【お天気】BabyPrincess総合・1【お姉さん】at EROPARO
【お天気】BabyPrincess総合・1【お姉さん】 - 暇つぶし2ch107:名無しさん@ピンキー
08/08/02 07:00:18 mqqdNwbT
今日のベビプリ日記、パスは0801です

8月1日 さくらの日記
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108:名無しさん@ピンキー
08/08/08 22:28:16 g3RlRd8k
ho

109:名無しさん@ピンキー
08/08/17 17:46:01 K+fs9swT
hosu

110:名無しさん@ピンキー
08/08/22 12:25:35 CiGm7mDd
age

111:名無しさん@ピンキー
08/09/10 17:44:26 qGqb2mOU
a

112:名無しさん@ピンキー
08/09/14 18:14:26 sfLqkqjC
19人をざっと見て、自分が一番SSを書けそうなのはヒカルだと思った。

男兄弟と制服を交換とか、「ベッドの上でやること=プロレスごっこ」だとか、
どうしてこんなに隙だらけなんだ。

113:名無しさん@ピンキー
08/09/20 03:37:45 oun8H5LO
スレのカンフル剤になればと、SS投下。

114:いじめられる少年
08/09/20 03:40:41 oun8H5LO

「ねえ下僕、明日の日曜、時間空いてる?」
「え?」
「ア、アナタがどうしてもって言うなら、私の買い物の荷物持ちとして使ってあげてもいいわよ」

 この瞬間、自分はさぞかし間抜けな顔をしていたに違いない、と彼は思う。
 数瞬後、ようやく彼の自意識は、氷柱が全く唐突に、明日の日曜に実施される、彼女のショッピングの同行許可をくれたのだという理解に追いついた。総勢20人の集う食卓の、嵐のように賑やかな喧騒の中、隣に座る彼にこっそりと。

 無論、こちらから是非連れて行ってくれと望んだわけでも何でもない。
 だがこの妹は、ぽかんとする彼から目を逸らしながら、頬を真っ赤に染めて小声で何かをまくし立てる。早口すぎて何を言っているのかよく聞き取れないが、どうやら明日の彼女の買い物に於ける、荷物持ちの存在意義について主張しているらしい。
「じゃ、明日はいいわね? 命令だから逆らっちゃダメよ」
 何かを言おうとする彼をその一言で遮り、形のいい顎をツンと反らすと、彼女の箸はふたたび眼前の晩餐に向けての運動を開始していた。―まるで、この話はもう終わり、決定ですと言わんばかりに。
 まあ、ただでさえ素直でない氷柱にとって、兄を自分の余暇の予定に誘うという行為が、いかに勇気と克己心を要求されるものであったかは想像に難くない。たとえ同意どころか返答さえ認めない、一方的な要求であったとしてもだ。

 だが、彼の反対側の隣席に座していた麗が、そんな姉の勇気を蹂躙するように言い放つ。兄と氷柱の二人だけの会話を盗聴していた事実を、全く隠さぬ口調で。
「いいえ氷柱姉様、残念ながらそれは無理ですわ。明日の彼の予定は、もう決まっておりますもの」
「え?」

 そのときの彼の間抜け面は、氷柱に突然お誘いを受けた瞬間よりも、さらにとんまなものになっていた。なぜなら麗の言葉は、彼本人にとっても、唐突極まりないものであったからだ。
「明日、彼は私と一緒に鉄道博物館に行くことになっていますの。だから、折角のお誘いですけど、丁重に断らせて戴きますわ」
 
 名前どおりの美麗な相貌から、麗は冷気さえ感じさせるような声で姉に宣告する。その言葉には勿論、宣戦布告兼降伏勧告のニュアンスが込められ、そしてそれ以上に、余計なことを言うんじゃないわよと言わんばかりの、兄に対する無言の恫喝が含まれていた。
 が、氷柱とて頭脳明晰で鳴らした少女だ。
 麗の台詞に一瞬狼狽を見せたが、肝心の兄の表情から、妹の発言が信憑性を伴わないものであることを瞬時に見抜いた。

「麗、小学生の貴女が、保護者代わりにコイツを使役したいという気持ちは理解できるわ。いくら下僕でも一応高校生の端くれなんだし、使い勝手はいいからね。……でも嘘は良くないわよ、嘘は」
「嘘じゃありませんっ!!」
「そうやってムキになったら、嘘ついていますって言ってるようなものよ」
「だから嘘じゃないと言っているでしょうっ!!」
 顔を真っ赤にして叫ぶ麗の姿は、いかにも年齢どおりの子供っぽいものに見えて、非常に微笑ましかったが、次の瞬間、麗の視線はこっちを向く。余りの急転直下な展開に忘れていたが、そのときになってようやく彼は、この件の主役が自分であったことを思い出した。
「ねえ、黙ってないでアナタ何とか言いなさいよ!! 氷柱姉様なんかに奴隷扱いされるよりも、アナタも私と一緒に行きたいわよねぇっ!?」
「え……っ!?」
「アナタも言ってたじゃないのっ!! いつか私と一緒に鉄道博物館に行ってあげるって!!」


115:いじめられる少年
08/09/20 03:42:13 oun8H5LO

 おい、いつかって……ここへ来て自白は無いだろう、妹よ。
 彼がそう思ったのと時を同じくして、氷柱も、麗の迂闊な発言にニヤリと口元を歪ませた。
「ふん、語るに落ちたわね麗。『いつか一緒に』ってことは―つまり、明日という日を確約したわけでも何でもないわけでしょ? つまりは嘘なんじゃないの」
 だが、麗の表情にも狼狽は無かった。
「いいえ、違うわ」
 勝ち誇ったような氷柱に鋭い一瞥を向けると、彼女は確認するように兄に問い掛ける。
「『いつか』っていうのは、つまり五日のことでしょ? だから、アナタが『博物館に行こう』って言ってくれたときに、すでに明日の日曜は私たちの中で予約されたということ。―そうよね!?」

 何なんだよ、その屁理屈は……。
 まるで詐欺師のような強引な論理展開に、彼も氷柱も、しばしあんぐりと口を開けた。
 反論が無いことを、自分の主張が認められた根拠と判断したのか、麗の表情は一気に緩んだ。たとえ日時の規定は無理やりであっても、兄が彼女と『一緒に博物館に行く』と約束した事は間違いない事実なのだ。それに比べると……、
「だいたい氷柱姉様の仰ることだって、私以上に無理やりですわ。荷物持ちとして付き合わせてあげるとか、命令だから逆らっちゃダメよとか、一方的に返事も聞かずに自分一人でお決めになっただけじゃありませんか!!」
 
 氷柱が痛いところを突かれたように眉間に皺を寄せた。
「わっ、私はいいのよっ! 私が下僕に命令するのは当たり前なんだから……ッッ!!」
「よくありませんわ!! だいたい“下僕”だなんて、仮にも妹たる者が兄に向けて使っていい言葉のはずがないでしょう!!」
「それでも私はいいのよっ!! そもそも文句があるなら、それは下僕本人が直接私に言うべきことであって、貴女には関係ないじゃないっ!!」


「―いい加減にしなさい。二人とも」


 決して怒鳴るでも叫ぶでもない、その一言。
 家長たる母が不在の食卓に響いた、低く抑えたその声に、激昂していた二人のツンデレは、反射的に息を呑む。
 普段穏やかなはずの長女・海晴の冷ややかな声音は、ヒートアップした妹たちに水をぶっ掛けるだけの効果を充分に所有していたようだ。
「いまはお食事の時間なのよ。大声上げて騒ぐ時間じゃないでしょう?」
 そう言われて二人はようやく気付いた。いつの間にか自分たちが、家族全員の注目の的になっていたという事を。しかも口論の内容が内容だ。かつて嫌兄派の急先鋒だったはずの自分たちが、その彼を巡って争っていたという事実は、羞恥の対象以外の何者でもない。
 氷柱も麗も、たちまちのうちに顔を真っ赤に染め、肩をすぼめて小さくなってしまった。

