★★★ 戦場のヴァルキュリアでエロパロ ★★★at EROPARO
★★★ 戦場のヴァルキュリアでエロパロ ★★★ - 暇つぶし2ch50:名無しさん@ピンキー
08/05/06 17:58:18 PKTSFQNS
捕虜になったマゾヒスト曰くホーマーがセルベリアに拷問されるシチュ

51:名無しさん@ピンキー
08/05/06 18:43:37 nhpNVAYG
いかん…ホーマーと聞くと、奴を思い浮かべてしまう

いや、逆レイ系もいいですよ?(´・ω・`)

52:名無しさん@ピンキー
08/05/06 19:42:16 IHjvG8zm
きれい好き、貧弱な体、寂しがり屋、マゾヒスト
満塁ホームランだな

53:名無しさん@ピンキー
08/05/06 20:00:40 nhpNVAYG
>>50
あー、そういえば某動画でもセルベリアにぶっ飛ばされてたな
ホーマー

囮に使われて

54:名無しさん@ピンキー
08/05/06 21:32:40 Cyh890jq
マゾな俺は捕虜になったウェルキンをセルベリアンが逆レイプするSSが見たいです

55:名無しさん@ピンキー
08/05/06 21:33:58 EBBU0Myx
「大好きというよりも尊敬しているのです・・・・」
私はエレットさんの取材にそう答えた。
嘘だ・・・・そんなはずないのは自覚してる・・・兄さんを一人の男性として見てしまっている・・・・
そして今も隊員のみんなには決して知られてはいけない兄さんとの関係を結んでしまっている・・・・

「イサラ、き、気持ちいいよ・・・また口でするの上手くなったね・・・」
今日は休日、私は兄さんと整備室でエーデルワイス号の機器チェックをしに来ていた。
「・・・もう兄さんのここの感じる所は全てわかってますから・・・」
本来、エーデルワイス号の機器チェックに兄さんは関係ない。ただ戦車の中は唯一兄さんと二人きりになれる空間だった。
私達にとってエーデルワイス号の中は戦場では隊長と整備士の関係、そして非番の日には兄妹ではなく男と女の関係にしてくれる空間だった。

56:名無しさん@ピンキー
08/05/06 21:53:29 EBBU0Myx
「あむ・・・・んっんっ・・・」
兄さんの男性の部分をゆっくりと刺激していく。唾液をたっぷり浸けて兄さんの先端を軽く吸うように、そして舌全体を使って全体を舐めまわしていく。
「はぁはぁ・・・ど、どうしたんだイサラ、今日はいつもに増して積極的だね・・・・」
兄さんが私に聞く。
「・・・いえ、ちょっとエレットさんに兄さんの事を聞かれて・・・」
兄さんと私が関係を持ったのは兄さんがまだ高等学校時代の時。その頃には既に私は兄さんを一人の男性として愛していてた。
だけど私は義理の妹でもあり、そしてダルクス人。その状況の中で私は苦しみ耐えられなくなり、兄さんに救いを求めた。
せめて結ばれる事を許されなくても、たった一度だけでも兄と妹ではなく一人の男と女の思い出を得ればこれから先もこの葛藤に耐えられると思ったから・・・・

でも、一度超えてしまった境界線はもう戻る事は許されず、今も隊員達には決して知られてはいけない関係を続けてしまっている・・・・

57:名無しさん@ピンキー
08/05/06 22:18:25 GGFkN/gd
つ、続きは?・・・wktk

58:名無しさん@ピンキー
08/05/06 22:24:29 EBBU0Myx
兄さんの男性を口全体と手で刺激していく。兄さんの先から興奮を表す液がジワリジワリ溢れてくる。
「・・・いいよ・・・イサラ・・・気持ちよくてもう出そうだ・・・」
兄さんの男性がどんどん熱くなってきて男性に廻ってる血流が激しくなってきてるのがわかる。

「はむ・・んっ・・・ちゅ・・・兄さん・・・いつでも出していいですよ・・・はぁ・・・はむ・・・」
私は更なる刺激を兄さんに与え射精を促す。
「ああああぁ・・・出る!出るよイサラ!」
兄さんの男性が私の口内で沢山飛沫く。あまりの勢いでむせそうになった。
この頃は連戦続きだったせいか普段より溜まっていたせいか、いつもよりも多くて匂いも味も濃い。でもこの濃い匂いと味が私の女を更に加速させていった

「んっ・・・ちゅっ・・・・ちゅっ・・・んぐ・・・」
一度射精が終わった兄さんを丹念に舐めて綺麗にしていく。兄さんのここを舐めているだで私のあそこは疼き、そして濡れてくる。
「兄さん・・・随分溜まっているのですね・・・綺麗にしてるうちにもうこんなになってきましたよ・・・・」
「はぁはぁ・・・イサラが上手すぎるんだよ・・・溜まっていなくてもこんなふうにされちゃすぐに大きくなっちゃうさ・・・・」
私はその言葉を聞きフフっと笑った。
普段、女性には無頓着な兄さんがこの空間ではただの男性として私に欲情していてくれるのが嬉しかった。

私はズボンとショーツだけを脱ぎ、兄さんに跨る。
「・・・兄さん、それじゃ兄さんのここ頂きますね。私、兄さんのをくわえてるだけでもう十分に濡れてしまって・・・欲しくて・・・」
そういいながら私は兄さんの男性に私のあそこをゆっくり押し当てていく。兄さんの返事を待たずして・・・・

59:名無しさん@ピンキー
08/05/06 22:45:32 EBBU0Myx
「はぁぁぁん・・・・!」
ゆっくりと奥まで兄さんを入れていく。兄さんを入れただけで軽く気が遠くなった。
「・・・イ、イサラ・・・イサラの中もいつもに増して熱いよ・・・それに凄い締め・・・つけてくる」
兄さんが目を閉じて言う。兄さんも私の中でとても熱い。
「・・兄さ・・・ん、今日は私が動き・・・ますね・・・兄さんは・・・お疲れですし・・・」
私はゆっくりと腰を動かし、兄さんに扇情を与えていく。深く、より深くと兄さんに私の中を味わってもらう。
「イ、イサラ・・・凄いいいよ・・・イサラの中が凄く絡み付いて・・・締め付けて・・・いつも以上にイサラの中を感じる・・・」
兄さんに快感を与えつつ私も兄さんの全体を深く味わおうと兄さんの先から根元まで満遍なく律動する。
特に回を重ねた今では兄さんをより私の奥で感じる事に私自身がこの上ない悦びを得られるようになっていた。
「はぁ・・・・はぁ・・・んっ・・・兄さん・・・気・・・持ち・・・いい・・・で・・・すか・・・?」
兄さんの表情を見れば分かるのだが、いつもそう聞かずいられない。
「イサラの中・・・凄いよ・・・もっと奥まで・・・入れて欲しくなる・・・んっ・・・」
「んっ・・・・私も・・・です・・・ぁぁぁ・・・兄さん・・・もっと・・・もっと欲しい・・・」


60:名無しさん@ピンキー
08/05/06 22:58:36 EBBU0Myx
「くっ・・・イサラ!・・・駄目だ・・・ぼ・・・僕も動くよ!」
兄さんがついに堪えきれず腰を使い出した。より深く、そして兄さんのが私の子宮口まで突ついて来た。
「はっ!・・・・兄さん!駄目・・・そんな深い所まで・・・あぁぁぁっ~」
もう兄さんの責めで私はただ快感に震える女肉の塊になっていた。
もう思考は飛んでしまい、体全体が兄さんの男性を包み、兄さんの精液をこの上なく欲する女性器と化した錯覚に墜ちてしまっていた。

「イサラ!出すよ!ああああぁっ!!」
「・・・・っっっ!!!」
私は最早何も言葉に出来ず、ただ兄さんの精液が私の奥に流れ込んでくるのと止まらない快感の波を否応なく感じる事しか出来なかった・・・・

61:名無しさん@ピンキー
08/05/06 23:04:06 GGFkN/gd
GJ!!!!!!!!!!!!!!!

62:名無しさん@ピンキー
08/05/06 23:10:52 EBBU0Myx
「みんな集合してるか?」
兄が第7小隊の前でいつも通りに言う。今日からクローデンの森に侵攻するためだ。
これからしばらくは厳しい戦いが続くかもしれない。
「イサラ、エーデルワイス号の整備は万全かな?」
「はい兄さん、エーデルワイス号いつでも発進準備可能です。」
私はエーデルワイス号の整備士兼運転士。父テイマーが義父のために作り上げ、そして今は兄さんがこの戦車を指揮する。
私はこれからも整備士として万全の準備をし、時には兄さんをサポートし、兄さんと共にエーデルワイス号で帝国と戦う。

絶対にエーデルワイス号は撃墜させはしない。このエーデルワイス号は私と兄さんの為の特別な場所でもあるのだから・・・・





63:名無しさん@ピンキー
08/05/06 23:36:58 GGFkN/gd
早漏過ぎましたorz GJです。またよろしく!

64:名無しさん@ピンキー
08/05/06 23:58:53 JiOMWdEo
ウェルキンとアリシアが初めてヤったのって
1.8章の誰もいない山小屋で…
2.12章の星空の下で…
3.戦後でやっと…
のどれだろう?

65:名無しさん@ピンキー
08/05/07 00:04:21 2aoRXEN3
すきにしろ

66:55
08/05/07 00:44:27 hUWMvM8C
シチュエーションとキャラ設定だけ決めて下書きせずに書くとやっぱりキャラが途中で勝手に動きだすなぁ。
特にウェルキンは生物オタク以外はクセがないからSSを書いてる内に臨機応変に対応しちゃう。

セルベリアやアリシアはヴァルキュリアという設定を上手く活かせば戦闘以外にも上手くエロに絡めそう。ヴァルキュリアとヴァンパイアと語感的にも似てるしねw

>>64
まぁストーリー的に考えてみると早くてもかなり後の方、ウェルキンがアリシアに想いを告げた後位?
最終決戦前日あたりなんかをSSに出来そうだね。


67:名無しさん@ピンキー
08/05/07 01:16:07 l+huOhgE
>>64
>山小屋
準備万端、いざ挿入と言うところで瀕死帝国兵の乱入ですね、わかりますw

68:名無しさん@ピンキー
08/05/07 01:29:02 jQDyssgk
すきにしろ

69:名無しさん@ピンキー
08/05/07 03:18:01 Hakar4yp
公式設定のアリシアxターリスは?
お姉さまなのに逆にヘロヘロに攻められるアリシア。


70:名無しさん@ピンキー
08/05/07 03:38:11 9VwrfrPr
カロスとかいう地味メガネの彼女(隠しキャラ?)が可愛い


71:名無しさん@ピンキー
08/05/07 06:57:56 Y1usGR5g
すきにしろ


72:名無しさん@ピンキー
08/05/07 12:50:35 adz+ybqU
>>66
ギャグになるけど、ウェル菌はオーダー発動ネタも使えると思うぜw

73:名無しさん@ピンキー
08/05/07 13:02:48 Fmmc+KDL
セルベリアに尋問されるホーマーまだー

74:名無しさん@ピンキー
08/05/07 13:33:59 HB65v91d
ハンネスとお嬢様であるスージーとからめて
ハンネスのごとく!なんてどうだろう

75:名無しさん@ピンキー
08/05/07 13:50:51 trQIb/Lx
すきにしろ

76:名無しさん@ピンキー
08/05/07 23:25:18 7bnlDe+J
現在ifの話を書いてる途中
セルベリアが自爆しなくて自暴自棄になってる所をウェルキンに助けられたら・・・というやつ

77:名無しさん@ピンキー
08/05/07 23:36:17 BzgZ0OCs
ウェルキンの首を持って帰って陛下のご褒美を頂戴するんですね

78:名無しさん@ピンキー
08/05/07 23:41:31 Nf15y5P5
そいつぁグッドアイデアだ

79:名無しさん@ピンキー
08/05/08 00:18:41 uTCJlQXY
傷ついたセルベリアちゃんをお持ち帰りとな。
抜け目ないやつめ

80:名無しさん@ピンキー
08/05/08 01:18:53 dwgUWjQI
捕虜になったセルベリアちゃんがダモンに犯されるのがいいです

81:名無しさん@ピンキー
08/05/08 01:21:53 RacMjrTK
セルゲリアがマクシミリアンの命令で体でウェルキン籠絡とか。

82:名無しさん@ピンキー
08/05/08 01:32:36 OFWjMrxV
ちょい聞く。セルベリア→ユーノ→イサラと書いた訳だが・・・・・次は・・・

マリーナ×ニルス
ウェルキン×アリシア×アイシャあたりで書いてみるかな。


83:名無しさん@ピンキー
08/05/08 01:33:10 zOb7aWKa
>>79
それなんて戦乙女ヴァルキュリア~貴方に全てを捧げます~だよ

84:名無しさん@ピンキー
08/05/08 01:40:45 OFWjMrxV
>>76
自爆ifは俺も考えたw
自爆したらその威力で吹き飛んだセルベリアがブルール郊外の森に落ちる。

そして目覚める事なく誰にも発見されず青い炎を纏いながらずっと眠ってる・・・
数年後、子ども達と自然観察に来ていたウェルキンがそのセルベリアを見つけ保護し、家につれて帰る。
再開した二人のヴァルキュリア・・・

ってな感じw

85:名無しさん@ピンキー
08/05/08 02:00:09 eYQ10V4E
髪を結ったパン屋アリシアいいな
いかにも若奥さまという感じだ

86:名無しさん@ピンキー
08/05/08 02:37:44 eYQ10V4E
>>82
1人より2人だ

87:名無しさん@ピンキー
08/05/08 12:02:29 HoyRcSCD
>>83
ウェル菌「聖槍がどうなってもいいのか」

セルベリア「くっ!卑怯なっ!」

ですね。わかります。

88:名無しさん@ピンキー
08/05/08 12:12:24 OFWjMrxV
「足りない・・もっとだ・・もっとだ・・・」
男が低い声で女に言う・・・女を壊そういわんばかりに激しく攻め立てる。


「・・・来て・・・もっと来て・・・んんんっ~~!」
女も男の求めに呼応するかのように答えていた・・・



激しい戦闘が終わり本国に帰る途中の野営地での夜、ニルスとマリーナは少し離れた草むらで激しく体を交わしていた。
第七小隊では二人とも単独で行動する事を好み、皆ともあまり話さず隊の中では浮いた二人が今はその雰囲気は全く見られず激しく情熱的を超えてまるで何かに憑かれたように互いの体を求めていた・・・・・



89:名無しさん@ピンキー
08/05/08 12:28:15 OFWjMrxV
女なんて嫌いだ・・・・特に戦場では邪魔なだけだ・・・今もそう思っている。
戦場では敵戦車の銃弾を潜り抜け、渾身の一撃を与える、それが自分の仕事だと思っている。その時は他人に気を配る余裕もない。まして女ならなおさら・・・・
戦車に突撃する時、いつも自分の心が死への恐怖に緊張する。それと同時に相手を倒す事への高揚感が湧き上がる。そんな日が帝国との戦争が始まってからずっと続いてきた。

そしてここ数日間の連戦、くすぶっていた高揚感と戦場での血の匂いや硝煙の匂いがニルスの心を爆発させた・・・・
自分と同じような心を持つマリーナに対して・・・・・

90:名無しさん@ピンキー
08/05/08 12:41:44 OFWjMrxV
「いつも独りでやってきた・・・」
私は他人の力なんて頼るつもりはない。今でもそう思う。所詮死ぬ時は皆、独りで死んでいくのだ・・・
狙撃兵とは自分自身の心との戦い・・・私はそう思っている。心が揺れると銃身も揺れる。だから普段から心を揺らさないようにしてきた。
スコープ越しに敵を覗く。
弾丸を放つ。
ただの狩りと思えばいいのだと自分の心に言い聞かす。

だが・・・・

スコープ越しに見えるのはいつも人間の死。
いくつもの人間の死をスコープ越しに見ている内に私の心には得体のしれない恐怖が迫ってきていた。

そして・・・その恐怖が私の心を掴んだ時、その恐怖を振り払う術を求めた・・・・力強いニルスに・・・・・


91:名無しさん@ピンキー
08/05/08 12:55:39 OFWjMrxV
マリーナの足を大きく開きニルスは激しく突く。そこには女に対する気遣いはなく、ただひたすらに自分の中にある熱を放出するかの如く。
マリーナの膣もニルスの精を限りなく求めようとうねる。
より速く、より大量にニルスに放出させようと蠢く。

「・・・・・射精ぞ・・・・っ」
ニルスが一度目を放つ。マリーナの奥に届けと言わんばかりに大量に、そして濃い精液を注ぐ。

「~~~~~~~~っんんんっ!!」
マリーナもニルスの精を感じて軽く達する。ニルスにより深く放ってもらうように膣が無意識に膨らみ奥に招き入れようとする。



92:名無しさん@ピンキー
08/05/08 13:08:12 OFWjMrxV
しかし一度の繋がりだけではニルスの爆発しそうだった高揚感もまだ治まらず、マリーナの恐怖を埋める代わりにも足らないままだった。

一度射精したニルスだが自分の物はまだ力強く勃ったままですぐにマリーナの体に向かう。

マリーナの細い腰を両手で掴み、後ろからマリーナに入れる。
「・・・・まだ続けるぞ・・・・」
「・・・・来て・・・お願い・・・」
マリーナもまだ痺れが残る体ではあるがそう答える。



93:名無しさん@ピンキー
08/05/08 13:23:27 OFWjMrxV
既に一度射精されたマリーナの膣内は精液と愛液で滑らかになっていて否応なしにペースが上がる。

「・・・壊れろ・・・マリーナ・・・壊れる位・・・感じろ・・・!」
ニルスは後ろからマリーナの両手を掴み猛々しく突く。
「出して・・・もっと・・もっと・・・っっ~!・・・何も・・・かも・・・感じなく・・・なるまで・・・」」
マリーナも腰をニルスに押し付け声絶え絶えに言う。

カサッ・・・


ふと二人の前の茂みからかすかに音がした。ニルスは既にマリーナを攻め立てるのに夢中で気付かなかったが後ろから突かれて朦朧としてたマリーナは気づいた。

「そんな・・・汚らわしい・・・」
その茂みからターリスが覗いていたのだった。

94:名無しさん@ピンキー
08/05/08 13:35:45 OFWjMrxV
マリーナは激しく突きまくるニルスにそっと言う

「ね・・・ぇ・・・んっ・・・ニルス・・・私達の事・・・覗いて・・・あっ・・・る・・お嬢ちゃんが・・・いるよ・・・フフッ・・・」
その言葉にニルスが反応し茂みを見る。
「・・・男嫌いのお嬢ちゃんか・・・どうでもいい・・・」
ターリスの事は眼中にないのか再びマリーナの中を攻め立てる。
「あっ・・・んっ・・・はんっ・・・ねぇニルス・・・・私が上になる・・・」
そういうと体位を変えマリーナがニルスの上に跨る。


「ふふ・・・・男を知らないお嬢ちゃん・・・男と女の交わりというのを見せてやる・・・」

マリーナはニルスには聞こえないように呟き、覗いてるターリスに向き、ニルスに跨り自分の女にニルスを挿入していく。


95:名無しさん@ピンキー
08/05/08 13:49:58 OFWjMrxV
精液と愛液にまみれたニルスとマリーナの繋がりを見てターリスは
「汚らわしい!こんなの見ちゃいけない!」
と思いつつも、その場を離れる事は出来ず、自然と手は自分の秘所に伸び、慰め始めていた。

「・・・見ちゃ駄目・・・あっ・・・んんっ・・・でも凄い・・・あ・・・あれが本当のセックス・・・んんっ~~!!」

止まらない指、無意識に開く口からは唾液が零れていた。

ニルスもマリーナの腰を下から掴み突き上げる。マリーナの肉襞を全て感じながらより深く己を爆発させようと激しい律動をする。

マリーナもニルスを深くニルスの物で子宮にも届かんばかりに受け入れ、そして腰を激しくうねらせ貪る。

「また・・・・射精るぞ・・・」
自分の物に熱いものがこみ上げてラストスパートをかける。
「はっ・・・あっあっあっ・・・・んんっ~~・・・来て!」

マリーナもターリスな見られてる興奮とニルスの激しい攻めで最早限界だった。

96:名無しさん@ピンキー
08/05/08 14:05:35 OFWjMrxV
「ぉぉぉ!!」
「あっ・・・あっ・・・あ~~~~っ!!!」
「こんなのいけないのに~~~っ!!!」
3人は声にならない歓声が発した。



しばらくしてニルスとマリーナは体の火照りが治まり散らばってた衣服を着て野営地に戻ろうとする。ターリスは我に返ったのかもういなくなっていた。

マリーナは衣服を整え戻ろうとするニルスに聞く

「・・・一体いつまで戦争は続くんだろうか?」
「・・・わからん・・・俺は終わるまで戦うだけだ・・・」
「・・・そうね。」
いつもの自分に戻る二人。お互い孤独を愛する故に独りじゃいられない時にお互いを求めたのだろうと口にはしなかったが互いにそう思っている。
「・・・またな・・・」
「・・・ええ、また・・・」
戦争が続く限り、この関係は終わりそうにないと二人は感じながら互いのテントに戻っていった。



97:名無しさん@ピンキー
08/05/08 14:14:10 OFWjMrxV
テントに戻る最中、ふとマリーナは自分から発するニルスの匂いに気づく。
戦場では自分の居場所を知られるような匂いなどいけないのだが、今はこの匂いが恐怖を忘れさせてくれそうな気がした。


野営地に戻り、自分のテントに入ろうとした時にターリスに出会う。

「・・・・不潔です!あんなの汚らわしいです!どうかしてます!」
顔を真っ赤にしながらターリスはマリーナに軽蔑の言葉をぶつける。

「フフ・・・・ターリス・・・・お前にも男の良さが分かるといいな・・・おやすみ・・・」


普段見せない微かな笑みで言い、テントに入っていった・・・


98:名無しさん@ピンキー
08/05/09 00:43:15 SvWBDkIf


99:名無しさん@ピンキー
08/05/09 03:27:51 TV/krCIi
ウェルキンとアリシアのED後の初夜がいい
はじめて同士だろうし萌える

100:名無しさん@ピンキー
08/05/09 08:40:37 +jRz9W4o
>>99
今すぐ執筆作業に移るんだ

101:名無しさん@ピンキー
08/05/09 09:35:56 lm3uGphS
はじめて同士w

102:名無しさん@ピンキー
08/05/09 11:29:10 trkATQuo
>>99
書きやすいんだけど・・・他人が書いたのが読みたいなぁ。

103:名無しさん@ピンキー
08/05/09 15:46:03 mhRP3Y7J
アリシアとウェルキンは小屋が初めてだろ

104:名無しさん@ピンキー
08/05/09 15:55:41 1bn79iNG
>>アリシアとウェルキンは小屋が初めてだろ

死人がいるその小屋でですかwなんて羞恥プレイw

105:名無しさん@ピンキー
08/05/09 15:57:25 7ogPR1BJ
実験で身体弄繰り回されるセルベリアちゃんが見たいです><

106:名無しさん@ピンキー
08/05/09 15:59:42 RZSlOQlM
コーデリア姫がウェルキンの事を想う話もいいな。
アリシアとの三角関係気味な会話でもいいが。

107:名無しさん@ピンキー
08/05/09 16:01:08 RZSlOQlM
ウェルキン×セルベリア
ウェルキン×アリシア&セルベリア
ウェルキン×コーデリア姫
ダモン(取り巻き)×セルベリア


書き込めるようになったし、どれか書くかも。

108:名無しさん@ピンキー
08/05/09 16:03:12 5AeGh707
>>107
ヤン×ラルゴ

109:名無しさん@ピンキー
08/05/09 16:10:39 1bn79iNG
エロではないがウェルキン×コーデリアの純情系のは書いてるぞ。八割完成したからあともうすこしでできる。

110:名無しさん@ピンキー
08/05/09 17:59:44 trkATQuo
誰も書きそうにないから今晩いつものように>>99のシチュエーションでキャラ走らせます。
またもや一発書きですけど

111:名無しさん@ピンキー
08/05/09 19:09:31 8rlACutZ
>>107
上から二番目を頂きたい。

112:名無しさん@ピンキー
08/05/09 21:49:12 ytOUIP17
ひそかに>>76を全裸で待ち続けているのだがまだか


113:名無しさん@ピンキー
08/05/10 00:28:09 KBCsD7+8
今戦場のバルキュリア二次創作SS書いてるんだがどこに上げたものか・・・
まだ途中だからエロのっけるかどうか未定だが・・・ここはまずいかな。

114:名無しさん@ピンキー
08/05/10 00:53:30 Uiuii/aR
 他のスレだと、アップローダーで乗っける方法もある。
エロなしとか明記してな。

115:名無しさん@ピンキー
08/05/10 00:58:59 KBCsD7+8
>>114
そうか㌧クス。ん~どうすっかね。あぷろだはめんどいしな。これも自己自作保管庫行きかな。

116:名無しさん@ピンキー
08/05/10 01:10:11 Uiuii/aR
 正直、黒イサラと白イサラどっちが好み?

117:名無しさん@ピンキー
08/05/10 01:31:50 3flbT07k
>>109
そいつは楽しみだ
エピローグの各国からの縁談を断って独身を貫いてるってそういうことなんだろうな

118:109
08/05/10 01:37:27 KBCsD7+8
109だがまぁカリオストロっぽい話しにはなっとるよ。ただ同時進行でマリーナ話も書いてるからちょい完成は遅くなるかも。
とはいえあっぷするとこないから自己書籍保管庫行きなんだがなorz

119:名無しさん@ピンキー
08/05/10 01:45:34 xDYAWNZZ
黒イサラがロージーをネチネチいたぶるのが俺の総意だ

120:名無しさん@ピンキー
08/05/10 03:44:51 Sco+4XJz
>>115
注意書きをすれば普通に投下してもいいと思うよ
っていうか投下してください

121:109
08/05/10 06:02:53 KBCsD7+8
ふむ。とりあえず徹夜してマリーナ話のは一話だけあがったんだが長いからどっかにあげたほうがいいな。
どこかいいとこないですかいね?

122:109
08/05/10 06:04:23 KBCsD7+8
あっちなみにエロはまだないです^^;これから出すかも分からんが相当後・・・

123:名無しさん@ピンキー
08/05/10 09:48:34 Z/39EY84
セルベリアちゃんに尋問されるホーマー
しかしドMなホーマーは責められるほど股間がそそり立つ
ホーマーの意外とでかい息子をみて欲情したセルベリアちゃんは・・・

っていうのおねがいしまs

124:名無しさん@ピンキー
08/05/10 12:53:53 /N6fmDpk
敗戦…
それは、負けた側からすれば
重くのしかかる責任と、大きな喪失感のみが残る。
敵側からすれば
歓喜と、そして快楽に満ちた言葉である。






































見せかけて       何も無い

125:名無しさん@ピンキー
08/05/10 13:37:54 aiE4mukw
>>124
GJ




ぐっどじょーく

126:名無しさん@ピンキー
08/05/10 13:51:23 EqWPuMja
改行厨うざすぎ

127:名無しさん@ピンキー
08/05/10 18:25:29 gxPbyxJm
ウェルキン×イーディみたいなあんまり絡みのない組み合わせでもいい?

128:名無しさん@ピンキー
08/05/10 18:57:15 SdsYs2k7
ばっちこい

129:名無しさん@ピンキー
08/05/10 23:36:46 WuE2HCQx
>>109
楽しみにしてるぜ

130:名無しさん@ピンキー
08/05/11 00:37:32 VeCW9IZr
>>127
おk

131:名無しさん@ピンキー
08/05/11 00:43:21 gFR5/ng8
>>127
大好物

132:名無しさん@ピンキー
08/05/11 00:56:54 kJFqGI/A
SSどこにまとめようか。掲示板借りてテキスト化して保存していったほうがいいかね?

133:名無しさん@ピンキー
08/05/11 02:25:00 kJFqGI/A
とりあえずサイト作成してみた。
急ごしらえなんで勘弁してくれ。
テキスト化すれば投稿できるようにしたから。
URLリンク(valkyria.gionsyouja.com)

134:名無しさん@ピンキー
08/05/11 02:35:10 7b/Qx00T
>>133
お疲れー
これで活気が出るね

135:名無しさん@ピンキー
08/05/11 02:41:58 kJFqGI/A
ようやく書き留めたSSが出せるわ。まぁまだちょい修正してるからもうちょい公開は後になるが。

136:名無しさん@ピンキー
08/05/11 08:57:09 IKfl2mrf
>>118
スカトロっぽいに見えた

137:名無しさん@ピンキー
08/05/11 14:48:04 zIcHVy6+
ウェルキン「アリシア、初めてだからうまくできないと思うけど、ごめん」
アリシア「ウェルキン、わたしが初めてでうれしいよ」
ウェルキン「僕もだよ、アリシア」
アリシア「ウェルキンとひとつになれるだけですごく幸せよ」
ウェルキン「アリシア…」
アリシア「ウェルキン…」

なんて甘いこと延々とやってそうだ


138:名無しさん@ピンキー
08/05/11 16:25:47 xHaY6xW/
鬼畜王ウェルキン

139:名無しさん@ピンキー
08/05/11 17:17:30 kJFqGI/A
日曜なのに盛り上がりが少ないな。これから盛り上がってくんのかね?

140:名無しさん@ピンキー
08/05/11 17:57:10 Fmf0JpKl
wktkしてずっと待ってるよ

141:名無しさん@ピンキー
08/05/11 18:00:30 Fmf0JpKl
というか、2chは土日書き込みが少なくて平日盛り上がってるような希ガス

142:名無しさん@ピンキー
08/05/11 20:55:21 7b/Qx00T
ふと思ったんだが、クロスオーバーもどきみたいな奴も>>133の一般作に放り込んでもいいのかね

143:名無しさん@ピンキー
08/05/11 21:23:51 IoB7ipfL
>>136
戦車の中で耐えがたい尿意便意を催してしまった時は砲弾の空薬莢の中にだな…

144:名無しさん@ピンキー
08/05/11 21:26:18 urDhcm13
セルベリアちゃんは、ガリア側に捕縛されたら一体誰に陵辱されるんだ?

145:名無しさん@ピンキー
08/05/11 21:45:34 7b/Qx00T
李儒。

146:名無しさん@ピンキー
08/05/11 21:51:41 m5GlNmuu
セルベリアちゃんは純愛ものが見たいおれは異端なのか
あ、皇子以外で

147:名無しさん@ピンキー
08/05/11 22:05:21 kJFqGI/A
>>142
CCOME ONだぜ。
俺達は待っている。

148:名無しさん@ピンキー
08/05/12 01:06:04 bIQ/dez9
>>143
それなんてどくそせん?w
URLリンク(obiekt.seesaa.net)

149:名無しさん@ピンキー
08/05/12 01:17:19 NisvwQGo
>>146
皇子との純愛を見たい人よりは多数派だと思うぞ

150:名無しさん@ピンキー
08/05/12 01:29:13 Oqu5dMnf
>>133の保管庫?にエロSSあげときましたー。
内容は>>99っぽい、定番?なウェルキン×アリシアの初夜物です。

管理人さん、あんな感じでいいんですかね?

151:二次創作”管理”人
08/05/12 01:34:06 bIQ/dez9
確認しました。投稿サンキューです。
テキストでUPしてくれればこちらで上げておくんで次回からはよろしくです。
テキストの上げ方わかりますか?ちょっとわかりにくかったかな^^;
二回上げてるのは誤投稿ですか?

152:150
08/05/12 01:36:46 Oqu5dMnf
すみません、間違えてますね…
よろしければ、修正しておいてください、お願いします。
添付ファイルということですか?
一回削除したほうがいいでしょうか?

153:二次創作”管理”人
08/05/12 01:41:06 bIQ/dez9
メモ帳かなんかで保存した文章テキストファイル(txt)を添付FILEから参照で投稿できます。
ちょっと分かりにくかったかも・・・^^;
熟考の余地ありですな。これから改善していきます。
テストも兼ねてもう一度送ってみていただけると幸いです。

間違いでしたか。削除はこちらで行いますので安心してください^^。

154:150
08/05/12 01:45:50 Oqu5dMnf
送ってみました。これでいけるのいいのですが…

155:二次創作”管理”人
08/05/12 01:47:25 bIQ/dez9
OKです。投稿ありがとうございました。さっそく二次創作SSの方へあげていきますね。
これからもよろしく御願いします。

156:150
08/05/12 01:51:27 Oqu5dMnf
こちらこそありがとうございました。

長々とスレ違いスマソ


157:名無しさん@ピンキー
08/05/12 03:24:09 Kfzj/3kL
ウェルキン×アリシアGJ
二回戦もヨロシク

158:名無しさん@ピンキー
08/05/12 07:26:33 g2yjY21Q
>>149
俺も読みたい

159:名無しさん@ピンキー
08/05/12 21:59:28 CAt7q+bC
ウェルキン×セルベリア

160:名無しさん@ピンキー
08/05/12 22:23:28 NK6etzrI
ウェンディは誰とあうのかわからん
25歳は何気に俺よりも年上

161:名無しさん@ピンキー
08/05/12 22:28:38 bIQ/dez9
ウェンディは設定的にロベリアっぽいと俺は思ってるわ。まぁ目つきと爆弾スキーってところだけなんだがな。
普通にウェルキンとも合うと思うわ。

162:名無しさん@ピンキー
08/05/12 23:21:17 W56qymm2
>>159
アリシアにみつかってヴァルキュリア対決になるんですね。

163:名無しさん@ピンキー
08/05/13 00:26:33 xmKmD3tz
>>124
もちろん俺は、>>124のことを信じているぜd

164:名無しさん@ピンキー
08/05/13 02:11:36 DkM20Zjn
>>162
それでお互いヴァルキュリアの炎を燃やすんだな?

165:名無しさん@ピンキー
08/05/13 02:59:00 UZJNWQpi
とりあえず俺もウェルキン・アリシア投稿したわw
ま、載って暇があったら読んできださいまし

166:名無しさん@ピンキー
08/05/13 04:13:38 v3fkWkm9
>>165 乙

   | \
   |Д`) ダレモイナイ・・エロナシトウカハ イマノウチ
   |⊂
   |

167:名無しさん@ピンキー
08/05/13 04:14:24 v3fkWkm9
「あのね…ウェルキン…」

「わたしまだちゃんと言えてないから…」


戦争は終わった。

帝国総司令官マクシミリアンはヴァルキュリアの力を用いた巨大戦艦マーモットとともに業火の中へと消えた。
親友ファルディオが責を負って彼もまた逝ってしまった。
炎の中、イサラが遺してくれた飛行機により、アリシアと僕は無事脱出することが出来た。

ありがとう…イサラ…

リオンの駆る飛行機は首都へと戻り、そこで僕達は第7小隊との再会を果たすことが出来た。
ラルゴやロージーにこっ酷く怒られてしまったけれど、僕達が無事であったことに安堵して涙を流して喜んでくれた。

「こんのバカ隊長!」
「隊長が死んじまったら第7小隊がしまらねぇじゃねぇか!」

「まったくだよ、もうこんな想いはアタイは勘弁だかんね。」

「でも…よかったなぁ…俺は二人が無事で、ほんと…ほっとしたぜぇ…」
「ちょっと、ラルゴ!なにあんた泣いてんだよ!」
「うるせぇ!これは、だなぁ…心の汗だ! そうだ!」
「苦しい言い訳ね…。ふふ、ラルゴらしいわ。」
「エレノアまで…。」

トホホといった顔のラルゴ。
いつまで経ってもラルゴはバーロット大尉に頭が上がらないだろうなぁ…。


168:名無しさん@ピンキー
08/05/13 04:15:10 v3fkWkm9
バーロット大尉が一歩進み、敬礼。

「ギュンター少尉、メルキオット軍曹、無事の帰還、何よりです。」
「バーロット大尉、ウェルキン・ギュンター、只今帰還いたしました!」
「ならびにアリシア・メルキオット、只今帰還しました!」

大尉の敬礼に応えると、第7小隊の皆も一斉に敬礼してくれた。

思えば数々の戦いを第7小隊の皆と乗り越えてきた。
正規軍とは違う義勇軍という扱いの中、苛酷な環境、待遇を乗り越え
数々の作戦をこなしてくることが出来た。

「第7小隊のみんな、長かった戦争をよく戦い抜いてくれた。これもみんなのお陰だ。
この場で礼を言わせて貰いたい。ありがとう。」

深々と礼をする。

「ちょっと、やめてくれよ。照れちまうじゃないか。それに…」
「わたくし達の努力もありましたが、やはりウェルキン隊長あってこその第7小隊ですわ。」

ロージーの台詞を遮ってイーディが一言。

「ありがとう、ロージー、イーディ」

「隊長を立てるのは隊員として当然の勤めですわ。」
「イ~ディ、アタイの台詞を~」
「ロージーだけに美味しいところは持っていかせませんわ。」

一同、顔をほころばせる。

「アリシアお姉さま~、わたしお姉さまが心配で心配でぇ…」

こちらはこちらでターリスがアリシアにすがり付いていた。

皆、口々に戦争の終結と、僕達の安堵を喜んでいる様子だ。

ああ、これでこそ、僕らのガリア義勇軍第7小隊だ。



169:名無しさん@ピンキー
08/05/13 04:15:58 v3fkWkm9
「ウェルキン・ギュンター少尉と第7小隊の方々でしょうか?」
「はい、そうですが…?」

民間人とは異なる服装。軍人とも違うようだけれど…。

「わたくし、コーデリア姫の遣いの者でございます。
このたびは戦争にご尽力して下さった皆様に姫様直々に礼を言いたいとのことでございます。
ぜひ、お城に御越し頂けますよう、何卒宜しくお願いいたします。」

「僕たちが?」
「はい、ぜひとも第7小隊の皆様もご一緒に御越しくださいとのことでございます。」

ランドグリーズの城はマーモット特攻の折に
中央に佇むヴァルキュリアの聖槍を匿っていた尖塔が破壊されてしまってはいたが、
なおその荘厳さは失ってはいなかった。

「うわぁ、すごいねウェルキン!」

アリシアと同じように目を輝かす第7小隊の面々。

城に着くと他の義勇軍のメンバーも見受けられた。

案内係に導かれ、謁見の間へと。

「ウェルキン・ギュンター少尉、そして義勇軍の皆さん、
此度の大戦、わがガリアの窮地を救っていただき、この上ない感謝の気持ちでいっぱいです。
正規軍の壊滅的被害の中、義勇軍のお力あってこその、此度のマクシミリアン撃退が成功したものと思っております。」

「いえ、この戦いは、国民皆で掴んだ勝利です。誰もがそう、巣と雛を守る親鳥のように守ったんです。」

「はい。この勝利を国民皆で祝いたいですね。」

「ギュンター少尉、あなた方にお見せしたいものがあります。」

突然の提案。

「なんですか?」

そっとその帽子を取るコーデリア姫。

「…その髪は!」

170:名無しさん@ピンキー
08/05/13 04:17:01 v3fkWkm9
一同驚きの眼差しでその髪を見つめた。

ずっと見てきた色。
イサラやザカと同じダルクス人の血を引くものにしか現れない髪の色。

「そうです。わたくしはヴァルキュリア人などではありません。ダルクス人なのです。」

「まさか…。」

「わたくしの祖先はダルクスを裏切り、ヴァルキュリアの人々と通じた裏切りの一族なのです。」

「わたくしはこのことを世に公表しようと思います。ダルクスのこと、ヴァルキュリアの伝説のこと。
反論もあるでしょう。それを受け止め、民の意思に選んでもらいたいのです。
民あっての国であれば王も必要ないかもしれません。
一族の非難はわたくしが甘んじて受けます。
若輩者のわたくしでは小さなことしか出来ないかもしれませんけれど…。」

「きっと、みんな、コーデリア姫を受け入れてくれるはずです。」

「そうさ、きっと分かり合える日がくるさ。」

ロージーが口を割る。

「アタイ、ダルクス人狩りに巻き込まれて家族を亡くした。
だから、いままでずっと、ダルクス人なんて、迷惑をかけるだけの邪魔な奴だと思ってた。
でもこいつ、会ったことあったっけ、ウェルキンの義理の妹…イサラっていってさ、こいつもダルクス人だったのさ。
最初はダルクスの奴なんかと戦えるかって思ってた。意地っ張りだし、ホント、ソリがあわないって奴かな。
でも、イサラ、すっげぇ一生懸命でさ、隊の皆のためにあれこれ開発したり、
皆のことちゃんと考えてるんだって思ったのさ。
あれだけダルクス嫌いだったアタイだって、今は変わる事が出来た。」

「変わらないもんなんてないんですよ、姫様。
きっと、少しずつだって、変わっていくものなんですよ。」

「ザカ…。」

「そうですね、きっと変わってくれる…私もそう信じたいと思います。」

やさしくコーデリア姫は微笑む。


171:名無しさん@ピンキー
08/05/13 04:17:58 v3fkWkm9
「ところで、ギュンター少尉、終戦後はどうなさるおつもりですか?」

「学問に戻ろうと思います。先生になるのが僕の夢なんです。」

「そうですか…出来ることなら軍に残っていただきたいところですが、やむを得ませんね。」

「申し訳ありません。」

「いいえ、道を志した方の邪魔をする方が無粋ですわね。
アリシアさんは終戦後は?」

「わたしはパン屋になろうと思います!国家試験を受けて自分のお店を持ちたいんです。」

「ああ、以前頂いたシナモンパンもとても美味しかったです。
あなたならきっと素晴らしいパン屋さんになってくれるでしょうね。
そのためには一刻も早く国家試験の復活をさせねばなりませんね。
お店が出来たらぜひ買いに行かせてくださいね。」

「あなたは…?」

「アタイは歌手になろうと思う。ちいさな酒場じゃなくもっと大きな舞台で、歌で伝えたいんだ。
変われる心を。この想いを。」


「俺、じ、自分は農園を開いてや、野菜をつくるつもりであります!」

「ラルゴ、緊張しすぎよ。もっと肩の力を抜いて。」

お姫様の前ということもあってかだいぶ緊張しているらしいラルゴ。

「ふふ、お気になさらず、どうぞ。」

「俺は子供達におもちゃを作ってやりたい。」
「アタシは保育園でこども達の世話をしたいわ。」
「わたしは大学に戻って細菌学の研究をしたいです。」

その後もコーデリア姫は小隊の皆の夢を楽しそうに聞いていた。

「ささやかではございますが、今宵は城を開放し、宴の準備もさせました。
どうか、しばしの休息をおとり下さい。」

「ありがとうございます。」
「うおおー!飲むぞ!野菜万歳!」

172:名無しさん@ピンキー
08/05/13 04:19:13 v3fkWkm9
「ガリア防衛を記念して乾杯!」

コーデリア姫が準備した食事と酒を持ち、歌い、騒ぐ。
城内は祝勝会会場と化している様子だ。
民間人主体の義勇軍はこういう堅苦しくないほうが好みのようだ。

ロージーが一曲歌い、皆を感動の渦に飲み込んだかと思えば、
今度は小隊メンバー同士で飲み比べ対決を行い、
方やラルゴとバーロット大尉がなにやら良い雰囲気だったり。

ああ、本当に家族みたいだなぁ…。

僕がおとうさんで、アリシアがおかあさん。
ラルゴがおじいちゃんで…。

イサラ…きっとこの国は変わっていけるさ。
もっと素晴らしい、皆が笑顔で入れるような国に。

テラスからホールの中を覗くとどうやら宴もたけなわといったようで、各々解散しているようだ。
流石に疲れも出たのか、ホール内では眠りこける兵士もいる。
ラルゴたちは基地に戻ったのかな?


173:名無しさん@ピンキー
08/05/13 04:20:03 v3fkWkm9
「あ、ウェルキン、ここにいたんだ。」

「アリシア。」

そういえばさっきから姿が見えなかったけれど…

「どこか行ってたの?」

「んーと、内緒。」

「気になるなぁ。」


背中を向けて歩くアリシア。


「あのね…、ウェルキン、わたしが前『戦争が終わったら伝えたいことがある』って言ったの覚えてる?」

「ん…?ああ、覚えてるよ。」


「もう先に言われちゃったけれど…。
やっぱり、ちゃんとわたしも言いたい。」

くるりと振り向いてまっすぐ僕を見つめる。
軽く深呼吸をして。



「わたし、ウェルキンのことが大好き。……愛しています。」




174:名無しさん@ピンキー
08/05/13 04:21:04 v3fkWkm9
そっとアリシアは2つのコナユキソウの花を取り出す。

「さっきこれを採ってきてたの。」

そういいながら茎の部分をまげて輪を作る。
ああ、僕が作ったのとおんなじだ…

そっと僕の手をとり、左手の薬指に嵌める。
手袋をしていない手には茎の感触がくすぐったい。

「はい、できた。」

うれしそうに微笑むアリシア。

もうひとつのコナユキソウをそっと取り、輪にする。
僕が動かす手を見つめるアリシアは待ち遠しそうな顔。

「はい。」

そっと彼女の左手を取り、花の指輪を嵌める。

僕なんかよりとても華奢な手。
こんな手で銃を握り、ヴァルキュリアの盾を持っていたんだ…。

しっかり嵌った指輪を見て、頬を少し染めて。

「おそろい…だね。」


175:名無しさん@ピンキー
08/05/13 04:22:09 v3fkWkm9
途端、アリシアの目が潤む。

「あれ?どうしてだろ…なんか、涙…別に、悲しくなんか、ないんだよ…悲しく、なんか」

堰を切った想いはとまらない。

そっとアリシアを抱きしめる。

「ウェルキン…大好き。」


胸に顔を押し当てているせいでくぐもった声が聞こえる。
まるで心臓に直接話しかけられているようで、思わず胸が熱くなる。

「僕もアリシアのことが大好きだよ。」

そっと耳元で囁くと、アリシアの体が一瞬固まってしまったように感じた。
ゆっくりと体を離すと、少し薄暗いこのテラスでも分かるくらいに赤く染まったアリシアの顔が見えた。

「ウェルキン…」

花の指輪を潰さない様にそっと支えて、潤んだ目を伏せ、顎を上げてちょっぴり背伸び。
あの時より少し長めの優しいキス。



戦乙女は戦いから開放された。


「…愛しています。」

176:名無しさん@ピンキー
08/05/13 04:25:23 v3fkWkm9

   | \
   |Д`) ブツギリスマンカタ
   |⊂
   |


   |
   |)彡 サッ
   |
   |


177:名無しさん@ピンキー
08/05/13 05:30:47 65RJqEuJ
何という後日談GJ!

178:名無しさん@ピンキー
08/05/13 07:33:22 dlC2/eqz
すんばらしい…なんか泣けてきた。GJ!

179:名無しさん@ピンキー
08/05/13 18:18:12 7WYW4MZC
>>166-167-168-169-170-171-172-173-174-175-176
激しくGJ!保管庫にあげとくといいかも

180:名無しさん@ピンキー
08/05/13 22:42:05 BqgsCty5
>>179

>>166-176でいいでしょ


セルベリアのお相手は…

①ウェルキン
②ファルディオ
③ゲオルグ・ダモン
④ガリア兵

181:名無しさん@ピンキー
08/05/13 23:06:58 jNqyZpEK


182:名無しさん@ピンキー
08/05/13 23:10:44 SBFZ1ngq
⑤殿下

183:名無しさん@ピンキー
08/05/13 23:17:15 7WYW4MZC
>>180
そうだったな。スマン。

俺は⑥のハンスに一票w

184:名無しさん@ピンキー
08/05/13 23:27:20 EdTyMoXj
殿下はすでにこのスレにあるので1か2で

185:名無しさん@ピンキー
08/05/14 01:43:35 epqDCO7R
ウェンディ

186:166
08/05/14 01:47:17 Pw93dOwq
>>179
   | \
   |Д`) ダレモイナイ・・ホカンコトウカハ イマノウチ
   |⊂  チョット修正シマスタ
   |


   |
   |)彡 サッ
   |
   |



187:名無しさん@ピンキー
08/05/14 01:51:24 +rtIvLYq
>>186
どうも二次創作管理人です。
投稿ありがとうございました。
えぇと題名は『無題』ってことでよろしいでしょうか?^^;

188:166
08/05/14 01:53:44 Pw93dOwq
>>187
おkです

189:名無しさん@ピンキー
08/05/14 01:59:17 +rtIvLYq
了解です。ではHPのほうに上げておきますね。
これからも良作期待しています。

190:名無しさん@ピンキー
08/05/14 02:54:32 EtFwdvPx
百合キャラが1人居るだけで、なんか和むのは何故?。


191:名無しさん@ピンキー
08/05/14 08:03:26 3zGjhgcE
ウザイ

192:名無しさん@ピンキー
08/05/14 08:10:51 qmTuNFQ9
>>180


193:名無しさん@ピンキー
08/05/14 09:01:01 oNG6bswN
セルベリアの相手にだれもダモンといわないところにやさしさを感じる

194:名無しさん@ピンキー
08/05/14 13:00:18 DYx7liwI
少なくとも俺はダモン&ガリア兵の皆さんに大活躍してもらいたいと思ってるよ。
侵略者の魔女に祖国の怒りを叩きつけろ!

195:名無しさん@ピンキー
08/05/14 15:50:54 epqDCO7R
無双された借りはきっちりと

196:名無しさん@ピンキー
08/05/14 16:26:01 9J63hjtI
誰か、セルベリアのエロを頼む…。

197:名無しさん@ピンキー
08/05/14 23:09:10 /P3fk2zb
セルベリアちゃんがヒロインの俺にとってはむしろガリアが敵に感じる

198:名無しさん@ピンキー
08/05/15 01:18:06 I5Rs+3Kl
おっぱいスキーの一番の敵は皇太子

199:名無しさん@ピンキー
08/05/15 08:52:36 LijDNa7g
わざわざageてるし釣りか余程の下手くそのどっちかだな

200:名無しさん@ピンキー
08/05/15 08:53:11 LijDNa7g
誤爆スマヌ

201:名無しさん@ピンキー
08/05/15 16:55:36 oYRyfi2Q
マクとの純愛見てみたいとか思ってるの俺だけなんだろうな

202:名無しさん@ピンキー
08/05/15 20:50:32 SrFyRoBZ
 純愛なら
「お前ちょっくら行って自爆してこい」
 なんて言わないだろうからな・・・・。

203:名無しさん@ピンキー
08/05/15 21:38:47 +OSoHqSj
あそこでもうちょっと苦悩する描写があればだいぶ殿下の印象違ったのになあ

204:名無しさん@ピンキー
08/05/15 21:55:31 LVlmHqG4
兵器という認識しかしないお坊ちゃんだからな

205:名無しさん@ピンキー
08/05/15 22:32:58 UPzhu9Hm
いや、前の日に大ゲンカしたんだよ。きっと。

206:名無しさん@ピンキー
08/05/15 22:55:21 T3xUSlAz
ならば俺が寝取る

207:名無しさん@ピンキー
08/05/15 23:32:10 iTaxnMHP
最初は兵器としか見て無くてもセルベリアちゃんの一途な思いで改心するとかいう展開だったら感動したのになあ
てっきり最後に出てくるのかと思ってたよ。あれじゃ胸糞悪いだけだ

208:名無しさん@ピンキー
08/05/16 00:58:31 DBfB0KEs
ヘルガは処刑されちゃったからなぁ

209:名無しさん@ピンキー
08/05/16 20:18:34 JZRnysQM
マクに身も心もボロボロにされるセルベリア

210:名無しさん@ピンキー
08/05/16 20:40:04 rvRf2wM2
 マクシミリアンは性欲皆無な気がする。

211:名無しさん@ピンキー
08/05/16 22:00:14 ousY0zpr
戦場で芽生えたウェルキンとマクシミリアンのメインブースター

212:名無しさん@ピンキー
08/05/16 22:10:00 OJY0UK5F
経験値はあるが基本自分勝手な殿下 vs
やるならとことんヨロコバせようとがんばる(生物学的に)ウェル禁

213:名無しさん@ピンキー
08/05/16 23:00:46 9+JCLBzD
>>212
前者で早漏素人を想像して鼻水噴いた

214:名無しさん@ピンキー
08/05/16 23:27:07 L3t8WmBL
おまえらw
でも>>201>>210>>212でなんか舞い降りた
なんか出来たら投下するわ

215:名無しさん@ピンキー
08/05/17 00:57:33 JG4T/ctY
いまさらだが>>7-8で吹いたw

216:名無しさん@ピンキー
08/05/17 08:55:14 fxXc0LqM
>>211
水没王子乙

217:名無しさん@ピンキー
08/05/17 20:56:23 2yuSZL/j
捕らえた帝国兵に乱暴を働くジェーンで一つ

218:名無しさん@ピンキー
08/05/17 21:19:44 4WW3zAt6
ホーマーとジェーン…マゾヒストとサディストの融合……!!

219:名無しさん@ピンキー
08/05/18 01:52:28 p8mpvi1n
ホーマーは喜ぶからジェーンが不満そう

220:名無しさん@ピンキー
08/05/18 10:32:27 2560gD2S
>>214
がんばって!!

221:名無しさん@ピンキー
08/05/18 18:48:40 fgdNrlHZ
発売日に買ったはいいが、忙しくて放置してたのをようやくプレイ

……いきなり主人公が青空の下マスをかくなんて……

222:名無しさん@ピンキー
08/05/18 20:09:49 VyoPF3Qn
ああ兄さんかわいいです兄さん登場直後に通行人の見ている中川辺でマスをかきはじめたりしてたまりません


223:名無しさん@ピンキー
08/05/19 00:32:50 7AVaYwcK
今更だが…

180とかの、
ウェルキン×セルベリア
ってどういうシチュエーションだよwww

224:名無しさん@ピンキー
08/05/19 00:39:16 LZSCvfpO
逆ならあるかも知れんけどな
7章の無双状態で小隊壊滅でさ

225:名無しさん@ピンキー
08/05/19 01:42:45 CMJBnODj
>>223
糞命令で身も心も傷ついたセルベリアちゃんをウェルキンがカブトムシ談義で和ませてそのまま股間のカブt

226:名無しさん@ピンキー
08/05/19 09:04:05 yJCVHd4S
>>214
ここでウェルキンxマクシミリアンがきたら泣く

227:名無しさん@ピンキー
08/05/19 09:32:53 0OrxU4Vt
>>225
カブトムシ吹いたw

228:名無しさん@ピンキー
08/05/20 07:02:04 hwFeeRWH
脈絡無くエーデルワイスの乗員を黒騎士中隊に補充兵で送り込もうぜ。
ほら、言葉の通じないイワン共に廻され、必死に希望に縋るイサラタンが見えるでしょう?

229:名無しさん@ピンキー
08/05/20 16:43:33 h5cdBlfh
無双状態になるとセルベリアちゃんは性欲を持て余す

230:名無しさん@ピンキー
08/05/20 23:37:28 K7/GYWq1
ガリア義勇軍第7小隊の朝は早い。
毎朝、鶏が起きる前にラジオ体操を行うからだ。
参加者は第7小隊のほぼ全員。
この習慣が始まってから、朝食時に欠伸をするものがいなくなったとファルディオ某氏
は語る。


ただ、提案者であり第7小隊隊長でもあるウェルキン・ギュンター少尉は困っていた。
参加率が悪いのではない。そもそも命令ではなく、参加の義務はない。
それにも関わらずこうしてほぼ全員が参加している理由。
総員20人で構成される隊の男女比率が1:9であることも関係している。

「起きられないなら、起こしてあげればいいんじゃないですか?」
そういったのは誰だったか。支援兵のホーマーだったかな。あの一言がなければ、僕の一日も変わっていたんだろう。
……いや、変わらなかったんだろう、だな。
「今日はイサラからか。……イサラはいつも起きていてくれるから大丈夫だな」
つい口に出してしまったが、廊下に人影はない。こんな時間だから当然と言えば当然だ。
それにしてもなぜ僕はあんな約束をしてしまったのか。季節はずれのカブトムシに舞い上がっていたせいかな?
「起きてたらおでこにキス……起きてなかったら……はあ」


                      -完-

231:名無しさん@ピンキー
08/05/20 23:38:14 K7/GYWq1
なんか改行ひでえ

ちょっとイーディーにツンツンされてくる

232:名無しさん@ピンキー
08/05/20 23:40:00 h9/NrUD1
1:9って何てハーレムwww

233:名無しさん@ピンキー
08/05/21 01:21:56 of3bpNEH
イーディのパイズリまだー?

234:名無しさん@ピンキー
08/05/21 07:54:38 ZrVWcQm9
それなんて第七ツンデレ小隊ですかw

235:名無しさん@ピンキー
08/05/21 23:20:53 rDQKQbcL
>>230
ワロタwww

ウェルキンとラルゴとピチピチの女の子18人ですね。わかります

236:名無しさん@ピンキー
08/05/21 23:46:46 +lJG1C6c
>>235
ウェルキンやイサラやザカは20人の勘定に入らんから
男女比率が1:9なら男はラルゴとホーマーになるハズだがw

つーかウチの小隊にはウェルキンとラルゴとザカとクライスとハンス以外
男いませんけど何か?

237:名無しさん@ピンキー
08/05/21 23:57:29 rDQKQbcL
>>236
あぁ、そうだったけ?w
部隊編成とか殆どやらないから覚えてなかったw

よくあるよくあるwww
ウェルキン、ラルゴ、ザカに、
イーディとリィンとスージーとロージーとアリシアとマリーナとネーディレスで
要塞を墜としたのは、まだ記憶に新しい…

セルベリアァァァァァァァァァア!!!!!

238:名無しさん@ピンキー
08/05/22 00:37:33 Y455W1K+
死に瀕するとか傷つくとか言ってたけど、
実は胎内に子を宿して初めて個人のヴァルキュリア能力が発芽する。
もしくは最後の炎が可能となる。

とかいう裏設定があるとか仮定してみたらどの章が機会となったのかwktkするんだが。
いやだってほら個人のヴァルキュリアって女ばっかだし。

239:名無しさん@ピンキー
08/05/22 00:41:44 GXPqZOAY
>>235
ラルゴとかいう髭野菜男なんて脳内抹消済みです。
うちの第7小隊はウェルキン・ホーマーを除いてすべて女キャラで……ヴァイス(笑

240:名無しさん@ピンキー
08/05/22 00:44:08 2Or33+dl
ヴァルキュリア人の末裔のアリシアを野放しとかありえんと思った最後
軍のオモチャだろ常識的に考えて

241:名無しさん@ピンキー
08/05/22 02:41:00 7Q0fwbpW
おはようからおやすみまでを監視されてんじゃね?

242:名無しさん@ピンキー
08/05/22 04:55:47 nmy4zaRo
視姦ですね、分かります。

243:名無しさん@ピンキー
08/05/22 18:26:23 9nTM8p/+
巷で大人気の盗撮AV
『独占!英雄の私性活!!股間のあれも英雄だった!!』

244:名無しさん@ピンキー
08/05/23 17:27:12 Nfcxp8Gr
マリーナとジェーンに苛められるホーマー。
でも彼は満足だった、マゾヒストだから。

245:名無しさん@ピンキー
08/05/24 16:37:50 9UHd0zes
セルベリアに撃たれるホーマー。
でも彼は満足だった。ファンクラブの会員だから。

246:名無しさん@ピンキー
08/05/25 00:24:12 iQTX7Y4d
「……えーっとアリシアさん、今日はあなたとウェルキン隊長の出会いについて取材したいんだけど?」
「出会い、ですか? 私が隊長と初めて出会ったのは、国境のブルールですけど」
「へーえ、どんな状況だったの?」
「え……その……恥ずかしい話なんですけど……」
「うんうん、ぜひ聞きたいわね」
「私は当時、自警団だったんですけど……隊長を、帝国のスパイと間違えてしまったんです」
「へえ、何でまた?」
「だって……隊長が川辺に座って、一心にマスをかいていたから、てっきり……」
「ふんふん、マスを…………なんですって?」
「マスをかいてたんです。いわゆる、写生ですね」
「…………しゃせい……ね……」
「はい。隊長って、ああ見えてかなり写生が上手いんですよ! 私もついうっとりしちゃうくらい」
「……ねえ、今聞いたお話……記事にして構わないかしら……? 『第7小隊隊長はマスカキ名人』って見出しで。
ガリア中、いえ、全ヨーロッパ中に全力で伝えるわ」
「え? いいですけど」

247:名無しさん@ピンキー
08/05/25 00:48:57 77auREog
ギュンター家オワタ…

完全にオワタ……

248:名無しさん@ピンキー
08/05/25 03:42:01 02z2H/na
で、アイドル×親衛隊員マダ-?

249:名無しさん@ピンキー
08/05/25 06:07:38 10sdrl+b
「捕虜の牢でやる事など、一つしかあるまい」
とか言われてダモン他に輪姦されるセルベリア。

スレの雰囲気が鬼畜NO!!って感じだけど晒しても大丈夫?

250:名無しさん@ピンキー
08/05/25 12:08:22 LtuWcEnu
寧ろ超過需要です

君の文が 世界を 変える

251:名無しさん@ピンキー
08/05/25 12:47:05 4nO5QvLx
618:名無したんはエロカワイイ :2008/05/25(日) 00:00:54 ID:dSv4EFoE0 [sage]
『整備兵の日記』

July 9, 1965
夜、突撃兵のスコットとエリアス、支援兵のスティーブとポーカーをやった。
スティーブの奴、やたらついてやがったがきっといかさまにちがいねェ。
俺たちをばかにしやがって。

July 10, 1965
今日、大隊のおえら方から新しい戦車の調整を頼まれた。
馬鹿みてぇにでっけぇ奴が2台だ。
こっちに配備されるってんで、足回りをいじってたら、こいつ、今までの戦車にないような
変わった設計をしてやがる。

July 11, 1965
今朝5時頃、宇宙服みてえな防護衣を着たスコットに突然たたき起こされて俺も宇宙服を
着せられた。なんでも、近くにあるラグナイト研究所で事故があったらしい。
研究員の連中ときたら、夜も寝ないで実験ばかりやってるからこんな事になるんだ。

July 12, 1965
昨日からこのいまいましい宇宙服をつけたままなんで、背中がむれちまって妙にかゆい。
いらいらするが、近いうちにおえら方が視察に来るってんで、戦車の整備を進める。
めんどくせぇ。

July 13, 1965
あまりに背中がかゆいんで医務室にいったら、背中にでっけえバンソウコウを貼られた。
それから、もう俺は宇宙服を着なくていいと医者がいった。
おかげで今夜はよく眠れそうだぜ。

252:名無しさん@ピンキー
08/05/25 12:49:10 4nO5QvLx
619:名無したんはエロカワイイ :2008/05/25(日) 00:01:22 ID:dSv4EFoE0 [sage]
July 14, 1965
朝起きたら、戦車用の新しい武装が届いてやがった。
燃焼弾って奴と、それを発射するための新しい射出機だ。
こんなもん今まで見たことも触ったこともねぇのに、いきなり装備しろってのが無茶な話だ。
うまく付けれなくても俺を恨むなよ。

July 16, 1965
さすがに痺れを切らしたのか、本部から整備兵が配属されてきた。
そいつ、俺が2日かかっても上手く付けれなかった燃焼弾砲をいとも簡単に装備しやがった。
最初からお前がやってれば良かったんだ。
そしたら、俺もおえら方に小言を言われなくて済んだんだ。ちくしょう。

July 19, 1965
やっと戦車の調整が終了した。これでこのナジアルでも問題なく動くはずだ。
これでもう、あの本部から来た整備兵の顔を見なくて済むと思うと、
でっけぇクソが出たときみてぇに胸がスースーする。

July 21, 1965
今日は本部から女が来た。おえら方もペコペコしてるところを見ると、かなりの大物らしい。
名前はセルベリアとかなんとかで、なかなかの美人だ。
なにやら近いうちにここで作戦があるみてぇで、今晩はここに泊まっていくと聞いた。
しかも、今晩は彼女がメシを作ってくれるらしい。女の作ったメシなんて久しぶりだから楽しみだ。

4
せるべ
りあ

253:名無しさん@ピンキー
08/05/25 16:26:46 f7kUdzPs
>>246
(・∀・)イイ!!

254:名無しさん@ピンキー
08/05/25 23:50:08 qomQBfWh
>>253
激しく同意!


  


255:名無しさん@ピンキー
08/05/26 08:54:45 YNiDC8Sp
>>249
鬼畜外道はNO!!!

256:名無しさん@ピンキー
08/05/26 09:28:53 QC/7lAKt
>>249
タイトルに鬼畜モノとわかるようにしておけばいいんじゃないか?
苦手な人もいるだろうが需要もあるだろう

257:名無しさん@ピンキー
08/05/26 21:48:55 dNX5Fo6C
最初に注意書きしとけば大丈夫でしょ。
ほのぼの・鬼畜モノ何でもOKな者としては幅広く読みたい。

258:名無しさん@ピンキー
08/05/26 22:55:31 0OStD8EN
職人さん、なんか書いて~。

259:名無しさん@ピンキー
08/05/26 23:02:05 Qq3WsijX
じゃあここはひとつ、マスでも……

260:名無しさん@ピンキー
08/05/26 23:34:08 gT9wCP7W
   ____  /三三≧x                    進撃開始!   ガリア軍を   殲滅せよ!
   \/ /フ∨⌒リ彡'りヽ
    \∠∠/∠ノ⌒'←{※ヽ                       . . . . . : : . .
      `<_/ / 〃三ミZァァ、xイイ/{    ○         : r‐'⌒ヽ. : : :/\: _ . . .
         `'</∠ニミZァァ、 ∨/,!_/彡イ⌒))=-x、_       : 从ヘx、 \__〉'´ _>x::: . . .
            `'<(ミZァァ、////ノ〃]≧x、//〃)' )    ヾ.' 、: ド.ィ个>、‐x{  Y゙  >、ヘドミ、
                `''<厶イイ// ////////rx)r‐x.  | | ムイ \(\i ∧     '.ハ: : : .
                   ``''ー='./ノ//〃リ井り rf_|vxノ !_f' Y   ): :.∨ \     j个x、:
                       |ヘ|`>=-x∠=-彡'升' )'〃 ∧厶イ〉=彳: : :\  `-=-' ノヾ.]: .
                        ヾ),\\ヽ.=-)ノノ //∠))∨/==マ=ヘ: :ノノ,ゝ:::::  彡': :
                          ヾ),ハヘ川三彡イ/ 彡イ厶二.._......_ヘ: : : : :::::: : : : .
                                 ヾ\  弋._三彡''∧/ |   )ノ: : : .
                        o ゚       \>x、__∠ムイ /': . !   :| : : : . .
                                 `' -=..__..=ァ''´ : . : . '.  !: : : .
                                 : /  /:       '.  !: : .
                                :./  /:         ! l ),:. :. : . .
                               :./  /:          〉イ'!:.:.:.:::::::::::..
                              : /  /:            V !:.:.:.:.::::::::..
                              ‘ー‐'                〉  '.:.:.:.::.::::::::
                                              ヽ ノ:.:..:.:.:::::::::





    \, -、_                               _...-‐、__    ;;) ⌒;;)     _,ー- ..__
 ;)_i_/.+__l])━━9        f  ̄i ̄i ̄ir―‐、 ;;)    ,-''    \)ニ━━9 、__[l___l])ニ==━━9
;;;)ヽ_l_l_l_l_l_ト、    ;;) ;;)  i____|ー―'.ー-、;;) ;;)_iニ.ニ.ニ.ニ.ニ..--、 ⌒;;) ,┘__+_____`ー、
;;) ;;`t゚ @o@o@o@o O)     ;;) ;;) .i______, ".、| ;;);;)`t゚ (・).(・).(・).(・)_ノ   ;;) ;;)(@((・):(・):(・):(・),.つ
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        ;;⌒;;)'(O.@@.@@.O)-(∴)=.      , ―-.、           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          、               ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ___/.+__\━━9
           \, -、_              ;;)⌒;;)ヽ_l_l_l_l_l_ト、
      ;;)  _i_/.+__l])━━9         ;;) ;;)`t゚ @o@o@o@o O)
    ⌒;; ) ;;)ヽ_l_l_l_l_l_ト、                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ;;) ;;) ;;)`t゚ @o@o@o@o O)
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


261:名無しさん@ピンキー
08/05/27 00:32:51 g5hVCuSK
セルベリアちゃんから直接槍が生えてて憤ってるのかと思った

262:名無しさん@ピンキー
08/05/27 00:40:17 q38pe4iY
今日出してない断章があるのに気が付いて出したけど
「第7小隊の特別休暇」
ウェルキンの格好のほうがアリシアより有る意味大胆だと思った

263:名無しさん@ピンキー
08/05/27 08:38:34 PEHLymr7
あとイサラもな


「セルベリアの特別休暇」

無いのかね?

264:名無しさん@ピンキー
08/05/27 09:17:02 LnVYCxHU
>>260-261
で帝国につかまってセルベリアちゃんの股間の槍で貫かれるウェルキンを妄想してしまった。

265:名無しさん@ピンキー
08/05/27 16:20:40 dKPx7qgM
>>264
アッー!

266:名無しさん@ピンキー
08/05/27 22:55:33 lICw6g0X
書いてる途中というレスはたびたび見かけるが、なかなかうpこないのう~

267:名無しさん@ピンキー
08/05/28 00:31:50 kvovXUvv
               _ ---;,- 、
             r'" r''"´才キ-ミヾ 、
            // / //i  ト、ヽヽヽ',
            / /// /ノ }  }ト、 ヽ ヽ}
            / // /  /|.  j i ト、 ヽ i
           / ,if /  / |  j .l | ヽ, ヽ |
          / r川リ / i、 | !i j,l_,,-ヽ i i
         /  ! 'j リメ{リrォ゙| liレ'゙ィrォァ,}》V 
         / /ハi i| `'¨´ ゞゞ `¨´ ハ,' |    
         // { i l 人         ノ|l |.  
       ///  》,'' i,.' ト、   ゙´  ,イ!}}l  |   私が主役の物語はまだか…
      ノノ / ./ l  ll r、_\ ̄ ̄,.イi }人',l  i 
      // / .l  ll iヘヘヘ¨、-r'=| | { ヽミ',', i
    /, '´//テ|l  | _|_/_/_/ //《{ j ト、 ヘ_',ll ii
三彡゙,イ//_r'__,|l lN'、:::::`¨゙r'==、'ト-、!ノ\' ,ll ii
彡彡彡'"r''"   |l  | 7゙`ー、::|ト、00i、/ヘ ̄¨ー',', iト、、
彡¨ミミ/  __   |l lj.j:::::::::::::l゙¨ヘヘヘヘ ヘ::::::',   ' , ' ,ヘ
_,,.-'"‐'":::::::::::i |l j.j:::::::::::;;::l;;;'''ヘヘ_ヘヘ,,..\'.,   ' , ', ヘ、
7::::::::::::::::::::::::::::::| ノ,' {ノ::::::::::四==-ヘ,◎ヘ-==≧、_,.-''::, ',,ヘ,
::::::::::::::::::::::::::::::::》j j jf::::‐'"=T ̄ ̄\ヘ:::::',∨'":::::::::::ヽ、::::、'.,ヘ,
:::::::::::::::::::::::;:-、∨/ }:::,.'´::::::::{:::::::::::::::::ヘヘ:::ヘヘ:::::::::::::::::::`ヽ;:i ',',ヘ
::::::::::::::::::///ノ,ノ:::::::::::::::::{:::::::::::::::::::ヘヘ◎',ヘ::::::::::::::::::::::: }',', ',,ヘ



268:名無しさん@ピンキー
08/05/28 14:01:11 Dw5uLpbZ
ウェルキンがセルベリアを癒し、両手にヴァルキュリア妻なSSまだー?

