08/06/24 19:50:59 JMcdTRiS
「姉さんっ…やめ…!」
私室にて、鏡を前に椅子に腰掛けるデオン。
その右手は震えながらも身体の中心をまさぐっている。
それを阻止するべく、左手で掴み退けようと力を入れるが敵わず、デオン自身は窮屈な布から顔を出してしまった。
『ふふ、随分と溜めて居るみたいね』
軽く首を上げたものを男とも女とも見える美しい手が包み、ゆるりと動き出す。
「う、く」
一人の男が椅子に座り苦しそうな声を漏らす、ひんやりとしたような生暖かいような部屋の中を、ドアの隙間から覗き見るロビンは呟いた。
「…デオン様、それは新しいプレイなのですか…それとも」
こうではありませんか、わかりません