【神のみぞ】若木民喜作品総合【アルバ】at EROPARO
【神のみぞ】若木民喜作品総合【アルバ】 - 暇つぶし2ch400:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/09/16 14:19:54 6knLtTbd
入ってくる…桂木のアレが…先に舌を這わせ舐めていた、アレが…!!
私は今になって自分の行動に驚いていた、こ…こんな淫靡で大胆な事をするなど!
「くうっ!締め付けられる……」
「あっ…あぁっ…」
深く入ってくる男の性器に対して、私の身体の女性器は、
抵抗というよりもガシッと握り飲み込むようにして、
入ってくる代物…桂木のおちんちんを歓迎し迎えていく!
『はぁ…あぁ…こんなにヨダレを垂らして…感じてるんだな?』
「感じてなんて…いるものか!」
『嘘つき…私が感じているのだから、お前も…んっ』
うっ…やはり自分自身に嘘はつけないのか…
そうだ私は感じていた、とっても卑猥な感覚を…
だがそれを認めるには、とても恥ずかし過ぎる、
だってこんないやらしい感覚に負けるなんて…私の誇りが許さない!
『負けじゃないよ…ほら認めていいんだ、だってこれは女の本能的な喜びなんだから…』
「お、女の?」
『そう、だから素直に求めていいって事…ほら心に素直になって求めて…』
「あんっ…素直に…求めて…いいのか?」
『いいんだよ…ほら、もっとほしいでしょ、桂木のを奥まで』
「うん…」
もう一人の言葉に素直に頷く私、そして腰が自分の意志で動いてた!
もう一人の…女である私じゃない、私自身の意志で…
いや、今回は女であるのは私の方か…

グチュグチュ!

「うわっ…待て!こんなに激しく…うぅっ!」
そうだ桂木の叫びを無視して、私の腰は力強く上下に動く!
ただ心の…女として貪欲な本能のままに、ひたすらに求めだしたのだ!!
あぁ…本能に忠実になると、奥から甘美な感覚が湧き上がってくる、
なんて快楽感…そうだ気持ちいい、もう意識が溶けそうになるくらい、
私が私で無くなるくらいに気持ちいい!!
だから今だけ何も…体面も全て考えず、
ひたすらにこの淫らな快楽に身を任せていたかったのだった。
「どうだ…あっ…桂木、私の…んっ…中は?」
「はぁ…うっ!くっ…潰されるくらいに締めつけられて…くぅ!」
「はぁ…あぁ…それはいいのか?悪いのか?」
「うっ!痛いくらいだけども…うぅ…でも、主将の中…気持ちいいです」
気持ちいい…桂木も私ので感じてくれてる、私の膣で…
そう感じた時に胸が大きく鳴って…幸福感が膨らんできた。
そして興奮が高まってきて…また腰の動きが加速していく!
「うわぁぁ…主将…また…!!」
「欲しい…桂木の…あぁっ!奥まで…」
『そうだ掻き回して…いっぱい!壊れちゃうくらいに!!』
もっと一つに…もっと…挿し込んで感じたい!
私たちの思いは今は完全に一つになっていた…

401:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/09/16 14:20:24 6knLtTbd
やがて目の前が白くなって霞んでくる…あぁ…これは…一体、
奥から熱いのが大きくなっていって…んっ!!
「あぁぁぁぁぁ───っ!!!」
「主将…うっ!わぁぁぁぁぁ!!!!」

ビュクッ!ドクドクゥゥゥゥゥゥ…!!!

そして一気に弾けてた…視界は完全に白いのに覆われ、
意識が拡散していく…私は初めて…イった。
んっ!あぁ…熱い、お腹の中に何か流れ込んでくる…それはとても不可思議な感覚、
だけども…気持ちいい、嫌いじゃない…いや好きになる感触だった。
『いっぱい出されちゃったな、桂木の精子…』
「精子…桂木の子種か…」
ズブッと挿入されていた桂木のおちんちんを抜くと、
赤く腫れて拡がってるままの私の秘所から、白いのが溢れ出してるのが見えた。
それに感じていた…お腹の内に放たれた多くの精子の感触を…
そうか私は女として子を孕む行為をしたんだな、だから…だからもしかすると…
ふと…その可能性を私は思考が鈍った頭の中で思い浮かべた。
なんという愚かしい事を…だけども、それなのに私はまた胸を高鳴らせ、
身体を火照らせ…この欲情を大きくさせてたのだ。
……まぁいいか、それはそれで…それに。
「なぁ桂木…もう一回…いいだろ?」
「はぁはぁ……え゙っ」
「すまないが…まだ収まらないんだ、もっと…桂木と一つに…んっ!」
「うわっ!くっ…あぁぁ!!!」

ジュブッ…

まだ白いドロドロしたのを溢れ出している股間の秘所に、
私は再び自分から桂木のを咥え込ませていた。
そして腰を再び動かして…このつい先まで堪能していた、
卑猥で淫靡な行為を再開したのだ!
またあの弾ける感じ…イカされ、熱いのを奥に出されるまで…
そう私の女の本能が満足するまで繰り返し求め続けていく。

『かわいくて強い武道家になるまえに、エッチな武道家になってしまったな』
「うっ!だが…一人の男の前だけだぞ」
『わかってる…ほら、またくるぞ!』
「んっ!あぁぁぁぁっ!!熱いの…んんっ!」

402:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/09/16 14:20:56 6knLtTbd
そして私はここが夜の公園だというのを忘れ、
もっともっと性の快楽を好きな男と楽しみ続けるのだった…果てるまで何度も何度も…

::::::::::::

「はぁはぁ…あの主将、これで…うっ!」
「まだだ桂木…もう一回…」
「そんな…もう5度目で勃起しない…うっ!」
「ならば立たせるまでだ!んっ…どうだ上手くなっただろ?んんっ…」
ええ~っと…エルシィです、凄い光景が目の前で繰り返されています。
実はちょっとしたハプニングで、今回の駆け魂が隠れてる女の子の春日楠さんは、
神様にとてもエッチな事をしていました。
今なんて力尽きて萎えてしまった、神様のおちんちんを舐めて、
強引に元気にさせようとしてますし…
少し前の女らしさを恥じて否定していた人と、もう同一人物とは思えないかも。
完全に発情したメスになってますよね、
こういう人程に堕ちるの早いって本当なんですね…
あ…固くさせると今度はまた下の口で、その神様のおちんちんを
咥えこんじゃいました、えっと…神様これで何発目でしたっけ?
いつもならキスで駆け魂が出てくれるのに、今回は一向に出ませんね…
どうやらよほど飢えていたみたいです。
「まだまだ…もっと女の喜びを感じたい桂木…んっ!」
「うぅ…でもこのままだとですね…」
『大丈夫…お前のなら出来てもかまわないから…な』
「うん…だから、もっと…奥に桂木の出して…」
「いや…その本当に限界だから!!うわぁぁぁ!!」
しかも分裂して二人掛かりに…神様ファイト!

その後…ようやく楠さんの身体から駆け魂が抜け出した時、
神様はもはやミイラのような干物になってました。
逆に意識を失いベンチに寝かされた楠さんは…凄く満ち溢れた表情でしたよ。

ちょっと羨ましいかも…んっ、神様…搾ったら後一発分くらい残ってませんかね…

【おしまい】

403:名無しさん@ピンキー
08/09/16 18:17:08 vmhr8yTD
>>402
ちょwww駆け☆魂☆誕☆生☆
に、なりそうなならなそうなw
先輩はエロかったなぁ。GJです

404:名無しさん@ピンキー
08/09/17 03:28:36 KtxMUksY
セルフ言葉責めwww

405:名無しさん@ピンキー
08/09/17 03:42:29 4kPkn1Gp
この人はハヤテスレといい、いつも良作を書いてくれるなあ

406:名無しさん@ピンキー
08/09/17 13:17:28 eZyDEjwU
主将もの読みたくてしかなたかった。
まじありがとう。

407:名無しさん@ピンキー
08/09/17 20:05:37 OTMqNCHb
沈んでた気分が急浮上したわ
本気でGJ

408:名無しさん@ピンキー
08/09/17 20:37:54 zcFaQoXT
うぉおおお、すごいのキテターー!

GJ! GJですよ!!

409:名無しさん@ピンキー
08/09/18 21:45:00 HJ6ry8Un
ROCO神の神っぷりは変わらないどころか、神格がさらに上がってきてるな。

410:名無しさん@ピンキー
08/09/21 21:54:58 kMmcPAJq
『女』を知らない主将が女の主将と戦うために主将に女の喜びを体で教えるんですね


敵を知り己をしればなんたらって言うしね

411:名無しさん@ピンキー
08/09/24 22:14:36 UQv+vw77
もうちょっと話が進んで設定が煮詰まってきたら
ぜひ、ハクアたんの話もお願いします。
たみーの書く女の子はいちいちかわいいよ。

412:名無しさん@ピンキー
08/09/25 00:41:21 8iLec7Z0
ドレイクとか男性陣もかっこ良かったけどね。

413:名無しさん@ピンキー
08/09/26 01:34:55 t8uffUIk
「強力になった駆け魂は……」
「強力になった駆け魂は?」
「セックスまでしないとスキマから出てきてくれないんです!!」
「あーっ! 駆け魂がハクアの中に!」

「ちょっ、まっ、エルシィっ!」
「ハクア~、神にーさまに任せてれば安心だから!」
「こ、これが男の人の……っ」


……ふゥ

414:名無しさん@ピンキー
08/09/27 16:20:37 y5f1x3y9
あれがあれば…神にーさまと…
ゴクリ

大口あけて駆け魂を呑み込もうとするエルシィ

415:名無しさん@ピンキー
08/09/28 20:12:45 Ok0koP0R
でもその後で駆け魂が出てきたら攻略前後一連の記憶なくなっちゃうんだぜ
ってことで思い留まって欲しいもんだw

416:名無しさん@ピンキー
08/10/03 12:25:43 bD7hYOkB
羽衣の万能さは異常

417:名無しさん@ピンキー
08/10/03 20:18:23 KMxg9Csm
いつの間にかpink規制解除されたと聞いて

418:名無しさん@ピンキー
08/10/04 05:17:35 F5lp9nfp
我慢できずにハクア×神様&鬼畜神様×ハクアで少しずつ書いてるが、
次号以降の展開で没か書き直さないといけないかもと思うとドキドキしてる;

419:名無しさん@ピンキー
08/10/04 10:27:14 Pq2aumxv
エ『神にーさまーお風呂入りまショー』
桂『…(///)なんでだよ‥っ』
エ(羽衣で拘束)
『( ´∀`)剥き剥き』
『キレイキレイにしないと…!!…リアルの女の子攻略出来ませんよ~』

エ『ンフ、お尻の溝は指で優しく洗って…流して…神様、お尻可愛い♪』神『…同じこと、してやろうか?』
エ『え…』
神『…妹だろ?』
エ『う~、妹です~!!』
エ『洗いっこ恥ずかしい///』
エ『神さま~、優しく洗って下さいね‥』
神『わかってるよ』
背後から抱っこするように前に手を回し
エルシィの秘部へ泡だらけの手を…

エ『あ、あわ~///神さま~』

420:名無しさん@ピンキー
08/10/09 03:14:47 sTxD02sc
ハクア攻略順調だな。

桂馬がエルシィに抱きつかれて自分よりも拒否の仕方がゆるくて嫉妬したり、
冗談のつもりでバディを乗り換えないか聞いて言下に拒否されて傷ついたり、
エルシィと桂馬が捕まえた駆け魂を悪意なく譲られて照れて三人で握手したり、
このまま王道して欲しい。

421:名無しさん@ピンキー
08/10/10 00:32:45 PxtR7dek
ハクア「私、初めてなの」
桂馬「大丈夫。僕がついてる」
ハ「いやっ、大きすぎる」
桂「ほら、ちゃんと見て」
ハ「んっ!入ってるっ」




駆け魂勾留のシーン

422:名無しさん@ピンキー
08/10/10 19:41:00 CgGhdAZs
>>421
それを音声だけで聞いたエルシィが大勘違いするんですねわかります。

423:名無しさん@ピンキー
08/10/11 00:07:43 hzcZQG9l
エルシィにそんな知識あるのかなぁ・・

424:名無しさん@ピンキー
08/10/11 17:24:32 a++58Y4c
むしろ>>421が実際にヤッちゃってる場面で、
駆け魂勾留と勘違いしたエルシィが「私も手伝います!」と乱入して気まずくなる展開ならどうか。

425:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/13 05:38:31 S5Y4jcmL
また投下させてもらいます、本誌の方がどうなるかわかりませんが、
もうほぼ攻略されてると信じ、神様×ハクアSSです。

一応今回の前編にあたる話も考えているのですが…投下予定は未定という事で;

426:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/13 05:39:20 S5Y4jcmL
ふむ…どうやら時間は夜更けのようだ…、
だが朝日も照らさない内に、既にボクの意識は覚めていた。
それは安眠を妨害する輩が直ぐ目の前に居るからだ、
何となく部屋に侵入してきた不審者の気配に気付き、
ドキドキさせつつも薄く目を開かせると、そいつはジッとベッドの上に浮かび、
このボクの顔を覗き見してるのが見えた…
「…なんでお前がここに居る!?」
「きゃっ!?べ…別にいいじゃない細かい事は…」
眠っていると思ってたのいだろう、ボクが薄く目を開かせたまま声をかけると、
こいつは大きな目を見開き驚きつつも、何故か顔を赤らめて視線を反らす、
ちなみに目の前に現れたのは女…名はハクア、
きっと今頃はぐっすりと寝てるであろうエルシィと同じ、地獄から来た悪魔だった。
「こんな夜中に不法侵入してくるくらいだ、何かボクに用か?」
「別に用ってわけじゃ…その…ちょっとね」
なんだ?妙にそわそわしてるが、言葉も詰まって不自然な感じがする…
まさかまた駆け魂を逃したとかか?
この手の面倒事はエルシィだけにしときたいのだが…
「ねぇ、ここ…座っていい?ちょっと話があるのだけど」
「ああ、構わないが」
仕方なく起き上がってベッドに腰をかけると、その直ぐ横に腰をかけるハクアだ、
やはり間近で見ると顔色は赤い…ほんのりと火照らせてるかのようだ。
それに耳元で聞こえる呼吸の音も、どこか荒いようだが…なんだ病気か?
それとも…いやそれは流石に無いだろう。
ふと頭に過ぎった可能性を却下させた、確かに以前に購入したゲームの展開で、
ヒロインが主人公の寝床で密会し、こんな感じになっていたというイベントがあった、
しかしまさかこの女が同じ理由でとは、とても考えられない…って!?
そんな事を考えていた時だ、急にハクアは鼻の息が当たるくらいに間近に、
その顔を迫らせてくる…そして耳元に温かい吐息を吹きかけたのだ。
「ねぇ…ちょっと提案なんだけどさ」
「な、なんだ…」
「あなた、エルシィの協力者やめて、私の協力者になりなさいよ」
突然のスカウトに思わずボクは呆気にとられてしまう、
まさかこの前の事で、ボクは利用できると睨んだのか?
うむむ…この要求に少し深く考えてみる事にする、
とりあえずこれが本当の目的とは思えないがな…
「確かにエルシィよりは使えそうだなお前は」
「でしょ?」
「だが面倒だからパスする、それだけ色々とされそうだしな」
「ちょっ!」
確かに少し抜けてる部分はあるが、基本性能的にはハクアはエルシィよりは優秀だろう、
だが…だからこそだな、今でも大変だというのに、
これ以上に面倒事に巻き込まれてもかなわない。
よって誘いを却下させてもらった、
ゲーム時間に費やす筈の時間を削られてたまるか。
しかし…こいつはしつこかった。
「ねぇ…もう少し考えなさいよ、そうだ…わ、私の協力者になったら色々と特典あるわよ!」
「なんだ、その特典とは?」
「そ、そうね…じゃあ、とりあえずお試しって事で…」

427:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/13 05:39:51 S5Y4jcmL
目がキョロキョロ動き落ち着かないと思えば、
うつむいて考え込み…先程から赤面になっていく顔が、
ますます更に赤みをましていく…と思えばまた顔を上げるなり、
今度はハクアの口元が薄く妖艶に笑む、そしてだ…ゆっくりとこっちに近づいてくる。
何だ?そう不審に思うと同時に、この接近してきた顔が視界から下に消えた!
「な、何…うっ!!」
「こ、こんな事をしてあげるんだから…んっ」
「ちょ…ま、待て!まさか…うっ!あぁっ!!」

チャプッ…

な、何だと!?一気に強烈な刺激が下から上に、電光石化の様に流れ込んでくる!
こ…こいつ、何て真似をしてるんだ!衝撃に戸惑いつつ、目を下に向けると、
ボクの目には信じられない光景が映った。
ハクアは何と、ボクの穿くズボンを脱がせ…そこから飛び出したのを、
その口で咥えこんでいたのだ!!
「うぅっ!おまえ…何を…くっ!!」
「言ったじゃない、特典だって…んっ、あむっ…」
小さな口を大きく広げ、それの先端を咥えこんでいく、
すると熱いくらいに温かな口の中で、それ自体が生き物の様に蠢く、
小さな柔らかな舌で絡ませてくるのだ…うぅっ!!
互いの先同士で軽く突き、過敏な箇所を舐め上げて…表面を摩り、
しばらくし口から抜くと、今度は全体を舌先で舐め這わせてもいく。
「はぁはぁ…この上級悪魔である私が、人間の…こんな粗末なのを咥えてあげてるのよ」
「お、お前な…うっ!あぁ!!」
「もぅ…んっ!はぁ…あ…ちゃんと洗ってるの?臭いし…カスだって、ほら皮との隙間に…んんっ」
「余計なお世話だ…んっ!うわぁぁっ!!くぅ…そこは…!!」
これは…何て強烈な刺激感なんだ!
頭の中に次々と、まるで電流を流されてるように、
ビリビリと激しい波が来てる!
くっ…しかし平気なのか、そんな場所を…うっ、
口で…舌で触れて…うぅっ!しかも皮との隙間にも捻じ込み入れてきて…
最初こそ躊躇してる感じもあったが、段々と慣れていくものなのか、
今は大胆な感じもするくらいに、とても手加減している様子は無かった。
「どう…エルシィより上手いでしょ?」
「別に…うっ!あいつとは…うぉっ!!」
「あの子には…負けれないもの、んんっ…あっ…」
くぅっ…何という事だ、たとえ興味が無くとも…人間の生理現象は働いてしまうのか、
もうボクの股間のは、刺激され大きくなって固くなって変化していく、
すっかり勃起状態になっている様だな…そしてそれは、
もはや全体がハクアの唾液にすっかりまみれていた。
しかしそれでも不十分だと言いたいのか、ハクアは裏スジをなぞりつつ、
その根っこまでを…くぅっ!ふ、袋まで舌を絡め舐め這わせていく。
当然に一段と激しい刺激の波が襲ってきてた、
それはもう…自分としては不本意だが、身体の生理的現象が、
一段階先へと進むくらいにだ!
まずい…このままでは出る!!すると…
「はい、ここまで…ここから先は契約した後のご褒美だから」
それを察したのか、ハクアは手と口を離してしまった。
しかし息は荒い…目も何処か満ちてない様な…そんな風に見えていた、
だがハクアは余裕の微笑みをなんとか下手糞にも演技し、
ジッとボクの目を訴える様に見つめてくる。

428:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/13 05:40:39 S5Y4jcmL
「ここから先は本契約の後のお楽しみなんだけども…どう?」
「そうか、ならいい」
「そうそう素直に私の協力者に…って!ちょっと!!」
「後はボクが自分で処置する、期待に応えれずにすまなかったな」
そう言ってあっさりと引き下がるのだ、
そうだ…そんな後にどうにかなるかわからない悪魔の契約を結ばずとも、
その気になれば自身の手で何とかなる、リスクを負う必要性は無いのだ。
迂闊に選択すれば、また今の駆け魂を巡る状況の様にイベントフラグになりかねん。
この判断は英断だとボクは思った、ところがそのボクの選択にハクアは、
一瞬で余裕の顔が壊れ、驚愕の顔に変わってしまうのだった。
「待って、ちょっと…今の無し!無しだから!」
「ん?」
ハクアは焦って呼び止める…なんだ、もう全然に余裕ない様子じゃないか。
メッキが剥がれるのが早い奴だ、全身を震わせてまた顔を真っ赤にし高揚してる。
「この先をしてほしくないわけ?」
「ああ」
「なっ!す、すっきりするわよ!」
「別に高いリスクを支払ってお前にしてもらう必要性は無いだろう」
「うぅ…!こうなったら!!もう少しサービスお試し期間を延長してやるから!」
「何?…!な、何をする!」
「つ、続きよ!んんっ!!」
ボクの制止を振り切り、再び股間に顔から潜り込んだハクアは、
そのままさっきの続きをするのだった。
またボクの股間のイチモツを口で咥え、勢いよく舌を絡めていく…
くぅっ!!さっきよりも恍惚してる表情に見えるのは気のせいだろうか?
しかし…一度中断されたとはいえ、感度はまだ冷めてない…
だからこのまま続けられると…うっ!
「おい…やめろ、コレ以上すると…うっ!」
「んっ…んんっ!!!」
もはや外部の声が聞こえないかのように、ますます一心に行為を続けてる、
まずい…もう本当に限界だ!このままそんなに…うっ!激しくされると…うわぁぁぁっ!!

ドブッ…ビュクゥゥゥゥゥ!!!

「んっ!?んぐぅ…ぷはぁっ!何…んっ!」
目の前が一瞬白くなった…と同時に口の中に突然に注がれ驚くハクアだ、
くっ…何という事だ、ついに出してしまった…
唖然とした表情のハクアの口の中から、一気に抜き出されたソレの先端からは、
まだ噴出し続けていて、ハクアの顔を粘りある液状ので白く汚していく…
「いやっ!熱っ…これって、まさか…なの?」
顔に…そして口の中にかけられた粘液の正体に自問自答してるようだが、
そうだ…これは精子、ハクアの責めに生理現象が起きて、射精した結果だな。
「何…勝手にイってるのよ!しかも…私にこんな汚くて臭いのをかけるなんて…」
「待て待て!お前の所為だろうが!」
「んっ…口の中にも粘々したのが…気持ち悪い、それにマズイし…」
人の話を聞け…勝手にボクを悪者扱いし責めるハクアだが、
きっと経験が無いのだろう…その口に注がれた男の精液の感覚に、
心を乱されて咳き込みつつ苦しんでいる、しかし…その時だ、喉が動いたのは。
「んっ…んくっ、やだ…飲んじゃったじゃない、こんなバッチィのを!」
……ゴクッと飲み込んだ、ちょっと待て、これはどう見てもこいつの意志だよな…
何故かそれでもボクの所為にする気なのか?

429:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/13 05:41:09 S5Y4jcmL
口に入ったのを悶えつつも飲み込み、更に顔に付着した分も指で拭い…
ボーっと熱い眼差しで指に絡みつく白い粘液を見つめている。
吐息が荒々しくなり、いかにも火照らせて発情でもしているかのような仕草だ、
するとそんな変化を見せるハクアはキッとボクを睨みつけ、そして…
「えいっ!」
「なんだ!うわぁぁっ!!」
ボクを押してベッドの上に押し倒す、そして…その身体の上に乗り被さってきたのだ、
唖然とボクはハクアを見つめる…きっと自分のしてる行動に、
一応は恥じらいを感じているのだろうが、
それなのにハクアは今度は自分のスカートの中に手を忍ばせ、
そこから…下着を脱ぎ下ろしていた!
「おい…何をしてる!」
「はぁ…んっ…黙ってなさいよ、んっ…全部あなたが悪いんだから!」
まったく滅茶苦茶だな…しかし滅茶苦茶はこれからだ、
ハクアは腰を下ろしていく…一度放っていながらにまだ固くし、
勃起状態のアレの上に…それはつまり!!
「お、おい…まさか!うっ!!」
「あっ!あぁぁっ!!!」

グジュッ…ジュブッ…

「んんんん───っ!!!」
うぉぉっ!!これは…激しい衝撃が下から拡がっていく!
快楽の波が津波となって押し寄せてきたようだ!
温かいのに包まれて絡まれて締め付けられて…
過敏なそこを一層刺激しまくっていた、この感触は間違いない…繋がっている、
あの場所に…ハクアの膣内部に入っている!
互いの性器が交わり…いわゆる性行為の状態になっていた!!
「はぁ…んっ、入って…きてる!人間の…なのに…あぁ!!」
「お…お前、お試しは終わったんじゃなかったのか?」
「と、特別サービスよ…ふん、あ…あぁ!!ひゃぁぁっ!!」
ハクアも激しい衝撃を…快楽の波に襲われてるらしい、
下半身が動いて、揺らされ動きつつ互いの性器同士が、
何度も何度も深く結合して、敏感なそこを刺激し合い…
淫靡な感覚を互いに引き起こすのだ。
「もう…んっ!そんなに…あっ、突かないで…お腹の奥に…あぁぁ!!」
「うぅっ!それをしてるのは…あっ、お前だ…あぁ!!」
そう…実は意志も無く下に倒されてるボクには、
そんな交わる様な真似は無理なのだ、先から腰を上下し交わりを続けてるのは、
明らかに全てハクアの意志による行動だった…うっ!
中で…ギュッと握られて、無数の舌先にでも絡ませてこられるみたいだ!
「知らない…あっ!勝手に腰が…あぁっ!だから…あんたのせいよ!あぁ!!」
「くっ!あぁ!!おい…また激しくなったぞ…うぅ!!」
淫らな効果音が部屋に響く、そして互いの喘ぎも…卑猥なBGMだ、
繋がってるのだから感じる、ハクアの体温が上昇してるのが分かる…
それに汗か…それとも口元がだらしなく垂らす唾なのか、
体液が上から度々に垂れ零れてきていた…うっ!
当然だが股間で繋がってる箇所は、そんなの比で無いくらいに、
ハクアの膣で分泌される体液によって濡らされていた。
もちろんそこにはボクのも混じっているだろうが…うっ!
まずい…うっ!また…頭の中が白くなって…

430:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/13 05:41:40 S5Y4jcmL
「うぅっ…くっ!もう…」
「はぁ…あっ!出そう?出しそうなわけ!?」
コクッと頷く間にも…段々と感覚は高まっていく、
いくら何でもこのままでは…マズイ!
「ちゃんと…んっ、外に射精してよ…あっ!人間の精子を中でなんて冗談じゃ…あっ!ないわ…」
「わ、わかって…くっ!」
言われなくてもわかってる、これがどんな結果をもたらすかくらいの性知識なら身についてるさ、
この年齢で父親になるエンディングなんて迎える気はない、
だからこそ今の体勢でもボクは何とか抜こうと腰を引こうと努力した…しかし!
「うぅっ!!?」
「ちょ…あっ!駄目よ…あんっ、中でなんて…絶対…あぁ!!」
って、お前!そんなに足を絡めていたら…抜けないじゃないか!
言葉とは裏腹に、ハクアの足がボクの胴体を完全に固定して、
こちら側からは引き抜けなくしていたのだ。
しかも…口では嫌がっているくせに、ハクアは一向に行為をやめない、
それどころか腰の動きを加速している様にも見える!?
まるでこいつは母親になるエンディングでも目指してるかのようだ!!
「馬鹿…これ以上は!うぅっ…もう我慢が…」
「駄目!駄目!!絶対…やめて!中に…あぁぁ!!」
「だから口とやっている事が逆だぁぁぁ!!うぅう…もう…あぁぁぁ!!」
そして…頭の中が一気に白くなる、
必死に堪えてたのが耐えれず、解放されてしまった!!

ビュクゥゥゥ!!ドクドクゥゥゥゥ!!!

「!!?あぁぁっ!!うそっ…出てる!あぁぁ──!!」
「くぅぅぅ…あぁぁぁ─│!!」
そうだ…射精してしまった、中で…ハクアの膣内に、
盛大に生で精液を放っていく!!白く…汚す!!
「あ…あぁ…人間なんかの精液が、私の中に…んっ」
その射精される感覚に、ハクアはうっとりした顔で悶えた…ビクビクと痙攣し、
完全に絶頂してしまったようだ…
「あ…イってないもん、誰が人間なんかに…あぁっ…あうっ」
否定する言葉が嘘だと、誰でも一目で分かる顔をしているな、
そしてようやく腰が上がり、ハクアの中に納まってしまっていた、
ドロドロになっているこのボクの股間のイチモツが抜けてくる、
すると…その上からドロッと白い粘液が垂れて零れてくるのだ。
それがボクの放った精液だと、直ぐに互いに理解していた。
「こんなに…出したの?あ…できちゃうじゃない!」
「…人間と悪魔でも子供は作れるのか?」
「し、知らないわよ…そんなの、でも…もしそうなら今日は…」
おい…まさか狙ったようなタイミングだが、マジでそういう日じゃないだろうな!
ハクアのモジッとした態度に、不安が積もる…
たぶんボクの顔は蒼白になってるであろう、ハクアは…赤いままだが、
それでも気にはしている…のか?うつむいて身体を震わせ…そして!
「ねぇ、まだ固い…出し足りないわけ?」
「!?いや…そういうわけじゃない、うっ!」

ズブッ…

お、おい…今の感覚は何だ?また敏感な箇所で、
熱く濡れた柔らかいのに包まれた、あの気持ちの良い感覚が伝わってきたが!

431:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/13 05:42:22 S5Y4jcmL
「ちょっと…あっ!入れないでったら…あっ!まだ…あぁ!!」
「ちょっと待て…ボクじゃないぞ…うっ!」
「私がするわけ…ないじゃない!あ…あぁ…やだ、さっきより感じてる!」
だからどう見てもハクアからだ!またしても…繋がってきたのは!
膣に射精され動揺してるかと思えば、何故か再びボクとハクアの身体は繋がってしまってた!
まったく何を考えているのだ、こいつ…うぅっ!!
くっ…確かに絶頂の後だからか、感覚は過敏さを増してるようだな…こんなにも!
「熱い…あぁ…」
「!?おまえ…何、脱いでる!?」
「熱いから仕方ないじゃない…あっ、そんなに…見ないで…あぁぁ!!」
無茶苦茶だな…ついには上半身の衣類を脱ぎ捨て、
胸元の肌まで晒してくる…うっ!二次元でも見えそうで見えない部分がくっきりと…
なのにそこを隠しもせずに、堂々と淫らな行為を続けるのだ!
「やだ…あ、そんな熱い視線で見ないで変態…あっ!」
「いや…うっ、見せてるのはお前だから…くっ!」
「私…んっ…ほら胸だって、私…小さい方だし、こんなの見ても…んっ…」
「いや、貧乳キャラは需要あるが…うぉっ!」
「な、何…言ってるの、馬鹿!あ…そんな事…んっあぁっ!!」
くっ…失言だったか?思わず反応し応えてしまったのがきっかけか、
ギュッと一段と絞まってきていた、このままじゃ…また!
「出さないで…もうこれ以上、あんな汚いのを注いだら許さないんだから!」
「なら…離れろぉぉ!うぅっ…もう…」
「お、奥にビュッビュッかけちゃ…許さないからぁぁぁ!!あぁぁ──!!!」

ビュクッ!ドクドクゥゥゥゥゥ!!!

「んっ!あぁぁぁぁぁぁ───んんっ!!!」
次の瞬間…また弾けた、必死に堪えたが堪えきれずに…
再びハクアの熱い内に注ぎ出してしまっていく!!
そして意識が…朦朧としていく、くっ…また現実の女を相手にイってしまった。
「熱い…あ…いっぱい、イカされちゃったなんてぇ…はぅ…あ…んん」
お腹を摩り、熱い吐息を吐きハクアは震えながらに呟く。
その様子から彼女もまたイってしまった事は明白だった。
どうやら胎内に射精された感覚にまだ酔い浸っている様子だな。
そしてボクもまた悔しく思いつつ、性の快楽に果ててしまった…
「はぁはぁ…もう、あなた…人間のくせに、私を孕ますつもり!」
「いや、お前が離さなかったから…んっ!?」
ここまでやっておきながらに、いまだに認めず、
ボクの所為にしようとするハクアだから、
こっちも文句の一つを呟くもの…その口を塞がれる!?
ハクアの唇が…重なった、な…なんだ!
大きく見開くボクの眼差しは、潤ませた瞳で熱く見つめるハクアの目を見つめてた。
「んっ…ま、まぁいいわ!そ…その時は絶対に責任とってもらうから」
「だから話を聴けぇぇぇ!!…って、責任て!?」
「一生…私のモノにしてやるんだから、私だけの…桂木桂馬に…」

432:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/13 05:42:53 S5Y4jcmL
お、おい…ますます鋭くなった熱い視線が、ボクの瞳を貫く…
そして少し間を置いて…離れた唇が再び重なってくるのだ、
しかも今度は強引に舌も入り込ませて…内で強引に絡ませてくる。
理解もできないまま深いキスをしてきていたハクアの行為を、
ただボクは唖然としたまま受け入れていた。
そしてギュッと抱擁され、肌の柔らかな感触と、
彼女の温もりが伝わってくる…心臓の鼓動も一緒に響いていた。
「な、なんなら…私が貴方のモノにでも…」
「おい…お前、ハクア…」

ドンドン!!!

「っ!!?」
『神にーさま~何だか騒がしいですけど、どうしましたか~?』
な、何ぃ!!するとその時だ、廊下の方から良く知る声が響いたのは!
その途端…互いの目が大きく見開いて、段々と目の前のハクアの顔が…
みるみる赤く染まっていく!まるで湯気が出そうなくらいに!!
と次の瞬間…凄まじい衝撃がボクを襲った!!

ドッカァァァァァァ!!!!!

「ふぇ!?きゃぁぁぁっ!!か、神様!?」
「あ…あいつ…ぐほっ」
強烈な衝撃と共に、ドアを破壊し、部屋の外へ弾き飛ばされ、
廊下の壁にめり込んだボクは、朦朧とした意識の中で、
既にボクの部屋の内には誰も居ないのを察する、
どうやら窓が開けっ放しな所からして、咄嗟に飛び去っていったようだ。
そして…エルシィが目の前の状況にわけもわからず、
ただオロオロしてるところを見たのを最後に、スッと意識が途切れるのを感じた。
……ふぅ、願わば次に目を開いた時、
先程の出来事をまとめて夢オチである事を願うぞ。

それにしてもあいつ…最後に何を告げるつもりだったのだろうか?

:::::


433:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/13 05:53:00 S5Y4jcmL
「はぁはぁ…危なかった、でも…私…何て事を!」
さっきまでの信じられない様な自分の行動に、
夜空の下で一人になった今更になって、
もう死んでしまうくらいの恥ずかしさを実感していた、
あぁぁ~~もぉぉぉ!!何処にこのモヤモヤをぶつけたらいいの!
くらくらするくらいに、私は自己嫌悪していたわ…
うう…、あ…あんな破廉恥というか、あんな事やこんな事まで…しちゃったなんて!
今度も夢だと思いたかったけれども、ほら今も…んっ、
まだ下腹部に余韻が残ってるし、お腹の中に感じる熱さが…
こんなにも満ちて感じてるし、はぁ…この感覚があれは夢じゃなくて現実にあった事だと、
もうイヤでも私に認識させていたの。
そしてまた思い出す…さっきまでの出来事、もしかしてあのまま邪魔が入らなかったら、
私…あの人間にあの言葉を…服従の言葉を口にしてたんじゃ。
ドックン…それを想像して胸が高鳴った、うぅ…何でこんな事になっちゃったのよ!
「あ、あの夢が悪いのよ!そうよ、そうじゃなきゃ…誰があんな人間なんかと…」
あれがきっかけだったのは確かね、まぁ…あの夢までは過激じゃなかったけれど、
でも…結果的に一線を越えてしまったもの、
まさかオチまで同じにならないでしょうね?なんか不安…はぁ。
そうやって心配しつつ、私はお腹を摩って…思い出して、
またポッと火照りつつ胸がドキドキしてたわ、
これはもう今夜は胸の高鳴りはしばらく収まらないかも。
「はぁ…人間なんかに、あんな奴に…上級悪魔の私が抱かれてしまうなんて、悔しい…」
でも一番悔しいのは…どうしてこんなにも、こんなにも…
すっきりして幸せな気持ちが残ってるのって事よ!
「確かに気持ちよかったけど…うぅ、やっぱり悔しい!!気の迷い…そう気の迷いよ絶対!」

きっと私はまだこの時は認めきれてなったのだと思う、
そう…もうとっくに自分が、あいつに攻略されてた…堕とされてる事実に。
だからこの後、何度も気の迷いを繰り返すのだけど…それはまた別の話。

今はただあいつの事だけを考えていた…この身体を火照らせて。

【おわり】

434:名無しさん@ピンキー
08/10/13 07:37:13 I1GEmbwL
>>425ー433
ありがろん

435:名無しさん@ピンキー
08/10/13 09:03:28 tNlvpYKQ
>>426-433
GJ! おっきしたw

436:名無しさん@ピンキー
08/10/13 10:21:26 sN7fH8ok
>>425
GJ


でも本当に神様をハクアがパートナーにするって展開はありそうだなぁ

437:名無しさん@ピンキー
08/10/13 10:52:17 m0WD1hT8
GJ!!
ハクアはこれから毎晩日参で夜這に来るんですね

438:名無しさん@ピンキー
08/10/13 15:27:24 9dCQ+vC1
>>425
GJ!
ぜひ前編も投下して欲しい

439:名無しさん@ピンキー
08/10/13 21:05:31 sN7fH8ok
前編ってあれだろ、強力な力を得た駆け魂の触手攻撃でハクアがピンチな所を
神様が間一髪で助けてそのままよくわからん力で駆け魂を封印するってやつだろ

来週のサンデーはそんな展開にならないかなぁ
R15クラスの展開来ないかなぁ

440:名無しさん@ピンキー
08/10/14 08:19:21 7eIiM9Pt
>>433
ありがとうございます。
このスレはまだ戦える!

441:名無しさん@ピンキー
08/10/15 17:50:35 IWNYrn+F
今週の話で、巨大駆け魂に操られた生徒らに集団輪姦される悪魔っ子達というネタを受信したのは俺だけか?

442:名無しさん@ピンキー
08/10/15 19:56:59 esMb38rX
久々の嫉妬エルシィ

443:名無しさん@ピンキー
08/10/18 14:34:45 GwarjqKU
ROCO氏はまた一人女を孕ませましたとさw

444:名無しさん@ピンキー
08/10/19 00:51:46 ZMCwcc7J
単行本の後日談いいなあ……
もう後日談だけで一冊描いてほしいくらいだ

445:名無しさん@ピンキー
08/10/19 01:11:11 tyv/T2gV
一冊とはいわないが、
番外編は欲しい所
4コマじゃ補完しきれない・・

446:名無しさん@ピンキー
08/10/19 02:20:26 +cjAxZ3a
絶チルみたいに本編と並行して番外四コマも連載して欲しいな。

447:ザイン
08/10/19 23:27:16 HRpPd6w+
えーと、単行本しか読んでいない者なんですが、投下してもよろしいでしょうか?

448:名無しさん@ピンキー
08/10/19 23:40:07 pLAJGMSo
>>447
思う様思いのたけをぶつけてくれ。
できれば栞が望ましい…すまん私情が入った

449:名無しさん@ピンキー
08/10/19 23:52:54 UwqR6bFu
>>447
特に問題はないかと>>単行本のみ
448ではないが、俺はLCを所望する

450:ザイン
08/10/20 01:10:00 CXJMEf7w
では投下させてもらいます。慣れてないので多少寛大な心でお願いします。

>>448>>449
栞でもエルシィでもなく歩美で申し訳ないっす。

451:ザイン
08/10/20 01:10:51 CXJMEf7w
 

 ~ Remember LOVE ~


「はぁ……」
 ベッドの上で寝転び、天井を見上げる少女 -高原歩美- は、もはや何度目かわから
ぬ回数のため息の後、机の上に視線を移す。
「……なーんか最近……なんていうか、イマイチすっきりしないんだよねぇ……大会では
勝てたし、タイムも伸びてるし、別に不満なんか無いはずなんだけどなぁ……」
 はぁ、とさらに一つため息を付くと、歩美は机の上に視線を移す。

 - 机の上 - の鞄……その横に置かれたピンク色の袋。

「……どうしてかな……胸……なんか苦しい……」

 ごろん、と落ちる勢いでベッドから降りると、歩美は机に歩み寄り、袋に手をかける。
 しゅるりと紐を解き、袋の中を覗きこむと、中にはまださほど使い込んでいない陸上用
のスパイクシューズ。

「……やっぱり……なんでこれが私の手元にあったのかも関係してるのかなぁ……」

 見覚えのない、シューズ。
 大会の前日。なぜか夜の学校のグラウンドでたたずんでいた歩美が持っていたシューズ。
 誰のものかもわからないそれを歩美はなぜか手放す気になれず、そのまま持ち帰り、そ
して普通で考えればありえないことに、慣らし込みもしないまま着用して大会に挑んだ。
 結果は見事に優勝。それ以降、片時も離さず持ち歩いている。

 どうしても、どうしても手放すことができずに。

 普通の「新しい物を使用した時の高揚感」とは明らかに異なる何かがこのシューズから
は感じ取れる。
 歩美がそう思い始めたのは、大会で優勝したその日の夜のことだった……


 - * - * - * -


「ん~~~~~っ! 私優勝しちゃったよぉ~~~~~~っ! 信じられな~~~いっ!」

 パジャマ姿でベッドに寝転んだ歩美が、両手でスパイクシューズを高々と掲げ、未だ冷
めやらぬ興奮に酔いしれている。
「以外と君のおかげだったりするのかなぁ、もしかして君って幸運の靴とかだったりする?
 ってー! あははっ! そーんなわけないかぁ! あーははははーーっ!」
 答えるはずのないシューズ相手にそんな馬鹿な問答をしながら、それでも大会前日の夜
に突然現れた謎のシューズ。もしかたら、などという考えも浮かんでしまう。

「でーも、ホント、誰がくれたのかなぁ、これ。お礼しないといけないよねぇ。普通履き
慣らしもしないシューズで大会なんて自殺行為もいいとこなのに、まさか優勝だなんて……」

 ごろんと横向きになると、歩美は一瞬ためらった後、シューズを枕の横に置いた。
 一瞬のためらいは、履物を枕元に置くことに対する抵抗だったが、別段土のグラウンド
で使用したわけではないし、それに何より(多分)幸運のシューズだ、身近に置いてバチ
は当たらないだろう。

452:ザイン
08/10/20 01:11:57 CXJMEf7w
「んふふ~……ん~……」
 すりすりとシューズに頬擦りすると、お礼のようにシューズのつま先にキスを一つ。
「あれ?……」

 違和感。

 歩美の右手が不意に口元に伸び、人差し指と中指でそっと唇をなぞる。
「……キス、って……こんな固いものだったっけ?……」

 対象がシューズなのだからその感触は当然のものである、だがしかし、
 『歩美の持つ記憶』の中のキスと何かが違うことに気付き、記憶の中からそれを呼び起
こそうとした瞬間。不意に歩美の上体が跳ね起きる。

「……私……なんでキスの感触なんか知ってるの?」

 キスの経験などない……はずである。
 なのに、なぜ自分はキスの感触に違和感を感じたのか、歩美は視線をシューズに移し、
呆然とそれを眺める。

「したことないのに……でも…………あの時のキスはすごく温かかった……ちょっとだけ、
乾いてるみたいな感じで、でもすごく温かかった……温かくて、熱くて、優しくて、すご
く気持ちよくて……」

 視線を正面に戻し、まばたき一つ。

「なんで……私、そんなこと知ってるの?……あの時、って……何?」
 自分の口から出た言葉の意図が掴めず、歩美はただ部屋の中に視線をさ迷わせる。
 そして今一度、唇に触れる。

 まず指先の冷たさが唇に伝わる。
 そして時間差をおいて、唇の温もりと自らの吐息が指先に伝わる。
(ううん、違う、こんなんじゃない、もっともっと温かかったよ……あの時は……)

 唇から離した指先に、歩美は視線を移す。
 近い距離に、自分の指紋の形までもがはっきり見て取れる。

 頬に朱が差し、その高揚感に歩美は両手で頬を覆う。
 手のひらで一瞬だけ温度は下がるものの、その程度で収まるはずも無く、火照りはます
ます歩美の頬を焼く。
 どうにもならないと悟った歩美は両手を頬から離し、その片手で、シューズを見もせず
に探る。
 指先のコツンとした感触に、歩美はシューズを掴むと眼前にかざす。

 目を閉じ、シューズを胸に抱く。

(誰……なんだろ…………私、誰と……キスなんか……)

 顔が、頬が熱い。
 その熱がじわりじわりと他の部分へと伝わっていく。
 シューズに押しつぶされている胸へ、そして下腹の一点へと。
 普段聞こえるはずのない鼓動が速く、大きく、頭の中に響いてくる。
 
「…………んっ……」

 下腹の熱に、思わず歩美の太ももに力が入る。
 頬の朱は顔全体に広がり、吐息が熱を持ち始める。

453:ザイン
08/10/20 01:12:56 CXJMEf7w
 歩美は袋に入れたままのスパイクのつま先の部分を -スパイクピンで肌を傷つけぬよ
う注意しながら- パジャマ越しに胸の先端付近に押し付け、円を描くように刺激しはじ
める。

「……はぁ、ぁ……」

 ぴりぴりと、まだ起立していない乳首から電気に似た刺激が走る。
「ん、くっ……んあぁぁっ……」
 乳首がむくむくと隆起するに比例し、歩美の手の動きが早くなり、びくびくと上体が振
るえ始める。
「んぁっ、はぁっ!」
 びくんと大きく一度身体を痙攣させ、スパイクを持ったまま歩美はどさりとベッドに倒
れ込む。
 右手でもどかしくパジャマのボタンを上から外し始め、-左手はしっかりとシューズを
握ったまま- ようやく一番下までボタンを外し終えた歩美は、左手に持つスパイクに視
線を移し、それを自分の頭の横にそっと置いた。

 自由になった両手でパジャマの前をはだけると、歩美は寝転んだまま僅かに頭を起こし、
外気に晒された2つの乳房を見下ろす。
 発育途中の、それでも手のひらには余る大きさのそれが、ふるんと震えるのを確認した
歩美は、ゆっくりと左手を左の胸に移す。

 ふわ、と、乳房の下から抱え上げるように胸を包み込み、やわやわと揉み始めると、す
ぐに歩美の喉の奥から艶声が漏れ出す。
「んはぁぁっ、ふっ、んぁっ、んふっ……」
 胸の先端には触れず、あえて右手も使わず、左胸「だけ」を歩美は揉み続ける。わざと
単調な動きで。
 ゆっくりゆっくりと手を動かすにつれ、時折ひくんひくんと上体が振るえ、触れられて
いない右胸が小さくふるふると揺れる。
 触れられていない乳首や右胸や股間がどんどん熱を帯び、右手でそれらを一気に攻めた
い衝動を必死に抑え、歩美は自分を昂ぶらせるだけ昂ぶらせる。

「はんんんんんんっっ! だめっ! もだめっ! もうだめえぇぇぇっ!」

 焦らすだけ焦らし、耐えるだけ耐えてから、歩美は一気に両手の親指と人差し指でそれ
ぞれ左右の乳首を捻り上げる。

「んぐっっ! はぁぁあぁぁぁぁぁっ!」

 押さえ込まれるだけ押さえ込まれた快感が、一気に歩美の脳に雪崩れ込む。
 乳首に引っ張られるかのように、全身がびくんと振るえ、乳首だけで軽い絶頂を迎えた
歩美は、そのまま休まず、右手をパジャマの、そしてその下の下着の中に滑り込ませる。

「んはぁっ……熱いよぉ……もおっ、こんなになっ、んぅっ!」

 大陰唇を割っただけで、ぬるりとした液体がこぼれ出し、たちまち歩美の右手の指に絡
みつく。そのまま勢いでちゅぷりと音を立て、中指の第一関節が、秘唇の中に潜り込む。

「あああああっ! やぁっ、あんっ! そ、そんな、いきなり入ってっ!」

 指の関節1つ分のストロークで出し入れし、秘唇の入り口を歩美は自ら攻める。
 ちゅぷちゅぷと股間からの卑猥な音に、歩美はぎゅっと目を閉じ、イヤイヤと頭を振り
乱しながら、それでも指の動きは衰えるどころかその速さを増していく。
 身体の奥から愛液がこんこんと湧き出し、指の動きで巻き起こる艶音も、じゅぶじゅぶ
とより卑猥さを増していく。

454:ザイン
08/10/20 01:13:53 CXJMEf7w
「はっ、あんっ! ふぁっ! はぁっ! んんっ、くふぅっ!」
 指の動きとシンクロした自分自身の声。その卑猥さに、 固く閉じたまぶたの隙間から
じわりと涙がにじみ、みるみる大きな粒になっていく。
「んぁっ! やぁっ、こっ、声っ! 恥ずかしっ、んぁあぁっ!」
 声だけは否定するものの、歩美の指の動きはますます勢いを増す。
 乳首に触れていた左手が離れ、右手と同じ場所へとゆっくり移動する。
「んんっ! はっ! んあぁっ! 恥ずかしいっ、よぉっ! 止まんなっ、いっ!」

 下着の中に潜り込み、右手のすぐ間際まで近づいた左手が、右手の指が潜り込む秘唇の
そのすぐ上。わずかに包皮から顔を覗かせた陰核に迫る。
「はぁっ、はぁっ、んっ! やぁっ、さ、さわっちゃ、んあっ、だめ、ぇ……」
 やはり声だけは否定する。敏感すぎるその部分に触れることを。
 それでも実質な強制力のない「声」では、何がどうなるわけではない。どうにも、ならない。

 歩美の左手の人差し指は、
 勢いよく、包皮ごとめくり上げるように、クリトリスを弾き上げた。

「うあああああああああああっっっっ!!」

 見開かれた目。その弾みで目の淵に粒になっていた涙がこぼれ落ちる。
「ああああっ! あっ! あっ! やっ! いやっ! だめぇっ! だめなのぉぉっ!!
きちゃぁうぅぅっ! きちゃうよぉぉぉっ!!」
 左手の親指と人差し指がクリトリスの上でのたくる。
 膣口に差し込まれる右手の指のストロークと速さが増す。
 閉じられることのない口から出る喘ぎ声を止めるすべがない。
 腰がびくんびくんと跳ね、膝がばたばたと暴れる。
「だめっ! んぁっ! はぁっ! きもちっ、いいよぉっ! もぉっ! んああぁっ!!
だめぇっ! もぉだめぇっっ!!

 ぎゅっと左手の指がクリトリスを摘み上げ、歩美の頭の中で光が弾ける。

 その光の中に、逆光で輪郭しかわからぬ『誰か』が、歩美に手を差し伸べる。

「んあぁっ! あああああぁあぁぁぁっっっっっっっっ!!」

 どさぁっと腰がベッドに落ち、ひくひくと歩美の身体が痙攣する。
 がくりと頭から力が落ち、歩美の身体はひくん、と最後に振るえ、動かなくなる。

 意識が遠のく寸前。歩美の口から小さく「誰?」と呟きが漏れた。


 - * - * - * -


 袋の中のシューズを見つめていた歩美が、はっと頭を上げる。
 わすかに朱が差した顔をぶんぶんと振り、必死に胸の内の「うずき」を振り払う。

 別段、歩美に自慰の経験がないわけではなかった。
 回数にしてみれば、一月に数回。生理前に幾度かもやもやして行う程度ではあったが。
 それがあの日、シューズを手にしたあの時の自慰以来、しない日の比率の方が遥かに少
なく……いや、ほぼ毎日のような頻度となってしまった。
 家に帰り、寝る前にシューズの袋を見ていると、どうしても手が恥ずかしい箇所に伸び
てしまう。一晩のうちに複数回の情事を行ってしまったことも一度や二度ではなかった。

 今だって実のところ乳首の先がパジャマを突き破らんばかりに張り出している。
 シューズを眺めていただけでこれである。おそらく今触ってしまえば、一度の行為では
収まらないだろう。

455:ザイン
08/10/20 01:14:42 CXJMEf7w
 そんな変化を見せる胸元に落としていた視線のまま、はぁ、と深くため息をつき、歩美
はシューズを袋から取り出す。
 袋を机に置き、両手でシューズを抱えると、歩美はじっとシューズを見つめる。
「……もう、寝よう……」
 必死に追いやろうとしても、胸や股間のうずきは消えるどころか、じくじくと歩美を攻
め続けている。寝よう、とは言ったものの、また今日もしてしまうんだろうな、などと思
いながら、ため息と共に、シューズを袋にしまおうと、机の上に手を伸ばしかけた歩美に、声。


《オシエテ ヤロウカ?》


「えっ?!」
 自分のものではない声に、歩美は慌ててスパイクから顔を上げ、辺りを見渡す。

 が、無論部屋の中には歩美1人。
「えっ? えっ? な、何? 今の声……」

《オマエノマエニ イルダロ》

 びくりと歩美は正面の窓に顔を向ける。
 が、やはりそこにも誰も居ない……が、
 いつも見慣れた窓からの風景に何か違和感を感じ、歩美は1歩窓に向け、足を踏み出す。
「……だ、誰……」
 窓に薄く映る自分の姿に歩美が目を凝らすと、次第にその自分の姿がもやもやと揺らぎ
始め、本来なら見えるはずの街の光が色を失っていく。

《オマエガ モッテル「ソレ」。オレノ オカゲデ テニイレラレタンダゾ》

「何……何なの……誰なの……」

 既に窓には何も見えない。ただ煙のようなものが、窓一面にもやもやと揺らぎ、歩美を
誘っている。
 声は、いつの間にか耳からではなく、直接頭の中に響いてきている。

《オレヲ オイダシタヤツノ セイデ マタ オマエノ ココロニ スキマガ デキルトハナ。
マァ コッチニハ アリガタイコトダガ》

「な、何言ってる……のよ……あなた、何なのよ……」

《シリタク ナイノカ?》

「えっ?」

 応じる必要などないはずの問いかけに、思わず歩美は返事をしてしまう。

《オマエノ ココロノスキマ ソノ イミ。ソシテ ソノ「クツ」ノ コト》

「……心の……スキマ?」

《シリタケレバ ココロヲ ヒラケ。オレヲ ウケイレロ》

「受け入れ……る?」

《コワガルコトハ ナイ。オレガ アタラシイイノチヲエルマデ オマエノココロノナカ
ニ ハイラセテクレレバ イイダケダ》

「……い、意味わかんないよ……何言ってるか全然わかんないよ……」

456:ザイン
08/10/20 01:15:42 CXJMEf7w
 頭の中に響く見えぬ何かの声に脅え、歩美はぎゅうと胸元にスパイクを抱きしめる。
 それでも、 -胸に靴底のスパイクピンが刺さる痛みでも- 恐怖は拭えない。

《シリタイノダロウ? オマエガ イマオモッテイル フアン ノ リユウヲ》

「……あ、あなた、知ってるの? この……痛くて苦しいのが何か」

 スパイク越しに胸を押さえ、歩美は声に問う。

《シリタイナラ オレヲ ウケイレロ》

「……どうすれば、いいの?」

《ナニモ シナクテイイ タダ オレヲ オマエノナカニ ハイラセるダケデ……》

 窓に映る靄が、もぞり、と部屋の中に這い出してくる。
「ひっ!」
 スパイクを抱え、恐怖で硬直する歩美。
 灰色の煙の塊のようなもの -掻け魂- が、目にも止まらぬ速さで歩美に飛び掛る。

「きゃぁっ…………」

 悲鳴半ばで、歩美はばたりと床に倒れ伏した。


 - * - * - * -


「大変です神様ぁぁぁっ!!」
「ぬぉぁっ!」
 鍵のかかっているドアをその鍵ごと粉砕し、エルシィが桂馬の部屋に飛び込んでくる。

「大変です神様! 大変です神様! 大変です神様! 大変です神様! 変態です神様は!」
「うるせぇえええええええええええええええっ!」

 入ってくるなり騒ぎ立てるエルシィを一喝……のついでに、桂馬はエルシィのおでこに
チョップを叩き込む。
「うにゃぁぁっ!」
 飛び込んだ勢いそのまま、あらぬ方向にすっ飛び、未開封のゲームの山にもんどりうっ
て飛び込み、桂馬の側にお尻を突き出してゲームのパッケージに埋もれるエルシィ。

「ノックもしないで部屋に飛び込んできやがって! おまけに人の大事なゲームに飛び込
むとはどういう了見だ! 限定版に付いてるフィギュアが壊れたらどうする!」
「後半は神様のせいですぅ~……」
 煙を吹いて伸びているエルシィ(のパンツ。ちなみに青と白の縞々)に、ふむ、パンツ
だけは妹として合格だな。などと呟き、それでも現物(リアル)には興味なし、と埋まっ
たままのエルシィに声をかける。

「ところでお前今どさくさに紛れて妙なこと言わなかったか?」
「へ? は? 妙なこと……ですか?」
 がらがらと身体からゲームのパッケージを雪崩させながら、エルシィが頭をふらつかせ
て身を起こす。
「大変だか変態だか、何かそういうの」
「え? 大変だ、とは言いましたけど……私何か他に言いましたか?」
「む……そうか、なら、まぁいいんだが……疲れてるのかな……さっきまで神モードだっ
たからか……」

