ちりとてちんでエロパロ 第四席at EROPAROちりとてちんでエロパロ 第四席 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト352:Romanticist Egoist 3 08/06/14 05:06:54 tQ8HY28b 「俺は、エーコちゃんに思い出になんかされた無い」 大人気ない、みっともない反発。 「判ってます…私が、どんな酷いこと言ってるか」 でも、と真摯な瞳が俺を貫く。 「草々さん、だから。私が初めて好きになった、私が尊敬する草々さんだから」 私の、初めてのひとになって欲しいんです。 「…後悔、しないな」 漸く絞り出した俺の答に、彼女は黙って頷いた。 初めて入る、彼女の寝室。 ふわりと甘い香りが漂い、俺の鼻腔を刺激する。 「草々さん、これ…」 突っ立っている俺に、おずおずと彼女が渡した小さな袋。 「……どうしたんや、これ」 「…前、大学の友達に、冷やかし半分で持たされてたんです」 「そやな…嫁入り前の身体、やもんな」 渡された避妊具を、俺は握り締めていた。 部屋の電気を消して、寝具の上へ彼女をそっと横たえる。 そのまま、静かにブラウスのボタンへ指をかける。 カーテンから漏れる月明りの中、白く儚げな裸身が徐々に浮かび上がる。 下着へ指を伸ばした時一瞬びくりと慄いた身体は、それでも抵抗なくされるがままだった。 全てを露わにしてから、俺は彼女に口付ける。 初めて触れた唇は甘く苦い味がした。 初めて触れる君の肌。初めて耳にする君の声。 君の全てを知るのは、君が俺の元へ来てくれる時だと信じていた。 冷えきった心のまま、それでも俺は君の温もりを求め続ける。 君の身体に潮が満ちる頃、避妊具をつけた俺は静かに君に潜っていった。 たった零コンマ数ミリの樹脂の厚みがもどかしい。 本当は。 生で君を感じたい。生の君の胎内に注ぎ込みたい。 ずっと側にいて欲しい。ずっと俺を支えて欲しい。 病める時も健かなる時も。死がふたりを分かつまで、永遠に。 終りの時がくる。 少女の中から身を引き、崩れる身体をまたそっと横たえる。 破瓜を終えた彼女は、言葉も無くはらはらと涙を流していた。 「…ごめん、痛かったよな」 「違います…違うんです、草々さん、私」 「なんも言わんでええ」 涙を拭い白く細い身体を胸の中に引き寄せる。 堰を切ったように嗚咽する彼女。その下から震える唇が紡いだ名は。 「びーこ…」 俺では無い、幼馴染みのもの。 びーこ。びーこ。びーこ。びーこ。 泣きじゃくりながらただ一心に親友の名を呼び続ける彼女。 その真意を知る術を俺は持たず。 もう二度と抱くことのない細い肩をただ抱き締めていた。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch