【みなみけ】桜場コハル Part7【今日の5の2】at EROPARO
【みなみけ】桜場コハル Part7【今日の5の2】 - 暇つぶし2ch286:まき☆ふぇち -6/7-
08/06/04 22:17:29 EJtOHCAV
私がここにいる理由をハルカに話すと、ハルカは快く承諾してくれた。
電話を借りて母親に連絡を入れると、私はハルカと一緒に夕食を手伝うことにした。
お客様とはいえ、突然泊まることになったのだから、これくらいはやらないとね。
でも、結局台所を追い出されてしまった。私って、そんなにダメな子なのかなぁ……。
代わりにチアキちゃんが台所に立つ。

南家で美味しいご飯を食べ終えて、一緒にテレビドラマを観る。
先生と二ノ宮くんは私も毎週観てるけど、南家でも人気があるようだ。
いやぁ、「駿テレ」こと駿東テレビは面白いドラマばかりやってくれるからあたしゃ好きだよ。
この時間帯だけはね。

さて、楽しい団欒もお開きになって、最初にチアキちゃんが、続いてカナちゃんが部屋へ向かう。
「ごめんね、パジャマ借りちゃって」
「いいよ、別に。さって、私達もそろそろ寝ましょう」
私はリビングで構わないと言ったんだけど、何故かハルカに頼まれてハルカの部屋で寝ることになった。
うほ……ハルカと一緒か。

「あれ? 私の布団は?」
「布団は無いけど寝るところならあるじゃない」
「へ? 何処?」
ハルカはニコリと笑ってベッドを指さした。
「じゃ、じゃあ、ハルカは何処で?」
ハルカはもう一度ニコリと笑ってベッドを指さ………って、
「ぇぇぇぇぇぇえええええええええ!!!!????」
気は確かか? 南ハルカ。
「さあって、楽しい一時を過ごしましょう」
たまに意味不明な事を言うハルカだが、今の発言がまさにその典型だ。
って、ちょっと、何するのさっ?!
「え、いや、ちょっと……ハ……ハルカ………何か顔が恐いよ……」
「大丈夫、優しくしてあ・げ・る・か・ら♪」
そう言って私を豪快に押し倒して私の上に馬乗りになった。
口に出したら消されるかもしれないけれど、ハルカ、重いよ………きっと胸がいかい(大きい)せいだね。

結局私がどうなったかはみなさんのご想像にお任せしよう。
私の大事な所は、ハルカの魔の手によってあっけなく襲われてしまった。

******

明くる朝、ぐっすり眠ったにも拘わらずグッタリとしていた私は、ヘロヘロの状態でベッドを出た。
ハルカはさっさと起きてしまったようで、既に台所に立って朝ごはんの準備をしていた。


朝ごはんを頂いて、三人に『宿泊料金』と称されて散々弄られてボロボロになった私は、
その状態でお暇(いとま)することにした。
長居するのは申し訳ないという気持ちもあったけど、それよりも自分の身に強い危険を感じたからだ。
「残念、もうちょっと居れば良かったのに」
「また来いよ。いつでももてなしてやるから」
「気をつけて帰れよー」

「あぁ、うん。有り難う、色々と。どうもお邪魔しました」
フラフラと歩きながら私は南家を後にした。



次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch