煩悩の十二国記*十二冊目at EROPARO
煩悩の十二国記*十二冊目 - 暇つぶし2ch350:名無しさん@ピンキー
08/10/05 19:02:37 f/NaW2/X
>>349
Wakuでございます

351:名無しさん@ピンキー
08/10/06 07:15:10 tNTPqEFb
たまに、どうしようもなく珠晶に踏まれたい気持ちになる

352:名無しのゴン
08/10/06 17:39:12 Bli2CSXY
 珠晶は根っからのドSだ


353:名無しさん@ピンキー
08/10/07 00:51:53 +sAy9MmQ
>>349
なんかわかるw

354:名無しさん@ピンキー
08/10/09 22:25:06 3LW50TTO


355:「洗礼 1」 景x陽
08/10/10 00:56:27 aQai7F1G
「おや」
どこぞの若い兵が内宮にまで紛れ込んでしまったのかと景麒は眉をひそめた。と、香りのようにあたりを
満たす「気」に思わず苦笑する。
ふらふらと歩いてくる乱れ髪の、粗末な着物をまとった一見少年に見える影、それは慶国女王その人であった。
「主上、また訓練でらっしゃいますか」
「近寄るな」
はて、と景麒は首を傾げる。
「血のにおいはおろか、殺気のようなものも残ってらっしゃいませんが。何故に?」
王相手に故意に手傷を負わせるような者はさすがに軍には居なかったが、それでもちょっとした事での流血は
訓練とは言え当たり前で(と言うか、そのような本気の訓練を王が求めているので)、更に言うと負けず嫌いの
女王は訓練後、殺気に近い物騒な気配をまとっているのが常であった。
だから、そのような「気」だけでも不快を覚える景麒に気を遣ってか、陽子は訓練後はなるべく景麒から離れるように
していた。
何事かあったのかと心配気に近寄ってくる景麒から逃げるように、陽子は迂回して通り過ぎようとする。
「何か、ございましたね?」
はっしと手首を掴み、景麒は陽子を見下ろした。
「……から」
「聞こえませぬ。何が、あったのです?」
邪険に景麒の手を振り払うと陽子は顔に朱を昇らせ、きっと景麒を睨みつけた。
「臭いから!汗臭いんだ、私は。今日は、もう人一倍!近寄るな、お前の香をたきしめた着物が台無しになるだろう!?」
景麒は思わず袖で笑みを隠した。
「ほら、ほら!そうやって鼻を隠して。やっぱり臭いと思ってるんだろ。良いさ、もう」
どかどかと裸足で仁重殿と主殿をつなぐ廊下を怒ったように歩く陽子に軽く追いつき、景麒は主に声を掛ける。
「廊下が汚れます」
殴ってやろうか、という物騒な顔で振り向いた陽子の頬を両手で景麒ははっしと掴んだ。
「御足を洗って差し上げましょう。これ以上廊下を汚されると掃除をする奚が可哀相ですから」
陽子は痛いところをついた景麒をにらみつけると、観念したようにそっと溜め息を吐いた。

356:「洗礼 2」 景x陽
08/10/10 00:57:08 aQai7F1G
「へえ……王宮内にこんな泉があるとは知らなかった」
「王宮と言うのは意外に知られていない場所が多いのです」
小一時間も歩かされ、いい加減文句も言いたかった陽子だが、現れた泉に思わず息を呑んだ。
水面に移る草木の影。曼荼羅のように美しく、しかし無造作に落ちている花びら。そして、鏡面のように
透き通った水面。
陽子は思わず息を呑み、かたわらの景麒を見つめた。
景麒は羽織っていたゆったりと長く、細緻な刺繍のしてある袍を脱ぎ、草原に敷くと陽子を座らせる。
「失礼つかまつる」
言うや否や陽子の着物の裾をさっとまくりあげ、傷だらけの脚を泉につからせた。
「―ぃやっ!」
脚をあらわにされた羞恥にか、泉の冷たさにか、陽子はビクンと身体を震わせた。
だが、景麒の手のひらに蓄えられた水が脚をゆっくりと往復し、肌を撫ぜ、指の腹が泥のこびりついたところを
柔らかく揉むごとに、身体の中心があたたかな何かで満たされるようなゆるりとした感覚を覚え始めた。
「おいたわしい」
真新しい傷や痣に触れ、景麒はそれらに触れるたびに長い睫毛を辛そうに伏せた。
そして陽子は触れられる度に、いよいよ我慢の出来ない熱い何かが腰の奥の方にたぎるのを感じた。
「もう、良いっ!ほら、景麒。わ、私の脚もきれいになっただろう?」
陽子は茶化すように脚をバタバタとさせ、泉から脚を引き上げるとぺたんと正座した。
「済まない、景麒。お前にこんな事をさせる必要もないし、私にはそんな権利もない。
矜持高いお前のことだ、言い出してくれた事とは言え不快であったろう。済まない」
景麒は憮然とした表情で陽子を見つめた。
「怒っているのか―申し訳ない、本当に。天気が良くて、お前の機嫌も珍しく良さそうで。
えっと、そうではなくて。思いがけなくお前が―」
陽子は搾り出すように言った。
「優しくて」
景麒の肩が、一瞬震えた。
「甘えてしまったんだ。済まない、景麒」
「主上は―ぬ」
「何?何て言った?」
「主上はわかっておられぬ、と申し上げた!」


357:「洗礼 3」 景x陽
08/10/10 00:57:41 aQai7F1G
ひるんだ陽子が脚を崩すと、こぼれ出た膝に景麒は接吻した。
「け、景麒?」
痣で紫色になった膝、そしてごつごつとした豆に覆われた陽子の足の指を口に含みつつ、
景麒はゆっくりと覆いかぶさるようにして陽子の腿をなぜた。
「景麒?―やだ。どうしたんだ?」
少女のように恥らう甲高い声―景麒はいっそ凶暴な気分になった。
(これで仁の獣と言えるのか)
苦笑して、景麒は陽子を力任せに押し倒し、足指を全て口に含み、手をゆっくりと脚に這わせた。

唇も、手も、もっと上に、もっと陽子の中へと行きたかった。
それを我慢するかのように景麒は陽子の足を舐め、執拗に手は脚をさまよった。
「どうしたんだよ、景麒……」
ひんやりとした舌が脚をつたい、陽子は耐え切れないように身体をよじらせたが、意思の力をたぐりよせ、
懸命に目を見開くと景麒の髪をぐっと掴み、景麒を対峙させた。
「景麒」
冷ややかな声が景麒に落ちた。
「私は、そんなに値しないか。お前が、く、く、口づけたり、抱きしめたりするには値しないのか?
だからそうやって、哀れむように、傷だらけの足だけを愛おしんでくれるのか?」
涙が、陽子の瞼をふくらませた。
「私が口づけたら、お前は汚らわしいと思うか。その唇を、手で拭うのか。言ってみろ!」

(この方は何と言う勘違いを―)

「そんなはず、ないではありませんか!」
立場をわきまえず、景麒は叫んだ。
「なら、接吻してみろ!」
応戦するかのように強く叫んだ陽子の瞼から、一筋、耐え切れぬように涙が漏れた。
「ならば、私に接吻してみろ。抱いてみたらどうだ……」
最後は、涙声で消えた。


358:「洗礼 4」 景x陽
08/10/10 00:58:25 aQai7F1G
脚に触れただけで、それで永遠を生きられると思った。
足に口付けただけで、それで火に焼かれ続けても良いと思った。
そして、今、接吻している―

触れた途端に溶けて無くなってしまうのではと景麒は恐れた―それほどまでに陽子の唇は甘く、柔らかであった。
唇を割って触れた舌、それは熱く、今度は自分の舌が溶けてしまうのではと夢見心地に思った。
「あのさ。傷と、痣だらけなんだ」
恥ずかしそうに着物を剥ぐときに告げられ、その通りの身体を見つめたとき、訪れた感情はただ愛おしい、という
ものだけだった。

柔らかな、それでいて反発するように張りのある乳房。
景麒は手のひらでそれを包み込むと、ゆっくりと揉みしだいた。赤みを増す乳房が美しく、唇は無意識に
その頂に到達する。
果実のような蕾をちろちろと舐めるごとに、己の下にある主の身体がぴくっ、と痙攣する。
もっと震えさせたくて、景麒は大胆に乳首を舐めまわし、きゅっと吸い、指をそれで弾き、摘んだ。
両方の頂を摘み、ころころと指先で転がしながら、指はそのままに舌は更なる秘密を暴こうというように
ゆっくりと着実に下へ下へと降りていった。
鼻先で紅く燃える三角州をくすぐると、陽子は耐えられないかのように高い声を上げる。
今までに嗅いだ事がない生臭く、そして甘い香りに誘われて景麒は舌を茂みの中にそっと差し入れた。

ぴったりと閉ざされた二枚貝に割り入った舌が、木の芽のような芯を探り当てる。
「こんなに赤く、大きくさせて―お辛いでしょう」
癒すように舌でゆっくりと景麒はその芯を舐め始めた。
「ああっ、やん。駄目っ、んんんんっ」
陽子は身体を仰け反らせ、腿で景麒の顔をはさんだ。
景麒は自分でも予想しない強い力で腿をぐいと開くと更に顔を陽子の秘所に押し付け、芯を舐め続けた。
「なんて燃えるように赤い。濡れてしまって―いたわしい」
景麒は秘芯をくるくると円をえがくように舐め、唇をすぼめてちゅう、と吸った。
「あああああああああっ」
ぷっくりと大きくなった芯を更にじっとりと舐め、閉じた貝の奥へと景麒の舌は分け入った。
ぬめぬめと、とらえどころなく蠢く壁に軽く苛立った景麒は、舌を内腿へとずらし、乳房から指を
名残惜しそうに離すと、するりと淫唇へとそれを突き刺した。


359:「洗礼 5」 景x陽
08/10/10 00:58:59 aQai7F1G
「んぐぅっ。あ、景麒!」
蜜は指をぬらぬらと濡らし、腿にまで流れくるそれを景麒はむさぼり、蜜壷に入っていた指は一本が
いつしか二本になり、それがリズムを取るかのようにぱたぱたと上下左右に陽子の中で動いた。
「やっ―本当に、駄目。あ、あ、景麒」
ぎゅうと太ももに景麒の頭ははさまれ、景麒はまた、少し乱暴にそれを開く。

と、景麒の頭にガツン、とくるぶしが落ちた。
「ぐっ」
「お前ばっかり!意地悪―」
下になっていた陽子が、するりと身体をずらすと今度は景麒の身体にまたがった。
「お前の、これが、さっきから」
裸体を晒すことより恥ずかしそうに陽子が言う。
「これが、この堅くて大きいのが、脚にあたって、変な感じなんだ!」
陽子はカチカチになった景麒の猛りをそっと握ると、上体を折ってそれに口付けた。

陽子は堅くなった肉槍を何回も口付けた。そのたびに景麒は身体をねじり、叫ぶのを我慢する。
「ごめん、痛い?」
(もっと、激しく。主上、もっと、もっと!)
言えるはずもない景麒は首をかしげ、気遣わしげに己を見つめる主の髪をゆっくりと撫ぜた。
「いいえ、全く。私は―」
「お前は?」
この上もなく幸せである景麒の心とは裏腹に、唇からは物騒な言葉が漏れた。
「斬って下さい」
「え?」
「私は、これからあなたを貫く。何も考えられない。民も、国も―ただ、あなたが欲しい」
狂おしいように景麒は陽子に接吻した。
「だから、斬ってください。もう我慢、できません」
「景麒?」
さみしげに笑うと、景麒は猛りを陽子の中に無理やり沈めた。


360:「洗礼 6」 景x陽
08/10/10 00:59:31 aQai7F1G

「痛ーーっ!!!」
上になっている陽子は思わず、そのあまりの痛みに叫び、景麒から逃れようとした。
だが、瞳を閉じ、ただ陽子と繋がっている事だけを受け取ろうとしている景麒を見つめ、
どこか神聖なものを感じて唇をかみしめてそのリズムに合わせた。
「痛いでしょう?憎いでしょう?」
瞳を閉じたまま、景麒はつぶやく。
(確かに、すごく痛い。吐きそう)
裏腹に、陽子は微笑んだ。
「もっと、奥に入れないのか?」
ぐぐっと猛りを増した景麒のそれが陽子の中を貫いた。
「あっ―」
(駄目だ、血が)
陽子ですら分かった―何かが破れ、太ももを赤いものが濡らした。
「景麒、景麒、お前!」
景麒は酔った様に動き続けた。
「もう少しです。ああ、主上、もう少し―動いて」
陽子は痛みに堪えるように、ただひたすら景麒の猛りを沈めるために動き続けた。
「あ、景麒。すごく……あったかい」
こわばった何かがほぐれていくように、陽子の腰奥からあたたかい快感が忍び寄ってきていた。
「やだ、ん、熱い。これ、何?ん、ん、んんっ、はあっ―景麒、景麒も、動いて」
ぴったりと合った凹凸から、ぴちゃぴちゃと淫らな音が響く。
景麒は激しく腰を動かし、陽子もそれに負けぬように波に乗った。
あたたかい快感は激しい嵐のように絶頂に近づきつつあり、二人はそれにふさわしく
獣のように動いた。
「すごい、やだ。景麒。何か来る。何か―あっああああああ、いやああああああ」
「主上、主上、あっ、主上、止めないで下さ―、っく」
破瓜の痛みも、血の穢れも超え、二人は絶頂へと向かった。
「ああああああっ、景麒、景麒、景麒!!」
「主上、主上、おおおおおっ!!」
景麒が精を放った瞬間、陽子は初めてのエクスタシーを得、がっくりと身体を景麒に落とした。


361:「洗礼 7」 景x陽
08/10/10 01:00:10 aQai7F1G
泉にちゃぷんとつかった陽子がぐったりとした景麒を誘う。
「ほら、洗ってやるから。おいで」
くつくつと陽子は笑う。
「貴方と言う方は―」
ようやく身を起こし、景麒は陽子を見つめた。
「主上、私は斬られても仕方ない事をしたというのに!」
ぐい、と陽子は景麒の身体をひっぱり、どぼんと泉の中に落とした。
「うわっ、冷たい!」
はははは、と陽子は笑う。
「気持ちよいだろう?」
景麒は憮然としたように陽子を見つめた。そんな景麒を陽子はふんわりと笑って、抱きしめる。
「斬らないよ―お前は、私を傷つけたんじゃない」
「血が、流れました」
「泣くなよ」
景麒は、いたたまれなさに、涙を流していた。
「馬鹿麒麟」
陽子はずぶぬれの景麒の顔をぬぐい、その唇に接吻した。
「お前は、満たしてくれたんだ。欠けている私を―満たしてくれた」
「おいたわしい」
「しつこい」
陽子はぐい、と景麒の頭を泉に沈め、くつくつと笑い、そして少し―泣いた。

(奇跡のような時間を、有難う)

ねえ景麒、これからも私は思い出すよ。
お前が脚を洗ってくれたこと。
身体に残してくれたばら色の痣のこと。
夕焼けがお前の髪にうつって、私みたいな髪の色になってたこと。
斬ってくれ、って言うまでに私を欲してくれたこと。

泉からあがって、また陽子は景麒に接吻した―額に。
唇にふれようとした景麒の口元に手をやり、陽子は笑った。

「行くぞ、景麒。帰ろう―」


362:「洗礼 8」 景x陽
08/10/10 01:03:12 aQai7F1G
少女を捨て去り、陽子は王になる。
二度と、恋はしない。
二度と、身体を合わせはしない。

(脚くらいは、また洗ってもらってもよいのかなあ?)

陽子は景麒を置き去りにするように、ずんずんと歩き、泣き笑いになった。
「……多分、無いんだろうなあ」
「主上?」
「……何でも無い、歩け。帰る」

主の肩に伸びた景麒の指が―理解したように、陽子に触れずに落ちた。

二人は、歩く。
歩けるだけ、歩いていくしかないから。
歩いて、歩いて、歩く。

差し伸べる指も、求める瞳も、これからは無いから。
だから、二人は歩く。

夕闇が、ゆっくりと二人を包み込み、頬の涙を見えなくしていった。

<了>

363:355
08/10/10 01:17:13 aQai7F1G
>>349ではないのですが、陽子はいじめたくなる……景麒も。
だからちょっとストイックに終わらせた。やることやったけど。

364:名無しさん@ピンキー
08/10/10 01:22:32 UV5urTHT
GJ!!だけど切ないお……。

そんな私は353ですw

365:名無しさん@ピンキー
08/10/10 01:35:07 Nb12zFSG
うおおおお!GJ

陽子も景麒もセツナイな


366:名無しさん@ピンキー
08/10/10 20:54:15 gGyjWvnT
おおおおおっっっっっっ北!!!!!!!!

367:名無しさん@ピンキー
08/10/10 22:41:59 SlY+8Zcd
いや~きましたね GJ!

368:名無しさん@ピンキー
08/10/11 00:02:03 0S8i5py6
甘甘かと思いきや、あああ
自分、ケイキスキ-なんで切なすぎ
ハッピーエンドのもぜひ!

369:名無しさん@ピンキー
08/10/11 02:54:27 DcT0J4Xh
GJ!GJ!GJ!
景陽好きなんですありがとうございます
久々の好物投下の感激とラストの切なさに泣けそうです

370:355
08/10/15 02:23:48 ML4uCqnx
リクエストがありましたのでハッピーエンドにしてみました。
一応「洗礼」の続き。ってか蛇足w

371:「Heart racing」 景x陽 1
08/10/15 02:25:32 ML4uCqnx
景麒は熱く堅くなった猛りを手で強く握り、上下に動かしながらも懸命に「その人」以外の女性を思うように努力していた。

汚してはいけない。
こんな独りよがりの快楽のために―使うような真似なぞしない。

ふぐりを握り、竿をさすり、わざと爪先をピンと伸ばして景麒は絶頂に向かう。

「…っく!」

ただ物理的な刺激によって、景麒は果てた。
白濁した液で汚れた手を端切れで拭い、無造作に屑篭に投げ入れる。寝衣を乱暴にまとい、
ばたんと臥牀に身を倒すと、我慢していた主への思いが身を貫いた。
「主上」

―ただ一度の契りで、この命すら捨ててよかったというのに。だが。

「この未練はどうだ」
苦笑し、景麒は辛そうに身を震わせた。

朝はまだ良い、朝議であの方を見つめていられる。
午後もまだマシだ、州候としての政務で忙しくしていられる。
だが夜は―甘く激しい思い出が瘧(おこり)のように身体を、心を震わす。

女の一人や二人、誘えばすぐに閨を共にするであろう。そして実際にそうしてみた。
だが、景麒は抱いた女御の名前すら思い出せない。
触れる肌も、重ねる唇も、髪の匂いも、愛おしいただ一人の人とは違いすぎたから。
女の身体を貫き、精を放った瞬間、思わず襲ってきた嘔吐をおさえた記憶しか景麒には無い。
景麒にとって女との交わりはただ渇きと辛さと、そして己への嫌悪を増すだけであった。

会いたい。抱きたい。ただ、交わりたい―あの方と。

狂おしい思いに、景麒の右手はまた己の秘所へと伸びる。

と、臥室の扉を叩く音がした。
(まさか)
一国の宰輔の臥室まで先触れ無しにやってくる人間はただ一人しか居ない。
すばやく身繕いをし、鬣をととのえると景麒は息をひそめて扉を開けた。


372:「Heart racing」 景x陽 2
08/10/15 02:26:29 ML4uCqnx
「お前、馬鹿か?相手を確かめずに扉を開けるな。物騒だ」
厭きれたように見上げるその翡翠の瞳。
「主上」
景麒はへなへなと床に座り込む。
構わず陽子はずかずかと室に入ると、榻(ながいす)に腰を下ろしため息を吐いた。
「なあ、それは、お前流の出迎えなのか?床に座り込んでこれから叩頭か?もう―腰を上げたら?」
景麒は立ち上がり、おずおずと手近の椅子に腰掛けると陽子の方に顔を向けた。
(主上が、主上が、ここにいらっしゃる)
景麒の興奮をよそに、陽子はゆっくりと視線を下に向けた。
もじもじと手を揉みあわせ、あきらめたようにようやく景麒へと視線を向けた。
「―悪い噂が立っている」
「は」
景麒は阿呆のように返答する。
「景麒、な。王宮の女性に手を出すなとは言わない。だが、思いやりを忘れないでくれ」
「―何のことでしょうか」
「とぼけるな!」
陽子は景麒の顎をぐい、と持ち上げ顔が触れんばかりに近づけた。
「手当たりしだいに奚や女御の袖を引いて寝所に誘い、やる事をやったら後は用済み、廊下ですれ違っても
目線さえ合わさぬという噂だ!!」
景麒の頭はぐるぐると回転し始める。だが、どんな過去の記憶よりも現在ただ今、己に触れている主の
手のひらの感触しか考えられないのだ。
「あの、そんな事は……」
「無いと言えるのか?」
(もう、駄目だ。本当の事を言おう)
景麒はがっくりと肩を落とした。
「覚えて、いないのです」

白い肌だった。黒い髪だった。傷一つ無い肌に、上品に口を隠してふんわりと笑う、媚びた仕草。
名前も、顔すら覚えていない、ただ主と正反対であればある程良かった。それだけの女達。

「私が道を誤れば、お前は失道する」
陽子はうつむいて呟いた。
「だが、お前が道を誤ろうとする時、私は一体何が出来るのだろう?」
見上げる翡翠の瞳。


373:「Heart racing」 景x陽 3
08/10/15 02:27:29 ML4uCqnx
(ああ、主上。あなたは、泣いて―いらっしゃるのですか?)
「何とか申し開いてみたらどうだ!?」
(これを、今を逃したら、私は本当に道を誤ってしまう―)

震える陽子の肩に、景麒の指が伸びた。邪険に払おうとする陽子の手を、ぎゅうと景麒は掴む。

「ですから斬って下さいと申し上げた」
景麒はようやく真っ直ぐに陽子を見つめると言った。
「開き直りか」
陽子は汚らわしいものでも見るかのように景麒に視線を落とした。その視線に景麒は思わず礼を失して
大声をあげる。
「私がいつ納得したと申し上げました?『あの時』は主上が正しいのだと理解しようとしました。ですが、
苦しさはつのるばかり。何故、何故に許されないのです?何故、許してくださらない!?」
「景麒、控えろ!」
「何故―」
景麒は椅子から落ち、陽子の膝にすがると叫んだ。
「何故麒麟が王を愛してはいけないのです!?何故、この腕に抱きたいと思ってはいけないのですか!?
お答えください、主上!!」
陽子は景麒の頬を張った。
「落ち着け、景麒」
「落ち着いておりますよ、主上」
もう一つ陽子は景麒の頬を強く張った。
「―殴られても結構。ただ、お答えを、お答えを頂戴したい」
怒りに燃えていたらどんなに楽であろう―陽子の瞳は哀れみを示していた。
それを見つめ、耐え切れないように景麒はを顔を覆って流れ落ちる涙を隠した。
「お、おこた、お答えを」
「景麒」
陽子は景麒の肩を抱き、子供をあやすように景麒の身体をゆっくりとゆすり続けた。


374:「Heart racing」 景x陽 4
08/10/15 02:28:07 ML4uCqnx
「答えは―予王だ」
「主上は予王ではありません」
陽子は耐え切れぬ苦笑を漏らす。
「同じだよ、景麒。私も王である前に女なのだ。でも、私は女である前に―王でいたい。だから」
「だから?」
「だから、だよ。それで終わり。納得したか?」
「もう一度、は無いのですか?」
はあ、と陽子は溜め息を吐く。
「良いよ」
陽子は景麒をふわりと抱きしめた。
「でも、心は無い。それに心は無いんだ。それでもお前の何かは満たされるのか?もう、この王宮の女を泣かす事はないのか?」
景麒の指が迷ったように一瞬、宙をさまよい―そしてしっかりと陽子の腕へと落ちた。


二度目は一度目よりも素晴らしかった。

初めてのこわばりが解け、陽子の身体は奔放に景麒に開放された。
触れるごとに切なげに声はあがり、ひんやりとした指は景麒の感じやすい肌をなぞり、それでも足りなければ
舌で身体の輪郭をゆっくりと舐め上げた。

「こんなに、主上の乳房は大きかったでしょうか」
そんな風に軽口を呟く景麒の鼻を摘み、陽子は朗らかに笑った。
確かめてみたら、といわんばかりに乳房で景麒の顔を覆い、景麒は存分にそれを揉みしだき、頂きを味わった。
乳首を舌で転がすと、陽子は耐えられないように腰を揺する。濡れそぼった陽子の陰毛が景麒の猛りをくすぐり、
景麒も耐え切れないように下半身を左右に揺らした。
景麒がじりじりと陽子の下半身の方に頭をずらしていくと、陽子を心得たというようにくるりと身体をまわして己の秘所を
景麒の顔へ、景麒の猛りを己の口元へと移動させた。

ちゅぷっ、と淫らな音を立てて陽子が景麒の男根を吸う。張り詰めた肉槍には筋が立ち、その筋を丹念に陽子は舐め続ける。
ビクンビクンと脈を打つ自分の猛りを沈めようと努力しつつ、景麒は陽子の蜜壷の舌を伸ばした。
すっかり感じている陽子の秘壁はひくひくと蠢き、壷奥からはたらたらと愛液が流れ、景麒の喉を潤す。
真っ赤に腫れ上がっているような淫唇を景麒に晒し、陽子は誘うように腰を揺らした。


375:「Heart racing」 景x陽 5
08/10/15 02:28:49 ML4uCqnx
「入れて、指を」
「御意」
言われるままに指を差し入れると、ピクンと陽子の背が反り、細く高い声が陽子の口から漏れた。
景麒はその声に励まされるように指を出し入れし、みっちりと締め付ける肉壁を更に味わおうと指を二本に増やし
中を捏ね回す。更に奥へと指を入れると、ちょこんとした突起のようなものに指先が触れた。
それをそっと二本の指でまさぐると陽子は背骨が折れるかのような勢いで背をそらし、叫んだ。
「あああっ、ああああああああ!駄目、ど、どこに触って―」
途端に洪水のような愛液がほとばしり、景麒の唇を濡らした。
(ああ、これが)
そういった快感の引き金のようなものが蜜壷の中にあると言うのは聞いていた。だが、たった二回目で
己がそれを探し当てた事に景麒はにんまりと微笑まざるを得ない。
小さく、だが激しく震える腰奥のその突起をくりくりと撫で、舌は秘壁を執拗に舐め続ける。と、急に顔を
濡らす勢いで淫水があふれ、陽子が今までにないくらいの嬌声を上げた。
「あああああああ!!!」
陽子はもう我慢できないように腰を上下に大きく動かし始める。
「良い!良い、良い!ああっ、景麒。お願い、来て!もっと、あっ―んんんんっ、もっと、して!!」
「私の猛りも、もう少し喜ばせては頂けませぬか」
陽子は言われるがままに景麒の股間に顔を埋め、ちゅうちゅうと竿を吸いゆっくりと陰嚢を揉み、猛りを口奥に頬張ると
ずるずると荒々しく吸い上げて、唇を上下させた。
それでも足りないかのように陽子は竿から唇を離すと、陰嚢を甘噛みし、舌をゆっくりと菊門のほうへと這わしていった。
執拗に陰嚢と菊門の間を陽子の舌は往復し、ぬらぬらと肛門が唾液で十分に濡れたことを確認すると指をするりとそこに入れた。
「主上―!!」
今度は景麒が堪らぬかのように叫んだ。
「痛い?でも、きっと良くなると思うんだ」
ちろちろと肉槍を舐めつつ、指はゆっくりと菊門奥へと入っていく。
景麒の脊髄をずるりと何か這うように、甘く激しい快感が走る。
「おっ、おおおおお、主上」
「何かに触れてるんだよ―きっと、ここが良いんだよね、景麒」
爆発しそうな感覚に景麒は思わず唇をかみしめ―そして唇を切った。


376:「Heart racing」 景x陽 6
08/10/15 02:29:57 ML4uCqnx
「血が」
「えっ?」
死にそうな景麒の声に陽子は勢いよく菊門から指を離し、正常位で景麒に向かい合った。
「馬鹿だなあ。自分で自分の唇を噛み切って」
ぺろん、と唇を舐められ、血が陽子の口内へとおさめられていく。
柔らかな舌が、血の匂いを消し、そして欲情を高めていった。
「主上、入れたいです」
「入って」
景麒はがばりと起き上がり、陽子の身体を寝台に寝かしつけ、両脚を己の肩の上に載せると
秘所を露にさせた。
「すごいですよ、主上―こんなに赤く、濡れて」
初めての時には見つめる余裕の無かった主の秘所をまじまじと見つめ、景麒はその美しさに嘆息した。
我慢できないように腰を揺すり、陽子は景麒に声をかける。
「見るなよ。見るくらいなら―早く」
景麒は猛りを迷いなく突き刺した。
「ああっ、ああああああんんんっ。景麒、大きい!」
「主上も―ああ、何て美しいんだ、貴方は!!」
千切れてしまうような膣圧に景麒は精を放ちそうになる。声をあげ、それに抗い、景麒は懸命に
腰を打ちつけた。
逃れようとする主の尻を掴み、今度は後ろから突く。
紅の髪が揺れ、四つんばいになった主の腰はいっそう細く、か弱く見えた。景麒は愛おしさで
胸がいっぱいになりながらも、狂おしく獣のように更に腰奥を突く。
「―行く、景麒」
「まだです」
「馬鹿!」
気付くと今度は陽子が上になっている。
「ねえ景麒、良い?良い?」
気が遠くなりそうな快感の中、ようやく見上げると乳房が揺れている。真っ赤になった乳首が痛々しい。
それを摘んで、景麒はぐりぐりと指で捏ね回した。
「んんっ、はあぁああっ!」
髪の毛が揺れ、陽子の顔を隠すと景麒はそれを指ではらい、顔を露わにさせる。
頬をさすり、乳房をまさぐり、そしていつしかその両手は陽子の腰へと落ち、それを揺すった。


