08/04/02 11:34:44 dOoXOp9S
>>149
それ確か舞方さんとこにあったかと・・・
151:名無しさん@ピンキー
08/04/02 12:28:43 6GC+FSSU
>>148
ぶっ!……名前変更でもしてたかも知れない。
押し入れに全部あるんだけど、あえて記憶に任せてみたら色々と馬鹿だった。
そういや7にはライラとかが居た気がする。
152:名無しさん@ピンキー
08/04/02 13:45:49 dzUNfbfy
>誰か書かないの?
つかなんでこんな上から目線なんだYO
153:名無しさん@ピンキー
08/04/02 14:56:39 +ZR7Mi1y
悪の帝王だからだよ。
154:名無しさん@ピンキー
08/04/02 15:01:25 La/0uygU
>>144
8は呪われた馬姫調教日記でハアハア
155:名無しさん@ピンキー
08/04/02 16:04:06 5j5rFbdm
DQMはさらわれた姉がラスボス・・・
156:名無しさん@ピンキー
08/04/02 17:05:29 pZos6ga7
>142
GJ、二重人格なのはわかるけどもしかしてとっくにモンスターに操られてる?
157:名無しさん@ピンキー
08/04/02 20:21:10 LaViyXAp
>>156
おそらく>>87に答えが。
まだ胎児である勇者は母が謎の侵入者に陵辱された時に注がれた精の影響で…
そして、勇者アルスには元々の人格の他に裏の人格として…
158:名無しさん@ピンキー
08/04/02 21:05:45 Bh4NyD20
ルパン3世 天使の策略
URLリンク(jp.youtube.com)
五右衛門に挑んだ女がいいね。
妖艶+妖刀「桜吹雪」の切れ味に虜。
159:名無しさん@ピンキー
08/04/02 23:46:44 DHvtrZ80
「結界師」にて脳洗い場なるものが登場。まだ使用されず
「妖怪のお医者さん」にて二口女がヴァンパイアに吸血される。
今週はフラグが立つな。
160:名無しさん@ピンキー
08/04/03 00:22:56 RhXs1s/O
ソルディバンが今期の既出該当ゲーの中じゃ、一番使える出来。
希望もあるが、バリエーションもボリュームもあるので何げに満足した。
161:名無しさん@ピンキー
08/04/03 00:37:38 ChJLlCuD
DVDを整理していたら「ジャックと悪魔の国」が出て来たので久し振りに鑑賞。
劇中、魔王が儀式で清純なエレーン姫を魔女化、魔女化した姫は自ら志願して
勇者ジャックを騙す…という感じで萌え萌えなんですが、普通のファンタジー
なのでエロ度は低いし、あっさり魔女化が解けちゃうのが残念無念。
ジャックに甘言を並べてキスを誘い、睡眠薬を飲ませるシーンを見て「そこで
エロ技で落とせば」とか、魔女化が解けた時は「魔王が精を使って同族化して
おけば」とか、そもそも魔女姿がもちっとエロければ…等々、思った次第で。
このエレーン姫の魔女化悪堕ちをエロパロ化して下さる神様はいらっしゃい
ませんでしょうかね。
そりゃ自分で書けよ、って話だとは思うんですが。昔ちょっと書いたことは
あるものの文才無いし、すっかり力尽きてしまって…。
姫の魔女化姿は↓で見られます。
URLリンク(www.youtube.com) (魔女化儀式フル)
URLリンク(www.youtube.com) (魔女姿のピックアップ)
162:名無しさん@ピンキー
08/04/03 01:14:02 N3NDzYv/
まあ結界師は寸止めにすらならなさそうだが
163:名無しさん@ピンキー
08/04/03 01:26:21 6+8BYu4K
結界師だからなぁ
164:名無しさん@ピンキー
08/04/03 01:31:22 RhXs1s/O
この展開だと少しはやられそうな印象もあるが・・・。
そうでない場合、すでにこれ使って誰か人格変えられたという伏線かも。
母親だったたら楽しいが、多分そういう流れじゃないんだろうなぁ。
165:名無しさん@ピンキー
08/04/03 02:35:18 kIPe0u2V
結界師は悪堕ちどころかやられシーンもないもんな
ほんとがっかりだよ
166:名無しさん@ピンキー
08/04/03 03:14:22 6+8BYu4K
いいじゃないか、
サンデーには他に某洗○漫画もあることだし。
俺は読んでないが。
167:名無しさん@ピンキー
08/04/03 05:31:12 UnW6+KPK
>160
…………
なんで、まだ出ても居ないゲームを褒めちぎった挙げ句今期一番とか言いきれるんだオマエ
168:名無しさん@ピンキー
08/04/03 07:06:20 Q0LzeecR
フラゲしたんじゃね?
169:名無しさん@ピンキー
08/04/03 07:12:35 dtNhHbRZ
だろうな、もうメーカー・作品別スレにはフラゲ報告きてるし
前のペルソナみたいに一通り正義ルートを終わらせてから悪堕ルートに入る流れらしい
ペルソナ好きな俺はwktkしてるぜ
170:名無しさん@ピンキー
08/04/03 09:26:41 4fpISz0q
アリスのあれはまあ別格として、個人的にこのスレ的には今期一番満足できる方向の
作りで量もバリエーションもあると思うぞ。
俺の個人的判断だけど、ハルカは基本的に和姦ゲーだから負けてないところも多いし。
171:名無しさん@ピンキー
08/04/03 15:08:58 Jnn9AcWA
他のゲームとか、まあ
172:名無しさん@ピンキー
08/04/03 17:25:31 JlL1XdRa
社員乙、と言ってあげましょうよ・・・
173:名無しさん@ピンキー
08/04/03 17:41:48 4fpISz0q
単純によかったから、同好の士に薦めてるだけなんだが。
何でそんなにネガティブなんだ。虚しい・・・。
174:名無しさん@ピンキー
08/04/03 17:59:47 URbfr/FU
社員乙は2chの華よ
たまに本来の意味で使われてるスレがあって和む
175:名無しさん@ピンキー
08/04/03 18:19:54 sxyOj8z/
こんな所で温もりなんぞに期待しないほうがいいぞ
176:名無しさん@ピンキー
08/04/03 18:39:11 Idq1TIjl
あまり気にしなさんな
FG出来てないやつにとっちゃ羨ましくて妬ましいんだよ
漏れも含めてなw
177:名無しさん@ピンキー
08/04/03 18:52:15 4fpISz0q
確かにそういう増長はあったかもしれんorz
もうやっちゃったから何でも聞いてくれ!みたいな。
178:名無しさん@ピンキー
08/04/03 19:31:23 m8e/NQ2A
ほかの職人方に追随してSS投下。
内容は、一人の魔法使い族の女の子が怪しげな繭に入れられ、
中でしばらくモゴモゴした後……というもの。
苦手な人はスルー推奨。
あと遊戯王に深い思い入りを抱いている方は、
不快と感じるかもしれないのでご注意。
179:進化の繭(1/14) by PNY
08/04/03 19:33:44 m8e/NQ2A
「俺のターン!ドロー!クリボーを生贄に、ブラック・マジシャン・ガールを召喚!」
マスターの呼び声と共に、私は彼の手札からフィールドへ召喚された。
ゆっくり目を開き、魔法の杖を一周振り回して、私は凛々しくポーズを決める。
魔導帽の下にある金髪は風になびき、青とピンクの魔女服が華奢な体にぴったりくっつく。
ミニスカートがひらひらと翻り、敵味方問わず心をくすぐる。
スカートとブーツの間に、健康的な太ももが露呈している。
私はデュエルモンスターズ界の魔法少女、みんなのアイドルマジシャンガール。
今日も元気よく可愛く、見参なのだ。
私は状況確認に、あたりを見回す。
味方の場には私しかいなく、対する相手の場に二体の昆虫族モンスターがいた。
一体はゴキボール。攻撃力1200の下級モンスター。
その外見も名前のとおり、でかくて丸いゴキブリだ。
そしてもう一体はインセクトクイーン。攻撃力2200で、
場の昆虫族モンスター一体につき100ポイント強くなる上級モンスター。
上級モンスターらしい巨体を持ち、毒々しい触覚や羽を展開している。
彼女の胸部から二つの乳房が垂れ下がり、下腹部は女王アリの卵巣のように膨らんでいる。
(はっ……それは!?)
私はふと、二体のモンスターの瞳が凶暴の赤色になって、額に禍々しい紋様が輝いているのに気付く。
それはまさにモンスターズ界を脅かし、世界を滅ぼそうとする邪神オレイカルコスの紋様だった。
そしてすぐに、私はフィールドのまわりにオレイカルコスの結界が張られたことを発見する。
よく見れば、マスターに立ち向かう相手のデュエリストも目を赤く光らせ、
額にあの邪悪な紋様が輝いていた。
オレイカルコスの結界を使用した者は、心の闇が最大限に引き出される。
その配下のモンスターも邪悪な力に支配され、パワーアップされてしまう。
私は気を引き締めて、敵の決闘者を見据えた。
マスターと対峙しているのは、眼鏡をかけて、
虫の絵柄が描かれた服を身に着け、目つきの悪そうな少年だった。
彼は私を見下ろし、
「ヒョーヒョヒョヒョ……そんなザコの五つ星モンスター出したところじゃ、何ができる」
うっ……いきなりすごく馬鹿にされた。
私はぷんぷんとピンク色のほっぺたを膨らませた。
あの変てこな格好と悪趣味の笑い声。
間違いない、彼はモンスターズ界で昆虫族使いと噂される決闘者、インセクター羽蛾である。
確かに昆虫族使いとしては凄腕らしい。
しかし、対戦者のカードを海に捨てたり、不利になるようにカードを事前に仕組んだりするなど、
卑怯な手を使う決闘者としても悪名高い。
過去において、彼は私のマスターに敗れたことがあるらしいが、
まさかまた懲りずに挑戦してくるとは。
私は少し不安げに私のマスターを見つめた。
彼は非常に不幸な事を経験したばかりで、その顔に憔悴の色が現われている。
そして、彼はまだ自分を強く責めているためか、
モンスターの精霊である私と心を通わすことができなくなっている。
(マスター……)
私は杖をぎゅっと握り締め、なんとかマスターを助けたい気持ちで一杯になった。
いつかマスターとの絆が復活することを信じ、今はマスターを助け、目の前の敵を倒すのみだ。
180:進化の繭(2/14) by PNY
08/04/03 19:34:40 m8e/NQ2A
「だまれ、この蟲野郎!いけ、ブラック・マジシャン・ガール!ゴキボールに攻撃だ!」
「はーっ!」
私は魔法のステッキに魔力を集中させた。
ステッキの先端はまぶしく輝き、それが魔力弾に凝縮する。
「ブラック・バーニング!」
私が魔力弾を敵に向けて飛ばした。
激しい轟音と共に、ゴキボールは粉々に爆殺された。
「俺はカードを一枚伏せ、このターンを終了するぜ」
「ウィーン」と機械が作動する音が鳴ると、私の背後のゾーンにカードが一枚伏せられる。
目の前は私よりも攻撃力の高いインセクター女王がいる。
もし、マスターが伏せたカードは私を守る力が無ければ、
次のターン私が撃破されてしまうだろう。
それに対して、相手マスターは不愉快な大声で笑った。
「ヒョーヒョヒョ!その伏せカードはどうせ仕様も無い罠カードだろ?
そんなんで俺を倒せると思ってんのか?」
「くっ……」
「今までお前からの恨みを、じっくり返してもらうよ!装備魔法、『進化の繭』!」
「なにっ!?そのカードは、昆虫族モンスターを進化させるレアカード……!」
「そうさ。今まで散々負かされた屈辱を、このカードで返すぜ!」
「ふん、だが羽蛾。お前の場には、それを装備させる専用モンスターがいないみたいだぜ」
「なーに言ってんだ。俺が装備させるのは、お前の場のモンスターだ!」
「なんだと?」
「このオレイカルコスの結界の効果により、俺の魔法効果は増幅されるのだピョー!
さあ、お前の場の小娘をいただくぜ!」
「えっ?」
私はステッキを構えて、緊張しながら相手の動きを見た。
突然、私の足元にあの禍々しいな魔方陣が刻まれた。
次の瞬間、邪悪なオーラが私の体を締め付ける。
(きゃー!う、動けない……)
次の瞬間、相手の場に気持ち悪い巨大繭が現われた。
繭は不気味な白とピンク色を呈し、その下辺に生える多数の糸でがっしりと地面につながれている。
そして、繭の表面から一筋の触手が伸びて、私の足首を絡めた。
「ひゃっ!」
私は思わずバランスを失い、地面に倒れる。
そのまま、ずるずると相手側のフィールドに引き込まれる。
繭は表面に気色悪い膜が網目状に突起して、私を待っていた。
「マスター!」
私はマスターに助けの手を求めた。
しかし、彼はただ悔しそうに私を見送っていた。
その冷ややかな目線を見て、私の心が冷え切った。
(そんな……マスター……)
以前のマスターなら、どんな困難だろうと私達モンスターとの絆を信じ、颯爽と相手を倒せたのである。
しかし、闘気を失った今、マスターはただ情けない表情を浮かべて立ち尽くしていた。
私の心は絶望へと沈んだ。
181:進化の繭(3/14) by PNY
08/04/03 19:35:24 m8e/NQ2A
ついに、私の片足繭の中へ引き込まれた。
「ひゃっ!」
私は悲鳴を上げた。
ぷにぷにした柔らかい肉に含まれたような、気持ち悪い感触だった。
私はあがこうと、杖で地面を突いた。
しかし、繭に近づくに連れ、
そこからもっと多くの糸や触手が私の腕や胴体を絡み、中へと引き込む。
繭の表面がドロドロに溶け、その汁が私の太ももを覆い、同化しはじめる。
露出した肌に、ねっとりとした粘液が付着し、まるでガムのように貼りついて取れない。
ついに、腰までが繭の中へ溶け込んだ。
スカートの奥の下着から、べとべとした粘液が秘所やお尻へと流れ込む。
「きゃっ!」
私は顔を真っ赤にさせた。
恐怖の気持ちと共に、どことなくいやらしい気分になった。
「離してよ……このっ!」
私は繭の表面に両手を張り、繭から脱出しようとした。
しかし、力をかけた瞬間、手をかけた部分もドロドロに溶け、私の両腕を肘まで飲み込む。
ここまで来たら、後はもう中へ引きずられるのみだった。
繭全体は蠕動運動をはじめ、私の体を確実に中へ中へと押し込んでいく。
またたく間に、私の臍、胸、肩、鎖骨までが飲み込まれた。
「いやだ……こんなの、いやだよ!」
私は首を左右に動かし、最後の抵抗を試みた。
しかし、それもわずかな時間の無駄。
ついに頭が完全に繭の中へくい込まれ、視界を失った。
「うっ……」
繭の中はまるでべとべとしたジャムのように、私の体にねっとりと付着して包みこむ。
不思議なことに、息苦しいと感じることは無かった。
その代わりに、意識は段々と朦朧とする。
「ヒョーヒョヒョヒョ、遊戯、このカードの効果はな、五ターン後に装着したモンスターを、
俺の可愛いインセクトモンスターに変化させるのだ。
お前はそこでじっくりと、しもべが変わり果てる姿をたのしむがよい!」
私が……インセクトに?
なに、言ってるの……
朦朧の中、私は目を瞑ったまま、体を蠢かせた。
周囲のべっとりとした粘液は、私の服を溶解しはじめ、私の肌に直接触れるようになる。
粘液は段々と肉感のある感触に変化し、私の体を絡める。
邪悪なエネルギーが肌を通して、私の中を染める。
「あぅん……」
私は自然と口を開けた。
どろどろの肉汁は、いくつかの太い筋が捻り合い、密度の高い触手へ合成する。
その触手のうちの一本が私の口内へ侵入した。
訳も分からず、私はそれを口の中にくわえこんでしまった。
触手の先端から濃密な甘蜜が分泌され、それを私の体内へ送り込む。
「むん、うぅんっ!」
私はそれを吐き出そうとした。
しかし、弾力を帯びた触手に勝てず、ついついそれを飲み込んでしまった。
最初は不快でしかなかった。
だが、そのうち甘美な味が口の中へ広がり、違和感が無くなりかける。
182:進化の繭(4/14) by PNY
08/04/03 19:36:15 m8e/NQ2A
「ううぅん!」
突然、私はくぐもった声を上げた。
一本の触手は、私の秘所を探索するように撫ぜる。
他の触手は私の足首を掴み、ゆっくりと両側へ開脚させる。
秘所にあてがう触手の鎌首は私の太ももを触れながら、
遠くから近くへ焦らすように、私の淫裂へ接近してくる。
「うんぐぅ、むうぅん!」
その異様な感覚に、私は涙を溢れさせ、足の付け根をもじもじさせた。
清らかな涙粒は、私の目尻から離れるとまわりの稠密な肉汁に溶け込み、同化する。
涙だけではない。
私の全身から放たれた汗も、肌に密着する肉液に吸収される。
段々と、私はどこまでが自分の肌で、どこまでが繭中の肉液なのか、
区別できなくなってしまった。
秘所へ近づく触手は、やがて私の大事な場所へたどり着いた。
触手の先端は、そのまま捻りこむように私の中へ入っていく。
「うぅんん!」
私の喉の奥から、悲鳴が上がった。
まだ性を知らない神聖な場所が、異形なモンスターに犯されようとしている。
触手は私の中で、少しずつ前進する。
(だめ……そんな太いの、入れないで!)
私の身をよじり、開脚させられた両足を蠢かせる。
しかし、それはささやかな抵抗でしかなかった。
触手は私の膣中で、肉汁を分泌した。
(はぅ!なに、これ……熱いどろどろとしたものが、広がってくる!)
私の中は、すぐにぐしょぐしょとなった。
それと同時に、今まで感じた痛みが緩み、代わりに熱い甘美な痺れが生まれた。
その感覚はあっという間に体中へと広がる。
(あ、ああ!)
私はどうしていいか分からず、飲み込めなかった蜜とともに、よだれを溢れ出す。
もちろん、それらの液もすぐにまわりの肉液と同化した。
何本かの細い肉液が、私の体を撫でるように変形し、付着した。
私の豊満の胸を、中央へ円を描くように掠める。
滑らかの背中の左右に、ゴム状のねばねばした液が吸い付く。
うなじやわきの下がいやらしく舐めとられ、おへそあたりに粘液がぬめりと触れて悪戯する。
アンダーバストを持ち上げられ、優しく淫らに揉まれる。
所々から伝わるくすぐったい感が、やがて物足りない感へと変化し、
私を淫乱な女へと作り変える。
(お願い、やめて……これ以上やられると、変になっちゃう!)
私は心の中で悲鳴をあげた。
いつの間に、私の頭の中はいやらしいことしか考えられなくなった。
口の中のものはウネウネしたナメクジのように変化し、私の舌と絡めある。
少し前の私ならば、気色悪いとしか感じないだろう。
しかし、今の私は自ら唾液を攪拌させ、じゅばっとしゃぶていた。
183:進化の繭(5/14) by PNY
08/04/03 19:36:53 m8e/NQ2A
(ああぁっ!)
私は心の中で小さく呻いた。
無防備となった私のお尻の穴に、一本の触手がゆっくりと挿入した。
しかし、体がすでに火照ったこともあり、私はその触手をすんなりと受け入れた。
触手は淫液を分泌しながら進む。
それに連動して、淫裂の触手も中を動かす。
(はぁん、だめ……中をかき回さないで!このままでは……イッちゃう!)
私はただじっと蹂躙されるのを耐えるしかなかった。
しかし、やがて別の考えが私の頭を支配し始める。
私が絶頂寸前までのぼりつめると、触手はピタリと動きが止まり、体をそのまま放置する。
しばらくその繰り返しがすると、私の頭がおかしくなりかけた。
(はぁん……あぁん!)
両腕は肉液に絡め取られ、周りの汁が浸透しながら徐々に性感帯へと変化した。
渇きを追い求めるように、私は口の中に溢れる蜜を絶えず飲み込む。
そうして媚を売り続けると、触手は私の体が順応できると分析したのか、また大きな動きを見せた。
(はぁ……はぁああ!)
私は腰をうねらせた。
触手の先端が分裂し、更に数本とても細い紐状の触手が奥へ伸びる。
それらの触手が、やがて膣の突き当たりに衝突した。
しかし、触手の動きはそこで止まらなかった。
細い肉紐は更に奥へ奥へと進んだのだ。
(うぅ……ああああはぁ!)
言いようのない満たされた感が私を襲う。
細い肉紐は狭き入り口の中へ捻りこみ、子宮に入ってしまった。
肉紐はそのまま中で分裂し、表面積を広げながら子宮の中を張り巡らす。
自分の肉体の奥部が見知らぬ異物を挿入されることを考えると、恐ろしくてたまらないはずだ。
しかし、それに喜びすら感じる自分に背徳的な悦楽を覚える。
私が完全に抵抗の意志を捨て、繭の中の肉液や触手からの愛撫に体を委ねた。
どろどろ溶けた汁は皮膚からしみこみ、私の体の組成を作り変える。
繭の中の肉液は、ドクン、ドクンとリズミカルに躍動していた。
いつの間にか、私の心臓もその音に同調し、ドクン、ドクンと鳴り出す。
まるで、自分が繭の一部になれたような感じだった。
私はそれに喜びを感じながら、意識がまどろみの中に沈んだ。
一ターン目。
うっすらと目を開くと、まわりにピンク色の肉壁が輝いているのが見える。
いつの間にか、私は膝を抱きかかえた姿勢になっていた。
(私……どうなっちゃうの?いやだよ、虫になんかなりたくないよ。
マスター、たすけ……あれ、マスター?)
朦朧としている中、大事な人の顔が思い出せなくなっている。
ところどころ青黒のまだら模様が入ったその薄い壁は、私の体を優しく包み込む。
私の口の中や秘所には、触手が繋がったままだ。
肉壁との空間を満たすねっとりした肉液は、時々蠢いて私を心地よく愛撫する。
殻のような肉壁から、私の体のあっちこっちに筋が繋がり、栄養分を染みこませる。
その生温い感覚が気持ち良い。
(はぁ……このまま、沈んでいく……)
エンドフェイズと共に、私の意識が暗闇に落ちた。
184:進化の繭(6/14) by PNY
08/04/03 19:37:46 m8e/NQ2A
二ターン目。
手を膝から離し、体をまっすぐに伸ばす。
私は朦朧とする中で、体を芋虫のように蠢かせた。
口の中から伝わる蜜を、一生懸命吸い続けた。
(はぁ……気持ち良い……)
秘所の中の変化が続き、時々快感の高波が全体へ広がる。
体は敏感となり、全身のくすぐったい感じが歯痒い。
いつの間にか頭の上から二本の触覚が生え、それが今も伸び続ける。
(なに、これ……触覚……?)
