煩悩の十二国記*十二冊目at EROPARO
煩悩の十二国記*十二冊目 - 暇つぶし2ch700:名無しさん@ピンキー
09/05/17 17:19:50 vUQ5+fVn
700ゲ

701:名無しさん@ピンキー
09/05/21 19:40:17 3Ma48hSu
ネットから離脱……

702:名無しさん@ピンキー
09/05/21 20:14:32 VbHVS5lD
エロから離脱・・・

703:名無しさん@ピンキー
09/05/21 22:17:32 ixTC52hV
そして覚醒・・・

704:名無しさん@ピンキー
09/05/21 23:12:14 zR1eWzdR
何にだw

705:名無しさん@ピンキー
09/05/22 16:24:13 Y/7X05nH
そして登極へ…

706:名無しさん@ピンキー
09/05/22 21:39:38 qFkSoCvl
そして究極のエロを極めるw

707:名無しさん@ピンキー
09/05/26 20:44:43 x6KcLrLK
ほっしゅ

708:名無しさん@ピンキー
09/05/28 09:47:13 UttDk6xS
保守

709:名無しさん@ピンキー
09/05/31 12:09:19 Jgn5ZATR
人がいない・・・

710:名無しさん@ピンキー
09/05/31 20:17:40 +mUH+ck9
人がいない
ROMもいない
だから新刊はでない

711:!omikuji !dama
09/05/31 21:58:39 HHofKgmS

栗本薫さんがなくなったが、あんな風に未完になったらイヤだ…

アガサ・クリスティーは亡くなるずいぶん前に遺作用の作品を残していたらしいが
せめて戴がどうなったのかくらいは決着着けてくれ…

712:名無しさん@ピンキー
09/06/01 02:22:57 v7oEnmI7
大丈夫だよ。
そのうち詳細な年表と、各国主上と麒麟、
そして全ての妖魔のデザインとスペック表が載った
設定資料集が出るはずだ。
各巻全カラー200ページ強×4冊

713:名無しさん@ピンキー
09/06/01 20:07:21 U5vCfSya
ああもう本当に設定集だけでいいよ。
大筋さえ判れば、後は何とか小野カラーで
カップリング無エロ無、淡々とした続きを頑張って妄想する。

714:711
09/06/01 20:26:03 nAlsTQPU

すまん、正月以来書き込んでないのがバレバレな名前欄orz

ホント設定資料集で戴の現状が分かれば、あとは妄想で補充できるかも(^_^;

715:名無しさん@ピンキー
09/06/01 20:32:04 sRHbYGHn
設定集には全麟タンの見開きセクシィーポーズを載せてクラハイ

716:名無しさん@ピンキー
09/06/02 20:03:09 ZaJDCmEZ
オールヌードキボン

717:名無しさん@ピンキー
09/06/02 21:42:59 8CEq/Iwj
だめです。それを見るのは王だけの特権…w

718:名無しさん@ピンキー
09/06/03 20:26:43 Ux+nzDC8
ならビキニでガマンします

719:名無しさん@ピンキー
09/06/04 09:44:17 38vyBMI/
立ちションが似合うのは、やっぱり陽子かな?

720:名無しさん@ピンキー
09/06/04 14:34:23 c3mOz2iD
陽子より珠晶のおしっこが見たいね

721:名無しさん@ピンキー
09/06/04 22:32:16 s1OzOnYb


722:名無しさん@ピンキー
09/06/07 12:40:34 nKBgkAep
SS読みたい。
でも自分じゃ書けない…

723:名無しさん@ピンキー
09/06/07 13:27:09 OMz7ipwP
ではSMを書いてください

724:名無しさん@ピンキー
09/06/07 14:32:29 5+M96pfJ
>>722 ではまず、どんなSSを読みたいか希望を羅列して下さい。
例)麟タン百合モノ
 →優しいお姉様宗麟タンと儚い采麟タンのエロエロしっぽりな睦み合い
  →場所はドコ?
   →きっかけはどんな感じ?
    →どんな風に喘ぐ?

全て余さず事細かに羅列して行くと……ハアハア

725:名無しさん@ピンキー
09/06/09 20:33:49 +UyLAy8P
宗麟タンと采麟タンの百合はまだですか
ハァハァ

726:名無しさん@ピンキー
09/06/14 11:15:49 7CmlNYqJ


727:名無しさん@ピンキー
09/06/15 11:16:03 RecjHl6B




728:名無しさん@ピンキー
09/06/15 17:09:42 onnYY2hO


729:名無しさん@ピンキー
09/06/15 19:42:54 aCkBR5mO


730:名無しさん@ピンキー
09/06/15 21:28:09 yS0SJa/z


731:名無しさん@ピンキー
09/06/16 02:05:15 Z4c/pv3p


732:名無しさん@ピンキー
09/06/17 03:52:25 qWsjR3TX
ききらら…
かわいいよ、あなたたち

733:名無しさん@ピンキー
09/06/20 20:20:46 GwDJ59Pq
801も落ちてるのか・・・

734:名無しさん@ピンキー
09/06/20 20:59:49 CUe7ZVA+
えっ?

735:名無しさん@ピンキー
09/06/24 19:06:13 hXMEfvbC


736:名無しさん@ピンキー
09/06/24 20:35:42 GsmSmfNj


737:名無しさん@ピンキー
09/06/24 21:59:47 kAeuC3wm


738:名無しさん@ピンキー
09/06/25 19:46:36 lwj31Doy


739:名無しさん@ピンキー
09/06/25 20:55:32 iHniIi5a


740:名無しさん@ピンキー
09/06/25 21:18:02 3H2g0/vI
しん

741:名無しさん@ピンキー
09/06/25 22:28:51 uu4SMqiH
これをどう繋げろと・・・

742:名無しさん@ピンキー
09/06/26 00:42:12 SWAwOPTj
縦読みでエロにしてくれたら欣喜雀躍

743:名無しさん@ピンキー
09/06/28 17:00:10 i17eeEvX
麟と女怪といっしょにヤルとこれも親子丼になるのだろうか? 
あるいは他人丼?でなければ他獣丼?とか他妖丼?とか他神丼?

744:名無しさん@ピンキー
09/07/04 13:21:26 /UqZITXD
ほしゅー

745:名無しさん@ピンキー
09/07/06 21:26:19 1N5opK7/


746:名無しさん@ピンキー
09/07/11 00:31:19 H9BkQ6R8
今更ながら、浩瀚×陽子にハマった。
禁欲的な浩瀚様たまらん

747:名無しさん@ピンキー
09/07/11 01:21:44 /gHwRJ9U
その萌えを文章に

748:名無しさん@ピンキー
09/07/11 11:26:55 9/o/5Z7N
一見禁欲的、しかし裏ではトンデモナイプレイを

749:名無しさん@ピンキー
09/07/15 21:36:43 xE6Z6DZs


750:名無しさん@ピンキー
09/07/16 19:57:36 2/lWbGSo
最近見たのだがコレって恋愛場面が想像つかないな。
みんな国が俺の嫁って感じだし。

751:名無しさん@ピンキー
09/07/16 20:10:49 O/2VKTQX
行間の白を読むんだ。想像汁、妄想汁、そして投下汁

752:名無しさん@ピンキー
09/07/16 20:19:48 bMNIHWH+
ラクヨウとか思いつきやすいと思うけどな~。
自分はけいようだけどw

753:名無しさん@ピンキー
09/07/17 19:27:27 7yr+Wdnz
国が俺の嫁いいなw
まあ確かにアニメだとなんかな、原作だと色々想像しがいがある

754:名無しさん@ピンキー
09/07/19 20:38:30 +781t8Ym
国の中枢というか象徴というか、それが玉座です
そして玉座は麒麟です。麒麟が嫁です

755:名無しさん@ピンキー
09/07/19 23:00:52 aRQp/btB
どんな風に玉座の上にいるかが王の力量
いろいろな方法を試す事が望ましいですw

756:名無しさん@ピンキー
09/07/20 20:05:55 KU9c0cGy
下になるのはダメでしょうか?

757:名無しさん@ピンキー
09/07/21 20:31:07 N796rZTc
互いに横向きとか立ったままとかの方法もあります

758:名無しさん@ピンキー
09/07/26 16:54:01 ZBZpHt6E
69

759:名無しさん@ピンキー
09/07/26 17:11:51 PlrdvbUG
>国が俺の嫁
「国中の美女を連れてまいれ。吟味の上で食することにいたす」

760:名無しさん@ピンキー
09/07/26 17:29:10 rlarJkTS
かくして陽子は予王とは反対の道を歩むことになるのである

761:名無しさん@ピンキー
09/07/27 21:13:13 7gxcWxcr
陽子「私は漢、美女を歓ばすことこそ生甲斐だ。無能な麒や短小鼠などいらぬ」

762:名無しさん@ピンキー
09/07/29 22:57:01 BO9GNbg/
漢らしい

763:名無しさん@ピンキー
09/08/02 20:31:45 BubNln32
人形のとき麒麟の額は性感帯?

764:711
09/08/02 21:40:36 UwGfdUip
>>763

獣形の時は角が性感帯なら、『月の影 影の海』で角に彫られた呪を
碧双珠でこしこしされたときにゃ、大変だっただろうな。

765:名無しさん@ピンキー
09/08/02 23:08:09 5oNIom6Z
至福の時だったとオモワレ
陽子「景麒、なに下半身を震わせているのだ?」
景麒「いえ・・そのハァハァ」
陽子「何か息も荒いが苦しいのか?」
景麒「いえ・・アッ!」ビクビク
陽子「うん? 何だ?」

766:名無しさん@ピンキー
09/08/03 13:07:18 DzUaK0UI
その後、毎夜陽子に治療を頼むようになった景麒
景麒「角に違和感が、まだ治りきっていない感じです。ぜひお願いします」
陽子「わかった」
景麒「ハァハァ」
陽子「ウム、息も荒い。なかなか治らないのだな」
景麒「はい!ハァハァ」
陽子「ところで治療のあとお前がうずくまっていたところに残る白い汁はなんだ?」
景麒「あ あの・・その・・・」
陽子「碧双珠が身体から悪いものを吐き出させているのか?」
景麒「そっそうです。そうなんです」
陽子「そうか、あんなに毒を溜められたのか。いかにも悪そうなにおいのある汁だものな」
景麒「そっそうです。溜まってて大変なのです」
陽子「そうか、ちゃんと治るまでしっかり毒を出してやろう
景麒「ありがとうございます。ハァハァハァ」

767:名無しさん@ピンキー
09/08/03 22:53:27 ll5DfdFB
つーかさ、碧双珠で擦られたらそりゃ
『裸で御前にはまかりかねる』よねぇ。

人型じゃ息子さんがお元気なのがバレバレじゃん。

768:名無しさん@ピンキー
09/08/04 10:14:13 DlCwsFdM
スッポンポン

769:名無しさん@ピンキー
09/08/04 18:16:09 yqx8kqbx
スッポンポンてことは、チン毛も金髪なんでしょ。
色白に金のチン毛はちょっとキモい。

770:名無しさん@ピンキー
09/08/04 20:21:46 VMsX3Xg1
ピクピク ピュッピュッ

771:名無しさん@ピンキー
09/08/05 00:08:42 UuKemrn4
マン毛の方は金と黒だけでなく赤や青も選べます

772:名無しさん@ピンキー
09/08/05 10:45:13 M2P9PDWN
白牌も捨てがたい

773:名無しさん@ピンキー
09/08/10 19:43:56 CQDI6TSc
ほしゅ

774:名無しさん@ピンキー
09/08/10 19:59:19 DSZwyhCl
暴れん坊将軍とか遠山の金さんを知ったら
延王さまノリノリで真似しそうだ

775:名無しさん@ピンキー
09/08/10 21:57:35 9s46XX/y
チンコ出して「これが俺様の暴れん棒将軍だ!」
キンタマ出して「このタマが黙っちゃいねえ!」

776:名無しさん@ピンキー
09/08/10 22:00:05 CQDI6TSc
そして陽子にry

777:名無しさん@ピンキー
09/08/11 22:17:44 ZWrRBZtT
麒麟の白牌「ロン!」で777ゲ

778:名無しさん@ピンキー
09/08/15 23:11:28 3YYSz1qZ
ほっしゅ

779:考察)幼少麒麟の性活
09/08/16 21:47:56 kVKr++LX
暑さに脳が発酵すると、くだらんエロネタもどき考察を考えたくなるようだ。

麒麟は一般に五歳位までは獣型で、女怪の乳を飲み、血や汚れにも強い。
つまり野性的であり、人間型を取れるようになるまでは獣そのものという事だ。

問題は、獣で五歳なら立派な成獣であろう点(角は伸びきっていないだろうが)。
しかも遊びのように沢山折伏する妖魔は全て牡。おそらく肉体が成熟すると同時に、
普通に黄海の野っ原で本能のままに交わっていたのではないか。
麒なら女怪や、暇を持て余した女仙らが筆おろしの役も担うだろうが、
麟の場合、破瓜は折伏した妖魔の担当と推測するのが妥当と思われる。
つまり麒麟の童貞・処女は、獣型の時代にとっくに女怪や女仙、
妖魔が頂いてしまっているのである。

なにぶん当人に獣型時代の記憶は薄いらしいため、しかとは覚えていないだろうが
どれほど王を選ぶ麒麟が幼くても、生国に下って普通にうまく王と性活を送れるのも
獣型時代、野っ原などで奔放に交わっていた豊富な経験があるからだろう。
麒にしろ麟にしろ、うまく閨で奉仕して充実した夜の生活を王に送らせ、
リア充状態にして、政治へのやる気を引き出すのも大切な役目であるから
これも天帝の深い配慮の現われと考えられる。

780:名無しさん@ピンキー
09/08/16 22:13:57 q9pnAmCk
なるほど、妖魔が折伏されるのはそれが目的ですか
とくに麟には特にロリ妖魔がよろこんで折伏されるわけか
蓬山公が麟の時は蓬山の回りにロリ妖魔が群がり
ハァハァという息遣いがこだましているとw

781:名無しさん@ピンキー
09/08/16 22:16:38 q9pnAmCk
ただ、獣形でも五歳では成獣ではありませぬ。ヤレルかヤレナイかは別として

782:名無しさん@ピンキー
09/08/16 23:08:16 dMkaKWku
麒麟としては成獣じゃないだろうが
獣で5歳なら体格的には立派なモノと考えてもよろしかろう。
ゾウのような巨獣じゃないんだし、馬や鹿の様なものと考えればw

783:名無しさん@ピンキー
09/08/18 19:13:19 2R6hap56
>>779
>麟の場合、破瓜は折伏した妖魔の担当と推測するのが妥当と思われる。
>つまり麒麟の童貞・処女は、獣型の時代にとっくに女怪や女仙、
>妖魔が頂いてしまっているのである。
そんなんだったら、童貞狩りに憧れているボクチャン王ならともかく
昇山して登局した大概の男王は激怒するか、がっかりして天勅を拒否するかもしれん
「お前は処女ではないのか? その年でやりまくっていた尻軽か?」
と怒り狂って麟の首を飛ばすか
「私がせっかく仕込もうと思っていたのに、もうこの状態。こんな女が王への贈り物なのか・・・」
と絶望
「こんな女イラン、玉座なんかにつくか」となる心配が

784:名無しさん@ピンキー
09/08/18 20:08:54 Sg8A3Zja
その前に初回で骨抜きにされているから大丈夫w

785:名無しさん@ピンキー
09/08/24 16:34:42 QAEFYvtG
祥瓊楽俊ものってマイナー?
たしかそれなりのフラグたててたような

786:名無しさん@ピンキー
09/08/25 19:48:36 yTPY2W27
メジャーかマイナーかつったら
メジャーなのは桓祥じゃね?
楽俊はあまり見た事ないな……

787:名無しさん@ピンキー
09/08/29 20:01:40 Uu+N4MJk
成長したタイキとリサイはエロいと思う

788:名無しさん@ピンキー
09/08/29 20:05:42 4+YtNxeT
うむ、とてもエロイ

789:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 09:00:38 YGDL2FmC
エロいな

790:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 13:48:52 rblyVWvQ
あんなにお小さくていらしたのに、立派におなりで(アソコ的な意味で)

これほど硬いのは黒麒でいらっしゃるから?色も黒々としていて(アソコ的な意味で)

791:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 15:20:11 K89OfCTO
テカテカと

792:名無しさん@ピンキー
09/08/31 03:15:30 qPk0Le4O
イボイボがついて

793:名無しさん@ピンキー
09/08/31 03:41:49 mVtRJbX/
にゅるにゅる

794:名無しさん@ピンキー
09/08/31 15:05:14 foqGDr0h
えっち!!

795:名無しさん@ピンキー
09/08/31 21:19:04 anWwljCl
ズブズブスブ

796:名無しさん@ピンキー
09/09/02 00:45:28 hgY9Js+o
黒々と光る泰麒の男根を李斎は貪り続けた。
それは舌の上で転がすと尚一層、硬く硬くそそり立つ。
どこか頼り無い身体に似合わない猛々しさに、
李斎は驚きを隠しきれなかった。
「んっ」
快楽に酔った泰麒の口から声が洩れた。
少しだけ辛そうな声に、李斎は心配になって顔を上げる。
「お辛いですか?」
「ううん、大丈夫……もっと、もっと、しゃぶって」
泰麒の手が促すように李斎の頬に触れた。
それで李斎は再び泰麒を慈しみ始めたが、
どこか罪悪感にも似た感情が身体を支配するのは否めなかった。
李斎の脳裏には幼き日の泰麒の面影が浮かんでいる。
身体を絡め、唇を吸い、着物を脱いでいる最中にも浮かぶ面影は消えない。
自分は何も知らない清らかな幼子を自分は穢している。
そう思えて仕方なかった。
「李斎、どうしたの?」
どうやら無意識に動きが止まってしまったのだろう、頭上から怪訝な声が降ってくる。
早く続きを、と強請る声は落ち着いた低い声。もう幼子の声ではない。
「……何でも有りません」
李斎は背徳感で満たされた思考を無理やり体外に吐き出し、ぬめりとする舌で濡れた先端を舐め取った。
この猛々しいモノでいっぱいに満たされたら、脳裏に浮かぶ面影など消えるはずだ。
そうすれば、泰麒を一人の男として見れるようになるだろう。
早くその瞬間が来れば良い。李斎はその時を待っていた。

・・・・・・みたいな。
立派で黒くて硬いアソコ的なものならば是非とも味わってみたい李斎だけど、
昔の泰麒を知ってるから、開放的な気持ちにはなれませんよ、とか?
読み難かったらごめんなさい。

797:名無しさん@ピンキー
09/09/04 21:23:37 bN5akVD8
二日ぶりにきたら投下の断片が
続きをキボン

798:名無しさん@ピンキー
09/09/05 00:01:26 +Q7FSM+9
26日発売のyom yomに十二国記がくるということで期待age

799:名無しさん@ピンキー
09/09/05 00:15:39 nf4RXBgv
>>796
続きが気になる

800:名無しさん@ピンキー
09/09/05 20:12:44 L9zTc9Iv
800ゲ

801:名無しさん@ピンキー
09/09/05 21:10:49 RqRIZJwq
>>800
801イ

802:名無しさん@ピンキー
09/09/06 02:26:24 iKNz0xTv
綾辻行人の奥さんのスレか

803:名無しさん@ピンキー
09/09/06 10:47:02 fUxsohJ+
ソウダヨ

804:名無しさん@ピンキー
09/09/06 11:34:56 fZRczLNH
× 綾辻行人の奥さんのスレ
○ 綾辻行人の奥さんのキャラによるエロ行為のスレ

805:名無しさん@ピンキー
09/09/11 02:18:44 gOpLKDxQ
人妻エロい

806:名無しさん@ピンキー
09/09/11 20:15:29 4h8asC6i
綾辻行人の人妻は年ですから・・・

807:名無しさん@ピンキー
09/09/13 01:28:02 DNdE4wTm
シーッ!

808:名無しさん@ピンキー
09/09/13 09:52:35 P0yInrSN
熟女の魅力が判らないうちは青二才w

809:名無しさん@ピンキー
09/09/15 23:11:19 B0JV3tmA
55歳までなら行けます、僕は

810:名無しさん@ピンキー
09/09/16 10:57:25 ecGGbydp
小野先生は1960年12月24日生まれ48歳です

811:名無しさん@ピンキー
09/09/16 21:49:14 9XbL1Xnc
熟女age

812:名無しさん@ピンキー
09/09/16 22:02:04 HuQn4TQv
yomyomに十二国記新作(番外編)出るね!

813:名無しさん@ピンキー
09/09/16 22:02:58 HuQn4TQv
>>812

番外編?←?付けるの忘れた…
でも、本編て事はないだろうね。

814:名無しさん@ピンキー
09/09/17 00:50:24 h1U63CNs
おお出るのか。番外でも楽しみだなぁ

815:名無しさん@ピンキー
09/09/18 20:20:58 S8NBoPCP
十二国記新作は、タイトル「落照の獄」。

柳国が舞台だって…orz

816:名無しさん@ピンキー
09/09/22 14:19:39 IcyTJnPe
蓬山を出て以来満たされることのなかった劉麒の下半身

女官A「主上、恐れながら申し上げます。あの~台輔の・・・がいつも・・・」
劉王 「うん? ・・・とは?」
女官B「あの、その、アソコでございます」
劉王 「? アソコとは、あそこのことか?」
女官A 「はい・・・」
劉王 「で、台輔のアソコがどうなのだ? なにか大事件か?」
女官B「いえ、事件ではございませんが、いつもお元気で・・・」
劉王 「元気で? 隆起しているのか?」
女官AB「はい、とても・・その苦しそうで・・」
劉王「う~む、そうか・・・私が女ならば出してやるのだが、私も台輔も♂。組合せが悪い」
  「ホモる趣味はないし・・・台輔は麒麟だから溜まっていても己の王以外とは中々やりにくいだろう」
  「そうだ。一つそなた達、苦しそうだったら手伝ってやってくれ。手でも口でも同衾してもなんでもよい」
  「台輔が悦べはしっかり手当てをはずもう」
女官AB「は~い、よろこんで!」
こうして、蓬山を出て以来24時間隆起しっぱなしだった劉麒の下半身に平穏が訪れたのでした

817:名無しさん@ピンキー
09/09/23 01:17:51 8Poybp5u
帰山のときの柳国での出来事か
なぜ傾いたのか、そんな話かな~

818:名無しさん@ピンキー
09/09/23 17:09:42 4p6/V1G5
ヤベ~もう傾きはじめた。基礎工事手抜きしたのがバレそうだ
材料費ごっそりピンハネして連日キャバクラ通いしたからなあ~

819:供麒艶聞(1/4)
09/09/23 17:42:30 EqyT8oU3
カップリングは供麒×好色女官(たち)。
仁重殿で女官に奉仕されてハーレム生活を送る供麒の話。視点は女官。
供麒は原作も二次もあまり目立たない感じなので、
頑張ってエロ仕立てにしてみました。
-----

 仁重殿のその女官は忙しく走りまわっていた。何しろこれから王と麒麟をお
迎えするのだ。前王が崩御して三十年近く、仮朝の時代に官吏になった彼女に
してみれば、初めての慶事である。
 そのとき、仁重殿の一画にある繁みで苦しそうなうめき声がした。病人だろ
うか? あるいは奚か誰かが庭院で怪我でもしたのだろうか。そっと繁みのほ
うを窺ってから赤面する。枝の間からちらちらと男女が絡みあっている様子が
窺えたからだ。おそらく女官の誰かが男を引きこんで、束の間の情事を楽しん
でいるのだろう。
 別にめずらしいことではない。男女の情交が子供に結びつかないこの世界で
は、そもそも乱交に走りがちだからだ。特に官吏は独り身が多いとあって、こ
うやって行きずりの情事を楽しむのはいつものこと。それでも普段なら夜にな
って適当に下吏を自室に引っぱりこむのだが、夜間は出入りも何かと面倒だし、
そもそも今は宮城全体がばたばたしているとあって、とりあえずの情欲を満た
しているのだろう。
 繁みを覗きこんだ件の女官も、自分が最近ご無沙汰で欲求不満だったことを
思いだして色欲を刺激され、もっとよく見ようと足を踏み出した。繁みの陰で
は見覚えのある女官がひとり、ほつれた髪を色っぽく振り乱しながら、大木の
幹にしがみついて艶めかしく尻をくねらせていた。華やかな裳を大胆にまくり
上げて下半身を露出したそこに男が後ろからズコズコと挿入し、これまた激し
く腰を振って快楽にうめいている。
 彼らは出歯亀がいるとも知らず、抑えた嬌声とともに暫時の情交を楽しんだ。
やがて満足した顔で髪と装束と直すと、無言のまま何事もなかったかのように
互いに背を向けて異なる方向に歩き出した。

820:供麒艶聞(2/4)
09/09/23 17:43:32 EqyT8oU3
 出歯亀女官のほうは「え、もう終わりなの。もうちょっと見せてよ」と内心
で不満をためたがどうしようもない。いつもならその辺で裳をちらっとまくり、
白いふくらはぎを見せるだけで下吏を誘惑できるのだが、とにかく今は忙しい。
彼女はしかたなく麒麟を迎えるための準備に戻っていった。

 新しい主君はなんと齢十二の少女。官らは呆気にとられたが、とにかく正当
な王が玉座にあれば妖魔は出なくなる。それだけでもありがたいことだ。麒麟
は供麒。がっしりとした体格の人の好さそうな青年で、仁重殿の女官たちは心
からの歓迎とともに出迎えた。
 夜になり、数人がかりで供麒の湯浴みの世話をする。麒麟は蓬山では女仙に
世話をされているので、供麒もそういった世話には自然に慣れているようだっ
た。
 例の出歯亀女官もそこにいたが、供麒の装束を脱がせた彼女らは、主の股間
に揺れる立派な一物に目が釘付けになった。
 巨根、なのだ。それも、太さといい長さといい色合いといい、好色女が興味
を惹かれるちょうど良い具合。
 何しろ長すぎても太すぎても受け容れるほうはけっこうつらいものがある。
男はとにかく大きさを誇る傾向があるが、女にしてみれば適当な長さ、適当な
太さ、これが重要なのだ。おまけに供麒の肉棒は、本人の体格に比例してどこ
かごつごつしている印象で、「こんなのをガツガツ突っ込まれたら、快感のあ
まり失神するかも」と、女の想像をあおる形をしていた。
 湯から上がった供麒の体を拭いていた出歯亀女官も例外ではない。むしろ昼
間情欲を刺激されていただけに、供麒の一物を見た瞬間に膣が、子宮が、きゅ
ん、と切なくなったぐらいである。
 この巨根を自分のアソコでぎゅっと締めつけてみたい、そんなふうに思い、
動悸が速くなる。供麒の体を念入りに拭くふりをして顔を近づけ、立派な一物
をじっくりと眺める。このままむしゃぶりつきたいくらいであるが、さすがに
それは遠慮して、艶めかしい手つきで供麒の体を、特に股間の近くをさするよ
うに拭いた。巨根の下からそっと手をそえ、上から布を当てて優しくさするよ
うに拭くと、手の上で一物がぐいっと存在感を増した。供麒の様子を窺うと、
人の好い青年は顔を赤くしてうつむいていた。

821:供麒艶聞(3/4)
09/09/23 17:44:35 EqyT8oU3
「台輔、いかがなさいました?」
 わざと吐息混じりの色っぽい声を出して尋ねると、供麒は「い、いえ」とう
ろたえた。だが手の中の一物はぐぐっと頭をもたげ、今や他の女官にも明らか
なくらい隆々と勃起していた。
「まあ、台輔はたいそうご立派でいらっしゃる」
 出歯亀女官はそう言って、嫣然と微笑んだ。
「どうぞ、あとはわたくしどもにおまかせくださいませ」
 何せ男を引っぱりこんだり、その辺に繁みで簡単に情欲を満たしたりしてい
るほど好色な女たちだから、他の者も心得たもの。湯殿の片隅に設けてある柔
らかな榻に主を仰向けに寝かせ、数人がかりで供麒の体を悩ましくなでまわし
て奉仕する。出歯亀女官は相変わらず彼の一物を愛撫しつづけ、まずは優しく
手で導いた。ほどなく供麒は「ううっ」という満足のうめきとともに、彼女が
持つ布の中で無事に射精した。
「台輔は蓬山ではどのようになさっておいででしたの?」
 いったんは萎えたものの、出歯亀女官の口による奉仕で早くもふたたび勃起
した巨根に舌なめずりしながら、他の女官が優しく問いかけた。供麒は恥ずか
しそうにうつむきながらも、「いつも女仙たちがやってくれましたので」と答
えた。
 何しろこの巨根である。蓬山の女仙たちが放っておくはずがなく、十歳の頃
には既に彼女らに手ほどきを受けて、さまざまな女体を楽しんでいたという。
要するにハーレム状態だったのだ。
 とはいえ麒麟は慈悲の生き物。自分から女に攻撃的な性欲をぶつけることは
なく、むしろ女仙らが代わる代わる供麒にまたがり、嬌声とともに腰を振って
巨根の威力を堪能する毎日だったらしい。
「まあ、そういうのがお好きでしたら、わたくしどももいくらでもご奉仕でき
ますわ」
 出歯亀女官も舌なめずりをすると、装束を乱して胸元の谷間を見せつけ、装
束の上から自分の豊かな乳房をなまめかしくもみしだいた。全部脱いでしまう
より、こういったチラリズムのほうが男をそそると判っているのである。
 供麒はとたんに鼻息を荒くして、血走った目で彼女の胸元を凝視した。いく
ら麒麟とはいえ、やはりそこは男。ついているものがあれば当然、人間の男と
同様に刺激される。特に今はこうして女のほうから淫らに誘っているのだから
なおさらだ。

822:供麒艶聞(4/4)
09/09/23 17:45:00 EqyT8oU3
 他の女官も供麒を煽るように装束を崩し、肩を見せたり裳を大胆にまくって
白いふとももを見せたりと情欲を煽るのに余念がない。出歯亀女官は供麒の腕
を取ると、彼の大きな手を自分の乳房に導いた。供麒は無骨な両手を遠慮がち
に相手の胸元に突っ込むと、うながされるままにゆっくりと乳房をもみはじめ
た。彼女は「ああぁん」と身をくねらせて嬌声を上げ、供麒の手をつかんでさ
らに乳房を押し付けた。上半身を激しく振ってこすりつけながら、裳をへそま
でまくりあげて供麒のむきだしの腰にまたがる。
 やがて仁重殿の豪華な湯殿から、女たちの嬌声が響き渡った。女官たちは代
わる代わる供麒にまたがって何度も合体し、髪を乱して腰を、豊かな乳房を激
しく振り、主人への淫靡な奉仕を開始したのだった。

 麒麟の人型はおおむねすらりとしていると聞くが、供麒はがっしり型である。
見た目は朴訥な青年といった感じだが、体力だけはあった。夜ごと仁重殿の好
色女官たちを何人相手にしても疲れないどころか、むしろ欲求を発散できてス
ッキリ、といったほどの体力である。蓬山で、少年の頃から女仙らの奉仕に慣
れているせいもあるだろう。
 いちいち男を引っぱりこむ手間をかけず主が欲求を満たしてくれるとあって、
仁重殿の女官らは大喜び。例の出歯亀女官も、ついぞ火照る体を持て余すこと
もなくなった。たまに変わった味を楽しみたくて下吏を誘惑することはあるも
のの、供麒の巨根に奥まで突かれる激しい官能を知った身では、もはや他の男
などイモにしか見えなくない。いや、ごつごつした無骨なイモが股間にぶらさ
がっているなら、それに貫かれるのも一興だが。
 供麒は大抵は女官任せの騎乗位だが、それでも気分が乗ってくると後背位で
ガツガツ責めてくることもある。あの巨根に貫かれながら、大きな手で豊かな
乳房を激しくもまれ、夜ごと嬌声を上げる女官たち。
 そんな中、供王はいつも不思議そうに「あんたって女官受けはいいのよねえ」
と自分の麒麟に首をひねっているが、永遠に無垢な十二歳の少女には理解でき
ない世界かもしれない。

おわり

823:名無しさん@ピンキー
09/09/23 18:03:44 RKeW2Mge
GJ!!
乙でした!!

824:名無しさん@ピンキー
09/09/23 18:46:53 iw6qsiKq
久しぶりで嬉しい!おもろかったよgj!!

825:陽子×景麒
09/09/23 19:36:21 RKeW2Mge
陽子は、自分の胸に顔をうずめてすやすやと眠る景麒の頭を愛しそうに撫でていたが、
おもむろに窓の外の月を見やった。

「…綺麗な月だな。あちらでもこんな綺麗な月夜があった」


――こちらに来て何年になるだろう。

幾度元の世界に想いを馳せたか知れない。

あちらの世界の花に似た華を見つけたとき、
あちらの世界に似た習慣を見つけたとき
―両親が恋しくなったとき。

そうして心だけがここではない世界に漂っているとき、
悲しそうに自分を見つめる麒麟の気配も、
またそれとは違う心で感じている自分がいた。
そしてそれに、どことなく優越感を抱いている自分がいる事にも、
気付いている。

826:陽子×景麒
09/09/23 19:37:12 RKeW2Mge
「……醜いな」


陽子は自嘲的に呟いた。
思い出に浸り、他に想いを馳せる事でこの半身に嫉妬させ、
そうして景麒の想いを確かめているに過ぎないのかもしれない。

自分自身に嫌気がさす、溜息をつくと、
もぞ、と景麒が動いた。

「…あ、すまない。起こしてしまったか…?」
静かな夜の静寂を壊してしまうのが何故か惜しく、
囁くような声で半身に声をかける。
そんな陽子の想いを感じたのかそうでないのか、
景麒はふる、と一度だけ頭を振って陽子の柔らかな胸に強く頭を押し付けた。

そんな子供のような仕草にふ、と頬を緩ませ、
きゅ、と優しく景麒の頭を抱く。
しばらくの間、そうして窓の外から聞こえてくる虫の鳴く音に耳を澄ませていた。

827:陽子×景麒
09/09/23 19:37:44 RKeW2Mge
「……しゅじょ………」
これだけの静寂に包まれていなければ聴こえないほどの声で、
景麒が陽子を呼んだ。
「なあに?」
自分が出せる一番優しい声音で応えてやる。
すると景麒は顔をあげて、陽子の瞳を覗き込んだ。
月明かりに反射しているのか、景麒の瞳が潤んでいるように見えて、陽子の心臓がどきりと鳴った。


「……主上は………」
「うん……?」
「私の事が……、一番好きですよね………?」
くすっと笑って、「好きだよ」と答えた。髪を撫でると、もっと、というように擦り寄ってくる。
「…誰よりも…?」
「うん、誰よりも」
「……世界で一番ですか?」
「一番だよ」
景麒の想いに答えてやろうと一生懸命に優しい声音を出しているのに、
景麒の顔はあまり嬉しそうではなかった。
「本当の、本当に…、私が、一番ですか?」
「うん、景麒が一番だ」
ほう、と息をつく音が聞こえ、景麒の頬がやっと緩む。

828:陽子×景麒
09/09/23 19:38:09 RKeW2Mge
「では……」
「うん?」



「二番目は?」


二番目。
…二番目?


――― 今夜、あちらの世界でも、月は綺麗だろうか?



もう今となっては幻となった世界に想いを馳せた一瞬で、
景麒の穏やかな顔は消え去り、驚く程の速さで手首を捕らえられた。

829:景麒×陽子
09/09/23 19:38:45 RKeW2Mge
「……痛!!」
自身の全体重をかけ、景麒は陽子にのしかかった。

―許さない、赦さない、ゆるさない、ユルサナイ―――

自分以外のもの、それが人であろうが、物であろうが、失った故郷であろうが、
私以外のものに、貴方の心が一瞬でも奪われるのは、ゆるせない………!!
先ほどまで、貴女が月を見つめていた、私以外のものに心を馳せた、
それが、そんなことが、私の心を腐らせる。


景麒は陽子の細い手首を陽子の頭上で押さえつけ、
陽子の首筋に乱暴に痕を残していった。
彼女は自分のもの、自分だけのものだという事の印を付けていく。

830:景麒×陽子
09/09/23 19:39:10 RKeW2Mge
「け…、景麒…、待って……!」
そんな言葉など聞こえない。
自分を拒絶する言葉など、何も聞こえない。
そのまま自分の唇を胸元まで落とす。
心地よい滑らかな肌に自身の高ぶりが高まるのを感じた。

「はぁ……っ!」
ただ、至上に甘美なものを味わうように、陽子の胸元にひたすら舌を這わす。
景麒の唾液のせいか、月明かりを受けて妖艶に輝く陽子の乳房が、
ただひたすらに、狂おしい程に美しかった。
その上でつんと尖った桃色の突起を口に含む。

「……ん!」
可愛い声。
本当に可愛い声。
私のためにこの貴人が鳴いてくださる。

―常には私の事を考えては下さらない癖に。

831:景麒×陽子
09/09/23 19:39:40 RKeW2Mge
暗い情念に押し流されるまま、
景麒は陽子の下肢に手を伸ばした。
太腿を撫でさすり、そのままぬかるんだ女の場所に指をつ、と滑らせてみた。
「あっ!あっはぁ……っ、ん…、景…麒…」
陽子の甘い声に、頭の中でぼんやりと霞がかかっていくのを感じた。


ずぶり、と蜜のしたたる秘所に指を滑らせてみると、陽子の身体が跳ねた。

― 芥瑚、こい、って、何のこと?
自身の女怪に聞いた事があった。いつの事だったか……

「…あ、……っん、けい…っ」

832:景麒×陽子
09/09/23 19:40:01 RKeW2Mge
― まあ、景麒、そんな言葉をどこで?
― 女仙が言っていたの。ねえ、何の事?

乳房を乱暴に掴み、息を奪うように口付ける。

― そうですね……、私も恋をした事がないので女仙の受け売りですが…

「……しゅじょう……っ!」

― とても…、幸せな事、と、申しておりました……。

833:景麒×陽子
09/09/23 19:40:29 RKeW2Mge
嘘つき、嘘つき。
ちっとも幸せじゃない。

一人目の主で、恋に狂う人を知った。
二人目の主で、恋に狂うという事を、知った。

この人の全てが自分のものでなくては気が済まない。
この人の愛情全てが自分に向けられていなければ気が狂いそうになる。
一体どこが幸せなのだ。
ほとんど憎しみの塊のようなものだ。


思う心のままに、景麒は自分の猛りを陽子の中に突き入れた。
「ああん……っ!!」
卑猥な水音がして、それがまた景麒を高みに誘う。
「主上……っ!!」

834:景麒×陽子
09/09/23 19:40:50 RKeW2Mge
主を何度も突き上げ、身体を犯し、
激しい快感に巻き込まれていると、何故か泣けてきた。
終わらなければいいのに。
こうしている間だけは、本当に、彼女は自分だけのものでいてくれる。
だけど、誘われるから。
何度も、高みへ。
とろける様に繋がりあい、縺れあい、そうしている間だけは、彼女は、自分だけのものだから。

身体の中心から込み上げる何かに押されて、
頭の中で白いものがはじけて、世界が消えた。

835:景麒×陽子
09/09/23 19:41:45 RKeW2Mge
陽子のぐったりとした顔を見て、自分の胸に彼女を引き寄せた。
好きなのに、本当に本当に好きなのに、大切に扱えた試しがない。
罪悪感に目をそっと伏せ、陽子の柔らかい髪に唇を寄せると、陽子がゆっくりと瞼をあげた。

「……お辛いですか?」
陽子は苦笑気味に、「……そう思うんならもうちょっと優しくしてもらえると、助かるんだがな」
と言った。
陽子が冗談のつもりで言ったのだろうが、その言葉は景麒の胸にちくり、と突き刺さった。
景麒の表情を訝しげに見て、陽子は大きく溜息をついた。
景麒がますます身を縮ませた瞬間、陽子は腕を大きく広げ、景麒の頭を抱え込んだ。


「…しゅ、主上!?」
景麒は突然の主の行動に驚き、頭を上げようとしたが、陽子がそれを許さなかった。
「…景麒」
景麒は抵抗をあきらめ、「…はい」と返事を返す。

「…好きだ」

836:景麒×陽子
09/09/23 19:42:27 RKeW2Mge
景麒は戸惑うように震え、何も言う事ができなかった。
「……好きだ、好きだ、すごく愛しい、可愛い、可愛い、大好きだ」
「しゅ、主上……?」
「お前がいなくては生きていけない。お前が世界で一番だ。
好きだ、好きだ好きだ好きだ」
景麒は柄にもなく頬を染め、無理矢理陽子の腕から脱出した。
その瞬間、陽子の涙に濡れた頬が、視界に飛び込んできた。

「…なぜ、信じてくれない……?」

その瞬間、景麒は、息が出来なくなった。
喉元と、心臓をぐっと掴まれているようで、ひどく空気が薄いように感じた。

「蓬莱が、あちらが、懐かしいよ。恋しいよ」
ぐっと胸をつかれたが、それでも陽子の瞳にある何かを感じたくて、身動き一つしなかった。
「お母さんに会いたいよ、お父さんともう一度話したいよ」
陽子の瞳から、一筋涙が零れ落ちる。
「…お前に頼んだら、私を連れていってくれる。お前にはそれが出来る。
……でも、私は絶対頼まない!!ずっとここにいる!!
王だから、じゃない!私がいなくなったらこの国の人が困るから、とかじゃないんだ!!」


「……お前に、会えなくなるからだよ……」

837:景麒×陽子
09/09/23 19:42:52 RKeW2Mge
陽子は、ぐっと景麒を引き寄せた。
「さっき、泣いていたね…」
半ば独り言のように陽子は呟いた。
「私も泣きたくなる。お前が恋しくて、欲しくて、泣きたくなる、泣いてしまう」
景麒の震える肩を感じながら、陽子は続ける。
「景麒、でも私は、幸せなんだ。お前がいるから、幸せなんだ。
……お前は?」
景麒は、ゆっくりと顔を上げた。涙でぐしゃぐしゃになった顔を緩ませて、呟く。

「……幸せです…」

838:景麒×陽子
09/09/23 19:43:14 RKeW2Mge
どちらからともなく腕を伸ばして、今度はゆっくりと、時間をかけて愛を交わした。
頬を紅潮させた陽子が、瞳を潤ませて景麒を見上げた。
「……景麒、今夜は私ばかり言ってる気がする。
お前も……言え」

景麒はくすりと笑って、陽子の耳元に唇を近づけ、囁いた。
「……主上……、愛しております」

陽子の唇は三日月形をかたどって、景麒からの愛の印を待つ。


―― きっと今夜も、あちらの月は綺麗だろう。


だけど、私の半身と見る月の美しさには、きっと勝てない。


<完>

839:景麒×陽子
09/09/23 19:44:28 RKeW2Mge
怒涛の書き込み、失礼いたしました。
しかも途中まで、「陽子×景麒」になってたし……
お目汚し、失礼しました!!

840:名無しさん@ピンキー
09/09/23 20:15:37 742L5/Rg
おおっ! 
二つも投下がぁ~ もう投下なんて無いとおもっていたがぁ!!!!!
かんげきだぁ~!!!!!

ID:EqyT8oU3 乙乙乙であります!
ID:RKeW2Mge 乙乙乙であります!



841:名無しさん@ピンキー
09/09/23 20:39:39 In+zyRuY
今日は幸せだなぁ~!!gj!!!!

842:名無しさん@ピンキー
09/09/23 21:26:59 xlvGfbyN
GJ!本当にありがとう、激しく乙!
気分は秋祭りだぜ!

843:景麒×陽子(ギャグ編)
09/09/23 22:34:55 OCWihWJJ
エロパロ楽しい!ww
今度は景陽ギャグ編投下します。

844:景麒×陽子(ギャグ編)
09/09/23 22:35:33 OCWihWJJ
第一幕
☆★金波宮は、今日も平和★☆


「ん?」
新たな政策に取り掛かる連日の激務に追われ、
ようやく一息入れようと陽子が自分の房室に入った時、
きっちりと一枚の紙が寝台の上に置かれていた。
そこには達筆な文字で一言――。

『お読みなさい』

「……うっぜー……」
王宮にあるまじき悪態をついてしまった事に自分でも驚き、
誰もいない事を分かっていても、思わず片手で口をふさぎ周りを見回した。

溜息をつきながらもその折りたたまれた手紙(だと思う)を広げ、
近頃読むのに慣れてきたこちらの文章に目を通す。
そこには几帳面な文字でこう書かれていた。
※ あくまでも陽子なりの「翻訳」である。

『主上

拝啓
初秋の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。』

「どこの会社にあてる文章だよ!」
思わずツッコミが入る。

『さて、主上におかれましては、今年で御歳二十になられます。
恐れながら、主上はまだ、生娘でおられる』

そこで思わず陽子はむせ込んだ。


845:名無しさん@ピンキー
09/09/23 22:40:24 /gkAZHh8
wktk!!!

846:景麒×陽子(ギャグ編)
09/09/23 23:01:10 OCWihWJJ
『私は幾度も幾度も考えました。
私は主上から、主上が持っていた様々なものを奪いました。
しかし、私は貴女の女としての幸せまで奪った覚えはない。


二十歳というのは丁度良い区切りでしょう。
今宵、私の部屋までおいでなさい。
私の全てを賭けて、貴女に快感を差し上げます。


景麒(「敬具」とかけてみました。いかがですか?)』



「あほか―――!!」
今ほどちゃぶ台が欲しいと思った事はなかった。
星一徹並みのちゃぶ台返しを披露できたのに。

(…って違う!)と、心の中で自分に突っ込む。


意味が分からない。
何故か自分が欲求不満のように思われているだけでも不愉快なのに、
この手紙には、『おいでなさい』と書いてある。
勘違いするだけして、最後は陽子任せなのも意味不明だし、
『二十歳が良い区切り』というのもかなり意味不明だ。
何故シリアスな文章なのかも分からないし、
『女としての幸せ』イコール『性交の快感』なのもどうかと思う。
そして最後のギャグ(なのか?)に関しては…、もう何も言えない。
どこに突っ込めばいいのかどうかすら分からない。
『いかがですか?』とは、もちろん陽子に対する問答なのだろうが、
まずは自分自身に聞いてみて欲しかった。

(……しかし……)

自分の半身がここまで阿呆なのも気になる。
というか泣けてくる。

陽子は意を決し、房室を後にした。
自分の麒麟に、目を覚まさせるために。


<続く>

847:名無しさん@ピンキー
09/09/23 23:11:47 c6J4dNBN
ちょっとー楽しみじゃないかwww
どうなるんだw

848:景麒×陽子(ギャグ編)
09/09/24 22:11:31 lf/PJ8Ti
第二幕
暴走景麒 VS 頑張る陽子


「…と勢い込んで来たものの、どうしたものか…」

陽子は景麒の房室の前で立ち止まる。
どう言えば、景麒の矜持を傷つける事なく、
「お前はおかしい」という事を伝える事が出来るのか、それを考えていた。
単刀直入に言うのはさすがに可哀想だと考える。
― と、なると……

まず、伝えるべき事は要約して三つある。

①『私は欲求不満ではない。故にお前がやろうとしている事は間違っている』
②『万が一欲求不満だったとしても、とりあえずお前で済ませるつもりはない』
③『「景麒」と「敬具」を掛けても、全く面白くない、というか洒落にすらなっていない』


……③は不要か………

そして、問題なのは、それらをいかに伝えるかどうかだ。
選択肢は今の所三つある。

Ⅰ.優しく言ってみる。― 誘っているのだと勘違いされる恐れがあることを忘れてはいけない。
Ⅱ.遠まわしに言ってみる。― 言いたい事が伝わらない恐れがあることを忘れてはいけない。
Ⅲ.面白おかしく言ってみる。― 冗談だと思われる恐れがあることを忘れてはいけない。


「……『恐れ』ばかりだな……」
自分の発言に対する景麒の反応を想像するだけで、すでに疲れてきた。
しかし、偶に楽天的過ぎる考えに走るのが、陽子の美点でもあり、欠点でもある。
(まあ、何とかなるか)
そう思い、陽子は目の前の戸に手を掛けた――

849:景麒×陽子(ギャグ編)
09/09/24 22:12:10 lf/PJ8Ti
「…うわぁっ!」
開こうとしていたまさにその瞬間、目の前の戸は開かれ、
陽子の腕は何者かに掴まれ、房室に引き入れられた。
扉は陽子の後ろで閉まり、当の陽子は、自分より頭一つ分背の高い麒麟に抱きしめられていた。
景麒はあろうことかくすくすと楽しそうに笑っている。

「…け、景麒……?」
景麒は陽子の頬にゆっくりと触れ、陽子以外は誰も見れないような笑顔で彼女を見つめた。
「お可愛らしい方だ…」
景麒はますます目を細め、愛しそうに陽子に触れるが、
陽子は景麒の機嫌が良い事の意味が分からなかった。

「主上…、まだ、夜にはなっておりません」
「う…?うん、そうだが……」

景麒は更に機嫌よくくすくすと笑い、陽子の耳元で、そっと囁いた。

「…待ちきれなかったのですね」

陽子をぎゅっと抱きしめる。
陽子は一瞬言われた事が理解できなかったが、
その後すぐに思い当たる所があり、勢い良く景麒から離れた。

「そうきたか…、予想していなかった…」
景麒は一瞬きょとん、とした表情を見せたが、
すぐにふわりと表情を緩ませた。

「恥ずかしがらなくても、よいのですよ」
「いや…、違う。ちょっと私の話を聞け、景麒」
「恥ずかしがっているお姿も、お可愛らしいですが」
「聞けよ!!」
「そんな主上も好きです」
「聞けって…」

どうしたものか、とがっくりと頭を下げると、
ふわっと身体が浮かんだ。
見ると、景麒が陽子を抱え、寝台に向かってまっすぐと歩いている。

850:景麒×陽子(ギャグ編)
09/09/24 22:12:31 lf/PJ8Ti
「ちょっと待て―― !!」
「おや、寝台がお嫌なのですか?はじめての時はきちんとした場所が良い、と耳にしましたが」
「それ、誰に聞いたんだ?」
「浩瀚です」

(あんの狐、余計な事を!!というか何の話をしているんだよ!!)
そんな陽子の内なる悪態をよそに、彼女の身体は彼女の半身によって、横たえられた。
慌てて身を起こそうとするが、景麒がすぐに上に圧し掛かる。

「待て待て待て!!だから話を聞け、景麒!」
「ご安心を。私もはじめてです」
「う、えっ、そうなの?…って違う!どうでも良い!そんで服を脱ぐなー!
っていうかおかしいぞ、下から脱ぐな!!色気なし!何もそそらない!」

貸してみろ、と陽子は自ら景麒の服を脱がす。
されるがままに景麒は上着を陽子に脱がされる。

(……んっ?私は何をしているんだ?)

下から衣服を脱ぐ景麒に少しの苛立ちを感じたが、
それとは違う何かを感じて、思わず手を出してしまった。

何気なしに景麒を見ると、脱がした衣服の襟元に髪が少しだけ引っかかり、
乱れ髪が紅潮した顔を少し隠している。

(……色っぽい………)

思わずごくり、と陽子の喉がなった。


851:名無しさん@ピンキー
09/09/24 22:33:32 wDmUk46G
おおっ! またまた投下でありますか~
GJ!であります。乙であります。感謝感激雨霰であります。

盆と正月とクリスマスが一緒にきたようなもの
こんなに投下があるのなら民主党を恫喝して
来年もシルバーウィーク作ってもらわないとw

852:(いつの間にか)陽子×景麒
09/09/24 22:35:10 lf/PJ8Ti
第三幕
目覚めた女王


「……お前……、何か……、良いな」
「何がですか?」

(考えた事なかったけど……)

よく見れば景麒は良い男である。
というか、よく見なくてもかなりの美青年なのだが、
何しろ行動と言動がそれを全て覆い隠す。
だから気付かなかったが……

陽子の中で今まで眠っていた何かが、むくり、と起き上がったのを感じた。

「…よし、分かった」
「はい?」
「今日だけだぞ」

そう言うやいなや、陽子は勢いよく景麒を押し倒した。

「しゅ…、主上!逆です!何かが著しく逆です!」
「いや、私は形には捕らわれない性質だ!よかったな!」
「何がですか!?」

混乱の景麒をよそに、陽子は次々と景麒の衣服に手を掛けていった。
主上、と言おうとした景麒の顎に指をあて、
彼の髪をかき乱しながら乱暴に口付けた。
唾液を送り込むと、ちゅる、と水の音がした。
舌を差し入れ、お互いのそれらが絡み合ったとき、
彼自身が高ぶったのを感じた。

「…ふふっ、獣め」
口の周りをてからせ、陽子が妖しく嗤った。
じっと景麒を見つめると、彼の唇が、音なく、もっと、と象った。
彼の顔に唇を近づけると目を閉じたが、
後一寸の所で止め、耳元に息をふっと吹きかけ、
同時に肌着の合わせ目から差し入れた手で彼の胸の小さな突起を軽くこすると、
びくんっ、と身体を震わせ、顎を反らせた。

陽子はその様を見つめると、くすり、と笑う。
「…お前の全てを賭けて、私に快感を捧げるんじゃなかったっけか?
何でお前が感じてるんだよ」
「しゅじょ…」

陽子はつ、と指で彼の鎖骨をなぞる。
そして、景麒の唇の横に彼女のそれをぴたりと付け、
「…欲しいか?」と尋ねた。

853:名無しさん@ピンキー
09/09/24 22:37:52 lf/PJ8Ti
また明日続きかきます。
半端ですみません。

854:名無しさん@ピンキー
09/09/24 22:42:26 tuVgOY8x
ありがとうー!!!
明日も楽しみにしていますww

855:名無しさん@ピンキー
09/09/24 23:47:59 uDHDZtYU
君のギャグセンスに爆笑した、
もしかして銀魂とか見てないんですか?
ボケッツッコミがすげーウマイ

856:名無しさん@ピンキー
09/09/24 23:53:35 7FvJO51D
陽子が延麒に乳房を掴まれる話は萌える?

857:名無しさん@ピンキー
09/09/25 16:45:22 qtt6DX/1
856< うん、ちょっと萌えるね
無邪気に抱きついただけなのに滑ってみたいな?


858:名無しさん@ピンキー
09/09/25 19:56:53 G/yNrcvz
おおっ! つづきWakuteka

859:名無しさん@ピンキー
09/09/25 21:14:55 5GOqD88w
>>857
陽子は延麒を殴るの?

860:名無しさん@ピンキー
09/09/25 23:02:46 yA8Tp5WT
新作が近いと職人さんもイッパイw

861:名無しさん@ピンキー
09/09/25 23:20:29 /2k9EWxo
まだかなまだかな~。

862:(いつの間にか)陽子×景麒
09/09/25 23:31:03 w9aUpUbJ
第四幕
ますます暴走景麒 VS 引き気味陽子


景麒はもう何も考えられない。

「…なあ、景麒、もう一度聞く。私が、欲しいか?」

― 欲しい、です、欲しい、欲しい欲しい!!!
景麒は自身の欲望を眼差しに込めて陽子を見つめた。
しかしそれが災いしたのか、陽子は急に身体を景麒から離し、
一言だけ言い放った。

「やーめた!」

その一言に景麒は一瞬だけ思考が凍りつき、その後がばり、と起き上がった。

「えええー!?しゅ、主上、それはあんまりです!!」
「だって、『欲しいか?』って聞いたのに、何も言わなかったじゃないか」
「しゅ、主上、ほら、『自身の欲望を眼差しに込めて』って書いてあります!上の方!」
「あほか!情景描写に頼るな!っていうかそれは言っちゃいけない約束!」

 彼らがすれ違う理由。
 それは彼らの性格にあった。
 何も言わなければ何も伝わらない陽子。
 眼差しと眉間の皺と溜息の数に全てを託す景麒。

そして陽子は景麒と言い争う内に、冷静さを取り戻していった。
(あっぶなー!!何ださっきの私は!!)

先ほどの自身の行動を思い返して陽子は一人赤面した。
それを何と勘違いしたのか、景麒は懲りずに陽子に接近して行く。

 彼らが歩み寄れない理由。
 それは彼らの性格にあった。
 何も言わなければ何も伝わらない癖に、何も言わずとも何かを相手に感じ取らせる陽子。
 眼差しと眉間の皺と溜息の数に全てを託す癖に、相手からは全く違うものを読み取る景麒。

863:(いつの間にか)陽子×景麒
09/09/25 23:32:38 w9aUpUbJ
「…主上」
「んあ?」
「はっきり言って差し上げましょう」
「ん?」
景麒はにっこりと笑い、陽子に近づいた。
「私は、貴女が欲しい」
「あ、そう」

陽子のそっけない返事にもめげず、(というか気付いていない)
景麒はばったり、と大の字になって寝台に寝転がった。
「さあ、主上!」
陽子はいきなり情けない姿勢で自分を呼ぶ景麒に、びくっと反応した。
「どうした!ついに気が狂ったのか!?」

「どうぞお気の済むまま、私を自由になさい!」
「え!?」
「さあ、煮るなり焼くなり撫でるなり舐めるなり縛るなり苛めるなり、お好きに!!
私はそれを甘んじて受けましょう、それが貴女の愛ならば!」

景麒は、完全に酔っていた。(酒にではなく自分に)
陽子は、これ以上相手をしていたら自分の方がおかしくなる(既に先ほどおかしくなりかけていた)と思い、
無言のまま房室を後にしようとした。

864:(いつの間にか)陽子×景麒
09/09/25 23:32:58 w9aUpUbJ
すると、後ろからすすり泣く声がする。
「しゅ、主上…。途中までお相手をして下さったのに……」
確かにそれは事実なので、陽子は罪悪感に戸の一歩手前で立ち止まった。
「景麒……」
「放置、ですか」
景麒は放心状態だ(大の字のまま)。
「景麒…、あの…」
「それも良い………」
「え?」
呟く景麒の声は小さく、陽子は思わず聞き返した。

「放置もまた良い趣向だ、と申したのです」
「はい?」
「酒は寝かすと美味ですからね」

ふふっ、と不気味に笑う景麒に、陽子は後ずさった。
『お前は酒ではないぞ』と突っ込もうとしたが、
あまりのポジティブシンキングにもう何も言えなかった。
というか恐ろしくて声をかける事ができない、というのが本音である。

陽子は意を決して戸に手を掛け、部屋を後にした。
出際に聞いた、「放置もまた、貴女の愛なのですね」という台詞の意味を考えないようにしながら。




(……しかし、何だったんだ、さっきのは)
まるで自分の手が別の生き物かのように、景麒の着物を剥ぎ取り、
意識しなくとも身体はぴったりと景麒に寄り添った。


真の変態として道を歩み始めた景麒、
それと同時に、
真の女王が目覚める兆しを見せた。

二人の道が交差する日は、近い ―――― のかもしれない。


<完?>


865:名無しさん@ピンキー
09/09/25 23:35:48 w9aUpUbJ
終わりです。
ああっ、構成がめちゃくちゃですみません!
エロ少ないし。
次はきちんと考えてから投下します。

今度はきちんと陽子が真の女王として目覚めた
エロい話書けるようにしますね。

866:名無しさん@ピンキー
09/09/25 23:42:55 /2k9EWxo
gj!!!ギャグウケますたw
えろ分はまた楽しみにしてますw

867:名無しさん@ピンキー
09/09/25 23:53:52 w9aUpUbJ
台詞のみ景麒×陽子劇場

「景麒、しりとりしようか」
「尻、取り、でございますか…」
「あれ、もしかして、知らない?しりとり」
「知りませんが、想像で…何となく…」
「そうか、じゃあ、お前からな!」
「わ、私から!?」
「だ、駄目か!?」
「い…、いえ…、本望ですが…、それでは遠慮なく……」
「遠慮って、大げさな…、って、うぎゃ― !!!何するんだ馬鹿!」
「主上が仰ったのではないですか、尻取り、と」
「な、何を言って…、あ…、そういう意味で!?」
「さあ、主上、もう一度!」
「あ!やめっ、やめろー!!」
「良いですね、しりとり!!」
「うっさいボケ!!ほんとにボケ…、あ、いやぁっ!」
「うん、良いお声です!」
「やかましい!」


何をされたかはご想像にお任せしますww
と言っても1パターンしか思いつかんがw

868:名無しさん@ピンキー
09/09/26 13:08:21 7I0skeCz
GJ!であります。真の変態と真の女王w

869:名無しさん@ピンキー
09/09/26 13:26:52 EMmnaHTt
>>867色々想像してニヨニヨw
GJ!

870:名無しさん@ピンキー
09/09/26 13:59:05 6oTV5bw2
859>> うん~六太君の頭を抱きしめる形になると思うよ(望むかも)もふもふみたいな~


871:名無しさん@ピンキー
09/09/26 23:10:54 7OJqlPrl
投下イッパイダ~ みなみなさま乙であります

872:名無しさん@ピンキー
09/09/30 00:10:41 3x0YUnti
ほっしゅっしゅ。

873:名無しさん@ピンキー
09/09/30 23:20:12 +i4ya/7g
よぉーし、
景陽SS書き込むぞー!!

874:桜舞い散る下で(景麒×陽子)
09/09/30 23:21:35 +i4ya/7g
 翡翠の瞳が舞い散る花びらを追い、その花びらと同じ色をした唇が微笑を象るのを、
景麒は時が経つ事も忘れじっと見ていた。
吹く風が彼の人の髪を柔らかく誘い、それを受けて細く長い指が紅の髪を梳く。
その指が自分の髪を梳く様を思い浮かべて、
景麒は頬を染めた。

「…景麒?」
 密かに主を眺めていたのだが、見ているうちに気配を絶つ事を忘れてしまったのだろう、
陽子がこちらを見て声をかけてきた。
「いるんなら声をかけてくれたら良いのに」
小首を傾げて微笑む様がどうしようもなく可愛くて、
景麒は直視できずに視線を逸らした。
その様子をおかしく思ったのか、ゆっくりと近づいてきて、
間近で景麒の顔を覗き込んだ。

―― あまり不用意に近づかないで欲しい。

近くにいるだけで触れたくて仕方がなくなってしまったのはいつの事だったか、
もう思い出す事も出来ない。
それほど長く密やかに、そして熱く主の事を想い続け、見守り続けてきた。

赤くなっているであろう己の顔を見られる事が恥ずかしく、
景麒は顔を背けた。
景麒の様を見て苦笑した陽子は、少し景麒から距離を置く。
それに景麒は少し寂しくなり、
同時に矛盾した己の心に自嘲気味に唇を歪めた。

「……綺麗だと思わないか」
景麒が顔を上げると、陽子はまた花の方へと顔を向けていた。
その先には満開の桜。
狂ったように咲き、惜しげもなく花びらを散らしている。
「…綺麗ですが、少し、恐ろしいような気もします」
場違いな感想に陽子は景麒の方をぱっと見て、
それから少し考えるように瞳を揺らした。
「…そうだな…、そう言えば蓬莱にはこういう話があった」
「それは?」
陽子は悪戯っぽく笑う。
「桜の花が紅いのは、その根元に死体が埋まってるからだって」
それを聞くや、景麒は思いきり顔を歪め、そして盛大な溜息をついた。
「……趣味の良い話とは思えませんね」
戻りましょう、と踵を返すと、後ろから声がかかった。
「おい、もう少し花を楽しもうとか思わないのか?」
その呼びかけに立ち止まると、続きをこの世で最も美しい声が紡いだ。

「…せっかく綺麗だから、お前と一緒に見たかったのに」

875:桜舞い散る下で(景麒×陽子)
09/09/30 23:22:17 +i4ya/7g
それを聞いて、何故か心に浮かんできたのは喜びではなく、怒り。
胸の奥からむかむかとする感情が渦巻いて、景麒は眉間に皺を寄せ、後ろを振り向いた。
「な、何だ?」
「何だはこちらの台詞です」
発した声は自分でも思いのほか冷たく、怒りを含んでいた。
「何だよ、怒らせるような事を言ったか?」
翠の瞳は純粋に困惑を含んでいる。
他意が無く無邪気に好意を寄せると言うのは、
時に残酷である事を彼女は知っているのであろうか?
「…では聞きますが、何故私と桜を見たいと?」
「な、何でって、特に…、何となく…」
「私とだけ桜を見たいと?」
「う、え?あーいや、うーん、鈴とか祥瓊とかとも一緒に見たけど……」
「ほら」
切り捨てるように短く言葉を吐く。

― 私とでなくても良い癖して。
   私に対する想いなどその程度の癖に。
   私は貴女とじゃないと嫌なのに。

「何が『ほら』だよ」
「別に何でもありません」
気がつくとずいぶんと自分勝手な事を言っていると思ったが、
後にはひけなかった。
陽子は唇を尖らせて自身の頬を指でとんとん、と軽く叩いた後、
何を想ったか彼女はにっこりと笑った。

「じゃあ、ひとつ教えてやろう」
訝しげに眉根を寄せると、相反して彼の人の笑みは深くなる。
「お前と桜を見たいと思った理由、『何となく』、じゃない」

景麒が首をかしげると、恥ずかしげにはにかんだ。
「私があちらにいた頃の、ささやかな夢だけど…」
そして翡翠の瞳がそっとそらされる。

「好きな人と、桜の木の下で、口付けしてみたかったんだ」

そう言った彼女の頬は桜色に染まり、
眩暈を起こしそうなほど、可愛らしかった。


876:名無しさん@ピンキー
09/09/30 23:23:01 +i4ya/7g
続きます。

877:名無しさん@ピンキー
09/09/30 23:39:06 ONRic0e9

でもsageてね

878:名無しさん@ピンキー
09/09/30 23:52:29 +i4ya/7g
もういっちょ!

879:桜舞い散る下で(景麒×陽子)
09/09/30 23:53:33 +i4ya/7g
 触れたら消えてなくなりそうな気がして、
景麒は陽子に近づいたまま、しばらくじっとしていた。
数十年ずっと大事に大事に想ってきた愛しい人が、
急に手に入ってしまった。
もったいなくて、でも早く触れたくて、
そんなもどかしい気持ちをもてあました。
すると、不安気に陽子が景麒を見上げた。
潤んだ瞳をして、
「…迷惑、だったか?」と聞いてくる様はそれは愛らしく、
景麒は我慢できずに、世界の全てから陽子を覆い隠すように
強く強く抱きしめた。
掠れた声で己を呼ぶ声が微かに聞こえ、それが景麒から理性の全てを取り去った。
地面に強く陽子を押し倒し、貪るように口付けた。

陽子は驚いたように身を硬くしたが、
そんな事に構う余裕など景麒にあるはずもなかった。
柔らかな感触を自身の全ての感覚で味わい、
それから舌で陽子の唇をこじ開けた。
彼の手は吸い寄せられるように陽子の胸元へと降り、
膨らみを感じると、やわやわと揉みしだき始めた。
「…ん!」
陽子の身体に抵抗する力が生じたが、
舌で舌を絡めとり、唾液を混じらせるように口付けると、
だんだんと陽子の身体から力が抜けていった。

そっと唇を離すと、薄い透明なものに覆われた
美しい翠の瞳と目が合った。
彼女の細い肩は微かに震え、
景麒がふっと耳に息を吹き込むと、びくん、と身を縮まらせた。

「…主上」
自分で出せる一番優しい声音を使って、景麒は陽子を呼ぶ。
「な、に」と、普段の凛々しい姿からは想像も出来ないようなか弱い声で返事が返ってくる。
「…愛しております」
翡翠の瞳が見開かれて、それからぽんっと紅くなった。
(こんな姿は他のどの男にも見せられない)
そんな事を思いつつ、景麒は言葉をつなげた。
「貴方と出会い、王として貴方を向かえた。
私は麒麟だったし、予王との事もあった。
…しかし、ただ主に仕える麒麟でいるには、……貴女は美しすぎた」
景麒はすっと陽子の唇をなでた。
「ずっとずっと触れたくてなりませんでした。
…今日、貴女がお許しくださったのです」
景麒は陽子の耳に口を近づけ、囁いた。
「もう、貴女は私から逃れられません。
逃がすつもりはさらさら無い。
― 後悔なさいませんよう」


880:名無しさん@ピンキー
09/09/30 23:56:50 +i4ya/7g
今度こそ続きます。

881:名無しさん@ピンキー
09/10/01 07:15:00 pHUzQgxb
gj!!!
続きwktk待ってます!

882:名無しさん@ピンキー
09/10/01 23:59:23 ZnXCD6pR
続き、いきます!

883:桜舞い散る下で(景麒×陽子)
09/10/02 00:00:57 ZnXCD6pR
「景…っ!」
陽子が己の名を紡ぐ前に、景麒はまた陽子の唇を塞いだ。
ずっとずっと、こうして唇を合わせる事を夢見てきた。
想像を遥かに超えた甘い味に気が遠くなりそうだった。
桜の花びらが敷き詰められた地面は思ったよりも柔らかだったので、
景麒は自身の体重を掛けて陽子を拘束した。
陽子の頬は桜と同じ色に染まり、
唾液で濡れた唇は艶やかに景麒を誘った。

景麒は陽子の額、耳、頬、そしてもう一度唇に長い口づけをして、
今度は顎、そして首筋へと自身の唇を移動させていった。
陽子の腰を抱いている手とは反対側の手で、
陽子の帯を解く。
しゅるり、と衣擦れの音がして、その音にすら羞恥に耳まで染める陽子が
ただひたすら愛しかった。
幾重にも重ねられた服が取り払われ、
陽子を肌着一枚にした所で景麒は動きを止め、
今度は自分の服に手を掛けていった。
自身も絹の薄い衣一枚になった所で、
景麒は陽子の身体を隅々までまさぐりはじめた。

胸から、腰、背中、太腿にかけて、まるで測量をするかのように丹念に触れていく。
すると、「は…っ」と陽子の口から溜息とも喘ぎとも判別つかないような声が漏れた。
自身の声に驚いたように慌てて口をふさぐが、
しかし深くなっていく息は隠しようもなかった。
その気配をうっとりと感じながら、
景麒の手の平はまた陽子の胸へと戻っていく。
肌着の上から柔らかな膨らみを揉みしだくと、陽子の吐息が更に深くなった。
少し手の位置をずらせば薄い布に皺を寄せる突起が見えた。
景麒は悪戯心を起こし、優しく「主上」と呼んだ。


884:桜舞い散る下で(景麒×陽子)
09/10/02 00:01:54 ZnXCD6pR
「なに…?」
「ほら、ご覧下さい」
「何を…?」

景麒は陽子の手をとり、先ほどの突起に指を触れさせる。
途端に大きな瞳を更に見開かせ、それから顔に血を昇らせた。
衣の上からでも分かるような、硬く大きくなっているそれを信じられないような顔で見、
それから顔を勢いよく逸らせた。

「やだ…!」

その様に景麒はくすくすと機嫌よく笑い、それから今度は自身の指で擦るように弄った。

「あぁ…っ」

可愛らしいその声がもっと聞きたくて、
少し力を加えてこりこりと触った。
次第にそれだけでは足りなくなり、
乳首を弄る手はそのままに、自身の唇はもう一つの突起へと近づいた。
そして口に含み、下でしごく様にいじくる。

「やぁっ!あ、ああん!」

瞳に涙をためて、ひとつひとつに反応する様を見て、
景麒は本当に幸福な気持ちになった。

「…これだけでは足りないのでしょう?」

そして景麒は勢いよく陽子から全てを取り去り、また自身の服も脱いだ。


885:桜舞い散る下で(景麒×陽子)
09/10/02 00:03:09 ZnXCD6pR
陽子の目ははたと下の位置で止まる。
そこで彼女の思考は止まってしまった。

「いやらしい方だ…」

陽子はしばらく呆然としていたが、言われた意味を理解したのだろう、
ぱっとそれから目を逸らす。

「おや、そこまで見たのですから、きちんとしていただけませんと」

陽子はなるべく下に目を遣らないようにしながら、
「するって、何を…?」と聞いた。
すると景麒はらしからぬ笑みを浮かべ、
先ほど陽子に彼女の乳首を触らせたように陽子の手を取り、
自分の猛りを握らせた。
途端電流のような痺れが背筋に走ったが、
それを表面には出さないようにする。
硬直している陽子の耳に近づき、
「こう、するのですよ」と呟く。
自分の男根を握っている陽子の手を上から押さえ込み、
上下に動かす。

「け、景麒!」

咎める声には耳を貸さず、どんどんと激しく双方の手を動かしていく。
その内に景麒の息が荒くなり始め、「ふ…っ」と艶かしい喘ぎが漏れた。
陽子は未だ戸惑いを含んだ顔で、おずおずと、
「景麒…、これが良いの?」と聞く。
紅潮した顔で頷くと、陽子は「景麒、手を離して。自分でやるから」と恥ずかしげに言った。
言われるままに手を離すと、陽子は慣れない手つきで景麒の猛りを捏ねる様に握り始めた。
自身で動かしていた時とは全く違う感覚に、景麒は爆発しそうな声で

「ああ、主上!あ、あ、良いです!もっと!」

と叫んだ。

886:桜舞い散る下で(景麒×陽子)
09/10/02 00:03:45 D864uaKu
それを受けて陽子は今度は景麒の肉棒を口に運び、丹念に舐め始めた。
ちゅうちゅうと音をたてて吸ったり、舌でしごいたりしながら、陽子は景麒を愛した。
ざらざらとした舌の感覚に、景麒の意識が遠ざかっていく。

「ああ、う、ああああっ、主上!もう、これ以上は…!」

景麒は意志の力で陽子から離れ、今度は陽子の足を肩に担ぎ上げ、
愛しい人の秘所を目にした。
途端に悲鳴のような声が聞こえる。

「やだ!景麒!見ないで!見ないでぇ!」

そうして腰を振る様は誘惑としか言い様がなかった。
細い腰が揺れるたびにたぷたぷと乳房が揺れ、
密やかな場所を見られる羞恥の為か、ひくひくと割れ目が動く様が何とも言いがたい。
艶やかに濡れた蜜壺に一本だけ指を入れて、
わざとぴちゃぴちゃと音を出してかき混ぜる。
途端にその場所から大量の蜜が溢れる。
それを満足げに眺め、
「主上がこんなにいやらしい体をされているとは思いませんでした」と囁く。


887:名無しさん@ピンキー
09/10/02 00:04:14 D864uaKu
すいません、またも続きます。

888:名無しさん@ピンキー
09/10/02 13:24:17 a23+Q9o5
支援
     ,、
     V\
     ヽノ\ ,..-:::::-..、   ,..、
    _  ,.ゝ、ノ>::::::::::::::::\/ i   _
    !,>'::::::' ̄::::::::::::::::::://! / / `i
    i::::;.'::::;::::::::::::::::::`く/.:.//,/  ,イ        _
    !:::|:::::;!、:::::::ヽ、::::::::`:;彡':ヾo_ o'゙d   __,,. ''゙゙ )
     ):゙i、_:ゝヽ-―,=ニ;,゙´ヽ::::::、-'Oo"´ ̄     /
   く:;/       i i'/∧  i:::;:::_> / Oo _o-'O
    i         ヾク,ソ  'へ-'7   O_O_,∠._
    l            ,    /    O,Oャ-ミヾ、
     ヽ、     ノ/         ̄ ̄  i ノノ:j
        ` ー一7´                 ,! ;'(:::(
           !               v' ヾヾニ‐-、
          人              ヽ   >-;::i::i
           ;'   \_/   ,_,,. ‐'ヽ、   l  (::::‐'::::;ノ
           ヽ、 ::/   / `ー、:::::〉   ,'   `ー‐'゙
           \_|     |     ヽ/   /
             |    i    '、_,ノ
             `ー-‐′

889:名無しさん@ピンキー
09/10/02 18:51:21 vWZl/kGB
可愛い支援だw
そんなわけで続きをwktkですw

890:名無しさん@ピンキー
09/10/02 20:11:10 fUGaXEf6
おおっ! 愚作でも新作が出たらこのスレにも投下がイッ~パイ
GJであります。とてもとてもGJであります。Wakuであります!



