08/10/12 05:14:56 W6hI1VcD
どうしよう書いちゃった・・・(´;ω;`)スレ違なら投稿しないでおきます。
ちなみに>>364は僕じゃないよ。
370:名無しさん@ピンキー
08/10/12 06:10:01 vtzzKjnS
落としてみるがよろし
371:名無しさん@ピンキー
08/10/12 11:08:11 jdSNPzs6
んだんだ
372:名無しさん@ピンキー
08/10/12 12:34:31 koCvs78W
ライブオン、ゲーム外でもカード使えば変身できるのがいいな
373:名無しさん@ピンキー
08/10/12 15:58:07 ZZ791Zru
>>369 マダー?
374:名無しさん@ピンキー
08/10/13 00:10:41 Rsk3uk6N
とりあえず落としてみてから判断したら?
375:名無しさん@ピンキー
08/10/14 03:18:51 n2L5bnZU
ここは投下してから判断するインターネッツですよ
376:名無しさん@ピンキー
08/10/14 08:47:04 hGNfYwtF
餌をみた鯉のような住人ですね
無論私もw
377:名無しさん@ピンキー
08/10/15 11:27:19 WvRGpzN9
性転換要素はやっぱりスレチガイだろうか
ショタ男→人外の人型女戦士というのを今書いてるんだけども
378:名無しさん@ピンキー
08/10/15 13:02:26 MGds5KI1
スレ違いかどうかは判らないが、その内容には興味ある
379:名無しさん@ピンキー
08/10/15 19:45:10 bByxGyrJ
かまわん、やれ!
380:名無しさん@ピンキー
08/10/15 21:41:10 iINo32iX
おまいらなんでもいいんだな
381:名無しさん@ピンキー
08/10/15 23:42:33 4URUacNm
>>377
TS(性転換)自体は含まれててもOKだと思う、注意書きありなら尚更。
そういう要素のある作品数本上がってるし。
382:名無しさん@ピンキー
08/10/18 09:21:48 Cb4t/Atl
悪堕ちスレにいったか?
383:名無しさん@ピンキー
08/10/18 17:34:29 b37atFn/
いえ、まだどこにも落としてないです。今手直し中ですので。
しかし変身後の人外要素が薄いので、別スレ向きかなと思案中です
384:名無しさん@ピンキー
08/10/18 17:50:12 Cb4t/Atl
もし別スレいきなら告知ヨロ。
385:名無しさん@ピンキー
08/10/18 20:11:01 b37atFn/
一応こちらに落としてみます。性転換注意です(少年→天使というか戦乙女?)
NGは「湖畔の守護者」でお願いします
386:名無しさん@ピンキー
08/10/18 20:12:23 b37atFn/
その街は、湖の畔にあった。
規模こそあまり大きくないものの、肥沃な土地のおかげで作物は実りやすく、
また王の都へ向かう街道の宿場としても良い位置にあり、国すべてを見渡しても
なかなかに豊かな街であった。
しかし、その街は同時に、人ならざる魔性の者たちが引き寄せられる街でもあった。
湖が魔の力を帯びており、それに惹かれるのではと噂されていたが、真偽のほどは分からなかった。
歴代の領主は騎士団を増強し、民衆からも兵を募るなどするものの、度重なる魔物の襲撃に頭を痛めていた。
そんな時、北からやってきたという一人の旅人が領主にこう言ったのだ。
ここに住まう事を許していただければ、魔物から街を守りましょうと。
領主と旅人は契約し、それ以来、魔物は姿をみせなくなった。
「ボルスト湖の旅人の伝説」より
387:湖畔の守護者
08/10/18 20:14:29 b37atFn/
少年はいつものように、書物に囲まれながら、一冊の本を開いていた。
年季の入った本棚が壁を覆い、革表紙の厚い書物がぎっしりと並べられている。
天井から吊り下げられた、電球タイプのシャンデリアが、部屋全体を黄白色に
染めていた。
ぺら、とページをめくる音が、書斎の空気に溶けていった。シャンデリアの
明かりだけでは文字を追うには少々足りないが、机の上の読書灯がしっかりと
照らしてくれるので、さほど問題はなかった。
突然響く、ノックの音。少年は本から顔をあげ、どうぞ、と声を上げた。
「やはり、こちらでしたか」
これまたアンティークな雰囲気の扉を開けて、純白のドレスを纏った一人の少女が姿を見せた。
色白の肌に、美しい金糸の長髪。十代半ばといった雰囲気には少々不釣合いな、しっかりと存在を
主張する胸。そして─背中から生えた、純白の一対の羽。人のものとは思えないような美しい造詣の
顔立ちと相まって、伝説にある天使のようだった。
「どうしたの?」
問いかける少年は、机の前に立つ天使の少女よりさらに若い。ようやく二桁に届いたかのような
幼い顔立ちに、少女ほどではないがやはり白い肌。対照的な真っ黒いローブを纏い、魔法使いという
言葉が似合うような雰囲気だった。
「…現れました」
はあ、と少年はため息をつく。
「今夜は、ゆっくり過ごせるかと思ったんだけど」
ぱたりと本を閉じて、席を立つ。
「今日は、シーナだったね」
「はい、私です。<融合>を済ませてから行きますか?」
「その方がいいかな。人に見せるものでもないしね」
「エリウス様の仰せのままに」
少女─シーナが一礼する。少年─エリウスは彼女の前に立つと、二人は向かい合う。
すると突然、二人を中心に風が吹き始めた。
388:湖畔の守護者
08/10/18 20:16:35 b37atFn/
閉じた本の表紙が開き、ぱらぱらとページがめくれる。エリウスのローブとシーナのドレスがばさばさとはためく。
二人は気にもせず、軽く目をつぶったまま、エリウスが口を開いた。
「盟約を基に乞う、魂ひとつになりて、我に力を貸さん」
歌うような、独特の符丁。最早使うものも無くて久しい、古の言葉。
シーナが右手を、彼に差し出す。エリウスはその手を取ると、甲に軽く口付けを落とした。
迸る閃光。
直視も難しい、眩い光にシーナが包まれて。そのまま一歩、また一歩とエリウスに近づく。そして未だに目を開かない彼を、
ぎゅっと抱きしめる。
先ほどとは比較にならない光が溢れ、爆発する。次の瞬間には風がやみ、書斎は元の薄暗さを取り戻した。
そして、あの風の中心にいた二人は、エリウス一人になっていた。着ていたローブは光に溶けてしまったのか、肉付きの
薄い裸身を露にして、肩で息をしながら立ち尽くしていた。
思春期直前の、ほっそりとした体つき。体毛もほとんど生えておらず、肌は男女の性差をそれほど意識させない。
しかし下腹部の彼自身は、歳相応とはとても呼べないほどに大きくいきり立ち、顔つきとのギャップを感じさせた。
「う、うああ…」
顔を歪めて、肩を握り潰さんばかりで抱くエリウス。体の中で何かが燃えているような熱さが、全身に広がっていく。
彼はこれが自身の魂がシーナのそれとひとつになり、作り変えられていく熱さだと知っている。
「かはああっ、くう」
怒張した男根がわずかに震えると、白濁液を放出しはじめた。数度の放出でも収まることはなく、びくびくと蠢きながら、
尽きることなく湧き出していく。それは自身から睾丸を伝い、真紅のカーペットに落ちてゆく。
「あがああああっ!」
突如襲った甘い痺れ。ついに耐え切れなくなった彼は、床に膝をつくと、体を弓なりに反らして震えさせた。本格的な
変身、いや<融合>が始まったことを知る。
389:湖畔の守護者
08/10/18 20:18:50 b37atFn/
ぶら下がる睾丸の付け根がざわざわと波打つと、周囲の皮膚が、その下の肉が蠢いて形を変えていく。うっすらと窪みが
出来上がると、それは深くなり、隙間へと変化していく。
「はあっ!んああああっ!」
低めのエリウスの嬌声は、少し高くなる。色素の薄いプラチナ・ブロンドの髪がざわめくと、僅かにボリュームを増していく。
歪んだ表情はすでに、苦痛以外の色で染まっていた。
「ひぁ、あ、ああ、あああ…」
目じりに浮かんだ歓喜の涙が、頬を滑り落ちていく。すっかり成長した股間の「隙間」は妖しく震えると、睾丸の片方を
吸い込むようにして飲み込み始めた。性器を歪にゆがめられていく痛みと、それを上回る快楽に、エリウスはさらに
高くなった声を上げた。
「あつ、い、いい!くはあっ!」
片方は完全に飲み込まれ、もう片方も半分以上が埋没している。やがてそれも完全に埋まってしまうと同時に、男根がまるで
それを祝うかのように盛大に精を吐き出した。
睾丸を飲み込んだ「隙間」はひくひくと震え、白に薄く色づいた液を滴らせる。体の中に飲み込まれた睾丸が、左右に分かれて
移動しながら、少年、いや男性にはありえない器官へと形を変えていくのをエリウスは感じた。
「ひき、かあ、ひゃ、あっ」
すっかり、少女のものと化した喘ぎ。肩幅が少し広がって、腰周りが質量を増していく。髪はすでに肩までになり、色が明るさを
増していった。
肉棒が急速に縮み始めると、両脚の変化が始まった。凶悪さを失いながら、歳相応のものへ、さらにその下になっていくのと対照的に、
肉付きの薄かった太腿が太りはじめ、成長していく。足がすらりと伸びていき、それに合わせるように、上体も伸び始めた。
「うあ、はあ、ああん!」
男根はもう小指の先程にまでになり、精を吐き出すこともできなくなっていた。そのまま隙間へ飲み込まれると、陰核に成り果てる。
その周囲が再び蠢いて─
少女の秘裂が、完成した。
390:湖畔の守護者
08/10/18 20:20:18 b37atFn/
少年から少女へ。思考、理性、記憶、魂そのものが混ざり合い、溶け合う。そして、エリウスでもシーナでもない、全く新しい人格が形作られる。
二人の中に内包されていた魔力が漏れ、再び旋風が生まれた。彼、いや、彼女を中心に渦巻くそれは先程よりも威力を増し、書斎を倒壊させるほどに
なっていたが、どういう原理なのか、それは彼女の周囲にのみ限定され、机の上の手紙などが吹き飛ばされることはなかった。
強大なその力は、それを行使しやすいように、彼女の体をさらに適した形へと作り変えていく。
「んぁ!ひう、ひゃあああっ!」
薄い胸板が少しづつ盛り上がり、膨らみを形作りはじめた。その先端も少年のものから少女のものへ、そして大人の女性のものへと膨らんでいく。
頭髪はゆるやかなウェーブを描き、腰に届く直前で止まる。色が明るさを増し、シーナのような美しいブロンドに染まる。
腰が引き締まり、くびれとなって現れると、臀部の肉付きが増し始めた。繊手の指も伸び、女性的な細さを匂わせる。幼い顔つきは、その中性な印象を
上塗りしながら、整った女の顔に変わっていく。見開かれた濃緑の瞳は、わずかな間に底の見えない澄んだ青に変わった。
少し前まで、思春期前の男の子だったと誰が信じられるだろう。彼の外見はすっかり、10代後半の女性へと変わり果てていた。
それでもなお、変化は止まらない。
「ひぃ、ひぁ、はぅ、んひ、くは」
両足はすっかり伸びて、細くも力強い、相反する雰囲気を纏っていた。太腿は魅惑的な柔らかさを持ち、ようやく変化が止まる。未だ尻の柔肉は成長を
止めず、さらに豊かになっていく。それは胸も変わらず、すでに彼女の両手では納まりきらないほどに溢れながらも、垂れ下がることはなく、ますます
瑞々しく成長していく。男の象徴はすっかり女の象徴に成り代わっていたが、花開くことはなく幼く閉じられたまま、彼女が変身の快感に喘ぐたび、
秘蜜を吐き出していた。
腰周りは美しい凹のラインを描き、神が手がけた彫刻のような神々しささえ漂う。両耳は先端がわずかに尖り、人ならざるものへ変わり果てつつある
ことを物語る。
391:名無しさん@ピンキー
08/10/18 20:24:22 b37atFn/
「はぁ、ああ、ぼ、ぼく、は…」
突如声が、エリウスのものに戻った。麗しい大人の女になったその顔は、体が変容する、常人ではとっくに
崩壊しているほどの凄まじい快楽に悦び、溶けきっていた。
「わ、わたぁ、しぃ、は、ぁ…」
次に口から漏れたのは、熱に浮かされたようなシーナの声。溶け残った二人の人格が入れ替わりながら、
完全に境目を無くして行く。
背中の一部、腕の付け根あたりの白い肌の下で何かが生まれた。それはもぞもぞと蠢きながら、背中を
破らん勢いで盛り上がっていく。耐え切れなくなりつつある肌が異様なほどに張り詰め、すこし裂けた。
しかし鮮血が溢れ出ることはなく、代わりに姿を覗かせたのは、純白の羽根。体の内側から出てきたにも
関わらず、一片も赤に染まっていない、シーナのもののような羽根。
「「あああああああああああああ!」
両の二の腕をきつく抱いて、背中を弓そらせる。二人の声が同時に吐き出されながら混じり合い、ハスキーな
印象の女性の叫びとなる。二人が完全に融合を終えた瞬間だった。背中の裂け目は広がっていき、大きな羽が
一対、ばさりと勢いをつけて広がった。
そこで魔力の風はやみ、書斎に再び静けさが戻った。風の中心には、エリウスでもシーナでもない、別の存在が
膝をつき、深く息を吐いていた。
緩やかに流れる髪は、人のものとは思えないほどに綺麗な金色で。女性的な曲線を豊かに描くその裸身は
成熟した若さと神聖さに溢れ。
人間味を感じられない、恐ろしい程に整った顔は上気し、背中を破った白翼の幅は、長身な彼女の身長をも
超えるほどに大きい。
「ふぅ…」
息を吐いて立ち上がった彼女は、軽く背伸びをしたあとに、何事かを呟いた。それは人間には理解できない、
天に住まう者たちのものだった。
392:湖畔の守護者
08/10/18 20:26:59 b37atFn/
「くぁぁ…」
力の奔流が、彼女を包む。強大な力を帯びて性質が変わり、絨毯に染み込まないまま足元に広がっていた、
粘ついた白濁の水溜り─彼と彼女が散々放出したものだ─が震えると、まるで意思をもったかのように
白い素足に纏わりつき、登っていく。指先から膝へ、無毛の秘所へ、ふくよかな尻へ、腰へ、胸へ、腕へ。要所を
覆いながら取り付くと、姿を変えていく。
「完了、か」
わずかな時間で、彼女の言葉通り、全ては終わった。
足先と脛は鎧のようなもので覆われ、脛の半ばまである長めのスカートがはためいた。臍から胸はプレートに守られ、
豊かな双丘を覆い隠す。手袋の上に篭手のようなものをつけている。その手にはいつの間にか、彼女の身長と
同じくらいの大剣が握られていた。そのすべてが純白と純銀を基調に彩られ、それはまるで天より舞い降りた天使、
いや─
「行くか。封印されし戦乙女の力、たっぷり刻み付けてやる」
机の後ろ、両開きの窓が、見えない力で押し開けられた。背中の羽を羽ばたかせると、彼女─戦乙女はふわりと宙に浮く。
「赤い月か。奴らにうってつけだな」
呟きを残して、夜の闇を白銀の一閃が飛び去った。ふわりと舞う一枚の羽根。
それは不気味に紅い月に照らされてなお、白く輝いていた。
遥か昔、この地を訪れた旅人は、3人の僕を従えて、安住の地とする代わりに、人に仇なす魔性のものを切り捨てる。
領主は市長に、共に戦う騎士は警察や州兵に変わった現代でも、契約に基づき、街を守っているという。
393:名無しさん@ピンキー
08/10/18 20:30:25 b37atFn/
終わりました。いろいろな意味で\(^o^)/オワタ
中二病丸出しで、いろいろ切り捨て過ぎて分かりづらくてすいません。
しかもぜんぜん異形じゃないですし…時々題名入れ忘れましたし。
スレ違いのようでしたら謝罪します。すみません。
394:名無しさん@ピンキー
08/10/18 20:59:31 96+46Fhd
TS、若返り成長スレの住人でもある俺には何の問題ない。
GJ!