269:名無しさん@ピンキー
08/05/28 21:33:04 md3enKQb
今、骨子が出来たくらいじゃないか?

伝聞・推定

270:名無しさん@ピンキー
08/05/29 23:17:06 kE4QZ3v9
>>268
俺も読みたい!

271:名無しさん@ピンキー
08/05/29 23:18:11 zY4uX5pi
嫁同士が喧嘩したら戦場になるな

272:名無しさん@ピンキー
08/05/29 23:51:08 9lnfjV7C
正に戦場のヴァルキュリア

273:名無しさん@ピンキー
08/05/30 00:06:41 Pzr+qHrU
そういえばやっぱりアリシアもセルベリアも
「不思議な体」のせいで、何回ヤっても処女膜が再生しちまうんだろうかw

274:名無しさん@ピンキー
08/05/30 00:23:51 JfQlcPuN
次回作、修羅場のヴァルキュリアにご期待ください!

275:名無しさん@ピンキー
08/05/30 08:22:46 Dgbpbpgl
『戦乙女』だから、きっと不思議な体で直さないと、ヴァルキュリアになれないんだよ。


ウェルキンの異名 『処女キラー』

276:名無しさん@ピンキー
08/05/30 08:25:01 /lEwInir
ウェル菌は妊娠率増加の作用があるとな!?

ごめん言いたかっただけ

277:名無しさん@ピンキー
08/05/30 10:26:04 5fZOr5EB
650 名前: 名無したんはエロカワイイ [sage] 投稿日: 2008/05/25(日) 10:20:33 ID:mK/FFBV40
イーディ「さあ今日のゲストはセルベリアさんですわ・・って」
イーディ「帝国のヴァルキュリアじゃありませんことっー!?」
ホーマー「あわわわ」
セルベリア「フフフ・・・そう怖がるな。今日は戦いに来たのではない」
イーディ「ホ、ホホホ・・別にうろたえてなどいませんわ。ところでセルベリアさんは料理が趣味とありますわね。意外ですわ」
セルベリア「ああ、そうだ。それで今日は私が作ったカレーを持ってきた。」
イーディ「あら・・おいしそうですわね。では早速・・・」
イーディ「うぐっ!と、とってもおいしいですわ・・・ねえホーマー」
ホーマー「なに言ってるんだイーディーさん・・物凄いまずいじゃ・・・」
ゴスッ!
ホーマー「ごふっ・・」
イーディ「ホホホ、この男少々味覚音痴でして・・・」
セルベリア「いや、いいのだ。実は私もこのカレーの味が酷いことに薄々気づいていたのだ」
セルベリア「私の部下達はおいしいと食べているが、最近、どうも私に気を使って無理して食べているように見えてきてな」
セルベリア「敵国のお前達なら正直な感想を言ってくれると思ったのだ」
イーディ「そ、そうでしたの・・・」
セルベリア「おかげで事実がわかって良かった。礼を言うぞ」
イーディ「礼には及びませんわ」
セルベリア「ふむ・・・やはりラグナイトの分量の見直しが・・ブツブツ」
イーディ ホーマー(ら、ラグナイト・・・・?)
セルベリア「ところでこの動物はなんという動物だ?」
イーディ「それはハネブタですわね」
セルベリア「ハネブタか・・・///」
イーディ「・・・・よ、良かったら貰っていってくださいまし」
セルベリア「べ、別にそういうつもりで言ったわけではないのだが・・・まあ・・・そう言って貰えるのならありがたく頂いていこう」
イーディ「どうぞどうぞ、わたくしより目立ってなまいk・・・いえ、セルベリアさんに育てて貰ったほうがきっと幸せですわ」
セルベリア「そうか、ありがとう。では失礼する」

ホーマー「いいのかい・・?イーディーさん勝手に・・・アリシアさんたちに怒られるよ・・・」
イーディ「いいんですわ。そこら辺でまた新しいのを拾ってくればバレませんわ」
イーディ「フフフ・・これだけ媚売っておけば戦場で見逃して貰えますわ・・・」
ホーマー「イーディさん・・・」
イーディ「ところで・・・お腹の調子がおかしくありませんこと?」
ホーマー「うん、実は僕もそう思っていたんだ・・・」
ギュルギュル~
イーディ「ぎゃあああぁ!あ、あの女毒盛っていましたのねーっ!」
ホーマー「うごふ・・・もうダメ・・・」

セルベリアの部屋にて
セルベリア「フフフ、かわいいなお前は。今日からお前はプーちゃんだ・・・」

278:名無しさん@ピンキー
08/05/30 22:57:32 nR8PLF1N
セルベリア様いいね~
そしてハンスに激しく嫉妬!!


279:名無しさん@ピンキー
08/05/31 00:26:23 4Lx/w2JJ
陣中日記にセルベリアちゃんという超展開を期待していいんだろうか

280:名無しさん@ピンキー
08/05/31 17:47:40 SsqQGZGL
     _    
   ,/´ ::;;`ヽ 
   ! ノ从 リ)) ∩
   |lゝ゚ ヮ゚ノ|./ノ   保守をする 
  ⊂に(_)(__)
   从)__||_|ii
   リ(_Y_i从
    |__/_ノ 
    しl_ノ 

281:名無しさん@ピンキー
08/05/31 23:12:33 XnjECF52
今更ですまんが、「セルベリア様自爆if 生き残っちゃった編」を
書こうかなと思っているんだが、誰かもう執筆し始めているかなぁ?
この話題になった時、かなり妄想しまっくていた自分なのだが・・。

無論、皆様のお目汚しにならないよう頑張る所存にございますm(__)m


282:名無しさん@ピンキー
08/05/31 23:42:31 SJsukwmS
>281
問題ない。というかどんどんやってくれ。
むしろ俺の中では全然セルベリアちゃんは生きているがな。
続編には絶対登場すると思ってる。

283:名無しさん@ピンキー
08/06/01 00:00:00 OMYuAYZs
ですよね生きてますよねセルベリア様は!

ただ実際にこういうの書くのは初めてで結構不安。
少しでも暇つぶしになってくれれば幸いです。
(自分の技量的に)エロ入れられるかどうかはわかりませんが
頑張ってみます! (^~^)



284:名無しさん@ピンキー
08/06/01 01:05:42 OyWVFVCH
>>283
     _    
   ,/´ ::;;`ヽ 
   ! ノ从 リ)) ∩
   |lゝ゚ - ゚ノ|./ノ <00:00:00とはやるな、貴様。我が忠勇なる兵士の一員とならないか?
  ⊂に(_)(__)
   从)__||_|ii
   リ(_Y_i从
    |__/_ノ 
    しl_ノ 



285:名無しさん@ピンキー
08/06/01 02:19:12 IcFNZxLm
生き残ったセルベリアたんがどういう道を歩むかっていうのはたぶん人によって変わってくるかと思うから
もしかぶったとしても大丈夫だとおもう
まっさらな状態からのスタートになるわけだしな。

286:名無しさん@ピンキー
08/06/01 11:27:39 OMYuAYZs
>>284
サー! 自分でよければぜひ仕官させてください!! サー!

>>285
気分が楽になりました。 謝謝m(__)m

287:名無しさん@ピンキー
08/06/01 14:04:22 OMYuAYZs
283:エロは無理かもしれませんが楽しんでいただけたら幸いであります。
では、投下させていただきますm(__)m

『another episode ~セルベリア様生き残る~』

1.目覚め


ギルランダイオ要塞跡付近の森林 

・・・・・。
・・・・・・・う・・。
・・・・・・う・・こ・・ここは・・?

私は体の痛みに呻きながら目を覚ました
目に映る蒼い炎を纏う体は間違いなく自分のものだ
・・・どうやら生きているらしい
殿下より承った使命を果たさんとガリア正規軍もろとも消滅したはずだったのだが・・

ヴァルキュリア最期の炎を使う直前に身体に銃弾を受けたせいか?
それとも私の心底にあった殿下への未練か?
どちらにせよ、私は生き延びてしまったらしい

戦いの勝敗は決したのだろうか?
殿下は大望を果たすことができたのだろうか?
・・・あのアリシアという女はどうしているだろうか?
いずれにせよ、まずは近くの街で情報を集めることとしよう
このボロボロの軍服も変えなければな

殿下は今如何なされているだろうか・・・                        


                      時は征暦1939年10月、終戦から四年の月日が流れていた。



288:名無しさん@ピンキー
08/06/01 14:10:34 OMYuAYZs
『another episode ~セルベリア様生き残る~』

2.驚愕

付近の街での情報はどれも信じたくない事ばかりだった

バカな・・・・
そんなバカな!!
終戦から四年もたっているだと・・・・・!
つまり私は四年もの間を眠りこけていたというのか!!
いや、それよりも殿下だ!
まさか、そんな・・・・・

『東ヨーロッパ帝国・準皇太子、マクシミリアンは、陸上戦艦「マーモット」を用いて一時ガリア首都・ランドグリーズ
 を占拠するも、第二次ヨーロッパ大戦の英雄、ウェルキン・ギュンター少尉を筆頭とするガリア公国義勇軍第3中隊と
 と交戦し、敗退。マーモットと共に炎に包まれ・・・』

殿下が・・・・」・崩御・・・・された??
目眩と頭痛で倒れそうだ
殿下が・・・殿下が・・・もうこの世にいないだと!?
私にこれからどう生きていけというのだ!
信じられない! 信じたくない!!
いやだ!  そんな事実認めたく・・・・・・・・・
・・・・・・ん・・・・・・?

『終戦後、英雄、ウェルキン・ギュンター元少尉は義勇軍を退役。彼が指揮していた第七小隊の副官、アリシア・ギュンター
 (旧姓:メルキオット)元軍曹と結婚、現在は故郷であるブルールで教師を勤めており・・・・・』

・・・・・・・・・、

『・・・・・アリシア・ギュンター(旧姓:メルキオット)元軍曹と結婚し、現在は故郷であるブルールで・・・・・・』


・・・・『アリシア』・・・・?
そうか、・・・・・・ブルールか・・・・・

289:名無しさん@ピンキー
08/06/01 15:22:02 OMYuAYZs
『another episode ~セルベリア様生き残る~』

3.遭遇

ここがブルールか・・・・・平和で・・・・・活気がある街だ
なにより・・・・・道行く人々皆に笑顔がある
広大な帝国領土でもこんなに笑顔があふれている市街などそうないだろう

しかし、なんだ??
随分視線を感じるが?
この衣服がそんなに珍しいのか?

「あんたにはぜっっっったい黒が似合う!!
 流れる銀髪! 赤い瞳! 端正な顔つきにその抜群のプロポーション!!
 無論、衣服は銀髪と赤い瞳が映えるよう黒で統一だ!
 大貴族の令嬢も舌を巻くぜこりゃ・・・・・・。
 まずはこのドレスを・・・・・・・」

途中の市街の衣服店の店員がいろいろ勧めてくれたものを普通に着ているだけなのだが・・・・
いや、そんなことよりもアリシアだ
あいつは今どこに

ドン!!   
「あいたっ!!・・・・・あ、ご、ごめんなさいっ!!」

・・・なんだ? ・・・・子どもか・・・・まだ四歳ぐらいなのに随分元気だな
私が四歳の時など・・・・・研究所で・・・・・

「あ、あの、あの、ごめんなさい」
「あ、いや、大丈夫だ。 だが走るときは前を見ろ」
「は、はい」

・・・・・・この子ならアリシアの居場所を知っているかもしれないな、・・・・・よし・・・・・

「・・・・名をなんと言う?」
「イサラです!!」
「そうか、ではイサラ、アリシアという女を知らないか?」

えっ? っという表情になる
やはり知らなかったか、ならば他をあたって

「お姉ちゃん、ママの知り合い?」
  



290:名無しさん@ピンキー
08/06/01 15:28:35 5qA3tlPI
GJだ!続きを楽しみにしてる

291:名無しさん@ピンキー
08/06/01 16:50:08 OMYuAYZs
『another episode ~セルベリア様生き残る~』

4. 再会

「ふー・・・・、よし!あとはこのトレーを片付けて・・・・・」
「ママー、ただいまー!」
「お帰りー。イサラ、今日は随分と早いわね。 まさかまたクサムカデを捕まえてきたんじゃ、

 (ドンガラガッシャーン!!!)

 ってえええええええええー!? せ、セルベリアさん!?」

・・・・・・そんなに驚かなくてもいいじゃないかと思うのは私だけだろうか・・・・

「ど、どうして!?」
「いや、何故か生き残ってしまってな。 四年も寝こけていたらしい。
 おまえたちに殿・・・・マクシミリアン様のことについて聞こうと思ってな、こうして訪れたわけだ」
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(ウェルキン帰宅)・・・・・・・・
「ねーねー、パパ、それ重くない?」
「平気だよ、イサラ、これはね、近年のヒカリマスの生態系の資料なんだよ。だからちっとも重く感じないんだ。
 ところでイサラ、ママにお客さんだって?」
「うん!! すご~~~く綺麗でね! 髪が長くてね!! すっっごくおっぱいがおっきいの!!! ・・・・・あ、あの人だよ!」
「(そんな人、知り合いにいたかな)・・・ん~、どれどれ? あっ、あの黒い服の人か・・・・あれ?どっかでみたような・・・」
「む、貴様がウェルキンだったのか」

(ドンガラガッシャーン!!!)

「あああああああああっ!!!?  ヒカリマスの資料がぁっっっっっっ!!! ってそうじゃない! せ、セルベリア!?」
「貴様、いきなり呼び捨てとは何様のつもりだ?」

だから、そんなに驚かなくてもいいではないか・・・・・・
・・・・・似たもの夫婦め・・・・・・・


292:名無しさん@ピンキー
08/06/01 17:36:17 OMYuAYZs
>>290
続きを望んでくれる方がいるのはありがたい

293:名無しさん@ピンキー
08/06/01 17:38:05 5Ldd00Gs
14時から見てたけど、途中ぶった切るのは悪いと思って見てただけの俺がいますよ

GJ!!

294:名無しさん@ピンキー
08/06/01 19:38:39 5qA3tlPI
>>293
俺KYすぎサーセンw

295:名無しさん@ピンキー
08/06/01 19:45:31 OMYuAYZs
『another episode ~セルベリア様生き残る~』

5.再出発

「ヴァルキュリアの聖槍を破壊したあとも、自らの体をヴァルキュリア化して、たった一人で僕らに挑んできたんだ。正直勝てるかわからなかった」

殿下の最期をアリシアたちから聞き、事実を受け入れた瞬間、人目もはばからず私は泣き、悲しみに明け暮れた
そして残ったのは虚無感だけだった
なにをすればいいのかわからなかった
当然だ、殿下の為に生きる以外の生き方を、私は知らないのだから
アリシアはそんな私の頬を叩いて
「しっかりしてください! 新しい自分の人生の答えを見つけてください!」
などと言う
いつだか自分も似たようなことをアリシアにいったか
・・・・あれはギルランダイオ要塞のときか
自分が本当に情けない

「セルベリアちゃーん、チャーハン2、カレーライス2頼んだよー」
「了解した、マーサ殿。 しばし待て」

そうして今は、アリシアたちの誘いもあって、ブルールのマーサ殿の飲食店で調理をしている
まさか趣味の料理がこんなところで役に立つとはな

「セルベリアちゃーん、あんたのカレーがはやく食べたいってイサラが言ってるよー」
「なに? イサラが? わかった、すぐに用意しよう」

こうした平和はいままでの自分になかったものだ
明確な人生の答えにはほど遠い・・・・だが悪くない
今しばらくはここで市民たちに料理を振舞うことにしよう
今は亡き殿下の分まで、しっかり生きていくのだ


another episode ~セルベリア様生き残る~  -完-



296:名無しさん@ピンキー
08/06/01 19:51:23 OMYuAYZs
長きにわたりお付き合いいただきありがとうございました!
もしよろしいのであればまた書きたく思います。
自分で書いてみると、物語の難しさを実感するなぁ。

297:名無しさん@ピンキー
08/06/01 19:57:28 W46j9u/r
>>287
GJだ!続きを所望する!

ていうかセルベリア様ゴスロリか!?ゴスロリだな!?w

298:名無しさん@ピンキー
08/06/01 20:07:19 OMYuAYZs
>>297
見る目がありますね、旦那

299:名無しさん@ピンキー
08/06/01 20:33:30 9Clip/wZ
>>287-295
まとめてよみたいな。保管庫に投下きぼんぬ。
戦場のヴァルキュリア二次創作画像・SS暫定保管庫
URLリンク(valkyria.gionsyouja.com)


300:名無しさん@ピンキー
08/06/01 20:50:55 OMYuAYZs
了解した

301:名無しさん@ピンキー
08/06/01 21:06:40 OMYuAYZs
セルベリア様のIF/STORY、投稿完了しました。
楽しんでもらえたらうれしいですね。
現在、第二幕を執筆中であります。

自分はセルベリア様好きなんでもう少しセルベリア様でいきます。


302:名無しさん@ピンキー
08/06/01 21:07:06 RK85+uHz
     _    
   ,/´ ::;;`ヽGJ 
   ! ノ从 リ)) ∩
   |lゝ゚ - ゚ノ|./ノ    後、女性の上官に対しては、「Ma' am」だぞ
  ⊂に(_)(__)
   从)__||_|ii
   リ(_Y_i从
    |__/_ノ 
    しl_ノ 


303:名無しさん@ピンキー
08/06/01 21:19:37 OMYuAYZs
>>302
勉強不足でした oTL

304:名無しさん@ピンキー
08/06/01 22:56:54 5qA3tlPI
>>301
GJだ!

305:名無しさん@ピンキー
08/06/02 00:34:29 ZiTl60lg
いつだかのスレで続編では「連邦が敵」なんていうのを見た気がする
ここは一つ
  セルベリア様頑張る(another episode続編) +  連邦の暗躍
路線でやってみようかな
相変わらず、コメディとシリアスがごっちゃになってしまいそうだが
とりあえず執筆開始
他の人が書いたのも読みたいです


306:名無しさん@ピンキー
08/06/02 00:47:01 KPv3ps0v
そもそもゲーム本編からして、対帝国の同盟締結しにきた親善大使自ら
姫様誘拐とかやらかすようなお国柄だしな>連邦

本スレだかあたりで、次回作はヴァルキュリアの力を利用しようとする連邦によって
拉致されたアリシアを救出するべく連邦領内へと潜入する
小イサラ率いる新生第七小隊というネタが書かれていた。

能登デリアの拉致も、姫様人質にしてガリアに言うこと聞かせるって目論見以外に
ランドグリーズ家に伝わるヴァルキュリアの力を調べるって目的があった可能性もあるし
連邦も帝国に負けず劣らず、ヴァルキュリア研究機関とかあるのかもね。

307:名無しさん@ピンキー
08/06/02 00:56:57 axNPXO9e
確かに。
戦況を大きく変える希少種だ。
何処の国も欲しがるに違いない。

ガリアは……?

308:名無しさん@ピンキー
08/06/02 08:12:09 OmRGQ8sx
>>306
そして小イサラは連邦の地下研究所で培養カプセルに脳髄だけになって浮かぶアリシアを発見するんだな

ウェルキンは連邦の拷問により視覚を失いフィールド系生物学者としては死んでしまっていたり


309:名無しさん@ピンキー
08/06/02 08:59:33 pNj2Qh6O
シリアス&グロテスク路線へ
大きな変更ですね

310:名無しさん@ピンキー
08/06/02 18:13:18 N7gCMELi
ターリス「嗚呼、乙女の園…」
アリシア(もう乙女じゃないよ)
アイカ(乙女なわけないじゃん)
ロージー(乙女って年でもないだろ)
リィン(ごめんなさい)
イーディ(あ、あたりまえじゃない!アイドルは純潔なの!)
オードリィ(たいちょー、じょうずだったなぁ)
マリーナ(ウェルキン…)
ウェルキン「はははは…」
ザカ「現実は非情だぞ、嬢ちゃん」

セルベリア(純潔がヴァルキュリア発動の条件ではないのか!?)

311:名無しさん@ピンキー
08/06/02 19:22:38 4WGyX03j
>>310
オードリィまではともかく、なんでマリーナまで食ってんだよウェル菌w
同じつまみ食いにしてもそこはユーノにしとけ。

312:名無しさん@ピンキー
08/06/02 20:33:19 ZiTl60lg
>>308
「培養カプセルに脳髄だけ」
ヒロインがそうなっちゃってたり地球外生命体と戦ったり
光線(レーザー)級強過ぎだろと思ったりした某PCゲームを
思い浮かべたのは俺だけだろうか



313:名無しさん@ピンキー
08/06/02 21:19:21 pNj2Qh6O
>>310
スージーも! スージーも!

314:名無しさん@ピンキー
08/06/02 22:46:26 ZiTl60lg
305:とりあえず出だしは完成しましたのあげておきます。
  話としては『another episode ~セルベリア様生き残る~』の続きにあたります。
  まぁ、文章の量は戦いは小競り合いレベルで(大戦だと長編になっちまいます)。 
  相変わらずの駄文ですが、もし楽しんでもらえたら幸いです。
  全てがそろった段階で URLリンク(valkyria.gionsyouja.com)  に投稿します
  ではm(__)m


『another episode 2 ~セルベリア様頑張る~』

序章. 身勝手な復讐心

征暦1940年3月3日
ガリア公国及び大西洋連邦機構国境付近 ヴァルハラ高原(仮) 草原地帯

・・・ザッザッザッ  ・・・キュラ ザッザッ・・・ザ キュラ ザッ ザッ・・・・・
キュラ ッザッザッ ・・・ キュラ ・・・ ザッ ザッ・・ キュラ ・・・・キュラ・・・


ウェルキン・ギュンターめ・・・・、貴様のせいで私は終わりだ・・
・・・復讐だ・・・・必ず血祭りにあげてくれるわ・・・・・



315:名無しさん@ピンキー
08/06/02 22:48:13 ZiTl60lg
『another episode 2 ~セルベリア様頑張る~』

征暦1940年3月2日 a.m.8:00
ガリア公国 ブルール 中央大広場

フォンフォン!! パッ、キン、フォン! バン!ダン!ブオン!!!ドカーン!!
ブワッフォン!!!ガッ!・・・フォンフォン!! キーン!

「セルベリアさんにも食べてもらおうとせっかく手に入れた極東の健康食品[ナットウ]を!見た瞬間に捨てるなんてひどいじゃないですか!!?」
「それを言うならおまえとて私が二日かけて製作した[イナゴの赤ワイン風味煮] を放り投げたではないか!!」
「当たり前です!! そんな・・・虫を食べるなんて!!!」
「発酵した(腐った)ものを食していて何を言うか貴様! それにこれは帝国では普通に食べられているものだ!! 全帝国国民と東南アジア諸国国民に謝罪せんか!!」
「匂いが駄目で捨てたセルベリアさんに言われたくないです!!」

そんなことから始まった口喧嘩は、今では体を駆使したガチバトルに一転している。  なんか二人とも少し蒼い炎でてるし。
エプロンドレスにシャベルなアリシアと、「ごすろり(黒)」に物干し竿なセルベリアは、背格好だけでもかなりシュール。 それでいて人間離れした動きをするんだもんこの二人。
・・・・・まぁ、ブルール市民にとっては「いつものこと」になりつつあるんだが。

「パパー、止めなくていいの?」
「いいんだよ、イサラ。 ほら、喧嘩するほど仲がいいって言うだろう?」

     「・・・ふん! 今日は随分と機嫌が悪そうではないか? どうした? 最近忙しくてウェルキンに構ってもらっていないからか??」
     「どんなに忙しくたって私とウェルキンはラブラブなんです!! 昨晩だって私がもう無理許してって言ってもごめんって聞かなくて、そのうえ中に5回も・・・」

「・・・イサラ! すぐにママたちを止めるんだ!! けがでもしたら大変だ!!!」
「え、あ、うん、わかった・・・・ママー、お姉ーちゃん、喧嘩しないでー」 
 

                                                   セルベリアはブルールでそれなりに楽しい毎日を送っていた

316:名無しさん@ピンキー
08/06/02 22:50:52 ZiTl60lg
『another episode 2 ~セルベリア様頑張る~』

2.不審な動き

征暦1940年3月2日 p.m.6:00

「平和記念都市[ワルキューレ]でコーデリア陛下主催の平和記念式典が催されるんです。ぜひ元義勇軍第三中隊の方もいらしてくださいって。
 ・・・・へっ? なんで首都ランドグリースでやらなかのか? ん~、なんか軍のお偉いさんの都合で開催場所が変更になっちゃったって聞いてます。
 ・・・・へっ? 陛下が首都を離れても大丈夫なのか? えっと、コーデリア陛下がワルキューレに来るのを知っているのは、第三中隊とそのお偉いさんぐらいなんです。
 帝国も連邦もさすがに察知できないと思いますよ?  3月4日が開催日らしいから、今日の午後には出ますね。 
 セルベリアさんも・・・・・・・あ、いや、無理ですよね・・・。 ごめんなさい」


そんなことを言って出かけていったが大丈夫だろうか・・・・。
・・・・いやいや、私は私のすべきこと、みなに料理を振舞うことに集中するのみだ。 
 
「くそ~、セルベリアちゃーん、ビール3本追加してくれ~、あとできれば酌してくれ~」
「たわけ、私に酌をさせるなどと10年早いわ。・・・・しかし随分荒れているな貴様」
「う~、くそ~、ローキス中将め~、なにが実習だ~。まだ任官して間もない兵士をヴァルハラ高原国境の第二防衛線と絶対防衛線に配置するなどと
 ぬかしやがって~。もともとそこにいたベテランの俺らを辺境にとばす? ふざけやがって・・・・」
「・・・・・・・・・だが第一防衛戦はちゃんとした正規軍なんだろう? ならば問題ないではないか」
「ふん! そこの隊長はローキス中将の息子でな、ろくでもない人間なんだよ・・・・・・いざとなったらどうなるか・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・ヴァルハラ高原には・・・・・・・・・・・なにかあるのか?」
「いや、ただの草原さ。・・・・・・一番近くの街は・・・・わる・・何とかだったかなぁ・・・」

・・・・・・なんだ??
・・・・この胸騒ぎはなんだ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『軍のお偉いさんの都合で開催場所が変更になっちゃったって聞いてます』
『コーデリア陛下がワルキューレに来るのを知っているのは、第三中隊とそのお偉いさんぐらいなんです』


・・・・!
「マーサ殿! すまない! 急用ができてしまった!  しばしこの街を空ける!!!」
「セルベリアちゃん!!?」

ギルランダイオ要塞跡で見つけたヴァルキュリアの盾と槍を手にとる
間に合うか? いや、間に合わせる!!
まずはランドグリ-ズだ
ローキスとやらにはいろいろ教えてもらわねば・・・・・・・・
                                  
                                                   その夜、ブルールから蒼き光が飛び出していった


317:名無しさん@ピンキー
08/06/02 22:57:28 ZiTl60lg
すみませんm(__)m
315の副題は 『 1. とある平和(?)な一日 』 でお願いします。

318:名無しさん@ピンキー
08/06/03 00:07:31 8VarrGve
     _    
   ,/´ ::;;`ヽGJ 
   ! ノ从 リ)) ∩
   |lゝ゚ - ゚ノ|./ノ    復讐だ
  ⊂に(_)(__)
   从)__||_|ii
   リ(_Y_i从
    |__/_ノ 
    しl_ノ 



319:名無しさん@ピンキー
08/06/03 00:07:38 Qiemomz1
     _    
   ,/´ ::;;`ヽGJ 
   ! ノ从 リ)) ∩
   |lゝ゚ - ゚ノ|./ノ    続きを楽しみにしておるぞ
  ⊂に(_)(__)
   从)__||_|ii
   リ(_Y_i从
    |__/_ノ 
    しl_ノ 

320:名無しさん@ピンキー
08/06/03 20:37:20 Fm0cc6uC
『another episode 2 ~セルベリア様頑張る~』

3.再会の宴

征暦1940年3月4日 p.m.4:00
ガリア公国 平和記念都市ワルキューレ 中央広場

平和記念都市ワルキューレ
帝国や連邦との国境に近いこの都市はもともとから貿易都市として栄えていた
帝国との休戦後、コーデリア陛下の発案によって国と国を結ぶ都市として平和記念都市の称号を与えられた
第二次大戦の博物館も存在しており、発見されたアリシアの盾と槍もここに厳重に保管されていた


「・・・・・・・・・・であり、あなた方は見事このガリアを守ってくださいました。 あなた方のような人々がガリア公国国民であってくれたこと、
 心より感謝いたします。・・・・・・・堅苦しい挨拶はこれくらいにしておきましょう。 フィオナ?」
「はい、陛下。 では、元義勇軍第三中隊の皆様、 杯をお持ちになって・・・・・・・乾杯!」

「「「「「「「「「「「「「「「 かんぱ~い!!!!!!! 」」」」」」」」」」」」」」」」」

・・・・・・国のトップが主催の祝宴のはずなんだが、ノリが学生の同窓会みたいになっているのは気のせいだろうか・・・?
あれから4年たったが・・・・・基本的な部分は皆変わっていない

「あ、マリーナさん、その子ギツネ、マリーナさんが?」
「ん?・・・・あぁ、コンだ(なでなで)・・。・・・・山で怪我をしていてな・・・その子がイサラか。かわいいじゃないか・・・なぁ、コン?」
「アン!!」

「二人はまだいっしょにならないの??」
「それがさ、聞いてよマイナ、シャイナ。 ヴァイスってばね、あたしが妊娠したら考えてやってもいいって言いながら毎晩・・・」
「ちょ、おまっ、アイカ!! それは言うなって言ったじゃねえか!!?」 

「この顔が怖いって・・・・」
「グラサンはずせよ」

「(グビグビ)ぷは、ロ、ロージー! 今に、今に見ていなさい!! わたくしは必ずやこの美貌をもってして、あなたの歌に打ち勝ちますわ!!!」
「(ごくごく)ぷは、はー。ふん! 上等さ! だがアタイに知名度で勝つのは簡単なことじゃないんだよ?? イーディ?」

「ラルゴっ!! リックがお酒を飲もうとしてるわ止めてはやく!!」
「お、おう・・・って、おいエレノア!? フレンダになに食わせてんだ!?」

・・・・いや、変わったかもしれないなぁ
そういえばラルゴのとこの双子、フレンダとリックはイサラと同い年ぐらいかな

「ウェルキン殿? いかがなされました?」
「あ、こ、これは、陛下!? い、いえ、みな元気でよかったと」
「遠路はるばるお越しいただき、本当にありがとうございます。 ふふっ・・・宰相のフィオナに無理を言った甲斐がありましたね・・・」
「? 陛下それはどういった意味で?」
「いえ・・、・・・・また貴方に会える機会を得ることができたのが・・・・・嬉しくて・・・・・」
「あ、あの、それはどういう」

           「で、でんれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!」

なんだ?  あれはガリアの正規軍の兵士だな

「じゃかあしわぁーー! 私が酒飲むのを邪魔スンナー!」
「フィオナ落ち着きなさい・・・・何事ですか騒々しい・・・・・・。祝宴の席なんですよ?」
「そ、それが、 ヴァルハラ高原で・・・・・」

なんだ? 
なにが起ころうとしているんだ?

321:名無しさん@ピンキー
08/06/03 22:09:10 ZJbEJ4TK
>>320
GJで激しく続きを期待しているんだが、バーロットさんは戦争後は
出版社立ち上げて経営者になってからラルゴと結婚したらしいから
子供を産んだとしても、小イサラと同い年ってのはないんじゃないかな。

普通に考えると、アリシアがパン職人の資格取るよりも早く出版社立ち上げて軌道に乗せられるとは思えんw

322:名無しさん@ピンキー
08/06/03 22:34:33 Fm0cc6uC
>>321
的確な意見、誠にありがとうございますm(__)m
ss保管庫に投稿する際は、そのあたり修正しておきまねすm(__)m

では第4話、かけましたのでうpしておきます


323:名無しさん@ピンキー
08/06/03 22:37:30 Fm0cc6uC
『another episode 2 ~セルベリア様頑張る~』

4.突然の襲撃


征暦1940年3月4日 p.m.3:00
ガリア公国及び大西洋連邦機構国境付近 ヴァルハラ高原 第二防衛線


正規軍第13中隊
元義勇軍第三中隊第七小隊のジェーン・ターナー中尉及びホーマー・ピエローニ少尉が指揮する新米兵士の部隊であり、人数はおよそ250人の比較的小規模な中隊である
『サディスティックジェーン』のもとでしごかれる兵士たちに与えられた今回の任務はヴァルハラ高原第二防衛線及び絶対防衛線の死守(とはいっても実際は単なるキャンプ)
であり、現在、夜に向けて野営地を構築していた

「ジェーンさん、ちょっと・・・・ぼふがっ(あ、相変わらずすばらしい蹴りだ)!!」
「公共の場ではターナー中尉と呼べと言ったはずだが?・・・・んでどうしたホーマー?」
「(自分はいいのか)・・・・・えっとですね、第一防衛線の正規軍第七大隊から通信、異常なしとのことです」
「そうか。・・・・・しかし残念だ。できることなら私もワルキューレでウェルキン隊長たちと騒ぎたかったのだがな」
「いきなりのローキス中将からの命令でしたからねぇ。・・・・普段の(地獄の)訓練よりは退屈じゃなくていいんじゃないですか?」
「ふん! こいつらにはもっともっと厳しくしてやるつもりだ!! 戦場で生き残れるようにな!」
「(いいこと言ってるはずなんだけどなぁ、ジェーンさんSだし)まぁまぁ・・・・、ん?・・・・・・・・・!? ジェーンさん!二時の方角、距離およそ2000に敵影らしきものが!!」
「はぁ!? たった今異常なしと報告を受けたばかりではないか!?? 第七大隊はなにやって・・・!?・・・・・な・・んだあれは?!」

なんだあれは?   重戦車なのか??
あのゲルビムほどではないが負けず劣らずでかい・・・・だが、それよりも異様なのは戦車にあるべき砲身がないことだ
代わりについているのは、二つの妙な・・・細い円錐状の・・・・・・・・槍!?

「まずい!!! 全員退・・・

ヒュオーーーーーーーーーーーーーーーーン・・・・キーーーーーーーーーン・・・・・・・・・・・ドカーーーーーン!!!!!!!!!!!

  がぁぁぁっぁぁぁぁぁ!!く、くそがぁっ!! ・・・・くっ・・・・・ホーマー、生きているかっ!! 部隊は!? 生き残ってるのは何人だ!?」」
「う、くっ・・・・・・くそ、・・・第六、第七小隊が壊滅してる・・・・・・ジェーンさん、あれって・・・・あの『蒼い閃光』って・・・」
「くぅっ、・・・・・あぁ、ナジアルの時のアリシア副隊長の・・・やつと・・・同じもんだ・・・・・・・くそっ、背後から一個連隊規模の敵まで出てきたぞ!?」
「どうしてこんな、・・・ん?・・・・・ジェーンさん、正規軍第七大隊から通信、・・・突如敵が出現、直ちに対応する、貴官らは絶対防衛線にて我々が打ち漏らした敵を撃破せよ、だって」
「見張りもろくにできんのか!! ごくつぶしの役立たずどもめがっ!! こんなことになるから第七大隊を最前線に置くなと私は助言したのだ ・・・・・・・
 ・・・ホーマー、少々尺だがやつらの言うとおり絶対防衛線まで後退して態勢を整えるぞ!! 中隊を二つに分けて、散開して向かってくる敵を各個迎撃するんだ!!! 至急各小隊長に伝達しろ!急げ!」
「り、了解!!」


くそが!!
こんなところで部下たちを死なせるわけにはいかない
そんなこと私が許さない

324:名無しさん@ピンキー
08/06/03 23:02:49 1pj4kxPq
     _    
   ,/´ ::;;`ヽGJ 
   ! ノ从 リ)) ∩
   |lゝ゚ - ゚ノ|./ノ   
  ⊂に(_)(__)゛  プルン
   从)__||_|ii
   リ(_Y_i从
    |__/_ノ 
    しl_ノ 


325:名無しさん@ピンキー
08/06/03 23:14:54 nDHVXzTn
     _    
   ,/´ ::;;`ヽGJ 
   ! ノ从 リ)) ∩
   |lゝ゚ - ゚ノ|./ノ    連載はwktkしてイイ!
  ⊂に(_)(__)
   从)__||_|ii
   リ(_Y_i从
    |__/_ノ 
    しl_ノ 


326:名無しさん@ピンキー
08/06/04 19:33:00 xTeNK05f
    _  ∩          \( ゚∀゚)o彡゜  ./  _  _ ∩      ∩ _ _
  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!    \ ∧∧∧∧/  ( ゚∀゚) 彡      ミ(゚∀゚ )
  (  ⊂彡   おっぱい!    <    .お >⊂l⌒⊂彡        ミ⊃⌒l⊃
   |   |             < 予  っ >  (_) )  ☆    ☆  ( (_)
   し ⌒J            <    .ぱ >  (((_)☆       ☆(_)))
 ──────< .感  い >───────
    ∩、⊂ミ∩彡⊃      <    .の >   -=≡    _ _ ∩
⊂ミ∩⊂三ミ三彡三⊃     < !!!!    >  -=≡   ( ゚∀゚)彡
 ⊂彡( ゚∀゚)彡川ミ⊃      /∨∨∨∨\  -=≡   ⊂  ⊂彡
 ⊂彡川∪⊃ U川彡⊃   /(・)(・)<オッパイ \ -=≡   ( ⌒)
⊂彡川∪⊃ U川彡⊃   /            \ -=≡  c し'


327:名無しさん@ピンキー
08/06/04 21:37:50 kTEibb1k
>>326
それ全部セルベリアちゃんのプチAAにしたら、許す

328:名無しさん@ピンキー
08/06/04 22:27:57 OEFwVpZg
>>326
エロい展開への期待感マックスだなおい
20で童貞な自分には荷が重いっす

とりあえず今回の『another episode 2 ~セルベリア様頑張る~』 は
(それなりに)平和になってしまうかと・・・・・サーセンm(__)m
今後もこのサイトがにぎやかならばエロいのにも挑戦してみますね
では、第五話ができましたんでうpしておきますm(__)m

追伸:なかなかSS保管庫に投稿した『another episode ~セルベリア様生き残る~』
   がうpされないですねぇ~と少し寂しい自分( ー_ー)





329:名無しさん@ピンキー
08/06/04 22:31:45 OEFwVpZg
『another episode 2 ~セルベリア様頑張る~』

5.ローキス邸襲撃

征暦1940年3月3日 p.m.11:00
ガリア公国 首都ランドグリーズ ローキス邸

ダダダダダダダダッダダダ!!  (カチャカ)ダダダダダダダダダッダダダダダ!! (カチャカ)ダダダダダダダッダダダダダダダダダ!!  (カチャカ)ダダダッダダダダダ!!  
(カチャカ)ダダダダダダッダダダダ!!  (カチャカ)ダダダダダダダダダッダダダダダ!! (カチャカ)ダダダダダダダッダダダダダダダダダ!!  (カチャカ)ダダダッダダダダダ!!

「・・・・・ダーっ!! くそっ!! なんなんだよあの黒いドレスの女は!!? こっちが十数人がかりでマシンガンぶっ放しているっちゅうのに!! よけることすらしねぇのかよ!?」
「もう護衛の半数が沈黙したぞ!!   あの手に持ってる螺旋の槍でぶん殴られてるらしい・・・だいたい人間であのスピードとパワーはおかしいだろ!?」
「ローキス中将はここは絶対死守しろと言っていたが・・・ここを突破されるのも時間の問だ・・・!?・・ゲフガ!!」
「なっ!?(がしっ)ぐっ・・・・・がっ・・・苦し・・・離・・・・・せ・・・・・化け物・・・・が」
「ローキスはどこにいる?(キュッ)」
「がっ・・・・・ここから・・・・3番目の・・・・・へ・・・・や・・・・」
「そうか、わかった」
ブンッ!!・・・・・・・・ドンガラガッシャーン!!
「う・・・・・・(がく)」

死人は出ていないはずだが・・・・・ふ、私も甘くなったものだ・・・・・・・さて・・・・

カチャ、ギー・・・ダダダダダダダダッダダダ!!  (カチャカ)ダダダダダダダダダッダダダダダバキン!! グシャ(手が潰れた音)!)

「がぁああああああああああ!!? て、手があああああ!!」
「ガリアの軍には訪問者に対していきなり銃を乱射してくるようなしきたりでもあるのか? ん?? ・・・・・・・・・・連邦と通じて何を企んでるのか、詳しく教えてもらおうじゃないか?」
「!?・・・・・なんのことだかさっぱギャアアアアアアアアアアああああああああああああああ!?わ、わか、わかった!!言うからやめろ!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんてことだ

ローキスの話を省略するとつまりはこういうことになる
・連邦がコーデリアを拉致しやすいよう国境付近の街にコーデリアを誘導
・国境第一防衛線の見張りをしている第七大隊を指揮する彼の息子には進軍してくる連邦軍を静観させ、場合によっては連邦に寝返るよう指示
・連邦は拉致が失敗した場合は『ガリアに侵攻した連邦軍は正規の軍ではなく、一部の過激派が暴走してしまったもので我々に戦争する意志はない ごめんちゃい』 といって慰謝料などでごまかすつもり
・コーデリアの誘拐が成功しガリアを吸収できた暁には、ローキス親子は連邦に優遇される
・コーデリアの誘拐が成功した場合、あくまでコーデリアが自ら属国になることを決断したことにしたいため、連邦の侵攻を目撃した第七大隊の人間以外のガリア国民を口封じ
 降伏した人間はおろか、女子供、赤子にいたるまで虐殺皆殺し
・連邦軍を指揮するのは元連邦外務省官兼元国交使節団団長、ジャン・ダウンゼントであり、ウェルキン・ギュンターを含む元第七小隊に復讐しようとしているとのこと


「・・・・・・売国奴めが・・・・・・元宰相ボルグといい、貴様ら国を預かる位置にいる人間が国を売るとは・・・・・貴様らには忠誠心や愛国心というものがないのか!!  貴様それでも軍人か!! 」
「忠誠心ばどでは腹も膨れんし、金にもなら(ボグン!!)ゲガァっ!!?」

人間のクズめが
だが今の会話は軍のトップが耳にするよう無線で流した・・・・・・・こいつはもう終わりだな
だが・・・・・・・・・急がないとまずい
イサラが、アリシアが、ウェルキンが
ワルキューレの人々が皆殺しにされてしまう
もう死なせない
これ以上私の大切な人たちを死なせてたまるか!!

                                    
                                                             ランドグリーズから蒼い光が飛び出していく
                                                             もっと早く もっと早く もっと早く と



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