【ひぐらし】07th総合part18【うみねこ】at EROPARO
【ひぐらし】07th総合part18【うみねこ】 - 暇つぶし2ch221:名無しさん@ピンキー
08/04/29 01:55:14 uKOjNfFm
GJだけどそういうのはいいから

222:名無しさん@ピンキー
08/04/29 06:19:07 XmRLkpM0
確かに

223:名無しさん@ピンキー
08/04/29 12:04:31 DElx4mrh
最近書き手さんにたいして厳しいな…

>>220
GJ!おもしろかった
攻め魅音エロいし沙都子はエロ可愛いし詩音は可哀想で萌えたw
次も楽しみにしてるよ

224:名無しさん@ピンキー
08/04/29 12:11:12 acyw6SRq
あまりに職人さんに手厳しいと描いてくれなくなるかも
>>220GJ!最近投下頻度が落ちてるなか描いてくれて感謝

225:名無しさん@ピンキー
08/04/29 12:42:56 ZHMxI7eC
>>224
お断りします
  お断りします
    ハハ
((⊂ヽ(゚ω゚) /~⊃))
  | L| ⌒V /
  丶_/  丶_/
 ___/   i
(  ___ |
 \ \  \ \
  丶 )  > )
  (_/  / /
     ( ヽ
      ヽ_)

226:名無しさん@ピンキー
08/04/29 13:15:03 fb93iSt/
>>221>>222
お前らこそもうそういうのいいから

227:名無しさん@ピンキー
08/04/29 13:23:35 hlDlEQ28
なになに、また馴れ合うの?

228:名無しさん@ピンキー
08/04/29 18:14:58 ecEruNjq
可能性高そうな予想だな。30%ぐらいか まあ、それを今年言い出さなくても来年あたりにそれを言い出すのは確実だけどな

229:名無しさん@ピンキー
08/04/29 18:58:03 JpOMlyi3
>>227
もうホントいいから…

230:名無しさん@ピンキー
08/04/29 19:48:07 DDCSRgQW
こんな分かりやすい釣り荒らしくらいスルーしようぜ。



231:名無しさん@ピンキー
08/04/29 19:51:03 I51LlA1T
それはともかくGJ

232:名無しさん@ピンキー
08/04/29 20:07:15 0zI3zFLk
なんともぶっ飛ばしたくなる鬼畜魅音。
だがエロ的にはGJ



233:名無しさん@ピンキー
08/04/29 20:07:32 2/0L3R9H
雰囲気悪いぜ…
職人さんも投下しづらいじゃないか。



234:名無しさん@ピンキー
08/04/29 20:10:09 fMsJcEZj
読んでないけどGJ

235:名無しさん@ピンキー
08/04/30 14:32:36 aoIvIElB
遅いけど>>220GJ!続き楽しみにしてる
それで投下がない時はエロ話でもしようぜ
普段から自慰してそうな女キャラ
とりあえず詩音とレナは絶対してる


236:名無しさん@ピンキー
08/04/30 15:30:11 Pgalkh12
詩音はお見舞いのとき絶対してるな
レナは圭一と宝探しした日とかにしてそう

237:名無しさん@ピンキー
08/04/30 15:59:15 zCfJqC/v
悟史が目覚めたときには子どもが数人w

238:名無しさん@ピンキー
08/04/30 17:31:41 ay5rTUR/
正直あまり思い浮かばんな。
ただ圭一と宝探しに行った日とかにレナはしてそう。


239:名無しさん@ピンキー
08/04/30 17:32:55 Pgalkh12
以外にレナや詩音は自慰知ってるけどしない、したことない派かも

240:名無しさん@ピンキー
08/04/30 18:29:16 WsYeNE0Q
知恵先生は以外としてそう

241:名無しさん@ピンキー
08/04/30 20:26:04 jCPXf2ux
梨花ちゃまは間違いなくしてると思うんだ。


242:名無しさん@ピンキー
08/04/30 20:26:16 GXBABIbe
詩音はひとりでする前にふたりでするタイプ
しかも>>237

243:名無しさん@ピンキー
08/04/30 20:30:45 TybHlHqQ
羽入は絶対にやってると思う。
ふと、かつての夫を思い出してしまったとき切なく自分を慰めて……とか。

244:名無しさん@ピンキー
08/04/30 20:41:24 KPARCjwS
夜な夜な自らの角をシゴいてる姿を想像すると萌えるな

245:名無しさん@ピンキー
08/04/30 21:07:26 Ek8VIQT+
ここの住人的には詩音、レナ、羽入、梨花は自慰をしてるって事か
沙都子と魅音はそっちにはやっぱり疎いイメージがあるんだろうな
沙都子は梨花に、魅音は詩音に教わるっていうのもエロパロ的にはアリな気がするけど

246:名無しさん@ピンキー
08/04/30 21:19:34 fEpoCM+L
>>245
沙都子はまだまだそれ自体知らなそうだが
魅音は「中学生でやってる子なんかいないよねーしかも女子だよ女子」と興味はあっても踏み込めないイメージだな
下ネタ言いまくってても耳年増そうというかな

247:名無しさん@ピンキー
08/04/30 22:39:41 Pgalkh12
沙都子は純真、魅音はそれするような対象がないイメージ
梨花ちゃまは100%してる

248:名無しさん@ピンキー
08/04/30 22:58:31 Ek8VIQT+
>>247
魅音の場合圭一がいるじゃんw
でも>>246のように耳年増だけど行動に移せないタイプかも
梨花の自慰の場合は羽入と感覚が繋がってる設定がおいしいよな
ありがちなネタだとは思うが萌える

249:名無しさん@ピンキー
08/04/30 23:07:22 Pgalkh12
魅音の場合悟史も圭一も気になる程度って感じする。思い入れがあんまりなさそう
でも皆で人形もらった時してそう

250:名無しさん@ピンキー
08/04/30 23:13:00 fEpoCM+L
つーか、女は好きな男をオカズにするもんなのか

251:名無しさん@ピンキー
08/04/30 23:30:56 Pgalkh12
姉はレディコミとかみながら自分と好きな相手に置き換えてすると

252:名無しさん@ピンキー
08/04/30 23:48:07 fWcPHxub
>>248
羽圭でやってたら梨花に感覚リンクして梨花悶絶(しかも羽入も圭一も底無しなもんだから最後の方梨花グロッキー)な同人誌見た事あるw

最終的にはキムチ懲罰食らってたなw

253:名無しさん@ピンキー
08/04/30 23:50:06 aWbXKl4x
詩音は目明しできゅんきゅん☆とか書き出した辺りで
期待してしまったのは俺だけじゃないよな

魅音はしてるけどしてないって言うタイプ

254:名無しさん@ピンキー
08/04/30 23:52:13 1+ukp0S9
皆で人形もらって
その人形使って自慰する魅音が思い浮かんだ

アリ…なのか?

255:名無しさん@ピンキー
08/04/30 23:52:31 4MDtADZV
むしろしてないけどしてるって言いそう
で詩音あたりに追及されてオタオタすると

256:名無しさん@ピンキー
08/05/01 00:10:29 +HMcmdX4
レナと魅音のオカズは圭一、詩音は悟史で燃えるタイプだと思うが
梨花がわからない…赤坂か圭一か沙都子?それとも人をオカズにしてやるタイプじゃないか?

257:名無しさん@ピンキー
08/05/01 00:48:04 ZtZvHo/a
詩音は「あんでも悟史君がどうしてもって言うなら…」とか一人で勝手に盛り上がってたくらいだからなww

258:名無しさん@ピンキー
08/05/01 03:19:35 sC5h6G2H
いい意味で詩音はあのお嬢風の制服はきたねえよな・・・・・・
ま、レナも制服なんですがね

259:名無しさん@ピンキー
08/05/01 10:19:50 vTfhKpv3
魅音は部活以外に悟史や圭一が接点ないからオカズにしにくいのかも
詩音やレナはベッタリだし

260:名無しさん@ピンキー
08/05/01 14:07:29 FdybsY9M
そうでもないだろ

261:名無しさん@ピンキー
08/05/01 14:20:41 5ktvr5LA
確かに魅音の場合、おかずとか以前に
誰かと付き合うとかあまり考えてなさそう
色恋沙汰より詩音やお魎などの
家族が好きな子供っぽい感じ

262:名無しさん@ピンキー
08/05/01 14:30:55 uA+gEhUj
一緒に住んでるとしたら詩音の自慰を目撃しそうだな


263:名無しさん@ピンキー
08/05/01 14:35:31 vTfhKpv3
百合に発展ですね!

264:名無しさん@ピンキー
08/05/01 14:44:47 gYB8DiPc
圭一が部活メンバーの家に遊びに良く
ちょっとトイレ貸して
脱衣所で洗濯籠発見
生下着発見
的な話をだな

265:名無しさん@ピンキー
08/05/01 21:26:25 bb3RdnIg
魅音は恥ずかしくて出来ないと言った感じかな。
てか、ベタ惚れなのは魅音の方の気がするんだが。
圭一からプレゼント欲しくてあんなことしたわけだし(綿流し編)

まぁレナはレナで圭一のことを想ってるだろうが。
想うからこそ積極的になれず自慰で欲求を抑えるとか勝手にイメージ。

てかやはりみんな沙都子はしてるイメージが無いみたいだな。

266:名無しさん@ピンキー
08/05/01 21:33:23 vTfhKpv3
沙都子は純真無垢だもん。ひぐらしの天使

魅音はベタ惚れってか恋してる状況や恋する自分が好きって感じだな

267:名無しさん@ピンキー
08/05/01 21:34:24 AZEHoHtn
沙都子はしないけど悟史は性欲旺盛で毎晩激しく扱いてるよ

268:名無しさん@ピンキー
08/05/01 21:39:56 +HMcmdX4
沙都子は梨花に一から身体にあれこれ教え込まれるに違いない。
そんなりかさとの百合が見たい。

>>266
お前単に魅音が嫌いなだけじゃね?

269:名無しさん@ピンキー
08/05/01 22:07:52 vTfhKpv3
>>268
魅音は恋に恋してないか?
圭一の気持ちも考えずに人形貰えるシチュ自ら作って貰えなかったら明らかに圭一への好意が見てとれるレナに泣きつくとか(詩音の指図もあるけど)
それに圭一がおかしくなったりしたら積極的に関わろうとしなくなるし

270:名無しさん@ピンキー
08/05/01 22:11:32 FdybsY9M
スレ違いになってきてないか

271:名無しさん@ピンキー
08/05/01 22:14:58 lSpeTGBm
>>269
>人形貰えるシチュ自ら作って

嫌だなあ、魅音にそんな度胸があるわけないじゃないか。

272:名無しさん@ピンキー
08/05/01 22:24:20 VPUQZKcN
どっちかっつうと目明しの詩音がそうなんじゃねーかと>恋に恋してる
爪剥がし前の演説とかの、自分に酔ってる感じとか

273:名無しさん@ピンキー
08/05/01 22:31:08 5ktvr5LA
下ネタ連発したり色っぽく見せかけたりしておきながら
恋に恋する奥手姉妹、しかも百合双子。
これはこれで萌えるから問題無い。

274:名無しさん@ピンキー
08/05/01 22:40:59 29Smw8WV
誰が恋に恋したとかどうとか、そんなの、個人の価値観でしかないんだから
ここで論じるだけ不毛じゃないか?
どうせ論じるなら、まったりとエロい事で話しないか?

>>264
誰がどんな下着してるのか、興味がそそられるシチュだなそれ。

275:名無しさん@ピンキー
08/05/01 22:46:18 uA+gEhUj
園崎姉妹の下着かと思ってたらばっちゃのだったというオチですね

276:名無しさん@ピンキー
08/05/01 22:47:27 5iQIWMku
>>275
なんというふんどし…

277:名無しさん@ピンキー
08/05/01 22:57:01 FdybsY9M
>>274
レナは可愛い年相応の下着
沙都子と梨花はくまさんとかの子供パンツ
魅音詩音は本編では同じ下着だったか
可愛いがイメージ合わないな

278:名無しさん@ピンキー
08/05/01 23:17:59 HtnSypgg
羽入は越中褌

279:名無しさん@ピンキー
08/05/02 00:38:18 28hOLWVu
羽入の褌はガチwwwww

280:名無しさん@ピンキー
08/05/02 00:47:51 08WWpKjl
魅音は褌穿けそうだが詩音は断固拒否しそうだな

281:名無しさん@ピンキー
08/05/02 02:14:15 XePH1Dvr
羽入と魅音の褌プレイか…

282:名無しさん@ピンキー
08/05/02 03:04:47 28hOLWVu
みんな褌はけばいいじゃまいか
赤坂も込みで

283:名無しさん@ピンキー
08/05/02 05:04:59 5m+OwncU
公衆で裸とかの強露出じゃなくてな
ノーブラで買い物やらミニで登校とかの微露出に嵌る
魅音さんをだな・・・・・・頼む

284:名無しさん@ピンキー
08/05/02 08:48:13 m8veh47F
イスラームでは9歳の幼女妻も可能、しかも一夫多妻
預言者ムハンマドも9歳の少女とセックスした
だから圭一が梨花や沙都子や羽入を皆食い散らからしても変態ではない
変態というやつは西洋的価値観に毒されている

285:名無しさん@ピンキー
08/05/02 10:02:53 E6v4UkhS
>>283
こうですか?わかりません!

「んっ……」
ぴくん、と不意に吹いた一陣の風に体が一瞬跳ねる。
すぐさま辺りを見回すが、どうやら不審がられてはいないらしい。
私、園崎魅音は現在、慣れないミニスカートに……その……し、下着を穿かないで街を闊歩している。

事の発端は数時間前。
「お姉に足りないのは度胸なんですよ! そんなだからいつまで経っても圭ちゃんと進展しないんです!」
「あ、ぅ……うるさいなあ、そんなの……言われなくたってわかってるもん……」
「いーえ、わかってません!お姉はミニスカノーパンで街を歩くくらいの覚悟を身につけないと、圭ちゃんは振り向いてなんかくれませんよ?」
「ノ……ノーパ…って、何で話がそんな飛躍してんのさああああ!?」
「例えばの話です」
「じゃあ、そんなこと言う詩音はどうなの!? 出来るの!?」
「えー、ヘタレなお姉と違って出来ますよ。園崎詩音はやりますよ」
「む、言ったね……詩音に出来るんだったら私だって出来るもん。なら、負けた方がノーパンミニスカで街を歩く! どう?」


……今に至る。
もー、詩音嫌い詩音嫌い詩音嫌いー!
普段慣れないミニスカートは、ロングスカートやジーンズでいつも隠して来た脚を冷やす。
道行く人が私に時々振り向くのがわかった。
常にスカートを押さえながら歩いているのに、気付かれているのかな?
恥ずかしさでその場にへたれこもうとするも、逆に見せ付けるようなものだ。
私に逃げ場はなかった。
と、後ろから肩を掴まれた。
「……魅音?」
「け、圭ちゃん?」
よく見知った顔。
ああ、彼にだけは絶対気付かれたくない……
圭ちゃんは私が普段とは違った服装を物珍しそうに見ている。
当然、普段露出していない脚に視線が集まる。
何だか、陰部を圭ちゃんに凝視されているかのような錯覚に陥ってしまう。
脚ががくがくと震える。
見ないで、そんなに見ないで……
「……ゃ…」
とろり、と蜜が一滴震える太股を伝うのがわかった。
何とかして圭ちゃんと早く別れなきゃ、おかしくなっゃう……
「け、圭ちゃんどうしたの?」
「いや、たまたま通り掛かって魅音を見つけたからさ」
圭ちゃんの視線はようやく私の顔に合った。
「そ、そうなんだ? あはは、奇遇だねえ」
ぽたり、ぽたり、と背徳感からか愛液の雫は降り止まない。

286:名無しさん@ピンキー
08/05/02 10:04:12 E6v4UkhS
「あ、あのさ」
口を開いたのは圭ちゃんだった。
「な、何?」
気付かれた? 嫌われた?
聞き返す私の声は若干消え入りそうなものだった。
なのにさらに愛液が脚を伝う速度は増していく……
「魅、魅音って……その、そ、そういう格好も似合うんだな……」
「ぇ、ぁ……ぅ……ゃ、っ…」
彼から発せられた意外な言葉に、体の奥が痺れる。
前よりどろりとした粘りのある愛液が太股さえも伝う事なく地面に糸を引いて落ちた。
「た……たまにはお、お前も女の子なんだから……」「……け、けい、ちゃっ……」
う、嬉しい、けどっ!駄目、駄目っ!
あたし、いま、おかしくなっ……
「女の子」という言葉に体がびくん! と大きく跳ねた。
圭ちゃんは頭を掻きながら照れ臭そうに、私から目を逸らしているので気付いていない。
「な、なんつーか、その……きょ、今日の魅音、可愛いなって思って…」
「~~~~~~~~~っ!!」
「可愛い」と言われた時には、頭の中が真っ白になって、愛液を止める事も考えられなくなっていた。
「お、俺、何言ってんだろうな! その、ま……またな!」
圭ちゃんは私に目を合わす事なく走り去って行った。
私は彼の走る後ろ姿を見送りながら、地面に膝をついた。
ぴちゃ、と膝が私の脚から滴って出来た蜜の水溜まりで濡れた。
「っく、ひっく……う、うぇぇぇっ……」
涙が止まらなかった。
圭ちゃんが私を褒めてくれたのに。
女の子だって認めてくれたのに。
可愛いって言ってくれたのに。
それを私はこの膝を濡らすいやらしい体液で汚したんだ。
でも、すごく気持ち良かったと思ってしまう自分も居て。
気付かれるか気付かれないかの背徳感が、これまで圭ちゃんを想ってする行為とは比べものにならないくらいの快楽を生み出した。
……圭ちゃんは、こんなえっちな女の子……嫌い、だよね?
涙は、とまりそうになかった。
涙が滴り、愛液の水溜まりに落ちていく。
涙と蜜が混ざり合ったプールが、沈む夕暮れを映していた。

287:名無しさん@ピンキー
08/05/02 10:05:42 E6v4UkhS
すまん、ついカッとなってやった。
今では反省している。

私の人生は何処で間違えちゃったんだろう?

288:名無しさん@ピンキー
08/05/02 11:35:45 jCnD59N5
乙www

289:名無しさん@ピンキー
08/05/02 11:40:24 9xb748b/
>>284
だよな
赤坂が雪絵と梨花を両方嫁にしてもいいはずだよな

290:名無しさん@ピンキー
08/05/02 13:07:03 P12oVgLg
一夫多妻とかいうなら、まずチョビヒゲ生やせや

291:名無しさん@ピンキー
08/05/02 13:13:16 fTLmtk8s
>>287
GJ!これは良いプレイw
盛り上がってる魅音に対して圭一が全く気づいてないこの温度差がかえってエロイ

292:名無しさん@ピンキー
08/05/02 14:19:26 5m+OwncU
>>287gj
良い! この後圭一は魅音の可愛い姿で
魅音は圭一の言葉でそれぞれ自慰に励むんだろうな

293:名無しさん@ピンキー
08/05/02 15:55:01 3OohHVtB
>>292
それはあんまりイメージ無いな。
魅音はコレがきっかけで自慰をしはじめそうだけど、圭一はコレだけじゃまだ意識するにはいたらないと思う。

>>287
エロ可愛かった。 GJ!

294:名無しさん@ピンキー
08/05/02 15:56:43 3OohHVtB
あ、てかよく読むともう魅音してるみたいだなw
まぁより一生懸命するようになると思うということで。

295:名無しさん@ピンキー
08/05/02 21:01:55 jUVIko6L
>>287
なんという神…
こういうシチュエーションで凄く輝く魅音はやっぱりMだなw
でも街中でノーパンでへたり込んだら危ないぜ!

296:名無しさん@ピンキー
08/05/02 23:16:49 J7NwFP93
>>287
乙、のーぱん魅音もいいし、冒頭の詩音とのやり取りがそれっぽくて萌えた

で翌日、詩音にぱんつはいてなかったことを暴露される二重苦なわけだw

297:名無しさん@ピンキー
08/05/03 06:04:12 lcUSx6Ap
圭一君もさぞご満悦でしょう

一ヵ月後・・・そこにはあのけしからん魅音を必死に探し続けるk1の姿が

298:名無しさん@ピンキー
08/05/03 17:24:52 T0qPFfdo
そろそろれなぱんの続きが読みたい。

299:名無しさん@ピンキー
08/05/03 21:27:36 NRGJUCu+
見慣れた悪夢の続きも待ってる
続きものが多くてwktk

300:名無しさん@ピンキー
08/05/03 21:41:53 gylKyIPi
ヤンデレナがみたいなぁ

301:名無しさん@ピンキー
08/05/03 23:21:29 hGDEp4pY
俺は冬の籠もり歌を待ち続ける。

302:名無しさん@ピンキー
08/05/04 00:20:21 RpWzg0Hz
ヤンデレレナの続きまだー?

303:名無しさん@ピンキー
08/05/04 00:29:12 ZfV4qnVn
保管庫のヤンデレナも更新マダー?

304:名無しさん@ピンキー
08/05/04 08:46:56 PQBWtdn/
wiki更新は誰にでも出来るんだが。

305:名無しさん@ピンキー
08/05/04 11:15:52 EfgAchpl
さて、GWでも特にすることないから秘密シリーズでも読みふけるかな

306:名無しさん@ピンキー
08/05/04 13:16:41 llpLCgY6
レナに淫語責めされながら犯されえてえええええええええ

307:名無しさん@ピンキー
08/05/04 13:38:14 XjPEw2Hk
それもう見飽きた

308:名無しさん@ピンキー
08/05/04 13:40:08 EwA2Benf
見飽きたなら勝手にNGしろよ
俺は足りない

309:名無しさん@ピンキー
08/05/04 14:27:16 a9ub353x
ssを投下します。
魅音と岡村君、富田君の組み合わせです。

310:o ショタな学級委員長(魅音×岡村、富田)
08/05/04 14:30:24 a9ub353x
o

「起立! 礼! 着席! 」
 私の名前は園崎魅音。いちおうこのクラスの学級委員長で、クラスで一番の年長者。
委員長の肩書きってものは偉そうには聞こえるけど結構大変なんだよね……教室の
みんなをまとめるのは結構骨の折れる作業でねぇ……いっつも気を張って
なきゃいけないし。しかもこのクラスは年少の子もいるしおじさんたちみたいな
思春期真っ盛りなやつもいる。年齢層ばらばらってのは大変でねえ……
「こら!! 沙都子。また俺の机にトラップしかけやがって!! 」
……あ~あ、また始まったよあの二人。……っ!うわぁ、圭ちゃん手を上げちゃってるし。
「痛い!! もう! 引っかかる圭一さんが悪いのですわ!! 」
やれやれ、二人の喧嘩は日常茶飯事なんだよね。とりあえず、止めに入らないと。
「こらこら、二人ともいい加減にしな! 圭ちゃん、大人なんだからそんなに簡単に
沙都子に手を出さない! 」
「でもよぉ……」
私の叱咤に困惑する圭ちゃんを尻目に私の元に沙都子が飛びついてきた。
「うわーん……魅音さん……。圭一さんがぁ……」
その小さな体を優しく抱きしめてあげる。この子は気の強そうな感じなんだけど
追い詰められるとこうやってすぐに甘えに走っちゃう。……悟史、
甘やかしちゃってたしなあ、そういえば……
「ほら、沙都子泣かない。ね? 」
圭ちゃんが叩いた沙都子の頭をすっと撫でであげる。この子はこうするとすぐに
泣き止んでくれる。長い委員長生活で学び取ったものだ。そのまま沙都子と目線の高さを
合わせ、諭すように語り掛けた。目線合わせるってね、結構大事。
「いい、沙都子? 沙都子は遊びにつもりでやったんだろうけど……ほら、沙都子聞いて。
もしかしたら大変な怪我にも繋がりかねないの」
沙都子は朱色の瞳を涙で潤ませながら私の言葉に傾注していた。言葉を発するごとに
こくりこくりと頷きを返してくれた。全然性格の悪い子では無いんだよね、
この子は。純情でとっても可愛い子なんだ。ただ……かまってもらいたいだけなのかも。
この子にはもう……家族がいないから……
「だから、あんまり無闇にやっちゃいけないの。おじさんの言うこと分かる? 」
「はい……ごめんなさいですわ。魅音さん」
素直な沙都子に笑顔を返して、こぼれた涙をぬぐってあげる。そうそう泣き止まない
とそのかわいい顔が台無しになっちゃうぞ、沙都子。
「はは、謝るなら圭ちゃんに謝らないと……圭ちゃん、こっちに来て」
二人を対面させて仲直りをさせる。いつまでもいがみ合ったままじゃ二人としても
クラスのみんなもいい気はしないしね。なんだか兄弟げんかの仲直りのような二人の
やりとりを見て、なんだか懐かしい気持ちになった。


311:o ショタな学級委員長(魅音×岡村、富田)
08/05/04 14:31:00 a9ub353x
 兄弟か……私にも妹がいるけど、あいつは冷めてておっかないからなぁ……
仲直りを提案するのもいつも私からだったし。どこでひん曲がっちゃったのか……
あーあ、沙都子みたいにかわいい妹だったらなぁ……おじさんとっても助かるんだけど。
「魅音、世話かけちまったな。悪い」
仲直りを終えた圭ちゃんが私に声を掛けてきた。
「いいって、いいって。曲がりなりにもおじさん、このクラスの委員長だしね……」
まあ、二人ともかえって仲深まってくれたみたいだし。怪我の功名ってやつ? 
でも……なんか沙都子の体やわらかかったなぁ。そしてちょっといい匂い。
やっぱ小さい子ってのは男女問わず、そういう感じなんだろうな。
私の腕の中には沙都子を抱いたときのやわらかくて温かな感触が残っていた。癖に
なりそうな初めての感覚が私を取り巻いて……

 昼休みが終わった。はぁー、あまり得意ではない午後の昼下がり、魔の時間が私の
瞼に蓋をする。しかも数学だしなぁ。余計眠くなるって。……いや、こんなんじゃ
いけないね……私は委員長なんだ、おじさんはクラスのみんなの規範となる存在。
こんなところで居眠りなんてしちゃ駄目だ! 気合を入れ直して勉強に臨む決心を
したその時だった。
「あの、魅音さん。ちょっと教えてもらいたいところがあるんですけど」
「ふぇ……おじさんに? 」
声を掛けてきたのはこのクラスの年少組の男子である岡村君に富田君だった。ちょうど
沙都子や梨花ちゃんと同じ年ぐらい。……あ~多分算数の問題を教えて欲しいのか。
勉強なら圭ちゃんに頼めばいいのに……いや、この子たちは私を委員長と見込んで頼みに
来たのだ、きっと。よし……ここは委員長の意地を見せちゃおうかね。
「いいよ、岡村君、富田君。おじさんに全てをまかせな! 」
なんだか私の顔をまじまじと二人は見てた。はは~ん、さてはおじさんに惚れたな? 
おじさん結構良い顔してるからなぁ……なんて冗談を心の中で囁きつつ、私は二人の席へ
足を運んだ。



312:o ショタな学級委員長(魅音×岡村、富田)
08/05/04 14:31:29 a9ub353x
「えと……この分数式なんですけど……」
分数か。まぁ、ぎりぎりいけそうな感じがするのでとりあえず解いてみる。
「ちょっと、おじさんに見せてみな……」
「はい……ぁ」
教科書を渡そうとした富田君が少し声を漏らした。私の手と彼の手がちょっとだけ
触れたのだ。

「す、すいません! 魅音さん……」
「あ、はは……そんなんで謝らなくても……」
……なんだろう。富田君の手、なんかやわくて……あれ、どうしてこんなにこの子
頬を赤くして……はは……やだな……なんかおじさんまでどきどきちゃうじゃん……
「……えといいかな? 二人とも……ここわね……」
二人のノートに数式を書き込もうとした瞬間だった。顔を伸ばしたためちょっとだけ
二人との距離が短くなった。すっと何気なく吸った空気。……この子たちのにおいがする。分かるかな……? この幼少の子特有の生っぽい青々しいにおい。
身体が懸命に成長しようとしている……そんなのをイメージさせるこの子たちの
独特のにおい。あはは、私、今日どうしたんだろ。自分より小さな子と接したら
なんか体がこう、ぽかぽかして……頬が少し熱い。初夏の熱気に当てられたとかじゃなくて、この子たちの小さな幼さのじゅくじゅくと成長する生温かさを体に塗られて
しまったみたいな……
「み、魅音さん……? 」
岡村君の言葉に正気に戻った私は書きかけの数式に手を加えていく。彼らの真っ白の
紙面が私の字で埋められていく。二人は私の手とその動きをじっと凝視していた。
私は二人からの視線を一身に受けちゃってるわけで……
やだ……おじさんの手、すごい……見られてるんじゃ……白くて少し静脈の浮いた
手の甲をやっぱり二人はまじまじと見ていた。……もしかしてこの子たち本当に
私のことを……
なんだかもやのかかったように働かなくなった頭をなんとか回転させ、数式を完成させた。
解答が合ってるか分からないけど……
「……はい、多分合ってるからさ」
「あ、ありがとうございます、魅音さん」
数式を解いた私はそそくさと自分の席に戻った。あそこにあれ以上いると、なんだか
自分があの二人の視線に飲まれそうになったから。なんなんだろう……私。汗まで
出しちゃってたし……生温いそれをすっと拭う。
「魅音。お前が教えるなんて珍しいな……」
多分圭ちゃんの声だったけど返事もせずに受け流した。まだ、あの子たちのにおいが
鼻腔から取れない……ぽうっとした意識、眠気とは違う不思議な感覚に私は酔っていた。
「富田君、岡村君。この分数式、間違ってますよ。分母じゃなくて分子を足すって
あれほど先生言ったのに……」
壇上の知恵先生の声さえその算数の時間だけは、すっと耳から通り抜けていった。



313:o ショタな学級委員長(魅音×岡村、富田)
08/05/04 14:31:51 a9ub353x
 胸の鼓動を抑えられないままその日のHRを終えた。帰り道でもあの二人のことが
忘れられずにいた。いつもと違う感触に私は戸惑いを抑えきれずにいる。富田君の手が
柔らかかったなあ……小さい子はいつもあんな感じなのかなあ……
風邪を引いたような……ふらふらとした足取りで家に向かっていた。気が付いたらもう
自宅はもう目の前……
家に着いた後に私は自室にこもった。頬の熱さを感じつつも自室の本棚に向かった。
参考書や小説が置いてある一角に手を伸ばす。二、三冊を一気に抜き取ってその奥に
隠されたカバーが裏返しの本を手に取った。……私の秘蔵のコレクションの一つ。
いわゆる、いかがわしい内容の本だ。同人誌やビニ本などのそれ系の本は小難しい本は
後ろ側に隠すようにして保管しているのだ。もちろんカバー裏返しで。
いやね、おじさんもそれなりの年だしさ、少なからずは興味があるわけでさ……
全部が全部自分で手に入れたわけじゃないよ? あいつが色々持って来るんだよね……
お姉も興味あるんでしょとか何とか言ってきてさ。結構数も増えてきたし新たな
隠し場所を探さなきゃなあ……
手に取った一冊のページをめくる。本の半分ぐらいにある一編の読みきり漫画だった。
題名は『隠れた性癖』だ。とある純真で勉強家の少女と小さな男の子との秘め事
を描いたものだった。眼鏡をかけた真っ黒な髪の三つ編み少女が自分よりも年下の
男の子に精通を促していくという内容。セーラー服の少女に初の精通を促された
少年は顔を真っ赤にして大きく息をしていた。うわぁ……こんな純情そうな女の子が
あんなに激しく手を動かして……この女の子は初めは純情そうな感じなんだけど、
時間が経つにつれてもっと大胆なことを……男の子に……
あの……精液っていうの……? 白いの? いっぱい出して……いっぱい手に
くっついてて。こんな小さな子でもあんなにたくさん出ちゃうのかな?
初めてのときは……
…………富田君と岡村君はもう精通……済んだのかな……? 男子ってさ時折しないと
ムラムラして何も考えれなくなっちゃうんでしょ? 性犯罪が起こってしまうぐらいだし。
あの二人も、もう済んじゃったのかも……そうじゃなきゃ今頃ムラムラきてて……
この漫画の男の子みたく激しくオチン○ンしごいてて……あ、また……心臓が、
おかしくなりそうなくらい脈打ってて……やだ……なんか足の間がズキズキして……
自分の体じゃなくなりそうなそんな感じが私を包んだ。恐くなった私は即座に場を片し
自室を後にした。冷蔵庫のお茶を杯に汲み出して一気に飲み干す。火照った体がすっと
冷やされていくのが分かった。どうしたんだろう今日の私……あの授業から、あの二人に
触ったときから何かおかしいよね……自分の体の鼓動が抑えきれない……意識するだけで
体に熱があふれてくる。
お茶で冷えた体が再び熱気を帯び始めた。ふわふわとした心と体を持て余しつつ、私は
その夜を過ごした。



314:o ショタな学級委員長(魅音×岡村、富田)
08/05/04 14:32:24 a9ub353x
 「今日の体育はここまでとします。残りは自由時間にしましょう」
体育の授業が残り半分くらいに差し掛かったころだった。いつものように知恵先生は
授業を早めに切り上げた。残りの時間は自由に使っていいというのがクラスの
慣習と化していた。さて、今日は何をしようかねぇ……行う遊びを考えあぐねいていた
ときだった。
「おいみんな! 今日はクラス全員でかくれんぼしようぜ! おい魅音早く来いって」
やれやれ、今日の圭ちゃん唐突だな。まぁいいか。クラス全員でかくれんぼもいいかも
しれないね。みんなわいわいと圭ちゃんのそばに集まっていく。
「で、圭ちゃん。言いだしっぺだしねえ……鬼は決まりだね」
「そういうことだと思ってた。いいぜ、俺がやるよ」
あら、あっさり承諾か。まあいいや、この際は圭ちゃんにしてもらおうか。でも
これだけ人数いるとなあ……隠れる場所誰かと被りそうだなあ……誰か……
……富田君と岡村君はどこに隠れるのかな。自然と私はあの二人を目で探す。
いた。半袖半ズボンの体育服に包まれた二人の男の子。初夏の陽に少し焼かれた太ももが
くっきりと白と黒を付けていた。引き上げられた白のハイソックスがとても似合っていた。
まるで昨日見た漫画の男の子みたい……
内側の太ももの少し白く残っているところが見え隠れした。あんなに惜しげもなく
見せてるなんてなんか卑猥だよ……駄目だよ……
過剰に分泌された生唾を飲み込むとふらっとあの二人に近づいていた。一歩一歩地を
踏みしめるごとに私の心臓は少しづつ鼓動を速める。
「……よっ、岡村君、富田君」
「あ、魅音さん、こんにちは」
なんで私、声掛けてんだろ……話すことなんて無い……のに。
「魅音さん、今日は全員鬼ごっこになっちゃいましたね」
「あはは……圭ちゃん強引だよね……」
いつもなら饒舌になって話をするのだがこの二人の前ではどうも言葉が続かない。
「前原さんだとすぐに見つかっちゃうんですよね……手段選ばないですからね……」
岡村君の言葉が耳に入ってきた。入ってきた情報はダイレクトに脳に届いた。
頭が冴える感触はこういう感じなんだろうか。
見つかりたくないんだ……この子たち……だったらさ……
こんなに頭が冴えていたのはこれが初めてだった。そんなにうまく隠れたいんならさ……
「……おじさんとさ……一緒に……隠れない? 富田君、岡村君……」
「本当ですか! 魅音さん。いい場所あるんですか? 」
心の中では断って欲しいというのが少しだけあった。このままだとこの二人を連れて
行って……漫画みたいに……あの漫画の女の子みたく……
「う、うん。絶対見つからない、いい場所知ってるの。ちょうど三人だけ入れそうな
感じなんだけどね……」
「それなら、お言葉に甘えて……」
…………本気でついて来ちゃう気だ……でも、今ならまだ引き離せる……一言、謝ってさ、
二人にごめんって言って、やっぱり三人で隠れるのは見つかったときリスク高いから
駄目とか言って、また別々になればまだ……大丈夫……なのに……
「……いいよ二人とも……おじさんに全部まかせな……」


315:o ショタな学級委員長(魅音×岡村、富田)
08/05/04 14:33:00 a9ub353x
「よっしゃ! 数かぞえるぞ~!! 」
圭ちゃんが数を数えだした。気が付いたら私は二人のやわらかい手を取って
駆け出していた。

 私たちが駆け込んだのは用具倉庫だった。
「二人ともこっちに来て……」
積み上げられた石灰の袋と鉄製の大きなボ-ル入れの間、ぎりぎり三人が入り込めそうな
隙間があった。薄暗い雰囲気の倉庫の中は6月の湿っぽい暑さで充満していた。
まずは私が隙間に座り込む。
「……さっおいで、二人とも。早くしないと圭ちゃんに見つかっちゃう」
「え……で、でも魅音さん、狭くてもう入れないですよ……?」
ほぼ私一人で埋まったスペースを見て富田君は言った。普通はそうだよね……倉庫の中は
広いからみんな別々に隠れるよね……で、でもさ早くしないと見つかっちゃうしさ……
「大丈夫だって……おじさんの上に……二人とも来な……ね?」
「……じゃ、じゃあ失礼します……」
ついに二人は私の懐に来た。両の太ももの間に一人ずつ座るような形になった。私の
太ももと彼らの太ももが直に触れ合って生温かい体温が感じ取れる。
「そんなに遠慮しなくたっていいからね……おじさんに寄りかかってもいいよ……うん」
そう言うと二人はくっと体重を預けてきた。ちょうど二人の半ズボンの真ん中の……
膨らみの部分が私の太ももと擦れ合う。なんか、……触れてる所に少しだけ張りが
あってそこだけ熱っぽい。どちらかというと岡村君よりも富田君のほうが
少し張っちゃってるのかも。もっと二人を近くに……。
「ほら、二人とももっと寄らなきゃ……隙間からはみ出てる……」
「えっ……ああっ」
そんな口実を盾にして二人をぐっと引き寄せる。太ももの中ごろにあった彼らの股が
私の太ももの付け根、ブルマに接してしまいそうなくらいに寄せた。二人の成長の、
中途な言い表せないあの体臭が私に迫ってくる。
 六月の暑さと三人の熱で私たちの隠れた隙間に生温い湿り気がこもりはじめていた。
「暑いですね、魅音さん……」
「うん……」
気付いたらじっとりと汗をかいていた。あはは……全然気が付かなかった。なんか
二人の出す体温が……こう……ぼうっとしちゃってた。
こんなに頭が霞むなんて正直初めて……きっとこの二人がいるから。……私は何を
考えて……ただのかくれんぼなのに……この二人に……何かを……
してしまいそうな……こんな小さな子に……


316:o ショタな学級委員長(魅音×岡村、富田)
08/05/04 14:33:22 a9ub353x

「さて、ここには誰が隠れてやがんのかなあ」

!! 来た。圭ちゃんだ。霞んだ頭で考えていた岡村君と富田君のことは中断された。
「……もっと寄って……! 見つかっちゃう」
私は二人を抱くようにして身を縮めた。二人の頭を寄せちょうど自分の胸に押し付ける。
二人の顔がうずめられ、胸の形が歪んでしまうのが分かる。じっとりと濡れた皮膚の
上で汗が玉を結んだ。
「んん……くぅ……苦しいけど我慢して……」
や……だ……なんか熱いよ……二人の息が体操服越しに通ってきて……太ももにも
先よりも熱くて硬い……二人の……オチン○ンが当たってる……この子たち
欲情しちゃってるの……かな? Hな子……岡村君、私の内ももに指
入れちゃって……気のせいかな……
「いないな……どこにいやがんだ……あいつら」
圭ちゃんの足音が遠ざかっていった。かくれんぼの難は逃れたようだ。
「ごめんね……二人とも……苦しかったでしょ? 」
ぷはっと顔を上げた二人は頬を真っ赤に染め上げていた。う、そんな目で見ないで……
気が遠くなっちゃうから……
「……ここじゃ近いうちに圭ちゃんにばれちゃうかもしんない……移動しようか
岡村君に富田君」
二人を立たせた私は埃を払って待った。……やっぱり……この子たちあの漫画で
見たのと同じだ。少し前かがみになって……ばれないようにして……
「魅音さん……少し待って……ください」
「どうしたの二人とも……こっちだよ……」
少しの悪戯心をもって私は答えた。さっきの体との触れ合いから私はちょっと
ばかり大胆になっているのかもしれない。二人の弱々しそうな様子が心を締め上げていく。
「………………痛いの……二人とも? 」
二人は俯いて、こくりと頷いた。
「……そうなんだ……楽に……なりたい? 苦しいの取りたい? 」
顔を見合わせて、またゆっくりと二人は頷いた。
また頭の中がぼんやりとしていく……もう二人の初めての性にしか頭には無かった。
「いいよ……こっちに来て……おじさんが何とかしてあげる」

「さ、入って……」
私は倉庫のさらに奥にある扉に手を掛けた。農具が置かれているこの部屋は先ほどの
湿っぽい暑さはなくて、ひんやりとした冷たい雰囲気をはらんでいた。先ほどよりも
暗い室内が私の鼓動を速めさせていた。


317:o ショタな学級委員長(魅音×岡村、富田)
08/05/04 14:33:50 a9ub353x
「魅音さん……こ、ここは入っちゃいけばいんじゃ……」
本当はそう。ここは遊びで入っちゃいけないと先生から釘を打たれてる。
委員長としてもここでは遊んじゃいけないって何度もみんなに注意したことが
ある。……でも今は……緊急事態って奴? この子たちが苦しそうだから……
体の具合が優れないから、ここで介抱してあげるだけ……やましいことなんて
無いんだから……

 倉庫の奥にある農具室に私たちは入った。木造造りの室内の壁面には、くわやすきが
置かれている。校内の菜園や近場の田畑の作業に使う。先生からは刃物とか農薬とか
あるから許可無しの入室は禁止とは言われてる。特に私は委員長だからそこの
ところは何度も話を受けてる。
部屋の奥、誰にも気が付かれそうにない物陰にまで進んだところで私は二人に
振り返った。外から聞こえていた圭ちゃんたちみんなの声はほとんど聞こえなくなって
いた。静寂の中、私たち三人の吐息の音が聞こえてくる。言い表せない不思議な
高揚感が私を包んでいた。こめかみから流れる汗を肌に感じた後にすっと声を出した。
「……二人ともさ……あの……痛いんでしょ……じんじんしてて張れていて……違う?」
……この子たちは……私よりも背が低くてまだ年端もいかない男の子……私の
大切なクラスメイト……一緒に学んで遊ぶクラスの一員……なのに見えるの……
その真っ白な半ズボンの真ん中が……くっと盛り上がってるのが……
「み、魅音さんこ、これは……その……」
否定しても駄目……体が正直になって……心のうちもHな気持ちでいっぱいでしょ?……
「いいの……正直になって……それは悪くないことなの。いい? ご飯食べたりさ、
眠ったり……それと同じことなの。私たちには必ず必要なこと。男の子がそうやって
……反応しちゃうのもさ当然のことなの……恥ずかしくはないことなの、
だからね、いいんだよ?……」
沈黙が続く中、岡村君が言葉を発した。
「……はい、魅音さん……魅音さんの言うとおり……です」
少しだけ憂いを帯びた表情が私に突き刺さった。ぞくりと背中が震えたのが分かる。
いい顔……無知な子たちの劣情がそこにはあった。
「気にしないで……それでね、そのきついのから、楽になるやり方があるの……
岡村君からこっちに来て」
ぽうっと熱に当てられたように頬を赤くしていた岡村君は私に呼ばれ、一瞬はっとした
表情を見せ少しずつ私の元にやってきた。


318:o ショタな学級委員長(魅音×岡村、富田)
08/05/04 14:34:44 a9ub353x
「そのままでいて……いい? 今からすることは何も恥ずかしくないし、いやらしいとか
そんなんでもないから、安心して……もちろん痛くもないからさ」
立っている岡村君の背後に回りこんだ私はそのまま後ろから岡村君の腰を抱くように
両腕を絡ませた。そのままチャックを滑らせ履いていた下着のから岡村君のオチン○ンを
引き出す。肌色の皮に覆われたそれに触れたとき岡村君はくぐもった吐息を出した。

 ……うぁすごい、これが男の子の……岡村君のオチン○ンなんだ……なんだかすごく
上向いてて……すっごく張れちゃって……あの漫画で見たのとはずいぶん違う……
漫画のはもっと血管とか這ってて、でもこの子のはなんか可愛ささえ溢れちゃう……
人差し指と親指でわっかをつくる。
「あぁ、み、魅音さん……魅音さんの手が……」
そのまま通した後、ゆっくりと岡村君のものを握り上下させてみた。
「ぁうあ……すごい……」
かわいい……この様子じゃこの子はまだ精通してない……それじゃ私が導いてあげなきゃ。
ほら、昨日算数の時間に私の手をまじまじと見てた……その手でしてあげてるんだよ
……岡村君……気持ちいい? 
初めて、男の子のに触ってしかも精通に導いているなんて……
「魅音さん……なんか……来るような……体から……すごく」
もうすぐ、射精……しちゃうのかな……漫画で見てるから想像はつくけど……実際は、
岡村君は……どんな感じで……
「い、いいよ……リラックスして私にまかせて……もうすぐ楽になると思うから」
そのまま体を近づける……岡村君はまだ背が低いから私の胸が彼のお尻にくっついて
しまう。
「み、魅音さん!! 魅音さんのが……あた、当たって……」
胸をあてがわれた岡村君はお尻をくねくねふるわせ始めた。……Hな子……
でも、男の子だし……仕方ないよね……
私は空いた手を岡村君の尿道口にあてがう。……うあ、なんかお汁が出てる……
男の子も射精以外に女子みたいにお汁出ちゃうのかな……
少し余った皮を剥いて、ぬるぬるとした液を岡村君の尿道口に塗り込めてあげる……
「魅音さん!!! そ、それは駄目ですぅう!! くうあ!!」
まだ変声してない甲高い声を上げた岡村君は体を反らせた。
「!!……うわぁ……すごい……いっぱい」
岡村君は初めての精液を吐き出した。尿道口に手を添わせていたため、岡村君の
すべてを私は受けていた。生まれてから十年以上溜まっていたものを
私の手に吐き出したのだ。


319:o ショタな学級委員長(魅音×岡村、富田)
08/05/04 14:35:12 a9ub353x
「……熱い」
以前に私の感じていたあの生っぽいにおいが再び鼻腔を突き始めた。
「すごい……におい……これが岡村君の……」
左の掌に付いたこぼれてしまいそうなぐらいの大量の精液。……この白いのってさ……
やっぱり味とかあるよね……これだけにおいがあるんだから……岡村君のはじめての……

どんな味なんだろう?

