【神のみぞ】若木民喜作品総合【アルバ】at EROPARO
【神のみぞ】若木民喜作品総合【アルバ】 - 暇つぶし2ch433:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/13 05:53:00 S5Y4jcmL
「はぁはぁ…危なかった、でも…私…何て事を!」
さっきまでの信じられない様な自分の行動に、
夜空の下で一人になった今更になって、
もう死んでしまうくらいの恥ずかしさを実感していた、
あぁぁ~~もぉぉぉ!!何処にこのモヤモヤをぶつけたらいいの!
くらくらするくらいに、私は自己嫌悪していたわ…
うう…、あ…あんな破廉恥というか、あんな事やこんな事まで…しちゃったなんて!
今度も夢だと思いたかったけれども、ほら今も…んっ、
まだ下腹部に余韻が残ってるし、お腹の中に感じる熱さが…
こんなにも満ちて感じてるし、はぁ…この感覚があれは夢じゃなくて現実にあった事だと、
もうイヤでも私に認識させていたの。
そしてまた思い出す…さっきまでの出来事、もしかしてあのまま邪魔が入らなかったら、
私…あの人間にあの言葉を…服従の言葉を口にしてたんじゃ。
ドックン…それを想像して胸が高鳴った、うぅ…何でこんな事になっちゃったのよ!
「あ、あの夢が悪いのよ!そうよ、そうじゃなきゃ…誰があんな人間なんかと…」
あれがきっかけだったのは確かね、まぁ…あの夢までは過激じゃなかったけれど、
でも…結果的に一線を越えてしまったもの、
まさかオチまで同じにならないでしょうね?なんか不安…はぁ。
そうやって心配しつつ、私はお腹を摩って…思い出して、
またポッと火照りつつ胸がドキドキしてたわ、
これはもう今夜は胸の高鳴りはしばらく収まらないかも。
「はぁ…人間なんかに、あんな奴に…上級悪魔の私が抱かれてしまうなんて、悔しい…」
でも一番悔しいのは…どうしてこんなにも、こんなにも…
すっきりして幸せな気持ちが残ってるのって事よ!
「確かに気持ちよかったけど…うぅ、やっぱり悔しい!!気の迷い…そう気の迷いよ絶対!」

きっと私はまだこの時は認めきれてなったのだと思う、
そう…もうとっくに自分が、あいつに攻略されてた…堕とされてる事実に。
だからこの後、何度も気の迷いを繰り返すのだけど…それはまた別の話。

今はただあいつの事だけを考えていた…この身体を火照らせて。

【おわり】

434:名無しさん@ピンキー
08/10/13 07:37:13 I1GEmbwL
>>425ー433
ありがろん

435:名無しさん@ピンキー
08/10/13 09:03:28 tNlvpYKQ
>>426-433
GJ! おっきしたw

436:名無しさん@ピンキー
08/10/13 10:21:26 sN7fH8ok
>>425
GJ


でも本当に神様をハクアがパートナーにするって展開はありそうだなぁ

437:名無しさん@ピンキー
08/10/13 10:52:17 m0WD1hT8
GJ!!
ハクアはこれから毎晩日参で夜這に来るんですね

438:名無しさん@ピンキー
08/10/13 15:27:24 9dCQ+vC1
>>425
GJ!
ぜひ前編も投下して欲しい

439:名無しさん@ピンキー
08/10/13 21:05:31 sN7fH8ok
前編ってあれだろ、強力な力を得た駆け魂の触手攻撃でハクアがピンチな所を
神様が間一髪で助けてそのままよくわからん力で駆け魂を封印するってやつだろ

来週のサンデーはそんな展開にならないかなぁ
R15クラスの展開来ないかなぁ

440:名無しさん@ピンキー
08/10/14 08:19:21 7eIiM9Pt
>>433
ありがとうございます。
このスレはまだ戦える!

441:名無しさん@ピンキー
08/10/15 17:50:35 IWNYrn+F
今週の話で、巨大駆け魂に操られた生徒らに集団輪姦される悪魔っ子達というネタを受信したのは俺だけか?

442:名無しさん@ピンキー
08/10/15 19:56:59 esMb38rX
久々の嫉妬エルシィ

443:名無しさん@ピンキー
08/10/18 14:34:45 GwarjqKU
ROCO氏はまた一人女を孕ませましたとさw

444:名無しさん@ピンキー
08/10/19 00:51:46 ZMCwcc7J
単行本の後日談いいなあ……
もう後日談だけで一冊描いてほしいくらいだ

445:名無しさん@ピンキー
08/10/19 01:11:11 tyv/T2gV
一冊とはいわないが、
番外編は欲しい所
4コマじゃ補完しきれない・・

446:名無しさん@ピンキー
08/10/19 02:20:26 +cjAxZ3a
絶チルみたいに本編と並行して番外四コマも連載して欲しいな。

447:ザイン
08/10/19 23:27:16 HRpPd6w+
えーと、単行本しか読んでいない者なんですが、投下してもよろしいでしょうか?

448:名無しさん@ピンキー
08/10/19 23:40:07 pLAJGMSo
>>447
思う様思いのたけをぶつけてくれ。
できれば栞が望ましい…すまん私情が入った

449:名無しさん@ピンキー
08/10/19 23:52:54 UwqR6bFu
>>447
特に問題はないかと>>単行本のみ
448ではないが、俺はLCを所望する

450:ザイン
08/10/20 01:10:00 CXJMEf7w
では投下させてもらいます。慣れてないので多少寛大な心でお願いします。

>>448>>449
栞でもエルシィでもなく歩美で申し訳ないっす。

451:ザイン
08/10/20 01:10:51 CXJMEf7w
 

 ~ Remember LOVE ~


「はぁ……」
 ベッドの上で寝転び、天井を見上げる少女 -高原歩美- は、もはや何度目かわから
ぬ回数のため息の後、机の上に視線を移す。
「……なーんか最近……なんていうか、イマイチすっきりしないんだよねぇ……大会では
勝てたし、タイムも伸びてるし、別に不満なんか無いはずなんだけどなぁ……」
 はぁ、とさらに一つため息を付くと、歩美は机の上に視線を移す。

 - 机の上 - の鞄……その横に置かれたピンク色の袋。

「……どうしてかな……胸……なんか苦しい……」

 ごろん、と落ちる勢いでベッドから降りると、歩美は机に歩み寄り、袋に手をかける。
 しゅるりと紐を解き、袋の中を覗きこむと、中にはまださほど使い込んでいない陸上用
のスパイクシューズ。

「……やっぱり……なんでこれが私の手元にあったのかも関係してるのかなぁ……」

 見覚えのない、シューズ。
 大会の前日。なぜか夜の学校のグラウンドでたたずんでいた歩美が持っていたシューズ。
 誰のものかもわからないそれを歩美はなぜか手放す気になれず、そのまま持ち帰り、そ
して普通で考えればありえないことに、慣らし込みもしないまま着用して大会に挑んだ。
 結果は見事に優勝。それ以降、片時も離さず持ち歩いている。

 どうしても、どうしても手放すことができずに。

 普通の「新しい物を使用した時の高揚感」とは明らかに異なる何かがこのシューズから
は感じ取れる。
 歩美がそう思い始めたのは、大会で優勝したその日の夜のことだった……


 - * - * - * -


「ん~~~~~っ! 私優勝しちゃったよぉ~~~~~~っ! 信じられな~~~いっ!」

 パジャマ姿でベッドに寝転んだ歩美が、両手でスパイクシューズを高々と掲げ、未だ冷
めやらぬ興奮に酔いしれている。
「以外と君のおかげだったりするのかなぁ、もしかして君って幸運の靴とかだったりする?
 ってー! あははっ! そーんなわけないかぁ! あーははははーーっ!」
 答えるはずのないシューズ相手にそんな馬鹿な問答をしながら、それでも大会前日の夜
に突然現れた謎のシューズ。もしかたら、などという考えも浮かんでしまう。

「でーも、ホント、誰がくれたのかなぁ、これ。お礼しないといけないよねぇ。普通履き
慣らしもしないシューズで大会なんて自殺行為もいいとこなのに、まさか優勝だなんて……」

 ごろんと横向きになると、歩美は一瞬ためらった後、シューズを枕の横に置いた。
 一瞬のためらいは、履物を枕元に置くことに対する抵抗だったが、別段土のグラウンド
で使用したわけではないし、それに何より(多分)幸運のシューズだ、身近に置いてバチ
は当たらないだろう。

452:ザイン
08/10/20 01:11:57 CXJMEf7w
「んふふ~……ん~……」
 すりすりとシューズに頬擦りすると、お礼のようにシューズのつま先にキスを一つ。
「あれ?……」

 違和感。

 歩美の右手が不意に口元に伸び、人差し指と中指でそっと唇をなぞる。
「……キス、って……こんな固いものだったっけ?……」

 対象がシューズなのだからその感触は当然のものである、だがしかし、
 『歩美の持つ記憶』の中のキスと何かが違うことに気付き、記憶の中からそれを呼び起
こそうとした瞬間。不意に歩美の上体が跳ね起きる。

「……私……なんでキスの感触なんか知ってるの?」

 キスの経験などない……はずである。
 なのに、なぜ自分はキスの感触に違和感を感じたのか、歩美は視線をシューズに移し、
呆然とそれを眺める。

「したことないのに……でも…………あの時のキスはすごく温かかった……ちょっとだけ、
乾いてるみたいな感じで、でもすごく温かかった……温かくて、熱くて、優しくて、すご
く気持ちよくて……」

 視線を正面に戻し、まばたき一つ。

「なんで……私、そんなこと知ってるの?……あの時、って……何?」
 自分の口から出た言葉の意図が掴めず、歩美はただ部屋の中に視線をさ迷わせる。
 そして今一度、唇に触れる。

 まず指先の冷たさが唇に伝わる。
 そして時間差をおいて、唇の温もりと自らの吐息が指先に伝わる。
(ううん、違う、こんなんじゃない、もっともっと温かかったよ……あの時は……)

 唇から離した指先に、歩美は視線を移す。
 近い距離に、自分の指紋の形までもがはっきり見て取れる。

 頬に朱が差し、その高揚感に歩美は両手で頬を覆う。
 手のひらで一瞬だけ温度は下がるものの、その程度で収まるはずも無く、火照りはます
ます歩美の頬を焼く。
 どうにもならないと悟った歩美は両手を頬から離し、その片手で、シューズを見もせず
に探る。
 指先のコツンとした感触に、歩美はシューズを掴むと眼前にかざす。

 目を閉じ、シューズを胸に抱く。

(誰……なんだろ…………私、誰と……キスなんか……)

 顔が、頬が熱い。
 その熱がじわりじわりと他の部分へと伝わっていく。
 シューズに押しつぶされている胸へ、そして下腹の一点へと。
 普段聞こえるはずのない鼓動が速く、大きく、頭の中に響いてくる。
 
「…………んっ……」

 下腹の熱に、思わず歩美の太ももに力が入る。
 頬の朱は顔全体に広がり、吐息が熱を持ち始める。

453:ザイン
08/10/20 01:12:56 CXJMEf7w
 歩美は袋に入れたままのスパイクのつま先の部分を -スパイクピンで肌を傷つけぬよ
う注意しながら- パジャマ越しに胸の先端付近に押し付け、円を描くように刺激しはじ
める。

「……はぁ、ぁ……」

 ぴりぴりと、まだ起立していない乳首から電気に似た刺激が走る。
「ん、くっ……んあぁぁっ……」
 乳首がむくむくと隆起するに比例し、歩美の手の動きが早くなり、びくびくと上体が振
るえ始める。
「んぁっ、はぁっ!」
 びくんと大きく一度身体を痙攣させ、スパイクを持ったまま歩美はどさりとベッドに倒
れ込む。
 右手でもどかしくパジャマのボタンを上から外し始め、-左手はしっかりとシューズを
握ったまま- ようやく一番下までボタンを外し終えた歩美は、左手に持つスパイクに視
線を移し、それを自分の頭の横にそっと置いた。

 自由になった両手でパジャマの前をはだけると、歩美は寝転んだまま僅かに頭を起こし、
外気に晒された2つの乳房を見下ろす。
 発育途中の、それでも手のひらには余る大きさのそれが、ふるんと震えるのを確認した
歩美は、ゆっくりと左手を左の胸に移す。

 ふわ、と、乳房の下から抱え上げるように胸を包み込み、やわやわと揉み始めると、す
ぐに歩美の喉の奥から艶声が漏れ出す。
「んはぁぁっ、ふっ、んぁっ、んふっ……」
 胸の先端には触れず、あえて右手も使わず、左胸「だけ」を歩美は揉み続ける。わざと
単調な動きで。
 ゆっくりゆっくりと手を動かすにつれ、時折ひくんひくんと上体が振るえ、触れられて
いない右胸が小さくふるふると揺れる。
 触れられていない乳首や右胸や股間がどんどん熱を帯び、右手でそれらを一気に攻めた
い衝動を必死に抑え、歩美は自分を昂ぶらせるだけ昂ぶらせる。

「はんんんんんんっっ! だめっ! もだめっ! もうだめえぇぇぇっ!」

 焦らすだけ焦らし、耐えるだけ耐えてから、歩美は一気に両手の親指と人差し指でそれ
ぞれ左右の乳首を捻り上げる。

「んぐっっ! はぁぁあぁぁぁぁぁっ!」

 押さえ込まれるだけ押さえ込まれた快感が、一気に歩美の脳に雪崩れ込む。
 乳首に引っ張られるかのように、全身がびくんと振るえ、乳首だけで軽い絶頂を迎えた
歩美は、そのまま休まず、右手をパジャマの、そしてその下の下着の中に滑り込ませる。

「んはぁっ……熱いよぉ……もおっ、こんなになっ、んぅっ!」

 大陰唇を割っただけで、ぬるりとした液体がこぼれ出し、たちまち歩美の右手の指に絡
みつく。そのまま勢いでちゅぷりと音を立て、中指の第一関節が、秘唇の中に潜り込む。

「あああああっ! やぁっ、あんっ! そ、そんな、いきなり入ってっ!」

 指の関節1つ分のストロークで出し入れし、秘唇の入り口を歩美は自ら攻める。
 ちゅぷちゅぷと股間からの卑猥な音に、歩美はぎゅっと目を閉じ、イヤイヤと頭を振り
乱しながら、それでも指の動きは衰えるどころかその速さを増していく。
 身体の奥から愛液がこんこんと湧き出し、指の動きで巻き起こる艶音も、じゅぶじゅぶ
とより卑猥さを増していく。

454:ザイン
08/10/20 01:13:53 CXJMEf7w
「はっ、あんっ! ふぁっ! はぁっ! んんっ、くふぅっ!」
 指の動きとシンクロした自分自身の声。その卑猥さに、 固く閉じたまぶたの隙間から
じわりと涙がにじみ、みるみる大きな粒になっていく。
「んぁっ! やぁっ、こっ、声っ! 恥ずかしっ、んぁあぁっ!」
 声だけは否定するものの、歩美の指の動きはますます勢いを増す。
 乳首に触れていた左手が離れ、右手と同じ場所へとゆっくり移動する。
「んんっ! はっ! んあぁっ! 恥ずかしいっ、よぉっ! 止まんなっ、いっ!」

 下着の中に潜り込み、右手のすぐ間際まで近づいた左手が、右手の指が潜り込む秘唇の
そのすぐ上。わずかに包皮から顔を覗かせた陰核に迫る。
「はぁっ、はぁっ、んっ! やぁっ、さ、さわっちゃ、んあっ、だめ、ぇ……」
 やはり声だけは否定する。敏感すぎるその部分に触れることを。
 それでも実質な強制力のない「声」では、何がどうなるわけではない。どうにも、ならない。

 歩美の左手の人差し指は、
 勢いよく、包皮ごとめくり上げるように、クリトリスを弾き上げた。

「うあああああああああああっっっっ!!」

 見開かれた目。その弾みで目の淵に粒になっていた涙がこぼれ落ちる。
「ああああっ! あっ! あっ! やっ! いやっ! だめぇっ! だめなのぉぉっ!!
きちゃぁうぅぅっ! きちゃうよぉぉぉっ!!」
 左手の親指と人差し指がクリトリスの上でのたくる。
 膣口に差し込まれる右手の指のストロークと速さが増す。
 閉じられることのない口から出る喘ぎ声を止めるすべがない。
 腰がびくんびくんと跳ね、膝がばたばたと暴れる。
「だめっ! んぁっ! はぁっ! きもちっ、いいよぉっ! もぉっ! んああぁっ!!
だめぇっ! もぉだめぇっっ!!

 ぎゅっと左手の指がクリトリスを摘み上げ、歩美の頭の中で光が弾ける。

 その光の中に、逆光で輪郭しかわからぬ『誰か』が、歩美に手を差し伸べる。

「んあぁっ! あああああぁあぁぁぁっっっっっっっっ!!」

 どさぁっと腰がベッドに落ち、ひくひくと歩美の身体が痙攣する。
 がくりと頭から力が落ち、歩美の身体はひくん、と最後に振るえ、動かなくなる。

 意識が遠のく寸前。歩美の口から小さく「誰?」と呟きが漏れた。


 - * - * - * -


 袋の中のシューズを見つめていた歩美が、はっと頭を上げる。
 わすかに朱が差した顔をぶんぶんと振り、必死に胸の内の「うずき」を振り払う。

 別段、歩美に自慰の経験がないわけではなかった。
 回数にしてみれば、一月に数回。生理前に幾度かもやもやして行う程度ではあったが。
 それがあの日、シューズを手にしたあの時の自慰以来、しない日の比率の方が遥かに少
なく……いや、ほぼ毎日のような頻度となってしまった。
 家に帰り、寝る前にシューズの袋を見ていると、どうしても手が恥ずかしい箇所に伸び
てしまう。一晩のうちに複数回の情事を行ってしまったことも一度や二度ではなかった。

 今だって実のところ乳首の先がパジャマを突き破らんばかりに張り出している。
 シューズを眺めていただけでこれである。おそらく今触ってしまえば、一度の行為では
収まらないだろう。

455:ザイン
08/10/20 01:14:42 CXJMEf7w
 そんな変化を見せる胸元に落としていた視線のまま、はぁ、と深くため息をつき、歩美
はシューズを袋から取り出す。
 袋を机に置き、両手でシューズを抱えると、歩美はじっとシューズを見つめる。
「……もう、寝よう……」
 必死に追いやろうとしても、胸や股間のうずきは消えるどころか、じくじくと歩美を攻
め続けている。寝よう、とは言ったものの、また今日もしてしまうんだろうな、などと思
いながら、ため息と共に、シューズを袋にしまおうと、机の上に手を伸ばしかけた歩美に、声。


《オシエテ ヤロウカ?》


「えっ?!」
 自分のものではない声に、歩美は慌ててスパイクから顔を上げ、辺りを見渡す。

 が、無論部屋の中には歩美1人。
「えっ? えっ? な、何? 今の声……」

《オマエノマエニ イルダロ》

 びくりと歩美は正面の窓に顔を向ける。
 が、やはりそこにも誰も居ない……が、
 いつも見慣れた窓からの風景に何か違和感を感じ、歩美は1歩窓に向け、足を踏み出す。
「……だ、誰……」
 窓に薄く映る自分の姿に歩美が目を凝らすと、次第にその自分の姿がもやもやと揺らぎ
始め、本来なら見えるはずの街の光が色を失っていく。

《オマエガ モッテル「ソレ」。オレノ オカゲデ テニイレラレタンダゾ》

「何……何なの……誰なの……」

 既に窓には何も見えない。ただ煙のようなものが、窓一面にもやもやと揺らぎ、歩美を
誘っている。
 声は、いつの間にか耳からではなく、直接頭の中に響いてきている。

《オレヲ オイダシタヤツノ セイデ マタ オマエノ ココロニ スキマガ デキルトハナ。
マァ コッチニハ アリガタイコトダガ》

「な、何言ってる……のよ……あなた、何なのよ……」

《シリタク ナイノカ?》

「えっ?」

 応じる必要などないはずの問いかけに、思わず歩美は返事をしてしまう。

《オマエノ ココロノスキマ ソノ イミ。ソシテ ソノ「クツ」ノ コト》

「……心の……スキマ?」

《シリタケレバ ココロヲ ヒラケ。オレヲ ウケイレロ》

「受け入れ……る?」

《コワガルコトハ ナイ。オレガ アタラシイイノチヲエルマデ オマエノココロノナカ
ニ ハイラセテクレレバ イイダケダ》

「……い、意味わかんないよ……何言ってるか全然わかんないよ……」

456:ザイン
08/10/20 01:15:42 CXJMEf7w
 頭の中に響く見えぬ何かの声に脅え、歩美はぎゅうと胸元にスパイクを抱きしめる。
 それでも、 -胸に靴底のスパイクピンが刺さる痛みでも- 恐怖は拭えない。

《シリタイノダロウ? オマエガ イマオモッテイル フアン ノ リユウヲ》

「……あ、あなた、知ってるの? この……痛くて苦しいのが何か」

 スパイク越しに胸を押さえ、歩美は声に問う。

《シリタイナラ オレヲ ウケイレロ》

「……どうすれば、いいの?」

《ナニモ シナクテイイ タダ オレヲ オマエノナカニ ハイラセるダケデ……》

 窓に映る靄が、もぞり、と部屋の中に這い出してくる。
「ひっ!」
 スパイクを抱え、恐怖で硬直する歩美。
 灰色の煙の塊のようなもの -掻け魂- が、目にも止まらぬ速さで歩美に飛び掛る。

「きゃぁっ…………」

 悲鳴半ばで、歩美はばたりと床に倒れ伏した。


 - * - * - * -


「大変です神様ぁぁぁっ!!」
「ぬぉぁっ!」
 鍵のかかっているドアをその鍵ごと粉砕し、エルシィが桂馬の部屋に飛び込んでくる。

「大変です神様! 大変です神様! 大変です神様! 大変です神様! 変態です神様は!」
「うるせぇえええええええええええええええっ!」

 入ってくるなり騒ぎ立てるエルシィを一喝……のついでに、桂馬はエルシィのおでこに
チョップを叩き込む。
「うにゃぁぁっ!」
 飛び込んだ勢いそのまま、あらぬ方向にすっ飛び、未開封のゲームの山にもんどりうっ
て飛び込み、桂馬の側にお尻を突き出してゲームのパッケージに埋もれるエルシィ。

「ノックもしないで部屋に飛び込んできやがって! おまけに人の大事なゲームに飛び込
むとはどういう了見だ! 限定版に付いてるフィギュアが壊れたらどうする!」
「後半は神様のせいですぅ~……」
 煙を吹いて伸びているエルシィ(のパンツ。ちなみに青と白の縞々)に、ふむ、パンツ
だけは妹として合格だな。などと呟き、それでも現物(リアル)には興味なし、と埋まっ
たままのエルシィに声をかける。

「ところでお前今どさくさに紛れて妙なこと言わなかったか?」
「へ? は? 妙なこと……ですか?」
 がらがらと身体からゲームのパッケージを雪崩させながら、エルシィが頭をふらつかせ
て身を起こす。
「大変だか変態だか、何かそういうの」
「え? 大変だ、とは言いましたけど……私何か他に言いましたか?」
「む……そうか、なら、まぁいいんだが……疲れてるのかな……さっきまで神モードだっ
たからか……」

457:ザイン
08/10/20 01:17:27 CXJMEf7w
 ぶつぶつと呟く桂馬に首をかしげていたエルシィだが、一転して声を荒げる。
「そ、それより大変なんです神様! この前捕まえた駆け魂が!」
「駆け魂が?」

「逃げ出しちゃったんですぅっ!!」

「……」
「……」

「……あの、神様?……」
 予定ではここで「何ぃっ!」とか叫ぶ予定であるはずが、意図せぬ沈黙の桂馬にエルシィ
は恐る恐る声かかける。

「……一つ聞こう」
「……はい」
「捕まえた駆け魂、と言ったな?」
「は、はい」
「それはつまり『俺達が』捕まえた、という意味か?」
「そうです」
 これまで二人が捕まえた駆け魂の -どれも相応の苦労(主に桂馬の)をもってして捕
まえた- 記憶を、桂馬は頭の中で思い起こす。
 捕まえる、と言っても桂馬は対象者の中に隠れた駆け魂を追い出す係。実際の拘留は全
てエルシィが行っている。
 駆け魂が人の心から抜け出した瞬間というのは、桂馬にしてみれば対象者との口付けの
最中であるわけで、じっくりゆっくりそれが捕まる様を見ているどころではない。
 ゆえに、肝心のその「捕まえる」瞬間の記憶というのは、桂馬にしてみれば一番曖昧な
部分である。
 それでも毎回視界の隅に微かに留めていられる光景があった。

「……あの変なビンの中に閉じ込めた奴が逃げ出した、ということか?」
「そうなります……」

 無論「違います」という返事を期待したわけではないが、それでももしかしたら何かの
間違いであってほしいという桂馬の祈りは一言で一蹴された。
(……オーケー、落ち着け。おそらく毎度のこいつのポカだとは思うがまぁ落ち着くんだ
ボク。とりあえず状況の確認が最優先だな……)

「そんな簡単に逃げられたんじゃ捕まえる意味がないと思うのだが……」
「あ、いえ、もちろん普通ならありえないんですが……」
「ですが?」
「その、あの……えと……今回は特殊でして……」
 特殊、という言葉に桂馬はふむ、と腕組みし、エルシィの顔を覗きこむ。

「まぁ、一応理由は聞こう。僕が想像しているような事じゃないことを祈ってな」
「う……」

 ずい、と詰め寄る桂馬に思わず逃げ腰になりながらも、エルシィは必死に言葉を選ぶ。

「え、えと、その、実はですね……」
「……と、ちょっとまて、そういえばボクは捕まえた駆け魂がその後どうなるかを知らな
いぞ? ついでにそこのとこも加えて説明しろ」
「え、あ、え、ええっと、は、はい。えと、つ、捕まえた駆け魂はですね」
「ふむふむ」
「まず、地獄に送ります」
「まぁ、そうだろうな。ちなみにどうやって送ってるんだ? お前が地獄に持っていくの
か? 特にそんなそぶりがあったようには見えなかったが、今まで」
 何だかんだいいながらほぼ四六時中一緒な二人。風呂やトイレや就寝や掃除以外でエル
シィが自分の前から姿を消した記憶が桂馬にはほとんど無かった。
「あ、えっと。宅魂便を使うんです」

458:ザイン
08/10/20 01:18:14 CXJMEf7w
「……たったまびん?」
 桂馬の言葉にエルシィはごそごそと懐から拘留ビン(縮小状態)を取り出す。
「えーと、そのー、こちらの世界で言うなら宅急便のようなものです。拘留ビンに駆け魂
を封じて、ここのとこにサインするんです。そうするとビンが自動的に地獄の魂管理係の
ところに届くようになっているんです」
 ここですここ、とビンに付いているタグ……のようなものを指差すエルシィ。その手元
を覗き込んだ桂馬は、確かにそこに黒縁の小さな札を見つける。

「その後は魂の管理係の仕事になりますので、私にはよくわかりませんが……最終的には
生前の罪に応じた罰を地獄で受け、罪が浄化されればまた新しい命として生を受け……と
聞いています」
「ほぉ……ま、よくいう地獄での罰というやつだな……ちなみに送ったビンっていうのは
どれくらいで向こうに届くんだ?」
「いわゆる魔術のたぐいですから、多分一瞬で届くはずですが……」
「つまり搬送中の事故とかではないわけか」
「はい」
「……ふむ……」

 拘留したものを搬送する際の事故ではない、ということは、意外ではあるがエルシィの
落ち度ではないらしい。
 では地獄のその管理係とやらがヘマをやらかした、ということになる。
 地獄の悪魔にも不平不満とかストレスとか人間並みの問題がありそうだな、などと考え
ながら、桂馬はエルシィに改めて問う。

「それじゃぁ、今回の事件の原因は何なんだ?」
「う……その……えっと……は、話せば長くなると申しましょうか、その……」

 待て、なぜそこで言葉に詰まる、と桂馬は内心焦る。
 今までの分析からすればエルシィに落ち度はないはず。なぜ言葉につまる必要があるの
か、と。

「……い、いいから言ってみろ、まさかお前が原因なのか?」
「い、いえ、原因といいますか、そうなような、そうではないような……」
「だ、だから言えって」
「え、えと、その、き、聞いた話しによりますとですね、その、管理係の人がですね、そ、
その、駆け魂、というか拘留ビンの陳列棚から、誤ってビンを落としてしまったらしいん
です」
「落として割ったっていうのか?! なんだそのベタな設定はっ!」
「いっいえ、違うんです! 拘留ビンは70万Gの衝撃にも耐えられるよう設計されてい
るので、物理的な手段で破壊することは不可能なんです。落としたくらいじゃ傷どころか
曇り一つ付きません」
「じ、じゃぁなんでだよ」
 傷が付かないからといって曇らないとは別問題だろうと突っ込みたかったが、結論がま
だだ、と言い聞かせ、桂馬はエルシィを煽る。

「え、えと……ビ、ビンは壊れなかったんですが……その…………開いてしまったみたい
なんです…………た……が……」
「な、何? 何が開いたって?」
 ごにょごにょと急激に尻すぼみになり、聞き取れなかった確信である語尾を導き出すた
め、桂馬はエルシィの肩を掴み、がくがくと揺する。
「あ、あぅぅ、そそそ、その、ふ、蓋が、ですぅ!」

「……」
「……」

「ふた?」
「……はい」

「……」
「……」

459:ザイン
08/10/20 01:19:17 CXJMEf7w
 
「ふた、というと容器の中身が出ないように被せるあの「蓋」か?」
「そ、そうですぅ……」

「……」
「……」

「……あのビンの蓋は落としたくらいで開くようなものなのか?」
「……いえ、本来ならそんなことはありえません。蓋もビンと同じように物理的な衝撃で
は壊すことはできませんし、一度閉めたら地獄でもごく決められた死神や悪魔にしか開け
ることはできません……」
「……じゃぁなぜ開いた?」
「……そ、その…」
「その?」
「あの……」
「あの?」
 ちらちらとこちらを窺うエルシィの眼差しにどんよりするほどイヤな予感を感じながら、
桂馬は精一杯平静を装い、エルシィの言葉を待つ。
「い、言っても怒りませんか? 神様」
「……内容による。というかお前に選択肢はない、言え」
「はうっ! ……そ、その……し、閉めていなかったんです……」
「は?」

「……だ、だから蓋を閉めていなかったんですぅっ!!」

「……」
「……あれ? お、怒らないんですか、神様?」
 先ほど同様、予定ではここでも「何ぃっ!」とか叫ばれる予定であるはずが、再び意図
せぬ沈黙の桂馬に、意を決して事実を告白したエルシィは、やはり恐る恐る声をかける。
「……いや、お前蓋閉めてたじゃないか、確か。ちゃんと見てはいないけど」

 桂馬が垣間見た記憶によれば、駆け魂がビンに入った後、エルシィが被せるようにビン
に蓋をしていたはず。その後ビンが収縮し、手のひらに収まるほどの -今エルシィが手
に持っているそのものの- 大きさになっていたはず。
 蓋をしていなかった、という事実はないはずだ。

「え、えと、そ、それが、ですね……その……こ、このビンの蓋って……閉めるだけじゃ
なくて、その……」
「っ?! ま、まさか……」

 エルシィの手がくにくにと動く。
 その動きは左手にビンを持ち、右手で蓋を掴み、捻る動き。

「……まさか……蓋を被せただけで……」
 首を縮こませながら、エルシィは、おそるおそる頷く。

「ひ、捻って閉めてませんでした……」

「やはり貴様のせいじゃないかぁぁぁっ!!」
「うにゃああああああっ! ごめんなさいいぃぃっ!!」

 叫びと共に烈火の勢いで叩き込まれた桂馬の蹴りに、エルシィはまたもゲームの山の中
に頭から突っ込んだ。

 本日2回目の、ちょっとだけずり下がった縞々パンツの披露と共に。


      … … … To Be Continue … … …

460:ザイン
08/10/20 01:24:38 CXJMEf7w
以上になります。
あと2回(多分)で完結となります。
単行本以降の格闘先輩編と優等生死神編とやらはまだ見たことがないので、
設定おかしいところがあったら申し訳ありません。

では失礼致しましたー。

461:名無しさん@ピンキー
08/10/20 02:29:48 W4bD4faP
>>460
GJ!
続き、期待してます

462:名無しさん@ピンキー
08/10/20 02:34:36 zyr2AVnF
>>460
これは期待。
GJです。

463:名無しさん@ピンキー
08/10/22 22:07:45 0AttRMxa
ハクアはなんかエルシィに攻略された感があるな
ちょっと残念

464:名無しさん@ピンキー
08/10/23 07:49:28 fq+cIzu7
GJGJ

465:名無しさん@ピンキー
08/10/23 19:47:35 niXRHLq8
>>460
お、再攻略モノか?続きに期待しつつGJ
ついでに縞々なLCにもGJしておくw

466:名無しさん@ピンキー
08/10/23 20:52:44 cHFgLRoE
>>460
面白かったです。続き期待してます。
設定とかポカとかが原作みたいで面白かったです。
歩美人気高いなー。

467:名無しさん@ピンキー
08/10/24 07:17:36 hZfBwj7n
かのんと栞だけSS無いのな

468:名無しさん@ピンキー
08/10/24 08:53:33 YkVmYG9e
かのんはある。ないのは栞。

469:名無しさん@ピンキー
08/10/24 18:01:55 FmdDOmGf
栞SSちょっとネタ思いついて書いてたが、書きかけで止まってたりします…

470:名無しさん@ピンキー
08/10/24 21:08:30 xFcW9c1F
>>469
あれ、俺がいる・・・
栞のその後で書いてるが、神様攻略難易度高すぎで結構きついw
しかしよく考えたら今なら一番乗りゲットできるのか・・・よし、もうちょっと頑張ってみようw

471:名無しさん@ピンキー
08/10/24 21:49:53 ctOpMUBw
神様はほら、普段はリアルには興味なしだから。
一番攻略しやすいタイミングは『神様に攻略されている最中』だと思うんだ。
真正面から向き合って最大の攻撃力(かっこよさ)を発揮するときこそ一番無防備ではなかろうか。

……ここまで考えて、どこぞのジョージボイスの吸血鬼が連想された

472:名無しさん@ピンキー
08/10/24 23:38:35 gJKhtK5l
でも神様に攻略されてる最中にどれだけアタックしたところで、
駆け魂抜けたらその間の記憶なくなっちゃうんだぜ

あーでも攻略されてる最中に骨抜きにすることで、
記憶が無くなった後に神様から接触してくるように仕向けるってのもアリかw

473:名無しさん@ピンキー
08/10/25 03:11:48 SAJTFHr1
みんな栞があの後小説書いてることを忘れてるぜ
当然お前らなら官能小説を書いてるって脳内変換してると思ったんだが見込み違いか

474:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:06:23 O/5nVjLd
えっと前のSSの前編というか、そんな感じのSS投下します。
当然にハクアSSです、ちなみに最初に言っておきますが夢オチです!
だから思いっきり鬼畜なキャラクターイメージ崩壊なノリにしましたので、
そういうの苦手な方はお気をつけを…;

475:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:07:19 O/5nVjLd
ちょっと…な、なんでこんな事になっているの!
この地獄でいつも一番だった上級悪魔の私が…なんで!
「いや、駄目…もう…」
「まだだ、イかせないな…この程度じゃ」
「そんな…あっ…んんっ」
こんな人間に…好き放題されと辱められるなんて…いやぁぁ!!
何故かわからない…いつこうされたのかも、
とにかく気付いたら私は肌を全て晒し出し裸体で、
何処かのベッドの上に手足を縄で縛られ囚われていたの。
そして全てを見られている…それも人間なんかに!
彼らも私同様に何も着ていない…肌を全て晒し全裸になってる、だけど…
こんな…うっ、女の私には恥部をさらけ出してるだけでも、
とてつもない恥辱を受けてる、それなのに…
この人間はそこへ追い討ちをかけてくるのよ!
「そろそろ頃合いかな…ほら」

ヴィィィィィィ───ンッ

「!いゃあぁぁぁぁ──!また…な、中で…んんんんっ!!」
まるで雷にでも打たれたくらいに激しく、それでいて淫らな刺激に、
また身体が激しく震えていく…それは膣に入れられた淫具のせい、
スイッチを入れられ、また動き出したの…んっ!
そして私の中の、恥ずかしく過敏な箇所を刺激して、
また望まない淫らな快感を引き起こしてしまう。
やだ…あっ!こんなの感じたく無いのに、うぅぅ!!!
既に幾度も責められ続けたこの身体は、この刺激に過敏になっていて、
ただ卑猥な快楽が、理性による脆弱な抵抗を、どんどん無残に消し飛ばしてしまう…
そして快楽という美酒が、徐々に頭を酔わせていくの、
やがて意識がすっかり快楽に浸ると、
徐々に絶頂の兆しを感じてくる、頭の中が霞んで白くなって…そのまま!
「はい終わりだ」
「!?そ、そんな…」
だけども、あと少し…本当にあと少しでイケたのにという絶妙なタイミングで…
責めを止められてしまい、また絶頂に辿り着けないのよ。
そう…この繰り返しを延々と繰り返されていた、
おかげで発散できなかったこの身体のモヤモヤが、
ただただ激しい切なさに変わっていく…
もう拷問よ…こんなの、そして心が…理性が疲弊していく。

476:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:07:53 O/5nVjLd
「や…だ…」
「何がやだなのかな?」
「………」
「わかるかエルシィ?」
そいつは自分の足元に視線を向け尋ねた、そこには恥ずかしげもなく、
さきっからずっと…一心に彼の股間部から取り出した、
男の…そう男性器を口に咥え込み、ひたすらにしゃぶりつく女の姿があった…
私と同じ悪魔の少女…エルシィが!
「はぁ…んくっ…はやくハクアも素直になればいいのに…」
「馬鹿言わないで…あなたこそ、早く…」
「エルシィは、もう素直になっているよ…んむっ、神様のおちんちん大好き」
!?くわえたのを離したと思ったらエルシィは愛しそうに、
それに頬擦りをする…そして再び喉の奥にまで届くくらいに深く咥え込む…すると!
「んんっ!?んん~~~」
突然に咽出すの、何?何だか吐き出しそうな感じだけども…
でもエルシィは必死に口元を押さえ、せっかく出されたモノを零すのを堪えていた…
「おっとスマン、あまりに良くてつい出してしまった」
「む~~~~」
今は喋れないのか、批難する視線で見つめてるみたいだけども、
でも本当に怒っている感じはしないわ…証拠にエルシィは微笑むの。
その顔は強要なんてされてない、幸せそうな顔だった…
うっとりとした目してるし…どうやったら、あんな表情になれるのだろう?
ただぼんやりと目の前の光景を眺め、そんな事を考えていた…
すると、エルシィは口を押さえたままで近づいてきて、私の顔を覗き見る…そして!
「んぐっ!?んんん~~~~!?」
「んあっ…んん…」
嘘…やだ、どうして!?突然の出来事に思考が一瞬停まった、
だけど直ぐに我にかえり思考が働くと、柔らかな温かい感触が唇に伝わってくる事から、
目の前のエルシィが私の唇を奪った事を理解した。
…な、なんで私がエルシィとキスしないといけないの!
私は何とか重ねた唇を離す為に、暴れるように頭を揺らしてみた、
だけどもしっかりと口同士が重なり合い離れない!
しかも…より深くと、舌まで入り込んできてるみたいだし!
やだ絡み付いてくる…柔らかな舌の感触を、舌全体で感じてる…
えっ?それだけじゃない…ちょっと!何を流し込んでるの!
ネバネバした液体がエルシィの舌を辿り、口に流れ込んできてる…
やだ、これは何?唾液?違う…もっとドロドロしてて、舌先に触れると刺激してくるし、
何より生臭い…これって?ま、まさか…
「うふふ…どう?神様の赤ちゃんの素なんだよ、美味しいでしょ?んっ…」
「んぐぅ~~~!!」
や…やっぱり!?これって男の!な、なんて汚いのを飲ますのよ!!
口に注がれた粘液の正体に愕然とし、
当然だと思うけれどウッと呻き、吐き気が催してきた!
だけども…それを許してもらえなかったの、
吐き出そうとした瞬間に塞がれてしまったから!
この…なお私の口を塞ぎ続けてるエルシィの唇によって…
「んん~…だ、駄目だよハクア、せっかくの神様のなのに…全部飲まないと」

477:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:08:24 O/5nVjLd
イヤよ嫌!こんな汚いの…飲みたくない!
なのに何処までも口を封鎖するエルシィの唇、
こうなると段々と呼吸が満足にできずに息苦しくなってゆく…
だから瞬く間に局地に追いやられ、私の喉は無我の意志で動いた。
その呼吸に邪魔な喉奥に溜まり込んだ濁液を、胃の中に飲み込む為に…
やがてゴックンっと…小さく喉音を鳴らせ、
粘った生臭い液体が食道に流れ込んできてる。
くぅっ!あぁ…食道が熱い…飲み込んじゃった!
するとその動きを間近で見つめていたエルシィの瞳が、
それを確認するなり淫らに輝いていたわ。
「おめでとうハクア、上手に飲めたね」
「だ、誰が…上手によ、こんな無理矢理に汚いの飲まされて…んっ」
「ほう…ならお前は、その汚いのを飲まされて濡れる変態なのか?」
「えっ!」
散々に弄ばれ辱められ続けたのだもの、
ここぞと私は反抗の意志を込め批難の叫びをあげようとしていた、
だけども…そこにカウンターが撃ち込まれてしまう!
彼の手が…私の大事な所をまた弄んでくる、
やだ…そこはもう触っちゃ!でも手際良く指先が膣奥の深にまで入り込み、
先の指腹でゴシゴシと、アソコを…膣壁の粘膜を擦り刺激して、
続けて掻き回していくように動かしていく!
するとまた心地良い感覚の波が勢い良く流れてきて、頭を刺激させてくる、
そして彼の指が内から抜かれると…

チャプッ!ジュブゥゥ!

「うわ…ハクアのここ、もう洪水だよ!凄くグシュグシュになってる」
「う、嘘っ!ひゃっ!いゃあぁぁ~~~!!」
なんでこんなに大きくやらしい水音が鳴るの!やだっ…こんなに!?
音で分かる…いつのまにか私の膣は、すっかり潤っていたの…
まるで股間がお漏らししているみたいに濡らしてた。
もちろんオシッコなんてしてないわ、ただ…恥ずかしい分泌液が溢れているだけ、
愛液とか呼ばれる…あの恥ずかしい蜜が溢れてた。
「よっぽどの興奮状態でないと、ここまで濡れるのはありえないと思うがな」
「違う…私、本当に興奮なんて…ひっ!」
ありえない身体の反応に、ただただ戸惑う私でした、
そんな変態な性分無い筈なのに…だけど確かに身体は発情状態になってる。
そしてそんな私の目の前に、突如と不気味な肉塊が姿を晒す、
亀の頭のような卑猥なイチモツが…
頭が冷静に、それが男の性器と判断するのには、ほんの少しだけ時間が必要だった、
一応はさっきも見ていたけども、こんなに間近だと印象が変わって見えていたの。
「ほら、もう女としての本能が欲しているだろ?」
「欲しくなんて…ない、こんな汚くて臭いのを誰が…」
「ほう、だが…身体はそうは言っていないようだが?」
「えっ…嘘!」
含みある笑みを浮かべられ、嫌な予感がし…同時にまた一段と胸が鳴る、
やだ…まさか!?口ではあんな事を言っておいて、
ほら実際に鼻を刺激する生臭さを感じているのに…嘘でしょ。

478:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:08:55 O/5nVjLd
「ハクアのアソコ…ヒクヒク疼いてるよ、お豆さんも大きくなってるし」
「また一段と多めに溢れてきているしな」
こ、こんな淫らな変化が起きてるわけ?ひっ…自分でもわかる、
熱い…そこだけじゃなく全身が、燃えているみたいにチリチリしてる!
「エルシィ…調子にのってイカせるなよ」
「わかってます神様、ゴメンねハクア…でもハクアが悪いんだよ」
「なんで…」
「だって素直にならないから…身体はこんなに神様を求めているのに…んっ」
「!ひぅぅうぅ──っ!!?」
激しい衝撃が下から全身にまた駆けてくる!
それはエルシィがカプッと甘噛みしたせい…陰部のあの部分…
女性器の上にある突起してる過敏な箇所…クリトリスを!
だから一気に身を反らし、震わせてた…一気にイキそうなくらい!
でも…加減されたのか、そこまでに達しなかった、だから…また切なさが戻ってくる、
やぁ…しっかりして私、このままじゃ…本当に堕ちちゃう!
「エルシィ…そのままハクアの上に被され、お前も我慢できないのだろ?」
「!神様…はい、我慢できません…だから」
すると今度はエルシィはそのまま私の上に被さってくる、
下に頭を向け下部を私の頭に…!?あ…目の前にエルシィの陰部が迫ってくる!
花弁のような濡れたピンクのひらひらの内が赤く火照り…
膣口がひくひくと疼き震えて、蜜を溢れさせて零れてるの。
そんな感じでエルシィの女性器は、いかにも発情してる状態になっていた、
そこに…さっきの卑猥なイチモツが現れて、
その亀頭の先っぽを…濡れてるエルシィの性器に触れさせ、
そのまま…一気に挿入していく!!

ジュブゥゥゥゥ…!!!

「あっ!あぁぁんっ!!」
「くっ…いい締りだエルシィ!」
!?あぁ…大きなのが咥え込み、蜜が内側から押し出され、
外に漏れたのが…上から垂れて落ちて来る!
「ひゃっ…あ…」
「あんっ!あぁ…神様のおちんちん…入ってきてます!」
そして聞こえるエルシィの歓喜を含んだ卑しい喘ぎ声…
んっ…あぁ、深々と挿し込まれていく、おちんちんが女の子の大切な部分に…
そして膣深く入り込み掻き回す、その様子を私は間近で見ていた。
こんな風に…繋がっちゃうの!やっ…熱い…体が燃えてるみたいに、
それに疼くの…たまらない、切ないの…こんなの見せられたら!
私の…私の女としての本能が刺激されていく、発情させられちゃってる!
ずっと…お預けされてたから余計に、だから…こんな事を思ってしまう、
犯されてるのが羨ましいって…こんな風に素直に感じてるエルシィが!
私も…して…欲しい…あっ!駄目…そんな事を思っちゃ!
それこそあいつの思う壺じゃない!んっ…だけど、身体が訴えてる…それでもいいって、
駄目…しっかりしないと、理性を…保たないと。
「はぁ…あっ!いいよぉ…気持ちいい…ハクア、凄く気持ちいい…神様のおちんちん」
「エルシィ…んっ…あ…」
ポタポタ雫が落ちてくる…淫靡な雫が…
頬を伝っていく感触が熱い、そして肌は周りに充満する熱気も感じてた。
耳には淫らな効果音が響く…私の理性を崩す音が…
熱い…疼く…切ない…アソコが物凄く、エルシィにはこんな風に掻き回されて、
とっても気持ち良さそうなのに…私は…あぁ!!

479:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:09:28 O/5nVjLd
「出すぞ…エルシィ!」
「はい!神様のでお腹いっぱいに…してください…あぁぁ!!」
出される…人間の精子が…熱くてドロドロしてるのをいっぱいに!
エルシィに射精…されてる!!

ドクドクドクゥゥゥゥゥ!!!

挿し込まれてるのが震え、エルシィの身体がビクビクとこっちも震えた、
あぁ…中で射精されてるの?するとボタボタとまた熱いのが顔に落ちてくる。
なんて生臭い…凄い匂い、だけど…こんなに興奮するのはどうして?
やがて白いのも垂れてきて顔を汚す、これってもしかして…
そう呆然と感じてると、一段と淫らな音が聞こえて白いのが更に多く溢れ落ちてくる。
どうやらおちんちんを抜いたのね、だから逆流した精液が垂れてきて、
下にある私の顔面にドロドロのシャワーを浴びせたのよ。
「はぁ…あぁ…神様のがいっぱい…んんっ」
「あ…あぁ…んっ」
口元についてたのを舌で舐めて、口に運ぶ…さっき味わった精子の味だ、
あの時はあまりの衝撃的な味わいで直ぐに吐き気を催したのに、
何故か今は…じっくり口の中で味わっていた。
そして胸を一段と高鳴らせて、身体はすっかり高揚し火照っていく。
「ハクア…私イっちゃたよ、んっ…気持ちいい…」
「私も…」
「ん?」
「い、イキたい…これ以上、もう我慢できないわよ…んんっ」
本能の要求に、もうどうしょうも我慢できなくて、
ついに私は懇願してしまった、身体が疼く…屈辱的だけど、
でもしょうがないじゃない…このままじゃ狂って死んじゃうかもしれないわ!
すると…とうとう屈服した私を見下ろすなり、彼は勝ち誇ったように微笑する。
そして素足を上げて、私の顔に近づけてきた。
「え…何…?」
「ボクの足指を、その舌で綺麗に舐め上げたら、考えてやってもいい」
「本当…?」
「ああ、嘘は言わないさ」
なんて事を言うの、こんな人間の…足の指を舐めるだなんて、
そんな侮辱的な真似ができるわけ…無い、まともな精神状態なら。
でも今の私は違ってた、一度堕ちると…もう、
そのまま加速し転げ堕ちていくのかもしれない…だから。
「んっ…あっ…」
「そうだ、間も…綺麗に丁寧に舐めとるんだぞ」
「はい…んっ…あはっ」
やってる…頭の中では抵抗してる筈なのに、身体が勝手に…
舌を伸ばして足の指先に絡め、ひたすら舐め這わせて…
そして唇でも指先を愛撫していく…こんな屈辱な行為は、
上級悪魔のプライドを完全に捨てていないと、とてもできるものじゃないわ。
「ようやく堕ちたな、エルシィ…」
「はい神様…素直になったご褒美にいい事してあげるねハクア」
「んんっ…んんんっ!!」
次の瞬間に、突然にズブゥゥゥッと!!す、凄い衝撃が下から来た!
中に何か異物が入ってきてるみたいだけど!
あ…でもそれはアソコからじゃないの、
それはお尻…お尻の穴から入ってきてる!?

480:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:10:00 O/5nVjLd
「ふふ…ハクアのお尻の穴って可愛いね、ん…大きく咥えてるよ」
う、嘘!まさか…あぁぁ!!!
驚愕し、思わず唇から足指を離す…そして大きく喘ぐの!
だって…入ってる、エルシィの羽衣が変形して、ボールがたくさん付いたような、
そんな形の棒状のを挿し込んできてる…このお尻の中に!
そ、そこ…汚い…なのに!ひぃぃ!!!
「ほら奥に入っていくよ、気持ちいい?」
「気持ちよくなんて…ひゃ!あぁぁ!!」
「こんなに濡らしてるのに…嘘だよねハクア」
や、やだ…どうして?どうしてそんな場所を苛められてるのに、
私のここ…こんなに熱くなって、また涎を垂らしてるわけ?
こんなの変よ、変…頭もおかしい…溶けていくみたい、
また思考できなくなっていく、やだ…あぁ!
「さて、それではそろそろ…おまちかねのをハクアにもあげようか」
「はぁ…はぁ…私のまってるモノ?」
「そうだ、さっきからこれがほしいのだろ?」
「!?」
ドックンと胸が大きく高鳴る、それは…彼のおちんちんでした。
さっきまでエルシィの中に収まっていたアレが、徐々に迫ってきて…
もうドロドロとだらしなく溢れさすアソコに、その先を当ててくる。
そして先っぽが、じわりじわりと埋もれていくの!
そうよ…これが欲しかったの!おちんちんが…あぁぁ!!

グジュッ…ズブブゥゥゥゥゥ!!!

「やっ…嘘っ!な、何これ…あぁぁぁ!!」
あぁぁぁっ!!入ってくる…繋がっちゃった!
人間のおちんちんが、私の大事な中に…んっ!
雷が落ちたかのように衝撃的に感じるのは、ただ挿入感だけじゃ無かったわ、
何故かわからないけれど…とても心地良い快楽と幸福感が湧き上がってきてる!!
やだ…喜びたくない、なのに…ひぅっ!
じわりじわりと奥に入り込む毎に、もう身を震わすくらいに、幸せになってきちゃう!!
「うっ…絞まる…やっぱり身体は欲しがっていたんだなコレを」
「ち、違う…そんなのありえない…ありえないのに…」
「ほら、顔を向けろハクア」
「ふぇ…んんっ!!」
この全身へと拡がる、甘美で刺激的な感覚に戸惑っていると、咄嗟に命令されて…
私は思わず人間なんかに従ってしまった、すると…唇をまた塞がれてしまう!
今度はこの男に…キスされてしまったの!
やぁ…舌まで入り込んでくる、また口の中を他人に蹂躙されちゃってる!
唇を人間に奪われるなんて…なんて屈辱!
なのに…なのに…どうして頭がとろけるようになっちゃうわけ?
私…完全に思考回路が麻痺してきてた、口を塞がれ…
おちんちん入れられて…不可思議な感覚に酔わされていく!
「はぁ…あぁぁんっ!!やだ…どうしてこんなに!」
「感じるのか?どうだ…気持ちいいだろ?」
「はぁ…あぁぁん!!やぁ…そんなの…あ…」
気持ちいい…気持ちいいよぉ!!
おちんちん…凄くいいの!!キスされても気持ちいい…
人間に舌を犯されるの、こんなにも…心地良くなるなんて!
認めたくないのに…認め切れない…あぁぁ!!

481:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:10:30 O/5nVjLd
「イク…イっちゃぅ!!」
「ああ、イってしまえ!ハクア…ほらっ!!」
「あぁぁぁぁぁ──!!!」
ずっとお預けされてたから、ついにイケる事に身体全身が、
そして心が歓喜してるようだった…だから次の刹那、
この身は今までお預けされた分を取り戻すくらいに、盛大に絶頂してしまったわ!
「ひゃぁぁぁ!!あぁ…イク…イっちゃぅぅぅ──!!!」
もうプライドとか気にしてる余裕はなかった、
みっともない…だらしない顔を見せるのも構わずに、
口からは涎を垂らし、目からは涙を流して…背筋を反らせて、
この絶頂の喜びを身体で表現させてたの!
そして…熱いのが、身体の…お腹の中に弾けてたわ。

ドクゥゥゥゥ!!ドクドクドクゥゥゥゥゥ…!!

「くぅぅ!!うぅっ!!あ…」
「あ、熱い…んんっ!!あぁぁ…」
ビュクビュクっと注がれていく、熱くてドロドロしたのが…
んんっ…気持ちいい、この感覚も凄くいい…
「ふぅ…ハクアの膣が気持ちよくて、つい出してしまったぞ」
「はぁ…あぁ…これってまさか、そんな…あ…」
しばらくこの注がれる感覚にうっとりと浸っていたけど、
ふと気付くの…その出されたモノが何かを。
そして衝撃を受けてた、だって…それはつまり。
「やぁ…赤ちゃん出来ちゃうのに…あぁ!!」
「そうだな、ならボクの子を孕めばいいじゃないか」
「!?そんな…あぁ…人間の赤ちゃんなんて、あぁ…」
「だがこっちは望んでるみたいだが?んっ…一滴残らず搾る気だな」
射精…膣に出された男の精子は、お腹の奥の子宮に入り込み、
女の卵子と出会い…受精して子供ができるという普通の性の成り行き。
それが…私の中で起きてしまうかもしれない、
ほら私の子宮に精液が注がれたから!
やだ…人間の赤ちゃんなんて、なのに…あ…抜き出せない、
おちんちんを中から抜かれたくないの!
それに…望んでる?その赤ちゃんの素を…もっと飲みたいって!
そんな甘美な誘惑の前に、出来ちゃってもいいから…
ふとそんな考えが過ぎる…あぁ、これ以上はイケない!!
「あぁ…」
「まだ余裕あるか、続けていくぞハクア」
「…はい、んっ!あぁ…ひゃぁぁぁ!!」
するとその繋がったまま、また…動き出すの!
私の膣の中を…その指で届かないくらいずっと奥をおちんちんが掻き回していく、
ゴシゴシ内をひたすらに擦って…また気持ちよくするの!!
良いよ、気持ち良い…とっても良過ぎてたまらない!
いつしか無意識の内に、私の身体は自分からも動き、
それを受け入れていくの、あぁ…腰が動く!
すっかりこの淫らな行為に夢中になっていく私、すると。
「神様…ハクアもズルイ…」
「え、エルシィ?…んっ…あ…」
「よし、ならお前も混ざるか一緒にな」
「本当ですか!じゃあ…」
さっきしてもらっておきながら、不満そうにねだるエルシィは、
何を思いついたのか、またエルシィの羽衣が変化させていた…
それは下半身に纏わり付いてから、何かの形に…ってアレは!

482:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:11:01 O/5nVjLd
「な、何を…エルシィそれって!?」
「私のおちんちんだよハクア~」
えぇぇぇ!!まさか…そんな!羽衣でおちんちんを作るなんて…
作られたそれは、まるで本当にエルシィの股間から生えてるみたい。
そして妖艶に微笑んでこっちに迫ってくるの!
「それじゃ…ハクアに入れちゃうよ」
「駄目…そんなの入らない…あ…」
「ちょっと待てエルシィ」
お尻の穴に入れようとして驚愕する、さっきのよりも格段に大きいのに、
そんなのを入れられたら…今度こそ裂けちゃう!
ただでさえ前にも入れられてるのに…だから呼び止められてホッとする、だけど…
「せっかくだから、お前もこっちに入れてみろ」
「!?そ、そこは…」
「入りますか?もう神様のが挿入されてるのに?」
「散々に弄ってほぐしたから大丈夫だろ」
嘘…だって、そっちは…前はもう入ってる!
これだけでいっぱいなのに、もう一本なんて!
「じゃあ…いくよ、んっ…」
「いや…駄目…あっ!!」

グチュッジュブッ…

「ひぃっ!あがぁぁぁぁぁ───!!!」
入っちゃったぁぁぁ!!もう一本のおちんちん入ってきてるぅ!!
壊れる…壊れちゃう!!私のアソコ…壊れるぅぅ!!
盛大に身を反らせ…激しい衝撃に身体が悲鳴をあげていく…
あぁ…膣が拡がって裂けちゃうぅ──!!
「さ、流石に窮屈だな…うっ!」
「でもハクアの中…温かい、んっ…神様のとも擦れて気持ちいいですよぉ」
「あがぁぁ…ひぐぅっ!!」
壊れるのは、私の頭もかも…激し過ぎて意識失わないのが不思議よ!!
ガラガラと理性も何もかも…崩れ消えていく、もう…狂うわ!!
荒々しく息をして、目から涙…鼻からも何か垂れてる…
汗は噴出し口からだらしなく涎を垂らして…意識は朦朧としてる。
目の前が何も見えない…何だか全部白くなってて…
だけど中で突き上げられる度に、衝撃だけは突き抜けるのを感じてた。
「段々とこれでも馴れてきたみたいだな…うっ!絡むなぁ…」
「本当…ハクアの中、とっても気持ちいい…あぁ」
「はぁ…あぁっ!あぁぁぁ!!!」
なのに…なのに、この状態で私はあの感覚も同時に感じてる、
身体はもう限界で悲鳴をあげてる、それは変わらない…なのに、
気持ちよさが止まらない、やぁ…あぁ!!狂うくらいのあの快感が駆け巡ってるの!
頭の中が…もうグチャグチャよ、こんな激しいの…うぅぅ!!
「さぁ…そろそろ頃合だが、どうするハクア?」
「うぇ…あぁ…?」
「え…どうされたい、自分の口で言ってみろ」
また更なる辱めだった、自分の口で言わすなんて酷い奴、
だけど今の私にそんな心の余裕は無かったの。
「だ、出して…中に…膣内に射精して…」
そう…もうどうなってもいい、例え後でどうなっても…そんな考えしかできない、
ううん思考も無理…ただ自分の本能に忠実なだけ。
だけどそれだけで彼は満足しなかったの!

483:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:11:32 O/5nVjLd
「それじゃ駄目だな、こう言うんだ…」
そんな状態だけど、彼に耳打ちされる内容を聞いて私は驚き、
今更な恥辱心が刺激されてた、だって…それは!
「い、言えない…そんなの!」
「言わないと…外だな、仕方ない」
「えっ!駄目…それは…あっ!」
カァーっと熱くなる、あ…望んでる、私…中に放ってくれる事を。
そうしないと満足できない事に気付いてる…だから、
認めた今はもう…それを言う事に抵抗は無かったの。
「お、お願い…私に、貴方の子種で種付けして…孕ませて下さい!」
「よし、わかったよ…ハクア」
「あぁぁぁっ!!!」
またズッシリと重厚ある挿入を感じた、お腹の子宮が潰されるくらい…
後ろからのもう一本も続けて入り込んでくる、うぅ…苦しい!
でも…だけども…気持ちいいの、とっても素敵…そして瞬間に弾けた!

ビュクゥッドクドクゥゥゥゥゥッ!!!

な、なんて幸せな…射精される感覚!
お腹の中が温かい…ううん、焼けるように熱い…
そして私はまた果てるの…そして堕ちた。
誇りも何も無くし、ただ快楽に支配され…彼のモノに変貌していく、
徐々に失う意識の中で、、それを私は自覚したの。
そして…私の中の中で…その変貌を歓喜する自分も感じていたわ。


あれから一体…どのくらいの時間が流れたのだろう、
あれからもずっと私は屈辱と恥辱にまみれ続けてた、
そして更なる快楽を与え続け、何度も絶頂を繰替えされてきた。
外での性行為、夜空の下を裸で四つん這いになって散歩…
便所の中で卑猥な落書きをされての淫行、他にも色々…
そんな中で私はいつしか通常でも抵抗心を失い、
心は完全に彼に屈服させられていたの。
そして…膨れてきた腹部が、新たな命を身に授かった事を教える…
だけどそれで絶望するくらいの正常な理性は、とっくに無くなっていたわ。
むしろ喜びを感じていたの、この堕ちていく自分に…
「うっ…なかなか忠実な奴隷に成り下がったな二人とも」
「はい…私たちは神様の忠実な奴隷です、ハクアもそうだよね」
「うん…誓います、私は…ハクアは、一生貴方のモノに…下僕になるって、だから…」
「よしよし、今日はハクアから可愛がってやるからな」
「あーずるい!私も~!!!」

484:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:12:15 O/5nVjLd
そして今日も私は彼に貫かれ、快楽に囚われる、
このまま彼の生涯ずっと…彼だけの奴隷になるの。
「エンディング…ハクア雌奴隷エンドだな」
「はい、私の御主人様…」
こうして私は堕ちた…永延に…

:::::::::::::

「んっなぁ!!?」
な…何、今の夢は!?まだ真夜中だというのに、
私はあまりの衝撃的な内容に目を覚まされてしまったの。
そう夢…さっき見てたのは全部夢、現実なんかじゃないわよ!
あぁ…でも夢って直ぐに忘れてしまうのに、まだ鮮明に覚えてる、
なんて破廉恥な…変態的な夢を見てるのよ!
もしかして…たまたま拾ったあの地上のエッチな雑誌が原因?
駆け魂を捕まえる為の参考にと、心のスキマを埋める参考になればと、
読んだのが間違いだったかしら…だけど、な…なんで!?
夢に出てきたのがあの人間って…な、なんであいつなんかに好き放題されて喜ぶの!
夢の中とはいえ、かなり屈辱的だわ、まだ夢の余韻で胸がドキドキしてる…
身体も火照っているみたいで、おかげで夜風が気持ちいいし…

ジュンッ…

「!えっ…これって」
そして落ち着いたところで気付くの…自分の股間の異常を、
これって濡れてる?あんな悪夢で…
嘘…こんなにもたくさん、んっ…それに疼いてるし…
あの人間の男との淫夢を見ただけで…んっ!
「ゆ、許さない…上級悪魔である私を夢とはいえ辱めるなんて!」
とにかく責任とって、あいつには何かしてもらわなきゃいけないわ。
それも今すぐに…そうしないと、この腹立たしさが収まらないもの!
そうだ…私の任務にも協力してもらうなんてどうだろ、
べ…別にあいつと一緒に居たいとは思ってないから。
会う口実を無理矢理に作ってるわけじゃないからね!
でもこんな状態で、アイツに会って…大丈夫かしら?
ふとそんな考えもしたけれど、もう身体はとっくに空を舞って、
アイツの家へ向かってたの、そう…桂木桂馬の居所に。

そして、あんな風になるなんて今は…
ちょっとした予感でしか感じて無かったわ…はぁ。

【おわり】

485:名無しさん@ピンキー
08/10/26 06:31:49 j7WTU3Mv
>>484
GJ、ハクアかわいいよハクア

486:名無しさん@ピンキー
08/10/27 02:50:42 osouljDP
>>484
GJ!
>>433の「あの夢」がこれか
確かに激しいなw

487:名無しさん@ピンキー
08/10/29 10:21:13 U6mM8hFy
はぁはぁGJGJいいよいいよー

488:名無しさん@ピンキー
08/10/29 19:11:49 EB7Nvaqq
今週は遂にモザイクがw
しかもどうやらハクア側の願望らしいとかキタコレwww

489:名無しさん@ピンキー
08/10/29 23:15:30 +IwhSOxi
羽衣万能すぎw

490:名無しさん@ピンキー
08/10/30 00:00:38 yGykaGJE
LC「神にーさま、この公園に寄るんですかー?」

桂馬「近道なんだよ」

桂馬「………………」

桂馬「何だ…?………何か嫌な視線を感じるぞ…?」

ドロドロドロドロ

LC「神にーさま!駆け魂反応です!!あの人から!!」




阿部さん「よっ」

桂馬「なん……だと……」

491:名無しさん@ピンキー
08/10/30 00:16:44 0fUtBhlr
>>490
ほっとけば。阿部さん子供産めないぜ。

492:名無しさん@ピンキー
08/10/30 04:49:36 kVl4BSkr
「さーて、まずは私たち3体の人形からね。最初にエルシィ、と」
「うん、さすがは私と、私の羽衣。いい出来だわ」
「じゃあ、次は私。鎌も念入りに……」
「んー、ちょっと体のボリューム感が今ひとつな気がするけど。ま、いいか。後は桂木のを」
「こ、コラ、服を最後につくったりしないの! もう、そんなところまでリアルにしないでいいのに!」
「こんなものかしら。えー、エヘン、エヘン。12時30分、屋上で、3人揃って前に歩く」
「大丈夫そうね」
「……」
「……横並び順をハクア・エルシィ・桂木からエルシィ・ハクア・桂木に変更」


とか手組ませたりとかやってるのを想像させられるとか、すばらしいな地区長は。

493:名無しさん@ピンキー
08/10/30 07:15:03 ZD4tqn0o
「えー、エヘン、エヘン。ハクアと桂木と握手。桂木はわた、ハクアの目を真っ直ぐ見て。
 ……そうよ。こういう握手がしたいのに……どうして私の目を見ないのかしら。はぁー」

とか言って、桂馬人形を指でうりうりしたりするわけか。すばらしいな地区長は。

494:名無しさん@ピンキー
08/11/04 17:46:50 66MO8c+i
保守age

495:名無しさん@ピンキー
08/11/05 21:32:01 y3muIXv3
きたなぁ。
最強の者、その名は「平凡」。

ああ見えて神様はいい奴だから、失恋の隙に付け込むとか
できなくて苦悩すんだろうなぁ。

496:名無しさん@ピンキー
08/11/05 22:14:13 lFyMzHV9
さすがに予想外の展開だったぜw

497:名無しさん@ピンキー
08/11/05 23:17:03 jkVFzlmc
ゲームにはいないタイプって神様頑張れw

498:名無しさん@ピンキー
08/11/06 00:44:24 5qKZFmo4
あるいはリモート式かもな、今回
つまりキューピット役




………テーマはネトラレかこれ?

499:名無しさん@ピンキー
08/11/06 02:15:24 ctJWYOJZ
まあ、本来の目的から言えばあの男との仲を取り持っても駆け魂は手に入るんだよな。
別に神様が落とさなくてもw

500:名無しさん@ピンキー
08/11/06 19:09:59 7KOxDewg
あえて期待あげ

501:名無しさん@ピンキー
08/11/06 19:17:41 5hfjD6EP
>>498-499
その線なら、男の顔が今回見えてたんじゃなかろうか。
次週以降男の顔が見えて、モブ扱いから脱するかどうかが
判断のしどころだな。

502:名無しさん@ピンキー
08/11/06 21:04:49 J4Tnz4gS
ポイントは、『告白している(恋愛中?)にも関わらず心の隙間があった』ということ。
恐らく、あの時点では
『彼が好きだから付き合いたくて告白した』のではなく、
『彼と付き合いたいから好きだと思い告白した』可能性あり。


つまり彼女は平凡キャラなんかじゃなく、
いろんな奴に惚れっぽいビッチ候補だったんだよ!

503:名無しさん@ピンキー
08/11/06 21:12:44 5hfjD6EP
な、なんだってー!(AA略


504:名無しさん@ピンキー
08/11/07 21:52:34 SpxAihBt
むしろ、神様を好きでそれを否定したいが為に(ry



は流石にないなw脇役だし

505:名無しさん@ピンキー
08/11/07 23:58:07 QTfv/QcO
今回の子も攻略終わったらオタメガなんて言ってられなくなるのかねw

506:名無しさん@ピンキー
08/11/08 00:54:16 QvjxC0Tj
まあどういう方向に行くかは来週のでだいたいわかるな
サンデーマダー

507:名無しさん@ピンキー
08/11/08 12:49:45 m0tk1j9V
>>505
逆に考えるんだ
「アイツを『オタメガ』と呼んでいいのは私だけ」
そう考え(ry

508:松雪 ◆EBmiO0Ld5.
08/11/08 16:51:59 UxpDWdsx
ここで何気なく単行本のネタを投下

栞でエロなし、気軽にどぞー

509:名無しさん@ピンキー
08/11/08 16:52:29 UxpDWdsx
あの日あの時……確かにあなたがいた―


   『I'm here saying nothing』


初めてあなたに出会ったのは、放課後の図書館でした。
と言っても、当時の私は図書館以外に居場所がなかったのですから、当然と言えば当然です。
あの時、あなたは消防車の本を探している妹さんと一緒に図書館に来たんですよね。
私ったら消防車が書いてある本を全部持ってきちゃって……
やりすぎたかな? 気味悪がられたらどうしよう? とか思っていたんですよ。
ふふ、不思議ですよね。
人見知りの私が、初対面の人にそんな事を思うなんて。
今思うと、私はあの時すでにあなたを意識していたのでしょう。
でも、当時の私はそれに気付かなくて……結局その日は何も話せずに終わってしまいました。

もっと話したい、もっと触れ合いたいと叫ぶ心を押し殺して―
そんな自分を、図書館という虚構の城に閉じ込めて―

きっと、変な女って思ったでしょうね。
……そんな事ない?
ふふ、いいですよ、無理しなくても。
自分でもそう思うくらいですから。


510:名無しさん@ピンキー
08/11/08 16:53:24 UxpDWdsx
だから次の日、あなたがまた図書館に来た事にとても驚いたんです。
高い所にある本を取ろうとしてバランスを崩した私を、あなたは優しく抱きとめてくれましたね。
いきなりの出来事に驚いて、とっさにお礼も言えなくて……
色々考えた結果、出てきた言葉が『あれ』だった事は忘れてください、お願いします。

……忘れて、頼むから。忘却の地平線に流して、今すぐに。

だ、だって……男の人に抱きしめられたのなんて初めてで……
華奢だけどしっかり男性の身体だったし、女性とは違う匂いとか……って、何言わせるんですか!

あ、いえ、その、言ったのは私ですけど……もう、知らない!

……あなたは優しいけど、たまに意地悪になるからずるいです。
あの時だって、『本はもうなくなっていい』とか言って……
え、怒ったかって?
当たり前です! 怒らない方がおかしいです!
本の重さ、表紙の手触り、紙を捲る感触、紙とインクの匂い……どれもディスプレイでは味わえないんですよ!
青空文庫とか邪道です! ケータイ小説なんて本に対する侮辱です!

……す、すいません、ちょっと熱くなってしまいました。

と、とにかく、意地悪するあなたは嫌いです!
図書館の本に勝手に書き込むし、自分の本にも書き込むし……
自分の本ならいいじゃないかって? 紛らわしい事しないでくださいって事です!

511:名無しさん@ピンキー
08/11/08 16:54:10 UxpDWdsx
……もう、あなたといるといつもこんな感じ。
こっちのペースが乱れて、言わなくてもいい事まで言ってしまったり……
その……さっきつい嫌いって言っちゃったけど、それはあくまで意地悪するあなたという事で……
だから、その……意地悪しないあなたは……好き、かも。

……もっと大きな声で言ってくれ?
……馬鹿! やっぱり嫌い、嫌いです!
嫌いって言ってるのに、なんで笑うんですか、もう!

……前にもこんな事ありましたよね。
もう来ないでって言ったのに、堂々と図書館に入り浸ったり……絶対、私をからかってますよね。
違うって?
ふん、もう信じません!
でも……あの時、図書館を好きって言ってくれた事は……信じます。
そう言えば、あの時初めてお互いの名前を知ったんですよね。
初めて会った日から数日しか経ってないのに……なんででしょう、もっと前から知っていた気がします。
それだけ、あなたの事を意識していたって事なんでしょうか。

512:名無しさん@ピンキー
08/11/08 16:55:29 UxpDWdsx
……それにしても、あなたも変な人ですよね。
こんな話しても面白くない私を相手にして。
私が図書館に篭った時も、一緒に篭ってくれたし……
なんであの時、一緒に篭ってくれたんですか?
図書館が好きだとあなたは言ってくれたけど、他にも静かな場所はあるし……
本が処分されても、あなたが困る事はないし……
なんで、あなたは一緒にいてくれたんですか?

……え、何? よく聞こえなかったのでもう一回言ってください。
顔が赤い? 気のせいです。
それより、今の言葉をもう一回言ってくれませんか?
意地悪? ふふ、だってあなたの真似ですから。
私の気持ち、分かってくれました?

……本当に? じゃあ、今の私の気持ちも分かります?

何、恥ずかしがってるんですか。
あの時、無理やり私の初めてを奪ったくせに。

性格変わってる? 誰かから勇気を貰いましたからね。

だから……あの時、私の閉じこもっていた心を解き放ってくれた時のように……
今度は優しく、閉じ込めてください。
あなたの心の中に―

513:名無しさん@ピンキー
08/11/08 16:56:34 UxpDWdsx
 *****

「何してんの?」
「っ! な、なんでもない!」
「……ふーん、じゃあ栞も手伝ってよ、本の整理」
「わ、分かった」

慌てて隠したせいでくしゃくしゃになってしまった原稿用紙を、私は溜息とともにカバンの中へと隠しました。
何を書いてるんでしょうね、私。
こんなの書いても、誰も読む人なんていないのに。

でも……あの日あの時、確かに誰かがいたんです。
私に勇気をくれた、誰かが。

「栞ー、早く手伝えー」
「う、うん!」

今は私の心の中にだけ存在する、あの人。
でも、いつか―

「神にーさまー、今の時代はダンプカーですよ、ダンプカー!」
「今の時代って、いつの時代だ」

歩き出そうとした視線の先、兄妹と思われる仲の良い二人組がこちらに歩いてくるのが見えました。

「これからです! これからは確実にダンプカーの時代です!」
「そんな訳あるか……大体、ダンプカーの本なんてあるのか?」
「ありますよ! 消防車の本だっていっぱいありましたし!」

近づいてくる二人。
何故か、私は動けなくなってしまいました。
兄と思われる男の人。その人しか目に入らなくて。

514:名無しさん@ピンキー
08/11/08 16:58:01 UxpDWdsx
「いっぱいって……どうやって探すんだ、この中から」
「そんな時は……ほら、受付の人に聞けばいいんですよ」

そして、彼はこちらに気付いて―

「こらー、栞ー、サボるなー!」
「あ、う、うん……」
「ほら、受付の人も忙しそうだし今日は無理だ、諦めろ」
「えー、せっかく来たのにー」
「ほら、行くぞ」

そう言って、帰ろうとしたその人の腕を―私はとっさに掴んでいました。

「!? な、何?」

誰よりも一番驚いていたのは、私自身だったと思います。
自分がまさか、そんな事をするなんて。

でも―そうすべきだと、心が叫んでいたから。
だから―勇気を出して。
あの時に貰った、勇気を振り絞って。

「そ、その……」

あの日あの時……確かにあなたがいた。
今はいない、私に勇気をくれたあなたが。
今は私の心の中にだけ存在する、あなた。
でも、いつか―私の前に現れてくれるはずだから。

「い、一緒に本を探しましょうか?」



『I'm here saying nothing with you』- End.

515:松雪 ◆EBmiO0Ld5.
08/11/08 16:59:02 UxpDWdsx
以上です

予想通りの単行本巻末ネタ
栞可愛いよ、栞


516:名無しさん@ピンキー
08/11/08 17:46:52 to54JDQj
>>508-515
GJ
栞かわいいよ、栞

517:名無しさん@ピンキー
08/11/09 12:24:31 EL1QTt9M
GJ

下がっているのでage

518:名無しさん@ピンキー
08/11/09 14:11:01 dkvr68tS
おおおGJ
栞かわいいよ栞

519:名無しさん@ピンキー
08/11/09 20:57:58 DMYGyeT3
GJ
栞かわいい

520:名無しさん@ピンキー
08/11/10 01:06:45 7oIeHHXx
楽しませてもらった

521:名無しさん@ピンキー
08/11/10 23:42:33 yoZE8Fk7
どこがエロパロなんだよo(≧∇≦o)

522:名無しさん@ピンキー
08/11/11 08:31:09 jrkM3juG
まぁいいじゃん、過疎ってるより万倍いいよ。
エロ分は妄想で補う方向でw

523:名無しさん@ピンキー
08/11/11 12:00:27 orfMkDtN
松雪氏はエロを書く方が珍しいしな
それでもエロいの期待してしまうのだがw

524:名無しさん@ピンキー
08/11/11 13:56:55 o0zzJBSq
エロ『と』パロ、とか

525:名無しさん@ピンキー
08/11/11 16:56:13 VLVNxBfT
ゲスト方式のキャラなんかでエロばっか描くの難しいから
そのための非エロだと思えばおk

526:ザイン
08/11/11 22:30:47 MmnYrR0Q
じゃぁ非エロついでにFLAG@の連載終了時版、みたいな感じのやつを1本
4レスほどー

527:ザイン
08/11/11 22:31:57 MmnYrR0Q
 
 何も変わらない日常……
  変わりばえのしない世の中……

 でも、

 変わってく……

 少しずつ……
  変わってく……

 神様が、

  変えるセカイ



 ** 神のみぞ知るセカイ FLAG・AFTER **



「かっつらぎーっ!」

 歩美さんだ。
 今日もすっごく元気だなぁ。

「はいっ、ホウキ。今日も元気にそーじっ!」

 ふふっ、神様、あい変わらずゲームしてる。

「こらぁっ! 人がホウキもってきてやったんだからちゃんとこっち見ろぉっ!」

 あはは、叩かれてる叩かれてる、って、うわ! い、今のは音は、ちょっと……

「うわわっ! わわっ! ご、ごめんごめん! か、加減できなかった!」


 って、言いながら歩美さん、神様を引っ張っていっちゃっいました……神様なんかかな
り血が出てた気がしたけど……ま、まぁ、大丈夫……かな? ……なのかな?……


「お、桂木、やっと来たか。今日こそ部活に付き合ってもらうぞ、組み手の相手が居なく
てな。掃除は私も手伝ってやるから、手早く済ますぞ」
「桂馬くーん! 私また新曲できたんだーっ、最初に聞かせてあげようと思って収録すっ
ぽかしてきちゃったー♪」
「ぁ……あの……桂木、くん……と、図書館に『最新二次元幻想』入ったよ。あの……
桂木くん、早く読みたいかと思った……から……お掃除手伝いに来たんだけど……」

 わ、屋上に既に楠さんとかのんさんと栞さんが。
 ……ふふ、みんな神様のこと待ってたんですね。

「ち、ちょっと桂木、待ちなさいよ! こ、この間掃除の仕方教えてくれる約束してたで
しょ! さ、さっさと教えなさいよ。私も暇じゃないんだからねっ! し、仕方なく来て
あげたんだからね! ほ、ほら、ホウキも自分で用意したんだから早くなさいよっ!」

528:ザイン
08/11/11 22:33:08 MmnYrR0Q
 
 美生さん……それはホウキではなくトンボと言いまして地面を平らにならすもので……


「ちょっとエルシィ、また人間界覗いてるの?」
 後ろからの声に私が顔を上げ振り向くと、目に入ったのはハクアの姿。
「あ、ハクアー。えへへ、ちょっとねー」
「ちょっとね、じゃないでしょ。あんた最近暇さえあればいっつもここじゃない。魔道ス
クリーンはあんただけの備品じゃないんだからね」
「うー、ちゃんと許可は取ってるよぉ」
「取りゃいい、ってもんじゃないでしょ、まったく……って、なんだ、またあいつのこと
見てたの?」
 私の横に来たハクアが私の見ていた画面を覗き込む。
「……うん」

「……」
「……」
 そのまま2人で画面を見続けた。ちょっとの間だけど。

「……ついこの間のことなのに、なんか随分懐かしい気がするわね……」
「……そうだね……」
 つい、この間のこと、か……そうだね、神様と会ったのも、別れたのも、ついこの前なん
だよね……
 ちら、とハクアを見ると、微動だにせず画面を食い入るように見つめてる。
 光がハクアの顔を様々な色に照らしている。
 私もまた視線を画面に戻す。と、ハクアの声が聞こえてきた。

「……あんた、人間界勤務希望すれば? 勲章持ちなんだからそれくらいの無理は通るわ
よ。なんだったらあたしが口添えしてあげ」
「ううん、いいの、私は……見てるだけ……で……」
 ハクアの声を遮り、私はそう言い放……ったつもりだけど……

「……」
「……」

「あんた、好きだったんでしょ、あいつのこと」

 コクン、と、ごくごく自然に身体が反応して、私は頷いた。
 ハクアがふぅ、とため息をつく音が私の耳に聞こえた。

「悪魔と人間が結ばれた事例なんて、過去いっくらでもあんのよ。なに我慢してんのよ」
「……」
「あんだけ優秀……かどうかはともかくとしてよ、あの短期間にあれだけ駆け魂捕まえた
人間なんて地獄始まって以来なのよ。個人警護の対象資格もあるし、元バディのあんたな
ら審査なしで身辺警護任務に就けるのよ?」

 ……やっぱり……ハクアは優しいんだな……私のことまで考えてくれてるんだ……

「……ありがと、ハクア、優しいね」
「っは?! ななっ、何言ってんのよ! べっ、別にあんたのためじゃないわよ! わ、
私は元地区長で現支部長なのよ! た、担当地区の重要人物の保護は当然の任務であって
決して私利私欲とか友達のためとかそういう」
「ハクアだって、神様のこと好きだったんでしょ? 私知ってるよ?」

 ボッ、と音がするかのごとくハクアの顔が真っ赤に染まる。
 わかりやすいなぁ、ハクア。

529:ザイン
08/11/11 22:33:59 MmnYrR0Q
 
「わわっ、わわわ私、ききき休憩を思い出したからももっもう行くわっ! ああ、あんた
もいつまでもサボってないで早くしし仕事しなさいよねっ!」

 行っちゃった…………ハクア、休憩は思い出すものじゃないよ、急用でしょ……
 あ、手と足一緒に動いてる……って、転んだ。
 う……そんな泣きそうな目でこっち見られても……とりあえず見なかったことにしとこ……

 ハクアから逃げるように視線を戻すと、先ほどまでと同じ様子が画面の中に。

「……」

 スクリーンを見ていた瞳をそっと閉じる。
 たった今、スクリーンの中で見ていた光景が閉じた瞼の中に広がる。

 学校の、屋上へと、私は意識を飛ばす……
 意識の中で、私はベンチに腰掛ける。

 目の前には、

 歩美さんが居る……
 美生さんが居る……
 かのんさんが居る……
 栞さんが居る……
 楠さんが居る……

 少し意識を周りに飛ばせば、沢山の沢山の想いが、溢れてる……

 そして……

 そのみんなの想いの先には、神様が、居る……


 * * * * *


「ん?」

「どしたのさ、桂木?」
「ん、あ、いや……そこのベンチ……」
「ベンチがどしたの?」
「そこ……誰か居たか?」

「へ? 誰か居たの? 見た?」

 歩美さんがトンボとホウキを見比べている美生さんに顔を向ける。

「さぁ? 誰か居たの?」

 流して美生さんは、屋上特設ステージのチェックに余念のないかのんさんを振り向く。

「えー? 私何も見てないよー」

 続けてかのんさんは、隅っこで縮こまって一箇所を掃き続ける栞さんに声。

530:ザイン
08/11/11 22:35:24 MmnYrR0Q
 
「へぅっ!? わわわ、私はなななっ、何も……見て……ません……」

 助けてと栞さんは、掃除しつつもホウキを棍代わりにトレーニングを欠かさない楠さん
に小さな声。

「ん? いや、私は何も見てなかったが? まったく、軟弱が過ぎるから幻覚でも見たん
じゃないのか? どれ、一つ私が組み手で……あ、いや、その、お、お前さえよければま
たこの前のように街にで、出掛けてやっても、い、いいぞ」

「あー、それなら走る方が気持ちいいよ、最近長距離も始めたんだー。一緒に外走りに行
こうよ、桂木っ!」

「あ、あの、桂木くん、疲れてそうだから……と、図書館で静かに休んだ方がいいんじゃ……
ない、かな……」

「ちょ、ちょっと桂木! お、落ち着くにはセレブな振る舞いが一番よっ! またダンス
教えてあげるから、い、一緒にやるわよっ!」

「何言ってるのーストレス発散は歌うのが一番よっ! 新曲教えてあげるからデュエット
しようよ、桂馬くんっ!」


 * * * * *


 みんな神様の周りに集まるんだ。これからも、ずうっと……



 何も変わらない日常……
  変わりばえのしない世の中……

 でも、

 変わっていく……

 少しずつ……
  変わっていく……

 ここは、


 神様が、変えた『セカイ』なのだから。



 ** 神のみぞ知るセカイ FLAG・AFTER **  ~Fin~


531:ザイン
08/11/11 22:38:59 MmnYrR0Q
以上でーす。
漫喫でハクア編をまとめて読んできた。堪能した。素晴らしかった。特に賓乳具合がw
それではー。

532:名無しさん@ピンキー
08/11/12 04:44:40 TE1DW6IF
GJ、ハクアかわいいw

533:名無しさん@ピンキー
08/11/12 08:14:21 eM1jK8g5
俺を泣かすな;ω⊂

534:名無しさん@ピンキー
08/11/12 09:56:56 E8In0Kmu
>526-531
GJ
神様、LCへの好感度が(ry


535:名無しさん@ピンキー
08/11/12 17:14:53 j67PTViT
あゆみん二回目キター

536:名無しさん@ピンキー
08/11/12 22:39:32 KPEUmdpj
あゆみたんキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!

537:名無しさん@ピンキー
08/11/12 23:51:05 mLMilNJ+
ついに攻略済みキャラの再登場きたか

538:名無しさん@ピンキー
08/11/12 23:51:55 uErZe8ZZ
今週の展開に俺歓喜

539:名無しさん@ピンキー
08/11/12 23:59:30 CGG1zEv1
今の神様は弱っている。
歩美ならあるいは神様が攻略できるやも知れん。

……神にーさま、現実に絶望して駆け魂憑いたりしないよな?

540:名無しさん@ピンキー
08/11/13 00:57:31 8aMPSqCW
歩美ファンの俺大歓喜
まさに待ち望んでいた展開と言わざるを得ない

541:名無しさん@ピンキー
08/11/13 01:37:27 zlY010mn
職人たちのここへの投稿が召喚の儀式だったんじゃないかと疑うほどだったw
嬉しいすぎ。眩しすぎ。

542:名無しさん@ピンキー
08/11/13 11:25:13 HGNE7nyv
>>539
神にーさまは、子供産めないからかけだまに取り付かれないと思う…
子種に憑かれるかもしれないけど

攻略対象以外の関係者はたぶん攻略中のこと覚えてるだろうから
いろんな女子に声をかけてる人物にされてるかも?

543:名無しさん@ピンキー
08/11/13 17:23:55 MM8NOIE8
まさか、ここに来てけーま男装説!?

544:名無しさん@ピンキー
08/11/13 17:31:12 leXtKMfl
デートなら
歩美 遊園地
美生 100円ショップ
かのん 自宅
栞 古本屋
楠 ペットショップ が似合いそう。

545:名無しさん@ピンキー
08/11/14 01:09:55 b30KWnKU
>>542
攻略対象以外の人間も攻略後、記憶はなくなるという便利設定なんだぜ

546:名無しさん@ピンキー
08/11/14 04:13:52 XBWSuIJY
記憶は消えてもフラグは立ったままだからなーこの作品
美生、かのん、栞、部長の再登場も裸で待ってるぜ


547:名無しさん@ピンキー
08/11/14 20:06:46 Cyfho8kg
神様がかけだまに取りつかれてエルシィがなんとかしようとする話とかちょっと読みたいです

548:名無しさん@ピンキー
08/11/15 13:01:48 kC8fla3z
攻略された子は毎晩自分で慰めてんだろうな

549:名無しさん@ピンキー
08/11/16 08:45:19 hLOAIu5K
ココロのスキマは埋まっても
カラダはなぜか満たされない

550:名無しさん@ピンキー
08/11/16 22:28:40 2ysK3Lid
それって段々それ自体が心の隙間になっていきそうな気がするがw

551:名無しさん@ピンキー
08/11/17 09:40:47 Pz89o89i
あいつが駆け魂を回収した女の子ってどんな娘たちなんだろ、と
ハクアが部屋に忍び込んで羽衣で深夜を覗くと。

「あ、あんな庶民、名前も知らないのにっ……
 へ、ヘンなところばっかり触るなっ!
 だから駄目っ、ダメだったら、だめっ。
 そんなに音立てないで、強くしないで、おいていかないで……
 やだ、いっちゃうのいやだよぅ、あぅ、ふぁ、くぅ……んっ」

「……あっ、はっ、はぁ……
 ─ドームでもうまくできたのに。
 充実してるのに……
 どうして、こんなに、回数増えてるのかな。
 あの人……夢だったのかな。今なら、頭だけじゃなくて。
 もっとたくさん褒めたり、撫でてくれるかな……」

『アタシ
 栞
 歳?
 16
 まぁ今年で17
 なんか
 あの時あの人がいたはずなんだけど
 誰か思い出せない
 みたいな』

「この濡れ煎餅、誰が買ったんだろうな。お前、知っているか?
 そうか。知ってても話せないな。
 ん? こ、こら、なんだ。
 ちょ、まだ下着なんだぞ! ヘンなところにもぐりこむな!
 ひゃう! な、何をする? なーお、ではない!
 やめろ! や、やめろと言っているっ! だ、ダメっ……
 そ、そんなところ舐めるなっ……!」


552:名無しさん@ピンキー
08/11/17 10:26:44 3Mmv1VD/
>>551
栞の適当さに泣いた

553:名無しさん@ピンキー
08/11/17 11:25:03 XcruSC0v
>>551
あたし彼女wwww

554:名無しさん@ピンキー
08/11/17 11:31:19 YZdCceXa
そこはハクア視点じゃなくてLC視点だろと突っ込み。
や、でも……やっぱいいよな

555:名無しさん@ピンキー
08/11/17 11:32:42 sofDT8cw
>>551
栞は宇能鴻一郎を読んでいたようだwww

556:名無しさん@ピンキー
08/11/17 20:50:49 SkgXIElC
>>551
栞は携帯小説も読んだのかwwww

557:名無しさん@ピンキー
08/11/18 00:28:02 aYo6hJtC
知識だけはやたら豊富な栞でひとつ書いてみたい

558:名無しさん@ピンキー
08/11/18 12:44:14 6x6BY3zS
>>557
顔の定かでない「あの人」、そんな彼への切々たる想いを描いた小説を書いたら大ブレイク、
あれよあれよという間にギャルゲー化して
「……くそ。 何でリアル攻略済みの二次元化キャラを俺が攻略せねばならんのだ……だが落とし神として俺は!」
とか?

559:名無しさん@ピンキー
08/11/18 13:12:02 p1rQnf7A
メディアミックス完了するまでに当の栞は桂馬を突き止めていて、
文句を言いながらPFPする桂馬のペニスを愛しそうにしゃぶってるわけですね。
うっとりした表情でフェラチオしながら上目遣いに桂馬を見て
(……射精して……)
(……栞のお口にたくさん出して……)
(……ドロドロのザーメン飲みたい……)
(……がんばってゴックンするから……)
(……桂馬くんのおちんちんミルク飲ませて……)
とか思ってるわけですね。

560:名無しさん@ピンキー
08/11/19 14:19:30 82YWE8eg
歩美と桂馬がバカップルにしか見えない

561:名無しさん@ピンキー
08/11/19 17:55:44 kavFddZB
連載前にも攻略してるからかも?

562:名無しさん@ピンキー
08/11/19 18:18:53 MV9B8qkW
正直、ちひろはないと思っていましたが、すいません、充分にありでした。
桂馬との接触をいやがったりしない鈍感なところとか。

563:名無しさん@ピンキー
08/11/19 22:30:43 xFeIvV/1
嫌いは好きに変換できると神も仰ってますし。

564:名無しさん@ピンキー
08/11/19 23:09:44 WLWkL6FF
今週の感想

桂馬は歩美の嫁、異論は認める

565:名無しさん@ピンキー
08/11/20 18:31:29 2pRG6tXq
>>558
格上げ扱いなんじゃないか?
二次元>リアル
だし

566:名無しさん@ピンキー
08/11/20 23:52:58 VLxR5TQM
アイドルが出てきたから難しいかもだが、
声優キャラとかが出てきて複雑な気分になる
神様とかも見てみたかったな。

567:名無しさん@ピンキー
08/11/22 18:29:25 B+khzt1g
>>268-271 続き。寸止めまで。まだ終わらず。

568:1/5
08/11/22 18:31:15 B+khzt1g
─唇を離した。
ぼうっとした表情で、ボクへと視線を向ける。

「か、神様……キス……」

そんな表情で、そんなことを言うから、もう一度。
今度は、もっと長く。息が苦しくなるくらい。
さっきから、触れているのが苦にならない。現金なものだと我ながら思う。

「う、うー……」

これ以上は赤くはなれないだろう状態で、顔を離したボクを伺う。
もごもごと口を動かすだけで、何も言わない。

「……ボクがお前に言ったことは、理解できたか?」

何を言ったらいいかわからないエルシィに、方向性を与えた。
多少の時間をかけて、声を出した。
ボクがそれを待ちながら、抱き寄せたままの肩の感触を楽しみ終わった頃に。

「ヘンなヘルメットをかぶった人がドッキリとかいうことは……」
「ない」

誰だそれ。

「……じゃあ、本当に?」
「もう一回すれば、理解できるか?」
「し、信じます! だけど……」

身体を寄せるボクからわずかに逃げるようにしながら、言葉を続ける。

「だけど、……神様、私のことをスペック不足だって」
「そんなこと言ったか?」
「言いました! 美生さんの駆け魂を捕まえた次の日に」
「細かいことを覚えてるな」
「うー……」

睨んでくる。ちっとも怖くない顔で。
こいつは、そんなことを気にしてたのか。
キャラとしての純粋なスペックなら、どんな三次元より二次元のほうが
断然上なんだから、気にすることもないのに。

「……お前、ゲーム機の種類とか、知ってるか」
「知りません」
「PC-FXっていう、あまり売れなかった、ゲーム機があるんだ。
 今のゲーム機に比べると、スペックはかなり悪い」
「は、はい」
「遅いし、能力は低いし、できることは少ないし、駄目なゲーム機だ」
「……」
「理由なんてない。だけど、ボクは、そのゲーム機が……一番大好きなんだ」

視線を逸らしたボクの腕を握ってくる。痛いほどに。

「げ、ゲーム機のことだぞ。誤解するなよ」
「……神様、これからも新しいゲーム機がいっぱいでてきますけど、
 その駄目なゲーム機は、ずっと好きですか?」
「た、多分な……」


569:2/5
08/11/22 18:34:25 B+khzt1g
「うーっ! 神様ーーっ!」

エルシィがボクを襲ってきた。
思い切り抱きつかれ、にこにこした顔を近づけてくる。
小さなキスの後に、ボクが目を閉じる。少しの間のあと、
ちゅっちゅっと、唇だけを位置を変えながら触れてくる。
……自分が次に何をされるかわからなくて、ドキドキする。

しばらく好きにさせた後に、少し物足りなくなったボクは自分から舌を入れる。
今度はエルシィが目を閉じる番だった。
ボクのそれをエルシィは受け入れてくれる。暖かいそれが拙く絡みあう。
味蕾に感じるのはかすかに生クリームの味だ。きっとエルシィもそうだろう。

身体を離したボクは、ひたすら抱きついてくるエルシィを取り押さえながら、
呼吸を少しづつ整えた。

「神様、神様、キスって、こんな感じなんですね」
「したこと、なかったのか?」
「はい!」

まったく悪びれずに言う。
……ボクが言うのもなんだが、それでよかったのか、300歳。

「でも神様は、他の娘とこれからもたくさんキスするんですね」
「それは、そもそもお前のせいだろ」

拗ねた顔のまま、考え込む。身体は抱きついたままだったけれど。
いくらかの葛藤があったようだが、思考能力を超えたのか、あきらめ顔で続けた。

「駆け魂を出すとき以外は、ダメです、よ」

それは大丈夫だろう。二次元もダメとかいわれなければ、問題ない。

「……お前が、代わりをするならな」

その言葉に、さっそく、代わりをしてもらった。
ベッドの上のボク達の距離はすでにゼロで、今の季節には暑いくらいだ。

離したそばから、もう一度、唇を吸う。
エルシィは拒まない。
今度は顎を押さえて、舌をねじこむように。
少し荒々しかったせいか、反射的に身体を守ろうとする指をとらえて、
空いている手で手のひらを重ねる。
親指で手のひらや指の股をくすぐりながら、ボクの女の、舌を吸う。

支えながら、そのまま上半身をベッドに倒れさせる。
ベッドの上で視線をあわせていると、大きく胸をゆらして息を継ぐ。
一瞬の、上気した顔に潤んだ瞳に、胸の熱量が増した。

「……神様、なんだかヘンです」
「ボクが? お前が?」
「? 神様ですよ」

すぐさま答えを返す。
満面の笑みという言葉が良く似合う、子ども丸出しの顔のまま。

わずかに罪悪感。それでも、ボクは、次に進むことにする。攻略は、勢いも重要だ。
体重をかけないようにして、そのまま、エルシィの上に重なった。


570:3/5
08/11/22 18:37:33 B+khzt1g
「神様?」
「ここで、現実に必要な確認をするぞ」
「は、はい」
「母さんはどうした」
「あの、オートバイで出かけられました。さっき」
「古い言い方だな。次は、その、悪魔と、人間の間には子どもはできるのか」
「あ、あの……」
「どうなんだ」
「聞いたことがないので、普通はないと……思います」

なるほど。シチュエーションはオールグリーンだ。
エンディングは……まだ良くわからないが。

「エルシィ」
「はい?」
「服を脱げ」
「……?」

よくわかっていないらしい。

「裸になれ、といってる」

しばらく言葉にならない台詞がボクを襲いまくる。
羽衣だけは襲ってこれないようにマウントポジションはきっちり取ったまま。

「な、何のために脱ぐんですか」
「エッチなことをするために決まってる」
「うー! だ、駄目っ! こ、今度。また今度で!」
「駄目だ。今。
 なぜすぐにプレイできることを積んでおく必要がある」
「ゲームじゃないですよぅ! プレイって言わないでください」

「エルシィ。ちょっと聞け」
「な、なんですか」
「ボク以外の男と、キスしたいか」
「……い、いやですー」
「ボク以外の男と、抱き合ったりしたいか」
「いやです!」
「ボク以外の男と、エッチなことをしたいか」
「質問がずるいですけど、いやです……」

「……でも、もっとゆっくりでも」

なかなかのってこない。もう一押しだな。

「……ちょっとは余韻に浸らせてください」
「残念ながらゲームではキスが限度だ。その先は流石のボクも不得手だ。
 お前の意に沿わないなら悪いが、ボクはそうしたいんだ」
「本当ですか?」

不満気なエルシィ。

「そういえば、さっきの話だと、なんでもいうことを聞くはずなのにな」
「ず、ずるいです。それは駆け魂狩りの……!」
「そうか。駆け魂狩りを止めればいいのか」
「うー! だめー!」


571:4/5
08/11/22 18:41:19 B+khzt1g
語調を優しく。追い込みだ。

「服を脱いで」
「あの、そ、それで何をするんでしたっけ?」
「服を脱いですることはなんだ」
「お、お風呂」
「それも悪くないな。もう一度一緒に入るか」
「うー! すいません!」

泣き顔のエルシィ。ぐっと顔を近づける。

「安心しろ。ひどいことはしない」

その言葉に、ぶーとした表情でボクを見る。
なんだ、何かいいたいことはあるのか。

「……神様は、ベッドヤクザさん、なんですか」
「……なんだその嫌な名称は」
「こちらの勉強をする際に、その、せ、性教育も受けたんですが、
 優しげで女の子が苦手とか興味がないとか言う人も、突然
 その時になると、言葉責めということをされたり、ベッドヤクザに
 なったりするから気をつけろと」

偏ってるな。そもそも悪魔が人間に気をつけろってなんなんだ。
よく考えると今その状況なのか。

「優しい口調でエッチな要求をごまかすそうです」
「別に元に戻しても構わない。落とし神が命ずる、エルシィ、服を脱げ」
「うー、ううううー」

考える。
考える。ボクを見る。
考える。ボクを見る。視線をそらさない。

「神様、私のこと好きです……?」

語尾が抜けてるぞ。

「……現実では、一番な」


ベッドから降りたエルシィは、ボクの前で背を向けたまま、ゆるやかに脱いでいく。
小さな身体に、意外に大きい胸と、まったく翳りがない隠された場所がアンバランスだ。
髪留めを外したそれは、驚くほど長く、艶やか。
髪がお尻を覆う様に、ボクの下半身が痺れを訴えてくる。
そのまま押し倒したい衝動を抑え、ボクは脱ぎ終わりを待った。


572:5/5
08/11/22 18:43:41 B+khzt1g
手で大事なところを隠しながら、ベッドに腰掛ける。

「か、神様。脱ぎました……」
「次は、よつんばいだ。こう、ボクにお尻を向けるように」
「な、なんの意味があるんですか」
「ボクが見たいから」
「神様、もうちょっと考えてからいってください!」
「じゃあ、お前の恥ずかしい姿が見たいから」
「よけい、したくなくなりましたっ」

「エルシィ」
「う、うー……」

ボクの視線をうけて、のろのろと動き、ぴったりと脚を閉じたまま、よつんばいになる。
おっぱいが大きく見える。
つやつやしているお尻がボクの前でゆれる。
そのままボクを振り返って、かぼそく声を漏らす。
逆側に垂れた髪が肩から流れ、ベッドに広がる。

「こ、これでいいですか?」
「……うん」

それしか言えなかった。
すぐにでも触れたい感情を押し殺す。ボクは、もっとこいつで楽しみたい。

「尻尾とか、羽根とかないんだな」
「わ、私にはそんなのないです」
「現実の地獄ってやつは、様式美のわからない所だ」

ゆっくりと手を伸ばし、汚いものとはとても思えない窄まったお尻の穴の上、
尾骨のあたりをそっとさする。

「ひゃっ!」

毛を逆立てるように、よつんばいのままエルシィの体が跳ねる。

「触っちゃ駄目、駄目です!」

お尻でいやいやをするように、ふるふると揺れる。まだ肉付きの薄い太ももの
隙間からは、ボクに見せ付けるように襞がちらちらとあらわれる。
誘っているようにしか見えない。聞こえないように深呼吸してから、後を続けた。

「悪魔なら、普通はここらへんから尻尾が出ていることが多い」
「ううー、私はないんですー!」

舌先でそこをつつく。滑らかな部分に舌をあてる。
エルシィの肌を舌でなぞる。感触に、その行為に、背筋がぞくぞくする。

「か、神様、何……してるんですか」


573:名無しさん@ピンキー
08/11/22 21:10:25 rrOErFiO
くそっ! ここじゃ電波が弱い!!
イベントが最後までダウンロードされてないじゃないか!!
どこだ! どこならダウンロードできる!! どこだーーーっ!!!

574:名無しさん@ピンキー
08/11/22 21:44:19 TIz0hrsu
駄目だ、ここでも繋がらん!
こんなときに限って!

575:名無しさん@ピンキー
08/11/23 00:26:25 RaEKufsA
パッチは2000円になります。
続きを知りたい人は買ってね!!

ってのはおいといてGJ!

576:名無しさん@ピンキー
08/11/23 01:22:08 o3rhiCJo
修正パッチは3ギガ


GJ!次も期待してます

577:名無しさん@ピンキー
08/11/23 06:51:43 wu1r8mPU
久々の投下待ってました!GJ!
幼なじみはベッドヤクザ、だっけw
相変わらず小ネタも文章も素晴らしい

578:名無しさん@ピンキー
08/11/24 13:27:00 1M5nZ5t1
ここ、保管庫ある?

579:名無しさん@ピンキー
08/11/24 15:05:40 xdW1i2cE
これが第一だから今はいらんと思う。
ここ以前のアルバものとかは総合保管庫に。
新しく作りたいならどうぞ。

580:名無しさん@ピンキー
08/11/25 23:28:25 uH65LEfu
ユウキがゴミ子とくっついたら、リカに駆け魂がつくんじゃなかろうか。
そしたら神様はどうやってリカを攻略するのか、ある意味ONEの茜みたいで考えると夜も眠れない。
ちひろは昔、入学式直後とかにイケメン神様に告白してボクの視界に入るなばりの
ひどい振り方をされたのではないかと考え始めて昼も眠れない。

581:名無しさん@ピンキー
08/11/26 00:34:22 0HVq2qJZ
アルバとかの所に入ってるんだと思ってた

582:名無しさん@ピンキー
08/11/26 00:44:38 xmpwOBL2
>>581
このスレのSSをリストアップして申請したら入れてくれるよ。

583:名無しさん@ピンキー
08/11/27 07:33:01 fYA6FGww
ちひろいいなちひろ。
Hシーンとかでは神様に気を使っちゃいそうだ。

584:名無しさん@ピンキー
08/11/27 17:27:26 Y84AwYzg
気が向いたらでいいんで、ちひろの話もお願いします><

585:名無しさん@ピンキー
08/11/29 23:09:15 AwdB6Fun
LC   自宅で
ハクア 桂馬の寝込みを
歩美  体操着で
美生  父親の位牌の前で
かのん 桂馬が縛られて
栞    図書館で
楠    猫耳プレイ
ちひろ  教室で


586:名無しさん@ピンキー
08/11/30 22:05:30 KDS48Q4F
>>585
美生の項目がシャレにならん位外道なんだが。

「パパがっ、パパが見てるのにっ、気持ちよくなんてなっちゃいけないのにぃっ」

587:名無しさん@ピンキー
08/11/30 23:28:06 j7Rmb5Xx
でも美生の家だと広さ的にそうなってもおかしくない気がw

588:名無しさん@ピンキー
08/12/02 06:15:50 3D+QSZ2w
美生の性格は基本的にそのままなわけだから、
完全な一人暮らしは難しいと思うので、やっぱり御しやすいショタ少年を新たな執事に迎えてるのでは

589:名無しさん@ピンキー
08/12/02 08:28:35 +1MsKzS9
母親いるし。
桂馬にへたくそなサンドイッチ作るイベントがなくなるし。

590:名無しさん@ピンキー
08/12/02 08:34:38 UolCV3Hg
誰が1番料理上手いのかな

591:名無しさん@ピンキー
08/12/02 14:13:11 8JEiTtN4
LCだろ。
……問題はその料理経験、知識が人間の物ではないだけで。

592:名無しさん@ピンキー
08/12/02 14:31:38 FWZyy73X
LC:料理ベタではなく、認識そのものが異なる。適切な教育を受ければ。
歩美:やったことなさそうだがやれば上手そう。
美生:調理? 使用人の仕事でしょう。挑戦しても気持ちが先走って味見も忘れる。砂糖と塩を間違えるのはお約束。
かのん:愛エプで初回登場時、パンケーキに重曽を使うタイプ。必死こいて練習して人並み以上に。
栞:知識先行型。目玉焼きひとつにものすごくこだわりそう。
楠:凝ったものはまるでダメだが、焼肉とかおにぎりは異常に上手い。男の料理。
ハクア:完璧主義がいい方に働けば一流シェフもびっくり。ただし、イレギュラーに弱く、予定より一分早くやかんが鳴っただけで食材が全滅する。
ちひろ:既製品を溶かして固めて手作りチョコとか言うレベル。手料理とか考えたこともない。

593:名無しさん@ピンキー
08/12/02 16:22:44 mvYzBpZE
>>592
栞の項目を見て、温度計を用いて適切な焼き加減を見極めようとしたとあるラノベの料理音痴を思い出した。

594:名無しさん@ピンキー
08/12/02 17:58:36 TQR8n4sx
桂馬:作ろうと思えばレシピ通りにきっかり作れが、料理する暇があったらゲームするので作る気はない。

595:名無しさん@ピンキー
08/12/03 09:00:03 OASEuE7+
ちひろ押しに弱いよちひろ
あのまま救命ボートの中で誰か来たらどうすんのよばかっでも可

596:名無しさん@ピンキー
08/12/03 21:57:50 TG0wpwcc
ちひろとあゆみんの三角関係はまだ?

597:名無しさん@ピンキー
08/12/03 22:12:03 2W5wDsBz
むしろちひろとあゆみんと3Pで

598:名無しさん@ピンキー
08/12/03 22:57:17 mpG2CwWv
何かの拍子に攻略した子達の記憶が甦ったら面白そうだ

599:名無しさん@ピンキー
08/12/04 00:16:46 BS24eyxO
記憶がよみがえってないハズの今でさえ歩美はあの反応なんだもんなーw


600:名無しさん@ピンキー
08/12/04 07:20:29 lyjHi1rd
月曜日に歩美の記憶が戻って
火曜日に美生の記憶が戻って
水曜日にかのんの記憶が戻って
木曜日に栞の記憶が戻って
金曜日に楠の記憶が戻って
土曜日にちひろの記憶が戻って
日曜日にハクアも参加した上でLCがなんとかする

という電波を受信した。

601:名無しさん@ピンキー
08/12/04 18:32:18 KcwblsZy
とりあえず先輩が凄そうなので週末2日間だけの復活なのは桂馬にとって幸い

602:名無しさん@ピンキー
08/12/06 10:33:49 i6J8xg6a
LCがなんとかする日曜まで修羅場か濡れ場が繰り広げられるわけですが

603:名無しさん@ピンキー
08/12/06 10:45:00 S1Q6Kyic
ハクアとは1日限り


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