嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ 講和(50)条約at EROPARO
嫉妬・三角関係・修羅場系総合SSスレ 講和(50)条約 - 暇つぶし2ch750:蒼天の夢 09 ◆ozOtJW9BFA
08/08/17 23:15:17 KXHyGMdH
 だが外を見れば幾ら命令されているとしても無茶だということが分かる。
 普段はワイバーンが発進する洞窟の大きな口からは暗くなる一方の雲空と少しずつ激しくなる雨しか見えない。
「非常時と言いましても……」
「伯爵様、ここは私が。ジース、来い」
 食い下がる俺を見てライアンおやじが歩み出る。貴族の男もその方が良いと思ったのか、頷くと横に退いた。
 ライアンおやじは人の少ない角に俺を連れ出した。ミリアちゃんも一緒について来ているが咎められない辺り問題ないのだろう。
「ライアンさん、一体何が起こっているんですか?」
 何かに耐えるような表情でライアンおやじは淡々と切り出した。
「二日前にランソン伯爵様のご息女がピクニック中に行方不明になった」
「誘拐ですか?」
「いや、脅迫文等はなかった。大方迷子だろうな。ともかく最初は伯爵家の者だけで捜索していたが手がかり一つ見つからなかった
そうだ。そして迷子になってから二日経った。ご息女は確か十歳程度のはずだから体力もそろそろ限界に近いだろう。そして思いつ
いたのが空から探す、ということだ」
「でもお父さんおかしいよ。なんでジースさんが探さないといけないの?」
 ミリアちゃんがいきなり割って入る。
 ライアンおやじの眉間に皺が寄る。
「……うちの商会、いやうちの店は伯爵様に金を借りている……」
 外は曇る一方だが事の内容は今の言葉で晴れた。
 つまり借金をしているのだから捜索に手を貸せ、さもなければ、と脅されたのだ。
「事情は分かりました。やります」
「ジースさん?!何言っているんですか?ダメですよ!」
 ミリアちゃんは悲痛な声で抗議した。
 心配してくれているのは嬉しい。だが―
「もとはと言えば俺が原因です。責任はちゃんととりますよ」
 そもそも借金をしているのは多分にして俺がレースで勝てないからだろう。なら今回の役目は色んな意味で俺が適切だ。
「バカモン!何を勝手に決め付けている?借金はとある投資に失敗したからだ!間違ってもお前のせいではない!」
 ライアンおやじは怒鳴り、俺の肩を掴みながら続けた。
「いいか、一勝もしないうちにいなくなったら承知しないからな!地を這ってでも戻ってこい!」
 手を離すとライアンおやじは大股で伯爵のところまで戻っていった。


751:蒼天の夢 09 ◆ozOtJW9BFA
08/08/17 23:15:51 KXHyGMdH
 悪天候の中飛ぶのは不安だが、今のライアンおやじの言葉で断然やる気が出た。
 それに事実として迷子の子供がいるのだ。放っておく訳にもいかない。
「ミリアちゃん、準備手伝ってくれ」
「でも……」
「頼む。グズグズしていると飛び立つ前から嵐になってしまう」
「わ、分かりました」
 俺とミリアちゃんが急いで準備をする最中、伯爵は他のスキッダーの助けを応募していた。
 成功すれば大変な名誉だの、多額な報酬を用意するだの演説して必死に注意を引こうとしている。
 もちろん他のスキッダーたちはそう簡単に了承しない。俺たちみたいにスポンサーまで押えられている訳でもないし、多大なリスクを負ってまで行くことはない。
 同時に冷静になって考えてみれば伯爵も貴族とは言え、子の親。他人の弱みにつけ込むのは感心しないが心配だということは分かる。
 鞍をアズールに載せ、スキッダー用の革鎧に着替えると具体的に何をすればいいのか伯爵に指示を仰いだ。
「グレイ・クリフから北西に少し行った辺りを飛んでほしい。巨人の積み石付近一帯だ」
 結局他のスキッダーの助力を得られなかったようで、伯爵の声から疲労が伺えた。
「地上では我が家の者が捜索を続けている。君は上空から目を光らせ、見つけたら即座に近くの捜索隊に連絡してくれたまえ」
「分かった。必ずや貴殿のご息女を連れ帰ってこよう」
 俺の代わりに答えたのは女の声だった。
 驚いて振り返るといつの間に着替えたのか、あの真紅の革鎧をまとったティオーナが立っていた。
「ティオーナ様?!」
 一番驚いたのはどうやら伯爵の方で口をぱくぱくとさせている。
「ジース、時間が惜しい。行くぞ」
 さも当たり前のように出発しようとするティオーナを伯爵が引き止める。
「なりません!貴方様のような方を行かせる訳にはいきません!」
 偉そうな伯爵が急に謙虚になる辺り公爵家の名は流石である。
「我々の同胞は我々で助ける。特にランソン殿のご息女ともなれば王国の明日を担う者。放ってはおけない」
「しかし……ティオーナ様にもしものことがあったら……」
「案ずるな。雨の中で飛んだことは以前にもある。それに平民のスキッダー一人では心許ないだろう」
 恐らく頭の中で自らの面子や立場と愛娘の命を天秤にかけたのだろう。


752:蒼天の夢 09 ◆ozOtJW9BFA
08/08/17 23:16:30 KXHyGMdH
 しばし思案した後、伯爵は頭を下げた。
「どうか娘をお願いします」
「うむ。任せるがよい」
 俺とティオーナはそのまま騎乗し、ワイバーンを出口へと向かわせた。
 途中、先ほど話し合った同僚たちに見送られた。
「また飛行停止になるなんてごめんだからな。戻ってこいよ」
「やばいと思ったら遠慮なく着陸しなさい」
「ジース、死んだら俺が墓石買ってやるからな」
 唯一アザラスだけは笑えないことを言っていた。
「意地でも死なねぇよ」
「ジースさん……」
 最後にミリアちゃんが涙を孕んだ眼で俺の名を呼んだ。
「いってくる」
 短くそう言うと、ミリアちゃんは頑張って笑顔を作り、送り出してくれた。
「……いってらっしゃい」
 洞窟の外に突き出た高台に出るなり、激しくなる一方の雨に打たれながらも二頭のワイバーンは翼を広げ、準備運動をはじめる。
 飛んでいる間は手信号でしか会話できないのでティオーナに何か言うのであれば今だった。
「ジース、おまえの方がここの地理には詳しい。先行しろ」
 ティオーナは兜の紐を締めながら言った。相変わらずワイバーンに乗った彼女はさながら神話の戦乙女だ。
「了解です。それと―」
「なんだ?」
「協力ありがとうございます」
「愚か者。お前のような半人前に任せておいては助かる命も助からん。せいぜい墜ちないよう頑張るんだな」
「は、はい」
 パーティーでは少し親密になれたかと思ったが、俺に向けられた言葉は元の高圧的なものに戻っていた。
 やっぱり案外普通の女の子だという認識は俺の勘違いなのだろうか。
 だが今はそんなことを気にしている場合ではない。行方不明の女の子を見つけるのに集中しなければ。
 準備ができたのか、アズールは二、三回大きく翼を羽ばたき、両足に力が込められるのを感じる。
「ではいきます!」
「うむ」
 俺は相棒のわき腹を蹴り、飛び立たせた。
 暗雲は渦巻き、雨粒は矢の如き降り注ぐ。風は満ち、遠くで雷鳴が轟く。
 不思議と最初にあった不安は消え、高揚感が俺にも浮力を与えていた。


753:蒼天の夢 09 ◆ozOtJW9BFA
08/08/17 23:17:23 KXHyGMdH
以上投下終了です。
では今夜はこれにて失礼します。

754:名無しさん@ピンキー
08/08/18 00:24:01 IzCYr2iM
連日乙
まだ保管庫読みきってねぇ…

755:名無しさん@ピンキー
08/08/18 00:37:00 r5zQZiwQ
連作投下おつ。
ティオーナはこの作品の良心になるか?
他2人のヒロインの思考回路がぶっ飛んでるだけに…

756:名無しさん@ピンキー
08/08/18 00:40:43 eNgcl3Cy
連日だと・・
まだ八話にさえgj送っていないのにー。
まとめてで悪いけどgjですっ

757:名無しさん@ピンキー
08/08/18 00:52:20 7f5wnKxB
普通にファンタジー小説としてよく出来てる。嫉妬とか関係なく読んでしまった。当たり前のようにGJ

758:名無しさん@ピンキー
08/08/18 09:13:48 kF20lefd
gj!
これで他の神たちも帰ってきますように

759:名無しさん@ピンキー
08/08/18 11:01:14 IBBt76t8
おおぅ、早くも続きが気になるぜ

760:名無しさん@ピンキー
08/08/18 14:07:32 /v0CF5r9
GJ、重ねてGJ
しとどに枕を濡らして待ってたぜ

761:名無しさん@ピンキー
08/08/18 16:50:48 UGqKXwbG
なんか中学校の英語の教科書をそのまま訳したような文だな
どこか文法臭くて、一本調子で現象面だけが並べられてるかとこなんかが
いや、解りやすい文章だって意味だが

762:名無しさん@ピンキー
08/08/18 17:02:39 IzCYr2iM
じゃあ何でそんなことお前は言うんだ?
端から見たらお前の最後の説明なければ貶してるようにしか見えん

763:名無しさん@ピンキー
08/08/18 17:19:50 /v0CF5r9
>>765
>>1を読め。読んだらPCを閉じろ。それが幸せへの第一歩だ。

764:名無しさん@ピンキー
08/08/18 19:13:38 wEssBDvM
タレントに普通の恋人が出来たら大変だろうなぁ

ドラマとかで誰かの恋人役とかキスシーンあったりするんだもん

765:名無しさん@ピンキー
08/08/18 20:04:16 UGqKXwbG
そうムキにならないでよ
蒼天さんまで来なくなったら、君達が待ってる星空の再開が遠のいちゃうだろ
星空の新シリーズ開始まで、なんとかスレを維持しとかなきゃね

それにウナを叩くのなら、暗に「スレちだけど、繋ぎとして許したらぁ」って蒼天さんを揶揄してる>>761も攻撃しなくっちゃ

766:名無しさん@ピンキー
08/08/18 20:10:47 Aj/iZF6I
そんなことよりお姉さん系の彼女ほしい

767:名無しさん@ピンキー
08/08/18 20:56:03 KWeDvmyN
バカやろう!妹系だろう!!
や、お姉さん系も大好きですけど

768:名無しさん@ピンキー
08/08/18 21:17:01 emnUxwka
つまり姉妹で修羅場というわけですね分かります

769:名無しさん@ピンキー
08/08/18 21:17:09 IzCYr2iM
そうだよな。スレ汚してごめん。星空も待っているが、色々な人のものがやっぱりみたいな。新参だとうと何だろうと

770:名無しさん@ピンキー
08/08/18 21:17:45 fmcZFME2
やはり、嫉妬しているツンデレこそが可愛いわ


771:名無しさん@ピンキー
08/08/18 21:22:37 ehA30Cdh
ツンデレはツンツンしながら、あんたなんか好きじゃないわよと嫉妬するのが一番萌えますね
作者たちを頼むから、ツンデレの嫉妬を書いてくれ

772:名無しさん@ピンキー
08/08/18 21:23:56 ehA30Cdh
そういえば、蒼天の夢は読んでいないのでまとめサイトで立ち読みしてくるか
まあ、まとめサイトに行けば、監禁されるんだろうな

773:名無しさん@ピンキー
08/08/19 00:32:30 Im+qsoh8
>>776
監禁はいいよ

774:名無しさん@ピンキー
08/08/19 01:48:50 7ylqFzSv
亀ですがGJ!
親父さんに強制されるのかと思ったら親父さん良い人で良かったよ
平民と貴族の恋愛ってやっぱり親が邪魔したりするんだろうな

775:名無しさん@ピンキー
08/08/19 09:37:24 N7DSVarT
ツンデレ幼なじみこそ至高

776:名無しさん@ピンキー
08/08/19 10:35:54 oiejzacd
つまるところ、みんな本心では蒼天イラネでFA

777:名無しさん@ピンキー
08/08/19 11:39:29 Isjf0J4x
>>780
お前が一番イラネ

778:名無しさん@ピンキー
08/08/19 12:38:35 cS5L+mUb
>>780
どこが『つまるところ』なのか言ってみろやボケが

そんな風に荒らしに反応してた時期が俺にもありました……

779:名無しさん@ピンキー
08/08/19 13:25:03 N7DSVarT
幼馴染は黒髪が一番馴染む

780:名無しさん@ピンキー
08/08/19 13:46:48 J6jWDJdV
幼馴染が一番嫉妬深いというが、女の力の源は嫉妬と

うみねこの登場人物が言っていた

781:名無しさん@ピンキー
08/08/19 14:29:47 oiejzacd
>>782
荒らすなんて…いや、ごめん

>>747
内容薄くて全く覚えてね~や

とか

>>761
嫉妬とか関係ないじゃん

やら

>>762
これに釣られて他の書き手が帰って来たらいいのになぁ

みたいなレスがちょっと気になったから
ウナってオブラートで包むのとか、割と苦手でしょ
みんな、相手を傷つけないように諫言するのが旨いなぁって感心したの
される側の人も早く気付いてくれるといいんだけれど
書き手って、自分の作品以外のことには鈍感だから

782:名無しさん@ピンキー
08/08/19 14:36:33 XriHPslQ
そんな事より
ここの保管庫以外で修羅場なSSってないかねぇ
保管庫のは大概読みつくしたけどまだ足りないんだ・・・

783:名無しさん@ピンキー
08/08/19 14:37:23 BUz+zR3c
>>784
キリエが嫉妬深いのは戦人の母親に寝取られて、妊娠してから
ずっと、18年間嫉妬していた

自分も子供を妊娠したけど、流産してしまったおかげで嫉妬している力は
家具を遥かに上回りましたよ



784:名無しさん@ピンキー
08/08/19 14:38:38 GzytRv7b
うみねこはスレ違いだろうに

785:名無しさん@ピンキー
08/08/19 14:42:01 PG4Ou807
甘いな、嫉妬する女の子こそが俺たちの生きる力なんだよ

786:名無しさん@ピンキー
08/08/19 14:47:26 oiejzacd
うふふっ
いつものように単発が湧いてきましたね
本当にこれだけの数の住民が居てくれればねぇ

787:名無しさん@ピンキー
08/08/19 15:19:58 s6idzXwe
>>790
お前みたいなのがいるからこのスレ寂れたんだね^^

788:名無しさん@ピンキー
08/08/19 16:01:20 XriHPslQ
>>791
さ わ る な 危 険

789:名無しさん@ピンキー
08/08/19 16:56:00 LRU34ITW
未だにトライデント氏の作品の投稿を待っているのは俺だけなのか?

790:名無しさん@ピンキー
08/08/19 16:56:40 LRU34ITW
まあ、一番読みたいのは冬の星空と両手の華と後、なんだったけ?

791:名無しさん@ピンキー
08/08/19 17:46:17 oiejzacd
ともかく会話を成立せようと必死杉
誰かが乗っかってくれたら、そのIDのままレス返せるのにな

792:名無しさん@ピンキー
08/08/19 17:56:17 N7DSVarT
>>795
何かわからんけどお前かわいいな

793:名無しさん@ピンキー
08/08/19 18:48:31 cRoj5fuY
またこの流れかyo

794:名無しさん@ピンキー
08/08/19 18:57:34 /ocX2qAd
嫉妬なら良いんじゃね?
うみねこよくわかんね

795:緑猫 ◆gPbPvQ478E
08/08/19 20:29:16 kFlfbdPq
投下します

796:怪物妹奉公記 ◆gPbPvQ478E
08/08/19 20:31:12 kFlfbdPq
 
「まったく、姉さんってば……」
 
 帝都もすっかり冬の空気に包まれて久しい頃。
 セツノ・ヒトヒラはいつものように姉への愚痴をこぼしていた。
 場所は帝都南部に位置する大きな広場。噴水の縁に腰掛けながら、黒髪を冬風にそよがせている。
 中央では珍しい黒髪に加え、幼さを残しながらも美しさを兼ね始めた容貌は、通る者の視線を惹き付けてやまなかったりする。
 とはいえ流石に平日の昼下がりということもあってか、いかにも「人を待っています」風の美少女に声をかけようとする男は皆無だった。
 よってセツノは姉への愚痴をこぼし続けるのみ。これだけで一日潰せそうな気がするあたりお得かもしれない。
 なお、どうでもいいことだが。
 最近の姉への愚痴は、大きく分けて3種類に分類できる。
 
(1)暴走(性的な意味で)による被害に対して。
(2)暴走(変な思い違い)による修正の苦労に対して。
(3)暴走(白への間違った教示)による悪影響に対して。
 
 要は姉が暴走しているのが全ての要因なのだが、それに関しては既にセツノは諦めきっている。
 今は姉の暴走を如何に効率的に止めるかで、日々の安寧を保てるかどうかが決まってきている。
 ちなみに今回は(3)。こめかみに爪先を叩き込んで撃沈させたので酷いことにはならなかったのが救いである。武力行使万歳。
 まあそれはそれとして。
 内容は違えど、姉への愚痴はセツノにとっては日常茶飯事である。これはイナヴァ村にいた頃から変わっていない。
 故に、昔から彼女を知る者が見れば―
 
 
「変わりないみたいね、セツノ」
 
 
 ―と、声をかけるのは至極当然のことだろう。
 だが、直前まで気配を完璧に断たれた状態で声をかけられれば、それはもう、驚くしかないわけで。
 
「ッ!?」
 
 思わず臨戦態勢に入ったセツノは、腰掛ける石縁の隙間に隠した鉄針を取り出そうとした。
 が。
 
「こら、相手を見る前に武器を出すんじゃありません」
 ぺちこん、と額を弾かれた。
「わきゃ!?」と可愛い悲鳴を上げて涙目になったセツノの前には。
 
 メイドさんが立っていた。
 
「…………っっっ!!!?」
「とはいえ、反応速度はなかなかでした。純粋な速さは既に村一番に達していると聞きましたが、頷けますね」
「……ッ! ……ッ!!!」
「流石はあのユメカの妹といったところでしょうか―? どうしたのですか、先ほどから」
 小首をかしげるメイドさん。
 それを見て、セツノはついに決壊した。
 
「あ、あはははははははははははは!!!
 おばさんが若作りしすぎてるーーーーーーーーっ!
 ちょ、何やってるんですかヤクチさ」
 
 ま、と言う前に鉄拳が飛んできた。
 あわてて防御。しかしその上から叩き潰される。
 
 どでかい水飛沫が上がっていた。
 
 

797:怪物妹奉公記 ◆gPbPvQ478E
08/08/19 20:32:01 kFlfbdPq
 
「……どうやらしばらく会わないうちに、姉に感化されてしまったようですね。
 ここはひとつ、このヤクチ(19)が再教育を施してあげましょうかホホホ」
「す、すみませんでした。笑いすぎて申し訳……ぷっ……あり、くく、ません。
 せ、セツノ(7)は心より反省しています……ッ!」
「……その意味不明な数字は何でしょうか? ちなみに私は19歳です」
「あ、いえ何でもないですゴメンナサイ。ちなみに私は14歳です」
 
 もう一度鉄拳が叩き込まれた。
 今度のは直撃していたら死んでいた気がするセツノだった。
 
 まあそれはそれとして。
 ―潜入調査担当の元締めにして、イナヴァ村でも屈指の戦闘能力を誇る指導教官。
 それがセツノを殴り倒した女性―ヤクチの肩書きである。
 潜入調査を得意とするだけあって、変装の類は一級品なのだが、
 
「流石に若作りしすぎじゃないですが? や、外見は完璧ですけど、中身を知っている身としては」
「何を言っているのかわかりかねます。今の私は某商人に仕える年若きメイドです。根も葉もないことを言わぬように」
「……ただのメイドがあんな鉄拳を叩き込まないでくださいよ。見られたらどうするんですか」
「心配なく。この区画内に密告者の類が存在しないことは確認済みです。監視の者も置いてあります。それに、市井の者が見てもわからぬように撃ちましたし」
「な、なんか変な技の実験台にされてる……!?」
「誤解です。それはそうと、本題に入りたいのですが」
 
 ヤクチの表情が真剣なものへと変わった。
 セツノも頭を仕事用に切り換える。……顔は極力見ないようにしながらだが。
 
「ひとつ、大きなところからの依頼が入りました。それを貴女に頼みたいのです」
「え? 大きなって……私みたいな若造に任せちゃまずいのでは……?」
「要求される水準が特殊なのです。内容そのものは単純な人物調査なのですが」
「……特殊というと?」
「まず、対象者が特別な役職とのことなので、隠密技能に優れていること。
 次に、対象には他の諜報員が付いている可能性が高いとのことなので、単独活動に優れていること。
 そして……これは意味不明なのですが一番重要とのことでした。……適齢期の女性ではないこと」
「……はあ」
 
 一つ目の条件は、まあよくあることなので問題ない。
 しかし二つ目は……正直、避けたい類のものだ。この条件が付くということは、相手側にばれたら自分の責任でどうにかしろ、ということだ。
 つまり、気取られても村のバックアップは一切なし。独力で何とかしなければならなくなる。
 ちなみに村のことがばれたら死ぬより辛い目に遭うこと間違いなし。
 とはいえ、イナヴァ村での仕事では、ここまではよくある条件である。これだけだったら今までセツノやそれより年下の若者も受けてきている。
 しかし、最後のはどういう意味か。
 
 

798:怪物妹奉公記 ◆gPbPvQ478E
08/08/19 20:32:53 kFlfbdPq
 
「適齢期、というところで人選は難航しました。
 若すぎては技能が未熟となってしまいますし、かといって年老いすぎてはしがらみも多く使い捨てられない。
 私も今まさに適齢期ですので残念ながら出られ……何ですかその顔は!
 男性を使うことも考えたのですが、依頼主の紹介者が、できるだけ避けてほしいと言ってきましたし。
 そこで、ギリギリの年齢である貴女が選ばれたというわけです」
 
 確かに、セツノは隠密調査と単独戦闘に優れている。この条件を満たせる女諜報員は彼女だけだろう。
 
「……わかりました。お給料は弾んでくださいね」
「引き受けていただけて何よりです。
 ……しかしセツノ、貴女が報酬について言うのを初めて聞きました。
 何か欲しいものでもあるのですか?」
「え? あー、いえ、欲しいものというかプレゼントしたいものというか。
 とりあえず適齢期(38)にはわからないことなのでお気になさらず」
「殴りますね」
 
 
 
 
 
 ……まあ、嫌な予感はしていたのだ。
 とはいっても、一度引き受けてしまった手前、もうどうしようもなく。
 覚悟を決めてから、セツノは扉をノックした。
 
「入りなさい」
 
 かけられた声に、不自然な響きはない。
 セツノは深呼吸をして、ゆっくり扉を開けた。
 
 
 親衛隊隊舎。
 帝国内でも選りすぐりの猛者達が住まう宿舎。
 その一室に、足を踏み入れた。
 他の部屋より格式は下がるとのことだが、それでも通常の兵士とは比較にならない広さである。
 諜報員としての経験を数年積んだセツノではあるが、このような部屋に入るのは初めてだ。
 
(……うわ、あの壷とか幾らするのか考えたくないなあ……。
 准隊士でさえこれなんだから、正式な隊員とか隊長とかってどうなってるのかな?)
 
 依頼主を不快にさせないよう、あくまで首や顔を動かさず、さりげない視線の動きだけで観察するセツノ。
 しかし。
 
 

799:怪物妹奉公記 ◆gPbPvQ478E
08/08/19 20:33:47 kFlfbdPq
 
「―どうしました? 近衛隊の部屋がそんなに珍しいのですか?」
 
 うげ、と呻きそうになるのを必死に堪えた。
 部屋の主は、奥のソファに腰を沈めていた。
 セツノとの距離は5足ほど。これだけ離れていながらも、挙動を敏感に察知するとは。
 
(姉さんクラスの化け物、か。うわー絶対戦いたくない)
 
 戦慄を必死に飲み込みながら、セツノは努めて落ち着いた声で挨拶をする。
 
「―初めまして。依頼を受けて派遣されました」
「ああ。遠いところからご苦労でした。紅茶を淹れましょうか?」
「恐れ入ります。しかし、私にそのようなお気遣いは無用です」
「そうですか。ならば早速仕事を頼みたいのですが。……と、こんな感じでいいのでしょうか?」
「……はい、符丁に問題はありません。しかし―」
「すみませんね。私、こういったことは苦手でして。
 上手な方でしたら日常会話の中で出来てしまうらしいのですが」
「いえ、実は私もこの格式張ったやりとりは苦手でして」
 
 言いながら、ぺろりと舌を出した。
 自分も貴女と同じですよ、と可愛さを含めながらアピールしたのだ。
 が、その内心は冷や汗ダラダラだったりする。
 
 何故なら。
 
「私の名前を聞いているとは思いますが、念のため。
 私は、アマツ・コミナト。
 この近衛隊にて准隊士を務めさせていただいております。
 わかっているとは思いますが、此度のことは内密にお願いします。
 もし貴女が裏切るようであれば、たとえ“村”が相手でも―」
 
(怖ッ! ちょ、殺気怖いんだけどっ!?
 というか意味ありげに剣に手を添えないで!
 こいつの家系を敵に回したらイナヴァ村も危ういんだから、裏切るわけないのにー!
 うう、さっき用を足しておいてよかった……。
 ……でもまあ、この様子なら、気付いてない、よね?)
 
 

800:怪物妹奉公記 ◆gPbPvQ478E
08/08/19 20:34:40 kFlfbdPq
 
 アマツ・コミナト。
 中央でも特に有力とされている貴族の末梢にして、近衛隊准隊士。

 そして。
 先日セツノとユメカが潜むユウキ宅に乗り込んできた、要注意人物。
 
 天井裏に潜んでいたのは看破されたが、正体まではばれていない、はず。
 そう信じて、そしてそれを確かめるために、敢えて依頼を受けたのだが。
 
「―ところで、貴女の年齢は?
 まさかとは思いますが、こちらの出した条件が伝わっていないなんてことは、ありませんよね?」
「は、はい。伺っております。
 私は14ですので、条件には該当されないと上に判断されました」
 
(怖いって! 今変なこと言ったら斬られる! 殺気が尋常じゃない!
 というか何でこの人こんなに怖いの!? ユウキさんや白ちゃんの前ではあんまし怖くなかったのに!
 こっちが素!? だとしたらものすっごい地雷女な気がっ!)
 
