【犬・狐】いぬかみっ!のエロパロ4【変態】at EROPARO
【犬・狐】いぬかみっ!のエロパロ4【変態】 - 暇つぶし2ch50: ◆Oamxnad08k
08/07/07 02:54:03 X5/10rrt
薫がそれで宗家になることを拒むというのであれば、啓太にもその理由は当てはまるのであって。

「俺にも、ようこがいるんだけど」
「ああ、知っとるよ」
「……じゃあ、何で聞くんだよ」

 啓太の愛する相手もまた犬神、ようこである。薫がなでしこがいるという理由で断るのであれば、啓太もようこがいるという理由で断るであろうという予想をしてもおかしくはないのだけれども。
 どうも啓太の性格は見透かされているようで。

「お前、ワシが公認でそれを認めてやるって言ったら、断るのか?」
「いえ、受けさせていただきます!」

 即答だった。
 元々浮気性の啓太である。それが川平家の公認で行えるのであれば、迷うことなどあるはずもない。
 ……迷えよ、と思わなくもないが。

「そうか。じゃあ、そういうことで話を進めさせてもらうぞ」
「オッケーオッケー! いやあ、良い家に生まれたぜ!」
「そうだねえ。良かったね、ケイタ」
「……え」

 いきなり背後から聞こえてきた冷たい声に固まる啓太。ギギギ、とゆっくり首を回して後ろを振り向くと、いつから居たのか、そこには犬神のようこが立っていた。

「そんなに嬉しいんだ? 躾が足りなかったかな。ねえ、どう思う、ケイタ?」
「い、いや、違うんだ! これには理由が! 海よりも深い、深ーーーーい理由があるんだ! だから、落ち着け! 落ち着いてください、お願いします!」

 指先にじゃえんの炎を灯しながら淡々と恐ろしい言葉を口にするようこに必死に言い訳をする。言い訳をしたところで許してもらえた記憶があまり……ほとんど無いのだが、とりあえず言い訳言い訳、言い訳ラッシュ。
 と、指先の炎が消えた。そしてようこが笑顔になる。

「え? あれ?」
「あのね、ケイタ。前にも言ったかもしれないけど、いいよ、別に」
「…………へ?」

 思いもよらない言葉に思考が停止する。今、ようこは何と言ったのだろう。別にいい?

「えーと、それはどういう」
「だから。ゼッタイにわたしが一番だって約束してくれるなら、浮気してもいいよ」
「うぐ」

 先程の反応からすればここでも喜んでいいのだろうが、やはりこういう健気な態度を見せられると困ってしまう。はいそうですか、じゃあさせていただきます、ではあんまりだ。
 考え込む啓太に、ようこが明るく、優しく語り掛ける。

「あのね、ホントにいいの。わたし、犬神だから。これくらいは覚悟してるし、皆ケイタのこと大好きだから、独り占めしちゃうのも悪いかなー、って。だから、いいんだよ?」

 あくまで笑顔のようこ。今口にしたことは本心であろうことは啓太にはわかった。そして、本心じゃないこともわかってしまう。
 ようこの頭に手をのせ、ぽんぽんと撫でてやる。

「お前、良いやつだよ。やっぱりな」
「もう、ケイタってば。頭撫でればいいってもんじゃないの」

 そう言いながらも目を細め、喜んでいるようこ。
 宗家とはけが「これは、さっきの話は破談かの」「そうですねえ」というような会話を目でしている。
 
 そう。ようこは良いやつだ。そんなようこを裏切るようなマネは出来るわけがない。だから……。

51: ◆Oamxnad08k
08/07/07 02:54:29 X5/10rrt
「オッケーようこ! お前の気持ち、無駄にはしないぜ!」
「へ?」

 いきなり叫びだす啓太。なんとなく意味はわかるが、ついさっきの言動との兼ね合いがつかず、混乱するようこ。
 そうだ。彼女の気持ちを無駄にはしない。だからこそ!

「俺は! 人間の嫁さんを貰うぞぉぉぉぉーーーー!!!」

 ポカーン。
 そんな擬音が非常に良く似合う室内の空気。
 ただ一人、啓太だけが嬉しそうにはしゃいでいる。

「いやあ、理解のある犬神と契約して、俺は幸せ者だよ! それに、さっきの皆ってのは、やっぱアレかな? たゆねとかともあんなコトしちゃってもいいってことかな? いやあ、最高だなあ! おっと、想像しただけで涎が! うひゃひゃひゃひゃ!」

 はしゃぐ啓太。傍から見ればただの馬鹿というか、変態というか。
 と、いきなりひょいと持ち上げられる啓太。

「あれ、はけ?」
「失礼致します、啓太様」

 そのまま縁側まで運び、ぽーいと庭に投げ捨てる。

「痛っ! こら、何すんだ!」
「申し訳ありません。ですが、家屋を破壊されると困りますので」
「へ?」

 そこまで言われて、ようやくようこの様子がおかしいことに気付く。
 さっきの優しい雰囲気はどこへやら、近くに動物が居れば間違いなく逃げ出しているであろうオーラを纏っている。

「周囲を傷つけない術もあるようですが、それを使えるほど余裕はないと思いますので。啓太様、重ねて無礼をお詫び致します」「い、いや、あの、それはいいから、なんか結界とか! 結界とか張ってくれ! 早く!」
「すみません、もう間に合いません」
「そ、そんな殺生な!」

 そして、爆発。

「ケイタの、大馬鹿ーーーーーー!!!!」
「ぎゃあああああああああ!!!!」

 ………………。
 こうしてとりあえず次期川平宗家は啓太に内定し、啓太は妻を迎えることになった。
 当然相手は人間の女性から選ばねばならず、啓太が選んだのは……。

52: ◆Oamxnad08k
08/07/07 02:59:14 X5/10rrt
とりあえずこんだけ。長文&駄文、失礼しましたー。
いや、ホント読んでくれた人ゴメンナサイ。
つ、次……! 次のえろで頑張るから!
一人称間違いとか誤字脱字あったらスマヌ。
とりあえずケイから書こうと思ってるけど、今の書いてる時に時子がいた事を思い出した。
まあ、ケイだけ書いて終わるかもしれんけど……。

53:名無しさん@ピンキー
08/07/07 03:29:34 LDt/C4fV
よし、そのままツンデレルートへGO!

54:名無しさん@ピンキー
08/07/07 03:33:58 XfB89jCE
GJ

55:名無しさん@ピンキー
08/07/07 07:20:41 gfzg7X4A
GJ!

56:名無しさん@ピンキー
08/07/07 08:28:50 3U7yFc86
待ってましたw

57:名無しさん@ピンキー
08/07/07 08:41:33 qWyF4Q8i
>>52
GJ

58:名無しさん@ピンキー
08/07/07 08:44:11 qWyF4Q8i
>>57
寝ぼけて名前欄に……
これは恥ずかしい

59: ◆Oamxnad08k
08/07/07 12:30:21 ley6c+5X
読んでくれた人、サンクス。
ところで変態諸君、まだ書いていない続きについてちょっと聞きたいんだが……。

1 普通にデレる
2 テンパって思いっきり責めに回ってしまう

どっちがいいと思う? あ、ケイの話ね。
しかし、書く前に原作を読み直して、もうちょっと雰囲気を似せておくべきだったかと反省している。

60:名無しさん@ピンキー
08/07/07 17:12:06 3U7yFc86
2を希望する

61:名無しさん@ピンキー
08/07/08 01:25:50 5CI0HcyK
1でもいいかな

62:名無しさん@ピンキー
08/07/08 08:15:46 XgqVJ1aE
6の仮名さんEND希望

63:名無しさん@ピンキー
08/07/08 12:39:01 4fjo5PT2
一晩悩んだが1で

64:名無しさん@ピンキー
08/07/08 12:43:22 8/YJoE6j
2→1で。

65:名無しさん@ピンキー
08/07/08 13:35:12 1OeO/CwI
てか読めるならどちらでも良いww

66:名無しさん@ピンキー
08/07/08 15:00:35 SO/eEOLM
2→正気に戻る→自分の行動を思い返して涙目→啓太攻め
というか読めるならそれこそなんでもいいです

67: ◆Oamxnad08k
08/07/08 22:33:50 rbpYgz4A
今書いてる……けど、歯車が上手く噛み合わないと筆が進まんタチなんで、遅くなるかも。
今夜中に書ければいいなあ。明日になっちゃったらごめんよ。
ケイの歌を聞きながら頑張る。ああ、ええ歌や……。

68: ◆Oamxnad08k
08/07/09 01:59:50 zrooexwM
とりあえず、結論から言うと完成しなかったぜ! ……ごめん。
エロパロ板に投稿しといてなんだが、エロだけって書けんのよ。
で、前フリ書いてたらそれだけで力尽きちゃった。
またもや長いけど、まあ読み飛ばしてくれて構わんので。

69: ◆Oamxnad08k
08/07/09 02:00:55 zrooexwM
その日、新堂ケイは川平家に呼び出されていた。
 川平家といっても、本家でも薫の家でもなく、啓太がようこと二人で借りているマンションではあるが。
 
「な、何の用かしら、川平君ってば」

 今日、学校では「伝えたいことがあるので、家まで来てほしい」としか言われなかった。
 とりあえずマンションの前まで来てみたものの、なんとなくドキドキして中に入りづらい。
 特に嫌われるようなことをした覚えはないので、悪いことではないだろうが、かといって良いこととも限らないしなあ……。な
どと一人で考えていると、横から優しいような怪しいような声をかけられた。

「大丈夫ですよ、マドモワゼル。貴女と彼ならとてもよくお似合いです。我等を導くに相応しいカップルとなるでしょう」
「そ、そう? ありがとう。でも、これ以上ついてきたら殺すわよ」

 どうせ振り向いても見えないであろう相手に、前を向いたまま礼と脅迫を同時に叩きつける。
 なんだか知らないが例の一件以来ケイはこの街の変態連中にえらく気に入られてしまっていて、これくらいではもはや驚くにも
値しないような有様だった。
 つーか、我等を導くってどういう意味よ? 川平君はともかく、私まで変態扱いなワケ?

「はっはっは。御武運を祈っておりますぞ。では、お先に」
「ええい、はよ帰れ!」

 しっしっ、と手で追い払う。
 しかしまあ、今の会話で気持ちの踏ん切りはついた。よっしゃ、と気合を入れて、マンションへと足を踏み入れる。

70: ◆Oamxnad08k
08/07/09 02:03:45 zrooexwM
ぴんぽーん。
 どこの家でも似たり寄ったりなインターホンの音が鳴り響き、がちゃりと鍵を開ける音がする。扉が開き、川平啓太が顔を出した。

「おう、いらっしゃい。ささ、あがってあがって」
「お、おじゃましま~す……」

 啓太の様子はいつもと大して変わらない。自分ばっかり緊張してるのかしら。ひょっとして何でもなかったりして……。でも、
何もなかったら呼び出したりなんてしないだろうし。
 ぐるぐると考えを巡らせながら靴を脱ぎ、客間へ入る。
 と、そこで一つ違和感を感じた。あるハズのもの……いや、いるハズの彼女がいない。

「あれ? ようこは?」

 そうだ、啓太の犬神であるようこがいない。まあ、彼女だって一人で出かけたりはするだろうが、自分がこの家に来た時に不在だったことはない。なので、違和感を感じたのか。

「え? あ、ああ、ようこね。ちょっと、出て行ってもらってる」
「へ?」

 で、出て行ってもらってる? どういうことかしら。ひょっとして、ようこがいたらまずいことをするのかしら。でも、それで
素直にようこが出て行くとは思えないし。
 でもでも、今ちょっと川平君慌ててたし、やっぱりそういうことなのかしら。念の為おにゅーの下着で武装はしてきたけど、ホ
ントにそうなっちゃうのかしら……!?

「ま、まあ、とりあえず座ってくれるかな」
「ひゃいっ!?」

 ピンク色の方向に思考が加速し始めた瞬間、啓太の声で断ち切られる。
 あ、危なかったわ……。あのままだと、しばらく帰って来られなかったかも……。
 どこへ行きそうになっていたのか。安堵の息を一つ吐くと、出された座布団に座り、次の言葉を待つ。

「で、話なんだけど」
「う、うん」

 どきどきする。すごくどきどきする。心なしか川平君もどきどきしてるように見える。
 なんだろう。愛の告白かしら。「愛してる!結婚を前提に俺と付き合ってくれ! そして今からやらせて!」……なーんちゃっ
て! もしそうだったらどうしよう? 当然おっけーなんだけど、やっぱり心の準備ってものが……!
 再び思考が加速し始めた瞬間、啓太の口から予想通りでありながら予想外の言葉が飛び出してきた。

「俺と、結婚してくれない?」
「あはは、結婚? やっぱりね~。…………って、ええええええええええええええええ~~~~~~~~~~~!!!???」

 けけけけけ、結婚? 今、川平君、結婚してくれって言った!?
 いや、今確かにそれを想像してたんだけど、まさか、本当に!? 冗談じゃなく!?

