【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 3冊目at EROPARO
【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 3冊目 - 暇つぶし2ch250:箒星
08/06/22 22:42:52 xaI57sXb
【円さんの空手教室】の続きができたから投下する。
例の如くエロ無しだから、興味無い人はスルーでよろw


251:箒星
08/06/22 22:44:56 xaI57sXb
【円さんの空手教室】後編


突然道場に入ってきた雪姫は、マンガの入った紙袋を突き出したような形で固まっている。
まさかジュウがここにいるとは思ってもみなかったのだろう。
しかも円と二人っきりという、誤解しても仕方がないシチュエーション。
しばしの沈黙の後、雪姫は率直に自分の疑問を口にする。

「なんでここにジュウ君がいるのかなぁー?」

顔は笑顔のまま。
しかし声は明らかにいつもより怒気を含んでいる。
ジュウはなんとなく居心地が悪くなり、頭を掻きながらなんとか言葉を見つけようとする。

「あー…それはだな……」

しかし頭の中に出てくるのは言い訳ともつかないような、屁理屈ばかりだ。
おれは本当に頭が悪いなと思いながら、少し後悔する。
ジュウは円に空手を習うことを雪姫や雨には黙っていたのだ。
それはジュウのプライドから来たもの。
くだらないとジュウ自身も思うのだが、隠せるなら隠しておきたい。
そもそも空手を習いだしたのは彼女たちに迷惑を掛けたくなかったからなのだ。
しかし、バレてしまった以上隠す意味もない。
ジュウは腹をくくることにした。

「実は円堂から空手を習うことにしたんだ。お前や雨には黙っててすまなかった」

252:箒星
08/06/22 22:46:25 xaI57sXb
スマンと頭を下げて素直に謝るジュウ。
無自覚な高潔を持つ彼が時折見せる誠意の籠った謝罪。
それを見た雪姫は頬をふくらませて小声でつぶやく。

「…そんな風に謝られたら、責める事なんてできないじゃん」 

「なんか言ったか?」

「なんでもないよー。それより、円もどうして黙ってたのさ。教えてくれてもよかったのにぃ」

今度は円に問い詰めるように子供っぽく頬を膨らませる雪姫。
そんな雪姫の反応に円は意も介せず、平然とこう言ってのけた。

「そういえば言ってなかったわね。うっかりしてたわ」

うっかりしていた。
あまりにも白々しい言い訳だったが、円はあくまでそれで通すらしい。
そんな円の様子に雪姫は頬を膨らませるのを止め、どこかほれぼれする様な、にこやかな笑顔でこう答える。

「そっかー、忘れてたんだー、それなら仕方ないねぇー」

声のトーンが一段低くなった雪姫。

「そうね、仕方ないわね」

華麗にスルーする円。

「……」

253:箒星
08/06/22 22:49:01 xaI57sXb
2人のやり取りを見ていたジュウは、なぜかこの部屋の気温が一段と下がったような感覚に陥った。
背中からは冷や汗のようなものまで流れている。
正直居心地が悪い。

-ちょっと待て、なんだこの状況は?

何故かは分からないが、自分が理由でこうなっているのは理解できる。
とりあえずこのままではいけないと判断したジュウは、話題を変えてみることにした。

「円堂、そろそろ練習再開しないか。おれはもう大丈夫だからよ」

「…そうね、もう十分休んだし練習を再開しましょうか」

円は帯を締め直し、立ち上がると雪姫の手からマンガの入った紙袋を受け取る。

「それじゃあね雪姫、わざわざ道場までマンガをとでくれてありがとう。また明日学校で会いましょう」

円の声に若干冷静さが戻ったのを感じて、ジュウはホッと内心で息をついた。
友人である二人が喧嘩している姿を見くはない、その理由が自分であるならなおさらだ。
しかしどうやら神様はジュウに心の平穏を与える気はないようだ。
雪姫は別れのあいさつを告げず、笑顔でこう言った。

「せっかくだから練習見てくよ」

「はっ?」

ジュウの表情が再び固まる。
一方、円は普段見せないような晴れやかな笑顔を浮かべる。

254:箒星
08/06/22 22:49:34 xaI57sXb
「そんな無理しなくていいのよ雪姫、忙しいでしょ」

「ううん、今日は何にもない日なんだ、だから問題ナッシング!なんなら円の代わりにジュウ君に武道教えてもいいよ」

「気を使わないくていいわよ、頼まれたのは私なんだから」

「円こそ無理しなくてもいいよ、1人で教えるのは大変でしょ」

「大丈夫よ、毎日のように後輩たちに教えてるんだから」

「そうだよねー、毎日男並みに鍛えてるもんねぇー」

「うふふ、そうかしら」

「あはは、そうだよー。それに…」

横目でチラリとジュウを盗み見る雪姫。

「色々と心配だしね」

「あら、何が心配なのかしら?」

「やだなー円ったら。分かってるくせに、そんな下手な演技しちゃって」

「うふふ、ごめんなさいね」

「あはは、別にいいんだよ」

恐すぎる。
会話だけ聞いていたら和やかな雰囲気、しかし実際はかなり険悪な状況。
2人の後ろに修羅の化身でも立っているかのようにさえ感じる。
この二人のやり取りに肝を冷やしながら、ジュウは思う。

-なんでこの2人、今日はこんなに仲が悪いんだ!?

その理由はきっと、今のジュウには出すことのできない理由なのだ。

255:箒星
08/06/22 22:50:39 xaI57sXb
「―ハアッ!」

「クッ…コノ!」

常人なら一撃で意識を狩ることのできる円の蹴りを、腕に片手を添えてガードする。
練習を再開して既に30分が経過し、ジュウの動きは格段に良くなっていた。
柔沢紅香の血を継ぎ、元々荒っぽい出来事に首を突っ込んできたジュウの格闘のセンスはかなりのものだ。
教えられているのが防御の型だけとはいえ、飲み込みは恐ろしく早い。

-円堂が体を横にずらした、この形は…

視界に入るものから自然と、薄く思考を流し、無意識に体を横にそらす

-左足による、上段の蹴り!

ジュウの予測通り、円は左足を大きく跳ねあげた。
そして、跳ね上がった蹴りは、体をそらしたジュウの横を通り抜ける。
その隙にジュウは膝に力を込め後ろへ飛び、体勢を立て直した。
円もまた、むやみに飛び込もうとはせず、型を整え体勢を立て直す。
対峙するように睨み合いながら、隙を狙う円と、その動きを読もうとするジュウ。
そんな2人の対峙を破るようにパチパチと拍手が起こった。

「ジュウ君すごいね!円の攻撃を短時間でそこまで防げるようになるんて、たいしたものだよ、うんうん」

「円堂の教え方がうまいからな。おかげで今まで自分がどれだけ無鉄砲に攻撃してたのかよくわかるよ」

一息ついでに雪姫としゃべるジュウ。
いままでの不良と喧嘩していた時は、持ち前の頑丈さとタフさで相手をねじ伏せいた。
しかし、防御だけに集中した今、色んなことが見えてくる。
相手の動き、息遣い、周りの様子、そして自分自身の置かれている状況。
なるほど、円堂の言っていた視野を広くしろとはこの事かと、ジュウは納得する。
しかし、

256:箒星
08/06/22 22:55:41 xaI57sXb
「よそ見しない!」

「ッダ!?」

脇腹に円の回し蹴りが決まり、息が一瞬止まるジュウ。
急な不意打ちに抗議の声を上げる。

「人が話している時にそりゃないだろ…」

「私は一言も休んでいいと言っていないわ。油断していたあなたが悪い」

「たしかにそれはそうなんだけどよ…」

何となく釈然としないジュウ。
そんなジュウの疑問に答えるように、雪姫はおかしそうにニヤついている。

「わかってないなージュウ君。円はねー」

「余計な茶々入れないでもらえる雪姫」

「ぶーぶー」

頬を膨らませながら不満の意を示す雪姫は円とは対照的に、とても子供っぽい。
ジュウは呆れつつも、先程よりは険悪的な雰囲気が薄れていたことに内心ホッとしていた。
あんな風になってもすぐにもとの関係に戻れる、親友という繋がりが少し羨ましい。

257:箒星
08/06/22 22:56:13 xaI57sXb
そんな2人の様子を微笑ましく見ていたジュウだが、雪姫は良いアイディアが浮かんだと言わんばかりに、人差し指を上に立てる。

「そうだ!ここは多人数が相手の状況も考えて、2対1でやるっていうのはどお」

「はっ?」

いきなりの無理難題に、おもわず聞き返すジュウ。
しかし、以外にも円はその意見に賛成的。

「そうね、実戦と似た状況で一回ぐらいは戦っておかないとね」

「だよねー、ということでジュウ君は私たち2人の攻撃を防いでね」

「ちょ、ちょっと待て!俺はまだやるなんて一言も…」

「無駄口叩かない。師匠命令よ」

「そういうこと、じゃあ行くよー」

「ちょ、まっ…」

ちょっと待てと言おうとしたジュウの発言は2人の攻撃をもろに食らい、中断された。
仲直りしたとたんこれかと、ジュウは背中から倒れる自分の体を感じながら思っていた。

258:箒星
08/06/22 23:02:41 xaI57sXb
あの後、結局何度も2人の攻撃を受け続け、心身ともに限界がきた一歩手前で今日の練習は終わった。
帰り際に環が渡そうとした洋物のビデオを丁重に断りつつ、3人は道場の外に出る。
家の方向が違う雪姫は一人で先に帰ることとなった。

「じゃあねー、円ー!もう抜け駆けは無しだよ~」

「はいはい」

「ジュウくーん!こんどは私と遊ぼうねー」

「俺は遊んでたわけじゃねぇよ」

右手をぶんぶんと振り回しながら、帰路に就く雪姫。
帰る時までやかましかったなと、ジュウはため息を付くが、それが斬島雪姫の本質だと理解はしている。
元気いっぱいの後ろ姿を見つめながら、ジュウは疑問に感じた事を口にする。

「そういえば抜け駆けってなんの話だ?」

「さあ、見当も付かないわね」

軽くあしらわれた様に感じたが、無理に聞き出す必要もないだろうと、ジュウはそれで納得した。
その時、黒塗りの車が二人の前に止まった。
ジュウは一応警戒したが、どうやら円の迎えの車らしい。

259:箒星
08/06/22 23:03:09 xaI57sXb
「それじゃあね柔沢君、また来週きなさいよ」

「ああ色々と勉強になったよ。ありがとな円堂」

「……」

「んっ、どうかしたか?人の顔じろじろと見て」

「なんでもないわ、それより気分が変わったから乗って行きなさい」

「はっ?」

「家まで送って行ってあげる」

その後、ジュウはこれ以上迷惑は掛けられないと主張したが、円が無理やりジュウを車に押し込めるような形になり、結局送ってもらうことになった。
ジュウは広々とした車内を見渡す。
この前、乗った時も思ったのだが円の家の送迎車の豪華さは異常だ。
警察関係者に強いコネも持っているようだし、いったいどういう仕事をしているのか、ジュウも気にはなる。
聞こうとまでは思わないが。

「…あいかわらず、すげぇ車だな」

「そう?普通だと思うけど」

「いや普通ではないと思うんだが…」

260:箒星
08/06/22 23:03:28 xaI57sXb
若干、一般常識とズレがあるのは雨や雪姫と似てるなとジュウは思う。

「ところで円堂はいつぐらいから空手習い始めたんだ?」

「物心ついた時にはもう、あの道場には通ってたわ。うちってそういう家系なの」

どういう家系だ?とジュウは思ったが、無理に聞き出す必要はない。
相手の過去を根掘り葉掘り聞き出すのは趣味じゃない。
相手が知っていても問題ないというところまで聞けばいいのだ。

「大変じゃなかったか?小さい時から女の子が武道習うのって」

「まあ大変ではあったけど、楽しくもあったわ。今の世の中で、自分の身を自分で守れるのはすごい得だと思うし」

「まあそりゃそうか」

犯罪が増える一方の世の中で、自分の身を自分自身で守れることは大切なことだ。
あの雪姫もそれなりの護身術は身につけているようだし、雨は見た目とは違いかなり強い。
ジュウ自身も、一人で生きていける力がほしくて、円に教えを乞うているのだ。

「だから髪も短くしてるのか?」

「これは男に言い寄られるのが嫌で切ったのよ。初めて会った時に言ったはずだけど」

「ああ…」

261:箒星
08/06/22 23:03:59 xaI57sXb
たしかに秋葉原で初めて雪姫と円にあったあの日、ファミレスでそういう話をしていた気がする。

「たしか高校に上がると同時に髪切ったつってたな」

「ええ、中学では言い寄ってくる男がうざかったからね。その代わり高校では女の子が言い寄ってくるようになったけど…」

「そうなのか?…けどなんつーかもったいないな」

「なにが?」

「だって女にとって、せっかく伸ばしてた髪をバッサリ切るのなんてのは辛かっただろうなと思ってよ。しかも理由が男除けじゃな」

「……」

まえに紅香は長い髪は女にとって宝のような物だと言われたことがある。
それを切ってしまうのはかなり嫌だったに違いない。
理由が彼の嫌いな男のためというならなおさらだ。
しかし円は何がおかしいのか、薄く微笑んでジュウを見ていた。

「ホント…たまに変なところで女殺しのセリフ言うんだから」

「どういう意味だ??」

「それはあなた自身が考えなさい、あと私はこの髪形はそれなりに気に入ってるから気にしないで。たしかに空手やる時も短い方が便利だしね」

「そうか?それなら別いいんだけどよ」

「それとも柔沢君は長い髪の方が好み?」

「は?なんでそうなるんだよ?」

「雨も雪姫もそれなりに髪が長いでしょ」

262:箒星
08/06/22 23:04:45 xaI57sXb
それはそうなのだが、なぜここであの二人が例として出てくるのかジュウには理解できなかった。

「別に髪の好みとかそんなのねぇよ。まあ長いほうが女の子っぽいとは思うけどよ」

「そう…」

円は自分の前髪をつまみ上げる。
そしておかしそうにまた微笑んだ。

「そうね…また髪伸ばしてみてもいいかもね」

「は?おまえ、さっきまでいってた事と、ちがっ…」

「心境の変化よ。そういうこと女の子に聞くのは無粋よ、やめなさい」

「そ、そうなのか?」

「そういうものなのよ」

いまいち釈然としないジュウ。
しかし円の機嫌は良いみたいなので、ジュウは深く考えないでおいた。
そうこうしている内に、ジュウの住むマンションが見えてきた。
運転手がマンションの入り口に車を付けると、ジュウは円から貰った空手着を手にして車を降りた。

「それじゃあまた今度な円堂。今日は本当にありがとよ」

「別にお礼なんていいわよ、引き受けたのは私なんだし。それに私も今日は楽しかったわ」

263:箒星
08/06/22 23:05:39 xaI57sXb
そう言うと円は先ほどとは違う笑みをジュウに向けた。
その表情があまりにも年相応の女の子らしく、不覚にも一瞬ジュウはドキリとしてしまった。

「あ、ああ、おれも楽しかったよ」

「そう。それと、型の形だけは復習しておきなさいよ。それじゃあね」

円が車のドアを閉めるのを確認すると、運転手は車を出した。
ジュウは車の姿が見えなくなるまで、マンションの前で立っていた。
自宅に戻るエレベーターの中でジュウは思う。
今日はいろいろと新しい発見があったような気がする。
円堂円の新しい一面もそうだ。
あの笑顔は雨の笑顔並みに貴重のような気がする。

次に会ったときもまた違う発見があるのだろうか?

ジュウはそう思うと自然と笑みがこぼれた。

264:箒星
08/06/22 23:06:07 xaI57sXb
その数日後。
ジュウが再び道場に訪れるとそこには、どこから嗅ぎつけたのか雪姫に加えて雨、光の3人がいた。

「最近の日本の都市は危険がいっぱいだからねー、私も円の道場にしばらくお世話になることにしたよー」

「私はジュウ様の奴隷。ジュウ様が危険にさらされるというならそれを守るのが私の使命。そう色々な危険から」

「かっ、かんちがいしないでよ!もともと私はこの道場の出なんだからね!!あの日から気になってわざわざ来たわけじゃないんだから!!」

「……」

三者三様の答えをジュウの来訪と同時に伝える3人。
そして円は少し離れたところで、不機嫌そうに腕を組んで立っていた。
ジュウは一回溜息をつくと、思考を働かせるように頭を掻く。
なぜ3人がここにいるのか。
なぜ円はいつもより不機嫌なのか。
この先いったいどうなるのだろうか。
色々と考えることはあるが今はとりあえず、3人への質問と、円の機嫌を直すことが先決だろう。
ジュウは円から貰った空手着を片手に、柄にもなく頑張ってみようと思った。

265:箒星
08/06/22 23:17:07 xaI57sXb
これにて終わり。
初めて書いた作品だからまだまだ未熟ですまん。
とりあえず前回投下した時は分割しすぎたと思ったので、改善してみたがどうだろうか?
アドバイスもらえるとありがたい。

次は意外と少ない雨とジュウの絡みを書いてみようと思う。
エロパロらしくがんばってエロ有りの作品になるよう努力するつもり。
がんばって伊南屋さん達みたいな神作品を作っていけるよう頑張るんで、
これからもよろしく。

箒星でした。

266:名無しさん@ピンキー
08/06/22 23:48:27 V0t8NJdr

エロ無しでも面白かったよ

267:名無しさん@ピンキー
08/06/23 01:37:52 6CbRklzq
GJ!

268:名無しさん@ピンキー
08/06/23 08:28:27 Fo/QZLGD
おもすれー

269:名無しさん@ピンキー
08/06/23 11:35:02 Rjgyh2M6
GJ

270:名無しさん@ピンキー
08/06/23 18:21:22 k+SF0SNw
GJ
ニヨニヨしてしまうw

271:名無しさん@ピンキー
08/06/23 22:18:30 XW03WJbM
いや全然いいぞこれw
良い感じでやきもちが飛び交ってて楽しい
ぜひこれからも色々書いて欲しいわ

272:名無しさん@ピンキー
08/06/23 22:34:37 oi+q5FBk
面白いぜw
円は俺の中で雪姫、光、銀子、斬彦と同じくらい好きなので
次はもっとジュウさまにデレちゃってる円堂さんください

273:名無しさん@ピンキー
08/06/23 22:44:30 EPW4iG5V
>>272
同列が多すぎてどんくらい好きなのかよく分からんwww

274:名無しさん@ピンキー
08/06/24 00:12:07 5DZi0oNB
G☆J
面白かったよ!

275:名無しさん@ピンキー
08/06/24 08:51:13 0RPjXp2Z
なんて素敵(*´Д`)

276:名無しさん@ピンキー
08/06/24 10:29:15 GImbSyPQ
GJ!!

277:名無しさん@ピンキー
08/06/25 00:31:28 flu78kFk
>>265
遅くなりましたがGJです。
でも同じSS書きとしていえることは、そんなにエロにこだわる必要はないと思いますよ。
エロかくと描写面倒だし話がテンポよく進まなくなってあまり良くないです。
それより行為が無くてもエロく感じさせるっていうのが良いかと。
話が面白いので続編が読みたいな。今後はどうなるんだろ。

278:名無しさん@ピンキー
08/06/27 02:28:55 MHvH3qSr
保守


279:名無しさん@ピンキー
08/06/28 00:56:27 VO0EKZrG
>>265
円ごっちゃんです
これであと半年は生きていけそうだ

280:名無しさん@ピンキー
08/06/30 10:05:03 CKWNupcz


281:名無しさん@ピンキー
08/06/30 10:08:43 CKWNupcz
いつもと変わらない平和な日常。いつもと変わらない揉め事処理の日々。そんな毎日を過ごす真九朗に不満はなかった。
学校が終われば近くの小学校に紫を迎えにいき一緒に帰る。
パン屋で紫の報告を聞いたり、たこ焼きん食べながら「真九郎、 今日こそ大人向けを食べるぞ!」とか聞いたり、騎馬さんの運転するリムジンの中で着替えを手伝ったりとか紫と過ごす日々は真九朗の中で生活リズムの一つになっていた。
そんな日々が変わる日がくる・・・・


ある日の学校でいつものように幼なじみで情報屋の銀子に菓子パンを渡して
銀子「あんた紫ちゃんとベタベタしすぎじゃない??」真九郎「嫉妬か銀子??(笑)」
銀子「だまれロリコン」
真九郎「・・・・・」
とかなんとかいつものやりとりをして昼休みを過ごして午後の授業終えて放課後紫を迎えに行こうとしたら正門付近がやたらに騒がしい。
5、6人くらい男子のグループがたむろしててそんな状況を下校中の生徒たちが見てる感じのようだ。
真九郎「なんかあったのか??」と思いつつその場を覗いてみた。どうやら女の子がナンパされてるようで男共はしつこく迫っていた。

282:名無しさん@ピンキー
08/06/30 11:47:42 6xmFxw1c
>>281
間違いだと思うが、書きかけを一部だけあげるな。
あと最低でもsageろ。
続き楽しみにしてるからさ。

283:名無しさん@ピンキー
08/06/30 14:35:08 CKWNupcz
叩かれるの承知で聞くけどどうやってsageるの??

284:名無しさん@ピンキー
08/06/30 14:53:32 ILMVp/Qw
>>283
メール欄に「sage」って入れる。
あと、「」の前にキャラの名前は要らないぜ!
さあ続きを書いてくれ。

285:名無しさん@ピンキー
08/06/30 17:45:01 CKWNupcz
男A「なぁ俺らと一緒に遊ぼうぜ♪♪」男B「なんかさっきからここにいるけど誰か待ってんの??」男C「君みたいな子待たせてるやつなんかほっときゃいいじゃん」
女の子「・・・・・ズビッ」
真九郎としては紫を待たせるわけにはいかずその場を去ろうとしたが不意にその女の子と目があった。
時が止まった気がした。(どうして彼女がここに??!)真九郎もただびっくりするしかない状況の中で女の子が口を開いた。
「やっと・・・見つけたです。ユーアーナイスガイ」
「切彦ちゃん??」
周りの生徒も状況がよくわかってないらしく、視線が真九郎と切彦ちゃんと行き来している。
「ずっと待ってましたよ。アイ ウォント トゥ シー ユー。」
この微妙な英語は間違いなく彼女だ。なんでここにいるのとかそんなことを聞きたいのは山々だけど、
「と、とりあえず場所変えよう切彦ちゃん」
グループの輪から彼女の手を取って連れていこうとすると、
「ちょい待てやオメェ!!その子は俺らが先約だぜ??!」「脇からチャチャ入れんなカスが!」 今にも殴りかかってきそうな勢いだった。穏便に済ませたい真九郎としては暴力沙汰は遠慮したい。




286:sage
08/06/30 17:49:17 CKWNupcz
sage忘れてすいません

287:名無しさん@ピンキー
08/06/30 17:54:34 ILMVp/Qw
>>286
それ名前欄やw メール欄にsageね。

288:名無しさん@ピンキー
08/06/30 17:57:45 CKWNupcz
なんかテンパってしまいました↓

289:名無しさん@ピンキー
08/06/30 18:19:00 CKWNupcz
「切彦ちゃん走れる??」
「うぅ~時差ボケ激しいので・・・ダルいでず。ズビッ。」
(しょうがないあんまりこういう手段はとりたくないんだけど・・・)
「切彦ちゃんちょっとゴメンね」
(????)
困惑する切彦ちゃんを尻目にいきなりお姫様だっこしてその場からダッシュ。
「ちょ、ちょっといきなりなにするですか??」若干顔が赤くなってるけどそこは気にせずただ走るだけ。
後ろから何やら「逃げんなコラっ??! 」「キャー愛の逃避行よぉ♪♪」「あの男子だれだぁ?!」「私も抱っこされたぁい♪」「二人でお幸せにぃ」とかなんか怒鳴り声やら応援メッセージやら羨ましがる声とか飛んでくる。



290:名無しさん@ピンキー
08/06/30 18:20:41 CKWNupcz
とりあえずここまでです。何か意見とかこうしてほしいとかあったら言ってくれると助かります。
これ以上書かなくいいという意見もあればここで書き終える予定です。

291:名無しさん@ピンキー
08/06/30 21:46:51 5uTHI1Qb
>>290
文章作法から学び直せ。流石にこれは酷過ぎる。
板のトップにある2ちゃんねるガイドを読め。お前は2chに無知過ぎる。

292:名無しさん@ピンキー
08/06/30 22:55:10 Z6TMHyTX
他の職人さんが書いたのを見て勉強してみ。

293:名無しさん@ピンキー
08/06/30 23:14:47 TihSWe2j
まず改行の位置がおかしい
あとクエスチョンマークは1つでいいと思うんだ

贅沢を言うならキャラの特徴掴みももうちょっと頑張って欲しい
続きを期待して待ってるぜ

294:名無しさん@ピンキー
08/07/01 00:12:06 0FtkCnSu
ご指摘ありがとうございます。初めて書いて見たんですがやっぱり上手くいきませんね。
もっと勉強してからまた書きたいと思います。

295:名無しさん@ピンキー
08/07/01 01:00:31 6zHJ19sO
>>294
遂にsageが理解できなかったか……

296:名無しさん@ピンキー
08/07/01 03:29:22 xouXISIz
>>294
それでも続きが読みたい俺ガイル

297:名無しさん@ピンキー
08/07/02 17:06:24 tDJj7Nw/
てか完成してから出せ
本当に

298:名無しさん@ピンキー
08/07/02 20:38:38 DfceYiSx
>>265も初めて書いたんだろ?
少しは見習ってほしいもんだな

299:名無しさん@ピンキー
08/07/03 02:47:35 /EGT8Xld
文章そのものの書き方がなってないのは確かだけど
実際に書いてそれを投稿してるんだから、そこは評価されてもいいと思う。

それに超大作が出来ても、あんな書き方だと読む気が起きないだろ?
ある意味でこのタイミングに投稿して正解だったと思おうぜ。

300:名無しさん@ピンキー
08/07/03 09:35:57 +TvYI8/V
>それに超大作が出来ても、あんな書き方だと読む気が起きないだろ?

いや

301:名無しさん@ピンキー
08/07/05 02:24:15 PQzxhRo7
今月のSQで紫の乳首(;´Д`)ハァハァ

302:名無しさん@ピンキー
08/07/05 20:02:41 J0gNQ2Vp
まだ連載してたのか

303:名無しさん@ピンキー
08/07/05 22:08:56 YcjDXzBt
今月号はむしろ夕乃さんがw

304:名無しさん@ピンキー
08/07/05 22:15:32 41iGKLWg
俺はマンガは面白いと思うけど…。
需要少ないのかな?


305:名無しさん@ピンキー
08/07/05 22:16:55 vqoJt5eB
需要ありまくりだからコミックスが品薄なんじゃない?

306:名無しさん@ピンキー
08/07/06 01:28:00 kvNomW+D
未だにコミックス買えてない…orz
アマゾンにしようかな…

307:名無しさん@ピンキー
08/07/06 06:19:58 iTL3eVQL
俺はいま地方だからで一人暮らしだから余裕で買えた。
東京とかは品薄な状態なのか?


308:名無しさん@ピンキー
08/07/06 19:47:14 Qvp2Bpqo
俺は本屋で働いてるけど品薄だな↓↓買いてぇけどなかなかねぇ

309:名無しさん@ピンキー
08/07/08 00:04:48 qhFyds23
発売当初は買えずに、重版した時も本屋の残り1冊をゲットみたいな状況だったなぁ
しかし良い出来だ

310:名無しさん@ピンキー
08/07/09 02:50:02 WmW4/tY8
コミックスが品薄なのは、
山本ヤマトとしては初のコミックス(新人扱い、普通シリーズの初めは少なめで人気でたら重版)で、
ジャンプSQで連載(月刊かつ発刊したばかり)なため
出版社としては需要予測が出来ないので供給を少なめにしているのに対し、
原作ファンからの需要が大きい(大抵の漫画化と違い原作絵師が作画、しかも良い出来)ためだろうね。



311:名無しさん@ピンキー
08/07/12 02:04:14 04VdUHQa
保守

312:名無しさん@ピンキー
08/07/12 03:41:30 ljJ+GzsV
突然真×銀純愛が読みたくなった。
漫画の銀子可愛かったもんな……。

313:名無しさん@ピンキー
08/07/15 11:28:46 aOMP/qMG
銀子は子供が出来たら、真九郎より子供を可愛がりそうなタイプ。
夕乃は子供が出来ても、子供そっちのけで真九郎とイチャイチャしたがるタイプ。
紫は子供も真九郎も平等に愛する良妻賢母タイプ。

314:名無しさん@ピンキー
08/07/15 18:48:27 Hb+b7soB
>>313
全員と作れば問題ないということか。

315:名無しさん@ピンキー
08/07/15 19:04:11 J1ThMJBv
一夫多妻制ですね。わかります。

316:名無しさん@ピンキー
08/07/15 21:46:20 QMMyrY8h
円分がたりないです

317:名無しさん@ピンキー
08/07/15 23:02:39 NjDF1cGj
塩分とって気を紛らわせて下さいな。

318:名無しさん@ピンキー
08/07/15 23:21:34 sF1ESf7V
>>313
電波だと、どんな感じだろう?
とりあえず光さんが良いイメージ

319:名無しさん@ピンキー
08/07/16 01:27:36 n/HjZH0U
雨は子供にジュウ様ラヴっぷりを呆れられながらも、普通に良い母親になると思う。

320:名無しさん@ピンキー
08/07/16 02:27:04 KC1xVhe+
313
夕乃の妹忘れてない?

321:名無しさん@ピンキー
08/07/16 08:53:46 nL9raMKO
>>320
散鶴ちゃんと子づくりとか考えだすのは相当末期だと思うよ。

322:名無しさん@ピンキー
08/07/16 21:33:34 lNuUJ8pm
>>321
それ言うなら紫はどうなるんだよ。
あっ、けど紫のほうが散鶴ちゃんより若干年上なんだっけ?

まあ真九朗がロリコンだというのは、このスレの住人なら誰もが知ってる共通認識だとは思うが。

323:名無しさん@ピンキー
08/07/16 22:37:08 bE81C/xK
4、5年ほど待てばノープロブレムだ

324:名無しさん@ピンキー
08/07/16 23:00:13 NfUOYsq1
光分が足りない

325:名無しさん@ピンキー
08/07/16 23:00:38 9G7/WY66
>>319
雨はいい母親になると思うけど、
「ジュウの子だから子にも臣下の礼をとる」べきか、
「自分の子だから子にもジュウに対して臣下の礼をとらせる」
べきかで悩みそう

326:名無しさん@ピンキー
08/07/17 15:52:30 Z7iRQR17
雨の妄想がどこまでのもんかしらんけど、
本当に閣下と従事者と考えてるなら結婚は絶対しちゃいけないって考えるんじゃないかな・・・
なんで、雨とジュウがひっつくなら、それはもうこの辺の妄想がある程度沈下した後じゃ・・・??

そいえば、光は雨がなんでジュウを選んだかとか知ってるんだっけ


327:名無しさん@ピンキー
08/07/17 16:08:15 xcoCkkXW
だが、真剣にジュウに見つめられて
頬を赤らめたりしているところをみると、
そういう憧れというか妄想もあるのかもしれん。

328:名無しさん@ピンキー
08/07/17 17:07:56 Z7iRQR17
そりゃ憧れはあるだろうけど、
普通閣下と従事者間でなんて、絶対にあってはいけないことなんじゃない?
特に忠実な部下なら・・・いくら大好きでも絶対に惚れたり求めてはいけない相手・・・てな感じで
今ののりなら、そんな感じに考えてそうな気がするなぁ・・・

329:名無しさん@ピンキー
08/07/17 20:24:47 xcoCkkXW
ジュウが「あいつはどうして俺に構うんだ」的な疑問に
光に言わせたら「お姉ちゃんも女の子」みたいなことを言っていたから、
恋愛感情的なものも混じってると思う。

下僕とか奴隷とかそういう知識を漫画から取り入れているのなら、
身分違いの恋というのはありきたりと言ってもいいほどあるしね。

だが、確かに雨はそういうところで線引きしそうではある。
自分から求めることはないかもしれないが、
逆にジュウからアプローチかけられたら弱いんじゃないんだろうか。
…もっともそっちの方がなさそうではあるけど。

…って、何俺まじめに語ってるんだw

330:名無しさん@ピンキー
08/07/17 21:13:38 DVKiuP0y
>>328
そもそもそれが「絶対にあっちゃいけない」ってどこの倫理観だ。
日本の歴史じゃまずないし、海外でも聞かない。
現代のサラリーマンですらないな。

331:名無しさん@ピンキー
08/07/17 21:14:23 2s/X2hR3
誰も幸せなならないようなことをいちいち書かなくていいよ

332:名無しさん@ピンキー
08/07/17 22:27:44 obgnPffd
別に前世の云々って話がなくても、
雨がオタク化したきっかけがジュウっぽいとか
恋愛感情に発展しそうな原因があるしな

333:名無しさん@ピンキー
08/07/18 02:52:35 bPi1MLhx
本スレでしたら?

334:名無しさん@ピンキー
08/07/18 03:16:21 BHhdL1Hp
しかし夕乃さんからあんだけ「いいですよ」電波出されてるのに
手の一つも握らねえとは真九郎はホントについてんのか??


それとも真性のロリコン?

335:名無しさん@ピンキー
08/07/18 19:50:11 SJKmcNuj
>>334

真性のロリコンに一票

336:名無しさん@ピンキー
08/07/18 22:05:26 yE3uLtrE
ついてないに一票

337:名無しさん@ピンキー
08/07/18 22:45:16 4UOJ2/L/
手を出したら終わりだからだろう
いろんな意味で

338:名無しさん@ピンキー
08/07/18 23:57:03 VrmO+Rdv
真九郎は夕乃さんに対しては、男として以前に、人間として本能的に危険を察知しているのだろう。

339:名無しさん@ピンキー
08/07/19 02:12:08 WJakglFs
マジレスすると姉ちゃんの代用品として見てるんじゃね?
自覚はないだろうし、
あったらあったで失礼だから傍にいられないとか考えて、
ますます遠ざかりそうだけど。



つまり夕乃さんにはもはや逆レイプしか手が残されていないのだよ!

340:名無しさん@ピンキー
08/07/19 11:30:22 d/+KYpep
そしてヤるだけやって捨てられる訳だな。

341:名無しさん@ピンキー
08/07/19 11:31:08 KFDb3wxx
妊娠してるのに……くやしい、ビクンビクンってなるんだすね、わかります

342:名無しさん@ピンキー
08/07/19 14:38:33 d7FIyKy6
>>341
妊婦に凹された真九郎がそううめいてるんですね、わかります。

343:名無しさん@ピンキー
08/07/20 01:33:31 mMaABH/Z
真九郎は寝技でも夕乃さんにはかないっこないだろうからな。
マウントポジションのまま入れさせられてしまうオチか


344:名無しさん@ピンキー
08/07/20 11:12:57 jHtVJV6+
そして何回も搾りとられるんですね。

345:名無しさん@ピンキー
08/07/21 00:07:49 CBV7GeXz
なんか真九朗が不憫になってきた……


346:名無しさん@ピンキー
08/07/21 22:07:38 sX7Bs3ie
10年くらい経った後ちーちゃんがせっくすについて教えてもらいにきたらどうするんだろう
誰と結ばれてたとしても確実に修羅場だよなw

347:名無しさん@ピンキー
08/07/21 22:44:15 Ybr82bOO
もう妻は紫で
二号さんは夕乃さんで
パートナーは銀子で
愛人は散鶴ちゃんでいいよ

348:名無しさん@ピンキー
08/07/22 01:36:08 F24I3u32
そして環をフレンドに

349:名無しさん@ピンキー
08/07/22 20:13:33 n9IaRCe0
闇絵さんは?w

350:名無しさん@ピンキー
08/07/22 20:44:51 iusdSr/+
此処でも本スレでも、散鶴を悪く言う奴居ないよな?紫はたまにいるけど…

351:名無しさん@ピンキー
08/07/23 01:08:41 BRXXTpvh
善悪の区別もつかない幼女に文句言う奴いねぇだろ。
もしいたら、どんだけ心の狭い奴なんだって話だwww

352:名無しさん@ピンキー
08/07/23 09:14:41 XexF+bb2
最近はたまに消防が沸いてくることあるから

353:名無しさん@ピンキー
08/07/24 16:39:01 PmSKhP4H
>>349
師匠でしょう。無論性的な意味で。

354:名無しさん@ピンキー
08/07/26 01:47:09 U8zcevWY
保守

355:名無しさん@ピンキー
08/07/29 09:16:42 48l3H6Jd
なんでもしてくれる夕乃さん
URLリンク(up2.viploader.net)


356:名無しさん@ピンキー
08/07/29 17:40:47 b3PoDPQE
詳細を聞こうじゃないか

357:名無しさん@ピンキー
08/07/31 00:35:35 huCY9L6I
保守

358:名無しさん@ピンキー
08/08/01 11:42:51 Ld8LwCcF
「ねぇ雨、なんだか最近光ちゃんおとなしいねー」






「最新刊では無かったから」
「え?」

359:名無しさん@ピンキー
08/08/05 01:00:52 EW9pPpN+
保守

360:名無しさん@ピンキー
08/08/07 01:45:19 zSFK3/YJ
保守

361:名無しさん@ピンキー
08/08/09 01:27:09 MAB3hDDA
保守

362:名無しさん@ピンキー
08/08/11 00:39:48 NkHRe5Py
ほす

363:名無しさん@ピンキー
08/08/11 23:10:53 +/F0iOCK
保守

364:名無しさん@ピンキー
08/08/14 19:34:09 6S5zoqil
電波新刊期待age

365:名無しさん@ピンキー
08/08/15 01:05:34 Z28zDE/O
昔書いた小ネタが出てきたので保守がわりに投下。
エロなし。ポエミーなのが嫌いな人はスルーしてくだせえ。

366:このごろ、三人の…… 1/2
08/08/15 01:06:47 Z28zDE/O
 
 このごろ、三人の会話の中でその名前が出てくることが、めっきりなくなった。
 いつごろからそうなったのか、さだかではないのだが。


「最近ですか。図書館にいることが多いですね」と雨が言う。「勉強したり、本を読んだり、寝たり。とても静かで充実した時間です。ああいうのを至福のひととき、というのでしょう」と。
 雨ったら最近付き合いわるーい! 何してんのナニしちゃってたりしないよねっ、と雪姫が絡んだのに対して、淡々と答えたのだった。
 そして、珍しくもふと少し不安そうに付け加える。「わたしの方ばかりが幸せなようで、なんだかこれではいけないような気がしてならない時があります」と。
 けれども他の二人は、かぶりを振ったりしない。図書館とやらで仏頂面で頬杖を突きながら傍らにいるであろう男の子を前にして抱くその気持ちを、分からないでもないから。
 ただ、誰一人(とりわけ、バカで不器用な王様が)あまり傷つかずにいられる、そうしたひとときの情景を、一幅の絵のように思い描くのだ。そんな脆くてはかない安寧が、いつ失われたとしても何の不思議もないことなど、よく分かっているはずなのに。

 そしてそっと静かに、雨も他の二人もその名前を口にしない。
 そんなことをしなくても、その存在をいつでもありありと感じることができるので。


「あーん煮詰まっちゃったよう」と雪姫が言う。「いやーネームがさあ。一応想い叶ってハッピーエンド! に、したいんだけど、相手の男の子が主人公の女の子なんかに振り向いちゃうのが、どーにもウソっぽいんだよねえ。うーんどーしよう?」と。
 たまに寄稿するサークル本の原稿に、「今回はリアル思春期路線でいくからねっ」と意気込んで取りかかった割に、どうやら手を焼いているのだった。
 そして、こめかみの辺りに指先なぞ当てながら、ふかぶかとため息をついてみせる。「モデルが悪かったかなあ。テキは手強いよう」と。
 けれども他の二人は、いたわりの言葉などかけたりしない。そんな風にぼやく雪姫が、とても嬉しそうに微笑っているから。
 ただ、そんな微妙なバランスが醸し出す不可思議なあたたかさが失われたときの荒涼とした世界から、僅かな間だけだが目をそらすのだ。現実など元来そういう寒々しいものだと、重々承知しているはずなのに。

 そしてやっぱり、雪姫も他の二人もその名前を口にしない。
 まるで、自分たちが不用意に触れれば簡単に毀れてしまう、とでもいうように。

367:このごろ、三人の…… 2/2
08/08/15 01:08:25 Z28zDE/O
 
「男ってのは、例外なくバカね」と円が言う。「うぬぼれてて、傲慢で、無神経で、鼻持ちならなくて、お子様で、スケベで、頭がからっぽで、アレのことしか考えてなくて、だらしなくて、役立たずで、うっとうしくて、不愉快で」と。
 何を勘違いしたか、空手の大会で円を見初めてしつこくつきまとうなどという蛮勇を発揮したイケメン体育大生を、心理的にも(最後は無理矢理ことに及ぼうとしたので)肉体的にも叩きのめしてきたのだった。
 そして、曖昧な温さを伴った苦笑を浮かべる。「……もっとも、中にはバカの度がすぎる例外もいるわね」と。
 けれども他の二人は、うなずいたりしない。その必要も感じないくらいに良く知っている、当然の事実であるから。
 ただ、これからもずっとそんなバカが(できれば自分たちと一緒に)この世に居てくれますように、と心の底から祈り願うのだ。こんな自分たちが、そんな大それた空しい望みを抱いていいものかどうか、自信も確信も全くありはしないのに。

 そして結局、円も他の二人もその名前を口にしない。
 本当に大事なことは、かるがるしく言葉にしたりせず胸の裡に蔵っておくものだと、賢明にもわきまえているから。


 そんなわけで、このごろ、三人の会話の中でその名前が出てくることが、めっきりなくなった。
 それは、そう、たぶん、そうしていれば、特に話題にすることもないくらいあたりまえに男の子がいる穏やかな日々が、これからもずっと続いていくなんて、そんなことを信じてしまってもよさそうに思えてくるからなのかもしれない。


 それに、当人にはいつでも会えるのだから。そうすれば、名前だっていくらでも呼べるのだから。努めて冷静に。努めて賑やかに。努めて素っ気なく。舌に乗せたその名と響きあう、胸の奥の微かなざわめきも密やかなおののきも、決して相手に気取られぬように。

「おかえりなさいジュウ様。なかなか、よい茶葉を置いておられますね。さすがです。ところで僭越ながらジュウ様、ピッキング対策として、カードキーが無理ならせめて、ディンプルロックを二重に付けられた方がよろしいかと」
「……他人の家のカギこじ開けて勝手に上がり込んでのんびり茶なんか飲んでるお前らを前にそれで俺に何をどう納得しろと」
「おかえり柔沢くんお腹すいたー! またトースト焼いてくれたらチューしたげる! 優しい柔沢くんはかあいそうな腹ぺこの女の子見捨てたりしないよね? そんなことしたら暴れちゃうぞっ」
「って聞いちゃいねえよなんで俺がそんなもん作らにゃならねえんだ食いたきゃ自分で焼けこらホントに暴れるなナイフに手を伸ばすなってかおいまさかそのカップラーメンは晩メシにとっといた」
「あら、柔沢くん。これが夕食ですって。ふうん。そう。ずいぶん貧しい食生活ね。軽食としては、まあまあだったけど。やっぱり、男なんて生活能力のかけらもないろくでなしばかりだってことかしら。柔沢くんもそう思わない?」
「なああんたまでなんだってここにいやそのなんだええとだからそんな生温い視線で見るんじゃねえよってかお前ら俺になんか恨みでもあんのかよそうなのかそうなんだな?」





368:名無しさん@ピンキー
08/08/15 08:23:10 dItAgdI/
円さんツンデレ!?(*´Д`)

369:名無しさん@ピンキー
08/08/15 18:45:51 YONYw5Bj
GJw

370:名無しさん@ピンキー
08/08/15 22:09:37 4Fmd0kmg
久々GJ

371:名無しさん@ピンキー
08/08/15 22:14:38 APxptK77
GJ!和んだ

372:名無しさん@ピンキー
08/08/16 21:14:51 0G/Sww6T
あーかわいいなぁみんな
GJだ

373:名無しさん@ピンキー
08/08/21 02:37:01 LsNVG2oL
保守

374:名無しさん@ピンキー
08/08/23 09:57:48 QuT1fiGw
>>355の画像が見れないじゃないか・・・

375:名無しさん@ピンキー
08/08/24 21:58:29 UkISaSQa
紫…表向きの正妻
銀子…精神的な意味合いで本妻
夕乃…ムラムラしたときの性欲処理専門
環…セフレ
絶奈…政治的な肉体関係
切彦…浮気相手
散鶴…ロリ的性欲処理専門2号(1号は紫)
闇絵…性の伝道師
紅香…あれ…?酔っ払った勢いで…
弥生…あれ…?いつの間にか3P?

376:名無しさん@ピンキー
08/08/24 23:55:56 sstYGwPx
環がそれっぽすぎるわww
つか夕乃さんカワイソス

377:名無しさん@ピンキー
08/08/25 21:46:56 8/7vIQoE
早く紅のギャルゲ(ry

378:名無しさん@ピンキー
08/08/25 23:19:00 oJLzHlPi
片山の世界って

主人公以外の男は敵ばかり・・・。
女性は何かしら好意を持つ味方ばかり。


379:名無しさん@ピンキー
08/08/26 00:49:37 pCpPs9tf
まさしくハーレム
だから早く紅のギャ(ry

380:名無しさん@ピンキー
08/08/26 01:02:54 hXEjfx3u
デレデレの銀子ってあったっけ?

381:名無しさん@ピンキー
08/08/26 02:13:28 bHGR7eSj
真九郎がチンコ突っ込みながら尾てい骨あたりを優しく撫でてやるとデレデレに変身しますよ

382:名無しさん@ピンキー
08/08/26 03:09:40 +CCyPZUD
神苦労は絶奈と切彦を手籠めにして裏社会を牛耳る、
というマルチエンディングがあればいいなあ、エロゲ紅

383:名無しさん@ピンキー
08/08/27 00:06:01 vFKOZ3Ga
真「裏社会の治安維持のためにはいろんな女の子と寝なくちゃダメだと気付いたよ」

384:名無しさん@ピンキー
08/08/27 10:41:13 /jTt/urq
>>381
なんかいやに具体的で噴いた。

385:名無しさん@ピンキー
08/08/27 16:02:29 p6zCynE2
>>383
噴いた。

386:名無しさん@ピンキー
08/08/27 17:13:30 w5MPjjgL
>>383
種馬ですね。わかります。

387:名無しさん@ピンキー
08/08/27 20:54:52 vFKOZ3Ga
真「しっかりしゃぶれよ」
絶「は、はい、んん、じゅぽ、れろれろ・・・こ、こうですかご主人様」
真「違う、真九郎様だ」
絶「け、けどさっきはご主人様と呼べと・・・」
真「もう飽きた、これからは名前で呼ばせてあげるんだ、有り難く思うんだな」
絶「は、はい真九郎様、れる、ちゅぷ・・・」
切「し、真九郎様、わ、私は・・・」
神「君も後でたっぷり可愛がってあげるよ、楽しみにしててね」
切「は、はい、あっ、あふ・・・」
自分で自分を慰める切彦



タイトル『闇に堕ちた真九郎』
・・・何やってんだかな、俺

388:名無しさん@ピンキー
08/08/27 22:03:09 hsPJDA2O
マジキチ

389:名無しさん@ピンキー
08/08/27 23:14:24 t0JY5lem
神苦労鬼畜過ぎワロスww

390:名無しさん@ピンキー
08/08/28 01:05:05 8GLhnZUl
>>381
一瞬ここがエロパロスレになったかと思った

391:名無しさん@ピンキー
08/08/28 01:09:15 TgfPfS5W
>>390
お前は何を言っているんだ?

392:名無しさん@ピンキー
08/08/28 04:00:51 1QtVuDYm
>>390
一瞬ここがエロパロスレではなかったかと思った

393:名無しさん@ピンキー
08/08/28 23:28:10 9qa8laT8
>>387 程度ののネタでドキドキするとかどんだけ飢えてんだ俺ww

くやしい…でも(ry

394:名無しさん@ピンキー
08/08/28 23:58:34 HMahSvzx
今日は土曜日で学校がなく、ジュウは昼過ぎまで寝ていた。ようやく重い瞼を開き、洗面所へ行こうとした時に電話が鳴った。相手は雪姫かとぼんやりとした頭で
 考え、受話器をとった。
「わたしだ。いないかと思ったが、おまえこんな時間に家にいるなんて退屈な奴だな」
 眠気が一気に消えうせる。電話の相手は紅香だった。向こうから電話がかかって来るなんて珍しいなと思いつつ、悪態をついてみる。
「てめえには関係ねーだろ。何か用かよ」
「ああ、そうだ。おまえに頼みごとがあってね」
 紅香の話をまとめると、ある10代半ば令嬢の誕生会に呼ばれたらしく、プレゼントを持っていこうとした。だが、何が良いのか分からないので
 同世代のジュウに助けを求めたというものだ。なぜ紅香がその子供の誕生会に参加するのか分からなかったが深くは尋ねなかった。紅香にも何かしら理由があるのだろう。
「はぁ?俺だってわかんねーし、そもそも俺が選んでいいのかよ」
「それなら問題ない。あの子はあいつからのプレゼント以外は何をもらっての同じだろう」
 やはり、あいつとは誰だとは聞かない。
「で、でもよ」
「何が良いかわからなければ、あの女、堕花雨でも連れて行けばいいだろう。物は今度、受け取りに行くから用意しておけよ」
 まだジュウが何か言おうとすると、紅香は「おまえは子供で、わたしが親だ。子は親の言うことを聞くものだろう?」と言って二人の会話は終わった。
「ったく」 
 少し前ならきっとイライラしていた。悪態をつきながらも紅香からの電話に喜んでいる自分に。だが今なら、そんな自分を以前よりは受け入れることができる。
 柔沢ジュウも変わったな。きっと、変わることができたのは、あいつらのおかげなんだろう。気がつけば紅香の頼みを叶えるためにはどうすればよいか考え始めている
 けれども結局ジュウ一人でどんなプレゼントが良いか考えてみても行き詰まってしまう。
「しゃーねーな」
 こんな時に頼れるのは雨を含め4人くらいしか思いつかない。

(円は誘ってもまず断られるだろ。雨は、、、相談なんかしたらその少女の情報を徹底的に調べ、贈り物に何が最適か調べてきそうだ。そこまでしてもらうほどの
 ことじゃないだろこれは。)
「となると雪姫か光か」
 今まで雪姫に世話になったお礼を返すついでに、贈り物を選んでもらうのも良いかと考え雪姫に電話をしてみるが繋がらない。


電波にはまって、こんなの悶々と書いてた時期があったよ。メモ帳にあって恥ずかしくなった、新刊出ないかな

395:名無しさん@ピンキー
08/08/29 00:30:12 OiTtDxuj
なんというフェイント

396:名無しさん@ピンキー
08/08/29 01:04:19 6SVqE6R/
>>383の真九郎が>>387の神苦労になってしまうわけか・・・

397:名無しさん@ピンキー
08/08/29 19:58:04 8CO05p6E
ゼナのおっぱいをどうにかしたい

398:名無しさん@ピンキー
08/08/29 21:07:22 sDu5iDxb
絶奈は処女か?

399:名無しさん@ピンキー
08/08/30 00:50:37 aCuajUb5
真九郎「駄目だとわかっているのに・・・うあぁぁぁ~~~俺の股間の戦鬼が止まらない!!」

400:名無しさん@ピンキー
08/08/30 05:43:39 pQU7s2PU
>>398
いや、ネクタイおぱいの場合,新品または未使用品というべきではないかと

401:名無しさん@ピンキー
08/08/30 21:01:39 zpVT4Cgy
>>400
絶奈を道具扱いすることはオレが許さんぜ!?
絶奈はれっきとした人間でありもちろんセックスもできるとwikiに書いてあるんだ

402:名無しさん@ピンキー
08/08/30 21:14:54 Un04thql
普通に考えて性交機能も実証してる口ぶりだろ。

403:名無しさん@ピンキー
08/08/30 21:50:40 UhBRRQG0
交換すれば新品に戻ります

404:名無しさん@ピンキー
08/08/31 00:27:32 dPVoYP/N
>>402
案外オナニーしかしたことなかったりしてな
普通に考えれば誰もあんな化け物女とヤりたくはないだろうしな

405:名無しさん@ピンキー
08/08/31 05:13:26 X/2e2XMv
>>404
あの目つき、あのきょぬ~の良さがわからんとは・・・

406:名無しさん@ピンキー
08/08/31 12:17:45 GI9YDVaw
普通に考えてヤリてぇだろ。夢にまで見たロボ子だぜ?!

407:名無しさん@ピンキー
08/08/31 22:34:19 XzEKrZ0c
絶奈は自分をあそこまで追い詰めた真九郎のチンポが欲しくてしゃぶりたくてたまらないんだろうよ

408:名無しさん@ピンキー
08/09/01 19:53:56 UpxO0Ro9
絶奈「くやしい・・・でも(ry」

409:名無しさん@ピンキー
08/09/02 21:37:34 fvV374Le
切彦「私…処女です」
真九郎「…は?」
切彦「ですから…いきなりフェラチオというのはちょっと…どうかと」
真九郎「………………………………………」














・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




































切彦「ゆーあーないすがい」

410:名無しさん@ピンキー
08/09/02 22:57:35 3Vo7dPin
電波アニメ化決定&銀子乳首祭り始まるよー!

411:名無しさん@ピンキー
08/09/03 04:14:17 gEhlqAYv
電波アニメ化が釣りじゃ……ないだと?

412:名無しさん@ピンキー
08/09/03 08:40:25 ETNuy/Q8
アニメ化ってマジか!?
どこ情報だそれ!!

413:名無しさん@ピンキー
08/09/03 13:49:27 oSds1S/h
>>412
今月のSQ

414:名無しさん@ピンキー
08/09/03 13:49:57 I6qxqmd0
>>412
SQ

415:名無しさん@ピンキー
08/09/03 18:17:38 Xrmz7T52
アニメ?またぐちゃぐちゃになるまで原作レイプされるの?

416:名無しさん@ピンキー
08/09/03 19:08:07 ZA2YUKvf
くっそアニメ♪くっそアニメ♪あ、それくっそアニメ♪くっそアニメ♪

417:名無しさん@ピンキー
08/09/04 00:21:30 UlJkLgXc
スタッフ「原作より絶奈と切彦レイプしたい」

418:名無しさん@ピンキー
08/09/04 16:44:56 vgiiqA6T
糞アニメスタッフ自重汁

419:名無しさん@ピンキー
08/09/04 22:07:51 dErTlULn
慎銀って人気ねえなw

420:名無しさん@ピンキー
08/09/05 00:28:44 xK3iO+SG
全裸晒して乳首解禁は有り難いがいまいちそそられんかったな・・・

421:名無しさん@ピンキー
08/09/05 21:57:03 oKOFslyB
眼鏡貧乳の全裸になど興味なし

422:名無しさん@ピンキー
08/09/05 21:59:22 D9dL1mfJ
貴様はあと100億光年ROMってなさい

423:名無しさん@ピンキー
08/09/05 22:49:10 c4uGqRLd
光年が距離の単位である件

424:名無しさん@ピンキー
08/09/05 22:51:53 w1mtiEhK
1000ならアニメ化が中止!

425:名無しさん@ピンキー
08/09/05 22:52:34 w1mtiEhK
本スレに書くつもりが…誤爆

426:名無しさん@ピンキー
08/09/06 05:16:15 mQ/I3DeJ
切彦のふとももと美乳と絶奈のけしからんネクタイオパイを早く漫画版で拝みたいぜ・・・
銀子?電波?ファファファ・・・何かな?それは

427:名無しさん@ピンキー
08/09/06 20:26:51 DET8g+9P
銀子はパソコンが恋人だろ?ヒャヒャヒャ

428:名無しさん@ピンキー
08/09/06 21:31:49 j6YE4jRy
電波より紅の続きを見たい。

アニメの話ね。

429:名無しさん@ピンキー
08/09/07 03:49:41 1IDCH8My
>>428
 三           三三
      /;:"ゝ  三三  f;:二iュ  三三三
三   _ゞ::.ニ!    ,..'´ ̄`ヽノン       どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!!
    /.;: .:}^(     <;:::::i:::::::.::: :}:}  三三
  〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
  ,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ 
. 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
  };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll


          oノ oノ
          |  |  三
 _,,..-―'"⌒"~⌒"~ ゙゙̄"'''ョ  ミ 
゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ    |`----|
T  |   l,_,,/\ ,,/l  |
,.-r '"l\,,j  /  |/  L,,,/
,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,/ /
_V\ ,,/\,|  ,,∧,,|_/



430:名無しさん@ピンキー
08/09/07 19:19:54 hPhWkF0Z
アニメよりも電波の続き書いてくれ

431:名無しさん@ピンキー
08/09/07 23:39:41 BYn272nM
紅も電波も早く続き書いてくれ

432:名無しさん@ピンキー
08/09/09 07:26:22 JhxxG4JK
>>1->>10
てすと

433:名無しさん@ピンキー
08/09/10 03:49:59 WxOH+I2V
KIRIHIKOHAORENOYOME

434:名無しさん@ピンキー
08/09/10 07:01:18 VS02sjoD
雪姫は頂いていきます

435:名無しさん@ピンキー
08/09/10 21:12:48 yuOxl4UH
ならばオレは環さんを…

436:名無しさん@ピンキー
08/09/11 20:11:31 aPZr48oO
闇絵さんに搾られてえ…

437:名無しさん@ピンキー
08/09/12 03:58:26 4s91EL6x
>>90-200
テスト

438:名無しさん@ピンキー
08/09/12 11:22:08 GRhZjvpQ
銀子の乳首ktkr!

439:名無しさん@ピンキー
08/09/12 23:17:33 aO/LMZwI
もうみんな乳首晒せばいい

440:名無しさん@ピンキー
08/09/12 23:31:39 Ymlga7L9
もっと気合い入れて描いてもらいたかった

441:名無しさん@ピンキー
08/09/13 03:54:57 oOyXqoYz
小さい胸は気合い入れて描けないとよぉ!!!フヒヒヒヒヒ

442:名無しさん@ピンキー
08/09/13 23:54:14 zea3jcRE
(`⌒´)

443:名無しさん@ピンキー
08/09/14 23:09:59 /nyksp/R

虚ろな瞳が、窓から差し込む僅かな月明かりに反射して鈍く光っていた。
暗い部屋に一人の女が床に座っていた。その目は空虚に濁り僅かな感情さえも写すことはない。
女はただ無感情だった。
女はポケットに手を入れる。部屋に光るものがもう一つ増えた。それは銀色に鈍く光り、月明かりを反射して女の顔を照らす。
女は眼鏡をかけていた。レンズ越しに見える瞳は海の底より、夜の闇より深く暗かった。感情はやはり無い。
女は手首に、鈍色のものを押し当てる。
村上銀子はゆっくりと、そして強く剃刀を引いた。
バッ、と暗闇に真っ赤な花が咲いた。
赤い花が咲き狂う。部屋一杯にその紅の花びらを満たして。
「真九郎………」
銀子の顔に始めて感情の色が見えた。それは苦痛でも、もうすぐ訪れるであろう死の恐怖でも無かった。
それは安らぎ。
死へ。絶対の安息へ。
ようやく楽になれると。愛する人と同じ所へ行けると。
瞬間、真紅の花びらが一斉に散り落ちた。
銀子は自らの血液を一身に浴びる。
「しん…くろう………」
愛した人と同じ、紅に染まりながら銀子は目を閉じる。その目は永遠に開く事は無い。
血にまみれた銀色の刃を銀子は最期まで離すことは無かった。



444:名無しさん@ピンキー
08/09/15 08:40:43 zF96rhnj
何故死なせたし

445:名無しさん@ピンキー
08/09/15 23:33:44 8loRjJq2
死んだ…だと…?

446:名無しさん@ピンキー
08/09/17 02:34:19 FY3zyE5H
絶奈、真九郎を夜這い。真九郎童貞喪失
 ↓
夕乃さん到着、ブチ切れて戦鬼化
 ↓
絶奈vs戦鬼化夕乃
 ↓
五月雨荘壊滅
 ↓
その隙に切彦もちゃっかり真九郎を頂く

447:名無しさん@ピンキー
08/09/17 03:47:16 W6qsjUk8
近傍租界の夕乃さん本が素晴らしく良かった

448:名無しさん@ピンキー
08/09/17 23:45:06 dU1xYcKZ
>>447
あの絵は好きになれんわ・・・
ヤマトそっくりの絵が描ける同人作家はいないものか・・・

449:名無しさん@ピンキー
08/09/18 23:16:02 QY/HqMbv
ぶっちゃけあの絵では抜けない
多少脚色してないと

450:名無しさん@ピンキー
08/09/18 23:42:46 X60xTrTu
アニメ絵銀子の同人なら見たなぁ

451:名無しさん@ピンキー
08/09/18 23:58:53 QY/HqMbv
URLリンク(image.blog.livedoor.jp)

452:名無しさん@ピンキー
08/09/20 03:15:29 tLvZh2xN
もうホント全女キャラの乳首見せてくれヤマト

453:名無しさん@ピンキー
08/09/21 08:30:43 p36emz58
>>449
なんか肉が付きすぎてて萎えた…

454:名無しさん@ピンキー
08/09/21 08:58:15 FuFjMZer
抜けた俺は勝ち組。漫画版銀子は心置きなく嫁に貰ってくよ

455:名無しさん@ピンキー
08/09/22 09:39:22 53zBHaJi
じゃあ次は夕乃さんの入浴シーンだな

456:名無しさん@ピンキー
08/09/22 23:13:38 qIB4D9wF
ルーシー・メイに性欲感じるオレは異端か?

457:名無しさん@ピンキー
08/09/24 17:07:55 FXbeb0xF
ネクパイに騎乗位で犯されていいのは俺だけ

458:名無しさん@ピンキー
08/09/25 23:36:30 ediok2eW
絶奈を犯せるのは俺だけ

459:名無しさん@ピンキー
08/09/27 09:31:34 obiaJ3zy
>>458
真九郎さん何を寝ぼけているんですか?
早く帰りますよ。

460:名無しさん@ピンキー
08/09/27 16:11:18 XhwF9xTC
夕乃さんと絶奈たんと切彦たんの真九郎争奪戦マダー?

461:名無しさん@ピンキー
08/09/27 22:35:02 PEEjZy/O
3人の共倒れを狙った銀子を紫が屠っている間に散鶴たんがさらっていくのですね
わかります

462:名無しさん@ピンキー
08/09/27 23:30:00 UCfjBhD1
戦鬼化した夕乃さんの圧勝だろうjk

463:名無しさん@ピンキー
08/09/29 02:59:13 Thh1j8Oj
>>459
夕乃さん、絶奈とはもう深い仲なんです。ほっといて下さい。

464:名無しさん@ピンキー
08/09/30 19:38:30 LGkcsyYk
「・・・・・・紅くん。君、とってもステキ。最高よ(下半身的な意味合いで)」
「あんたは最低だ(下半身的な締まりが)」
「ぶっ壊してあげる(イカせまくるつもり)」
「やってみろ(イクつもりはないつもり)」

そして、長い夜を締め括る争い(ベッド上の)が、ようやく始まった。

465:名無しさん@ピンキー
08/10/01 21:54:28 HElaAxcR
絶奈の締まりが最低とかマジ100億万年ROMってやがれ

466:名無しさん@ピンキー
08/10/01 23:14:07 BKsat3xf
そこらへんも星噛製でばっちりですもんね

467:名無しさん@ピンキー
08/10/02 23:22:44 zCL70W3/
絶奈ってメカニック系?それともバイオチック系?
DBでいうと19号、20号タイプか、17号、18号タイプか

468:名無しさん@ピンキー
08/10/04 14:41:17 0wpoVH59
バイオ系サイボーグじゃね、なんとなくだけど

469:名無しさん@ピンキー
08/10/04 15:45:55 QaNgI/91
昔から人体改造してたんだから
鉄と木とヒモだろ

470:名無しさん@ピンキー
08/10/04 18:00:29 gbL4gtN7
技術ってのは日々進化するものだから今のサイボーグはそれこそかなり複雑で高性能なものじゃないか?
ナノテクノロジーとか色々使ってそうだ。確か星噛性の臓器は同じ大きさの宝石並みの価値、だったよな

471:名無しさん@ピンキー
08/10/05 02:32:50 5NBp/Xpm
「ん…あ、あぁっ…く、紅くん…もっと…もっとわたしをめちゃくちゃにして!わたしを蹂躙して!」
「ああ、望みどおりめちゃくちゃにしてやるよ、このクソ女!!」

絶奈ドM説。異論は認める

472:名無しさん@ピンキー
08/10/05 23:25:15 K1/mAxq7
ネクパイは普通にドMだろ
酒以上に自分を追い詰めてくれる存在(できれば男)を待ってんだ、多分

473:名無しさん@ピンキー
08/10/06 12:27:34 ++bY92d1
紫の知識が偏りすぎ。

474:名無しさん@ピンキー
08/10/06 23:00:07 B+PymaMd
えーと、絶奈が新九郎刺し殺して、
夕乃さんが絶奈を刺し殺した後、絶奈の腹を切り開いて新九郎の赤ちゃんがいないことを確認して・・・
この後どうなるっけ

475:名無しさん@ピンキー
08/10/07 02:45:55 3Rur8QRG
>>474
真九郎の生首抱いてヨットに乗って海へ出て、
「これからはずっと一緒ですね、真九郎さん」
だろ、確か

476:名無しさん@ピンキー
08/10/07 04:12:54 E+cvw2Sa
ふたりの世界は今始まったばかり
----第1部完----

片山先生の次回作にご期待ください



だっけ?

477:名無しさん@ピンキー
08/10/08 04:15:00 +qYhr2WI
すくーるでいず・・・

478:名無しさん@ピンキー
08/10/08 11:16:50 QdaewblD
いやJOJOだろ

479:名無しさん@ピンキー
08/10/09 07:25:26 aTxyz2+N
ダメだ・・・切彦たんカワイすぐる・・・
なんなんだ、このキャラは・・・

480:名無しさん@ピンキー
08/10/09 23:19:17 LwkL0de4
処女だとな

481:名無しさん@ピンキー
08/10/11 00:00:02 5lBulPVa
絶奈もSYOJOだとな…?

482:名無しさん@ピンキー
08/10/11 04:36:49 syy8luWW
>>481
その場合は新品、または、未使用品

483:名無しさん@ピンキー
08/10/12 02:48:14 rPMzp1TP
絶奈と夕乃さんはどっちが胸デカイんだ?漫画版夕乃さんの胸がかなり大きくなってるが・・・
そもそも紅で一番胸デカイのは誰なんだ・・・?

484:名無しさん@ピンキー
08/10/12 14:52:50 upihbQOU
>>483
鉄腕かビッグフットあたりではないかと思われる

485:名無しさん@ピンキー
08/10/13 00:23:03 OPaeMk+P
>>484
いや、確かに女キャラ限定とは言ってないけど…w

486:名無しさん@ピンキー
08/10/14 04:14:24 NSheidjb
紅最巨乳女キャラは絶奈。異論は認めん

487:名無しさん@ピンキー
08/10/14 04:32:59 t0TIwYjW
そりゃあ、まあ、いくらでも大きさを調節できるからなぁ

メロン並みでも、洗濯板でも、TPOに合わせられる

アタッチメント方式?

488:名無しさん@ピンキー
08/10/14 19:41:43 7K2XiS6f
ああ、膜もアタッチメントできるなw

489:名無しさん@ピンキー
08/10/14 19:51:28 JsbFN+ez
絶奈は貴様等のダッチワイフではないわ!!

490:名無しさん@ピンキー
08/10/14 22:54:47 81the5iu
真九郎のオモチャだよな?

491:名無しさん@ピンキー
08/10/15 17:50:37 TqcPlmaX
真九郎「絶奈は俺の嫁」

492:名無しさん@ピンキー
08/10/16 17:17:09 9kXL3zW5
真九郎「切彦は俺の嫁」

493:名無しさん@ピンキー
08/10/16 23:04:24 QlsyBcay
紫「真九郎はわたしの嫁だぞ!」

真九郎「あ、…あんッ」

494:名無しさん@ピンキー
08/10/16 23:17:02 ElYcGFBi
真九郎「あばよ、紫、散鶴。俺のナニを受け入れられる体になってから出直してきな。さあ、行こうか、マイベストボディ」
切彦「…はい」

495:名無しさん@ピンキー
08/10/16 23:19:39 4fG9RrSV
切彦かよw

496:名無しさん@ピンキー
08/10/17 00:22:10 REkqjGC+
素朴な疑問なんだが、崩月の身体ってのは薬物に対しても頑丈だったりするのか?

497:名無しさん@ピンキー
08/10/17 01:43:59 +z/UaVuT
種類によるかも
肉体形は効かないけど神経系は効くみたいな
神経は鍛えようがない気がする

498:名無しさん@ピンキー
08/10/17 07:08:14 3eHiDagt
神経にもウェイトトレーニングさせとけばよかったんですね

499:名無しさん@ピンキー
08/10/17 19:41:25 UyxGqTGp
切彦か・・・駅弁し放題じゃないか
夕乃さんと絶奈涙目w

500:名無しさん@ピンキー
08/10/18 07:19:18 +q9AsO6Z
>>499
別に真九郎の筋力と体力なら夕乃さんや絶奈でも駅弁可能だろう
パイ乙たゆんたゆんでっせ

501:名無しさん@ピンキー
08/10/19 19:34:03 0F2lTqRV
夕乃さんも絶奈も刃物切彦も言動はSだけどベッド上はMだろうな
きっとそうに違いない

502:名無しさん@ピンキー
08/10/19 23:08:18 KvoTjAXV
斬島の血筋の子はみんなそんな感じがするんだが
ジュウ様に対する刃物雪姫とか見てるとそう思う

503:名無しさん@ピンキー
08/10/20 04:47:37 MXeBBk1q
つか、片山作品の女キャラはみんな外面はSで夜はMじゃないのか?w

504:名無しさん@ピンキー
08/10/20 23:23:28 7BSifr2e
ちーちゃんは外面はSではないような

現時点で女キャラと認識していいのかはわからんがw

505:名無しさん@ピンキー
08/10/21 00:54:39 mYLAzgPl
真九郎「星噛絶奈と斬島切彦を改心させるには……俺があの二人を抱くしかない…!」


夕乃さん「……………………真九郎さん…?」
真九郎「…!!!」

506:名無しさん@ピンキー
08/10/23 02:15:50 ES+YkZpM
悪宇商会を掌握するため絶奈たんを手籠めにする真苦労

507:名無しさん@ピンキー
08/10/23 05:26:49 Fb/PCv3J
絶奈の部下A「絶奈さんは絶対ドSだよなー、話し方からキツイし」
絶奈の部下B「あーでも自分、絶奈様に一回いじめられたいです」
絶奈の部下A「お前、、、まあ分からんでもないが」

2人の会話を陰に隠れて聞いている、別の2人組
絶「やっぱ、そんなイメージなのね」
真「でも実際は結構、違うというか、ねえ?」
絶「それは紅くんだって、、、」
真「ああ、まあ、それは、、、ね」


バッシ、パァン!
絶「あ、あんッ!もっとよ、もっと叩いて!」
真「絶奈がまさか尻叩かれて悦ぶなんて。部下が知ったらどう思うんだろうな」
絶「ばれても構わないわ、だから欲しいの、真九郞のが。もっといじめてぇ」
真「呼び捨てにしていいって言いましたか?罰として
  誰が何をどこに誰から欲しいかハッキリ言ってください」
パァァァン!!
絶「あん!はぁい、言います、ドMの絶奈に言うからくらさい」
真「まったく誰に対してもこうなんですか?」
絶「知ってるくせに真九郞のいじわる。初めて犯された日からあなただけなのに」
パン、パァン!!
真「だから呼び捨てするなって、この雌豚がぁ」
絶「はぁん!もっと言って、もっと、もっと・・・・・・」


絶・真「これがばれたら生きていけない」

508:名無しさん@ピンキー
08/10/23 12:35:25 7uM0efiH
>>507
オチの一言が秀逸。GJって言っていいですか。

509:名無しさん@ピンキー
08/10/23 19:13:09 wtvHZeFT
GJw

510:名無しさん@ピンキー
08/10/24 00:07:42 5jI6zmTp
コンだけネタがあるのになぜ!
誰も書かない!

511:名無しさん@ピンキー
08/10/24 03:13:03 jQ1lVBau
シン「もうダメだ…これ以上君を抱けない…」
切彦「ちょっと待てよ、今…何て言った?おい真九郎!今何て言った!?『もうダメ!?』」
切彦「もうダメとか言ってる間はずっとダメなんだよ!」
切彦「考えろよ!もっと考えろよ!」
シン「もう絶奈のストーキングに耐えられない…もう打つ手が無い…」
切彦「無い事無い、無いなんて事は無い!どこかにあるはずだ、探そうぜ!」
シン「…絶奈をぶっ殺す…」
切彦「ほらあるじゃねえか! ほらみろ!あるじゃねえか!」
シン「ぶっ殺すんだ…」
切彦「そうだぶっ殺せ!」
シン「ぶっ殺すんだ!!!!」
切彦「もっと!」
シン「ぶっ殺す!!!!!!!!!…と思って挑んだら逆に犯されちゃった、おまけに妊娠したとかなんとか…」
切彦「はい死んだ!お前の命、今死んだ!」

512:名無しさん@ピンキー
08/10/24 04:41:50 SezrU91C
>>511
こんな所に修造ネタがww

513:名無しさん@ピンキー
08/10/25 02:44:00 GV2/sTaB
切彦たん…

514:名無しさん@ピンキー
08/10/25 19:14:46 f0qY7sjC
切彦たんによく考えろとか言われたらオシマイでつw

515:おいしいお水
08/10/26 03:29:19 EApb8LVs
 十二月二十六日。土曜日。
 夕飯の献立は白菜鍋。加えて夕乃と銀子が持ち寄ってくれた料理が少々。
 それはあるいは一日遅れてのクリスマスパーティーだった。
「よーし、今夜は真九郎くんたちも飲め飲めー!」
「俺たちは未成年です」
「気にしない、気にしない、ここには通報する人誰もなんていないんだからさぁ」
「まあ、じゃあ今日くらいは…」
 二日前の出来事。十二月二十四日。クリスマスイブ。即ち『KILLING FLOOR』での死闘。上手く立ち回れたなんて微塵も思っていないが、結果として失わずに済んだものはいくらかあった。
 柔沢親子も、瀬川姉妹も、きっと今は安らかな時を過ごしていることだろう。そしてそれは、自分自身にも当てはまるかも知れないことだった。
 今鍋をつつきながら座卓を囲むのは、環に闇絵、夕乃や銀子、そして隣りにいる紫。また彼女たちと一緒に笑えることが真九郎にはたまらなく嬉しいことであった。そしてその喜びが、真九郎の気持ちをいくらか寛容にさせていたとも言える。
 普段なら絶対に食い下がらない真九郎だったが、今夜はぐらいはいいかもしれないとふと思った。
「よぉし、今夜は紫ちゃんも特別だぞぅ」
 などと言っている環の顔は赤く、彼女の周りには空いた缶ビールが十数本転がっていた。本人は既に出来上がっているようで、紫のコップに日本酒をつぐその手元も若干おぼつかない。
「環、これはなんだ?」
 コップに注がれた透明な液体を眺めながら紫が尋ねた。
「ん、お水だよ?」
「ただの水とは違うにおいがするのだが…」
「ちっちっち、ただのお水じゃないんだなぁ、これが。これはおいしいお水なのだよ、紫ちゃん」
「おぉ、そうなのか。ありがとう、環!」
「どういたしまして。あ、銀子ちゃんもどうぞー」
「いただきます」
 満たされたコップを流れるような動作であおる銀子を見て、紫もまたそれを真似てコップに口をつけた。ほんの少し口に含んだかどうかというところで、紫はコップを口から離し、顔を歪めた。
「ぅ、なんだこれは…。辛いし熱いし全然おいしくないぞッ!」
「あー、紫ちゃんにはちょっと早かったかなぁ…」
「どういう意味だ?」
「これはね、大人が飲むためのおいしいお水なんだよねぇ」
「そうなのか、銀子?」
 環の発言の根拠を自分のとなりで平気な顔をしている銀子に求めようとする。
 銀子自身適切な言葉が思い浮かばなかったのか、少し困ったような笑みで紫の頭を撫でた。
「んー、私も紫ちゃんぐらいの時は全然おいしいと思わなかったかな」
「……つまり、銀子は大人と同等の味覚をもっているのだな?」
「…そうね。紫ちゃんも大きくなったらきっとわかるようになるわ」
 一瞬問いの意図を図りかねた銀子であったが、なんであれそれを肯定したのがまずかった。
「なんだと。私だって子供じゃない。こんな水、簡単に飲めるんだからなッ!」
 勢いよくその場で立ち上がる紫。右手に掴んだコップの中身を睨むこと数秒、風呂上がりに牛乳を飲むような勢いでその液体を身体の中に流し込んでいく。
 子供は基本的に子供扱いされることを嫌う。中でも紫はその気が強い方だった。
 それをよく知っている真九郎はこの状況を憂いながらも、それ以上にこの賑やかな時間が楽しくて仕方がなく、本気で紫を止めるということをしなかった。
 それは周りも同様で、環のように紫をはやし立てるようなことはしなかったが、その光景を微笑ましいものとして黙認していた。
「よぉし環、もう一杯だ!」

516:おいしいお水
08/10/26 03:32:45 EApb8LVs
 強引に空けたコップを突き出す紫。流石にそれは止める環。酒に酔ったのかこの場の空気に酔ったのか、騒ぎ暴れる紫をなだめる銀子。
 そんな最中真九郎は肩に重みを感じる。その方を振り返ってみれば自分の左隣に座っている夕乃が自分にもたれかかっていた。
「えっと、…夕乃さん?」
「はい、なんでしょうか、真九郎さん」
「あ、いえ…あの…」
「……私、重たいですか?」
「いえ、決してそんなことは…」
「そうですか、それはよかったです」
 夕乃の満面の笑みに、引きつりながらも笑顔を返す。彼女の顔からやや視線をずらしてみれば、その手元には既に空になったコップが握られていた。
  いつの間にか彼女もまた環から酌を受けていたのだろう。その頬が若干紅く染まって見えるのは酒故か。
「くぉら、真九郎ッ、私の目の前で夕乃といちゃつくんじゃない!」
 真九郎と夕乃のやりとにに気付いた紫が叫ぶ。その場全員の視線が集中。もの凄くいやらしい笑みを見せる環。「おやおや」なんて言いながらも構わず酒を飲む闇絵。なんだかもの凄く冷たい視線を送ってくる銀子。
「……やらしい」
 やっぱり言われた。
「とにかく私の真九郎から離れろ!」
 吠える紫。
「…『私の』?いいですか、紫ちゃん。真九郎さんは八年もの間崩月の家に住まい、修行してきました。しかもその間ずっと私と時間を共有してきたのです。真九郎さんは既に崩月の人間であり、崩月の人間である真九郎さんは当主代行を務める私のものです」
 応じる夕乃。
 こういった場面で一歩も譲らないのは、子供相手に遠慮しない大人げなさか、相手を子供扱いせず対等に見る誠実さか。
 銀子はそれを前者ととり、我関せずと鍋をつつく。
「それが何だ、私と真九郎は相思相愛だぞ!」
 そう言えばそんなことを以前言われた気がする。なんてことを悠長に考えていられるのは真九郎自身も酔いが回ってきたからなのか。
 『おいしいお水』の力を借りて、それぞれが思い思いに騒ぎ立てる中、順調に夜は更けていった。

間。

 心地よい微睡みの中で、真九郎は水音を聞いた。続いて大きないびき。熱のこもった身体を風が通り抜ける。
 ゆっくりと目を開けば、徐々に脳が世界を認識し始めた。
 大きないびきは環のもの。そして水音は、台所から。よく聞けば水音に混じってがちゃがちゃと陶器やガラスがぶつかり合う音がする。
 それらの音を立てる主は、真九郎が一番古くから知る人物、即ち
「銀子…」
 村上銀子その人であった。
「ああ、目が覚めたの。そこの水、飲んでいいから」
 首だけをひねって、真九郎が目覚めたことを確かめると、銀子はまた視線を流し台へ戻した。そう言えば座卓の上がガスコンロを除いてキレイさっぱり片付いている。
 他に置かれているものと言えば、四つのコップ。それぞれいっぱいに透明な液体が注がれている。
 銀子の言葉に従うならそれは水であろう。言われてみれば酷く喉が渇いていた。四つのうちの一つを飲み干して、改めて銀子の後ろ姿を眺める。寝起きのせいか、アルコールのせいか、これら事実から現状を推理するには数秒を要した。
「あ、ごめん、銀子。俺も手伝うよ」
「いいわよ別に。この狭い流し台じゃ二人で並ぶなんて無理でしょう」
「でも…」
 立ち上がろうとするも、身体に抵抗があってそれが出来なかった。見れば左側では夕乃が真九郎の肩を、右側では紫が真九郎のあぐらをかいている足を枕代わりにして眠っていた。
 その背後ではカーテンがなびいているのが見える。恐らく銀子が換気のために玄関の扉と一緒に開けてくれたのだろう。

517:おいしいお水
08/10/26 03:35:08 EApb8LVs
「大丈夫よ、慣れてるから。あんたはそこで大人しく枕になってなさい」
 もし無理に立ち上がろうとすれば、恐らく二人を起こしてしまうことになるだろう。二人の寝顔は起こしてしまうのは申し訳がないぐらい安らかで、この場は銀子の言葉に甘えることにする。
 止まない水音。陶器とガラスがこすれる音。眠気はなかったが、目を閉じて、耳を澄ましてもう一度聞き入ってみた。環のいびきも含めて、不思議とそれらは心地よく真九郎の心に響いた。


 ああ、帰って来られたんだ。

 改めてそう思った。まだ体中痛むし、右腕の痺れは酷いし、お世辞にもよくやったなんて自分に言ってあげられないけれど、ここに戻ってこられたことは素直に喜ぶべき幸せの一つだと思う。
 銀子がいて夕乃がいて紫が笑っていて、五月雨荘の面々がいて、時々紅香が問題ごとをもってきて。
 それはとても優しい時間だ。
 何度も手放しそうになったけど、その度に誰かがここにつなぎ止めてくれた。感謝すべきことだ。
 こんな時間は長く続きはしないと思う傍ら、少しでも長くこんな時間が続いてくれればと、自分の中の片隅で願う自分がいた。
「なあ、闇絵さんは?」
 沈黙はむしろ心地よくもあったが、ふと気になったことをなんとなく口にしてみる。
「帰ったわよ。自分の部屋に、自分の足で」
「そっか…。あれ、今何時ぐらいなんだ?」
 真九郎の言葉に反応して銀子は視線を手元から横にずらした。洗い物をするために外した腕時計でも置いてあるのだろう。文字盤を忠実に読み上げる。
「11時27分16秒」
 目が覚めてからいくらか時間が経ったからか、今度の思考は先ほどよりも早かった。
「11時って、お前こんな時間に何やってるんだよ!?」
「皿洗い」
「いや、それはそうだけど…。そうだ、紫の迎えは?」
「9時過ぎに騎場さんが迎えに来たけど、真九郎も紫ちゃんも寝てますって言ったら明日の朝また来ますって」
「そっか…。じゃなくて、夕乃さん、起きてください。早く帰らないと冥理さんが心配しますよ」
 何とか動く右腕で軽く夕乃の肩を揺するが、何度か小さくうなるだけで全く起きる気配を見せない。
 そんなやりとりを繰り返していると、洗い物に一段落をつけた銀子が身につけているエプロンの裾で濡れた手をふきながら座卓に戻ってきた。どうやらガスコンロを片付けるつもりらしい。
「それも多分大丈夫」
「なんでわかるんだよ」
「あのバッグ」
 ガスコンロの汚れをキッチンペーパーで拭き取りながら銀子があごで指したのは、夕乃が料理と一緒にもってきたバッグだった。料理を手伝うためのエプロンを入れるためにもってきたものだと真九郎は思っていたが、銀子はそれを否定する。
「それもあったろうけど、エプロン一着入れるためにしては大きすぎると思わない?」
 言われてみれば確かにそうだ。あの大きさは手荷物を入れると言うよりむしろ、2,3泊する小旅行に使えそうなもの。それはつまり、
「どこまで本気かは知らないけど、そういうことを想定していたって言うことかしら。…やらしい」
 そういうこと、というのは、やはりそういうことなのだろうか。
「今の今まで崩月先輩の携帯は一度も鳴っていないし、あちらも了承済みなんじゃないの?」
 年頃の娘が年頃の男の部屋で夜を明かすなど普通の親であれば絶対に許しはしないだろうが、そこはあの法泉の娘である冥理だ。許すどころか推奨さえしたかもわからない。むしろ冥理の差し金か。
「布団の数は間に合ってるでしょ。泊めてあげなさいよ」
「俺は?」
「廊下」
 当然でしょ。とは口で言わず目で語る。

518:おいしいお水
08/10/26 03:37:32 EApb8LVs
「布団は後で敷くとして、とりあえずあんたは武藤さんを部屋に連れて行ってあげて」
 そう言う銀子はガスコンロをしまう代わりに、枕を二つ抱えて真九郎の横まできた。
 眠っている二人を真九郎からそっと剥がし、床に寝かせる直前に頭との間にそっと枕を挟んでやる。その姿はまるで保育園の保母さんそのものだった。
 思わず笑ってしまう真九郎を銀子は睨むが、それを受け流して、二人から解放された真九郎はやっと立ち上がる。座卓を挟んで反対側で大の字に寝転がっている環の元へ歩いて近づき、肩を揺すって声をかける。
「環さん、起きてください。寝るんなら自分の部屋でお願いします」
「んー、真九郎くんがお姫様抱っこして連れて行ってくれるなら考えてもいいかなぁ」
 言って、両手を空に突き出す環。唇をタコのように突き出しているのは何を意図しているのか。
 環の提案を一蹴し、真九郎は環の右腕だけを掴んで自分の首に巻かせる。
「ぶー」
「そういうことは彼氏にでも頼んでください」
「だから真九郎くんに頼んでるじゃなーい」
「はいはい、そういうのはいいですから」
 肩を組むようにして立ち上がらせ、環のおぼつかない足取りを支えながら6号室へ向かった。


「仲の宜しいことで」
「茶化すなよ」
 座卓で頬杖を突く銀子が冷ややかな視線で6号室から帰ってきた真九郎を出迎えた。
「で、お前はどうするんだ?」
「帰るわよ、もちろん。私は崩月先輩と違って泊まる用意はしてこなかったしね」
「こんな時間に?」
「そればっかりは待ったところでどうにもならないでしょう」
「外は寒いぞ?」
「冬だものね」
「なんでそんなに不機嫌そうなんだよ」
「何でだと思う?」
「…あー、とりあえず布団敷こうか。手伝ってくれよ」
「…敷き終わったら帰るわ」
「あぁ、わかったよ、ありがとな、銀子」
 真九郎には原因がよくわからない気まずい空気の中布団を敷き始める二人。
 銀子が紫を抱きかかえている間に真九郎が紫の分の布団を敷く。銀子に抱きかかえられても起きようとする素振りを見せない紫を銀子は優しい微笑みで見つめる。
 それだけでなんとはなしに、銀子は良い母親になるのだろうと真九郎は想像した。それが一体誰の妻で誰の子供を産むのかまでは考えもしなかったが。
 真九郎が夕乃を(お姫様抱っこで)抱きかかえている間に銀子(不機嫌な顔で)夕乃の分の布団を敷く。真九郎に(お姫様抱っこで)抱きかかえられても起きようとする素振りを見せない(むしろ幸せそうな顔をする)夕乃を真九郎は苦笑しながら見つめる。
「………。」
「なんだよ」
「……別に。じゃあ、私はこれで」
「送ってくよ」
「酔っぱらいが?」
「酔ってないって」

519:おいしいお水
08/10/26 03:39:06 EApb8LVs
「ふぅん…、まあ、一人で帰るよりはマシかしら、揉め事処理屋さん?」
「任せとけよ」
 心なしか銀子の表情がやわらかくなる。半開きの窓を閉めて施錠して、コートを羽織り、靴を履き、部屋を出て、後ろ手に扉を閉めようとしたところで、しまり掛けの扉の隙間から起き上がった紫の姿が見えた。
 放っておく訳にもいかなかったので、銀子に少し間ってもらう旨を伝え、部屋の中へと戻る。
「紫?」
「むぅ…、真九郎か?」
 眠ってしまった原因はアルコールにあったとしても、今頃の時間になればそんなものは関係なく7歳の少女にとって起きているのは困難であろう。
 何とか目を開こうと努力する様子が伺えるが、その実まぶたは半分も上がっていない。今の紫にはせいぜい真九郎の顔だけがおぼろげにしか見えていないだろう。
「ごめん、起こしちゃったな。喉乾いてるか?」
「うん」
「そうか」
 紫の返事を受けて、台所の乾燥棚からコップを一つ掴み、浄水を注ぐ。
 コップを片手に戻ってきた真九郎から手渡されたそれを紫はお礼を言って受け取ると、喉を鳴らしながらそれを飲み干した。
「明日の朝騎場さんが迎えに来るから、それまで休んでろ」
「わかった…」
「歯ブラシもパジャマもいつもの場所にしまってあるから、自分で出来るよな?」
「ああ、できる…」
 と言いながらもまぶたは完全に閉じていて、あごの先は胸元にくっついていた。多分このまま寝てしまうだろうと思いながらも、真九郎は紫の頭を撫でながら言った。
「偉いぞ、紫。俺はこれから銀子を家まで送ってくるからな」
「うむ、真九郎。目をつむれ。いつものだ」
「……こうか?」
 いつのもってなんだ?言葉の意図を掴めぬまま、けれども紫の言うとおりに目をつむる。衣擦れの音。両頬に小さな温かい感覚。恐らく紫の両手だろう。子供独特のぽかぽかな掌は、彼女がどれほど眠たいか主張していた。
 一体何をする気なのかと構えていたところで、真九郎の唇になにか柔らかい何かが触れた。

 それは、紫の唇だ。

「なっ、紫ッ?」
「ふふ…、いってらっしゃい、おやすみ、真九郎」
 いたずらが上手くいった子供のように、愛おしいものを見つめるように、微笑んで見せたその少女は次の瞬間にはもう眠りの中にあった。
 恐らくは今の行動自体寝ぼけてやってのけたものだろう。次に目覚めたときにはキレイさっぱり忘れてしまっているような、そんな意識と行動だ。
「…真九郎」
 そして、その一部始終を見ていた人の発言。
「銀子ッ、見てたのか!?」
「何を?」
 開けっ放しになっていた扉の型枠にもたれかかり、腕を組んだまま真九郎を見下ろすその表情は、先ほどにも増して険しかった。
「何って…」
「やらしい」
「いや、これは別に」

520:おいしいお水
08/10/26 03:39:56 EApb8LVs
「『いつも』そんなことしてるんだ」
「してない、してないって。それは紫が寝ぼけてやっただけで…」
 いつもは唇にではなく頬にだ、とは話が余計にこじれそうなので言わないでおくことにした。
「……。」
「………。」
「…………真九郎」
「はい、すみません」
「やっぱり私も泊まっていくわ」
「はい………はい?」
 それはあまりにも思いがけない言葉だった。勢いで答えてしまったが、今になってその意味が真九郎の頭の中を巡り始める。
「えっと、銀子?」
「何?」
「布団は二つしかないんだけど?」
「座布団ぐらいはあるでしょう?」
「冷えるぞ?」
「冬だからね」
「そんなんで寝たら風邪ひくって」
「寝なければいいのかしら?」
 言い合っている間にも銀子は機敏に動き、靴を脱いで再び部屋に上がり、壁際のまだ畳が見えているスペースに座布団を4つほど敷き詰めていく。
「真九郎」
「はいッ」
「ここに座りなさい」
 言って四つのうちの一番端の座布団を軽く叩く。言われるままにそこであぐらをかく。
「あぐらじゃ疲れるでしょ。足伸ばした方がいいわよ」
「はい…」
 一応は思い描いたとおりの現状になったのか、「よし」と一度頷いてから、靴下を脱ぎ、外した眼鏡を真九郎の足下に置いたかと思うと、着ていたコートを布団のように上からはおり、最後に銀子はそっと真九郎のモモの上に頭を乗せた。
 予想もしなかった銀子の行動に、あわてふためく真九郎。それをうざったそうに銀子が見る。
「何か不満?」
「いや、別に…」
「紫ちゃんや崩月先輩は泊めても私は泊めたくない?」
「そんなこと言ってないだろ」
「どうだか」
 真九郎に背を向けるように寝返りを打った。真九郎からは銀子の横顔が見えるが、銀子の視界に真九郎はもう映っていないだろう。それはあるいは、もう話をする気はないという意思表示なのかもしれない。
「なんだよそれ」
 目は開いているから、眠っているわけではない。かといって返事をする気もないらしい。
 仕方なく銀子から視線を外し、自分がもたれているのと反対側の壁を眺めながら考えるのは明日のこと。
 明日は日曜日。そうでなくとも冬休みなわけだから学校はない。とりあえず起きたら四人分の朝食を作って、みんなで食べて、紫を見送り、銀子と夕乃の予定を聞いてそれに従い可能ならばそれぞれの自宅へ送り届ける。
 銀子の家なら銀正に、夕乃の家なら冥理になにかしら冷やかしの言葉をかけられることは必至だろうが、そこは甘んじて受けよう。
 今回の件に関しては環の暴走を受容してしまった自分にも責任があるのだから。
 いや、そもそも未成年の俺たちに、それどころか真っ先に紫に酒を飲ませようとした環が全ての元凶じゃないのか。いや、そうだ。全部環が悪い。よし、明日起きてきたらとりあえず絞めよう。

521:おいしいお水
08/10/26 03:42:02 EApb8LVs
「…ねぇ」
「…あ、あぁ、どうかした?」
 てっきりもう声をかける気はないものと思っていたが、しかし銀子は再び真九郎と会話をする気になったようだった。回転させていた思考を放り投げて銀子の言葉に応じる。
「志具原理津を調べてくれって言った日の次の日。あんたなんて言ったか覚えてる?」
 それは確かゲームを称した《ギロチン》こと斬島切彦の行動を阻止するために病院に直接乗り込んだ日のことだ。あの時は確か、リン・チェンシンに電話を没収される前に一度だけ電話をかけてもいいと言われ、銀子に電話をかけた。そして、
「しばらく学校を休む」
「それもあるけど、それじゃない」
 確かその後に言ったのは…
「今度ノート貸してくれ」
「その次」
 その後は、確か軽い冗談でも言ってやろうとして、そうだ…。
「『銀子、あのさ』」
「………。」
 その沈黙は続けろという意味なのか。
「『愛してる』」
 瞬間、銀子の頬が一気に紅くなった気がした。
「じゃ、じゃあ、瀬川早紀を調べてくれって言っていたときのことは?」
 珍しく歯切れの悪い銀子の口調を疑問に思いながらも、真九郎は思考を巡らした。こちらの方はより最近のことだからよく覚えている。
「仕事を頼みたいけど手持ちがない。俺に投資してくれ」
「そう、それで?」
「『キスしてもいいか?』」
 今度はモモを擦り合わせるように足をもぞもぞと動かす。一体銀子は何を意図してこんなことをさせているのか真九郎には全くわからなかった。
 そしてその銀子といえば上になっている自由な方の手の甲を自分の口に押しつけて何かを堪えているようであったが、それもしばらく経ってから、意を決したようにもう一度寝返りを打って真九郎と視線を合わせた。
 当然、真九郎には現状が全く理解できていない。
「…真九郎」
「え、…何?」
 言うやいなや、銀子は真九郎よりの腕を彼の首に絡ませ、自分に引き寄せる。予期せぬことにされるがままに頭を下げる真九郎に向かって銀子自身も身体を浮かせる。
 そうなれば必然的に二人の頭は空間のどこかでぶつかるだろう。事実そうなった。銀子と真九郎の唇が、ある空間の一点で接触した。
「ん…」
 それは触れるだけであったが、それは間違いなく、
「キス」
「…え?」
「したかったんでしょ?」
 真九郎と目を合わせないように、そっぽを向きながら銀子はそう言った。
 そうだ。確かに自分は銀子に向かって言った。『キスしてもいいか』と。
 でもそれは冗談のつもりで言ったことであって、銀子もまたそれを理解していたからこそ冷静にそれを受け流した。少なくとも真九郎はそういうやりとりであったと思っていた。
「…なぁ、銀子」
「………何よ」
 しかし銀子はそれを実行した。それはつまり、彼女は、銀子は…
「お前、酔ってるのか?」
 今夜の鍋パーティーの後片付けや、騎場への対応、寝床の準備まで完璧にこなしてくれた彼女であったが、やはり彼女の身体にも少なからず酒が回っていたのかも知れない。気丈に振る舞ってはいたが、本当はもの凄くだるかったのかも知れない。
 それなら歩いて家に帰るなど相当つらいものとなっただろう。そんなことにも気づけなかったというのか、紅真九郎は。
「ごめんな、銀子。そんなことにも気づいてあげられなくて…」
 何が幼なじみか。何が一番古くから知る人物か。こんなことさえもわかってあげられずに紅真九郎は何を気取っているというのか。
「…………………。」
「辛いんなら眠っていいぞ。朝飯の用意は俺に任せてくれていいからさ」
「……………………………………。」
「ん、どうかしたのか?」
「…別に。酔ってるのよ。おやすみ、真九郎」
「お、おい…」
 3度目の寝返りでもう一度真九郎に背を向けて、今度はちゃんと目を閉じた。それから何度か真九郎は銀子に声をかけたが、彼女がそれに応答することはなかった。
「なんなんだよ、一体…」
 訳がわからないといった調子でシミだらけの天井を眺める。それから部屋を見渡してみる。電気はつけっぱなし。もうこれは諦めよう。
 夕乃は銀子同様真九郎に背を向けて眠っていた。紫は銀子と向き合うように、夕乃とはお互いに背を向けて眠っていた。恐らく銀子も眠っている。
 明日の朝、まともに立てるかなぁ…。
 こんな体勢で一晩明かせば、間違いなく足は痺れに痺れていることだろう。まあそれでも、銀子が気持ちよく眠れるというのならそれもいいだろう。
 そう考えて、真九郎もまた目を閉じた。最後に本当に今年はいろんなことがある一年だったよな、と思いを馳せて。

522:おいしいお水
08/10/26 03:43:40 EApb8LVs
 もちろんそれは早過ぎた。
 紅真九郎が自分の一年を振り返るには、まだ早過ぎた。
 あと5日も残っているのに、そんなことをするべきではなかったのだ。
 大きな試練というものは、得てして油断した頃にやってくる。
 それはちょうど、恋愛ドラマの最終回に、一番の修羅場が待っているように。


「そ、そんな…村上さんどころか、紫ちゃんまで…真九郎さんと、キ、キキ、キスを…ッ。う、うふ、うふふふふ………」

523:おいしいお水
08/10/26 03:46:50 EApb8LVs
以上です
当初は真九郎と銀子と夕乃の3Pのはずだったのにいつの間にかこんな終わり方に…
続き(エロ)があるなら多分夕乃×真九郎になると思います
銀子×真九郎は他の誰かに任せた

524:名無しさん@ピンキー
08/10/26 11:30:17 55KX91v6
GJ、エロにも期待してる

525:名無しさん@ピンキー
08/10/26 16:33:00 UeU6cG8+
GJです。
そして真九郎、とりあえず一発殴らせろ。

526:名無しさん@ピンキー
08/10/26 20:55:28 xgh0onFf
GJすぎる

527:名無しさん@ピンキー
08/10/26 23:56:36 otYqcDh6
突然こんなGJな投下がくるなんて…
続きも見たいねぇ

528:名無しさん@ピンキー
08/10/27 20:07:30 1Jy/DAo3
エロい続きが読みたいねぇ

529:名無しさん@ピンキー
08/10/27 20:46:15 EhVAWXw+
GJ。ほんと突然投下されたな。いや、嬉しくて仕方がないが。
しかし、真九郎。お前、あれだわ。ほんと。あれだよちくしょおおおおおおおおお!

530:名無しさん@ピンキー
08/10/28 03:22:15 vMydsTPq
ただ座してエロを待つのみ…

531:名無しさん@ピンキー
08/10/28 08:17:42 rIiXJCZd
夕乃さんの逆襲を全裸で正座しながら待ってるぜ!

532:名無しさん@ピンキー
08/10/29 04:00:55 zSrmR+S+
エロ期待

533:名無しさん@ピンキー
08/10/30 04:38:38 giN/e/ix
        ____
        /     \    
     /   ⌒  ⌒ \   真苦労氏なねぇかなぁ~
   /    (●)  (●) \     
    |   、" ゙)(__人__)"  )    ___________
   \      。` ⌒゚:j´ ,/ j゙~~| | |             |
__/          \  |__| | |             |
| | /   ,              \n||  | |             |
| | /   /         r.  ( こ) | |             |
| | | ⌒ ーnnn        |\ (⊆ソ .|_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二  _|_|__|_



534:名無しさん@ピンキー
08/11/01 06:22:52 VXJ5JR7b
   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \
 |   ( ●)(●)    だまれ ・・・
. |     (__人__)____
  |     ` ⌒/     \
.  |       /( 卍)  (卍)\
.  ヽ     /  ⌒(n_人__)⌒ \  ウッ!
   ヽ   |、    (  ヨ    |
   /    `ー─-  厂   /
   |   、 _   __,,/,     \ ドドドドドドドドドドドドドド
    |    /   ̄   i;;三三ラ´ |
    |    |   |    ・i;j:   |  |

535:名無しさん@ピンキー
08/11/03 17:03:21 u+M/XK5a
個人的に真紅郎×切彦が至高なんだな、これが

536:名無しさん@ピンキー
08/11/04 19:44:37 79Cm/eOH
真苦労の絶奈陵辱END以外ありえない

537:名無しさん@ピンキー
08/11/05 03:59:15 Jf6zs1GK
age

538:名無しさん@ピンキー
08/11/05 10:04:47 gAa/5jEY
相思相愛な紫だろ
小学校高学年紫とか
中学生紫とか
高校生紫とか


539:名無しさん@ピンキー
08/11/05 20:07:45 Sle9KxJO
>>538おいおい、新妻紫が抜けてるぞ?

540:名無しさん@ピンキー
08/11/05 22:25:51 gAa/5jEY
小学校高学年幼な妻紫とか
中学生新妻紫とか
高校生押しかけ新妻紫とか


541:名無しさん@ピンキー
08/11/07 02:35:37 B8hhnat9
小学生高学年のちっこいお尻の丸見えな裸エプロンもいい
中学校になって恥じらいを覚えてブルマだけつけた裸エプもいい

でも高校生になってわざとレースでできたエプロンを着けて真苦労を誘惑してみせる紫もまたたまらない良さがある

542:名無しさん@ピンキー
08/11/07 07:31:33 6UyxjzCB
永遠のツルぺた幼女に興味無し

543:名無しさん@ピンキー
08/11/08 00:49:57 QWMnu4wE
電波の手書きイラスト書いたら載せてみてもいいですか??

544:名無しさん@ピンキー
08/11/08 00:52:19 Vlfqlo6X
>>543
角煮行け

545:名無しさん@ピンキー
08/11/08 00:54:06 uAfVbnhN
次は「角煮ってなんですか??」が来るに10ガバス

546:名無しさん@ピンキー
08/11/08 01:04:21 QWMnu4wE
>>543だけど、なんとなく書いてみたくなったって感じだからかなり絵がヘンになってしまうかもないと思うけどおおめに見てください

547:名無しさん@ピンキー
08/11/08 19:49:26 HIN5028E
電波的なやる夫 上
スレリンク(news4vip板)

548:名無しさん@ピンキー
08/11/10 04:32:46 cqUz+u8R
ロケットおっぱい絶奈

549:名無しさん@ピンキー
08/11/12 03:38:39 oaQ85SfM
唐突だが

プールに行くとして

紫は可愛い感じのひらひらスカートつき幼児水着
ここは鉄板だろう
環さんあたりは無駄ビキニ
闇絵さんは長袖長ズボンの大正デモクラシー的水着
まあこれもいい

夕乃さんは武器を活かせるマイクロビキニにパレオで谷間とか真苦労にガン見させちゃう
「見たいですか?」とかいってパレオを外してローライズ気味のボトムを見せて真苦労の顔色の変化を楽しむ

でもってなぜかいる銀子はスク水でどうだろう
「村上」って胸に大きく書かれた水着で「・・・やらしい」とか言ってる感じ

550:名無しさん@ピンキー
08/11/12 20:19:34 h4DhKuM5
銀子なら競泳水着とかアリだと思うんだが

551:名無しさん@ピンキー
08/11/12 21:36:39 XIC6LcY7
環が真九朗にもっこりぱんつ(めっさ際どい)を無理矢理穿かせて…

552:名無しさん@ピンキー
08/11/12 23:53:28 7xgdJqi6
>>536
おいおい絶奈の新苦労凌辱エンドの間違いじゃないか?な俺ドM

553:名無しさん@ピンキー
08/11/14 01:40:42 pqAKymQ+
切彦たんにスク水着させてえ…

554:名無しさん@ピンキー
08/11/14 03:44:41 iE6iJ8pK
水着と聞いて
完全尻丸見えな紐ブラジル水着を着て
真九郎に迫る環とか想像した

555:名無しさん@ピンキー
08/11/15 07:41:49 J8CyUYKk
弥生さんは黒パレオだな
てか水着の話題をするには寒すぎる

556:名無しさん@ピンキー
08/11/15 08:30:21 jb39xJHi
水着姿なんて公の海やプールで晒せない絶奈たん涙目

切彦「小さいけど、あります」
ルーシー「私、脱いだらスゴイんですよ?」



絶奈たん涙目

557:名無しさん@ピンキー
08/11/15 10:23:37 WL09eTR7
そこでボディペイントですよ

558:名無しさん@ピンキー
08/11/15 23:55:38 6wr8IuoP
ルーシーを全裸に剥いて貪欲なセックルがしてえ・・・

闇絵さんでも可

559:名無しさん@ピンキー
08/11/17 02:46:20 IaZuVUHT
闇絵さんは俺の嫁

560:名無しさん@ピンキー
08/11/19 16:35:24 eMOKTDV4
絶奈
身長:162
体重:52
B:99
W:55
H:88
特記:処女。彼氏居ない暦=年齢、というか友達らしい友達も居ない。内心劣等感。しかしちょうどいいところに真九郎という男が…

切彦
身長:151
体重:43
B:62
W:48
H:59
特記:処女。彼氏居ない暦=年齢、友達もほぼ皆無。しかし真九郎の手により異性によるπタッチは済ませた。内心安堵感

561:名無しさん@ピンキー
08/11/19 23:14:18 AOTGFOrC
切彦は真九郎さえその気なら初対面でいきなりセクロスも可能そうな感じだったしなw

562:名無しさん@ピンキー
08/11/20 00:05:19 xg6dZCdT
絶奈で99なら
夕乃さんどんだけ!

563:名無しさん@ピンキー
08/11/20 08:46:40 IkJ0Mx3I
>>560
機械式人間がそんなに軽いわけが……。
ああ、単位がtですね、わかりま

564:名無しさん@ピンキー
08/11/20 13:40:01 TWU1v8RA
URLリンク(mai-net.ath.cx)
投稿掲示板のテスト版に紅二次創作あり

565:名無しさん@ピンキー
08/11/20 14:06:15 ieEOmYUN
場所が理想郷の時点で地雷臭がプンプンするのは俺だけだろうか?

566:名無しさん@ピンキー
08/11/20 16:11:22 a/ov95dv
宣伝乙と言わざるを得ない

567:名無しさん@ピンキー
08/11/20 16:26:18 lzr88bpi
>>560
絶奈のスリーサイズがふじこちゃ

568:名無しさん@ピンキー
08/11/20 16:34:15 bs2gRtuW
>>565
しかもテスト板だからな。
なんか感想に乗せられて長編にしたりしたらgdgdになりそうだ。

569:名無しさん@ピンキー
08/11/20 19:28:02 23wcUV+d
>>562
バストサイズ
絶奈たん>|超えられない壁|>夕乃さん<|美乳の極み|<切彦たん

570:名無しさん@ピンキー
08/11/21 13:11:35 lLcEXjBk
>>569
夕乃さん「^^」

571:名無しさん@ピンキー
08/11/22 08:08:27 5q3p3imn
職人さんいなくなったなあ……。

572:名無しさん@ピンキー
08/11/22 17:42:50 elDfKCUI
だって妄想劇場かヤンデレしか書けない
ギャグとかほのぼの純愛が書きたい

573:名無しさん@ピンキー
08/11/23 13:27:26 8q5JZZTw
>>572
ほのぼの純愛…こんな感じ?

━━━━

「ジュウ様。開けて下さいジュウ様。いらっしゃることはわかっています。
休日をただ寝て過ごす事を勿体無いと感じていらっしゃいますね?
ジュウ様はシャイなお方ですから、返事を躊躇っていらっしゃるだけでしょう?照れ屋なジュウ様も素敵です…
安心して下さいジュウ様。ジュウ様がお出かけになるまで、私はずっと、ずっとここにいますからね…」

━━━━

「ジュウ様。今日はお弁当をつくってきました。一品一品に深い念をこめております…
さぁ、遠慮なさらずに。躊躇う事はないのですよ。ジュウ様。
…私の髪から爪の先に至るまで、全てはジュウ様の所有物なんですから…」

574:名無しさん@ピンキー
08/11/23 22:42:49 +b2Ci2yC
ほのぼのとも純愛とも微妙に違う気がするんだがw

個人的には妄想劇場でもいいから読みたい

575:名無しさん@ピンキー
08/11/24 00:37:11 0Dagenb6
565で紹介されてた理想郷のやつ、悪くないな。
じゅうぶん読めるレベル。幼女スキーには物足りないかもしれんが

576:名無しさん@ピンキー
08/11/25 22:05:41 +gNBfGyq
過疎りすぎだろ…

577:名無しさん@ピンキー
08/11/26 00:20:07 3DBEZLOX
電波を受信した。

「おー、マジックショーか。珍しいな。」

「柔沢くん!ちょっと見ようよ」

「ハーイ、ではそこのお嬢さん、少し手伝ってもらえませんか?」

「うわ!指名きたよ指名!」

「早く行ってこいよ雪姫」

「ではお嬢さん、このナイフであの林檎を刺して見て下さい」

「・・・ふん、まさかこんな事をさせられるなんてな。
 ・・・なかなか洒落たナイフだな。刃は悪そうだが」

指先の動きだけで真っ二つになる林檎。

「(あれ・・・?あのナイフあんなに切れ味よかったかな)ハーイ、では次に私を刺してみて下さい!なーに、遠慮せずにぶすりとどうぞ!」

「なる程、マジックだったな。じゃあここで一つマジックの仕込みが勝か斬島の実力が勝か試してみようか。仮に死んでも事故死だろう?」

578:名無しさん@ピンキー
08/11/26 13:16:28 5gKatbUG
そこでジュウがマジックナイフを取り上げてふにゃっとする雪姫が見られる訳ですね

579:名無しさん@ピンキー
08/11/26 21:03:56 3DBEZLOX
なんとなく続き

ジュウが止める間もなく斬りつける雪姫

「う・・・ど、どうですか?ナイフで斬られたはずですが私は全く大丈夫です。お嬢さん、お手伝いありがとう(やべー一瞬本当に殺されたかと思った)」

「どういたしましてー」
「・・・一瞬本当に斬ったのかと思ったぜ。いくらお前が刃物に強いからってマジックで使うようなナイフじゃ平気だよな」

「んー、本当に斬ったんだけどねー。さーて傷口が完全に開くまでにあの人斬られたことに気がつくかなー」

580:名無しさん@ピンキー
08/11/28 22:17:43 Ezn0hFSz
やあ、俺真九郎。今切彦ちゃんにフェラしてもらってるんだ

581:名無しさん@ピンキー
08/11/28 23:26:23 6nJYAUPc
>>580
崩月の戦鬼が向かったみたいだが生きてるか?

582:名無しさん@ピンキー
08/11/28 23:39:00 ZlTxGqJf
>>581
いや、どうやら先に星噛製陸戦壱式百四号が現場に向かったようだ・・・!

583:名無しさん@ピンキー
08/11/29 04:38:16 MaRoCvy4
絶奈たんと夕乃さんのおっぱい対決ですね、わかります
最初は絶奈たんが圧倒的かと思ってたが、最近の夕乃さんの胸の成長速度は異常
漫画の恩恵か…

584:名無しさん@ピンキー
08/11/29 05:01:38 cfqAgXo9
つまり銀子はオレの嫁ということだな

585:名無しさん@ピンキー
08/11/29 08:49:05 8XHkSrzL
朝起きたら真っ白なネグリジェに包まれた闇絵さんが隣で寝てたのでおはようございます

586:名無しさん@ピンキー
08/11/29 08:56:42 AQ82fkH6
>>581
戦鬼ってまさか、法泉じゃねーよな?


(真九朗はワシの嫁…。一つの角を分け合った仲なんじゃあ!)


587:名無しさん@ピンキー
08/11/29 16:43:24 yV6serDd
アッー!















なわきゃねーよ













切彦たん切彦たん切彦たん切彦たん切彦たん切彦たんハアハア

588:名無しさん@ピンキー
08/11/29 19:38:55 RHq4OXly
刃物を持つと性格変わる斬島一族だが切彦ちゃんが深紅朗のエクスカリバーを触ったらどうなるのか

589:名無しさん@ピンキー
08/11/30 01:01:06 DFg9SQft
>>588
発情してしゃぶりついちゃいます

590:名無しさん@ピンキー
08/11/30 19:53:42 y6GQKD4/
切彦「すごく・・・熱くて・・・固くて・・・大きいです」

591:名無しさん@ピンキー
08/11/30 20:33:21 8Zlfnlk0
刃物じゃねーし、どーもならんだろ。


592:名無しさん@ピンキー
08/12/01 04:00:06 taOY81Dc
真九郎「重要なのは頭の中にあるイメージを具現化する妄想力なんだよ」

593:名無しさん@ピンキー
08/12/01 18:46:40 AWwIocSG
環さんと闇絵さんが寂しそうなので今から愛でようと思います


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