【あかほん・濱中】氏家ト全 25時間目【妹・生徒会】at EROPARO
【あかほん・濱中】氏家ト全 25時間目【妹・生徒会】 - 暇つぶし2ch350:名無しさん@ピンキー
08/07/02 23:07:57 IeebLA0R
自分はハルヒをあまり知らないので、何ともいえませんが
とりあえず、ハイペース投下本当に乙です

351:名無しさん@ピンキー
08/07/03 01:28:52 xsJlNA1b
ちょっとニヤリとしちゃった。


352:名無しさん@ピンキー
08/07/03 10:31:44 j2pqXJcY
これはクロスとかコラボって言っていいのかなw
ともかくハイペース乙


あ、ふと思ったが郭氏はもしかして前回でスレ史上初の投下100突破?

353:名無しさん@ピンキー
08/07/04 13:05:52 Y/B2uceU
マターリ

354:名無しさん@ピンキー
08/07/04 14:23:56 f4POew7i
ふわ~り

355:名無しさん@ピンキー
08/07/05 01:14:23 R3xohjsC
中村リョーコ
小久保ママン
小宮山
佐々岡
園長嫁
レイコ社長
横島
寮母

氏家女傑八部衆

356:名無しさん@ピンキー
08/07/05 15:27:56 VW49x/cZ
まぁ1番エロいのはコスプレイヤー・ケイちゃんなんですけどね

357:某コテハン
08/07/05 21:32:54 jVsu4Nyp
ここのところ仕事が忙しくて製作が全く進みませんが、
新しい職人さんが頑張っていることだし、自分も気力を振り絞って作品を完成させようと思います。

358:名無しさん@ピンキー
08/07/06 16:29:49 n/ePGIBj
おkおk

359:名無しさん@ピンキー
08/07/06 21:12:41 OcVo4ICZ
ガンガレー(wktk

360:名無しさん@ピンキー
08/07/07 12:11:02 6RfJwnbi
黄金期は右も左も職人ばかりだったような気もしたが、
今まででいったい何人が蹄跡を残したんだろう?

361:名無しさん@ピンキー
08/07/07 14:46:40 ltXl0enx
生徒会が週マガに移籍したら職人増えるかな?

362:名無しさん@ピンキー
08/07/08 08:51:00 5iBw3GC9
戻ってくる職人はいるかも試練

363:名無しさん@ピンキー
08/07/09 12:10:37 0Y8pU/YY
男一人に女多数の下ギャグというスタイル
それが氏家、そこに痺れ(ry

364:名無しさん@ピンキー
08/07/10 04:24:34 vDOAv0dA
氏家先生の作品って設定がギャルゲっぽい(思い切りネタにしてましたが)気がする。
ツンデレネタはほぼ全員がやったし、クーデレネタもあった、ネコミミはリンコが、妹はカナミ、コトミ…ドジっ子、天然もいる。
あと、姉属性とヤンデレ属性はどこでネタになるのか若干楽しみな俺がいる。

365:名無しさん@ピンキー
08/07/10 18:26:37 QuMaRAEH
ヤンデレは置いといて、姉はそういえばいないな
まあ姉御キャラぽいのはいるけど

366:名無しさん@ピンキー
08/07/10 21:01:43 dLqT3+qK
男主人公が揃って美形で天然レディキラーっぽいからな
あかほん井戸田は本領発揮?前に連載終わったからアレだが

367:名無しさん@ピンキー
08/07/11 22:46:54 q3TiqYAo
姉>スズ
あえて言ってみたり

368:名無しさん@ピンキー
08/07/11 23:50:38 tE6aLo2M
井戸田の場合は立場上、TBの3人相手に
本領発揮するのはまずいのでは(*´Д`*)/ヽァ/ヽァ

369:名無しさん@ピンキー
08/07/12 17:32:44 4KLTbkQy
じゃあ三瀬さんで

370:名無しさん@ピンキー
08/07/12 22:43:12 jPl4r4p+
じゃあ社長で

371:Y-275
08/07/13 13:41:54 fPc4x9X8
住人、職人、保管庫管理人の皆さんお疲れ様です。
なんとなく、以前からちょこちょこ書いてた生徒会役員共のSS、めどがついたんで投下します。

スルー対象ワードは

『未完』

『アリア視点』

『展開が急』

です。

372:Y-275
08/07/13 13:43:41 fPc4x9X8

『海についたぞ!!』

夏の日差しのもと、吹き抜ける心地よい潮風に髪を任せるまま、なびかせながら、一番前でシノちゃんが声だかに宣言しています。

来る前に『遊びではない』と宣言しておきながら、楽しみで仕方なかったのでしょう。

私もその気持ちは良く分かります。
楽しみでないといえば嘘になるから。

ただ、素直に楽しめる訳ではなかったりもします。
その事を考えると少し憂鬱です。

私とシノちゃんの間に取り交わされた、『約束』という懸案事項を抱えながらも合宿はスタートしました。

………………………………

『わ、私と津田の間を取り持ってくれないか?』

そう告げられたのは夏休みを控え、終業式の打ち合わせを終えた夕方の生徒会室でした。

『そ、その、なんというか、ど、どうも、津田のことがだな…』

言い淀みながらシノちゃんが続けました。

いわく、彼と接しているうちに彼が気になりだしてしまったこと、校則との間で揺れ動いた期間もあったこと、それから、気持ちを伝えようにも手順が分からないこと。

『というわけで、自然と2人の心が通い会うような、その、なんというか…』

言葉を続けるシノちゃんの顔は夕日に照らされながらも露骨に真っ赤になっているのがわかりました。

『わかった。お安い御用だよ。』

悩んでいる親友を突き放そう等とと思うほど私は薄情ではありません。
ちょっと、お人よし過ぎかな等と思いつつも、私は引き受けることにしました。

373:Y-275
08/07/13 13:45:06 fPc4x9X8

シノちゃんに言われ、津田くんの事を今までより気にしだすと、軽はずみだったかなと思ってしまうような事もありました。
でも、それも別段気にするようなものではありませんでした。
かといってシノちゃんと津田くんの仲が進展することも無く。
結局普段通りなまま私達は今日を迎えてしまいました。

………………………………


『ねぇ、一緒に遊びに行かない?』

私が一人浜辺を歩いていると見知らぬ男の人が声をかけてきました。

本来ならば、2人の仲を取り持つという約束を交わしている以上、2人の側にいるのが適切であったとも思います。
しかし、津田くんはスズちゃんと飲み物を買いに出掛けてしまい、シノちゃんも休憩と言って、パラソルの下で休んでいます。
そんななので、私は私で浜辺を歩いていた矢先でした。

『友人と一緒に来ているので遠慮させていただきます。』

私は丁寧にお断りします。

『その友達とは後で合流すればいいじゃん。行こうぜ!!』

そういうと強引に私の手をとってきます。

『ちょっと!!離してくださいよ!!』

思いもよらない事に私は動揺してしまいます。

『大丈夫だって、ちょっとだけだから。ね?』

そういうと男性はさらに力を込めて私の手を引っ張ってきます。
純粋に力でものを言われてしまうと私にはなす術はありません。
これはかなりやばいかも…
貞操帯つけておけば良かった。私は軽く後悔してしまいます。

374:Y-275
08/07/13 13:46:15 fPc4x9X8

『ちょっと、人の彼女に何してるんですか?』

聞き慣れた声が聞こえて私は振り向きます。
男性の方も同様にそちらを振り向くとそこには津田くんがいました。
遠くから私と男性のやりとりに気付き、駆け付けて来てくれたのでしょう。

『は?なんだ、てめぇ?』
男性は津田くんを威嚇します。

『おまえこそ、何様だよ?人の彼女の手を掴みやがって。』

男性は再度繰り返された津田くんの彼女発言に、確認するように私の方を見ます。

『うん。私の彼氏です。』

『な!…さっきは友達とって…』

男性は動揺を表面にだしながら、うろたえています。

『待たせたな。アリア。ほら、行こう。』

そんな男性を前に津田くんはあいている方の私の手を引きます。

『…うん。行こう』

先程男性に引かれた時には何とも無かったのに、津田くんに手を引かれ、私は顔が火照るのを自覚しながら一言だけ返すとそのまま歩き出しました。
男性は呆然としてしまい、もはや引っ張る手に力はこめられておらず、簡単に引きはがすことが出来ました。

………………………………

それから暫く津田くんはなにも言わずに私の手を引きながら海岸を歩きます。
私も黙って着いて行きました。
途中何度か先程の津田くんの姿を思い出してはドキドキと高鳴る胸に動揺を覚えながら。

『ふはぁーっ、緊張したぁ。』

やっと発した津田くんの第一声は私もあまり見たことも無いもの。
まさに言葉通り、彼も緊張していたのでしょう。

375:Y-275
08/07/13 13:47:15 fPc4x9X8

『どうでした俺の演技?』

繋いだ手はそのままで津田くんはこちらに向き直ります。

『うーん、そうねぇ…』

突然向き直った津田くんに私はさらに頬が火照るのを自覚しながらなんとか平静に言葉を返します。

『なかなかの高得点かな。』

『でしょう?これでも、妹に付き合ってよくドラマ見てるんですよ。』

なんだか嬉しそうな津田くんです。

『それにしても、七条先輩になにも無くて良かったですよ。』

正直それは反則ではないだろうか?そんな風に思ってしまう発言をさらりと津田くんはしてきます。
先程から彼を意識してしまっている私に破壊力は抜群でした。
その後の津田くんの言葉は私の耳には入らず。
ただ、手を引く津田くんに付き従って歩きました。


………………………………

『お風呂は24時間利用可能だって、お姉ちゃん。』

その後、皆のもとへと戻ると横島先生はすっかり出来上がった状態。
仕方なく私達は近くの旅館へと泊まることになりました。
一応体裁もあるので、私達は姉弟ということになっています。
ただ、部屋が一つなので今晩は一晩中津田くんと一緒。自然と心が高揚するのがわかります。
きっと今、シノちゃんも同じように感じている。
私はそう思いました。
そう思うということは私も津田くんを好きになってしまった…
その事実はどうしても認めなくてはならないようです。

………………………………

376:Y-275
08/07/13 13:48:48 fPc4x9X8

『良いお湯だったね。スズちゃん。』

『ええ、そうですね。』

お風呂に入った帰りの事です。
そんな会話をしながら廊下を歩いていると、目の前で津田くんとシノちゃんが楽しそうに会話をしています。

なんだかんだ言って私の助け無しでもシノちゃんと津田くんは仲良くなっているようです。

そんな2人に心が痛みます。

『七条先輩どうしたんですか?』

突如、押し黙った私を不振に思ったのかスズちゃんが声をかけてきます。

『ええ、なんでもないの。』

私は平静を装って返します。

『それにしても、津田と会長は仲が良いですね。あれじゃ、姉弟というより、カップルです。』

その言葉に奈落に落とされた気分になります。
このままいけばそれは事実になる。
私は自然とそう思えました。
だって、前を歩く2人はそれほどまでにお似合いに写るのですから。

それはシノちゃんの気持ちを知っている私としては嬉しいこと。
でも、私個人としては悲しいことでもあります。

………………………………

『近親相姦は良くないぞ!!』

夜中に突如大きな声を出したシノちゃんの声に私達一同は目を醒ましてしまいました。

『その設定まだ生きてたんですか…』

津田くんはツッコミもそこそこにシノちゃんを自分の布団へと押し返します。

どうも状況から察するに寝ぼけたシノちゃんが津田くんの布団に潜り込んでしまったようです。
私の助けなんかいらないんじゃ…
思わずそう口から出かけて、その言葉を飲み込みます。
シノちゃんは強く意識してるよりも、普段の何気ないやりとりやボケっぷりが事態を良い方に持って行ってくれるような、
そんな星の下に生れついた子なのでしょう。
私も時々ボケてるなんて言われるけれど、それで事態が好転して行くなんて強運は持ち合わせていない。
そういう自覚があります。

377:Y-275
08/07/13 13:50:52 fPc4x9X8
それならば、行動をおこさなければ、この気持ちに報われる日が来ることはない。
私は思わず息をのみました。
津田くんに自らの恋心を伝えるということ、それは即ち、シノちゃんとの約束を反古にするということ。
シノちゃんとの関係は生徒会の役員として、会長と書記ではありますが、それ以前に親友です。
親友を裏切ってまで叶えるべき恋心なのか?

私は多いに悩みます。

『七条先輩どうかしたんですか?』

その時、不意に向かいの布団から声がかかりました。
みると津田くんが顔をこちらに向けています。寝返りをうった際にでも私が心地悪そうにしているのが見えたのでしょう。

『いや、ちょっとね…』

私は自分の考えを気取られまいと平静を装って答えます。

『津田くんは?』

『いや、なんか、一度目が醒めちゃったら、なかなか寝付け無くて…』

どうやら津田くんは目が醒めてしまったようです。

『ふふ、私もよ。』

私は短く答えました。

『それに、なんか、嫌な予感がするんですよね。寝ぼけたとか言って誰かが布団に忍び込んで来そうな…』

『…ゲフン、ゲフン』

…津田くんがそう言った瞬間むせるような咳が聞こえてきました。どうもその"誰か"は図星のようです。

『それなら、少し、外歩かない?』

私は津田くんを誘ってみることにします。
正直いうと、さっきの津田くんの発言がなんだか、起こりえそうな気がして、何とも言えない寒気がしたからです。

『そうですね。』

津田くんはその全てをという訳ではないでしょうが、私の意図するところは汲んでくれたようです。

津田くんが布団から出たのを確認すると、私も布団から出て、2人で廊下に向かいました。

………………………………

378:Y-275
08/07/13 13:52:07 fPc4x9X8


海の見えるロビーで向かい合うように私達は腰を下ろしました。

『いや、会長にも参っちゃいますよね。素でやってるにしても、いちいちビビりますよ。昔からあんななんですか?』

頭を掻きながら津田くんが問いかけてきます。

『うーん、あのまんまだよ。ものすごくしっかりしてて、同性から見てもひくくらい完壁なんだけど、あの通り。
でも、それが逆に堅すぎる印象を与えずに好感に繋がるんじゃないかな?』

私はシノちゃんについて思う事を付け加えながら答えます。

『なるほど、そう言われてみると…』

『その言い方だと津田くんはそう感じてはいないってこと?』

思ってもみない津田くんの答えに私は聞き返します。

『俺は立場上いちいちその言動やなんかに振り回されたり、ツッコんだりしてる分だけ、そんな風に思った事無かったですよ。』

『そうなの?』

『ええ。』

やや、苦笑気味に津田くんが答えます。

『でも、そんなところもシノちゃんの可愛いところだと私は思う訳です。』

別に今更その役目を全うしようという訳ではないけれど、津田くんがシノちゃんの魅力に気づいていない事が親友として悔しくて、私は付け加えました。

『確かにそうかも知れませんね。完璧なだけよりか全然親しみ持てますし。』

『そうそう。』

そこも純粋にシノちゃんの魅力として津田くんが捉えてくれれば良いな。
素直にそう思えます。
自然と私の頬が微笑んでいるのが分かります。

『そういえば、うちは校則であれですけど、会長って彼氏さんとかいたことあるんすかね?』

急に話しが飛んだ気がします。

379:Y-275
08/07/13 13:58:07 fPc4x9X8
『うーん、特には聞いたこと無いなぁ、あ、でも、共学化する前はしょっちゅう告白されてたけどね。女の子から。』

『百合っすか…さすがは女子校。』

そうは思っても私は素直にそう答えてあげました。

『でも、どうしてそんなこと聞いたの?』


『ん~、なんとなくですかね。魅力的であっても大変そうだななんておもわず思ったんで。』

この口ぶりだと少しはシノちゃんの思いは期待が持てるのかな?
若干の切なさが込み上げます。

『そういえば、七条先輩はどうなんすか?』

『残念ながら、私は昔から私立の女子校で、いない歴=年齢です。津田くんは?』

『俺もいない歴=年齢ですよ。』

そういう年代だから仕方が無いのでしょうけど、やっぱり、恋愛の話は盛り上がります。

『じゃあ、どういう娘が好み?うちの高校ならより取り見取りじゃない?』

『いや、それ以前にうちは校内恋愛禁止じゃないですか。』

津田くんは苦笑します。

『まぁ、でも、実際悪いことする訳でも無いし、前例も無いし、どうだか分からないわよ?
そこまで深く考えずに、オナネタにこんな娘使ってますって告白するつもりで。』

『女子校育ちでオナネタって良いんすか!?』

380:Y-275
08/07/13 13:59:14 fPc4x9X8
津田くんにツッコまれちゃいました。
あ、もちろん、ナニじゃないですよ。
気軽にってつもりだったんですが…

『それはそうと、どうなの?』

『う~ん、そんなに難しくは考えてませんね、好きになることに理由なんて特に無いかなと…
後はお互いの気持ちですかね。』

なるほど。
なんとなく、かわされた気もしますが、確かにそうなのかもしれません。
それに、昔読んだ本に書いてあった気がします。

『恋愛って難しいロジックじゃないもん。要はヤリたい時にヤル事よね。』

そう考えるとさっき布団の中で悩んだのも馬鹿らしくなって来てしまいました。
要はヤリたいか否か、そして互いの気持ちね…

『突然だけど、津田くんは私とシたい?』

『はい?』

『いや、互いの気持ちが大切って言ってたから…』

『あの、どこからツッコめば良いんですかね?』

『ツッコむところの選択肢は3つしかないよ?』

『えっと、それはつまり、どこからその発想が生まれた!?とスるって何をだ!?と…』

津田くんはいきなり挿れてくるつもりかと思ったらどうやら違ったみたいです。
私も初めてだし内心焦り気味でした。

『う~ん、確かに、結婚を前提にしてる訳ではないし、それに、初めてがベッドの上じゃないのもちょっとね…じゃあ、胸でしてあげる。』

『いや、ちょ…』

『津田くんは嫌?』

津田くんの意志を確認するように私は津田くんの顔を覗き込みます。
津田くんが、拒絶するようなら、今日は止めておこう。
そう思いながら津田くんの答えを待ちます。
津田くんは目を泳がせて、ちらりと一瞬、私の胸元を見ました。

『…嫌じゃないです。』

顔を真っ赤にしながら津田くんが小さな声で答えました。

『じゃあ、混浴行こうか。』

そう言って私は腰をあげ、歩き出します。

何でですかと聞いてくる津田くんにその方が色々都合が良いじゃないと答えながら。

………………………………

381:Y-275
08/07/13 14:04:23 fPc4x9X8
とりあえず以上です。
続きは週マガ移籍までにと言いたいところですが、ちょっと難しそうです。
ここまで書くのに二転三転してしまっているので、グダグダ&かなりの急展開になってしまいました。
書きはじめると夢中になって書けるんですが、詰まると平気で長期間放置してしまうので期待せずにお待ちくださいませ。

駄文乱文失礼致しました。
それでは失礼します。

382:名無しさん@ピンキー
08/07/14 12:39:42 J1dazTj2
早いペースに充実ぶりがうかがえます乙!

383:名無しさん@ピンキー
08/07/14 14:28:16 Ye02zm7a
GJ!!!

384:名無しさん@ピンキー
08/07/14 17:52:57 LAVrqBTM
乙andGJ!

385:名無しさん@ピンキー
08/07/15 10:43:28 ZA8ojzWC
目指せエースの座!

386:名無しさん@ピンキー
08/07/16 13:56:47 XKN6GiWM
マサやシホ、シンジたちは元気にその後をくらしているだろうか

387:名無しさん@ピンキー
08/07/16 18:24:55 uLM72ZBR
立たされろ、日本男子!!

予告きたわあああああああああああ
マガジン一時買うのやめてたけど、また購読しなおす

初回はCカラーらしい、やっぱページ数は6かね?

388:名無しさん@ピンキー
08/07/16 20:44:16 XKN6GiWM
ん?マガジンの予告見返したらシノとアリアが二年、スズが一年になってる
これは‥‥?

389:名無しさん@ピンキー
08/07/17 00:59:18 sx3NrBz3
時期的にリアルタイム進行かなと思って、3月終了か?とか思ってたが、その設定なら2年はやるつもりなんだろうな。
編集部の意図感じまくりだけど。

390:名無しさん@ピンキー
08/07/17 01:07:43 HVMB9T8G
氏家関連スレじゃそこかしこで「まーた編集がお約束で間違ったんだべ」と突っ込まれてるなw
前科たっぷりなだけに確かに怪しい

391:名無しさん@ピンキー
08/07/18 11:16:18 4t82C4CX
シンジや今岡、ケイは志望大学に受かったかな

392:名無しさん@ピンキー
08/07/18 11:43:29 Lsr5xowg
落ちた

393:名無しさん@ピンキー
08/07/18 19:28:20 v59KY7SR
シンジが誰を堕としたって?

394:名無しさん@ピンキー
08/07/18 20:29:26 iO7PQi/Z
カナミ

395:名無しさん@ピンキー
08/07/19 10:35:51 umhT1pyp
しかし、変なタイミングでの異動だな
スクランのドタバタした畳み方をみると何かあったのかとさえ思ってしまう

とりあえず氏家がんばれ超がんばれ

396:郭×伊東 ◆5pkah5lHr6
08/07/20 16:51:10 vIyoi591
はい、どうも郭です。予告通りのカナミ×シンジ、嫁との完全共作です。
NGワードは「若干鬱展開」「カナミの性格がホラー気味」かな。では、投下。


397:郭×伊東 ◆5pkah5lHr6
08/07/20 16:51:55 vIyoi591
「あ・・・いい・・・・・・おにいちゃん」
ぐちっ!ぐちゅ!
「・・・・・」
おにいちゃんが、黙って後ろから私の中に入ってる。
「カナミ・・・・・・」
「あ・・・・あンっ!おにいちゃん」
耳元で、名前を呼ばれる。低い声で囁かれるだけで私はまた、感じてしまう。
すじゅッ!!びくん!!
「あ・・・はぁッ!!入ってるう!」
奥深くまで、おにいちゃんの体積が私を満たしている。壊れそうなくらいに強くされているのに、
私のあそこはおにいちゃんに突かれて、喜んでいるみたいに、ちぢこまった。
ぐしゅッ!!ぐぢッ!!
「あ!あぁ!!深い!すごいよぉ、おにいちゃん」
おにいちゃんは、後ろから犯すのが好きだ。突かれるたび、
私のおしりの穴がきゅっとちぢこまるのを見るのが好きらしい。
この体勢だと大好きなおにいちゃんの顔を見ることができないし、
おしりの穴を見せるのなんて初めは恥ずかしかったけど、
慣れるとこっちの方がおちんちんの当たり方が深くて気持ち良くなるから不思議だ。
「カナミ・・・・はっ、はぁ・・・・・」
ぐぷん、ずぷん!
「あ!!おにいちゃん、それ!!いい!ふうッ!!」
最後にいっかい、思いっきり奥までさされて、私は、イッた。
おにいちゃんと、こころとからだが同時につながるのを感じた。
私の中で、おにいちゃんのおちんちんが痙攣するみたいに動いた。
0.1㎜のゴムごしに、おにいちゃんが射精しているのを感じた。
どくん・どくんって、おにいちゃんのおちんちんから精液があふれてるのがわかった。
「あっ・・・すごいよ、おにいちゃん。すごいッ。あったかい・・・せーえきが、いっぱい入ってくるよ・・・」
「・・・一応、コンドームはしてるんだけどな」
「えへへ・・・でもこう言った方が、気分出るでしょ?」
「あのなあ・・・」
ちゅッ
さされたままからだをおこして左腕をおにいちゃんの首にまきつけると、
苦笑いしてるおにいちゃんの横顔にごほうびのキスをしてあげる。
「きもちよかったよ、おにいちゃん。じょうずになったね!」
「誉められて良いもんだかな、それ」
言いながら舌を出すおにいちゃん。ちっちゃい頃にいたずらをみつかったときと同じ顔。
すごくカワイイから、私はおにいちゃんにまた、キスをした。
ちゅッ・・・くちゅ
「・・・・」
舌と舌をからめてまぜてくっつかせる。あったかい、おにいちゃんの口のなか。
おにいちゃんの口のにおいが少しした。おにいちゃんが唾液を私の口のなかにいれてきたんで、
こくこきゅとのみこんだ。あまり味がしないけど、おにいちゃんの唾液だから美味しい。
私を見つめるおにいちゃんの目は、哀しそうだった。わかっているんだ。私にも。
これが、いけないことだってことくらい。それでも、私は

カナミが哀しそうな目で俺を見つめてくる。分っている。俺にも。
これが、禁忌の行為だってことくらい。それでも、俺たちは。

ある日曜日のことだった。俺はいつもどおり10時すぎまで寝過ごしていて。
カナミに無理矢理布団からたたき出されて、リビングで遅い朝食を食べていたところだった。
「え?あ、はい。城島ですけど」
電話をとって話していた、カナミの顔色がみるみる真っ青になっていくのが分った。
「カナミ?なんかあったのか?」
「おにいちゃん・・・・・・・・」
「お、おいカナミ??」


398:郭×伊東 ◆5pkah5lHr6
08/07/20 16:52:48 vIyoi591
青い顔をしたカナミが、崩れるように俺に抱きついてきた。

『海外に赴任していた父親と母親が、今朝交通事故で亡くなった。今すぐ、家族に現地に来て欲しい』

なかなか要領を得ないカナミの言葉をなんとかまとめると、こういう話だった。
さっきの電話は、父親の勤める会社からの電話だったということだ。
驚いた俺が電話をかけ直すと、父親の上司だとかいう人が慰めの言葉とともにさらに詳しい話をしてくれた。
「・・・今回はお気の毒としか言いようがありません。こちらでも確認しましたが、
現地はテロの可能性も低く事故ということで間違いないようです。
城島さんは長年会社のために頑張ってくれていたのに、お子さんたちには本当に申し訳ないことをしました。
我々も同行しますし、飛行機の手配等は全て会社で負担しますので、一刻も早く現地に向かって欲しい」
俺も慌てていたから良く覚えていないが、確かこんな話だったはずだ。
ニュース番組のほんの1分程度のコーナーにも、新聞の小さなお悔やみ欄にも載らないような、
それは地味でありふれた事故の話。だけど、それが俺たちの身に降りかかってしまった。
「おにいちゃん・・・・どうしよう、おにいちゃん・・・・」
泣き続けているカナミをなんとかなだめて関川の叔父さんの家に電話をかけた。
叔父さんも驚いていたけど、さすがに俺たちと違って大人だった。
パスポートの手配や学校に休みの連絡もしないといけないから、すぐに家に来てくれると言ってくれた。
(そうか・・・・そんなこともしないといけないんだ)
俺は、、、どこかこれが現実の話じゃないような、不思議な気持ちで叔父さんの話を聞いていた。
受話器をおいて、カナミの隣に座った。泣いて泣いて、とにかく泣き続けていた。
カナミのお気に入りだったはずのTシャツもスカートも涙でびしょ濡れで、
畳の上にまで涙のあとが次々とできていた。
「・・・・・・・・・」
なにも言わず、俺はカナミを抱きしめた。カナミの涙で服が濡れるのが分ったけど、抱きしめた。
「・・・・・・どうしよう、おにいちゃん」
「関川の叔父さんが来てくれるって言ってたから。とにかく待とう。それから考えよう。
俺もどうしていいのか分らないけど、お前が泣きたいなら、泣けばいいよ」
「どうしよう、おにいちゃん」
カナミのおっきな目から、ぼろぼろと涙が溢れて流れる。俺は空っぽな気持ちで、ただそれを見つめていた。

それから後のことは、あんまりにも急で強烈な展開だったんで、今思う出そうとしても逆に難しい。
叔父さん夫婦にエーコまですぐに来てくれて、その後のことはほとんど仕切ってくれた。
俺とカナミは父親の上司だという人に連れられて、名前でしか聞いたことのないその国に向かった。
両親は飲酒運転のトラックに追突されたとかで、遺体も、、、それは見ない方が良いって言われた。
父親と母親だったはずの、一部。それだけを俺たちは日本に持ち帰って、葬式をすることになった。
一応俺は喪主とかいう立場だったんだけど、そこでも叔父さんたちが全部やってくれて、
俺たち兄妹はただ茫然と忙しく、全然実感がないまま時間が過ぎていった。

「大丈夫なわけはないだろうけど、気持ちをしっかり持つんだよ?シンジ君」
「はい・・・なにからなにまですいませんでした、叔父さん」
「なに言ってるんだよ、こういうときには頼ってくれないと」
「本当に助かりました。叔父さんたちがいなかったら、俺たちどうしていいのか分らなかったです」
「君がしっかりしないといけないかもしれない。でも辛かったら、本当にいつでも連絡してくれよ?
エーコも僕たちも、すぐに駆けつけるから。エーコもカナミちゃんを心配してるし」
「はい・・・」
日本に帰ってきてから、エーコはずっとカナミと一緒にいてくれた。
カナミの憔悴っぷりといったらなにしろひどくて、葬式に来てくれたマナカちゃんや矢野ちゃんですら
声をかけるのをためらうくらいだったから、エーコの存在はすごくありがたかった。
「じゃあ・・・私も帰るけど。シンちゃん、あのね、あの・・・」
「本当にありがとう、エーコ。すごく助かったよ」
「シンちゃん・・・私、また来るよ?絶対、来るから」
「うん。・・・待ってる。ごめんな、エーコ」
エーコは涙をこらえるような顔をして、多分、まだ言いたいことが沢山あったんだと思うけど・・・
それでも最後には笑顔を見せて、叔父さんと一緒に帰っていった。


399:郭×伊東 ◆5pkah5lHr6
08/07/20 16:53:29 vIyoi591
「・・・・・・・・・」
叔父さん夫婦とエーコを見送ったあとの家は、静かだった。静かすぎて、鼓膜が痛いくらいだった。
(・・・カナミ)
気持ちの片隅に、、、いや、本当は気持ちのど真ん中にずっとあったことに、やっと俺は向き合った。
さすがに葬式のときは出てきたけど、帰国してからのカナミはほとんど部屋の中から出てこない、
半引きこもり状態になっていた。家事全般は叔母さんがやってくれていたし、
エーコがカナミにつきっきりでいてくれたから今日まではなんとかなっていたけど、
今日から俺とカナミは本当にふたりっきりだ。
「・・・」
階段を上がって、カナミの部屋の前に立つ。なにを言っていいのかわからない俺。
なにを言えばいいんだろう。カナミは、なにを思ってるんだろう。
「・・・・・・・・おにいちゃん?」
「カナミ、叔父さんたち帰ったから」
「そう・・・・」
また沈黙が続く。ここから立ち去った方が、、、いや、やっぱり一緒にいないと、、、俺が迷っていると、
「入って・・・おにいちゃん」
「・・・・・・うん」
部屋にはいると、カナミはパジャマ姿のままベッドの上で毛布にくるまっていた。
ひどい姿だった。顔は青白くて髪はボサボサ。目も腫れていた。
いつもみぎれいにしていたカナミとは思えなかった。そういう姿を見たのは、初めてだったかもしれない。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
テーブルの前で座ったけど、カナミは無言で親指の爪を噛むだけだった。
痩せこけたカナミの小さな顔の中でふたつのおおきな目が不自然な光を放っていた。
俺をずっと睨んでいるけどその目は虚ろで、空っぽな、感情の無い目だった。
怒っているのか悲しんでいるのかさえ、分らなかった。
「カナミ、俺・・・俺たち」
「おにいちゃん、どうしよう。ふたりっきりになっちゃった」
「・・・ふたりっきりじゃ、ないよ。エーコも、叔父さんたちもいてくれる。矢野ちゃんや、マナカちゃんだって」
「ふたりっきりだよ。どうしよう」
「だから、カナミ。そんなこと言うなよ。おれたちには」
「わたしたちだけになっちゃった。ふたりだけになっちゃった」
俺の話が聞こえていないように、カナミは似たようなことを繰り返す。

カナミの心が、壊れかけている。

いてもたってもいられなくなって、俺はカナミの隣に座って、カナミを抱きしめた。
「・・・・・・・おにいちゃん」
「父さんと母さんがいなくなって、お前が傷ついてるのは分ってる。
でもまだ、俺がいるじゃないか。カナミ、俺がいるから」
「おにいちゃんは、いなくならない?」
「ああ。俺は、カナミといるから」
「ウソだ」
「嘘なんかじゃない。俺は」
「おにいちゃんもいつかはわたしから離れていくんだ。お父さんとお母さんみたいに」
「俺は、お前といるから。嘘じゃない」
「そんなことを言ってるけど、きっと誰か好きな女の子ができて、結婚して、
わたしからいなくなるんだ。それで、きっとわたしと関係ないところで先に死んじゃうんだ。
わたしを、ひとりだけ残して。・・・お父さんと、お母さんみたいに」
子供みたいなことをカナミは言っていたけど、それを怒る気にもならなかった。
「約束するよ、カナミ。俺は、いなくならない。お前と、いるから。
俺が結婚しても、お前が結婚しても、俺たちは世界でふたりだけの兄妹だから」
「それじゃ、やだ」
「・・・俺がいるだけじゃ、ダメなのか?」
「おにいちゃんは、約束できないよ。わたしといるなんて。だって、わたしたちは兄妹だもん。
おにいちゃんとわたしは、いつか離ればなれになるんだ」


400:名無しさん@ピンキー
08/07/20 16:54:10 vIyoi591
「・・・・・・・・・カナミ」
俺は悲しくなって。悲しくなりすぎてカナミをまた、抱きしめた。
「・・・・・・もういいよ、おにいちゃん」
カナミが俺のからだを押し返そうとしたけど、俺はむしろもっと強く、カナミを抱いた。
「違うんだ、カナミ。俺・・・・ごめん、なんて言っていいかわからないけど。でも、俺は」
「わたしね、おにいちゃん。もうイヤなの。怖いの。だいじな人が、いなくなるのが」
「俺も、イヤだよ。俺も、同じなんだ」
「同じ?」
「俺も、お前と同じなんだ。怖いんだ。お前を失うのが。もう、お前だけは失いたくない」
「・・・・・おにいちゃん」
いつのまにか、カナミは泣いていた。服越しに伝わるカナミの涙の温度。
その涙は、あったかいのに、冷たかった。冷たいのに、あったかかった。
「おにいちゃん・・・・・」
泣いているカナミをもう一度抱きしめる。カナミは小さくて柔らかくて、悲しかった。
今のカナミは、、、悲しいっていう感情のかたまりだった。
「わたしと・・・・・いて」
「うん」
「もっと、抱きしめて」
「・・・・うん」
カナミはずっと、泣いていた。多分カナミも、自分でどうして良いのか分らなかったんだろうと思う。
俺だって、そうだったから。カナミの言うとおり、俺たちは、ふたりきりになっちゃったから。
「・・・・・・・ごめんね。ありがとう、おにいちゃん」
「だいじょうぶか?カナミ」
「うん・・・・あのね、おにいちゃん」
なにかを言おうとして、カナミは口ごもる。俺はその様子を、ずっと見つめていた。
(・・・・きれいだ)
いつもはエロボケでおちゃらけているけれど、兄の俺から見てもカナミは十分に美人だった。
でも今のカナミはいつもの夏の朝顔の花みたいな明るい美しさとは違う、
一瞬で壊れそうな、危うくて清澄な美しさをまとっていた。
指で触れようとすれば、カナミは姿も定かでなくなってしまうみたいで、、、
「・・・・おにいちゃん、わたし」
カナミが、月の明りを受けて淡く光る。思わず指先で、その光をすくうようにカナミの頬に触れた。
「ん・・・・・」
ちょっと驚いたみたいに、カナミが吐息を漏す。カナミの顔は薄く夜に輝いたままだ。
それは魅入られるほど美しく、どうにも信じられなかった。
目の前に見えているのに、非現実的で夢の中にいるような気持ち。
カナミに触れていた指が少し震えた。するりと指先から、滑り落ちる。
「あ・・・・」
ぷくっ
声をあげたときには、小さな音とともにカナミが俺の指先を口に含んでいた。
光の欠片は、まだカナミを照らしている。静かな夜の空気が、震えていた。
ぷちゅ・・・ちゅ・・・・ちゅう
密やかに濡れた音は、途切れながら続く。カナミは俯いたまま、俺の指を舐めている。
カナミの舌のやわらかい感触に俺はわけのわからない気持ちになって。
「おにいちゃん・・・・・」
そう囁いた後に、カナミが俺を見上げる。目もとがはれていて、頬には涙のあとがはりついていた。
「キス、して」
「カナミ・・・・でも」
「キスしてよ。苦しい・・・・・・お願い。怖い。わたし、怖いの」
カナミは、本当に苦しそうに震えていた。俺は、、、それが、いけないことだって分っていたけど。でも
ちゅッ
キスをした。カナミの唇に触れた。カナミの唇は、乾いていて、カナミの汗の匂いがした。
「ん・・・・・・・・・・」
生気が戻ったみたいに、青白かったカナミの頬が朱に染まった。
ちゅ・・・・ちゅ


401:郭×伊東 ◆5pkah5lHr6
08/07/20 16:55:18 vIyoi591
音を全部飲みこんでしまうみたいな静寂の闇の中で、俺たちはキスを続ける。
カナミが悲しんでいることが、恐れていることが、苦しんでいることが、全部唇から伝わってきた。
俺とカナミは、唇でつながりながら、お互いの思いを伝えあおうとしていた。
「・・・・おにいちゃん」
長いキスのあと、潤んだ目でカナミが俺を見つめてきた。
「・・・・・・あ。か、カナミ」
パジャマのブラウスを、脱いだ。ブラジャーは、していなかった。カナミのからだが、俺の目の前に。
「おにいちゃん・・・・して」
「それは・・・・それだけはダメだよ、カナミ」
「お願い。わたし・・・・・・怖い。怖くて、寂しいよ、おにいちゃん」
「怖いのは俺も一緒だよ、カナミ。俺だって、怖い」
「違う・・・・わたしは、おにいちゃんがいつか恋人や奥さんをつくってどこかにいっちゃうのが怖い。
そうしたらまた、わたしはひとりだけになっちゃうから。お願い。わたしと、いて。これから、ずっと」
「・・・・・・それは」
さっきよりはずっと普段のカナミに近くなってきたと思ったけど、
カナミの言葉からはどうしようもなく狂ってしまった、取り憑かれているようなものを感じた。
まだ、、、心は、壊れかけのままなのか。おかしくなった、ままなのか。
あの、しっかりもので明るくて、誰にも好かれるカナミは、、、どうなってしまったんだろう。
「約束・・・・・してよ、おにいちゃん」
「約束するよ、だからカナミ」
「なら、して。お願い」
「カナミ・・・・俺」
「どこにも行かないって言うなら、してよ。約束してよ・・・・」
カナミの目からまた、涙があふれ出る。カナミは子供みたいに泣きじゃくっている。
ちいさなからだ全部で、泣いているみたいだった。
(俺は、、、これ以上、、、)
カナミが。カナミの心が、壊れていく。俺は、怖くなった。大切な、妹まで失うことが。
だから、俺は。それが、ダメなことだって。禁じられたことだって。分っていたけど。
「・・・・・・・・カナミ」
ちゅ
キスをした。涙のしょっぱい味。
ちゅ ちゅう ちゅうぅ
舌をカナミのくちの中にいれた。カナミの花びらみたいな、小さい舌をいじる。
「あ・・・・・ん・・・・・おにい、ひゃん」
淡いカナミの花の色につつまれたような気持ち。舌と舌をからませながら、カナミの胸を揉んだ。
むに  ふにゅ
貧乳だとか散々言ってたけど、ここしばらくの心労でカナミは本当にやせてしまったんだろう。
ちっちゃなカナミのおっぱいには、やらかさもあったけど芯みたいな固さが残っていた。
それは、俺を悲しくさせた。とにかく、悲しくなった。
「ん・・・・ふ・・・・」
悲しい気持ちのまま、俺はカナミの胸に触れて、揉む。
全然慣れない、俺の愛撫にもカナミは素直に反応してくれていた。
「カナミ、痛くない?」
「ううん。おにいちゃん・・・・気持ちいいよ」
頬を赤くしてるけど、カナミの表情はちょっとぎこちない感じで。
多分・・・気持いいってのは、俺を気遣って言ってくれたんだと思う。それは、俺だって初めてだったから。
AVだけは見まくってきたけど、どうすればカナミに気持ち良くなってもらえるか分らなくて。
「カナミ、俺」
「悩んだりしなくていいから。わたしは、おにいちゃんに抱きしめてほしいの。
おにいちゃんに、してほしいだけなの。おにいちゃんに、どこにもいってほしくないの」
「・・・・わかった」
大切なカナミ。俺の、大切な妹。俺は、カナミを。
ちゅ 
キスをしながら、カナミのちっちゃいおっぱいを強く揉んだ。ちっちゃな乳首をつまんでくりっとすると、
「あ・・・・・にゃう・・・・」