377:「Heart racing」 景x陽 7
08/10/15 02:31:07 ML4uCqnx
「主上!」
獣のように腰を打ち付けあい、お互いをがっちりと爪で掴んでいる肌は血で濡れた。
「あ、あ、行くよ、行っちゃう、景麒」
喉を仰け反らして、陽子は吼えた。
「あああああああっっっ、んんんん―景麒、景麒、景麒!!!」
「おおおおおおっ!!」
(主上―!!!)
脚がぶるると痙攣し、景麒の腰奥から熱い迸りが陽子の中へと注がれた。

奇跡のように、二人は同時に達し、果てた。


********************************************************************************

「こういうの、蓬莱では何と言うか知ってるか?」
「『こういうの』とは?」
景麒は交わりの余韻から抜け切れないかのようにゆるゆると瞼を開き、陽子の問いに答えようと臥牀から身を起こした。
見ると、陽子は早くも臥牀から降り、さっさと身繕いをしている。
「『セフレ』って言うんだ」
「せふれ?」
如何にも良くなさそうな語感に景麒は眉をしかめる。
「ただ、快楽のために交わる、そういう相手のこと」
陽子は吐き捨てるように言うと景麒を睨み付け、そして面白くなさそうに笑った。
「お似合いだろう?女狂いの麒麟に―」
はあ、と小さく陽子は呟く。
「欲求を持て余す女」
「主上」
「せふれだ。万歳」
身を翻し、遊女のように着物を着崩したまま出て行こうとする陽子の腕を景麒ははっしと掴んだ。


378:「Heart racing」 景x陽 8
08/10/15 02:32:21 ML4uCqnx
「私は後悔しています」
「私も後悔しているよ」
景麒は首を振った。
「主上の後悔とは意味が違います。『あの時』、初めて愛を交わした後―私は主上の手を離してしまった」
陽子は探るように景麒を見つめた。
「あの時はそれが正しいのだと―主上に間違いは無いのだと思っていました。いえ、信じていました」
景麒は決心するかのようにそこで息を一つ、優美に吐いた。
「でも、あなたは間違っています」
「馬鹿馬鹿しい」
「あなたは予王じゃない」
「離せよ」
「あなたは予王じゃない」
「離せって!」
「あなたは予王じゃない」
景麒は迷わず陽子を強く抱き寄せた。
「離せ、離せよ!この―馬鹿麒麟!!」
「愛しています。この魂にかけて」
なおもジタバタと暴れる陽子を抱きしめ続け、景麒はふわりとその縛めをはなすとその場に身を伏せた。
「我が意志をもって主上にお迎えする」
「景麒?」
「御前を離れず、詔命に背かず、忠誠を―この魂ある限り愛を誓うと誓約申しあげる」
陽子はあきらめたように笑った。
「景麒、お前―狂ってるよ」
扉を開け、陽子は泣き笑いのような顔で―「馬鹿麒麟」と呟くと、去っていった。
残った甘い香りは、冷たい夜気にすぐにかき消される。

―また、私は手を離してしまうのか?

「主上!」

景麒は夜の闇を走り出した。
陽子の速い足はとうに暗闇に消えている。
だが、景麒は心配しない。
月の光よりもはっきりと、その王気を辿れるから―

(馬鹿麒麟)

愛おしい声を今すぐにもう一度聞くために、景麒は駆けた。

<了>

379:名無しさん@ピンキー
08/10/15 20:10:08 DGFLM/nF
GJ!
ハッピーエンドとの事でしたが、やっぱりなんだか切なさを残してますw

380:名無しさん@ピンキー
08/10/15 22:09:15 eN9s38t1
んぎゃあーっエロいっ そしてラストに幸せの予感!
GJです、堪能させていただきました

381:名無しさん@ピンキー
08/10/15 23:37:11 ZTS8xFze
いきなり景麒のオナ○-シーンから始まってびっくりしましたがw
なんだかハッピーエンドになりそうで良かった~そういう私はハピエンをリクした368です♪


382:名無しさん@ピンキー
08/10/16 23:03:43 Eov5A23h
申し訳ない。前作だけで終わりの方がすっきりして切なくて良かった
でも、作者さんも「蛇足」っておっしゃってるし、我々読み手へのサービス
なんだよね。多謝!

383:名無しさん@ピンキー
08/10/17 00:37:22 SSRu19n1
サービス精神旺盛な職人さん降臨。ああ、後光が。
景麒の自慰、良いよ~りありすてぃっく!
文体がどこか懐かしい気がするのだが。むかーし昔からいらっしゃる職人さん・・・かな?
違ったら申し訳ないがいつも、今回も、ありがとうございまっす!

384:名無しさん@ピンキー
08/10/17 03:00:05 hUqwPPIW
久々に来たら神作品が…!いろんな意味で泣けた
職人ありがとう!

385:名無しさん@ピンキー
08/10/17 03:00:58 hUqwPPIW
さん付け忘れた。職人さんほんとにありがとう!

386:名無しさん@ピンキー
08/10/18 00:12:53 X9yCfiLl
おおっ! 1週間ぶりに来たらありましたね~
>>370 乙であります。GJであります。感謝感激雨霰であります!

387:名無しさん@ピンキー
08/10/18 03:25:30 aKsyHPCB
サービス精神旺盛な職人様、有り難う!次は楽陽が読みたいです!
もしくは六太と陽子でも。切ないバージョン読みたい

388:名無しさん@ピンキー
08/10/21 00:38:49 OX/TiC1F
自分だけなのかもしれんが、あからさまなリクは職人さんに対して非礼だからやめてる。だって、ここの職人さまって頑張って投下してくれちゃうから。だから逆に申し訳なく、ごめんなさい、て感じ



389:名無しさん@ピンキー
08/10/22 11:37:45 KYpWJdPk
ネタです
URLリンク(m.animefree.biz)

390:名無しさん@ピンキー
08/10/24 23:39:20 Xmn3u+e/
景陽GJGJ!
自分ロムだけど、>>387と驚く程シンクロしたので、敢えて便乗させて下さい
このスレたまに覗くとニヤニヤが止まらない


391:名無しさん@ピンキー
08/10/28 21:51:40 O5Ud8BLg


392:景麒
08/10/29 08:01:58 Vc+ERBc7
   〃⌒ヽ、
  〃ノ人ヽヽ
  ノノ*´_>`从    シュッ
  Σ⊂彡_,,..i'"':
      |\`、: i'、
      \\`_',..-i
        \|_,..-┘


393:名無しさん@ピンキー
08/11/03 17:40:28 ARf04TYt


394:名無しさん@ピンキー
08/11/04 11:42:59 HGFQO06R



395:名無しさん@ピンキー
08/11/06 21:44:02 jYhOJGVR


396:名無しさん@ピンキー
08/11/07 21:36:49 RpknVEmb


397:名無しさん@ピンキー
08/11/08 17:37:58 t+1ElZtV


398:名無しさん@ピンキー
08/11/08 20:31:15 g0zhGrV4
廉麟の毛をジョリジョリしてみたい

399:名無しさん@ピンキー
08/11/08 22:25:57 AEzYhTw8
廉麟にひげなんかありません><;

400:名無しさん@ピンキー
08/11/09 15:58:31 iXnIzgXm
剃毛プレイで400ゲ

401:名無しさん@ピンキー
08/11/11 01:54:56 gKk0nBsk
麒麟の鬣を剃っちゃったら人型に変化した時に
頭髪が危ない事になってるのかな?

402:名無しさん@ピンキー
08/11/11 18:10:01 +S3Bq1kd
あそこの毛も金

403:名無しさん@ピンキー
08/11/14 19:15:40 V3ywuLmU


404:名無しさん@ピンキー
08/11/15 13:25:46 1oH7VqyM
          ,ィ
         //
      _/, '′
 ∠⌒`: :(/厶
 7: : : (∨Vrァリ
 !: : : : /  、  j     ,.ィ_
 了: : {   辷. -─<: : , :て_
  `フ: :{         V: : : :ミ
  {ハヘ         i: : : 〈
 「 ̄ ̄` !   _,.ィ  |: ,ハ(
  \弋^^7 厂ヽ. ト、  八
   `ー'/ /    }. | } {
    / /    { ! | |
    ム'       レ'  レ'

405:名無しさん@ピンキー
08/11/15 14:00:12 T10HVCa4
角ツンツンをキボン

406:名無しさん@ピンキー
08/11/15 17:06:07 ot9j/4nm
処女の麟ているの?

407:名無しさん@ピンキー
08/11/15 19:52:34 S0PNBkiY
いないとオモワレ

408:名無しさん@ピンキー
08/11/15 23:46:15 S0PNBkiY
采麟 砥尚はロリの変態ヤローだから砥尚にヤラレている確率 99%
廉麟 寝起きにイッパツ、野良仕事の合間にイッパツ、お風呂でイッパツ、寝床で三パツという感じで世卓にヤラレている確率 200% 
氾麟 なにしろ三百年の長い付き合いだから藍滌にヤラレている確率 300%
宗麟 六百年であるわけで先新やその家族にヤラレている確率 600%
延麒 尚隆にヤラレている確率 500%
泰麒 驍宗にヤラレている確率  69%
供麒 珠晶とヤッタ確率 0.6%
 
ここまでは固い。問題は塙麟と峯麟
塙麟の場合 フツーに考えると張のジジイと100%の確率でヤッテイルが
アヌメではジジイの壊れ方がフツーじゃない。もしかしてジジイは「ワシは王だ。民に範を示すためカミさん以外とは交わらん」とか
「セックスは汚らわしい」とか「麒麟は神聖だ」とか逆に「獣と交わるなど汚らわしい」とか
あるいは「やりたくてたまらんが雁と奏を超えるまで我慢する」とか自分でミョーな戒律を課してしまい
我慢したその反動で壊れた可能性がある
カミさんも「素直に麒麟とヤレばいいのに」塙麟も「愛しい王に抱かれたい」
と言っているのに逆に変に意固地になって、やせ我慢が過ぎて、俺様が塙麟と出来ないのは
雁と奏のせいだ。慶の王は絶対に麒麟とヤラセてたまるか。と完全にひねくれて壊れまくった果てに陽子を殺そうとした
何て事がもしあると、あるいは処女のままということもありうる

峯麟の場合 佳花の嫉妬が凄くて仲韃は峯麟に手が出せず、民相手のハード SMに走ったと
するとあるいは処女のままということも
もっともその前にもう一人の王に仕えていたから、男王か女王か知らないがヤラレテいる可能性が高いだろう

409:名無しさん@ピンキー
08/11/16 20:09:31 VxN/uipG
ムノウがいない。あれは童貞か?処女か?


410:名無しさん@ピンキー
08/11/16 20:44:26 b9YkYd9s
無能は童貞ではなさそうだが、処女ではあると思われる。

411:名無しさん@ピンキー
08/11/16 21:03:06 L/+4NSSq
陽子が念じると水禺刀は棒状に変化した
これを陽子は無能の○ツの穴にズブズブと

412:名無しさん@ピンキー
08/11/16 23:22:36 jHx1bU3P
確かに錯王は「あちらでは子供は女の腹から生まれるのだぞ。汚らわしいとは思わんか?」
なんてこと言ってたな。「汚らわしい女の腹になど絶対に突っ込まん」と思っていたなんてことが

413:陽子と誰か 0
08/11/18 01:46:03 XyTkgvqm
陽子はヤリマン
それは間違いないw

414:Yoko vs "who I am?" 1
08/11/18 01:47:09 XyTkgvqm
「ねえ、下になろうか?」
延麒は首を振って、ぎゅうと陽子の乳房をつかんだ。
「小さいでしょ」
陽子が呟く。
何度も何度も陽子は言い続けていた。柔らかなところなんてどこにもない、乳房は小さく
腰のくびれもなく筋肉で腹は覆われていて、陽にやけた肌はがさがさと粗い、と。
しかし延麒はそういう陽子の体に沈み込みたいのだ。
小さな乳房を掴み、きめの粗い肌を舐め、どこか獣じみた荒々しい体臭を嗅ぐ。
自分が飛翔すればすぐのところに陽子はいる。だが、国と国の距離は近いようでいて、とても遠い。
その遠さを無視して飛んできてくれたのだ、この王は。
「あんまり、見ないで」
陽子が頬に朱を上らせて俯いた。
「きれいな、身体じゃないから」
「阿呆が―」

たった二月逢えなかっただけなのに、六太の気のたかぶりはひどいものだった。
苛苛と爪を噛み、指先はいつもうっすらと血で濡れていた。己の血の匂いに気分を悪くして臥せる。が、臥せると
身の置き所がないように起き上がり、せわしなく王宮内をふらつく。そうして眼をまんまるにしてきょろきょろとあたりを
見渡し、聞こえもしない声を聞いてびくりと身体を期待に震わす。そして求める者の声ではない事に気づくと、また苛苛と
爪を噛む。
見かねた尚隆がうまく理由を作って、陽子を雁に呼び寄せた。
「二度は無いぞ」
尚隆が苦々しげに、そしてどこか悲しげに六太に言った。

延麒は陽子の身体の上になった。
肉槍を急に抜かれ、どこか陽子は不服そうな顔をする。
(肉槍だけでは足りない、歯で唇で、手で肌で鬣で―全てで陽子を味わう)
延麒は逢えなかった時間を取り戻そうとするかのように陽子の身体に歯を立てる。
その度に陽子は普段より高い声で叫んだ。局所の毛をかきわけ、秘壁を舌で舐める。陽子が小さく震え始める。


415:Yoko vs "who I am?" 2
08/11/18 01:48:13 XyTkgvqm
「ああ、延麒。良い、すごい良い―」
淫らな声に刺激され、延麒のものの先端からぴゅっ、と白濁した液が漏れた。だが、それはまだ達さず、
堅いまま、昂っている。
延麒は孔に指をそろりと入れた。
「いやっ―、ん、んんっ」
陽子は腰を仰け反らせ、再度高い声で叫んだ。
秘孔から湧き出る淫水を貪り、指で内壁をくりくりと刺激すると陽子の喘ぎはさらになまめかしさを帯びてきた。
延麒は顔を上げ、陽子の顔を見つめる。
「な、なあに、延麒?」
「―綺麗だなあ、と思う」
「何をまた」
「ひとつになろう」
陽子は目を閉じる事で返答した。

最前のつながりとは違う―延麒の昂りは更に強く大きく堅くなっていた。
初めて延麒の「本当の」昂りを見たとき、陽子は息を呑んだ。それは小さな身体に相応しくなく巨大だったから。
愛撫していた時の昂りではない、身体を突かんとする時の延麒の『本気』のそれは異物がくっついているかのように大きいのだ。

ほとんど天井の方を向いているそれを延麒は陽子の腰奥にそろそろと突き刺し、そしてしばらく静止する。
耐えられない感覚を、延麒は何度か溜息をついてやり過ごし、そして愛おしそうに陽子の額にかかった髪をはらい、
頬に口づける。
「陽子、痛いか?」
陽子はゆっくりと首を振る。
「気持ちよくて―死にそう」
延麒は笑って、自分のものを包み込んでいる陽子の秘孔の微妙な感覚を愉しんだ。まるで、握るかのように
徐々に孔がきつく狭まりひくひくと蠢き始めると、延麒は我慢出来ないように腰を動かし始める。
陽子が応えるように腰を動かすと延麒からも低く叫びが漏れが。
「はあっ、延麒。すごい、すごい」
「ああ、陽子。良いよ。大好きなんだ、俺はお前が―!」
陽子は嬌声をあげ、腰をせりあげる。
延麒はほとんど攻撃するかのように自分のものを陽子の腰奥へと突き刺し続けた。
「んんっ、はぁっ―延麒、いや。駄目。ああああっ」
「うわあぁああああ!!」


416:Yoko vs "who I am?" 3
08/11/18 01:48:59 XyTkgvqm
延麒が精を放つと、陽子は延麒のものをちゅるりと口に含んだ。放ちきれなかった精が、ゆっくりと陽子の
口内におさまっていく。ぬるぬるとしたものを吸い尽くして、陽子はようやく延麒に顔を向け、微笑んだ。
陽子は身体を起こし、小卓に置かれた酒瓶を取ると、そのまま、くいっとあおった。
その酒はそのまま口移しで延麒の中に注がれる。
「―美味い」
「ほとんど、私の唾ですよ」
「だから、美味しいんだ」
陽子は笑って、延麒にふわりと抱きつく。

何だろうこれは、という程に快感は深かった。勃起したそれが痛い程だった。
精を放った瞬間、身体がばらばらになるかと思った。
「眠りなさい」
陽子がいつもの低い声で囁く。
「延麒、眠りなさ―ううん、眠ったら?」
「一緒に」
きょとんとした瞳で陽子は延麒を見る。
「一緒に眠ろ」
「ん。だね、寝よう」
延麒の声にこたえ、微笑んだ陽子の顔は見た気がする。だが、陽子の寝息を聞く間もなく延麒は暖かいが
暗い夢の世界へと身を落としていった。


417:Yoko vs "who I am?" 4
08/11/18 01:50:28 XyTkgvqm
「二度は無いと言った」
くつくつと陽子は笑う。
「駄目でしょうね。もう良いと言う程に交わらねば、延麒は飽かずに私を求めるでしょう」
尚隆は苦笑した。
「飽くのは何度目の交合なのだ?」
「さあ?」
陽子は乱れた着衣のまま、尚隆に笑いかけた。尚隆は胸元からのぞく乳房を見つめながらも深い溜息を吐く。
「―つくづく、己の策を悔やむ」
「もとより、策を成せる相手ではないでしょう。延王―貴方の、半身ですよ?」
「俺は、延大事だからな。六太が不安定なら、安寧に導くようにもするさ」
「慶もなかなかに不穏なのですが」
「お前は俺や他国の王を使って、天と張り合う女だ。心配はしてないさ。いや、心配しているのは
景台輔かな。弱い、あまりに弱い」
「景麒は意外と打たれ強いんですよ。何せ、前王の恋慕で国と己を滅ぼしかけましたから」
「つくづく、六太は難儀な女に惚れた」
「斬れば良いのに」
「他国の王は斬れぬ。なあ、陽子、おまえ、王を辞めろ―すぐさま斬ってやる」
くつくつと陽子は笑う。
「何度でも参ります。延麒は―いやはや、閨でもすごい。『あれ』を見たとき、腰が引けた」
話題を無理やり変えられ、尚隆は苦笑する。だが、のってしまうのも景王の人徳なのだ。
「怯えで腰が引けたか?」
「いえ、歓喜で」
陽子は指先で延麒のものの大きさを示した。
「これですよ。すごいでしょ?というか、すごすぎです」
尚隆ががくんと首を落とす。
「でかいな、無駄に」
陽子は本当に面白ろうにからからと笑う。



418:Yoko vs "who I am?" 5
08/11/18 01:58:20 XyTkgvqm

「たまには王同士、寝てみます?」
故意にはすっぱに、陽子は尚隆に言う。
尚隆に詰め寄るときに、これみよがしに着物から太ももを露にさせ見せ付けた。
「俺は―」
「延王。私を、抱けません?」
尚隆が笑った―そして陽子の頬を両手で包む。
「隣国の女王か。わが国の麒麟は惑うし、お前の国の麒麟は迷走している。難儀だな」
「私は、たいして何も考えていないんですよ」
尚隆は陽子の額に口付けた。
「まあ、夜は長いし、誰も死んでない」
陽子は掴んでいた尚隆の着物の袖から指を離した。
「あ」
「どうした、陽子」
囁く暇もなく、陽子は尚隆の腕の中にいた。
「延王の馬鹿」
「黙ってろ。俺は、色々と悔しいんだ。本当に、色々と―」
「難儀ですね」
陽子は笑う。笑って、自ら着物を剥ぐ。

延王が、自分に入ってくる。何の前触れもなく。
陽子は、再び延主従のそれぞれの男根の大きさに嘆息する。

陽子は目を閉じる。
全てを食らったら、己の国は楽になるのだろうか?

嬌声を上げ、笑う。
(あなた達には、理解るまい)
腰を突き上げ、陽子は達した。そして呟く。
(愛する男を、たばかる罪の重さをわかるまい!)

己の国を、500年続けた夢を見た。
起きたときには、延王も延麒も遠くにいた。
股の間が痛い気がする。肌にも、いろいろと傷が残っている。
延麒が噛み切った爪が、すこしだけ寝台に残っていた。

「馬鹿だな、我らは」

陽子は嘆息し、ゆっくりと立ち上がった。



419:名無しさん@ピンキー
08/11/18 02:00:24 XyTkgvqm
陽子と六太を書くべきだということだったので。
てか、他国の麒麟と結んだ時点で終わりじゃね?と思う。

ここら辺で終わるけど、リクエストしてくだされば、粛々と書きます。

420:名無しさん@ピンキー
08/11/18 20:23:16 JpuMIVjL
おおっ! 投下だ。GJ!
ぜひとも続きを粛々とお恵みください

421:名無しさん@ピンキー
08/11/18 22:04:42 mGMmrwIH
>>414
乙であります
GJであります
ずっとずっとWakutekaであります
いつまでもいつまでも待っているであります

422:名無しさん@ピンキー
08/11/19 20:24:49 YIypdG9o
>>414
グッドジョ━━━(゚∀゚)━━━ブ!!!!!

423:名無しさん@ピンキー
08/11/19 20:41:57 1vwp2vTf
>>414
とっても乙でありますが、それと関係なく

最近は本家エロパロより周辺スレのエロ度が高いという件について

424:名無しさん@ピンキー
08/11/20 12:00:17 gtxSBIFF
>>423
周辺スレ
についてkwsk

425:名無しさん@ピンキー
08/11/22 20:33:32 hB2JVC8Y
彼女の髪は紅色です。瞳は緑色です

では
乳首は○色ですか
マムコは○色ですか

○の中を埋めなさい

426:名無しさん@ピンキー
08/11/22 23:12:46 cn6Ga7TI


427:名無しさん@ピンキー
08/11/22 23:18:57 Lg/bGbZ2
死体かいww

428:名無しさん@ピンキー
08/11/23 01:37:12 SAp7qun8
とうぜん淡いピンク、と言いたいところだけどやはり真っ赤とオモワレ

429:名無しさん@ピンキー
08/11/23 12:13:21 sd//i0cY
エクスタシーが高まりアクメに近ずくにつれて朱にそまります。ハァハァ

430:名無しさん@ピンキー
08/11/24 18:29:08 L/7kOj3j
あ~ 麟にしゃぶらせたい

431:名無しさん@ピンキー
08/11/25 21:50:20 nMLwG9gv
うまか棒を?

432:名無しさん@ピンキー
08/11/29 23:33:48 vHGeYMtO
① ♂王が麟をゲット
② 麟はほど良く育った
③ 当然、麟は俺の女

ということは、いわば聖女を娶るようなものだと思うけど
満たされた性生活を送れるのだろうか?
まあ、聖女を専用性女に調教すればいいワケですが
1週間精進潔斎しないとセックスできないとかだと耐え難いけど
どうなんでしょうね?

433:名無しさん@ピンキー
08/11/30 12:12:18 WQ5gLTua
王 「台輔が不調と聞いたが?」
黄医「左様でございます」
王 「まさか登極1週間で失道なんてことが?」
黄医「いいえ、失道ではございません」
王 「ではなんだ?」
黄医「原因は主上、あなたでございます」
王 「ハァ?」
黄医「昨夜は、かなり激しかったとお聞きしましたが」
王 「ハァ? 何の話だ?」
黄医「男と女の交わりでございます。なんでも7発とか」
王 「えっ!? なっ、何でお前がそんな事まで知っているのだ」
黄医「女官から聞きました。さすが主上、下半身も王者でいらっしゃいますね」
王 「いやまあ、その、玄部を降りてから機会がなくて3日ぶりがったから・・・だか台輔の不調となんの関係があるのだ」
黄医「ここ数日、宴席が続いていると聞きましだが?」
王 「うむ、他国の使節が続いたからな。宴席に出るのが王として務めだ」
黄医「それはもちろんでございますが、そこで大層、肉や魚を食されたそうですね」
王 「精力をつけるためだ。麒麟を沢山可愛がるために精をつけねばならぬ」
黄医「それがいけません。穢れでございます。古来から『麒麟と交わるには肉や魚を断たねばならぬ』と伝えられております。」
黄医「身体を浄化して精液からも肉や魚の穢れを薄めておかないと麒麟の身体に障ります」
王 「肉や魚はダメなのか?」
黄医「はい。麒麟を抱くには菜食を心がけてください」
王 「それでは体力が・・・」
黄医「大丈夫です。仙水という秘伝の精力剤がございます。これを飲んで禿んでください」
王 「・・・」

434:名無しさん@ピンキー
08/11/30 14:53:07 qczbwjXd
>433
なんだろうw
深刻な事態になったり、励めなくなるというオチを想像してたら、
こういうオチだとはw

おもしろかった。gj

435:名無しさん@ピンキー
08/11/30 16:22:06 bWBvHc9A
宗王「わしは納豆と山芋を毎日食べておる」
氾王「確かに納豆と山芋は効きますな。それにオクラもいいですよ」

436:名無しさん@ピンキー
08/12/01 20:06:08 2SZAE+S8
王は24時間ビンビンですw

437:名無しさん@ピンキー
08/12/02 20:28:22 8PQgWW3n
24じかん 勃てられますか~♪

438:名無しさん@ピンキー
08/12/03 00:10:09 3Vw4vUjw
なんかオヤジくさい

439:名無しさん@ピンキー
08/12/03 20:22:52 dp1t25Zl
24じかん ハメられますか~♪


440:名無しさん@ピンキー
08/12/03 22:38:34 wFj6W3XM
あんまり禿み過ぎるとバゲますよ

441:名無しさん@ピンキー
08/12/04 14:02:30 q73KdspL
精力図
宗王>延王>廉王>氾王>劉王>泰王>塙王(死んだ)>才王(死んだ)

442:名無しさん@ピンキー
08/12/05 21:48:15 rtRUYuYg
達王は物すごくよく勃ちましたw

443:名無しさん@ピンキー
08/12/06 19:59:14 GiYcWyv0
過疎ですねageてみましょう

444:名無しさん@ピンキー
08/12/06 22:29:30 Gl1XzMem
ホント人いませんね

445:名無しさん@ピンキー
08/12/07 23:03:37 1UpcsFC2
皆十二国に流されてしまったか…

446:名無しさん@ピンキー
08/12/08 01:28:12 myQljHn0
寂しいですね(´`)

447:名無しさん@ピンキー
08/12/08 20:17:09 l8uXU20q
だれか~ だれかいないかぁ~

448:名無しさん@ピンキー
08/12/08 22:19:18 h9d0XW6v
師走だし、冬コ○も近いしきっと皆忙しいのでは?

449:名無しさん@ピンキー
08/12/08 23:48:00 zVL0w4kf
そろそろ楽俊年も終わる時期なんだな…

450:名無しさん@ピンキー
08/12/08 23:52:02 1x7g6oTq
冬コ○を冬コキに脳内変換した自分オワタ。

451:名無しさん@ピンキー
08/12/09 20:52:43 LjPjGAQY
冬コキは部屋を暖かくしてからにしましょうw

452:名無しさん@ピンキー
08/12/09 22:59:25 jBMldMD4
前からの疑問なのですが人形の麒麟は毛深いのでしょうか?
それとも無毛系なのでしょうか?
アソコに限らずにです。例えば麒はヒゲが生えるのか?
無能はヒゲソリを誤って月に3日くらい卒倒するのでしょうか?
麟タンだって産毛を剃り損ねて、卒倒する心配とかあり得るわけで

逆に基本的に無毛体質にすると、今度はアソコの話になって
陽子「お前は無能なだけでなく無毛なのか」と罵倒されたり
廉麟タソは初夜を前にして「わたしアソコがツルツルだけど主上は気に入って下さるかしら?」
なんて悩んだりしたのでしょうか。ハァハァ

パイパン嫌いの王だと悲惨ですね。まあ、多毛剛毛系も毛切れとかの心配もありますが・・・

453:名無しさん@ピンキー
08/12/12 18:25:57 jvdClgZp


454:名無しさん@ピンキー
08/12/12 21:28:57 PQimWH0C
パイパ~ン パイパ~ン♪

455:名無しさん@ピンキー
08/12/12 23:55:58 ++AKAeST
陽子は漢だから、陽子の股間にあるのは「まんこ」ではなくて「まんこの形をしたちんちん」だと思わないか?

456:名無しさん@ピンキー
08/12/14 18:43:10 +fho2kUV
>>284

> 景麒「主上……鎖とムチとローソクで「かっぷりんぐ」とやらを考えるのはおやめください」

超亀レスだが、鎖×ムチとかムチ×ローソクとか想像した。

457:名無しさん@ピンキー
08/12/15 10:20:14 5gmOiVlB


458:名無しさん@ピンキー
08/12/15 22:44:42 ukMJA1oR
>>456
もちろん陽子は黒ラメのハイヒールブーツと黒のレース手袋のみを身に付け
燃える赤い髪、翠の瞳、白い肌、真紅のヘアに黒い手袋とフーツの対比が官能的に映え
右手にムチ、左手にローソクのいでたち
ムチは先が幾筋にも分かれて皮膚を破る事無く苦痛を与える特製のムチ

目の前の石の壁には手首と足首を鎖に繋がれた全裸の景麒が皮膚を赤く腫らして呻いている
だが股間のイチモツは隆々と勃起させている。でも火星で、皮被っているけど・・・
こういうシーンですね

459:名無しさん@ピンキー
08/12/15 22:52:55 79BvmbKa
陽子の肌は灼けてまっせーw

460:名無しさん@ピンキー
08/12/16 22:25:39 OOQEiCBi
>>459
金波宮に籠っている内に日焼けがおちて白くなったわけですよ

>>458
ピシッピシッとムチの音が響き、その度に無能の悲鳴が上がる訳ですか?
そして陽子の言葉でなぶられてさらにチソチソにロウが垂らされた瞬間
無能は白濁液を天井まで飛び散らせる。それをまた責め立てなぶる陽子の怒声が響き

461:名無しさん@ピンキー
08/12/16 23:01:17 G0gdC4/u
>460
地黒だよ。風万あたりにあった。

462:名無しさん@ピンキー
08/12/16 23:04:24 sxREzv49
陽子の肌の色は褐色だからこそエロイと思っている。

463:名無しさん@ピンキー
08/12/16 23:15:52 OOQEiCBi
白い方がより頽廃的でエロいわけですよ。やはりSMは退廃の世界でないとw

SMプレイに走るということは、ノーマルプレイに飽きて倦怠期がきたからです
かなり長い間王位についていて玉座に倦んでくるくらいのころなわけで
王宮に長年籠って紫外線に曝されなくなっているのです
だからメラニン細胞の活性が落ちて肌色変わったわけですよ

464:名無しさん@ピンキー
08/12/17 00:07:42 sxREzv49
ちょーどうでもいいことだけど、地黒は部屋に篭ろうが肌白くならないよ。
ずっと黒いまんま(ナキワラ

465:名無しさん@ピンキー
08/12/17 21:26:17 o5ZWq4Zz
ノリが悪い。想像力の乏しい奴だな

466:名無しさん@ピンキー
08/12/18 02:06:08 p6PcMAPq
ノリが悪いって、設定捻じ曲げるのを想像力が乏しいと言われてもどうかと思うんだがw

467:名無しさん@ピンキー
08/12/18 08:59:18 kfYKphZl
>>461
あったっけ?
探したけど”よく陽に灼けた快活そうな肌の色”しか見つからなかった

468:名無しさん@ピンキー
08/12/18 09:23:22 9qL7ELI4
どうかんがえても陽子は金波宮に色が白くなるまで、
篭るようなタマじゃねーだろーよw

469:名無しさん@ピンキー
08/12/18 17:22:24 CKTG36HG
頽廃的という事なら白皙の肌でSMも捨てがたいが
健康そうに良く焼けた褐色肌での革下着だって負けずに同じくらいエロいと思う自分勝ち組
褐色肌子はモノトーンがよく似合うから黒ずくめも白ずくめも行けるんだぜ
つまるところ陽子ならなんでもおいしいです(AAry

470:名無しさん@ピンキー
08/12/18 23:41:28 Mqyd8C6U
尚隆x陽子を投下します。
一昔前に投下したものと設定がカップリングは違うもののちと似てます。
ご容赦ください。

471:「粉雪」 1
08/12/18 23:42:27 Mqyd8C6U
「雪だよ」
戯れた後、まだ熱く火照る身体を冷ますかのように陽子は窓から身を乗り出した。
「落ちるぞ」
「大丈夫」
「せめて、何か羽織ってくれ―乳が、丸見えだ」
尚隆は後ろから陽子をやわらかく抱きしめ両腕で乳房を覆った。
「まったくお前は」
「―雁の雪は重いね。水をいっぱいに含んで、触れた瞬間にとけていく」
「お前の此処のように」
尚隆は冷えた指を陽子の秘処にさし入れた。
「あっ」
陽子は窓の桟につかまり、腰をせり上げる。
尚隆は荒々しく乳房を揉み、同時に秘孔をゆっくりと愛撫し始めた。とろとろと、蜜が尚隆の指を濡らしていく。
「窓を、閉めるぞ」
窓にかかる尚隆の腕を陽子は強く押しとどめる。
「嫌。開けていてください。冷たい空気が、気持ちよい」
尚隆は困ったように陽子の乳房をまさぐり続けた。その間も小さく高く嬌声を上げ、陽子は身体を震わせ続ける。
「お前の声が漏れ聞こえる」
と、意図を察して尚隆が苦笑する。
「そういう趣向か―変態だな。石造りの宿だ、予想以上に音が響き渡るぞ」
陽子はますます尻をつきあげ、誘うようにゆっくりと振った。ぬぷぬぷと秘貝から音が漏れ、
性の匂いが夜気と混じる。
匂いに酔ったかのように最前、精を放ったばかりの尚隆の肉槍がくっ、と上向いた。
くつくつと陽子は笑う。
「尚隆のそれが腿にあたる。また、堅くなって」
お若いのですね、と呟くと陽子はするりと尚隆の腕から逃げ、ぱっくりとその肉槍を口に含んだ。
ちゅるちゅると音を立て、指と舌で懸命に味わう陽子を見下ろし、尚隆は甘い溜息を一つ吐いた。


472:「粉雪」 2
08/12/18 23:43:17 Mqyd8C6U
「美味いか」
口に含んだまま陽子は頷き、いっそう激しく舌を上下に這わせる。
「うっ―」
少し漏れ出た精をちろりと舐め上げ、陽子は上目遣いで尚隆を見遣る。
「寝床へ運んで頂けますか?私を持ち上げられれば、ですけれど」
えいっ、と持ち上げ、尚隆はわざとよろける。
「重い、重い。お前は食いすぎだ、陽子」
「延王は滋養たっぷりですから」
「延王と呼ぶな―そうでなく。お前は獣だな。きっと肉のみ喰らっているのであろう」
開いた窓から雪が室に入り込む。
寝台に陽子を運び、そっと身体を横たえると尚隆は窓を閉めるために身体を起こした。
「やめて!」
思いがけない強い声に尚隆は陽子を見下ろした。
「どうした?お前の身体が冷える」
「ならば、冷える暇が無いほど熱くしてください」
かたくなな瞳に、尚隆は接吻を落とす。
「燃えてしまうほど熱くさせるさ」

剣を握る無骨な指が信じられないほどの繊細な仕草で陽子の肌を撫でる。
誰もが触れる肩が、背中が、髪が、千の神経が走っているかのように震え、身体の中心を熱くする。
乳房を大きな口で含まれ、舌でその頂を転がされると陽子は思わず大声を上げる。
窓は開いている。
(これで良い)
陽子はますます快楽の深淵へ身を落とす。


473:「粉雪」 3
08/12/18 23:44:06 Mqyd8C6U
菊門を舐めた。まるで男がするかのように身体を覆いかぶせ、菊門を舌で舐め、股から指を伸ばして男根を
ぐいと握り、上下にさする。
尚隆は小刻みに精を放ち、その度に肉槍を太く堅くしていった。
「やだ―これ、収まりきりません」
大きいんだもの。
笑ってさすりながら、陽子はねっとりと尚隆の尻を、蟻の門渡りを舐める。
尚隆は小娘のように声を上げそうになり、懸命に唇をかみ締めた。
「さて、喰らったか。十分に」
わざと余裕の声音で言うと、尚隆はがばりと陽子を押し倒した。
熱い舌が陽子の身体を這う。首筋に唇をあてがわれ、陽子はひゃん、と嬌声を上げる。
一つ一つ、延王に開発してもらった。金波宮で玄英宮で、肌を合わせるたびに、感じる場所は意思とは無縁に
増えていった。
「ああ、お前のこれ。堪らぬな―入れるぞ」
どんな愛撫より求めている熱いそれが入る刹那、陽子は身体をいっそ堅くした。
溢れる程の蜜も、延王の大きなそれを滑り入れるほどにはいつもならない。
「あああああっ」
ゆっくりと入ってきたのに、陽子は思わず悲鳴を上げた。
ぴくぴくと中が震え、淫壁が舌なめずりしているのを恥じるように陽子は腰を引きかける。
それを尚隆の強い腕が掴み、ぐいぐいと中に押し入る。
「そんなに締めるな。いってしまう」
(馬鹿!猿王!こっちこそ逝ってしまう!)
快感の波に溺れそうな自分を、かろうじて外から舞い落ちてくる雪を眺める事で陽子は押しとどめる。
失神しそうな快感の波の中、陽子は懸命に尚隆の口を吸い、唾液をからめとった。


474:「粉雪」 4
08/12/18 23:44:40 Mqyd8C6U
軽々と身体を持ち上げられ、陽子は尚隆の膝の上に乗っている。
乳房を腹を頬を、尚隆になすりつけながらそれ以上の交合を求めて陽子は腰を動かした。
「あっ、あっ、もっと奥へ。もっと!」
尻を抱えられ、ぐいと肉槍を刺され、陽子は首を反らして叫び続ける。
「いやっ。んんんっ―もっと。あああっ、すごい」」
楔から漏れる互いの愛液が二人の腿を汚していく。
陽子は尚隆の髪をひっぱり、あらわになった首筋に歯を立てる。
尚隆はぐいぐいと尻に爪をつきたて、裂けたところから陽子の肌がうっすらと血に染まっていく。
上下に激しく動く尚隆の槍、そして蟲のようにうごめく陽子の内壁。
互いを攻撃するかのように、あらゆる手管で互いを味わい、そして二匹の獣は咆哮をあげる。
「行くぞ!」
「いやぁああああああ!」
淫孔の奥、こりりと真珠のように堅くなっている部分に尚隆の肉槍が触れ続け、それを突き破るかのように
押し続けると、陽子の中から淫水がしとどに流れ、同時に尚隆は精を放った。
「ああああああああ!」
「陽子、陽子!」

冷えた室を二人の息は白く染め、そして暗闇にゆっくりと消えていく。
抱きしめあった身体も、夜気にいつしか冷えていき、尚隆は面倒くさそうに立ち上がると窓を閉めた。
今度は陽子も何も言わなかった。
はっ、として呟く。
「陽子、お前」
振り向いた尚隆は眉間に皺を寄せている。
その強い視線を受けながら陽子は決して視線をはずさなかった。

475:「粉雪」 5
08/12/18 23:46:00 Mqyd8C6U
「獣かと思ったが―お前」
尚隆はわざと快活に笑うと、そっと陽子の冷たい頬に口付けた。口付けた頬は、いつまでも冷たく堅い。
(何も、言うまい)
「尚隆。寝ましょう。夜明けまでまだ間があります」
笑う瞳が辛い。
尚隆はその顔を胸にうずめさせる。

遠くの窓が、同じように開いていた。
きゅぅううう、と鳴き声がした。
絹糸のようにそよぐ髭、濡れたような黒瞳、ぴくりとも動かぬ灰茶の尻尾。

何を見た?
何を見させた?

尚隆はただ、陽子を抱きしめた。
「年老いて」
かすれた声で陽子は呟いた。
「年老いて死ねたら、と思います。かなわぬ夢ですが。かなってはいけない夢ですが」
陽子の冷えた身体を、尚隆はさらに抱きしめる。
「私は鬼ですか」
「言うな」
「私は」
「俺も、鬼だ。鬼にならなくてならぬのだ―」

王だから。

「尚隆」
「黙っとけ」
いつまでたっても冷たい陽子の身体が、尚隆は悲しく、だからずうっと抱きしめ続けた。
きゅううぅうう、きゅうぅうう、という小さな鳴き声が空耳だと、雪を散らす風の音だと、
ごまかすようにきつく尚隆は陽子を抱き続けた。

<了>

476:名無しさん@ピンキー
08/12/19 00:05:30 ZOzg4fvD
わお、久々にお話だ!GJGJGJ

477:名無しさん@ピンキー
08/12/19 07:48:23 BI1BqESf
エロいよGJ!
でも切ないな‥楽俊。

478:名無しさん@ピンキー
08/12/19 14:43:10 b4gZrKTK
GJ!
楽俊切な過ぎて泣いた

479:名無しさん@ピンキー
08/12/19 21:08:22 jMNQrfLe
おおっ! GJ!!!!

480:名無しさん@ピンキー
08/12/21 12:45:55 vm2VWErI
「黄昏の岸 暁の天」を読み返してふと思ったんだけど
麒麟が人型から獣型に転変した際には服が脱げるよね?
ってことは「黄昏の・・」ラストで廉麟が転変してたけど、
泰麒を連れて陽子たちの下へ帰ってきた時ははだかんぼ?



481:名無しさん@ピンキー
08/12/21 14:23:27 fUp90Fw3
廉麟が脱ぎ捨てた服は什鈷がクンクンして拾い集めて持ち帰っています
服に什鈷の唾が付いているでしょうが、人形に戻る前に別室で服を着たと想像します
もっとも廉麟に露出サービス趣味があるとすれば、生着替えを公衆の面前で行い
男全員がハァハァした可能性もあります

482:名無しさん@ピンキー
08/12/21 20:29:40 OYEHY7yH
おっ! やっぱり下も金だ! ハァハァ

483:名無しさん@ピンキー
08/12/21 23:19:05 5es62+gr
それを見た尚隆はムラムラして廉麟を口説いたわけですねw

484:尚隆のひとり言
08/12/23 22:56:52 sRdVWxsF
ウォー! 蓬莱で見た廉麟のハダカが目に焼きついて離れん。
獣形のケツにもそそられた。
それでムラムラしていたのに、また、目の前で生着替えだぁ~
七日分溜まっている時にこんなもん見せられたら我慢できるかぁ~!
もうダメダ我慢できん。ヤル、絶対にヤル。廉麟と絶対にヤッテやる。
麟だ、犯す、麟を犯してやる。

実は五百年間ずっとずっとこの機会を待っていた。
いつか、いつか麟とヤルことを。
何で俺の麒麟はあんな小憎らしいクソ餓鬼なんだ。
キレイなパツキンのネ~チャンが横にはべってくれていたらどんなにいいか。
ヤリたくなったら何時でもできる。ああ~なんて羨ましい。
クソー 鴨のヤローはなんてイイコトしてるんだ、チクショー!!!!

この五百年でヤリ飽きるくらいヤッタ。
佳人、麗人、別嬪、美人・・・西日の鬼瓦まで老若男女の全てとやってみた。
他国の女王や王女はほとんど全て喰った。男王もだいぶ犯した。
蓬山の女仙とは蓬山を訪れる時の楽しみだし、碧霞玄君とも対戦頂いた。(いや~アイツは凄かった。徹底的に搾られ抜き取られ腰が抜けた。さすがの俺もその後、3日間腰が抜けて立ち上がれなかった。ムスコもその後ずっと寝たきり状態だった。)
人妖とも経験したな、そう言えばあれは意外と良かった。
だが、だが、だが麟とだけは経験がない。ああっ~何で何で麟とは縁がないのだ。
5百年間ずっとずっとず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~といつか麟とヤリタイと思っていた。5百年間ずっとずっとず~~~~~~~~~~~と。

だが、口説くチャンスがなかったのだ。チャンスと思っても大概、横には王がいやがった。実に邪魔臭い。
どうせお前はそのボケヤローのために失道させられる運命だ。その前に俺にイッパツやらせろ。と麟を見る度思っていたが、さすがに口に出しては言えんかったなぁ~
それで何人もムザムザ麟を失った。もったいないことだ。
失道させたバカ王も、俺にひとこと言えば助けてやったのに、幾らでも支えてやったのだが・・・
ただし失道から癒えた麟は当然、俺がもらう。替わりの麒麟は六太を与えてやろう。
そういつも思っていたが結局、一回も出来なかったな~

だが今度は違う。横に邪魔臭いヤローはいない。
だいたいドン百姓にあんな美女はもったいない。なんで俺のところこんのだ。
俺様なら雁と漣の玉座くらい掛け持ちで、幾らでもやってやるのに。
いや、雁州国王は止めてもいい。美麟がはべってくれるのなら喜んで国替えをするぞ。
天もコマカイこと言うな。

今回のチャンスは絶対に逃さんぞ。
イキナリ押し倒して手篭めにする。
イヤ、それはさすがに・・・慶で雁の王が漣の麒麟を無理矢理犯すのマズイかぁ
やはり性交法いや正攻法でいこう。
廉麟も王から離れて寂しい思いをしているはずだ。
しかも今日、泰麒を見つけた嬉しさで心にスキが出来ているはずだ。
絶対のチャンス

そして結果は・・・・・・・チクショー!!!!やはり手篭めにしときゃ良かったぁ~


485:名無しさん@ピンキー
08/12/25 02:18:14 JImaz9iE
「ねえ汕子」
「なんでしょう」
「あの。僕おっぱい飲んでみてもいいですか?」
「乳のことですか?」
「僕は長い間蓬莱に流されていたので汕子のおっぱいを飲む機会がありませんでした」
「おそらくもう出ないかと」
「じゃあ吸う真似だけでもしていい?」
「どうぞ」
「ちゅうちゅう・・・」
「・・・・・・・」
「やっぱり出ませんね」
「乳が出るのは下半身にある乳房です。そちらからは何も出ません」
「そうなのですか?」
「はい」
「でもミルクは出ないけど何だか美味しい感じがします。くすぐったいですか?」
「とくに」
「じゃあ、このまま吸っていてもいいでしょうか?」
「お好きなだけ」
「わはぁ。ちゅうちゅう」


486:名無しさん@ピンキー
08/12/27 22:09:56 LNMMKtA3


487:名無しさん@ピンキー
08/12/30 19:49:21 Y785yh4J


488:名無しさん@ピンキー
08/12/30 20:42:37 hLHsvW4H


489:名無しさん@ピンキー
08/12/30 22:39:17 3JAXzOaW


490:名無しさん@ピンキー
08/12/30 22:48:21 eYYw8mTX


491:名無しさん@ピンキー
08/12/31 18:49:59 XFGhrFB7


492:名無しさん@ピンキー
08/12/31 20:45:55 hrKJWEVi


493: 【大吉】 【755円】  
09/01/01 00:06:06 DdJ2/Lwt





494: 【中吉】 【783円】
09/01/01 00:51:46 uxs2ikHS
あけおめ!