今まで無かった器官の感触が新鮮で、くすぐったかった。
下を見ると、乳房の二つの膨らみに、柔らかそうな青い毛が生えていた。
両腕や両足にも、同様の青い柔毛が溶液の中で漂う。
(いやだ、私……これじゃまるで、虫になったみたいじゃない……)
肉液の流れに従って、体を一本の棒のようにする。
(なんだか、芋虫になったみたい……恐いけど、嫌いじゃないわ……)
この体勢で、私は肉液との一体感を感じる。
エンドフェイズと共に、私はまた意識を失う。
三ターン目。
繭の中の肉液が凝縮し始めた。
外側が乾き、白い糸質へ変化する。
その代わり、私の近くにある肉液は一段と濃いものに。
凝縮の流れに沿って、四肢は自然と中央へすくめる。
(はぁ……いい気持ち……)
腕や足を覆う柔毛は硬質化し、光沢を反射する甲殻のようになる。
足には青のハイヒールブーツが形成される。
(うふふ、素敵ね……硬くなった毛束は私を守ってくれるわ)
頭部の触覚の上に、硬い螺旋模様の入った甲殻の帽子がかぶされる。
乳房を覆う柔毛だけ柔らかさを保ったままで、青の中に白い柔毛が混じり、より艶かしいものとなる。
(うふふ、うっとりしちゃう……これで男をいっぱい誘惑できるわ)
背中から、二枚の薄い羽が巻いたままの状態となる。
肉液は手足の表面に張り付き、そのまま固まる。
私の新しいマスターが高らかにエンドフェイズ宣言すると、私は凄艶な笑みを浮かべながら眠った。
突然、繭の外側から何かが突進した衝撃を感じた。
私は繭の隙間から覗くと、あちらの決闘者がモンスターを操っているのが見える。
誰だろう……彼は、私の方へ心配そうな目線を向ける。
でも、バカな人だな。
進化の繭に守られた私は、守備力が2000もある。
しかもオレイカルコスによって、それが強化されている。
少し攻撃されたぐらいで、くずれないのさ。
それに、私の今のマスターが、私を守ってくれるのよ。
彼は私を大事にしてくれるのよ。
だって、こんな気持ち良い繭をプレゼントしてくれたもん……
185:進化の繭(7/14) by PNY
08/04/03 19:38:39 m8e/NQ2A
四ターン目。
ついに繭の中の肉液を吸い尽くしたのか、私のまわり薄い無色の粘液しか残っていない。
口や秘所に当てられた触手は萎縮して消えた。
私はゆっくりと目を開き、邪悪な微笑をこぼした。
背中に力を入れると、巻かれた羽が少しずつゆっくりと伸び始める。
私の目元は青い鱗粉が付着し、唇にも紅色のルージュが引かれる。
手の爪は赤いマニキュアが染まり、長く鋭く伸びる。
体表面に硬質化した物質が液体の中で自然と剥がれ、
その下から女性の魅力に溢れる肢体が現る。
手足を覆う青はタイツのようになり、表面に毒々しいピンク色のアクセントが入り、敵を挑発する。
青やピンクのまだら模様の鱗粉が体中を妖しく彩る。
腰の周りから秘所にかけて白の柔毛が覆い、高貴な演出でありながら、淫らな雰囲気が漂う。
頭の触覚はビクン、ビクンと跳ね、外の空気に触れたくて触れたくて仕方が無いという様子だ。
背中の羽が伸びきった。
更に神経を集中させると、羽に体液が循環しはじめ、美しい脈目を作り、鱗粉を生産し始める。
私は、羽化して成虫となった。
その時、マスターが嫌味っぽい口調で、エンドフェイズを宣言する。
ふふふ。
さすが私の新しいマスター、本当にいじわるい。
私は待ちきれない気持ちで、次のターンを待った。
そして、ついに五ターン目がやってきた。
「俺のターンだ!この瞬間、俺はフィールドの進化の繭を生贄にささげ、
新たなモンスターを召喚する!出でよ、ブラック・インセクト・ガール!」
ブラック・インセクト・ガール。
これが、私の新しい名前。
ああ、なんて素敵な響きかしら。
マスターの呼び声に、今まで朦朧としてきた意識は完全に覚醒した。
私は内側から繭の殻を突き破って出た。
「はぁ、はぁ……」
いきなり溶液から空気に出たため、私は少し息を切らした。
ハイヒールの履いた足の片方を殻の縁に乗せ、両手で繭をつかまって体を支えた。
ねばねばした粘液は私のうなじ、乳房、太ももから垂れ下がる。
ふふふ、見てる見てる。
私のかつてのマスターは、驚愕の視線でみつめてくる。
彼のフィールドには一体のモンスターがいた。
あら、いつも噛ませ犬役をやっているエルフの剣士じゃないか。
うふふ……彼も私の体をじろじろと見ている。
無理もないもの、今まで味方だった私が、こんな姿になったんだから。
それに対し、私の今のマスターは、嫌味っぽい笑顔を相手に向けた。
どうやらまた精神攻撃をかけているようだ。
左右には、さきほどいたインセクトクィーン、仲間を呼び寄せる代打バッター、
そして相手に直接攻撃できるレッグルが並んでいる。
なーんだ、断然こっちが有利じゃない。
やっぱりあいつはヘタレな男だったんだね。
186:進化の繭(8/14) by PNY
08/04/03 19:39:20 m8e/NQ2A
私は地面に降り、私が所属する陣地に加わった。
ハイヒールのかかとコツン、コツンと心地よい音を叩きだす。
私の体から粘液が完全に乾き、胸部や腰を覆う柔毛はふさふさと膨らみ、可愛いラインを作る。
羽は鱗粉を製造し始め、敵を惑わす鮮やかなものとなる。
そして、私の額にも邪神オレイカルコスの紋様が浮かび上がった。
その瞬間、私は絶頂にのぼるような快感を覚え、秘所からいやらしい蜜が垂れた。
心はどす黒い邪悪な力が満ち溢れ、私をパワーアップしてくれる。
もともと澄み切った瞳は禍々しい赤が宿り、私の性格が残酷なものへ変化したことを証明する。
「俺の場に昆虫族モンスターが増えたことにより、インセクト・クィーンがパワーアップする!」
と、マスターは宣言した。
そう、インセクトクィーン様は、場の昆虫の数だけ攻撃力が上がる効果がある。
私は女王様の側へ寄り、恭しく頭を伏せた。
『ほほう、魔法使い族の小娘か。このわらわに忠誠を誓うというのか』
同じ昆虫族になったからなのか、女王様のお言葉が自然と私の頭の中に浮かぶ。
「はい、女王様。今の私はインセクトガール、昆虫族の一員である。
私はマスターの忠実なしもべであるとともに、女王様の奴隷である。
今までのご無礼を、どうかお許しください」
『あーっははは、いいだろう。わらわに忠誠を誓う証として、そこで足を開き、跪きなさい』
「はい」
私はドキドキした気持ちで足を開き、地面に膝を突いた。
女王様の巨大な腹部から、妖しい管が伸びてきた。
彼女が求めるものをすぐに理解し、私は股間を覆うふさふさした毛を持ち上げ、オマンコを広げた。
そして、吸引管は私の淫裂へ挿入した。
「はぁん!」
私は色っぽい嬌声を上げた。
生まれたばかりの私の秘所は、昆虫族特有の蜜で濡れだった。
吸引管は私の蜜を吸い取る。
女王様に私の初めてを捧げられるのは、とても幸福なことであった。
『ふふふ……おいしいエキスだわ。ねばっこくて、いやらしく濃い味だ』
「ああん、お、お褒め頂き、あ、ありがとうございます!」
『そなたにも、わらわからのプレゼントを与えよう。わらわの下へ来なさい』
「はい!」
私は女王様の胸部の下へ歩んだ。
『わらわの乳に舌を這わせなさい』
「はい」
私は恍惚の表情を浮かべて、彼女の垂れ下がる乳をしゃぶった。
豊満なふくらみから、濃密な蜜の粘液が分泌され、私の喉を潤す。
「ふーん、ちゅば……っはぁん!ああ、とても素敵な味ですわ!」
『ふふふ……その調子で、わらわ達の敵を蹴散らすのよ』
「はい、女王様」
私は自分のモンスターゾーンへ戻った。
はぁ、なんと素晴らしい感覚だろう。
今すぐにでも敵を八つ裂きにして、敵の決闘者に直接攻撃したい気分だわ。
「このターンはまだ光の護封剣の効果が続いているから、俺は攻撃できない。
ブラック・インセクト・ガールに『インセクト・フェロモン』を装着させて、ターン終了だ」
187:進化の繭(9/14) by PNY
08/04/03 19:40:01 m8e/NQ2A
マスターがそう宣言すると、私のフィールを邪魔している光の剣陣が消えた。
あら、このターン攻撃できないんだ。つまんない。
でもその代わりに、マスターからすごい装備カードをもらった。
私は羽を伸ばすと、体中からいやらしい匂いが四散する。
それはちょうどメスがオスを誘う時に、オスを無理やり発情させるような芳しい匂いである。
ああ、素晴らしい気分。
こんな良いカードを私を付けてくれるなんて、やはり前のマスターと全然違うわ。
私はあざ笑うかのように、相手の決闘者や、その配下のエルフの剣士を見下ろす。
魅惑のフェロモンに影響され、エルフの剣士は恍惚の表情を浮かべていた。
彼の情けない表情をみて、私は悪戯っぽい笑みを作った。
(ふふふ……面白いわ)
私はわざと胸倉の柔毛を掴み、それを扇情的に少し引上げた。
その下から、私の下乳がちらりと見える。
案の定、エルフの剣士は私の胸に釘付けとなった。
彼の欲情した顔に、私は満足感を覚える。
本来、私達デュエルモンスターズは人間界の住人ではない。
ソリッドビジョンを通して、人間達は私達の姿を視覚的に捉えることが出来るが、
それは抽象的な光景であり、本物ではない。
だから、私達がバトルする時も、その詳しい事情を人間たちは見ることが出来ない。
私にとって、それは残念でしかなかった。
今の私のいやらしい姿を、もっと相手に見せ付けたかったのに。
「俺のターン、ドロー!エルフの剣士を守備表示にして……」
「そこでインセクト・フェロモンの効果発動!このカードが装備したモンスターがいる時、
それと異性である相手モンスターは、全て攻撃しなければならない!」
「なんだと!?」
相手の決闘者が焦ってる。
ふふふ、あなたが私のマスターに勝つなんて、百年速いわ。
エルフの剣士はアホみたいに、ふらふらと剣を掲げて走ってくる。
あ~あ、可哀そうに。
攻撃力では私の方が断然上だというのに。
私はひらりと身をかわすと、エルフの剣士の背後を取った。
「ふふふ、私のフェロモンをたっぷり嗅ぎなさい!」
私は妖艶な笑顔で体を妖しくひねらせ。
太ももからお臍、全てに淫靡なメスの匂いが染みこんである。
相手の剣筋を余裕で交わしながら、
私は秘所を覆う柔毛を触ったり、舌を艶かしく舐めたりして彼を誘惑した。
そしてついに、エルフの剣士は欲望が抑えられなくなった様子で、
乱れた息で地面にひざまずいた。
「ふふふ……あなたはもう私の虜よ!」
私は彼を簡単に押し倒し、彼の上に馬乗りになる。
かつての味方が淫乱なメスになったなんて信じられない、という目付きで私を見上げる。
「あらあら、そんなに見つめちゃって。ここがこんな硬くなってるのに」
と、私は彼のズボンをずらした。
エルフの赤く腫れたチンポが、天を向かっていきり立つ。
188:進化の繭(10/14) by PNY
08/04/03 19:40:49 m8e/NQ2A
「もうそんなになっちゃったね。あなたは今、私のいやらしい姿を抱きたくて仕方ないでしょ?
ふふっ、私の匂いを嗅いで、もっといやらしくしてあげるわ!」
そう言うと、私は笑みを浮かべながら、胸の膨らみを彼の顔に押し付ける。
「むぐぅっ!」
「ふふふ……さあ、私の胸の中で息を吸ってごらん……
あなたはもう私のいいなりよ、私の言うことならなんでも聞くの」
「むぐっ、うぅん!」
エルフの剣士は完全にバトルを忘れ、私の体に夢中になる。
「ふふ、ではイカせてあげるね!」
私は羽を震わせ、おびただしい量の鱗粉を彼の体にばら撒いた。
噎せ返る香りが周囲を包み込む。
エルフの剣士はその匂いに陶酔し、最後に抵抗をやめた。
「うふふ、憐れな男ね。この毒鱗粉はお前の性欲を拡張しながら、体を溶かしていくのよ!」
私は魅惑な薄笑いをこぼし、おもむろに彼のチンポを私の濡れたオマンコにあてがう。
「うっ……ぐっ!」
オマンコは、ぬめりとその肉棒を飲み込んだ。
私の中で、チンポがずぶずぶとせり上がって来るのを感じる。
「はぁ……ああぁん!」
私は艶かしい吐息を吐き、自分の中が満たされていくのを耐えた。
快楽に浸った体から汗が分泌され、それがフェロモンを助長させる。
あたりに芳ばしい香りを散らしながら、男の更なる欲情をそそる。
エルフの剣士は両目の焦点が合わなくなり、獣のようなうなり声を上げた。
「ふふふ……そうよ、私の体で感じなさい!
フェロモンや毒鱗粉によって支配されたあなたは、もう私を犯すことしか頭に無いんだから!」
私はゆっくりと腰を上下に動かし始めた。
びしょ濡れになっているオマンコの中は、私の意のままに襞がビクつき、相手の肉棒を刺激する。
エルフの剣士は口から泡を吐き出し、私に合わせて下腹部を突き上げる。
ああ、なんて無様な格好。
これじゃ色狂いのケダモノ同然よ。
彼をあざ笑うかのように見下ろし、私は腰の動きを加速させながら、彼のオチンポを締め付けた。
「あぁん、いいわ!中がどんどん熱くある……はぁ、私の中に出して!」
私は気持ち良いあまりに涎を垂らし、せり上がる絶頂を感じた。
魅了状態に陥った惨めな男は、その下腹部から汚らしいザーメンをほとばしる。
「ああぁあ!……はぁ、はぁ……はぁ、ふふふ、まだまだよ。
あなたの体を全て搾り出されるように、欲望をぶちまけなさい!」
私はフェロモンを一段と濃くさせ、彼の欲情を促し続けた。
出したばかりのチンポはすぐに硬くなり、その中にある精液を私に貢ぐためにピンと伸びる。
彼の欲情しきった目付きと、絶望に染まった顔色は、私の邪悪な心を更に興奮させる。
「ふふふ……そのままじっとしてて、後は全部私に任せなさい。
一滴も残さず、搾り取ってあげるからね!」
彼が吐き出した精液は、粘っこいものから、やがてただの薄い体液となった。
精気を充分に吸い取った私は、ゆっくりと立ち上がった。
私のオマンコから淫らな匂いと発し、白く濁ったものが太ももに沿って垂れ下がる。
それを指でこぼさないように掬い取り、私は口の中へ入れた。
「んむぅん!さすが剣士だけあって、最後までおいしかったわ」
吸い尽くされたエルフの剣士は、ただやせ細った体で息を絶え絶えに漏らす。
189:進化の繭(11/14) by PNY
08/04/03 19:41:27 m8e/NQ2A
「ふふっ、最後はせめて苦しくないように殺してあげるわ!」
私は豊艶な乳房を持ち上げ、エルフの剣士に向けた。
両の乳首から鋭い毒トゲが発射され、彼の躯体に打ち込んだ。
「ぐわっ」
情けない断末魔を上げると、彼の体はみるみるうちに溶け出し、
最後は緑色の剣士服だけ地面に残った。
「エルフの剣士……撃破!」
私は邪悪な笑みを浮かべて、そう宣言した。
私の陣地へ戻ると、そこにいる昆虫族の仲間達が私を迎え入れてくれた。
微笑みながら会釈すると、私は突然嬌声を上げ、両膝を地面に突いた。
体の中からいやらしい波動が広がり、オマンコの奥から未知の悦びが込み上がる。
マスターは眼鏡を整え、不敵に笑う。
「この瞬間、ブラック・インセクト・ガールのモンスター効果を発動!
ブラック・インセクト・ガールが戦闘によってモンスターを破壊した時、
場に一体のプチモストークンを召喚する!」
「はぁああん!」
私は大きな喘ぎ声を上げた。
さきほどの受精により、私の子宮から卵子が膨らむ。
下腹部が見る見るうちに膨らみ、心を捻るような快楽が私の心身を襲う。
やがて、体内で生成された異物は、私にオマンコをゆっくりとすり抜けている。
何かが生まれる。
私は母性的な優しさと期待をこめて、指で自分のオマンコを広げて下腹部に力を入れた。
オマンコはぬめりと濡れていて、やがて一つの緑色の卵の先端が見える。
「あああぁぁ!」
卵がポトリと、地面に産み落とされた。
疲れ果てた私は、その卵を愛おしそうに見つめた。
卵の中にうっすらと蠢く生命体の影が見える。
ああ、あれが私の子供なのね。
なんて可愛らしい子だろう。
私は暖かいそれに優しく頬ずりをした。
「くっ……」
かつて私のマスターだった者は悔しそうな表情を浮かべ、
「ならば、俺はクィーンズ・ナイトをおもて表示で召喚してターンエンドするぜ」
「ウイーン」と機械音が作動すると、彼のフィールド上に一体の女モンスターが守備形式で召喚される。
真紅の鎧を身にまとい、美しい金髪を後ろへなびかせる。
手に持っている剣と盾を構え、守備体勢を取り地面にひざまずく。
ふふっ、確かに同じ女型モンスターなら、私のフェロモンは効かない。
ヘタレながら、考えたじゃないか。
クィーンズナイトは私の姿を確認すると、驚いた表情を浮かべ、
「ブラックマジシャンガール!あなた、一体なぜそんな姿に……!
どうして、あなたが敵のフィールドにいるの?」
私とクィーンズナイトがまだ仲間だった時、
同じ女性モンスターだということもあって、私達の仲は特に良いのだ。
190:進化の繭(12/14) by PNY
08/04/03 19:44:01 m8e/NQ2A
「ふふふ……私は新しいマスターの力によって、生まれ変わったのよ!」
私は妖艶な肢体をくねらせた。
煽情的なフェロモンを嗅いだのか、彼女は眉をしかめる。
「そんな……あなたは相手にコントロールされてしまったのね!
待ってなさい、必ず助けてあげるわ!」
「コントロール?ふふ、そんな安易なものではない。
私はもう身も心もオレイカルコス神のものであり、今のマスターのものなのよ!
あなたにも、この快感を分けてあげるわ」
その時、私のマスター宣言する。
「ブラック・インセクト・ガールの効果発動!ライフを1000ポイント払うことで、
このカードと同性の相手モンスターを寄生卵に変えることができる!
ゆけっ、ブラック・インセクト・ガール!」
「はいっ!」
私は命令されたとおり、羽をブーンと振動させ、一瞬のうちクィーンズナイトの側へ飛びついた。
クィーンズナイトは剣で私の体を切りつけようとするが、私は簡単に彼女の攻撃をかわした。
「おとなしくしなさい!」
私は彼女の剣や盾を弾き飛ばし、彼女の華奢な体を押し倒した。
「ブラックマジシャンガール、目を覚まして!」
「ふふっ、私はもうその名前ではない。今の私は、ブラックインセクトガールよ!」
彼女がみにつけている鎧を剥ぎ取ると、その大人めいた魅力的なバストが露出する。
「うっ……」
クィーンズナイトは私を睨みつけ、顔を赤らめた。
「ふふふ、すぐ気持ちよくさせてあげるわ!」
私は自分の乳房を持ち上げ、彼女と乳首を合わせた。
その淫靡な行動に、クィーンズナイトは顔を真っ赤にさせながら、驚愕の目線を向ける。
乳首が完全に重ね合わさったとき、私の乳首から二つの小さなトゲが伸び、
彼女の乳首をチクリと刺した。
「いーっ!」
クィーンズナイトは悲鳴を上げた。
しかし、すぐに彼女の凛々しい顔は恍惚なものとなり、小さく口を開き浅い呼吸を繰り返した。
私が彼女に注入した毒は、エルフの剣士に使った溶解液ではない。
今度の毒はどんな屈強な女でも、いやらしい淫女に変える媚薬であった。
淫毒は瞬く間に彼女の体中に周り、きめ細かい肌は色っぽく火照り始めた。
私は更に彼女の秘所に当てられたアーマーを取り除いた。
ピンク色のオマンコが愛液を漏らしながら、ビクビク蠢いていた。
「ふふっ……どう、私の淫毒は?もうほしくてほしくてたまらなくなったでしょ?」
「そんな、やめて……あなたは、そんなことをする人じゃないはずだわ!」
「もう何を言っても無駄よ!今の私は、昆虫族モンスター、昆虫の繁栄を手伝う女モンスターよ!
他の種族のオスを食い、養分を搾取する。
そしてメスを昆虫族に変え、私と同様に昆虫族を繁殖させるのよ!」
「うっ、そんな……ああぁん!」
クィーンズナイトは潤いだ目線で私のいやらしい体を見回し、心の中が葛藤になっているようだ。
「我慢しなくて良いんだよ。私と一緒に気持ちよくなろうね!」
191:進化の繭(13/14) by PNY
08/04/03 19:45:23 m8e/NQ2A
私は秘所に手を伸ばすと、そこから一本の排卵管を摘み出した。
それを彼女に見せ付けるように、ゆっくりと彼女のオマンコのなかへ挿入する。
「うあああぁ!」
一際大きい呻き声。
クィーンズナイトは体をくねらせ、私の蹂躙やそこから生まれる快感を耐え続けた。
私は彼女の両腕を押さえつけ、二人の結合部分を円を描くように動かす。
そして、彼女のあいた口に唇を重ね合わせ、彼女の舌をしゃぶりつくす。
「ううーん、むぅん!」
クィーンズナイトは目を瞑り、私が送りつけた快楽に身をゆだねた。
やがて、彼女のオマンコがいやらしくビクンと跳ねると、
私の排卵管から大量の卵子が送りつけられる。
卵子が彼女の子宮に定着するのを待ってから、
私はゆっくりと彼女から離れ、その変化を見届けた。
「はあぁぁぁー!」
彼女は大きな悲鳴を上げた。
次の瞬間、彼女の秘所からおびただしい白糸が吐き出された。
白糸はすぐに彼女の体をまといつき、丸い繭を形成する。
それは、まるでかつて私を捉えたあの繭のようだった。
クィーンズナイトの姿が徐々に薄くなり、やがて完全に白繭に覆われた。
「ふふふ……その中でじっくりと進化しなさい!」
私は嬉しく呟いた。
そして彼女の繭を優しく持ち上げ、私の陣地へ持ち帰った。
「くっ……」
あのマスター、すごく悔しそうな表情をしていた。
ははあん、なんて間抜けな顔かしら。
そうやって、自分の仲間がどんどん敵のしもべになっていくのを、見ているがいいわ。
このターンの終了時、さきほど私が産み落とした卵が孵化し、
中から一匹の可愛い幼虫が這い出た。
彼の全身が緑色の皮膚に覆われ、生まれたばかりの体は卵のねっとりした粘液がこびりついた。
私の心から優しい気持ちが湧き上がり、いとおしそうに彼を抱き上げた。
これが母性本能だろうか。
ついさっきまで少女だった私は、今では我が子を慈しむ母親に変貌した。
私は自然と彼を胸のほうへ持っていった。
幼虫は本能的に、私の胸の先端にしゃぶりついた。
「はぁん……」
私は心地よい嬌声を上げた。
胸が吸われるのを実感できる。
さきほどエルフの剣士を吸い尽くした生命力は、
私の体内で子を育むミルクへと作り変えられ、子供に与えられる。
しばらくすると、幼虫は満足したかのように眠りに陥った。
彼の体表面は徐々に硬くなり、蛹の形へ進化する。
192:進化の繭(14/14) by PNY
08/04/03 19:46:30 m8e/NQ2A
「俺のターン!……カードを二枚伏せ、ターンエンドだ!」
「ヒョーヒョッヒョッヒョ、もう打つ手が無くなったのか?まだまだだぜ、俺のターン、ドロー!
この瞬間、寄生の卵が孵化する。出でよ、インセクト・ナイト!」
さきほどクィーンズナイトを包んだ繭が変化した。
繭の一箇所に亀裂が走り、その亀裂がやがて周辺へと拡散する。
どろりとした溶液が、亀裂から溢れ出る。
一本の腕が伸び、殻をから破り出る。
「はあぁ~」
気だるい声とともに、一人の女性モンスターが中から出てきた。
彼女の全身は真っ赤の甲殻に覆われていた。
背後に赤い翅が伸び、手には毒々しい剣と怪しいまだら模様が入った盾を持っていた。
頭から長い触角が伸び、ピクンピクンと周囲を探知する。
彼女はぼうっと周りを見渡し、そして私の姿を捉える。
「ふふふ……気分はいかがかしら、インセクトナイト」
彼女はしばらく考えた後、やがて私を思い出したかのように、妖艶な笑みを浮かべる。
「はい、インセクトガール。あなたのおかげで、
私はこんな素晴らしい姿に変身できたわ」
インセクトナイトは邪悪に口元を吊り上げる。
彼女の額も私と同じオレイカルコスの紋章が浮かび上がり、そして瞳は凶暴な赤へ変化した。
「これから一緒にマスターのために、がんばろうね」
「はい。この手にしている剣で敵を刺し殺し、昆虫族の養分にしてくれるわ!」
そして、インセクトナイトも女王様の側へ寄り、彼女をパワーアップさせる儀式を行う。
勝負はもう決めたのも同然。
オレイカルコスの結界が発動されているため、
私のマスターは上限を無視して好きなだけモンスターを召喚できる。
後は、あの間抜けな敵デュエリストのモンスターを次々と餌食にし、
フィールドに昆虫族モンスターを埋め尽くせば良い。
(ふふふ……お師匠様、あいつが負ける前に速く出て来てね。
私の変わり果てた姿を見せてあげるから)
自分の愛弟子がこんな邪悪なものに変貌したと知ったら、どんな絶望の顔を浮かべるだろうか。
それを想像しながら、私は赤い唇を艶かしくなめずった。
193:PNY
08/04/03 19:51:26 m8e/NQ2A
以上。
カードはやらないので、ルールは深く突っ込まないように。
もともと遊戯王スレに、ネタ系ギャグエロをめざして書こうとし物が、
いつの間にかこんなになっちゃった。何がいけなかったんでしょうか。
遊戯王ネタはここの過去スレでちらっと見かけたのを思い出し、
あとはもう開き直って悪堕ちスレ向けに書き直しました。
元ネタ分からない方には申し訳ありません。
未熟の身ですが、このスレの雑談やSSにいつも楽しませてもらうばかりで、大変感謝です。
194:名無しさん@ピンキー
08/04/03 19:53:36 G/BSRL/N
あえて言おう。GJであると!
195:名無しさん@ピンキー
08/04/03 20:00:04 M+32pLgI
うおおお、素晴らしいい、GJ!
196:名無しさん@ピンキー
08/04/03 20:17:24 KaXFL6mp
GJ
素晴らしいとか言いようが・・・
でも当然の様に逆転しちゃうのかね
197:名無しさん@ピンキー
08/04/03 21:28:38 G/BSRL/N
GJ!
素晴らしい堕ちっぷりだ。
198:194
08/04/03 21:32:47 G/BSRL/N
興奮の余り二回もGJしてしまった。
失礼
199:名無しさん@ピンキー
08/04/03 21:49:26 N3BVBB2H
なんというボリューム・・・お腹いっぱいだぜ!
200:名無しさん@ピンキー
08/04/03 22:46:37 aqGm00pq
だがちょっと待って欲しい。
この妖艶なインセクトガールとインセクトナイトのマスターは
あのイン○クター羽蛾ではないか。これは実に許されざる事態だ。
201:名無しさん@ピンキー
08/04/03 22:57:59 SQoeQeE8
>>200
あだ名がインセ○ター羽蛾の俺に土下座しろ
遊戯王GJ!最近のカードはよくわからんがこれは勃つな
202:名無しさん@ピンキー
08/04/03 23:15:07 nVj6H/ho
>>201に同情せざるをえないw
203:名無しさん@ピンキー
08/04/04 00:47:19 IhqLZLEZ
ずーっとオレのターン!!
204:名無しさん@ピンキー
08/04/04 01:34:32 iI/Pw2bg
GJ!!勃った!!
作文の授業みたいでアレだが、てにをはの類、同じ表現の多用(何度も艶めかしいが出る等)を改善すればもっと伸びる。
この状況でもミラフォや激流葬やライボルで乙ってなるのが遊戯王クオリティだがな。
205:名無しさん@ピンキー
08/04/04 01:49:59 r/cvYAHA
華麗に逆転で2次元ENDとなるように思えてしまう・・が!
この子達は一度味わった快楽の記憶を忘れられないでいたりするのである・・・
などの妄想でさらにイケるね!
206:名無しさん@ピンキー
08/04/04 01:52:28 Qmf2BFOv
HAGAだからどうせドロー!モンスターカード!でやられるだろうし
しかし後遊戯のデッキに入ってる女性系のモンスターってホーリーエルフくらいしかいない気が
207:名無しさん@ピンキー
08/04/04 02:14:38 jxg8WkEa
>>206
サイレントマジシャンは表のだしな
カイエンでも出すか
いっそのこと洗脳で逆にインセクトプリンセスを……
208:名無しさん@ピンキー
08/04/04 03:35:33 QbaS3fOS
これは…大変なGJですね。
繭モノなんて俺は大好物だからね。涸れるかと思った。
個人的なアレだがブラックマジシャンは撃破されるよりも連鎖堕ちされるか
インセクト・ガールの洗脳解除して欲しいな。
堕とす側が強くなると二次元展開して欲しくなる俺天邪鬼。
209:名無しさん@ピンキー
08/04/04 05:19:05 QhaJGGPb
何というGJっぷり
カードをやりこんでいる人ならつっこみ所があるのかもしれないが
原作を読む程度の知識な俺には神作品としか認識できない
210:名無しさん@ピンキー
08/04/04 07:44:30 wm3kdK2g
カードやりこんでるけどオレイカルコス編はなんでもありだからなんとも思わないわ
カードゲームなのにリアルファイトした時は開いた口が塞がらなかった
211:名無しさん@ピンキー
08/04/04 08:01:58 wm3kdK2g
次は是非GXヒロインことユベルの堕ちが見たい
触手で操ってた回のはちょっと興奮した
212:名無しさん@ピンキー
08/04/04 13:09:04 FBJadaOk
>>211
半分♂だがなw
実際のデュエルだったら、ライトニングボルテックスを使いたい場面だ
213:名無しさん@ピンキー
08/04/04 13:52:47 uVkZrBUv
ちょwwおまえら詳しいなw
ただの原作ファンでアニメすら知らない俺涙目
そんな俺に言えることはただ一つ
PNY氏テラGJ
214:名無しさん@ピンキー
08/04/04 17:54:58 o11sj6Cr
>>212
それ進化するんじゃ……と思ったらそうか。
ダークネスのデッキってユベリッター入ってないんだ。
215:名無しさん@ピンキー
08/04/04 21:09:25 Jd/Ses4y
ユベルはふたなり
216:名無しさん@ピンキー
08/04/04 21:18:29 9yiwXVXE
ユベルは確か破滅の光によって黒くなったんだよなwある意味悪堕ちか?
217:名無しさん@ピンキー
08/04/04 21:30:59 iI/Pw2bg
ユベルネタ分からん。豚切りスマソ
確か、初めてのペガサス戦で壺魔人に操られたデビルドラゴンを「自分のしもべが操られたままデュエル終了は可哀相可哀相なのですー」とか言って屠って勝機逃してたから、この後容赦なく除去する姿が目に浮かぶ。
HAGA「クイーンズヘルブレス!!」ドドドドド
ATM「ミラフォ!!」
HAGA「なにぃ!?」
ATM「俺のターン、ブレイカー出してバーサーカー・ソウル!!まず一枚目ry」
218:名無しさん@ピンキー
08/04/04 21:38:55 XkWscmZs
ソルディバン購入、クリア。
良くも悪くもいつものMAIKA作品だった。
MAIKA作品は本当にここのスレ住人向けだと思う。
219:名無しさん@ピンキー
08/04/04 21:46:48 beJLlWX7
いつもより演出が細かかったり、ボリュームがあったりしたような。
220:名無しさん@ピンキー
08/04/04 21:47:04 9yiwXVXE
王様はブラマジをエクトプラズムさせたパンドラに激怒してたが自分も勝利のためにガイアとかクリボー殺してるんだよなw
221:名無しさん@ピンキー
08/04/04 22:55:53 FBJadaOk
それ以前にカタパルトで射出しまくりだからな
間違いなくブラマジ死亡フラグだw
まさに外道
222:名無しさん@ピンキー
08/04/04 22:57:45 VccFhi2y
ソルディバンは悪コスが司令官以外ただの色変えだったのが惜しい。
ただでさえ、やたらゴツくてエロ度が低いのに・・・
司令官は良かったけどな。
223:名無しさん@ピンキー
08/04/04 23:36:35 XkWscmZs
ソルディバンのメインヒロイン二人のキャラデザインと声は良かった。
ただペルソナみたくオフの日の描写があまり無かったのが残念。
オフの日にヒロインを罠にはめるのがあったら良かったけど…
ペルソナでもうやったからしなかったのかな?
でも買って後悔はしていない。次の変身ヒロイン物に期待しよう。
224:名無しさん@ピンキー
08/04/05 00:58:58 UzlpL79u
売れれば普通に次がよくなるしな。
黒はマスクが外せたのが好印象w
225:名無しさん@ピンキー
08/04/05 00:59:51 kWiW35J8
>>217
ちょ、攻撃力無視するなwwwww
226:名無しさん@ピンキー
08/04/05 04:08:52 JO6wwW0K
>>217
最近の現金自動預け払い機は高性能だな
227:名無しさん@ピンキー
08/04/05 09:20:28 ebdLdtuD
ソルディバン良かったな。
サブキャラもシーン1回くらいしかないと思ってたら、
予想外にエロが多くて良かった。絵師も今までで一番使えた。
今後もこの絵師で制作してもらいたい。
不満は、ヒロイン二人の悪堕ちした際のコスが黒くなっただけな所くらい。
早く次の変身ヒロイン物やりたいな。
228:名無しさん@ピンキー
08/04/05 09:25:33 4dDBTcqY
特撮系を支持するのは、意外とここのスレが一番なのかもしれないなーとオモタ。
229:名無しさん@ピンキー
08/04/05 17:54:31 8ErfgAVO
属性スレは属性にヒットすれば嬉しがることが出来るスレだからな。
メーカーもチェックするならこういった属性スレをチェックして欲しいものだ。
230:名無しさん@ピンキー
08/04/06 00:29:36 EuF0Ke41
>>227
変身モノは特撮が続いてるのでそろそろ新規戦隊モノを作ってほしい
絵師は覗魔1作目の人希望
231:名無しさん@ピンキー
08/04/06 01:14:30 ReatM316
そういえば今週のファミ通のゲーム紹介で
悪魔に魂を売り渡して強くなれみたいなこと書いてあったよ
あとアルカナ2のカラー 悪堕ちっぽいの多いよね
232:名無しさん@ピンキー
08/04/06 02:23:10 RVhz4hv3
ドカポンですね。悪魔に魂を売り渡して強くなるのはドカポンの伝統なわけで。
233:名無しさん@ピンキー
08/04/06 03:11:50 0SkgQ+2W
1,2、3
234:名無しさん@ピンキー
08/04/06 07:42:56 T8Rb7Gb/
やったことないけどドカポンってリアルな友情を何かに
売り渡す事になるゲームと聞いているのだが
友人に裏切られて堕ちるヒロインハァハァ
235:名無しさん@ピンキー
08/04/06 09:04:04 xIiF2OYG
あれはリアル友達破壊ゲーだな
236:名無しさん@ピンキー
08/04/06 09:45:01 S5jZIG7h
>>235
アイスクライマーのことですか?
237:名無しさん@ピンキー
08/04/06 11:25:22 ApoTpbWE
>235
ディプロマシーかと思った。
238:名無しさん@ピンキー
08/04/06 18:15:53 W+bKdwxM
>>236
バルーンファイトだろ
239:名無しさん@ピンキー
08/04/06 21:56:36 Wx6zQju7
>>238
それをいったらマリオブラザーズだって
240:名無しさん@ピンキー
08/04/06 22:36:43 BoODDy+E
そういやファミコンジャンプで善悪メータあったな
241:名無しさん@ピンキー
08/04/06 22:38:54 NiWqpXJ9
最悪のクソシステムだったな。
242:名無しさん@ピンキー
08/04/06 23:26:03 Yohj2//k
光栄製ゲームの悪名パラメーターみたいなもんか?
243:名無しさん@ピンキー
08/04/06 23:29:19 uEBGIuJ9
ころしてでも うばいとる
244:名無しさん@ピンキー
08/04/07 00:14:05 x/yEB6y6
な なにをする きさまらー! アッ・・・
245:名無しさん@ピンキー
08/04/07 00:15:18 37Gw2xxZ
ミンサガには信仰度とかあったな。
個人的にシェリルの場面は好きだ、このスレ的にね
246:名無しさん@ピンキー
08/04/07 00:21:57 x/yEB6y6
クローディア「これがブラックダイヤ?・・・・・きれい・・・」
247:名無しさん@ピンキー
08/04/07 00:31:11 /YA9kTFG
>>245
FFTにもBraveとFaithがあったな
248:名無しさん@ピンキー
08/04/07 00:34:10 f7f5m68U
ラング2にも光ルートと闇ルートがあったな
249:名無しさん@ピンキー
08/04/07 00:46:23 Phl4y3uB
善悪言うならロックマンダッシュだろやっぱ
あれが女なら最高なのにな、ロックでも十分いけるけど
250:名無しさん@ピンキー
08/04/07 01:00:17 l2KHXS0e
FFTといえばやはりアルマだと思うんだ
251:名無しさん@ピンキー
08/04/07 03:47:17 kwQRyqX3
>>235
スパイvsスパイを思い出した俺は歳がバレるな
252:名無しさん@ピンキー
08/04/07 11:00:52 MRSSw7Jg
バンゲリングベイってのが
あってだな。
253:名無しさん@ピンキー
08/04/07 20:21:35 XSGHbfMF
俺も含めて、お前らみんなオッサンばっかだな
254:名無しさん@ピンキー
08/04/07 21:15:55 x/yEB6y6
ソルディバンの怪人募集掲示板に、どっかで読んだのとほぼ同じ内容の投稿がある
255:名無しさん@ピンキー
08/04/07 23:25:58 PAJbbzeY
おやおや
256:名無しさん@ピンキー
08/04/08 00:04:42 ysin0Mov
>>254
それの元ネタってカルト宗教に潜入するやつじゃない?
俺も気づいたけど、書いた本人ならいいけど、盗作なら……。
257:名無しさん@ピンキー
08/04/08 00:08:52 /qyS9xLo
よくわからんが多分そのネタは採用されてない。
つーか、基本的にまんまは使われて無いみたい。
258:名無しさん@ピンキー
08/04/08 00:10:34 vEjcxwSe
むしろ盗作でも全然構わんと思う俺がいる。
まあ、まんまは使っていないだろうけど。
259:名無しさん@ピンキー
08/04/08 00:55:41 L2Aq3Fu1
まあ、雑誌のとかでもそうだが
元々企画側が用意してたのに近いのを「採用されました!」って言うだけだから
260:名無しさん@ピンキー
08/04/08 01:02:49 Ifw8eYVv
いちいち選んでから書いて&描いてたんじゃ間に合わんだろうしな。
261:名無しさん@ピンキー
08/04/08 02:36:07 v3j3L5Jd
悪堕ちしたヒロインと~~してみるかしりーずの続きマダー?
262:名無しさん@ピンキー
08/04/08 03:52:51 erjOOgRR
俺も次は母親が堕とされる回なんだろうなと期待してる
やはりここは全裸待機すべきか?
263:名無しさん@ピンキー
08/04/08 05:48:29 FCpxZQST
>>256
その元作品ってどこかで読める?
264:名無しさん@ピンキー
08/04/08 12:17:08 2SNftULA
>>263
抹茶×御影×潜入操作
265:名無しさん@ピンキー
08/04/08 19:23:03 FCpxZQST
>>264
ありがとん、読んできた
じわじわおかしくなっていくのかと思ったら
機械による脳いじりとは予想外だった
266:名無しさん@ピンキー
08/04/08 19:53:28 Fflrsveg
新興宗教潜入系はじわじわくるタイプの奴が好きだな
妖しい日課からじわじわと・・・
267:名無しさん@ピンキー
08/04/08 22:24:27 TGmizOn2
日常生活全てを異常な環境に出来るからな >カルト宗教
行動制限は思想改造のひとつ
…というか、そもそも宗教施設って軽い重いは別として
全て思考改造が根底にあるからねぇ
268:献血の紅
08/04/08 23:01:54 29GXQqAM
皆さんお久しぶりです 献血です
前々スレで予告していたQMAサツキ悪堕ちSS
ようやく完成したのでさっそく投下させていただきます
269:Birthdaypresent
08/04/08 23:02:34 29GXQqAM
悪魔になったミランダの策にはまり、悪魔化したアロエは次に悪魔にさせる人間に同クラスのユウを選んだのだった。
その翌日アロエは、人間の姿に擬態してユウに近づき、自分の愛液で作った悪魔の飴をユウに与えた。その飴は媚薬効果を持っており、しかも口にしたものを悪魔に変える効果を持っているのである。
それに気づくことなく夜の自宅内でそれを口に入れてしまったユウ。
その飴は夜に効果が発動しユウは突如として激しい性衝動に襲われ自慰にふけっていく…
悪魔の飴の効果は何度でも射精できるようになる上に、
一回目の射精で耳が尖り、二回目で牙が伸び、瞳がルビーのような紅色に、
というように射精していくたびにどんどん悪魔の姿に変わっていくという恐ろしいものだった。
ユウはしばらくしてようやく気づいたが時すでに遅し、
彼の姿は悪魔の飴の効果と9回にも及ぶ射精によってユウは尖った耳、鋭い牙、紅色の瞳、青い肌、蝙蝠状の翼、一対の角、長い舌、そして黒く長い尻尾を持った悪魔になっていた。
人格だけが人間の状態だったが悪魔姿のアロエが自室に侵入、
無理やり犯されてしまい十回目の射精を迎えてしまった。
そして、その射精によってユウは狡猾で残忍な性格の少年悪魔と化してしまった。
彼の姉サツキは、ちょっとした事情で不覚にもそのことに気づかなかった…
否、気づくとことができなかったのだ。
その日の翌日はサツキの誕生日だった…
270:Birthdaypresent
08/04/08 23:03:09 29GXQqAM
その日、サツキがユウの前にいられなかったのは理由が会った。
それは彼女の肉体が何者かに盗まれたという事件が起きたと聞いて、その現場に急いでいたためである(まあ、幽霊なんだが…)。 そのためにユウを置いていったのであった(ちなみに彼が例の飴を口に入れたのはその後である)。
サツキは落ち込む、ユウはある事件で幽霊となった自分を元に戻すために日々奮闘しているのである。
元に戻すには己の肉体が必要なのは当然の事、その肉体が紛失したら弟はどういう表情をするのかは一目瞭然だ。
どうしよう…… 彼女は沈黙する、そしてそのまま弟の家に帰っていった。
271:Birthdaypresent
08/04/08 23:03:31 29GXQqAM
ユウの部屋の扉にとんでもないものが貼られていた。
それはなんと幽霊よけのお札だった。
この世界ではいわゆる魔除けのお札というのはよくある話だが、ユウが自室にこんなものをつける事は今までなかったのである。
?を浮べて首をかしげるわけにもいかないのでサツキは窓の向こうにいるはずのユウを呼んでみた。
「ユウーー! いるんでしょ?」
すると、ドアから返事が返ってきた。
「いるよー!」
ちょっと幼い声だった。
しかし、サツキは安心はしなかった
ユウがこんな行動をしでかした理由を聞かなければならない。
普段こんなことはやってないのに… なんでこんなことするの!?
そんな思いを秘めてサツキはドアの向こうのユウに問いかけた。
「ごめーん、今大事な事があってボク以外入っちゃだめなんだ
ごめんねお姉ちゃん」
「大事な事?」
「明日にはできるから安心してね」
それ以降は彼の声は… 聞こえなくなった。
サツキは何故か近くにいるのにドアの向こうにいる弟が遠く離れていった感覚があった。
何か不思議な感じを残し彼女はドアの向こうの会話にすらなってない会話をやめた。 これ以上はユウも答えないだろうと思ったからだ…
272:Birthdaypresent
08/04/08 23:03:58 29GXQqAM
その翌日ユウの家、サツキはリビングで眠っていた。
といっても彼女は幽霊の状態だったのでリビングでふわふわと眠っていたのだが…
相変わらずユウは夕飯も食べずにずっと自室に篭っていた。
目を覚ましたサツキはとりあえず二度寝をすることにした。
その瞬間、ユウの大声(?)が響いた。
「できた!!」
自室のドアをどんと開いてパジャマ服のユウは喜びの顔をあげた。
そしてその響きはサツキの睡魔を地平線の彼方までさらっていった。
…つまり、サツキは目を完全に覚ましたのだった。
「お姉ちゃん、できたよ! 大成功だ!!」
あまりにもついていけない展開
「ユウ、そんなにはしゃがないの!」
「ごめん、ついはしゃいじゃった」
「ふぅ…」
あの子がこんなにはしゃぐなんて久しぶりな気がする…
サツキはそう思いながら喜びの理由を聞く事にした。…といってもすでに解っているのだが…
「もしかして昨日言ってた『大事な事』」
「うん! 今日はお姉ちゃんの大事な誕生日でしょ? 昨日からお姉ちゃんの誕生日プレゼント作ってたんだ 部屋に来てよ」
ユウは高いテンションのまま部屋に戻った。
サツキはそのままユウについていった。
ただ、サツキはその一瞬だけユウが不気味な笑いをしていた事に気づかなかった。
273:Birthdaypresent
08/04/08 23:04:28 29GXQqAM
先日貼られていたお払いの札はさっき外されていた為か、サツキはユウの部屋にはいる事はできたのだった。
部屋にはプレゼントのつもりであろうモノが布を被っていた。
「それでユウのプレゼントって何? 見てみたいな…」
サツキはちょっとした好奇心で言ってみた。
「うん、いいよ!」
ユウはその布を取り払った。
そして、サツキは戦慄した。
それは自分の裸の肉体、水色の長髪の美しい体。
しかし、その姿は以前のものと違っていたのだ。
邪悪に尖った耳、薄紫の肌、頭には猛牛のような形の角と小さな蝙蝠の翼、腰には小さな漆黒の竜の翼、そして尻の辺りには蛇のような黒い尻尾、
その姿はもはや人間でない、悪魔だ。
サツキの戦慄は止まらない いや、止まれなかった。
「私の…体が…」
彼女がショックを受けるのも無理はない、なにしろ自分の肉体が盗まれた上に悪魔の姿に改造されていたのだから…。
「気に入ってくれた?」 しかしユウの声は未だにいつもの状態だった。
今はその言葉に何か悪意が感じられる。
「ユウっ! 今すぐ戻しなさいっ!!」 怒りを爆発したサツキはユウの真正面に回り叫んだ
しかし、今は霊魂でしかないサツキの叫びがむなしく響くだけ…。
「ふふっ… そんなの……無理だよっ!」 その瞬間ユウの蒼い瞳が紅く変わり、サツキを見つめた。
紅い瞳 それが霊魂のサツキの見た最後の光景だった。
274:Birthdaypresent
08/04/08 23:04:51 29GXQqAM
…一分後、
しばらくしてサツキは目を覚ました
そして自分の体を見回し、
「ひっ!」 そして気づいた。
自分の姿が先程見た悪魔と同じ事を…
「まだ、か…」 いつの間にか服を脱いでいたユウは呟く、その呟きはまるで実験が失敗したかのようなものだった。
しかし、ユウの姿は以前の姿ではなく、悪魔の姿に『戻っていた』。
ユウの言うとおり今のサツキはまだ人格は人間のままで、しかも悪魔化した時にできた尻尾と翼はまるで飾りのように動かないでいた。
「やれやれ…やっぱりこうしないと駄目か…」
ユウはサツキに近づき、地面に垂れた尻尾を掴んだ。
「ひゃっ!…」
するとサツキの体がビクンと跳ね上がった。
「やっぱりこうしないと完全にはならないか…」
するとユウは尻尾でサツキの尻尾の根の辺りを締め付け、尻尾の先を甘噛みしながら長い舌でなめた。
そして、腰の翼を紅い爪で優しく触れる。
「ひっ… ああ…アアアアアっ!!」
サツキはただ尻尾と翼から伝わる快感に襲われるだけだった。
「ふふっ…感じてるんだね
我慢しないでどんどん感じればいいよ
久しぶりで新しい肉体の感触を味わってね♪」
ユウはそう言うとさらに愛撫を激しくする
「ひっ…ふうっ…ああっ!」
サツキのアソコから大量の愛液が溢れる。
「ひぃぃっ!…いっ…いくゥ!!」
そしてサツキは絶頂した
が、ユウはその愛撫をやめることなく続けた。
275:Birthdaypresent
08/04/08 23:06:03 29GXQqAM
尻尾と翼から伝わる快感にサツキはただ翻弄されるばかりだった。
しかも自分の体を悪魔にされてしまった絶望感に思考が支配されていたそんな心の隙間に体の中にある心の瘴気は見逃すはずもなく、サツキの心は次第に堕ちていった…
―このままいっその事、全部悪魔になってしまえば…―
そんな思考が心を完全に支配するのにそう時間はかからなかった。
それからすでに一時間たっていたが、それでもユウはサツキに対する愛撫を止めなかった。
サツキは既に悪魔の快感に支配されてしまっていた。
「アッ! …アアア……アーッ!!
ハヒィ…ハッ……イグウウウウゥッ!!……」
もう数えるのも面倒なくらいにサツキは淫らな絶頂を続けた。
だらしなく開き涎を出している口からは鋭い二本牙が除き、
先端が蛇のように二つに分かれていている長い舌を出していた。
更に目は夜のように真っ黒になっていて、そこから月のように金色の瞳がある、
「もうそろそろ出来上がるころかな?
マジックペットや他の動物の細胞を組み合わせた甲斐はあったんだ」
そう、サツキの姿がユウやアロエ等と違うのには理由があった。
先日ユウが時間をかけたのはマジックペット含む動物の細胞を
既に悪魔化したサツキの細胞と融合させたのだ。
こんな技術は賢者でも難しいとされているが、悪魔なら話は別である、なにしろ悪魔の魔力でいろいろな部分をフォローしたのだから…。
ユウは止めといわんばかりに仕上げを行った。
サツキを完全に堕とすために…
そしてサツキに最後の絶頂が訪れた。
276:Birthdaypresent
08/04/08 23:06:37 29GXQqAM
10分後…
ユウの私室でぐったりと倒れているサツキの体は
大量の汗と股間から滴る大量の液が溢れていた。
そしてサツキは覚醒した。
「んん…ふ…ふああぁ…」
目を覚ましたサツキは艶めかしい声をあげながら起きる、
尻尾をブルブル震わせ、翼を揺らして未だに快感を感じようとしている
「気分はどう?お姉ちゃん」 ユウは試しにサツキに問いかける。
「はい、最高です…ご主人様…
……先程は怒鳴って本当にごめんなさい…」
サツキは涙目になってユウの手を頬で擦り付けた。まるで子犬のように…
―ご主人様?…ああそういうことか……
ユウは察した。どうやら悪魔の心とマジックペットの心が混同したらしい…
だが、ユウはそれもいいだろうと微笑んだ。 人間ではあまり思いつかない笑みを浮かべて…
許しを請うサツキを叱ることなくユウは優しくなでた。
これでも以前は自分の姉だからだろう…。
「いいよ…気にしてないからね……
そんなことよりもボクね少しだけ人間に興味を持ったから、
ボクの生体実験を手伝ってほしいんだ、人間を使った実験を」
そう、ユウはアロエの計画よりも面白いことに気づいたのである。
277:Birthdaypresent
08/04/08 23:07:02 29GXQqAM
それから三ヵ月後
マジックアカデミーでは最近生徒失踪事件が多発していた。
失踪する生徒の数は一ヶ月間に一人くらいであったが、
重大な事件事件と察知したアカデミーの教師たちは他の人の手を借りて、
失踪した生徒を探すためアカデミーを一時閉鎖することになった。
しかし、肝心の犯人はおろか失踪した生徒も見つからず事件は迷宮入りになっていった…。
278:Birthdaypresent
08/04/08 23:07:41 29GXQqAM
そんなある日、元の人間の姿に『擬態』しているサツキが、
両手に人間が入ってるであろう袋を抱えて『ご主人様』の部屋に帰ってきた。
そう、彼女こそ生徒失踪事件の犯人だったのだ。
その犯人は、既に悪魔の姿に戻っていた。
「ご主人様、また素体を持ってきました
これでまた新しい実験ができますよ♪」
サツキはご主人様の喜ぶ顔を想像しているのかにっこりしている。
「ありがと でもお姉ちゃん、誰にも見られなかった?」
『ご主人様』ユウは少し微笑んで問いかけた。
「はい!ご主人様が一生懸命作ってくれた体のおかげで
誰にも見つかりませんでした!」
まるでお姉さんとは思えない子犬のような笑顔で答えた。
どうやら彼女は、自分の能力を使って人をさらったのだろう。
「じゃあ安心だね、ありがとう」
ユウはサツキに前とは違う『笑顔』を見せた。
今の彼女の幸福は主人の笑顔だけだった。
そのためならどんな命令でも聞くであろう彼女に罪悪感を感じないのは悪魔だからだろう。
「ご主人様、以前の子で行った実験は成功しましたか?」
ユウは新しい実験を始める。
「ああ、あの実験だね
お姉ちゃんが素材を探してくれたおかげで成功したよ」
ユウは話しながら尻尾も使って準備を始める
「そういえば昨日素材探しの最中にミランダさんに会ったんですけど、
生徒を悪魔にできなくなってしまうからあんまり生徒を誘拐するなって言ってましたよ」
サツキはミランダの顔を思い出してふてくされた態度をとった。
彼女はミランダのことを快く思ってないらしい。
そもそもサツキ自信も悪魔ではあるが、彼女曰く「なんか気に入らない」とのこと。
それはさておき、準備を済ませたユウは答える
「ふぅん、でも関係ないよ
せっかく賢者よりいい力もらったのに使わないなんてもったいないじゃない?
人間を使ってもっと楽しみたいよ」
ユウの言葉は悪魔じみた知的探究心に満ちていた。
まあ、悪魔なんだが…
さらった人間を手術台に置いて実験が始まる
「さあ、実験開始だよ」
そして手術は始まった…。
279:Birthdaypresent
08/04/08 23:08:06 29GXQqAM
―ご主人様は今素晴らしい事を行っている
私はご主人様にすばらしい体を作ってくれた
それに感謝して今、私はご主人様のために尽くしている。
ご主人様が充実していると私も充実する
私はご主人様に従える幸せな悪魔。
それ以上でもそれ以下でもないの
でも、あの子は嫌がってる
変な子、これは素晴らしいことなのに…
大丈夫、ご主人様は一度も失敗したことないんだから安心してね
あなたもきっといい気分になるからご主人様に委ねればいいよ
そう、全てを………
【完】
280:献血の紅
08/04/08 23:09:22 29GXQqAM
というわけで終了です。
今回はあまりにもモチベが酷く、あまり進まなかったためにグダグダになってる見苦しい部分があります
しかもキッチリと描写を練れたのかは心配です
ただユウの悪魔化についてはサツキを堕とすためには必要と感じたため入れました。気分を害した方すみません。
それと誤字脱字についてはご勘弁願います。
追記
俺もQMAは3から始めたのですが、3の時はセリオスでした。
ユウでプレイしたのは4からです(このころはすごいハマってました)。
4まではユウかわいいよ状態でしたが、5のアニメ絵のユウに絶望しましたorz
そのせいか現在はガンダムvsガンダムにハマり中です(あ、無駄話してすみません)
281:名無しさん@ピンキー
08/04/08 23:17:10 /9eNiyel
なんだか大物の直後で気後れするけど、脳内ご主人様(15歳♀)がやれと命令するので投下しちゃうんだぜ
282:名無しさん@ピンキー
08/04/08 23:18:29 /9eNiyel
はぁ?何言ってんのこいつ?
第一印象はそんな感じだった。
だって、考えてもみてよ!
紫のビキニなんてイカれた格好で突然現れて、開口一番
「あなた、素質があるわ。どうかしら、私達の仲間にならない?」
ですよ!?
このおネエちゃん頭湧いてるのかなぁ…助けてお兄ちゃん!
とか思ってたら、こっちのことなんかお構いなしに
「貴方には才能があるの。強力な淫魔となれるすばらしい才能が…」
なんて言いだすし。
いや、淫魔って何よ淫魔って!?
この平和な日本で悪魔の一味ぃ?ぶははははははは!
と吹き出さなかった私の自制心を褒めていただきたい。
「え…淫魔って…?」
「人間の精を吸って生きる魔の存在。高貴なる闇の一族よ。」
あーはははは-っ!高貴だって!闇の一族だってーっ!
って大笑いしなかった私の自制心を以下略。
反応に困って愛想笑いしてたら、何を勘違いしたのか…まあ、チャームがどうのこうの言ってたから魅了されてると思ってたんだろうね。
あの女いきなりキスしようとしてきたですよ。
「え…な、なに?やだっ!」
「ふふ、おびえる事はないのよ。さあ、心を開放して…私に身をゆだn」
「ぎゃー気持ち悪い!触らないで!私お兄ちゃんに操を立ててるんですッ!」
283:名無しさん@ピンキー
08/04/08 23:20:48 /9eNiyel
ショックを受けたような顔だった。
しょんぼりして俯いちゃった姿があんまり哀れで、つい逃げずに立ち直るの待っててあげちゃった。
それが運命の分かれ道になるとも知らずにね。
「そう…で、でもね?淫魔って言っても悪いことばっかりじゃないのよ!?」
「はぁ…」
「たとえば、ほら、あなたの好きなお兄さん!お兄さんとも結婚できるわ!」
「へ、へー…って、んなっ!?なんで…ッ」
なんで知ってんのこいつ!?
私、今口滑らせた!?
まずい、実にまずいわ!
せっかく血を吐くような思いで諦めたのに…物影から見つめるだけで満足してたのに!
こんな不審者にチクられてお兄ちゃんと気まずくなったら泣くに泣けないじゃない!
かくなる上はこのコスプレ女ブッ殺して…
と、思わずカッとなりかけたんだけど
よくよく聞いてみると、なんだかとっても魅力的な話に思えてきたの。
「子供だって問題なく作れるわ!淫魔の遺伝子は一代や二代の近親交配でダメになるほどやわじゃないもの。」
「子供…お兄ちゃんと私の…」
「法律も人間に比べれば全然ゆるいわ。親子だろうが兄弟だろが既婚者だろうが、愛さえあればオールオッケー!邪魔する相手なんて誰ひとりいないわ。」
「誰にも…邪魔されない…」
「あなたがサキュバスになって、あなたのお兄さんをインキュバスにしちゃえばね?子沢山の幸せ夫婦な家族計画が送れるんじゃないかなぁって…わ、悪い話じゃないでしょう?ね?ね?」
「お兄ちゃんと…幸せ家族計画…」
動揺しててもさすがは悪魔だね。
小一時間の内に、私の欲望をほとんど言い当てて見せるなんて。
気づけばどんどんその人の、いやその淫魔の話に引き込まれてた。
まるで催眠術か何かみたいに…
そして、冷静に考えれば疑わしいことこの上ない申し出を、すっかり乗り気になった私は二つ返事でOKしてしまいましたとさ。
284:名無しさん@ピンキー
08/04/08 23:22:50 /9eNiyel
「その話乗った!」
「本当!?ああ、ありがとう!今期のノルマギリギリだったのよぉ!」
「うわぁ、凄く個人的な理由ですね!それで、具体的にはどうしたらいいのかしら?」
その後はとんとん拍子。
近くの喫茶店で打合せをして、毒々しい丸薬を二粒もらったの。
高純度の淫気の結晶、とか言う不思議アイテム。
飲んでエッチなことを考えると体内で昇華して、淫魔になれるんだとか。
一つは私の分。
そしてもう一つはもちろん…
「これからお兄ちゃんに飲ませる分だよっ!」
「うれしそうに何語ってんだよお前は!?」
淫魔効果って凄い!
自慢のバストはそのままに、ちょっと気になってたウエストと二の腕がキュッとしまって、下手な化粧で荒れ気味だったお肌もツルツルすべすべ!
おまけに、吐く息や体臭には男を発情させるフェロモンが含まれるんだとか。
「ほらほら、無理しないで?もうガチガチじゃない…」
「ま、まて…落ち着け!何があったのか知らないけどとにかく…」
ふっふっふ、さあ盛るがいい!欲情するがいい!
ああ、なんか凄い快感!
淫魔最高!
「俺たちは兄弟なんだ!こういう風に愛し合っちゃいけないんだよ…!」
「うん、そうだね…」
「俺だってお前のことは…でも、ダメなんだよ。俺たちはいつか別々の家庭を作っていかないくちゃいけないんだ!諦めなきゃいけないんだよ。お互いに…」
「分かってる…ちゃんと分かってるよ、私」
285:名無しさん@ピンキー
08/04/08 23:24:56 /9eNiyel
あ、お兄ちゃんが泣きそうな顔してる。
良かったぁ、薄々脈はありそうだと思ってたけど、ただの願望だったらどうしようって内心ビクビクだったから。
これで心置きなくプロポーズできるよ。
「…分かってるなら早く降りろ。父さんと母さんには黙っててやるから。」
「だから一度は諦めたんだよ?でもね…」
「それが間違いにならない文化もあるってことよ。」
あ、覗きに来た。
ノリノリだなぁ…ポーズまで決めて。
「うわっ、壁から人が!?」
「隙あり」
ごめんねお兄ちゃん。
えい、飲んじゃえ飲んじゃえ。
「ん、んぐっ!?ぐっ、何だ!?何を飲ませた!?」
「それは淫気の結晶…あなたの妹を我が闇の眷属に変じせしめt」
「まあ要するに、ああいう体になる薬だよ。」
先輩に当たるサキュバスを指差す。
羽がパタパタ、尻尾がピコピコ、おまけに下半身からお汁がダラダラ。
嫌な顔になるのも分かるけど耐えてお兄ちゃん!
二人で幸せになるためなの!
ほら、早くエッチなこと考えて!
ってコラ、いつまでも先輩の方見てんじゃないわよ。
「どう、お兄ちゃん?効いた?ねえ効いた?」
「うげっ…ぁ…に、げろ…早く…」
「やた、成功!」
「だ、ダメだ…この、ままじゃ…俺…俺は…」
286:名無しさん@ピンキー
08/04/08 23:26:56 /9eNiyel
私の目の前で、お兄ちゃんの体が変化していく。
私とおそろいの黒い翼、黒い尻尾。
すっかり元気になってた息子さんもさらに…で、デカッ!あ、あんなの入るかな…?
「ぐぅぅ…逃げて…逃げてくれ…たのむ…」
「あら、どうしてかしら?」
「このままじゃ…俺は、こいつを…最愛の妹を傷つけて…うぁ…」
「あら、妹を抱くのは嫌?気持ち悪い?」
…てめぇ
ふ、ふんだ!大丈夫だもんね!
お兄ちゃんは私のこと気持ち悪いなんて言わないもんね!
「ち、違う!俺はただ…」
「何が違うの?抱きたいなら抱けばいいじゃない。彼女もそれを望んでいるわ。」
「そうだよー。ほれほれ、ヤっちゃえヤっちゃえ!そんで責任もとっちゃえ!」
「それが、できないから…っく!苦しんでるんじゃないか!」
むふ、そろそろかな?
私のターン、魔法の言葉!
「お兄ちゃん、あのね…淫魔になれば兄妹でも結婚できるの…」
「な、に…?」
「正確には人間の婚姻制度に当たる制限がないのよ。好きあった者同士なら誰でもつがいになれるわ。もちろん、あなたと…その娘もね。」
「…」
「私お兄ちゃんと結婚したいなー。…淫魔になれば結婚できるのになー。」
食らえ、おねだり攻撃!
ごろにゃーん、ふみーふみー、うにゃうにゃ…性格悪いなぁ私。
淫魔化の副作用かしら?
それはともかく、お兄ちゃんの抵抗は目に見えて弱くなった。
「ふふ、素直におなりなさいな。兄妹ともども…いいえ、夫婦ともども私の門弟として指導してあげるわ。」
「ねえねえ、お兄ちゃん…なっちゃおうよ、淫魔に!私と赤ちゃん作ろ?」
「!!!!」
287:名無しさん@ピンキー
08/04/08 23:28:57 /9eNiyel
覚悟を決めた、って事だと思う。
胡坐をかいてぴたりと動きを止めたお兄ちゃんの体がどんどん変化していく。
肌の細かいキズがぬぐったみたいに消えていって、そこから秋の森林みたいな香りが…かおりがぁ?
ふにゃ…?
あー…あー迂闊だったぁ…サキュバスが男相手のフェロモン出すんだから…
インキュバスは…うへへぇ
「ふふ、効いてきたみたいね。」
「あへぁ…なんか…なんかもう…」
「正直言ってね、あなたのこと見くびってたわ。淫魔にしてしまいさえすれば格の違いで簡単に屈服させられると思っていたのに…あなたはまるっきり私の制御を受け付けなかった。本当に凄い素質だわ…」
あれぇー?なに言ってるのかよく分かんにゃい…
へへ、お兄ちゃん…おにいちゃんいい匂いぃ…ふへへへへへへ
脳みそとろとろになっちゃいそーだよぅ…
「でもね、私達にも私達なりの秩序と言うものがあるのよ。最初から強すぎる個体は危険なの。だから…」
「おにーちゃん変身終わった?終わったよね!じゃあしよ!すぐしよぉ!」
「あなたの望みと、お兄さんを利用させてもらうことにしたわ。身ごもった子供に力をつぎ込んで、弱ったところを支配してあげる…」
お兄ちゃんが目をギーラギラさせてるぅ~
アハハハハッ怖ぁ~い!犯されちゃうよぅ
犯されて妊娠させられちゃうよぅ!
…はぁ、はやくっ!はやくっ!待ちきれないの!
「素敵でしょう?家族そろって私の奴隷になれるのよ…あなたも、その男も、生まれてくる子供も、末永く可愛がってあg」
「うるせぇよ。」
ボゲッ
ありゃ~?なぁーに今の音?
ねーおにいちゃん、いまのなぁに?
なんでもないの?
そうなんだ、じゃあ、しよ!ね!こづくりしよ!
え、その前に…?
「黙って聞いてりゃ俺の女を奴隷にするだぁ?いい気になってんじゃねえぞババァが!
てめえの方こそ俺の肉便器にしてやるぜ!ゲハハハハハハハ!」
288:名無しさん@ピンキー
08/04/08 23:31:07 /9eNiyel
「ぐっ、お前ッ!?ま、まさか…お前も…その娘と近しい血を持つお前にも素質が…」
「ガタガタうるせぇ!ロストバージンが痛くないようにてめえで濡らしてやるぜ!殴られたくなかったら、さっさと股開きやがれ!」
「きゃっ、ちょっと!あんたの旦那浮気しようとしてるわよ!?と、止めなさいよぉ!」
うわぁ…おにーちゃんが悪い人だぁ…
へへ、でもね…私も思ってたんだ
この女邪魔だなーって
ふむっ…よぉし、体離したらちょっと目が覚めてきたぞっ!
二人で気合入れて黙らせちゃおうね、お兄ちゃん!
「ねえ、お兄ちゃん」
「んー?ああ、ちょっと待っててくれ。外野をどかしてからじっくり愛し合おうな!」
「うん、それでね。いい方法があるの!」
あの時、勧誘を受けてる時に感じた不思議な気分、同じ能力を得た今ならはっきりわかる。
あれは、私の心を操ってたんだって。
淫魔のあいつが人間の私に使ってさえ完全には心を支配できなかった魅了の術。
じゃあ逆に、サキュバスになった私と、インキュバスになったお兄ちゃんが一緒に使えば?