 なかなか失礼なことを考えるセツノだった。
 まあそれはそれとして。
 アマツの方も、セツノの答えは予想外だったようで。
 この強者にしては珍しく、心底驚いた表情を見せていた。
 
「14!? その歳でそこまでとは、随分とまあ将来有望ですね。
 流石はイナ―あ、名前を出すのは不味いのでしたっけ?」
「き、恐縮です。はい、“村”に関してもできるだけ具体的には……」
「了解しました。しかしまあ、14歳ならきっとアイツも……、ああいえ、何でもありません。こちらの話です」
「はあ……」
 
 要はセツノのことを歳に見合わぬ美少女と評してくれているのだろうが、何故だか喜ぶ気にはなれなかった。
 というか何故か自分が危険地帯にいるような気がしてならなかった。
 
「それはそうと、随分面白い格好をしているのですね」
 
 次いでアマツが指摘したのは、セツノの格好だった。
 まあ、それもそうだろう。
 何故なら今のセツノは、普段着とはほど遠い格好をしていたからだ。
 
「―近衛隊隊舎にお邪魔する上で、違和感のない服装といったら、これしか用意できませんでしたので」
「確かに、省庁の官服などは、手に入れるのも一苦労でしょうしね。
 しかし、まあ……似合いますね、まるで本職の使用人のよう」
 
 そう。今のセツノは、メイド服を身に纏っていた。
 官服も手に入れようと思えば難なく手に入っていたのだが、
 諸事情により経費を抑えたかったので、安上がりなこちらにした次第である。
 
「実家にも、ここまでの器量好しは居ませんでしたね。
 ……ふむ。転職してみる気はありませんか? 可愛がってあげますよ」
「申し訳ありませんが」
「残念」
 
 どこまでが本気なのやら。
 アマツは肩を竦めて溜息を吐いてみせた。
 

801:怪物妹奉公記 ◆gPbPvQ478E
08/08/19 20:35:30 kFlfbdPq
 
「―とりあえず、依頼の話に移りましょうか。大きな声では話せませんので、近くに」
 
 手招きされた。
 直前に変な勧誘をされたのもあって。最大限警戒しつつ、素直に近付くセツノ。
 互いの距離が2足ほどまで縮まって―
 
「ッ!?」
 
 柔らかそうなソファに腰を沈めていたにもかかわらず。
 アマツは一瞬にして、セツノとの間合いを潰していた。
 不安定な姿勢からのこの瞬発力。姉に勝るとも劣らない身体能力だ。
 速さには自信のあるセツノだったが、その自信は揺らいでいた。
 
(っていうか、なんでこんな人がお兄さんの近くにいるのよ!
 でなけりゃここまで苦労しなくて済むっていうのに……。
 ……変な女を惹き付けるフェロモンでも出してるのかな?)
 
 その理屈で言うと自分も以下略なのだが。
 
「―良い反応ですね。動きの起点も見えていたか。
 14歳でその反応速度とは、恐れ入る」
「恐縮です」
「その腕前なら、万一荒事になっても大丈夫そうですね。
 若すぎるのが来たら、その辺が心配でしたが、どうやら杞憂のようですね」
 
 セツノは努めて冷静な声を出す。
 
「―では、任務の詳細をお願いします」
「ふふ。胆力も良いですね。気に入りました」
(気に入らないでーっ!?)
 
 セツノの心の叫びに気付くはずもなく。
 耳元に近づけられた唇から、その内容が伝えられた。
 
 
 
 調べるべき対象の名前は。
 セツノがよく知るものだった。
 




802:緑猫 ◆gPbPvQ478E
08/08/19 20:37:51 kFlfbdPq
一方その頃ユメカはユウキとメイドプレイを以下略

>>757
GJ!
続き心待ちにしてました!
エリシアさん大好きな自分としては彼女が動いてくれると信じています
謀略万歳!
ああでもご息女とか超期待してしまう今日この頃
初恋とか素敵ですよね!

803:名無しさん@ピンキー
08/08/19 20:49:06 oiejzacd
やぁ、ホンマに投下しはったわ
あんなエゲツないことしといて、平気でようやらはりますわぁ

804:名無しさん@ピンキー
08/08/19 20:49:09 LkboE8YL
GJ!
セッっちゃんのメイド姿、ハァハァ……

ところで七戦姫マダ―っすかぁー?

805:名無しさん@ピンキー
08/08/19 21:33:45 oiejzacd
単発が自粛されるとやっぱり盛り上がらないな

ところで、外伝とかどんだけ過去の財産食い潰してんのやら
つか、こういうことやる度に過去の栄光も汚れていっちゃってるってのに
少なくとも、自分や自作のキャラが商業レベルで認知されてる人気者だって自惚れがないと
こういう恥ずかしいことって出来ないよね
正直、繋ぎ以上の価値も需要も無いっつーの

806:名無しさん@ピンキー
08/08/19 21:37:38 NeuxnODP
>>806
緑猫さんキタァー(゜∀゜)ーー!!!!
GJだ

後でゆっくりと読ませてもらいますよ

807:名無しさん@ピンキー
08/08/19 22:05:32 mWy8zMME
作者様gjですっ!
・・メイドプレイ以下略だと・・。ゴクリ

808:名無しさん@ピンキー
08/08/19 22:14:05 t1jq5UqO
外伝はいいから七戦姫書いてくれよ

809:名無しさん@ピンキー
08/08/19 23:31:54 A/e20Ngp
>>806
GJ!

さぁ、早くメイドプレイの続きを書くんだ

810:名無しさん@ピンキー
08/08/19 23:59:39 oiejzacd
NeuxnODPさん、とうとう現れなかったな…
まだ読んでないのかな
そうに決まってるよ
だって、あんなに喜んでいたんですもの

読んでみて、つまんなかったからスルーした、なんて悲し過ぎる


811:名無しさん@ピンキー
08/08/20 00:23:56 W3L4e/Da
今読んだ
なんか悪い意味ではっちゃけ過ぎてて、全体的にワルノリし過ぎの感が
書いてる本人だけが楽しんでる、独り善がりの典型だ
今時の携帯文学クオリティはこんなものなのか
読んでいて最初寒く、そのうち悲しくなってきた

812:名無しさん@ピンキー
08/08/20 00:35:04 EJ5M4Wz3
>>806
緑猫さんが来てる!!
今日はツイてるぜ

813:名無しさん@ピンキー
08/08/20 00:36:12 gPBIY/jT
メイドプレイだってーーーー!!
マジで即日うp希望するって

814:名無しさん@ピンキー
08/08/20 00:39:05 uqkYeN74
惨事・・・?

815:名無しさん@ピンキー
08/08/20 00:40:21 uqkYeN74
ゴバーク('A`)

816:名無しさん@ピンキー
08/08/20 00:42:26 Iqo+IuzX
           ____        ) 『 男を寝取られて、18年間嫉妬し続けたらどうなるの?』っと、
        /⌒  ⌒\      ) 
      /( ●)  (●) \    )/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y丶
     / ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
    |      |r┬-|     |
     \       `ー'´     /
     ノ            \
   /´               ヽ                 カ
  |    l   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l   カ    タ
  ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.     タ
   ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
      ┌┬┬┐┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐
   ,. - ''"| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ρ ̄`l
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ ̄ ̄

        ____
    /::::::─三三─\            リアルな話すると多分音速を超える 
  /:::::::: ( ○)三(○)\          レヴィアタンの力が、24時間×7日で188時間分の速度を持つならば。
  |::::::::::::::::::::(__人__)::::  |  _____  霧江の積み重ねた力は、1日が24時間で、それが365日で1年で、それがさらに18年で……。
   \:::::::::   |r┬-|  ,/ .| |        閏年をカウントしなくても、157680時間。…それはレヴィアタンの力と速度の、845倍を超える。
   ノ::::::::   `ー'´  \ | |        お前の嫉妬で悪魔がヤバイ



817:名無しさん@ピンキー
08/08/20 03:38:29 HrDD79gw
>>806
乙。続き待ってました~
粘着なんか軽く無視して我が道行って!次回も期待

818:名無しさん@ピンキー
08/08/20 11:49:31 W3L4e/Da
勝手に我が道行かれて、スレが荒れるのはたまらんがな、万歳
勝手と言えば、作者が「キャラが勝手に動く」とか言ってニヤニヤしながら書いてる姿が紙背から透けて見えるよ
本作知らない読み手にしたら、知的障害者の娘さんたちにしか思えないのだが

きょうび、中学生の日記でももう少しまともな文章書くだろう
人目に晒すのを前提にすれば

それにしても、ここまで指摘されても単発しか出ないとは…
まぁ、元々がたった一人のために書き下ろされてる作品だけどね

819:名無しさん@ピンキー
08/08/20 12:06:03 RWODufzE
イヤッフォーウ!

820:名無しさん@ピンキー
08/08/20 12:07:08 LBV6eBfn
>>822
お前、カツマタ君だろ

821:名無しさん@ピンキー
08/08/20 12:18:50 LBV6eBfn
カツマタ君とは
フナの解剖前日に死に、夜になると理科室に出没すると噂された少年。
実際には死んでおらず、サダキヨ同様、常にナショナルキッドのお面を付けていた。ウナギの“ともだち”の一人。
万引きの冤罪で晒し者になり、本当の犯人である緑猫に対して激しい憎悪を抱く。


822:名無しさん@ピンキー
08/08/20 12:40:52 FeoI5FkW
Ω(ry

823:名無しさん@ピンキー
08/08/20 12:50:50 nm9Zc+uB
尚、万引きの現場となった現場の店はかの有名な薬局のマツキヨである。
学校の帰り道にある商店街の来客の多い店での犯行もあり、冤罪を着せられた
カツマタ君は万引き冤罪事件、以降商店街を歩けなくなった。
また、余談ではあるがカツマタ君の部屋の押入れには八つ墓村で有名なスケキヨマスクが
こっそりと隠されている。
カツマタ君は夏場になると学校のプールの女子更衣室に忍び込んだり夜中のプールで逆立ちして
遊ぶときはスケキヨマスクに変えるのである。学校の七不思議の一つの真相である。

824:名無しさん@ピンキー
08/08/20 12:58:14 nm9Zc+uB
そして句読点を付け間違えたわけだがこれは自分のミスでありカツマタ君のせいではない。
みんなも書き込む前に自分の書いた文章は読み直そう。うん、反省している。

825:名無しさん@ピンキー
08/08/20 14:03:05 W3L4e/Da
いいさ、別に作品以外のレスにまで文法云々言うほど狭量じゃないさ

それより君、ID変えてまで一人で頑張ってることバラしちゃっていいのか?
むしろそっちの方が気に掛かるぞ

826:名無しさん@ピンキー
08/08/20 14:47:10 U41ddQLz
ニヤリ

827:名無しさん@ピンキー
08/08/20 15:08:25 BPgEdB4z
一人で自作自演とか楽しいですか?

828:名無しさん@ピンキー
08/08/20 15:44:30 W3L4e/Da
ほんと、緑猫信者のやり口には毎回迷惑してる
ブログとか持ってんのなら、そっちで好きなだけやってりゃいいのに
なんでここに投下しなきゃならないの

やっぱりブログじゃ誰にも読んで貰えないし
手放しでチヤホヤしてくれる場所が一番いいんだろうね

829:名無しさん@ピンキー
08/08/20 16:14:34 U41ddQLz
みんなに読んでもらいたいんだろ…

荒れて迷惑なだけだけど

830:名無しさん@ピンキー
08/08/20 16:23:12 R4s4T30b
ツンデレ用の嫉妬プロットでも考えようかな

ツンデレ

主人公

泥棒猫

真・泥棒猫

のようなキャラクター構成に……禁断のビッチを加える


ビッチがツンデレを主人公に紹介してもらったが、主人公はかなりのヘタレであった。ビッチの元恋人であったが
誠並の浮気性で他の女とヤリまくる。ヤーさんの奥さんを寝取ったりと男女関係のトラブルは多い
そんなヘタレを紹介してもらったツンデレは主人公のことを嫌悪していたが、主人公の策略で酒を飲まされて、
酔いの勢いでヤッてしまう。
 起きたら、知らない場所で目覚めたツンデレは隣にヘタレが寝ていること。自分が全裸であることを知ると
間違いを起こしてしまったと嘆く。その時にヘタレを慕っている泥棒猫姉妹が主人公を起こしにやってきた。親しい間柄なのか
ドアを開けて、真っ先に主人公の方に向かうと、裸同士の主人公とツンデレを目撃して


修羅場


って感じに思いついたけど、他にも面白い展開ないかな?





831:名無しさん@ピンキー
08/08/20 16:24:25 R4s4T30b
ツンデレが誠並のヘタレ男に襲われるのは納得行かない展開なので
ここはスィーツ(笑)を見習って、もうレイプされましたの展開でいいや

832:名無しさん@ピンキー
08/08/20 16:25:36 R4s4T30b
18年間嫉妬し続けると多分音速を超える
よりはマシなはず?

音速を超えてどうするのさw

833:名無しさん@ピンキー
08/08/20 16:28:55 RWODufzE
光になる

834:名無しさん@ピンキー
08/08/20 17:20:07 nm9Zc+uB
なんか自演扱いになっているな。確かパソコンの電源落として再起動すると変わるんだっけ?
>>825には悪いが設定に乗っただけの別人だ。いちいちID変えて自演なんかしないよ。
んでさ、カツマタ君は緑猫氏が嫌いらしいけどなんかあったの?それともただの荒らし?

835:名無しさん@ピンキー
08/08/20 18:05:21 W3L4e/Da
1 作品がスレチでつまんない
2 中途半端に幾つもの連載している
3 外伝とか、終わった作品にいつまでも未練たらしく執着してる
4 それが2の原因になってるのが分かっていない
5 他人の投下直後に平気で自作を投下するようなマナー違反を何度も繰り返す
6 鳥付きで自分語りして、頼まれもしないのに予告とかする
7 挙句に荒らしのトラップにまでGJ付ける醜態を晒した
8 7により荒らしを増長させ、スレが荒れる結果を生じさせた
9 外伝とかスターシステムとかに見え隠れしている人気作家気取りがキモイ
10 グロばかりでエロが皆無なのはスレ的に致命傷
11 他の書き手を称賛する時にも、さり気に上から目線
12 浮かれきった文体が独り善がりで、読んでいて白けてしまう
13 万事においてはしゃぎ過ぎ
14 話が行き当たりばったりで、先の展開について何にも考えていないのが丸分かり
15 つか、どうでもいいキャラがどうでもいいことしてるのをダラダラ垂れ流しているだけetc

つまり、スレ的に百害あって一利なしの存在なんだよ、君は

836:名無しさん@ピンキー
08/08/20 18:06:58 uqkYeN74
ただの荒らしでFA
構うなよ

837:名無しさん@ピンキー
08/08/20 18:38:40 jVYSwaDp
>>834
誠並のヘタレだと惨劇しかならんような罠

ツンデレがヤンデレ化して泥棒猫を鋸で切り裂くのかな?

838:名無しさん@ピンキー
08/08/20 18:43:57 W3L4e/Da
>>840
賛同と助言ありがとうございます
でも緑猫氏は、荒らしの一言で済ませるようなレベルを超越しているのです
誰かがはっきり言ってあげないと…

839:名無しさん@ピンキー
08/08/20 18:56:39 uqkYeN74
安価忘れてた
>>840>>838に対するレスな

840:名無しさん@ピンキー
08/08/20 19:10:42 nm9Zc+uB
>>843
ちょっwwwうはっwww

>>842
なるほどな。ところでこれ(>>1)を見てくれ。こいつをどう思う?

841:名無しさん@ピンキー
08/08/20 19:21:38 jVYSwaDp
独りよがりのバカはNGしているので何を言っているのか
さっぱりわからんけど

大人気ないな

842:名無しさん@ピンキー
08/08/20 19:24:44 jVYSwaDp
個人的にはこのスレの住人はスルーできない人が多いのか
こりゃ、作者さんも可哀想だよね。粘着する人はただの醜い嫉妬


843:名無しさん@ピンキー
08/08/20 19:26:15 EsHwSfnh
そんなことよりツンデレのプロットでも考えましょう

ヘタレが原因でツンデレがツンツンしまくって、最後にしおれてしまうのは
一番の盛り上がるとこだと思いますよ

844:名無しさん@ピンキー
08/08/20 19:34:21 EsHwSfnh
ツンデレこそが嫉妬の王道なのだ!!

845:名無しさん@ピンキー
08/08/20 19:41:04 igqPozMs
ど、どうしよう・・
今、家にチャイムが鳴ったので出て行ったら変なメガネをかけた陰気な女が居た
何かうちの庭にある灯油缶(木の枝や草を燃やすために使っている)と
俺が小学校に使っていた学習机の椅子(外に放り出した腐っている変色してる)
を譲ってくれてと言い出した。

普通なら道を尋ねてくるレベルなら不思議ではないが
上記にある物を譲ってくれというのは何かがおかしい。
こんなものを女が欲しがる理由が全くわからないし、関わりたくもないので

ちょっと親と相談しないとわからないですねぇと答えた

そうすると女は連絡が欲しいので自宅の電話番号を教えて欲しい又は私の携帯に連絡をくれと言い出したのだ
当然、見知らぬ人間に電話番号を教えたくもなかったし、連絡をかけたくなかったので。

明日、同じ時間帯に来てくれ。それまでに親と相談しておくから。
で、今日の所はお開きにしてもらった。


何かこの嫉妬スレ向きのようなので書き込んでみた。
普通そんな物を欲しがりますか? マジで

ちなみにこれはマジネタだ。
明日、また家にやってくる・・・・・
どうしようかな・・変な女ではなければいいんだが

846:名無しさん@ピンキー
08/08/20 19:54:31 uqkYeN74
ツンツンしすぎて他の女にとられる→修羅場
が俺のジャスティス

847:名無しさん@ピンキー
08/08/20 20:00:20 i56Jw8Gp
>>850
今度一緒に酒でも飲もう

848:名無しさん@ピンキー
08/08/20 20:32:43 4mdIcR8I
>>850
とった女が素直クールなんですね?

849:名無しさん@ピンキー
08/08/20 20:35:34 U41ddQLz
ヒロイン皆ツンデレ
修羅場になるんかな?

850:名無しさん@ピンキー
08/08/20 20:38:52 /90afY0a
>>849
幼なじみの女の子か妹に女性がそういうものを欲しがる理由を一応聞いてみれば
 
個人の意見としては世の中何が原因で個人情報が流れるかわからないから止めといた方がいいと思う

851:名無しさん@ピンキー
08/08/20 21:07:34 HrDD79gw
ID:W3L4e/Da は>>1のテンプレ読んで二度とくるな

852:名無しさん@ピンキー
08/08/20 22:17:56 J91z3QAS
嫉妬は女の力の原点だそうです By うみねこ

853:名無しさん@ピンキー
08/08/20 23:01:36 Iy7XQqjf
とりあえず、俺から言えることは緑猫氏GJということだけだ
まぁ、住人はのんびり待とうや、全裸で

夏場は快適やね

854:名無しさん@ピンキー
08/08/21 00:01:14 jwHr8Dkr
小ネタ投下します。

855:名無しさん@ピンキー
08/08/21 00:02:34 q3H7Nam+
 このごろの若者の奢侈淫佚は目にあまる。何かにつけ恋愛々々、二言目には別れるの別れないのと、しまいにその場かぎりのけしからぬ関係が一生涯の重大事であるかのように振舞っている。
この時代において修身の教科書を努めるべきテレビジョンでは、役者くずれの男女をバスに乗せた兎にも角にもくっ付きくっ付けの諍い事の見世物が垂れ流され、
巷では、純愛譚を装った猥本紛いの読み物をもとにした活動写真が評判となっている。
中にはしたり顔で、これこそ人生だなどととち狂う者もある。
私の若い頃にはマルクスを読んでいたのが、今の青年たちときたら飲食店で互い互いの値踏みに躍起である。明らかな性欲過多である。色きちがいといってもいい。
物心ついたばかりのころはじいちゃんじいちゃんといぢらしかった末の孫でさえ、世間の毒に中てられている。
次男三男坊には男根(へのこ)一本の時代でなくなったというのに、猿紛いの婬虐暴戻、日本男児の純潔はどこへやら、今はもはやドン・ジュアン気取りである。
「こりゃ七詩、分別を持てといつも言っとろうが」
「はいはい、昼めしはさっき食べたでしょ」
 とりつくしまもなく、孫は目も合わさずにけえたいとやらを指先で弄繰り回している。
「ともだちの家に遊びに行くから、晩めし要らないって母さんによろしく」
 ともだちとはいうものの、どうせ、気味悪く猫撫で声を掛け合う間柄の女学生であることは想像するに余りある。
孫はいそいそと支度しながらも有頂天な様子で、時折聞きなれぬ女性の名をつぶやいている。
これで孫のともだちは両手の指では数えられぬほどになり、その広い交友関係を自身の若かりし頃と比べて微かに羨ましく思いつつ、祖父として当たり障りのない忠告を与えた。
「七詩、論語に巧言令色鮮し仁というのがあって―」
「あ、じいちゃん。もし誰か訪ねてきたら七詩は塾に行きましたって伝えておいて」
 東風の馬耳を射るが如きである。

856:名無しさん@ピンキー
08/08/21 00:03:57 jwHr8Dkr
 児孫のために美田を買わずとはいうが、どんな悪童でもやはり孫は子よりかわいくて、ついつい甘やかしてしまい、七詩に言われたがまま、たった今押しかけてきた女学生を舌先三寸で丸め込める。
「女房の妬く程亭主もてもせずという川柳がありましてな、それに身内の私が言うのもなんですが、七詩は男っぷりがあんまりよろしくない。
もすこし美男子に生まれてくれればよかったのですが、やはり、遺伝ばかりはどうにもなりません。
家内だけは若い頃それなりの美人系でしたけれども、AたすBの自乗もそんなにあてに出来んものですね」
「うそ、言わないでください。塾なんて、うそを言わないでください。おじいさまは、七詩さんにそう言ってくれって頼まれたんですよね。
そうですよね。そうにきまってます。だってこの前も、この前の前も、おじいさまは今と全く同じ事を仰ったじゃありませんか」
「はて、そうでしたかな」
 ぼんやり口を空けて顎鬚を抓って見せると、女学生はきまり悪そうに目を背けた。
耄碌を目にするのは痛ましくも遣る瀬無くもあり、女学生の初めの勢いも段々と失せて行く。
狡猾な爺になったものだと考えれば、こちらも良い気持ちではいられない。
「突然お邪魔してすみませんでした。七詩さんが帰ってきたら、これ、渡してください」
 女学生が暇を告げる際に差し出した紙切れには、婚姻届という活字と、男女それぞれの戸籍が書いてある。
無論、筆跡は全て同一のものである。この女学生も他の娘に負けず劣らずしたたからしい。
始末に困るこうした類の紙切れは既に四枚ほど箪笥に入っているが、印鑑を待つばかりの状態に仕上げられているのは初めてである。
 四谷怪談か阿部定事件か、憤死にせよ情死にせよ好ましくない事情に立ち入るけはいがそろそろ感じられ始めたので、
ある日、一つ諭してやらねばと不肖の孫を呼び出してはみたけれども、「うん」「そうかな」と答えるばかりで一向に反省の色を見せない。
それどころか小遣いをねだってくるのである。数枚の紙幣を渡し際、「これ以上、じいちゃんの寿命を縮めないでおくれ。せめて曾孫くらい見たい」と言えば、嫌な顔をするという有様である。

857:名無しさん@ピンキー
08/08/21 00:05:39 q3H7Nam+
 本人に何を言っても無駄であるのが解って、今度は外堀から攻めようということになる。
「そんなわけだから慈子(いつこ)ちゃん。どうにかして七詩を懲らしめてはくれんかの」
「やですよ。なんであたしが」
 七詩の幼なじみである彼女ならもしやと考えたのであるが、折角用意した菓子折りを突っ返されたばかりか、心底嫌そうな顔もされた。
「あいつがどうなろうとあたしには関係ありません。あんな女ったらし、刺されて死んじゃえばいいんだ」
「そこをどうにか。ふりだけでいい。ふりだけで。慈子ちゃんが七詩と交際しているみたいに振舞って、根も葉もない事を吹聴してさえくれれば」
 そう膝に手を付いて頼むと、慈子ちゃんは何か思うところがあるのか思案顔になり、しばらく経って、後ろめたそうにわき目をしながら、
「ほんとに、あることないこと、言いふらしていいんですか」
「かまわんとも」
 成果は思いのほか早く現れた。それから数日後に七詩は必死の形相で玄関を開けて、半ば涙声で懇願した。
「じいちゃん、居留守、居留守使って。七詩は居ませんって。来月の小遣い要らないからお願い」
 言いながら七詩は震える指で玄関に鍵をかけると、盗人のようにちょこまかしたつま先歩きで自室へと篭ってしまう。
いつもはけたたましい扉の開け閉めの音が聞えるのであるが、その日ばかりは随分とひっそりしていた。
この後、女学生やら妙齢の婦人やら中学生らしき少女やらが十二名ほど入れ替わり立ち代り訪れたけれども、その都度、口をだらしなく半開いて応対することで、大したいざこざもなく追い返すことが出来た。
 ゲートボールに行った帰り道でふと目に留まり、老眼鏡をかけなおしてよくよく観察してみれば、七詩と慈子ちゃんが寄り添って歩いていた。
七詩はなにやら目の下に隈を作り、いかにも満身相違といった感じである。慈子ちゃんは七詩の腕をぎゅうと抱きかかえて、それこそこぼれんばかりの笑みを浮かべている。
正直な感想を述べてしまうならば、かわいらしいというよりも薄気味が悪い。

858:名無しさん@ピンキー
08/08/21 00:06:57 q3H7Nam+
「七詩のお祖父さん、こんにちは。いいお天気ですね」
 慈子ちゃんが挨拶するのに合わせて七詩が恨めしげな目を向けてくるが、孫に恨まれるような心当たりは無いので、ついと懐からあるものを取り出した。
「ところで慈子ちゃん。これ、頼まれた合鍵出来たんで渡しとくよ。たまには夕食でも作りにきておくれな」
「まあ、わざわざすいません」
 慈子ちゃんは七詩の腕を結構な力でもって抱きしめたまま、ぺこぺことお辞儀を繰り返した。それにしても念の入った演技である。
 あくる日、七詩は朝帰りするなり、荒い呼吸をしながら怒鳴り声を浴びせかけて来た。
「じいちゃん。どういうことだよこれは」
 早朝から近所迷惑である。年寄りの朝の楽しみを邪魔しないでもらいたいものである。
「なんで慈子があんなに痛い女になってやがんだ。急に付き合ってるとか言い出すわ。結婚の約束したとか広めるわ。しまいにゃいつの間にか携帯のメモリー消されてるわ」
 盆栽の手入れを続ける。近いうちにこのサボテンにも花が咲くであろう。
「しかも一服盛られて、既成事実も」
 鉢植えの隙間に野球のボールが挟まっているのを見つけた。近所の子供が誤って放り込んでしまったに違いないので、塀の上に転がしておいてやる。
「昨日なんざ、他の女と喋っただけでぶち切やがったんだ」
 ぐすぐすと鼻をすする音が聞え、七詩がまたあどけないころ、慈子ちゃんにいじめられて、こんなふうに逃げ帰ってきたことがあったのを思い出し、何ともいえぬ感慨に浸る。
思えば、年をとってからは月日が経つのが早くなっているようである。世の中の変化も、身内の成長も、瞬く間に過ぎて行ったと感じることさえある。
「あれもこれもみんな、じいちゃんが仕組んだことなんだろ」
「はて、なんのことやら」
 月日が早く経つから物事を早く忘れるのである。

859:名無しさん@ピンキー
08/08/21 00:08:53 q3H7Nam+
以上です。

860:名無しさん@ピンキー
08/08/21 00:24:17 BQ9zx8rv
四文字熟語が読めなかったり意味が分からなくて困ったりしたがGJ!
大正から昭和の香りがプンプンしやがるぜぇ!

861:名無しさん@ピンキー
08/08/21 00:45:18 ZrPPNRHM
ゆとりは早く夏休みの宿題終わらせろよ

862:名無しさん@ピンキー
08/08/21 01:40:58 04cPmpbk
>>863GJ
前にも爺ちゃんの一人称で書いた人?

863:名無しさん@ピンキー
08/08/21 01:47:56 BQ9zx8rv
>>865
恥ずかしながらゆとりじゃないけど奢侈淫佚と婬虐暴戻の読みかたと意味を教えてよ
こんな四文字熟語見たことも聞いたこともないんだわ
それとこの四文字熟語を>>865がいつどこで学んで覚えたのかも教えてくれ

864:名無しさん@ピンキー
08/08/21 01:55:07 f3FxpdFv
>>867
スルーもできないなら氏ねよ


865:名無しさん@ピンキー
08/08/21 02:10:20 xWm3QxhO
再び殺伐としたクソスレになったな。もう書き手以外お前ら全員氏ねよ

866:名無しさん@ピンキー
08/08/21 02:20:58 iBVJ5EZF
奢侈淫佚も婬虐暴戻もどちらもきちんとした四字熟語です。
一度自分で調べてみてから人に噛み付きましょう。
ゆとりでない年齢だとしたら余計に恥ずかしいです・・・

867:名無しさん@ピンキー
08/08/21 03:18:19 wIAK9uYe
お前も含めて黙っててくれ
諫めるふりして煽るな

868:名無しさん@ピンキー
08/08/21 06:27:07 pX5eLhzz
夏ですNE!

869:名無しさん@ピンキー
08/08/21 08:14:29 WJn3/fri
>>863
GJ!
幼なじみってやっぱりイイ!

870:名無しさん@ピンキー
08/08/21 08:23:56 TbuOSMsy
阿修羅さん更新乙です

871:名無しさん@ピンキー
08/08/21 13:31:37 C2cLucL9
>>863
当事者としてではなく傍観者としての視点がなるほど上手いと思った次第
次回も軽妙な短編を期待してます

872:名無しさん@ピンキー
08/08/21 14:51:51 RsDALEQ/
GJ!
爺さんという第三者からの視点が面白い
孫が関わっている出来事の直接的な表現が少ない分
色々想像させられてしまう


873:名無しさん@ピンキー
08/08/21 20:27:48 eXoANetZ
>>863
GJ

面白い上にサクサクと読めるし、何かとても妄想がしやすい文章ですね。
とりあえず孫ザマァwwww


874:緑猫 ◆gPbPvQ478E
08/08/21 23:46:53 xWNmIpgp
投下します。
鬱注意。

875:七戦姫 16話 ◆gPbPvQ478E
08/08/21 23:49:29 xWNmIpgp
 
 虐められているところを初めて見たときは、怖くなって目を背けてしまった。
 当時の自分は勇気なんて欠片もなく―いや、今でもあるとは言い難いが―その光景を恐る恐る覗き見することしかできなかった。
 それでも、ある日、勇気を振り絞って助けに入った。
 矮小な自己満足かもしれない。親切の押しつけだったのかもしれない。
 でも。
 それでも。
 後に彼女は、ありがとうと言ってくれた。
 いつかお返しするのだと意気込んでくれた。
 
 棒術が得意と聞いたので、己の師範を務める騎士に紹介した。
 一度も実技を受けられなかった生徒より、さぞ教え甲斐のあったことだろう。
 彼女を気に入った騎士は、持てる技術の全てを惜しげなくつぎ込んでいた。
 才もあったのだろう。彼女はめきめきとその腕を上げ、瞬く間に国内でも有数の使い手となっていた。
 
 妬ましく思うこともあった。
 自分は城内を一周しただけでも翌日はまともに動けなるというのに。
 彼女はとても辛そうな訓練を受けても寝込むことはほとんどなかった。
 しかし―それ以上に、彼女が活躍する様を見るのは楽しかった。
「助けたい」だなんて思い上がりも甚だしいが、初めて自分から関わりたいと思った相手。 
 彼女―イクハは、はじめての、ともだちだった。
 
 
 その友達が、今は命を賭けて戦わされている。
 自分のために。否、主国を楽しませるために。
 それを見ることしかできない無力な自分。
 制止することすらかなわない。強引に止めに入ったところで、主国貴族の不興を買うだけ。
 たとえイクハ一人の命を救うことができたとしても、そのせいで国民全員にどれほどの被害がいくことか。
 立場を忘れて友だちのために身体を投げ打てたらどんなに楽か。
 
 ―こんな言い訳じみた考えを巡らせ、目の前で傷つけ合う女性を助けられない。
 なんて、情けないのだろうか。
 自分にもできることがあるはずだと思い、必死に頭を回してきたが、試合が始まっても良案なんて浮かんでこない。
 このまま、己を慕う女性が殺し合うのを、黙って見ているしかないのだろうか。
 
 

876:七戦姫 16話 ◆gPbPvQ478E
08/08/21 23:50:29 xWNmIpgp
 
 * * * * *
 
 一撃一撃が的確に急所を射貫いている。
 脳はすっかりかき回され、内蔵にもダメージが蓄積している。痛めた筋も数多い。
 視界はすっかり赤く染まり、時折霞み始めるから困ったものだ。
 
 常人であれば、既に何度か死んでいてもおかしくない。
 それほどまでに、サラサに乗る女の攻撃は苛烈だった。
 ただ勝ちたいというだけではこうにはなるまい。おそらく、いや間違いなく。
 
 ―どうして王子を手に入れていないのか。
 
 この言葉が、突き刺さっているのだろう。
 サラサと同じ境遇にいたであろうこの女。しかしコイツは恵まれていて、王子からたくさんのものを貰っているはず。
 そのような恵まれた環境にいれば、自分だったら王子を独占したいと考える。
 なのにこいつはそうしなかった。自分とほとんど同じはずの女が、そこだけは違っていた。
 
 それが、何故だか気にくわなくて。
 
「おまえの」
 
 降り注ぐ打撃に晒されながら。
 まだしぶとく動く口は。
 
「あのひとへのおもいは」
 
 決定的な言葉を、紡いでいた。
 
 
「そのていどか」
 
 
 瞬間、今までとは比べものにならない一撃が叩き込まれた。
 
 

877:七戦姫 16話 ◆gPbPvQ478E
08/08/21 23:51:19 xWNmIpgp
 
 * * * * *
 
 制圧なんて頭の中から抜け落ちていた。
 とにかく下の五月蠅い口を黙らせたくて。
 渾身の一撃を、叩き込んでいた。
 
 ―図星だった。
 
 だから柄にもない全力の打撃を、後先かまわず放っていた。
 クチナへの想いは、とても大きなものである。
 でも。
 
 同じくらい、妹も大事だった。
 
 どちらも一番大切なこと。
 どちらかを諦めるだなんてきっと無理。
 
 大会前夜、妹に向かって放った言葉は自分に言い聞かせるためのものだった。
 妹も自分と同じだと知ったとき、不覚にも泣きそうになってしまった。
 
 妹を妬んだこともあった。
 国王の護衛という名誉ある立場につけたのは、確かに喜ばしいことではあったが。
 それ以上に、クチナの護衛に任じられたかった。
 自分を助けてくれたクチナ。そんな彼を、ずっと守っていきたかった。
 そのために頑張ってきたのに、それを自分より弱い妹に奪われた。
 嬉しそうに報告してきた妹の顔を見たときは、思わず全てをぶちまけてしまいそうになった。
 そこには私が居るはずだったのに。
 私の方がずっと早くから彼のことを想っていたのに。
 自分のおかげで殆ど虐げられることのなかった妹には、絶対に理解できないかもしれないが。
 ―奴隷だった自分にできた、はじめての、友人。
 その尊さは、ただの“想い人”の比ではなく、その隣だけは妹にも譲りたくなかった。
 だから許せなかった。許したくなかった。どうにかして妹を王子の護衛から引きずり下ろそうと具体的な策まで考えてしまった。
 でも、実行には移せなかった。
 
 ―きみは、つよいんだね。
 
 こんな強さは要らなかった。
 妹を守るのは姉の役目だなんて、どうでもいい思いこみを必死に守った馬鹿な女。
 
 
 妹。
 
 
 それがきっと、イクハとサラサを分ける鍵。
 イクハには妹が居た。だからクチナを独占しようとはせずに、己の感情を抑えてきた。
 サラサには妹が居ない。だからイクハの気持ちなど想像もつかず、彼女が必死に抑えつけていた気持ちを暴き立てた。
 本質的には似ていた二人。しかし、決定的に違う部分が、彼女らの勝敗を決めていた。
 

878:七戦姫 16話 ◆gPbPvQ478E
08/08/21 23:52:13 xWNmIpgp
 
 サラサの言葉によって、柄にもない渾身の一撃を放ったイクハ。
 渾身の一撃は、それにしか意識を向けていないということ。
 当然、完璧に押さえつけていた状態は解け、サラサは一瞬だけ自由になっていた。
 
 防御や回避など考えず、とにかく全力の一撃を当てる。
 
 それは、イクハの戦い方ではない。
 それは―
 
 
 
 上半身が捻られる。
 拘束から逃れた左手は、硬く拳を握り込み。
 
 至近距離で、しかも全力攻撃の直後。
 避けきれるとは思えない。脱力による軽減は、下から放たれた打撃には効果が薄い。
 それでも後ろに跳びさえすれば威力は殺せる。
 上半身を反らしながら、膝立ちの足を強引に―
 
「―ッ!?」
 
 激痛。
 先程折られた肋骨と、
 
 最初に潰された右足から。
 
 負傷による動きの制限よりも。
 痛みによる一瞬の硬直が、致命的だった。
 
 迫り来るサラサの拳。
 拳に巻かれた革の縫い目まで視認したところで。
 
 イクハは、今度こそ、終わってしまったのだと悟った。
 
 

879:七戦姫 16話 ◆gPbPvQ478E
08/08/21 23:53:12 xWNmIpgp
 
 * * * * *
 
 会場が沸きに沸いた。
 
 その半分は歓喜の混じった昂奮によるもの。
 もう半分は絶叫混じりの悲嘆に暮れたもの。
 
 ―近衛隊長が倒れ、奴隷闘技場王者が立ち上がった。
 
 主国の奴隷と属国の貴族では、主国の奴隷に軍配が上がることとなった。
 イクハに心酔していた者達は、嘆きの絶叫を止めどなく漏らす。
 サラサの戦いを見に来ていた者達は、変わらぬその強さに賞賛の声を挙げている。
 女同士とはいえ、主国の闘技場でもまず見られない名勝負だったことは疑いない。
 勝ち名乗りもまだだというのに、あちこちで今の熱戦に対する論評合戦が始まっていた。
 
 が。
 
 それらのざわめきが、凪ぐように静まっていった。
 理由は簡単。選手二人の居る試合場の中央に向かって、一人の貴族が歩み出たからだ。
 
 一言。
 その貴族は言った。
 
 その声はそれほど大きくなかったにもかかわらず。
 不気味と、会場全体に届いていた。
 
 
「まだ終わっていない」
 
 
 それに対し、掠れながらも大きな声が返された。
 
「終わったよ。ボクの勝ちだ」
 
 言い返したのはサラサだった。
 己の血にまみれた銀髪が、べったりと頬に張り付いている。
 誰がどう見ても満身創痍だったが、瞳には強い光が宿っていた。
 
「勝敗は片方の氏によって決する。
 ―お前の相手は、まだ死んでいない」
「死んだよ。肩を砕いた。もう二度と棒は満足に振れないと思う。
“近衛隊隊長”って、強くないと務まらないんでしょ?
 ―だから、“近衛隊隊長”は、死んだんだ」
「戯れ言を。私の言葉が理解できないのか、サラサ?」
「あなたこそ、ボクの言ってることわからない? ネキツ様」
 
 二人の間で、火花が散った。
 
 突然の事態に、観客をはじめ、主国の貴族達もざわめき始める。
 確かに勝敗は片方の死をもって決することになっているが、それは試合を盛り上げるためだ。
 既に決着のついた勝負にしゃりしゃり出て、処刑を宣告するというのは度が過ぎている。
 事実、イクハの方は肩関節を粉砕された激痛で、立ち上がることすらままならない。
 このように弱り切った者を敢えて処刑する必要などないと、少なくとも主国の運営委員の大半は思っていた。
 
 とはいえ、妙なのは突然出てきた貴族―ネキツ公爵だけではない。
 サラサも何故、公爵に逆らってまでイクハを庇っているか。
 彼らの関係を知る者にとっては、不可解でしかなかった。
 
 

880:七戦姫 16話 ◆gPbPvQ478E
08/08/21 23:53:59 xWNmIpgp
 
 * * * * *
 
 肩の激痛によるノイズに紛れながらも。
 イクハは、彼らの会話を、聞いていた。
 
 ―なんだ。この奴隷女も、私と同じこと考えてたのか。
 
 攻撃は全て本気だったが、狙いはどれも致死を避けていた。
 死ぬ寸前ギリギリを狙って、かつ二度と戦えなくなる程度を目指していた。
 ……よく考えればおかしかったのだ。
 飛び込みざまに放たれた一撃。脱力で威力を軽減させたとはいっても、頭蓋骨にヒビが入るくらいは覚悟していたのに。
 それに、踏みしめての一撃も、頭部に直撃するものは最初から最後まで放たれなかった。
 
 
 やっぱりこいつも奴隷なんだな、と思った。
 
『殺しちゃ、ダメだ』
 
 ご主人様の命令を、愚かなまでに守ろうとした奴隷二人。
 自分の命が懸かっているというのに、馬鹿馬鹿しいにも程がある。
 
 正直、上手くいくとは思っていなかった。
 何かの奇跡が起きて、理想的な条件のもと交渉すれば五分五分、程度に思っていた。
 はたして、サラサは―
 
 
(……駄目、か。どうもこの公爵、私に死んで欲しいみたいだし)
 
 
 掠れた視界でもよくわかる。
 イクハを見下ろす公爵の目。嘘を吐いている目だ。
 競技の規則など建前に過ぎない。
 
 
 ネキツ公爵は、イクハに、死んで欲しいのだ。
 
 
 ―さて、どうするか。
 意識があるとはいえ、肩や肋骨の傷は酷すぎる。
 戦闘どころか起き上がるのも不可能だ。
 一度気を抜いてしまったこともあり、傷が熱を帯び始めている。
 こうなってしまっては時間もない。すぐに意識も落ちてしまうだろう。
 動くのは、せいぜい口と左手だけ。
 一言喋るだけでも今は重労働だ。このまま流れに身を任せた方が、遥かに楽に違いない。
 死ぬにせよ、奇跡が起きて生き残るにせよ、もう、何もしなくても―
 
 そう、思っていたのだが。
 
 

881:七戦姫 16話 ◆gPbPvQ478E
08/08/21 23:55:07 xWNmIpgp
 
 見えてしまった。
 
 主賓席の方から。
 弱々しくも駆けてくる、一人の青年が。
 
 
 何をしようとしているのか、容易に想像がついてしまう。
 彼にとって、自分を求める女性が殺し合うだなんて喜劇は、到底許せるものではないだろうから。
 それでも、一度は我慢して受け入れたはずなのに。
 どうやら生き残ってしまった此方の姿を見て、変な決心が付いてしまった模様。
 
 
(……だめ、ですよ。クチナ様。
 この男の狙いは、私の命と……あと、たぶん、もっと大きなものでしょうから。
 楯突いたところで、貴方の不利益にしかなりません……)
 
 そう伝えたかった。
 しかし、彼はまだ遠くにいる。その思いを密かに伝えるには遠すぎた。
 そして彼は近付くなり、取り返しのつかないことを言ってしまうだろう。
 
 その結果なんて、想像したくもない。
 彼にこの状況を覆させるのだけは、駄目だ。
 何としてでも、何を代えてでも、彼のことを守らなければ。
 今、それができるのは、私しか、いない。
 
 
 ―ああ、できること、あったじゃないか。
 
 
 息を吸う。胸が痛み、咳き込んでしまう。
 サラサとネキツがこちらに気付いて顔を向ける。都合が良い。
 今だけ、胸と肩の痛みを忘れ、強引に声を張り上げた。
 
 
「―私は、命を賭けて王子の妃の座を欲しました!
 敗れたのであれば、この命に未練はありません!
 その覚悟―皆、刮目して御覧あれ!」
 
 

882:七戦姫 16話 ◆gPbPvQ478E
08/08/21 23:55:52 xWNmIpgp
 
 予想以上に響いた、気がした。
 サラサがぽかんとした後、こちらの狙いを悟ったのか、止めようと近付くのが見えた。
 
 でも、遅い。
 
 隊長服の懐から取り出した、手のひらに収まる程度の短剣。
 それを、躊躇無く、己の胸に突き立てた。
 
 誰かの悲鳴が聞こえた気がした。
 誰の声だったか。とても大事な人だった気がする。
 聞き覚えはあるのだが、胸からゆっくり広がる冷たさに、思考が邪魔されてしまう。
 
 霞む視界。誰かの顔が見えた。
 
 あ、そうだ。
 
 顔を見て。
 
 昔から。ずっと言いたかったことを。
 
 言える。ことに。
 
 気付いた。
 
 
 
 
「―これで、貸し借り、無しですよ」
 
 
 
 驚いた顔。
 あはは。
 やった。
 
 これで。私。奴隷から……ほんとうの―
 
 

883:七戦姫 16話 ◆gPbPvQ478E
08/08/21 23:56:57 xWNmIpgp
 
 * * * * *
 
「イクハは強いね。羨ましいよ」
「―そんなことはありませんよ。私など、まだまだです」
「謙遜はいいよ。君みたいな人が友達になってくれて、よかった」
「……また、体調が優れないのですか?
 ならば無理しないでお休みになった方が―」
「……ううん。そんなに辛くないよ。大丈夫。ごめんね。
 そうじゃなくて……イクハみたいな強い人が一緒にいてくれると、何だか元気を貰える気がするんだ」
「そんな……それではまるで、私が元気の塊みたいじゃないですか」
「え、違うの? ―って、いひゃいいひゃい、ほ、ほめんははい」
 
 二人同時に笑い出す。
 まだ友達なったばかりなのでぎこちないが、心暖まる笑いだった。
 
「―私も、クチナ様と友達になれて良かったです」
「そ、そう? ……なんか、人に言われると照れるね」
「……もう。この」
「いて」
 
「―でもね、クチナ様。覚えてます? 最初に話したときのこと」
「? あー……あはは、格好悪かったよね、僕」
 
 そんなことなかったですよ、という言葉を飲み込んで。
 
「あのときの借り、まだ返せていませんよね。なのに、友達でいいんでしょうか、私?」
「ああ、気にしなくてもいいのに」
「イヤです。死ぬまで覚えてます」
「えー……。まあ、だったらいつか返してよ。いつでもいいから。そしたらさ―」
 
 こほんと、幼い王子は咳払い。
 そして少し照れくさそうに。心の底から望むように。
 
「―僕たち、本当の友達になれるよね」
 
 


884:七戦姫 16話 ◆gPbPvQ478E
08/08/21 23:58:19 xWNmIpgp
 * * * * *
 
 
 一回戦第1試合
“闘技場王者”サラサ 対 “近衛隊隊長”イクハ
 
 勝者、“闘技場王者”サラサ。

885:緑猫 ◆gPbPvQ478E
08/08/22 00:01:12 xWNmIpgp
>>888が異様に短いのはこちらのミスですorz
887と繋げるつもりがコピペをミスしてしまいました。すみません……。
 
でもまあ、とりあえず、ようやく決着。お待たせして申し訳ありませんでした。
色々思うところもありますが、第1試合書き上がって良かったです。
次の第2試合からは、試合が始まってから終わるまでは投下間隔を空けないようにしたいと思います。
連日投下は執筆速度的に難しいですが、まあ一週間以内を目安に。
 
次のヌエさんはたくさんイラストを描いていただけたので、気合いを入れていきたいと思います。
ヌエ万歳。



886:名無しさん@ピンキー
08/08/22 01:11:01 QD+caPu9
まぁなんだ、スレを潰すには荒らしはいらぬ
空気の読めない書き手が一人いりゃ充分ってことか

887:名無しさん@ピンキー
08/08/22 01:50:26 pflg1txn
>>890
おまえは女の腐ったのみたいな性格の奴だな。
なんでみんなが嫌がるようなことを平気で書き込めるんだ?

888:名無しさん@ピンキー
08/08/22 01:59:54 MeW/TeF2
学生が休みになるシーズンに入ると荒れる法則

889:名無しさん@ピンキー
08/08/22 02:20:38 cFceK4JK
>>889
GJなんだけど素直にGJを送りづらい
このまま最後の一人になるまで闘うにしても、主国というか公爵家は滅んでほしい

890:名無しさん@ピンキー
08/08/22 09:22:07 i0g+tdeD
>>891
ウナギの凄いところは投下があると即座に書き込みをしてくることだな(笑)

どんだけスレとにらめっこしてんだろうね


891:名無しさん@ピンキー
08/08/22 10:28:20 1AgL+usb
>>895
まぁ、なんたって「嫉妬」スレだからな

892:名無しさん@ピンキー
08/08/22 13:51:26 +TCXIRYZ
>>889
緑猫さんGJ
スレが盛り上がってきました


893:名無しさん@ピンキー
08/08/22 14:49:07 xCiFrsQ6
緑猫が来たからスレが盛り上がってきた
君面白いこと言うねー

894:名無しさん@ピンキー
08/08/22 16:18:53 nmJF9oA5
NG以外で叩かれる作品って読んでてオタク臭を感じるのは俺だけ?
ただ、七戦姫も臭うが嫌いじゃない


895:名無しさん@ピンキー
08/08/22 17:43:57 SiaDf0ro
七戦姫に罪はない
全ての罪は意地になってるキモ猫にこそある

汚い手段使って黒女さんを追い出して、スレを独占化しようと企んだのだろうが
そうは問屋が卸さない

天網恢々疎にして漏らさず

896:名無しさん@ピンキー
08/08/22 17:53:54 K9MRDc5i
何緑猫ってそんなに悪いの?
別段こっちは作者とか気にしてないで読みたいものだけ読んでるけど。
俺はこのスレ4月から見たばっかで、全盛期やその人に関しても知らないから誰か教えてくれ叩かれてる理由がよく分からん

897:名無しさん@ピンキー
08/08/22 18:21:14 adVnQAp8
そんなん俺が知りたいわw
読みたくない作品はスルー。読んで気に入った作品にはGJ。
>>1のルール見なくてもこれ位分かるもんだけどな

898:名無しさん@ピンキー
08/08/22 18:33:00 G1NzA0z9
嫉妬が激しい人がいるんだよな
パンツみたいなリアル負け組みが妬んで荒らしていると思うんです


899:名無しさん@ピンキー
08/08/22 18:56:26 wHn5l9q+
緑猫さん、ブログ持ってるんだからそっちでやればいいのにな
ここではブログの更新を宣伝するだけにしとけばスレは荒れないし
読みたい人は当然読みに行くだろうし

それで何にも問題ないって思えるけどな
あるとすれば緑猫氏の自己顕示欲を満たせなくなるくらいのことか

なんか氏も意地になってるだけみたいで見苦しいし
結果的にスレが荒れるのは正直つらい

スレが盛り上がるのはいいが、こういう方向性で盛り上がるのはゴメンだ

900:名無しさん@ピンキー
08/08/22 19:04:55 T9qqcUjh
■SSスレのお約束
・sage進行(メール欄にsage)
・指摘するなら誤字脱字
・展開には口出ししない
・嫌いな作品なら読まない
・職人さんが投下しづらい空気はやめよう
・指摘してほしい職人さんは事前に書こう
・過剰なクレクレは考え物
・作品に対する評価を書きたいなら、スレ上ではなくこちらへどうぞ
URLリンク(yuukiremix.s33.xrea.com)
・スレは作品を評価する場ではありません


901:名無しさん@ピンキー
08/08/22 19:32:38 ousTMFWv
なんというか単発IDばっかのウナギ乙だなw

902:名無しさん@ピンキー
08/08/22 19:41:56 adVnQAp8
とにかくこう議論してたら第5項違反してるんだからやめよう
住民は>>904をよく読んで厳守。荒らしは徹底的にスルー。できない奴は荒らしと同じ
書き手とかは荒らしを叩いてくれるより、自分の作品が住民に気に入られているか
どうかの方が気になるだろうしな

903:名無しさん@ピンキー
08/08/22 20:16:21 616QuOyi
矮小な自己満足→「矮小な」は「丈が低い」「こぢんまりした」の意味ですね。「卑小な」と誤用されたのでは?

「ともだち」「友達」「友だち」の差って何なのでしょう? 当時の年齢によって決まるのでしょうか?

「被害」自体は遭ったり免れたりするもの。いったりきたりはしませんよ

内蔵→内臓

常人であれば、既に何度か死んでいてもおかしくない→常人なら死ぬのは一回こっきりですね

とにかく下の五月蠅い口を黙らせたくて→この章で唯一エッチな箇所。エロパロ板の所以ですね。下の口

硬く→固く。拳の強度なら「硬い」でしょうが、握りの強さは「固い」表現すべきでしょうね

脱力による軽減は、下から放たれた打撃には効果が薄い→よく分からないのですが、ソースがあれば教えてください

嘘を吐いている目→目は嘘をつけても、吐いたりはできません。体の部位を用いて表現するのなら、吐くのは口に任せましょう


どうしても疑問を拭えきれなかった部分だけ抜粋させていただきました
あと、代名詞がかかる先が怪しげな箇所とか、独創的な句読点の使い方とか疑問に感じる部分もありましたが
そこは氏の輝ける個性として処理させてもらっています
他の人が真似しようものなら、黙っていられませんけどね

色々ありますが、執筆やめないでくださいね
自分にGJくれた緑猫さんがスレからいなくなるなんて、そんな悲しいことは考えたくもありませんから

904:名無しさん@ピンキー
08/08/22 20:20:47 6crvPKf0
うさんくさっ

905:名無しさん@ピンキー
08/08/22 20:24:59 616QuOyi
士は己を知る者の為に死ぬ

906:名無しさん@ピンキー
08/08/22 20:27:00 tttqNO8K
>>889
イヤッフォーウ!

907:名無しさん@ピンキー
08/08/22 20:55:39 o6aIT6Hr
>>889
緑猫キタァー(゜∀゜)ーー!!!!
GJです。

次は九十九の想いをお願いします

908:名無しさん@ピンキー
08/08/22 21:06:48 QD+caPu9
ダメっぷりを晒された後じゃ、褒め殺ししてるようにしか見えないよw
しかも単発だし

ひょっとして、緑猫さんを貶めようとしてわざとやってる?

909:名無しさん@ピンキー
08/08/22 21:07:25 ARGf2QwK
個人的には七戦姫の方が大好きだが
何でこんなに粘着が酷いんだろうか……


910:名無しさん@ピンキー
08/08/22 21:09:51 ARGf2QwK
>>912
ダメっぷりというか、荒らしの評論なんて誰も読んでないんですけどね
プロじゃないんだからその辺は皆はあんまり気にしていない

気にしていることは、修羅場のあるSSだけだ。嫉妬している女の子は
マジで可愛いから癒されるんだよな。投下されるだけで嬉しいわ


911:名無しさん@ピンキー
08/08/22 21:14:48 R6UfWyk0
ツンデレのプロットでも談義していた方がマシだな


912:名無しさん@ピンキー
08/08/22 21:20:08 QD+caPu9
でも本人様はプロ級のつもりなんでしょ?
後書きとか見てるとよく分かるよ

その割には穴がありすぎみたいだけど

913:名無しさん@ピンキー
08/08/22 21:27:06 R6UfWyk0
ツンデレ「○○くんのために作ったお弁当じゃないんだからね。アンタのは、その、わたしのついでに作ったんだから
      有難く食べなさいよね!!」
ヘタレ「ごめん。俺、彼女がお弁当を作ってくるって言ったから、それいらないや」
ツンデレ「か、彼女ですって……」
ヘタレ「ほら、4組の巨乳で大人しい子がいただろう。その子が昨日、告白したからなんとなくOKしたんだ」
ツンデレ「なんとなくですって」
ヘタレ「だから、いつもみたいにベタベタしてくるなよ。彼女が勘違いして嫉妬するから」
ツンデレ「わかってるわよ。○○は可愛い彼女と仲良くすればいいわよ」
ヘタレ「ふんじゃあ、そうする」

ツンデレ「バカ。今日、早起きして気合入れて作ったのに」



914:名無しさん@ピンキー
08/08/22 21:28:27 R6UfWyk0
で、ツンデレは主人公と彼女の仲良く登下校している姿を目撃すると胸が痛み
たまたま、持っていた包丁で彼女の背中を突き刺すと

没だな こりゃw

915:名無しさん@ピンキー
08/08/22 21:34:18 R6UfWyk0
改めて、ツンデレの修羅場は難しいと思ったが
彼女の方は清純派を装ったキチガイだから、主人公を胸で誘惑して
ツンデレに見せ付けるかのようにキスしたりと攻め方はたくさんあるが

ツンデレの攻めはツンツンするぐらいしかないな

さあ、どうするか?

916:名無しさん@ピンキー
08/08/22 21:37:32 R6UfWyk0
デスノートを見て、ネタでも考えるか

917:名無しさん@ピンキー
08/08/22 21:58:00 616QuOyi
緑猫さん、本当に大変ですね
ただでさえリクが多くて、連載も九十九や血塗れ竜外伝と売れっ子作家並みに抱えてらっしゃるし

緑猫さんさえよかったら、第3試合のユナハVSヘイカはウナが書いてあげましょうか?
七戦姫の世界観や緑猫さんの筆致は、誰よりもウナがよく心得ているから

ユナハの正統流の槍術とヘイカが傭兵として身に着けた知恵と度胸の勝負には興味が尽きません
予測の付かない裏技も凄そうですが、古式の型を崩さず伝承していくことはもっと難しい
これはどっちが勝つにしてもただでは済まないでしょうね、ブルルッ

918:名無しさん@ピンキー
08/08/22 22:00:59 R6UfWyk0
思いついたネタ

ツンデレノート

ノートに書き込まれた人物はツンデレになる。ツンデレになると
どんなに親しい関係でもツンツンしてしまう。そのノートを書き込んだ人間は
13日以内にノートに名前を書かないとデレる

919:名無しさん@ピンキー
08/08/22 22:03:01 R6UfWyk0
むしろ、反逆のツンデレの方が書きやすいかもしれないな



920:名無しさん@ピンキー
08/08/22 22:08:16 R6UfWyk0
ツンデレの姉には、可愛らしい弟がいた
しかし、姉弟では結婚できないため、ツンデレ姉は世界に反逆することを誓う
民法に不満を抱いているキモ姉とキモウトを集め、ツンデレの騎士団を成立させる

法律を破壊し、愛しい弟又は兄と結婚するためにツンデレ騎士団は新たな国家の成立を宣言

ツンデレ姉は新世界の日本の初代、弟大好き総理として任命されるが、兄大好き派の妹のクーデターにより
射殺される。

反逆の姉





でいいのか?

921:名無しさん@ピンキー
08/08/22 22:40:36 616QuOyi
やはり幻想竜の力を槍で制するのは難しそうね
う~ん、今夜は徹夜になりそう

922:名無しさん@ピンキー
08/08/22 22:54:57 0LvjSquB
>>924
というか、ダメだろw
姉は黙って、監禁でもしろw

923:名無しさん@ピンキー
08/08/22 22:55:37 LEKzwJps
ツンデレネタが多すぎwwwww

924:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:08:09 616QuOyi
特に異存がなければ書き始めることにします
2試合目はヌエちゃんが勝つとの前提で、その後の展開として書いていきますね

925:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:10:21 htznZDBM
>>928
てめえのクソな作品なんて誰も読まねぇよ
ひきこもりは黙ってひきもっておけよ(´,_ゝ`)プッ

926:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:11:30 htznZDBM
やめておけ、スレが穢れる

927:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:13:10 sGDRmagW
>>917
ヘタレがツンデレに冷たすぎるwwwww
冷たくすると心が病んで、冷たいマフラーだぜ

928:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:19:35 616QuOyi
同じIDで二度も書き込んで、自演ばれてるってのに
htznZDBMさんったらBBS初心者さんなのかしら?
心配しなくても、ウナの作品は当の緑猫さんにも絶賛してもらった実績があるのよ
なんなら証拠のコピペしてあげよっか?
それにまとめサイトの方も、既にかなりの作数とKB稼いでいる実力者なんだから

929:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:23:21 JGd9HYP1
冷たいマフラーって、あの鮮血の後に血まみれのマフラーを
言葉様が風邪をひくから、被せたBADENDのことか

あんなに心が病むとはどんな仕打ちしたら、
あそこまで病むんだ?

930:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:24:28 JGd9HYP1
ちなみに
youtubeから
URLリンク(jp.youtube.com)

血は出てないような気がするんだ

931:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:24:48 NkqJNLHw
>>932
必死すぎw

932:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:25:40 QD+caPu9
>>929
何をそんなに怯えているのかな
まるで雨に濡れた子猫のようじゃないか

933:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:28:36 rDaaNrcy
>>933
さすがに信じていた親友に寝取られたら、ヤンデレ化するのが常識ですよ
そうですね、18年間嫉妬すると音速を超えるwww

934:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:32:24 oaECoNwE
いつからこのスレはツンデレスレになったんだ?
荒れる度に話題変えようと必死こいてツンデレがどうこう言う奴ってウナギと同類だろ
そんなにツンデレがどうこう語りたいならツンデレスレに行けば良いだろうが
紳士らしく黙って乳首丸出しで投下待機も出来ない奴が多すぎてけしからんわ
男なら黙って乳毛の本数を数えてろ。女なら黙って全裸スクワットをして投下を待て

別にツンデレが嫌いなわけじゃないんだからな。誤解するんじゃないぞ

935:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:40:46 616QuOyi
ネキツ公爵様は、王子を自分の娘のモノにしたがってるって筋がいいと思うの
公爵令嬢で性格の悪いキタヌ姫とかチイタ姫って出していいかしら?
闘技もいいけど、やっぱドロドロのストーリーあってのジェラシックSSじゃない

936:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:42:50 UD2elfBA
>>938
何の話題も出さない奴より100倍マシですね
一応、ツンデレのプロットを読む限りではちゃんと修羅場しているので
問題ありません。読みたくなかったら、スルーすればいいんじゃないですか?

937:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:46:25 UD2elfBA
何もしようとしない人間に限って、偉そうですね

荒らしの俺は凄いんだよトークなんて、精神年齢はお子様レベル以下ですし
緑猫さんと張り合いたいなら自分でオリジナルSSを書けば問題ありませんよね?
まさか、その程度のことができないのに緑猫さんのSSを書こうなんて……
ちょっと、可哀想ですね

938:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:48:50 QD+caPu9
>>938
じゃあ何でそんなことお前は言うんだ?
端から見たらお前の最後の最後の説明がなかったらツンデレ貶しているようにしか見えん

939:名無しさん@ピンキー
08/08/22 23:54:34 616QuOyi
>>940>>941
何もしないのは>>938だけじゃなく、プロットプロット言って、その実ただのクレクレ厨のあなたたちも同じでしょうに

ウナは少なくとも阿修羅サイトに載せて貰えるオリジナルの作品いっぱい書いてるわよ
緑猫さんとだってお互いに尊敬しあってるライバル同士なんだから

940:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:01:24 IIYFFQoY
>>943
オリジナルの作品ってなによ?
作品名を書かなきゃ、ただのヘタレですよ?

941:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:10:58 mveFCpT1
>>944
48章の>>596からのレスを読みなさいよ
ウナがGJくれた人に対して、全レス返しでお礼言ってる場面があるから
もちろん実際に付けてもらったGJレスのコピペ付きでね

吹き出してもしらないんだからw

942:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:13:08 mveFCpT1
ああ、そうそう
そのうちの一人が緑猫さんなの
このスレにおけるウナの勲章なのよ

943:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:21:40 IIYFFQoY
>>945
だから、どれ?

944:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:24:59 mveFCpT1
それくらいの努力は払いなさいよ
どうしても見たいものがあるのなら、他人に甘えちゃダメ
でも結構笑えるから、努力するだけの価値はあるわよ

945:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:25:51 IIYFFQoY
>>948
早くしろ、俺様は気が短いんだ
コピペでいいからさっさと貼り付けろ

946:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:27:09 mveFCpT1
>>早くしろ、俺様は気が短いんだ

あら、奇遇ね
あたしもなのよ

947:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:50:03 P63CGgh8
未完を待ちつつミカンくう

948:名無しさん@ピンキー
08/08/23 00:53:55 dr8Et5TS
ここっていい悪い別にすごい人口

949:名無しさん@ピンキー
08/08/23 07:19:50 fZKt8aFT
夜中には誰も書き込まないんだな

950:名無しさん@ピンキー
08/08/23 09:29:23 VFztaJKe
つまり、そういうことさ

951:名無しさん@ピンキー
08/08/23 12:09:22 59AmGE24
ウナ(笑)
とうとう粘着に飽きて自己主張始めちゃったか
かまってちゃんも大変だな

952:名無しさん@ピンキー
08/08/23 12:14:44 +QdLi+6R
とりあえず七戦姫GJ

投稿するたびにアレなのが沸いてくるが
可哀相な人なので生暖かい目で見守ってあげてくれ



953:名無しさん@ピンキー
08/08/23 12:16:50 DhDAs1Wp
>>955みたいなこと毎回言うやついるけど、自分もあんまり変わらないことに気付いていないな。
元からスレのお約束通りスルーすれば良いのに。
つい最近投下されたやつにすぐウナがついたけど
誰も反応しないからもう一回似たような事言ってるウナを見たら滑稽だな
という気持ちが出て笑えるのに

954:名無しさん@ピンキー
08/08/23 12:19:56 P6VU+xtf
>>921
スレから追い出されたSSを投下するスレPart2
スレリンク(eroparo板)

955:名無しさん@ピンキー
08/08/23 12:24:54 pcPystQC
>>958
そこって、前に緑猫さんが勧められていたスレじゃw

956:名無しさん@ピンキー
08/08/23 12:44:18 3kRLAXT7
>>889
おお、七戦姫が来てたのか。ありがたいね。
続きを書いてくれる書き手は最近貴重だからな。大変だろうけど、頑張ってください。

957:名無しさん@ピンキー
08/08/23 12:47:37 ET4dHrv4
久しぶりにまとめサイトを見たんだが阿修羅氏超乙です!!
ジャンル別に分けられて探しやすくなってるしより楽しめるようになってたよ
あとSSだけじゃなく名レス・名シーン・SSプロットも十二分に楽しめるね
ちょっと今のスレの空気が肌にあわない人は見てみることをお勧めする
SSプロットを読むだけでプロットを元に書いてみたくなるよ

958:名無しさん@ピンキー
08/08/23 12:51:37 dgVSRuwt
書け書け厨っていうかクレ厨も手を変え品を変え、あれこれ大変なんだな
その構想力を使って自分でも書いてみればいいのに
他力本願な主人公が出てくるSSなんてどうだ

959:名無しさん@ピンキー
08/08/23 17:38:58 fZKt8aFT
>>962
面白そうだね書いてよ

960:名無しさん@ピンキー
08/08/23 17:40:29 dgVSRuwt
>>961
ほれ、リクがきたぞ

961:名無しさん@ピンキー
08/08/23 20:38:33 XaAA9UFb
小ネタ投下します。

962:名無しさん@ピンキー
08/08/23 20:40:14 XaAA9UFb
問 男を寝取られて、十八年間嫉妬し続けたらどうなるの?
答 リアルな話するとたぶん音速を超える。


 人里離れた山奥の洞穴に一人の魔女が住んでいた。魔法がたくみであった。まじないを唱えれば嵐が吹き荒れ、杖を一振りすれば石ころを黄金に変えた。
老いることも死ぬることもなかった。白い肌は少女のように瑞々しく、腰ほどの赤い髪は艶やかに波打っていた。
けれども魔女は自身がいつ生まれて、なぜ魔法が使えるのかは知っていなかった。数百年は生きたと思われるが、森閑な洞穴で孤独に暮らす魔女にとって、時間というものは月の満ち欠けと草木の生育でしか計ることが出来なかった。
ただ過ぎ去る年月の中でおぼろげに残った記憶といえば、彼女が唯一接した人間である母親の微かな思い出だけであった。
 棲家の洞穴から少し離れたところに切り立った崖があった。下に広がる鬱蒼とした森林と、遠い山肌にぽつんとある小さな村がそこから見渡せた。
月の光を浴びに魔女がそこへ訪れると、時折、向こう側にぼんやりと明かりが灯っている。魔女はそれを見るとわけもなく不愉快な心地がして、日課の儀式もそこそこに逃げるように洞穴へ舞い戻る。
それが人恋しさであるともわからない。段々と薄らぐ母親の思い出の中で、外の人間と接することを禁ぜられ、その約束を愚直に守り続けていた魔女が孤独を意識できるか疑わしい。
 ある満月の晩、魔女が崖に行くと、村の方で赤い光が烈しく揺らめいて星空に黒い煙が伸びていた。いつのことか山火事で味わったのと同じ焼け焦げた臭いを生暖かい風に感じた。
魔女は洞穴へ引き返そうとしたが、物音を聞いて足を止めた。いつも聞く獣の足音ではなくて衣擦れに近い音であった。
魔女が杖を構えて音の聞えるところに歩いて行くと、全身煤だらけの女が怯える顔で魔女を見ていた。
女は、魔女が目の前まで近づいたとき、片手で抱かえる布の塊をいっそう強く胸に寄せ、もう片手に握る十字架を額に付けてなにやら祈り始めた。
女が神の名を唱えたかと思うと、たちまち魔女は猛烈な吐き気を覚えた。魔女は思わず杖を一振りして女を呪い殺した。



963:名無しさん@ピンキー
08/08/23 20:41:09 ET4dHrv4
ちょっwwwまとめサイト勧めただけなのになんか変な話になってるwww
もしかして>>962>>961に向けてレスしてて俺の事をクレ房と思ってるの?
なんでそんな考えになるのか分からんがその後の>>963>>964もさらに分からんwww
>>963>>962に向けてのレスだと思うんだがどうして>>961へのリクレスになってるんだ?
もしや最後の行が変な誤解をあたえたのか?