次はNTRもまぜてください。
395:名無しさん@ピンキー
08/10/18 21:01:35 Cb4t/Atl
続きが気になるぞい!
396:名無しさん@ピンキー
08/10/19 10:53:32 /fudhpVP
ふぅ・・・
397:名無しさん@ピンキー
08/10/21 18:54:40 sd5xV8MZ
まぁ・・・
398:名無しさん@ピンキー
08/10/22 12:59:33 7YqAmnQH
はん………♪
399:名無しさん@ピンキー
08/10/22 20:05:33 +y0iodXh
アッー!!
400:名無しさん@ピンキー
08/10/23 12:12:44 uhc/Gtar
>>393
GJ!丁寧な視覚的描写でかなりイメージしやすかった。あんまり濃すぎなくて読みやすいし。
神格化も確かに人外化だなぁ。面白かった。
401:名無しさん@ピンキー
08/10/25 20:19:32 VUW9WkF2
保守
402:名無しさん@ピンキー
08/10/28 20:38:23 7/Dc40aH
>>393
面白かったのでそれでいい
403:名無しさん@ピンキー
08/11/01 16:36:32 uY/OqW38
過疎
404:名無しさん@ピンキー
08/11/01 22:40:39 TW4xarnh
いつものことさ~♪
405:名無しさん@ピンキー
08/11/04 22:15:10 glDYAJkV
過疎~ ライバルの連載してるきつねの嫁入りってマンガが設定気に入ってたり
406:名無しさん@ピンキー
08/11/05 23:34:27 csqE0MC3
ここって変化のみはNGなのかね
407:名無しさん@ピンキー
08/11/05 23:35:50 XcF+qGFG
H抜きってことか?全然おkじゃね?
408:名無しさん@ピンキー
08/11/07 12:26:50 3WH+jn2F
ただ、ネタが秀逸・ツボであるほど
変身後のストーリーを聞きたくなる罠。
つまり
ツヅキマダー?
である。
409:名無しさん@ピンキー
08/11/12 07:26:14 lrd2Lvyk
保守
410:名無しさん@ピンキー
08/11/13 01:32:52 Me89SItE
マリベルがくさったしたいに転職して3日が経った。
まるで資格ゲッターのごとくモンスター職を極める彼女にとっては
モンスター職の職歴はコレクションのようなものだった。
しかしくさったしたいだけは別だったようだ。
まず転職したその日の夜に身体から今まで嗅いだことのないような
異臭がするようになった。
風呂に入ってもすぐに臭いは復活してしまう。
これは問題だと次の日ダーマ神殿に行きすぐに転職したいと申し出たが、
どうやら今回使ったくさったしたいの心は呪われており、
すぐには転職できないらしい。しかも呪われている心は非常に私怨が強く、
使用者の身体にも影響を与えるとのこと。マリベルは怒り狂ったが、
どうにもできない事実を知らされ、その場で泣き崩れた。
マリベルの身体は徐々に変色し始め、白い健康的な肌は少しずつ灰色がかってきた。
身体の腐敗を止めるすべはなく、ただその変化に身を任せるしかない。
3日目を迎え、マリベルの腐敗はさらにひどくなった。
身体から発する異臭はもはや激臭であり、
他のメンバーも近くに来てくれなくなってしまった。
皮膚は灰色に変色し、紫色の血管が身体中に浮き出ている。
顔の筋肉も弛緩しているため、表情を作ることができず、
口を閉じることができない。口の端からは絶えず唾液を垂れ流してしまう。
頭の周りにはつねに蝿が飛び回り、最初は気にしていたが、
今となってはまったく気にならなくなってしまった。
このまま私はどうなってしまうのかしらなどと考えながら、
マリベルははるか先を行くパーティーの背中を見つめていた。
411:名無しさん@ピンキー
08/11/13 02:17:59 EhNSI45I
ワンレスで終わりかな?変身後の悲惨さがいいね、GJ!!
ドラクエかぁ。魔物の心のドロップ率がもう少し高ければもっと良かったと思うんだ。
確かマスターするとグラフィックがそのモンスターになるんだよね。
モンスター職かつ転職出来ない、という要素で、
戦わないといけないのだけれど、戦えば戦うことに職を極め、人間らしさを失っていく、
なんていう設定が思いついた。
412:名無しさん@ピンキー
08/11/13 02:46:21 GxSL+ln0
マリベル「かゆ・・・うま・・・。」
413:名無しさん@ピンキー
08/11/13 05:18:56 Me89SItE
「マリベル、あのさ、言いづらいんだけど、このままじゃ、その、なんていうか・・」
パーティーを代表して主人公がマリベルに戦力外通告を告げようとしている。
もう今となっては怒る気力もない。
「い、イイわ、、こっチかラぬ、ぬけて、アげル・・」
わざと意気がって言った台詞だったが前のようにうまくしゃべれず、
パーティーは憐れむような目でマリベルを見た。
「ごめん・・」
そう言い残して主人公達は去って行った。いいわ。許してあげる。
私だってあんたの立場だったら、迷わずその場に置いて行くし。
それにこれ以上こんな姿、見られたくないしね・・。
マリベルは涙が出そうになるのを必死にこらえたが、
一粒の涙が感情を決壊させてしまった。
でも、これってひどいよ。私の辛さもわかってよ!好きでなったわけじゃないのに。
みんなと楽しく旅したかっただけなのに・・。
このままじゃ家にだって帰れないじゃん・・!
もう、人間には戻れない・・。もう・・このまま・・。
マリベルは道の真ん中でむせび泣いた。
この・・まま・・。
泣き疲れ、マリベルはその場で眠ってしまった。
ぐぎゅるぎゅる。
お腹空いた。そういえば私、何も食べてない。死んでもお腹空くなんて、変ね。
あれ、なんかおいしそうな匂い、こノにおイ、おいしソう・・。
ふいに鼻をついた匂いが、マリベルの頭を支配した。
コッちカらすル・・たべたイ、こレ、タべたイ!
マリベルは無意識のうちに音を立てないよう匂いのする方に
四つん這いで駆け寄っていた。
森を抜け、100メートル程先の泉に、一人の女性がいた。
あれダ!アのニンゲン!
マリベルの口から生温かいよだれがだらだらと滝のように流れ出す。
目がギラギラと輝き、身体は獲物を見つけた喜びで力が満ち溢れてくるようだ。
音を立てないよう、女性の背後に少しずつ回り込む。ゆっくり、ゆっくり・・。
いまダ
マリベルは一瞬のうちにじょせいの背中に飛び付いた。
414:名無しさん@ピンキー
08/11/13 05:35:15 Me89SItE
続き書こうと思ったけどもう無理だ・・。ごめんなさい
415:名無しさん@ピンキー
08/11/13 08:17:29 SYznt1RU
いやいや、短いながらも中々の冴えでした。GJ.
416:名無しさん@ピンキー
08/11/13 22:31:37 JSpzAI1N
堕ちっぷりがなかなか……
ギガミュータントとか魔人ぶどぅとかぶよぶよ醜いモンスターでもありだな
417:名無しさん@ピンキー
08/11/13 23:50:56 qkyqp4mD
>>414
たつんだ、ジョー!
凄絶なオチをどうか頼む!
418:名無しさん@ピンキー
08/11/15 03:32:53 1hqYXOcq
>>355の自分が帰ってきました。プロローグだけ書けたのでウプします。このスレの需要に
合わせて変身シーンを入れてみましたが、この後しばらくは無いかもですm(_ _)m
―「序章」―
人間達が平和に暮らす世界の裏。誰もが気付かなぬ場所で、彼らが記憶し得るよりも遥か以前の
昔から、別の世界が動いていた。陽の光が決して届く事の無い闇の世界。辺り一面が闇に包まれた
漆黒の世界。この地に陽が登ることは無い。それはこの地に棲まう者誰もが記憶に留めている限り
の大昔からそうだった。一説にそれは、背いた魔軍達を追放した神が彼らに与えた罰の一つである
とも言われていたが、異世界の住人にとってそんな事はどうでも良かった。この地に人間なる者は
いない。人ならざる者――魑魅魍魎達の跋扈する世界。人間がこの地へ出向く事は無くとも、そ
の逆は昔から行われていた。彼らは時に、出現した地域と時代に拠って時に悪魔として恐れ、時に
幻獣として、時に妖怪として――世界の各地で語り継がれてきた。
ある者は彼らを仇なす存在として恐れ、陰陽道や魔女狩り等の手段を用い、古来より東西各地で
駆除を行った。また、ある者はそれを戯言だと笑い一笑に吹かした。そしてまたある者は彼らを神
格化し、崇拝の対象としたりもした。しかし人類の歴史で「産業革命」と呼ばれる時期を境に彼ら
の実在を信じる者は次第に減っていった。しかし人間の崇拝対象が、霊物から科学へと移行した今
もなお、「人ならざる彼ら」は時に人の形を取り、人間の日常へと紛れながら、昔と変わる事無く
この世へと渡り歩いていた。そんな中、未知なる異界と人間界との交わりが、双方の世界に棲まう
誰もが予想だにしない場所で、密かに起きようとしていた。
―そんな二つの世界の交わりを描いた物語―
どこまでも広がる闇夜という余りにも漠然とした世界に、見渡す限りの広大な大地が広がる。どこ
までも広がるブナやオークの原生林を進んでいくと、ようやく開けた地が現れる。その地には剣や盾
を持った無数の骸骨達が散らばっていた。どれも頭蓋や肋骨を粉々に砕かれており、その中で完全な
姿を留めている者は無かった。その様子は禿鷹が兵士達の死肉を啄ばんだ後の戦場跡とでも言うに相
応しかった。その遥か上空には、まるで中世の城塞都市を髣髴とさせる建造物が、それが立つ周りの
土地ごと地面から切り離された様な形で空中に浮遊していた。その中で、一つの重大な儀式が行われ
ようとしていた。
419:名無しさん@ピンキー
08/11/15 03:44:32 1hqYXOcq
神殿の外側へとせり出した縁からは、暗くも晴れ渡った闇夜と下界を一望できた。頭上に広がる漆黒の
闇には満天の星が散りばめられていたが、これは夜でも無ければ昼でも無い。常に陽の昇らぬこの地に昼
と夜の概念は無かった。とそこへ、空気の振動と共に鳴り響く、重く低い振動音が静寂を壊した。不気味
な羽音を立てながら舞い降りたのは、象ほどの大きさはある巨大な蝿だった。
翡翠を灯す複眼、細長く毛の生えた三対の脚は腕の様に組まれ、黒光りする甲殻に包まれ、空中で煽動
する一対の羽には髑髏が浮かび上がっていた。見る者に怖気を誘うその異形は神殿の縁へと静かに足をつ
けた。降り立った大重量に反して小さな振動が沸き起こると、その巨大な蟲の輪郭が崩れ無数の小さな蝿
の大群となった。蝿の大群は神殿の迫り出した空間に群がり黒い柱を作る。それは見る間に人の輪郭を形
作り、一瞬にして女性の形を作ると残った蝿達は風に吹かれた砂塵の様にしていなくなった。蝿の降り立
ったその場所にはスーツとスカートに身を包み、首には蝿の群と同じ漆黒のスカーフを巻き、プラチナの
混じった淡い金髪、透き通るような翠眼を持った、妙齢の美女が現れた。前の異形とは対照的な、抜群の
容姿と美貌を持つその美女の白く細長い左脚の太腿には奇怪な黒い紋様が入れられていた。蝿の群が去っ
ていった後で女は待っていた先客へ口を開いた。
「不在がちなあなたが自ら魔王宮に出向くとは・・・奇妙な事もあるものだねぇ。」
妙な抑揚の効いた女の声が静寂を破った。女性が声をかけた方角にはダークスーツに身を包み、プラチナ
ブロンドの髪をした長身の男が、闇夜を見渡す神殿の縁に屹立していた。着崩した群青のシャツの肌蹴た胸
元の右側にはやはり、刺青された黒い紋様が浮かび上がった。口元に浮かべた凄みの効いた笑みや、鋭過ぎ
る視線はこの男に只者ならぬ風格を与えていた。何よりも不思議な事に、皺一つ無いこの男のスーツは綺麗
なまでに乾いていたが、まるで今まで海に潜っていたかの様に全身から強い海水の匂いが漂っていた。皮肉
が入り混じった女の声に、グラサンの男はふんと鼻を鳴らし、どこからかタバコを取り出すと、低く太い声
で苦笑しながら女の声に答えた。
「久々に、我らが盟主様直々のご命令が下った。たまには我らが盟主にごまをすらねば、『七つの大罪
(セヴン・デッドリー・スィンズ)』としての地位も危うくなるからもしれんからな。会合が近いという
のに、貴様こそ何をしていた。」
言い終えると男は持っていたタバコを口に咥える。それと同時に、ライターも使わずそれは不気味な
深い蒼色の火を灯した。闇夜に揺らめく炎は深い蒼色をしている。その不気味な色は暗く冷たい深海か
何かを彷彿とさせた。一息吸うと、男は吐いた。潮の香りと混じった煙の匂いが漂う。
420:名無しさん@ピンキー
08/11/15 03:50:11 1hqYXOcq
「他の連中を呼びにやったのだけれど。他の任務に精を出してる熱心な仕事馬鹿と、相も変わらず
実験室に籠もってばかりの研究に命かけてる奴との二人は来ないみたいだねぇ。」
男の問いに女は応えた。
「ふん。お堅い生真面目主義者と、頭がいいだけの変わり者とがか。まあ良い、いずれにしても
七柱全員が揃っての活動などここ数百年無い事だからな。七大魔王が揃わぬとて、会議に不備が
生じるという訳でもあるまい。とにかく、揃ってる連中だけで事を片付けるとするか・・・」
男は誰にともなく呟く。傍らに佇む美女は、それまで指を伸ばしたまま組んでいた腕を解くと、
左手で金髪を掻きあげた。しなやかな細い指が女性の金髪の髪に沈むと、それは幾筋もの細い流
れを作った。
「そうね、始めましょう。」
星の散りばめられた静粛な夜空を一瞥すると女は闇夜に背を向け、神殿の内部へと踵を返すと、
緩慢な、しかし屹然とした足取りで神殿の奥に向かう通路へと消えていった。苦笑する様に銀髪
の男は肩をすくめると、咥えていたタバコを指で挟み、下へと放り投げた。それは燃え尽きた花
火の様に、幾つもの蒼い火粉となりながら、吸い込まれる様にして闇へと消えていった。男はそ
の方向に視線を落ろし、闇の奥底に散らばる白骨群を一瞬満足げに鑑賞すると、女が消えていっ
た神殿の内部へと続いた。
静かな神殿の内部に二人の足取りだけが響く。漆黒の水晶の様な床にその姿を正反対に写し出さ
れながら、異様な雰囲気を放つ二人は、神殿深部の一室へと向かっていった。
静かな夜――ならざる、魔界の一時であった。
To be continued...?
