ちりとてちんでエロパロ 第四席at EROPAROちりとてちんでエロパロ 第四席 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト500:名無しさん@ピンキー 08/07/29 18:02:05 3juo8Dj5 おっぱいバレー 501:名無しさん@ピンキー 08/07/30 23:32:12 K3Bw4maY >>496 そういえば、草原兄さんデーは、このスレのオリジナル設定だったな。 いつの間にか、公式設定だと思ってた自分がいたよ。 502:名無しさん@ピンキー 08/08/02 23:23:54 c30xPPqJ まいごとは全く関係ないのですが、前に趣味で書いた四草×若狭投下します。 年季明け後、売れっ子になった若狭と四草の不倫ネタ。 なので草々ファンの方には色々すいません。 その上、季節設定が冬です。なんかもー本当にすいません。 503:深海 1 08/08/02 23:24:26 c30xPPqJ 遮光カーテンを閉じて、人工的な夜を作る。 それでも隙間から漏れる光が、俗世との境界を示していた。 白が基調になっている部屋は清潔感に溢れていて、圧迫感があった。 迫るような白から逃れるように視線を動かして。 ようやく、互いを見た。 薄暗さの中で、白い顔が浮かび上がる。 「慣れてはるんですね、こういうとこ」 「お前は――そうか、外泊すらないんか」 確認したことはないが、処女のまま結婚して旅行もしたことがない夫婦のこと。 外で男と泊まった経験もないのだと気付く。 「はい、初めてです」 薄く笑って部屋を見回す女に、臆したところはない。 窓へ向いてカーテンの隙間から外を眺める、その後ろ姿。 少し、痩せただろうか。 「仕事、大変そうやな」 放ったのは、そんなありきたりな言葉で。 「テレビの仕事いうんは時間が不規則やし、大変です」 返ってきたのも、中身のない言葉。 互いに必要な言葉ほど、出てこない。 若狭の後ろから抱きしめるように腕を回して、同じように外に目を向けた。 世界でも指折りといわれる美しい港を、静かに望む。 コンテナを積んだ大型の船舶が遠くから近付いてくるのが見えた。 かすかに聞こえる汽笛は幻聴だろうか。 「初めていうんは、なんや緊張しますね」 そう言って若狭は、手を四草の腕に重ねた。 この瞬間だけ切り取って見れば、どこにでもいる当たり前の恋人同士の風景。 角度を変えれば不倫旅行か――と、脳裏のどこかで思う。 「初めてであって、初めてやないやろ。……シャワー浴びてこい」 耳元で囁くように言うと、くすぐったそうに肩をすくめた。 若狭はそのまま首だけで振り向くと、まばたきもせずに自分を見つめた。 数秒の沈黙。 するり、と腕の中から逃げ出した女は、堂々とした足取りでシャワールームへ向かった。 「なんや、あいつは」 笑うでも照れるでもない、不思議な瞳、あれは――共犯の光か。 神戸で開かれたイベント的な落語会で一席終えた数時間前。 楽屋のドアを開いた先に、若狭が座っていた。 地方ロケから戻り、今日は他に仕事ないため伊丹空港でマネージャーと別れて来たと言った。 その意図が読み取れない自分ではない。 落語会は親子向けの早い時間の開催だったため、片付け終えても夕方には解放された。 「草々兄さんには、明日帰る言うてあるんです」 なにを言いたいのか、確認する前に歩き出した。 海が見たいと言う若狭と港の見える遊歩道を往く。 日曜ということもあり、同じような男女二人連れが多かった。 強い海風に、寄り添って歩く恋人たちとすれ違っていく。 「寒いか」 「小浜も冬は寒かったでぇ、これくらい平気です」 「こういうときは寒い言うもんや」 腕を伸ばして肩を抱き寄せると、嬉しそうに身体をくっつけてきた。 寒風が触れ合う部分の体温を上げていく。 「草々兄さんはこないなことしてくれんから、嬉しい」 ぽつりと零された一言に、さざ波が立った。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch