08/05/29 02:33:56 NsyQHjCd
「はあ・・・」
「んっ」
アキラの服をキュッと掴んだカナと、カナの体を触れるアキラ。
おそるおそる動き回るアキラの手。くすぐったさの混じった快感が走る度に、カナは小さな喘ぎ声をあげる。
数センチしか離れていない2人の顔は思い出したように距離を狭め、お互いの唇、頬、耳の感触を確かめる。
自然と潤んだカナの大きな瞳は光を湛え、アキラは間近に見るカナの綺麗さに驚きと感動を覚えるほどだった。
アキラの手がカナのパジャマのボタンの合わせ目に向かうと、カナは体を硬くして、肘を引くようにして侵入を拒んだ。
アキラはしばらく他の部分を触れて、唇でカナの顔に触れたりしながら、頃合を見計らって、再び侵入を試みる。
それに対して、カナはやはり拒絶する。そんなことを繰り返しているうちに、次第にカナの守りは弱々しくなり、
アキラが何度目かの侵入を試みると、形だけの抵抗を残して、カナは侵入を許した。
「くぅ・・・ん」
肩や背中を触れられるのとは桁外れの恥ずかしさに、思わず、カナは声をあげてしまう。
初めて触れる感触と、初めて触れられる感触。互いに小さな驚きと感動が走る。
男に自分の乳房を撫でられる感触に、カナは快感と悪寒の混じったゾワゾワとしたものが背中を駆け上がるのを感じた。
次第にアキラの手の動きは大胆になり、カナへの刺激が強いものになる。
"π=2h"
アキラは本で得た知識に妄想をブレンドした我流の手つきでカナの胸を弄んだ。
だが、慣れていない行為はカナに過剰な刺激を与えてしまった。
「いっ!ちょっといたいよぅ」
「あ、ごめんなさい」
カナの小さな抗議にアキラは、少し我にかえり、自分の知ったかぶりをカナに謝るように、
優しく包むようにカナの胸に手を置く。