421:名無しさん@ピンキー
08/11/15 03:55:33 1hqYXOcq
プロローグ以上です。良く見たら誤字脱字や文法的におかしい所がありますね。
恐縮ですがそこは脳内変換して読んで下さい。
酷い文章で恥ずかしいですが、試験的にここまで書きました。今のところ世界各地
の神話・伝説に出てくる悪魔や精霊、妖怪、幻獣やUMAなどのモンスターを登場させ
る予定。『七つの大罪』以外のモンスターでは他に死神、メドゥーサ、ミイラ女、
ヒドラ、ケルベロス、ドッペルゲンガーなどが・・・登場予定だったけど続けていく
自信がないorz もし書き続けるとしたら、世界観がシャナでキャラがロザバンみた
いな感じのお話になると思います。シャナ読んだ事ある人は見覚えある表現とかあるかも;
422:名無しさん@ピンキー
08/11/16 04:23:33 KrIeSDH9
>>413の続き
やめるとか言ってこうして続けたりするのよくないと思うけど、
すみません書けるとこまで書いてしまいました
マリベルと別れて一ヶ月が経った。
旅を続けていた主人公一行であったが、
やはり完全にマリベルのことを忘れることはできなかった。
仕方なくマリベルと別れた場所の最寄りの町までルーラで戻ってみると、
そこはまるでひと気の無い廃墟の町と化していた。
村には魔物が溢れかえり、旅で鍛えた主人公達も苦戦するほどの強力な魔物ばかり。
町の中央には以前無かったはずの穴が開いており、中は深い洞窟になっていた。
暗闇を進むにつれ、闇の気配が強くなっていく。
それと共に、思わず鼻を覆いたくなる程の、強力な異臭が強くなっていく。
辿りついた最奥部は広い空間になっており、中央に玉座のようなものが。
そしてその玉座に座る者こそ・・。
「遅かったじゃないの」
よく通る声。昔よく聞いた声。懐かしい声。でも、全く違う声・・。
主人公は目の前にバッとたいまつをかざした。そこにいたのは、
「マリベル・・」
「おかえり」
423:名無しさん@ピンキー
08/11/16 04:25:48 KrIeSDH9
ゾンビになったはずのマリベルは、人間に戻っていた。
しかし以前とは違う。「女の子」だったマリベルは、
成熟した「女性」に生まれ変わっていたのだ。
黒いローブを纏った体つきはしなやかな曲線を描き、
長く伸びた足がスリットから覗く。
しなやかな指先には黒いマニキュアと装飾が施され、
化粧もそれに合わせたようにローズレッドの口紅と
濃いグレーのアイシャドウで彩られている。
以前の子供っぽさを残した顔立ちは、すっかり面影を無くし、
シャープな輪郭に高く整った鼻筋に。
ウエーブがかったオレンジ色の髪は腰のあたりまで伸びて、より魅力的に見える。
怪しく潤んだエメラルドグリーンの瞳が、主人公達を真っすぐ見つめていた。
「待ってたの。この日が来るのを」
マリベルは主人公の顎を指でそっとなぞる。
主人公はマリベルの手を振り払い、
「お前は、マリベルじゃない!」
「ふふっ、そうね。私はすっかり生まれ変わってしまった。
アルス(主人公の名前ってことで)が私を取り残してから」
「・・それは・・」
「苦労したわぁー。ゾンビになっちゃって。あのあとどうしたと思う?」
「・・まさか・・」
「そう!食べたの。この町の人ぜーんぶ!女も老人も、犬も、子供もね。
特に子供はとってもおいしいの!柔らかくて、甘くて・・」
「やめろ!」
「あら怒った?でも私、そのお陰でこうやって人間に戻れたのよ?
町の人を食べるとどんどん生き返るの。そして魔物達も私を怖れるようになって、
気がついたら、ほら、こんなこともできるようになっちゃった。ん!ああああ!」
マリベルの背中から黒くグロテスクな塊がグチャグチャと音を立てて隆起し始めた。
424:名無しさん@ピンキー
08/11/16 04:27:53 KrIeSDH9
「くっ!・・ああ・・ん!あはあああん!」
いやらしく嬌声を上げ、大きく身体を震わせると共に、
マリベルの背中に巨大な黒い羽が姿を現す。
「はぁはぁ・・ほらね!すごいでしょ?私もう人間の存在すら越えちゃったのよ!
あっあっあ・・・ちかラがあふレてくル・・!
もうがマンできなイ!アルス!アルスがほしィ!アルス!」
マリベルは両手でアルスを引き寄せ思いっきり口づけした。
「うっ!くっ!」
アルスは突然のことですくみがってしまい動けない。
マリベルの柔らかい唇からぬるりと舌が入り込んでくる。
美しい外見とは裏腹に、マリベルの口からはとんでもない腐臭が漂い、
アルスの口内を満たした。
マリベルの舌はまるで別の生物のようにアルスの口の中をビチビチと跳ね回り、
一瞬にして全てを犯し尽くした。
「うっ・・ぉえぇ!」
「あるふぅ・・ずちゅ・・ぬちゅ・・あふん・・」
マリベルの舌は人間の三倍ほど長くなり、表面に凹凸がついたものに変化していた。
アルスは鳴咽を漏らしながら必死に堪える。
「アルス殿!おのれ化け物!」
「やめろ!アルスを離せ!」
今まで空気だった仲間二人も我に返り攻撃しようとするが、
マリベルの目が怪しく光り、二人は深い眠りに落ちてしまった。
「これで邪魔モノはいなくなったわ」
425:名無しさん@ピンキー
08/11/16 09:52:03 mfTwR6HL
キター!
426:名無しさん@ピンキー
08/11/17 00:22:55 B867h4Ri
アラクネって何かエロいよね
427:名無しさん@ピンキー
08/11/17 00:56:14 RiOtxdGu
>>421
いいよ、いいよ
428:名無しさん@ピンキー
08/11/17 07:54:19 tAvRI+Pc
>>424
そのまま最後まで書いてくれ!
429:名無しさん@ピンキー
08/11/19 19:42:31 ylzx4PM2
>>426
まず名前がエロいよな
430:名無しさん@ピンキー
08/11/20 01:39:33 1R4gkK3/
そしてあの下半身の安定感
431:名無しさん@ピンキー
08/11/20 15:33:29 kl4bOfBm
>>今まで空気だった
この一文で笑った俺は何かに毒されてるなorz
432:名無しさん@ピンキー
08/11/21 00:59:22 Su3Zpw+K
>>355ですが、>>418~>>421に登場したベルゼブブ(美女→蝿)とリヴァイアサン(銀髪男→海龍)
以外の残りの七魔王もこのスレの需要に合わせて人間から別の人間態に化けるのではなく、人間態
から人外の異形に化けるタイプへと変更しました。ただ、いじり過ぎると訳が分からなくなる為、
出来るだけ異形態はキリスト教伝承で伝えられる形と近いものにするつもりです。
それと七つの大罪の悪魔は基本的に男性なので、もしかしたら既に登場済みのベルゼブブ以外は
男性キャラになってしまうかも(´;ω;`) それだとスレの需要を満たせないという様な場合
には他の登場モンスター(スキュラ、ケルベロスなど)を女性キャラとして登場させる予定です。
433:名無しさん@ピンキー
08/11/21 12:24:13 Lgpd7lyw
うん楽しみにしてるよ
434:名無しさん@ピンキー
08/11/21 16:54:01 53nPD7kw
>>431
実は空気にTFw
435:名無しさん@ピンキー
08/11/24 07:55:30 jdbYt+dr
>>432
楽しみにしています。ついでに富士見ファンタジアだったかで美少女が七魔王に変身するラノベが刊行されていた筈です(余談ですけど)。
436:名無しさん@ピンキー
08/11/24 23:15:02 THy+yOta
幼馴染の可愛い彼女を連れて出かけてた男がいたんだけど、ある日出かけた先で現れた魔道師が彼女に
呪いをかけて彼女は白馬にされちゃう。魔道師を倒し、彼女を元の姿に戻すために男は白馬と化した
彼女にまたがり、魔道師討滅の旅に出るお話も考えたけど、書くの止めた。
437:名無しさん@ピンキー
08/11/24 23:57:31 gnL/cta2
空と大地と
438:名無しさん@ピンキー
08/11/25 00:16:00 XXyQtfSa
>>436
ちょww
そこまで書いといて…。
439:名無しさん@ピンキー
08/11/25 13:19:09 E07rODgX
通りすがりの獣医に腕をアナルに突っ込まれたり、
通りすがりの歌舞伎者に乗りこなされそうになって暴れたり、
抵抗虚しく乗りこなされて寝取られ気分になったりしそうですな。
440:名無しさん@ピンキー
08/11/25 22:34:46 XhCGfWnE
昔の何かの少年誌の読み切りで
結婚式前に暴れ牛を退治したら嫁さんが呪われて牛になっちゃって
元に戻すために旅をする、って作品があったような
なんか凄くムラムラしたんだが結局買い損ねてしまった
あと嫁のミルクを搾るって考えると凄くエロい気が
441:名無しさん@ピンキー
08/11/26 23:04:25 /4YiTbPJ
このスレだったか?
妻をクマから助けるために妻をクマ化させたが
クマにネトラレるという作品を紹介されたのは?
あの本みつからないんで
誰かリメイク?してSS書いてくれないかのう?
442:名無しさん@ピンキー
08/11/27 23:42:51 R3RrVcOu
kwsk
443:名無しさん@ピンキー
08/11/28 07:29:42 M6F+sa6p
フレドリック・ブラウンの未来世界から来た男に収録されてる
熊の可能性 だったかな
だと思う
444:名無しさん@ピンキー
08/11/28 18:34:49 yYtPlqTS
つうかおいしい設定の本って犬くらいしか知らん…
445:名無しさん@ピンキー
08/11/29 21:19:02 BvukwkaR
>>441
欲しかったら錦糸町の駅ビルの中にある本屋に売ってたぜ~
446:名無しさん@ピンキー
08/11/30 23:01:21 s7abqHF7
>>443
読んでみたが
いかに話を広げるかが問題すぎる
描写も皆無に近いし…
447:名無しさん@ピンキー
08/12/01 13:28:08 Vc7CTz5V
読んでないから分からんが、リメイクするなら描写は少ないほうが膨らましやすいだろうね。
448:名無しさん@ピンキー
08/12/01 22:10:07 tDSqUH9i
>>447
変身が瞬間的で時間軸も伸ばしにくい設定なんだ
動物園の熊のオリに妻が落ちた!→得意の呪文でノータイム変身→ズコバコ→すぐ戻して引き上げる
変身シーンもセクロスシーンもどう入れればいいんだ
449:名無しさん@ピンキー
08/12/02 10:01:05 gk15YRNX
急に戻したら抜けなくなったとかそのまま続行
影響で熊人をみごもるっての
450:名無しさん@ピンキー
08/12/02 14:00:33 znMlUCQt
変更点としては
変身したら、妻は熊的センスになり
雄熊がかっこよく感じるようになる。
ズコバコシーンをネッチリと。
荒々しい熊セクスに大感動な妻。
それを見る夫の心情も詳しく。
エピローグも詳しく。
などと文才のない者からの提案です。
451:名無しさん@ピンキー
08/12/02 14:46:51 D9sUDNcS
そこまでいったら獣人スレの方がよくね?
452:名無しさん@ピンキー
08/12/02 15:35:16 +Umw1/qH
変身シーンがねちっこく書けないと個人的には…
453:名無しさん@ピンキー
08/12/02 21:53:20 9T4s0e5j
けど、外国の人はこんなもん商業本に収録するから良いよな
454:名無しさん@ピンキー
08/12/02 23:16:21 IJFaPc9K
ネタや需要はあっても書き手がいない…
新人バーゲンセールでも来ないかね
455:名無しさん@ピンキー
08/12/03 13:26:10 dBLVxHG7
強い異形態に変身して敵をやっつけちゃう美少女が、ある時変身できなくなっちゃって
敵に襲われながら「助けて!助けて!」って泣き叫ぶシーンがある小説とかもいい^^
456:名無しさん@ピンキー
08/12/03 16:25:19 FgeDzSD4
???
457:名無しさん@ピンキー
08/12/03 16:53:55 0IftxQIT
???
458:名無しさん@ピンキー
08/12/04 08:57:10 UFOWyWSl
んんん?
変身出来なくなった変身ヒーローに糞以上も価値はないよ
459:名無しさん@ピンキー
08/12/04 09:18:57 BFyekN7W
逆に変身したまま元に戻れなくなって必死になってるのがいいな
460:名無しさん@ピンキー
08/12/04 09:54:09 93NEcKOv
その昔、宇宙鉄人キョーダインという特撮番組があってのう。
ヒーローは戦闘形態に変身する時と人間の姿になるとき(戦闘形態が本来の姿)に
キョーダイアという鉱物が必要だった。
ある時とてつもなく装甲の固い敵が登場。その装甲より固い物質は地上に
キョーダイアしかない。ヒーローは変身アイテムを鋳つぶして武器を作り…、
人の姿を捨てた。
461:名無しさん@ピンキー
08/12/04 10:34:35 UFOWyWSl
元が人外なら別にいいんじゃネ? とか思った
462:名無しさん@ピンキー
08/12/04 11:55:34 k6X6vkxU
えー…
463:名無しさん@ピンキー
08/12/04 15:34:05 ajKkHpxP
元が人で人外のまま戻れないならアリ
464:名無しさん@ピンキー
08/12/04 16:07:16 ZEdSl8/9
獣化シーンって書いてみると相当難しいな…
文章ならどうにかなるって思ってたがどうにもならん…
465:名無しさん@ピンキー
08/12/04 21:53:21 Ef13oN1M
文章ならどうにかなるって言えるくらいのスキルが欲しいぜ
466:名無しさん@ピンキー
08/12/08 03:55:30 vSD6GFms
>>464
でも獣化シーン自体は、頭の中で映像化出来れば、ある程度パターン化されてる分すぐ慣れるよ。
むしろ大事なのは、変身前後の展開だと思う。如何に変身を生かすか。それが出来たら、きっとすぐ書ける。
467:名無しさん@ピンキー
08/12/11 17:23:03 uC7Uj440
一つ願いが叶うなら
動物と会話したいと思ってしまう私はこの界隈ではまだまだだなぁ~
468:名無しさん@ピンキー
08/12/11 20:45:13 7CVT/e5q
そして願いは叶い、
>>467は動物になって森の中に消えていき
二度とヒトに戻ることはなかった。
469:名無しさん@ピンキー
08/12/11 20:51:31 nhnQQwqt
なんというハッピーエンド
470:名無しさん@ピンキー
08/12/11 23:18:08 FT2k13d6
ブラックサイクの特典って蟲化エロ含んでるね
清楚なお嬢様が下劣な化け物になるってやっぱ王道です
けど舌が割れたりとかの化け物化ってエロゲで初めて見た
471:名無しさん@ピンキー
08/12/12 01:20:23 bNJYPSVG
伸びるときはいきなり伸びるスレだな
472:名無しさん@ピンキー
08/12/12 01:30:06 epeEfmqL
>>470
kwsk
473:名無しさん@ピンキー
08/12/12 18:59:32 0s42+y01
お嬢が胸をでかくされて巨根も生やされて淫乱変態女にエロ特化大改造。
「で終わるかな?」ってところで舌が蛇の舌みたいに先われして、
自分のものをしゃぶりまわすみたいな感じで、
テキストでも「人間でなくなりつつある」みたいなことを書かれている。
この一言は良かったけどBOXの特典で20000円します。。。
できればその手前からのエロ改造過程が見たかったな。
474:名無しさん@ピンキー
08/12/12 22:53:55 bNJYPSVG
>>473
それが特典かよ
本編にしろよ・・・
475:名無しさん@ピンキー
08/12/12 23:50:58 aBtpUiRn
URLリンク(www.cyc-soft.com)
これの後の話?
476:名無しさん@ピンキー
08/12/13 00:23:49 n19YPafJ
テンプレにある産卵はないけど産蟲シーンもある。
最終的にはそのお嬢さま杭打たれて胸が変形して半分腐ったようなクリーチャーになるよ。
477:名無しさん@ピンキー
08/12/15 14:39:11 d2Xe3xtC
最近やってるガンダムは、GN粒子という不思議エネルギーを扱うガンダムが
紛争の根絶を目標に各国の軍と戦う、というものなのだが、それを見ててふと
謎技術なTF粒子を紛争地帯に撒く>各戦力TF・強制発情
>両陣営が仲良くなる(性的な意味で)
>紛争☆根絶
などというネタを思い付いた俺アホス
478:名無しさん@ピンキー
08/12/15 16:36:42 qBcvBF6L
ついでに種としての人類も根絶してる気が微妙に…
479:名無しさん@ピンキー
08/12/16 01:13:03 OIsIUtAg
>>478
そんな世界でもイオリア・シュヘンベルグの理念にそぐわないと思ってしまった
俺は逝って良し。
480:名無しさん@ピンキー
08/12/16 01:14:08 OIsIUtAg
>>479
sage忘れてた…ごめんなさい。
481:名無しさん@ピンキー
08/12/16 17:16:41 a6QqMHrn
>>480絶対に許さない。
482:名無しさん@ピンキー
08/12/16 22:34:38 CuujMnDO
「ぜ……ぜぜ……ぜった絶対に、ぃゆるる許さ許さなウィイイイイイイイ!!!!!」
くぐもった絶叫をする>>481の背中が、バリバリと音を立てて裂けていく。
ボゴンと音を立てて異常な膨張を見せた背中が、シャツとセーターを内側から裂いた。
黒々と隆起した背中。その皮膚は爆ぜたように裂け、ぶりゅりと白い肉器官を露出させる。
巨大な楕円形のそれは、女王蟻の腹に似て、呼吸に合わせて収縮と膨張を繰り返していた。
さらに呼気に合わせて膨れた瞬間に内側が輝くように光り、波打つゼリー状の中身が見える。
>>481の身体の中で折り畳まれていたのだろうそれは、最初こそ天を衝いていたが、
やがて左右に揺れ、倒立をやめたように重力に引かれて地面へ落ちていった。
どちゃりと斜めを向いて倒れた体躯は、無数の小さな足をジタバタさせてねじれを直していた。
羽化直後の粘液が水溜りのように広がる中、ズルズルともがく無数の小さな人間のそれに似た足。
そのおぞましく見苦しい光景は、硬直していた>>480を嘔吐させるに充分だった。
背中に続けて>>481の腹が割け、昆虫のそれに似た長い甲殻の脚がジキジキと生えてくる。
それが地面に突き立つと、膝立ちで斜めに傾いだ人の背中から蟻の腹が生えた異形が出来上がった。
全長は四メートルはあるだろうか。いまや蟻の抜け殻のようになった人間の身体はだらしなく揺れている。
しかしその目はギョロギョロと輝き、思考の中枢がまだそこにあることを物語っていた。
「ぎしゃ……ゆる……ざ……な……ヴィイイイ」
まだ人間の姿を保っていた顔の下半分が六方向に裂け、蟻のそれに似た巨大な歯と口が現れる。
巨大な動物が流すような大量の涎が垂れ、歯がギシュギシュと音を立てて鳴り合わさる。
そして獲物に向かってズルリと体躯を揺らして全身を動かした瞬間、>>480の硬直が解けた。
白く巨大な肉腹を左右に振りたくるようにしてドシンドシンと肉薄する>>481。
わけもわからずこの世のものとは思えない悲鳴をあげて逃げ惑う>>480。
真夜中の鬼ごっこがはじまった。
おしまいっていう保守。頑張れば勝てるよ!!
483:名無しさん@ピンキー
08/12/17 00:25:29 +Obw3T2h
余計なところで才能を発揮しやがって・・・GJ
484:名無しさん@ピンキー
08/12/17 21:59:22 cuTL3qlS
自分がネタにされるとはw
台詞を音読してしまったじゃねぇかww
ウィィィ(ry
485:名無しさん@ピンキー
08/12/21 01:37:09 MVns5vhN
ほしゆ
486:名無しさん@ピンキー
08/12/21 23:57:32 uMwKQACh
そういえば
闘神都市Ⅲの元カラーは
異形化でいいのか?
487:名無しさん@ピンキー
08/12/23 16:48:10 6cm6d/y1
>>480-484
この流れで
\ ア リ だ ー ! /
が出ないことを意外に思う俺は古い人間なのだろうか
いや「蟻のような~」ってだけで厳密には蟻じゃないからかも知れないが
というかそもそもあれは異形化じゃなくて食われてるだけか
488:名無しさん@ピンキー
08/12/23 23:53:14 XMf8w/Yo
>>487
最終皇帝登場直後の展開はまさに異形化かと
489:名無しさん@ピンキー
08/12/25 18:58:54 q3QfFlVV
ロマサガ2は詳しくは知らないんだが
皇帝は代替わりの度に記憶や技術の一部を継承できるんだっけ
継承法の失敗で、人格丸ごと残したまま動物とか人外に入ってしまうとかいいかもな
ロマサガやファンタジーに限らずSFでもよさそう
ただシークエンスがなさそうなのが欠点
3の象の村も、呪われてるだけで元々は人間なんだっけ?
呪われた時の話とか見たいよな
490:名無しさん@ピンキー
08/12/25 23:34:01 tybi+PYz
>>489
人形が皇帝になったりもするんだよなぁ
491:名無しさん@ピンキー
08/12/27 00:40:07 2Rj2dWX8
>>418->>421を書いた>>355です。敵役として登場する娘にどんな妖怪を選ぼうかで悩んでて作品が進展
してません、ごめんなさい。何か登場させて欲しい、又は女の子に変身して貰いたい妖怪などはあります
でしょうか。敵役がどんな種類の妖怪に変身するかでスレ内でのウケが違ってくる様な気もしますし・・・(´・ω・`)
また戦力補正の都合から、ヒロイン7人の他にも味方キャラを加えていくつもりでもあるので、味方キャラ
に加えて欲しい妖怪のアイデアも募集してます。今の所登場候補にあがってる妖怪は以下の様になってます。
リリス、アスタロトなど(『七つの大罪』を補佐する上位の悪魔)
死神、メドゥーサ、リザードウーマン、ミイラ女、ミノタウロス、ドライアド、絡新婦、烏天狗、鬼
ハーピー、セイレーン、人魚、半魚人、イエティ、ケルベロス、ドッペルゲンガー、ヒドラ、スキュラ
クラーケン、ロック鳥、ラミア、中国四凶、ゴーレム...etc.
(悪魔配下の魔軍戦闘員で、ヒロイン達とは同格)
スケルトンやゾンビ等(最下級の雑魚で量産兵、群れなして登場)
492:名無しさん@ピンキー
08/12/27 00:42:57 2Rj2dWX8
酷いネタバレでした・・・すみませんorz
493:名無しさん@ピンキー
08/12/27 20:24:49 SjKtWmpB
他人に聞く前に一度なんでもいいから話を作って投下したほうがいいよ
叩かれるの恐れすぎ
494:名無しさん@ピンキー
08/12/29 15:48:06 WvoYc9B+
作者さんは臆病な兎にTFしてしまったんだよ
495:名無しさん@ピンキー
08/12/29 16:52:49 94e2wLnv
それでエロエロな妄想をもてあますんですね兎だけに
とりあえず書いて投下してほしい。大抵食えるんだぜ!
496:名無しさん@ピンキー
09/01/04 14:09:31 3lJVkwi9
「ほ……しゅ……」
497:名無しさん@ピンキー
09/01/07 13:04:22 IPjNk+CP
妖怪をお菓子に例えると
ヴァンパイア→ラズベリーや苺のタルト(ベリー=赤い血をイメージ)
ワーウルフ→チーズケーキ(白く丸い月をイメージ)
サキュバス→チョコガナッシュ(「甘い」ので「誘惑」のイメージ)
雪女→シャーベット
ドライアド→バームクーヘン
・・・なんちてスンマセン^^;
498:名無しさん@ピンキー
09/01/07 17:57:47 XNbNxtxo
ん、何だ?菓子になってしまうという擬物化スレ向けネタ?
それとも食べると対応した魔物になるという魔法菓子とかそういうネタか?
ただ一般的にはワーウルフやドライアド以外は人外度低めだったりするよな
…下手するとその2種ですら耳尻尾止まりだったり
髪に蔦が絡まってる程度だったりするが
499:名無しさん@ピンキー
09/01/09 00:59:11 628vhLgd
URLリンク(www.nicovideo.jp)
このゲーム探せばこういうシーンたくさんあるのかな
500:名無しさん@ピンキー
09/01/09 07:29:22 ZUAlHUDX
まぁ リンダキューブは有名だったよ…
ちなみに、モンスターに変身できます
501:名無しさん@ピンキー
09/01/10 01:23:00 sX09Ao4F
下水道で暮らしてるうちに化け物みたいになっちゃった女の子の
話を何となく思いついたんだがどうだろう?
変身シーンが無いからスレ違いかな。
502:名無しさん@ピンキー
09/01/10 01:43:36 A0glih6t
十分ありだと思うぞ
503:名無しさん@ピンキー
09/01/10 01:48:32 Hx/2shCl
堀骨砕三っぽいネタだな
504:名無しさん@ピンキー
09/01/10 01:48:39 NVTB7CXX
ほりほねさいぞうっぽいネタだな
505:名無しさん@ピンキー
09/01/10 03:09:31 IiaXSJJj
下水街?ですねわかります
506:名無しさん@ピンキー
09/01/10 12:01:52 y8jlz078
アリアリアリアリ!
507:名無しさん@ピンキー
09/01/11 01:19:25 8ub3kyPA
下水街だよね
夜に虚就くは良かった、ある意味全編シークエンスだもんなあ
508:名無しさん@ピンキー
09/01/11 01:37:04 a0Rk1Q1h
URLリンク(www.nicovideo.jp)
スレ的にこれってどうなん?
509:501
09/01/11 01:41:55 krua5U4F
意見サンクス。書くのは遅いし、技術も低いけど頑張ってみます。
510:名無しさん@ピンキー
09/01/11 02:29:48 XqjxPVF7
>>508
変身関係のどっかのスレで見たなぁ。俺は食べれる
>>509
期待してる
511:名無しさん@ピンキー
09/01/11 15:59:55 Yk8r3VQe
>>501さんの作品を静かに期待しながら、>>497さんので何やら思い付いたので投下します。
―――――――
「ねぇねぇ知ってる!?最近この近辺に美味しいケーキショップが出来たんだよっ!」
どうしていつもこんなハイテンションが維持できるのか、心理学者にでも尋ねたくなる私の友人の話を、私は右から左へ流しながら聞いていた。
「特にチョコガナッシュなんか最高でさぁ、私なんか食べた瞬間感激のあまり蕩けちゃったんだから!」
「ていうか、アンタその店でそれしか食ってないでしょ?」
私のため息と共に発した突っ込みに、彼女はにひひと笑顔で返した。つまり正解、と。
「ねぇもりりんも行こうよぉ~」
「佐久間、誰がもりりんよ。アンタと違って私は忙しいんだから」
忙しい、と言うより単純にこれ以上気疲れしたくないだけだけどそれは黙っておく。
「え~?あるかちゃんも言ってたよ~、普段書店で雑誌片手に溜め息ついてるって」
「それは学術誌……じゃなくて……」
……こうなる展開は既に予測はしていた。このテの人間は、言い出したら聞かないで押し切るだろう事は。
「……分かったわ。一緒に行きましょう」
諦め半分に、私は溜め息と一緒に呟いた。
―――――――
結論から言えば、行って正解と思えるような味をしていた。佐久間のようにチョコガナッシュを店の中で何個も注文して食べるなんて暴挙はしないにしても、
不二家のショートくらいのサイズのものを四個くらい平然と平らげてしまいそうな、いくら食べても飽きない味をしていた。
私が頼んだ、この店で一番安いバームクーヘンでさえ、私が思わず二個目を頼んでしまうほどに。
平均的に価格はそこそこ安いので、学生さんの懐もさして痛まない。
まだあまり宣伝はしていないらしく、店内での人影はまばらだが、人が集まるのも時間の問題だろう。そう感じられた。
近いうちにまた行こうかな……その時は一人で。
絶対に一人で。
―――――――
佐久間と別れ、本屋でニュートンを立ち読みした帰り道。
「………」
何となく、夕日が気持ち良かった。このままずっと浴びているだけで……何となく幸せになれそうな気がした……ん?
どうしてだろう……どうして気持ち良いなんて……?夕日なんて普通、憂鬱になるものでしかないのに……。
けれど私はこれ以上の疑問を特に抱かずに、そのまま伸びた影を追いかけて帰路についた……。
512:名無しさん@ピンキー
09/01/11 16:01:32 Yk8r3VQe
―――――――
佐久間と別れ、本屋でニュートンを立ち読みした帰り道。
「………」
何となく、夕日が気持ち良かった。このままずっと浴びているだけで……何となく幸せになれそうな気がした……ん?
どうしてだろう……どうして気持ち良いなんて……?夕日なんて普通、憂鬱になるものでしかないのに……。
けれど私はこれ以上の疑問を特に抱かずに、そのまま伸びた影を追いかけて帰路についた……。
―――――――
晩御飯は、コンソメスープに味噌汁、それにジャスミンティー……カオス以前に、何故に汁物ばかり……。
気楽な一人暮らしとはいえ、料理は自分で考えなければならないわけで。しかも自分で作らなければいけないわけで……。
でも何でよりによってこんな組み合わせなんだろう……。肉も魚も使わず、野菜と水だけの料理……。
不思議だったけど、考えていても解決できそうもないので、シャワーを浴びてとっとと寝ることにした。
特にこの後やる事も……無いしね。
―――――――
'来て……'
……ん?
'来て……'
誰だろう……こんな時間に……。
私は布団からむくり、と起き上がると、まずは辺りを見回した。少なくとも……部屋には誰もいない。それはそうだろう。居たら居たで大問題だ。
一人暮らしに来客、しかもこんな真夜中にこの家を訪れるとしたら、さして貯まってもいない通帳を狙いに来た泥棒くらいのものだろう。
「……?」
何か釈然としないながらも気のせいだと思う事にして、私は再び布団の中に潜り込もうと―ドアノブに手を掛けていた。
「……え!?」
わ……私の体が勝手に……!?明らかに自分の思考とは真逆の行為に驚いている間にも、私の手はドアノブのチェーンを外し、鍵を開けようとしていた。
かちゃり、と音をたてて開かれるドア。ふらりふらりと動き出す足。
'来て……'
相変わらず頭の中では声が響く。
「(ちょ……ちょっと……え!?)」
いつの間にか、声すら出せなくなっていた。自分が声を出そうとしていても、それが神経に伝わっていないかのように……。
「(え!ちょっと!何で!?何がどうなってるのぉっ!)」
自分の体から、心が剥ぎ取られてしまったかのようだった。五体は全て私の支配を離れて、ただ一点を目指して足を進めている。この先にあるのは―。
「(……森?それも確か……)」
最近、一番古くて大きな木が落雷によって倒れた……。
513:名無しさん@ピンキー
09/01/11 16:07:25 Yk8r3VQe
でもどうしてそんな場所に……。
'来て……'
いくら考えたところで、私の体が止まるわけでも、頭の声が収まるわけでも、疑問が解決するわけでもなく、私の体は依然として歩きを続けて―。
「(―わぁ……)」
足を止めたのは、落雷によって中心から大きく裂けた木の、その目の前に立ったときだった。
'来た……'
'来てくれた……'
頭の中の声は、この場所に私が来たことを喜んでいるみたいだった。辺りを見回そうにも、この場から立ち去ろうにも、小指一つ動かすことの出来ない私はそのまま
そのまま私の体は、膝から屈んで、やや焼け焦げた木の内部に、まるで騎士が忠誠を誓うかのようにキスをした。
木が発する独特の、湿った土の臭いを、確かにこの体で感じたとき―?
'……ありがとう'
'……ありがとう'
「……え?」
頭の中の声が、ありがとうと何度も繰り返している。その声は段々と大きくなっていって―声?
「あ……」
いつの間にか、私は再び声を出せるようになっていた。と言うことは―体が動かせる!?
首を動かす。左右、上下、前後に自由自在に動かせた。顔の表情も自由!つまりこれは―帰れる!体を動かして帰れる!
不思議な体験を、妙な思い出として処理したいと願っていた私は、しかし腕を見た瞬間、表情をひきつらせる事になった。
「―ひっ!」
本来それなりに滑らかだったはずの肌色の表面は、血管が複雑に隆起したようにごつごつとして、茶色く硬化していた。
さらに私の指はどんどん伸びて枝分かれしていった。所々玉のようなものが見える……もしかしてあれは―!?
「あぁっ!」
そこで私は、両足が既に動かなくなっていることに気付いた。視線を向けると、膝小僧辺りから既に両脚が一体化していて、地面では既に木の根っこのように、伸びた指が地面を深く掘り進んでいた。
その何れも―まるで木の表面のようにごつごつと変化してしまっていた。
「あ……そ……そんな……」
根っこや腕が変化している時点で、もう手遅れなのかもしれない。それでも―私は叫んでいた。足掻こうとしていた。脚に、腕に力を込めて動こうと……。
けれど、そんな努力すら無意味だと感じられるほどに、肌の―体の変化は進んでいった。既に脚は太股まで硬化は進んでおり、腕は肘を越えた辺りまでまるで木のようになっていた……。
'……ありがとう'
'……ありがとう'
514:名無しさん@ピンキー
09/01/11 16:08:16 Yk8r3VQe
声は相変わらずぐわんぐわんと頭に響いている―まるで私の頭に嬉しさを染み込ませるように、何度も、何度も―!
「……やだ……やだ……やだぁっ!木になんかなりたくないよぉっ!誰かぁっ!誰かぁぁっ!」
錯乱したように泣き叫んだところで、聞く対象も居る筈もなく、既に胴体まで木は体を侵食していた。
すっかり枝の一つになった腕が天を目指すように自然と持ち上がり、万歳の格好になったところで肩の木化が始まった。
「誰かぁっ!誰かぁぁっ!誰―!」
両肩まで侵されれば後は速かった。胸が木に変わった次の瞬間、私の首から上も、一気に変化したのだ。
髪の一本一本は変化に至らなかったのか、はらり、はらりとまるで枯れ葉のように私の頭から落ちていく……。
「(……うっ……うぅっ……)」
完全に自分の体が一本の木になってしまった事に、私は泣いていた。どうして……どうしてこんな事になったのか、全く理解できなかった。
'……ありがとう'
'……ありがとう'
頭の中に響く声が、非常に憎らしかった。
この声さえなければ、ここに来ることはなかったのに……こんな事になる筈もなかったのに……。
考えれば考えるほどだんだん悲しさと怒りが募っていって、私はもう涙を流せない体の中で、ずっと泣いていた……。
やがて……泣き疲れと、深夜に目を醒ましたせいでさほど取れていなかった疲れの相乗効果で、私の意識は急速に遠ざかっていって―。
―――――――
―夢を見ていた。
宇宙の中で、私が星々と一緒に太陽の回りを巡っている夢を。
夢の中で私は、目の前に来た何もない星に、何か光の粉を蒔いていた。
キラキラと太陽の光を反射して輝くそれは、星の中に入るとその表面を緑で満たしていった。
光の一部は水になって、草と草の間を川になって流れていく。
耳を澄ますと、虫達が自由に羽根を鳴らす音が聞こえる。その音達が、私の心を落ち着かせてくれる。
「(これは……)」
ちょっとファンタジックだけど……私が夢見ていること。
他の星に、緑を増やすこと。あるいはその研究の一端を担うこと。そのためには何をしたらいいか、何が出来るか。
それが知りたくてニュートンを見ていたし、親の反対を押し切って農学部にも行ったっけ……。
515:名無しさん@ピンキー
09/01/11 16:10:32 Yk8r3VQe
でも、私の体は木になってしまって……夢を叶えることなんて、もう出来ない。そう思うと、どこか悲しくなって―。
'―大丈夫だよ'
「……え?」
突然響いた声にややびっくりしながら振り向くと、そこには私そっくりな顔と体型をした―、
木の根っこのようになった脚と、どこか枝が絡まって出来たような腕と、緑色の葉っぱが幾つも折り重なった髪を持つ、存在だった。
「貴女は……?」
思わず敬語になった私に、彼女は微笑むと、そのまま腕を伸ばして抱き締めてきた!
「!んんむむむっ!」
突然の事に思わず驚きの叫びをあげようとする私の口を、彼女は柔らかな唇で塞いで、そのまま舌を突き入れてきた。
入れられた舌は、そのまま私の舌に巻き付いて絡まって、ぐねぐねと優しく締め付けていく。
キスどころかハグすらされたことのない私の体は、本能的に対処しようとしていたけれど、
彼女から与えられている未知かつ大量の情報の処理が出来ていない頭は、その本能すら思い出すことが出来ず―。
―結果、私はただ為すがままにされるだけだった。
時おり彼女の唾液が流し込まれる……どうしてか、仄かに甘い……。
何もかもが初めての刺激に、私の脳はオーバーヒート気味になって……。
「……あ……」
彼女が唇を離す時、私は体の底、心の芯まで脱力しきっていた。抱き締めている彼女に、全体重をかけているような状態で、私はだらしない顔を向けているだけだった。
そんな私の頭に、少しずつ何かが入っていく。体の動かし方、鳥や虫の受け入れ方、風の呼び方、この森の植物達の名前……。
「……え……あ……」
それと同時に、何かが私の中から抜けていく……思い出そうとしても、思い出そうとしたこと自体を忘れてしまう……。
「……あ……ああ……」
怖い……怖いよ……自分が消えていくのが……自分じゃなくなっちゃうのが……。
自然と私の瞳は、涙をぽたりと流していた。表情は変わらない。いや、変えられない。変える力が―もう無い……。
自然と私の腕は、目の前にいる誰かに伸びていた。何かにしがみついてなきゃ、じぶんがきえちゃいそうだったから……。
'―大丈夫だよ'
そんなわたしを、だれかはやさしくだいてくれた。しっかりと、あったかいんだっておもうくらいに……。
'―大丈夫だよ'
きれいなこえ……。
だんだんと……くらくなってきた……あれ……おかしいな……わたし……。
―――――――
516:名無しさん@ピンキー
09/01/11 16:13:14 Yk8r3VQe
地面から、水が吸い上げられている感覚。それが体を巡るのが、堪らなく心地好い。同時に、土の中の栄養が、根っこから体全体に行き渡っていく。
このまま体を外に出して身震いして喜びたいな……なんて考えたけど、目の前を眺めるとマスメディアの皆様が、
『落雷現場に新たに生えた大木!深夜の神秘!』とかキャプションを付けた番組撮影のため陣取っているから我慢我慢。
『ママーママー、カメラマンがいるよ~!』
『あら大変!隠れなくちゃ!魂を抜かれちゃうわ!』
『ねぇおにいちゃん、たましいをぬかれるってきもちいい?』
『そんなわけ無いだろ!隠れろ!』
木のうろの中では、前のドリアードさんのお世話になっていたリス一家があたふた忙しなく慌てているようだった。まぁすぐに収まるでしょうし、私は関知しないでおこう。
耳を澄ませば、あちこちで動物達の不満げな声が聞こえる。出来れば私としても今すぐに出ていって欲しいとは思うけど……流石に手は下せないし……。
そうこう迷っているうちに、取材が終わったらしく、カメラマンやらレポーターやら世間的に『暇だな~こいつら』とか思われそうな人達はぞろぞろとこの場所から立ち去っていった。
……残ったのは恒例、大量のゴミ。
『わぁ見てお母さん!美味しそうなものだよ!』
『お止めなさい!毒かもしれませんよ!』
『ねえおにいちゃん、どくっておいしい?』
『そんなわけ無いだろ!』
リス親子が繰り広げる漫談をBGMにして、私は上半身だけを木の表面から枝のように出して、ゴミ拾いをすることにした。
……どうせ今日の夜も、淫魔サクマが「もりりんのあまぁい蜜ちょうだい♪」とか言って樹液をたかりに来るだろうし。アンタはここにいる虫か。
いつか……私がもっと成長したら、そのときは私の種が宇宙まで飛ばせるらしい。もしそれが他の星に落ちたら……その星で、私の種は育つ。環境を変えていく。
そうしたら、私の夢が叶う。
そんな日を待ち望みながら、私は今日も、この森の中でそこそこ騒がしい隣人に囲まれながらも、静かに暮らすのだった。
fin.
―――――――
以上、乱筆乱文、失礼いたしました。
517:名無しさん@ピンキー
09/01/12 00:00:52 O/eGpX15
乙!!!
サキュバス化のほうも見てみたいw
518:名無しさん@ピンキー
09/01/12 00:26:46 hW6GVGXN
>>516
GJ!
すごい好みの文章だった!
519:名無しさん@ピンキー
09/01/12 01:02:02 nsLeRuw9
>>516
乙でした
サクマさん淫魔になっても変わってないw
520:名無しさん@ピンキー
09/01/12 01:13:25 9Xq96C5D
あああ他ので賢者になったばっかだから溜まったら来るわw
521:名無しさん@ピンキー
09/01/12 23:25:20 7F3PYpB2
>>516GJ!!イイ!(・∀・) 今気付いたけど二人の名前って
もりりん→森→ドライアド
佐久間→サキュバス
と名前が変身するモンスターに近くなってるのね。
522:名無しさん@ピンキー
09/01/13 02:50:47 fYW2OUgk
みんな海原みなもって知ってる?
523:名無しさん@ピンキー
09/01/13 03:04:01 KuUKQhtB
>>522
執筆する人によっていろいろあるけど、
人形化あったり、特殊メイクとで動物化されたり、いいよねあれ・・・。
524:名無しさん@ピンキー
09/01/13 13:35:47 DKg31hcY
また懲りずに融合変身ネタを投下します。
兄+妹=?な話です。
読みづらいかもしれません。すいません。近親相姦な感じなので、
苦手な方は「おめざめのじかん」でNGしてくださいね。
525:おめざめのじかん はじまり
09/01/13 13:38:56 DKg31hcY
裸電球のぼんやりとした暖色の明かりにつつまれた六畳間に、嬌声と淫らな水音が微かに響いていた。
「あっ、はあ、んあ、あ、あ、あんっ」
絨毯の敷かれた床には脱ぎ捨てられた学生服とブレザー、スカート、下着が散乱し。
壁に寄せて置かれたパイプベッドが、ぎしぎしと音を立てる。
シーツも掛け布団も乱れたその上で、生まれたままの姿になった、二つの人影が重なっていた。
「ふあ、ひあ、お、にいちゃ、き、すぅ、し、てえぇ」
「く、ああ…」
まだ幼さが色濃く残るソプラノに答えて、彼の唇が、彼女の幼い喘ぎを漏らすそれに重ねられる。
んく、くち、ぬちゅ、ねちょっ…
唇同士が触れた瞬間、彼女の舌が彼の口内に素早く入り込み、相手の舌に絡まりながら口腔を嬲った。
口の端から粘っこい音が漏れ、シーツを握っていた彼女の両手は彼の背中に廻され、ぎゅっと抱きつく
格好になった。
「ゆ、由希、お、俺」
「わたし、もっ、また、き、ちゃうよっ!」
覆いかぶさる青年の腰が、さらに往復運動を速め、組み敷かれた少女の全身を、とてつもない快楽が
一気に駆け巡った。
「おにい、ちゃあああああああっ!」
「くはあっ!」
何度も突かれ、最早自分の熱なのか愛しい男の熱なのかも分からなくなってもなお感じ取れる熱い滾りが
膣内を満たす。
526:おめざめのじかん はじまり
09/01/13 13:41:44 DKg31hcY
「あはぁっ、お兄ちゃんが一杯、出てるよぉ…」
二度、三度吐き出してもなお止まらない射精に、彼女は心の底から溶け切った笑みを浮かべた。
「く、はあ…はあ…」
ようやく止まったのか、青年は自身を少女の中から引き抜くと、彼女の隣へごろりと横になり、仰向けになった。
胸は激しく上下しており、行為の激しさを物語る。
並んで横になる、一組の男女。
男の方は青年、というよりは少年と青年の中間といった微妙な年頃であったが、体は引き締まっており、腹筋などは綺麗に割れていた。
一方の彼女のほうは、彼よりも背が低く明らかに年下といった雰囲気で、完全に少女といえる年齢であった。
美人というより可愛さが目立つ顔立ちで、肩を少し越える程度の僅かに色素の薄い髪と相まって、少し幼く見えた。
だがその体つきは同年代の女の子がうらやむほどに均衡が取れ、青年と同じように上下する膨らみは平均と比べても大きめで、
ティーングラビアモデルといっても通じるようなプロポーションであった。
「いっぱいでたね、カズお兄ちゃん。今までで最高記録じゃないかなあ?」
「かもなあ。ま、こんな可愛い妹と結ばれたんだから、しょうがないさ」
「もう、お兄ちゃんってば…」
満更でもない笑顔の妹に、兄は笑って軽くキスをし、頭を撫でてさらりとした感触を楽しんでいた。
再び頭をもたげてきた自分の異常な性欲に、戸惑いを感じながら。
527:おめざめのじかん はじまり
09/01/13 13:45:19 DKg31hcY
==================================
天竜 和義と天竜 由希は、それぞれ高校生と中学生の、一見どこにでもいる兄妹であった。
他所より少し仲が良いだけの兄妹。両親や友人達の一般的な評価である。由希のほうは学校でもちょっとした有名人で、
男子の絶大な人気を誇っていた。スタイルと顔立ちの良さに、驕らない気さくな性格のおかげで同姓からも慕われていた。
ちなみに兄は目立った特徴のない、普通の男子である。
そんな二人であったが、両親にさえも打ち明けられない秘密があった。
幼い頃から、二人は愛し合っていたのである。
その関係は、由希が小学校に上がって間もない頃まで遡る。まるで自分ではない誰かがそうさせているように、激しい熱に浮かされた二人は、ある夜体を重ねた。
本当は自分達が一つだったのではないかと思えるほどの充足感、性の知識もほとんどない脳裏に刻み付けられた自らを失う程の快楽は、二人を溺れさせるのに充分であり。
それから、二人は毎晩のように求めあった。両親が共働きを始め、家を空けがちになったのが、それを加速させた。
同じ小学校や中学校に通っていた頃は、昼休みに校内で互いを貪っていたことさえあった。
自分達がおかしいことを、年齢が上がるにつれて少しづつ理解はしていったものの、感情、その奥底に眠るなにかがそれを頑なに拒否していた。
拒否していた。
それどころか最近は「もっともっと繋がりたい」という半ば義務感のような性欲に苛まれ、先日の休日などは午前中から両親の帰宅した夕方まで、ひたすら行為を続けていた、そんなこともあった。
それは何者かが、本当に二人を一つにさせるようで。
==================================
528:おめざめのじかん はじまり
09/01/13 13:48:09 DKg31hcY
「お兄ちゃん、また、したくなった?」
最愛の人の手の感触が心地よく、目を細めて微笑んでいた由希が、再び起立した兄の男根に気づいた。年齢相応とはとても
呼べないほどに成長したそれを見る彼女の瞳に、再び獣欲の光が灯る。
「ごめん…何か最近、おかしいんだよ。急に体に筋肉ついて、どれだけ由希と繋がっても、足りないんだ。ぜんぜん、枯れないし」
「─私も、なの」
不意に左腕に、柔らかい感触。和義が視線を向けると、左手に抱きついた由希が、泣きそうな顔で彼を見ていた。
「足りないの。ぜんぜん。胸も、お尻も急におっきくなって。でも、お兄ちゃんが欲しくて、繋がりたくて…っ」
ようやく茂みが形成されはじめた由希のまだ未熟な秘裂が、暖かい液をとろりと吐き出す。それは何度も吐き出された精液では
なく、再び彼女が火照り始めた証。それは薄い青色のシーツに、またひとつ染みを作っていく。
「こわい、の……自分が、消えちゃいそうで、でも、で、も、お兄ちゃんが、足りなく…て…っ」
震えた妹の独白を全て聞かない間に、和義は起き上がり、彼女の足元で、膝立ちになっていた。上を向いた怒張の先端から、
先走りがポタポタと垂れている。その両目には彼女と同じ類の光が宿り、それから理性や意思をうかがうことはできなかった。
「うしろ、む、いて、…」
はたしてそれは本当に、愛しい兄の声であっただろうか?
しかし由希はそれを考えることはできなかった。彼女もまた、奥底から激しく吹き出した欲情と衝動に、理性を塗りつぶされていた。
うつぶせになり、震える膝に力を入れ、腰を、臀部を浮かし、両の腕で上体を支える。四つんばいの扇情的な体勢を、兄のような、
別の生き物のような声に答えて、とる。
濡れる、という生易しいものではなく、愛液が溢れている秘所はひくひくと再び兄を迎えられる悦びに震え、そして─
生まれ変わる喜びに、震えていた。
529:おめざめのじかん はじまり
09/01/13 13:50:18 DKg31hcY
「んあああ─っ!」
予告もなく、突然突き入れられた熱が、由希を快楽に痺れさせる。
それと和義に起きた異変は、ほぼ同時であった。
「があああああ゛あ゛あ゛あ゛!」
人のものではない叫びを上げ、腰を打ちつけたまま上体を反らし、彼の体は震え始め、いや、彼の中のなにかが蠢き始めた。
ピストン運動もせず、ただ突き入れたままで、自分の意思、記憶、そういったものを全て押し流す快感に成すすべもない。
歯止めの利かない欲望のまま放出される精液は、人間ではありえないほどの量と勢いで由希の中を満たすが、繋ぎ目から
溢れることはなく、すべて彼女が吸収していた。子供を生み育てる器官ではなく、すでに兄の精を取り込むための器官と
成り果てた胎内によって。
「かあっ、んはあ、ああ、あああ…」
彼と、そして自身に起こり始めた変化にも関わらず、彼女は淫らに震え、喘ぎ、嗤っていた。理知も記憶もすべて、飲み込まれてしまったかのように。
(やっと、やっとひとつになれる─)
快楽に薄れていく思考の中で、由希が最後に聞いた声は、自分の中から聞こえるような、そんな声だった。
530:名無しさん@ピンキー
09/01/13 13:56:24 DKg31hcY
とりあえずはここまでです。もしかしてスレチガイ?だったらごめんなさい|ω・`)
後半では二人がくんづほぐれずアクロバティックなチェンジで一匹の生物に成り果てます。
何になるかは、二人の苗字を見れば分かるかと。
後半は近いうちに。ノシ
531:名無しさん@ピンキー
09/01/13 18:10:46 azv2KWPL
なんという・・・・生殺し
公判待ってます。GJ!
532:名無しさん@ピンキー
09/01/14 17:05:38 tIF23K5o
>公判待ってます
「被告に対し無期獣化懲役刑を求刑します!」
…ジョークはともかく描写が良さそうなので俺も後半に期待
533:名無しさん@ピンキー
09/01/14 22:40:01 iRrkWV6o
近親で融合で怪物化…いかんツボ過ぎる。待つのが辛いぜ。
534:名無しさん@ピンキー
09/01/16 09:45:14 synCqdWw
>>523
誰のがオススメ?
535:名無しさん@ピンキー
09/01/18 05:52:03 mBtwOrTR
>>534
自分が好きなのは佐野麻雪さんかな。
特殊メイクを学んでいる専門学校にモデルのバイトに行っていろいろいじられる話が多い。
全身にかけて手を加えられるので犬にされて声も鳴き声しか出せなくされて色々と・・・読んでみてください。
あとは伊吹護さんの人形にまつわる話も好きかな。
536:名無しさん@ピンキー
09/01/18 20:50:23 R/1yUzJl
佐野麻雪さんは同じ趣味を持った人間のような気がするw
537:名無しさん@ピンキー
09/01/19 03:22:54 weV+cZ0m
紅の豚→おじさんが豚に
もののけ姫→青年の腕が変化、猪が怪物に、獅子神が別形態に
千と千尋→両親がブタに、少年が龍に
ハウル→少女が老婆に、青年が鳥の怪物に
ゲド戦記→少女が龍に
ポニョ→幼女が魚に
変身ネタが多いのになぜかジブリシリーズにハァハァした事は無いな・・・
538:名無しさん@ピンキー
09/01/19 08:19:09 raa6EczU
>>537
魚が幼女だろ
539:名無しさん@ピンキー
09/01/19 10:17:12 pmxrubTK
>>535
レスありがと
さっそく読んでみる!
540:名無しさん@ピンキー
09/01/19 18:27:04 Q82D+ODS
>>537
猫の恩返しを忘れてる。
ちなみにうっかりバニパルウィットと混同して猫の国と書き込みかけたのは秘密だ
541:名無しさん@ピンキー
09/01/19 19:22:49 l3prtvp4
>>537
豚化好きなんだけどなあ
紅の豚は自主的な変身なのがちょっと微妙だけど千は良かった
542:名無しさん@ピンキー
09/01/19 19:40:04 wchvmSHE
タートルズでエイプリルが猫になる回があるよね
幼な心に不思議な感覚を覚えたのを覚えてる
543:名無しさん@ピンキー
09/01/23 00:45:06 qutcDMI1
>>418->>421を書いた>>355です。続きが書けたので投稿します。
午前3時、東京都新宿区。人がとっくに去った後の深夜のデパートの屋上で二つの影が街を見下ろ
していた。いずれも外見は大人の魅力を漂わせながらも可憐さの残る、20代前半と思われる美麗な
容貌の若い娘だった。
もう冬だと云うのに一人は袖無しで、光が意味を失う様な黒に近い暗灰色のタイトドレスに身を
包み、様々なアクセサリで腕や首元を飾った欧州系の美女だった。桃色の混じった長い栗色の髪を
金の髪飾りでとめており、右手には捩れた流木の様な妖しくも美しい曲線を描いた杖を携えている。
傍らに佇むもう一人は漆黒の闇に何故か染まらぬ純白地の和服に白足袋の上から漆塗りの黒い
下駄を履き、藤色の帯を巻いた淑やかな印象の日本女性だった。降ろされた美しい長髪と瞳は透き
通る様な水色を灯し、白い着物の裾と袖にも同じく水色の細かな雪の結晶模様が散りばめられている。
その幻想的な全貌は暗夜の海に浮上する氷塊の様であった。
美しくも得体の知れぬ二人の前には掌大の水晶珠が宙に浮かんでいた。静まり返る闇の不気味さと、
その有り得ない者達が起こす有り得ない現象の横で、昼間は子連れの買い物客で賑わう遊具の影さえ
もが魔物の群れの様に見えた。覗き込む様にして水晶球を見つめていた黒いドレスの女性が、ふと視
線を横に移す。ステンレス製の手すり越しに、深夜でも車の通行が絶える事の無い忙しげな道路を、
まるで何かを探る様にして見つめる。先程、付近の銀行に3人組の強盗が押し入ったのだという。水晶
珠に映し出された像に拠れば白いミニバス車に乗って依然として逃走中で、この付近の国道沿いを走
行しているものと思われた。
ここ200年程の間で社会規則の整備や文明の進歩が急速に進み、人間の社会が随分と複雑化してくれ
たおかげで彼女達妖怪が人間社会に紛れ込むのも昔よりは面倒になった。彼らの生活に紛れるにしても、
いくらか準備せねばならないものもできてきた。その中で資金は最も基本的なものといえた。もちろん、
善良な一般市民や、あるいは彼らの世界で「銀行」と呼ばれる施設から財産を収奪する方法も無い訳で
はなかった。しかしその場合には彼らのいる世界で「警察」と呼ばれる所謂治安部隊から、約10年から
20年程の間―その期間は地域によって異っていたが、今彼女達がいる国では―狙われ続ける事になる
のだった。もっとも、超人的な力を持つ彼女達に取って警察の武力それ自体はよほどの低級妖怪でもない
限りはまず殆んど脅威とはなり得ない。しかしある人間―特に集団、から長期的に目を付けられると
いうのは、彼女達が人間社会に紛れて生活する上でも厄介となるのだ。任務を余計に複雑化させない為
にも、警察に狙われるという事態はなるべく避けたかった。それ故、強盗やマフィアといった犯罪者から
資金を奪うという手法が一般的であった。狙えそうな「獲物」が見つけ易いという点において、犯罪の多
い地域というのは彼女達にとって都合が良かった。比較的犯罪が多発すると聞きつけてこの地に足を運
んだのもそういった理由からだった。
544:名無しさん@ピンキー
09/01/23 00:52:08 qutcDMI1
スペースが無くて読みにくそう&誤字脱字があるので直します。スミマセン;
午前3時、東京都新宿区。人がとっくに去った後の深夜のデパートの屋上で二つの影が街を見下ろ
していた。いずれも外見は大人の魅力を漂わせながらも可憐さの残る、20代前半と思われる美麗な
容貌の若い娘だった。
もう冬だと云うのに一人は袖無しで、光が意味を失う様な黒に近い暗灰色のタイトドレスに身を
包み、様々なアクセサリで腕や首元を飾った欧州系の美女だった。桃色の混じった長い栗色の髪を
金の髪飾りでとめており、右手には捩れた流木の様な妖しくも美しい曲線を描いた杖を携えている。
傍らに佇むもう一人は漆黒の闇に何故か染まらぬ純白地の和服に白足袋の上から漆塗りの黒い
下駄を履き、藤色の帯を巻いた淑やかな印象の日本女性だった。降ろされた美しい長髪と瞳は透き
通る様な水色を灯し、白い着物の裾と袖にも同じく水色の細かな雪の結晶模様が散りばめられている。
その幻想的な全貌は暗夜の海に浮上する氷塊の様であった。
美しくも得体の知れぬ二人の前には掌大の水晶珠が宙に浮かんでいた。静まり返る闇の不気味さと、
その有り得ない者達が起こす有り得ない現象の横で、昼間は子連れの買い物客で賑わう遊具の影さえ
もが魔物の群れの様に見えた。覗き込む様にして水晶球を見つめていた黒いドレスの女性が、ふと視
線を横に移す。ステンレス製の手すり越しに、深夜でも車の通行が絶える事の無い忙しげな道路を、
まるで何かを探る様にして見つめる。先程、付近の銀行に3人組の強盗が押し入ったのだという。水晶
珠に映し出された像に拠れば白いミニバス車に乗って依然として逃走中で、この付近の国道沿いを走
行しているものと思われた。
ここ200年程の間で社会規則の整備や文明の進歩が急速に進み、人間の社会が随分と複雑化してくれ
たおかげで彼女達妖怪が人間社会に紛れ込むのも昔よりは面倒になった。彼らの生活に紛れるにしても、
いくらか準備せねばならないものもできてきた。その中で資金は最も基本的なものといえた。もちろん、
善良な一般市民や、あるいは彼らの世界で「銀行」と呼ばれる施設から財産を収奪する方法も無い訳で
はなかった。しかしその場合には彼らのいる世界で「警察」と呼ばれる所謂治安部隊から、約10年から
20年程の間―その期間は地域によって異っていたが、今彼女達がいる国では―狙われ続ける事になる
のだった。もっとも、超人的な力を持つ彼女達にとって警察の武力それ自体はよほどの低級妖怪でもない
限りまず殆んど脅威となり得ない。しかしある人間―特に集団、から長期的に目を付けられるというの
は、彼女達が人間社会に紛れて生活する上でも厄介となるのだ。任務を余計に複雑化させない為にも、警
察に狙われるという事態はなるべく避けたかった。それ故、強盗やマフィアといった犯罪者から資金を奪
うという手法が一般的であった。狙えそうな「獲物」が見つけ易いという点において、犯罪の多い地域と
いうのは彼女達にとって都合が良かった。比較的犯罪が多発すると聞きつけてこの地に足を運んだのもそ
ういった理由からだった。
545:名無しさん@ピンキー
09/01/23 00:54:19 qutcDMI1
水晶球を見つめながら2人は冷戦期にウラジオストクの倉庫で武器の密輸を行っていたマフィア
から巨額の資産を強奪したり、10年程昔に香港の港で麻薬取引場を襲撃したりした事を思い出して
いた。すると突然、白いミニバスとは反対方向に走る黒塗りのメルセデスを確認する様に、ドレス
の女は着物の女に何やら物騒な問いかけをするべく、口を開いた。
「あたしはあっちを襲ってくるわ。強盗の方はあなたに任せてもいい?」
完璧な発音の流暢な仏語として発せられたドレスの女性の言葉は、和服女性の中で瞬時に翻訳
され、完璧なまでに美しい日本語となって和服の女の耳に届く。
「ええ、いいですよ。あちらは私が仕留めて参りますので、ご心配なさらないで下さい。」
ドレスの女性を安心させる様に和服の女性は返した。和服の女性が発した日本語もまたドレス
の女性の中で考える間も無く約される。異なる言語同士による何の停滞も無い実に速やかなやり
とりだった。それはまるで同一の言語によるやりとりであるかの様だった。和服女性の追認を得
るとドレスの女は満足したかの様に軽く頷いた。
「オーケー。じゃあ、それで決まりね。」
546:名無しさん@ピンキー
09/01/23 21:53:50 1AH+MGKe
…いくらなんでも細切れすぎやしないか?
547:名無しさん@ピンキー
09/01/24 01:00:54 jXjB9aul
>>525
融合!融合!
続き待ってます凄く待ってます!
548:名無しさん@ピンキー
09/01/24 17:19:30 /L+J23CH
俺も待ってるぜ!
549:名無しさん@ピンキー
09/01/26 01:12:46 JKUhBtJv
>>544->>545ですが、続きが書け次第投稿します。ほんの少しだけですが上の
ヒロインのうち上の2人(魔女&雪女)の変化シーンが出る予定です。どんな
風に変化するのかは見てのお楽しみという事で。極力ネタバレにならない程度
にストーリーを理解する上での設定を載せておきますね^^
【殆ど全ての悪魔・妖怪に共通する特徴】
Ⅰ.人間の数10~数100倍の強靭性・身体能力を有し、怪力や俊足を誇る。
自動車を軽々と投げ飛ばしたり、ジャンプで建物の屋上に飛び乗れたりできる。
また少々刺されたり、撥ねられたりした位では何の問題も無い。
Ⅱ.寿命も人間の数十倍長く、数100年や数1000年単位の長命。
Ⅲ.あらゆる国の言語を理解できる。
Ⅳ.気配を抑えたり隠蔽したりする事が可能で、普段は気配遮断をしている。
その状態では普通の人間の目前で活動しても、霊や妖怪を信じない者は何も
気づかず風などの自然現象としか映らない。ただし他の妖怪をはじめ、僧侶
や神官、牧師、霊媒師などには見える。また普通の人間でも霊感の強い者だと
微かな気配や違和感程度のものは感じる。遮断は自由に解く事が可能、解除
している間は普通の人間にも姿が見える。
Ⅴ.魔方陣を描く事が可能で、それを使って世界各地や魔界など好きな場所へ
瞬時に移動可。移動直後に魔方陣は消えるが、何度でも描ける。
Ⅵ.世界各地に活動拠点を持っており、その中には人間界にあるものもある。
人間界にある拠点は表向きは企業や非営利団体として存在し、妖怪達が運営
を行っている。拠点の目的は情報の収集や交換、資金確保など様々。
Ⅶ.気配を抑えて人間に成り済まし、人間社会に紛れている者が多い。
人間に成り済ますため、PCや携帯、自動車、バイクなど人間の道具の使い方
を習得している者が多い。ただし道具を用いる妖怪の目的は利便性ではなく
人間に成り済ますこと。特殊能力や魔法、魔道具を使う彼らにとって、機能
自体は便利どころかむしろ不便な事の方が多い。
550:名無しさん@ピンキー
09/01/26 10:48:22 Wb8UF4Q1
……
551:名無しさん@ピンキー
09/01/26 12:58:40 CtzIVI63
…
552:名無しさん@ピンキー
09/01/26 14:58:21 uweJUBmf
余計な情報でしたね・・・スイマセン自重します(´;ω;`)
553:名無しさん@ピンキー
09/01/26 20:20:17 cjfVgFDE
>>552
お前同じこともう何回もやってないか?
いい加減学習しろ。
554:名無しさん@ピンキー
09/01/26 21:01:55 unYawSPL
そろそろ譲歩の仕様がなくなってくるぞ
555:名無しさん@ピンキー
09/01/26 21:57:08 TXAChUrC
無言の重圧こえぇw
556:名無しさん@ピンキー
09/01/26 22:14:33 3e3/B61B
話に入り込むのにあまりに難解な設定は逆にとっつきづらいし
普通は文章の中に最低限必要な部分だけ織り交ぜるべきかと思う
商業でも自分で考えた設定の10分の1も物語に出ないのはザラだしな
557:名無しさん@ピンキー
09/01/26 23:31:57 gdemcAqq
設定を練るのは大事なことだけど、
まずは話の展開があってこそ生きてくるのが設定だから
558:名無しさん@ピンキー
09/01/27 01:15:48 ghOTbXrZ
設定考えるときが1番楽しいから気持ちはわかるよ
SS書くの前提じゃなかったら話題のひとつにでもなるだろうけど
>>549の場合SS書く前提だから
「設定書くくらいなら早く本編書けよ」ってなっちゃうわけよ
559:名無しさん@ピンキー
09/01/27 01:50:50 jMxvDuG6
加えてあげちゃってるからねぇ・・・
とりあえずこれ見てたら書き込まないで
半年間ぐらいスレを見るだけにしたらいと思うよ
560:名無しさん@ピンキー
09/01/27 22:56:13 Av/GA9VY
まずは話を完結させる。
評価はそれからだ。
561:名無しさん@ピンキー
09/01/28 00:15:38 /9vnWzSe
嫌な言い方するけど、読む側は設定だけなんか興味はない。
そんなものは作品の中で物語のついでに読み取ってもらえばいいもの。
その物語も(このスレの場合)、女性が人外に変身させられる(する)という題材を
なるべくエロく(エロパロスレなんで)読んでもらうためのもの。
(エロくっつっても直接・肉体的な描写じゃなくて、間接・精神的なものでも全然OKなんだけど)
ぶっちゃけ物語が面白くて、人外化がエロければ、設定なんて適当でいい。
今のところ貴方の一連のレスは、設定が一番大切という、順序が逆な状態。
物語を書きたいなら、設定っていう誘惑をある程度振り切らないといけない。
レスはいいので、上の方の皆さんのレスと併せて受け止めて
その辺についてじっくり考えてもらえればありがたい。偉そうレスですまん。
562:名無しさん@ピンキー
09/01/28 22:50:05 D9ohqUgg
大事なのは、長文のごたくよりただ数行の萌えるエロだよな。
自分も他所でSS書いてるんで、自戒自戒。
563:名無しさん@ピンキー
09/01/29 21:34:45 048QlXOi
設定をほんの少ししか考えないで勢いよく書くのも一つの手だよ。逆に設定が足枷になったり、プロットが手枷になったりもするし(経験済み)。
……な~んて、人様のプロットなり設定なり台詞なりを拝借して書く作品がそれなりにある自分も、気を付けなきゃね……。
564:名無しさん@ピンキー
09/01/29 22:56:14 4uQkLxJ7
なんか過疎スレのわりに職人がけっこうゴロゴロいることに感動w
565:名無しさん@ピンキー
09/01/30 12:36:49 /xja1+Jk
まあ、一読み手としては
設定をみせられると
犯人のわかってる推理小説とか
真のラスボスがわかってるロープレとか
そんな感じがするんで
ほどほどにしていただいたほうがいいです。
566:名無しさん@ピンキー
09/02/02 08:56:35 6qIDBg1g
ほしゅ
567:名無しさん@ピンキー
09/02/02 11:14:58 R1H3cJgk
毎回何かしら現れて燃焼
鎮火を繰り返すなぁ
弱火でいいからとぎれないようにしたいぜ
568:名無しさん@ピンキー
09/02/03 14:03:20 1JIkkt2I
「きゃあああああーーーーー!!!」
静寂に包まれた星空の下に、絹を引き裂く女の悲鳴が響き渡る!
悪の組織ダクミィンの存在を感じた男は、急いで現場に駆けつけた。
「あーっはっはっは! 泣け! 喚け! 我らダクミィンの構成員に改造してくれるわ!」
高らかに笑うのはダクミィンの女幹部、秀麗のミレディ。
ハイレグで胸元が開いた黒いボンテージに長いブーツと帽子を被った姿。
エナメルに包まれた美麗な女は、鞭を片手に妖艶に微笑む―そこに!
「そこまでだッ! 悪の組織ダクミィンめ! 退治してくれるッ!!」
「ふん、またぞろどこかの正義の味方か。今度は楽しませてくれるんだろうねぇ?」
正義の味方撃破数二桁を誇るミレディが嘲るように笑う。
ブーツに飾られた星は、正義の味方を倒すたび手に入れた勲章だった。
「お、お願いしますっ! 助けてくださいっ!」
服を乱された、仕事帰りのOLと思しき女性が涙ながらに男に縋りつく。
男は力強くうなずくと、裂帛の気合をこめて正義の戦士への変身を発動させた。
「任せろッ! とう! 変身ッ!!」
腰のベルトがキュアッ! と輝きを増し、その場にいた全員の目が眩む。
次の瞬間!
「ぶぎゃああああッッッ! ぼぎゃああッ! おぎゃあああああああ!!!!!」
ぼこぼこと醜く身体を膨張させた男がこの世のものとは思えない絶叫を上げた!
僅かに透明感のある白い肉の塊が、男の体内から逃げたがるように暴れている。
やがてそれは男の身体を粉砕するようにしてぶりゅりと体外に押し出された!
ボギッ、ゴキゴキッ、ゴリンッ、ぐちゅぅぅっ、ブシャアアアアアアアーーーー!!!
「んぎゃあああああっ!! あぎゃあああ! ごぐぎゃああはああああ!!!」
無数の瘤に覆われて原形を留めない頭を左右に振り乱し、男が絶叫する。
縋りついていた女は凄絶な光景に、ガタガタ震えながらへたりこんで失禁していた。
ついに体長3メートルほどに膨張した肉の塊は、辛うじて四肢の名残を感じさせる醜悪なものだった。
それがどちゃりと地面に倒れこみ、四つん這いになってカサカサグチュグチュと女幹部に殺到する!
