08/08/03 02:26:36 D40/2hh8
>>182ワイバーン娘の続き。
小鳥の囀りを聞き早朝の涼しく湿った風を麗しい身体に受けながら、少女は泉へと辿り
着いた。少女の向かいには、小高く聳えた黒い岩壁の上から、湧き出た水が小さな一筋の滝
となって流れ落ち、それが下に広がる岩盤に流れ落ちて作られた、浅く広い天然の浴場が有
った。壁面から生えるシダや年季を感じさせる苔、更にそれを包む万緑を讃えた周囲の木々
が無機質な岩にまで生命感を与えていた。
少女は暫く泉の前に立つと、腕を頭上に伸ばし大きく深呼吸した。木々の香りやそれを
縫って降り注ぐ太陽の暖かさを少女は吸い込む、やがてそれは体の中に広がり、嫌な夢の
記憶を浄化していった。
やがて少女は羽織っていた足首ほどまでもある薄茶色のケープを外すとそれを綺麗に畳み、
泉のほとりの平たい岩の上へと載せた。同じ様にして膝下まである波打った薄手の黒いスカート、
レースで飾られた白い長袖のブラウス、純白のスリップ、そして清楚なパンティーを順番に
ゆっくりと脱いで行く。一糸纏わぬ姿となった少女の胸がたわみ震えた。