君に届けでエロパロat EROPARO
君に届けでエロパロ - 暇つぶし2ch779:名無しさん@ピンキー
09/01/19 20:48:13 yEPOef7V
スレ汚しごめん。。。
丁寧に書こうとしたら20レスこえちゃうね・・

なんとなく龍ちづの話も入れたくて、ちょっと脱線させたけど
書いてしまった

残りは風梅の場面に戻って、同窓会、爽風2年ぶりの再会、とかに
するつもりなんですが
要望あったらおねがいします!
こんなエロ入れて、とか

最後に、この風梅が長くなってしまってほんと申し訳ない。

780:名無しさん@ピンキー
09/01/19 20:50:18 U/SoJnsP
>>758
乙です
夜勤もお疲れ様です

夜勤明けさん、今までにも何度か投下してくれてましたよね?
多分これかなぁ・・・ってやつ、全部好きで何回も読み返してます
ヤン早万歳\(^o^)/

781:名無しさん@ピンキー
09/01/19 20:54:21 KZkQuxaK
ラブラブな爽健を見て、
荒れ狂う風×慰め受け入れる梅
見たい…

782:名無しさん@ピンキー
09/01/19 20:56:20 eewVMNw+
>>779
GJ!!
変わってしまった風早がせつねぇ…
やっぱ風梅だから風爽endではないよな…
しかし風は爽じゃないとダメな気ガス…
とにかく続き期待してます!!

783:名無しさん@ピンキー
09/01/19 21:02:11 fZWPQy4X
あたしも風を元気にするのは爽じゃなけゃできないと思う。
でも、梅がどう動くかも気になるから頑張って下さい

784:名無しさん@ピンキー
09/01/19 21:05:30 U/SoJnsP
>>779
乙です

自分も正当カプ以外はどうしても違和感感じてしまう方ですが、
荒れる風の描写がすごくイイ(・∀・)!!です

785:名無しさん@ピンキー
09/01/19 21:11:23 5GmX5jEw
>>779

丁寧に書かれているので切なさも一入です
切ない風爽が好きだけど、この話だったら風梅もアリアリだぁ
ただ風が爽自身に思いをちゃんと殺してもらえますように
風の傷が癒えますように…祈ってます

786:名無しさん@ピンキー
09/01/19 21:31:00 Tu5smLoo
てすてす

787:名無しさん@ピンキー
09/01/19 21:55:54 Tu5smLoo
容量が残り少なくて気になって眠れなくなりそうなので
次スレ立てたよ
ここが埋まったらつかってね
君に届けでエロパロ★2
スレリンク(eroparo板)

788:名無しさん@ピンキー
09/01/19 22:10:15 KZkQuxaK
>>779
爽子を思い出しながら、他の女を抱く風早…
思わず「爽子…」と名前間違えてしまう風早。

こんな展開見てみたい。

789:名無しさん@ピンキー
09/01/19 22:47:45 ydmjEAFi
>>779
GJです!
続きキニナル!
あと…ケン爽ストーリーも読みたい


790:名無しさん@ピンキー
09/01/19 23:34:24 /ECuMaIg
>>779
おもしろかった!
丁寧だからむしろいいと思った。

風爽へ思いをはせるちづに、龍が「終わらない関係もある」っていったのがすごくせつなかったな~。
あと荒れた風早とは対照的に、ケントと幸せになっている爽子がなんとも…

十分楽しませてもらってるので、要望はとくに。。
続き待ってます!

791:名無しさん@ピンキー
09/01/20 00:40:16 LGtYc4HX
いやいや!!!丁寧でいいよ~!!!
もうGJGJGJGJ!!!!!

長くなってもいい~!っていうか長くなってほしい~!!!

792:名無しさん@ピンキー
09/01/20 00:54:28 LGtYc4HX
>>788

同じく~。
他の女を抱きながら「爽子・・・」って呼ぶ・・・せつない。
見たい・・・。

793:風梅19
09/01/20 02:52:36 71//d07W
みなさんレスくれてありがとうございます!
でもやっぱりCFYと似ちゃう場面がある・・・
みなさんの要望、ちょこちょこ入れていきまつ!
ありがとでした!

以下・続き

「俺が泣かしてるみたいじゃんか」
風早はわざと明るく言う。
そして、にっこりと笑ってみせた。
「久々だね。胡桃沢。東京出てきてたんだ?」

梅ははっと我に返って、溢れていた涙を小さな手でぐいっと拭った。
「・・…風早」

梅は改めて風早を見上げた。
自然な色だった黒髪は、明るい栗色に染められていて、
高校の時も締まっていた身体つきであったが、今はそれよりも少し痩せているようだった。
人懐っこそうな雰囲気や優しそうな面影は変わっていないように見える。
しかし、梅はそのなかで明らかな違和感を感じた。

今目の前にいる青年は、自分が知っている男の子ではない。
そんな思いが拭えなかった。
風早なのに、風早じゃない。

当時の風早と明らかに違うもの。
風早が失ってしまったもの。




その瞳に、光は、ない。




梅が黙っていると風早は梅に歩み寄った。
その時、梅はドクンッと自分の心臓が跳ねるのが分かった。
風早の、ごつごつしていて細い指が、梅の目に残っていた涙を拭ったのだ。
顔を覗き込むように風早が優しく微笑む。
梅は思わず顔が赤くなった。
風早はそれに気付いているのかいないのか、今度は頬全体を撫でる。
「…胡桃沢、ほっぺあったかいね」

優しい口調。
優しい笑顔。
なのにわたしを見るその瞳は、冷たい。

梅は思わず下を向いた。その瞳から目を逸らすために。
「・・…風早、彼女いるのにこんなことしちゃだめじゃん」
風早から離れ、梅は平静を装った。
ふは、と、風早は梅から視線をいったん落とし、嘲笑した。
「彼女なんかいらないよ、俺は」
「え?」



「俺だけのものにならない女なんて、欲しくも無い」
そう言い放った彼の瞳は、鋭く、更に冷たく、梅を捕えた。

794:風梅20
09/01/20 03:31:41 71//d07W

――ゾク


梅は、その瞬間本気でこの目の前の男に恐怖心を感じた。
そして、同時に深く暗い悲しみが、梅の心を驚くべき速さで侵食する。

梅の胸は強く強く締め付けられた。

あの太陽のような優しい笑顔は?
真っ直ぐにただただ誰かを想えていた気持ちは?

彼は、この2年間、1歩たりとも前に進むことが出来なかったんだ。

光ある未来を、彼は見つけられていない。
むしろ闇が、彼をどんどん奥深くへと飲み込んでいった。
深く、深く。更に深く。
戻る道すら彼は見つけられなかった。
気付いたときにはもう、彼の光は闇に奪われていたから。



「ほら、彼女なんていなくても女の子とは遊べるしね」
彼は笑う。



「・・・・・・かぜはや・・・・」

弱弱しいかすれた声が、梅からこぼれる。
「結構もてんだよねおれぇ。高校んときも色んな子と遊んでたらよかったなーって、ちょっと後悔・・・」

「風早!!」
思わず梅が大声をあげる。

「・・・・・・はい。何?」
相変わらずの乾いた笑顔。
その笑顔に、もはや梅は何の魅力も感じなかった。
梅は、彼を強く見上げた。

「……無理なんだよ」
梅の震える瞳には、再び涙が溜まっていた。
「そんなふうにいくら自分を傷つけたって、爽子ちゃんは戻ってこないんだよ!!」

ドクンッ
風早の表情がゆがんだ。
光こそないが、その瞳には明らかにさっきまではなかった色が見られる。
彼のその様子は、馴染みある時の風早を梅に一瞬見せた。

しかし、すぐにその様子はさっきまでの彼に取って代わる。
「…なに言い出すかと思ったら。いま爽子は関係ないじゃん」


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