「ひっ……!? ひいいいいっ!! 来るんじゃないっ! 来るなっ! 来るなぁぁっ!!」
歪な瘤だらけの白い肉。そのあちこちから黒い体毛を伸ばしたモノが接近する様はおぞましかった。
女幹部―ミレディは半狂乱になりながら鞭を振るうが、おぞましさに総毛立って精彩を欠いてしまう。
「いやあああっ! やだっ、やだっ! 来るんじゃないよ! やめてっ、ひいっ、こないでええええ!!!」
ガタガタ震えるミレディは倍以上ある質量の肉の獣に組み伏せられ、四つん這いになったその下に囚われる。
ミレディは外から完全に見えなくなってしまい、その代わりのように肉の壁からくぐもった音が響いてくる。
『んぎゃっ! ひぎいい! あぎゃああああっ!! ぶぎいいいい!! ぎゅげええええええ!!!』
ぐちゅうう、ぶち、ゴキ、ゴリンッ、バギュッ、ずぢゅるうう、ゾリッ、ゴリンッゴリンッ
やがて肉の塊が這った後に見るも無残な遺体―ハイエナに食い荒らされたような―が残る。
白い肉塊は再びまばゆい光を発し、男の姿に戻った。額の汗を拭い、勝利のポーズを決めた。
「さすがは女幹部。厳しい戦いだった……ッ! 成敗ッ! ハッ! トウッ!」 おわり。
569:名無しさん@ピンキー
09/02/03 14:35:19 f7zS/Gms
醜い変身ヒーローってのはありがちだがこれはハンパ無いなw
570:うんこ
09/02/03 21:58:02 sEF/XhuR
真弓は朝起きた。
「おはよう!」
ペットのカマドウマに声をかける。
カマドウマは聞こえていないのか同じ虫かごの中にいる
カブトムシとひたすら性行為を続けていた。
「はぁ…今日はテストかぁ…憂鬱だなあ」
真弓はこう見えてもテストは毎回100点の秀才だった。
「よし、学校なんてサボッちゃえばいいんだ!ゲームセンターに行こう!」
真弓はゲームセンターに向かった。2、3人のチンピラにからまれた。
「お姉さん、今日は平日ですよ、学校に行かなくていいのですか?」
リーダーと思われるスーツ姿の初老のチンピラに諭されてしまった。
「はーい、もう、仕方ないわねえ」
学校へ向かう途中オオカミに出会った。噛まれた。
「いてえっ!!何すんだこのクソ犬!!」
真弓は無我夢中でオオカミを持っていた大ナタで追い払い
家に帰った。
「はぁ…はァッ…なんなのこれッ…!!」
真弓の体毛はいつの間にか毛深さを増していた。
それだけではない。
手足の爪は鋭利な刃物のように尖り
両耳もまた頭上に引っ張られるような形で伸びていた。
「こんな…こんな事って…あがゥッ…!」
尾てい骨の辺りから尻尾のようなもの、いやそれは
紛れもない尻尾が伸び始め、それと同時に踵のあたりが
地面から浮き上がるような感覚。
もはや真弓の体は「人間」という言葉で表されるものでは
なくなりつつあった。
変化はまだ終わらない。
体全体が筋肉質になり着ていたブラウス、スカート、その他
諸々の下着が悲鳴をあげやがて布切れとなって床に横たわる。
一糸纏わぬ姿になったかと思いきやそこに広がるのは銀色の獣毛。
耳は頭頂部に移動し歪んだ口からは牙が窮屈そうに顔を覗かせ
毎朝丁寧に剃っていた陰毛も深いジャングルの茂みとなって蘇る。
「ガァッ…!!グゥアッ!!アグゥァッ!!」
真弓の口から漏れるそれは既に獣の咆哮。
身近に在る脅威にカマドウマとカブトムシも性行為を中断する。
「ウァ…ウガアアアアアアッッ!!」
一際大きな叫び声を上げたかと思うと
鼻と口が前にゆっくりとせり出していき、やがてマズルを形造る。
「ハァ…ハァ…」
そこにいたのは銀色の体毛に長い尻尾をなびかせる1匹の狼。
いや、正確には狼と人の間、狼女とも呼べる代物だった。
「こ、こんなのになっちゃうなんて…私…私…!!
真弓は普通の女の子に戻ります。」
人間に戻った。
571:名無しさん@ピンキー
09/02/03 22:15:56 uGv5AfoF
こういう小粒な作品でいいからちょこちょこ投下されてほしいもんだ
572:名無しさん@ピンキー
09/02/03 22:39:28 g4OzRTKI
いくら何でもぶっ飛びすぎ
573:名無しさん@ピンキー
09/02/04 00:07:19 LLUHD6zx
問題ない。
俺の脳内補完はカンペキだ。
574:名無しさん@ピンキー
09/02/04 01:16:24 4tVIGsBM
すげーww乙!
575:名無しさん@ピンキー
09/02/04 01:18:03 yVWLXh67
つ精神分析~♪
576:名無しさん@ピンキー
09/02/04 02:39:08 KTnJxJMm
異形化とはなんか違うかもしれないが融合ネタがとんでもなく好きだ
触れ合ってるうちに皮膚が境界をなくして細胞同士が接着して血管と神経が絡まって、
個の中に納まっているべき情報が互いの中を錯綜して自他の境界が破壊されて、
そのうちひとつの個体へとずるずると纏まっていくのがそりゃあもう凄い好きだ。
577:名無しさん@ピンキー
09/02/04 08:02:25 Guv9RuyM
>>570
簡潔で分かりやすいGJ
578:名無しさん@ピンキー
09/02/04 10:33:39 ykYDBdM7
昔、光GENJIがドラマやってたね、狼男の
あれ思い出した……好きだったなぁ
579:うんこ
09/02/04 17:00:35 C7sV0B+U
「セックスしてくれないか?」
私の脳は思考停止した。普通夜中仕事帰りに人気のない通りで
知らない男性からこんな言葉をかけられれば叫び声をあげて交番に
駆け込むだろうし、合気道や空手などの格闘技マニアである私の場合は
相手の股間を蹴り上げるなり何なりして、この場を凌いだはずだ。
だが目の前にいたのは
狼男
である。
田中美緒22歳職業OLスリーサイズは上から84・50・78
中学時代沖縄での修学旅行中になまこを生で食べようとして吐いた事
以外はごく普通の平凡な人生を送ってきた彼女であるから
突然目の前に現れた非現実への対応に困るのは致し方のない事
かと思われた。しかしおよそ30秒経過後、彼女が口から漏らした
言葉は実に意外なものだった。
「いいよ。」
私は悩んでいた。それも普通の悩みではない。
人間の男を愛する事が出来ないのだ。
アイドル番組に出てくるような一般的に格好いいとされる
男の子を見ても全くときめいたりしないし、周りの友達が
そういったモノを見て騒いでいるのも全く理解出来なかった。
何度か男性から告白された事もあったが、それもすべて
断った。
かといって私には好意を抱く対象が無かったわけではない。
それは狼男である。
映画やアニメに出てくる狼男を見ると何故か異常に興奮し
体の疼きが止まらなくなる。狼男が出てくるシーンは何度も
巻き戻して再生し、PCの映像編集ソフトを使いそういった
シーンを寄せ集めたムービーを作ったりもした。
「狼男がもしこの世にいるなら全てを捧げても構わない」
本気でそう思っていたものだから目の前に突然狼男が
現れた時は歓喜、好意、欲望といった感情が混ざり合い
爆発しそうになった。それを理性で押さえつける
ために脳が一瞬の思考停止を促したのだ。
そう、今まで私が感情の裏で溜め込んできたものを
目の前の非現実がすべて解放してくれる。
580:うんこ
09/02/04 17:01:07 C7sV0B+U
私は人目につかないように気をつけながら狼男の彼をアパートの一室へと
招き入れた。この場合は「幸い」と言うべきだろう、私は親元を
離れ一人暮らしであるからその行為にもこれからする行為にも
何の問題も無かった。私は服を脱ぎ捨て一糸纏わぬ姿となる。
「一応聞いておくけど、本当にいいのか?そりゃ俺も嬉しいけどさ。
こんなに簡単にいくとは思ってなかったな。」
「ふふ、あなたは私の運命の人なのよ。」
見知らぬ男、しかも非現実的な対象にこんなセリフを吐くなんて
どう考えてもイタい女だなあと心の中では思いつつも
私の欲望は収まる気配を見せなかった。
狼男のカレにグチャグチャにされたい。
「んーまあ半分OKもらえるって確信はあったんだけど…
なんてったって俺とアンタは一緒のモンだし。」
「えっ?それってどういう…」
「まあこれからわかる、かも。」
彼も着ていた服を脱ぎ始める。黒みがかった灰色の体毛の上からでも
はっきりとわかる逞しい筋肉があらわになる。その美しさに
私は卒倒しそうになってしまった。いけない。これからもっと
美しい快楽の瞬間を味わえるのにここで気を失ってしまうのは
もったいない。何か気になる事を言った気がするがそんな事は
もう彼の美しい肉体の前ではどうでもよくなりつつあった。
「さて、じゃあ始めますか。R指定『美女と野獣』の開演です。」
彼はそう言うと私の胸と秘部を両手で愛撫し始めた。
「あ…はァッ…」
肉球のやわらかい感触が胸を通して伝わってくる。
その気持ち良さだけでイッてしまいそうになったがなんとかこらえた。
彼はしばらくその行為を続けていたがやがてあちらも
快楽を得るという欲望を我慢する事が出来なくなったのか
犬科の動物のような赤黒いペニスを私の秘部に宛がった。
私の秘部は既に大量の愛液で溢れていたため
挿入はスムーズに行われるはずだったのだが彼のモノが少々、
いやかなり大きいサイズだった為、中々前に進まない。
「これはやっぱ変身してもらわないと駄目かなあ。」
「?」
何を言っているのだろう。
「君も狼女になるのさ。いや、まあ元々狼女なんだけどね。」
私の脳が再び思考停止した。
581:うんこ
09/02/04 17:01:49 C7sV0B+U
「君は俺と同じ人狼なのさ…人間の男に興味無かったろ?」
「でも…なんであたし…そんな…信じられない」
「匂いでわかったんだ。この姿の時はハナがきくんだ。
俺も君と同じように人間の女に興味が無かった。なんでだろう、とそりゃ悩んださ。
もしかしたらホモなんじゃないかとも思ったけど男にも興味が持てなかった。
唯一興味が持てたのは映画の狼男への変身シーンだったんだ。ああいうのを見ると
異常に興奮する。最初はなんて異常な趣味だろう、と思った。
でもある日気付いたんだ、俺は本当の狼男だったんだってね。」
頭の情報整理が追いつかない。だが彼は構わず喋り続ける。
「狼男は満月を見ると変身するってあるだろ?あれ嘘じゃないんだよ。
でもただ見るだけじゃない。心の底から人狼になりたい、って
思いながら見るんだよ。少しでも疑っちゃ駄目だ。」
「じゃあ私も…人狼になりたいって思いながら満月を見れば…変身しちゃうの?」
「そうさ、やってごらんよ。今日は丁度満月さ。」
私は立ち上がりカーテンを開ける。上空には真円の月が深い黄色の光を放ちながら
佇んでいた。
「息を整えて…人狼の姿を思い浮かべるんだ…。そしてそれと自分の姿を重ね合わせる。」
彼に促されるまま私は満月を見上げ人狼と自分の姿のイメージを強く思い描いた。
やがてそれは大きく熱い血液の奔流へと変わり全身から汗が噴き出始める
「そうそのまま…もうすぐ変化が訪れる。」
体が熱い。激しい痛みを伴いながら私の体がミシミシと音をたてて変わっていく。
全身に灰色の毛が生え始め、同じように髪の毛の色も黒から灰色へと変わっていく。
手足の爪は月明かりを反射し鈍色の光を放ちながら尖り、手のひらには肉球、
尾てい骨のあたりからは肉と骨が同時に伸びていきやがて灰色の
毛に深く覆われフサフサと揺れる尻尾となる。
「あ…ああっ」
痛みはやがて快楽となり全身を駆けめぐる。
そして変化は続く。
瞳の色は金色へと変わり妖しい光を放つ。
全身が筋肉質になり胸もその大きさを増してゆく。
すっかり全身を灰色の毛で覆われたその姿もはや顔以外は人狼そのものといった感じだ。
やがてその顔にも大きな変化が現れる。
歯は鋭い牙へと変貌し、耳は頭上へと移動していき三角形を形作る。
鼻は黒く湿りだし、口と顎まわりの肉と骨を巻き込みながら前に突き出していきやがて
しっかりとしたマズルを形作る。
「ウォ…ウォォォーーーーーーン!!」
思わずあげた叫び声はすでに狼の咆哮そのものだった。
582:うんこ
09/02/04 17:04:25 C7sV0B+U
「これが私…?」
私の姿は灰色の獣毛、豊満な乳房、長くてフサフサの尻尾を持つ狼女へと変貌した。
「綺麗だ…」
彼が呟く。私も全く同じ感想だった。
「さあ、続きをしようか。その姿なら大丈夫なはずだ。俺ももう我慢できない…!」
彼のモノはビクンビクンと波打ちその先からは先走り液が滴り落ちている。
私はその欲望の塊をくわえ込もうと股を広げた。
ズチュ…ヌチュ…
いやらしい音をたてながら彼の巨大なペニスが私の中に入って行く。
先程のように窮屈な事は無く、熱い肉棒の感触が私の中に感じられる。
しかし根本までくわえ込む前にその進行は阻まれた。
「大丈夫…行って…」
彼は一呼吸置いた後、腰を深く沈めた。処女膜を突き破り熱い肉の塊が
私の一番奥へと達する。
「ハァッ…アアアアアアアゥッ」
私の中で快楽が爆発した。
「ハァ…ッ…ハァッ…」
「動いても…いいかい?」
私は無言で頷く。
彼はそのままゆっくりと腰を前後に動かす。
ズチュズチュヌチュヌチュと音が漏れやがて
その動きも激しくなっていき私の感情も再び上り詰めていく。
「もう…そろそろ…限界だッ!」
「いい…よ!大丈夫…ッ!」
「ウ、ウアアアアアッッ!!!」
ドプッ ドピュゥッ ドピュルルルドプッ
私の中に大量の熱い迸りが放たれたのを感じる。
「ヒィアアアアアアアアアゥゥッ!!」
私も同時に叫び声を上げながら絶頂に達した。
「ハァッハァッ…」
しばらくして彼がペニスを引き抜くと
ゴプッ ゴポッ
と音を立てながら私の中から大量の白濁した
液体が漏れて出る。凄い量だ。
「良かった…あなたに出会えて…」
「俺もだよ…」
その日から私の人生は大きく変わった。
昼の仕事は以前よりうまくいくようになり周りからも
急に明るくなってどうしたの?と聞かれる事が多くなった。
そして満月の夜は獣となり彼との愛を確かめ合う。
私は今充実している。