09/08/23 15:49:15 kzPsWfh8
>>873 つづき
「俺に襲われるかもしれねぇんだぞ。それでもいいのかよ」
「・・・うん。いいよ。あなたがそんなことする奴じゃないってことはしってるもん」
そんなに、俺のことを信用してくれているのか、嬉しいじゃないか
いや、俺が襲う勇気の無いような奴だと思われているのか?
そう思われているのはちょっと悔しいな、男として
「・・それに・・・あなたになら・・・」
「ん?なんか言ったか?」
「ううん、なんでもない。」
「ま、お前が別にいいって言うんだったら構わないけど」
「えっ、ホントに?じゃあ、おじゃましまーす」
そう言って、布団のなかにいきなり潜り込んできた
「ちょ、なんで一緒のふとんで寝るんだよ!
布団なら俺が用意するからそっちで寝ろよ」
「別にいいじゃない。昔はよく、一緒の布団で寝たんだし、
今さら気にすることなんかないでしょ」
不意に目があった
上目づかいで俺を見てくる
こいつ、クラスではいつも本を読んでいて、あんまり目立ってないけど
改めて近くで見ると結構かわいい
それに、胸もまぁまぁでかい
「どうしたの?急に顔赤くしちゃって」
「な、なんでもねぇよ」
恥ずかしくなって俺は、背中を向けた
ぎゅっ
「んふふ、あったかいね」
後ろから、いきなり抱きつかれた、いい匂いがする。
やばい、興奮してきた
背中には、豊かに育った胸があたっている
うん、気持ちいい。すごく気持ちいい
やばい、興奮で頭がおかしくなりそうだ
って、おい。
俺は何を考えてるんだ
冷静になれ、自分。
このままだと、ずっと興奮して眠れない気がする
「ねぇ、・・・私のこと、好き?」
ふいに、耳元でそう囁かれた
どこか、哀しみを含んでいるような声だ
さっきまででとは別人のような声に、俺はぞっとした
こいつのこんな声なんて初めて聞いたからだ
以上 続きは明日だと思います