457:ザイン
08/10/20 01:17:27 CXJMEf7w
 ぶつぶつと呟く桂馬に首をかしげていたエルシィだが、一転して声を荒げる。
「そ、それより大変なんです神様! この前捕まえた駆け魂が!」
「駆け魂が?」

「逃げ出しちゃったんですぅっ!!」

「……」
「……」

「……あの、神様?……」
 予定ではここで「何ぃっ!」とか叫ぶ予定であるはずが、意図せぬ沈黙の桂馬にエルシィ
は恐る恐る声かかける。

「……一つ聞こう」
「……はい」
「捕まえた駆け魂、と言ったな?」
「は、はい」
「それはつまり『俺達が』捕まえた、という意味か?」
「そうです」
 これまで二人が捕まえた駆け魂の -どれも相応の苦労(主に桂馬の)をもってして捕
まえた- 記憶を、桂馬は頭の中で思い起こす。
 捕まえる、と言っても桂馬は対象者の中に隠れた駆け魂を追い出す係。実際の拘留は全
てエルシィが行っている。
 駆け魂が人の心から抜け出した瞬間というのは、桂馬にしてみれば対象者との口付けの
最中であるわけで、じっくりゆっくりそれが捕まる様を見ているどころではない。
 ゆえに、肝心のその「捕まえる」瞬間の記憶というのは、桂馬にしてみれば一番曖昧な
部分である。
 それでも毎回視界の隅に微かに留めていられる光景があった。

「……あの変なビンの中に閉じ込めた奴が逃げ出した、ということか?」
「そうなります……」

 無論「違います」という返事を期待したわけではないが、それでももしかしたら何かの
間違いであってほしいという桂馬の祈りは一言で一蹴された。
(……オーケー、落ち着け。おそらく毎度のこいつのポカだとは思うがまぁ落ち着くんだ
ボク。とりあえず状況の確認が最優先だな……)

「そんな簡単に逃げられたんじゃ捕まえる意味がないと思うのだが……」
「あ、いえ、もちろん普通ならありえないんですが……」
「ですが?」
「その、あの……えと……今回は特殊でして……」
 特殊、という言葉に桂馬はふむ、と腕組みし、エルシィの顔を覗きこむ。

「まぁ、一応理由は聞こう。僕が想像しているような事じゃないことを祈ってな」
「う……」

 ずい、と詰め寄る桂馬に思わず逃げ腰になりながらも、エルシィは必死に言葉を選ぶ。

「え、えと、その、実はですね……」
「……と、ちょっとまて、そういえばボクは捕まえた駆け魂がその後どうなるかを知らな
いぞ? ついでにそこのとこも加えて説明しろ」
「え、あ、え、ええっと、は、はい。えと、つ、捕まえた駆け魂はですね」
「ふむふむ」
「まず、地獄に送ります」
「まぁ、そうだろうな。ちなみにどうやって送ってるんだ? お前が地獄に持っていくの
か? 特にそんなそぶりがあったようには見えなかったが、今まで」
 何だかんだいいながらほぼ四六時中一緒な二人。風呂やトイレや就寝や掃除以外でエル
シィが自分の前から姿を消した記憶が桂馬にはほとんど無かった。
「あ、えっと。宅魂便を使うんです」

458:ザイン
08/10/20 01:18:14 CXJMEf7w
「……たったまびん?」
 桂馬の言葉にエルシィはごそごそと懐から拘留ビン(縮小状態)を取り出す。
「えーと、そのー、こちらの世界で言うなら宅急便のようなものです。拘留ビンに駆け魂
を封じて、ここのとこにサインするんです。そうするとビンが自動的に地獄の魂管理係の
ところに届くようになっているんです」
 ここですここ、とビンに付いているタグ……のようなものを指差すエルシィ。その手元
を覗き込んだ桂馬は、確かにそこに黒縁の小さな札を見つける。

「その後は魂の管理係の仕事になりますので、私にはよくわかりませんが……最終的には
生前の罪に応じた罰を地獄で受け、罪が浄化されればまた新しい命として生を受け……と
聞いています」
「ほぉ……ま、よくいう地獄での罰というやつだな……ちなみに送ったビンっていうのは
どれくらいで向こうに届くんだ?」
「いわゆる魔術のたぐいですから、多分一瞬で届くはずですが……」
「つまり搬送中の事故とかではないわけか」
「はい」
「……ふむ……」

 拘留したものを搬送する際の事故ではない、ということは、意外ではあるがエルシィの
落ち度ではないらしい。
 では地獄のその管理係とやらがヘマをやらかした、ということになる。
 地獄の悪魔にも不平不満とかストレスとか人間並みの問題がありそうだな、などと考え
ながら、桂馬はエルシィに改めて問う。

「それじゃぁ、今回の事件の原因は何なんだ?」
「う……その……えっと……は、話せば長くなると申しましょうか、その……」

 待て、なぜそこで言葉に詰まる、と桂馬は内心焦る。
 今までの分析からすればエルシィに落ち度はないはず。なぜ言葉につまる必要があるの
か、と。

「……い、いいから言ってみろ、まさかお前が原因なのか?」
「い、いえ、原因といいますか、そうなような、そうではないような……」
「だ、だから言えって」
「え、えと、その、き、聞いた話しによりますとですね、その、管理係の人がですね、そ、
その、駆け魂、というか拘留ビンの陳列棚から、誤ってビンを落としてしまったらしいん
です」
「落として割ったっていうのか?! なんだそのベタな設定はっ!」
「いっいえ、違うんです! 拘留ビンは70万Gの衝撃にも耐えられるよう設計されてい
るので、物理的な手段で破壊することは不可能なんです。落としたくらいじゃ傷どころか
曇り一つ付きません」
「じ、じゃぁなんでだよ」
 傷が付かないからといって曇らないとは別問題だろうと突っ込みたかったが、結論がま
だだ、と言い聞かせ、桂馬はエルシィを煽る。

「え、えと……ビ、ビンは壊れなかったんですが……その…………開いてしまったみたい
なんです…………た……が……」
「な、何? 何が開いたって?」
 ごにょごにょと急激に尻すぼみになり、聞き取れなかった確信である語尾を導き出すた
め、桂馬はエルシィの肩を掴み、がくがくと揺する。
「あ、あぅぅ、そそそ、その、ふ、蓋が、ですぅ!」

「……」
「……」

「ふた?」
「……はい」

「……」
「……」

459:ザイン
08/10/20 01:19:17 CXJMEf7w
 
「ふた、というと容器の中身が出ないように被せるあの「蓋」か?」
「そ、そうですぅ……」

「……」
「……」

「……あのビンの蓋は落としたくらいで開くようなものなのか?」
「……いえ、本来ならそんなことはありえません。蓋もビンと同じように物理的な衝撃で
は壊すことはできませんし、一度閉めたら地獄でもごく決められた死神や悪魔にしか開け
ることはできません……」
「……じゃぁなぜ開いた?」
「……そ、その…」
「その?」
「あの……」
「あの?」
 ちらちらとこちらを窺うエルシィの眼差しにどんよりするほどイヤな予感を感じながら、
桂馬は精一杯平静を装い、エルシィの言葉を待つ。
「い、言っても怒りませんか? 神様」
「……内容による。というかお前に選択肢はない、言え」
「はうっ! ……そ、その……し、閉めていなかったんです……」
「は?」

「……だ、だから蓋を閉めていなかったんですぅっ!!」

「……」
「……あれ? お、怒らないんですか、神様?」
 先ほど同様、予定ではここでも「何ぃっ!」とか叫ばれる予定であるはずが、再び意図
せぬ沈黙の桂馬に、意を決して事実を告白したエルシィは、やはり恐る恐る声をかける。
「……いや、お前蓋閉めてたじゃないか、確か。ちゃんと見てはいないけど」

 桂馬が垣間見た記憶によれば、駆け魂がビンに入った後、エルシィが被せるようにビン
に蓋をしていたはず。その後ビンが収縮し、手のひらに収まるほどの -今エルシィが手
に持っているそのものの- 大きさになっていたはず。
 蓋をしていなかった、という事実はないはずだ。

「え、えと、そ、それが、ですね……その……こ、このビンの蓋って……閉めるだけじゃ
なくて、その……」
「っ?! ま、まさか……」

 エルシィの手がくにくにと動く。
 その動きは左手にビンを持ち、右手で蓋を掴み、捻る動き。

「……まさか……蓋を被せただけで……」
 首を縮こませながら、エルシィは、おそるおそる頷く。

「ひ、捻って閉めてませんでした……」

「やはり貴様のせいじゃないかぁぁぁっ!!」
「うにゃああああああっ! ごめんなさいいぃぃっ!!」

 叫びと共に烈火の勢いで叩き込まれた桂馬の蹴りに、エルシィはまたもゲームの山の中
に頭から突っ込んだ。

 本日2回目の、ちょっとだけずり下がった縞々パンツの披露と共に。


      … … … To Be Continue … … …

460:ザイン
08/10/20 01:24:38 CXJMEf7w
以上になります。
あと2回(多分)で完結となります。
単行本以降の格闘先輩編と優等生死神編とやらはまだ見たことがないので、
設定おかしいところがあったら申し訳ありません。

では失礼致しましたー。

461:名無しさん@ピンキー
08/10/20 02:29:48 W4bD4faP
>>460
GJ!
続き、期待してます

462:名無しさん@ピンキー
08/10/20 02:34:36 zyr2AVnF
>>460
これは期待。
GJです。

463:名無しさん@ピンキー
08/10/22 22:07:45 0AttRMxa
ハクアはなんかエルシィに攻略された感があるな
ちょっと残念

464:名無しさん@ピンキー
08/10/23 07:49:28 fq+cIzu7
GJGJ

465:名無しさん@ピンキー
08/10/23 19:47:35 niXRHLq8
>>460
お、再攻略モノか?続きに期待しつつGJ
ついでに縞々なLCにもGJしておくw

466:名無しさん@ピンキー
08/10/23 20:52:44 cHFgLRoE
>>460
面白かったです。続き期待してます。
設定とかポカとかが原作みたいで面白かったです。
歩美人気高いなー。

467:名無しさん@ピンキー
08/10/24 07:17:36 hZfBwj7n
かのんと栞だけSS無いのな

468:名無しさん@ピンキー
08/10/24 08:53:33 YkVmYG9e
かのんはある。ないのは栞。

469:名無しさん@ピンキー
08/10/24 18:01:55 FmdDOmGf
栞SSちょっとネタ思いついて書いてたが、書きかけで止まってたりします…

470:名無しさん@ピンキー
08/10/24 21:08:30 xFcW9c1F
>>469
あれ、俺がいる・・・
栞のその後で書いてるが、神様攻略難易度高すぎで結構きついw
しかしよく考えたら今なら一番乗りゲットできるのか・・・よし、もうちょっと頑張ってみようw

471:名無しさん@ピンキー
08/10/24 21:49:53 ctOpMUBw
神様はほら、普段はリアルには興味なしだから。
一番攻略しやすいタイミングは『神様に攻略されている最中』だと思うんだ。
真正面から向き合って最大の攻撃力(かっこよさ)を発揮するときこそ一番無防備ではなかろうか。

……ここまで考えて、どこぞのジョージボイスの吸血鬼が連想された

472:名無しさん@ピンキー
08/10/24 23:38:35 gJKhtK5l
でも神様に攻略されてる最中にどれだけアタックしたところで、
駆け魂抜けたらその間の記憶なくなっちゃうんだぜ

あーでも攻略されてる最中に骨抜きにすることで、
記憶が無くなった後に神様から接触してくるように仕向けるってのもアリかw

473:名無しさん@ピンキー
08/10/25 03:11:48 SAJTFHr1
みんな栞があの後小説書いてることを忘れてるぜ
当然お前らなら官能小説を書いてるって脳内変換してると思ったんだが見込み違いか

474:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:06:23 O/5nVjLd
えっと前のSSの前編というか、そんな感じのSS投下します。
当然にハクアSSです、ちなみに最初に言っておきますが夢オチです!
だから思いっきり鬼畜なキャラクターイメージ崩壊なノリにしましたので、
そういうの苦手な方はお気をつけを…;

475:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:07:19 O/5nVjLd
ちょっと…な、なんでこんな事になっているの!
この地獄でいつも一番だった上級悪魔の私が…なんで!
「いや、駄目…もう…」
「まだだ、イかせないな…この程度じゃ」
「そんな…あっ…んんっ」
こんな人間に…好き放題されと辱められるなんて…いやぁぁ!!
何故かわからない…いつこうされたのかも、
とにかく気付いたら私は肌を全て晒し出し裸体で、
何処かのベッドの上に手足を縄で縛られ囚われていたの。
そして全てを見られている…それも人間なんかに!
彼らも私同様に何も着ていない…肌を全て晒し全裸になってる、だけど…
こんな…うっ、女の私には恥部をさらけ出してるだけでも、
とてつもない恥辱を受けてる、それなのに…
この人間はそこへ追い討ちをかけてくるのよ!
「そろそろ頃合いかな…ほら」

ヴィィィィィィ───ンッ

「!いゃあぁぁぁぁ──!また…な、中で…んんんんっ!!」
まるで雷にでも打たれたくらいに激しく、それでいて淫らな刺激に、
また身体が激しく震えていく…それは膣に入れられた淫具のせい、
スイッチを入れられ、また動き出したの…んっ!
そして私の中の、恥ずかしく過敏な箇所を刺激して、
また望まない淫らな快感を引き起こしてしまう。
やだ…あっ!こんなの感じたく無いのに、うぅぅ!!!
既に幾度も責められ続けたこの身体は、この刺激に過敏になっていて、
ただ卑猥な快楽が、理性による脆弱な抵抗を、どんどん無残に消し飛ばしてしまう…
そして快楽という美酒が、徐々に頭を酔わせていくの、
やがて意識がすっかり快楽に浸ると、
徐々に絶頂の兆しを感じてくる、頭の中が霞んで白くなって…そのまま!
「はい終わりだ」
「!?そ、そんな…」
だけども、あと少し…本当にあと少しでイケたのにという絶妙なタイミングで…
責めを止められてしまい、また絶頂に辿り着けないのよ。
そう…この繰り返しを延々と繰り返されていた、
おかげで発散できなかったこの身体のモヤモヤが、
ただただ激しい切なさに変わっていく…
もう拷問よ…こんなの、そして心が…理性が疲弊していく。

476:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:07:53 O/5nVjLd
「や…だ…」
「何がやだなのかな?」
「………」
「わかるかエルシィ?」
そいつは自分の足元に視線を向け尋ねた、そこには恥ずかしげもなく、
さきっからずっと…一心に彼の股間部から取り出した、
男の…そう男性器を口に咥え込み、ひたすらにしゃぶりつく女の姿があった…
私と同じ悪魔の少女…エルシィが!
「はぁ…んくっ…はやくハクアも素直になればいいのに…」
「馬鹿言わないで…あなたこそ、早く…」
「エルシィは、もう素直になっているよ…んむっ、神様のおちんちん大好き」
!?くわえたのを離したと思ったらエルシィは愛しそうに、
それに頬擦りをする…そして再び喉の奥にまで届くくらいに深く咥え込む…すると!
「んんっ!?んん~~~」
突然に咽出すの、何?何だか吐き出しそうな感じだけども…
でもエルシィは必死に口元を押さえ、せっかく出されたモノを零すのを堪えていた…
「おっとスマン、あまりに良くてつい出してしまった」
「む~~~~」
今は喋れないのか、批難する視線で見つめてるみたいだけども、
でも本当に怒っている感じはしないわ…証拠にエルシィは微笑むの。
その顔は強要なんてされてない、幸せそうな顔だった…
うっとりとした目してるし…どうやったら、あんな表情になれるのだろう?
ただぼんやりと目の前の光景を眺め、そんな事を考えていた…
すると、エルシィは口を押さえたままで近づいてきて、私の顔を覗き見る…そして!
「んぐっ!?んんん~~~~!?」
「んあっ…んん…」
嘘…やだ、どうして!?突然の出来事に思考が一瞬停まった、
だけど直ぐに我にかえり思考が働くと、柔らかな温かい感触が唇に伝わってくる事から、
目の前のエルシィが私の唇を奪った事を理解した。
…な、なんで私がエルシィとキスしないといけないの!
私は何とか重ねた唇を離す為に、暴れるように頭を揺らしてみた、
だけどもしっかりと口同士が重なり合い離れない!
しかも…より深くと、舌まで入り込んできてるみたいだし!
やだ絡み付いてくる…柔らかな舌の感触を、舌全体で感じてる…
えっ?それだけじゃない…ちょっと!何を流し込んでるの!
ネバネバした液体がエルシィの舌を辿り、口に流れ込んできてる…
やだ、これは何?唾液?違う…もっとドロドロしてて、舌先に触れると刺激してくるし、
何より生臭い…これって?ま、まさか…
「うふふ…どう?神様の赤ちゃんの素なんだよ、美味しいでしょ?んっ…」
「んぐぅ~~~!!」
や…やっぱり!?これって男の!な、なんて汚いのを飲ますのよ!!
口に注がれた粘液の正体に愕然とし、
当然だと思うけれどウッと呻き、吐き気が催してきた!
だけども…それを許してもらえなかったの、
吐き出そうとした瞬間に塞がれてしまったから!
この…なお私の口を塞ぎ続けてるエルシィの唇によって…
「んん~…だ、駄目だよハクア、せっかくの神様のなのに…全部飲まないと」

477:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:08:24 O/5nVjLd
イヤよ嫌!こんな汚いの…飲みたくない!
なのに何処までも口を封鎖するエルシィの唇、
こうなると段々と呼吸が満足にできずに息苦しくなってゆく…
だから瞬く間に局地に追いやられ、私の喉は無我の意志で動いた。
その呼吸に邪魔な喉奥に溜まり込んだ濁液を、胃の中に飲み込む為に…
やがてゴックンっと…小さく喉音を鳴らせ、
粘った生臭い液体が食道に流れ込んできてる。
くぅっ!あぁ…食道が熱い…飲み込んじゃった!
するとその動きを間近で見つめていたエルシィの瞳が、
それを確認するなり淫らに輝いていたわ。
「おめでとうハクア、上手に飲めたね」
「だ、誰が…上手によ、こんな無理矢理に汚いの飲まされて…んっ」
「ほう…ならお前は、その汚いのを飲まされて濡れる変態なのか?」
「えっ!」
散々に弄ばれ辱められ続けたのだもの、
ここぞと私は反抗の意志を込め批難の叫びをあげようとしていた、
だけども…そこにカウンターが撃ち込まれてしまう!
彼の手が…私の大事な所をまた弄んでくる、
やだ…そこはもう触っちゃ!でも手際良く指先が膣奥の深にまで入り込み、
先の指腹でゴシゴシと、アソコを…膣壁の粘膜を擦り刺激して、
続けて掻き回していくように動かしていく!
するとまた心地良い感覚の波が勢い良く流れてきて、頭を刺激させてくる、
そして彼の指が内から抜かれると…

チャプッ!ジュブゥゥ!

「うわ…ハクアのここ、もう洪水だよ!凄くグシュグシュになってる」
「う、嘘っ!ひゃっ!いゃあぁぁ~~~!!」
なんでこんなに大きくやらしい水音が鳴るの!やだっ…こんなに!?
音で分かる…いつのまにか私の膣は、すっかり潤っていたの…
まるで股間がお漏らししているみたいに濡らしてた。
もちろんオシッコなんてしてないわ、ただ…恥ずかしい分泌液が溢れているだけ、
愛液とか呼ばれる…あの恥ずかしい蜜が溢れてた。
「よっぽどの興奮状態でないと、ここまで濡れるのはありえないと思うがな」
「違う…私、本当に興奮なんて…ひっ!」
ありえない身体の反応に、ただただ戸惑う私でした、
そんな変態な性分無い筈なのに…だけど確かに身体は発情状態になってる。
そしてそんな私の目の前に、突如と不気味な肉塊が姿を晒す、
亀の頭のような卑猥なイチモツが…
頭が冷静に、それが男の性器と判断するのには、ほんの少しだけ時間が必要だった、
一応はさっきも見ていたけども、こんなに間近だと印象が変わって見えていたの。
「ほら、もう女としての本能が欲しているだろ?」
「欲しくなんて…ない、こんな汚くて臭いのを誰が…」
「ほう、だが…身体はそうは言っていないようだが?」
「えっ…嘘!」
含みある笑みを浮かべられ、嫌な予感がし…同時にまた一段と胸が鳴る、
やだ…まさか!?口ではあんな事を言っておいて、
ほら実際に鼻を刺激する生臭さを感じているのに…嘘でしょ。

478:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:08:55 O/5nVjLd
「ハクアのアソコ…ヒクヒク疼いてるよ、お豆さんも大きくなってるし」
「また一段と多めに溢れてきているしな」
こ、こんな淫らな変化が起きてるわけ?ひっ…自分でもわかる、
熱い…そこだけじゃなく全身が、燃えているみたいにチリチリしてる!
「エルシィ…調子にのってイカせるなよ」
「わかってます神様、ゴメンねハクア…でもハクアが悪いんだよ」
「なんで…」
「だって素直にならないから…身体はこんなに神様を求めているのに…んっ」
「!ひぅぅうぅ──っ!!?」
激しい衝撃が下から全身にまた駆けてくる!
それはエルシィがカプッと甘噛みしたせい…陰部のあの部分…
女性器の上にある突起してる過敏な箇所…クリトリスを!
だから一気に身を反らし、震わせてた…一気にイキそうなくらい!
でも…加減されたのか、そこまでに達しなかった、だから…また切なさが戻ってくる、
やぁ…しっかりして私、このままじゃ…本当に堕ちちゃう!
「エルシィ…そのままハクアの上に被され、お前も我慢できないのだろ?」
「!神様…はい、我慢できません…だから」
すると今度はエルシィはそのまま私の上に被さってくる、
下に頭を向け下部を私の頭に…!?あ…目の前にエルシィの陰部が迫ってくる!
花弁のような濡れたピンクのひらひらの内が赤く火照り…
膣口がひくひくと疼き震えて、蜜を溢れさせて零れてるの。
そんな感じでエルシィの女性器は、いかにも発情してる状態になっていた、
そこに…さっきの卑猥なイチモツが現れて、
その亀頭の先っぽを…濡れてるエルシィの性器に触れさせ、
そのまま…一気に挿入していく!!

ジュブゥゥゥゥ…!!!

「あっ!あぁぁんっ!!」
「くっ…いい締りだエルシィ!」
!?あぁ…大きなのが咥え込み、蜜が内側から押し出され、
外に漏れたのが…上から垂れて落ちて来る!
「ひゃっ…あ…」
「あんっ!あぁ…神様のおちんちん…入ってきてます!」
そして聞こえるエルシィの歓喜を含んだ卑しい喘ぎ声…
んっ…あぁ、深々と挿し込まれていく、おちんちんが女の子の大切な部分に…
そして膣深く入り込み掻き回す、その様子を私は間近で見ていた。
こんな風に…繋がっちゃうの!やっ…熱い…体が燃えてるみたいに、
それに疼くの…たまらない、切ないの…こんなの見せられたら!
私の…私の女としての本能が刺激されていく、発情させられちゃってる!
ずっと…お預けされてたから余計に、だから…こんな事を思ってしまう、
犯されてるのが羨ましいって…こんな風に素直に感じてるエルシィが!
私も…して…欲しい…あっ!駄目…そんな事を思っちゃ!
それこそあいつの思う壺じゃない!んっ…だけど、身体が訴えてる…それでもいいって、
駄目…しっかりしないと、理性を…保たないと。
「はぁ…あっ!いいよぉ…気持ちいい…ハクア、凄く気持ちいい…神様のおちんちん」
「エルシィ…んっ…あ…」
ポタポタ雫が落ちてくる…淫靡な雫が…
頬を伝っていく感触が熱い、そして肌は周りに充満する熱気も感じてた。
耳には淫らな効果音が響く…私の理性を崩す音が…
熱い…疼く…切ない…アソコが物凄く、エルシィにはこんな風に掻き回されて、
とっても気持ち良さそうなのに…私は…あぁ!!

479:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:09:28 O/5nVjLd
「出すぞ…エルシィ!」
「はい!神様のでお腹いっぱいに…してください…あぁぁ!!」
出される…人間の精子が…熱くてドロドロしてるのをいっぱいに!
エルシィに射精…されてる!!

ドクドクドクゥゥゥゥゥ!!!

挿し込まれてるのが震え、エルシィの身体がビクビクとこっちも震えた、
あぁ…中で射精されてるの?するとボタボタとまた熱いのが顔に落ちてくる。
なんて生臭い…凄い匂い、だけど…こんなに興奮するのはどうして?
やがて白いのも垂れてきて顔を汚す、これってもしかして…
そう呆然と感じてると、一段と淫らな音が聞こえて白いのが更に多く溢れ落ちてくる。
どうやらおちんちんを抜いたのね、だから逆流した精液が垂れてきて、
下にある私の顔面にドロドロのシャワーを浴びせたのよ。
「はぁ…あぁ…神様のがいっぱい…んんっ」
「あ…あぁ…んっ」
口元についてたのを舌で舐めて、口に運ぶ…さっき味わった精子の味だ、
あの時はあまりの衝撃的な味わいで直ぐに吐き気を催したのに、
何故か今は…じっくり口の中で味わっていた。
そして胸を一段と高鳴らせて、身体はすっかり高揚し火照っていく。
「ハクア…私イっちゃたよ、んっ…気持ちいい…」
「私も…」
「ん?」
「い、イキたい…これ以上、もう我慢できないわよ…んんっ」
本能の要求に、もうどうしょうも我慢できなくて、
ついに私は懇願してしまった、身体が疼く…屈辱的だけど、
でもしょうがないじゃない…このままじゃ狂って死んじゃうかもしれないわ!
すると…とうとう屈服した私を見下ろすなり、彼は勝ち誇ったように微笑する。
そして素足を上げて、私の顔に近づけてきた。
「え…何…?」
「ボクの足指を、その舌で綺麗に舐め上げたら、考えてやってもいい」
「本当…?」
「ああ、嘘は言わないさ」
なんて事を言うの、こんな人間の…足の指を舐めるだなんて、
そんな侮辱的な真似ができるわけ…無い、まともな精神状態なら。
でも今の私は違ってた、一度堕ちると…もう、
そのまま加速し転げ堕ちていくのかもしれない…だから。
「んっ…あっ…」
「そうだ、間も…綺麗に丁寧に舐めとるんだぞ」
「はい…んっ…あはっ」
やってる…頭の中では抵抗してる筈なのに、身体が勝手に…
舌を伸ばして足の指先に絡め、ひたすら舐め這わせて…
そして唇でも指先を愛撫していく…こんな屈辱な行為は、
上級悪魔のプライドを完全に捨てていないと、とてもできるものじゃないわ。
「ようやく堕ちたな、エルシィ…」
「はい神様…素直になったご褒美にいい事してあげるねハクア」
「んんっ…んんんっ!!」
次の瞬間に、突然にズブゥゥゥッと!!す、凄い衝撃が下から来た!
中に何か異物が入ってきてるみたいだけど!
あ…でもそれはアソコからじゃないの、
それはお尻…お尻の穴から入ってきてる!?

480:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:10:00 O/5nVjLd
「ふふ…ハクアのお尻の穴って可愛いね、ん…大きく咥えてるよ」
う、嘘!まさか…あぁぁ!!!
驚愕し、思わず唇から足指を離す…そして大きく喘ぐの!
だって…入ってる、エルシィの羽衣が変形して、ボールがたくさん付いたような、
そんな形の棒状のを挿し込んできてる…このお尻の中に!
そ、そこ…汚い…なのに!ひぃぃ!!!
「ほら奥に入っていくよ、気持ちいい?」
「気持ちよくなんて…ひゃ!あぁぁ!!」
「こんなに濡らしてるのに…嘘だよねハクア」
や、やだ…どうして?どうしてそんな場所を苛められてるのに、
私のここ…こんなに熱くなって、また涎を垂らしてるわけ?
こんなの変よ、変…頭もおかしい…溶けていくみたい、
また思考できなくなっていく、やだ…あぁ!
「さて、それではそろそろ…おまちかねのをハクアにもあげようか」
「はぁ…はぁ…私のまってるモノ?」
「そうだ、さっきからこれがほしいのだろ?」
「!?」
ドックンと胸が大きく高鳴る、それは…彼のおちんちんでした。
さっきまでエルシィの中に収まっていたアレが、徐々に迫ってきて…
もうドロドロとだらしなく溢れさすアソコに、その先を当ててくる。
そして先っぽが、じわりじわりと埋もれていくの!
そうよ…これが欲しかったの!おちんちんが…あぁぁ!!

グジュッ…ズブブゥゥゥゥゥ!!!

「やっ…嘘っ!な、何これ…あぁぁぁ!!」
あぁぁぁっ!!入ってくる…繋がっちゃった!
人間のおちんちんが、私の大事な中に…んっ!
雷が落ちたかのように衝撃的に感じるのは、ただ挿入感だけじゃ無かったわ、
何故かわからないけれど…とても心地良い快楽と幸福感が湧き上がってきてる!!
やだ…喜びたくない、なのに…ひぅっ!
じわりじわりと奥に入り込む毎に、もう身を震わすくらいに、幸せになってきちゃう!!
「うっ…絞まる…やっぱり身体は欲しがっていたんだなコレを」
「ち、違う…そんなのありえない…ありえないのに…」
「ほら、顔を向けろハクア」
「ふぇ…んんっ!!」
この全身へと拡がる、甘美で刺激的な感覚に戸惑っていると、咄嗟に命令されて…
私は思わず人間なんかに従ってしまった、すると…唇をまた塞がれてしまう!
今度はこの男に…キスされてしまったの!
やぁ…舌まで入り込んでくる、また口の中を他人に蹂躙されちゃってる!
唇を人間に奪われるなんて…なんて屈辱!
なのに…なのに…どうして頭がとろけるようになっちゃうわけ?
私…完全に思考回路が麻痺してきてた、口を塞がれ…
おちんちん入れられて…不可思議な感覚に酔わされていく!
「はぁ…あぁぁんっ!!やだ…どうしてこんなに!」
「感じるのか?どうだ…気持ちいいだろ?」
「はぁ…あぁぁん!!やぁ…そんなの…あ…」
気持ちいい…気持ちいいよぉ!!
おちんちん…凄くいいの!!キスされても気持ちいい…
人間に舌を犯されるの、こんなにも…心地良くなるなんて!
認めたくないのに…認め切れない…あぁぁ!!

481:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:10:30 O/5nVjLd
「イク…イっちゃぅ!!」
「ああ、イってしまえ!ハクア…ほらっ!!」
「あぁぁぁぁぁ──!!!」
ずっとお預けされてたから、ついにイケる事に身体全身が、
そして心が歓喜してるようだった…だから次の刹那、
この身は今までお預けされた分を取り戻すくらいに、盛大に絶頂してしまったわ!
「ひゃぁぁぁ!!あぁ…イク…イっちゃぅぅぅ──!!!」
もうプライドとか気にしてる余裕はなかった、
みっともない…だらしない顔を見せるのも構わずに、
口からは涎を垂らし、目からは涙を流して…背筋を反らせて、
この絶頂の喜びを身体で表現させてたの!
そして…熱いのが、身体の…お腹の中に弾けてたわ。

ドクゥゥゥゥ!!ドクドクドクゥゥゥゥゥ…!!

「くぅぅ!!うぅっ!!あ…」
「あ、熱い…んんっ!!あぁぁ…」
ビュクビュクっと注がれていく、熱くてドロドロしたのが…
んんっ…気持ちいい、この感覚も凄くいい…
「ふぅ…ハクアの膣が気持ちよくて、つい出してしまったぞ」
「はぁ…あぁ…これってまさか、そんな…あ…」
しばらくこの注がれる感覚にうっとりと浸っていたけど、
ふと気付くの…その出されたモノが何かを。
そして衝撃を受けてた、だって…それはつまり。
「やぁ…赤ちゃん出来ちゃうのに…あぁ!!」
「そうだな、ならボクの子を孕めばいいじゃないか」
「!?そんな…あぁ…人間の赤ちゃんなんて、あぁ…」
「だがこっちは望んでるみたいだが?んっ…一滴残らず搾る気だな」
射精…膣に出された男の精子は、お腹の奥の子宮に入り込み、
女の卵子と出会い…受精して子供ができるという普通の性の成り行き。
それが…私の中で起きてしまうかもしれない、
ほら私の子宮に精液が注がれたから!
やだ…人間の赤ちゃんなんて、なのに…あ…抜き出せない、
おちんちんを中から抜かれたくないの!
それに…望んでる?その赤ちゃんの素を…もっと飲みたいって!
そんな甘美な誘惑の前に、出来ちゃってもいいから…
ふとそんな考えが過ぎる…あぁ、これ以上はイケない!!
「あぁ…」
「まだ余裕あるか、続けていくぞハクア」
「…はい、んっ!あぁ…ひゃぁぁぁ!!」
するとその繋がったまま、また…動き出すの!
私の膣の中を…その指で届かないくらいずっと奥をおちんちんが掻き回していく、
ゴシゴシ内をひたすらに擦って…また気持ちよくするの!!
良いよ、気持ち良い…とっても良過ぎてたまらない!
いつしか無意識の内に、私の身体は自分からも動き、
それを受け入れていくの、あぁ…腰が動く!
すっかりこの淫らな行為に夢中になっていく私、すると。
「神様…ハクアもズルイ…」
「え、エルシィ?…んっ…あ…」
「よし、ならお前も混ざるか一緒にな」
「本当ですか!じゃあ…」
さっきしてもらっておきながら、不満そうにねだるエルシィは、
何を思いついたのか、またエルシィの羽衣が変化させていた…
それは下半身に纏わり付いてから、何かの形に…ってアレは!

482:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:11:01 O/5nVjLd
「な、何を…エルシィそれって!?」
「私のおちんちんだよハクア~」
えぇぇぇ!!まさか…そんな!羽衣でおちんちんを作るなんて…
作られたそれは、まるで本当にエルシィの股間から生えてるみたい。
そして妖艶に微笑んでこっちに迫ってくるの!
「それじゃ…ハクアに入れちゃうよ」
「駄目…そんなの入らない…あ…」
「ちょっと待てエルシィ」
お尻の穴に入れようとして驚愕する、さっきのよりも格段に大きいのに、
そんなのを入れられたら…今度こそ裂けちゃう!
ただでさえ前にも入れられてるのに…だから呼び止められてホッとする、だけど…
「せっかくだから、お前もこっちに入れてみろ」
「!?そ、そこは…」
「入りますか?もう神様のが挿入されてるのに?」
「散々に弄ってほぐしたから大丈夫だろ」
嘘…だって、そっちは…前はもう入ってる!
これだけでいっぱいなのに、もう一本なんて!
「じゃあ…いくよ、んっ…」
「いや…駄目…あっ!!」

グチュッジュブッ…

「ひぃっ!あがぁぁぁぁぁ───!!!」
入っちゃったぁぁぁ!!もう一本のおちんちん入ってきてるぅ!!
壊れる…壊れちゃう!!私のアソコ…壊れるぅぅ!!
盛大に身を反らせ…激しい衝撃に身体が悲鳴をあげていく…
あぁ…膣が拡がって裂けちゃうぅ──!!
「さ、流石に窮屈だな…うっ!」
「でもハクアの中…温かい、んっ…神様のとも擦れて気持ちいいですよぉ」
「あがぁぁ…ひぐぅっ!!」
壊れるのは、私の頭もかも…激し過ぎて意識失わないのが不思議よ!!
ガラガラと理性も何もかも…崩れ消えていく、もう…狂うわ!!
荒々しく息をして、目から涙…鼻からも何か垂れてる…
汗は噴出し口からだらしなく涎を垂らして…意識は朦朧としてる。
目の前が何も見えない…何だか全部白くなってて…
だけど中で突き上げられる度に、衝撃だけは突き抜けるのを感じてた。
「段々とこれでも馴れてきたみたいだな…うっ!絡むなぁ…」
「本当…ハクアの中、とっても気持ちいい…あぁ」
「はぁ…あぁっ!あぁぁぁ!!!」
なのに…なのに、この状態で私はあの感覚も同時に感じてる、
身体はもう限界で悲鳴をあげてる、それは変わらない…なのに、
気持ちよさが止まらない、やぁ…あぁ!!狂うくらいのあの快感が駆け巡ってるの!
頭の中が…もうグチャグチャよ、こんな激しいの…うぅぅ!!
「さぁ…そろそろ頃合だが、どうするハクア?」
「うぇ…あぁ…?」
「え…どうされたい、自分の口で言ってみろ」
また更なる辱めだった、自分の口で言わすなんて酷い奴、
だけど今の私にそんな心の余裕は無かったの。
「だ、出して…中に…膣内に射精して…」
そう…もうどうなってもいい、例え後でどうなっても…そんな考えしかできない、
ううん思考も無理…ただ自分の本能に忠実なだけ。
だけどそれだけで彼は満足しなかったの!

483:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:11:32 O/5nVjLd
「それじゃ駄目だな、こう言うんだ…」
そんな状態だけど、彼に耳打ちされる内容を聞いて私は驚き、
今更な恥辱心が刺激されてた、だって…それは!
「い、言えない…そんなの!」
「言わないと…外だな、仕方ない」
「えっ!駄目…それは…あっ!」
カァーっと熱くなる、あ…望んでる、私…中に放ってくれる事を。
そうしないと満足できない事に気付いてる…だから、
認めた今はもう…それを言う事に抵抗は無かったの。
「お、お願い…私に、貴方の子種で種付けして…孕ませて下さい!」
「よし、わかったよ…ハクア」
「あぁぁぁっ!!!」
またズッシリと重厚ある挿入を感じた、お腹の子宮が潰されるくらい…
後ろからのもう一本も続けて入り込んでくる、うぅ…苦しい!
でも…だけども…気持ちいいの、とっても素敵…そして瞬間に弾けた!

ビュクゥッドクドクゥゥゥゥゥッ!!!

な、なんて幸せな…射精される感覚!
お腹の中が温かい…ううん、焼けるように熱い…
そして私はまた果てるの…そして堕ちた。
誇りも何も無くし、ただ快楽に支配され…彼のモノに変貌していく、
徐々に失う意識の中で、、それを私は自覚したの。
そして…私の中の中で…その変貌を歓喜する自分も感じていたわ。


あれから一体…どのくらいの時間が流れたのだろう、
あれからもずっと私は屈辱と恥辱にまみれ続けてた、
そして更なる快楽を与え続け、何度も絶頂を繰替えされてきた。
外での性行為、夜空の下を裸で四つん這いになって散歩…
便所の中で卑猥な落書きをされての淫行、他にも色々…
そんな中で私はいつしか通常でも抵抗心を失い、
心は完全に彼に屈服させられていたの。
そして…膨れてきた腹部が、新たな命を身に授かった事を教える…
だけどそれで絶望するくらいの正常な理性は、とっくに無くなっていたわ。
むしろ喜びを感じていたの、この堕ちていく自分に…
「うっ…なかなか忠実な奴隷に成り下がったな二人とも」
「はい…私たちは神様の忠実な奴隷です、ハクアもそうだよね」
「うん…誓います、私は…ハクアは、一生貴方のモノに…下僕になるって、だから…」
「よしよし、今日はハクアから可愛がってやるからな」
「あーずるい!私も~!!!」

484:ROCO ◆VpKHzOu04Y
08/10/26 05:12:15 O/5nVjLd
そして今日も私は彼に貫かれ、快楽に囚われる、
このまま彼の生涯ずっと…彼だけの奴隷になるの。
「エンディング…ハクア雌奴隷エンドだな」
「はい、私の御主人様…」
こうして私は堕ちた…永延に…

:::::::::::::

「んっなぁ!!?」
な…何、今の夢は!?まだ真夜中だというのに、
私はあまりの衝撃的な内容に目を覚まされてしまったの。
そう夢…さっき見てたのは全部夢、現実なんかじゃないわよ!
あぁ…でも夢って直ぐに忘れてしまうのに、まだ鮮明に覚えてる、
なんて破廉恥な…変態的な夢を見てるのよ!
もしかして…たまたま拾ったあの地上のエッチな雑誌が原因?
駆け魂を捕まえる為の参考にと、心のスキマを埋める参考になればと、
読んだのが間違いだったかしら…だけど、な…なんで!?
夢に出てきたのがあの人間って…な、なんであいつなんかに好き放題されて喜ぶの!
夢の中とはいえ、かなり屈辱的だわ、まだ夢の余韻で胸がドキドキしてる…
身体も火照っているみたいで、おかげで夜風が気持ちいいし…

ジュンッ…

「!えっ…これって」
そして落ち着いたところで気付くの…自分の股間の異常を、
これって濡れてる?あんな悪夢で…
嘘…こんなにもたくさん、んっ…それに疼いてるし…
あの人間の男との淫夢を見ただけで…んっ!
「ゆ、許さない…上級悪魔である私を夢とはいえ辱めるなんて!」
とにかく責任とって、あいつには何かしてもらわなきゃいけないわ。
それも今すぐに…そうしないと、この腹立たしさが収まらないもの!
そうだ…私の任務にも協力してもらうなんてどうだろ、
べ…別にあいつと一緒に居たいとは思ってないから。
会う口実を無理矢理に作ってるわけじゃないからね!
でもこんな状態で、アイツに会って…大丈夫かしら?
ふとそんな考えもしたけれど、もう身体はとっくに空を舞って、
アイツの家へ向かってたの、そう…桂木桂馬の居所に。

そして、あんな風になるなんて今は…
ちょっとした予感でしか感じて無かったわ…はぁ。

【おわり】

485:名無しさん@ピンキー
08/10/26 06:31:49 j7WTU3Mv
>>484
GJ、ハクアかわいいよハクア

486:名無しさん@ピンキー
08/10/27 02:50:42 osouljDP
>>484
GJ!
>>433の「あの夢」がこれか
確かに激しいなw

487:名無しさん@ピンキー
08/10/29 10:21:13 U6mM8hFy
はぁはぁGJGJいいよいいよー

488:名無しさん@ピンキー
08/10/29 19:11:49 EB7Nvaqq
今週は遂にモザイクがw
しかもどうやらハクア側の願望らしいとかキタコレwww

489:名無しさん@ピンキー
08/10/29 23:15:30 +IwhSOxi
羽衣万能すぎw

490:名無しさん@ピンキー
08/10/30 00:00:38 yGykaGJE
LC「神にーさま、この公園に寄るんですかー?」

桂馬「近道なんだよ」

桂馬「………………」

桂馬「何だ…?………何か嫌な視線を感じるぞ…?」

ドロドロドロドロ

LC「神にーさま!駆け魂反応です!!あの人から!!」




阿部さん「よっ」

桂馬「なん……だと……」

491:名無しさん@ピンキー
08/10/30 00:16:44 0fUtBhlr
>>490
ほっとけば。阿部さん子供産めないぜ。

492:名無しさん@ピンキー
08/10/30 04:49:36 kVl4BSkr
「さーて、まずは私たち3体の人形からね。最初にエルシィ、と」
「うん、さすがは私と、私の羽衣。いい出来だわ」
「じゃあ、次は私。鎌も念入りに……」
「んー、ちょっと体のボリューム感が今ひとつな気がするけど。ま、いいか。後は桂木のを」
「こ、コラ、服を最後につくったりしないの! もう、そんなところまでリアルにしないでいいのに!」
「こんなものかしら。えー、エヘン、エヘン。12時30分、屋上で、3人揃って前に歩く」
「大丈夫そうね」
「……」
「……横並び順をハクア・エルシィ・桂木からエルシィ・ハクア・桂木に変更」


とか手組ませたりとかやってるのを想像させられるとか、すばらしいな地区長は。

493:名無しさん@ピンキー
08/10/30 07:15:03 ZD4tqn0o
「えー、エヘン、エヘン。ハクアと桂木と握手。桂木はわた、ハクアの目を真っ直ぐ見て。
 ……そうよ。こういう握手がしたいのに……どうして私の目を見ないのかしら。はぁー」

とか言って、桂馬人形を指でうりうりしたりするわけか。すばらしいな地区長は。

494:名無しさん@ピンキー
08/11/04 17:46:50 66MO8c+i
保守age

495:名無しさん@ピンキー
08/11/05 21:32:01 y3muIXv3
きたなぁ。
最強の者、その名は「平凡」。

ああ見えて神様はいい奴だから、失恋の隙に付け込むとか
できなくて苦悩すんだろうなぁ。

496:名無しさん@ピンキー
08/11/05 22:14:13 lFyMzHV9
さすがに予想外の展開だったぜw

497:名無しさん@ピンキー
08/11/05 23:17:03 jkVFzlmc
ゲームにはいないタイプって神様頑張れw

498:名無しさん@ピンキー
08/11/06 00:44:24 5qKZFmo4
あるいはリモート式かもな、今回
つまりキューピット役




………テーマはネトラレかこれ?

