【お天気】BabyPrincess総合・1【お姉さん】at EROPARO
【お天気】BabyPrincess総合・1【お姉さん】 - 暇つぶし2ch117:いじめられる少年
08/09/20 03:45:39 oun8H5LO

「十秒遅刻ですよ、お兄ちゃん」
 慈愛に満ちた聖母の笑みを浮かべながら、蛍は言った。
「今度遅刻したら、おしおきですよってホタ言いましたよね?」
―言った。
 確かに昨日、彼女はそう言い放った。
 そして、兄はその台詞に一言も反論は出来ない。
 この妹が命令・宣告した言葉に逆らう権限を、いまの彼は所有していなかったからだ。

「ごっ……ごめんなさいっ!」
 反射的に土下座する彼に、部屋にいたもう一人の少女が穏やかに笑いかける。
「まあいいじゃないの蛍ちゃん。王子様も充分反省しているみたいだし」
 妹ではない。
 一つ違いの姉、春風。
「だからまあ、せめておしおきは……王子様に選ばせてあげましょうよ。痛いのと恥かしいのとどっちがいいか、くらいはね?」
 ブザマに土下座する彼の背が、思わず恐怖に震える。
 分かっていた。分かり切っていた。
 ここにいる者たちが自分を赦す可能性は、絶無であるということは。
 それでも少しは彼女たちの優しさに期待した自分を張り倒してやりたかった。

「じゃあ取り敢えず王子様、言い付けを守ったかどうか、ズボンを脱いで見せて下さいな」

 そう言われることは分かっていても、やはり羞恥に顔が歪む。
 でも、だからといって逆らうことは出来ない。彼は立ち上がるとベルトを緩め、ジーンズのボタンを外した。

「待って、お兄ちゃん」
 蛍が、のろのろと動くその手を制すると、にぱっと笑う。
「ホタがやってあげる」
 いや、いいよと断りを入れる暇すらなかった。後頭部を大きなリボンで飾った美少女は兄の前に座り込むと、細い指先がファスナーを下ろし、そのままズボンをゆっくりと下ろしてゆく。
「あれぇ? なんかひっかかりますよ、お兄ちゃん?」
 彼女の嬲るような猫なで声が、兄の羞恥を加熱する。―だが、やはり何も答えられない。彼の股間が、この部屋に入る前から膨張し切っていたのは、否定しようの無い事実だったからだ。
「ほら王子様、お手手はうしろ、でしょ?」
 いつの間にか背中に回り込んだ春風が、彼を後ろから抱き締めながら、耳元で囁く。
「んんんっっ!!」
 その声は、鼓膜に直接、姉の吐息がかかるような感覚を生み、脊髄に微電流が流れたようなむず痒さが、彼の脳を灼いた。
 いや、彼の脳髄を羞恥の炎に焦がすのは姉の声だけではない。
「ねえ、お兄ちゃん、お兄ちゃんのズボンは何に引っ掛っているの? ホタに分かるように説明してくださいね?」

「お、おれの、……です……」
「聞こえません」
「おれの……おちんちん……です……」
「ふふっ、正解ですよ王子様。じゃあ蛍ちゃん、正解のご褒美に、王子様を楽にしてあげて?」
「はい、春風ちゃん」

 その瞬間、一気に膝までズリ下ろされたジーンズから出現したのは、なんと、男にそぐわぬショッキング・ピンクのショーツであり、その下着をほとんど垂直に持ち上げる形で勃起した若いペニス。
「くすくす、あいかわらずブザマな眺めですね。普通におちんちんを見られるよりも、さらにみっともないんじゃありませんか、これ?」



次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch