煩悩の十二国記*十二冊目at EROPARO煩悩の十二国記*十二冊目 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト150:陽x楽 スピンオフ5 08/06/20 00:19:46 HNj31YpJ (痛い――!) でも、駄目。顔を歪ませちゃ駄目。楽俊が止めちゃうもの。 私はせきたてるように手で楽俊の腰を引き寄せる。 「あ」 思わず声が漏れてしまった楽俊が愛おしくて、そして少しこっけいで私はわざと(痛いのに) 下半身をくねらせてみる。 「陽子ぉ」 「何?」 「おいらは、ゆっくり――いっぱい、してえんだ。いっぱい、陽子を知りたい」 「楽俊……」 (私だって、いっぱい、ゆっくり、楽俊を知りたい。足りない。時間が無い) 泣いてしまった私のほほに口付けて、楽俊はまだつながったままで居てくれた。 「忘れねえよ」 「私も――」 波の音と、己の吐息と、そして結合部から漏れる湿った淫音。 香る潮の匂い。楽俊の肌の香り。 ひっそりと目を開けると、精悍な美しい青年の顔。 五感のすべてで楽俊を味わう。 上になり、下になり、何回も何回も交わる。 陽が昇りはじめる、少しまえ、汗みずくの楽俊がつぶやいた。 「おいらは、もう誰とも交わらねえ」 (私も――!!) でも、言葉はそれ以上、出なかった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch