08/05/02 19:44:41 GNDp9aVA
カップリング・祥瓊×鈴
特殊・男体化
半獣は生まれつきのもので獣と人間の二態を持つ。
だが生まれつきでないこれは、なんと呼べばいいのか。
天帝の粋な計らいなのか、祥瓊と鈴が、自分たちが二態を持つ存在であることを
知ったのは、つい最近のことだ。
しかも、この二態は半獣とは違い、いったん姿が変わってからというもの、
二人とも元の姿に戻れなくなっている。
「こんな姿はいや」
むせび泣く鈴の背中に祥瓊はその逞しく筋肉の張った腕を優しくまわす。
「泣いてはダメよ。私はむしろ、今の鈴のほうを好ましく思っているわ。
私はこんなガッチリした骨格に筋肉と脂肪が盛り上がった男性が理想だったの。
私を見てごらんなさい。鈴を上回ってガチムチでしょ?
鈴が自分の姿を貶めるのは私を貶めることにもなるのよ」
祥瓊はいかつい顔を鈴に寄せ、そっと口付ける。
「ごめんなさい・・・・・・そんなつもりじゃなかったの」