891:名無しさん@ピンキー
09/10/03 11:23:28 7USI8mi1
なかなか景麒がテクニシャンw
続き待ってます

892:名無しさん@ピンキー
09/10/06 21:59:11 obZAJOtI
続き待ちほ

893:名無しさん@ピンキー
09/10/10 00:10:08 e2SSRW7J
ほっほ

894:名無しさん@ピンキー
09/10/11 01:04:38 M+E2t0XX
ほほう~

895:名無しさん@ピンキー
09/10/11 23:25:35 5QS51lxv
ほうほう

896:名無しさん@ピンキー
09/10/12 00:44:34 NWrCW9wk
静かな湖畔の森の陰から♪

897:名無しさん@ピンキー
09/10/12 11:21:19 n7yoLdT6
もう起きていかがと○○コが勃つ~♪

898:名無しさん@ピンキー
09/10/12 23:11:01 0sr2OzTD
ほも~ ほも~ ほも・ほも・ほもっ

899:名無しさん@ピンキー
09/10/13 20:45:47 HVsh3vco
はパス

900:名無しさん@ピンキー
09/10/15 22:37:57 5S4D/IJg
900毛"

901:名無しさん@ピンキー
09/10/19 22:52:33 kzbZSAkL
ほっほっほ

902:名無しさん@ピンキー
09/10/23 23:01:35 Jrj8HcWn
続きまだかなあ保守。

903:名無しさん@ピンキー
09/10/27 01:34:08 B5VhEnFl
新刊でたのに伸びないね

904:名無しさん@ピンキー
09/10/31 19:12:24 CJcUo3VL
新刊ではなく新作だと言う突っ込みも無い程荒廃してしまったのか・・・

905:名無しさん@ピンキー
09/11/02 15:22:24 IwXl0mQX
珠晶と泰麒が好きです

906:名無しさん@ピンキー
09/11/02 16:55:41 +4qsHUua
長生きスレだねー

907:名無しさん@ピンキー
09/11/02 22:45:00 RQ+fpYpu
>>904
とゆーより、大幅規制がかかっていた所為かと思われ。
やっと解除されたorz

新作カマーン!!!

908:名無しさん@ピンキー
09/11/07 13:38:05 bcrYtjPA
>>905
ロリショタ好き乙

909:名無しさん@ピンキー
09/11/10 20:57:23 aje00EZC
ほしゅ

910:629
09/11/11 00:55:04 ABXjVq/C
しかし、新刊読むと仙籍に入れて凌遅とか、漏れと同じ発想の主上でわろたwww
俺が陽子だったら、政教や商工、謀反を起こした近人などは簡単に死なないよう仙に封じた後、
数カ月かけて凌遅数万刀でイジメ殺してやるのになwww
常世にも凌遅の刑罰があった事は驚いたが、向こうは仙があるからよりエグいことできそうで垂涎wwwwwwww

911:名無しさん@ピンキー
09/11/15 21:04:05 i5ascOe8
なんとなく幽遊の痴皇の末路を思い出した。

912:名無しさん@ピンキー
09/11/16 01:53:54 DtOnpUtr
>>629続き

「主上」
景麒が、陽子に詰め寄った。険しい表情だ。
「―あまりにも惨すぎます」
「なにがだ?」
陽子はとぼけた貌で、薄ら笑いすら浮かべる。
「あの下手人たちへの処遇です」
陽子は黙って聞いている。
「いくら悪人への処置とはいえ、あまりにも度を越しています」
「景麒」
「は」
景麒が陽子に応えて顔を寄せた。
「ぶぐっ」
その顔を陽子の拳が殴りぬいていた。
「知った風な口きくんじゃねえよ、ダボが」
鼻血を出して蹲る景麒にぺと唾を吐きかけると、陽子は言い捨てて去った。
「あいつらは、あと百年かけてイジメ殺してやるんだ♪」

「あれ以来、大輔は熱を出しておられる」
白髯の老人が苦々しく吐き捨てる。
冢宰の礼服を着た壮年の男性が頷いた。
「麒麟は固仁獣。主上のやりようを受け、病んでしまったのでしょう」
園甫と浩瀚は、陽子の「御乱交」に対する定例会議を開いていた。
陽子の治世に問題があるのではない。
即位後二十年、慶の国政は軌道に乗り、社稷の礎石はしっかりと築かれていた。
このまま行けば、少なくとも後百年は赤王朝は揺るぎない。それが衆目の一致する所だった。
だが―
「このままでは大輔は失道される」
園甫が絞り出すように呟いた。
蘭玉を殺めた下手人を捉えてから17年、陽子は以来下手人たちを仙に叙してひっきりなしに拷問を加えている。
本来、この様な無道を止めるべきはずの女史や女御もこれに加担している。
浩瀚たちはそれとなく諌めるのだが、陽子は聞く耳をもとうとしなかった。
「儂かて蘭玉を殺めた悪漢どもじゃ。憎くないと言えば嘘になるが……」
「主上は慶にとって千年に一度の逸材と思っておりまする。このような事で、失道するのではあまりにも……」
二人は顔を見合せ息をつく。
方法は一つしかない。
「殺るか―」

ギギと音がして、その房間の扉が開かれた。その何重にも施錠された分厚い鉄扉は、
常世と地獄との境目であった。その軋む音がする度に、中の囚人たちは絶望にむせび泣くのだ。
「あひぃ……もう殺して」
「殺してやろう―」
男たちは、入ってきたのがいつもの嗜虐者でない事に気づいた。
「主上の勅命である。貴様ら六名、昇鉱に加担して罪なき生民を殺めた罪により、斬首いたす」
その瞬間、男たちは涙を流した。歓喜の涙を。
「ほんと? ほんとに殺してくれるの?」
浩瀚は黙って頷く。
数名の兵士が剣を抜き、鎖に繋がれた男たちの前に立った。
「嬉しい! 早く、早く俺を殺してええええええええええっ!!」
歓喜にむせび、号泣しながら叫ぶ男たちは、皆目玉を抉られ眼窩がからっぽで、
手足もなく、体中至る所が損壊されて創と骨皮をさらし、陰部には陰湿な責めの痕があった。
「早く、早く俺を……」
「慌てるな、主上の命だ……」
「―へえ、そんな命令、初耳だ」
慌てて、振り向く。そこには禁兵を率いた陽子の姿があった。
冬器の白刃が浩瀚たちに向けられる。
「浩瀚、貴様は私の寵を良い事に専横の振る舞いに出た。許せん。この男どもと同じ刑に処す」
「しゅ、主上……!」
「引ったてい!!」

913:名無しさん@ピンキー
09/11/21 14:46:00 2YzP1ZXV
おおっ! >>912 続き投下乙であります。GJ!であります
規制解除直後にパソがぶっ壊れて今日までスレにこれんかった

914:名無しさん@ピンキー
09/11/22 16:27:43 7bSpw0Yg
この後どうしようか、陽子が実は重度のレズで蘭玉で毎日オナってるから、
ここまで狂気に至ったとか設定しようか。かそってるし、
もう埋め立てだから好きにしていいよね。

915:名無しさん@ピンキー
09/11/22 20:01:04 Tt7RmKrI
>>914 許す
埋めたてでなくとも職人さんの自由です

916:名無しさん@ピンキー
09/11/22 23:03:33 +ypc8+P8
ここまできたらいっそ好きにやっちゃってくださいw

917:名無しさん@ピンキー
09/11/24 01:12:01 cRgkMqKc
>>912続き

自分があの子にこんなに執着してしまったのはいつからだろう。
初めて会った時から気にはなっていた。
其の境遇と為人を知る裡に愛着が生まれたようだった。
そして、―失って、自分の愛着の本当の意味を知った。

「蘭玉……」
金波宮の燕朝、奥深く、陽子の寝室。
陽子は一人寝台に横たわっている。人目を気にする必要のない休息時、
半裸で寝そべり、その肌理の細かい柔肌を灯火が橙色に照らしている。
いつしか、こうして蘭玉の笑顔を胸に浮かべる事だけが、陽子の秘やかなそして唯一の慰めとなっていた。
今の自分だったら、たぶん迷わない。
蘭玉に想いを打ち明ける。
この胸の狂おしい時めきを。
彼女への強い衝動を。
たぶん女の子としてまともな彼女は拒絶するだろうが、それで構わない。
そうして心の靄を取り除きたかった。
でも、それも永遠には果たせない。―あいつらが、彼女を奪ったから。
「ごめん、助けられなかった……守れなかった……」
陽子は、その雄々しい王業を肇める嚆矢となった内乱に参戦した后、
靖共・呀峰ら大逆の一味を、暁天で衆人環視の下陵遅刑にかけた。
無論、仙籍にある者は身分を解かず、無冠の者は改めて仙に叙して。
処刑は三十日間に及び、三万刀を超す切り刻みの末、激痛のため自死し、
すっかり脳が委縮してしまった呀峰らが息絶えたとき、陽子は今のように、改めて涙を流した。
寸刻みの肉はその場で火考肉(やきにく)にして、民衆に配り、怨恨極まる両州の生民が其の血肉を食らって憂さを晴らし、
残骸は人糞に混ぜて狗の餌にして、それでも陽子の悲しみは尽きなかった。
その晩陽子は初めて蘭玉で自分の躰を慰めた。

(陽子)

(陽子、今晩は帰らないんでしょ?)

(良い人によろしくね!)

涙が、溢れてくる。
偶に気まぐれで桓魋や夕暉に伽をさせ、身を任せる事もあったが、そんな事で飢えは飽かされなかった。
楽俊とは―雁に留学以来もうずっと会ってないが、もっと精神的な繋がりだった。
未熟な蓬莱時代には未だ持てなかった恋情。
この世界に来て初めて少しだけ成長できて、最初に抱いた想い。
その想いは、永遠に行先を見失ってしまった。

918:名無しさん@ピンキー
09/11/24 01:13:03 cRgkMqKc
「はあ……ぁ……」
手で自分の乳房と陰部を揉む。乳房は赤々と火照り、陰部は已に濡れそぼっていた。
きゅっと指先で、乳首と陰核を摘まむ。
陽子は体をビクッと仰け反らせた。
「はう……っ」
内奥からどんどん熱い液体が溢れてくる。紅い髪が乳房で震える。
陽子はせつなさに喘いだ。
「ん、んんっ……」
傍らの水寓刀を手に取る。
ふと、その刃紋を見やるが、ただ茫洋たる幻がうつろうだけだ。
自分が望むあの子の姿はいつも映してくれない。
あの子はうつし郁(くに)にいないからだろうか?
いや、仮令千里を見通すこの宝重と雖も、自分の疼きはいやして呉れない。こうしなければ。
柄を陰部に挿入した。
「ああっ!!」
水寓刀の柄が根元まで沈み込んでいく。やがて、奥まで達すると、抜き差しを始める。
湿っぽい音が陽子と灯火のつくる陽子の影の二者だけの部屋に響く。
そうやってしばらくして。
陽子は無意識に腰を浮かせ、しだいに引き攣るようになっていった。
「ああ、蘭玉、あたし、あたし……っ!!」
陽子の声が震える。
ビクンビクンと痙攣して、陽子は果てた。

余韻に浸りながら荒く息をつく。自らを瀆した後はいつも虚しい。
其の時自分の乎気だけのはずの房間に、ふと声が響いた。
「―主上」
「なんだ、いつからいた班渠」
陽子はまだ熱さの残る体を身づくろいもせず云った。
「御自分を慰められている間からずっと。それよりお耳に入れたき事が」
「何だ?」
「太史令が松伯と謀り浩瀚さまたちを釈放させようとしています」
「―桂桂が?」
太史令とは、蘭玉の弟桂桂だった。彼女亡き後、陽子は自分の子供のように桂桂を育てたが、
彼は書算詩文の才があり、国学を卒業して今は其の官にあった。
「如何なされますか」
「…………」
蘭玉を殺めた下手人に使令を張り付かせるよう命じたのは陽子である。
其の故、浩瀚たちの独断を察知する事が出来た。
浩瀚らは今は拘束して刑を待っているが―
「禁兵に知らせろ。卒を一個程動かす」
陽子は上着を着ながら、号令した。

「鏖(みなごろし)だ」

919:名無しさん@ピンキー
09/11/24 21:33:15 ddWKGcZq
キター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

でも途中なのね。マッテル

920:名無しさん@ピンキー
09/11/26 22:36:43 gugErT/3
ダイスケ…

921:名無しさん@ピンキー
09/11/27 23:46:53 SP0wjS6Q
>>918続き

金波宮の一角は、深夜にもかかわらず騒然としていた。
百人ばかりの兵士が、辺りを警戒し、燕朝に詰め込んでいる朝臣の殆どは野次馬に駆けつけていた。
その人垣の列が割れる。陽子が先触れも伴わず、水寓刀を引っさげて来着したのだ。
「陽子……」
兵士に冬器の白刃を向けられ、蒼ざめた遠圃うめく。
「やあ、遠圃。太師のお前が謀反を企てるようでは、慶東国の社稷も危ういな♪」
「陽子、好い加減に正気に……」
遠圃の言葉が途切れた。水寓刀の鞘で頭を強打された遠圃が、鼻血を出して地べたに顔をこする。
「ううっ」
「この老いぼれが、すぐにぶった斬って……」
「陽子、もう止めようよ……」
其の時、少年の声が起こった。
同じく押さえつけられているその相貌を見て、陽子の胸がちくりと痛む。桂桂だった。
「姉ちゃんは……こんな事をしたって姉ちゃんは帰って来ない……」
「…………」
「ううん、姉ちゃんはこんな事望んでないよ。姉ちゃんなら、きっと陽子にもうむごい事はやめてくれって」
陽子が苦々しく顔を背けた。
「桂桂、お前は……」
桂桂は思春期に入ったばかりで仙に封じてある。其の面影は線が細く、蘭玉を思わせるものがあった。
その桂桂が目に涙を浮かべて主人の無道を諫めていた。
「蘭玉は……ただ、殺されただけじゃなかった。面白半分に嬲り殺されたんだ。それでもお前は……」
「だからって、こんな事をしても姉ちゃんは戻って来ないんだよ!!」
分かっている。そんな事は。だからそれだけ、無性に腹が立った。
なぜだ?
なぜ、生きている?この弟は。
そもそも、この弟が男たちの注意を惹きつけていれば蘭玉は逃げられたんじゃなかったか?
同じく刺されたのに、蘭玉は死んでなぜこの弟が生きている?
弟なら姉を守るべきではなかったか?
蘭玉を犠牲に、自分だけ生きて、その上で、私のやる事に差し出口を?
弟のくせに、蘭玉の死を弔う事も、仇を討つ事もせず、挙句の果てに謀反?
陽子の頭の中でぶちんと何かが切れた音が響いた。
「漢文」
突然の言葉に辺りが鎮まる。皆その意味を計りかねている。
「私ね、高校の頃は漢文わりかし得意だったんだ。授業でならったけど『史記』の著者の司馬遷は武帝を諫めて腐刑に処されるんだよね」
そして、目にぬらっとした狂気を浮かべた。
「お前も司馬遷と同じ太史令だ。歴史を再現するのも面白くないか?」
「よ、陽子……」
陽子は左右の兵士に命令した。
「おい、こいつのポコ○ン出せ」
言われるまま、士卒が桂桂の衣を脱がす。その陰部が露わになる。陽子は水寓刀を抜いた。
「や、やめ……」
ざぐっ。
剣の切っ先は、桂桂の陰茎を付け根から切断していた。
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああっ!!」
あまりの激痛に桂桂は転がりまわり泣き叫ぶ。
切断面からは血が噴水のように吹き出ている。
「止血と化膿止めして、まとめて牢獄ぶちこんどけ」
陽子は妙な高揚感が湧きあがってくるのを抑えられなかった。
女として、蘭玉を手に入れられなかった、自分に欠けているもの。
それを仇敵から奪ってやったような倒錯した感覚に陶酔していた。
其の晩、さすがに見かねて、鈴と祥瓊が寛恕を乞いに来た。
陽子は、失道しては元も子もないと思い、浩瀚らの罪を赦し、下手人たちへの拷問も以後二十年取りやめた。
そのため、赤王朝の命脈は伸び、拷問が再開され、下手人たちは百年に渡って苦しむ事となる。

922:名無しさん@ピンキー
09/11/28 00:43:22 WcX0Yjw0
キター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

でもまだ途中なの? おわり? 


923:名無しさん@ピンキー
09/11/28 10:11:06 hfZbMchH
KKは仙籍には入ってなかったよね?
もし入ってたら、おてぃんぽも子供のままなの???

924:名無しさん@ピンキー
09/11/29 04:58:36 4cKYua24
おてぃんぽ

925:名無しさん@ピンキー
09/11/30 20:06:54 NLOoxXHJ
「ちんこ」と言いなさい

926:名無しさん@ピンキー
09/12/04 21:00:55 FzW8m9rf
ほう~

927:名無しさん@ピンキー
09/12/08 21:41:05 L2GO5eb9


928:名無しさん@ピンキー
09/12/13 13:36:24 F4EsKHhQ
MO

929:名無しさん@ピンキー
09/12/14 16:44:23 8EChdljY
サピエンス

930:名無しさん@ピンキー
09/12/15 11:42:52 13t/ZtMn
あんたなんて、素股で充分よ!と、球昌は叫んだ>

931:名無しさん@ピンキー
09/12/15 11:52:29 13t/ZtMn

そんな話なぞされても困る。大体目の前に居るこの麒麟と会う事事態初めてだと言うのに。

932:名無しさん@ピンキー
09/12/15 12:29:16 13t/ZtMn
さめざめと泣く供麒。の向かいで景麒は嘆息した。(何故この様な相談なぞ・・)

933:名無しさん@ピンキー
09/12/15 12:35:19 13t/ZtMn
てな莫迦ノリテイストで景×陽一本落としても良いカナ。良いよね。誰もいないし?

934:名無しさん@ピンキー
09/12/15 19:02:52 ueJwDJnb
楽しみにしてる!

935:名無しさん@ピンキー
09/12/15 20:16:24 L1ttl5Rn
まってるうううう

936:名無しさん@ピンキー
09/12/15 20:42:01 rp37C8JY
おおっ! 職人さんから投下予告が
Wakutekaです

937:名無しさん@ピンキー
09/12/25 22:27:35 qfWa5EJo
投下待ちほしゅ

938:名無しさん@ピンキー
09/12/27 16:29:34 TvvAv1dJ
今まで夕暉×鈴ってあった?

939:名無しさん@ピンキー
09/12/27 16:58:34 4qc5ucuh
>>938
マイナーカップリングではあるかもしれんがネット上でもたまに見る

940:名無しさん@ピンキー
09/12/27 17:45:33 TvvAv1dJ
>>939
ありがとう ネット上のは見尽くしたと思う。
やはりマイナーなのかorz今禿げもえなんだがなあ

941:名無しさん@ピンキー
09/12/27 19:40:32 BAEHUt7u
彼らの実年齢を考えるとかなり来るものがあるw

942:名無しさん@ピンキー
09/12/27 20:03:16 T85+/6pG
だが、それがいい。

若さという勢いのある肉食系夕暉と、100年磨きをかけた天然ボケの鈴はかなりの見ものだと思う。

943:名無しさん@ピンキー
09/12/28 00:18:11 SNmztkhp
いつまでもお姉さんぶる生娘の鈴に
堪えきれなくてぱくりとやっちゃう非童貞の夕暉ですね
わかります

944:名無しさん@ピンキー
09/12/28 22:55:43 q+mETcM7
どう考えても夕暉にいいように弄ばれる鈴というパターンしか浮ばん
夕暉なら鈴など手の平の上で身も心も自由自在、思いのままでしょう

945:名無しさん@ピンキー
09/12/29 18:00:36 bJ7wENHm
ハァハァ

946:名無しさん@ピンキー
09/12/30 23:22:56 /V6L5XLU
夕暉「こんなに簡単に落ちるなんて、癖になりそうだぁ・・俺ワルイ男になりそう」

947:名無しさん@ピンキー
09/12/31 11:00:24 /sr0+nXR
いや、簡単に落ちると逆に執着がなくなって女に淡泊になりそうだ。
一般的に落とすのに苦労する程、執着は強くなるぞ。
「あんなに苦労したんだから、この女はもっと素晴らしい筈だ!」と
自分を誤魔化す方向に行く上、次に別の女を落とせるのがいつになるか判らないからw

948: 【ぴょん吉】 【1574円】
10/01/01 00:52:32 AfbAqMQn
大吉なら

949: 【中吉】 【344円】
10/01/01 02:36:30 SQif2+0o

あけおめ!
新作マダー

950: 【凶】 【715円】
10/01/01 23:09:40 ObSrvCoB
なんという過疎

951:名無しさん@ピンキー
10/01/03 19:20:44 kKJey+ak
あけおめ

952:名無しさん@ピンキー
10/01/06 23:46:06 Cdl/prMZ
今年もぼんのうまみれです。

953:名無しさん@ピンキー
10/01/07 23:43:17 KEta3IyR
kiki

954:名無しさん@ピンキー
10/01/11 01:01:03 be2MtBak
ぴょん吉、中吉、凶……
駄目だこりゃ

955:名無しさん@ピンキー
10/01/13 00:22:08 zXuH5xwy
5冊目989です。データの整理をしていたら、続きが出てきました。
超今更なのですが投下してもよいですか?
陽子が男体化(?)している、陽子×祥瓊というアレなカップリングなのですが…


956:名無しさん@ピンキー
10/01/13 00:39:43 7mnSdZDP
うをー待ってます!!

5冊目からいらっしゃる人いるんだなぁ。

957:5989
10/01/13 16:46:21 zXuH5xwy
では、失礼して… 
5冊目989はss書庫に入ってます。

ちなみに、データを見つけてからこのスレを探したので、
ずっといたわけではないです。まだあってちょっと感激!

958:男体化陽子×祥瓊 1
10/01/13 17:00:19 zXuH5xwy
<前回のあらすじ>
 胎果であった陽子は、こちらの世界に来る事で容姿と性別が変わった。
男の体に馴染めない陽子が朝の生理現象に困っていると、祥瓊がやってくる。
祥瓊はそれを処理すると、
「次は私も楽しむから、今夜は覚悟しておいてね?」
と去っていったのであった。


「他人に話をするときって、相手を三種類くらいに分けていると思うの。
同性、異性、話のわかる異性、って感じかしら。」
 朝の言葉どおり寝所にやってきた祥瓊に、まずは話をしようと陽子は持ちかけた。
それにすんなりと頷いた祥瓊は牀(しんだい)に腰掛けると口を開いた。
「異性には話せない事でも同性には気軽に話せるし、気軽ではなくても、話のわかる異性には
それなりには話すことはあるわ。
 でも。陽子は今、どれにも属していないの。元は女なのに、今は男だから女性相手に一歩引いている。
今は男なのに、少し前まで女だったから男相手に踏み込めない。違う?」
「…耳が痛いな…その通りかもしれない。」
 女史の口から出た内容は予想をはるかに超えた物だったけれど、
それは陽子の問題の核心をつくものだ。

959:男体化陽子×祥瓊 2
10/01/13 17:01:52 zXuH5xwy
「体はどうあれ心は女のままで押し通すのか、心身ともに男になるのか、
それとも、どちらでもあるように振舞うのか…どれかにならないとだめだと思うの。
私としては三番目がお薦めかしら。」
「どちらでもあるように?なんか中途半端な感じもするけど。」
 今の状態では、どれを選んだとしてもなりきる事は難しいと思ったが、あえてそう反論してみた。
「そうかしら。せっかく、女の事情も知っていて、男の事情も分るのよ?
これは陽子だけがもつ特権だもの、大事にして育てないともったいないわ。
 そのためにも、陽子は自分の男を受け入れて認めなくちゃいけない。」

  話が繋がった。
しかし、陽子は腹の底にほんの少し 、不快なものが湧き上がるのを感じた。
「…だから、祥瓊は私とその…しにきたの?」
 陽子は祥瓊から目を逸らし、つぶやく様に吐き捨てた。
「勘違いしないで。私は王のために犠牲になるとか、そういう偽善をしたいんじゃないの。
それに、遠甫か浩瀚か、もしくは台輔も、私を同じ事を思いつくんじゃないかしら。
そうしたらきっと、適当で最適な相手を陽子に見つけてくると思う。
王を育てたいのなら、それを眺めてるほうが、きっと正しい。」
 祥瓊は立ち上がると陽子の脇に回りこみ、逸らした視線の先に立つ。
「でも、それが嫌だから、きたの。」
それを傍観していたら、きっと手を伸ばせなくなってしまうから。
「私は…私か、私の認めたような人じゃないと、陽子の相手になんて絶対に嫌。
…いいえ……せめて、陽子の最初は私じゃなきゃ、嫌。」
いとおしむ様に両の手で陽子の頬に触れ、揺れる瞳で問いかける。
「それとも陽子は…私が相手なのは…嫌?」
それに対し陽子は、衝動的に相手の唇を奪う事で、答えた。

960:男体化陽子×祥瓊 3
10/01/13 17:16:53 zXuH5xwy
 それは、たしかに陽子のみに与えられた特権であった。
女として過ごしてきた年月で得られた物。
何処が良いのか、どの程度が良いのか、そして、どういう風に扱われる事を望むのか。
それらを全て、実行した。
しかし、それだけでは終わらなかった。
自分が抱いているのは祥瓊なのだ。
これは愛しい女史であって、自分の中の女ではない事に、陽子は思い至った。
"女としてして欲しかった事"を参考にするのはいいが、それが目的になってはいけない。
それでは、ただの自慰行為である。
陽子は、祥瓊を愛し、惜しみなく彼女にとっての快楽を与えるように抱いた。
そして淫らに踊り、快楽にすすり泣く彼女を見ることで男としての征服感の様なものが満たされ、
二人同時に頂点を極められた事に、これ以上無い程の愛情が溢れたのだった。


 後戯も終わりかけた頃、柔らかな愛撫を交わしながら、陽子は口を開いた。
「祥瓊…ありがとう。私に、男を教えてくれて。」
「男…?女じゃなくて?」
「うん。祥瓊という女性を愛する事で、私の中の男という物がどういうものなのか、分った気がするんだ。
きっと…いや、絶対に、他の女性が相手だったら、分らなかったと思う。」
「いいのよ?別にお世辞を言わなくても。」
「そういうんじゃないんだ。…最初、私は"女だった時、どうして貰いたかったか"という様な考えで動いていたんだ。
でも、祥瓊を見ているうちに、"女の自分"じゃなくて、"祥瓊を"満足させたい、愛したい、と思うようになった。
だから、他の人だったら、私はその人を通じて自分の中の女を抱いて終わったんじゃないかな。」
それでは、自分の中の男を受け入れたとはいえない。
「だから、初めてが祥瓊で、本当に、良かった。」
陽子はそこまで言い切ると、祥瓊をぎゅっと抱きしめた。
「…じゃぁ私も、陽子に女を教わった、というべきかしら。」
くすくすと笑いながら、祥瓊も陽子を抱きしめる。

その後、景王赤子の治世は長く続き、人心をよく知る賢君として知られるようになる。
しかし、その脇には1人の女性がいたことを知る者の数は少ないという。



961:5989
10/01/13 17:19:09 zXuH5xwy
以上です。あまりエロくなかったですね…
お目汚し失礼しました。

962:名無しさん@ピンキー
10/01/13 18:43:01 DmR4huxf
乙です!!!久々に来た方だったんですね。
最近作品が少ない中嬉しいんだぜ。

大規模な規制も早くとけてほしい。

963:名無しさん@ピンキー
10/01/14 12:12:36 imOAcU6D
んにゃ~。

964:名無しさん@ピンキー
10/01/14 12:16:18 imOAcU6D
あ。なんか書き込めたんで短いの落とします。素股プレイは長くなりそうなんで。

965:禁じられた遊び
10/01/14 12:24:04 imOAcU6D
同世代の相手と寝たことなんてなかった。いつも―初めての時も相手は年上で。
今、目の前にいる娘(こ)の様な表情はしていなかった。

966:禁じられた遊び2
10/01/14 12:28:59 imOAcU6D
「-駄目?」
「-え、と。」
いいのかな、とは、思う。こうして誘ってる自分でも。
この娘は慶の王で。
自分は泰の麒麟で。

967:禁じられた遊び3
10/01/14 12:37:09 imOAcU6D
しちゃったら失道とか、その場で死ぬとか。(天帝は変にいけずだから。)
でも。したいものは仕方ないと。
助けてくれた恩人で、自分が兄の様に慕っていた人の想い人。大切な宝物。
「あ、の。」
「うん。」

968:禁じられた遊び4
10/01/14 12:45:00 imOAcU6D
「た、高里くんは彼女、李斎だよね・・?」
「うん。だけどしたいんだ。中嶋さんと。」
一瞬で耳まで朱に染まる。その顔。やばい、可愛い。


969:禁じられた遊び5
10/01/14 13:06:49 imOAcU6D
李斎が好きなのは間違いない。一番好きだ。側にいてくれるだけで幸せだ。
けれど。この娘を抱きたいと強く願う自分も確かにいて。興味なのか恋愛感情なのか自分でもわからなくて。
「中嶋さん、景台輔とだけ?ずっと?」
「-え?」
「ずっとこれから何百年て生きてくのに一人だけ?」
「何百年って・・そんな上手くいくか・・」
「仮定の話.大王朝になったとして。」
「無理だと思うけど・・」
本題から話がずれていきそうになる。そうじゃなくて。
「中嶋さん、その間sexするの景台輔だけ?」
「~せっ!!」

970:禁じられた遊び6
10/01/14 13:19:32 imOAcU6D
ぎょっとした表情でまじまじと僕を見た。
「そういうの男の立場から言わせて貰うと重い。」
「お、重い?」
「うん、いつも自分だけ見てるのが嬉しいのなんて初めのうちだけだから。束縛されてるかんじで浮気に走る。」
ああ、自分て汚いと笑いそうになる。
あの一途な麒麟がこの人相手にそんなこと思うはずないのに。いっそ気持悪いくらい大事にしてるのに。
(そのわりには、もうやってるみたいだけどね。)
「-いい?」
「・・・・・・う・・ん。」

971:禁じられた遊び7
10/01/14 13:58:35 imOAcU6D
肩に触れて初めて気付いた。この人はこんなに細いんだと。小さく震えてるのがなんていうか。
ーすごくいい。
顔を斜めに傾けて唇に近付くとそっと目を閉じた。
ちゅ、と触れるだけのキスを数回繰り返す。
息が軽く上がっていくのが手に取る様に分かった。
(16の娘ってこんな反応なんだ・・・・)
いままで、年上とばかりしてたからこういう初々しいのは新鮮だった。
舌をそっと滑り挿れるとびくりと身体が震える。
「大丈夫?」
唇を離し瞳を覗き込むと微かに潤みはじめていた。
「あの、ね。」
「うん、何?」
「なんだか学校に忍び込んでしてるみたいだ・・・」
確かに、ここは白圭宮の書庫で、今は夜で、誰かが来るかもしれなくて。
学校Hとは盲点。それは経験したことない。
「あの・・」
「何・・?」
「私本当にしたこと少ないから・・・」
恥かしそうに囁く声がいつもより甘いのに本人は多分気付いてないんだろう。
「何回・・?」
少し虐めたくなり耳元で問う。
赤かった頬をさらに赤くして消え入りそうな声で答える。
「・・・・さ、三回・・・」
「-へえ・・・」
大事にしてます、接物以外はしてません。なんて態度だったくせに三回も抱いてたのか。

972:禁じられた遊び8
10/01/14 14:13:33 imOAcU6D
「ぜ、全然慣れてないから・・」
「うん、大丈夫。」
肩を抱いてそっと床に身体を横たえる。ひやりとした冷たさに驚くさまが可愛い。
もう一度唇を重ねる。柔らかな震えるそれに。
「すごく」
「・・。」
「悪いことしようとしてるみたいだ」
真面目な顔でそう呟くのが可笑しくて笑いが漏れる。
「高里くん・・・・?」
「ご、ごめん。」
だって《すごい悪いこと》を今からするのに。

973:禁じられた遊び9
10/01/14 14:48:23 imOAcU6D
息遣いだけが聞こえる。
甘い喘ぎ声って慣れてないと出ないって初めて知った。
襦裙の袷から手を差し入れ胸に触れる。ぴくりとそれだけで身体が動いた。
(反応いいんだ・・
何度か掌を包みこむように動かすと中央の頂が固くなり始める。
「…っん・・」
小さく漏れる吐息にあわせるかに重ねた襦を剥いで小衫の上から静かに接物る。
微かな柔らかな感触。頂だけが目立つそこは幼女のようで可愛らしい。
(小さい胸ってこんな感じなんだ・・)
そういえば、自分が寝た相手はみんな大きな胸だったなあ、などと。
「今。」
「えっ!?」
「小さいなって思った・?」
怒ったみたいな顔で、そう問うてくる。
「思うけど・・」
やっぱりね、と呟く。
「景麒もそんな顔してた・・小さいとがっかりする?」
「えーと・・」
がっかりというよりも。
「大切にしなきゃって思う。」
ぱちくり。そんな擬音が似合いそうに瞬きを数度。
「可愛い胸だと思うよ?」
くすくすと笑いだす。
「な、何?」
「ごめん。なんか景麒と同じこと言うから・・・」
「嘘・・・」
「本当。」
―ちょっとそれは同レベルっていうのは厭だ。

974:禁じられた遊び10
10/01/14 15:12:09 imOAcU6D
「だからね、あんまり触らないで欲しいんだ。」
ぱちくり。と今度はこちらが瞬きする。
「景麒にもいうんだけど。」
「あ、ああうん。」
「痛いから強く触ったりしないで?」
お願いと囁く声は可愛いけど、楽しみ半分ていうか。
「駄目・・かなやっぱり。」
「景台輔は触るの・・?」
あいつは・・と恥かしそうに告げた。
「やだって言っても触るし。やめてくれない。」
おいおい大丈夫なのかよと呆れる。そのうち無理矢理しそうと心配していた氾台輔の読みは半分あたりだ。
「だから・・」
「うん、わかった。」
ありがとと礼を言われるのも可笑しいのだけれど。
「・・・・・・ん・・?」
あれ、と気付いた。
それって。
ねえ。
「高里・・・くん・・?」
ずいと顔を近くに寄せる。
「中嶋さん・・それって。」
「それ?」
するりと裙の裾から指を這わす。
「え、や、ちょっ!」
「こっち触っててことだよね?」


975:禁じられた遊び11
10/01/14 15:35:47 imOAcU6D
温かなそこは微かに湿っている。
人差し指でぴたりとあわせめを数回撫でる。閉じられていた脚が緩やかに開く。
「やっやだ!高里くん!」
「だって、触れって言ったの中嶋さんだよ?」
とろりとした液体が指に纏わりつく。ああ濡れてきたんだ。とくつりと笑う。
「なんかもう、指挿入ても平気そう・・」
「・・っ。」
経験回数は少ないのに感じやすくて濡れやすいって可成美味しいと思う。
(景台輔狡い・・・・)
くちゅと音をたてて指が胎に飲み込まれる。指一本でもきつそうな貌。
でもなんだか違うような。
「ねえ・・」
「・・・ぇ・・?」
ぐいと両脚の間に頭を寄せる。綺麗な紅の茂る潤いを湛えたそれを見ながら。
「舐めてあげようか・・・?」

976:禁じられた遊び12
10/01/14 15:55:39 imOAcU6D
がたん!!
と音がして二人して音の方向に振り向く。そこにいたのは、

ーなんということでしょう。泰麒のお父様泰王驍宗。(嘘。)

「んな、なにを・・・・」
何をも何も見りゃ分かるだろうと邪魔者に視線を投げる。
ついぞ見たことのない驚きと焦りの入り混じった表情の主に。

自分の麒麟と隣国の女王が仲が良いのは知っていた。
笑い合い軽く触れあったりもする。
蓬莱では普通のことだというしお互い良い仲の相手もいることだし。
息子も大きくなりお父さんさみしいなあ・・などと考えていた今日この頃。

それが、今眼前で繰り広げられているこの光景は・・!!

977:禁じられた遊び13
10/01/14 16:08:41 imOAcU6D
息子に裏切られたー!!
そうその顔に書いてあった。(息子でもないし裏切った覚えもないが。)

そしてその夜白圭宮に主上の怒声が響いたという。
「お父さんそんなの許さないぞ!!」
と>


978:禁じられた遊び14
10/01/14 16:47:59 imOAcU6D
次の日予定を繰り上げ帰途につく景王ににこやかに近付いて泰麒はそっと耳打ちした。
「今度はちゃんとしようね。」

「金波宮で会議室Hみたいな。」
発火するのではと思わせる勢いで顔を赤くした景王にあははと笑いかける。
「こうりー!!!!」
怒鳴りつける主など意に介さずとばかりにけらけらと笑う。

―もしかしたら自分はとんでもない人物を常世に呼び戻したのかも知れないと押しに弱い若き女王は思い悩むことになる。

979:名無しさん@ピンキー
10/01/14 18:55:05 a6Z9U5zG
ちょwwwぎょうそうのキャラ崩壊www

泰麒が黒くて面白かったよGJ!!
次は是非本番も書いてくれ!

980:名無しさん@ピンキー
10/01/14 20:55:55 kwgaBOwS
楽しみにwktk読み進めてたらオチがwww
GJ!!!

981:名無しさん@ピンキー
10/01/16 00:44:18 GBikBmuf
GJ! いや~久々に来ましたねぇ~♪

ID:imOAcU6D さん感謝でありんす。お年玉もろた気分w

982:名無しさん@ピンキー
10/01/16 01:31:31 BtlQiq3R
こんな駄作でよいのなら、規制かかってなければいくらでも・・・

983:名無しさん@ピンキー
10/01/16 01:43:59 BtlQiq3R
あ、また書き込めた・・泰×陽寸止め(でもないか・・)おとした土匪です、
つか素股プレイの予告したのもわしでつ。はよ落とせってセルフつっこみだ。
でも↑のネタで本番したら景麒罰金ですよね・・十両?店長誰?小松?
あ、でも、長くなると思うんで新スレ立ったら風俗ネタ落としたいと思います。

984:名無しさん@ピンキー
10/01/16 01:52:17 eOxkDpu/
どんな話なんですかw
自分としては早く見たいですwwあ、でも980過ぎたら落ちやすくなるんだっけか。

985:名無しさん@ピンキー
10/01/16 02:08:11 BtlQiq3R
慶の三人娘は祥瓊大(F)鈴(C)陽子(A)のお胸だと大変よいです。
ちっちゃいことはいいことだ!!!ーすんません、貧乳派なんですー
ちっぱいマンセー!!あ、景麒の元カノは爆乳の方向で。小松は巨乳派。ガチで。
ここで大切な一言。
《いくら揉まれたところで仙籍に入ってしまえば大きくならない!》―S&Yー

眠いとアホなことしか浮かばないもんでつね・・・
楽俊の妄想ネタ書きたくなったのに眠くて耐えられな・・・
規制とけてたらあちた落としたいとおもいます・・きっと中学男子ノリのエロネタだと思います・・

986:名無しさん@ピンキー
10/01/16 10:47:34 IyBPnTCq
新作投下スバラシイ!!!!!!!!!!!
ぜひとも再投をキボンヌ

ただ、次スレのこと
最近ピンクはモリポタの持ち主でないと建てられないそうです
だれかポタ持ちのヒトよろしくお願いシヤス

987:名無しさん@ピンキー
10/01/16 12:13:11 GbIfjhR9
げっまじすか!?
最近継続して立ててた者ですが今回難しそうだな…orz

988:名無しさん@ピンキー
10/01/16 14:29:44 MW5mHBew
985です・・昨日の自分に呆れてます・・何だよちっぱいマンセーて。
貧乳スキーなのは分かったから・・・。お詫びに妄想楽俊落とします。

989:妄想妄想大妄想1
10/01/16 15:01:10 MW5mHBew
「文張はいいよなあ。」
大学の寮の楽俊の部屋に講義の後なだれこんで来た数名の学友達が開口一番そう言っ
た。
「何がだ・?」
自分の何処がいいのか楽俊にはわからない。(毛皮か?)
「何言ってんだよ、まったく!」
「そうだ!」
「この淫乱上級官吏!」
何だ、それ。髭をひくりと動かしながら楽俊は困惑する。
「分からないとか言うなよ?お前だって正丁なんだから。」
そう諭す鳴賢の顔を獣の丸い黒目でじっと見つめる。
「やっべ!これだよ!この目が狡いんだ!」
「くっそ~!半獣って卑怯だ!!」
狡い、卑怯だ、と騒ぎだす学友達の真意がちっとも分からない楽俊。
「文張、おまえ・・本気で分からないのか・・?」
異様に優しい眼差しで鳴賢は楽俊を見つめる。
「だから・・何がなんだ?」
はあああ~っと、景台輔もかくやというため息をついて彼は楽俊に囁いた。
「おまえんとこに良く遊びに来る赤毛の娘と緩く巻いた髪の娘のことだ。
と。」

990:妄想妄想大妄想2
10/01/16 15:22:58 MW5mHBew
「陽子と・・祥瓊のことか・・?」
「あ、なんだよ!分ってんじゃねかよ!」
「どっちか譲れよ!!」
譲れと言われてもどちらも楽俊のものではない。大体二人に失礼だと思う。
「あの、赤毛の娘いいよな~、女らしくはないけど。」
「馬鹿!それがいいんじゃねえか!夜は別の顔みたいな!」
「夜は女~ってかんじかよ!」
「もう一人の娘もいいよな~。」
「気位たかそうな子が迫ってきたりな!」
「あの子胸でかいしな!」
何で知ってんだよお前~などと盛り上がる莫迦たち。いくら将来有望な学生とはいえ女っ気の少ない大学生活では色々えろえろ溜まるものも合るとは言えかなり
情けなく、嘆かわしい。
音もなく立ち上がり楽俊は部屋の扉を開ける。
「―文張?」
いぶかしむ友人等に低~い声で告げた。
「お帰りはあちらだぞ。」


991:妄想妄想大妄想3
10/01/16 15:43:09 MW5mHBew
なんてことを言うんだあいつらは。
珍しくイライラした様子で書机を蹴ろうとしてやめる。この姿で蹴れば怪我をする。
夜は女。胸でかい。この二つの言葉がぐるぐるとまわりだす。
陽子はぶっきらぼうだけど、最近なんだかはっとするほど女らしく見える時がある。
祥瓊がさりげなく腕を組んできた時にあたった驚く位に柔らかく弾力のある胸。

二人とは、旅で寝食を共にした仲で、衝立越しに着替えたりしたこともある。陽子なんか自ら着替え
させた。
あの時の感触を思い出す。
痩せてはいたがところどころ柔らかく自分と違う性の肢体。
ずくり。
身体の中心が疼きだす。
(二人ともおいらが嫌いなわけねよな・・)

992:名無しさん@ピンキー
10/01/16 16:35:13 eNbnYvhQ
wktk

993:妄想妄想大妄想4
10/01/16 17:53:54 MW5mHBew
「楽俊・・・」
そう、震える声で囁きながら陽子は肩から袍を滑り落とした。
「ね、楽俊・・」
艶然と微笑み祥瓊は襦裙を一枚ずつ優雅に脱いでゆく。
「わかるでしょう・・?私達あなたが好きなの・・。」
「し・・祥瓊・・」
ゆったりと流れるように見事な裸身が楽俊の目に晒される。
「他の誰かに盗られるのは厭なんだ・・」
ぎこちなくまだ発展途上の裸を羞恥で震えながら陽子は楽俊に見せる。
「お、おいらは・・」
「どちらか決めろなんて言わないわ。」
「でも、楽俊じゃなきゃ厭だから。」
ふたりが。ゆうるりと近付いてくる。これは。もう。耐えられない。
「よ、陽子・・、祥瓊・・おいら・・。」
唇の両端を美しく持ち上げ祥瓊は嗤う。
「いいのよ、どちらが先でも。ただし陽子は初めてだから私も手伝うわ。」


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