 さすが海晴姉さん……。
 生返事と間抜け面以外になすすべがなかった自分と、この威厳溢れる長姉との差に自己嫌悪を感じながらも、腰に手を当てて凛然と場を支配する美女の姿に、思わず彼は眼を奪われてしまっていた。
 そんな兄の表情に苛立ちを覚えたのか、麗はふたたび彼に向けて牙を剥く。

「だいたい、アナタがハッキリしないから悪いのでしょう!? 私か、氷柱姉様か、どっちに同行するのか、今この場で決めなさいっ!!」


116:いじめられる少年
08/09/20 03:43:48 oun8H5LO

PM11:00.

 まるで時報のように、時計の針がその時間を指すと同時に携帯が鳴る。
 幼い妹たちを寝かしつけた後、小雨に勉強を教えていた兄は、びくりと身体を震わせて、そして、唇をかんだ。

「お兄ちゃん?」
「ああ、ごめんな」
 机の上に放り出してあった携帯を拾う。
 メタリック・ブラックの古い機種。そろそろ機種変更しようと思っていた頃に、立夏にプリクラを貼られてしまい、彼女の許可無く買い換えることが出来なくなってしまった彼の携帯。
 誰からのメールかは分かっている。
 どういうメールかも分かっている。
 分かっていても一応、内容を確認する。
 送信されてきたメッセージが、自分の予想外のモノであることを願いながら。

―またか……。

 連日の呼び出し。
 分かってはいるが、……それでも暗澹たる気分が心を包む。
 小雨が、眼鏡越しの大きな瞳から、いかにも心配そうな視線を送ってくる。
 彼は、そんな健気な妹に、メールの内容を見られないように体の角度を変えると、素早い手付きで、メッセージを消去した。

「ごめん小雨、今日はここまでにしよう」
「……はい」

 軽く俯きながら答える妹の表情は暗い。
 また邪魔された、と思っているのかも知れない。
 小雨が、ノートと教科書を持って兄の部屋に現れるようになってからしばらく経つ。
 最初は顔を赤らめて、ぎこちなかった彼女の挙動もようやく落ち着きだし、質問や答え合わせの際には軽口や、可愛い笑顔を見せてくれるようになっていたが、毎晩この時間にメールが来るたびに勉強会が終焉を迎えるという事実には、やはり不満を禁じえないようだ。
 だが、それでも彼女はメールの内容や送信相手を詮索するような素振りはしない。
 その質問は、おそらくおれを困らせるという事を理解しているのかも知れない。
 無言で筆記用具やテキストを片付ける小雨を見て、兄はそう思った。

 妹が退室すると、彼はため息を吐き、満面の苦渋の表情とともにコーヒーを飲み干した。
 小雨がこの部屋に来る時に淹れてくれたそれは、もうすっかりぬるくなっていたが、気にはならなかった。小雨には言っていないが、彼はそもそもコーヒーの味なぞ分かりはしない。
 携帯で時間を確認する。
 急がねばならない。
 指定の時間まで、あと2分も無い。遅刻したら何をされるか分かったものでない。兄は足早に部屋を出た。
……その背中を、二人の少女が追跡していた事実を、勿論彼は知らない。



117:いじめられる少年
08/09/20 03:45:39 oun8H5LO

「十秒遅刻ですよ、お兄ちゃん」
 慈愛に満ちた聖母の笑みを浮かべながら、蛍は言った。
「今度遅刻したら、おしおきですよってホタ言いましたよね?」
―言った。
 確かに昨日、彼女はそう言い放った。
 そして、兄はその台詞に一言も反論は出来ない。
 この妹が命令・宣告した言葉に逆らう権限を、いまの彼は所有していなかったからだ。

「ごっ……ごめんなさいっ!」
 反射的に土下座する彼に、部屋にいたもう一人の少女が穏やかに笑いかける。
「まあいいじゃないの蛍ちゃん。王子様も充分反省しているみたいだし」
 妹ではない。
 一つ違いの姉、春風。
「だからまあ、せめておしおきは……王子様に選ばせてあげましょうよ。痛いのと恥かしいのとどっちがいいか、くらいはね?」
 ブザマに土下座する彼の背が、思わず恐怖に震える。
 分かっていた。分かり切っていた。
 ここにいる者たちが自分を赦す可能性は、絶無であるということは。
 それでも少しは彼女たちの優しさに期待した自分を張り倒してやりたかった。

「じゃあ取り敢えず王子様、言い付けを守ったかどうか、ズボンを脱いで見せて下さいな」

 そう言われることは分かっていても、やはり羞恥に顔が歪む。
 でも、だからといって逆らうことは出来ない。彼は立ち上がるとベルトを緩め、ジーンズのボタンを外した。

「待って、お兄ちゃん」
 蛍が、のろのろと動くその手を制すると、にぱっと笑う。
「ホタがやってあげる」
 いや、いいよと断りを入れる暇すらなかった。後頭部を大きなリボンで飾った美少女は兄の前に座り込むと、細い指先がファスナーを下ろし、そのままズボンをゆっくりと下ろしてゆく。
「あれぇ? なんかひっかかりますよ、お兄ちゃん?」
 彼女の嬲るような猫なで声が、兄の羞恥を加熱する。―だが、やはり何も答えられない。彼の股間が、この部屋に入る前から膨張し切っていたのは、否定しようの無い事実だったからだ。
「ほら王子様、お手手はうしろ、でしょ?」
 いつの間にか背中に回り込んだ春風が、彼を後ろから抱き締めながら、耳元で囁く。
「んんんっっ!!」
 その声は、鼓膜に直接、姉の吐息がかかるような感覚を生み、脊髄に微電流が流れたようなむず痒さが、彼の脳を灼いた。
 いや、彼の脳髄を羞恥の炎に焦がすのは姉の声だけではない。
「ねえ、お兄ちゃん、お兄ちゃんのズボンは何に引っ掛っているの? ホタに分かるように説明してくださいね?」

「お、おれの、……です……」
「聞こえません」
「おれの……おちんちん……です……」
「ふふっ、正解ですよ王子様。じゃあ蛍ちゃん、正解のご褒美に、王子様を楽にしてあげて?」
「はい、春風ちゃん」

 その瞬間、一気に膝までズリ下ろされたジーンズから出現したのは、なんと、男にそぐわぬショッキング・ピンクのショーツであり、その下着をほとんど垂直に持ち上げる形で勃起した若いペニス。
「くすくす、あいかわらずブザマな眺めですね。普通におちんちんを見られるよりも、さらにみっともないんじゃありませんか、これ?」


118:いじめられる少年
08/09/20 03:46:53 oun8H5LO

 亀頭を包む薄布の先端が、わずかに湿り気を帯びているのを確認しながら、蛍はクロッチに包まれた彼の陰嚢を、指で弾いた。
「うっ!!」
 男にしか理解し得ない激痛に彼が身をよじるが、その両腕を素早く春風は羽交い絞めにすると、前かがみになった弟の上体を無理やり引き起こし、またもや彼の弱点である耳を攻撃する。
「ふふふ……痛かったですか王子様? でも折角のご褒美なんですから我慢しなきゃダメですよ」
「はぁぁぁ……ッッ」
 耳朶を甘噛みされながら直接囁かれる呼気は、薬を嗅がされたように彼の全身から力を奪い取ってしまう。

「くすくす……ごめんなさいお兄ちゃん。ホタは痛くする気は無かったんですけど、あまりにお兄ちゃんが可愛らしくて、ついイジメちゃうんです」
 二発、三発、―妹たちに子守唄を歌うときと同じ笑顔で、蛍は彼の睾丸を弾く指に、力を込める。それがどんなに残虐な痛みを兄にもたらすか、十分承知した上で。
「やっ、やめっ! ゆるしてっ!!」
「いやです。だって可愛いお兄ちゃんは、ホタ大好きですもの」
「~~~~~~~~~ッッッ!!」

 言葉にならない悲鳴と同時に、兄は膝から崩れ落ちる。
 彼から最後の抵抗の力を奪ったのは、蛍が与える睾丸への指弾か、はたまた弱点の一部である耳を、歯と唇で責め続ける春風の愛撫であったか―それは分からない。
 だが、それでも二人の姉妹は彼を逃がさない。
 絨毯の上に膝立ちの姿勢になった兄。いまだショーツに包まれたままのペニスを妹は優しく口に含み、そして姉は、耳朶をしゃぶりながら尻の下から伸ばした手で、弟の睾丸をわしづかみにする。
「ひぃっ! ひいいいいッッッ!!」
「あああ……王子様の悲鳴……聞いてるだけでイっちゃいそう……」
「ふふっ、やっぱりイジメられてるお兄ちゃんが、一番可愛いですよ」


(一体何が起こっているの……これ……!?)
(中にいるのは、ホタ姉様と春風姉様、ですよね?)

 ヤモリのようにドアに張り付き、室内の音声を細大漏らさず聞き取ろうと躍起になっていた二人の少女―氷柱と麗。

 そもそも彼女たちが何故ここにいるのか。
 幼い妹たちを寝かしつけた後、兄が小雨の家庭教師をしている事を、小雨本人から聞いて麗は知っていた。麗と小雨は、ともに同室で寝起きする姉妹だったから。
 そして、その小雨が、毎晩11時過ぎに部屋に帰ってくることから、兄が一人になる時間もおおよそ予想は出来た。だから、氷柱を誘って兄の個室を見張っていたのだ。小雨が退室してのち頃合を見計らって、夕食での騒ぎの返答を聞くために。

 明日は、氷柱と麗、結局どっちのデート(?)を優先する気なのか。

 だが、失禁を恐れるかような勢いで部屋を飛び出した兄が向かった先は、トイレでも風呂でもなく、なんと春風の個室であった。


「そう言えばお兄ちゃん、結局明日はどうするんです?」


119:いじめられる少年
08/09/20 03:48:42 oun8H5LO

 部屋の中からドア越しに聞こえた蛍の質問。
 二人の妹は、ぴたりと動きを止め、全神経を次に聞こえるであろう兄の言葉に注ぎ込んだ。
 だが―、
 続けて聞こえた春風の台詞が、

「何言ってるのよ蛍ちゃん、王子様は明日、わたしたちとお出かけする事になってるでしょ? もう何日も前から約束していたじゃないの」

 ドア越しにしがみ付く二人の希望を、木っ端微塵に粉砕した。



「ふふふ……氷柱ちゃんも麗ちゃんも、いまごろ愛するお兄ちゃんがこんな目に遭っていることなんか想像もしていないでしょうね」
「だめよ蛍ちゃん、そんなこと言っちゃあ。あの二人も王子様の魅力にようやく気付き始めたとこなんですから、それをバカにするような事を言っちゃダメ」
「んふふ……そうだよね。そんなこと言っちゃ悪いよね。お兄ちゃんと一緒にいると、どうしてもホタ、意地悪になっちゃうから―」
「うぁぁぁぁあああっっっ!!」
 春風か―いや、このタイミングなら蛍の仕業だろうか。またもや兄の悲鳴がドア越しに彼女たちの耳を刺す。

