子があんな場所に行く必要がある?
だいたい、眼の見えない美耶子がどうやってあそこまで泳いで行けるというんだ?」
「いや、泳ぐ必要はないはずなんです。
あの洞窟、夜中になると潮が引いて歩いて行けるようになるんだって、
民宿の子が言ってましたから」
 宮田は、漆黒の海の向こう側に眼を凝らしてみた。
 なるほど言われてみれば、入り江のそこかしこの海面には、
夕方には見えなかった数多くの岩礁が顔を出しているのが見える。
 波打ち際も随分と遠くなっているし、断崖の下には、細く頼りない地面らしきものが、
微かに見て取れるのだった。

「それに……寝る前に美耶子、俺に言ってたんです。
あの洞窟から……誰かに呼ばれてる気がする……って」

344:宮田×美耶子・其の三 第六回
09/08/22 20:51:48 KLwOACey

 美耶子は、夕方にあの洞窟を見た時から、何かを感じ取っていたらしい。
 宮田が寝入った後、恭也がこっそりと部屋を抜け出して洞窟を見に行こうとしていた時、
美耶子は、そのことを恭也に告げた。
 そして彼女は言ったのだ。
「あの場所に呼ばれてるのは、私一人。だけど私はあそこに行く気は無い。
怖いの。あそこは良くない場所。恭也だって行かない方がいい」
 それから美耶子は、着ているものを脱いで恭也にすがり付いた。
 あのまぐわいは―洞窟へ行こうとする恭也を、引き留めるためのものだったのだ。

「しかし、それだったらなおのこと。
美耶子があそこに行ってるはずなんか、無いんじゃないのか?
そんなに怖がって、お前が行ことするのさえ、
躰を使ってまで引き留めようとするほどに忌み嫌っている場所に、
なんで独りでこっそり出向いたりすると思うんだ?」
「それは……」
 恭也が何かを言いかけた、その時だった。

   周囲に、不吉な怪音が鳴り響いた。

 高く。低く。波打ち、耳の奥底にまで、渦を巻くようにして入り込んでくるその音は、
怖ろしげな獣の鳴き声のようでもあり、また、奇妙なサイレンの響きのようでもあった。
 同時に起こる、大きな地震。
 頭蓋骨の中で、脳髄を揺さぶられるかのように。
 不可解な感覚に囚われ、宮田も恭也も、その意識を奪われそうになる。
 宮田は、そばにある岩にすがり付いて、激しいめまいに耐えた。
「……くそ!」

 暫しのち、不気味な揺れがようやく収まり、周囲にとりあえずの静けさが戻った。
「……大丈夫か恭也君?」
「はい……」
 宮田の後ろ、恭也は、砂の上に這いつくばって地震に耐えていた。

「しかし……酷い揺れだったな……これは津波が心配だ」
 宮田は海の方に眼を向け―そのまま、凍りついた。
「どうしたんですか、宮田さ……」
 起き上がり、躰から砂を払った恭也も、海を見て言葉を失う。

345:宮田×美耶子・其の三 第六回
09/08/22 20:52:22 KLwOACey

   闇の空の下、広がる海の色は、一面の赤に染まっていた。

 見間違いかと思い、幾度も眼を擦って確かめた。
 だがそれは、見間違いなどではなかった。
 それは血の色だった。それは傷の色だった。
 海の水は、見渡す限りの毒々しい赤色の水溜りに変じていた。

「これは……いったい」
 本格的に降り始めた雨の中、宮田は呆然となって赤い海を見つめる。
 降りしきる雨の雫はなぜか生臭く、
心なしか、これも普通より赤い色をしているように思えるのだった。
「う……うわ……!」
 恐慌をきたした恭也が、海から後ずさってどこぞへ逃げ出そうとしているようだったが、
それを留める余裕など、今の宮田には無い。
 背後で、恭也のあわただしい足音が響く。

 ところが、恭也はすぐに宮田のもとへ戻って来た。
 強く腕を掴まれ、宮田は振り返る。
 恭也が後方を指さした。
 常夜灯に照らされた民宿の玄関から、小さな人影がこちらに向かって歩いて来る。
 それは民宿の老婆だった。
 よろよろと覚束ない足取り。
 ぎくぎくと不自然な動き。
 言いようの無い違和感が、その全身に満ち溢れている。
 宮田と恭也は、老婆の手元を見つめた。
 小さく萎れた彼女の手には―
大きく湾曲した刃を持つ草刈り鎌が、しっかりと握られていたのだ―。


【Continue to NEXT LOOP…】


*このエロパロSSはフィクションであり、
   実在のゲーム・キャラクター・団体・事件及び地域などとは一切関係ありません。


 


346:名無しさん@ピンキー
09/08/22 21:00:25 I2jQvFgo
リアルタイムで読んだ。
気になる。次で終わりか。なんだか早いな。
頑張れ

347:名無しさん@ピンキー
09/08/23 16:24:57 BZcQQ58j
やっぱサイレンだ。
ただ平和なだけのエンドにはならないんだろう。
宮田のみやこへの、愛のような違うような感情が切ない。
どんなラストになるか全く予想出来ないけど、楽しみに待ってます。

348:名無しさん@ピンキー
09/08/24 07:29:31 MJc/M1J8
ついに…と感じる展開だ…
ラスト楽しみにしてます!頑張ってください!

349:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 19:15:53 K3ptdyZa
あげ

350:携帯より愛を込めて
09/09/01 08:37:39 sRFJTLjc
宮田×美耶子のラストです。
諸事情によりこっちに直で。
URLリンク(www26.atwiki.jp)

注意事項:アナルセックス及び二穴3P

このくそ長いSSに最後までお付き合い頂きましたこと、厚く御礼申し上げます。

楳図かずお先生に最大限のリスペクトを込めて。

351:名無しさん@ピンキー
09/09/01 11:12:47 l3tBzc4b
自分の同人誌かホムペでやれよこんなの
ミヤコ=自分乙

352:名無しさん@ピンキー
09/09/01 15:40:42 rD3rZt2s
↑まあそう言わずに
あくまで「エロパロ」なんだから

>>350
長編乙でした!
美耶子がえろくて可愛かった!

353:名無しさん@ピンキー
09/09/02 18:56:29 yPrcj92U
>>350
大作乙!
最後の最後まで展開読めなくてハラハラした

354:名無しさん@ピンキー
09/09/03 07:10:57 Q87HXhbs
乙!
サイレンな展開にグッと来た。
牧野涙目(笑)

355:名無しさん@ピンキー
09/09/05 19:59:19 02qnlj4j
お疲れ様でした。宮田ってゲームではサイボーグみたいだけど、SSにすると人間臭さが新鮮ですごく良いね。
関係ないけど無印で宮田と戦うシナリオあったら楽しそうだ。

356:名無しさん@ピンキー
09/09/05 23:00:26 DaxybiMQ
>>355
まず間違いなく堕辰子より強いな。

357:沖田×市子0
09/09/06 19:14:36 W9jhOLu6
>>200です

闇人沖田×市子ss投下します
拙い出来ですがもしよろしければ見てやってください

358:名無しさん@ピンキー
09/09/06 19:16:05 ryhj5BDr
(・∀・)wktk

359:沖田×市子1
09/09/06 19:19:40 W9jhOLu6
夜見島小中学校の大道具倉庫の裏側に矢倉市子は隠れていた。いや、隠れていたというよりは、どうしていいか分からずに途方に暮れていたというほうが正しい。

釘をまきあの邪魔な軽トラックをパンクさせるところまでは何とかなった、がそのトラックが思いもよらぬ場所に突っ込んだおかげで新たな敵が出現してしまったのだ。
黒い装束を巻いたよく分からない物体が壊れた裏門からわらわらと沸いてきて、屍人と戦い始めたのである、その隙に脱出しようと市子は裏門へ向かったが、
如何せん敵の数が多い、抜けようにも何度も通せんぼされては体当たりを受けた。
このままでは明るく安全な場所に避難するまでに力尽きてしまうと考え、大道具倉庫へと逃げてきた。幸いなことにあの黒装束の物体は、
扉を開けられないようでこの小運動場には侵入できないようだし、
屍人も黒装束に夢中になっていて市子がいるということは、気づいていなさそうだ。

そんなこんなで市子は大道具倉庫の裏で途方に暮れていた。
隠れながら市子は様々な事を考えていた。

「(これからどうしよ・・・ずっとここにいるわけにもいかないし・・。もうなんなんだろ船で目が覚めてから変な事ばっかり起きて・・・
あのお巡りさんと合流できて助かったと思ったら・・・、何なのさっきの・・?!クラっ・・てなったと思ったらいつのまにか私・・?!
もう嫌!家に帰りたい・・!)」
市子の精神はもう限界まできていた。

一時間ほどたった頃、市子はこれからどうしようかと考えた。
このままここでじっとしていても埒が明かない、いっそのこと戦うか?そう思いながら手に持っている鉈を見た。
ここの屍人から奪い、何度もそれをこれで倒してきた。
だけれど、今校庭や校舎裏の道を徘徊しているものは、屍人とは何かが違った。
今、懐中電灯をつけなければまともに行動出来ないほど暗い、
だが今一番近い敵の視界を覗くと、まるで昼間のように明るかった。屍人の視界はこうはいかなかった。

360:沖田×市子2
09/09/06 19:20:48 W9jhOLu6
もう一度、一番近い敵の視界を覗く。

「・・・え?」

階段が見える。小運動場を目指すように上っていた。

自分が居る小運動場に向かっている?
自分が隠れているのが分かっている?
視界ジャックをしながら市子は考えを巡らせた。
視界ジャックを解き、市子は手に鉈を持った。

きいい・・・

扉が開く音がする。
そっと扉の方を覗く。そこに居たものは今まで戦ってきた屍人とは明らかに違っていた。

361:沖田×市子3
09/09/06 19:26:52 W9jhOLu6
その風貌は黒い装束を身にまとい、まるであの裏門から出てきた物体のようだった、だが形は人の形をしていた。
顔にあたる部分は不気味なほど白く、頭には青い黒みがかったターバンのようなものを巻いている。
そしてその手には銀色に鈍く輝く小銃があった。

あまりの不気味さに市子は「ひっ・・」と声を漏らした。
その声に気づき化け物がこちらに近づいてくる。

市子はもうだめだと思い、その場にへなへなと座り込んだ。

「・・・お母さん、助けて・・」
叶うはずの無い希望に市子は願った。

やがて大道具倉庫の影で見えなかった化け物がぬっと現れた。
近くで見るとますます不気味だった。

化け物は白い顔を歪めてにたあっと笑った。

『見つけたあー』
その声に市子は化け物の顔を見る、その顔はあのトラックを運転していた屍人によく似ていた。

「(いや・・・死にたくない・・!)」
そう考える市子の前に化け物が銃口を向けた。
ぎゅっと市子が目をつむる。

ばん。

銃声がひびく。
市子が目を空けると市子の足の付け根のところから少しずれた所の地面に着弾していた。
煙をあげた地面を見てあまりの恐怖に市子は失禁してしまった。
小さな子供のようにおしっこを漏らす市子を見ながら、化け物はにやにやと笑っていた。

化け物は再び市子に銃口を向けた。
今度こそ殺されると思い、市子はこの世の終わりのような顔をして歯を食いしばった。


だが銃口は思いもよらぬ場所へ向かった。

銃口は市子の胸元まで来るとセーラー服の胸当ての部分に先っちょを引っ掛けて、
一気に下に下ろした。セーラー服がブラジャーを巻き込んでずたずたに破れ、市子の未発達な乳房を露にした。

「え・・・いやああっ!?」

思いもよらぬ出来事に市子は驚きが隠せずに叫ぶ。
化け物はニヤニヤと笑いながらしゃがみこみ、
市子の胸を覆っている両腕を片手で無理やりつかみ、大道具倉庫の壁に固定した。

「いや・・・・!!」

この時すでに市子は自分がこれからなにをされるのかがなんとなく分かっていた。
だが化け物――生前は沖田とよばれていたものは
市子が考えているものよりも酷い辱めを市子に受けさせようとしていた。


362:沖田×市子4
09/09/06 19:29:49 W9jhOLu6
沖田は余った片手で、まだ市子の体に残っているセーラー服の残骸を剥がした。
「やだっ」手をふりほどき抵抗しようとしたが、とてつもなく強い力で押さえつけられ、どうしようもならない。
残骸を剥がしつくし、上半身裸になった市子の裸体をまじまじと見つめた。
未発達な小さな胸は、市子自身が震えるのにあわせて、プルプルと振動していた。

沖田は身にまとっている黒装束の一部をビリビリと破るとそれを縄のようにして市子の両手首を縛った。
そしておもむろに市子の乳房を揉みしだいた。
「あううっ・・・」
初めて受ける感触に市子はなんともいえない感覚になった。
乳房を揉みしだきつつ沖田は親指で乳首を押した。

「いやあっ・・・」
『ここがいいのかあ?』

人差し指と親指で乳首をつまむ。
市子の顔はどんどん紅潮していった。


『あんまりここばっかだと物足りないだろお?』
そういいながら市子の濡れたスカートをたくし上げた。
たくしあげられたスカートのなかには濡れたスパッツがあった。
細い市子の太ももを頼りなく覆っている。
沖田はスパッツを鬱陶しそうに破る。

「やめて・・・やだ」
力なく市子は抵抗した。

破れたスパッツの中にはぐっしょりと湿ったパンツがあった。
この年頃の少女が履くにしては子供っぽい白くリボンがちょこんと付いただけのパンツだった。
沖田は、今度は破らずにずすっと脱がせた。
「やめて!いや!変態!」
声を張り上げての抵抗も虚しく、市子が身にまとっているものはスカートと靴下と靴だけになった。

市子の足の付け根には、乳房と同じく発達しきっていない割れ目があった。
沖田はアヒル座りのような形で座っていた市子の体を大道具倉庫の壁にもたれかからせ、
無理やりM字開脚の形にさせた。

『いい格好だなあ・・、くっくっく、さっきは痛い目に合わされたからこっちもお返ししないとなあ』
「いや・・・おかあさん・・」

沖田は手袋に包まれた自分の中指を市子の膣口にあてがった。
次の瞬間ぐっと勢いよく指を押し込んだ。

「痛いっ!痛い」

指一本でもきつきつなのに、沖田はまた1本指を追加しようとした。
市子は力を振り絞って沖田の腹に蹴りを入れる、だがそれも弱弱しく、沖田にダメージを与える事はできなかった。
それどころか、沖田の何かに火をつけてしまい、3本もの指を一気に差し込まれた。

「痛い痛い痛いいい!!!」
あまりの激痛に市子は気絶しそうになった。
沖田が指を膣の中でピストンさせる。
じゅぶっじゅぶっといやらしい水音がするたびに市子は痛みに顔をゆがませた。

幾度かのピストンの後、沖田は指を出した。
その指には血がべっとりと付いていた。


363:沖田×市子5
09/09/06 19:32:28 W9jhOLu6
あまりの痛みに市子の思考は停止しかかっていた。
『おっと、ここで気絶されたらつまらなくなるじゃないか・・、ほらっがんばれがんばれー』
ニヤニヤと笑いながら市子の頬をぴしゃぴしゃとたたいた。

『そろそろだなあ』
そう言いながら沖田は迷彩柄のズボンのファスナーを開け、何かゴソゴソとしたかと思えば、
自分の屹立した陰茎を露出させた。
その陰茎は不気味なほど白くなにか深海生物の様だった。

沖田はその陰茎を先ほど自分が弄んだ膣口にあてがった。
市子が「嫌!お母さん!」と叫んだ。

『暴れると痛いぞお・・?』
そう言いながら市子の腰を両手で持ち少し浮かばせた。

「嫌!助けて!」
市子が叫び終わるか終わらないかの辺りで、
沖田の陰茎が先ほどの指のように一気に膣へと侵入した。


「・・・・・・・・・!!」
「ああああああああああああああああああああああああああああああっ!」

さっきの指の痛みがちんけに思えるような痛みが市子を襲った。
「いやああ、痛いよおっ!」
「やめてえええええっ抜いて!!」
そんな市子の悲鳴を無視しながら沖田は腰を動かした。
沖田が腰を上下する度に市子の体も揺れた。
市子の膣内から出た血が、沖田の陰茎にかかる。


364:沖田×市子6
09/09/06 19:35:18 W9jhOLu6
しばらくそうしている間に市子の悲鳴はだんだん小さくなり、
その代わり時折大粒の涙を流しながら悲しそうに「あっ・・・あっ・・・」と呟いた。

そのうちに沖田が『うっ』と言ったかと思えば小刻みに揺れ顔を少し歪め、
沖田は市子の膣内で射精した。
市子は腹の中に何か暖かいものを感じ、ぞっとした。

「(いやああ・・・妊娠しちゃう・・)」
子供っぽい市子もさすがにどうすれば子供ができるかは知っている。
その時ふと親友の倫子のことを思い出した。
「(倫子も中島君とこういうことを・・・?)」
・・・こんな時に何を考えているのだろうと市子は思った。

沖田が陰茎を引き抜くと市子の膣からぬたあーと白濁した液体が溢れてきた。

「(これからどうなるんだろう・・・殺されちゃうのかな)」

沖田が市子の体から手を離すと市子の体がドサリ、と地面に落ちた。
まだしぶとく勃起し、精液と市子の愛液にまみれた陰茎を沖田は市子の顔に近づける。

『ほら、綺麗にしろよ』
根元を掴みながらぐっと陰茎を市子の口元に持っていく。
「いや・・・」
市子は口を閉じて拒絶した。

365:沖田×市子7
09/09/06 19:38:39 W9jhOLu6
『ふーん・・・』
沖田はまたいやらしい笑いを浮かべながら市子の鼻をつまんだ。
『いつまで耐えられるかな?』

しばらくし激しい運動の後というのも手伝って、息苦しくなった市子はとうとう口を空けてしまった、
そこに沖田の陰茎が無理やり侵入してくる。
「むぐっ・・ぐうう・・」
口の中いっぱいに、青臭くてドロドロした陰茎が入ってきて市子は苦しそうに呻いた。

沖田の大きな手で頭をガッチリと押さえつけられ、身動きが取れなくなってしまった。
『噛んだら撃つからなあ・・』
市子の首に、手に持った小銃の銃口をあてる。

沖田は、自分の手を動かしながら市子の頭前後に動かした。
喉に亀頭が当たるたびに市子は苦しそうに「うぐっ・・」と言った。

やがてまた先ほどのように沖田が射精する。
口の中に広がっていく精液を市子は一刻も早く吐き出したかった。
が、沖田は陰茎を市子の口から抜き出すと同時に『全部飲めよ、一滴でも吐き出したら撃つからな』と言い、今度は小銃の銃口を、市子の頭にあてた。

恐怖に震えながら市子は口を閉じ、精液を飲み込んだ。
「うええ・・・苦いよう苦しいよう・・・」
初めて体験する不快感に市子は嘔吐しそうになった。

『よーし、全部飲んだな?』
市子の顎を持ち、口を開けさせて沖田は確認した。

366:沖田×市子8
09/09/06 19:42:49 W9jhOLu6
そして、壁にもたれかかっている市子の小さな尻を、両手で掴むとひょいっと宙に持ち上げた。
「(・・?なんなんだろう・・・?)」幼い市子には何が起きるのか全く予想できなかった。
持ち上げたまま市子の背中を壁にもたれかからせ、沖田は自分の陰茎をまた市子の膣に押し入れた。

「うっ・・・・・!?」
先ほどの痛みほどではなかったが、十分痛かった。

沖田はまた自分の腰を動かした。
沖田と市子の体が揺れるたびに、市子の膣から精液がポタポタと滴り落ちた。

「(痛い・・・もういや・・・こんなの)」
「(こいつが満足するまでこんなのを何度もされるの・・・?)」
市子はそう考え絶望した。

「(誰か助けて・・・誰でもいい・・誰か・・)」
市子がそんな考えを巡らせている時、ピタリと沖田の動きが止まった。

367:沖田×市子9
09/09/06 19:45:54 W9jhOLu6
『・・・井も野暮な奴だなあ・・』
沖田はそう呟くと市子から陰茎を引き抜き、市子の体を地面に落とした。
乱暴に落とされたため市子は地面に仰向けに倒れたが、そのまま人形のようにじっとして動かなかった。

沖田は市子に目もくれず小銃を掴むと、そのまま走って小運動場を出て行った。

「(何?助かったの・・?)」
何が起きたのか分からない市子は倒れたまま沖田の視界を覗いた。
階段が見える、さっきとは違って凄い速さで降りている。

度重なる疲労と痛みにより市子は気を失いかけていた。
少しして、沖田の視界に、銃を構えた若い自衛官が現れ、こちらに向かって発砲して・・・。
そこまで覗いたところで、市子は気を失ってしまった。


終わり

368:沖田×市子終わり
09/09/06 19:50:03 W9jhOLu6
最後の後どうなったかは想像にお任せします。

ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
期待してくださった方ありがとうございます、期待にそえていたら嬉しいです。

369:名無しさん@ピンキー
09/09/06 20:31:16 aRLMX2k6
GJ

370:名無しさん@ピンキー
09/09/07 13:37:38 ZnTURhRD
>>367
時間軸が…

371:名無しさん@ピンキー
09/09/07 16:25:22 2+r5Q9LV
>>370
最初に時間軸のおかしい所があります、と書いておくのを忘れてしまいましたorz
すみません


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