ぺろりと舌を出して恐る恐るだがそれに触れてみた。……すこししょっぱい
ようなでも……癖になってしまいそうな……これはほとんどの人は嫌悪してしまうような
味とにおいなんだろうけど、私にとっては……
「魅音さん、ぼ、僕にも……お願いできますか?」
先ほどから岡村君の気持ちよさそうな精通を見て身悶えていた富田君が口を開いた。
……もちろん、富田君のことも忘れていないよ……委員長がクラスメイトをないがしろに
するようなことはするわけ……ないよ。それにこの子のオチン○ンも触ってみたいし……
既にズボンは引き下ろされていて、富田君の下半身は暴露されてた。
「ごめん、待たせたね……富田君……ってもうこんなにして……」
先ほどの岡村君のと比べてみると富田君のは少しだけ細長い感じだった。岡村君にした
ように手で触れようとしたのだが……そうだった……私の両手には岡村君の精液が
いっぱい付いているんだった……このまま手でやっちゃうのはちょっとまずいかな……
それだったら……漫画のあの女の子がしてたみたく……手を使わないでしてあげれば……
「み、魅音さん! そ、そんな……ああっ!!」
「……ごめんね……手汚れちゃったからこれで我慢して……は……んむ……」
富田君に正対した私は彼のものに唇を付けていた。口でするなんてことは漫画で
知った。妹が持ってきた例の漫画に載ってた。初め見たときは度肝抜かれたっけ……
男の子のを口で……するなんて……でもこの子たちだから……嫌な気持ちなんて
少しも起きない……私は少し変わっているのかな……でも……委員長だから……
苦しんでるクラスメイトがいるんだから……おかしくなんかない。
富田君の前で膝立ちになって一気にくわえ込んだ。さっき出した岡村君のはじめての
精液を両手の平でぐちゅぐちゅすり合わせながら……
 すごい……どくどくしてる……富田君の……それでいて、いっぱいこの子の
においが広がっていて……富田君すごい……気持ちよさそうで、頬真っ赤にしてて、
目までつぶってて。岡村君もすごくこっちを見てて……また……立っちゃった?……
のかな、また……してあげないと……あれ……? なんか口の中……ぬるぬるしてる……
オチン○ンからなにか出て……富田君苦しそう……え? 出ちゃう? 出しちゃうの?
……いいよ、そのまま私の口の中で……


320:o ショタな学級委員長(魅音×岡村、富田)
08/05/04 14:35:48 a9ub353x
 「うああっ!!」
う……ん、すごい……ぴゅって勢い……まだ止まってない……しょっぱくて、
ぬるぬる……いっぱい……
舌を尿道口に絡め最後まで舐めとると少しずつ口を抜いた。この子のはじめてを
こぼさないように傾注しながら……
「……んぅ」
出された精液を両手に落とす。たまりに溜まった二人分の精液が私の手の平で混ざり合う。
どうしよう……このまま捨ててしまうのが一番いいんだろうか……でも駄目……
委員長だからそんなの駄目……捨てちゃったらこの子たちを否定してしまいそうな
気がするから、それは絶対……嫌……
はたから見れば妙な衝動に駆られた私は気付くと、自分の手の平に舌を添わせていた。
「魅音さん……」
二人の声が聞こえたような気がした。二人に見られながら委員長の私は自発的に
この子たちのはじめてを猫のように舐め取っていたのだ。

「おいおい……お前らいったいどこに隠れてたんだよ」
結局見つかることのなかった私たちは自ら校庭に赴いた。鬼役の圭ちゃんはまるで
泣きそうな表情で話を掛けてきた。
「はは……それは……内緒ってことで」
「しかも岡村君と富田君も一緒だったのか……お前ら……三人でなんか怪しいことでも
してたんじゃねえの? 」
疑り深い目を浴びせてきたが無論そんなことはしてない。
「やだなあ、おじさんたち、そんなことしてないよ……圭ちゃん……ね、二人とも? 」
「え……あ、は、はい! 前原さん少し……考えすぎですよ……きっと」
そう、何もやましいことなんてしてない……ただ……私は委員長としての義務を果たして
いただけ……圭ちゃんは考えすぎてるよ……
両手を後ろ手に組んでいた私は圭ちゃんの考えを流した。二人の男の子の精液と
私の唾液にまみれた手の平を隠すようにして……

今日はいろいろあったけど岡村君と富田君のことを解決できて良かったと思う。あの子
たちも良かったって思ってくれていれば幸いかな……でも……ああいう小さな男の子に
手ほどきをするのがあんなに……心地よいなんて思いもしなかったな……私って
ああいう小さな子と遊んであげるのが向いてるのかな……無知で純粋な男の子たち……
クラスの他の男の子にもいろいろ教えてあげたいな……

いい? クラスのみんな……みんなも何か困ったこととかおじさんに遠慮なく
相談してね……おじさんが……委員長が何でもしてあげるから……

fin


321:名無しさん@ピンキー
08/05/04 14:37:01 a9ub353x
以上です。
ありがとうございました。

322:名無しさん@ピンキー
08/05/04 19:02:32 ZfV4qnVn
GJ!かなりエロかった!

323:名無しさん@ピンキー
08/05/04 19:23:20 T+pPzYhy
本編もよかったけど、冒頭のさとことのカラミが
微笑ましくてよかったよ GJ

324:名無しさん@ピンキー
08/05/04 20:37:04 PQBWtdn/
>>321
GJ、包容力に満ちたショタ魅音がすごく良かった!
親友たるペドなレナ様とは類友なんだろうなw

325:名無しさん@ピンキー
08/05/04 22:50:13 4fV0yP5j
>>309
GJ!! 今、富田岡村以外に
年少キャラがいないことを本気で悔やんでるw
最初の沙都子とのやり取りもいい。

326:名無しさん@ピンキー
08/05/04 23:15:09 qw9A9k8o
ショタ魅音って性転換ものかと思ってたらショタコン魅音か

327:名無しさん@ピンキー
08/05/04 23:29:44 3JJAa6b7
ちっさい魅音がレナか詩音攻められてて「いやだよぉ…。お姉ちゃん」って言って泣きべそかいて怯えてるシチュエーションに不覚にもおっきした。

328:名無しさん@ピンキー
08/05/04 23:38:43 T4jsY8RX
>>327
こ れ は

329:名無しさん@ピンキー
08/05/05 01:09:19 X0fZTwR/
>>309
凄くよかった。ごちそうさま

330:名無しさん@ピンキー
08/05/05 07:00:11 t9yqlWlJ
>>327
お前天才じゃね?

331:圭一の苦難
08/05/05 14:43:21 jeAWIcyI
はう・・・圭一君のオットセイ、ちっちゃすぎてレナの奥まで入らないよ・・・
あっ、圭一君落ち込んじゃった。大丈夫だよ、だいじょうぶ、だいじょうぶだから。
レナは別に圭一君のオットセイが短・・・すこしちいさいくらいで圭一君のこと嫌いになんか
ならないかね、ね。
はうぅぅ☆でもこれじゃあレナあんま気持ちよくな・・・





えっ!?圭一君もう出ちゃったの。もうレナの中に白いねばねばした液だしちゃったの。
いくらなんでも早すぎない?
あっ、ごめんね・・・圭一君はレナの大事な大事な王子様だもんね、こんなこと言っちゃいけないよね。
泣かないで圭一君、いい子いい子だからね、別にレナ、圭一君が短小だとか、包茎だとか、早漏だとか、エッチがヘタクソだとか、
そんな小さな理由で圭一君のこと嫌いにならないから、大丈夫だから。
だから圭一君もふぁいと☆おーだよ。

(ウィキより転載、by作者)

332:名無しさん@ピンキー
08/05/05 16:51:47 X0fZTwR/
つまんないスレの転載か
見てたけど酷いスレだったな

333:名無しさん@ピンキー
08/05/05 18:35:53 MtrMrRRr
小さい魅音さんですか。レナたちと年齢が同じだからくらいだから
奇跡がおこらないかぎり実現は無理ですね。
奇跡が起こせそうな神様はいるんですか、いますか。そうですか。

334:名無しさん@ピンキー
08/05/05 21:11:14 /wZvS7QO
犬飼寿樹くんが雛見沢に越してきて
昔の怨みを晴らすために魅音を強姦する話読みたいです

335:名無しさん@ピンキー
08/05/05 21:44:41 3DL4bcGN
寿樹きゅんはかぁいいよね
私は素直に、狗たちに弄ばれる寿樹きゅんが見たいです

336:名無しさん@ピンキー
08/05/05 21:57:26 iiVL0WHy
>>狗たちに弄ばれる寿樹ってww


337:名無しさん@ピンキー
08/05/05 22:29:30 hYcLNdIg
入江は現ロリだけじゃなくロリ魅音の世話も出来たんだよな
新ジャンル生まれないか

338:鬼畜悟史
08/05/06 01:43:40 PnXr2IZN
続きできたので投下します。

悟史(+梨花と圭一以外の部活メンバー)×レナです。
今回はずっと圭一の主観ですが、悟史がいつも通り鬼畜なので
苦手な方は注意してください

339:鬼畜悟史
08/05/06 01:44:27 PnXr2IZN
俺は、なんてモノを目撃してしまったのだろう。

その日、俺はとても退屈だった。
休みの日だから家でゆっくりと寝ていても、身体が物足りなくて寝付けない。
このまま家に居ても何もすることもないのなら外に遊びに行こうかと、思ったんだ。

太陽から降り注ぐ日差しに身を焦がされながら、俺はどこに行こうかと悩んだ。
最近、悟史は魅音と詩音を連れて家の片付けをしているらしく、部活も無かった。
部活の無い学校など暇で仕方が無い。でも「あと数日で終わるから」と悟史に頼まれたのでは断れない。
レナは家の家事で忙しいらしく、彼女もすぐに家に帰った。
ぽつん……と、俺と沙都子、梨花ちゃんが取り残され、そのまま部活は自然解散の流れとなったのだった。

悟史……か……。
俺の第一印象では穏やかで争いごとを嫌うタイプなように見えた。
実際その通りであったし、害の無い人間だった。
今はまだそこまで打ち解けてないが、そのうち仲良くなる日が来るのだろうか。
そこまで考えて、考えを思い改める。そのうちではなく今、仲良くなろうと思った。

だから俺は何の前触れも無しに、悟史の手伝いに行ったんだ。

それが、俺の未来を変えたとも知らずに……。


340:鬼畜悟史
08/05/06 01:45:34 PnXr2IZN
                   どうかこの夜に何があったか教えてください。

                      それは例えるなら猫を詰めた箱。

                   どうかこの夜に何があったか教えてください。

                    箱の中の猫は、生か死かすらもわからない。

どうかあの夜に何があったか教えてください。

箱の中の猫は、死んでいたのです。

Frederica Bernkastel
鬼畜悟史~異端者~

341:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 01:46:42 PnXr2IZN
悟史の家が目の前にそびえ立っている。
俺自身、ここには入った事は無かったし、沙都子でさえ入ろうとはしない家だった。
一時の緊張。
決意し、玄関前に取り付けられたチャイムを鳴らそうとしたとき━━

「にーにーのザーメン!私にたっぷりかけてくださいまし!ふあぁぁぁ!」

なんだ今の声は。沙都子なのか……?
チャイムを押そうとする指を寸前で引っ込め、代わりに聞き耳を立てる。
そこから聞こえてくる声と音は、引越しの作業で間違っても出てこないものだった。
もしかして沙都子は誰かに襲われているのか?まさか、北条鉄平か……!?
居ても立っても居られなくなった俺はドアを開けようとするが鍵が掛かっていて開かない。
チャイムは相手にこちらの存在を知らせてしまう。もしチャイムを鳴らして犯人の神経を逆撫でしてしまえば、
それこそ沙都子が危ないかも知れない。
せめて沙都子の安否さえ判断できれば……!
そう思い、他の窓から部屋の様子をこっそり見ることにした。
一つ目、二つ目、そして三つ目の窓。どれも家の中の様子が分からない。
しかし、四つ目の窓の前で本能が警告する。ここは見てはならない。見ればきっと何かが壊れてしまう。
でも、止まれない。仲間の沙都子の為なら……俺はどうなっても良い!