「そうだ!」
 弟のうなじを舐めまわしていた春風が、不意に喜色を浮かべ、彼の顔をぐいっと自分の方向に向けさせる。
「だったらいっそのこと、明日の遊園地にみんなも誘っちゃいましょう! 氷柱ちゃんや麗ちゃんだけじゃなく、霙ちゃんや時間の空いてる妹たち全員!」
「えっ!?」
 姉の突拍子も無い台詞に、今度は彼が困惑と驚愕の声を上げる。
「どういう事、春風ちゃん?」
 同じく戸惑いの声を上げる蛍。
 そんな弟と妹に、得意満面といった声音で春風は自分のプランを語りだす。


120:いじめられる少年
08/09/20 03:49:59 oun8H5LO

「王子様の体中にローターを仕込んで、何も知らないみんなの前でスイッチを入れたり切ったりして遊ぶの! 観覧車で窓から王子様に手を振らせながら、そのおちんちんを隠れて可愛がってあげたりとか、おトイレにこっそり連れ込んでクンニさせたりとか―」
「ちょっ―なに言ってるんだよ春風ねえさ―ぐうっ……!!」
 姉のメチャクチャな提案に対する彼の拒絶反応は、その瞬間に、ペニスに走った激痛によって封じられた。蛍がショーツ越しに兄の竿に爪を立てたのだ。
 だが、その当の妹は、急所への痛撃によって息もできぬ兄に一瞥すら送らず、無邪気な賛同の声を上げた。
「わあ、すごいすごい!! それってすっごく素敵です!! 何も知らないみんなの前でお兄ちゃんを好き放題イジメるわけね!?」
「んふふふ、どうです王子様? どうせ羞恥プレイを楽しむなら、知らない人の前だけじゃなくて、その場に家族もいた方が、もっともっと……気持ちいいと思いませんか?」

 快感と痛覚に火照っていた顔が、一気に青ざめるのを感じた。
 冗談ではなかった。
 さくらや観月のような幼い―けれど、確実に自分を兄と慕ってくれている視線に晒されながら、おぞましい淫具の刺激でブザマに射精しろと言うのか……!
「そっ、そんなっ、いくらなんでもひど―ッッッッッッ!?」
 彼の拒絶の言葉が最後まで吐かれる事は、やはり無かった。
 春風が服の下から手を回し、往生際の悪い弟の乳首を自らの指で捻り上げたのだ。

「お兄ちゃんも、いいかげん素直になった方がいいと思うなぁ。ホタも春風ちゃんも、お兄ちゃんがとんでもないヘンタイさんだってことは知ってるんですから、いまさらそんな、“嫌がるフリ”なんかしなくてもいいんですよぉ」
「ねえ、王子様……それともまさか貴方は、……私たちに“嘘”なんかついたりはしないですよねぇ? ブザマにイジメられるのが大好きなくせに、恥かしいのは嫌だなんて、白々しい嘘をつくつもりなら、……姉として、少々キツイおしおきを考えなければなりませんわ」



 氷柱と麗の顔は、もはや真っ赤になっていた。
 だが、その興奮が、ただ怒りと屈辱のためだけでないことは、しとどに潤んだ、彼女たちの股間が証明していた。


121:名無しさん@ピンキー
08/09/20 09:13:31 yCul7H+b
あらあらまあまあ・・・

122:名無しさん@ピンキー
08/09/20 17:44:02 +wucXwtT
あれ?お腹が痛くなってきた…

123:名無しさん@ピンキー
08/10/11 14:26:11 np1Yh7RW
age

124:名無しさん@ピンキー
08/10/23 23:08:07 8thkxa+u
霙姉さまがソファーで眠っている…!

どうしよう?
→起こしてみる
 部屋まで運ぶ
 顔に落書きする
 き、キスを…

125:名無しさん@ピンキー
08/10/24 00:02:14 jKguVNYH
トゥルー俺「ほーら、名古屋名物ういろうだよー」
小雨「口が開いたっ!」
ヒカル「わりと意地汚いんだな…」

126:名無しさん@ピンキー
08/11/17 13:55:56 Gvrx7oOZ
age

127:名無しさん@ピンキー
08/12/23 23:02:00 uzdW/5aH
ほしゅ


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