【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 3冊目at EROPARO
【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 3冊目 - 暇つぶし2ch946: ◆JI6GRfrLos
09/05/08 00:51:04 dvvlhy5q
今更だけど、850の続き投下。
――――
「しゃぶれよ?」
暗く、澱んだ、心の奥底から自然と高圧的な声が出る。
荒い息をはく絶奈の髪を掴み、そのまま床に数度たたきつける。
この程度ならば髪が抜ける事も傷がつく事もない。
だが、大事なのは征服している事を示すことだ。そうそうと戦鬼になっていては体も保たない。
「聞こえないのか?」
間をおかずに床に叩きつけておいても、命令をやりとげさせる。
命令は理不尽ではあればあるほどいい。
絶奈と体を重ね、わかった事だ。
「は…はい…」
痛みではない酩酊。酔いではない痺れ。人を征服してきた絶奈だからこそ、求めた快楽。
ちろちろと舌を出し、真九郎のモノを吸い、しゃぶる。
懸命さと媚びを含んだ視線は虚空を見つめ、焦点すら合わない。
それでも体をすりよせ、懸命に奉仕する。
「…遅いな」
長い髪を指に絡ませ、押し付け、腰を振る。
一方的な快楽を求めたイマラチオ。流石の絶奈も気道を抑えられれば苦しい。
えぐえぐとえずきながらも、零れる唾液と先走りを舌に絡め吸う。
口の周りをベトベトに汚し、白目を剥くまで呼吸を止められていても絶奈はくらいつく。
「気持ち悪いな…さっさと飲めよ」
ぐっと押さえつけ、下腹に鼻を。口には真九郎のモノをつめ射精する。
ゴフゴフとえずいても、全てを飲む絶奈。
「ん…流石に慣れたもんだな」
手を髪から離し、そのまま床に崩れ落とす。
「まだ、あんたの女は使ってないんだぜ?へばってないで…」

―――飽きた。本番省略―――

「やっぱり、最高よ。真九郎くん…」
弾むような声音で絶奈は隣に眠る真九郎をの髪を撫でる。
「また…ね?」
真九郎の臭いを深く吸い、立ち上がる。
あの程度のダメージは絶奈にとってはものの数ではない。
真九郎にそっとタオルケットをかけ、部屋を出る。
絶奈が出た部屋にはガスが充満し、真九郎は深い眠りに落ちる。
夢の中で真九郎は日常を歩む。起きた時は絶奈しか見えない。
服従と被服従。支配者と奴隷。
逆転しても反転しない歪んだ愛情に満たされながら、絶奈は歩きだした。

――――
グズグズだなぁ…一応、終わり


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