しかし他力本願な主人公のSSか。どれくらい他力本願なんだろうか
これはちょっと面白そうだから教えてほしいな
今は他の書いてる最中だけど詳しく内容を注文してくれたら下手だけど書かせてもらうよ
まとめサイトのSSプロット集みたくちょっと書いて教えてよ。それとこれは>>962に対してのレスですよ


964:名無しさん@ピンキー
08/08/23 20:42:55 XaAA9UFb
 魔女は胃袋の中身を地面にあらかた吐き出してしまうと、落ち着いて女の死体を調べ始めた。
母親以外で初めて見た人間である。魔法の効き目を疑うわけではないけれども、どうも薄気味悪い心地がするので、杖の先で突付くという消極的な仕方であった。
死体の抱えているものに興味が湧き、杖に力を込めて腕を退かしてみると、その布の塊が奇妙な声で鳴き始めた。春先の獣に似た高い鳴き声であった。
魔女は思わず後ずさりした。そうして小さく揺れたかと思うとはらりと布が捲れて、包まれていた赤子の姿があらわになった。
魔女は恐る恐る近づいてその赤子を抱き上げてみた。赤子は魔女と目が会うと、苦しげに歪めていた顔を和らげてキャッキャと小さく笑い始めた。
 魔女は赤子を洞窟に連れ帰った。彼女自身理由は解らないが、殺す気にはならなかった。赤子を抱いていた女の死体は衣服や持ち物を剥ぎ取ってから魔法で燃やした。
死体の焼けたところには十字架だけが残った。それに触れると手が焼け爛れて捨てようにも捨てられなかったのである。
 魔女は赤子をナナシと名付けた。名前を呼んでくれる人が居なくなって久しい彼女にとって赤子の名を呼ぶことは楽しかった。
オムツやらなにやらは死体から剥ぎ取ったものと同じものを作ってやった。はじめのうちはミルクばかり飲ませていたが、しばらくしてナナシがお腹を壊し始めたので、咀嚼したパンを口移しで食べさせるようになった。
 一年の月日が過ぎた。
 立って歩けるようになったナナシが、岩の角に体をぶつけて擦り傷を作った。魔女は洞穴に魔法をかけて岩壁を柔らかい蒲団に変えた。
ナナシが昼間を起きて過ごすので魔女もそれに合わせた。月の晩の儀式を行うときは眠気を振り払うのに苦心した。
 さらに一年の月日が過ぎるとナナシは片言で話し始めた。母さんと呼ばれて、魔女は胸の奥がほのかに温められるように感じた。
 ナナシとの時間はゆるやかに過ぎて行った。魔女にはこれまで生きてきた数百年がぼんやりした白昼夢であるとも思え、まるでナナシと出会ったときに目が覚めた心地であった。
ナナシの成長する姿は魔女に実感を与えた。ナナシの背丈が魔女に追いついたときには、一緒に暮らすようになって十五年近い年月が過ぎていた。

965:名無しさん@ピンキー
08/08/23 20:42:55 ET4dHrv4
ああッ!投下中にマジすんません!

966:名無しさん@ピンキー
08/08/23 20:44:42 XaAA9UFb
 ちょうどその時期、至極自然的な、品の良い読者のために言い換えればひどく動物的な作用が魔女とナナシの間に起こるけはいを見せた。
満月でない晩、二人はこれまでそうしてきたように一つの寝台で床に着いた。
しばらくして、魔女は寝ぼけ眼でナナシを見つめた。ナナシも同じように開いた目で魔女を見ていた。二人ともぼうっとした夢見心地で、血の巡りがどうもおかしいということに気が付いた。
ナナシが首をかしげて尋ねるが、魔女にも不調の理由は解らなかった。そのままうとうとして朝になると、ナナシが起きたときに奇怪なことが起きていたのを魔女に話した。
魔女はナナシが病気になってしまったと慌てふためいて、様々なまじないを試してみたが、数日後にはまた例の奇怪な出来事がナナシに起きた。
魔女自身も胸の奥に感ずる温かさの質が多少荒々しいものに変化していた。魔女は無知であった。
けれども無知であるために、自然に背いた行為を行うことなしに、いっそう自然の理に適った過程でそれは行われたのであった。
 行為の後も罪を犯したような気持ちは無かった。無知な母子にとって快と徳は同様のものであった。
初めの数度は痛みのうちに過ぎて行った。魔女は夜の来るのを恐れた。ナナシの労りだけが慰めであった。
互いに施行錯誤を重ねて痛みが薄れたころになると、情愛を仕分けすることの得意な道徳屋たちが目の仇にする、例の烈しい感情が魔女を苦しめ始めた。
 魔女は毎日、ナナシを拾った所を一人で訪れて、そこに十字架が打ち捨てられているのを確かめるようになった。
それからナナシに向かって、ずっといっしょに居てくれというような意味のことをしきりに言うようにもなった。
 果たして魔女の不安は現実のものとなった。ある日、そこの十字架が無くなっていた。地面は踏み荒らされていた。幾人もの人間の足跡と馬の蹄の跡であった。
あわてて魔女が洞穴に帰ると、頑強な体格の男たちに囲まれたナナシが、その男たちと楽しげに話していた。


967:名無しさん@ピンキー
08/08/23 20:47:33 XaAA9UFb
 男たちは魔女が戻って来たのに気付いた。そうしてナナシを庇い立てるように前に出て、腰の剣を抜いた。
剣を向けながら、男たちは横暴な口ぶりで怒鳴るように何やら魔女に言い放ったが、魔女は相手の言い終わるのを待たず杖を振りかざした。
一人の男が胸を掻き毟りながら絶命した。魔女は続いて杖を振りかぶろうとした。
けれどもいつの間にか背後に現れた男が、魔女の背に一太刀浴びせた。魔女は倒れ、手にした杖が蹴り飛ばされた。
 男たちは各々に十字架を構えて祈祷文を唱え始めた。焼け付く傷の痛みと神の名による苦しみで、魔女は恐ろしい呻き声を上げた。
死ぬるばかりの苦痛の中、覚束ない目を自身の手に落としてみれば、肌が段々と褐色に変って、醜く皺になって行くところであった。
生きているのか死んでいるのか分からない心地で、魔女はナナシの名を呟いた。
 祈りは止まっていた。ナナシが魔女に覆いかぶさって泣き叫んでいた。
男たちは丁寧な口調で退いてくれるよう懇願したが、ナナシはやめてやめてと言うばかりで、一向に退こうとはしなかった。
男たちは暫しの相談の後、魔女に二度と洞穴から出てくるなと言い残し、ナナシを連れて立ち去った。
 それからというものの、ナナシを奪われて老婆のような姿にされた魔女は、昼夜を泣いて暮らした。
風の音しかしない薄暗い洞穴にナナシの居ない事が悲しかった。傷の痛みは忘れていた。
ナナシとの思い出に浸ってはいっそう辛い思いで泣き伏した。
 一年が経った。傷は癒え、魔法も以前と同じように使えるようになっていた。けれども老いた姿だけは元通りとはいかなかった。
醜い魔女は水晶玉で、世界のどこかに居るナナシの消息を探り始めた。魔女がこうして外の世界を眺めるのは初めてであった。
覗き見た人間たちの生活の中には、美しいものもあれば醜いものもあった。
 それから三年が過ぎてから、ようやく魔女はナナシを見つけることが出来た。
 宮殿の玉座にナナシは坐っていた。ナナシの脇には、魔女からナナシを奪ったあの男たちが控えていた。
男たちは長く仰仰しい名前でナナシを呼び、ナナシもまた憂鬱そうにその呼び名に答えていた。今やナナシは若い王であった。



968:名無しさん@ピンキー
08/08/23 20:48:56 BzZTDIYx
>>967
気持ちは分かるけど一々反応してたらきりないぞw

他力本願か・・・例えば車椅子とか身が不自由な主人公とかは?
闘病生活でもうほとんど希望失っててケアされるのが当然だと思っている奴
もう心身共に他力本願

んでヒロインたちはそんな奴を母性本能全快で看護する
あるいは主人公にも輝ける過去を知っていて立ち直らせようとする
故障したスポーツ選手とかだと案外いけそうだな

969:名無しさん@ピンキー
08/08/23 20:49:52 XaAA9UFb
 魔女はナナシが悲嘆に暮れているのが嬉しかった。ナナシはきらびやかな寝台のヴェールの奥で一人きりになると、魔女の名を呟いて涙を拭った。
自身のことを忘れずに、そのまま暮らしてほしいとさえ魔女は思った。
醜くなってしまった魔女は、二度とナナシの前に現れるわけにはいかなかったのである。
 魔女が残酷な喜びに浸るようになって数ヵ月後、宮殿で婚礼が執り行われた。
 若い王妃は美しい姿をしていたが、おどおどして気の利かなそうな顔つきで、婚礼の最中ずっと怯える目であたりを見回していた。
その顔が以前の魔女に似ている風に見えたことは、魔女の欲目であったか妬みであったかわからない。
婚礼の翌朝、ぼんやり顔の王妃にナナシが優しげに声をかけたのを見て魔女は歯軋りした。
 子が生まれた頃になると、初め王と王妃の間にあったわだかまりもすっかり無くなって、見るからに睦まじく、絵に描いたように幸福な暮らしが魔女の水晶玉に映し出されていた。
 ある年、王国では地震や干ばつなどの天災が立て続けに起こり、大規模な飢饉となった。
その翌年も洪水などが続いて作物は真っ当に育たなかった。国民は皆飢え、王宮でさえ質素倹約し、清貧の暮らしを送った。
さらに次の年、城下の国民たちが城門に押し寄せてパンを寄越せと叫んだ。外国から輸入された自由主義やら社会主義やらが国民の間に蔓延したのであった。
王と王妃は子供らと幾人かの家臣を連れて出奔せざるを得なくなった。
 数年間に及んだまじないの代償に、魔女はよりいっそう老いさらばえていた。
思考も記憶も覚束なく、なぜこうまでしてあの王国を滅ぼしたのか、なぜ苛まれる王と王妃とを見ると、背筋がぞわぞわする風変わりな心地よさと、それと同時に微かな胸の痛みを感ずるのか理解できなかった。
 満月の晩、辺りが一望できる洞穴近くの崖に出て、遠い山肌の微かな明かりに目をやると、魔女は思い出すともなく思い出した。
水晶玉を取り出して見てみれば、やはりナナシと彼の妻と子供らがその山肌の村で宿を取っている。
十八年前に生き別れ、その後他の女に寝取られたナナシが、魔女の殺めた彼の母親と同様に逃げ延びて来たのであった。
箒に跨って地面を蹴り、それから数瞬で魔女は宿の前に降り立った。



970:名無しさん@ピンキー
08/08/23 20:52:05 XaAA9UFb
 ひとりでに開いた扉から醜い姿の魔女が現れると、ナナシは素早く家族の者たちの前に立って剣を抜いた。
敵意があるのを見て取った魔女は狂ったような笑い声を上げて、濡れた目蓋を拭わないまま、怯えるナナシの妻と子供らに杖を向けた。
怒気を孕んだナナシの声に魔女は目を瞑った。悲しかった。魔女は自身の名前を小さく呟いてみた。
目を開けばナナシは呆然顔で、剣も取り落としていた。魔女は杖を振り降ろした。


 国境に程近い山肌に小さな村の跡がある。荒れ果てて、煉瓦と石畳しか残っていないような村跡であるが、そこの外れに一軒の山小屋が建っている。
旅人が宿を求めて山小屋の扉を叩くと、温和な顔の老人が出迎えてくれる。
電気も通っていない土地に住むこの隠遁者について、いささか風変わりで奇妙な噂が旅人たちの間で囁かれている。
ある旅人が若い頃にそこに泊まって、年を取ってからまたその山小屋に赴くと、以前と全く同じ老人が出迎えたという話がある。
山小屋のあるところからは、遠い昔と変わりない山々と、その辺り一帯でひときわ目立つ大きな崖が一望出来て、そこには昔から恐ろしい魔女が住んでいるという伝承がある。
そうして山小屋に住む老人はその魔女に呪いをかけられて、ガリヴァ旅行記に登場する不死の人間のように老いても永遠に生きねばならなくなってしまった。そんなばかげた話まである。
 身内は居ないのかと聞くと、その老人は指折り数えて、曾々孫までは覚えとるんですけれども、と妙な事を言って旅人を煙に撒く。
満月の日に訪れる旅人は、深夜になると老人が山小屋を抜け出ることに気付くであろう。
物見高い旅人がこっそり後をつけると、老人は例の崖を眺めて立っている。そうして大きな声で古風な女の名前を呼ぶ。
すると、瞬きする間もなく、向こう側から黒い影が飛んで来て老人の傍に下りる。
暗闇に目が慣れ、月明かりで照らし出されるのは、老人と同じくらい皺の刻まれた顔で、杖を持って箒に跨り、黒いローブを着たいかにも御伽噺の魔女というような老婆である。
ここで旅人は自身の正気を疑る。老婆が降り立ったのは、老人の叫び声が山彦となって帰って来るより早かった。
つまりは音速を超えた速度でもって飛んで来たことになる。ばかばかしい話である。



971:名無しさん@ピンキー
08/08/23 20:54:14 XaAA9UFb
以上です。

972:名無しさん@ピンキー
08/08/23 20:56:29 qOh37DBL
>>975
お伽話のような不思議な読後感ですなぁ
それと投下をリアルタイムで見ながら読んだのは初めてだった
とにかく乙

973:名無しさん@ピンキー
08/08/23 21:02:39 BzZTDIYx
>>975
投下中に書き込んで本当にゴメン
もっと注意すべきだった
>>976が言うようになんかはじめてグリム童話読んだ時みたいな感じがある。
あ、でも社会主義やらってことは王朝が滅んでいく二十世紀前半かな?

974:名無しさん@ピンキー
08/08/23 21:06:20 ET4dHrv4
>>975
俺もリアルタイムで見たの初めてです。そんでGJです!そんですいませんでしたorz
まさか最初の出だしのネタが話と関係あったとはw最後の最後で吹いたwww
魔女と嫉妬ってイメージ的に切り離せないですなぁ


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