08/05/31 00:45:10 drO9va90
最近、私は朝、時間通りに起きられるようになった。
ハルカに怒られた訳じゃない。
私の身に何が起きたかって? まぁ、見てなさいって。
で、
「チアキ、もう起きたから。そんな目で私の事、じーっと見ないでいいから」
「私はお前の様子を見に来ただけだ。安心してさっさと着替えろ、このバカ野郎」
そう、時計の短い針はまだ六と七の間にあるというのに、
チアキは私の部屋に入ってはこうしてじーっと私の事を見ている。
最初は入口付近だったんだけど、今じゃ目と鼻の先だ。
明日には上に乗っているのかも知れない。
「何か疲れてるみたいだな。風邪でも引いたのか?」
お前のせいだよ。お前の。
「風邪なんか引いてないよ。
ってか、いくらチアキでも着替えてる時にじーっと見られるのはちょっと恥ずかしいよ」
「何言ってんだい。私達は女同士、しかも、姉妹じゃないか。
それに、お前の貧相な裸を見ても喜ぶ訳は無いのだから安心しろ」
貧相で悪かったな。
チアキだって中学入ってもペッタンコのままかも知れないじゃないか!!
「ひょっとして、今の発言、私に喧嘩売ってる?」
「いいから着替えろ、バカ野郎」
朝からこんな調子だ。今日も大変な一日になりそうだよ。