402:郭×伊東 ◆5pkah5lHr6
08/07/20 16:57:57 vIyoi591
子猫みたいな声でカナミが反応する。カナミが初めて俺に見せる、色っぽい表情。
興奮してしまった俺は、ついそこを何度も触ってしまう。
「んぅ・・・・に、にいちゃ・・・・・」
「・・・・・?カナミ?」
「乳首、気持いい・・・・・おっぱいちっちゃいと、ここの方が気持いいみたい。もっと、さわって」
いつものカナミっぽいことを言っているけど、でもそれはエロボケじゃなくて、
今度は本気でカナミは感じてくれていたみたいだった。言うとおりに触り続けると
「ぅにぃ・・・・ふ、い・・・・・あ・・・・」
くりくりってつまんだりこすったりすると、カナミがすごく生々しい声で悶える。
いつもの可愛いカナミでもなくて、ボケるときの表情でもなくて、
本気でやらしくてスケベになっていく妹を見ているうち、俺の心の中の、罪の意識が欲情に負けていく。
「おにいちゃん・・・・ここも」
カナミが、俺の手を取ってそこに誘った。やっぱり、下着はつけてなかった。俺は、誘われるまま。
く・・・・くに
指の腹で、そこを撫でる。ごわごわした感じじゃなくて柔らかい産毛みたいな、カナミの陰毛の感触。
そしてそこは、確かに湿っていて。
「あ、あ・・・おにいちゃん。あ」
ぷっくり盛り上がったそことぬるっとした入り口に、何度も触れる。目を閉じて、悶えるカナミはすごくきれいで。
(エロボケばっかかましてたカナミも・・・・こんな顔を)
「ん・・・・あぅ、うっ、・・・・ん・・・・・」
触っているうちに、カナミの表情は少しずつ色っぽい感じに変わってきた。
生唾を飲み込みながら俺は、妹のそこをいじくる。カナミの溜息が、俺の肩先を温かくして。
そんで、俺の指先は、もっとあったかくて。
「おにいちゃん・・・・指、いれて」
「・・・いいのか?」
「うん・・・・・」
乾いてたカナミの唇は、いつのまにか濡れて光ったみたいになっていた。
その光は、俺の唾とカナミの唾が混ざった証拠だった。
ちゅ・・・
唇の濡れ方を、確認するみたいにキスする。そうしてから、
ぴちゃッ
「あ・・・・・・ん」
カナミのあそこに、指先を入れた。すぐに、カナミが可愛い声を出す。
「カナミ、あの。俺も初めてだから。痛かったら痛いって」
「おにいちゃん・・・・さわってて、わかるよね」
「え?」
「濡れてるよ、わたし。おにいちゃんに、さわられて、こんなに濡れてる。嬉しくて、濡れちゃってる」
カナミは、笑ってた。それは、久しぶりに見る表情だった。
あれ以来、カナミの笑顔を見ていなかったことに気付いて、俺はまた悲しくなって。涙が出そうになって。
「・・・・・おにいちゃん?」
「カナミ、ごめんな。お前を悲しくさせてて。お前が苦しんでたのに、俺はなんも出来なかった。
エーコや叔父さんに任せて、逃げてばっかりで。俺は、ダメな兄貴だ。俺は」
ちゅ
俺の言葉を遮るように、カナミがキスをしてくる。そうしてから、カナミは、、、、にっこりと、微笑んだ。
「おにいちゃんは、いちばんだから」
「俺は」
「いいの。おにいちゃんは、わたしのいちばんの人なんだから。子供の頃から、そうだったから。
いちばん大好きで、いちばん大事なひとだから」
「か、カナミ・・・・・」
その笑顔は、すごく純粋で、無邪気で、天使みたいにキレイな笑顔だった。
我慢できなくなった俺は、カナミの小さな胸の上で、子供みたいに泣きじゃくる。
「おにいちゃん・・・・・好き。大好きだよ。わたし、おにいちゃんの妹で良かった」
「カナミ・・・俺・・・・お前を、一生、守るから」
「うん・・・・・お願い」
俺と同じように、カナミも泣いていた。俺たちは、泣きながら、


403:郭×伊東 ◆5pkah5lHr6
08/07/20 16:58:43 vIyoi591
ちゅ
キスをして。それから、もつれあうように。絡みあうように、抱き合って。じっと、そのままでいた。
夜が、静かだった。耳が痛いくらいな静寂な中、俺たちはからだを寄せ合って。
「ねえ、おにいちゃん。わたしね、お願いがあるの」
「・・・・・なんだ?」
「いつか・・・おにいちゃんとふたりで・・・・この町を出たい」
「?どういう意味だ?」
「誰も知らない遠い町に行って、ふたりで暮らすの。わたしたちのことを兄妹だって、
知ってる人がいないくらい遠くに。そこで夫婦みたいにして、暮らすの・・・・ずっと、ふたりだけで」
「知らない町って・・・・・だってお前には、マナカちゃんや矢野ちゃんみたいな、大切な友達が」
「おにいちゃんより大切な人なんて、いないもん」
俺は、想像していた。カナミとふたり、海辺の小さな町で過ごしている自分を。
年老いた俺とカナミは、兄妹だって知られないように、静かに暮らしていて。
名字も一緒だから、周りは夫婦だと思ってて。俺たちは、小さな嘘をつきながら、そこで死ぬまで一緒に。
それは、、、怖いくらい、リアルに想像できてしまう未来だった。
「でも・・・・・」
「一緒にいてくれるって、言ったじゃない、おにいちゃん」
「わ、わかった」
そうだ。俺は、、、、カナミを守るって、決めたんだ。それが、たとえ間違ったことだとしても。
「おにいちゃん・・・・・」
カナミの指が、俺のに触ってきた。俺は、無言でうなずいていた。
く・・・くっ、きゅッ、ちゅッ
細い指が、俺のを優しく、扱く。俺も妹の愛撫に応えるように、カナミの乳首にキスする。
「ん・・・・にいいちゃ、おにいちゃ、ん、、、」
「カナミ。んッ、カナミ・・・・気持ち良いよ、カナミ」
「わたしも・・・・きもちいい・・・・ねえ、おにいちゃん・・・・きて」
「・・・・・・わかった」
もう、罪の意識も全部捨てて、俺は、カナミのそこに俺の先っぽをあてがった。
「ぅん・・・にいちゃ」
カナミが熱っぽく俺の耳元で囁いてきて、両腕を俺の首に巻き付けてきて。
俺は指先でそこがカナミの入り口だって確かめてから、俺のを。
む・・・・みりッ、くちゅち・・・・
「あ・・・・う・・・・・あ!!!!」
小さな入り口に埋め込んでいくと、カナミが眉を思いっきり歪めて悲鳴をあげた。
「カナミ、やっぱ、あの」
「いい・・・・・・きて。きて。お願い。わたしの、なかに、おにいちゃん」
カナミが抱きついてきて、子供みたいにそう言って。
「でも、痛いんじゃ」
「痛くない。おにいちゃん、大丈夫だから。おにいちゃん、わたし、おにいちゃんにしてほしいから」
涙目のカナミは早口にそう言うときゅっと脚をからめてきて、俺と密着しようとする。
「無理して、ないか?」
「無理じゃないの。おにいちゃん、お願い」
「・・・・・カナミ、俺」
「おにいちゃん、怖いの。おにいちゃんと、一緒に、いたいだけなの。だから」
「ごめんな、カナミ。少し・・・・我慢して」
「うん・・・・」
痛みに耐える妹の顔を見ながら。今更のように罪の意識に苛まれながら。
(それでも、俺は。決めたんだ・・・・・俺は)
ぐ・・・・ずッ、ぐぐぐぐ・・・・ぶッ、ぶっちゅ
「う、うぁぁぁぁ!!お、おにいちゃん」
「はいって、る・・・・カナミ。はいってるよ、カナミの、中に」
「・・・・・・あ。おにいちゃっ、ん。はいったら、あんまり痛くない・・・・・」
「そ、そう?」
「ウン・・・・・」
痛くないって言ってるカナミだけど、表情を見てると、、、、


404:郭×伊東 ◆5pkah5lHr6
08/07/20 17:01:32 vIyoi591
「しばらく・・・・このままでいるか?カナミ」
「え?う、ウン」
入れた状態のまま、俺はなるべく優しくカナミを抱いた。それから、なんにもできずに、そのままでいた。
(ええっと・・・・・)
なにしろ俺も初めてで、しかも相手はよりにもよって実の妹だし、カナミだって初めてで。
ていうか、俺らってお互いエロ知識だけは無駄にある思春期兄妹のはずなのに、
実戦になったらそんなもんがまるで役に立っていないのが情けないというかなんというか。
でも、その。カナミの中に、まだ多分全部は入りきってないと思うんだけど、
ただこうして挟まれてるみたいにしているだけで、気持ち良かったりして。
「?おにいちゃん?」
「ん?あ、ああ、ごめん。ちょっとボーーっとしてた」
「・・・・・おにいちゃん、わたし、気持ちよくない?」
「!!ち、違うって、カナミ。その・・・・逆っていうか、えっと、なんていうか。
気持ちよすぎてボーーーっとしてたんだよ」
「・・・・・・・・ホント?」
「本当だって。あの、それよりカナミ。お前は・・・・どうなんだよ?」
「ちょっと、落ち着いたみたい。おにいちゃんのおちんちん、思ったよりおっきくてびっくりしちゃった」
(思ったよりデカいって・・・・それは、どうなんだろう?)
複雑な気持ちになる俺だが、カナミのそれはいつものエロボケだったわけではないみたいで。
「おにいちゃん、、、もう動いても、いいよ」
「い、いいの?」
「ウン・・・・わたし、もっと深く、奥までおにいちゃんを感じたいから。だから、動いて」
「あ、ああ」
ぐ・・・・・ずぅ・・・
刺激しないように気をつけながら、カナミの中に突き立てていった。
ずりずり、と柔らかいカナミの襞を左右に割り入っていく。
「はあぁ・・・・くうぅぅ~~~~ッ、に、にゃぁ!!あ、おにいちゃん」
身悶えるカナミを見つめながら、俺はもっと奥まで、深く、カナミを感じるために動いていく。
「きもちいいよ、カナミ。カナミの中、狭くて、あったかいから」
「う、あくッ、、、そ、そうなの?嬉しい・・・・おにいちゃん」
「カナミ・・・・カナミ、俺の」
「おにいちゃん、好き。大好き、おにいちゃん・・・・」
カナミがキスしてきて。両腕で、俺の上半身を強く抱きしめてきて。
両脚で、俺のを挟んできて。それはとろけそうなくらいに熱くて。
「動いても、いいか?カナミ」
「あ・・・・・いいよ。おにいちゃん。わたし、おにいちゃん、欲しい」
ぐ・・・ず・・・ずぅるッ、ぐじゅッ
「あ・・・・いい。おにいちゃん、きもちいい・・・気持ち良いよ、これ。おにいちゃん」
俺のがカナミのいちばん奥をとらえ、膨張したそれはカナミの壁を擦り上げた。
カナミの可愛い声は、もう啜り泣きに変わっていた。
「カナミ・・・・俺も、気持いい・・・」
ぐずッ!ちゅぶッ、ずるッ!
俺は、罪の意識も、妹を労る心も忘れて、カナミを突き立て、こねまわしていた。


私の心は、壊れてしまっていた。

おにいちゃんのおちんちんが私の中で動いているのを感じながら。痛みと快感に突き刺されながら。
私は、、、おにいちゃんが夢中になって腰を振っているのを冷めた目で見つめていた。
(・・・おにいちゃんは、私のもの)
ずっと、手に入れようとしてきたものが、ようやく私のものになった。
そう思うと、私は微笑みが漏れるのを隠せなかった。
お父さんとお母さんを失って、、、、私は、怖かった。本当に、怖かった。
なぜなら、ほとんど悲しくなかったから。ううん、正直に告白してしまおう、私は、はっきりと、嬉しかったのだ。

おにいちゃんを、わたしのものにする。おにいちゃんを、手に入れる。



405:郭×伊東 ◆5pkah5lHr6
08/07/20 17:07:52 eHMfxTJB
私は、そのことを思って、ただ喜んでいた。
もしかしたら・・・・エーコちゃんやマナカちゃんは、私の本当の心に気付いていたんじゃないか、と思って。
私は怖くてふたりに会えなかった。そう、怖かった。私は、あの日から自分が、怖かった。
同時に、両親を失ったことを悲しむことすらできない、そんな自分に私は戸惑っていた。
自覚は、していた。それが、異常なことだと。人として、許されざることだと。
それでも、私の頭の中は、既におにいちゃんを手に入れることでいっぱいだった。
子供の頃から、私はそのことをずっと思っていた。でも、私はいつか大人になって。
そんな思いが、幼い頃の思い出にしか過ぎないことになると、そう、最近まで信じていた。
いや、そう思いこもうとしていただけなのかもしれない。
なぜなら、私は今こうしておにいちゃんを手に入れたことに、最高の歓びを感じているのだから。
(おにいちゃん・・・・)
膨張したおにいちゃんのおちんちんが、私の奥を擦っている。初めこそ痛かったけど、
今はただ、気持ちもからだも、気持良い。
「そこ・・・・あ・・・・・あ!おにいちゃん。もっと、もっと、ついてぇ・・・」
快楽に身を任せて、私は歓びのまま訴える。おにいちゃんが応えて、浅く深く、優しくまた烈しく突き上げる。
私は腰を振りながら、あそこからおにいちゃんを零すまいと、必死でおちんちんを追いかける。
(ふ・・・・ふふ・・・・・)
後悔する気持ちが、まるでなくて。そして、悲しむ気持ちもなくて。私は、心の中でまた微笑みを漏す。
「あ・・あ!か、カナミ・・・・カナミぃ!」
「!あ、あン!あぁあああぁ・・・・・    !     す、すごいよぉ!おにいちゃん」
沸点を超えた私のあそこが、おにいちゃんのをくわえたまま悲鳴を上げるように烈しく痙攣した。
私は、おにいちゃんとの初体験で早くも昂みに押し上げられようとしていた。
おにいちゃんにすがって、鳴声をあげた。
私の中をこねまわしているおにいちゃんのおちんちんも、きゅぅきゅぅと悲鳴をあげている。
おにいちゃんは私の腰に手を回して、さらに激しく前後の動きを繰り返している。
短く、そして長く。繰り返される動きに、ますます私は満たされていく。
絡まる愛液とおにいちゃんの液が、ぬちゃぬちゃとエッチな音をたてて。
「あ・・・・あ、いく・・・・あ、カナミ。俺・・・」
「私も。あ!いクぅ、おにいちゃん、いッ、いクぅ!」
私は叫びながら、また歓びに満たされる。
(ずっと・・・・ずっと、死ぬまで、一緒だよ?おにいちゃん・・・・・)

私の心は、確かに、壊れてしまっていた。

おにいちゃんに突かれながら。そう、心の中で思いながら。私は、笑っていた。

END


406:郭×伊東 ◆5pkah5lHr6
08/07/20 17:09:06 eHMfxTJB
今回は以上。すいません、途中一回ageちゃいました。
アウトラインは嫁、エロシーンなんかの細々したとこは私です。
しかしまあ、、、、、思春期が終了したから書けたようなSSですね。
いや、ま、書いた本人が言うのもなんですが。
タイトルは「兄妹の秘密」でお願いします>新管理人様
あ、あと個人的なお願いですが、シンジ×ナツミ×ケイが「Non Title1」になっていますが、
これは確か「さんにんの関係≠三角関係」というタイトルだったはずです。
自分で編集やろうかと思ってたんですが、Wikiってタイトルの編集は管理人以外出来ないんですかね?
あと何個かある未タイトル作品もボチボチチェックしていきます。
アヤナ帰国モノも全部に纏めた方が良いのかな?でも長いしなあ、、、
生徒会週刊マガジン移籍でここがまた賑わうといいなと願ってます。
や、今ののんびりムードも結構良いなと思ってますけど。
次回は多分アキ×ヒロキの続編と延び延びになってた「Some Girls」の完結編、
8月半ば以降を予定しています。では股。


407:名無しさん@ピンキー
08/07/20 21:31:27 XQ8+CFYq
郭氏キタワァGJ
次回も期待してます

しかし時がたちましたなあ
初期組唯一の継続者としてこれからもお体を労りつつ頑張ってください

408:名無しさん@ピンキー
08/07/21 09:22:55 bHFwhIuU
>>406
GJ

生徒会週マガ移籍ってことで久しぶりに来たら…
みんなの愛を感じたよ( ´Д⊂ヽ

409:名無しさん@ピンキー
08/07/21 10:46:08 i/pJGLKz
最速100突破、最大投下数、初期からのただ一人の残留職人‥‥か
郭夫妻には頭が上がらんな、下の頭は上がるけど

これからもマターリと無理せずがんばって下さい

410:名無しさん@ピンキー
08/07/21 12:42:39 yybLHCar
久しぶりに来てみたら股間にパトスがオーバーロード

411:名無しさん@ピンキー
08/07/21 15:00:29 UD8E11nb
>>406
郭氏と嫁さんGJ

いやぁエロエロいいっすなぁ
これからも体を壊さない程度に頑張ってください><
ホント、感謝です


412:名無しさん@ピンキー
08/07/21 16:19:00 /vpHhpdF
GJ!なんだけど
みんなの郭夫妻の扱いがベテラン通り越して老人みてーじゃねーか。
でも相変わらず郭氏の文章は上手いなー。特に会話文が秀逸。
てなわけでこれからも頑張ってくださいね

413:名無しさん@ピンキー
08/07/21 17:40:14 i/pJGLKz
いや、そう聞こえてしまったのなら郭夫妻にも>>412にも失礼こきました申し訳ないw
今気づいたがこのスレで宣銅烈氏が復帰しておられるから初期スレからは二人継続なのか
その直後にペピトーン氏やトマソン氏、518氏、72氏、ピンキリ氏、アカボシ氏たちが一気に参入してきたんだっけか?

414:名無しさん@ピンキー
08/07/23 07:20:55 MPN/5kKX
とりあえず

氏家週マガ復帰オメ

415:名無しさん@ピンキー
08/07/23 08:26:51 Lp3+Hiqj
同じく復帰オメ

初めて読んだのだが、これって思春期?

416:名無しさん@ピンキー
08/07/23 16:55:34 M8HrD56h
ムツミか会長希望

417:名無しさん@ピンキー
08/07/23 17:19:18 RWuXXm6W
シノやアリア、スズの年齢が引っ越しで下がちゃったね
ピンキリ氏や郭氏が書いてくれた生徒会SSがパラレルになってしまうのが残念

ハッ、いっそ全て職人が手直しうわローソクとムチはやめdrftgyふじこlp(←不遜な発言なので以下粛正)

418:名無しさん@ピンキー
08/07/24 02:15:36 LFD1bjCr
一時期完全に死んだと思われたこのスレがまた息を吹き返してるな・・・
濱中思春期赤本全巻持ってるくせに今までマガスペで連載あったなんて
全く知らなかったわ

419:名無しさん@ピンキー
08/07/24 10:05:34 Xe2t4SoM
息吹き返した?
もう全盛期がすぎて、このスレはあんま変わってないと思うけどな
スレ速度もあんまかわらんし、職人の数も増えてるけど活動しているのはそんなにいないし
これで息吹き返したはないわ


420:名無しさん@ピンキー
08/07/24 11:05:52 pDWTLpzk
まぁあの時期は異常なくらいの賑わいだったからなw
古参から新しい職人まで何人かまったり活動してるし、新保管庫も出来たんだから今でも恵まれすぎてるくらいだろ、ここは

421:名無しさん@ピンキー
08/07/25 14:29:38 fbqjOmUC
ふわ~り

422:名無しさん@ピンキー
08/07/25 16:29:57 Wf7M3uTP
>>419
そう思うなら来るな

423:名無しさん@ピンキー
08/07/25 16:42:24 M7IZDzVs
こしふれ
いやせんずれ

いやいや、おちつけ
職人が投下しずらい雰囲気を作ってどうする

424:名無しさん@ピンキー
08/07/25 21:51:16 d07AfK6m
久しぶりに空気が汚れているね

まあふわ~り

425:名無しさん@ピンキー
08/07/26 12:31:12 rTfOA6bw
この話題も散々ガイシュツだがあの頃が異常だったと思わないと。
濱中連載中期から後期は作者氏家自身と職人が神がかっていた。
その後あかほん自爆あたりからここも嵐紛いの奴が出没し始めて職人と住人も減ったが、
それでもそこそこのペースと雰囲気は保たれてるんだから良しとしないと。
スクランやハヤテなんてしばらく悪意だらけのレスばっかで読む気にならんかったぜ。

426:Y-275
08/07/26 13:19:32 2Xr2Lo5z
住人、職人、保管庫管理人の皆様こんにちは、お疲れ様です。
いつもレスの流れを読んでないような気がしますが投下します。
>>380の続きです。

427:Y-275
08/07/26 13:21:10 2Xr2Lo5z


『あれ?』

私達はそうして混浴の露天風呂にやって来ました。

『なんすか、七条先輩?』

『いや、なんかタオルの使い方間違ってない?』

『いや、先輩の考えてるような使い方はしないですよ普通。』

うーん、私の思っていたことがおかしいのでしょうか?

『あ、そうか。』

『どうしたんすか?』

『四六時中勃ちっぱなしなわけではないものね。』

そう、どうも、私は勘違いしていたらしい。
あの隠し方は勃った時ようであって、常にあのような隠し方はしないものなのだ。

『というわけで、ちゃんとした隠し方するために早めに勃ててね。』

『ちょっ、先p…』

津田くんが最後まで言い終わる前に私は津田くんとの距離を詰めて、津田くんのペニスに触れていきます。
完全に固いわけではないけれど半勃ちなのか、少し大きくなり始めている気がします。
なによりもすごく熱を持っているのが良くわかります。
ペニスの形を確かめるように私は根本から先までゆっくりと丁寧に撫で上げていきます。
時々ビクッと強く反応しているのが良く分かり、その反応を楽しみながら私は執拗にその行為を繰り返します。

いつの間にか私の手の中には完全な固さを伴ったそれが握られています。
その反応に気を良くしてしまい自分でも行為に熱中してしまっていたみたい。
これは反省しなくては。

そう思いながら顔を上げ津田くんの顔を覗き込むと、津田くんはなんだか切なそうな、しかししっかりと興奮の色を目に称えているような表情でこちらを見ています。

428:Y-275
08/07/26 13:22:42 2Xr2Lo5z

『……………………』

私は言葉を紡ぐ事が出来ませんでした。
その表情は私の心のどことも表現に困る場所を満たしていきます。
そのなかでもっとそんな表情がみたいという欲望が強く生まれていくのも自覚できます。
いわゆる嗜虐心というやつなのでしょうか?
今なら痴女の気持ちがわかる気がします。
私は身体を津田くんに預けるように押し付け、肩に顔を乗せ、丁寧にペニスを扱いていきます。

『く、あっ…』

喉から息が漏れるような津田くんの声が聞こえてきます。
その声が私の心をさらに満たして行くのがわかります。

『津田くん、気持ちいい?』

気付けば思わず呟いてしまっていました。

『…気持ち…いいです。くっ!』

!!
やばい、これはホントにやばいかもしれません。
私のなんとは無しのつぶやきに津田くんが言葉を返した瞬間私の背筋は強い電流が流れたみたいにぞくぞくしました。
今なら痴女の気持ちがほんとにわかってしまいそうです。

『…そう、津田くんはこうして女の子に好きなようにされるのが好きなんだ。』

もっと、もっとそんな津田くんの声が聞きたくなって、先程とは違い、意図を持って呟きます。

『…い、や、そんなこと。』

言いながらも津田くんのペニスが跳ねたのがわかりました。

『否定してるけど、こっちは強く反応してるよ?』

私は"こっち"が津田くんによくわかるように扱く手のペースを上げます。

429:Y-275
08/07/26 13:24:20 2Xr2Lo5z

『く…!!』

ペースを上げたことに津田くんはかなりの快感を受けているようで、もはや、言葉も繋げられないみたい。
津田くんの表情を覗き込むと、先程よりもさらに切なそうな顔をしています。

『津田くんはそろそろイキたいかな?』

そんな津田くんに私は質問を投げ掛けます。
もはや、限界も近いのでしょう、津田くんはやはり何も言わずに首だけを縦に動かします。

『そう、わかった。』

私は手と身体を津田くんから離しました。
顔を見ると、今までで一番の失望の表情を浮かべています。
ああ、この表情も堪らないものがあります。
思わず、溢れてしまいそうなほど私を満たし、強い電流に私は身動きが出来なくなりそうです。

『ふふ…そんな顔しないの。言ったでしょ?"胸"でシてあげるって。』

自分でも分かるほど頬の筋肉を緩ませながら私は津田くんにそう告げました。

………………………………

『うわ、熱い。』

ボディソープを垂らして津田くんのペニスを胸で挟み込むと、強い熱を私につたえてきます。
時々脈打つペニスを私は丁寧に根本から亀頭まで扱き上げていきます。

『くあっ、それ…!』

津田くんの方からは気持ちそうな声が聞こえて来て、そちらに顔を向けると期待通りの表情を浮かべる津田くん。
その表情に思わず見とれながら私は問いかけます。

『気持ちいいでしょ?』

『は、はい!』

思わず声が裏返っている津田くんに吹き出しそうになります。

『…なんで、そ、そんなにうまいんですか…く』

腰が砕けながらも津田くんが問いかけてきます。

『女の子は、勉強するものなのですよ。』

『そ、そうなんですか…っつか、俺、…もう』

そんな短いやり取りの後、津田くんは私の顔に思い切り射精しました。

………………………………

430:Y-275
08/07/26 13:25:22 2Xr2Lo5z

『七条先輩、その、俺…』

2人して身体を洗い、今はお湯に浸かっています。

『ふふ、津田くんの気持ちはわかってるわよ。なんだかんだ私で気持ち良くなってくれたものね。』

『…う。なんか、そういう言われ方をされると微妙に気まずいような…』

『そう?』

『そうですよ。その、で、こう言うことになってしまって、俺、正式に…』

私は津田くんの唇に人差し指を押し付けてその先の発言を封じ込めます。

怪訝な表情を浮かべる津田くんに私は顔を近づけ…

"ちゅっ"

唇と唇を合わせます。

『ふふふ、この先は私がちゃんとシノちゃんにライバル宣言をしてからね。』

そう、このまま最後までシテしまうのは簡単です。
しかしながら私には若干の後ろめたさがあります。
だから、今日はここまで。
そこまで言葉を告げるとお先にと声をかけ、私はお風呂を後にしました。

………………………………

『しょ、しょうがない奴だ。』

帰りの車の中で眠りこけてシノちゃんに寄り掛かった津田くんに満更でも無い表情を浮かべながらシノちゃんが呟きます。
津田くんが寝てしまうのもしょうがない気がします。
夜遅くまで私と一緒で朝も2度寝しようとしたのを起こしての帰り道ですから。

シノちゃんからされたお願いは達成できないまま合宿は終わりを迎えてしまいました。
しかも、私には新たな課題が上積みされた形。
その事を考えると若干憂鬱ですが、それもこれも津田くんといる楽しい未来の為です。

よし、頑張ろう。ああして次に寄り掛かられるのは私であるように。

私は心の中で呟き、津田くんの寝顔を見ながら、帰路の車に揺られて日常へと帰っていきました。


続く……のかな?

431:Y-275
08/07/26 13:33:22 2Xr2Lo5z
以上です。
タイトルは
『そんな生徒会役員合宿』
で。
なんだか思ったよりパイズリシーンがあっさりといってしまいましたが、その辺スルーしてください。
多分続きます。色んな形で。

あと、ヤンデレな感じのはスレ的にどうなんでしょうか?
ネタは浮かんだのですが、書くかどうか悩んでます。

とりあえず現状こんな感じです。
生徒会が週刊に移りファンとして嬉しいかぎりです。また本編から色々拾ってかけたらなと思ってます。

それでは駄文乱文失礼致しました。
失礼します。

432:名無しさん@ピンキー
08/07/26 15:33:07 U6MutrcN
乙乙

しかしいいペースですね、目指せスレ三人目の100作投下!

433:名無しさん@ピンキー
08/07/26 21:46:16 mqyahSjl
乙&GJです

ヤンデレは氏家作品では会わないからなあ・・・まあ読んでは見たい
レイプ作品の時みたいに先にジャンルの所で注意書きしておけばおkだと思う


434:名無しさん@ピンキー
08/07/27 00:18:43 9nxrxNvu
ミホチカはヤンデレになりそうだったと思う
特にチカ
ミホはヤンデレ+スイーツ(笑)だけど

435:名無しさん@ピンキー
08/07/27 00:34:07 TRtTfSDq
ケイちゃんにレイプされたい

436:名無しさん@ピンキー
08/07/27 00:39:55 cxho2oaj
おいらはナツミたんにレイプされたいお

437:名無しさん@ピンキー
08/07/28 16:04:00 mMwznu1i
まぁまったりイこうじゃないかベイベー

438:名無しさん@ピンキー
08/07/28 21:41:19 kXWGveVN
じゃあおれはミナオちゃんにレイプしてもらう

439:名無しさん@ピンキー
08/07/29 16:58:31 LNC2600H
ペドだったの?

440:名無しさん@ピンキー
08/07/29 18:47:58 v1f2wtTe
せめてロリと言え!!

441:名無しさん@ピンキー
08/07/30 17:01:30 ySbgLJFB
初代スレが立ってからもうどれくらいたつ?

442:名無しさん@ピンキー
08/07/31 11:16:08 QFPj02UK
普通に初代スレ見ればいいのに・・・これだな
1 :名無しさん@ピンキー:04/09/20 12:53:18 ID:k7f1yEFd
まったりいきましょう

もうすぐで4年だな妹がその前からあったせいか4年が短く感じる


443:名無しさん@ピンキー
08/07/31 16:28:20 ul6Jdiro
四年で25スレか、中堅マンガ家としては恵まれたパロスレだな
このスレで投下している郭氏、宣氏、ピンキリ氏あたりは三年半以上も在籍している計算になるのか・・・

444:名無しさん@ピンキー
08/07/31 20:03:51 AINaLysL
中でもほぼ皆勤賞のPK砲ことピンキリ氏&郭氏のコンビには上下の頭で敬礼!
だな。何度か荒れかけたときもあったけど御二人なくしてこのスレはなかったぜ、マジで。

445:名無しさん@ピンキー
08/08/01 17:09:28 zQsChIzx
最大の功労者は旧保管庫を作ってくれた古田氏
あの保管庫があったからこそ今につながっている

446:名無しさん@ピンキー
08/08/02 16:57:25 FhZppewM
ヒーローはみんなだ!

447:名無しさん@ピンキー
08/08/04 15:42:48 EFnyn6/w
4年近く続いている底力は伊達ではない!

448:名無しさん@ピンキー
08/08/05 19:35:16 s6kWJ1PF
そろそろ投下がありそうな悪寒

449:名無しさん@ピンキー
08/08/06 19:04:58 S4H/kC9J
いろいろ読み返してみると職人ごとにキャラのとらえ方が異なっていておもしろいな

450:名無しさん@ピンキー
08/08/07 09:34:42 BuqyxnLp
今、高校野球見ているけど、日田林工のユニホームがリンコに見える。

451:名無しさん@ピンキー
08/08/07 19:17:17 KK6UHUQ+
>>449
郭氏のはシリアス風味、518氏のはほんわかテイスト、ピンキリ氏のはギャグタッチみたいな感じだな

452:名無しさん@ピンキー
08/08/07 22:59:13 QLsWjrqv
オナバカケイちゃん

453:名無しさん@ピンキー
08/08/08 18:18:29 5EeRkR3V
職人諸氏お元気ですか?

454:郭@携帯
08/08/09 17:23:18 QJ0Jc1xY
元気どす ノシ
現在ヒロキ×アキの続編執筆中。月末あたり投下しや~~す

455:ピンキリ ◆UsBfe3iKus
08/08/10 01:18:09 cFCmfp0V
お盆休みもキツキツです、ちょっとまいってます。
今月中には一本何とか投下出来ればと思っています。

456:名無しさん@ピンキー
08/08/10 02:45:35 mIEh5a1L
この保管庫にある濱中SSって文体や心理描写がこのスレの職人と似ている気がする
URLリンク(library.s12.dxbeat.com)
それとやっぱりこのスレだと鬼畜系は需要ないの?

457:名無しさん@ピンキー
08/08/10 21:11:16 QydxKDLD
需要は分からないけど氏家の作風に鬼畜は合わないから嫌う人は多いかも
以前もそういう作品が上がったときは少し荒れたし

まあ投下するなら最初に注意書きがあればいいかと

458:名無しさん@ピンキー
08/08/11 15:40:22 XcMv3HPV
津田が陵辱されるのなら万々歳だぜ

459:名無しさん@ピンキー
08/08/11 16:46:13 1tBqzbUg
タカトシがシノちゃん親衛隊の女生徒に囲まれて穴ブチ抜かれるんですね

460:名無しさん@ピンキー
08/08/12 10:46:49 ETGM6VyW
んー、それならアリなのか?w

461:名無しさん@ピンキー
08/08/12 11:11:55 /U9Rqad9
生徒会役員共1巻買ってきた。

462:名無しさん@ピンキー
08/08/12 11:39:43 sOXbKqJM
地方だから明日が発売日だorz

463:名無しさん@ピンキー
08/08/12 11:44:38 gj38da+I
仕事が終わってからじゃないと買いにいけないぜ。
売り切れなきゃいいんだが・・・

464:名無しさん@ピンキー
08/08/12 12:52:45 ETGM6VyW
濱中、思春期、あかほん、生徒会
四つも作品が刊行されて氏家も立派な漫画家だなあ(まあ当たり前なんだが)

465:名無しさん@ピンキー
08/08/12 13:34:25 oeCdSplp
むしろ思春期書いてるときから漫画家だろww

466:Y-275
08/08/13 19:16:59 d1/qhsWd
住人、職人、保管庫管理人の皆さんこんばんは。
しばらく規制に巻き込まれてました。
解除確認できたんで投下します。
スルー対象ワードは

『エロ無し』

『キャラ変』

『ぐだぐだ』

で。

467:Y-275
08/08/13 19:18:53 d1/qhsWd

『あれ、三葉じゃねーか?』

生徒会役員での会議が終わり、タカトシが教室に忘れ物を取りに戻ると、そこには部活終わりのムツミがいた。

『タカトシくんも今帰り?』

普段のように気軽にタカトシに声をかけるムツミ。

『あぁ、"も"って事は三葉もこれから帰りか。』

『そうだよ。一緒に帰る?』

『あぁ、そうするかな。』

そう言ってタカトシは忘れ物を回収するとムツミを待ち、教室を後にした。

………………………………

『しかし、柔道部の活動は活発だな。早くも対外試合が決まるだなんてなぁ。』

『まぁね、頑張った甲斐があるってもんだよ。でも、みんな気合いが入るのはいいんだけど、練習が確実にハードになってるね。おかげでヘトヘトだよ。』

口ではヘトヘトなどと言いながら元気に笑うムツミ。

『しかも、まだまだ暑いから練習後の汗くささといったらすごいよ。』

『あぁ、わかるわかる。俺も昔から運動部だったから夏は更衣室すごかったもんな。でも、男と違ってそんな気にするほどじゃ無くないか?』

汗くさいなどと言われてもそんな風には一切感じないタカトシは思ったまま口にする。

『もう~!デリカシー無いよタカトシくん!女の子だもん、ちゃんとシャワー浴びてから制服着るよ。』

『あぁ、それもそうか。』

自分の発言の軽率さに反省するタカトシ。

『まったく、まだまだ女の子の扱い方は下手くそだね。これだけ女の子に囲まれてるっていうのに。』

『ははは、面目ない。』

苦笑しながらタカトシは謝罪する。

『まぁ、でもそういう感じじゃなきゃここまで仲良くはなれなかったかな。』

デリカシーが無い等と一瞬はしかめっ面を作ったものの、次の瞬間にはまた笑顔で普段通りの元気印の女の子に戻るムツミ。
対してタカトシは。

『なんだよ、それ。』

あまり面白くはない。褒められてないところ、そこが良いところみたいな言われ方をされても、その心持ちは微妙である。

『ん~、だって女子校が共学化したようなところに通っといて、全然ガツガツしてないし。逆にそんなだったら仲良くなる前にひいてたね。未だに男子で友達ランクなのなんてタカトシくんぐらいだよ?』

468:Y-275
08/08/13 19:21:56 d1/qhsWd

『そうなのか?』

ムツミの性格から言って、男子と話が出来ないなどと言うことは決してない。
しかしながら、どこかで線引きはしていて、タカトシは友人の方のラインへと入るらしい。とタカトシは推察する。

『そうだよ。中にはいるんだろうけど、私が見た感じじゃみんなやっぱりどこか色目使ってるね。
あと、そういう奴らを気にして妙に気合いいれちゃう女の子も私は苦手。』

うへ~などと舌を出しながらそんなことを言うムツミ。
部活後だというのになんとも元気である。

『う~ん。俺の場合生徒会のメンツもあんなだし、女の子のパワフルさに押され気味なだけなんだけどな。』

苦笑するタカトシ。

『あらそう?でも、そんなんじゃ、彼女出来ないぞ?せっかくより取り見取りなのに。』

そんなタカトシになんとも無いようにムツミは言葉を返す。

『わかった、じゃあ、私がタカトシ君とデートして少しはその苦手イメージを払拭してあげよう。』

『ええっ!?』

思わぬムツミの発言にタカトシは素っ頓狂な声をあげる。

『良いから良いから!!…なんて、本音を言ってしまえば友達同士遊び行かない?ってだけなんだけどね。』

『なんだよ、びっくりしたよ。』

『う~ん、やっぱりタカトシ君はまだまだね。普通ここ、それでもデートには変わりないんじゃ?なんてドキドキするところだよ?』

『そういうもんなのか?』

タカトシの返事にムツミは盛大な溜息で返す。

『まぁ、いいや。詳細やなんかはまた後日って事で。私こっちだから。また明日タカトシくん!!』

やっぱり最後まで元気印なムツミだった。

………………………………

『お~い、タカトシくーん!!』

時は流れて日曜日。
そんな放課後の翌日、社交辞令等ではなく、ホントにムツミはタカトシを誘った。
いわく『今週末から公開の映画のペアチケットがあるから一緒に見に行こう。』とのことで、
『実は前から持ってて、誰と行こうか悩んでたし、昨日あんなこと言った手前、タカトシくんと行くことにするよ。』とも付け加えていた。

『ごめん、待った?』

やや出遅れたのであろう、ムツミは若干息を切らせながらタカトシのもとへと駆け寄ってくる。
その恰好は水色のタンクトップにミニスカート。足元はサンダル。しかしながらそこまでヒールは高くなく、ムツミの動きを妨げるようなものではない。

469:Y-275
08/08/13 19:23:14 d1/qhsWd
まだまだ暑い9月も上旬ならば、みんながしてるような薄着でムツミはタカトシの前に現れた。

『ん~、まぁ、少しな。』

『はい、減点ね。』

『何故に!?っつか、減点されると何が!?』

『前に言ったでしょ?デートだって。女の子に第一声でかける気の利いた言葉の一つぐらいあるでしょ?』

そんな事を言うムツミに合わせるようにポニーテールもピョコピョコと揺れている。
そんなムツミを見た後、タカトシは

『三葉の私服初めて見たけど似合ってるな。』

何気なく言う。別にムツミの先程の発言に答えたわけではない。
ムツミの性格を表すような変に飾り気のない服装。しかしながら普段は決して見ることの無い露出した肌。
柔道で鍛えた身体はすらっとしていて、そんな露出感もいやらしいものとはせず、動き易そうな軽装として活発なイメージのムツミとよくマッチしていた。

『でしょ~!!』

改めて嬉しそうに笑うムツミ。
どこまでも引っ張られて行くような活発さを今日も振り撒くムツミに先導されながら2人は歩き出す。

………………………………

2人がみた映画は王道も王道、ベタもベタといわざるを得ないような恋愛物で、
1人の少年に恋する少女を軸とし、周りの人物はコミカルに描かれる。
そんななかで少女をライバル視している別の少女が留学間際に主人公の少女を後押しする形で2人は結ばれる。
ハッピーエンドまっしぐらな今時なかなかお目にかかれない、しかしながらやはり言い現すなら王道でベタ。
そんな所が話題を呼び、ヒット間違い無しと言われているものである。

『いや~、面白かったねぇ~。』

かなりの上機嫌、普段通りのニコニコ顔でムツミを先頭に2人は映画館を後にする。

470:Y-275
08/08/13 19:26:12 d1/qhsWd

『ん~、面白かったんだけど、何回かツッコミをいれかけちまった。なんか、男の主人公と境遇が似てた気がするんだけど、気のせいか?』

『そう?そんなこと、微塵も感じなかったけどなぁ…』

タカトシの発言にムツミはやや考えているような顔をする。

『まぁ、良いじゃない?それより、お腹すかない?』

『あぁ、確かに。』

朝一で映画館に飛び込み、上映を見ていた為、時刻はちょうど昼頃。
良い具合に腹も空きだす時刻である。
もともと朝一で映画を見に行くということで、昼ご飯も一緒に食べるのも規定事項。
ムツミの提案に2つ返事でタカトシが答えると2人は近くのファーストフード店へ向かっていく。

………………………………

『しかし…』

『ん?どうしたの?』

『いや、よく食べるなと…』

3個目のハンバーガーに手をかけるムツミをみながらタカトシは言う。
ちなみにムツミのトレイにはもう一つハンバーガーのストックとポテトにジュースが乗っている。

『スポーツマンだもん、むしろこれぐらい食べないと。』

反論さえ出来ない清々しいムツミの答えにタカトシはこの話題を続けられなくなる。
そうすると必然的に話題は映画の方へ向かう。

『さっきの映画さ、前評判通りだったな。』

『それは良い意味で?それとも悪い意味で?』

『もちろん良い意味だよ。その点誘ってくれた三葉には感謝だな。しかし、恋愛映画なんて彼氏とかと見に行った方が良かったんじゃねえの?』

軽く礼を述べた後、タカトシは思ったままを口にする。

『ん~。大丈夫だよ。言ったでしょ、デートだって?嫌いな人とはデートしないもん。』

『ちょっ、三葉!?』

やや頬を紅く染めながら言うムツミにタカトシは思わずドキッとしてしまう。

『……………』

そのまま、2人の間に沈黙が降りる。

471:Y-275
08/08/13 19:27:38 d1/qhsWd
『………………プッ』

ムツミが先に沈黙を破る。

『アハハハハ、真顔になりすぎだよ、タカトシくん!!』

『なんだよ、笑うなよ。』

『だって、可笑しいんだもん!!でも、少しは前進したって事で良いのかな?』

『ああ、降参だよ、降参。完全に意識しちまったよ。』

ヨッシャッ!!などとガッツポーズをしながらムツミは笑う。

『なぁ、ところで、三葉さっきの?』

そんなムツミにタカトシが問う。

『あぁ、嫌いな人とはデートしないって話?もちろん、本音だよ。』

簡潔に答えムツミはまた笑う。

『じゃあ、それって…』

『さぁ~、どうでしょー?』

タカトシの質問をムツミははぐらかす。
すっかり手玉に取られ面白くない様子のタカトシを見ながら『可笑しい~』等とまた声をだして笑いながらムツミはハンバーガーを平らげていった。

………………………………

ファーストフード店を出たあと2人は繁華街を遊び歩く。
ウィンドゥショッピングでムツミがファンシーショップに入ろうとするのをタカトシが同行を嫌がり怒られたり、
何気なく入ったゲームセンター、ダンスゲームで白熱するうちにムツミのパンツが見えかけてタカトシが慌てたり、
そして、そうこうするうちに、ムツミの『なんか運動したくない?』の一言がきっかけとなり2人はバッティングセンターへとやって来た。

『なんていうか、今までの流れはどこへやら、って感じだな。ま、三葉らしいけどな。』

『あー、それどういう意味よ!!』

ムツミのポニーテールが再びピョコピョコと揺れる。

『いや、元気だなと。』

『あ、そういうことか。てっきりボス猿とか言われるかと思ったよ。』

なんて言葉を返しながらムツミはまだまだ元気に笑う。

472:Y-275
08/08/13 19:28:49 d1/qhsWd

『私、小学校時代ソフト部だったんだから。』

なんて言葉を残してバッティングケージに向かう。

『っ、きゃあ!!』

派手な悲鳴をあげながらムツミは派手に空振りをする。
それもそのはずで、ムツミの入ったケージは140キロ。
高校球児でもなかなかお目にかからない、投げようものなら快速球などと評される球速。

『おい、三葉、それは流石に無理じゃね?』

ムツミの初球をみたあとで球速に気付いたタカトシが声をかける。

『ううん、大丈夫。』

『いや、キツいだろ…』

ムツミの返答に半ば呆然とするように口にするタカトシ。

『今日は1回だって、情けない姿は見せたくないの。だって、』

ブン!!

次の球も見事に空振りする。ポニーテールも半瞬遅れで空を切る。

『タカトシくんに好きになってもらわなきゃならないんだから!!』

『…!!』

もうそれ以上はタカトシは何も言えなかった。
正確には言えなかった。
突然の告白同然の発言への驚きと、ムツミはどこまで自分のことを思っているのかが頭を占領してしまったからだ。

ブン!!

『…うわ、またダメだし。』

三度、虚しく空を切るムツミのバット。

4回、5回、6回、7回と虚しくも空を切る回数のみがカウントされていく。

『今度こそ…』

もはや、真剣そのものでバットを握り直すムツミ。

ブン!!

『う~ん、ダメかぁ…』

それでも、空を切るバット。
そこまで真剣なムツミを気付けばタカトシは心の中で応援していた。

473:Y-275
08/08/13 19:31:33 d1/qhsWd
最初はただ、同じクラスで話すようになっただけ。
男女比率のおかしい桜才学園に通うようになり、
向こうから話かけて来てくれたムツミとタカトシが打ち解けるのにそこまで時間はかからなかった。
それからムツミの相談を受け、柔道部の設立を生徒会役員として仲介。
生徒会の面々と一緒の場にムツミがいるとその空気の違いがよくわかる。
ベクトルが違うのだ。
前にムツミには女の子のパワフルさに押されてるといった。
確かにパワフルさではムツミも負けない。
ただ、違う。
けして不快ではないパワフルさ。
確かに女の子女の子した可愛さもタカトシは良いと思う。
でも、ムツミの可愛さはこのパワフルとも呼べる快活さ。
そこに居心地の悪さは無くて…

キン!!

今までの"ブン!!"ではなくて小気味良い音が響き渡る。

『惜しい!!』

ムツミは心底悔しそうである。
9球目ムツミのバットは初めてボールに当たった。
だが、しかし結果はファール。

『惜しい!!三葉、もうちょっとだ、頑張れ!!』

気付けばタカトシは口にだして、頑張れと言っていた。

『…!!、うん。』

びっくりしたようなリアクションをした後ムツミは再びバットを構える。

そんなムツミなら受け入れられる。
むしろ受け入れるならムツミが良い。とタカトシは思う。
さっきの告白同然の言葉。そこには告白への強い意志も含まれていた。
ムツミを受け入れる。と決めたタカトシとしては是が非でも頑張ってほしかった。

"キン"

再び小気味良い音が響き渡る。
ボールは前方でバウンドする。

『やったー!!』

その直後ムツミが歓喜の声をあげる。
それに合わせてポニーテールも跳ねている。

『やったよ、タカトシくん!!』

『あぁ、やったな。』

今にも飛びつきそうな勢いでバッティングケージから出てきたムツミとタカトシはハイタッチを交わす。

474:Y-275
08/08/13 19:32:52 d1/qhsWd



『…何あれ?』

『ラブコメ?さぶ。』

『ハレンチだ…』

そんな2人を終始見ていた3人の女の子の声がムツミとタカトシに聞こえたかどうかは定かではない。

………………………………

『ふぅ~、楽しかったね。』

『あぁ、今日はサンキュな。』

2人はデートの締めくくりに公園を選んだ。

ただ、まったりとベンチに座り今日一日を振り返り笑いあう。

『ねぇ…』

不意に真剣な面持ちになったムツミ。

『タカトシくんって付き合ってる娘とか居るの?』

今更、ほんとに今更ムツミはわかりきった事を聞く。
それ以前にもう告白同然の発言までしてしまっているのだから当然タカトシはその言葉に含まれている意味も自身の答えもわかっている。

『いないな。三葉は?』

『ううん、私もいないよ。』

そう言って普段通りムツミは快活に笑う。
1日で随分と変わったものだとタカトシは思う。
前はそれがムツミの標準仕様だった。
しかし今では確実にタカトシはその笑顔に惹かれている。

『なぁ、じゃあさ、三葉。』

『ん、なぁに?』

これ以上無いほどタカトシの胸は高鳴っている。

『俺達、付き合わないか?』

『あらあら生徒会役員自ら校則違反?』

475:Y-275
08/08/13 19:34:22 d1/qhsWd

からかうようにムツミが言う。

『でも、喜んで。私もタカトシくんのこと好きだから。』

"ぽふっ"

そう言ってムツミはタカトシの肩に自らの頭を預ける。

『………………』

2人の間には緩やかな時間が流れる。
気付けば互いに手を握り、互いに温もりを交換しあう。

何気なくタカトシがムツミの方に視線を向けると視線が交わる。

『汗くさい?』

これでもかってほど潤んだ瞳でムツミはタカトシに聞く。

『いや、良い臭いがする。』

タカトシは答える。

『ん、じゃあ、抱きしめて。』

甘えるようにムツミはタカトシに告げる。

『……………』

無言のままタカトシはムツミを抱き寄せる。
そうすると顔は自然と至近距離になる。

"チュッ"

どちらからともなく目を閉じると2人はキスをまじわした。

………………………………

『ほら、行こっ!!タカトシくん。』

『ちょっ、ムツミ!!』

時は流れて文化祭。
ムツミは元気にポニーテールを揺らしながらタカトシの手をひく。
2人は付き合いだしてから順調な時を刻んでいる。

周囲に対しては"友達"と公言してはいるが、誰もがわかっている。

『まったく、今日もあの2人はラブラブだな。』

476:Y-275
08/08/13 19:35:24 d1/qhsWd
『ふふ、嫉妬かしらシノちゃん?』

『だ、誰が!!』

そんなタカトシとムツミを眺めるアリアとシノ。
今では2人は桜才学園の期望。
共学化。それに伴い校内恋愛が禁止された学園内初のカップル。
しかも片方は副会長。
そう遠くない未来、この校則は解禁されるであろう。
そう思いながら2人を見守る生徒は多い。

『友達と公言してるならアレはアウトじゃないか?』

『ふふ、確かにね。』

面白くない顔をシノが見せる時もあるが、2人も見守る側だ。

『ちょっと、浮かれ過ぎだな。後で説教だ!!』

『まあまあ、良いじゃない今日くらい。』

そんなシノをアリアが制する。

『私達が言わなくても、言う人くらいいるわ。それに学園の生徒の希望として、あれは乗り越えなくちゃ行けないしね。』

そう言ってアリアが指を指す。

『こら~!!そこの2人待ちなさい!!』

風紀委員長の声が響き渡る。

『やばっ、五月蝿いのが来た!!まくよタカトシくん。』

そう言ってムツミはより強くタカトシの手を引く。

『ちょっ、今何て言った!?良いから止まりなさ~い!!』

一層大きな声が響く。

やれやれ等とタカトシは言いながらもムツミに合わせてペースをあげる。
タカトシの眼前でポニーテールは揺れている。
そんなムツミの引っ張っていく未来の為にも捕まるわけには行かないな等とタカトシは思いながら、2人は駆け抜けていった。

477:Y-275
08/08/13 19:43:31 d1/qhsWd
以上です。
タイトルは
『ポニテシンドローム』で
なんていうか、もうノリです。
投下してて気づきましたが、勝手設定も、それっぽいなぐらいで流していただけると幸いです。
単行本買いましたがムツミが可愛すぎます。

あと、色々と近況的な。
前言ったヤンデレ方面は当面保留で手をつけないことにしました。
あと、前投下したアリアSSで色んな形で続くと言いましたが、シリーズ物みたいにして自分がエロ楽しく書けるような物にしようと画策中です。
なんでアリアSSはとりあえずあそこで一句切だったりします。
また機会があればアリアルートは書きたいなと思ってます。
長々すいません。駄文乱文失礼致しました。
それでは失礼します。

478:名無しさん@ピンキー
08/08/13 21:16:42 Osf+ieZC
この人のマンガ、ほんと面白くないよね。
やっと前のマンガ終わったと思ったらまた変なワンパターンシモネタ漫画が
はじまったしいい加減にしてくれよマジで。つまんねんだよ。

479:名無しさん@ピンキー
08/08/13 21:38:20 9cSfism+
>>478
嫌なら読まなきゃ良いだけ


480:名無しさん@ピンキー
08/08/13 21:45:41 kzhMOxbg
>477
これはGJと言わざるを得ない
感情の振れぐあいなどよく理解できていいですなぁ
ムツミは最高

481:名無しさん@ピンキー
08/08/13 22:06:10 CMZPxzKQ
Y275氏乙
新時代エースがんばれ

482:名無しさん@ピンキー
08/08/13 22:25:45 A2vtup0+
>>478
携帯だと縦読みしずらいんだがなんて書いてあるんだ?

483:名無しさん@ピンキー
08/08/13 22:31:03 9cSfism+
乙です
ムツミ可愛いですよね
原作では誰がタカトシと恋愛フラグ立てるんだろ

484:名無しさん@ピンキー
08/08/13 23:28:57 45AvyiWq
>>478
つまらないのはネタの意味がわからないからだろう
駄目だよエロゲーばかりじゃ
ちゃんとリアルの友達と会話……
ごめん悪いこと言った

485:名無しさん@ピンキー
08/08/14 20:58:30 pYxYc2tB
Y-275氏すばらしい!

486:名無しさん@ピンキー
08/08/14 21:13:49 fXOW0gaj
タカトシと畑のカラミが見たいのは自分だけ?

487:名無しさん@ピンキー
08/08/14 21:30:49 wrXtW0Sy
さすがにベテラン陣がゆるやかなペースになってきた今、Y-275氏の登板ぷりはありがたいな

488:名無しさん@ピンキー
08/08/14 23:59:34 lCeYPx98
>>486
お前だけじゃないさ
つーか生徒会はキャラ全員魅力的過ぎる
濱中だとアヤナ・ミサキに集中してたけど

489:名無しさん@ピンキー
08/08/15 00:41:43 4Hc5g+CB
>>488
仲間がいてくれてよかった
ただ一つ思ったけど畑がToLoveるの春菜に見えてしまう(なんとなく生気のなさそうな感じで)

490:名無しさん@ピンキー
08/08/15 13:14:48 jo7Y12e9
誰もいないのでアイ先生はいただいていきます

491:名無しさん@ピンキー
08/08/15 18:03:10 bgXl8k/w
>>490

アイせんせぇは譲れない!俺んだぞ!
アイせんせぇ かわいいよな~(=´ω`=)


492:名無しさん@ピンキー
08/08/17 10:23:36 cvL09obB
じゃあみんな俺の嫁ということでどうか

493:名無しさん@ピンキー
08/08/17 11:39:18 6uBEZKGO
なにこの流れwww

494:名無しさん@ピンキー
08/08/17 11:59:44 jzIAIEhC
絶倫マサヒコか片っ端から・・・希望!

495:名無しさん@ピンキー
08/08/17 23:32:39 MQ2VtZPu
シノ・アリア・スズに声をつけるとしたらどんな感じ?

496:ペピトーン ◆NerkxCFOyg
08/08/18 07:19:49 jNGlysUe
住人の皆さん、お久しぶりです。
復帰の挨拶代わりに小ネタを一つ。エロ無しですが。
タイトルは「make it glow」で。

497:ペピトーン ◆NerkxCFOyg
08/08/18 07:22:17 jNGlysUe
レイ・プリンセス事務所所属のマネージャー、井戸田ヒロキ。真夏日が続くこの時期にもかかわらず
営業活動などで一日中立ち回っている。


「ただいまー」
すっかり体中日焼けして黒くなったヒロキが事務所に帰ってきた。
「いつもご苦労様です」
「あっ、お兄ちゃんおつかれー」
「おっ、今日も一段と精がでるねー。でも、気持ちイイからって出しすぎはだめよ」
(まったくこのクソ暑い時に…)
ヒロキはシホのボケには構っていられないと言わんばかりに冷房のところに一直線に向かった。
冷たい風を感じながら、
「ああ、やっぱり中は涼しくていいな」
「そうでしょ、でもやっぱり人肌程度に温くてあとは適度な締め付けがあるともっと気持ちイイと思うんだけど」
「だから何の話だ」
二人が微笑ましい(?)やりとりをしていると、ユーリがヒロキの元に近づき、
「あっ、お兄ちゃん皮むけてる」
と言いながらすっかり日焼けしてめくれ上がった腕の皮をむこうとする。
「ヒロキくん、折角だからついでにチ○コの皮もむいてもらったら?」
「シホ、アンタちょっと自分の立場をわきまえなさい」
ヒロキは呆れ返った様子で、
「大体オレは包茎じゃない、それにしても今日はいつも以上に飛ばしてるな」
するとシホはヒロキの体をバシッと叩きながら、
「またまた、飛ばすのは男に決まってるじゃない!」
「痛ぇっ!!」
日焼けして赤くなっているところを叩かれたので思わず声を上げてしまった。
「いい加減にしなさい」
バチーン、とシホの頭にカルナの一撃が飛んだ。
「もう、アンタさっきから一体どうしたのよ?」
「いやー、今おバカキャラが流行ってるから、それに対抗して私たちはエロキャラを
前面に出していこうかと思って」
「アンタと一緒にされたくないわ」
「エロいのはシホちゃんだけでしょ」
「お前なあ、目指す方向が間違っているぞ」
真夏の芸能事務所の一コマであった。


498:ペピトーン ◆NerkxCFOyg
08/08/18 07:26:57 jNGlysUe
以上です。相変わらず短いネタばかりですが。
本当はそのまま引退しようと思っていたのですが、ふとまた創作意欲が
わいてきたのでマイペースでも投下していこうと思います。
ちなみに本作のタイトルはそのとき聞いていたCDのタイトルから引用しました。
最後に次回投下は…何とか四周年には間に合わせたいと思っています。では、
今回はこれにて失礼させていただきます。

499:名無しさん@ピンキー
08/08/18 17:15:59 dNBf1QIh
乙です
現役では郭氏の次に投下歴が長い職人さんだと思いますが、
まだまだこれからもベテランパワーを見せて欲しいです

500:名無しさん@ピンキー
08/08/18 20:28:09 mb8xDQUl
わーいペピトーン氏乙ー
これからもがんばってください

501:名無しさん@ピンキー
08/08/18 22:16:34 vQbHGp+s
畑さんが写真をネタにタカトシ君を脅迫するというのはどうでせう。

502:名無しさん@ピンキー
08/08/19 04:31:55 ealX4y3i
>>501

畑『津田副会長、この写真、分かるわよね?』

津田『………………』

畑『何も言えないってことは肯定ととっても良いって事よね。』

津田『………………』

みたいな感じっすか?

503:名無しさん@ピンキー
08/08/19 12:08:00 6SaG6jdb
>>502
今すぐそれで書いて

504:名無しさん@ピンキー
08/08/19 23:27:55 4oX4IxOg
>>501のネタを参考に思い付いたので
さわりの部分だけでも投稿します

505:名無しさん@ピンキー
08/08/19 23:35:00 4oX4IxOg
とある日の放課後,今日も生徒会室ではいつもの四人が仕事を行っていた。
そんな生徒会室に一人の生徒が訪れた。

「失礼します。新聞部の畑です。」
「久しぶりだな,今日は急にどうしたんだ?」
生徒会長の天草シノが突然の来訪者に応対する。
「突然で申し訳ないですけれど,写真部の清掃を行っていたのですが
部員だけでは人手が足りないので,力を借りようと思いまして訪れました。」
シノの問いに畑は淡々と答える。
「そうか,だがこちらも作業中だからな…。」
シノが悩んでいるところにタカトシが手を挙げる。
「あの…会長,なんなら俺が手伝いに行きましょうか?」
「おお,津田それは助かるが作業の方はまだ残ってるんじゃないか?」
「シノちゃん大丈夫よ。私の分はほとんど終わったから,津田君の分は私とスズちゃんで引き継ぐわ。
それに,力仕事もあるから男の子の力も必要でしょうし。」
「そうですよ,皆で手伝いに行っても逆に邪魔になるかもしれません。」
難色を示すシノにアリアとスズが救いの手を出す。
「それもそうだな。そうしてくれるか二人共?」
「分かったわ~。」
「分かりました。」
三人が作業の調整をしている所に畑が,
「すみません。生徒会の仕事を邪魔するみたいになってしまって。」
「いや大丈夫だ。困っている所を助けるのも生徒会の仕事だからな。」
「会長,七条先輩ありがとうございます。じゃあ畑先輩,行きましょうか。」
そう言って,タカトシと畑は生徒会室を後にしていった。


506:名無しさん@ピンキー
08/08/19 23:42:21 4oX4IxOg
こんな感じで
っていうか,そもそもSSを書くのは全くもって初めてで
先輩方のように即戦力ルーキーにはなれませんが実力をつけていきたいと思います
この続きはさわりの部分を改めて書き直して投稿しようと思っています
(目標は今月中を目指しています)
皆さんのご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いします

507:501
08/08/19 23:49:11 UmRVwWgx
GJです。お粗末な妄想にお付き合いいただきありがとうございます。
俺としてはそうしてタカトシ君の弱みを握った畑さんが性的な意味でタカトシ君を
いじめるのがいいなと考えてます。他の読者様のお眼鏡に叶うようなストーリーが
できたなら当方でも書いてみようかと思案しているのですが宜しいでしょうか?

508:名無しさん@ピンキー
08/08/20 00:27:36 wbS04JNd
なんかいい感じの流れになってきたね♪

期待してます!wktk~


509:名無しさん@ピンキー
08/08/20 01:48:08 5PWMN1RN
乙~


他のスレはあまり覗かないが、
エロなしでも特に問題なし・原作雰囲気重視・短編長編問わず・通算職人多数なこのスレはもしかしてめちゃくちゃ恵まれてる?

510:名無しさん@ピンキー
08/08/20 03:33:50 rNfv6njt
乙鍋

てか仕事が早いなw

511:Y-275
08/08/20 14:12:56 ukd7Qdm/
住人、職人、保管庫管理人の皆様、こんにちは、お疲れ様です。
前に書いたアリアSSの続編。今回はスズ目線の話になります。
スルー対象ワードは

『マガスペ設定』
『展開強引』
『足コキ』です。

では、投下。

512:Y-275
08/08/20 14:14:47 ukd7Qdm/

『さて、新学期だ。2学期は体育祭、文化祭と大忙しだからな。夏休み気分も昨日までだ。』

夏休みが終わり、一番最初の生徒会会議。
2学期はイベントが多い。
そのそれぞれに実行委員会があるものの、私達が休めるというわけではない。
だから新学期も初日から生徒会役員は召集され会議を行う。

『それじゃあ、アリア、去年の競技の書き出し頼む。』

一見すると普段通り。だけど、その表情は陰りがちな会長。
七条先輩も普段通りだけれど、やけにニコニコと笑みを称えている時間が増えた。
そして津田は七条先輩の方へちらちらと視線を送ってはなにやら落ち着かない様子。

気に食わない、ほんとに気に食わない。
私だけが蚊帳の外。
この3人の間に何かしらあったであろうことは容易に想像できる。
だから余計に気に食わない。
小さい頃友達から仲間外れにされた時のような疎外感。
ホントにイライラする。
秋の生徒会活動は私の苛立ちとともにスタートした。

………………………………

『スズちゃん、なんかイライラしてない?』

今日は生徒会役員会議後、書記、会計各々の仕事を片付けるために七条先輩と2人居残っている。

『別にしてませんよ、イライラなんて。』

明らかに刺のある声、言い方で返事をしてしまう。

『明らかにしてるんだけど…もしかして、2日目?』

なんていうか、予想通りのボケが帰ってきた。会長といい、七条先輩といい、少しは真面目に出来ないのだろうか?

513:Y-275
08/08/20 14:17:53 ukd7Qdm/

『いえ、大丈夫ですよ。』

さらに上乗せされた苛立ちも隠さずに言葉を返す。

『…………………』

頑なな私の態度に遂に七条先輩は返す言葉も無くなり、生徒会室は居心地の悪い沈黙に包まれる。

『…津田と最近何かありました?』

沈黙に耐え切れなくなって、私は先に話しかける。私の苛立ちの原因を少しでも解消するために。

『なるほど、それが苛立ちの原因だったりするわけね。』

『…ご想像にお任せします。』

先程の会話の流れからいえば自分から相手の疑問を解消する答えを与えてしまったのは明らかだ。

『ええ。あったわよ。生徒会合宿でね。』

『何があったんですか?最近の様子から察するに津田が七条先輩を意識して、会長が気を落とすような事ですよね?』

『ん~。半分は正解。だけど、半分は違うわ。』

『どういう事ですか?』

無意識に先を促す。

『シノちゃんはね、津田くんの事が好きなのよ。』

『は?え、だってそれって校則違反じゃ?』

『人を好きになる事が校則違反だなんて、どこにも書いて無いわよ?それに2人は付き合ってるわけじゃ無いの。』

『そうなんですか?じゃあ、なんで会長は落ち込んでるんですか?』

『ん~、私がライバル宣言しちゃったから?』

なんで疑問符なのだろうか?いまいち話が見えて来ない。

『私もね、津田くんの事好きなのよ。ううん、合宿期間中に好きになってしまったのよ。』

『つまり、前もって会長の心を知りながら、七条先輩は割り込み、それによって会長は気を落としている。そういうことでいいんですか?』

『うん。多分ね。結局私はシノちゃん本人ではないから、心の中まではわからないの。』

なるほど、さっきの疑問符はそういうことか。

『それで、津田の事は何があったんですか?』

『あぁ、それは私が胸でシテあげたのよ。』

………………

思わず固まってしまう。

514:Y-275
08/08/20 14:19:21 ukd7Qdm/
胸でシた?何をだ?

『何をしたんですか?』

『パイズリでヌいてあげたの。津田くんのすごい立派だった。』

頬に手を当て、紅くなりながら告げる七条先輩。
私が知らないところで、そんないかがわしいことが行われていようとは…
というか、津田が盛りのついたオス犬のように思えてきた。
会長に気があるように見せてその気にさせて、片や七条先輩にも手を出している。見る目を変えざるを得ない。

"コンコン"

その時、不意に生徒会室のドアがノックされる。

『あの、すいません、忘れ物したんで、中入りたいんすけど、今、入っちゃって大丈夫すか?』

飛んで火にいる夏の虫。今まさに考えていた人間がすぐ側まで来ている。ここらで一つちゃんと教え込まないと、生徒会として汚点を残すことになる。
盛りのついた犬はちゃんと躾ておかねば。

『は~い、どうぞ。』

私が考えている間に七条先輩は返事を返す。

………………………………

『このエロ犬がっ!!』

私はドアが開かれると同時に飛び出し、思い切り津田のスネを蹴り飛ばしてやった。

その場で悶絶して転げ回る津田。

『ちょっと、男の癖にだらし無いわよ!!』

『いや、萩村先輩さっきのはシャレにならないですよ!!』

私の怒りを込めた一撃。少しはこいつが反省すれば良いが…

『あらあら。』

七条先輩の事で私は思い切りこいつを蹴飛ばしたというのに、当の本人は呑気に笑っている。

515:Y-275
08/08/20 14:21:29 ukd7Qdm/


『スズちゃん、そんなに津田くんの事…』

『は?』

次の一撃も辞さない。そんな気持ちで構えを解かずにいた私は間の抜けた声を出し毒気を抜かれてしまう。

『好きだからこそ許せないんでしょう?』

続けて発射される2言目。どこからそんな考えに至るのだろうか?
つまりは好きな子ほどいじめてしまうそんな風に脳内で変換されたとでも言うのだろうか?
だとしたら甚だ心外だ。
身なりは子供っぽくても心はそれなりに成熟しているつもりだ。
好きな人間に好きだと言うことぐらい私は出来る。

『私はそんなことありません!!』

声のトーンをあげて私は否定する。

『あらあら、これは図星かしら?』

『いや、そんなことありません!!』

否定すれば否定するほどドツボにはまっていく気がする。

『良いのよ?素直になって?人を好きになる事はそんな難しい事ではないのだから。』

ダメだ。ここまで来てしまうとこの人は止められない。もし、止められるとしたら津田のツッコミだけ。不本意だけど期待してるわ。本当に不本意だけど。
私が津田へと視線を移す…
…津田も固まってしまっていてこれは期待できそうもない。
そんな津田の側まで七条先輩は近づいていく。

『えいっ!!』

何気ない動作で津田を倒す。一片の無駄もなかった。合気道かなにかだろうか?多くの習い事を習っている七条先輩なだけに不思議はない。
それから七条先輩は何気ない動作で津田のチャックを下ろしていく。

516:Y-275
08/08/20 14:23:12 ukd7Qdm/

『でもね…』

そこで初めて七条先輩は口を開く。

『一つだけ、大事な事があるの…』

『…っつ!!』

なんのためらいも無く津田のペニスを取り出した七条先輩に私は短く息を吐き出す。

『それはね、"シタい時にスルこと"なの。』

………………………………

『ちょっ!!七条先輩シャレになってないです。勘弁してください。』

逃れようとする津田は身体をよじるが、七条先輩は体重のかけ方一つでそれを制する。なにかしら習っているであろうことを今更疑う余地はない。

『ふふ、スズちゃん、良いのよ?』

津田は華麗にスルーされてしまっている。とは言っても良いって何を?七条先輩は遥か前方。私をかなり彼方に置き去りに話を進めている。

『津田くんのこと好きなのでしょう?初めては約束だからシノちゃんに取っておかなきゃダメだけど、私がしたみたいに本番前までなら良いのよ?』

『ちょっ、七条先輩何を言っ…ぐあっ!!』

津田は最後まで言葉を紡げないまま情けない声をあげる。
七条先輩が津田のペニスに触れゆっくりと上下に扱き出したから。
七条先輩の手の中で反応するそれを思わず凝視してしまう。

517:Y-275
08/08/20 14:24:35 ukd7Qdm/
そうこうしているうちに津田のペニスは完全に勃起してしまう。
いけない、見入っているうちに事態は確実に悪化している。

『このエロ!!変態副会長!!何勃ててるのよ!!』

七条先輩の暴走のせいだというのはわかっている。しかし、七条先輩は責められない。それに津田も少しは自制出来ないのだろうか?これではほんとに発情期の犬と変わりが無い。

『ちょっ、なんで、俺…』

津田は半泣きになっている。

『何半泣きになってるのよ!!ほんとだらし無いにもほどがあるわ!!』

『ふふふ、ほんとにスズちゃんは頑固ねぇ。そんな事言ってる割には視線は釘づけのようだけど?』

『うっ…』

痛いところを付かれて私は思わず呻いてしまう。
私だって女なのだ、初めて見るペニスに興味が無いといったら嘘になる。それゆえに凝視してしまった。
それに頬が熱を持ち始めている自覚だってある。

『良いのよ、スズちゃん?』

再三に渡る七条先輩からの言葉。
徐々にその言葉に、含まれている誘惑に身を任せても良いような気がしてきてしまう。

『…………』

私は何も言わず唾を飲み込むと津田のペニスへと手を伸ばす。

ビクッ

その時、津田のペニスが反応した。
びっくりして私は手をひいてしまう。

『あらあら、相変わらず、正直ねぇ。』

七条先輩は可笑しそうに笑う。

『………………』

私は再度手を伸ばし、ゆっくりと掴む。

『萩村先輩、気を確かに。』

相変わらず半泣きな津田の声が聞こえる。

『五月蝿いわね!!黙ってなさいよ!!』

反射的に身をひいて私は立ち上がる。
蹴りでもいれてやろうかしら?
足を振り上げて私はふと思う。
なにも手でやる必要性は無いのではなかろうか?
よくよく考えてみればこれでは津田が気持ちいいだけ。
それに七条先輩に流されてしまったとはいえ、津田は躾てやる必要性がある。


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