08/11/16 04:27:53 KrIeSDH9
「くっ!・・ああ・・ん!あはあああん!」
いやらしく嬌声を上げ、大きく身体を震わせると共に、
マリベルの背中に巨大な黒い羽が姿を現す。
「はぁはぁ・・ほらね!すごいでしょ?私もう人間の存在すら越えちゃったのよ!
あっあっあ・・・ちかラがあふレてくル・・!
もうがマンできなイ!アルス!アルスがほしィ!アルス!」
マリベルは両手でアルスを引き寄せ思いっきり口づけした。
「うっ!くっ!」
アルスは突然のことですくみがってしまい動けない。
マリベルの柔らかい唇からぬるりと舌が入り込んでくる。
美しい外見とは裏腹に、マリベルの口からはとんでもない腐臭が漂い、
アルスの口内を満たした。
マリベルの舌はまるで別の生物のようにアルスの口の中をビチビチと跳ね回り、
一瞬にして全てを犯し尽くした。
「うっ・・ぉえぇ!」
「あるふぅ・・ずちゅ・・ぬちゅ・・あふん・・」
マリベルの舌は人間の三倍ほど長くなり、表面に凹凸がついたものに変化していた。
アルスは鳴咽を漏らしながら必死に堪える。
「アルス殿!おのれ化け物!」
「やめろ!アルスを離せ!」
今まで空気だった仲間二人も我に返り攻撃しようとするが、
マリベルの目が怪しく光り、二人は深い眠りに落ちてしまった。
「これで邪魔モノはいなくなったわ」