09/04/23 22:41:59 ILNFP3d3
紫は、両目から零れている涙を手で拭いていた。
大笑いしたことで機嫌が直ったようだ。
はた迷惑なことだけど、今回は助かった。
と、環に感謝する。
「あー、なんでもないから気にしないでねー。」
真九郎はジュウたちの方を向きながら手を振り、声をかけておく。
笑顔を作ったはずだが、きっと苦笑していたことだろう。
疲労に襲われ、なんとなく肩を落としてしまう。
前を向くと少し先を歩いている紫の肩は微かに震えているような気がした。
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こんな感じで続いていきます。
ここまでで半分くらいなんですけど、初めのところで雨を上手く出せなかったので雪姫だけになったんですが、
他の場面でも出番作れてません。雨の出番がなさそう…。
ここから先は紅が主軸ですが、できるだけ多くのキャラを出していこうと思います。
書いてみたらエロの方にはいつでも持っていけそうなんですけど、エロなしの方向で書いてみます。