08/10/26 05:12:15 O/5nVjLd
そして今日も私は彼に貫かれ、快楽に囚われる、
このまま彼の生涯ずっと…彼だけの奴隷になるの。
「エンディング…ハクア雌奴隷エンドだな」
「はい、私の御主人様…」
こうして私は堕ちた…永延に…
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「んっなぁ!!?」
な…何、今の夢は!?まだ真夜中だというのに、
私はあまりの衝撃的な内容に目を覚まされてしまったの。
そう夢…さっき見てたのは全部夢、現実なんかじゃないわよ!
あぁ…でも夢って直ぐに忘れてしまうのに、まだ鮮明に覚えてる、
なんて破廉恥な…変態的な夢を見てるのよ!
もしかして…たまたま拾ったあの地上のエッチな雑誌が原因?
駆け魂を捕まえる為の参考にと、心のスキマを埋める参考になればと、
読んだのが間違いだったかしら…だけど、な…なんで!?
夢に出てきたのがあの人間って…な、なんであいつなんかに好き放題されて喜ぶの!
夢の中とはいえ、かなり屈辱的だわ、まだ夢の余韻で胸がドキドキしてる…
身体も火照っているみたいで、おかげで夜風が気持ちいいし…
ジュンッ…
「!えっ…これって」
そして落ち着いたところで気付くの…自分の股間の異常を、
これって濡れてる?あんな悪夢で…
嘘…こんなにもたくさん、んっ…それに疼いてるし…
あの人間の男との淫夢を見ただけで…んっ!
「ゆ、許さない…上級悪魔である私を夢とはいえ辱めるなんて!」
とにかく責任とって、あいつには何かしてもらわなきゃいけないわ。
それも今すぐに…そうしないと、この腹立たしさが収まらないもの!
そうだ…私の任務にも協力してもらうなんてどうだろ、
べ…別にあいつと一緒に居たいとは思ってないから。
会う口実を無理矢理に作ってるわけじゃないからね!
でもこんな状態で、アイツに会って…大丈夫かしら?
ふとそんな考えもしたけれど、もう身体はとっくに空を舞って、
アイツの家へ向かってたの、そう…桂木桂馬の居所に。
そして、あんな風になるなんて今は…
ちょっとした予感でしか感じて無かったわ…はぁ。
【おわり】