「ほ、ほほ、本当に? 冗談じゃなくて? 結婚? 私と!?」
「お、おう。冗談じゃないぞ。……嫌かな?」
「嫌じゃない! 全然嫌じゃないわ!」

 ど、どうしよう! まさか本当に結婚を申し込まれるなんて! あ、でも、さすがに婚姻届は用意してこなかったわ。川平君が
用意してくれてるのかしら。
 しかし、疑問が残るのも確かで。自分にもチャンスはあると思ってはいたが、啓太が一番大事に思っているのはようこだという

のは傍から見てもハッキリわかっていた。だから、今の結婚の申し込みにも冷静さを失わないでいられ……ているかどうかは置い
といて、そこを確認しないわけにはいかない。

「で、でも、その……。ようこは、いいのかしら?」
「あー、その、それなんだが……」

 ぽりぽりと気まずそうに頭をかきながら、ぼそぼそと話し出す啓太。
 語られた内容は、納得のいくものであり、納得のいかないものであった。

71: ◆Oamxnad08k
08/07/09 02:06:00 zrooexwM
「……ということなんだ。その……ごめんな」
「ふ、ふ~~~ん」

 幸福の絶頂にいるところで、いきなり「正妻だけど二号さん」宣言をされてしまい、気分がどっかりと落ち込む。
 ああ、喜んで損したわ……。まあ、ある意味わかっていたことだけど……。
 しかし、そんなケイを、啓太の言葉が救ってくれた。

「でも、その……。ようこは別として、俺はお前のことも好きだし、大事にしてやりたいとも思ってるんだ。だからってわけじゃないし、それは当然のことだから正直悪いとは思うんだけど……。受けてもらえないかな?」
「か、川平君……」

 そうよ。何を落ち込んでるんだ、私。
 確かに一番じゃないけど、それでも私のことを大事にしてくれるって言ってるんじゃない。それに、今はようこが一番でも、いつか逆転してやることだって不可能じゃないハズだわ!
 さらに、少なくとも二番目の立ち位置は確保できるわけだし、それでいいじゃない。うん、おっけー!
 とりあえず考えをまとめて、先程の問いへの答えは出せた。それは最初と変わらず。

「うん、わかった。私、あなたと結婚するわ」

 あ、今、私、すごく良い顔してるわ。鏡で見てるわけじゃないけど、わかるんだな、こういうの。きっと、生きるって決めた時と同じくらいの顔してる。あの時も川平君のおかげだったし……。やっぱり、私にはこの人が必要なんだわ。
 そんなケイの答えを聞き、表情を見て、啓太も嬉しそうな、ほっとしたような表情を浮かべる。

「そっか! さんきゅな、ケイ! じゃあ、早速なんだけど……」

 あ。次、何て言うか予想できるわ。ていうかさっき予想したけど。
 これは間違いないって断言できる。悲しいような、嬉しいような……。ほら、言うわよ。

「やらせて!」

 はい、正解。
 しっかし、ここまで見事に予想通りだと、なんか私まで同じ思考回路を持ってるような気がしちゃうわ……。
 変態なのかしら、私。

72: ◆Oamxnad08k
08/07/09 02:09:41 zrooexwM
というわけで、続くんですが。
とりあえず前フリは完全に終了。
しかし、何でこんな長くなるかね。才能無いな、俺。エロだけ書ける人、凄いよ、ホント。
駄文&長文にて失礼でしたー。まだ続くが!
……次は本当にえろ書くから。ごめんなさいね、ホント。

73: ◆Oamxnad08k
08/07/09 02:30:52 Xp9vD0Wh
上の、ちょっと言葉足らずだったかな。
エロをメインに、きっちりまとめられる人、ってことね。
気分悪くされた方いたらごめんなさい。

74:名無しさん@ピンキー
08/07/09 02:35:11 6coB78sE
いえいえそんなことないどすよこれからが楽しみです
がんばってください

75:名無しさん@ピンキー
08/07/09 05:38:05 OtxPf1q/
>>73
乙カレー
裸王と女王の子どもか……
将来が楽し……いや不安になるなw

76:名無しさん@ピンキー
08/07/09 05:43:04 3s1ZBzIa

いやいや十分良かったよw
頑張ってね

77:名無しさん@ピンキー
08/07/09 08:31:49 DG8Ie8QL
>>72
GJ!
そんなに前フリ長くないですよ


78:名無しさん@ピンキー
08/07/09 10:55:31 +0VXNtyi
>>73
GJ!
ケイも随分と上等な思考回路をお持ちのようだw

79:名無しさん@ピンキー
08/07/12 01:59:33 04VdUHQa
保守

80:名無しさん@ピンキー
08/07/14 00:25:21 PKnUTNkv
保守

81:名無しさん@ピンキー
08/07/16 02:22:06 KC1xVhe+
保守

82: ◆Oamxnad08k
08/07/16 22:20:04 hVFaX41t
綺麗なメモ帳だろ。完成してないんだぜ? それ……。

ごめんね。ホントごめんね、遅くて。まだ書けてないんだ。あんな駄文の後でも待っててくれる人がいたらだけど……。
書いてることは書いてるから、そのうち投下するる。出来れば明日くらいに……。
んじゃ、また。

83:名無しさん@ピンキー
08/07/20 01:34:27 ifhpCSHJ
保守

84:名無しさん@ピンキー
08/07/22 01:57:11 Qh3m2F31
保守

85:名無しさん@ピンキー
08/07/24 01:58:41 6J4ZHl1z
保守

86:名無しさん@ピンキー
08/07/25 02:06:31 Pwqpn9KJ
保守

87:名無しさん@ピンキー
08/07/25 10:23:04 EWwd1tjV
保守祭りだな

88:名無しさん@ピンキー
08/07/27 03:45:50 zPFMKcyF
保守

89:名無しさん@ピンキー
08/07/28 00:44:07 62HRKds8
TVアニメでいぬかみっ!にはまり、BOOK・OFFで105円の棚に
並んだ文庫本を順不同で1~12まで揃えたオレがあえて書こう

新堂ケイに入れるには最低一週間の拡張が……

90:名無しさん@ピンキー
08/07/28 01:07:08 ZZ08+89W
>>89
成長したじゃん

91:名無しさん@ピンキー
08/07/28 12:35:45 0bZC9PDF
>>89
神様www

92:名無しさん@ピンキー
08/07/29 18:11:17 vHnpDMlp
まだ続いてたんだ(^_^)
よく落ちないね >_<

93:名無しさん@ピンキー
08/07/31 00:33:08 huCY9L6I
保守

94:名無しさん@ピンキー
08/07/31 15:24:11 Xvp4tUD4
保守しとくか(=_=)

95:名無しさん@ピンキー
08/08/04 22:57:42 gSHmespi
保守

96:名無しさん@ピンキー
08/08/06 01:15:25 x7B3SLMB
保守

97:名無しさん@ピンキー
08/08/07 00:53:25 x/LuSypS
>◆Oamxnad08k
 なんか物凄い納得する展開。
 待ってる。

98:名無しさん@ピンキー
08/08/08 10:55:04 AnefukHS
このままずっと
保守だけなのか..

99:名無しさん@ピンキー
08/08/10 01:29:55 fqKm9bEW
保守

100:名無しさん@ピンキー
08/08/11 00:07:03 1k260T66
PCがアク禁されててポストできない…

101:名無しさん@ピンキー
08/08/11 01:19:13 cgLPwzsY
>>100
ガチでかwww

102:名無しさん@ピンキー
08/08/13 01:55:02 rWJ6UG54
保守

103:名無しさん@ピンキー
08/08/15 01:36:44 ZjkPLO3x
保守

104:前スレ632
08/08/15 08:06:53 gMzpMniR
性懲りも無くようこ×啓太書いたんで投下します。
今回は前置き~フェラまで。
3回ぐらいに分けてやりますので、中途半端感が嫌な人は、最後まで投下されるまで読まんほうが良いかも。
とりあえず名前は以後「632」で固定します。

ジャンルは…再び「倒錯」→「和姦」です…。マンネリですいません。

105:632
08/08/15 08:07:39 gMzpMniR
「よし、さっさと片付けっか…いくぞ!」
「うん!」

路地の、裏ぶれた所に建っている、一軒のラブホテル。
少し離れた所に駅が出来てしまった関係で、急激に寂れてしまった店のうちの一つである。
また、更に悪い事に、どうやらそこが淫靡な思念の溜まり場になってしまったらしく、怪奇現象が多発する事になってしまったのだ。
彼らの処理が、今回の啓太とようこに来た依頼の内容であった。

最近少しはマシになったとはいえ、相変わらずお金の無い二人にとって、安いギャラでも仕事を選んでいる場合では無い。
幸い、怨念じみた物はあまり感じられなかった事もあり、二つ返事で了承した。

啓太とようこは、慣れた手つきでその場に溜まった妄想エネルギーの一つ一つを発散させていく。
二人の実力からすれば訳無い仕事である。あっという間に、しぶとい思念の塊を数個残して、それらを昇華させてしまった。
ようこがすうっと息を吸い込み、最後の「じゃえん」を浴びせようとした時、啓太がそれを声で制した。

「お、おい、ちょっと待て」
「えっ?」
「あれ…俺のだ」

ようこがはっとしてその気配を探ってみると、確かに中心の、一番でかい妄想の塊が、彼の心から分かれた物だということに気付いた。
「はは…流石だな…俺の妄想、こんな町外れの知らない場所で親玉気取ってら…」
ヘラヘラと笑う啓太に、ようこがキッと歯を立てた。
「…言ってる場合か~~~~!」
「ひぃっ!」

容赦なく啓太の妄想の塊を破壊するようこ。持ち主がここに居るのだから、封印して心に納め直せば済むところを、
徹底的に排除にかかる。それに合わせて、啓太が胸を抑えて転げまわる。

「ぐわ、ぐわ、心が、やめれぇ~…」

「これは、なでしことの妄想!」
「ぎゃっ!」
「これは、たゆね、せんだんとの妄想!」
「ひいっ!」
「そしてこれは、ケイタがナンパしてきた全ての女の分だ~!!」
「ぎゃあっ!」

他にも、AV女優の物や諸々の妄想分を壊し、最後の最後に残った、一つ分の妄想に手をかけた所で、ようこの手が止まった。
「…あっ…」
非常に強固なその妄想は、ようこが動きを止めた瞬間に、猛スピードで彼女の方へ向かってきた。
「や、やべぇ!」
啓太は一番彼女に知られてはならない妄想を身を挺して止めにかかったが、間に合わなかった。
塊は彼女の体に付着すると、あっという間にその体の中に取り入ってしまった。

106:名無しさん@ピンキー
08/08/15 08:08:20 gMzpMniR
「あ、あうう、う…」
その瞬間、真っ赤になるようこ。
頭の中に様々な映像が再生される。その中身には、どれも彼女自身の姿があった。
「だ、駄目、ケイタ、そんな…」
その中で、ありとあらゆる方法で、ようこは啓太の手によって愛撫され、キスされ、貫かれ、はしたない声を挙げている。
ようこはたまらず、近くにあったベッドに倒れこむと、バタバタと身震いした。
その様子を見て、啓太は、頭を抱えた。

最後に残った一番強い妄想は、普段散々攻めつけ、誘惑してくる彼女を、
逆に自分があの手この手で蹂躙し、高みに昇らせるという妄想だったのである。
それを彼女と出会ってからの数年分、直接本人に取り込まれてしまったのだからたまらない。

「ゃん…あ…あひぃ、はぁっ…ん、だめ…っ、ぅくっ…」
ようこは妄想の中の自分と現実の自分を混同し、ひぃひぃと声を挙げ続けている。
その様子に、啓太は理性が吹っ飛びそうだったが、何とか冷静さを保ち、残った諸々の塊を処理し、場を清めた。
それでも自分が元気な限り、ようこの中の自分は出て行きそうには無い様だ。

啓太は仕方なくラブホテルの経営者に、仕事は完了したが翌朝まで後始末があると伝え、ようこをこのまま休ませる事にした。
相手は快く了承してくれた。

「ケイタ…そんな、やだ…」
啓太が部屋に戻ると、ようこは相変わらず、息を荒くして妄想の波に耐えていた。
未だ完全に男を知ったわけでは無い彼女が、まるで媚薬を嗅いだ様に悶えている。
軽く自慰のような真似もしては居るが、あまり上手くは行ってないようだ。

啓太はごくりと生唾を飲み込むと、横から、彼女の胸、つんと上を向いた二つの豊かな山に手を伸ばした。
先端が堅くなり、鋭敏になっているのがブラの上からでも分かる。

「…ひゃぁあ…」
柔らかくて心地よい。妄想の力を借りているとは言え、好きな女を気持ちよくさせているという事実が、
啓太を更に興奮させる。

彼は本腰を入れてようこの身を起こすと、彼女と正対して、自分の膝の上に乗せた。
さっきまでの元気な彼女とは違い、目がとろんとして、恍惚とした表情でこちらを見つめてくる。
「ようこ…楽になるか?」
ようこは暫く僅かに残された自我と戦っていたが、先程から強くなる、啓太の興奮による発汗の臭いに雄の本能を感じ、
自らも内側から込み上げる欲情の要求に耐えられなくなってきた。
彼女には彼女の、挿入は二人の婚姻が決定してから、という思いがあるのだが、淫靡なイメージはなおも彼女を襲い続け、
その信念も揺るぎ始めたのだ。

107:632
08/08/15 08:09:06 gMzpMniR
「ちゅっ、ちゅっ」
どちらからともなく、二人は軽いキスを重ねる。
いつもはコミュニケーションの延長でしているキスだが、次第に口付けている感覚が長くなってきた。
「あむ…ちゅっ。ふぅ…ぷちゅっ。ちゅーっ…ちゅ」
やがて、自然と気持ちの流れで、啓太がようこの唇を吸い、舌を絡め始めた。彼女もそれにならい、彼の唇を甘噛みし、
互いの口の周りを唾液でべっとりと汚した。
ようこの唇は糸を引きながら、名残惜しそうに啓太の唇を離すと、彼の胸に顔をぎゅーっと押し付け、ぼそりと何か呟いた。

「…もっと…」
「ん?」
「ケイタ…もっとぉ…」
「もっと、何だ」
「いっぱい、えっちなこと、して良いから…妄想だけじゃ、やなの」
膝の上に乗せたようこのパンツが更に、じわぁっと濡れ出すのを感じる。啓太は反射的にようこを抱きしめると、
そのまま、コロンと彼女を押し倒した。


啓太は自らのズボンとパンツを脱ぎ捨て、そこで初めて、夢中でキスしている間に、自分が一旦射精していた事に気付いた。
余りに夢中で、気付かなかったようである。しかし自身の勢いは絶好調であり、先から既にいくらか精を垂らしつつも、
初めてのSEXを前に、しっかりと目前の女を捕らえていた。

ようこの方は、期待と不安が入り混じった模様で、両腕を啓太の方に差し出した。
「…何だ?」
「…うで…縛るんじゃないの?」
どうやら未だだいぶ、妄想が支配しているらしい。間違った性知識が備わってしまったようだ。
流石に初めてでそれは、と言って止める事にしたが、もう一つ、気にかかる事があった。
啓太は恐る恐る、ようこの目の前に、自身のグロテスクなそれを差し出してみた。

108:632
08/08/15 08:09:49 gMzpMniR
彼女は最初こそ引いたものの、やはりその行為が必須であると勘違いしているらしい。
目をつぶって怖いのを我慢すると、恐る恐るそれにちゅ、とキスをすると、口にくわえ始めた。
先程の精が少し残っていたのか、一瞬苦そうな顔をしたが、おとなしく、ペロペロと舐めて先端を綺麗にしてくれた。

(うわぁ…これ、すげえヤらしいぞ)

感触自体は、自分の手を濡らした物と大して変わらない。
しかし、目の前で、あの貞操観念の高い彼女が、下の口よりも先に上の口で自分の物をくわえ込んだのである。
モゴモゴいうだけでまだだいぶぎこちないが、適度に心地よい。

「むぐ…ん…はふぅ…」

やはり最初に射精しておいて正解だったな~、と、啓太は比較的冷静に考えた。
それが無かったら、興奮の余り、このまま彼女の事も考えずに腰を動かしかねなかっただろう。
啓太はお礼に、唇のめくれたようこの表情を楽しみつつ、頭や首を愛撫してあげた。
これは互いに、病み付きになりそうな予感がする。


「ぺろっ…ぴちゃ、ちゅ…ちゅぷっ…ぷはっ」
しばらくようこに舐めさせた後、啓太はそれを引き抜いた。愛おしく、名残惜しそうに彼女はそれを見つめる。
先程、妄想の中の自分が何度も中の液体を美味しそうにごくごくと飲み干していたのを思い出す。
少し苦かったような気がするけど、本当はどんな味がするんだろうと、興味が沸いた…そこへ。

「あ、あ…またぁ、だめっ、もお…」
再び、ようこの中の啓太の妄想が暴れ始めた。
どうやら、啓太の願望が一つ満たされた事で、逆に欲望が活性化してしまったらしい。
当の啓太はようこの上で、白い乳房を堪能し始めている。
時折彼の舌が性感帯を通る事で、その度に、敏感になった体が強い反応を起こす。
「ひゃうぅん…ひあ…」

二人が疲弊し、睡眠欲が性欲を上回るのはまだまだ先のようだ。

(その2へ続く)

109:名無しさん@ピンキー
08/08/15 10:35:11 vROTMuAr

マターリ待つわ

110:名無しさん@ピンキー
08/08/15 10:57:18 Gp1cm+xI

久しぶりのssだwww

111:名無しさん@ピンキー
08/08/17 02:00:35 QQ7i1XsU
エロスwww

112:名無しさん@ピンキー
08/08/19 21:55:28 T4+nEWjy
前スレのようこ寝取られの続きが読みたい。
作者さんまだ見てるかなー?

113:名無しさん@ピンキー
08/08/24 23:15:02 3bOfv+xt
hoshu

114:名無しさん@ピンキー
08/08/26 21:47:05 QwtYT5ag
ほしゅ

115:名無しさん@ピンキー
08/08/30 11:29:18 +N+om9ny


116:名無しさん@ピンキー
08/09/05 22:02:30 QwcoYpHN
ほしゅ

117:名無しさん@ピンキー
08/09/09 23:05:37 qxa5O4+k
まだ落ちんよ

118:名無しさん@ピンキー
08/09/13 21:27:04 AMZ24t3k



119:名無しさん@ピンキー
08/09/16 03:05:52 Lo+RFvu7
たゆねにチンコが生えるの書きたいんだが、
そういうベクトルの変態はOK?

120:名無しさん@ピンキー
08/09/16 03:17:40 tIfV1USE
>119
たゆねといわず、他のキャラでもOKさ

121:名無しさん@ピンキー
08/09/16 03:21:50 sfie4Zso
むしろせんだんとかいぐさの反応もみたい

122:名無しさん@ピンキー
08/09/27 22:21:58 K3WbQXpp
hosyu

123:名無しさん@ピンキー
08/10/02 00:25:02 +ZRxS5sM
しゅ

124:名無しさん@ピンキー
08/10/07 01:05:29 IHbccJN1
保守


125:名無しさん@ピンキー
08/10/09 19:00:12 bJ7Fo5Pa
ラッキーチャンス!は分かりやすいハーレム構成してるなあ。
いっそのこと有沢まみず総合とかにスレタイを変えた方が良さげ。

126:名無しさん@ピンキー
08/10/14 22:06:24 gpqDD0W6


127:名無しさん@ピンキー
08/10/19 23:48:50 vTjgl8aE
有沢総合もなあ…
でもアニメ化されたいぬかみがこんなだし、ラキチャ目当てでこの板来る人はそんなに望めないよ

128:名無しさん@ピンキー
08/10/19 23:50:24 zRZ7zTcp
まぁラキチャの方が今は書きやすそうだし統合したほうがまだ書き手は来るかも知れない。

129:名無しさん@ピンキー
08/10/21 17:33:39 362BGwlM
ほしゅ

130:名無しさん@ピンキー
08/10/22 16:55:59 LTqmy/Se
保守

131:名無しさん@ピンキー
08/10/26 22:51:57 1ajds2//
ほしゅ

132:名無しさん@ピンキー
08/11/03 01:46:29 7I2tSPxS
保守

133:名無しさん@ピンキー
08/11/08 23:29:27 GvyR4i1j
保守

134:名無しさん@ピンキー
08/11/17 19:47:39 +a6xNMw+
ほしぃ

135:名無しさん@ピンキー
08/11/20 23:47:09 g6FkH1TV


136:名無しさん@ピンキー
08/11/21 01:29:36 jOtUEjqw


137:名無しさん@ピンキー
08/11/29 00:11:42 MMva0bqU
保守

138:名無しさん@ピンキー
08/12/09 12:51:36 Y0sWMvi4
いぬかみっわんわんにて、たゆねが二号さん体質である事が判明。
一週間に一度くらい、こっそりとくらいならようこもあんまり怒らないと思う
って、どんなんやねん!?

139:名無しさん@ピンキー
08/12/10 01:42:41 DFT3rZni
それより今回注目すべきはせんだんだろ

140:名無しさん@ピンキー
08/12/10 01:52:26 97ydh74J
読んでたからよかったけどまさかここでフライングが来るとはw

141:名無しさん@ピンキー
08/12/13 19:54:13 taiatD9z
ごきょうやに一票!

142:名無しさん@ピンキー
08/12/15 03:57:03 XGKXnwYr
わんわんの時点でようこは貫通済みだろうな、流石に。
あれで何も無かったら逆に啓太の機能がヤバイ。

143:名無しさん@ピンキー
08/12/15 04:02:39 ZSA0cxt8
絵師が変わったせいでなんか違和感を感じた

144:名無しさん@ピンキー
08/12/15 13:19:23 YswBqzMQ
体調不良だったっけ?
確かにどっちかというと前の絵師のほうが好き

まぁ、漫画版絵師の絵にも旨みがあっていいけどね

145:名無しさん@ピンキー
08/12/15 21:32:47 o+nMDVHE
>>142
男性機能がどーたらという話はしてたけど、確かに肉体関係の有無についての記述はされてないよな。

>>144
俺は今の方が軽くて好きだ

146:名無しさん@ピンキー
08/12/15 21:52:19 ZSA0cxt8
なんつーか急に少女マンガっぽくなって全体的に軽い感じがするんだよね。

147:名無しさん@ピンキー
08/12/17 16:01:58 6VsVRyCD
あれだ!変態が……変態が足りない!

148:名無しさん@ピンキー
08/12/18 01:29:09 XxvQhfdK
>>142
残念だが、受験が終わるまではおあずけと言ったはずだが?
by.仮名史郎

149:名無しさん@ピンキー
08/12/19 03:10:55 XP7HTfiD
EXわんラストの話→13巻前半で、互いにやりたい気持ちの方が上回ってきて、
ほとんど約束守る気無くなってるけどな

150:名無しさん@ピンキー
08/12/19 22:49:48 LGQCaOaw
約束させたのって仮名さんだっけ?
当人で決めたもんだと思ってたけど

151:名無しさん@ピンキー
08/12/20 19:12:59 geGRlDlk
>>150
いや、当人が決めたってくらい分かってるよ?なんとなくby.~にしただけ

152:名無しさん@ピンキー
08/12/21 01:26:01 xTbUEBVe
もう誰も書かないのかな・・・

153:ケルベルス
08/12/22 01:42:25 M9+ZAtpW
では、今思いついたネタでも…




ある日曜日の昼前のこと


ようこはなでしことショッピングに出かけており、家には啓太一人だった

そのため啓太は、落ち着いて勉強していたのだが…

だんだんそわそわと体をゆらし始める


そしてスッと立ち上がると、ようこに見つからないように河童のビニールプールの下に隠しておいたものを取り出した


「うしし」


ただ一冊


本当にたった一冊だけ残しておいた、秘蔵中の秘蔵のエロ本だった


「ようこは受験に合格するまで、断固としてやらせてくれねーみたいだし、たまには大事なムスコにも息抜きさせてやらねーとな!」


そうどこか言い訳じみた事を呟きながら、ルンルンと防水仕様のビニールカバーを外し始めた


その様子を河童はくけっ?と、少し首をかしげながら見ていたが、啓太が小屋に入るのを見届けると再び嬉しそうに泳ぎだした

154:ケルベルス
08/12/22 02:04:34 M9+ZAtpW
「早速始めるかっ!」

小屋に入ると、啓太は薫邸から貰ってきたという寝台に座り、顔はニンマリのまま、厳かともいえるような動作で『ソレ』の準備を…


簡単に言うと自慰をするために、ズボンとパンツを下ろした


啓太のムスコは反り立ってこそいないが、待ち兼ねていたように既に上向きになっていた
「おお、我がムスコよ…、待たせたな」


はたからみると完全に頭が残念な人だが、啓太自信は本気である
そもそも、ようこがいては自慰すら簡単にはできないのだ
たまにようこがいない時を見計らってやるしかない

「実に一週間ぶりだ…。つーか、よく夢精しなかったよな」

啓太は苦笑しながらも、ゆっくりとムスコに右手をのばした
ちなみに、左手のエロ本は既にお気に入りのページを開いている

「いくぜ、マイサン!」
啓太がムスコを掴み、上下に動かす…


その時だった


カチャ


『!?』


「啓太さま~!遊びにきちゃいました!」


啓太は扉が開かれると同時に寝台に寝転がり、扉を背にする



「あれ~?啓太さま、お昼寝中ですか~?」


『と、ともはね!?』



そう、やってきたのは川平薫のいぬかみの一人、ともはねだった

155:ケルベルス
08/12/22 02:26:54 M9+ZAtpW
「啓太さま~、お外はいいお天気ですよ!一緒に遊びましょうよ~!」


啓太の体を揺するともはねの様子から見るに、どうやら自慰直前だということはばれてないようだ
一応、下半身も毛布に隠せた
『なんでともはねが!?…って、ただ遊びにきただけだよなぁ。あ~、どじったな。…そうだ、ともはねがいたんだよな~』
啓太は寝たふりをしながらも心の中で頭をかかえた


実際、ようこもそうだがともはねも、啓太が欲望を発散できない原因の一つだったのだ

ようこがいない時はともはねがいる、ともはねがいない時もようこがいる
そんな状態なのだ
啓太の中で渦まく欲望は溜まりに溜まりつづけていた

そして今、ようこがいなくなりともはねの存在も失念していたためにこんな初歩的な失敗をしてしまったのである



「ねえねえ啓太さま~、起きましょうよ~」


できれば啓太もすぐにそうしたかった

だが


『下半身丸出しでしかも、右手にはムスコが、左手にはエロ本があるこの状態で起き上がれるはずないだろぉ!』

左手のエロ本は手を離せば寝台に落ちる位置にある

右手はあるいはそれとなく動かせば、なんとかごまかすことができるかもしれないが、その微妙な振動でかろうじて下半身にだけかかってる毛布が外れるかもしれない
さらに、自慰する直前であり、しかも一週間禁欲だったため、ムスコはすでに我慢ができず反りたっていた


『絶対に見られてはいけない』

啓太の頭に、ぐるぐるとその言葉が回り始めた

156:ケルベルス
08/12/22 02:51:34 M9+ZAtpW
だが、運命とは残酷なもの…

ついにその時は訪れてしまったのだ



「も~、こうなったら毛布なんて取っちゃいますよ!えいっ!」


「なっ!?」

啓太が思わず声を出して、毛布を掴もうとした時は既に遅かった

啓太のムスコは外気におもいっきり晒されていたのだ


「けい…た……さま…?」

ともはねの表情は固まり、頬を真っ赤に染め、ただ一点…


啓太のムスコを凝視していた

『終わった…』

最悪な状態だった…
もし、毛布を掴もうとした手が右手だったらまだマシだった
いや、せめてエロ本を離していれば一応言い訳はできただろう

だが、実際はエロ本を左手で高く持ち上げ、右手は今にもシコシコと動かしそうな体制になっていた
しかも、中身はともはねの方に向けていた

その姿は、ともはねにエロ本を見せて興奮している変態中の変態の姿だったのだ

さらに不幸な事には


「啓太……お…にい……ちゃん…!?」

「か、カオル…!?」


ともはねと一緒に遊びに来て、外で待っていたものの、ともはねが遅いので様子を見に来たカオルが、それを目撃してしまったのである


「ま、まて!カオル!誤解するな!?これはだなぁ!?」


啓太はカオルの姿を確認するやいなや、弁明するためにエロ本を手放す

だが、カオルは信じられないというような目で顔を真っ赤にして、首を振りながら後ずさる



157:ケルベルス
08/12/22 03:24:41 M9+ZAtpW
「待てって!だからな!?これは…」
だがカオルは後ずさり続ける。ほっとけば今にも飛び出していきそうだ。啓太は焦って下半身を隠すのも忘れ、半ば放心しかけのともはねを抱え、カオルに近付こうとする
「だからな、カオル…」「い、いや…」

カオルは本当に怖いものを見るような目になっている
そして

トン

「あっ!」
「きゃ」

カオルが床に落ちていた河童用のおもちゃにつまづき倒れる
後ろ向きに向かって

「ちっ」

啓太はカオルに向かって急いで駆け寄る
スピードをあげるために、途中でともはねを離して

ドンッ!

と屋上ではあまり聞けないような大きな物音が立つ。啓太は、カオルの頭を庇って一緒に倒れた

「いててて…。…大丈夫か、カオ……」


もう一度言うが、啓太はカオルの頭を庇った
そう、カオルの頭を庇ったのだ

…だがその庇い方はあまりにも……
あまりにも最低だった

倒れるとき、勢いあまってカオルの頭をゆうに上半身ごと越えてしまった啓太は、膝立ちになりカオルの頭を手で受け止め、カオルの頭が床に打ち付けられないようにした
だが、それが結果裏目にでたのである

「うげっ!?」
「んん~~~~~~~」
そう…
これは奇跡とも言えるだろう
驚いて開けてしまったカオルの口の中に…
まさに最悪な奇跡的に啓太のムスコがスッポリと入ってしまったのだ
啓太のおもいっきり反り立ったイチモツが…

さらには…
「な、なぁ~~~~~」後ろを見ると、ともはねがこちらも見事に啓太の下半身の後部…、二つの山の真ん中に顔を納めていた
その光景は、嫌がる年端もいかない少女の頭を押さえ、強引に自分のイチモツをしゃぶらせ、さらに幼い少女に自分の尻を舐めさせているような…

変態どころではすまない犯罪者、レイプ犯の姿そのものだった


158:ケルベルス
08/12/22 03:50:44 M9+ZAtpW
「やばっ!わ、わり…」
啓太は事態の大変さに気付き、慌てて身を起こそうとした……が


『うぉ…、これは……』
「む~~~~~~」

チュルッチュルッ…

カオルが叫ぼうとして口を動かすたびに、イチモツにいい刺激が伝わり、舌が絡み付く
ともはねは、気絶が放心か…

とにかく、心ここにあらずな状態であったが、倒れた時に条件反射で出したともはねの舌もまた、穴に刺激を与えていた

「す、すごっ……」


正直な所、フェラは始めてというわけではない
ようこがフェラだけならと、一度だけしてくれたことがあった
ようこはたどたどしくも、どこからか知識でも仕入れたのかなかなかのテクニックにより、数十秒て啓太をイカせてしまった
もっとも、それ以降は『おあずけっ!』といってやってはくれないが…

あの時のようこのフェラも最高に気持ちよかったが、今の状態はその時とは別格だった
初々しさはようこより上なのはもちろん、意図こそないが無理矢理っぽい状況、さらに歳的には同年代なものの、最近まで成長が止まっていたために年端もいかない少女…、しかも妹的存在にくわえさせ、舐めさせているという背徳心…
背筋がぞくぞくし、最高の快感となっていく


「ぷはっ…ケホッケホッケホッ…」


なんとか啓太のイチモツから逃れたカオルはむせこみ、啓太を上目使いで見上げた


「啓太……お兄ちゃん……」

啓太の理性は、そこで途切れた


完全に…
完全に啓太は、快楽という名の悪魔に全てを乗っとられてしまっていた



カオルの
「だ、大丈夫だ…よ?事故だって…分かってるから…」
という言葉も聞こえないほどに…

159:ケルベルス
08/12/22 04:24:01 M9+ZAtpW
「…くわえろ」
「へっ?」

カオルは啓太の言葉に、本当に無邪気に首を傾げた
啓太が何を言っているのか、分からなかった


だが、啓太の次の一声は単純…
そして残酷だった

「くわえろっつってんだろ!」
「なっ!?」

カオルは、啓太の言葉に目を見開いた
理解ができないとかいう問題でなく、ありえないという感情がふくらみつづけた
そんな状態のカオルを、啓太は頭を掴み
「だからな…、こうやって……」
無理矢理口を開けさせ
「俺のチンポをくわえればいいんだよ!」
おもいっきりイチモツをカオルの口の中に入れた
さっきよりも奥深くまで

「ん…ングゥゥゥ」
「はっ!どうだカオルゥ!?俺のチンポの味はよぉ?」
啓太は一拍おいてから、おもいっきりカオルの口に出し入れを続ける
情け容赦もなく、ただ無慈悲に…
「ん~~~!?!?!?」

カオルには、もはや何がなんだか分からなかった
ただただ、生臭い棒が自分の口に出し入れされるのを堪え続けた

「上手いだろ、カオル!?憧れの啓太お兄ちゃんのチンポだぞ!?」
チュルチュルッチュパッッ

そして啓太の魔の手は、いよいよともはねにもおよぶ

「よし、ともはね!とりあえず…起きろ!」
啓太はともはねを引き寄せると、その口に自分の口をつける
当然のごとく、右手はカオルの頭を押さえ、腰を振りながら…

まだ幼いともはねの口内を、欲望に支配された啓太の舌が犯していく
ともはねの舌を自らの舌でからめとり、自分の口内によせる

「ん……んあ…」

ともはねは意識を取り戻し、それと同時に目を最大限まで見開いた

「けい…た…しゃま…?……ん…」

啓太は、それに気付きつつもそれを無視し、キスを続ける
執拗に舌を絡ませながら
チュプチュプチュパ……

ともはねも最初は身じろいでいたが、だんだん少しずつ気持ちよさ気な顔になってきた

160:ケルベルス
08/12/22 05:08:40 M9+ZAtpW
そして、絶頂は訪れる…「…お、おおー、…イキそうだっ…!」
「ムグ…!?」

卑猥な音を辺りに響かせながら、啓太は腰を速める。だが…

「ん?…おやぁ?」

啓太は顔に、世にも残酷な妖しい笑みを浮かべた
今までは啓太がカオルの頭を抑え、無理矢理くわえさせていた
だが、手を離すと…

「ング…チュパチュパ…ン!?」
目元に赤くし、涙を浮かべてはいたが、カオル本人が頭を動かし、啓太のイチモツを必死にフェラしていた

「そうか、そんなに美味いか!俺のチンポはっ!」
啓太は笑みを増し、腰を更にかなり速める
「ン…ング…ンン………」
カオルも目元は赤く、涙もありはしたが、舌を更に絡ませる
「ならっ!」
そして、啓太の欲望の精が

ドプッ
「存分に飲みつくせ!」ドクドクドクドクドクッ

カオルの口内に全てぶちまけられた

「ん………」

啓太が欲望を出し切り、少し大人しくなったイチモツをカオルの口内から抜くと、白いものがカオルの口いっぱいに入っているのが見えた

啓太はただ無感情に…、冷酷にカオルに言い放つ
「全部呑めよ?」
「ふぁい…」

カオルは律儀に啓太に従い、ゆっくりと口を閉じると、こぼれないように手で抑え

ゴクッゴクッゴクッゴクッ…ゴクッ………

「ぷふぁ…」

一週間分の精液を全て呑み、カオルはそれでも笑顔で…

「啓太お兄ひゃん…、ふぇんふのんらよ?」

いや、既に何かが壊れたようなどこか卑猥な感じの陰がある笑顔で報告した。ただただ、嬉しそうに

「ごひそうしゃまれひた」

「いい子だ…」

啓太はそのカオルの頭をなでる
カオルは目を細めて微笑みを浮かべたが、やはり今までとは違う妖しい色気に満ちた表情だった

「…次はともはねだな」
「ふぁい…がんびゃりまひゅ…」

この日、川平啓太、川平カオル、ともはねの三人が皆の前から姿を消した
一枚の手紙を残して…

161:ケルベルス
08/12/22 05:15:27 M9+ZAtpW
とりあえずこれで終わり…なんだけど……


あれ?おかしいな?

最初は、オナニーしている啓太のところにともはねがやってきて、眠ったふりしてるうちにともはねが啓太のアソコにいたずらする…って程度の話だったのに…


一体どこで間違えたんだ!?orz


えっと、こんな物はいかがでしょうか?

162:名無しさん@ピンキー
08/12/22 07:46:35 goAjr0T9
GJw

163:名無しさん@ピンキー
08/12/23 22:31:20 mt4BgVnu
ところで、EXわんわんがでたことすら知らぬ同志はいるんかね?

164:名無しさん@ピンキー
08/12/23 22:45:37 TekVQewh
アニメ派→知らないことも有るかもしれない
ラノベ派→知らないことは無いかもしれない

165:名無しさん@ピンキー
08/12/24 01:30:44 xWW9tgc+
GJです そういやカオル物って珍しいな

166:ケルベルス
08/12/25 02:40:14 A+DZI4qj
メリークリスマス☆


        三

三

三

二あっ

    /11\
    /11111\
   /11111111\
 

ってことでせっかくのクリスマスなので続きを投下します!

ダメ小説ですみませんが、クリスマスプレゼント変わりってことで☆

注・本番はまだですが、精液描写が多いため、そういうのが嫌いな方はスルー推奨です!

167:ケルベルス
08/12/25 02:47:01 A+DZI4qj
啓太たちが残した手紙はその日の夕方、ショッピングから帰ってきたようことなでしこが発見した。その手紙を読んだ二人は、一目散に薫の家に向かい、薫とそのいぬかみ達を呼び集めた。

「…それで、これがその手紙か?」
「ええ…」
「…………」


啓太がいなくなり、代わりに手紙があったことを聞いたごきょうやの問いに、なでしこがゆっくりと頷く。
ようこは何故か、なでしこの隣で奮えながら俯いていた。なでしこもかなり表情が暗いように見えた。

「ふ、ふん!どうせ啓太様の事だから、ナンパにでも行ったんじゃないの!?」
「あれれ~、たゆね動揺してるぞ~?」
「うしし、ライバルは少ない方がいいもんな~♪」
「う、うるさいっ!動揺なんかしてない!」

たゆねといまり、さよかはいつもの調子だが、薫を初め、他の者達は厳粛な姿勢を崩さなかった。

「…とりあえず、読ませてもらっていいかな?」
なでしことようこが、奮えながらも頷いたのを見た薫は、ゆっくりと読み始めた。

「『よお、ようこ。今まで世話になったな!ま、俺、いぬかみ使いやめっから。これからは裏の世界で、生きていくことにした。【裸王】…いや、これからは【強姦神】と呼んでくれ!まずはカオルとともはねを頂いていく!下のボタンを押せば二人の写真がでるぜ?また会おう!
【強姦神】川平啓太○』」

薫がその手紙を読み進めるうち、皆の間に絶望が満たしていった。

せんだんは扇子で目を隠していた。
いぐさとたゆねは小さい声で何事が呟いており、フラノが何かに怯えるように今にも叫びそうなのを、ごきょうやが目を閉じながら抱きしめていた。
てんそうは、ぱっと見は変化ないが、よく見るとあきらかに奮えている。
いまりとさよかはこれ以上ないくらい目を大きく見開いている。
薫が奮える手でボタンを押して現れた写真には…

啓太の精液を口いっぱいに含んだ、ともはねと薫のあられもない姿が写っていた…

 

168:ケルベルス
08/12/25 02:50:13 A+DZI4qj
ここは一体どこだろうか。ただただ暗く、光源もなにもない場所である。
頼りになるのは自分の耳のみしかないほど、ここは闇に満ちている。

聞こえてくるのはすぅー、すぅー…という、規則正しい少女達の寝息だけ。
とそこに、一人の足音が聞こえてくる。ぺちぺちぺち…という音からして、裸足なのだろうか?


そして、闇が満ちる場所に光が発生した。明るいとは言えないが薄暗い、という程度の光である。よく見ると、16歳と11歳くらいの二人の少女が、身に何も纏わずにコンクリート製の床に横になっていた。
だが、光がついたことで起きたのだろうか。少女達はゆっくり起き上がり、正座する。さらに、今さっき入って来た者にゆっくりと礼をした。
男は全裸であり、首には犬用の首輪が巻かれていた。
そう---

この男こそ、元・いぬかみ使いで現在【強姦神】を名乗っている川平啓太であった。


二人の少女--カオルとともはねは、頭を床につけたまま交互に口を開く。

「啓太お兄ちゃん…」
「おはようございます…」
「今日もどうか、私達に…」
「啓太さまのおいしいご飯を下さい…」
「「お願いします…」」

最後の所だけは一緒になる。啓太は不気味な笑顔を浮かべて、二人の髪を撫でる。
すると、カオルとともはねはゆっくりと顔を上げ、その顔に幼い少女とは思えない、『メス』としての笑みを張り付けた。
啓太はさらにニヤつき、自分の股間を指で示した。そこにはイチモツがいまかいまかと待ち構えているように、天を指している。
「じゃあ、今日はカオルからにするか。」

啓太のその言葉に、カオルは本当に嬉しそうになり、啓太のイチモツに手を伸ばした。その顔はすでに上気している。
一方ともはねは、面白くなさそうに、また羨ましそうにそれを見つめる。

 

169:ケルベルス
08/12/25 02:51:40 A+DZI4qj
「いただきましゅ…」

それを横目に見ながら、カオルはチュッと啓太のイチモツに口づける。二・三回それを繰り返し、ソレをゆっくりと自らの口の中に落とした。

「…そういえば、カオルが先って久しぶりだよな?」
「ん…チュパッ……一週間ぶり…だ……よ……チュパッ…」

啓太の言葉にカオルは一度イチモツから口を離したが、すぐにしゃぶりつく。まるで、ご馳走を逃がさないようにする獣のようにしゃぶり続ける。
「一週間ぶりか~。悪かったな、カオル。」

啓太は自分のイチモツをくわえるカオルの頭をくしゃくしゃ撫でる。カオルは目を細めるが、フェラをやめようとはしない。むしろ、激しさを増して頭を動かし、出し入れしている。
そして、今日のカオルの朝食が今…


「うっ…!?…で、出るぞっ!?」
「だふぃて…!けーたおにいひゃんのしぇいえきのまふぃて……」
「飲め飲め!腹一杯になれぇ!!……うっ!」


ドピュッ

ドピュッ…ドピュッ……


朝一番の濃厚な精液が、カオルの口の中に注がれていく。そして、啓太が射精するたびにソレを全て飲み込んでいるカオル。

啓太のイチモツが出た時には、カオルの口の中には精液は見えなかった。イチモツに残りカスも全て舐めとると、カオルはまたきちんと正座して手を合わせた。

「ごちそうさまでふぃた…美味しかったよ、啓太お兄ひゃん♪」
「ならよかった♪」


嬉しそうに笑うカオルと、その頭を優しく撫でている啓太の姿は、兄妹そのものだった。

…カオルの口の周りに、啓太の精液が着いてなければ。


「啓太さま~!次は私っ!私ですよ~!」


ともはねが元気に啓太に抱き着く。こちらも、もしともはねがちゃんと服を着てさえいれば、ただ仲の良い兄妹に見えただろう。
だが現在の二人は、妹とというよりむしろ…


 

170:ケルベルス
08/12/25 02:53:20 A+DZI4qj
「お腹ぺっこぺっこですよ~!早く啓太さまのあつくて美味しい精液が飲みたいです♪」


無邪気…に見えなくもないが、その言葉には妖しいものが見え隠れしている。啓太はカオルを撫でるのを止め、ともはねの方を向く。カオルは少し悲しげな表情を浮かべたが、おとなしく身をひいた。

入れ代わりにともはねが啓太の前に立ち、おもむろにイチモツに手を出して、カリの部分に軽く触れた。射精したばかりで、少し敏感ぎみなためピクッと反応してしまう。

「うっ…!?……よし、食べていいぞ!」
「わ~い!いただきま~しゅぅ♪」


いただきますの挨拶とともに、ともはねはカオルと同じように二・三回イチモツに口づけし、口の中におさめた。
カオルよりも口が小さいせいか、激しく出し入れしていたカオルと違い、ともはねは口いっぱいにイチモツを入れたまま、舌で舐めつくすフェラを好んでいた。


「お……くっ…!ともはねも上手くなったなぁ…」
「チュパッ…チュッチュパ……ぷはっ!…えへへ~、いっぱい気持ちよくなって、いーーーっぱいしぇいえき出ししゃってくださいね♪…チュッチュパッ……」


口の中で、ともはねの舌が啓太のイチモツを刺激し、出したばかりだというのにどんどん大きくなっていく。
もはや獣の本能か、それとも慣れか…、とにかくともはねの舌は啓太のイチモツの中でも敏感な部分を的確に責めている。たまに口から本体を出してカリや尿道をも刺激されるからたまらない。


啓太の本日二度目の絶頂が訪れる

「で、出るぞっ…!」


ドピュッ

ドピュッ…ドピュッ……


一度出したとは思えないほどの量の精液が、ともはねの口の中に注がれていく。ともはねはニッコリと笑ったまま、その全てを少しずつ飲み込んでいく。
そして、出し終えた啓太のイチモツが口から抜けると、口の中に残った精液を一気に飲みつくした。

「けいたひゃま、ごちしょーしゃま♪」

 

171:ケルベルス
08/12/25 02:55:22 A+DZI4qj
啓太はもう完全に壊れていた。元々、彼には節操のない所はあったものの、こんな事をするような人間ではなかった。
そもそも、ロリコンではなかったのでカオルやともはねといった『子供』は、性の対象ですらなかったのである。カオルやともはねも、少なからずの知識はあったかもしれないが、こんな事が出来る少女達ではなかった。
彼らの身に起こったことは、異常としかいえない。だが、本人達はそれに全く気付く気配もなく、快楽の海に身を投げだしていくのである…


二人ともフェラ…いや、食事が終わり啓太はカオルとともはねを自分の身に引き寄せ、頭を撫でる。それだけは今までと変わらぬ、優しい心が安らぐ光景だ。
だが、一度黒く染まった心は、二度と白にはもどれない。10分ほど撫でたあと、啓太はゆっくりと立ち上がり、二人に告げる。


「んじゃ、朝飯も食ったし…朝風呂いくぞ!」
「…うん」
「…はい」



カオルもともはねも頷き、風呂場に向かって歩き出した啓太についていった。だが、もしこの場に啓太以外の誰かがいたとしたら、啓太の『風呂』という言葉にカオルとともはねが急に暗い表情になったのを見逃しはしなかったであろう。


5分ほど歩くと、三人は『ここ』の風呂場についた。さして大きくもなく小さくもない風呂(とはいえ、一般家庭のものよりは明らかに大きい)だが、中に入っているのはお湯ではなかった。

「今日もしっかり入れよ?『精液風呂』にさ♪」
そう、風呂おけに入っていたのは精液…、それも風呂おけが満タンになるほどある。これが全て、今朝出したての精液だというから驚きだ。

「全て"変態七人衆"が出した精液だ!…おっと、今は"変態六人衆"か…。ちっ、『奴』め!一番いい扱いしたのに裏切りやがって!」

つまりはたった六人で、『精液風呂』ができるほど出した…という事である。はっきり言ってありえない!

 

172:ケルベルス
08/12/25 02:56:53 A+DZI4qj
「よし、じゃあまずは頭洗ってやるよ。カオル、ともはね、こっちきて座れ!」


二人は啓太が指し示した椅子に座る。だが、その顔は恐怖感にあふれていた。
ちなみに、シャワーは普通にお湯が出るので、頭や体を洗う時は精液はシャンプーやせっけんなどの役目をすることになる。
啓太は、風呂桶にある精液を右手でおもいっきりすくう。どうやら、他人の精液を触る事に対しての抵抗は既にないようである。
そしてその精液を…


「う…」

カオルの頭に全て乗せた。青色の綺麗な髪が精液で白く、べとべとになる。
啓太はさらに再び精液をすくい、ともはねの頭にも乗せる。茶色いくせ毛のある髪も白い精液に染まっていく。
こうなるともはや、キューティクルもへったくれもない。ただただイカ臭いにおいが充満してくる。

「べとべとする…」
「啓太さま~…」
「分かった分かった。」


啓太はニッと笑ったが、なんとそのまま、両手で二人の髪に精液を塗り込んだ。普通に髪の毛を洗う時のようにゴシゴシと…

「うぅー…」
「ん…」

二人はぎゅっと目をつむって、耐え忍んだ。
やだ!
気持ち悪い!
精液が目に入ることだけは避けたかった。自分の髪にどんどん精液が浸透していくのがよく分かる。
そのうち、啓太は手を止め、シャワーに手をかけた。二人はほっとして、啓太がシャワーをかけてくれるのを待つ。
そして二人の頭に心地よいお湯がかかってくる。この時だけは、最高に気持ちいい気分になる。頭に溜まっていた精液が流れ落ちていく。だが…

「私の…髪の毛が…グスッ…」
「ふぇ……グスッ」

髪に染み込んだ精液はなくならない。髪の毛はまだべとべとのままである。何か悲しくなってベソをかいてしまう。そんな二人を見た啓太はため息をつき、体を洗いにかかる。

 

173:ケルベルス
08/12/25 02:59:21 A+DZI4qj
カオルとともはねは、まだ少しベソをかいていたが啓太は構わず手に精液をつけて、まずカオルの体を洗い出した。
まずは背中。指で満遍なく、丁寧に精液を塗りたくっていく。そのまま手はお尻の方に向かう。そして…

「あぁっ…!」

当然のごとく、啓太の指は尻の穴の中まで侵入する。さらに奥まで届くように、指をくねくねと動かしていく。


「あっ…あ……けい…たおに…いちゃ…ん、…やめ……」


感じているのか、カオルは小さく喘ぎ声を出すが、啓太はそれを無視するかのように続ける。グチュグチュと卑猥な音が聞こえる。
カオルの息が少し絶え絶えになったころ、やっと啓太は指をカオルのお尻の穴から抜き、足へと向かっていく。ここはどちらかというとくすぐったい。カオルは笑いそうになる衝動を我慢して、耐え忍ぶ。


足は比較的簡単に終わらせ、次はいよいよ前である。啓太の手が、カオルの控えめな胸へと触れる。啓太の指がカオルの乳首をこね、さらに全体を揉みしだく。
それほど大きくはないが一応揉めるほどはあるのである。カオルはくすぐったいのと、気持ちいいのがおりまじった変な感覚におそわれていた。

「ン………」

顔を少ししかめ、小さく声も出してしまった。カオルの成長しかけの胸に啓太からの刺激が伝わる。
ここまできたらもう躊躇はない。啓太の手は、そのままカオルの秘部へと移る。すると、まだ精液を塗ってもいないのに、ヌルッとした感触が手に伝わった。

「お、カオル~濡れてんじゃん!そんなに精液塗りがよかったか?」
「ち、ちがっ…!?」

実際、カオルは精液をぬられるのをよく思わなかった。気持ちよくなっても、啓太の手が離れると途端に気持ち悪くなる。
だが、別に『精液を塗られる』という行動が嫌なわけではない。これが他人のではなく、啓太の精液だったらカオルは大喜びだろう。それはともはねも同じはずである。

 

174:ケルベルス
08/12/25 03:01:15 A+DZI4qj

つまりのところ、『啓太の』精液はいくらでも欲しい。だが『他人の』精液には触りたくもない…、ということなのである。
どちらにせよ、カオルもともはねも二人とももう狂っているのである。まともな感情ではなかった。


「ふ~ん…。ま、せっかくだからイカせてやるよ、カオル」
「啓太…お兄ちゃ……?ふぁぁっ!?あぁぁーーっ…!」


その後、カオルは啓太の謎の指テクにより完全にイカされてしまった。ともはねもイキこそしなかったものの、最終的には感度が高い所を責められお漏らししてしまったのである。そして…

「二人ともしょーがねぇなぁ…。罰として、今日の『拡張』はいつもの二倍だな!」

二時間も精液風呂に入らされた。知らない人達の精液が自分の体を汚していくのが分かった。周り全てが精液なので、少し動くだけでべとべと感がする。
さらには自分の性器に知らない人の精液が入ってしまうのでは、という恐怖が二人をかなり追い込んでいた。


二時間後、精液風呂から出て軽くシャワーを浴びると、カオルとともはねは、手を繋いで啓太が待つ部屋に向かった。


そして、悲劇は起こった。



その頃、川平薫の家では重い空気が漂っていた。特に、啓太に特別な好意を持ったもの達はひどかった。
ある者は、廃人同然となり…
ある者は怒りで我を忘れ、どこかに飛んでいき…
ある者は啓太をどう掴まえるか、などと冷静を装いつつ、頭の中はパニックになっており…
ある者-川平薫は妹の変わり果てた姿に絶望しており…
ある者-なでしこはそんな主を見て涙し、復讐を決意しており…


ようこ………は眠りについた

深い深い眠りに---



…そんな中、てんそうだけは誰かと連絡をとっていた。

そう、超伝説級の大ヘンタイ魔導士である自らの友人へ……

 

175:ケルベルス
08/12/25 03:08:27 A+DZI4qj
とりあえずこれで今回は投下終了です!


クリスマスイブは終わっちゃいましたが、今日こそがクリスマス!
予定がある方もない方も、楽しんで下さいね~☆
よいクリスマスをっ!


…ちなみに僕は全く予定ないですorz


ではでは、失礼しました(^O^)/

 

176:ケルベルス
08/12/25 03:13:21 A+DZI4qj
あっ!
しまった…orz


>>167の最後の文で『薫』ってとこを『カオル』に脳内変換お願いしますっ!

すみませんっした!(T-T)

177:名無しさん@ピンキー
08/12/25 10:17:59 LoZcaNuE
……なんでageてるの?すくなくても、作品の投下中はsageでしょ。

178:名無しさん@ピンキー
08/12/25 22:50:50 7hyvlpJ2
乙。クリスマス真っ最中に投下するかw
あと上にも書いてあるがsageた方が良いぞ

179:ケルベルス
08/12/26 15:52:48 Kful3ru4
>>178
了解です(^^ゞ

次回からはsageますね!

すみませんでしたm(_ _)m

180:名無しさん@ピンキー
08/12/27 00:26:16 Rq7HtUVW
たゆね希望
ところで
啓太悪霊にでもとりつかれた?

181: ◆nme/PkByfY
08/12/27 06:34:38 Hby9dm1e
上の方で書いてたたゆね+チンコの小説の一話目

※警告
この作品には、以下のキーワードが含まれます。これらの単語に嫌悪感を示す方は、
飛ばしていただくようお願いします。

ふたなり 自慰 (2話目も続けるとすれば)陵辱















182: ◆nme/PkByfY
08/12/27 06:35:28 Hby9dm1e
1
バキッ! ゴシュッ!
「ふぅ~。せんだん、こっちはあらかた片付いたよ!」
古い地価倉庫の、比較的入り口よりの部屋。薄寒い暗がりの中で、タンクトップ姿という少々季節はずれな格好をしたたゆねは、
しばらく中で格闘を繰り広げた後、リーダーの下に戻ってきた。

「ご苦労様。随分、早かったですわね」
「他のみんなは?」
「まだ、戦っていますわ」

彼女の指した通路からはいくつもの部屋が分岐していて、耳を澄ませば、仲間たちの戦いの呼吸が聞こえてくる。
今回の依頼は、地下倉庫の数室にそれぞれ巣食っている悪霊を消滅させるという物であり、
効率的に仕事を終えるために、司令塔のせんだんを除く、七人の薫の犬神がそれぞれ手分けして各部屋に入っていったのだ。

ちなみに薫となでしこ、ごきょうやは本家の仕事のために欠席していて、
久々に主人の居ない状況下での戦いとなった。

たゆねは一人でも充分に戦えるという理由で一部屋に単身乗り込んだのだが、それでも今の彼女にとって邪霊など、大した敵ではなかった。

「じゃあボク、他のみんなの応援に行って来るよ!」
「あ、ちょっと、だめよ!」

暗がりの中へ入っていこうとするたゆねを、せんだんは止めようとしたが、その言葉は彼女の耳に届かなかった。
丁度、せんだんの声と近くを走っている電車の音が重なってしまい、指示が聞こえなかったのである。

せんだんは、追いかけて止めようかとも思ったが、彼女が全く疲弊した様子も無かったので、連戦をよしとする事にした。






183:名無しさん@ピンキー
08/12/27 06:36:12 Hby9dm1e
2
たゆねは、次々と手こずっている仲間の下へ駆けつけ、一瞬で敵を蹴散らしては、次の部屋へと駆けていった。
一人で出来るもんと言っていたともはねは、邪魔をされて少し気に入らない様子ではあったが。

「よーし、何か今日は調子良いや!」

そんな中、彼女は、誰かに呼ばれたような気がして立ち止まった。

「あれ…?」

視界の隅で、何かが光った。そちらの方を見やっても壁しか無かったが、うっすらと光の漏れる隙間があった。

「隠し通路?」

そっと壁に手をあてがうと、いきなりそこが崩れ落ち、目の前に空間が広がったのもつかの間、
物凄い勢いで光の矢が飛び出して来た!

「うわわっ!?」

彼女はとっさに結界を張り、大きなダメージを免れたが、それでもいくつかの光には当たってしまった。
体勢を立て直すと同時に、攻撃者の正体を確かめようとしたが、どこにもそれは確認できない。

「あれ…?」

空間の中に入ってみるが、何も無い。
少しの間、その空間を調べてはいたのだが、諦めて、この事を報告しに、仲間の下へ戻る事にした、その時である。
急激に股間に違和感を感じ始めたのは!

「ん、ん…。何か変な感じ、あれっ!?」

身体がむずむずして、鼓動が高鳴る。
たまらず、違和感の中心に手をあてがうと、そこが膨らみ始めているのを感じた。

「何コレ! …ひゃうっ!」

184:名無しさん@ピンキー
08/12/27 06:36:45 Hby9dm1e
3
手で握った瞬間、えもいわれぬ快感が、全身を駆け巡った。どく、どく、と下半身が脈打つのが分かる。
たゆねはその場にうずくまると、しばらく痙攣し、静かになった。

そこへ丁度、先ほどの声を聞きつけて仲間たちが集まってきた。

「どうしたの、たゆね! 汗ビッショリだよ!」
「まだ敵が居たの!?」

双子が心配そうに、うずくまる彼女の顔を覗き込む。
たゆねは、最初のショックから立ち直ると、とっさのうそをついた。何かやばい予感がしたのである。

「はっ…はあっ…! 大丈夫、な、何かさ、ちょっと食後に動いた所為でお腹痛くなっちゃって…ハハ」

「なーんだ。あんた、食べすぎなのよ」
「心配して損したわ!」

たゆねが普通に立ち上がった様子を見て、仲間たちも安心したのか、そのまま通路から出ることにした。
彼女は、股間に未だぬるぬるとした違和感を感じつつも、先ほどの突っ張ったような感覚はおぼえなくなったため、
普通に歩いて出て行った。

この時点で、なでしこやごきょうやといった、経験豊富な者が居れば、すぐに彼女の異変に気が付いたのかも知れない。
しかしながら、薫が本家を継いで以来、更に忙しく動き回っているせんだんや、他の若い犬神達にはそれを感じる事が出来なかったのである。





夜。
自分の部屋に戻って下着をずらしてみて、たゆねはようやく事の重大さに気が付いた。

「え、ええええっ!?」

唖然。何と彼女の下半身には、ピンク色のキノコのような物体が、跳ね回ってるではないか。
そう、それは、まさに男性器の形状そのものであり、てかてか光る傘が、何とも艶かしい雰囲気を放っていた。

「な、何コレ…」

鏡の前でまじまじとその物体を見つめ、冷や汗を拭う。
パンツには白濁の染みが付着していて、イカを蒸したときのようなむわっとした、異質な臭気を放っている。
これではまるで…、と、そこまで考えて、何度か見てしまった、啓太の股間にぶら下がっていた雄の物を連想する。

185:名無しさん@ピンキー
08/12/27 06:37:19 Hby9dm1e
4
「わ、わぁっ、やばい!?」
何と、鏡の前で、興奮した物体が、次第に上を向き始めたのだ。
それはぐんぐんと硬度を増し、血流が高まる。
「や、やめろ、ボクの、身体…あっ!」

ついそれを手で握ってしまい、再び全身に快感が駆け巡る。
彼女はベッドの上に四つんばいで倒れこむと、枕を顔に押し付けてシーツをぎゅっと握り、その波を堪えた。
息は再び荒くなり、顔は紅潮し、髪は既にぐしゃぐしゃになっている。

「ぼく、の、ここ…どうなっちゃったの…はぁぅ」

そのままころんと横向きになると、ピンピンと元気に跳ね回っている物体を見やった。
痛みがあるならまだしも、この状態がたまらなく気持ちいいのである。

誰かに相談しようか、しかし年頃の少女にとって、例え気心の知れた友人であろうと、こんな事が人に言える筈が無かった。
…そうこう考えているうちに、無意識のうちに、片手が物体の方に伸びる。

ちょんっ…

「ひゃひゃっ」
身体を屈折して、その快楽に耐える。指で触ってみるのにも慣れてきたので、もう少し指でその感触を確かめてみる。
啓太の物も、こんな感触なのだろうか?
それを考えると、更に快楽が増す気がした。

「んっ…はあぅ、けい…た…さま…っ!」
しゅっ…しゅっ…

本能的に、彼女のしなやかな指はやがて往復運動を始めた。
過ぎる思い人の顔。その人が、今はおそらく、他の女を抱いている。
このいやらしい形の物を使って、あんな事や、こんな事を…?

多少被虐的な妄想を繰り広げながら、長く、大きくなった物体を指の腹で優しくさする。

ヌチッ…しゅっ…にゅるっ…

「は、はあ、…だめ、そんな事…ぼくにも、ぼくにもしてぇ…」

次第に物体の先端は粘液で濡れそぼり、指の運動を助ける。
彼女の物体はどうやら、クリトリスの先端から伸びているらしく、上下左右の運動を加えれば、大陰唇にもその振動が伝わるため、
更に快楽を得られる事に気付いた。

ニュッ、ニュッ…ぐぐっ…ヌルリッ

186:名無しさん@ピンキー
08/12/27 06:38:28 Hby9dm1e
5
「たゆねー! 一緒にお風呂いこー!」

ともはねが、たゆねの部屋のドアをノックした。
一応、これをしておかないと怒られるからである。

「は、はぁっ…ゴメン、ともはね…、ぼく、まだ、行けない…筋トレ、してるから」
「えー、昼間もやってたじゃん」

相当ハードな運動をしているらしく、たゆねの部屋からは、荒々しい息が聞こえてくる。
そこを双子のいまりとさよかが通りがかって、

「あー、いいよいいよ。あいつ相変わらず筋肉馬鹿だから。一時間は止めないって」
「そうそう。ま、ほっとけば汗だくになって出てくるから」

好き勝手な事を言っている。

「…うん」
ともはねは、何か胸騒ぎがしたが、気のせいだと思うことにした。

「じゃあ、たゆね、先にお風呂行ってるよ~」
「あ、ああ! 後で、ちゃんと、いく、いくから~!」

とてとてとて…。
遠くなっていくともはねの足音を聞きながら、たゆねは『運動』を続けることにした。

ぴゅっ、ぴゅっ。

「あはっ…ケータサマったらこんなに出して…もう、仕方無いんだから…」

今夜は、長い夜になりそうだった。

187: ◆nme/PkByfY
08/12/27 06:40:20 Hby9dm1e
一話目は以上です。
読んでくださる人が居れば、二話目以降も書こうと思います。
一応、これは性転換じゃなくて両性具有化したって事でお願いします。

188: ◆nme/PkByfY
08/12/27 06:43:29 Hby9dm1e
やべ、抜け落ち
>>185>>186の間

4.5
やがて、たゆねの手の速度が増して行き、より気持ちよくなろうと、全身をピンと突っ張る。
「き、きもちいっ…きもちいいよおっ!」

グッ! …ドクン、ビュルッ、ビュルルッ…!

「は、はあぁ…」

物体は、先端から勢い良く粘液を放出し、たゆねは、口を開け、声にならない声を挙げ、全身に広がる快楽に実を委ねた。


しばらく彼女は放心状態でいたが、ゆっくりと今後の事を考え始めた。
この事を誰かに相談すれば、解決は早くなるかも知れない。

しかし…

たゆねが自分の下半身を見やると、調子に乗った物体は、再び硬さを取り戻していた。






189:ケルベルス
08/12/27 21:36:08 AHo0mdVK
>>180
次回の投下はたゆね中心です!
あと、啓太の事に関しても次回の投下小説でやりますので…


>>188
GJです!
二話目も楽しみにしていますね!

190:名無しさん@ピンキー
09/01/01 00:54:09 RJAEnzAG
あけおめっ!


ageとく

191:名無しさん@ピンキー
09/01/01 09:32:59 RJAEnzAG
どうでもいいけど、>>190のIDにじゃえんっぽいの入ってる^^

192:名無しさん@ピンキー
09/01/03 02:27:04 I4uTIaYj
>>187
ものっそいGJです!
続きもっと読みたいです!

193:名無しさん@ピンキー
09/01/07 02:45:48 T6X3AynM
hoshu

194:名無しさん@ピンキー
09/01/12 21:33:59 Ke0ddcKw
続きwktk

195:名無しさん@ピンキー
09/01/15 03:54:38 DaolL54z
来い!続編&新作ぅうううううう

196: ◆nme/PkByfY
09/01/16 03:07:15 ryIOo/Bh
WARNING!

>>181- の続き
以下は、一人の少女が、誘惑に勝てずに堕落していく話です。
そういった文章・両性具有ネタに嫌悪感を覚える方はスルーして頂くようお願いいたします。

(改行)















(改行おわり)

197:名無しさん@ピンキー
09/01/16 03:07:54 ryIOo/Bh
2-1
「んっと、きっちり隠れてるかな…」
たゆねの大事な部分に例の物が生えてきてから、三日が経った。
平常時であればさらしを巻いてガードする事で、パンツの上からは確認出来ない。

誰か頼れる存在に相談しようかと思ったが、ボーイッシュな彼女とは言え、やはり女の子である。
そんな事はとても言えない。
今できる事は一日数回、トイレの中で内側から込み上げる液を放出する事と、
筋トレを重くして身体を疲れさせ、欲望を誤魔化す事くらいである。

「ジョギング行って来まーす!」
「えーまたあ?今日、二回目じゃない?」
「な、何か身体が火照っちゃってさ」
たゆねはスニーカーに足を突っ込むと、居てもたっても居られない様子で、飛び出していった。
仲間たちはそれに少し首をかしげたが、結局、あの子はまだ若いから、という結論に至った。

玄関を出たたゆねは、途端に足元がおぼつかなくなった。
…困った…。
テレビでメロドラマの再放送を見ていて、少し濡れ場が出てきただけで"火がついて"しまったのである。
さらしの微妙な締め付けが少し気持ちいいと感じてしまい、どうやら自然に萎縮させる術は無さそうだ。

仕方ない、出しちゃおう…。

たゆねが辺りを見回すと、丁度良い所に公衆トイレが見つかった。
別に平然と入っても問題ないところだが、なんとなく、きょろきょろと挙動不審に辺りを見回して、そこに近付いていった。


ところが。
「うう、まだですか?」
…女子トイレは、混んでいた。
といっても、おばさんのグループが全ての個室を占拠してしまい、入れなくなっているだけなのだが。
「ごめんね~、おばちゃん久々のお通じだから。隣の男子トイレなら開いてるわよ~ホホホ」
まだまだかかりそうである。たゆねは再び、外を見回すと、男子トイレに誰も居ない事を確認した。
…入るしかない!

198: ◆nme/PkByfY
09/01/16 03:08:32 ryIOo/Bh
2-2
足早に個室の中に入ると、ドタバタと鍵をかけ、一息ついた。
はあはあと息は上がり、鼓動で全身が爆発しそうである。
下を見ると、そこには相変わらず元気に張り詰めた肉塊が、今か今かと張り出していた。
「もー、こんなに元気になっちゃって…」
たゆねは震える手でショートパンツに手をかけ、ごくりと息を飲んだ。
汗まみれのパンティをずらし、さらしを一本一本、ほどいてゆく。
間もなく、ピンク色でピクリピクリと脈打つ肉の塊が姿を現した。
その形状は紛れもなく男性器そのものであり、ただしそこは、尿の放出には使われず、
純粋に宿主に快楽をもたらす事に特化した器官となっている。

「はああ…」
たゆねは恍惚の表情で便座に座り、後ろに寄りかかると、肉塊を、そのやわらかな指の腹で撫でさすり始めた。
外に声が聞こえないよう押し殺すものの、やはり艶かしい吐息は漏れてしまう。
意中の男の姿を思い浮かべながら、指先に神経をとがらせる。

つつーっと竿の部分を根元から、指で順番になぞっていき、
「はっ…ぁ…ふぅ…」
雁首の突起を指が通過するたび、快楽に思わず声が震える。
何度かそれを繰り返す内、興奮に胸の高鳴りが更に増した。

片方の指で肉塊を慰めつつも、その下についている、自分自身の肉壷への刺激も行う。

…ヌチ…シュッ…ニュルル…

「ひゃ、ひゃん…はぁ」
最初はヌラヌラと外郭を攻めつつ、雁首へ刺激が加わるのと同時に、穴の中へ小指を潜り込ませる。
これがなかなか気持ち良く、気持ちの昂ぶりと共に、次第に刺激の感覚がせばまってきた。

199: ◆nme/PkByfY
09/01/16 03:09:00 ryIOo/Bh
2-3
「は、はあ、きもち、きもちいい」
たゆねは本格的に、"射精"の為の刺激に切り替えた。
くっきりとした大きな瞳は垂れ、若く瑞々しい頬は真っ赤に上気し、恍惚の表情を浮かべる。
そこには既に、犬神の中の戦いの天才、という姿は無く。
ただひたすらに、自分だけの快楽にとり憑かれ、溺れ、貪る少女の姿があった。

「あ、ああ、あふっ!」
肉塊にはしめつけ、搾り取るような動きを。

…ジュル…ニュ…ずぽ、ずぽ…

肉壷には、ひたすらに自身の中に溜まった淫らな欲望を掻き出すような動きを、それぞれ加える。

「ひゃうぅぅ…!あーっ! はぁん♥!」

たまらず、彼女は足をぴいんと突っ張り、周囲の事など気にも留めずはしたない声を上げ、
内側から込み上げる快楽に四肢をひくつかせた。

びゅ、びゅーっ! どびゅっ!

何とも言えない快楽を伴い、たゆねという犬神の少女の肉塊から発された白い粘液は、目の前の壁に衝突し、幾つかの液だまりを作った。
その様子を見ながら、彼女は自分の意識が遠のくのを感じ、心地よさの中に身を委ねた。

200: ◆nme/PkByfY
09/01/16 03:09:27 ryIOo/Bh
2-4
「おい…中、どうなってんだ?」
「やばくね、やばくね?」

その頃になると、個室の外側には2人の男が中の様子を気にし始めた。
どちらも学生服を着て、筋骨のがっしりとした、部活帰りの男子高生の様である。
片方は普通の短髪であり、もう片方は完璧な五分刈りである。

当初はバカップルが場所もわきまえずコトにはげんでいるのかと思っていたが、男の声はせず、女の喘ぎ声のみが聞こえる。
足元をのぞいても、一人分しか無さそうだ。
その事から、想像力逞しい年頃の少年らが事の結論を導くまで、そう時間はかからなかった。

「な、なあ、声、やんだな」
「中で寝てるんじゃねえの?」
「じゃ、じゃあ、中のお姉さん? は、今無防備って事か?」
「ああ、そうなる」

少年は顔を見合わせて、ごくりと息を飲んだ。
見るだけなら…
見るだけなら、間違えて開けてしまいました、で済むかもしれない。

恐る恐るドアの隙間から木の枝の切れ端を差込み、掛け金を…落とした。
反応は無い。短髪の少年がそっとドアを開け、中の様子をのぞき込む。

「!?」

一瞬、彼は、声にならない声をあげた。
五分刈りの少年も同様に覗き込み、硬直する。

そこには、一人の可愛らしい少女が、股間から肉の塊を突き立て、秘部からはトロトロの汁を漏らしながら、
虚ろな眼をして天井を見上げている所だった。
こんな光景、夢でも見たことは、無い。

呆然とする二人の耳元に、地の底から不思議な声が語りかけた。

――さあ、こっちに来て。お姉さんが、気持ち良い事してあげる…。

公衆トイレの周囲に、薄桃色の靄が立ち込め、その場所ごと、周囲からは目視する事が出来なくなった。
少年二人は、誘われるがまま、力なく便座に寄りかかる、戦いの天才である少女の方へ歩み寄って行った。


続く

201: ◆nme/PkByfY
09/01/16 03:11:00 ryIOo/Bh















(改行おわり)
短いですが、今回は以上です。
再び間が開いてしまいますが、更新が無いよりはと思い、書かせていただきました。
それでは、また。

202:名無しさん@ピンキー
09/01/16 22:46:32 sHa1xOGQ
イヤァフォオオオオオ!!GJ!次回たゆねの性的スポーツ編ですね!待ってます

203:名無しさん@ピンキー
09/01/17 00:04:46 HJc624/l
イヤァ----
たゆねは啓太だけのものだ!

204:名無しさん@ピンキー
09/01/17 13:32:25 PpOnxi9j
NTRですね、わかります。

205:名無しさん@ピンキー
09/01/22 00:16:00 4B2ii0WK
保守



206:名無しさん@ピンキー
09/02/02 00:49:36 AuhYsrQx
保守


207:名無しさん@ピンキー
09/02/02 02:21:12 3OZrdeeG
デレデレとヤンを綱渡りするようなようこ物が読みたい。

208:名無しさん@ピンキー
09/02/02 17:58:54 mfhf7/BU
デレしかないたゆね物が見たい

209:名無しさん@ピンキー
09/02/05 14:54:25 QXkiConZ
スレリンク(news4vip板)

スレリンク(news4vip板)
スレリンク(news4vip板)
スレリンク(anichara板)
スレリンク(news4vip板)
スレリンク(news4vip板)
スレリンク(news4vip板)

210:名無しさん@ピンキー
09/02/09 20:52:53 G54YSBXC
堕ちてなかったんだ
Σ(゚□゚;)

211:名無しさん@ピンキー
09/02/21 15:42:13 ohRZ5lzt
hoshu

212:名無しさん@ピンキー
09/02/26 02:05:29 Z8RnV1De
今、
 クスリを間違えて調合して発情大人ばーじょんになったともはね
を、救うためになかだししなければ!という電波を思いついた

きっと、放っておくと自分のアソコをかきむしってしまうため
効力が切れるまでまてない。

213:名無しさん@ピンキー
09/02/27 13:52:32 d/sGtsgA
>>212
だが俺は体は小さいままなんだけど
薬の副作用で普通なら大人になってから来るはずの発情期が来てしまったという電波を発してるぜ

ともはねはそれが何だかわからないので犬がそうするようにひたすら啓太に体をこすりつける
そのうち体の疼きがどこから来るのかわかって…という感じ

ようこ? ともはね特性眠り薬でコトが済むまでぐっすりですよ

214:名無しさん@ピンキー
09/03/04 00:40:27 X4ovF+Vk
保守

215:名無しさん@ピンキー
09/03/08 00:44:34 dM4yvF/k
保守

216:名無しさん@ピンキー
09/03/21 19:20:47 Na3sWLmQ
啓太の目の前で悪墜ちさせられるようこ希望

217:名無しさん@ピンキー
09/03/23 04:46:47 D0Ud5x4O
ようこからデレデレを取ったら何が残るって

218:名無しさん@ピンキー
09/03/24 22:56:42 SHhESD9H
もふもふ

219:名無しさん@ピンキー
09/04/09 22:44:58 ibk0v7VB


220:名無しさん@ピンキー
09/04/17 01:14:14 MW3RcVmL


221:名無しさん@ピンキー
09/04/22 09:03:49 aDTFZbll
ふと思ったが、霊能者に対する成功報酬の相場っていくらなんだろう

222:名無しさん@ピンキー
09/04/27 01:35:29 U9Ru0gta
もうアニメから三年経つのか

223:名無しさん@ピンキー
09/04/28 01:57:30 kTvVF2VQ
骨とかあったよな

224:名無しさん@ピンキー
09/05/03 01:45:13 ETRnBvmH
>>221
代金が無いから体で
→いや、そんな邪なことをするわけにはいきません
→でも、未練はあるよなT_T
→ならば私(いむかみ)の体で発散させてしまいましょう

225:名無しさん@ピンキー
09/05/12 14:07:24 U0V7QJ+Y
あー、ともはねとちゅっちゅしたいよぉー

226:名無しさん@ピンキー
09/05/12 22:03:44 phADM7CR
新作が出る度に作者総合スレが欲しくなる。

227:名無しさん@ピンキー
09/05/12 23:57:45 bjn+r178
新スレ立てて、ここをスレスト依頼すれば?

228:名無しさん@ピンキー
09/05/23 01:21:49 fd51MLB3
SSを保存しないとまずいな

一応、あげでみる



229:名無しさん@ピンキー
09/05/23 22:50:23 6rdOCBSo
保守

230:名無しさん@ピンキー
09/05/30 03:03:06 1Vyp+mAv
作者総合立てたとこで需要どうなんだろうね

231:名無しさん@ピンキー
09/05/30 12:17:24 lYy1HCG5
とりあえずラキチャとかあるかもしれないからましにはなるんじゃないかな

232:名無しさん@ピンキー
09/05/31 08:06:15 bVyHkzdc
スイート☆ラインのエロパロが……見たいです。

233:名無しさん@ピンキー
09/06/01 20:22:24 Qh5QS7zM
喉を傷めるから声を荒げちゃ駄目なのに喘ぎまくる永遠とか。

234:名無しさん@ピンキー
09/06/04 01:13:35 qUhYSSTW
ほしゅ

235:名無しさん@ピンキー
09/06/04 06:56:39 CcTRazEF
スイート☆ラインは、一巻にして永遠が完全にデレてるんだよな。
はるかも陥落寸前だし、舞からの好感度も大。

4Pで「例の」大人の玩具プレイフラグですねわかります。

236:名無しさん@ピンキー
09/06/07 12:57:42 qUQ5hxA2
現在、長期にわたって全規制の影響を受けている職人の皆様。
ただいま、こちらのスレ(したらば・エロパロ避難所)に置いて代理投下の以来が行えます。

書き込み代行スレ
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

投下して欲しいスレの名前とアドレスを張り、その後、作品を書き込めば有志のかたがそのスレに作者の代理として投下いたします。
(数日ほど、時間が空くことがあります。できれば、こちらに書き込める方、積極的に代理投下のチェックをお願いします)



237:名無しさん@ピンキー
09/06/15 21:53:48 eK8nHzDO
ほぜん

238:名無しさん@ピンキー
09/06/23 20:10:37 wEJS3KPy
保守

239:名無しさん@ピンキー
09/06/29 22:15:22 I6jw6j4h
ほしゅっ!

240:名無しさん@ピンキー
09/07/08 21:54:52 JurVo+yG
話題がないなあ。
ようこと啓太のイチャイチャ物が読みたいです。

241:名無しさん@ピンキー
09/07/26 17:23:10 Hyva+y6/
age

242:清明・葛葉誕生秘話
09/08/01 02:39:57 nBkAr9K7

 それは、ある満月の夜。
 天窓からくっきりと差し込む光と、幾何学的に並べられた蝋燭の光にともされる中。
柔らかな寝台の上に胡坐をかき、一組の男女が互いの唇を合わせている。

「んっ…ちゅっ……んぅ……はっ…つぅ~っ…」

 男の方は女の長い髪ごと頭をかき抱き、その柔らかな感触を堪能する。
その接点からはしきりに唾液が零れ落ち、二人の首筋や太ももにヒタヒタと垂れている。
男の方は数点のアクセサリーの他は何も身に付けておらず、
対して女の方は首から先端に銀の蛙の彫り物のついたネックレスをぶら下げ、
生地の薄い下着を纏っており、ガラ空きの下腹部には、しみ一つない白い肌の中に混じり、
ほんのりと薄紅色の印が浮かび上がっている。

 やがて、午前0時を告げる鐘の音が鳴る頃、どちらともなく唇を離した。
二人は、互いに熱っぽく潤んだ瞳で見つめあう。

「…ケイタ。これからもよろしくね」
「ああ」

 川平啓太とその犬神であった少女、ようこは、種族の壁を越え、この日中、祝言を挙げた。
既に何度も契りを重ね、その体に何度も夫の精子を染み込ませたようこだったが、この"初夜"だけは訳が違う。
この日は、十分に愛を重ね、身も心も開ききった相手ならば、種族が違えど"子を孕む事の出来る"夜なのだ。

 煌煌と輝く満月の光と、長く続いた唇への愛撫に、既に理性を失いかけているようこは、
荒い息づかいで、啓太の体にもたれかかった。

「体、疼くのか?」
「う、うん…だって、やっとケイタの…んっ、はあ、赤ちゃん、お腹に宿せる夜だもん…」
「嬉しいか」
「うん…はあぁ…」

 何年もの間、夢見たその事実を、ようこは恍惚として噛み締めた。
啓太はそんな彼女の肩を優しく撫で、瞳を再び覗き込んだ。

243:清明・葛葉誕生秘話
09/08/01 02:40:31 nBkAr9K7
「俺もだ」
「んっ…アッ!」

 啓太は表情を獣のように滾らせると、先ほどまで我慢していた欲望を開放し、
妻となった女を寝台に押し倒した。

 軽く唇を重ねると、間もなく、全身への愛撫を開始する。
ようこの首から肩まで、なめらかに、時々"ツボ"をピンポイントで外しながら、
ランダムなキスを繰り返し、両腕で髪の毛や手のひらを撫でたり握り締めたり、
精神的な部分まで支配を広げる。

「ひゃっ……やぁっ…きもちい……っ」

 軽いフワフワとした絶頂感をようこは味わいながら、
愛する人の愛撫にキャッキャとはしゃぎ、快楽を享受する。
しかし、それも束の間。

「ひっ!?」

 薄い下着の上から直接、啓太が既に硬くなった乳首を摘みあげたのだ。
これにはたまらず、背筋を反らせて絶頂感を味わう。
 啓太の方も、ようこの回復を待たず、下着越しに、唇でそのピンク色の突起を食み食み。

(もう、幾つになってもおっぱい大好きなんだから…♥)

 涙目になりながらも、嬉しそうにその、程好い大きさの胸にかぶりついている啓太の頭を、
そっと抱え込んだ。

 その後も啓太の勢いは依然として衰えず、ようこを横にしたりうつ伏せにしたりして、
背筋の窪みや腋、臀部への愛撫を用いて彼女を2度ほど絶頂に導いた後、
本日のメインディッシュともなる、臍の辺り、丁度子宮にあたる部分の愛撫を始める。

 そこは他の部位よりも薄く紅色を帯び、これから起こる事を暗示しているのだ。
天地開闢医局で投与された薬と、自分が何度も注ぎ込んだ精液が混じり合うことによって、
彼女の子宮は自分の子供だけを孕む事が可能になったのである。

244:清明・葛葉誕生秘話
09/08/01 02:41:00 nBkAr9K7
 チュッ、チュッ…♥

 始めはその事に抵抗があった啓太であるが、今は、この不思議な色気を放つ印の魅力に、
すっかり興奮し、何度もそこに口づけた。

「…はぁ、はぁ、ケイタぁ…んっ…」

 ようこの言葉に、啓太は顔を挙げ、ニヤリと不適な笑みを浮かべながら、
再び彼女の顔の前の位置…唇が接するかしないかの位置に自分の顔を持ってくる。
もう、意地悪、とばかりに、ようこは自分からチュッと唇をかさねた。

「ねぇ…あたしも、ケイタに、ね…?」

 ようこは、軽く唇を開いた。
彼女の意図は分かっている。…その口内は熱く滾り、中に自分のものをねじり込んだら、
さぞかし気持ちが良い事だろう。
あまつさえ、その頭を抱え込み腰を振れば、初夜の新妻への征服感に浸る事が出来るかも知れない。
 しかし、それは後でたっぷりと味わう事にした。夜はまだまだ長いのである。
啓太は、何食わぬ顔をして、妻の中へと侵入を開始した。

 ズ、ズ…ニュチッ…!
「ひゃっ!? ひゃぁ……ぁんっ…!?」

 驚くほど簡単に、それは中へとめり込んで行った。
挿入の快楽に、互いにぶるっと身を震わせる。心の準備があった啓太は良いが、
いきなりやられたようこの方はひとたまりもなかった。
 膣肉にきゅぅっと力を込めて、不意打ちに耐える。
ぴったりと内部に合致した啓太のものに対し、程好く内部の襞が絡みつく。

 これでいつでも射精し、確実に恋人が受精する瞬間を楽しむ事が出来る。
しかし、自分の好意をフイにされたようこは不満そうだ。緩んだ口元を少し尖らせた。

245:清明・葛葉誕生秘話
09/08/01 02:41:44 nBkAr9K7

「ケイタの、ばか」
「わりぃ、何かたまらなくなっちまってな」

 それでも、繋がったまま、背中を優しく抱きしめられ、満更でもない表情に変わる。
啓太は、そのまま、腰を振り始めた。

「あっ、はっ…はぁっ、はぁっ…」

 正常位だけでなく、後背位、横位と様々に形を変え、その度にようこを快楽の波へと引きずり込んでやる。
どこで発射し、その無防備な子宮に精を送り込もうか、最も視覚的に淫らな位置を探す。

…決めた。

「ひゃんっ!」
 ようこを自分の胡坐の上に座らせ、満月をバックにして後ろに手をついた。所謂、対面座位である。

「ようこ、これから…本当に出すぞ」
 こくりと頷くようこ。
「わたし…元気な赤ちゃん、産むからね…♥」
 その言葉にはあえて答えず、啓太は再び獣の顔になって腰を突き上げた。

「くぅっ!」

 その一突きをきっかけに、二人は、息を合わせてフィニッシュの為の交わりを開始した。
快楽はとめどなく込み上げてくる。一人の人間と、一体の妖狐が一つになり、
お互いに良く馴染んだ肉体を絡め合わせる。
 次第に啓太がようこを突き上げる形――騎乗位となり、彼から見た彼女の肉体が、
月明かりに照らされて、その美しさをより引き立てた。
 やがて、興奮と快楽で限界に達した啓太が、ようこの膣の中で果てるとき、
彼女の方もまた、本日数度目の絶頂を迎えた。

 ドクン!ドクン!

 強い膣圧で精液を吸い上げられる中、啓太は自分の上にいる妻を抱き寄せて、
彼女が最も喜ぶ愛の言葉を耳元で囁いてやった。
 その言葉に、彼女も心と身体が満たされるのを感じ、深い絶頂の中に身を任せた。

246:清明・葛葉誕生秘話
09/08/01 02:43:16 nBkAr9K7

 夜はまだまだ明ける気配はなく、優しく月が二人を照らす。
この後も何度も何度も二人が絶頂を重ねる事で、史上最悪の双子が誕生する事になるのだが、
それはまた別の話――











==========================
このスレまだあったんだ、と思い、久々にちょっと書きました。
まだ残ってる方は殆ど居ないかと思われますが、
ありがとうございましたノシ

247:名無しさん@ピンキー
09/08/02 12:35:42 Un/dT0tj
おお、久々の作品!

248:名無しさん@ピンキー
09/08/03 20:30:37 KmsVQird
とりあえず作者が孕みネタ好きなのは良く分かったw

249:名無しさん@ピンキー
09/08/05 18:02:43 8yZhmj4u
媚薬で強制的に妊娠させられたり、しゅくちでコンドーム消したり、ようこの妊娠はここで良くネタになるな。
やっぱり子作りの為に不老不死を捨てて体質改造するキャラだからだろうか?

250:名無しさん@ピンキー
09/08/08 16:58:34 RPIHeuGG
この勢いでEXのたゆねネタのSSもカッモーン!

251:名無しさん@ピンキー
09/08/09 20:57:47 shlpCkFw
>>249
不老だと啓太のいない世界で生き続けなきゃいけないからな
汚水の描く恋愛観はなにげに重いよな

252:名無しさん@ピンキー
09/08/10 17:24:53 io4w/uAB
>>246
GJ!
やはり啓太とようこのいちゃいちゃは良いものだ
HRネタはやはりエロいな

253:名無しさん@ピンキー
09/08/11 01:14:18 3IY+CEb5
>>249
いや…原因は頬にキスしながらの「二人で繁殖でもする?」だろう。

254:名無しさん@ピンキー
09/08/15 00:48:23 M0WLzi3O
>>246
GJ

255:名無しさん@ピンキー
09/08/27 10:15:15 mD+BUCdY
>>246
GJだぜ!

256:名無しさん@ピンキー
09/09/07 09:48:14 aoSN9IcG
いまさらだが>>71の続き・・・気になるから誰か引き継いでほしい
個人的に好きな話


257:名無しさん@ピンキー
09/09/16 01:49:08 kPwkk5h1
もうラキチャでも良いや

258:名無しさん@ピンキー
09/09/16 01:51:28 qRfY1O0f
俺は天草さんのストッキングを軽く破いて後ろの穴に突っ込んでよがらせるSSが読みたいんだ

259:名無しさん@ピンキー
09/09/17 22:56:29 wjyOaYiH
忘れがちだが、せんだんって大妖狐に惚れてんだよな。
啓太とようこの子よりも遥かに強力な血が流れてそうな気が…

260:名無しさん@ピンキー
09/09/20 00:45:36 EnFPscYE
>>246の続きの妊婦セックス書こうとしたところ、のっけから二人があまりにいちゃいちゃしすぎで

欝になってきた



「まあ、嫌いじゃないぜ、お前のそういうとこ」
「ダメ、ちゃんと愛してるって言って」
「言うかそんな事」
「じゃ、今日はおあずけ」
「…お前には負けるわ」

 主人は軽く咳払いすると、改めて自分の犬神の目を見た。

「ようこ。愛して…」
「ちゅっ」

「おい、お前が言えっていったんだろが!」
「んふふ~♪」

261:名無しさん@ピンキー
09/09/20 23:59:02 KKDqIAoK
吐血もんだな

262:名無しさん@ピンキー
09/09/28 21:31:17 BYgLClKR
たゆねは俺の牝犬奴隷

263:名無しさん@ピンキー
09/09/28 23:51:08 JlcVHwRR
じゃあなでしこは俺の犬メイ奴隷

264:名無しさん@ピンキー
09/09/29 00:32:59 6Vhnyt9I
ともはねは俺の妹性奴隷

265:名無しさん@ピンキー
09/10/03 18:30:24 GzZWRpak
>>260
ゲロ甘バッチコイ

266:名無しさん@ピンキー
09/10/15 00:53:58 j2CmjnJd
保守

267:名無しさん@ピンキー
09/10/24 23:29:25 TRMCGgZ6
おっぱいおっぱいおっぱい

268:名無しさん@ピンキー
09/10/27 00:16:16 5q6VWzsr
やっぱいぬかみだけで続けるのは難しいのかもな…
作者がもう一本アニメ化したら総合スレ立ててもひと波期待できるが

269:名無しさん@ピンキー
09/11/01 02:45:28 URAXJeb2
今のこの板の雰囲気考えるとそれも・・・

270:名無しさん@ピンキー
09/11/11 20:59:30 O+ISdatr
保守

271:名無しさん@ピンキー
09/11/13 14:37:35 VWeHvMNZ
age

272:名無しさん@ピンキー
09/11/17 01:29:00 2zg5xieH
EX1読んで思ったんだが、啓太がようこにしか興味のない世界へ行ったようこってさ。

あの後、ようこの内面はキス経験すらない状態で、
かつ、体の方は開発され尽くした状態で、朝っぱらから一日中犯される事になるんだよな。
しかも心を許し切ってる相手に。

壊れちゃ(ry

273:名無しさん@ピンキー
09/11/27 01:28:36 5Cvmh1A9
どのみちエロ狐

274:名無しさん@ピンキー
09/12/17 19:02:37 MdGwJVeU
ほしゅ

275:名無しさん@ピンキー
09/12/24 00:11:23 n3pTOegT
a

276:名無しさん@ピンキー
10/01/06 16:07:40 +d8Q+jeT
保守

277:名無しさん@ピンキー
10/01/28 00:09:52 8a1RFhcz


278:名無しさん@ピンキー
10/02/14 00:23:15 5eHihART
ここ非エロも書いていいの?

279:名無しさん@ピンキー
10/02/14 03:13:00 s63iX6SR
いぬかみっ!のスレがこれしか生きてないなw
しかもこんな板・・

280:名無しさん@ピンキー
10/02/14 03:31:31 cNMc+11N
>>278
1~2回でコンパクトに纏まってれば良いと思う

>>279
まだアニメ2に残ってるよ

281:名無しさん@ピンキー
10/02/14 04:40:50 Dk6t0Slp
有沢まみず総合にすればという話が出ては消えの繰り返しでこの状態だからなぁ

282:名無しさん@ピンキー
10/02/14 08:27:29 ySO7ADpP
スイートラインのエロ読みたいです

283:名無しさん@ピンキー
10/02/14 13:25:13 Pbw2Ia6T
意外とROMは居るんだな…

284:名無しさん@ピンキー
10/02/14 14:32:05 iRT5fBQ0
素材はエロに向かわせやすいからなー
ifでやってた他の娘たちと~の延長とか

285:名無しさん@ピンキー
10/02/14 23:35:22 SmtS4SMH
ようこ達が啓太の目前で漢どもにやられちゃうSSってありますか

286:名無しさん@ピンキー
10/02/15 17:36:49 /+oPCVu7
ないので自分で書きましょう


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch