★★★ 戦場のヴァルキュリアでエロパロ ★★★at EROPARO
★★★ 戦場のヴァルキュリアでエロパロ ★★★ - 暇つぶし2ch450:名無しさん@ピンキー
08/06/20 21:30:13 VT22hRLB
doughnut化現象

451:幻想崇拝者
08/06/21 00:13:35 go+w35aV
活性化を願ってもういっちょ投下してみましょう。

『another episode 3 ~セルベリア様vsアリシアたん~』

今回はうpの速度が落ちてしまうかもしれませんが、またがんばってみたいと思います。
少しでも楽しんでもらえたら幸いですm(__)m。
投下。


452:幻想崇拝者
08/06/21 00:16:35 go+w35aV
『another episode 3 ~セルベリア様vsアリシアたん~』


序章. 苦悩気味なセルベリア様

征暦1940年3月7日 a.m.9:00
ガリア公国 平和記念都市ワルキューレ 中央広場

連邦を奇襲を見事撃破したガリア・帝国連合軍は、しばしその余韻に浸り、互いの交流を深めていた。
その宴も終わりに近づき、あちらこちらで片付けが始まっていた。
今は皆それぞれ、もうじき来る別れを惜しんだり、故郷の友人にと、お土産を購入したり、未だに酒を片手に愚痴を言っていたりしている。
そんな中、いつもはキリっとしている、ある黒衣の女性が頭を抱えて俯きながら椅子に腰掛けていた。


「(・・・・ううううううううううううううう!!・・・・私はいったいなんということを・・・!
  薬まで使ってウェルキンを陥落し、あまつさえ・・・・あまつさえ!中出しを強要させるなど・・・!)」

と、笑えてしまうほど羞恥と悔恨を顔に浮かべ、ふるふる首を振るセルベリア。
『その時』の情景を思い出したのか、その頬がさらに朱に染まっていく。

「(・・・・い、今にして思えば、なんて、なんて恥ずか、いや、愚かな・・・・・・!
  ・・・・・だが・・・・・・ウェルキンが泥酔していて、記憶があまり定かでなくなってたのは幸いだ・・・。
  と、とにかく、あの夜のことは誰にも、・・・特にアリシアには知られることのないようにせねば・・・・・よし、まずはアリ」
「あ、セルベリアさん、どうしたんですかこんなところで?」

ビクゥッ!!っと、はたから見ても驚き過ぎなセルベリア。

「ア、アリシアか・・・・、驚かせるな・・・」
「あの~、普通に呼びかけただけですが・・・?」
「・・・・・・そうだな。いや、すまん。・・・・なにか用か?」
「あ、はい。 一昨日の夜のことで・・・・・どうしたんですかセルベリアさん?・・・・具合でも悪いんですか?」
「い、いや、そんなことはない! ・・・・・いや、疲れているのかもしれん。少し休むことにする・・・」
「あ、はい。お大事に~」
「すまぬ・・・・」


「(ん~~~・・・・?・・ウェルキンを運んでくれてありがとうってお礼を言いたかっただけなんだけど・・・・・・どうしたのかな?)」


453:幻想崇拝者
08/06/21 00:18:59 go+w35aV
もしよろしければ、またのお付き合いをm(__)m

454:名無しさん@ピンキー
08/06/21 00:44:39 dA+yQCEq
wktkしてまってるよ!

455:名無しさん@ピンキー
08/06/21 20:38:28 XCiI+9pX
股のお付き合いだなんて…///

456:名無しさん@ピンキー
08/06/21 22:20:32 RxW7LU/X
神だ!
神の降臨だ!



457:名無しさん@ピンキー
08/06/22 01:09:55 JQY1swXx
age

458:名無しさん@ピンキー
08/06/22 12:16:51 ul56VmPr


















らいと

459:幻想崇拝者
08/06/22 17:44:05 1GZDKtZx
第一話を投下。
another episode 2 で出てきた人が出てきますが、そこのところはすみません。
少しでも楽しんでもらえれば幸いです。
ではm(__)m

『another episode 3 ~セルベリア様vsアリシアたん~』

1. 特別な存在

征暦1940年3月7日 a.m.10:00
ガリア公国 平和記念都市ワルキューレ 宿泊施設


アリシアと別れた後、セルベリアはアリシアに言ったとおり宿泊施設で休むことにした。
「(まずい・・・・・アリシアと対面しただけであそこまでうろたえるとは・・・・我ながら情けない限りだ。・・・・・さて、どうするか・・・・)」
と、思い悩んでいるとコンコン、とドアをノックされた。
「セルベリア、大丈夫?」
・・・・・ウェルキンだった。
「セルベリアが具合が悪そうってアリシアに聞いてね。 心配になってしまってね」
「(人の気も知らんでこの男は・・・・)いや、心配には及ばん。そんな大袈裟なものではない。 貴様は無駄に心配性だな」
と、皮肉りながらも表情は穏やかになっていくのが自分でもわかった。
ウェルキンが頭に馬鹿が付くぐらい優しいことはよく知ってる。
そう、よく知ってる。
あの夜の時だって・・・・・
「セルベリア、ほんとに平気? 顔が真っ赤だよ?」
「・・・・・・!!い、いや大丈夫だ!問題ない!」
ぶんぶん、と想像(妄想)を振り払う。
自分でもかなり重症だと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ウェルキン、・・・・・・感謝する・・・・」
「どうしたんだい? 急に」
「いや、いろいろとな。・・・・・本当に・・・・・感謝する」
ウェルキンは戸惑うばかりだ。まぁ、いきなりこんなことを言われれば当然だろう。
今まで一人の人間として心配されたことなどなかった故、自然に出てしまった言葉だった。
帝国に所属していた時は『力』でしかなかったからな・・・。
「なにか礼がしたいな・・・・・」
「せ、セルベリア? ほんとにどうしたんだい? 心配するのは当たり前のことだよ?」
「それは・・・・家族・・・・・だからか?」
「う、うん」
自分でも感情が高ぶっているのがわかるが止められない。
二人きりの個室というのもまずかったかもしれない。
突然のウェルキンの訪問でアリシアのこともすっかり頭から抜けていた。
「私は・・・・・もっとお前と・・・・深い関係に・・・」
「せ、セルベリア?」
ウェルキンに手を伸ばそうとして



460:幻想崇拝者
08/06/22 17:44:25 1GZDKtZx
「大佐ーーーっ!!大佐はおりませんかーー!!」

・・・・・・さえぎられた。 現帝国第五大隊隊長、アルベール少佐の声だ。
「何事か!騒々しい!!」
なるべく平静を保って声を出そうとして失敗した。
ウェルキンも私の突然の豹変に驚いた様子だった。
おのれ・・・邪魔をされたという感が拭いきれん

「申し訳ありません! それが、大佐のことで口論になった息子のジェスと元義勇軍のターリス殿を筆頭に、ガリアと帝国の間で取っ組み合いが始まってしまって・・・」
「なんだと・・・・・・?」
「セルベリア、この人の息子のジェス君って第五大隊の小隊長だよね。 ケンカとかする子なのかい?」
「いや、そんな荒れた気性の子ではないはずだが・・・」
「大佐、とりあえず現場に来てはもらえませんか?」
「セルベリア、行こう。僕も一緒にいくよ。」
「・・・・・・仕方がない・・・。中央広場だな」



そうして三人はセルベリアの個室を出て、急いで現場に向かった。
だから気づかなかった。
開かれたドアの後ろにいた・・・・・アリシアに。


461:名無しさん@ピンキー
08/06/22 17:52:35 MRdrUDXV
>>460
GJ、そして修羅場?

462:ガリア特務兵
08/06/22 20:52:57 4gdsEr9p
保管庫管理人です。
ようやく保管庫のリニューアルが完了したのでお知らせします。
相当時間かかってしまい本当に申し訳ありませんでした。

新サイト「がりあ大戦2」
URLリンク(gallianwars2.tobiiro.jp)
一般向けのSSはここでアップいたします。

成人向けのSSは「裏がりあ大戦2」としてもうひとつサイトのほうでアップしていきます。

「裏がりあ大戦2」
URLリンク(w3.abcoroti.com)

リンク、ブックマークをしていらっしゃる方はお手数ですが変更を御願いいたします。
今後速やかに残りの投稿小説のアップ作業、画像掲示板の設置などを行う予定です。

今後ともよろしく御願いいたします。

463:幻想崇拝者
08/06/22 21:04:16 1GZDKtZx
>462
乙!!

464:ガリア特務兵
08/06/22 21:11:43 4gdsEr9p
>>463
いつも作品投下ありがとうございます。
残りの作品も至急アップ致しますのでお待ちください。

ん~設置したばっかだけど裏のほうの鯖重いな・・・少し様子見してみるか・・・。

465:セトラ
08/06/23 08:09:22 wKXYjRb2
よりよい活性化を願ってヘタレを投下!性格改変モノです……駄目な方はスルーでひとつお願いします。
―戦場の外道―
序章
空は雲ひとつない天気。北国のガリアではあるが、春は案外暖かい。
とはいえ、裸で外にいる者などいないな……普通は。
小川を臨む歩道から幾らも離れていない草むらから服の擦れる音がかすかに聞こえる。
それをかき消すかのように草むらから出てくる男性。今しがた着替えたのか、身なりをただし身体を伸ばす。
「う~ん、いい天気だっ」
そういうと、後ろの草むらに声をかける。
「そうそう、そこに置いた塗り薬塗っておくといいよ。傷みが和らぐからね」
「あああっ……。はっ……い」
若い女性の声がかすかに漏れる。
草むらをよく見れば、まだ歳いかない女の娘が裸に一枚服をかけられたという状況で横になっていた。
乱れたブロンド、綺麗な肌が薄ピンクに色づいて、荒い息づかいが何があったかを物語っている。
というか、股から白と赤の液体が混じり合ったモノが漏れている時点でいうまでもないだろう。
「どうやら大丈夫そうだね、じゃいくね」
「はぁ……えっ?」
意識もはっきりしないなかで声があがる。
とはいえ男はそんなことも気にせず鞄を肩にかけると、その場を後にする。
「元気でね、気をつけていくんだよ」
「そ、そんなっ―」
既に彼女の声は聞こえないのか、マイペースで鼻歌をさせながら道を行く男。
何気なくポケットから手帳を取り出すと、メモを書いていく。
「美しいブロンドでアルトジカみたいな美しい脚だったな、それに初物だったし、掘り出しだったかな」
この男、ウェルキン・ギュンター、22歳、首都ランドグリーズの自然科学を専攻する大学生だ。
「う~んBかな」
友人からは自然オタクといわれ、のんびり屋で穏やかなヤツと評価される。
天然がかってもいるが、ここぞという時はやる男といわれている。
「いや、初物も考慮してB+だな」
だがそのところは……。
「遅くなっちゃったなぁ、イサラ怒ってるかなぁ」
外道である。

国境の街ブルール郊外に差しかかったところで、僕は川にヒカリマスが上ってきていることに気がついた。
「そんな季節かぁ」
とスケッチしていると、いきなり拘束されてしまった……あれっ?。
なんでこうなったのだろうかと考えるが、自警団の男二人に掴まれているという現実が突きつけられるだけだ。
ただスケッチしているだけで何故かスパイ容疑で拘束されてしまったのだ。
とはいえ、面白い発見もある。目の前を歩く女性だ。
アリシアという女性はまず間違いなくAクラスだ。ブルールにこんな可愛い女性自警団がいるなんて聞いたこともなかった。
3年で結構変化があるねぇ、うんうん。そう考えつつも弁解を続ける。
「ヒカリマスをスケッチしてただけなんだよ」
「いえ、これだって新種の暗号かもしれない、じっくり調べさせて貰います」
「はぁ……」
暗号って、君……。
「これなんか暗号にも見えなくないかしら。今日の日付のところにある、『美しいブロンド&アルトジカの脚 初○ B+』って何?」
「観察・体験記録だよ」
「体験? う~ん、やっぱり暗号でしょう」
その日一日を普通に書いてあるだけなのに、行きずり女性は名前を書くほどでもないというだけだし、至って普通の記録帳なんだけどな。
「だからあっー」
そんなとき丁度よく助けが入ることとなる。
「兄さん!」
橋の側に声をあげた女性をみつける。
「イサラ!元気だったかい?」
イサラ、僕の可愛い妹。ああ、3年ぶりだとより可愛くなってるなぁ。兄さんは嬉しいなぁ。
身体の方の成長は奥ゆかしくなってるし、うんうん。
「兄さん、一体どうしたんですか?」
これはアリシアを説得するのを手伝ってもらおうか。

466:セトラ
08/06/23 08:12:03 wKXYjRb2
い~や、めんどくさいことになったよ。あの後はれて無罪放免になったんだけど、その後がね。忘れていたよ、なんでイサラを向かえに来たのか。今戦争中だったんだよね。首都に疎開する予定だったんだっけ?
威力偵察っていうヤツ?帝国の偵察兵たちが襲ってきたんだよ。あっさり倒れる自警団に、民間人。死ぬのは生物にとって当然とはいえ、観察対象になる可愛い娘たちまで殺されるのは困ったモノだよねぇ、許すマジ帝国兵。
ってことで、さっくり撃退したんだけどね。戦えるかってアリシアが聞いてきたんで、銃を受け取ってさっくりヘッドショットを決めてみせると、頼もしそうなモノを見る瞳にかわるし、いいカモだったかな帝国兵。
アリシアの笑顔もいいけど、間違いに驚く顔、間違いに拗ねる顔、厳しい顔、憂いに満ちた顔、うんどれもいいなあ。もっともっといろんな表情を見せて欲しいなあ。
残念だけど、ゆっくり時間をかけてと思いつつ街でアリシアと別れて実家に戻ってきた。
出迎えてくれたのは、マーサ・リッポネンというお腹を大きくした婦人。
ギュンター家で長く使用人をしてくれている女性だ。母を共に早くになくした僕やイサラにとって母親代わりにもなってくれている。そして僕にとっては……。
「こんどこそ初めての旦那さんの子供かい?」
そっと耳寄せて呟く。
「さぁどうでしょうね、ご主人様」
一瞬困ったような表情を見せるも、とろけたような瞳で応える。二人っきりの時だけの呼び名を使うマーサ。そう初めての人であり、おそらく初めて子供を産んでくれた女性でもある。
中だしするたびに、旦那さんにも抱かれていたから確実なことは言えないが、回数では段違いに僕の方が多いのでおそらくというわけだ。
そのお腹の中には5人目の子供がいるはずだ。3年ぶりに故郷に帰ったのだから、旦那さんのともいえるが、たまに大学寮に掃除などをしに来てくれていたのだ、わからない話だ。
久しぶりの世話話を咲かせようとしたところをアリシアが訪れた。ほら、焦る必要はなさそうだね。
なんて思っていたが、話はどんどん厄介になってきた。ブルールの街が帝国兵によって落とされてしまったのだ。
「はぁ……」
ため息をつきたくなるのもわかる話だろう。
「うん、ウェルキン大丈夫?」
「兄さん、大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫さ」
まっ、遅かれ早かれ疎開するはずだったんだ、致し方ない。予定外なのは、この乗っているモノもそうだ。お世辞にも言えない乗り心地、その振動に、音がうるさく、イカしたボディ(死語?)。
戦車までだして本格的に攻めてきた帝国軍に諦めて脱出にあたって、僕とイサラの親父たちの遺産でもある戦車を繰り出して切り抜けたのだ。
今はイサラの運転する戦車のうえで周りの物珍しい視線をうけつつ、これまでのことを考えため息をついてしまう。
あと、たぶん僕の何番目かの子供が生まれた、戦車のなかで……強く育ってね!まっ、アリシアと一緒に行動できるんだ、これもよしとするか。

首都ランドグリーズについてすぐに義勇軍に編入された、皆兵制のガリアでは仕方がない。
首都は自然が少ないから困ったモノだが、もう一つの観察対象が多いから住み難いということはない。
今は、非常時だが、だからこそ多くの人々が集まっており、新たな発見もあって楽しみだ。それに、大学生であり士官候補生だったことや、ブルールの一件、それに戦車を手土産とあってか、義勇軍第3中隊の第7小隊長と少尉を命じられた。
めんどくさいとも思ったが、一兵士よりはましかなぁくらいに思っていたが、聞けば自分で隊を編制できるらしいのだ、これは隊長を充分に満喫させて貰おう。
隊の名簿を見ると、自分の好奇心が刺激されて嬉しくなる。目の前に座る直属の上官エレノア・バーロット中隊長もその美しさ、眼鏡がよく似合うが、取った姿も見てみたい。
もちろん、僕の副官として軍曹アリシア・メルキオットがついたこともいうこともなしだ。そろそろ熟れてきたイサラをはじめ、これは楽しくなりそうだ。

467:セトラ
08/06/23 08:12:36 wKXYjRb2
ヤ・オ・イ同然ってかエロなし短か!非道い終わりかたですが、沈静化してきたらまた投稿します。その時次第です、一応誰か隊員を相手にするつもりです。というか誰でもいける展開にしたつもりです、誰がいいかな?

468:名無しさん@ピンキー
08/06/23 09:04:05 iic2vz+G
皆纏めて

GJ!

469:幻想崇拝者
08/06/23 19:02:11 4LignATs
>>467
吹いたw
GJ!!

470:名無しさん@ピンキー
08/06/23 20:56:16 dX4MOTRn
た・け・し自重w

471:名無しさん@ピンキー
08/06/23 22:06:41 DCNgxo2w
>>467
GJだ。
よし、ここは一つ>>467のために犠牲になる隊員を皆で選んでいくのはどうだろうw
どうせならまだスレに出てきてないキャラがいーなー。
フロージアとかどうだろう?彼女、男好きだからすんなり展開に進めそう。
オードリィも隊長好きだから話が早そうだ。
後は定番のユーノとかかな?

年上オッケィなウェルキンってことで、キャスリンというのも捨てがたいのだがw

472:名無しさん@ピンキー
08/06/23 22:41:38 dX4MOTRn
某ガンダムの奇跡を起こす男の中の人は六本木の居酒屋でバイトしてるんだZE

473:名無しさん@ピンキー
08/06/23 22:44:53 dX4MOTRn
ごめん>>470>>472誤爆w

474:ガリア特務兵
08/06/23 22:54:10 dX4MOTRn
恐怖の大王の攻撃は左の皿を奪っていくんですよ。

\_____ ___________________________/
         ∨
           ___                _
       / ____ヽ           /  ̄   ̄ \
       |  | /, -、, -、l           /、          ヽ きみ頭だいじょうぶ?
       | _| -|○ | ○||         |・ |―-、       |
   , ―-、 (6  _ー っ-´、}         q -´ 二 ヽ      |
   | -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ          ノ_ ー  |     |
    | ̄ ̄|/ (_ ∪ ̄ / 、 \        \. ̄`  |      /
    ヽ  ` ,.|     ̄  |  |         O===== |
      `- ´ |       | _|        /          |

475:ガリア特務兵
08/06/23 23:03:06 dX4MOTRn
>>471うわっまた誤爆だ!恥ずかしい。ごめんなさいw

業務連絡です。
 「裏がりあ大戦2」ですが利用していたサーバーが重いのと、CSS読み込みの失敗が相次いだこと、
またリンクしていた広告(普通のヴァルキュリアバナー)に対しクレームがついた為、ABCオロチサーバーの解約を致しました。
新しいリンク先はこちらになります。ご迷惑をおかけして誠にすみません。

「裏がりあ大戦2」 新アドレス
URLリンク(uragallianwars2.h.fc2.com)

 後お願いなのですが、当スレッドにて作品を投下された作家様で当サイトに作品を掲載してもいいよという方がいらっしゃいましたら、
このスレか上記サイト掲示板までご連絡ください。
こちらにてHTML化を施し掲載させていただきます。

では誤爆、変更すいませんでした。これからもよろしく御願いします。

476:幻想崇拝者
08/06/23 23:20:43 4LignATs
<<475
乙。
そうですよね~。
ウェルキンとイサラのやつとか素晴らしい作品を載せないのはとてももったいない。



477:名無しさん@ピンキー
08/06/24 00:07:25 PvX5u+GW
>>7-8は後世に残すべき名作

478:ガリア特務兵
08/06/24 01:15:43 XMM+uYNz
なんかこの音楽に洗脳されていくようだ・・・

479:名無しさん@ピンキー
08/06/24 08:43:38 pehKWqVU
>>471
スージー!スージー!


>>475
毎度GJです!


480:名無しさん@ピンキー
08/06/24 23:14:45 W5mSvcGX
>>460
ヤバイ、昼ドラ的展開の予感w

481:名無しさん@ピンキー
08/06/24 23:41:19 VjVhE4LT
けど不倫ものはちょっとな~

482:名無しさん@ピンキー
08/06/24 23:53:30 wQHJR34R
     _    i i  
   ,/´ ::;;`ヽ.  l|_|l  
   ! ノ从 リ))  l|iji|l
   |lゝ゚ - ゚ノ|.  丗   セルベリアです
  ⊂に(_)(__)^i⊃|  
   从)__||_|ii   ¶
   リ(_Y_i从.  ¶
    |__/_ノ..   ¶ 
    しl_ノ    ¶


483:名無しさん@ピンキー
08/06/25 00:20:53 1LPfDdes
>>475
趣向が特殊な「ターリス×アリシアの百合もの注意!」をうpした者です。
需要は少ないかもしれませんが保管していただければ幸いです。

我ながら改行がむちゃくちゃですのでどのように改行を打ち直して貰っても
構いません。

それではまた特殊性癖ものうpできればと思っていますw

484:ガリア特務兵
08/06/25 03:13:31 J98fWyZE
>>483
いつも作品投下ありがとうございます。

「ターリス×アリシアの百合もの注意!」をアップいたしましたのでご確認下さい。
HNございませんでしたのでこちらのほうで「無名の支援兵」と仮名をつけさせていただきました。
また作品の改行を施しました。名前の変更、作品の修正等ございましたら当サイト掲示板までご連絡ください。

 これからも作品の執筆応援しています。それでは。

485:名無しさん@ピンキー
08/06/25 04:06:37 Afkv9YMG
>>467
超GJ!
続きを超期待だw

486:483
08/06/25 22:55:32 1LPfDdes
>>484
うpありがとうございました。
また保管庫保守もお疲れさまです。

で、つづいてジェーン×オスカーもの書こうと思っていたら…
PS3のうpデートに失敗して動かなくなったぁよぉ。・゚・(ノ∀`)・゚・。

まだ16章までしか進んでいないのに…オワタ\(^o^)/

487:名無しさん@ピンキー
08/06/26 13:34:35 33/h4Rq9
>>486
(´・ω・`)カワイソス

そして力になれない……


まだ保証が効くなら…

488:名無しさん@ピンキー
08/06/27 00:11:41 k+8vr5jP
>>370
続きを全裸で待ってるんですがまだですか・・・

489:名無しさん@ピンキー
08/06/28 00:20:38 ogYBKJHY
     _    i i  
   ,/´ ::;;`ヽ.  l|_|l  
   ! ノ从 リ))  l|iji|l
   |lゝ゚ - ゚ノ|.  丗   夜かぁ
  ⊂に(_)(__)^i⊃|  
   从)__||_|ii   ¶
   リ(_Y_i从.  ¶
    |__/_ノ..   ¶ 
    しl_ノ    ¶


490:名無しさん@ピンキー
08/06/29 23:16:38 JPJCUpmf
         _
       ,/´ ::;;`ヽ
       ! ノ从 リ)) 
       |lゝ- p-ノ ギュー
  /\ ̄ ̄⊂⊃⊂⊃旦 ̄ ̄\
/◇◆\_________\
\\◇/◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆\
  \(ニニニニニニニニニニニニニ)


491:名無しさん@ピンキー
08/07/01 08:57:08 37+H4iy7
>>セルベリア

492:名無しさん@ピンキー
08/07/02 08:43:47 4BZciYPr
セルベリア
セルベリア

493:名無しさん@ピンキー
08/07/03 00:08:52 tSEzv1MK
セルベリアちゃんの学術名はセルベリア・セルベリア・セルベリア

494:名無しさん@ピンキー
08/07/03 08:48:33 1z1GOrns
セルベリア・セルベリア・セルベリア


マウンテンゴリラの
ゴリラゴリラゴリラ
みたいやね

495:名無しさん@ピンキー
08/07/05 02:50:23 ypqOA/ZS
他にもセルベリア・セルベリア・ヴァルキュリアや
セルベリア・セルベリア・マクシミリアン等がいます

496:名無しさん@ピンキー
08/07/05 10:48:42 Y2JgqyQ1
先生方はどこに行かれた

497:名無しさん@ピンキー
08/07/05 14:15:53 EQ9iu/hB
イーディー隊に志願しに行ってるんじゃね?

498:名無しさん@ピンキー
08/07/05 16:10:01 FW9drgGi
イサラ絵を描いていたらなぜかセルベリア生存ルートのシナリオが浮かんだ。今後あげてみるかね。

499:名無しさん@ピンキー
08/07/06 12:42:12 dpQ22//f
ぜひ

500:名無しさん@ピンキー
08/07/06 22:31:33 Qbvt6+zK
500ゲトー
セルベリア様なにかエロイSSのご褒(ry

501:名無しさん@ピンキー
08/07/07 00:07:00 xmMHzY2X
     _    i i  
   ,/´ ::;;`ヽ.  l|_|l  
   ! ノ从 リ))  l|iji|l
   |lゝ゚ - ゚ノ|.  丗   この槍で掘ってやろう
  ⊂に(_)(__)^i⊃|  
   从)__||_|ii   ¶
   リ(_Y_i从.  ¶
    |__/_ノ..   ¶ 
    しl_ノ    ¶

502:名無しさん@ピンキー
08/07/07 00:40:12 0LJWFasi
>>500じゃないけど掘ってください!

503:名無しさん@ピンキー
08/07/07 02:09:06 dT2sZkhe
\  >>502よし、わかった。 /
 \ 沢山穴を開けてやろう/
      _                          
    ,/´ ::;;`ヽ                         ( ゚ω゚; ) ))
    ! ノ从 リ)))                       (((=====)
    |ldゝ゚ ヮ゚ノ_  \从/      _ _  _     __ (⌒(⌒ ) ))
   ((( つ二(_(三(∴)  > ‐― ‐ _― _☆((/\ ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄\ ))
    从)__||_|ii  /W'ヽ                ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
    リ(_Y_i从             ドガガガガガガ!!!!!   | |
     /__人_ヽ                           | |
     (_./  ヽ_)                         / \


504:名無しさん@ピンキー
08/07/07 08:58:33 eKm504Pj
>>503
ワラタ

505:名無しさん@ピンキー
08/07/08 21:03:25 eaQQWFtY
あげ

506:名無しさん@ピンキー
08/07/10 01:19:56 v8UAwaB6
         _ ネタはまだか
       ,/´ ::;;\
       !      ! ムギュー・・・
  /\ ̄⊂⊃ノ从 リ)⊃旦 ̄\
/◇◆\_________\
\\◇/◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆\
  \(ニニニニニニニニニニニニニ)

         _ 
       ,/´ ::;;\
       !      ! ・・・
  /\ ̄⊂⊃ノ从 リ)⊃旦 ̄\
/◇◆\_________\
\\◇/◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆\
  \(ニニニニニニニニニニニニニ)


507:ガリア特務兵
08/07/10 01:33:27 GZpSOZtV
>>506
すまんな~「ガリア大戦」を書いてるものなんだけど、簡単なプロットとっくの昔にできてはいるんだが最近忙しい日が続いて、それを書く時間が中々とれんのよ。
とりあえずイサラ、マリーナ、イーディールートのプロットは出来てるから気長に待っていてくれると助かる。


508:名無しさん@ピンキー
08/07/10 08:59:36 ca84tgYC
首を長ーーーーーーーーくして舞ってる



ドンタコス

509:名無しさん@ピンキー
08/07/10 11:50:00 lm41IEPG
>>507
全裸待機しときます

510:名無しさん@ピンキー
08/07/10 15:07:30 RjPRF3xE
O R D E R
  全裸待機
「オーダー発令!総員全裸になって踏み止まるんだ!」

511:名無しさん@ピンキー
08/07/11 00:11:32 OiXvJFoV
途中で止まってるのが気になってしょうがないww

512:ガリア特務兵
08/07/11 00:23:25 laY5NS02
カレー和尚様の絵を見ていたらエロではないが一本妄想が浮かんだ。9割9分完成。HTML化を施し、サイトに挙げる。
勢いで書いてしまったから文章めちゃくちゃだが読んでくれると嬉しい。
(本編を書けなんていうのはNGなんだからねっ!)

513:名無しさん@ピンキー
08/07/11 01:12:04 BkiqD0YO
むしろ本編無視の妄想系大歓迎
誰か学園のヴァルキュリアかいてくれw

514:名無しさん@ピンキー
08/07/11 01:33:11 I9qwjoBI
キーンコーンカーンコーン

アリシア 「はーい、皆さん席についてくださーい」
ロージー 「あん?なんで委員長が教壇に? 先公はどーしたんだよ?」
アリシア 「ウェルキン先生は校庭で珍しい虫を見つけたとかで、まだ戻ってきてませーん」
生徒一同 (またか……)
アリシア 「仕方がないので私が代役します。じゃあ教科書63ページを…」



…ダメだ、こんなのしか思い浮かばんw

515:名無しさん@ピンキー
08/07/11 01:57:05 BkiqD0YO
とりあえず設定から考えてみようか
セルベリアちゃんが生徒会長なのは確定なんだがw
イサラは飛び級、ロージーはバンドばっかりやってて落第しまくり

516:ガリア特務兵
08/07/11 02:41:13 laY5NS02
>>512
とりあえずアップしました~。エロ期待してた方ごめんなさい><
カレー和尚様のセルベリア絵を見てたら妄想が止まんなかったんよ。

517:ガリア特務兵
08/07/11 03:10:42 laY5NS02
>>514-515
ヴァルキュリアは軍隊ものだから学園系っていうのは比較的書きやすいね~。

校長ダモン
教頭グレゴール
体育教師イェーガー、数学教師ヌッティ、理科教師ワヴィ、英語教師セオルド、家庭科担当ウォルター
購買部のおばちゃんヨーコ、用務員コビィ
生徒会長コーデリア
生徒会長の座を狙うマクシミリアン
学園のマドンナ セルベリア
2-A担任 エレノア、2-B担任 ラルゴ

518:ガリア特務兵
08/07/11 03:11:19 laY5NS02
2-A生徒
委員長 ウェルキン
副委員長 アリシア
副委員長の座を虎視眈々と狙う化学部所属で書記のユーノ
軽音楽部所属のロージー
同じく軽音楽部所属ツンデレ担当イーディ(ジャイアン乙・笑)
エアーライフル部所属クーデレ担当マリーナ
ウェルキンスキーなオードリィ
イーディーとのどつき漫才担当ドMのホーマー
チアー部所属フロージア
クラス公認のカップル若干尻にひかれ気味のカロス、恋人のリィン
ムードメーカのテッド
オタクのケビン
後は
一つ下の後輩で極度のブラコン イサラ
イサラと同じクラスでアリシアお姉様~なターリス
同じく後輩でイサラに想いを寄せるクライス
先輩で茶道部部長キャスリン
先輩で新聞部部長エレット
先輩で華道部部長ジェーン

学校飼育動物 ハンス

519:ガリア特務兵
08/07/11 03:12:56 laY5NS02
とりあえずはこんな感じか。まぁ書きやすいっちゃー書きやすいやね~。

520:名無しさん@ピンキー
08/07/11 09:55:58 BkiqD0YO
だいたい校長か教頭はどっちかが人格者なんだがなんかひどいなw

521:名無しさん@ピンキー
08/07/11 11:59:36 TOZeIGXB
放課後の教室
サリナスとカロスが戦車の無駄話をしていると、教室の外の廊下に人の気配。サリナスはその人影を見ずに告げる
「カロス、嫁の一年生がお迎えに来てるぞ。」
「うちに傘忘れたでしょ。もってきたよ。」
「ご、ごめん。ありがとう。そこにおいてて。」
教室の入り口にある傘立てを指差すカロス
「うん…またあとで。」
うつむいたまま教室を出るリィン。
サリナスがカロスの脇腹を小突きながら小声で言う
「ばーか、一緒に帰りたいって言ってんのと同じなんだよ。気づいてやれよ。」
「あぁっ。そうか。リ、リィン。一緒に帰ろう。」
リィンを追いかけるカロス
「戦車と同じぐらい嫁もケアしてやれよ。」
女よりも戦車。というサリナスくんの明日はどっちだ

こんな感じか

522:名無しさん@ピンキー
08/07/11 14:21:57 6lQVg2r9
生徒会長の座を狙う風紀委員マクシミリアン の方が感じ出てね?

あと、とりあえずカロスをボコッていいすっか?

523:名無しさん@ピンキー
08/07/12 00:18:58 fqH+710P
>>516
部下とセルベリアのやりとりに泣いた

524:名無しさん@ピンキー
08/07/12 02:40:27 lQ4AoR4J
ヴァルキュリアの同人誌っておまいら見たことあるか?
俺まだ一度もお目にかかってないのだが・・・

525:名無しさん@ピンキー
08/07/12 04:40:49 3+9EiVC2
そりゃお祭り前だもんまだ出ないわな

526:名無しさん@ピンキー
08/07/12 10:00:31 K7V/9Tja
>>524
URLリンク(i-bbs.sijex.net)

527:名無しさん@ピンキー
08/07/14 21:07:27 lUiMf1UD
めろん

528:名無しさん@ピンキー
08/07/14 21:50:57 dUcDUC7+
やっと書き込めた
同人誌だけど、春のコミック1で出してるとこあったぞ

529:名無しさん@ピンキー
08/07/14 23:01:13 88+AluuL
>>528
kwsk!
誰のエロだった?
ヒントくれ

530:名無しさん@ピンキー
08/07/15 00:15:15 +nIH2EZn
>>529
表紙しかみてないがたしかセルベリアじゃなかった?
発売間もないころに出したイラスト集だったんじゃなかったっけ?

531:名無しさん@ピンキー
08/07/16 00:24:10 qIQXDqa4
>>526とは別もの?

532:名無しさん@ピンキー
08/07/16 01:39:47 UOptQftk
別物だよ
セルベリアので8ページぐらいのコピー誌
マンガとイラストが半々だった

533:名無しさん@ピンキー
08/07/16 02:30:01 qIQXDqa4
検索してみたけど全然みつからない。
続報求む

534:名無しさん@ピンキー
08/07/16 09:05:59 oKvU+LZq
せるべりあ揚げ

535:名無しさん@ピンキー
08/07/16 20:10:27 5UI/62Yn
うまそうだな


536:名無しさん@ピンキー
08/07/16 22:14:27 //i8B5TA
きっとまた青い何かだと思うぞ?

537:486
08/07/16 23:06:32 RoJveESq
前に予告していたジェーン×オスカーものを途中まで投下。
PS3無料で直ってきたけれど、セーブデータが皆飛んでた。
17章まで進んでいたのに…

今、やっと11章でイサラしんじゃったとこ。鬱。

そんなわけで、フルコンプしてない状況でのSSなんで、おかしなとこ合ったら指摘してね。

538:名無しさん@ピンキー
08/07/16 23:08:25 RoJveESq
「帝国人と戦り合うなら絶対突撃兵ッス!」
ハンネスが赤ら顔で唾を飛ばす。だいぶ酔いが回っているようだ。
「そうだよ、何であんたは狙撃兵なんかに志願したんだい?」
ジェーンが俺に流し目お送りながら、優雅にビールに口付ける。
「帝国人が嫌いなんだろ、やつらのリアルな悲鳴を聞くには突撃兵が一番だと思うがねぇ」
くくく、とジェーンが含み笑いをしたあと付け加える。
「そういやオスカー、この前の戦闘では帝国人にこっぴどくやられたんだって?傷はもういい
のかい?」
その含み笑いは何だよ!オスカーは心の中で毒づいた。ジェーンは絶対わかってて言って
いる。俺が帝国兵と鉢合わせして、体がすくんで動けないまま撃たれたってこと!

オスカー、ジェーン、ハンネス、第7小隊でも特に帝国人嫌いで通っている。その分気も合うし、
今夜のように皆で飲み合うことも珍しくない。
いつもだったら、帝国人の悪口と各の手柄話でいい感じに飲めるんだが、今日はどうも風向き
がよろしくない。ジンジャーエールの苦みがいつも以上に喉に残る。食欲もいまいちわかない。
決してこの前の戦闘で受けた傷が痛むせいではなさそうだ。

「あのときは…市街戦で場所確保しようと走り回っていたら、奴らと鉢合わせしちまって…俺の
銃じゃ相手に狙いを付ける前に撃たれちまったんだよ…」
尻すぼみになる言い訳、ジェーンがにやにや笑ってる。このサディストめ!
「気合いが足りないッス!」
酔いが回ってテーブルに突っ伏していたハンネスが一声吠えて、また突っ伏す。
「突撃兵にはアンタより年下なアイシャなんてのもいるんだ。弟を守る気概を見せるってんなら、
突撃兵ほどいい兵科はないと思うけれどね」
「それはそうだろうけれど…」
「アンタがずっとかばってた弟…エミールだっけ、アンタが心配で参戦したって言うじゃないか」
そうなのだ、俺が大けがを負ったばっかりに、弟エミールが義勇軍に志願してきたのだ。
これも、今日の飯が不味い理由の一つ、さてどう説得してエミールを除隊させたらいいものか…。
こめかみを押さえてうめく俺に、ジェーンがそっと耳打ちしてきた。

-ワタシヲダイテミナイカイ?-


539:名無しさん@ピンキー
08/07/16 23:10:22 RoJveESq
…ワタシヲ?わたしを…ってジェーンを、抱く?
「えっ!?そ、それってどういう…」
「しっ、声が高いよ、ハンネスはせっかく寝入っているんだから…ふん起きた様子はないね」
ハンネスはすでに鼾をかいて寝入っているようだった。
「で、どうだい、その反応じゃまだ女を知らないんだろ?度胸付けるためにも女の体知っていた
方がいいんじゃないかい?もっとも知ったところで次の戦闘であっさり死んじまうかもしれない…」
ジェーンが一呼吸おく、死、怖い、帝国兵は憎いが、先日の銃弾で体を貫かれる感触…よくと
どめを刺されなかったものだ、あの帝国人にだけは感謝してもいい気がする。
「ま、つまりは今日を生きてることを喜び、今を楽しもうってことさ、傷はもういいんだろ」
ジェーンの目に射すくめられる、切れ長の目に整った顔立ち、年上だがかなりの美人だ、猫科
の猛獣を思わせる引き締まった躰、正直今まで何度かおかずにしたこともある。それに今日だ
けは別にしても話して楽しいとも思う。そんなジェーンから誘われている?
「ここの204号室、今日借りているんだ」
ジェーンが耳元で囁く。
「いいかいアンタだから誘ってるんだ。わたしだって誰でもって訳じゃない。ハンネスは気のいい
奴だし戦友や飲み仲間としては最高だけれど、抱かれるのは正直ごめんだね、タイプじゃない」
心臓がバクバクいっている。ジェーンの顔をまともに見ることが出来ない。くそっなんで俺はこん
なにも小心者なのか!?
何も答えがない俺に対し、ジェーンが意外なほど心細さを声に表してきた。
「それとも…わたしみたいな年上じゃアンタのタイプじゃないのかい…?」
「そっ、そんなことはないっ!おっ俺はジェームガムガガ…」
ジェーンに口を押さえられる。ハンネスの様子をうかがっているようだ。
「大声だすなって…ふん、大丈夫なようだね」
ジェーンが口を押さえたまま顔を寄せてくる。切れ長の目が俺を見据える。
「o.k.ってことでいいんだね?」
口を塞がれたままコクコクを頷く。
「ふふっ、恥をかかせてくれなくて礼を言うよ、ありがと…。さて、じゃこの場はお開きにしようか、
ハンネス、ハンネスッ、起きな、帰るよ」
「んにゃ…帝国人はぶっ飛ばしてやるッ…ス…」
ジェーンに揺さぶられたハンネスは一声吠えた後、ジェーンに担ぎ上げられる。
だらしなくジェーンに担がれるハンネスに嫉妬に似た感情が芽生える。
「わたしはハンネスを送っていくから…、ふふ、オスカー、そんな顔しない、今夜はアンタだけの
ものになるよ、アンタもいったん宿舎に帰って外泊届けをだしてきな」
「!!」
表情に出ていた?自分が耳まで赤くなっていくのが判る。ジェーンは満足げな笑みを浮かべ、
ハンネスを連れて出ていった。


540:名無しさん@ピンキー
08/07/16 23:11:48 RoJveESq
エミールに今日は外泊することを伝え、今日飲んだパブに向かう。2階は宿屋になっている作り
だ。ジェーンが言っていたのは、ここの204だったよな…。
ひょっとしてからかわれたのではないかという思いを振りほどきノックする。
「お、俺だ、オスカーだ。ジェーン、いるのかい」
部屋の中で動く気配を感じる。かちゃりと鍵の外れる音がしてジェーンが顔を出した。
「よく来てくれたね、歓迎するよ、さ、入って」
部屋の中からタンクトップにショートパンツ姿のジェーンが迎え入れてくれた。
薄暗闇の中に浮かび上がるジェーンの伸びやかな肢体は、今まで思い描いていた想像上の
どの躰より美しかった。豹を思わせる猛々しさとともに、無駄肉のない均整のとれた姿には得
も言われぬ色気が漂っている。
俺は雰囲気に飲まれているのか?いやそうじゃない、本当に綺麗なんだジェーンは。
「じろじろ見ないでくれよ、あまり女っぽくない体だろ?」
「そ、そんなことはないさ。綺麗だと思う。…俺自身、女の薄着姿を見るのは初めて何だけれど…」
もっと気の利いたことがいえないのか?自分自身の不甲斐なさにため息が出る思いだ。
「ふふっ、うれしいね、そういうことを言ってくれちゃって」
突然抱き寄せられ、キスをされる。頭が真っ白のになる。
「ふふふ、オスカー…わたしはアンタのこと好きだよ」
再び、キス。今度は先ほどの唇が触れ合うだけのキスではなく、ジェーンの舌が口腔内に侵入
する。
「ウン…ン…ン、クチュ、クチュ、ン…ン」
爆発するような快感、キスだけでこんなに気持ちがいいものか。口の中を嬲られる快感に酔い
しれる。
おずおずと自らの舌も差し入れる。
「クチュ、クチュ、ン…ンァ、ウン…ン」
しばらく互い舌を絡め合い、互いの唾液を交換し合う。
口を離すと貪り合っていた唾液が糸を引いた。
ジェーンの顔をじっと見つめると、今まで見たことの無いような熱っぽい表情がそこにあった。
「さ、オスカー…、ベッドで感じ合おうよ…」
押し倒されるかのようにベッドに倒れ込んだ。

541:名無しさん@ピンキー
08/07/16 23:13:50 RoJveESq
あっという間にシャツがたくし上げられ、胸にジェーンの舌が這いまわる。
「うわっ、ジェ、ジェーン!うぅ…あぁっ!」
「イイ声を出してくれるねぇ、そそられるよ、オスカー」
俺の上に馬乗りになったジェーンがタンクトップを脱ぎ捨てる。
決して大きくはないものの、形良いバストが目の前に現れる。
「…!」
ジェーンの手が俺の股間をまさぐっている。
「ふふふ、カチカチにしてるじゃないか、苦しいんだろ、今楽にしてやるよ」
「待てっ!自分で…脱ぐからっ!」
「判ってないねオスカー、アンタが恥ずかしがっている姿を見るのがいいんだよ」
言うが早いか、あっという間にズボンが脱がされる。
「へぇ…、立派なものを持っているじゃないか」
ジェーンの手が屹立した俺自身を扱き始める。思っていたよりもずっと柔らかい感触の手と緩急
を付けた動きにだらしなく為すがままになってしまう。体に力が入らないのに腰だけが熱に浮か
されたようにモゾモゾ動く。
「あああぁ、ジェーン、ジェーン!」
肉食獣めいたほほえみを浮かべたジェーンが耳元で囁く。
「苦しいのかい?イキたくなったかい?でもそれならわたしも気持ちよくしてくれよ」


乱雑に脱ぎ捨てられた互いの服が散らばっている。
ベッドの上には全裸になった、俺が仰向けに寝そべっている。ジェーンは俺の頭の上に跨ってい
る。もちろん何も着ていない。しゃがみ込んだ尻が横に張り出して、見た目より遙かに肉付きの
良い尻肉を強調している。
「アン…オスカー…初めての癖に上手じゃないか、わたしもなんだか…ン、ふぅ…」
甘い吐息を吐きながらジェーンが俺の顔の上でぐねぐね腰をくねらせる。密着した俺とジェーンの
秘裂が、クチュクチュと濡れ音を響かせた。
ジェーンは俺の舌使いを褒めてくれるが、実際にはジェーンが俺の上で好き勝手に腰を振って、
自分の快感ポイントを舐めさせているだけ。気持ちよくなれるのも当然だ。
ジェーンの陰毛が妙に卑猥だ。それに秘裂から絶えずわき出てくる液で口の周りがべちょべちょ
だ。そして目を上げるとそこには淫猥な秘裂と、向こう側には乳房と勃起した乳首、さらにその奥
には俺自身をほおばるジェーンの顔が見える。
「ン…ン、ウン…ン」
俺自身を扱きながら、ジェーンが亀頭を舐めたり吸ったり舌を差し込んだり…、その度にこちらは
情けない声を出して、舌使いを止めてしまう。
「ふふ、これくらいの刺激で、動きが止まってしまうようじゃまだまだだね」
「そ、そんなこと言ったって、き今日が初めてなんだ、仕方ないじゃないか、それより、もう…我慢
の…限界…ン」
「もう限界かい、どうする?このままイキたいかい?それともわたしの中で…ふふ、先にだした方
が良さそうだね、さぁいくよ、ほうら、こうしたら気持ちよくなってくるだろう?いつイッテもいいぞ」
俺を銜えたジェーンの顔が大きく上下に揺れ始める。
「あぅっ!あぁ…ジェ、ジェーン!」
もう余裕なんかひとつもない血の気の薄い唇から唾液まみれの亀頭がひりだされてくる様子を
ジェーンの尻の下から眺めるのはこれ以上ない悦びだ。亀頭裏に押しつけられたジェーンの舌
がゆらゆらと揺れるたびに、快楽の電流が背筋を駆け上ってくる。
「うぅ!うぅ!イクっ!!」
瞬間、ジェーンは口を離す。ビュビュッドビュッビュッ、白い粘液が俺自身の腹から胸にばらまか
れる。
「ふう、ふう、ふぅ…」
荒い息を繰り返す俺をジェーンはただ微笑んで眺めていた。


542:名無しさん@ピンキー
08/07/16 23:19:19 RoJveESq
とりあえず今日はここまで。
この後はオスカーはサディステックジェーンに搾り取られ、エミールが参戦して
急所攻撃でジェーンが責められまくるって展開でどうですか?

543:名無しさん@ピンキー
08/07/16 23:55:48 eS4lCUbF
ぐじょーぶ!

544:名無しさん@ピンキー
08/07/17 21:01:46 N4qFH7eE
>>543
サンクス!じゃ538-541の続き、投下。


545:名無しさん@ピンキー
08/07/17 21:03:36 N4qFH7eE
絶頂の余韻も醒めぬまま、再び互いの性器を愛撫する俺たち。俺も達したばかりだから流石に
愛撫にも余裕が出てきた。

「オスカー、出したばっかりなのに、さっきより硬いくらいだよ、まだまだ今夜は楽しめそうだねぇ」
甘扱きに俺自身をなで回しながらジェーンが笑う。
「アン…ン、オスカーのせいでとっても欲しくなってきちまったよ」
勃起から顔を上げたジェーンが、躰を反転させて俺と対面する。口端に滲む涎を指で拭い淫蕩
な笑みを浮かべる。

「覚悟はいいかい?いくよ…」
亀頭先端でジェーンは秘裂を左右に押し開き、ゆっくりと腰を下ろしていく。ジェーンの躰が起き
ているから、自分自身がジェーンの体内に突き刺さっていくところが丸見えだ。

「アフゥ…ン、アァ…、オスカーのものでわたしのが裂けちゃいそうだよ…」
自分の中に奥深く突き刺さっている俺自身を見ながらジェーンはため息をついた。
「うわぁっ!ジェーン、ジェーンがすごく熱い!溶けちまいそうだぁ!」
俺自身にねっとり絡み付いてくる肉壁の感触は、たとえようもない快感だった。
「あふう…あぁ」
もう甘いため息をつくことしか出来ない。

待ちかねたジェーンの腰が早速動き始める。
「ううっ!あぁっ!だめだっジェーン、イッテしまうっ!」
絡み付く肉壁が、俺自身をどうしようもなく刺激する。わずか2,3回の摩擦にあっという間に出し
たくなってしまう。
「ふふ、すまないね、あんまり気持ちよかったものだから、つい、ふふ」

くくく、と笑うとジェーンは、腰の動きを緩やかなものに変える。しばらくすると射精衝動も我慢出
来そうなレベルに落ち着いた。

546:名無しさん@ピンキー
08/07/17 21:05:30 N4qFH7eE
「ジェーン…、ジェーンの中、気持ちいいよ…、初めてだ、こんな感触」
緩やかな上下動を繰り返している腰をしっかり握りしめ、肉壁の感触に酔いしれる。
「オスカーのコレもすごく気持ちいいよ…。アウゥ…もう、我慢出来ないっ」

ジェーンが俺の首にしがみついて、猛然と尻を振りはじめた。
ずり上がる尻に肉壁をまとわりつかせた俺自身がひりだされ、付け根にたたきつけられる淫裂に、
俺自身の先端がジェーンの奥を叩き続ける。
快感は底上がりに高まっていったが、それはジェーンも同じようだった。

「アァ…、アア、オスカー…、わたしもとっても感じているよ。アァ…初めての癖にわたしをこんなに
…アァッ!」
ジェーンは尻をぐりぐり回転させて、勃起付け根に押しつけるように動いている。

「アァ…ン、クリトリスが…気持ちいいっ!それにペニスが…オスカーのペニスが奥までぶっすり
突き刺さってるよ!」
卑猥な言葉を連呼して、ジェーンも快感を高めているようだ。
深々と結合したあたりから、ぐちゅぐちゅと濡れ音が響く。
「アァァァァン、もうわたしぃ、ヒィ…ン、イッちゃいそうだよ、ヒァァッ!」
ジェーンの腰が動きを早め、濡れ音もますます激しさを増していく。

「あぁぁ、そんなに腰を動かしちゃだめだ…あぁ…で、出るぅ!」
耐えきれず俺は射精してしまった。精子の飛び出る勢いに、快感で腰が大きく痙攣する。
「アヒィ!オスカーッ!わ、わたしもイクゥゥゥッ!」
痙攣に併せて、ジェーンも達したようだった。俺の首に抱きつき肉襞をヒクヒクさせながら腰を押し
つけている。

547:名無しさん@ピンキー
08/07/17 21:07:18 N4qFH7eE
コレがセックス…。
互いに荒い息を吐き出しながら、絶頂の余韻に浸る。
初めての経験でジェーンを達せさせたことに満足感を覚えながら、意識は急速に闇に沈もうとし
ていく。   

「…これでまたヤれるね…」
ハッとして目を開けると、ジェーンが再び獲物を前にした肉食獣のような光を、目にたたえながら
囁いている。

「ジェ、ジェーン!おれ、もう…」
「…オスカー夜はまだ長いよ、がんばりな!」
ワサワサと玉袋を触りながら、俺の胸に舌を這わす。
「うわぁっ、ジェーン!あうっ、あぐぅ…」
滑らかな舌使いに、早くも痺れたように甘いため息を漏らしてしまう。
「乳首舐められるの、結構気に入ったようだね。じゃ、こっちのほうも…ン」
そういうとジェーンは後ろにずり下がり、股間に顔を埋めていく。だらしなく垂れ下がっている玉袋
に舌を押しつけて表面をじっとり舐め回し始める。

「あ?あふぅ…うぅ…」
くすぐったいような快感が背筋を駆けのぼり、ペニスが再び勃起を始める。
「さぁ、準備は出来たようだよ、おいで、オスカー…」

その後は一方的な蹂躙だった。いつも爆発する直前でジェーンが押さえてイキたくてもイケない。
そんな俺の様子をジェーンは楽しんでいる様子だった。
何度か目の暴発が押さえられた時だろうか、戸口からノックとともに声が聞こえた。

「兄さん、いるの?」
エ、エミール!?
「おや、アンタの弟…エミールだっけ?ここの場所教えたのかい?」
ジェーンが舌舐めづりをしながら、戸口へと歩いていく。扉が開いてシルエットが浮かび上がる。
確かにエミールだ!

「あっ?ジェ、ジェーンさん?は、裸!?ご、ごめんなさい、ここに、兄さんが泊まっていると聞い
たもので…ごめんなさい!」

ジェーンの裸体を間近で見て、激しく動揺しているエミール。
「いいんだよ、オスカーは中にいるよ、あんたも入りな」

影絵の様に浮かび上がるジェーンのシルエットから聞こえてくるその声は、あくまで静かでありな
がらも、新たな獲物を手にした肉食獣の咆吼のように聞こえた。

548:名無しさん@ピンキー
08/07/17 21:08:57 N4qFH7eE
今日はとりあえずここまで。
次はちょっと間隔が開くかもしれんが、待っててくれる人がいたら嬉しいです。

549:名無しさん@ピンキー
08/07/18 01:11:54 OOVsjpRj
おれはいつでもここで待ってる

550:名無しさん@ピンキー
08/07/18 13:57:44 HKYzkl6l
ちょ、おまwww3Pとかヤバいでしょ・・・


いいぞもっとやれ

551:名無しさん@ピンキー
08/07/19 02:22:10 KJLVCmVu
>>,549、550 サンクス
意外と早く出来たんで投下、>>545-547の続きです

552:名無しさん@ピンキー
08/07/19 02:23:39 KJLVCmVu
「に、兄さん?」
「…エミール…」
身を起こす元気もなく、だらしなくベッドに身を横たえる俺を見てエミールが驚く。
当たり前だ、こんな姿、肉親…特にエミールには見せたくなかった。

「アンタの兄さん…オスカーの快気祝いさ、男と女の楽しみをしていたんだ。心配する事じゃな
いよ、けど…」
ジェーンが続ける。
「オスカーはもう疲れたみたいなんだ、快気祝いで無理させ過ぎちゃったかねぇ、それより、エ
ミール…わたしの相手をしてくれないかい?」

「え、それってどういう…?」
「野暮なことはいいっこ無しだよ、男と女の楽しみさ、…それにしてもアンタたちそっくりだねぇ、
そそられるよ」
「あ、あの、ぼく…」
「さぁ、女に恥をかかすもんじゃないよ」
そういいながらジェーンは、あっという間にエミールの着ている服のボタンを外していく。

「ジェ、ジェーンさん!に、兄さんっ」
「エ、エミールは体が弱いんだ、無理はさせないでくれ!」
「了解、無理はさせないよ」
くくく、と喉で笑いながらジェーンが承諾する。

「ははは、もうカチカチじゃないか、大きさもオスカーと同じだなんだねぇ、ふふふ」
エミールは…え?思いの外落ち着いている?
「ジェーンさん…わかりました」
ジェーンの顎を軽く引き寄せるエミール、次の瞬間。
「むくっん…ん、んん」
いきなりのディープキス、ジェーンも意表をつかれた様に目を見開いていたが、すぐさまとろ
けた女の顔に変わる。くちゅ、くちゅという互いの唾液を交換する水音が響く。


553:名無しさん@ピンキー
08/07/19 02:25:20 KJLVCmVu
「情熱的だね、エミール?経験はあるのかい?」
「初めてでは…ないです、病院にいたときに、色々…」

初めてじゃない?病院で!?エミールどういうことだ?
「おい、えみー…」
言いかけた口をジェーンの口で塞がれる。
「むちゅ、くちゅ、んん…オスカー、弟は立派に男になってるよ。喜んであげなよ」
ジェーンが俺にのし掛かり四つん這いになって、エミールを誘う。

「さぁ、おいで…」
背中越しに振り向いたジェーンの顔、恥ずかしい格好を自覚しているのか。頬が赤い。
が、ねっとり霞がかかった瞳は欲情にしっとり濡れ、猛烈な色気を放射している。
おもむろにジェーンに近づいたエミールが、ジェーンにのし掛かり…首筋に舌を這わせる。
「はうぅ…うう、ひゃっ」
そのまま右手はジェーンの形良いバストを揉みしだき、左手は茂みの向こうの淫裂をまさぐる。

「あふぅっ!エ、エミールっなんでこんなに…むぐぅ、くちゅ、ちゅば、ちゅぶ…」
ジェーンの抗議を再びキスで封じ、激しく愛撫を行う。いやらしい水音が部屋に響く。

「んんっ、ぷはぁ、エミール、ひっ、そこぉっ、あぁぁっ!」
ジェーンは完全にエミールの愛撫に翻弄されている様だった。声に余裕が無くなり、顔を仰け
反らせながらわなないている。

「ひっ、あひぁ、エミールっ、欲しい、ペニス欲しいっ!」
すかさずエミールはジェーンの尻を抱え込み、ぴきぴき音を立てそうに勃起しているものを力
一杯叩き込んだ。

「あはぁぁぁっ、エ、ミ…ル、ひぃ、あひぃぃっ!す、すごいっ奥まで刺さってるっ、あぐうぅっ!」
ジェーンの背中が大きく仰け反り、顎の先が天井を向いた。
そのままエミールは激しく腰を動かす、あの病弱なイメージしかなかったエミールのどこにこ
んな猛々しさがあったのだろう。


554:名無しさん@ピンキー
08/07/19 02:26:30 KJLVCmVu
「エ…ミル、イイよぉ、ペニスが…奥を…叩いて、あぁぁぁっ、ふはぁっ!」
「ジェーンさん、ここがいいんですね、こ、こ、がっ」
高まる一方のジェーンの喘ぎ声に対して、エミールはジェーンを抱え上げ、強弱を付けながら
リズミカルに腰を振る。

「ヒィッ、あひぃぃっ、そこっだめっ、やめて、いぃぃぃっ!」
完全にジェーンを抱きかかえ乳房を揉みしだきながら、左手で茂みを掻き分け淫裂の上にある
クリトリスを激しくさすっている。
淫裂からは、白く泡だった体液がとめどめなく溢れ出でて、二人が繋がっているところから飛び
散っている。
ジェーンの顔はとろけきり、だらしなく開いた口からは舌が突き出され、涎を垂れ流している。
「ヒィィィィィン、アァァァァ、いく、いぐぅ、いぐぅぅぅっ!」

ついに耐えきれなくなったジェーンが大きく仰け反りながら痙攣し、しばらくビクビクとした余韻を
残して崩れ落ちる。
「兄さん、大丈夫ですね」
不意にエミールから声がかけられる。大丈夫?なにが?

「さぁ兄さん、下からジェーンさんを貫いてください」
確かに俺自身は、こんな激しいセックスを見せつけられてガチガチになっているが。
「えっ?エミール、おまえ…」
エミールが力つきたジェーンを後ろから抱き上げ俺の上へ持ってくる。
淫裂からは泡だった白い体液が糸を引いて垂れている。

「さぁ、兄さん」
エミールの言葉に促される様に俺自身を握りジェーンの淫裂へと突き刺していく。
「あうぁぁ…、うわぁ…、こわ…れる…」
ジェーンが言葉にならない悲鳴を上げる。
2度放出しているとはいえ、ジェーンにされるがままだった蹂躙と、目の前で行われた激しいセッ
クスの興奮で、俺はジェーンの腰を押さえて激しく腰を振りはじめた。


555:名無しさん@ピンキー
08/07/19 02:28:26 KJLVCmVu
「あぁぁっ!あぁっ!はぁぁ…また、いぐぅ…ひぁん!」
もはやジェーンは目の焦点が合っていない。
俺たちの交わりを見ていたエミールがゆっくりとジェーンの背後に回る。
「十分ほぐれているね。ぼくは後ろを…」
後ろをってエミールお前、ジェーンのアナルを?一瞬、みしみしという音が聞こえた様な気がした。

「いぎぃっ!」
「きついよ、初めてだったかな?」
ジェーンの悲鳴とともに膣が激しく収縮する。
「く、締まる」
我慢し続けていたせいで、あっという間に射精衝動に襲われる。それを必死に耐えながらエミー
ルとリズムを合わせてジェーンを抉る。

「あひぁ、ひぃ、ひぃ…あひぃっ!こわ…れるぅ、らめぇ、ヒィィィィィン!」
ジェーンの顔が涙と涎にまみれ、ガクンガクン揺れ続けている。
「に、い、さん、そろそろいい?」
「エ、ミール、俺はもうイキ…そう、だっ!」
俺もエミールも猛然と腰を使い始める。
ぶちゅる、ぶちゅる、という水音と、肉を打ち鳴らすぱんぱんという音が響き渡る。
「ひぃ、ひぃ、たす…けて…またイク…イクゥ、イクイクイクッ!」
「くぉぉぉぉっ!」
「うぉぉぉぉっ!」
目の前が真っ白になり激しく射精する。どうやら3人とも同時に達し、3人各様激しく痙攣している。

そして、ドサリとジェーンが崩れ落ちる。
エミールは俺の隣にごろりと転がり荒い息をしている。
「はぁ、はぁ、エミール、お前、どうして?」
荒い息のままエミールに問いかけるが、いろいろな疑問が渦巻いて次の言葉が出てこない。
「はぁ、はぁ、兄さん、ぼくも一人前の男、だろう?」
エミールがニコリと笑う。
「病院で色々経験したんだ、体の弱いのも克服したんだ、もう一人前の男なんだ、絶対次の戦闘
では役立ってみせるよ、ふふっ」

556:名無しさん@ピンキー
08/07/19 02:29:28 KJLVCmVu
「………」
もうエミールにはかける言葉も出てこない。
「は…ははは…ははははは」
不意におかしくなって笑いが出てきた
「兄さん?」
わかったよエミール、お前は俺を遙かに超えて男になっていたんだな。
もう、義勇軍への参加をとめやしない。存分に活躍を願うだけさ。
「エミール、明日から頑張ろうぜ!」
「兄さん…!」
エミールの顔が笑顔へと変わっていく。
そうだ、俺はこの笑顔を守りたくて義勇軍に参加したんだ。

ジェーンは完全に気を失っている様だ。このままにしておくことも出来ない。
「エミール、今日はこのまま帰ってくれ、俺はジェーンと…この人と朝を迎えたいと思う」
「うん、わかったよ兄さん」

エミールを帰すと、ジェーンの体を丹念に拭いてベッドに寝かせた。
「ふふふ、オスカー…残ってくれたんだ」
不意にジェーンが声をかける、うわっと情けない声を上げてしまう。くそっ小心者の俺の心めっ!
「起こしちゃったか、済まない」
「朝までいてくれるんだろ、乱入者にいい様にヤられちまって恥ずかしいとこ沢山見せたけれど、
アンタと寝て良かったよ」
くくく、と自嘲気味に笑うジェーン。
なんと言っていいかわからず、目を合わすことも出来なかったけれど、問いかけだけには答え
られる。
「もちろん朝までお世話になるよ」

ジェーンが俺の腕に抱きついてきた。
「一緒に隣で寝ておくれよ」
わかった、といいながらジェーンの髪を撫でる。

「さて、明日からまた帝国の奴らをぶっ潰すよ、死んだりしたら承知しないからね」
「あぁ、男になったんだ。死ぬもんか。ジェーンだって死んだりしたら承知しないぞ」
くくく、と笑うジェーン。
俺もははは、と笑ってみる。

髪を撫でているうちに、ジェーンの寝息が聞こえてきた。
この戦いが終わったら…ジェーンは花屋を再開するんだっけ。
俺は…年の差ありすぎるかな、ジェーンの隣にいるには。

先のことは、なにもわからない。とにかく生き抜くだけだ。生き抜いてさえしまえば、いくらでも
考える時間はあるだろうさ。
隣の規則正しい寝息に引きづられるように、俺の瞼も閉じていった。

<<了>>

557:名無しさん@ピンキー
08/07/19 12:56:58 6mxkgoSw
GJ!

558:名無しさん@ピンキー
08/07/21 03:42:18 /rHHmkeb
おぉベイラート兄弟×ジェーンとは。意外な組み合わせGJです。
俺的にはジェーンはウェル菌って意外とウマ合うと思うわ。花と自然つながりで話題膨らみそう。

戦後、花屋を再開するジェーンと、それを手伝いながら教鞭をとるウェルキン。
「お帰りなさいウェルキン」とエプロン姿のジェーンさんに微笑みながら迎えられた日には悶絶もんだなw

559:名無しさん@ピンキー
08/07/23 02:21:54 fywzJDEf
誰もいない…

560:名無しさん@ピンキー
08/07/23 11:08:11 c/tII+WV
   ,/´ ::;;`ヽ@ 
   ! ノ从 リ)) ∩
   |lゝ゚ - ゚ノ|./ノ   
  ⊂に(_)(__)゛  ぽよん
   从)__||_|ii
   リ(_Y_i从
    |__/_ノ 
    しl_ノ 



561:名無しさん@ピンキー
08/07/23 21:09:29 VZbaZ7L1
いつのまにか神が降臨していた!

562:名無しさん@ピンキー
08/07/23 21:31:02 W3QGyzSx
セルベリア陵辱物 嫌いな人は回避よろ

★最強のヴァルキュリア★

「敗れたか・・・セルベリアよ」
「はっ、申しわけありません。この償いは必ず・・・」
「ふっ、もうよい・・・次の手は考えてある、敵にも1人のヴァルキュリアがいるのならこちらは10人のヴァルキュリアを用意すればいいだけのこと」
「ヴァルキュリアを・・・??」
帝国のヴァルキュリア研究所で実用レベルまでになったのはセルベリアひとり、研究は続けられたがセルベリアに続く者は生まれなかった。
マクシミリアンにとって唯一のヴァルキュリアであることがセルベリアにとっても誇りとなっていた。
「いますぐでなくても良いのだ、10年、20年先に多くのヴァルキュリアを産み出せれば」
いつにないマクシミリアンの熱い視線がセルベリアの肉体にそそがれる。
「セルベリアよ、余のために新たなヴァルキュリアを産んでくれぬか?」
「で、殿下!!!??」

実験室で生まれた父も母もわからぬ身、一生を日陰のままマクシミリアンのために尽くすことを至上の喜びと考えていたセルベリアには望外の言葉であった。
「殿下のためならば何人でも!!この身が朽ち果てようとも!!」
セルベリアの秘所は潤と濡れ、身体は熱く火照りはじめていた。
「うむ、余はうれしいぞ。さっそくだが帝国の未来のため働いてもらおう」
マクシミリアンはセルベリアの手をとると寝室に導く。

セルベリアにとって神にも等しい存在、マクシミリアンがセルベリアをやさしく寝台に押し倒す。
「はじめよ」
マクシミリアンの言葉と同時にバタバタと白衣の男たちが寝室に入り込み、セルベリアの身体をベルトで寝台に固定し始める。
「殿下・・・??」
「最強のヴァルキュリアを作り出すためには、父親となる者も最強でなければならぬ」
呆然自失のセルベリアを男たちは手際よく裸体にし、両脚を大きく左右に広げる。
「兵士たちの中から身体頑健、素質優秀な者を選抜し、その精子を遺伝子操作した物を用意した」
手に巨大な注射器を持った医師がセルベリアの生殖器にそれをあてがう。
「休む間もなく、妊娠出産を繰り返すことになろうが、頼むぞセルベリアよ」
「い、いやあああああーーーーーー!!殿下!!殿下!!」
セルベリアの体内に濃縮された白濁液が激しく注ぎ込まれた。


563:名無しさん@ピンキー
08/07/24 00:59:28 zA/S3sdt
これで終わり?

564:名無しさん@ピンキー
08/07/24 22:16:37 2alLxJT3
ベイラート兄弟×ジェーンものを書いた者です。
感想くれた人サンクス!

一応、キャラクターの相性に沿うように(オスカーとジェーン)書き上げたつもりですが、
エミールの乱入でそんな設定も吹き飛んでしまいましたね…。

保管庫には、句読点や改行部分を直したうえでで投稿します。
保管庫の中の人、その際にはよろしくお願いします。

次作は、ウブだと思ってエミールにちょっかい出してきたフロージアが、ベッドの上で
ひぃひい泣かせられるンとかを妄想したりしています。

…お前、どこまでエミールを手練れにするつもりなんだよ…。

565:名無しさん@ピンキー
08/07/24 23:15:41 ehoijvE6
保管庫の中の人です。
最近更新なくてすいません。
最近アリソンシリーズを読みふけってまして、執筆が遅れております。
サイトの画面構成比も直さないとなぁ・・・

>>564
了解しました。>>564は以前百合物を書かれた方ですよね?
作品投下ありがとうございます。

エミール無双すぎw実は病弱なふりをしているだけなんじゃ(それなんてコードギアス?w)

566:名無しさん@ピンキー
08/07/26 23:31:26 uBrx3HJ1
>>133の小説って携帯からじゃ見れませんかね?

567:名無しさん@ピンキー
08/07/28 21:52:33 3ragMsn/
アリソンシリーズを
アリシアソースとよんだ俺は死んだほうがいい

568:無名の支援兵
08/07/29 00:52:42 Q8I6mK1y
ジェーン×ベイラート兄弟の投稿完了しました。
ターリス×アリシア百合ものをうpした際に付けていただいた「無名の支援兵」
のHNいただきました。
今後はコレで投稿していこうかと思っています。

それにしても第7小隊は魅力的な女性が多いにもかかわらず、絡ませられる
男が少ないよぅ。
サリナスは戦車萌えで女好きの癖に、イケ面であるなんて不公平!
なんで書きたくないですw ED様とかと相性はいいんですがね…。
カロスとリィンは…これもまたカロス(´・ω・`)ウラヤマシス

ゲームの方はトラブルでやり直し中、さっきようやく15章終わったけれど
セルベリアちゃんあまりに(´・ω・`)カワイソス…鬱


個人的には >>513-521の学園ものの流れ、激しく好きw



569:名無しさん@ピンキー
08/07/30 00:34:31 wa5DOgBz
(´・ω・`)セルベリアカワイソス


(´・ω・)セルソス

570:名無しさん@ピンキー
08/08/01 09:51:56 0SHLHHx3
ホシュベリア

571:名無しさん@ピンキー
08/08/05 20:19:23 5ovJVF+n
保守age

572:名無しさん@ピンキー
08/08/06 01:42:39 qvEwrKhZ


573:名無しさん@ピンキー
08/08/08 22:57:04 wtb62GXE
>>568
投稿ありがとうございます。
「裏がりあ大戦2」にUP致しました。時間がかかってしまい申し訳ありませんでした。

重かったサーバーを変更致しました。
ブックマークをしている方はお手数ですが変更をお願いいたします。
度々の変更申し訳ありません。
【裏がりあ大戦2 新URL】
URLリンク(uragw2.r.ribbon.to)

学園のヴァルキュリアは即興ネタでしたが、書いてみても面白いかもしれないですね。

574:名無しさん@ピンキー
08/08/10 18:16:55 vhip1FEW
保守

575:名無しさん@ピンキー
08/08/10 19:55:48 hKDN4x8h
ベイラート兄弟に続いて…ホーマーのマゾヒストが活かせる物はないだろうか?

576:名無しさん@ピンキー
08/08/10 20:08:04 MBwMXAKw
>>575
「じゃ、エーデルワイス号で轢いてみようか。大丈夫、履帯はゴム製のに交換しておいたから」

577:名無しさん@ピンキー
08/08/11 02:17:26 oC1jSRBh
タンクデサント要員に任命する

578:名無しさん@ピンキー
08/08/12 20:58:23 /0tN/Eiz
ほし

579:GTO NA AT白
08/08/17 03:38:54 UzUiSfxI
イーディとセルベリアとマリーナで十分だわ

580:名無しさん@ピンキー
08/08/21 00:22:21 7idDL4D9
捕虜になったホーマーがセルベリアちゃんに拷問されておっきしたイチモツが意外とでかくて
セルベリアちゃんが欲情しちゃう話キボン

581:名無しさん@ピンキー
08/08/22 15:10:55 N7nGh55v
セルベリア復活祭

582:名無し支援兵
08/08/23 16:51:33 sQ9BXiTC
      //
    /  / パカ
    /   /
   / ∩∞∞∞
   / .|( ・ω・ )  セルベリアよ
  // |   ヽ/
  " ̄ ̄ ̄"∪

  ∞∞∞
  ( ・ω・ )
  /(====)\  貴様はヴァルキュリアの「最期の炎」を燃やし
  ~/⌒_)~
  U´ '、(, )))

     ∞∞∞
     ( ・ω・ )
    /    \   ガリア軍を「消滅」させるのだ
  ((⊂  )===ノ\つ))
     (_⌒ヽ
      ヽ ヘ }
 ε≡Ξ ノノ `J


      ∞∞∞
 ((⊂ ヽ ( ・ω・ ) / ⊃))
   | L |   '⌒V /   貴様の命が
    ヽ,_,/   ヽ_./    余に栄光をもたらすであろう
  __,,/=====i
 (  _     |
  \\_  ̄`'\ \
   ヽ )     > )
   (_/´    / /
         ( ヽ
         ヽ_)

の直後あたりの話し。

583:名無し支援兵
08/08/23 16:54:12 sQ9BXiTC
※注意

●マクシミリアン美化
●純愛

なので、水没王子が嫌いな人は読み飛ばしてください。


584:名無しさん@ピンキー
08/08/23 16:58:56 sQ9BXiTC
カツカツカツカツ
ブーツの音が響き渡る。

ギルランダイオ要塞の中、要塞司令官室へと続く長い廊下を、銀髪の女性士官が歩いて
いた。ガリア侵攻部隊マクシミリアン準皇太子直属、3巨頭であるドライ・シュテルンの中
の一人、セルベリア・ブレス大佐その人である。
ヴァルキュリア人としての崇拝とその実力に裏打ちされた抜群の戦功、美しくも凛々しい姿
に憧憬の念を抱く将兵も数多く、総司令官マクシミリアンと共に高いカリスマ性を秘めている。
しかし今の彼女は、顔は青ざめ、凛とした覇気も影を潜めていた。

帝国軍がこの要塞を占領してからは、ガリアの紋章は言うに及ばず、華美でありながら
実用性に欠ける一切の装飾は剥ぎ取られ、無機質な軍事要塞の体を成している。
ギルランダイオ要塞は、ガリアと帝国の国境付近の山隘路に、ガリア軍が対帝国用として
築いた堅固な要塞であったが、帝国の電撃作戦の元、活躍の機会も与えられないまま
占領された。しかし、その帝国もナジアル平原の決戦でガリア軍に敗れた今では、帝国
のガリア侵攻作戦の最後の拠点と言うところまで追いつめられている様に見えるのは
皮肉な結果である。


585:名無しさん@ピンキー
08/08/23 17:00:23 sQ9BXiTC
その要塞司令官室の重厚な扉の前で、セルベリアは立ち止まる。
セルベリアは幾度かの逡巡の後、ようやく意を決し扉をノックをする。
「誰か?」
ガリア侵攻部隊総司令官マクシミリアンの誰何の声に、セルベリアが応じる。
「セルベリアにございます。…殿下、今よろしいでしょうか?」
「入れ」

司令官室の中でマクシミリアンはガリア全土の地図が描かれた、作戦立案テーブルの
前の椅子に腰を下ろしていた。

「どうした?セルベリアよ、臆したか」
開口一番にマクシミリアンが声をかける。臆する?どういうことか。

この日マクシミリアンはセルベリアにこの要塞もろともガリア軍を消滅させよと命令を
出していた。無論セルベリアの命を引き替えにして…

「いいえ!殿下にお救いいただいたこの命、殿下の大望のためならば…殿下の為に
使えるのであれば、喜んで差し出しましょう!」

セルベリアは死することには怯えていない。ヴァルキュリア実験施設での実験動物の
日々から見いだし、人間として生きる喜びを与えてくれたマクシミリアンである。
下された命令自体には何ら躊躇いはない。
しかし…


586:名無しさん@ピンキー
08/08/23 17:01:23 sQ9BXiTC
「…殿下…マクシミリアン様、ずっとお慕い申しておりました…。今宵だけ…、ただ一度
だけでよいのです。…私に一夜のお情けを…お情けを賜りたく…」

「余は情けなどかけぬ」
セルベリアの言葉を遮る、冷然とした物言いだった。

「!!」

(やはり…当然のことであったか…)
セルベリアは、発してしまった言葉への後悔の念に押し潰されそうだった。
「殿下、も、申し訳ございませんでした」
(私はなんという愚かで浅ましい真似をしてしまったのか…)


587:名無しさん@ピンキー
08/08/23 17:02:36 sQ9BXiTC
セルベリアの謝罪も胸中の慚愧も気にする風でもなく、マクシミリアンは続ける。

「余はすでに、幾多の屍、血涙の大河を乗り越えてきたのだ。その者共にも、そしてここで
死する貴様にもかける情けも詫びる言葉もあるはずがなかろう」
「…はっ」
「余はこれからもこの血塗られた道を昂然と歩き続ける。そしてガリアを、帝国を、ヨーロッパ
全土を手に入れる!…これこそが余のために死した者共への餞となるであろう」

(そうだった、それでこそ私が愛したただ一人の尊い御方、マクシミリアン様だ。私はなにを
やっていたのだ?…マクシミリアン様、ヨーロッパをその手中にお入れください)
セルベリアにとって、もはや思い残すことはない。この場は退出してマクシミリアンの命を
実行するのみだ。すなわちガリア軍を引きつけヴァルキュリアの命の炎を燃やし…マクシ
ミリアンの覇道のための礎となる。

「はっ、それでこそ殿下…マクシミリアン様です。私は直ちに殿下の命を全うすべく準備に
取りかかり…」
退出のための言葉を紡ぎ出すセルベリアは、再びマクシミリアンの言葉に遮られた。

「なればこそ余は命ずる」
「はっ!」

続く言葉は予想出来た。

588:名無しさん@ピンキー
08/08/23 17:03:54 sQ9BXiTC
(私はマクシミリアン様のために生き、そして死ねることを誇りに思おう)
セルベリアは覚悟を決めていた。決意は最早微塵も揺らぐことなど無いはずであった。
しかし次にマクシミリアンから発せられた言葉は、今のセルベリアにとって到底理解
出来るものではなかった。

「セルベリアよ、今宵の伽を申し付ける」
「…え?」

あまりにも意外なマクシミリアンの命令は、セルベリアの思考を凍りつかせた。
マクシミリアンが続ける。
「どうした、余の命ずるところを全うせよ」
セルベリアは動くことが出来ない、思考だけでなく世界が凍りついたかの様だ。
その凍りついた時間の中を、その凍りついた視界の中を、マクシミリアンがゆっくりと
近づいてくる。

マクシミリアンは、セルベリアの前で立ち止まる。
「余を恨むか?余を呪うか?セルベリアよ、貴様にはその権利がある。」

瞬間、世界が氷解した。暖かい思いで胸が一杯になる。

「いいえ、いいえ、いいえっ殿下!マクシミリアン様っ!私はすべての運命に感謝する
気持ちでいっぱいです。殿下に出会えたのだから、そして今日こうして愛する貴方様と
思いを遂げることが出来るのだから…」

激しく頭を振りながら、セルベリアはマクシミリアンにもたれかかった。

589:名無しさん@ピンキー
08/08/23 17:05:20 sQ9BXiTC
「殿下、ご無礼をお許しください」
見つめ合う二人、セルベリアの目には涙が浮かんでいる。もちろん悲しみの涙ではない。
そうしてセルベリアの唇がゆっくりとマクシミリアンへと近づいていく。
マクシミリアンは超然として、ただセルベリアの瞳だけを見据えている。
それに臆したか、セルベリアはゆっくり目をつぶる。そしてそのままゆっくりと唇と唇とが
触れあう。
瞬間、畏れおののいたかの様に、セルベリアは身を引いた。

「よい、許す」
マクシミリアンは離れようとするセルベリアを抱き寄せた。
「…っ!?殿下…」
なすがまま抱き寄せられ、セルベリアはマクシミリアンの胸に顔を埋める。
「…殿下、マクシミリアン様!」
マクシミリアンの懐にいるのは、無敗のヴァルキュリアでも、孤高の女将軍でもなかった。
ただ与えられた愛情に対し怯えるばかりの、か弱き女性の姿であった。

「セルベリアよ、余に抱かれよ」
「…はい、よろこんで」


590:名無しさん@ピンキー
08/08/23 17:06:32 sQ9BXiTC
再び重なり合う唇と唇、しかし今度は長く深い口付けだった。
怯える様に藻掻くセルベリアの肩と頭をマクシミリアンはしっかりと抱き寄せ、深い深い
口付けを続ける。マクシミリアンの舌がセルベリアの口内を蹂躙する。覇道の王者を象徴
する様な激しい口付けに、セルベリアも屈服するかの様に抵抗する力が薄れてきた。

「…んちゅ…クチュ、ンン…クチュ…はぁ…マ、マクシミリアン様…」

ツッーと唾液が互いの唇に橋を架ける。譫言(うわごと)のように愛しい者の名前を
つぶやいて、セルベリアの体から力が抜けおちる。最早立っていることすらおぼつか
ない。

「どうした、その様(ざま)では余の命は全う出来ぬぞ」
「も、申し訳ございません、しかし体に、力が…」
「ふっ」
マクシミリアンは軽く笑うと、ふわりと舞いを踊るかのようにセルベリアの体を横抱きに
かかえる。

「マ、マクシミリアン様っ!」
「よい、余につかまれ。これも余興の一つよ」

マクシミリアンはセルベリアを抱きかかえながら、隣室の夜具へと向かって歩み行く。
戦士として鍛え上げられ、女性としては大柄であるセルベリアの体をを軽々と抱きかか
えるその膂力は、マクシミリアンが決して安穏と身分に座していただけではないことを
意味していた。

591:名無しさん@ピンキー
08/08/23 17:07:56 sQ9BXiTC
一歩、また一歩、マクシミリアンが歩みを進めるごとにベッドが近づいてくる。
横抱きに抱えられたセルベリアはしっかりとマクシミリアンの肩に掴まりベッドへと運ば
れる。豪奢な衣裳に覆われた逞しい胸板に横顔を押しつけながら、セルベリアは静かに
目を閉じる。
セルベリアにとって愛する男の胸に抱かれ運ばれるこの状況は、今までの生の中でも
最も満ち足りている瞬間でもあった

そうしてセルベリアは、ベッドの上に横たえられた。

「マクシミリアン様…」

いざその時になってみて、悠然と見下ろすマクシミリアンの視線を受けると、セルベリア
は困惑する。自ら望んでいたものの、具体的にどのようにすればよいのかわからない。

「セルベリアよ、さぁ伽をせよ」
マクシミリアンに促され、セルベリアは身を起こし、おずおずと軍服を脱ぎ始める。
黒衣のマントを外し、専用に設(しつら)えた上着を脱ぎ捨てると、はち切れんばかりの
大きな双乳が露わとなる。

愛する男の前での、ずっと望んでいた行為にもかかわらず、セルベリアは恥ずかしさに
反射的に腕で乳房を隠してしまう。

「マクシミリアン様…あの…見苦しくはないでしょうか」
「ふむ、隠されていては判断できんな」

マクシミリアンはゆっくりとセルベリアの手首をつかみ、再びその大きな乳房を露わにする。

592:名無しさん@ピンキー
08/08/23 17:09:59 sQ9BXiTC
「セルベリアよ、思えば貴様を引き取って以来、士官学校、軍隊と軍務とに明け暮れる
生活を送らせた、が…よくぞここまで美しい女に成長したものよ」

「!!」

「隠すな、貴様は美しいと言っているのだ」
セルベリアにとって、この言葉をもらえただけでもういつ死んでもいい様に思えた。
(殿下にお褒めの言葉を賜っている!)
もやはマクシミリアンに掴まれた両の腕には力が入らない。そのまま引き寄せられ、
再び口付けをされる。

「…ふぅん、んん…ん、むぅ、うむぅ…ぷはっ!あぁ…はぁ、はぁ、はぁ…」

今度はセルベリアからも積極的に舌を絡ませる。口端からは、だらしなく唾液がこぼれ
落ちセルベリアの胸を濡らす。そうして、体の力が抜けセルベリアは、ベッドに崩れ落ちた。

力無くベッドの上で荒い息をしているセルベリアのブーツをマクシミリアンが脱ぎ外してゆく。
「っ!、マクシミリアン様!」
「邪魔なものを外しているだけだ。気にするな」

そういいながらマクシミリアンは軍用タイツを脱がしにかかる。セルベリアの形だけの
抵抗もあっという間に突き崩され、ベッドの上には下着一枚だけのセルベリアの裸身が
横たわっていた。
白銀の長髪に、ボリュームのある二つの乳房、体は引き締まり、優しい弧を描く腰と
すらりと伸びた長い足、それでいながら傷一つ無い白い肌、いずれもこの世の女性美
が集約された様な見事な躰だった。


593:名無しさん@ピンキー
08/08/23 17:11:36 sQ9BXiTC
「あぁ…殿下、恥ずかしい…です」
「余の言葉が信じられぬか、貴様は美しい、今まで見たどの女よりもな」

マクシミリアン自身も上着を脱ぎ捨て、逞しい上半身をセルベリアの眼前へと晒し、セルベリア
へと覆い被さりながら、再び口付けを交わす。

セルベリアは身じろぎしながら、なすがままにマクシミリアンの舌を、唾液を、受け入れ吸い、
飲みくだす。口の両端からは、吸いきれなかった唾液が次々と溢れ出てセルベリアの頬を
濡らす。

既に互いの口付けだけで、セルベリアのどこまでも白かった肌は赤みを帯びて上気し、
うっすらと汗が滲んでいる。
マクシミリアンは豊満な乳房に手を伸ばし軽く揉む。

「ふむ、柔らかいな。貴様の胸は手に収まりきれぬ。…ほう、乳首が立っているが…」
マクシミリアンは吟味するように乳房を揉み、中心の突起を摘みあげる。

「ひぅ!で、殿下…」
「どうした、気分でも悪いか?」

口端をつり上げてマクシミリアンが囁く。乳房を揉みしだいていたマクシミリアンの手は、
そのまま乳房から、側腹をなぞりながら下腹部の下着の中へと差し込まれる。

茂みを掻き分け、肉襞を指で弄ぶ。密やかに、しかし間違いなく湿った音が両者の耳に
届いた。

-くちゅり…-

594:名無しさん@ピンキー
08/08/23 17:14:51 sQ9BXiTC
「ほう、ここも既に潤んでおるか」
「は、恥ずかしいです、殿下、淫らと思わないでくだ…ひゃうっ!」

マクシミリアンの手が肉襞を掻き分け、指を中へと侵入させる。指で膣内を掻きしだく。
ぐちゅる、くちゅ、ぐちゅ…、今度は隠しようもない水音が響いた。

「ひぁ、あっ…あぁ、あっ!殿下っ、殿下ぁっ!」
逃れようもない快楽に、セルベリアはただ背を仰け反らせて喘ぐ。
「いけません!殿下、お手が汚れて…はぅ、あああっ!いけ、いけませ、あぁぁっ!」

口では、否定の言葉と紡ぎながら、腰が怪しく蠢くのを止めることが出来ない
熱くぬめる膣内の指の感触に、より強い快感を引き出される。

「あぁぁっ、手を、手をとって…あっ、あぐぅっ、あぁーっ!」
ビクッビクッと体を震わせて、セルベリアの体が脱力する。

痙攣を続けているセルベリアから、マクシミリアンはゆっくり秘所を覆う最後の布を剥ぎ
取った。

セルベリアの生まれたままの状態になった裸身がさらけ出される。
白銀の髪は珠の汗に額に張り付いて、透き通るような白い肌は赤みがさして火照りを顕し、
秘所は既に濡れそぼりシーツに染みを作っている。

595:名無しさん@ピンキー
08/08/23 17:16:36 sQ9BXiTC
「セルベリアよ、起きあがるがいい」
「ふぁ、はい…」

焦点の定まらない目でマクシミリアンの言葉に従い、セルベリアはベッドの上で半身を
起こす。
そこにマクシミリアンの屹立した陰茎が突きつけられる。

「舐めろ」

マクシミリアンの命令は簡潔だった。朦朧としたままセルベリアは命令を反芻する。
(舐めろ?殿下のペニスを…)
恍惚とした表情でマクシミリアンの陰茎に顔を寄せる。手を添えゆっくりとなで回す。

「これがマクシミリアン様…この熱い…大きなモノを私に…」
セルベリアに躊躇いはなかった。愛しい人の陰茎を両の手で包み込み、口づけする。
ただ小さな口から舌をだし、ペロペロと筋に沿うように真っ直ぐと舐め始める。
そうしてセルベリアは陰茎を頬張る。稚拙ながらも熱く生々しい女の粘膜の感触が
マクシミリアンを包み込む、セルベリアが息をしようとするたびに口が収縮し、マクシ
ミリアンはセルベリアのもたらす快感を味わう。

「どう…ですか、私の口は…」
「もっと唾液を垂らせ、余のモノを胸で…その乳房で挟みながら舐めるがよい」

マクシミリアンの言葉に従い、舌先から大量に唾液を垂らし、陰茎を唾液でコーテング
していく。
唾液はマクシミリアンの陰茎のみならず、セルベリア自身の豊満な双乳をもテラテラと
ぬめらせていく。

596:無名の支援兵
08/08/23 17:21:28 sQ9BXiTC
以上、とりあえずここまで。

いや、俺もマクシミリアン嫌いだけれどw
15章のセルベリアちゃんがどうだったら救われるかな、なんて
考えて妄想してみました。

597:名無しさん@ピンキー
08/08/23 23:07:13 wDxuAC8x
GJGJGJ!!
投下キタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!
神はこのスレを捨ててなかった!
純愛イイヨイイヨー!

正直セルベリアちゃんを真に幸せにできるのは
マクシミリアンだけなんだよなー
それなのになんで…

598:無名の支援兵
08/08/23 23:59:56 sQ9BXiTC
>>597
どうもです。
次はちょっと間隔があくかも。

599:名無しさん@ピンキー
08/08/25 02:51:36 /GoDFTe0
     _    
   ,/´ ::;;`ヽGJ 
   ! ノ从 リ)) ∩
   |lゝ゚ - ゚ノ|./ノ   
  ⊂に(_)(__)゛  ぷるんっ
   从)__||_|ii
   リ(_Y_i从
    |__/_ノ 
    しl_ノ 



600:ガリア特務兵
08/08/25 16:34:24 Alafba/L
無名の支援兵さんGJですっ!
個人的にマク殿下とセルベリアの恋愛話を本編でやって欲しかったと思うガリア特務兵です。
断章形式で1000円くらいなら出してもいいやw(信者乙w)

皆様方からご指摘ありましたIE6での文字ズレの修正完了いたしました。
ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。

がりあ大戦2 URLリンク(gallianwars2.tobiiro.jp)
裏がりあ大戦2 URLリンク(uragw2.r.ribbon.to)

601:名無しさん@ピンキー
08/08/26 01:44:03 Sw7Lxjpy
ゲームで殿下とセルベリアちゃんの恋愛話はいまさらもうムリだろうけど、
漫画あたりで設定の変更があってもいいかな
もしくはセルベリアちゃんのことを影で想う新キャラの登場とか

602:名無しさん@ピンキー
08/08/27 15:01:28 AcgYKW4x
ウェルキンでもなんでもいいから幸せになってほしかったセルベリア

水没好きではないが
これが彼女の幸福ならば



セルベリアちゃんが使えれば同じ値段の戦場のセルベリアでも買いますよ

603:名無しさん@ピンキー
08/08/27 21:26:24 jxt/41xx
海水浴シーンがあれば倍の値段でも買いますよ

604:名無しさん@ピンキー
08/08/27 21:27:14 LQBQBPRO
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
しばらく見ない間に神が光臨してたのかw
毎日このスレ見てるんで、後編のうp超待ってるよ~!

605:名無しさん@ピンキー
08/08/28 15:25:50 qvPyWgCp
スゲー!! 久々に見たら、神来てる!!
捨てたもんじゃないな


セルベリアちゃん着せ替えセット6000円でも買う

606:名無しさん@ピンキー
08/08/29 04:22:42 Yazg5L4o
今日は第七小隊の訓練日。
こんな日は決まって、バードウォッチングをする為に訓練所を抜け出す。
もちろん、アリシアやラルゴに見つかればただじゃ済まないだろうし、
他の仲間達からも冷たくされるに違いない。
小隊隊長としての仕事は、鋭い観察力を養うことであるからだ。
・・と、言うことにしておけば、まぁ夕飯抜きくらいで許してもらえるだろう。

だが、今日はそう上手くは行かなかったようだ。
「ウェルキン。」
森への道を歩いている途中、若干怒り気味なアリシアに声をかけられてしまった。
口を尖らせ、腕を組んだ様子は甲虫類のカブトムシにそっくりである。
「ちょっとオハナシがあるの。着いて来てもらえる?」
動揺しているのを悟られないように慎重に、作り笑顔で返事をした。
「どうしたんだ、アリシア・・今日も訓練だよね。僕は、
隊長としての訓練がまだ残っているんだ。それじゃ!後で。」
いつもの逃げ口上でそそくさとアリシアをかわそうとするが、
「今日もその双眼鏡で誰かを覗くんでしょ?私には分かってるのよ。」
「覗くって人聞きの悪い言い方はよしてくれ。僕はこれから・・・」
思わず野鳥観察だと言いそうになるのを堪えて、
「あ、いや、新しいオーダーを教わりに墓地へ行くところ、なんだ。うん、そうなんだ。」
「・・・ふーーーん、あっそう、墓地に居るご老人を覗きに行くのね。」
双眼鏡片手にあたふたする様子を勘付かれてしまったようだ。
もうバレバレよという顔をされてしまった僕は、あえなくアリシアに拘束されてしまった。

それから数時間。僕は、アリシアの尋問に似た説教を聴かされた挙句、
酒を強制されてしまい意識が無くなってしまった。
「どスケベなウェルキン隊長を拘束しました。」
微かにアリシアの声が聞こえたが、意識は未だ明暗を彷徨っている。
「助かりました。昨日お風呂に入っていたとき、
背筋が凍るような視線を感じて、不安で・・夜も眠れませんでした。」
アリシアの隣で話しているのはスージーだった。
「まさか隊長が、信じていたのにショックです。」
「当然だわ。説教だけで済んだのが幸運だったと思いなさい!ウェルキン。」
声はハッキリ聞こえてるのに・・・身体が動かない。
(違うんだ!僕は本当にバードウォッチングをしていて・・・
野鳥が木の枝に居るのを覗いて、じゃない、観察していたんだ。
そこがたまたま官舎だったんだ、信じてくれ、アリシア!)
アリシアは金魚のように口をパクパクして寝ている僕の姿を見て、
「寝顔は素敵なんだけどね。」
と呟いた。アリシアが不機嫌になったのは言うまでも無い。


607:名無しさん@ピンキー
08/08/29 12:45:01 AjneB2O3
ごめん、最後の一行はスージーが不機嫌になったです。

608:名無しさん@ピンキー
08/08/30 01:57:03 Vda6KTaq
「アリシアさんは覗かれなかったから、そんな事が言えるんです。」
「ち、違うわ。私も、今回のウェルキンの行為には憤慨してるのよ。」
誤解を抱えたまま、二人は小さな言い争いをしているようだ。
止めに入ろうも僕はただ二人の話を聞いていることしかできない。
「もう、男の人は信用できません。アリシアさんも嫌いです!!」
センシティブな性格を持っているスージーは、泣きながら外へ飛び出してしまった。
「ウェルキンの、バカ。」
アリシアは少し強い口調で言うと、スージーを追いかけていった。

二人が部屋を出て間も無く、また別の女性の声が聞こえてきた。
「ウェルキン君、何かの間違いでしょ・・・あなたが人の部屋を覗く
なんて悪趣味な事するわけないわ。大丈夫、私が誤解を解いてあげる。」
それは聞き馴染みのある同級生の声。ユーノ、彼女だ。
ゆっくりと僕が寝ているベットに近づいてくると、照れくさそうに耳元に手を当てながら、
「その、無防備なあなたにこんな事したら、ダメだとは思うんだけど・・・。」
ユーノは自分の両手を僕の腕にそっと乗せると、ゆっくり顔を近づけてきた。
「今この瞬間だけ、目を瞑ったままでいてくださいね。」
そう耳元でささやいた後、彼女の柔らかい唇はそっと僕の唇と重なった。

クチュッ、チュパ・・
少し生々しい音を立てながら、最初は優しく、徐々に激しく舌を入れる。
薄れていた意識が少しずつハッキリとしてくると、目の前の視界が
明るくなっていく・・そして、目が覚めた。生暖かい体温がジワジワ伝わってくる。
今目を開けたら、きっと紅潮した彼女の顔が見れるんだろうな。
という恥ずかしい妄想を抱きながら、くすぐったい産毛が鼻の下に当たるのを感じた。
ごめん、このまま、押し倒したい・・・。

609:名無しさん@ピンキー
08/08/30 02:36:37 Vda6KTaq
彼女も興奮しているのだろうか。やたら強い鼻息が体中を駆け巡る。
股間の辺りにまでユーノは舐めているのだろうか。すごく気持ちいい。
「ふっ。」
耳元で彼女はクスっと笑っているのだろう。くすぐったい風が、
耳を通り抜けていく。アリシアに対しての罪悪感が薄れてきていた。
「ウェルキン君、私もう我慢できない。」
彼女は僕の股間に手を当て、ズボンのファスナをゆっくり下ろした。
「あなたが愛しかったの!いつか、こういう事してみたかったんだから。」
綿毛のような物が僕の陰茎を覆う。ダメだ、ユーノ。君は、
「アリシアさんに心を奪われているあなたが、正直憎かった。
奪い返せるのなら私はどんな事だってするの。知らないでしょ、私が悪女だって。」
彼女は徐に冷たい粘液のような物を股間に垂らした。
「ほら、意識が無くても"ここ"は反応してるわよ。」

紛れも無くローションだった。それを掌でじっくり広げていくと、
また暖かい唇で一物を優しく、そして強く刺激してくる。
「もっと楽しませて欲しいの。私が心の底から笑えるように・・・ね。」
時々ユーノの柔らかい毛が当たって来るのが痛く痒い。
「ねぇ、アリシアさんの事想像してみたことある?」
まだお互いそれ程進展していないのに、できる訳無いだろう・・と、
照れくさそうな顔をした。ユーノは気付いているのだろうか。
「ふふっ。」
何か違和感を感じる笑い方を気にしつつも、僕はもう絶頂に
達しようとしていた。彼女は経験者なのだろうか。
「私なら幸せにできる。隊員の仲間たちの喜ぶ顔が見たいの。」
ユーノは何を言っているのだろうか。隊員たちの喜ぶ顔が見たいから、
こんな恥ずかしい事をしているのか?理解できないまま射精してしまった。

生暖かい唇が離れた後、彼女は何も言わず部屋の外へ出て行った。
空しさと違和感を抱えたまま瞼を開くと、楽しそうに飛んでいる一匹の羽豚がいた。

fin.


おしまい!

610:名無しさん@ピンキー
08/08/30 10:57:14 edGB2k3h
GJ

611:名無しさん@ピンキー
08/08/30 17:05:17 4ad+uRXp
>>609
ワラタ

612:無名の支援兵
08/09/01 00:55:47 9rwvGyNn
>>606-609
ウェル菌はアリシアフラグが強すぎて他の人と絡ませづらいけれど
GJでした。

本当に期間が空いちゃったけれど、
>>584-595の続き投下します。

※注意

●マクシミリアン超美化
●純愛

なので、水没王子が嫌いな人は読み飛ばしてください。



613:名無しさん@ピンキー
08/09/01 00:57:31 9rwvGyNn
そっと、壊れ物を包むかの様に、セルベリアは陰茎を、その双乳で挟み込む。

「あぁぁ…熱いっ!」

吐息が漏れる、と同時に胸の中で踊る陰茎を逃したくない思いでセルベリアは陰茎の
先を口に含んだ。陰茎を乳房で挟みつつ亀頭を咥えられるのは、巨乳のセルベリア
ならではだった。

ずちゅっ、ちゅぼっ、ずちゅっ…
セルベリアは一心不乱に陰茎を咥え、頬をすぼめ、亀頭を吸い出す。淫らしい音が
部屋へと響く。

マクシミリアンも、セルベリアの奉仕を無感動で受け入れていたわけではない。

立場上、様々な女を抱いたこともあった。しかし、マクシミリアンの興味は女体には
向かわなかった。幼い頃の母親の死が心に陰影を落としていたのかもしれない。
与えられる愛情を信じず背を向け、ただひたすらに自らの大望のため、それだけに
生きてきた。
当然、軍人として、副官として、そして人間兵器ヴァルキュリア人として、様々な
セルベリアを見てきたが、一人の女として見たことはなかった。

614:名無しさん@ピンキー
08/09/01 00:59:19 9rwvGyNn
そのセルベリアが、女としてマクシミリアンにこれ程まで思いを寄せていたのだ。引き
取ってからの思い出も呼び覚まされる。美しく成長を遂げたセルベリア、先ほどの
『貴様は美しい、今まで見たどの女よりもな』という言葉に嘘はない。

(セルベリアよ、貴様からの「想い」だけは信じられるものかもしれぬな…)

マクシミリアンは、一心不乱に奉仕を続けるセルベリアに対し、今まで感じたことの
無い感情がわき上がるのを感じた。しかしマクシミリアンにはその感情がなんなのか
わからなかった。愛情というシンプルな感情は、母親を失って以来、今の今まで無く
していたのだから。

セルベリアが上目使いにマクシミリアンを覗き見ると、白皙の顔に赤みがさし上気
している様子が見られる。
(殿下も気持ちよくなっているの…?)
初めての経験で、どうして良いかもよくわからないセルベリアは、確かめずには
いられなかった。

「…ちゅばっ、殿下…如何ですか?」
「…悪くはない、続けるがよい」

マクシミリアンの言葉に安堵したのか、自信を深めたのか、セルベリアの肉竿絞りは
激しさを増していく。
双乳で揉みしだき、しごく角度や強さ、舐める場所など色々変えて、マクシミリアンに
快感を送り込もうとする。自然と動きは激しくなりセルベリア自身も大きく動く。

(殿下、殿下ぁ…)
セルベリアはマクシミリアンに奉仕しながら、自らも下腹のあたりに重い疼きが生じて
くる。そしてその股間には、うっすらと透明なジュースが再び溢れはじめていた。

「くっ!セルベリアよ…、受け止めよ!」
放出は唐突だった。マクシミリアンはセルベリアの瞳をじっと見据えながら、しっとりと
汗ばみ艶っぽく蕩けた顔面に白い液弾を発射する。

615:名無しさん@ピンキー
08/09/01 01:01:14 9rwvGyNn
「ひっ!あっ、ああぁ…す、すごい、出る、出てるぅ…殿下ぁ…熱ぅい」

予想を超えたスペルマの量に驚嘆しながらも、セルベリアは僅かばかりも顔を背ける
ことなく、顔面で愛しい男の精を受け止めた。
額が打ち抜かれ、頬がドロドロに汚される。鼻梁から唇までも白塗りにされ、顎の先
から滴った精液が首筋から胸の谷間へと流れ落ちる。

「これか精液…、殿下の…精液…」
セルベリアはうわごとの様に呟きつつ放心している。

マクシミリアンも眼前の光景に、これまで感じたことのない感情で、思いもかけず興奮
していた。肉棒は射精を終えてなおも、太い青筋を浮かばせて、猛々しく勃起し続けて
いる。

「セルベリアよ、…もう、よい。余のものはこの通り屹立している。つぎは貴様を…ベッド
に横になるが良い」

マクシミリアンはセルベリアの肩に手を回し、ベッドへと沈める。この上なく優しくゆっくりと。

放心状態だったセルベリアが、はっとしてマクシミリアンを見る。これから成されるで
あろうことに思いを巡らし、怖ず怖ずと言葉を紡ぐ。

「で、殿下…わ、私の処女は、実験施設で器具相手に破壊されております。殿下…
穢れた私をお許しください…」

消え入る様な声でセルベリアはベッドの中で身を堅くする。
男を迎え入れるのは初めてなれど、実験動物同様の暮らしの中で処女を失ったことが
負い目となり、緊張で身を強張らせてしまった。

「貴様のせいでは無かろう、気に病むことはない」

思いもかけず優しい声色でマクシミリアンはそう言うと、精液で汚れているセルベリアを
気にする風でもなく、その唇を奪い去る。再びたっぷりと舌を絡ませ、何度も何度も唾液
を交換し、セルベリアの強張りを溶かしていく。

「セルベリアよ…貴様は美しい」
耳元で睦言を囁いて、柔らかい乳房を弄ぶ。

616:名無しさん@ピンキー
08/09/01 01:03:33 9rwvGyNn
マクシミリアンは、コリコリに充血している乳首に舌先を這わせ、稜線に沿って茂みへと
手を伸ばす。柔い陰毛を掻き分け、肉襞のクレヴァスを押し開くと、そこはセルベリアの
分泌液で溢れかえっていた。

「ひっ、ひぅ、殿下、殿下…、穢れた実験動物の私は…」
「もう言うな、ゆくぞ、セルベリア」

マクシミリアンは、セルベリアをM字開脚にすると、その股座に向き合う様に膝をついた。
反り返った陰茎をしっかり握りしめ、剥き身にされたクレヴァスの中心部に肉の頂をあて
がった。

「はぁ…」
セルベリアが熱いため息ともいえない声を漏らす。
肉襞は、この上なく柔らかく、そして熱く蕩ろけていた。軽く腰を入れただけでヌルんと
鎌首が呑み込まれる。

「うわあぁ…あ、あっ…」
セルベリアの悲鳴にも似た喘ぎを無視し、乳房にかじりつく様にして、一気に怒張を
嵌め込んだ。

「ひぃあぁっ!あああああ、ああぁ…」
「くっ!」

セルベリアはもちろん、マクシミリアンからも嗚咽が漏れてしまう。それほどに心地よい
肉壺だった。
複雑に折り重なった肉壁がうねうねと亀頭に絡みつき、敏感な雁首をが粘膜に舐め
まわされる。これ程挿入がスムーズなのに決して緩くはなく、陰茎全体がみっちりと
つぶされる。
セルベリアの膣は初めからマクシミリアンのために作られているかの様な密着感が
感じられた。

「あぁ、あぁぁ、マクシミリアン様ぁ…あ、あ、あ、あ…あぁっ!」

セルベリアの鳴き声を聞きながら、マクシミリアンは腰を振る。
セルベリアはマクシミリアンにしがみつき、背を弓ぞりに反らせながら喘ぎ続ける。
愛しい男の怒張を咥えこんだ瞬間に軽く達しているのだが、そのまま注挿を繰り返され、
高ぶった感覚がそのままに絶頂感を頻発させていた。

617:名無しさん@ピンキー
08/09/01 01:05:02 9rwvGyNn
「あふっ!んんぅ、はぁ、ああっ!」
膣底を叩かれ、子宮が押し上げられ、焦点の定まらない目でマクシミリアンを見据え、
もっと突っ込んで欲しいとばかりに、無意識に足を巻き付ける。

結局の所、初体験の痛みなど感じるわけがなかった。実験施設の研究員にクスコで
膣を穿られ、奥の奥まで観察されていたセルベリアはとっくの昔に処女膜など欠片も
なく失っていったのだから。
しかしながら膣壁を擦られる愉悦を知らされ、膣内のスポットを抉られ、子宮を亀頭で
叩かれる本当のセックスは、初めて訪れる快楽の桃源郷、想像を超える淫らな現実
の世界であった。

陰茎が注挿を繰り返される度、嗚咽を上げて舌を突き出し、だらしなく涎を溢れさせる。
クレヴァスからは白く濁った愛液をドクドク垂れ流し、クリトリスは勃起し脈打たせ、
マクシミリアンの躰を自分へと押しつける。

「うっ、くっ、セルベリアよ、狂うが良い」
「いいぃ…いいぃっ!く、狂うぅぅ!、おぉ、おおお、もっと、もっとおぉっ!」

マクシミリアンは自らの手の中で平たく潰された巨乳を鷲掴みにして、セルベリアを
押さえ込み、何度も何度も陰茎を打ち込む。ことさら高まる肉襞のうねりに射精を
促されつつも、マクシミリアンは腰を振った。こんな感情、こんな快感は今まで抱いた
どの女からも得られないものであった。

「あふっ…!こ、これがマクシミリアン様…セックス…あひっ、ひいいっ、いひぃっ!」
セルベリアの悲鳴がひときわ高くなる。

618:名無しさん@ピンキー
08/09/01 01:08:17 9rwvGyNn
「いいっ、ん、んん、マクシッ、ミリ…アン様ぁっ!、ください…ください、ください、くださいぃー!、
中ぁ、中へぇ、いい、いくっ、イキそうっ!」

マクシミリアンはセルベリアのひときわ高い悲鳴を聞いた。やにわにセルベリアの膣内が
脈打ち、粘膜に包み込まれる感覚が強まる。怒張を注挿させる度に、亀頭がしごき潰され
強烈な快感に打ちのめされる。もはや射精を我慢する必要もないほどの快楽の高みへと
上り詰めている。

そしてまさにマクシミリアンが解き放とうとした瞬間であった。

「いひぃ、イク、イグゥ、ふぅ、い、くぅ、イク、イクイグゥううう!」
整った顔をかつて無いほど歪ませて、唸りにも似た悲鳴を上げながらオルガスムスに
上り詰めるセルベリア。盛大に潮を噴出させ、表情が見えなくなるほど髪を振り乱し、
陸に上がった魚の様に躰をビクビク痙攣させる。

「むぅっ!く、あっ!」
マクシミリアンも後を追う様に頂点を極めた。子宮を亀頭で殴打しねぶり付け、2度目とも
思えぬ勢いで大量のスペルマを噴出させる。

「んああああぁっ!ひ、ひっ!…く、イクぅ…、おぉ、おおおおおおぉ!」

激しく子宮口を叩く亀頭から、熱々のスペルマを撒き散らされ、セルベリアは更なる
オルガスムスの波に襲われる。躰を弓ぞらせ、白い喉をまっすぐ伸ばして、痙攣しながら
涙と涎を流す。とにかく気持ちよくて堪らなかった。最愛の男性と交わっている、夢にまで
見たマクシミリアンと一つになっているという精神的な愉悦に加え、この世のものとは
思えぬ快感に晒されて、絶頂を示す痙攣が長く長く続くのだった。

619:名無しさん@ピンキー
08/09/01 01:10:22 9rwvGyNn
…どれ位時間が経っただろうか。

未だ胸にしがみついたまま、小刻みに体を震わせているセルベリアに、マクシミリアンは
声をかける。

「セルベリアよ…終わったぞ」
「…はい、マクシミリアン様…」

互いに荒かった息も、熱に浮かされたような躰の火照りも少しずつ収まってきた。
マクシミリアンの肉棒が力を失いセルベリアの中から抜け落ちる。
セルベリアの膣口はカッパリと口を開けたまま、マクシミリアンから解き放たれた白い精が
ゴボリと溢れ出す。

「マクシミリアン様…幸せです、怖い位に…。でも、もうなにも怖くありません」
「……そうか」

マクシミリアンに沈黙が訪れる。この時になってもセルベリアに対する感情がわからない、
…いやわかってはいるのだが認めることは出来ない。
マクシミリアンは誰よりも愛情に飢えながら、愛情を欲しながら、愛情を求めながら、心からは
「愛情」をあえて追い出して生きていくしかないのだ。それが覇道、マクシミリアンが進むべき
人生なのだから。

あの命令は取り消すことは出来ないし、また取り消すつもりもない。

「今日はこのまま休むが良い」

しかしながらマクシミリアンはセルベリアに愛情を示した。それがどんなに偽善に富んだもの
であるかについて、心の中で自分を嘲笑しながらも。

「し、しかしそれでは…」
思いも寄らぬ言葉に慌てるセルベリアをマクシミリアンは抱き寄せる。

620:名無しさん@ピンキー
08/09/01 01:12:04 9rwvGyNn
「…マクシミリアン様」

セルベリアがマクシミリアンを見つめる。指が、愛するマクシミリアンの頬を撫でる。
この感触を永遠に忘れずしまい込むかの様にゆっくりと…。

「休め、セルベリアよ、今は休め…」
「…はい、マクシミリアン様…」

程なく、セルベリアから規則正しい吐息が漏れ出す。
マクシミリアンはこの上なく優しい手つきで、セルベリアの乱れた髪を整えていく。
セルベリアの躰に夜具を掛ける。

(今更別の生き方など…余にはできん、ならば最後まで突き進むのみよ)

マクシミリアンは、すべてに秀でた指揮官であった。能力、地位、知性、魅力、実績、
いずれも他の皇太子とは格が違う。それでも準皇太子の身分では、永遠に帝国皇帝
となる道は塞がれていた。
なればこそ、覇道を突き進むのみ、大望のためには小義は切り捨てるしかないのだ。

(見ておれ、マーモットとヴァルキュリアの槍にてこの世界を手に入れてやる。最後の
審判の日にはセルベリアよ。貴様に我がたどった道を語って聞かせようぞ)

マクシミリアンの瞳は、再び冷徹に野望を果たすものへと変わっていった。
ガウンを着て作戦立案テーブルへと向かったマクシミリアンは、再びガリア侵攻軍
総司令官たるマクシミリアンへと変貌し、ガリア戦線での戦略を練り直すのだった。

<<了>>


621:無名の支援兵
08/09/01 01:26:02 9rwvGyNn
以上でした。
いつもは一気に書き上げてから、推敲しながら投下していくんだけれど
今回は前編だけで投下してしまい間が空いてしまいました。
待っててくれた人、本当にサンクスです。

後編がなかなか進まずに、しんどかった。
  ∞∞∞
  ( ・ω・ )
  /(====)\  <<すべてこいつのせいっw
  ~/⌒_)~
  U´ '、(, )))
最初はマクシミリアンをトラウマ故に女性に対し射精したこと無い人設定
して書いたんだけれど、淡泊になりすぎて全面書き直し。
いや、ホントしんどかった。


ギルランダイオ要塞での空白の3時間のプロットもあるんだけれど、
どうやっても陵辱にしかならないんで、セルベリアちゃんがかわいそうで
書けないんだよね。

622:名無しさん@ピンキー
08/09/01 03:53:45 iQtUqbQY
「ぬくもりのそば」

悲しみを慰めてくれるのは、いつも読んでいる本だけ。
あの小隊で、一人の兵士として扱ってくれた彼に一目惚れしたけど、
やっぱり男なんだと痛感した。男はただ"したい"だけの生物なんだと。
それは、私が彼を信じられなくなった夜の出来事でした。

「スージー、誤解してるんだよね?あれは、君の部屋を覗いていたんじゃない。
僕はバードウォッチングが趣味で、いつも双眼鏡を持ち歩いているん・・・。」
彼は私の部屋の前で必死に弁解しようとしているが、心が傷ついたことに変わりはない。
「最低です、どうせ男なんて女のカラダを想像して楽しんでるんですよね!」
私は溜まりに溜まった鬱憤を、叫ぶことで発散させようとしていた。
「もう出て行ってください、一人にしてください・・・話しかけないでください。」
私は彼の背中を軽く押して外へ出した。顔を見ず、力強くドアを閉めた。

ドアの向こうからアリシアさんの声が聞こえた。
「ウェルキン!彼女は今一人になりたいって言ってるのよ?
どうしてそう無神経な行動とるのかな。」
アリシアさんも彼の行動に半ば呆れていた。隊長として頼りになるのは戦場だけ。
今の私にはただの男にしか見えていなかった。私の心寄せる人じゃない・・・。

少しだけ開いた窓から訓練所が見える。夜遅くまで働く技術者の方や、
戦車のメンテナンスに余念がない、イサラさん。そして、
明々と輝くライトが闇夜を照らしている中に彼の姿があった―

トントン。
「スージー、エレノアだ。明日の作戦行動に関して変更点ができた。
ウェルキン少尉に至急作戦会議室まで来いと伝えてきてはもらえないか。」
第四小隊上官のエレノアさんが声を掛けてきた。そんなの私じゃなくてもいいじゃない。
失礼だとは思ったけれど、無言のままでいた。できれば帰って貰いたい。
「そうか、夜分遅くにすまなかった。・・・スージー、悩みがあれば言ってくれ。」
エレノアさんはいつもの口調で語り掛けてきた。誰から聞いたのかな。
ただそこには、温もりのある暖炉のような心地よさを感じた。

冷たい風でその火が消えないよう、開いたままだった窓をゆっくり閉める。
涙で濡れたままの顔はくしゃくしゃだった。それでも、私は温もりの傍に居たかった。

>>612
ありがとう。拙い文章しか書けませんが、
エロも少しずつ研究していきたいと思ってます。




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