499:名無しさん@ピンキー
08/11/06 02:15:24 ctJWYOJZ
まあ、本来の目的から言えばあの男との仲を取り持っても駆け魂は手に入るんだよな。
別に神様が落とさなくてもw

500:名無しさん@ピンキー
08/11/06 19:09:59 7KOxDewg
あえて期待あげ

501:名無しさん@ピンキー
08/11/06 19:17:41 5hfjD6EP
>>498-499
その線なら、男の顔が今回見えてたんじゃなかろうか。
次週以降男の顔が見えて、モブ扱いから脱するかどうかが
判断のしどころだな。

502:名無しさん@ピンキー
08/11/06 21:04:49 J4Tnz4gS
ポイントは、『告白している(恋愛中?)にも関わらず心の隙間があった』ということ。
恐らく、あの時点では
『彼が好きだから付き合いたくて告白した』のではなく、
『彼と付き合いたいから好きだと思い告白した』可能性あり。


つまり彼女は平凡キャラなんかじゃなく、
いろんな奴に惚れっぽいビッチ候補だったんだよ!

503:名無しさん@ピンキー
08/11/06 21:12:44 5hfjD6EP
な、なんだってー!(AA略


504:名無しさん@ピンキー
08/11/07 21:52:34 SpxAihBt
むしろ、神様を好きでそれを否定したいが為に(ry



は流石にないなw脇役だし

505:名無しさん@ピンキー
08/11/07 23:58:07 QTfv/QcO
今回の子も攻略終わったらオタメガなんて言ってられなくなるのかねw

506:名無しさん@ピンキー
08/11/08 00:54:16 QvjxC0Tj
まあどういう方向に行くかは来週のでだいたいわかるな
サンデーマダー

507:名無しさん@ピンキー
08/11/08 12:49:45 m0tk1j9V
>>505
逆に考えるんだ
「アイツを『オタメガ』と呼んでいいのは私だけ」
そう考え(ry

508:松雪 ◆EBmiO0Ld5.
08/11/08 16:51:59 UxpDWdsx
ここで何気なく単行本のネタを投下

栞でエロなし、気軽にどぞー

509:名無しさん@ピンキー
08/11/08 16:52:29 UxpDWdsx
あの日あの時……確かにあなたがいた―


   『I'm here saying nothing』


初めてあなたに出会ったのは、放課後の図書館でした。
と言っても、当時の私は図書館以外に居場所がなかったのですから、当然と言えば当然です。
あの時、あなたは消防車の本を探している妹さんと一緒に図書館に来たんですよね。
私ったら消防車が書いてある本を全部持ってきちゃって……
やりすぎたかな? 気味悪がられたらどうしよう? とか思っていたんですよ。
ふふ、不思議ですよね。
人見知りの私が、初対面の人にそんな事を思うなんて。
今思うと、私はあの時すでにあなたを意識していたのでしょう。
でも、当時の私はそれに気付かなくて……結局その日は何も話せずに終わってしまいました。

もっと話したい、もっと触れ合いたいと叫ぶ心を押し殺して―
そんな自分を、図書館という虚構の城に閉じ込めて―

きっと、変な女って思ったでしょうね。
……そんな事ない?
ふふ、いいですよ、無理しなくても。
自分でもそう思うくらいですから。


510:名無しさん@ピンキー
08/11/08 16:53:24 UxpDWdsx
だから次の日、あなたがまた図書館に来た事にとても驚いたんです。
高い所にある本を取ろうとしてバランスを崩した私を、あなたは優しく抱きとめてくれましたね。
いきなりの出来事に驚いて、とっさにお礼も言えなくて……
色々考えた結果、出てきた言葉が『あれ』だった事は忘れてください、お願いします。

……忘れて、頼むから。忘却の地平線に流して、今すぐに。

だ、だって……男の人に抱きしめられたのなんて初めてで……
華奢だけどしっかり男性の身体だったし、女性とは違う匂いとか……って、何言わせるんですか!

あ、いえ、その、言ったのは私ですけど……もう、知らない!

……あなたは優しいけど、たまに意地悪になるからずるいです。
あの時だって、『本はもうなくなっていい』とか言って……
え、怒ったかって?
当たり前です! 怒らない方がおかしいです!
本の重さ、表紙の手触り、紙を捲る感触、紙とインクの匂い……どれもディスプレイでは味わえないんですよ!
青空文庫とか邪道です! ケータイ小説なんて本に対する侮辱です!

……す、すいません、ちょっと熱くなってしまいました。

と、とにかく、意地悪するあなたは嫌いです!
図書館の本に勝手に書き込むし、自分の本にも書き込むし……
自分の本ならいいじゃないかって? 紛らわしい事しないでくださいって事です!

511:名無しさん@ピンキー
08/11/08 16:54:10 UxpDWdsx
……もう、あなたといるといつもこんな感じ。
こっちのペースが乱れて、言わなくてもいい事まで言ってしまったり……
その……さっきつい嫌いって言っちゃったけど、それはあくまで意地悪するあなたという事で……
だから、その……意地悪しないあなたは……好き、かも。

……もっと大きな声で言ってくれ?
……馬鹿! やっぱり嫌い、嫌いです!
嫌いって言ってるのに、なんで笑うんですか、もう!

……前にもこんな事ありましたよね。
もう来ないでって言ったのに、堂々と図書館に入り浸ったり……絶対、私をからかってますよね。
違うって?
ふん、もう信じません!
でも……あの時、図書館を好きって言ってくれた事は……信じます。
そう言えば、あの時初めてお互いの名前を知ったんですよね。
初めて会った日から数日しか経ってないのに……なんででしょう、もっと前から知っていた気がします。
それだけ、あなたの事を意識していたって事なんでしょうか。

512:名無しさん@ピンキー
08/11/08 16:55:29 UxpDWdsx
……それにしても、あなたも変な人ですよね。
こんな話しても面白くない私を相手にして。
私が図書館に篭った時も、一緒に篭ってくれたし……
なんであの時、一緒に篭ってくれたんですか?
図書館が好きだとあなたは言ってくれたけど、他にも静かな場所はあるし……
本が処分されても、あなたが困る事はないし……
なんで、あなたは一緒にいてくれたんですか?

……え、何? よく聞こえなかったのでもう一回言ってください。
顔が赤い? 気のせいです。
それより、今の言葉をもう一回言ってくれませんか?
意地悪? ふふ、だってあなたの真似ですから。
私の気持ち、分かってくれました?

……本当に? じゃあ、今の私の気持ちも分かります?

何、恥ずかしがってるんですか。
あの時、無理やり私の初めてを奪ったくせに。

性格変わってる? 誰かから勇気を貰いましたからね。

だから……あの時、私の閉じこもっていた心を解き放ってくれた時のように……
今度は優しく、閉じ込めてください。
あなたの心の中に―

513:名無しさん@ピンキー
08/11/08 16:56:34 UxpDWdsx
 *****

「何してんの?」
「っ! な、なんでもない!」
「……ふーん、じゃあ栞も手伝ってよ、本の整理」
「わ、分かった」

慌てて隠したせいでくしゃくしゃになってしまった原稿用紙を、私は溜息とともにカバンの中へと隠しました。
何を書いてるんでしょうね、私。
こんなの書いても、誰も読む人なんていないのに。

でも……あの日あの時、確かに誰かがいたんです。
私に勇気をくれた、誰かが。

「栞ー、早く手伝えー」
「う、うん!」

今は私の心の中にだけ存在する、あの人。
でも、いつか―

「神にーさまー、今の時代はダンプカーですよ、ダンプカー!」
「今の時代って、いつの時代だ」

歩き出そうとした視線の先、兄妹と思われる仲の良い二人組がこちらに歩いてくるのが見えました。

「これからです! これからは確実にダンプカーの時代です!」
「そんな訳あるか……大体、ダンプカーの本なんてあるのか?」
「ありますよ! 消防車の本だっていっぱいありましたし!」

近づいてくる二人。
何故か、私は動けなくなってしまいました。
兄と思われる男の人。その人しか目に入らなくて。

514:名無しさん@ピンキー
08/11/08 16:58:01 UxpDWdsx
「いっぱいって……どうやって探すんだ、この中から」
「そんな時は……ほら、受付の人に聞けばいいんですよ」

そして、彼はこちらに気付いて―

「こらー、栞ー、サボるなー!」
「あ、う、うん……」
「ほら、受付の人も忙しそうだし今日は無理だ、諦めろ」
「えー、せっかく来たのにー」
「ほら、行くぞ」

そう言って、帰ろうとしたその人の腕を―私はとっさに掴んでいました。

「!? な、何?」

誰よりも一番驚いていたのは、私自身だったと思います。
自分がまさか、そんな事をするなんて。

でも―そうすべきだと、心が叫んでいたから。
だから―勇気を出して。
あの時に貰った、勇気を振り絞って。

「そ、その……」

あの日あの時……確かにあなたがいた。
今はいない、私に勇気をくれたあなたが。
今は私の心の中にだけ存在する、あなた。
でも、いつか―私の前に現れてくれるはずだから。

「い、一緒に本を探しましょうか?」



『I'm here saying nothing with you』- End.

515:松雪 ◆EBmiO0Ld5.
08/11/08 16:59:02 UxpDWdsx
以上です

予想通りの単行本巻末ネタ
栞可愛いよ、栞


516:名無しさん@ピンキー
08/11/08 17:46:52 to54JDQj
>>508-515
GJ
栞かわいいよ、栞

517:名無しさん@ピンキー
08/11/09 12:24:31 EL1QTt9M
GJ

下がっているのでage

518:名無しさん@ピンキー
08/11/09 14:11:01 dkvr68tS
おおおGJ
栞かわいいよ栞

519:名無しさん@ピンキー
08/11/09 20:57:58 DMYGyeT3
GJ
栞かわいい

520:名無しさん@ピンキー
08/11/10 01:06:45 7oIeHHXx
楽しませてもらった

521:名無しさん@ピンキー
08/11/10 23:42:33 yoZE8Fk7
どこがエロパロなんだよo(≧∇≦o)

522:名無しさん@ピンキー
08/11/11 08:31:09 jrkM3juG
まぁいいじゃん、過疎ってるより万倍いいよ。
エロ分は妄想で補う方向でw

523:名無しさん@ピンキー
08/11/11 12:00:27 orfMkDtN
松雪氏はエロを書く方が珍しいしな
それでもエロいの期待してしまうのだがw

524:名無しさん@ピンキー
08/11/11 13:56:55 o0zzJBSq
エロ『と』パロ、とか

525:名無しさん@ピンキー
08/11/11 16:56:13 VLVNxBfT
ゲスト方式のキャラなんかでエロばっか描くの難しいから
そのための非エロだと思えばおk

526:ザイン
08/11/11 22:30:47 MmnYrR0Q
じゃぁ非エロついでにFLAG@の連載終了時版、みたいな感じのやつを1本
4レスほどー

527:ザイン
08/11/11 22:31:57 MmnYrR0Q
 
 何も変わらない日常……
  変わりばえのしない世の中……

 でも、

 変わってく……

 少しずつ……
  変わってく……

 神様が、

  変えるセカイ



 ** 神のみぞ知るセカイ FLAG・AFTER **



「かっつらぎーっ!」

 歩美さんだ。
 今日もすっごく元気だなぁ。

「はいっ、ホウキ。今日も元気にそーじっ!」

 ふふっ、神様、あい変わらずゲームしてる。

「こらぁっ! 人がホウキもってきてやったんだからちゃんとこっち見ろぉっ!」

 あはは、叩かれてる叩かれてる、って、うわ! い、今のは音は、ちょっと……

「うわわっ! わわっ! ご、ごめんごめん! か、加減できなかった!」


 って、言いながら歩美さん、神様を引っ張っていっちゃっいました……神様なんかかな
り血が出てた気がしたけど……ま、まぁ、大丈夫……かな? ……なのかな?……


「お、桂木、やっと来たか。今日こそ部活に付き合ってもらうぞ、組み手の相手が居なく
てな。掃除は私も手伝ってやるから、手早く済ますぞ」
「桂馬くーん! 私また新曲できたんだーっ、最初に聞かせてあげようと思って収録すっ
ぽかしてきちゃったー♪」
「ぁ……あの……桂木、くん……と、図書館に『最新二次元幻想』入ったよ。あの……
桂木くん、早く読みたいかと思った……から……お掃除手伝いに来たんだけど……」

 わ、屋上に既に楠さんとかのんさんと栞さんが。
 ……ふふ、みんな神様のこと待ってたんですね。

「ち、ちょっと桂木、待ちなさいよ! こ、この間掃除の仕方教えてくれる約束してたで
しょ! さ、さっさと教えなさいよ。私も暇じゃないんだからねっ! し、仕方なく来て
あげたんだからね! ほ、ほら、ホウキも自分で用意したんだから早くなさいよっ!」


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