危険を知らせる信号を無視し、その部屋の中を覗き込む。
心臓の高鳴りが一層高く感じられた。そして次に我が目を疑った。
な…………!?
裸体の上から白濁液に穢された沙都子。一目で沙都子が陵辱された事を理解する。
そして何故かその部屋には魅音が居て、騎乗位の体勢で淫らに腰を振って喘いでいた。
だが何よりも驚いたのは、魅音の下から肉棒で貫いている悟史の邪悪な笑みだった。
あれが悟史なのか……!?いつもの朗らかで優しそうで気の弱そうな性格はどこにいったんだよ!?
それよりも沙都子を犯した犯人はどこに居るんだ!?
━分かってるくせに……。内なるもう一人の自分が俺に話しかける。
この状況を考えれば、犯人は悟史だと分かる。
だけどアレがいつもの『悟史』と同一人物だという確証が持てない。
あの悟史がこんなことを出来るはずがない。きっとアレは悟史によく似た違う人物なんだ。

342:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 01:47:49 PnXr2IZN
…………いい加減にしろよ、前原圭一。
そんなのは関係がない。一番重要なのは沙都子が、魅音が悟史に穢されたことだ。
そして一つ分かった事。それは悟史には注意が必要だという事だ。
あれは悟史かもしれない。そうでないかもしれない。でもそれは悟史への注意を怠らせるモノではない。
沙都子と魅音はどうなんだ……?
二人は悟史に弱みでも握られているのか?それとも喜んで悟史のモノを咥え込んでいるのか?
結論は付かない。だからと言って、今ここでなんとか家の中に入り込んで、理由でも聞くのかよ。
結局、今の俺には成す術など無い。もし悟史と会話が出来ても上手く誤魔化されそうな気もした。
ん?家の中の空間には一人足りない気がした。それは詩音だった。悟史に恋心を持った詩音がいないのだ。
悟史が好きなあいつなら何か知っているかも知れない。今日、電話で聞いてみることにしよう。
今、こうして何も出来ない自分に歯痒さを感じたが、それを胸の奥に押さえつけ、俺は北条家を後にした。

「圭ちゃん?何の話ですか?」
「その……言いづらいんだけど……最近、悟史に変わったこととか無かったか?」
息を呑む音。その音で悟史がおかしいことを察知する。
「圭ちゃんの言いたいことは分かっています。なので、圭ちゃんに警告をしておきます」
「警告……?」
「圭ちゃんはレナさんのことが好きですか?」
「お、おい!俺は真面目に聞いているんだ!そんなのはどうでもいいだろう!?」
なんでそこにレナが出てくるんだよ。レナには関係のないはずだ。
「いいえ良くありませんよ。だって、数日後にはレナさんは悟史君の物になりますから」
「……何を言ってるんだ詩音は。詩音の言っている意味が分からない」
「本当ですか?圭ちゃんは今日、悟史君の本性を垣間見たんじゃないんですか?これは警告です。
もしも圭ちゃんがレナさんのことを好きなら、彼女を明日にでも抱いてあげてください。そうでもしないとレナさんは悟史君の虜になって

しまいますよ」
「でもだからといってレナをいきなり抱くなんて出来ない……」
「抱く事が出来ないなら彼女の側にいつでも付き添ってやってください。そうすればあの悟史君でも諦めるかもしれません」
悟史は一体どうしてしまったんだろう。悟史からレナを守ることになるなんて。
「では、頑張ってくださいね。私には、何も出来ませんから」
「どうしてなんだ?」
「だって私は悟史君の肉便器なんだから」
ガチャン!


343:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 01:48:40 PnXr2IZN
「おっはよ~圭一君!」
「おはようレナ」
次の日。俺とレナはいつも通りの通学路で待ち合わせ、学校に向かう。
空は青く澄み渡っていて、蝉の声が少々うるさい日だった。
何もかもいつも通り。でも、すでに異変は始まっているんだ。
レナはいつもと同じように見える。恐らく悟史の豹変のことなど知らないのだろう。
こんなに眩しく優しいレナがあの悟史の餌食になるというのか。俺にはとても信じられなかった。
彼女と一緒に歩いているときはいつもシャンプーと彼女の汗のにおいが俺の鼻腔をくすぐる。
レナは俺が引越してきてすぐに俺がこの雛見沢に打ち解けれるように世話をしてくれた。
料理も上手で誰に対しても優しく、なによりその可愛さに俺の目は自然に彼女を追うようになっていた。
清楚に切り揃えられた髪。小さく、柔らかそうな唇。透き通った西洋人形のような白い肌。その全てが俺を魅了した。
俺はその魔力に屈し、何度も妄想の中でレナを穢したりもした。
彼女のセーラー服をビリビリと切り裂き、嫌がる彼女を無視して胸を荒々しく揉み、バックからガンガンと俺のモノを突き上げる。
そして彼女の中に俺の性欲をぶちまけたあとで、必ず俺を罪悪感が襲った。
妄想の中とはいい、仲間である彼女を穢すなんて許される事ではなかった。でもレナに告白する勇気も持てない俺は今も仲間として
彼女と付き合っている。
「ねぇ圭一君。聞いてるの、け~いちく~ん」
「おわっ!」
彼女の可愛らしい顔が俺の顔の目の前まで接近していた。大きな瞳が俺を捉えている。
「昨日は寝不足だったのかな?かな?」
俺の顔は眠たそうだったのか、レナが不安げに尋ねてくる。
「そんな事ないぜ。俺はこの通り正常だ」
そういいつつも俺の頭は違う事を考えていた。

『数日後にはレナさんは悟史君の物になりますから』

昨日、詩音と話したときの会話。その言葉が俺に重くのしかかっていたのだ。
「なぁレナ。お前は悟史についてどう思ってる?」
さりげなくレナに悟史に対する心情を尋ねてみる。
「悟史君?優しくて妹思いのいい人だよ」
以前の俺と全く変わらない言葉。それが嘘だと言えば彼女は信じてくれるだろうか。
いや、信じてくれないだろう。俺だって仲間を疑うのは良心が痛んだ。でも、事実なんだ。
彼女が悟史のことをどう思っていても事実は変わらない。
でもレナにわざわざこのことを言うのも躊躇われた。悟史だって俺がレナの側にいれば諦めてくれるかもしれない。
なら黙ってレナの隣にいつでも居よう。学校も見えてきた。
━俺は、悟史にレナを穢させたりしない。
その想いを胸に秘め、俺たちは教室のなかに入っていったのだった。

344:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 01:50:10 PnXr2IZN
授業中に悟史を監視していても、悟史に変わった様子は無い。
極めていつも通り。むしろ俺がおかしいのではないか、とさえ思えた。
だがやはり昨日のあれは本当にあったのだ。それは沙都子と魅音を見ればわかる。
二人とも呆然としていて授業の事など上の空。生気の宿っていない瞳はその何よりの証拠だった。
そして詩音。彼女は魅音や沙都子に比べるとだいぶマシだったが、時折悲しそうな表情をしている。

『だって私は悟史君の肉便器ですから』

電話が切られる前に詩音が呟いたあの言葉。あの言葉を額面どおりに受け取ってしまうならば、
詩音はもう悟史に純潔を散らしたという事になる。でも、そうすると何故、詩音は悟史を裏切るような行為をしているのだろうか。
俺には何もわからない。詩音や悟史、沙都子や魅音の表情からそれを察することは無理のようだった。
だが、例え何も分からなくても。それでも俺はレナを守ってみせる。仲間としての行動かもしれない。レナにどう思われてもいい。
俺が願うのはレナの幸せただ一つ。だって俺はレナのことをこんなにも好きなんだから。
レナにいつかこの想いを打ち明けるときは来るのだろうか。
「……えばら君!前原君!先生の話をちゃんと聞いていますか!?」
「わ!す、すいません!ちょっと考え事してて……」
またか。今日の俺は少し考えすぎているようだ。先生がチョークを構えて鬼のような表情でこちらを見ている。
しばらく頭でも冷やしてきたほうがいいようだ。
「ちょっと俺、眠いので顔洗ってきてもいいですか?」
先生の許可を得ると俺はクラスの皆に笑われながらも教室を出た。そのなかに無垢な顔でじっと俺を見つめる顔ことにも気付かずに。

345:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 01:51:18 PnXr2IZN
顔に当たる冷水が気持ちいい。何度も顔に水を打ち付け意識を覚醒させる。
俺が蛇口を捻って水を止め、後ろを振り返ると誰かが俺の後ろに立っていた。
逆光でその姿を認識できなかったが、次第に目が慣れてきた。
「なんだ、梨花ちゃんか……」
「僕も顔を洗いに来たのですよ、にぱ~☆」
愛くるしい笑顔が俺を癒してくれる。彼女も蛇口を捻ってその顔に水を当てている。
梨花ちゃんか……。彼女はまだ悟史の異変には気付いていないのだろうか。
縁起でもない話だが、もしレナが襲われてしまったなら次は梨花ちゃんだということも十分に考えられる。
もしかしたら、悟史について何か話しておいたほうがいいかもしれない。
梨花ちゃんとは雛見沢全体に関わる陰謀を打ち破った仲間だ。俺は救えるのなら仲間全員を救ってあげたい。
「梨花ちゃんに一つ話しておきたいことがある」
「みぃ?何の話ですか?」
こんなにも純粋な彼女に、悟史がおかしいと伝えるのは忍びなかった。
でも…………。
「単刀直入に言う。悟史に気をつけてくれないか」
「え……?何を言っているのですか?」
「悟史の様子が最近おかしいんだ。もしかしたら症候群が再発してるのかもしれない」
「本当ですか圭一?」
「本当かどうかは分からない。でも様子がおかしいんだ。だから気をつけてくれないか?」
どうおかしいかなんてこんな少女に話せるレベルではない。
話しても意味など理解できないだろう。
「……そこまで圭一が言うのなら僕は信じます。それで具体的にはどういう風に気をつければいいですか?」
「少なくとも悟史と一人っきりになるのはやめてくれ。誰かの目につくところ以外で悟史と行動しないでほしい。
「わかりましたです」
結構すんなりと受け入れてくれて助かった。これなら梨花ちゃんに悟史の魔の手が襲い掛からないかもしれない。
俺たちはそのあと少しばかり話をして教室に戻ったのだった。


346:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 01:52:24 PnXr2IZN
その後も悟史は何も行動を起こさず、ついに楽しみな部活の時間になった。
しかし梨花ちゃんは御三家の会合で忙しいとかなんとかで帰ってしまったが魅音は帰っていない。
「さ~今日はなんの部活にしようかな~」
魅音は元気よく某ネコ型ロボットのポケットのようなロッカーからトランプを取り出し、机に置いた。
「今日は大貧民でもしようか!」
全会一致で即決。すぐにカードが配られる。ちなみに五回負けると罰ゲームらしい。
(お?なかなかいい手札じゃないか!)
ジョーカーは無かったがペアが結構揃っており、少なくとも最下位は免れる手札。
これなら運次第でいけるかもしれない。しかし、
「負けた……」
何故か負けてしまった。俺の思考能力がおかしかったに違いない。
その後も大貧民から脱出することは出来ず、ついに罰ゲームを受けることになってしまった。
「くそ~、こうなりゃコスプレでもなんでもかかってこいや!」
魅音の手が指令内容を筆記してある紙を箱からランダムに取り出す。それは

『今日一日中部活に参加出来ない』

「ちょ、まじかよ!?それってコスプレとかより酷いぞ魅音!」
「まぁまぁ。罰ゲームだから諦めなよ圭ちゃん♪」
椅子に縄跳びの紐で縛り付けられ身動きが出来ない俺。情けないぜ……。
はぁ、今日はもう部活出来ないのか……。
そんな俺を置き去りにして部活は再開される。
次に最下位になったのはレナだった。
「はぅ~……。負けちゃったよ……」
レナは五回負けたので、魅音がまた罰ゲームが記された紙を取り出す。そこに書いてあったのは

『負けたら一回で一枚ずつ脱衣』

おいおい!どこのどいつだよこんなの書いたのは!そいつを褒め称えてくれ!
「魅ぃちゃん……」
「罰ゲームだから仕方ないよ」
仕方なくレナはまず両足の靴下を脱ぐ。まぁ、最初だもんな……。微妙にがっくりする俺がそこにいたのだった。


347:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 01:53:53 PnXr2IZN
しかしレナは次の勝負にも負けてしまった。
恥じらいながらも、レナはいつも着ていたセーラー服を身体から取り外す。
まずはかぁいいおへそが空気に触れ、その上についている形の良い胸を覆うピンクのブラが目に入る。
彼女はこの状態で次も勝負しなければならない。
そんな状況で本領発揮できるはずもなくレナはまたも惨敗してしまった。
流石にこの先はまずいんじゃないのか……?そう思いながらもそれを口に出せない自分が恥ずかしかった。
レナは黙って顔を先ほどよりも赤くしながらスカートを脱ぐ。
ついにレナを覆う衣服は無くなり、かろうじて下着がレナをカバーしていた。
下着のみになった彼女の体のラインは美しく、細い手足は恥ずかしげに身体を少しでも隠そうと動いている。
魅音ほどではないが年齢的には充分大きな胸。白い肌で浮き彫りになった鎖骨も俺の欲情を駆り立てた。
「ねぇ魅ぃちゃん……。まだ、やるのかな。かなぁ……」
次に負けてしまえば下着さえも外さなければならない。それだけは俺と悟史という異性がいる状況で避けたいようだった。
でも魅音の言葉は決まっていた。
「罰ゲームだからね」
その一言でレナの異論をばっさりと切り捨てる。

そして、次の勝負。
レナの手札がちらっと見える。
(おお!?強いじゃないか。これならレナが負けたりはしないな)
しかし、
「嘘……レナ、負けちゃった……?」
(そんな馬鹿な!?あの手札で負けるなんてありえないだろ!?)
「じゃあレナ。そのブラジャー脱いでね。異論は認めないよ」
そのころには俺もレナも、魅音の様子がおかしいことに気付いていた。
いや魅音だけじゃない。沙都子も詩音も。様子がおかしい。
レナは躊躇いながらも、ブラジャーのホックを外し、肩から遠慮がちに紐をずらしていく。
パサリ、と床にブラジャーが落ちる。
彼女の胸がついに俺たちに披露された。柔らかそうな胸にちょこんと添えられたかぁいい乳首が俺の目を釘付けにする。
レナはとっさに手で胸を隠しながら俯いていたが、その手を魅音が胸から引き離す。
「ほら。隠したら罰ゲームじゃないでしょ」
「ぅぅ……」


348:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 01:54:49 PnXr2IZN
そしてレナの最後の下着をかけて勝負が始まる。
レナの手札は2が4枚にジョーカー1枚というかなりの手札。
今度は勝てる!そう思っていたが、見てしまった。レナ以外の全員が机の下で手札を交換しあっているのを。
なるほど。だからレナは負けてたわけか。今までの不自然な勝負が思い出された。
しかしこの部活は『勝つためならなんでもして良い』というのがモットーな為、それに口を出すことは出来ない。
そして予想通り沙都子が最初の番で革命し、レナの2は最低カードへと成り下がったのだった。

顔を真っ赤にしながらレナは自分の下着に手を掛けゆっくりと下にずらしていく。
ごくり、と唾を呑みこむ俺の前でついにレナは身に纏っていたもの全てを脱いでしまった。
散らかっている彼女の衣服の上に、彼女はもじもじしながら立っていた。
レナの秘裂に薄く生えた毛の奥はぴっちりと閉められている。
(綺麗だ……)
改めて彼女の裸体を見つめるとレナが俺の視線に気付き、更に顔を赤くする。
「ねぇ、魅ぃちゃん。もう……いいよね……?レナ、脱ぐものが無いよ……」
一刻も早く彼女は部活を終えて帰りたいだろう。しかし、魅音はレナが忘れたかったであろう罰ゲームの存在を伝える。
「で、でも!まだ4回目じゃないの?5回目じゃないよ」
「最初の罰ゲームの時のも含めて5回だよ。言ってなかったっけ?」
そんなこと言ってなかったはずだ。
「魅音!こんなこと止めろよ!レナが可哀そうじゃないのか?」
「全然」
きっぱりと言い放ち、罰ゲームの紙を取り出す。そこに書いてあった内容は分からない。
でもそれがレナに危険な物だと、直感的に分かってしまった。
魅音はレナにその紙を渡し、声に出してその内容を読むように指示する。
レナがその紙を見たとき、彼女の目が大きく開かれる。そしてその華奢な身体が小刻みに震える。
声を震わせながらレナは紙に書かれた内容を読み上げた。

「北条悟史……から……犯される……」

「なっ……!?」
分かってしまった。今日の部活は全てレナを陥れるための巧妙な罠だったことに。
そのために、邪魔者の俺の自由を先に奪っておいたのだ。
そして、今ここにいるレナ以外のメンバーは全員悟史の手篭めにされていた。
悟史の顔を見る。そこには、三日月のように開かれた口から爬虫類のように舌を出す悟史の顔。
くそ!はめられた!

349:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 01:56:32 PnXr2IZN
「逃げろレナ!この教室から早く出るんだ!!」
あまりのことに我を失っていたレナは俺の言葉で正気に戻り、とっさに身を翻し教室の扉を開こうとする。
「駄目!開かないよ!」
力一杯開こうとしているが扉は開かない。鍵がかかっているのか!?
「あっ!?」
必死に逃げようとするレナを後ろから魅音が羽交い絞めにする。
レナが抜け出そうともがいても、それは彼女の乳房を揺らす程度にしか意味を成さない。
「駄目だよレナ。罰ゲームはちゃんと受けなきゃね?」
「やだ!離して魅ぃちゃん!離してよぉ!」
悟史がレナに近付いてくる。そして、声をあげるレナの唇を悟史の唇が塞いでしまった。
「ふむぅぐ!!んん!んんん!んむぅ!」
最初は抵抗していたレナだったが、次第に力が抜けていく。
「ふぅ……はぁ……んんん……」
ああ……レナと悟史との間に絡めつけられた舌が見え隠れするのが悔しかった。
俺が最初にレナのファースト・キスを貰いたかった。
でも、動けない!ここから動けないんだ!

魅音がレナを床に押し倒す。レナが起き上がった時には、レナを囲むようにみんなが立ちはだかっていた。
「い、嫌ぁ!圭一君!助けてぇ!」
レナは全員に手足を押さえつけられ、全員から身体を舐め回される。魅音は顔を、詩音は胸を、沙都子は手を、悟史は脚を。
各々がレナの身体に己の唾液を付ける。その状況に、俺は愕然とした。
俺たちはあの6月を乗り越えた仲間だった。なのに、ただ一人の男にその友情は壊されたのだ。
「やぁ!みんな止めてよぉ!」
レナがたまらず悲鳴を上げる。全身が唾液によって舐められた身体は妖艶な光を含ませていた。
しばらくするとレナの口から先程までとは明らかに異なる甘美な声が出されるようになる。
「あっ……あん……なんか変だよ……」
「どうしたんだいレナ?」
「レナね……なんかおかしいの。さっきから身体が熱いというか……」

350:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 01:58:20 PnXr2IZN
胸を舐めていた詩音が今度はレナの胸を手で揉み始める。
「どうですかレナさん?気持ちいいんじゃないですか?」
「あ、はぁぁ……。詩ぃちゃん。そこ、胸が気持ちいいの……」
「ふふふ。私、素直な女の子って好きですよ」
「あ~も~ずるい~!詩音ばっかりいいところ責めて!私は顔だけなんだよ~!」
目を開いて、閉じて。もう一回同じ動作を繰り返して、思った。

━━あれ?なんかおかしくね?

先ほどまであんなに嫌がっていたレナは、いつの間にか周りと話したりしてるし。もうちょっと嫌がらないか普通?
それともこんなもんなのか……?
困惑する俺の目の前でその行為は徐々にエスカレートしていく。
魅音が顔を舐めることを止め、詩音に弄られていないほうの乳房に手を伸ばす。
「あ!あぁ……ん……はぅぅ……」
硬く尖った乳首を、魅音は軽く捻るとレナは甲高い声で反応を示す。
それが面白かったのか、魅音は一層乳首に専念したようだ。そして、そこはやはり双子。詩音も同じように突起を指先で転がす。
「はふぅ!はぁ……はぁ……はうん!」
ああ……レナの胸がぐにゃぐにゃと姿を変えていく……。
それはなんて……羨ましい光景だろうか。
双子の口に挟まれた両乳首はそのまま大きな音を立てて吸い上げられる。
ジュブジュボジュブジュボ!
一定のリズムで吸い上げられ、レナは身体を大きく仰け反らせた。
「あっはぁぁぁ!ああ!いいよぉ、気持ちいいよぉ!」
現実離れした光景は、俺のオットセイの盛り上がりで現実だと思い知らされる。
「レナ。こっちがもうぐしょぐしょだよ」
レナの居る床の上には既に小さな水溜りが出来上がっている。それはレナの愛液のみならず、唾液も混じっているだろう。
ぴちゃり。悟史はレナのつま先から舌を這わせ、レナの脚をその汚らわしい舌で上へ上へと移動させた。
レナの秘部を舐めながら目指す舌とは対照的に、悟史が濡らした唾液はレナの脚から落下していく。
それが水溜りに跳ね、極小の波紋を立てた。粘つく音はレナの身体中から広がり、教室内に木霊する。

それを聞いて興奮する俺は何なんだ?今日学校に来る前、俺はレナを守る事を決めた。
なのにレナの喘ぐ声を聞いて勃起している俺は一体何なんだ!?俺は偽善者なのか……?
でもレナだってレナだ。最初はあんなに抵抗してたのに、今じゃあんあん喘いで。そうさ、俺が悪いんじゃない。俺じゃないんだ……。


351:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 01:59:59 PnXr2IZN
悟史の舌はついにレナの秘裂に辿り着く。
「ふやぁぁぁ!!」
明らかに今までより高い声。悟史はレナのアソコを大きく指で押し広げ、ご親切な事に俺に見せ付けてくる。
レナのソコ、ヒクヒク動いてる……。綺麗なピンク色のそこは男を拒むように蠢いていた。
そしてその中にくちゅりと指を一本差し込む悟史に反応し、一瞬、身を震わせるレナ。そして緩慢な動きで悟史は指を動かした。
「ひぅぅ!あぁ!はぅぅ!あっ!あっ!ああっ!」
テンポを乱し、ランダムに快楽を与える指。部活メンバーを堕としてきたテクは伊達ではないようだ。
ああもう。俺のペニスはギチギチに硬く反り返っている。
だれかこの生殺し状態から開放してくれ!
レナのあんなに気持ちよさそうな顔を見て、我慢できる男なんて居ない筈だ。
でも叫びたくても、そんなこと恥ずかしくて言えやしない。
ずっと執拗に舌を動かしていた他のメンバー達は休憩しているようだ。
でもそんな彼女たちだって丸裸。今の俺にとってはまさに地獄だった。
沙都子は悟史とレナの行為を羨ましそうに見つめていたが、火照った身体を押さえきれなくなったのか自慰を始める。
「ッ!にーにー!気持ちいいですわ!おっぱいが疼くんですのぉ!」
あの沙都子があんなことを言うなんて信じられない。けどその身体はすでに女そのものだった。
「みんなどうかしてる!どうしたんだよみんな!?」
その光景に耐えられず、思わず叫んでしまった。みんなが一斉にこちらを振り返る。
でも、その目はとろんとしていて俺の目を直視してはいなかった。
「お前ら洗脳されてんのか!?どうなんだよ!何とか言ってくれよ!」
みんな答えない。俺一人だけが隔離された世界に存在するかのような錯覚。
もはや俺は異端だった。世界に対応できずに慌てふためき、この世界を否定する。
でも、こんな現実は否定したかった。
「お前ら全員悟史が好きだってわけじゃないんだろ?ならなんで悟史の言いなりになるんだ!?」
俺の叫びは彼女たちに届かない。むしろ彼女たちは俺を蔑むような視線を送りつけてきた。
━何故、この愚か者は分からないんだろう。悟史君は私たちのご主人様なんだよ。
そんな言葉を俺は聞いた気がした。

352:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 02:01:21 PnXr2IZN
「じゃあさ、圭一にも判らせてあげようよ」
悟史の声。レナは俺に近付いてきて、俺のズボンのチャックをゆっくりと下げた。
「レナ、止めろ!こんなのは止めるんだ!」
「はぅぅ、圭一君のオットセイさんおっきいのかな?かな?」
もうレナには俺の声は届いていないようだった。レナは俺のズボンから反り立つペニスを取り出す。
「わ!圭一君のオットセイ、ビクビクしてる!レナがすぐに鎮めてあげるからね……」
レナはちろちろと俺のペニスを舌で舐めあげたあと、そのかぁいいお口一杯にペニスを頬張る。
恐らくはそういう類の本を少し見た程度であろう。レナの舌使いはとてもたどたどしかった。
好きな女の子にフェラチオされるというシチュエーションに俺のペニスは更に興奮したが、こんな状況でしたくはなかった。
もっと愛し合う状況でしてほしかった。このフェラチオには、好きだからやってあげる、というものが無い。

じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ……。

それでもレナは必死に頭を動かし俺を気持ちよくさせようとスピードをあげた。
「…………ッ!」
普段、清楚な彼女が俺のペニスをいやらしくしゃぶっているという事を再認識すると、欲情が高まってくる。
この頭を俺が上下させたい衝動が高まるが、俺の手は拘束されていて、何も出来ない。
「はむぅ……んん……んはぁ……んむぅ」
「くっ!出るぞレナ!」
「ふむぅ!んんんんんん!」
俺の精液はそのままレナの口の中で発射され、レナの口をべとべとに汚す。
ごく……ごく……ごく……。
そのままレナは細い喉を鳴らし、全てを飲み込んでしまった。
「ふふっ。圭一君のせーえき、おいしかったよ♪」
もう、何が何だか判らなかった。判るのはこの世界がおかしいという事だけ。

353:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 02:03:05 PnXr2IZN
俺の目の前にいるレナの身体がガクンと揺れ、レナの後ろからずちゅ、という音が聞こえてきた。
「はぁぁぁぁ♪悟史君のオットセイ大きいよぉ♪」
「じゃあレナ。いくよ?」
レナの後ろにいた悟史がゆっくりとレナの中を突き進んでいく。そして全部入りきったのか、再び引き抜き、突き入れる。
……って、おいおい!レナは処女じゃないのか!?なんでちっとも痛がらないんだよ?これじゃあ本当の痴女じゃないか……!
そんな俺の心配をよそに結合部からは卑猥な水音が響く。
「あぁぁ!はぁあん!おっきぃ!悟史君のオットセイ、最高だよぉ♪」
「じゃあもっと激しく行くよ?」
悟史は今までの腰の動きの倍はあるスピードでレナのお尻に腰をぶつける!
「あああ、ああ、あああああ、あん、あ、あああん、あっ、あっ、あっ、あっ、あああっ!!!」
パンパンパンパンパン!! レナの胸が俺の目の前で激しく揺れ、レナの口から涎が飛び散る。
グチョグチョグチョグチョ!! レナのマンコから愛液が零れ落ちる。
「ああん、あん、あん、あん、ああああぁん!」
レナの吐息が俺の顔に吹き付けられる。レナの唾が俺の顔に撒き散らされる。
「出すぞレナぁ!受け止めろおおおおおお!
「はぁん!あああっ!ああっ!あああっ!ッあああああああああ!!!」
ドピュドピュドピュ!!
レナは身体を大きく仰け反らせ、数秒痙攣する。
「あはぁ……♪悟史君のせーえき、暖かいよ……♪」

こんな現実なんて嫌だ。でもこれ以上否定してどうなる。
否定しても傷しか付かない。全てを受け入れたならここは天国のはずなんだ。

世界が壊れているのなら……俺モ壊レテシマエ。

だから、自分でトドメをさすように。俺はあと少しで壊れそうなガラスの心を、自ら金槌で叩き壊したんだ。

354:鬼畜悟史~異端者~
08/05/06 02:04:18 PnXr2IZN
今回はここで終わりです。ありがとうございました。

355:名無しさん@ピンキー
08/05/06 02:41:14 TdlcNuJ6
レナと圭一発症か

356:名無しさん@ピンキー
08/05/06 07:46:43 tjFqkEdY
これはなんでもできちゃうバット☆サトシボルグ登場フラグか?
今つらいだろうなぁ…。圭一ガンバ☆

357:名無しさん@ピンキー
08/05/06 12:12:24 i9HbKtUl
圭一ドンマイ!

358:名無しさん@ピンキー
08/05/06 13:46:07 wMY4fY0X
圭一……ま、しょうがないさ

359:名無しさん@ピンキー
08/05/06 14:13:24 TdlcNuJ6
まあ詩音の忠告無視して、エッチなレナ見たさに縛られてるわけでもないのに何もしなかった圭一も自業自得かもね

360:名無しさん@ピンキー
08/05/06 14:16:39 +82hyBaF
「椅子に縄跳びの紐で縛り付けられ身動きが出来ない俺。情けないぜ……」
縛られたって描写ちゃんとあっから
エロシーンしか読まないんじゃ気がつかないのは仕方ないがw

361:名無しさん@ピンキー
08/05/06 14:54:28 YMQYLs2u
おもしろかったが、確かに圭一どんまいだなw

362:名無しさん@ピンキー
08/05/06 14:55:03 yJzXjjh6
ここぞとゆうときに捕まるk1燃え

363:名無しさん@ピンキー
08/05/06 18:38:09 Wu+SB8mz
リアルに圭一可哀想やの、あっさりレナ堕ちてるし
これからの圭一がどうなるか気になるところ
てか、出番はあるのかみたいな

364:名無しさん@ピンキー
08/05/06 19:40:22 2tdf0wQS
>>354
GJ!わざわざ圭一の眼前でレナを落とす
まさに鬼畜な悟史がナイスだw

365:名無しさん@ピンキー
08/05/06 21:15:56 TdlcNuJ6
でもなんか壊れたってだけで堕ちた気がしないな

366:名無しさん@ピンキー
08/05/06 21:45:42 wMY4fY0X
これから圭一も悟史の手先になるのか……

367:名無しさん@ピンキー
08/05/06 21:48:01 wMY4fY0X
今見たら、保管庫にtipsがあった

368:名無しさん@ピンキー
08/05/06 22:10:14 d51gF+fS
鬼畜悟史GJです!
レナと圭一もクリアっぽいし、残るは梨花ちゃまか・・・。
沙都子をうまく使えばOKかな?
ところで、羽入は実体化しなかった、もしくは消えたあとってことでいいのかな?
居たら居たで、ラスボスのさらに後のボスみたいで面白いかもね。

369:名無しさん@ピンキー
08/05/06 22:58:04 LBlcYtvq
それでも、K1ならK1ならきっとなんとか……
TIPS見たけど、出来る気がしない。止めて欲しいような欲しくないような……
ラストはどんな結末になるのか期待。

370:名無しさん@ピンキー
08/05/06 23:16:44 aXGDxnId
だめだこいつら、早く何とかしないと……!
でもこれはこれでいいかも。悟史がんばれ。

371:名無しさん@ピンキー
08/05/07 00:14:27 1rdkWzyN
保管庫にヤンデレレナという作品を見つけたんだけど
かなりエロ怖くていいな!
これの続きはまだこないの?
先がかなり気になるんだけど


372:名無しさん@ピンキー
08/05/07 00:24:43 P5ot7T5O
>>327

373:名無しさん@ピンキー
08/05/07 00:26:17 5zvKgnX3
TIPS見たけど強引すぎてレナが壊れたようにしか見えない
もっと凄いNTR期待してたのに

374:名無しさん@ピンキー
08/05/07 06:06:24 Etw5LlKn
これってNTRになるんかな?
レナが圭一のことをどう想っていたかわかってないからそうは思えないんだが

375:名無しさん@ピンキー
08/05/07 06:17:45 rJ7jhNHm
エロパロだとレナの非処女率妙に高くね?w

376:名無しさん@ピンキー
08/05/07 08:46:06 RWbgNn0J
>>375
あったかもしれない世界、それがエロパロ

377:名無しさん@ピンキー
08/05/07 09:11:29 LY1tqZH2
そもそもレナが非処女なのに萌える
正統派メインヒロインが非処女、これこそ萌えの王道だろ
いまや時代は非処女を求めているんだ

378:名無しさん@ピンキー
08/05/07 13:16:27 5zvKgnX3
ひぐらしはメインヒロインとヒロインが非処女な可能性がある凄い作品
レナは転校前
園崎はダム戦争の時現場監督らに
沙都子は叔父
梨花ちゃんは村の老人の慰みもの

379:名無しさん@ピンキー
08/05/07 15:57:52 ToEEmuEE
>>378
改めて竜ちゃん趣味悪いなw

380:名無しさん@ピンキー
08/05/07 18:25:49 Etw5LlKn
>>378
ホントにシチュエーションに事欠かない作品だなw
むしろまだ出てないジャンルはあるのか?

381:名無しさん@ピンキー
08/05/07 19:07:48 npMEMjqZ
え、非処女なのはレナだけでしょ?K1がソッコーで奪ったから

382:名無しさん@ピンキー
08/05/07 19:11:47 5zvKgnX3
鬼祟で圭一が発症したのはレナ沙都子の処女奪った時に粘膜感染したからです

383:名無しさん@ピンキー
08/05/07 19:20:18 VmO3HAZo
なるほど、重度の症状がみられたことにも納得だ。

384:名無しさん@ピンキー
08/05/07 19:28:02 NbdP0byY
というか圭一は、転校前日に校舎裏で羽入と梨花ちゃんの餌食になります
だから二人は毎回転校フラグを怠りません

385:名無しさん@ピンキー
08/05/07 21:01:29 ZB7jTpZ9
羽入×梨花×沙都子×悟史投下します。羽入の夫の描写、捏造分多々あり。
ほのぼの(バカっぽさ):シリアス=9:1くらい。深く考えないで下さい。
ABC全て一部を除いて関連性はありません。

386:秘密_C・1/9
08/05/07 21:02:06 ZB7jTpZ9
 ― 秘密_C ―

 北条悟史は困惑していた。
 どこかへと逃避するかのように、ぼんやりと頭上を仰ぎ見る。自宅の見慣れた天井の木目が視界を占領し、吊るされた
蛍光灯のチリチリした明かりが目に染みる。霞がかったように思考が働かない。
 彼が一年余の眠りから目覚め、自身の努力とリハビリ、監督の懸命な治療と研究が功を奏し、晴れて診療所を退院した
のはつい最近のこと。
 退院する前日、監督や仲間たちと一緒に、この自宅の大掃除をしたのを思い出す。病み上がりでまだまだ体力の乏しい
自分は、大した役に立てなかったのが口惜しかった。
 と言っても、長い間使われていなかった割には目立った汚れも埃も無く、大がかりな作業ではなかったのだけれど。
 仲間たちに聞いた話によると、沙都子が家事に勉学に罠作りに(……?)と、するべき事は少なくない中、貴重な休日を
使って頻繁に掃除と手入れをしていたらしい。
 ……彼女はとてもしっかり者になった。本当に。
 妹と同様に定期的な注射と検診は欠かせないものの、悟史は自分でも驚くほどに穏やかな気持ちで、ずっとずっと望ん
でいた平凡な日常を過ごしている。
 ―否、過ごしていた。つい数分前まで。
「あうあう……悟史、どうしたのですか? よくないのですか?」
「……く、ああぁっ!」
 少女の声と『感覚』に、悟史は苦悶の声と共に現実に引き戻される。
 悟史の目の前にいる少女の名は古手羽入。つい最近転校してきたという、沙都子の友人である古手梨花の親戚だ。
 兄と共に自宅に戻った沙都子に会うために、梨花と羽入は頻繁に遊びに来る。そのまま泊まっていくのも珍しくない。
 今日、いや、もう昨日か―も、親友たちと他愛の無いやり取りをして、あの頃からは想像もつかないような眩しい
笑顔を浮かべる妹の姿を、悟史は微笑ましく見守っていたものだった。
 ―ああ、そういえばまだ昨日なんだなあ。何だか十年くらい前のことみたいに感じるんだけど。
 悟史はほとほと困り果てて、白いパジャマをまとった少女に目をやる。その姿は妹と同年代の少女にしか見えない。
淡い藤色の緩く波のかかった髪、左側に鋭い傷跡の入った艶やかな漆黒の二本の角。ん? ……角? え、角??
 悟史は一瞬疑問と怪訝を表情に浮かべ、そんなものは些事だ、どうでもいいとそれを何処かに追いやる。
 そう。些事だ。
 別に彼が人並み外れて細かい事を気にしない性格なのではない。他の何物も霞んでしまうような―そう、平凡な日常
とは程遠い状況に、現在進行形で苛まれているからだった。今の悟史なら、例えば庭に隕石が墜落しても、些事だと認識
するかもしれない。彼は頭痛さえ感じながら、この現実と向かい合う。
 あり得ないよな、どう考えても。
 ……妹の同級生に自分の肉棒を両手で握られて、その口に先端を咥えられているなんて。
 きゅうっと閉じた唇が膨らんだ先端を吸い上げて、小さな生暖かい舌がそれを突くように舐め続ける。悟史は歯を食い
縛って、身体の震えと先端から溢れそうなそれを抑える。
「あぅあぅ。悟史は我慢強すぎなのです……これはどうですか?」
 羽入は先ほどまで唇で吸いついていた先端を指で弄りながら、舌先を尖らせてその根元に当て、くすぐるような軽さで
裏筋に沿って這い上がらせる。
「……うあっ!?」
 ピリッと電気が走るような快感に、思わず身を引いた悟史の背後で、ごづっと重い音がした。続けて背中に鈍い痛みを
感じる。そこで初めて彼はすぐ背後にある壁の存在に気がついた。
 精神的にも肉体的にも、あらゆる意味で逃げ場がない。
 だが、彼の強靭な理性と常識と精神が、このまま流されてはいけないと激しく訴えていた。
「ええと、羽入……ちゃん……っ!?」
 布団を包んだシーツを引き裂かんばかりに、ぐっと握りしめて、悟史は意を決して口を開く。
「駄目だよ……っ、こういう、ことは……! 簡単に、しちゃ、だめ……っあぁ!」
 再び羽入は唇を締めて、そそり立った悟史のものをぎゅっと吸い上げた。
 そうして悟史の言葉を遮った彼女は、ちらりと悟史の方を見上げた視線で「何がですか?」と問いかける。
「む、むぅ……だ、って……ぼ、僕と君は……知り合った、ばかりで……」

387:秘密_C・2/9
08/05/07 21:02:57 ZB7jTpZ9
 羽入が唇を離した。唾液と先走りの混ざった粘着質な液体が、桜色の唇と先端の間に光る糸の橋をかけた。
「あう。人と人との絆を作るのは時間の長さも重要ですが、それだけじゃないのですよ?」
 含蓄があるようなないような答えを返し、羽入は再び、今度は舌を強く押しつけて裏筋を舐め上げる。空いた手で袋に
なった部分を転がす。至福の苦しみが浮かんだ悟史の額から一筋、汗が流れ落ちた。
「それに僕は……ずっと、ずうっと前から、悟史のことを知っているのです」
 ―彼女が何を言っているのか、わからない……

 そして古手梨花も困惑していた。
 隣で寝ていたはずの、身体は少女実年齢は熟女な相方―梨花も人様のことは言えない―が、いつの間にかいないと
気が付いて起き出してみれば何ということ。その相方は、彼女の百年の親友―あるいはそれ以上の存在ともいえる少女
の兄の部屋に忍び込んで、あろうことか貞操を奪っている。
 襖の隙間、零れる光の向こうで繰り広げられる想像を絶する淫行に、百年の魔女も愕然とするしかない。
「は、羽入、あああいつ……なっ、何やってんのよ……!?」
 喉から絞り出したような、掠れた声で梨花は相手に届かない問いを零す。
 裸足の爪先に、襖から伸びる細い光の筋が触れていることに気が付いて、梨花は咄嗟に、びくりと足を引っ込める。
 触れた場所から全身に如何わしい空気が染み込んでくるような、或いは光が彼らに自分の存在を教えるような気がして。
 ……そんなこと、あるわけがない。
 梨花は頭を振る。
 クールになれ古手梨花。クールになるんだってちょっと待てこのセリフ死亡フラグじゃないか今のなし! なしなし!
 梨花は激しく頭を振る。
 振り乱された長い黒髪は、もはやぐしゃぐしゃだ。
 て言うか取り乱す必要もない。見なかったことにすればいいのだ。そうだ、それが一番いいじゃないか。無理して止め
に入っても、明日から二人と顔を合わせづらくなるだけ。ワインの飲みすぎで悪い夢でも見たのだ。
 よし、そうだ。それでいこう。
 長年培った経験の賜物かどうかは知らないが、梨花は良い意味でクールといって差し支えないと思われる結論を出す。
 そうと決まれば話は早い、沙都子の部屋に戻って布団を被って全て忘れて眠ってしまおう。
 梨花はそっと踵を廻らす。だが彼女を百年余弄び続けた『運命』というものが、そんなに親切なわけがなかった。
「ふぁ……梨花ぁ、羽入さん……こんな夜中に、どこに行ったんですの? あぁ、梨花。こんなところに……」
 寝ぼけた声に振り向けば、果たしてそこには、襖の隙間から漏れる明かりに、夜闇に慣れた目を細めた沙都子の姿。
 二の句が継げないでいる梨花の前で、彼女の視線は当然の如く、眩しさの源たる兄の部屋へ。
「まあ! にーにーったら、病み上がりのくせに夜更かしなんて! 何を考えているんでございますの?!」
 眦を吊り上げて魔の襖に手をかける沙都子を、慌てて引き止める梨花。
「あぁっ! だめだめだめ、ダメよ沙都子ぉっ!」
 思わず発してしまった彼女の声は、二つの効果をもたらした。
 ひとつ、部屋の中にいる二人に、彼女たちの存在を知らしめ。
 ふたつ。沙都子の好奇心は、よりいっそう部屋の内部へと向けられて。
 結果、全員の思考が真っ白に飛ぶほど、常識を逸脱した状況が訪れる。
 沙都子の手によってがらりと襖が開け放たれて、梨花と沙都子は、ズボンと下着を下ろして壁に追い詰められた悟史と、
彼の足に跨り、彼の立派に成長した倅を口と手で弄ぶ羽入とご対面。
 ……宇宙空間が辺りを満たす。そんな錯覚。

「ああああんたはいったい何やってんのよおおおおぉぉぉッ!!」
 ―羽入さんが……羽入さんが、にーにーの、その、にーにーの……あのその、お、おち(ピー)を?

 永遠じみた一瞬の間を置き、今度こそ絶叫する梨花と完全に石化する沙都子。ちびっこ二人の反応は実に好対照だった。
「……あぅ。見てわかりませんですか?」
「わかってても訊きたいのよッ! ってかだからこそ訊きたいのかしら!?」

388:秘密_C・3/9
08/05/07 21:03:33 ZB7jTpZ9
 頭からアホ毛を大量に生やして硬直する北条兄妹。その傍らで、半ばやけくそで喚く梨花。あうあうといつものように
気弱そうにしているようで、どこか余裕な羽入神。
「いつからオヤシロ様は縁結びの神様☆から色情魔★にランクダウンしたのかしらねぇ! 人を食う鬼だって言われるの
めちゃくちゃ嫌がってたのはどこの誰よあんた、立派に喰ってるじゃないのよ、ええ!?」
 一体どこでそんなはしたない言葉を覚えてくるのか。完全に頭に血を登らせて猛烈な早口で捲し立てる梨花に、羽入は
申し訳なさそうな顔で口を開く。
「梨花……」
「何よッ!?」
「悟史と沙都子が見ていますのです……」
 はっ。
 我に返った梨花の視線の先には、眼を点にして古手コンビを見守る北条兄妹。
 梨花は乱れた黒髪を手際よく手櫛で整え、コホンとひとつ咳払い。にぱー★と愛らしく、微妙に誤魔化しきれない黒さ
を含みつつ微笑む。
「は、羽入。おいたはメッなのです。い……いけない迷子な子猫さんが困って、にゃーにゃーなのですよ? みー」
 今更。梨花ちゃま今更、取り繕う。
「…………無理しなくてもいいですわ、梨花」
 親友の豹変に、沙都子の驚きは少なかった。不思議そうな顔をする梨花に、彼女はジト目で呆れたように溜め息をつく。
「当たり前でしてよ。何年一緒にいると思っているんですの」
 そう口にした直後、何年ってほどではないですわね?と自分の言葉に自分で首をかしげる。
 ―いいえ。何年も、何十年も、一緒なのよ。
 梨花は零れかけた言葉を呑みこみ、気を取り直して羽入の方を顧みる。
「羽入も。いい加減ソレ離しなさいよ、この好色神」
 新たな二つ名で相方を呼ぶ。彼女はこの期に及んで、まだ悟史の分身を触り続けているようだ。
 続けている、と断言しないのは、頬を赤らめた悟史がシーツで己の下半身を羽入の両腕ごと覆い隠しているからである。
シーツが中で行われている様子を隠してもぞもぞと動くさまが、ひどく淫猥だった。
 二人の幼女の視線が、いくら見えないとはいえ―上記の通り、ある意味、だからこそ―その部分に一点集中している
のをひしひしと感じ、悟史は持てる限りの理性を総動員させて、羽入の指の動きがもたらす快楽に抗う。
「や、やめるんだっ、羽入ちゃん……! こういうことは、その、本当にっ、大切な人と……しないと……」
 顔が上気してしまうのは、もうどうしようもない。ただ可能な限り、荒くなる息を殺し、喘ぎそうになる声を呑みこみ、
快感に歪みかける表情を引き締める。妹とその親友に、こんな状況で快楽を感じる人間だと思われたくなかった。
「僕は悟史のことが好きですよ? 大切に思っていますのです」
 だが羽入は予想の斜め上を行く返答で、いっぱいいっぱいの悟史を更に困らせる。
「さっきも言ったのです。ずっとずっと、見ていましたのですから」
 梨花の方を見やる羽入の目が告げる。知っているでしょう?と。
 梨花は万感を込めて瞼を伏せるけれど、悟史はそんな事を知る由もない。何がどうしてこうなっているのか把握できない
まま、絶え間なく続く羽入の攻めにひたすら耐える。
「にーにー……苦しいんですの? 羽入さん、にーにーを苦しめるのはやめて下さいまし!」
 いくら純真な沙都子といえど、羽入と悟史が今している行為が何なのか全く理解できないわけではない。それでもそんな
兄の必死な様子を見かねて、気丈に口を出す。
「あう、違うのですよ、沙都子。悟史は……とっても気持ちいいのです」
 対して羽入は、場違いなほど満面の笑顔を浮かべて恥ずかしい事実を口にした。
「羽入ちゃ……や、やめ……」
「ななっ、何をおっしゃいますの羽入さん! ふ、不潔ですわぁー!?」
 よく似た面影を持つ表情を羞恥で朱に染めながら、悟史と沙都子は口々に抗議する。
「でも僕は悟史に悦んでもらえて、とても嬉しいのですよ?」
 羽入の声と表情があまりに明るくて、兄妹たちも梨花も反論の言葉を忘れてしまう。
「辛い、悲しい、嫌な事、色んなものを忘れられるくらい、気持ちよくなるのです。気持ちよくて、あったかくなるのです」
 ―何も恥ずかしくも、汚らわしくもないのですよ。

389:秘密_C・4/9
08/05/07 21:04:03 ZB7jTpZ9
 微笑んだ羽入は、とても少女とは思えないほど艶然としていて、幼い響きを持つ声もまた、有無を言わさぬ柔らかい重み
をもって思考の奥まで潜り込む。
 そうなのかも、しれない。そんな考えが三人の頭をよぎって、徐々に染み込んでいく。
 不意に、悟史の下半身と羽入の手元を覆い隠したシーツが激しく揺れる。羽入の手が、大きく上下に動いているのだ。
「っく……! う、あ……羽入、ちゃ……!」
 制止を懇願する悟史の途切れ途切れの声。
 羽入の熱っぽく潤んだ眼。
 焦点のぼやけ始めた兄の面差し、同級生の―女の、顔。
 それら全てが、思考を溶かす霧のようなものを醸し出し、辺りを支配していくような気がする。
 沙都子は二人の姿を交互に見つめて息を呑む。身体のどこかで何かがチリチリと音を立てている。火で炙られているよう
に、心のどこかが赤く焼け始める。兄の様子は依然として苦しそうなのだけど、気持ち良さそうに、見えなくも、ない。
 こくん、と沙都子の細い喉が小さく鳴った。
「もう、わかったから! そういうことは誰にも見つからない場所でやって頂戴よ! あんた、私はまだしも、沙都子を
幾つだと思ってるのよ!?」
 大切な親友が何かに目覚めるのを阻止するかのようなタイミングで、今まで場の雰囲気に呑まれていた梨花が我に返る。
「忘れるのよ……じゃない。忘れるのですよ、沙都子。何も見なかったことにして、寝ちゃいましょうなのです!」
 あぅあぅと言い淀む羽入を尻目に梨花は沙都子の手を取るが、彼女の小さな腕は彫像のようにびくともしない。
「……沙都子?」
 不安そうな梨花の声と視線を感じながら、沙都子もまた戸惑っている。
 梨花の言う通り、今すぐこの異常な光景に背を向けて、兄の部屋を立ち去ってしまいたい。そうした方が兄にとっても
いいのだろう。でも、いや、しかし……
「ごめんなさいなのです。僕のにんしきがあまかったのです」
 迷い続ける沙都子の傍らで、梨花に叱責された羽入が肩をすくめる。
「やっぱり、いくら悟史のためとはいえ、こういうことは、僕以外の誰にも出来ないことなのでしょうし……」
「そっ……それは聞き捨てなりませんわ!」
 悟史のため。誰にも出来ない。という沙都子の琴線に触れる言葉が、燻っていた彼女の心に火をつけた。
 羽入は純粋に謝罪したつもりだったのだろうが、逆効果。
「こら沙都子落ち着くのよ、あなたはこんなこと、知らなくていいのです! 羽入も余計なこと言わない!」
 慌てるあまり白黒入り混じった梨花の発言もまた逆効果だった。子供扱いされる事を嫌う沙都子はますます意地になる。
「馬鹿にしないで下さいましっ。に、にーにーのために私が出来ないことなんて、何もありませんのでございますわぁ!」
 他人に出来て自分に出来ない事などあるものか、と顔を真っ赤にしながら高々と宣言し、兄に向かって突進する沙都子。
 今までずっと、自分の分の苦しみを背負ってきた兄。自分が弱くて堪え性が無かったばかりに負担を強いてしまった兄。
 ようやく帰ってきてくれた愛する兄のためになることならば、自分は何だって出来る。その一念が彼女を突き動かす。
「―ってそういう問題じゃないからあぁ!?」
 悟史の真っ当な指摘は妹に届かなかった。
 沙都子は勢いよくシーツをめくり上げ、羽入の手から、兄の、その……いわゆるオットセイ☆を奪い取る。
 幼い掌の中にあるソレの、生々しい体温の熱、どくどくと脈打つ感触、浮かび上がる血管の淀んだ青色、そして初めて
目の当たりにする造形。
 …………これは……これが、にーにーの……
 真っ白に硬直する沙都子の脳天に、ずどん、とキノコ雲が立ち上る。その不吉な形状はブロッコリーを彷彿とした。いや、
カリフラワーかもしれないが。全くもって本当にどうでもいい。
「沙都子、いけない。こんなことは、駄目なんだよ……! 早く離れるんだ、いい子だから」
 ……ああまた兄が心配そうにしている、と沙都子は頭を振って硬直と混乱を振り払い、怖気づいた自分を叱咤する。
 落ち着くんだ、うろたえている場合ではない。兄のためならば何でも出来るとさっき考えたばかりではないか。
「……だって、にーにーは、その……悦んでいて、気持ちいいのでございましょう? 私にだって、お手伝いはできまし
てよ。馬鹿で忍耐を知らずに、にーにーに迷惑をかけてばかりだった、昔の私とは違うんですの!」

390:秘密_C・5/9
08/05/07 21:04:36 ZB7jTpZ9
「さ、沙都子が、気にすることはないんだってばっ……!」
 他にも色々と―それはもう色々と言いたいことはあったが、悟史の口から咄嗟に出たのはその一言だった。
「僕は……迷惑とか、負担とか……そんなこと、全然、思ってないから……!」
「嘘ですわっ」
 一刀の下に切り捨てられて、悟史はぐっと言葉を詰まらせる。ずきりと心臓を掴まれたような痛みが走る。
 断言した沙都子に気圧された―わけでは、なかった。本心の中に見え隠れする、偽りに。
「たとえ本当に、にーにーがそう思って下さっていたとしても……この私自身が納得しないんですの」
 確か、羽入さんは、こんな風に……
 悟史の葛藤を知ってか知らずか。沙都子はぎこちない手つきで、握りしめた手を上下に動かし始める。
 どくんと別の生き物のように跳ね、熱く膨れた頭の部分に掌が触れ、その根元のくびれた場所でずるりと何かが滑る。
先端から滲み出る液体が指に絡む。その度に少女の手が戸惑いに震えるが、彼女は屹立したそれを離そうとはしない。
 固く立ち上がって敏感になったものを、小さく柔らかな指と掌が撫でるように這いずり回る。おっかなびっくり、と
いった動きが、くすぐるような、もどかしい、じれったい、微量の電流が走るみたいな快感を生み出す。
「私、大人になるんですもの……絶対、にーにーを満足させてみせますわ……!」
 だからどこで満足なんて語彙を仕入れてくるのか。この少女たちを小一時間問い詰めるべきなのだろうか。悟史はむず
痒さに似た快楽から逃避するように、愚にもつかぬことを考える。
 そうして逃避する兄の態度が気に入らない沙都子は、攻めを強めようとするが、当然、性の経験などありはしない彼女
には、快楽を引き出そうとする以前に何をどう弄り、どう動かすのか皆目見当もつかない。馴染みのない肉棒の熱や体液
の感触に対する恐れと焦りも手伝って、手の動きが余計にぎこちなくなっていく。
「ふ、ふわああぁ……」
 沙都子の瞳に涙が浮かぶ。躍起になって分身を弄り続けながら、ぐすぐすと泣き声を零し始める妹を慰めるべく、悟史
は思わず現状を忘れ、半ば脊椎反射の如く彼女の頭に手を伸ばす。
 が、するりと猫を思わせる動作で沙都子の隣に滑り込む梨花の身体に遮られ、悟史は手を止める。
「……みぃ。沙都子、ボクも協力しますのです」
 この異常な状況もどうかと思ってはいたが、梨花もまた、沙都子の涙を見るのは何より嫌だった。
 彼女は気だるげな短い溜め息をつくと、自らの艶やかな黒髪を一房手にして、あろうことか、じっと耐え忍ぶように
小さく脈打ちながら震える悟史のものに巻きつける。
 兄妹は呼吸も忘れてその様子に目を奪われた。
「わかるですか? 沙都子。いつも触っているボクの髪なのです。少しは怖くなくなるはずです」
 沙都子の手が、更に小さな梨花の手に掴まれて、改めて黒髪に包まれた悟史の分身へと導かれる。
 お風呂上りにバスタオルで互いの髪を拭き合ったり、朝の身支度の際に櫛で整えたりと、共に生活する中で幾度となく
触れた親友の髪。微かな風にもさらさらと流れるように揺れる真っ直ぐで綺麗な髪の毛を見て、沙都子はふわふわと癖の
ある自らのそれと比べては羨ましく思ったものだった。
 その、梨花の、梨花の美しい黒髪が……
 沙都子は茫然とした、どこか恍惚とした表情で、それを握る手にそっと力を込める。
 生まれて初めて経験する兄の熱と、憧れつつも馴染んだ親友の毛髪の滑らかさが混じり合った、背徳的な手触りだった。
 梨花は、ゾクゾクとした高揚が己の背筋を駆けあがっていくのを感じていた。毛髪に神経が走っているわけでもないのに、
自分の身体に沙都子と悟史の体温が伝わってきていると錯覚してしまう。
 梨花のサラサラした髪と、同じく梨花とそして沙都子の柔らかな幼い掌が重なり合って、屹立した悟史のものを扱く。
「り、梨花ちゃ……君まで、何を……!」
 悟史はもはや抵抗する気力体力どころか、制止を呼びかける言葉さえ満足に出てこない。
 二人の手が動く度に、自身の表面に絹糸のような毛髪が擦り込まれ、傘状の先端を擦り、皮の隙間に潜り込んでと、特に
敏感な部分を的確に責め立てられて、骨まで砕けるような快感が与えられ、その代償に全身の力を奪い取られ―そして、
下腹部に溜まった劣情が刺激される。
「や……やめっ……!」
 悟史は固く目を瞑り、煩悩を追い出さんとばかりに激しく頭を左右に振る。あるいは後頭部を壁に擦りつけた。
 全てを投げ打ってでも守り抜こうとした幼い妹と、妹をずっと癒してくれたその親友の少女に、ソレをぶちまけるなんて
ことは間違ってもあってはならない。

391:秘密_C・6/9
08/05/07 21:05:02 ZB7jTpZ9
 あってはならないと、思っているのに……!
 こんなのはおかしい、絶対に駄目だ、沙都子は大切な妹で、梨花は妹の友でクラスメイト、二人とも年端も行かぬ少女で
―悟史は擦り切れて崩れ落ちそうな理性を限界まで奮い立たせ、膨れ上がって溢れそうな劣情に様々な言葉で蓋をする。
「平気ですのよ? にーにー。にーにーに関わることで、わたくしが嫌いなものなんて、ありませんの」
「……仕方ないわね。付き合ってあげるわ」
 二人の言は悟史の耳に届かない。
 悟史の意志さえも押しのけるように、先端から溢れて滴り落ちる先走り液が、懸命に擦り上げる沙都子の小さな指や、
巻きつけられた梨花の黒髪を容赦なく汚していく。
 女性の命とも称される髪が、男性の象徴そのものたる存在を包み、その分泌物に塗れている。
 悟史だから―沙都子を守るために百年休まずに戦い続けた悟史だから、梨花の許しを得られるのだ。もしこれが……
彼女の大切な少女の手が触れていて、彼女の自慢の髪を汚しているのが他の男のモノだったなら、祭具殿から鎌を持ち出し
て、根元から切り落としてやりたい衝動に駆られていただろう。梨花にはその自信があった。
 沙都子の柔らかな掌が髪の束ごと竿を揉みこむ。梨花の指先が先走りを含んで固まった髪の毛を先端に擦りつける。
 じゅくじゅくと淫猥で粘着質な音が室内に響いていた。
「うあ、あ、あぁ……!」
 激しい快感と苦悶に追い詰められて、悟史の口から悲痛な声が漏れる。少女の掌が、指が、髪が、悟史の男性に絡みつ
いて握り締めて擦り上げて、理性と倫理と忍耐をボロボロに溶かしていく。
 駄目だこんなの、おかしい、ああどうして、駄目だって、駄目だって言ってるのに―
「―ッ……!!」
 我慢に我慢を重ねた果てに、声にならない叫びをあげて、悟史は決壊する。
 二人の手の中で彼の分身がビクンと大きく脈打つ。大きく後方に反った背中と後頭部が、衝撃と共にまともに壁とぶつ
かるが、痛みを認識する余裕はなかった。
 それでも悟史は僅かに残った気力と理性を掻き集め、蓋が弾け飛ぶように先端から飛び出した白濁から沙都子と梨花を
守るために、己の先端へと手を伸ばす。
 最初に感じたのは熱さだった。遅れて、ゼリー状に固まった塊のぬるっとした不快な粘りが掌に飛び散る。
 それでも、彼の手指をすり抜けた飛沫が、二人の無垢な頬を汚してしまう。
「あ……何てこと……!」
 悟史は慌てて彼女らの顔を汚すものを拭きとろうと手を伸ばそうとするが、今現在最も白濁に汚れている自分の手で
それを実行したら惨事が広がるだけだ。そもそもまだ放出が終わっていないため動くことが出来ない。
「あぅあぅ。とっても気持ちよかったという証拠なのです。二人とも、よく頑張ったのですよ」
 羽入が沙都子の頬についた白濁を指で掬い取り、赤い舌で舐めとって微笑んだ。無邪気とも妖艶ともいえる顔だった。
「ふわぁ……熱いの……にーにーの、凄いですの……あぁ、梨花ぁ、羽入さ……私、やり遂げましたの、ね……」
 支離滅裂なうわ言を零しながら、精液の熱さと匂い、達成感と未知の感覚に溺れる沙都子の意識が闇に沈む。
 糸が切れた人形のようにくたくたと脱力する沙都子の体を、梨花がしっかりと抱きとめた。
「沙都子は梨花に任せて大丈夫なのです。あう……悟史はまだ、物足りなさそうなのですね」
 愉しそうな羽入の言葉に、カッと悟史の頭に血流が昇っていく。
 彼女の言うとおり。不本意の内に発射され、目の前にいる二人にかかってはいけないと、これ以上ないほどの快楽に
抗い、抑えていた欲望の塊がまだ下腹部に残っているような感覚はしていた。
「言ったはずですよ。恥ずかしがることなどないのです。僕が……今すぐ、楽にしてあげるのです」
 何も言うことができずに俯く悟史に対する羽入は、あくまで優しい。
 ズボンを脱いで、パジャマの上着だけになった彼女は、いつの間にか再び悟史の上に跨っている。
 硬さを残した悟史の分身と羽入の入り口が触れ合い、くちゅっと粘性のある音を立てた。
 ―まさか。
 この期に及んで止めようとする悟史が口を開く前に、その手を振り切って、羽入は慣れた動作で竿を掴み、それにあて
がうようにして腰を落とす。
 華奢な指先が肉棒を擦り、充分に潤った柔らかく熱い羽入のそこが、悟史の先端をぬぷりと包み込む。
 それを受けて高度を増すモノを、彼女は一気に咥えこんだ。


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