今年こそ続きが読めますように…

495: 【凶】 【1259円】  
09/01/01 12:27:58 PYzNHKJM
エロおめ!


496:名無しさん@ピンキー
09/01/01 20:04:16 CikHrTxy
年始保守やねん。

497:【大凶】【794円】
09/01/02 02:28:44 ApN/etP/
神社でまじで大凶引いた。

大凶って本当にあるんだな・・・・↓

498:名無しさん@ピンキー
09/01/03 23:59:23 NT6EM9VV
今年のお正月はお年玉なしか・・・

499:名無しさん@ピンキー
09/01/05 22:57:28 s5ZaMq5v


500:名無しさん@ピンキー
09/01/05 23:06:00 qQ568Xng
ごひゃくっと

501:名無しさん@ピンキー
09/01/07 22:56:37 FHBYc7mM
>>497
珍しいからむしろ運勢upだろww^^

502:名無しさん@ピンキー
09/01/08 18:13:44 s8jjB7dA

   ∧l二|ヘ
  (・ω・ )  ←に土産を持たせてどこかのスレに送ってください
 ./ ̄ ̄ ̄ハ
 |  福  | |
 |  袋  | |,,,....
   ̄ ̄ ̄ ̄

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503:名無しさん@ピンキー
09/01/10 21:35:32 I+s5MvFG
始めから読み返したけど…素晴らしいね。
ちょっと前の粉雪とか、ばいばい楽俊の話とか(書いたの同じ人?)エロなんだけど話もしっかりしてる。エロなのに切ない。すげーよ。
なんかもうエロパロに置いとくの勿体ないWW
これからも投下期待してます

504:名無しさん@ピンキー
09/01/10 22:18:36 okz/0kwy
>>503
万が一最近このスレに来た人なら>>6↓のまとめサイトの過去スレ作品も読んでみて下さいね
いろいろな職人さんが沢山の傑作を落としているから。html化してない板もミラーがあります

6 :名無しさん@ピンキー :2008/03/28(金) 00:46:06 ID:9ZkQOT/5

・エロパロ板過去ログ(まとめサイト内、ただしTOPからはリンクしてません)
URLリンク(12ch.w-site.jp)

に訂正ですorz

505:名無しさん@ピンキー
09/01/13 21:04:16 TLnoFMQ9


506:景麒
09/01/14 20:50:14 Sc7yEzcx
   〃⌒ヽ、
  〃ノ人ヽヽ
  ノノ*´_>`从    シュッ
  Σ⊂彡_,,..i'"':
      |\`、: i'、
      \\`_',..-i
        \|_,..-┘

507:名無しさん@ピンキー
09/01/18 00:02:12 F5r5GMxV
灯火はない。暗い

508:名無しさん@ピンキー
09/01/19 22:19:01 jkuyO4ky
だから妖魔は来ない

509:名無しさん@ピンキー
09/01/19 22:37:09 Cjxo6Z/W
妖魔なんかどうでもいい。真性方形君もいらない。職人さんカモン

510:名無しさん@ピンキー
09/01/20 04:44:39 gIhNBdy9
なんという良スレ

511:名無しさん@ピンキー
09/01/20 23:05:25 RMQh/bdU
あけおめー

512:名無しさん@ピンキー
09/01/21 02:48:14 ymEWRSGL
>>511
あけおめー

過去ログの珍満に萌えた

513:名無しさん@ピンキー
09/01/24 23:38:29 pRasjDa/
采麟ホ

514:名無しさん@ピンキー
09/01/25 12:22:16 z/uQMSIs
廉麟ホ

515:名無しさん@ピンキー
09/01/26 20:14:51 oNwakaPK
塙麟ほ

516:名無しさん@ピンキー
09/01/26 21:17:55 QEsYN8Do
泰麟ホ

517:名無しさん@ピンキー
09/01/27 02:49:01 lhPFRQs2
アニメ版 昇紘ホ

518:名無しさん@ピンキー
09/01/27 22:05:54 bHbMiXAU
塙麟は俺の女だ。勝手にホシュに使うな!

519:名無しさん@ピンキー
09/01/31 00:49:23 MlSGHXLB


520:名無しさん@ピンキー
09/01/31 21:34:19 Xpah6VLJ


521:名無しさん@ピンキー
09/02/02 08:16:10 nX/aYF/7


522:名無しさん@ピンキー
09/02/02 19:43:21 UStE0/dU


523:名無しさん@ピンキー
09/02/02 22:08:15 CWYWjXAn


524:名無しさん@ピンキー
09/02/03 20:14:31 OBpZhzW3


525:名無しさん@ピンキー
09/02/03 21:54:24 nPbWphFq


526:名無しさん@ピンキー
09/02/03 22:01:22 EiZoI+Sl


527:名無しさん@ピンキー
09/02/03 22:16:51 nPbWphFq


528:名無しさん@ピンキー
09/02/03 22:47:23 aLv2xCnN


529:名無しさん@ピンキー
09/02/04 18:52:24 hg1fWJOY


530:名無しさん@ピンキー
09/02/04 19:52:49 /7dOYeTY


531:名無しさん@ピンキー
09/02/04 20:44:41 +u7+iW7m


532:名無しさん@ピンキー
09/02/04 21:47:15 pJjP53jT
才主上カモン

533:名無しさん@ピンキー
09/02/04 22:24:42 dme4NG4h
レズはやはり慶3人娘で

534:名無しさん@ピンキー
09/02/04 23:11:01 fq9k1lN7
にくまずでくるかと思ったらにんきかwww

535:名無しさん@ピンキー
09/02/05 20:18:27 3TNMFred
祥瓊×氾麟
祥瓊×廉麟
氾麟×廉麟
こんな組合せならどれでも読みたい

536:名無しさん@ピンキー
09/02/05 22:01:09 wCRLkhXu
氾麟×廉麟
慈悲と慈愛の化身である麟同士が慈しみあうと、とうぜん優しさ限りなく濃密に濃厚にw

537:名無しさん@ピンキー
09/02/07 18:03:39 LYp/tLtN
ねっとりしっとり ハァハァ

538:考察:輪姦道中(祥瓊)
09/02/07 19:42:22 Yr88PB6t
里家に送られた祥瓊の身分がバレて処刑される事になった時、前夜に輪姦されていたのは堅い。
何せ罪人扱いだ。それも自分達を極限まで苦しめた王の娘だ。単なる車裂きでは
胸が癒えないだろうし、これまで罰されてきた無辜の女等も処刑の前に
刑吏にヤらていたろう事も想像に難く無い。だが祥瓊をヤッてしまえば、多少は人々の気も晴れる。
歴史的に見ても、かのジャンヌ・ダルクでさえ獄舎で犯されていたというしな。

かくして閭胥沍姆が月渓の元に報せに走ったと入れ替わりにやって来た里人等に
祥瓊は寄ってたかって犯された筈だ。処女だったろうが、
何十人ものちんぽを立て続けに受け入れれば感じてしまうだろう。
最後のほうでは自分から腰を振って誘い、アンアン言って激しくよがったかもしれない。

州師に助けられて月渓の元に運ばれたものの、彼女は既に嘗ての無垢な体では無い。
一晩中輪姦され続けただけでなく、初めてだと言うのに快感を感じてイッてしまった自分。
月渓の冷ややかな目はそれを知っていると感じ、羞恥と怒りで顔を赤くした事だろう。
それで毒舌を吐くしか無かったが、恭に送られた祥瓊を更に過酷な運命が待っていた。
奚になる事を受け入れたものの宿舎は奄と同じ。大体において、特殊な場で男の相手をする
「お勤め」は新参者の役目だ。毎晩、同室の奄達の相手を強要され、口での奉仕もみっちり
仕込まれたと思われる。新しい女を求めるのは男のサガだから、隣室の奄も夜毎の嬌声に刺激され
「俺達にもやらせろ」とニヤニヤしながら続々とやって来た事だろう。

脱出を決意、粗相の罰に鞍を磨きに来たと言った祥瓊だが、「それは俺達の相手をしろって意味だよ」
とニヤついた門卒らにも悉く犯される。さんざん嬌声を上げさせられて、よがってイかされて、
とは言え毎晩大勢に輪姦されていれば、門卒数人の相手くらいは大した事じゃ無い。無事
「お勤め」が済み、「鞍を磨けという命令だから」と必死に縋って厩舎に入り込み、やっと脱出する。

だが祥瓊は、もう輪姦される事の無い日々に解放感で油断したんだな。結局は柳で捕縛され、
御庫から盗んだ品々等を取り上げられた彼女は、命が助かりたい一心で体も提供した筈だ。
柳の官吏達は、県正を筆頭に彼女にのしかかって激しくあえぎながら「なかなか良い心掛けだ」
「確かに公主では無い」と口々に言って犯し、祥瓊を解放した頃にはかなり満足していたのでは無いか。

楽俊と旅をする事になった祥瓊だが、すぐ自分の苦労は自分だけのものでは無い事を知ったろう。
景王が行き倒れていた事、それまで身を売りながら何とか追っ手をやり過ごそうとしていた事を聞き及び、
頼る当てのない娘の末路など誰も同じだという真理を身に凍みて悟ったに違いない。

何とか慶に行き、桓魋の住まいに連れて行かれた祥瓊は、今度こそ輪姦されない生活を手に入れる。
しかし里で犯された当初から今まで、性交といえば輪姦しか経験の無い彼女はすぐ、若い肉体の火照りを
持て余す事になったのではないか。しかし問題は無い。集まった侠客の中で女性は少数だろう。
そしてどこでも武装集団における女の役割など決まっている。仲間の夜の相手だ。毎晩、あちこちの
部屋から漏れ聞こえる嬌声に我慢できなくなった祥瓊は、自然と自分も男達を慰安する事になったろう。
肉体の火照りも治まるし一石二鳥だ。それに恭では毎晩奄達に犯されていたのだから、
一晩に4、5人ずつ位相手をするなら余裕の筈。
尤も一番精力のあるだろう桓魋の相手をする晩は、他の男の相手を出来なかったかも知れんが。

労の元に使いに行った時、出会った鈴との会話の断片や雰囲気から、
二人は互いが、男達にその身を弄ばれてきた事に敏感に気付いただろう。
そして敢えてその事に気付かない振りをしながら別れたに違いない。

今では王宮勤めの身だから、昔の悪夢はもう祥瓊を苦しめない。
毎晩肉体が火照り、複数の男無しでは過ごせなくなってしまった事を除けば、だが。

539:名無しさん@ピンキー
09/02/07 22:38:12 AeGG8stE
続きあるの? ずっと待ってるけど

540:名無しさん@ピンキー
09/02/07 23:53:02 VDppwMEc
スマソ、あれで終わりの積もりだ。
過疎ってるので、やっつけで上げてみた。

541:名無しさん@ピンキー
09/02/08 10:58:49 +tOjO/wn
>>538
考察、とっても乙であります
さらに物語りとして続けてくださいませ
Wakutekaして待っております

542:名無しさん@ピンキー
09/02/08 12:32:41 CCS0lV9t
労の所に遣いにやらされたのが、祥瓊と鈴と言う
「娘」だったのも興味深いのではないかな。おそらく支払いの一部は、
いつも使いの女が体で支払う事になっていたのではないか。
ついでに言うと仲介役の労と取引相手の二者に、だな。
それなら最初は労と祥瓊、取引相手と鈴、で第一ラウンド。
続いて労と鈴、取引相手と祥瓊、という具合に相手が被らない。
いや、別に乱交でもいいのだが、取引なのだからある程度秩序は必要と思われ。

543:名無しさん@ピンキー
09/02/08 13:03:02 RhelRG+F
冬器のお代は○器でお支払い下さいw

544:名無しさん@ピンキー
09/02/10 19:57:54 7ok+Zhb0
楽俊と陽子って王道だよね

545:名無しさん@ピンキー
09/02/10 20:20:47 QthQv2vb
>>544
投下待ってる

546:名無しさん@ピンキー
09/02/11 00:54:23 HkObfDig
楽俊は妙齢かつ半裸でいいよね(*´д`*)

547:名無しさん@ピンキー
09/02/11 02:54:46 zyypyica
半裸っていうかほぼ全裸では…

548:名無しさん@ピンキー
09/02/11 03:37:04 coWw6IY+
陽子が、まだ楽俊がネズミだと思っていたときに、一緒に湯浴みをしようと誘うシーンがあった。
ここで一緒に湯浴みする妄想をしたのは俺だけではないはず。

549:名無しさん@ピンキー
09/02/11 14:08:18 LvvOq82H
>>546
重箱の隅的あげあし取りをすると「妙齢」という言葉は
フツー「♀」を形容する場合でしか使いません

550:名無しさん@ピンキー
09/02/11 16:54:44 xYc5nCRR
ジョウシキじゃん 妙は女辺なんだから 

551:名無しさん@ピンキー
09/02/11 22:37:42 JMGRYord
まてまて楽俊は実は両刀使いで脳は女脳とか

552:名無しさん@ピンキー
09/02/12 18:18:59 YX8sHEpG
楽俊と一緒に風呂入りてぇなぁ

553:名無しさん@ピンキー
09/02/12 18:39:39 OjgQZZMq
体拭くときは人間型の方が楽だよ、って教えてあげたりね。

554:名無しさん@ピンキー
09/02/12 20:28:30 BUqB+ga+
>>552>>553
で、そんなことはいいから早く投下汁

555:名無しさん@ピンキー
09/02/12 22:40:01 BUqB+ga+
555ゲ

556:名無しさん@ピンキー
09/02/14 23:02:33 gmCr3FMg
バレンタインだからとチョコの代わりに大量の贈り物が届く陽子。ちなみに情報源は六太。

557:名無しさん@ピンキー
09/02/14 23:21:19 K4kT3xs1
賄賂ですか。品はムチ、ローソク、鎖、手錠、バイブ、ローション・・・
楽しいグッズを♀から送られるっと

558:名無しさん@ピンキー
09/02/15 20:03:40 YVEhQOne
   〃⌒ヽ、
  〃ノ人ヽヽ
  ノノ*´_>`从 < 主上は激しいのがお好きでいらっしゃる

559:名無しさん@ピンキー
09/02/16 20:39:09 ExNslltp
「女王様とお呼び」ビシッ! 

560:名無しさん@ピンキー
09/02/17 21:48:31 u/YOHlTI
(陽子、陽子、助けて……!)
(この國を、みんなを……)
足音が迫ってくる。胸に抱いたもの、これだけは見せてはならない。
それは希望だから。民の、人の、死んでいった子達の希望だから。
「この娘を始末すれば終いだな。」
背中を向けてうずくまる彼女に迫るいくつもの刃。絶対にばれてはならない。
奪われてはならない。陽子のことを知られてはならない。
男たちはまだ気付いていない。蘭玉が胸に抱いたもののことを。そうして無造作に刃を突き立てた。
「ぐぅっ……ぎぃぁぁ……!」
目が白目をむいて見開いた。美しい顔が醜く歪む。刃は腰骨の横を抜けて子宮にまで届いていた。
二人が立て続けに刃を振るう。一つは肩胛骨の下から入って胃袋を、
もう一つは背骨の脇から大腸をそれぞれ傷つけていた。
「あれ、おかしいな。こいつ悲鳴あげねえよ。身じろぎもしないし。」
「面白いじゃねえか。ただ殺るだけには飽きてたんだ。ちょっと遊ぼうぜ」
「ぐ……っ……ぎぃ……!」
男たちは次々に刃を繰り出す。どれも確実に致命傷だった。男たちはなぶり殺しを楽しんでいた。
身じろぎ一つしない蘭玉の顔を上げて、体内深く刃をさし込む。
そのたびに醜く歪む顔をみて何とも言えぬ快楽に浸っていた。
だが、彼らには彼女がそうまでしてかばおうとするものが分からなかった。
飽きた男たちはその場を離れる。蘭玉は体中に剣を突き立てられたままであった。
それでもまだしばらく息があったが、やがて生命の灯火は消えた。
そうして最後までうずくまったままであった。その胸に玉爾を抱いて。

「蘭玉、蘭玉っ!!」
陽子は取り縋った。その無残な遺体に。
衣服が血の穢れにまみれるのにも構わない。
「なんと惨い……」
景麒があまりの死臭にふらつく。
陽子は叫んだ。
「なぜだ、なぜ蘭玉が……こんな……」
そのまま肩を震わせ続ける。
頬には止め処もなく涙が流れていた。
「こんな死に方をする娘じゃなかったんだ……幸せにならなくちゃならなかったんだ……」
そして気づいた。胸に抱いた玉爾に。
「蘭玉、あなたは……」
そしてまた泣いた。

やがて、陽子は蘭玉を虐殺した下手人達を捕縛することになる。

561:名無しさん@ピンキー
09/02/18 19:47:27 c/2v3349
ここエロパロなんだが?

562:名無しさん@ピンキー
09/02/18 20:14:17 c/2v3349
まあ、エロなしでも完全オリジナルシチュなら
「ほう」と感心するかもしれないが、これだけではなんとも・・・
それとも下手人達捕縛&エロの予告編?

563:名無しさん@ピンキー
09/02/18 21:33:24 kKNqSLxr
下手人達捕縛&エロ Wakuteka~♪

564:名無しさん@ピンキー
09/02/18 22:18:08 K8Ybshmz
泰麒きゅんが驍宗さまを選定した日の夜、泰麒きゅんの枕元に襦袢だけの蓉可が…
どうしたの?と聞くも、大事なところがおっきしてしまって、お身体は正直でいらっしゃるとほほ笑む蓉可
お小さくてもさすが黒麒、ご立派です、とやさしく手を添えつつ
それでは最後のお世話を申し上げます、と泰麒きゅんのを自分の秘所にいざなう





というところで目が覚めたwww。
続きは?っていうか今晩も見たいぞwww。

565:名無しさん@ピンキー
09/02/18 22:40:49 kKNqSLxr
その夢 Wakuteka~♪


566:名無しさん@ピンキー
09/02/24 20:18:05 oFtiIdeq
しっかり過疎ってますね

567:名無しさん@ピンキー
09/02/25 00:16:29 G1ec20pk
うん

568:名無しさん@ピンキー
09/02/25 00:20:12 OwmSCQ40
ROMならいるぞ。
ごめん・・・職人さんにはなれないんだ


569:名無しさん@ピンキー
09/02/25 23:27:23 UQmhXBFY
文章は考えてみるけどなかなかここの職人さんみたくいかん…

570:名無しさん@ピンキー
09/02/27 22:53:02 57ByG9VH
背中にツメほ

571:名無しさん@ピンキー
09/02/28 00:40:40 bSM2aK0I
もうすぐ春ですね
半獣って、やっぱり盛るのかな・・・なんて

572:名無しさん@ピンキー
09/02/28 11:53:07 0RQv4p8d
半獣は半分人です。人は年中盛っています
ネズミもネズミ算といい年中盛ります。ですから二倍・・・

573:名無しさん@ピンキー
09/03/01 08:22:45 dcpBDiZr
麒麟も盛る季節。

574:名無しさん@ピンキー
09/03/01 17:23:24 yFvl/z3d
はつじょ~き はつじょ~き~♪ は~るはキリンのはつじょ~き~♪

575:名無しさん@ピンキー
09/03/03 10:42:21 sXePDpYa
>>560

「やあ、御機嫌よう♪」
ギギっと音がして、暗い部屋の中に人影が入ってきた。
三人。
陽子と、鈴と祥瓊だった。
「主上……」
下手人たちは蒼褪めた顔で呻いた。
金波宮の奥深く。ここは遥か昔、かの達王が設けた地下牢だった。
乱心し、百姓を苦しめたかつての明主は、性的趣向にも異常をきたし、
大勢の召使や町娘をここに投獄して淫虐の限りをつくしたのだった。
その牢獄に蘭玉を殺めた下手人五名は、投獄され、木製の磔台に縛り付けられていた。
全員恐怖のあまり血の気が薄らいでいる。
素は無頼漢で、暴力を買われて悪官の手下になり下がっていたのだが、
自分で弱いものに危害を加えることは知っていても、自分がされることにはとんと無関心だった。
「主上? お前たちの頭は別の奴だろう?」
陽子は意地の悪い笑みを浮かべる。
「私たちは命令されていただけなのです。どうか、どうか……」
勝手な言い訳を陽子は聞き流すと、一人の目の前に立った。
この男がリーダー格であった。
「楽しかった?」
「へ?」
「蘭玉を殺したのは、楽しかったか? ん?」
「…………」
陽子はぬらっとした視線で硬直しきった男の表情をみてちいさく笑うと、後ろの二人に合図した。
鈴と祥瓊が進み出て、男の衣を脱がす。
「漫画読んだことある?」
陽子は、言った。
「ま、まんが……?」
「『殺し屋1』って漫画知ってる?(知ってるわけないか。蓬莱のなんだもん)一部の趣味の人たちに人気の、
ハードコアなSM漫画でさ。その中で、チ○ポを鋏で切って改造したりするんだよね。すごいでしょー」
そう言うと、陽子は祥瓊から金属のものを受け取った。鋏を。
「や、やめ……」
「フフフ」
男の一物が股から垂れ下っている。大きさはやや大きめで、包皮がむけて黒光りしている。
今まで大勢の乙女たちを凌辱してきた凶器だった。
その肉の凶器に金属の凶器が触れて、狙いをつける。
「やだ、助けて……」
男は哀願するが、陽子は一顧だにしない。
冷たく笑うと手に力を籠めた。
―シャキン―
「ぎゃああああああああああああああああああああっ!!」
絶叫が暗い室内に響き渡る。
「あー、あー」
「うわ……」
「陽子、これはちょっと」
傷口を見て唸る鈴と祥瓊に、陽子は命じる。
「止血と化膿止めして、くっつかないよう別々に包帯を巻いといて」
「畜生、畜生……っ」
陽子は部屋をぐるりと見渡す。
「あと四人」
「ひ、ひいっ!?」
下手人たちが悲鳴をあげた。
陽子は鋏を提げて彼らに近寄る。
「お前を絶望させてやるよ」
「ぎゃああああああああああああああああああああああっ!!」

576:名無しさん@ピンキー
09/03/03 20:24:57 TVyCu0g7
おおっ! 続きを

577:名無しさん@ピンキー
09/03/07 20:37:23 NoK6/KNq


578:名無しさん@ピンキー
09/03/07 22:46:02 sVgsAaL4


579:名無しさん@ピンキー
09/03/08 10:47:48 Zqm7ciaV


580:名無しさん@ピンキー
09/03/08 13:50:30 myPL7DM1


581:名無しさん@ピンキー
09/03/08 15:42:02 ZDzHxlRH


582:名無しさん@ピンキー
09/03/08 16:59:32 Jp+ab/xF


583:名無しさん@ピンキー
09/03/08 18:06:57 deerMOqa


584:名無しさん@ピンキー
09/03/08 19:42:48 z1COQV/b


585:名無しさん@ピンキー
09/03/08 20:58:37 Lj5/PJSi



586:名無しさん@ピンキー
09/03/08 21:20:34 ZdoXe3sa


587:名無しさん@ピンキー
09/03/08 21:55:09 l5Rxi8XX


588:名無しさん@ピンキー
09/03/08 22:25:48 ehuQkRgr


589:名無しさん@ピンキー
09/03/09 00:22:46 YhW1JJKJ


590:名無しさん@ピンキー
09/03/09 20:05:43 5l/Az638


591:名無しさん@ピンキー
09/03/09 22:15:02 cHQUnAQ+


592:名無しさん@ピンキー
09/03/09 23:48:49 YhW1JJKJ


593:名無しさん@ピンキー
09/03/10 08:38:13 MFn7r+Ma


594:名無しさん@ピンキー
09/03/10 10:12:04 5sEumIcb


595:名無しさん@ピンキー
09/03/10 10:29:55 HyrEMTZP


596:名無しさん@ピンキー
09/03/10 20:18:30 lA49tOyS


597:名無しさん@ピンキー
09/03/10 20:43:06 gXtBR7fT


598:名無しさん@ピンキー
09/03/10 21:48:50 xueu8bW9


599:名無しさん@ピンキー
09/03/10 22:18:11 fydkSF7H


600:名無しさん@ピンキー
09/03/10 22:29:22 HyrEMTZP


601:名無しさん@ピンキー
09/03/10 22:41:00 xueu8bW9


602:名無しさん@ピンキー
09/03/11 00:11:31 EjoxRvgk


603:名無しさん@ピンキー
09/03/11 20:22:11 1BvxJIt/


604:名無しさん@ピンキー
09/03/11 21:28:22 nJS7mrIh


605:名無しさん@ピンキー
09/03/11 22:35:44 F415lr7P


606:名無しさん@ピンキー
09/03/11 23:11:05 yFrjnhEj


607:名無しさん@ピンキー
09/03/12 15:27:47 DicRAprQ


608:名無しさん@ピンキー
09/03/12 21:54:46 4r0F+1xi


609:名無しさん@ピンキー
09/03/12 22:25:53 Egz3lTDQ


610:名無しさん@ピンキー
09/03/13 20:25:30 Cip+f5LM


611:名無しさん@ピンキー
09/03/13 20:51:45 ZEoy2W+Q



612:名無しさん@ピンキー
09/03/13 21:36:43 96uu0LYq


613:名無しさん@ピンキー
09/03/13 22:08:15 ZEoy2W+Q


614:名無しさん@ピンキー
09/03/14 00:37:53 d16sqbum


615:名無しさん@ピンキー
09/03/14 10:33:22 XdYzH5hh


616:名無しさん@ピンキー
09/03/14 12:16:02 STLj76om


617:名無しさん@ピンキー
09/03/14 13:55:59 dbshb9Dk


618:名無しさん@ピンキー
09/03/14 15:09:08 MOX0btPV


619:名無しさん@ピンキー
09/03/14 15:55:32 MOX0btPV


620:名無しさん@ピンキー
09/03/14 20:10:13 9UJaFSRK
麒麟

621:名無しさん@ピンキー
09/03/14 21:46:58 /RCp7y8b


622:名無しさん@ピンキー
09/03/15 16:47:22 AH59ahPA



623:名無しさん@ピンキー
09/03/15 18:36:38 /x/iJ06/


624:名無しさん@ピンキー
09/03/15 20:08:52 x+VdWzH6


625:名無しさん@ピンキー
09/03/15 21:05:48 ZoietjMC


626:名無しさん@ピンキー
09/03/15 21:27:42 igK9pZRQ
「ようようそこのネーチャン、俺のオンナになれや、王にしてやるぜ」

627:名無しさん@ピンキー
09/03/15 23:49:59 ERXc8ehH
何だそのナンパ麒麟w

628:名無しさん@ピンキー
09/03/20 01:33:15 7JV/wfFw
誓約

629:名無しさん@ピンキー
09/03/20 02:11:35 +pR3EaLs
>>575

「痛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!」
絶叫が暗い室内に響き通った
陽子が鈴と祥瓊に引っ張られて、体ごと綱引きしている。
綱の対手は男の目玉であった。
「ぎゃあああああああああああああっ!!」
陽子の指先から、男の目玉が抉り取られた。
目玉を摘まんだ陽子の指先からずるずると視神経が糸を引く。
「その眼で、蘭玉を嬲り殺しにしたのだろう?」
陽子は紅潮した顔でせせら笑った。
男は激痛のあまりえぐえぐ泣きじゃくっている。
……拷問は一か月以上続いた。
男たちは特別に司空や司寇に官位を進めている。
仙(説文に『仙とは不死なり』とある)に封じて、すぐ死なない体にするためだった。
あまりの厚遇に、まったく男たちは感涙の湖に溺れ死にそうであった。
「ううっ……」
眼窩がからっぽな、別の男が呻いた。
先に陽子に一物を真っ二つにされた男である。
男の男根は、付け根まで真っ二つにされて、傷口は塞がっており、
そこから尿道を覗かせている。
仙にした上、化膿止めに六太が蓬莱からパクってきた抗生物質まで飲ませて、
手厚い看護を受けたのだった。
その男も今では手足が無く、鼻や耳も削ぎ落とされている。
それでも死ぬに死ねなく、今日も陽子の責苦が待っている。
「今日は金○叩き潰そうか♪」
陽子が合図すると、鈴と祥瓊が台座の上に男の股を据え、前をめくった。
「準備できたわよ」
「おーけーよ」
「OK♪」
鈴も祥瓊もわくわくした顔つきである。
陽子の狂気に感化され、今や二人もすっかりこの凄惨劇を楽しんでいた。
「○玉叩き潰されたら衝撃で心の臓が潰れるんじゃない?」
「大丈夫。医者を用意してあるから救急看護の準備はある」
「白い液体が飛び出してくるのかな」
男が、呻いた。
「もう……殺して……」
「だめだめ」
チッチッと陽子は指を振る。
「蘭玉に約束したんだ。もう誰も悲しまない、立派な国をつくるって。
だから国造りが完成するまでは、お前たちにも生きててもらうよ」
陽子が二十斤あるハンマーを振り上げる。
「そおれ!!」
ぐちゃ
「ぎゃああああああああああああああああああああああああああっ!!」

630:名無しさん@ピンキー
09/03/20 02:21:27 mxEb21kF
いいねGJ

631:名無しさん@ピンキー
09/03/20 12:21:42 vB3XuCt4
投下 乙であります GJ!であります

632:名無しさん@ピンキー
09/03/20 21:20:55 kuW2oMJo
つづきの投下ですね 乙です

633:名無しさん@ピンキー
09/03/21 22:40:30 hdW9dUxY
GJ!!

塙王に命令されて陽子を犯そうとする塙麟とかないかな?

634:名無しさん@ピンキー
09/03/21 23:09:29 lv3D7ARM
乙!

635:名無しさん@ピンキー
09/03/27 20:47:35 ueAgnLWy
ho

636:名無しさん@ピンキー
09/03/28 09:46:28 9ZbygIO9
感動した

637:名無しさん@ピンキー
09/03/29 00:28:01 bFKB4s4V
何に?

638:名無しさん@ピンキー
09/04/02 23:58:13 OehyDDKS
ho

639:名無しさん@ピンキー
09/04/03 02:34:37 t+n/8eNK
保守

640:麒麟の憐れみ 1
09/04/03 23:16:05 iJmyP9tS
あんまり過疎っているから書きなぐった小品を落としておきます。若干キワモノ系かな


漣を訪れた泰麒と鴨世卓クンが雨潦宮の後宮で

鴨 「麒麟のお役目は、憐れみを施すことじゃないかな」
泰麒「憐れみを? あっ! そうか、民に憐れみ施せばいいのかぁ~ わかりました。ありがとうございます」
鴨 「民だけでなくてもいいのですよ。廉麟は俺にも施してくれます」
泰麒「廉王陛下にも? ならボクは驍宗様にも施して良いわけですね」
鴨 「もちろん、とても歓ばれるんじゃないかな」
泰麒「でも陛下に、となると何か難しい気がしますが、廉台輔はどんな風に廉王陛下に?」
鴨 「廉麟は言葉や手や口でも施してくれますよ」
泰麒「?」
鴨 「廉麟は服の上から優しく触れてくれたり、ひっぱり出したりして『まあ!? もうこんなに、お可哀想に、今お楽にして差し上げますわ』とか元気のないときでも『お疲れなのですね。わたくしがお力付けをして差し上げます』と口とかで施してくれますよ」
泰麒「あの~『ひっぱり出す』って何を?」
鴨 「ああ、もちろんチンチンです」
泰麒「ええっ~!? オチンチンにそんなことを?」
鴨 「王と麟ですから廉麟は憐れみを施してくれるんです」
泰麒「そんな施し方をしていいのですか~!?」
鴨 「王と麟ですから」
泰麒「・・・そうか~、それも憐れみ、麒麟のお役目は憐れみを施すことですよね」
鴨 「もちろんですよ、泰台輔」
泰麒「でも驍宗様に怒られるかも」
鴨 「そんなことはありませんよ、泰台輔。廉麟の口から憐れみを施された後は俺が廉麟に施します。すると廉麟はとても歓んでくれます。泰王もそれを待っておられるかもしれませんよ」
泰麒「嫌われないかなぁ~そんな事して、ホントにいいのですか~!?」
鴨 「もちろんですよ、泰台輔」
泰麒「わかりました。ありがとうございます、やってみます」

そして泰麒は帰っていった。

641:麒麟の憐れみ 2
09/04/03 23:16:48 iJmyP9tS
そしてその夜、廉麟が鴨に憐れみを施しているとき
鴨 「廉麟、泰台輔が悩んでいたから『麒麟のお役目は、憐れみを施すこと』だと言ったら泰台輔は納得されましたよ」
廉麟「まぁ!」ペロン、ジュボジュボ、ペロペロ
鴨 「わあぁ~ 廉麟の憐れみはサイコーだぁ~」
廉麟「それはようございました」ジュボジュボ、ペロペロ
鴨 「いきそうだああぁ~」
廉麟「麒麟の憐れみ、しっかりカンジて下さい」ジュボジュボ、ペロペロ
鴨  ビュッビュッ!!!!!「うわぁ~」

鴨 「廉麟の憐れみはサイコーだぁ~」
鴨 「そう言えば『廉麟は俺にも憐れみを施してくれる。同じように泰王に泰台輔が憐れみを施すと歓んでもらえますよ』と教えておきました」
廉麟「ええっ! ど、どうしてそんな事を!?」
鴨 「二人の情事を話したのはいけなかった? 気にさわったのならゴメン」
廉麟「いえ、そんなことじゃありません」
鴨 「そりゃ泰台輔はまだ小さいかもしれないけど『泰王に歓んでもらいたい』と真剣に話していたから・・・王と麒麟だから・・泰王は男だし、泰台輔は可愛いから、どうせ、いつかはそうなるでしょ」
廉麟「まさか、あっ あの~もしかして・・泰台輔のこと、ご存知ですよね?」
鴨 「なにを?」
廉麟「泰台輔は『男の子』ですよ」
鴨 「ええっ! おとこのこ!?」
廉麟「泰台輔は『麒』ですけど~」
鴨 「まさか・・あんまり可愛いいから、てっきり女の子だと・・どうしよう・・」
廉麟「まあ、今更どうしようもありませんわ。落ち込んでおられる主上に麒麟の憐れみをもう一度、施してさしあげますわ」

帰国した泰麒が泰王に憐れみを施したかどうかはわかりませんが、素直な泰麒ならもしかして・・・

642:名無しさん@ピンキー
09/04/03 23:46:51 9e63muxF
www
バカバカしいけど、こういうの大好きwww

643:名無しさん@ピンキー
09/04/04 03:05:46 ZNtXGrka
あーあwww

おもろかった、gjw

644:名無しさん@ピンキー
09/04/04 16:57:07 PYsFmNu/
ナイス保守
GJ!

645:名無しさん@ピンキー
09/04/05 02:29:07 fDWRByRC
グッジョブ!

646:名無しさん@ピンキー
09/04/08 22:18:48 FX9s4qQ3
妙齢の麟と男王が契約して天勅を受けたあと
玄部で国に下る時って、やはりうれしハズカシの新婚初夜ですよね
でも玄部にお風呂はあるのでしょうか

647:名無しさん@ピンキー
09/04/09 20:56:55 v2uX96cz
玄部のお風呂にはスケベイスとマットとローション完備です

648:名無しさん@ピンキー
09/04/09 23:19:13 zRZQAQD9
アホっぽい話ですが、落とします。
続きは希望があれば。。。今日落とすところまでしか書いてないんで(汗)。
お許しあれ。

649:"The First Pain" 尚x陽 1
09/04/09 23:21:09 zRZQAQD9
大きな手のひらの中、それはふにゃりとしていた。
握ったり、激しく擦ってみたり、仕舞いにはそれを己の口に含もうと身体を折り曲げてみたが、
腰がつってしまう始末。
「痛い。ううう、痛い」
下半身モロ出しで某国の王は寝台に横たわり、うんうんと唸っていた。
「お。どうした、尚隆」
ぎくりと延王は扉の方を振り向く。「ぼくなにも見てないよー」と言った風情で涼やかに六太が立っている。
数百年の付き合いとは言えど、下半身モロ出しで出会うほど延王は緊張感が無い訳ではない。
咄嗟にうつ伏せになり、大事なところは隠してみた。
「『のっく』くらいしろ、六太」
延麒は首を軽く振った。
「噂は本当か……」
「どっ、どんな噂が―アイテテテテッ」
延麒は金的隠して尻隠さずの尚隆の下半身に敷布をかけてやりながら、辛そうに呟いた。
「街の妓女たちが言ってる。『風漢さんも年かしらね』って」
尚隆は黙っている。
「『中折れはまだマシで勃たせるのが本当に大変!舌がつっちゃうわぁ~』って」
尚隆はぎろりと延麒を睨み付けたが悲しそうに己を見つめる視線を受け止めきれず、また寝台に顔を伏せた。
「……あいつら『ぷろふぇっしょなる』じゃないな。顧客の秘密をべらべらと」
「仕方ないよ、あそこの『おーなー』、俺だもん」
「ぬ、ぬわぁにぃ!?」
がばりと起き上がったは良いが、イテテテテッ、とまた尚隆はうずくまる。
「ああいうところに一番情報は集まるんだ。お前を支えるのは俺の仕事だ。理解してくれ、尚隆」
腰を擦りながら延麒は続ける。
「最近で言うなら奏の太子が来店したようだ。妓女が泣いてたよ―」
「あいつも中折れか!?」
延麒は悲しそうに首を振った。
「抜かずに三発だって。乾く暇もない、って妓女が泣いてた、仕事でイッたのはじめてだったらしい」
尚隆はううう、と唸った。


650:"The First Pain" 尚x陽 2
09/04/09 23:26:20 zRZQAQD9
ボーイズトークは酒も手伝って、日が落ち、夜更けになっても続く。

「俺の身体はまだ若いんだ。わかるか、六太?俺が悪いんじゃない、相手が悪いんだ」
うんうん、と六太は酒を水のようにあおりながら頷く。
「何百年も女を抱き続けて―」
「飽きたか?」
ふう、と溜息をつき、尚隆は頷いた。
「飽きたな」
「飽きたか」
「飽きた」
ふうう、と六太は首を振る。
「でも俺はまだ勃つんだよな」
「俺も俺も」
「何であんた腰痛めたの」
尚隆は頭を抱えた。

「抱きたい。入れたい。感極まって泣かせたい。敷布が濡れて、互いの身体も濡れて、精も根も尽き果てて
死んだようにくっついて湿ったままの寝台で眠りたい」
ぐでんぐでんに酔っ払った尚隆が辛そうに気持ちを吐露する。
ふうううう~と大きく溜息を吐いて、延麒は断言した。
「あいわかった」
「は?」
「処女だな」
んあ?と尚隆は顔を上げる。
「尚隆―お前、生娘を抱いたら良いんじゃないか?何の気負いもないだろ。痛いから止めた、って
言い逃れも出来るし」
尚隆は顎に手をやり不適に笑った。
「それは―アリだな」
「俺、頭良いだろ?」
ぶんぶんと尚隆は頷いた。
「たまには良い事言うな、六太!」
にこにこと笑う六太は高らかに宣言した。


651:"The First Pain" 尚x陽 3
09/04/09 23:29:57 zRZQAQD9
「陽子、来るから」
延麒はにこりと笑う。
「は?」
「いや、処女だよ、陽子。信頼しようよ」
「は?」
「俺が呼んだんだって、陽子」
「は?」
「痛いから止めてやった、とか言えるよ。陽子は鈍いし、おぼこ娘だからどーとでも出来るよ。まあ―」
あぐあぐと喘ぐ尚隆を前に不適に六太は笑った。
「喘ぐなって―あんな極上の女を前にして勃たなかったら、俺が貰う。マジで」
言うや否や、しゅっ、と姿を獣形に変えると六太は尚隆の部屋から飛び去っていった。


夜更け、玄英宮。


こんこん、と扉をたたく音。
無機質な音ですら、どこか艶かしく聞こえる。
「延王?私―、あの、陽子です」
「お、おう。陽子か。待ちかねた―いやいや、びっくりだ。まあ、何だ、入れ―慶王さまのご入場だ!ほっほー!!」
言った途端に尚隆はうわぁあああ、と自分の寒さに足をバタバタとさせる。
音もなく扉が開くと、ふわりと紅い髪が尚隆の目に飛び込んだ。
「ご無沙汰しておりました―延王」
「いや、会っただろう。あれは、どれくら前だ?つい、最近のことのように感じるが」
陽子は恥ずかしそうに顔を伏せた。
「ご多忙な、そして永きに渡る栄華を誇る延王にはつい最近の事かと。私にはずいぶんと長く感じられましたが」
自分を見つめる慶王の顔が、愛おしい。


652:"The First Pain" 尚x陽 4
09/04/09 23:31:54 zRZQAQD9
刹那、尚隆の目前から時も音も、消える。
ただ、目前の紅く燃える髪と翡翠の瞳。
そして柔らかそうな肌としんなりとした身体、鈴のような声。五感を越え、尚隆は陽子を感じた。
「久しい―おう、久しぶりだな。俺も、会えない時間が余りにも長かったと思っている」
くつくつと陽子は笑った。
「お戯れを。延王、私もずいぶん―高貴な方との語らい方を、覚えたんですよ」
言ってぺろりと陽子は舌を出す。
「みんな、嘘ばかり。それが『まつりごと』なのですね」
「お前相手に政を、はかるつもりは無い!」
尚隆は傷ついた気持ちを隠すように、わざと憮然として呟いた。
「慶ごときでは、嘘すらも面倒ですか」
涙がたまった瞳を見て、尚隆は陽子を抱きしめる。
「阿呆が」

もはや我慢できなかった。
数百年、探し求め続けた女がここに居る。
己を見つめるだけではない、己が目指す方向を見遣る女が。

こいつは天すら敵にまわそうとしている。
この世の「ことわり」を乱し、混乱させ、そして再構築しようとしている。
何も持っていないのに、全てを持っている。
何も判っていないのに、全て判っている。

「殺してしまえば楽なんだ―がな」
こくりと陽子は首をかしげた。
「独り言?」

沈黙が閨に落ちる。
たまりかねたように陽子が言葉を発した。
「あの、寝ると―延王と同衾すると何か良い事があるんですか?」


653:"The First Pain" 尚x陽 5
09/04/09 23:36:39 zRZQAQD9
「そういうの、自分を犠牲にして―とか何とか憐憫はこれっぽちも考えてないです!
でも、利にならないなら」
尚隆は舞い上がっていた気持ちが冷めていくのを感じる。
「王だからな、陽子」
「貴方も」
いつしか瞳に涙を濡らしながら、陽子は言う。
「貴方もでしょ、延王?」
尚隆は首を振り、静かに額に接吻する。
「俺と一時も居たくないなら去ってよいんだ、陽子」
「ですが」
「お前は自由だ。本来なら国交も何も無い、隣国の王だからと言って何かする必要があるのか?」
「でも、延王」
「少し黙れ、陽子」
尚隆は己の瞳からも零れ落ちる涙を見られないように、陽子をかき抱いた。
震える、女性にしては鍛えられた身体を抱き、尚隆は語る。
「この場から今すぐ去っても俺は何とも思わぬ。これまでと同様に慶という国を見守り、
我国に浮民や荒民が流れ込まないようにするだけだ」
「では、あなたと寝たら?」
「変わらぬ。だから、去れ」
「―私が、『それ』を望んでいたとするなら?」
陽子は尚隆の胸元に顔をうずめた。

尚隆はその顔を自分に向け、対峙する―
「私が、望んでいるならば?」

尚隆が、一つ呟く。
「俺が、お前に夢中になってしまうだけのこと」
尚隆はたまらず、陽子を寝台に押し倒した。



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