結果は火を見るより明らかだよね!
キヒヒヒヒッ
「へえ、魅了か。面白そうじゃないか。」
「でしょ?このピーピーうるさい女、私達の奴隷にしちゃおうよ!」
「ヒッ!?な、なに、考えてるのよぉ…あんたたちッ!」
「それで、どうやるの?」
「うん、まずねー、こうやって相手の目をこっちに向けてー」
「いやぁぁぁ!誰か!誰か助けてぇ!こいつら悪魔よぉぉぉッ!」
289:名無しさん@ピンキー
08/04/08 23:33:15 /9eNiyel
………
ふむ、思ったより何てことなかったかな
うっとうしいデバガメ女は今、ベッドの下でちょこんと正座してる。
お父さんとお母さんは事前に私の催眠で眠らせてあるし、後は…へへへっ
心おきなく…
「おにーちゃん…えっちしよ」
あひゃははははは!おにいちゃん、めがまっかっか~!
あ、あたしもぉ?あたしもクルクルパーになっちゃってるぅ?
うひゃはははははははは
らってぇ!きもちいーんだもん!おにいちゃんにさわってるだけでキモチイイんだもん!
「ふぁっ…!すごい…な、サキュバスの淫気ってやつは…はぁ、はぁ…!いくらでもヤれそうだ…!」
「ひうぅぅ…お兄ちゃんの…インキュバスのも凄いよぉ…一発でデキちゃいそうだよぉ」
「ああ、そのつもりだ!今日からはあなたって呼べよ!お前は俺の女だからなぁ!」
ああ、わたし今夜ニンシンしちゃうんだ…おにいちゃんと夫婦になっちゃうんだぁ!
幸せだなぁ…えへへへへへへひゃひゃひゃひゃひゃ
きもちいいっ!きもちいいよぅ!幸せだよぉぉ!
あのバカ女に感謝しなきゃァ!アーハハははハハはハハハはハハハッ
「…」
交わりあう二人の悪魔を、哀れな奴隷はいつまでも見守っていた
290:名無しさん@ピンキー
08/04/08 23:35:46 /9eNiyel
と言うわけで、悪の奴隷にされるヒロインは淫魔のお姉さんの方というオチでした
291:名無しさん@ピンキー
08/04/09 00:58:26 DoKVJRVo
テンポ良いアホ話だなwwwwww
292:名無しさん@ピンキー
08/04/09 04:40:37 qRNvv1KC
>>280
GJ!
サツキはもちろん良かったですが黒くなったユウも最高でした!
5の絵劣化には禿同。
4に戻してくれ…
293:名無しさん@ピンキー
08/04/09 11:54:33 o6b29KHo
>254>256>264
抹茶とは別にどっかのスレでそういうのあったよね
報告ベースで話進むやつ
そのものズバリの内容
本人さまかな??
294:256
08/04/09 12:17:25 qQkVYfIK
256です。
俺が指摘したのはこれです。
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
295:名無しさん@ピンキー
08/04/09 18:24:43 FjLB1UuR
GJ
投下ラッシュとは、嬉しいものだ。
ただ、前の人が投下した場合、何レスか間隔をあけてから投下したほうが良いかも。
マナーみたいなものだけど。
ともあれ、280も290も乙
296:名無しさん@ピンキー
08/04/09 20:51:13 hqoTWS+y
>>290
GJ
なんだかエロギャグ漫画っぽいノリのいい小説でした。
297:名無しさん@ピンキー
08/04/09 21:06:08 n13DNBYY
>290
乙! テンポ良くて面白かったです!
バカになっちゃった状態の二人がどれだけ壊れたセックスするのか見たかったw
298:名無しさん@ピンキー
08/04/10 09:21:32 jvRz+QuQ
ほ
299:名無しさん@ピンキー
08/04/10 09:54:44 jIdQpw6b
ID:/9eNiyelのSS読んで、以前似たような設定のいいSSがあったのを思い出せないでいるのがもどかしい。
淫魔が女子高生のところにやってきて、その少女を手下の淫魔にするつもりが、
その少女の方が淫魔適正が高くて淫魔化した後、逆に親淫魔が吸収だかされちゃうって設定だった。
そのあとその女子高生の彼氏と妹で3Pして、その妹も淫魔にしちゃうっていう話だったけど・・・
どこに載ってた何てSSだかどうしても思い出せない。
300:名無しさん@ピンキー
08/04/10 12:33:06 LFPIx8He
>>299
モンスター娘百覧の「アナザー百覧」の投稿小説、みずき氏の「淫魔転生」じゃない?
内容が好きだったから覚えてる。スレ違いだけどみずき氏の作品をもっと読んでみたかったな
301:299
08/04/11 00:36:17 G0qNpupN
>300 うん、それ! いや~解ってすっきりしたよ、ありが㌧。
302:名無しさん@ピンキー
08/04/11 00:55:57 12sEuzuo
やったー、見送られた
303:名無しさん@ピンキー
08/04/11 10:36:58 gsrglJWA
悪かは微妙だけどロボ蔵・禁断の人形遊びってエロアプリは
ネット上で無料でプレイ可能な操り系ゲームとしては何気に究極系に入ると思う
母親以外の攻略条件が難解でモタモタして手間取ると強制的にイベントが起こりゲームが終わってしまうのと
主人公の妹が無条件で無いのが不満要素だけど。
対象が操った時にSEX可能になるまで進めれば後は抱いてれば経験値なんて稼ぎ放題だし
304:名無しさん@ピンキー
08/04/11 15:59:22 KD+zgkWn
今月のガンガンはよかった。うんよかった。
305:名無しさん@ピンキー
08/04/11 17:05:13 n7p5pT3W
>>304
kwsk
306:にょろ
08/04/11 17:10:59 XJi5Eh+R
SS投下します。
微妙ですが…
307:にょろ
08/04/11 17:11:30 XJi5Eh+R
「ったく…なんだってのよこの森は…」
右を向いても左を向いても木ばかりで、ちっとも先が見えてこない。
「な~にが初心者用ダンジョンみたいなもん、よ」
嘘つき。
近くの街でかつてハンターだったと言うオジサンの言葉を鵜呑みにしたばかりに、かれこれ3時間、この森で迷っている。
ガサッ
物音に振り返ると、剣をこちらに向けた女が立っていた。
「…何者?」
鋭い眼光と言葉を私に向ける。
「あなたと同じよ。ホラ」
首から銀の十字架のネックレスを見せる。
「……すまない」
すぐさま女は刀を下ろす。
銀の十字架は対吸血鬼ハンターにしか装着の許されないもの。
女の首にはそれが見えたのだ。
「いいのよ、気にしないで。…それよりあなた、出口知らない?」
「私も探してるが…もう何日歩き回っているか…」
まだ二十前ほどにしか見えない女の服には少し汚れがついていた。
おおかた私と同じように騙されて来たのだろう。
「ねぇ、よかったら一緒に出口、探さない?」
「…そうだな…」
三人よればなんとやら、まぁ一人足りないが迷いまくっていた私にとっては百人力にも等しかった。
「私はセレス。よろしくね!」
「……私はマリア。よろしく」
308:にょろ
08/04/11 17:12:19 XJi5Eh+R
マリアの後についていくように歩く。
若そうなのにしっかりしてるわ…。
とはいえやはりそう簡単に出口は見つからない。
日も暮れかけ、空にはハッキリと月が現れる。
「…嫌な色…」
マリアの言葉に空を見る。
まるで血のような紅。
「なんだか怖いわね…」
「……あぁ。…もうしばらく歩いてみるか」
それからしばらく経ち、私たちは遠くにおぼろながら松明がチラチラ燃えているのを見つけた。
「街かしら?」
「…行こう」
309:にょろ
08/04/11 17:13:01 XJi5Eh+R
行き着いた先は一軒の家だった。
石造りの質素な家。
中には明かりが灯っておりおいしそうな匂いが漂ってくる。
「…すまない」
マリアがドアを叩くと、ゆっくりと開く。
「…誰でしょう?」
大人しそうな少女がおずおずと尋ねた。
首には銀の十字架、どうやら同業者らしい。
旅のいきさつを話すと、中に迎え入れてくれた。
「急いでスープを作りますね」
少女の名はクレアと言うらしい。
父親がこの近くで狼狩りを行うため嫌々吸血鬼ハンターにならされたそうだ。
「どうぞ」
赤く血のようなスープを出される。
「街で買ったばかりのトマトを煮たんです。お口に合いますか?」
ごくん。
空きっ腹にスープが入る。
こんなおいしいスープ飲んだことがない。
「すっごい美味しい!」ガツガツと食べ終わると、温かさのせいか急に眠くなった。
310:にょろ
08/04/11 17:13:50 XJi5Eh+R
「…んんっ…あっ……」
マリアの…声?
「…します…から……してぇ」
何…言ってるの?
ぼんやりと目を開けた刹那、頭が警鐘を叩き鳴らす。
「お願いしますぅ…もっと吸ってぇ!!」
マリアが惚けた顔で地べたに座りビクビクと体を震わせていた。
体に優しく手を回し、首元に舌を這わせていたのは………クレア!
311:にょろ
08/04/11 17:17:34 XJi5Eh+R
「はっ……ぁぁぁあいやぁっ!!…ダメぇっ」
体がガクンガクンとのけぞる。
今まで感じたことのない気持ちよさ。
マリアからの愛撫もだけど、
クレアからはどんな人間にも与えることのできない快感を受ける。
「あひぃっ…いやぁ!!こわれちゃうぅぅ!」
「私に永遠の隷属を誓いなさい、セレス」
「だ…誰……が」
最後の一欠片の理性が反発する。
「隷属を誓いなさい」
甘美な声の響き。
……私は……
……私は…
……吸血鬼になっちゃうの…
何も考えたくない……
クレア様が幸せをくださる……
「なりますぅっ!!クレア様のものになりますっ!!」
体の隅までクレア様のモノになり、
私は果てた。
次に目が覚めたら…
私は永遠にクレア様のモノ…
end
はじめまして。
未熟者ですが書かせていただきました。
エロ分少な目ですがそこはみなさまのお好きなようにということで…
312:名無しさん@ピンキー
08/04/11 17:28:28 QDS4y9Z0
銀にも十字架にも耐性がある吸血鬼なんて無敵じゃないか!
…と思ったけど、吸血鬼の弱点って実は大部分が後付なんだよな。
ひょっとして、冒頭で名前の出てくるおじさんも、日光への耐性を獲得した吸血鬼の手先だったりして?
何はともあれGJ
313:名無しさん@ピンキー
08/04/11 20:00:10 X4eN8ZN2
GJ乙
展開が予想外だった
314:名無しさん@ピンキー
08/04/11 20:27:49 KD+zgkWn
>>305
敵に連れ去られた仲間を助けに、その子のパートナーが迎えに来るんだけど、
その子は既に敵に道徳観を操作されてて・・・
315:名無しさん@ピンキー
08/04/11 21:09:17 /r+kmOiF
昔教育テレビの海外ドラマで、ある兄弟(姉+弟)が吸血鬼に追いかけられて、
無事祖父(か誰か)に助けてもらったが、実はその兄弟も吸血鬼一族だった、て話があった
316:名無しさん@ピンキー
08/04/11 21:46:40 7VYmWqSF
俺も見たことあるわ。どれもこれもラストがバッドエンドな雰囲気だったのを覚えている。
あと確か姉弟を追っかけていた(入れ歯の)吸血鬼が二人の祖父だったようなキガス
317:名無しさん@ピンキー
08/04/11 22:06:08 dw1UIPbL
ラストで楽しかったねとか言いながら姉弟は吸血鬼らしく棺桶で眠るんだっけ。
そんな感じの話を覚えてる。
あのシリーズは題材と雰囲気好きだったな。
>>316も言ってるがどれもこれもラストで実はまだ…って感じで終わって妄想可能エンドだった覚えが。
318:名無しさん@ピンキー
08/04/11 22:20:57 12sEuzuo
>>315
あれは、普通にハッピーエンドじゃなかろうか?
319:名無しさん@ピンキー
08/04/11 22:30:42 u1gxaXjo
全員堕ちたらみんな幸せそうなのにバッドエンドあつかい!
ふしぎ!
320:名無しさん@ピンキー
08/04/11 22:33:28 7VYmWqSF
うん。
あのシリーズの中ではあのエピソードはハッピーエンド。
ただ、……そしてまた、新たな犠牲者が……てな感じのが多かった。あとそれ以外に悪堕ちなエピソードがあったかどうかは覚えてない。
何て題のドラマだっけ?
321:名無しさん@ピンキー
08/04/11 23:18:40 /r+kmOiF
ちょww結構見てるwwwグースパンブスとかじゃなかったっけ?
322:名無しさん@ピンキー
08/04/11 23:20:15 sFf/vIEw
グースバンブス懐かしいなwwwwww
よく覚えてないが最後に飼い犬がゾンビかなんかになってた話を覚えてる
323:名無しさん@ピンキー
08/04/11 23:22:28 /r+kmOiF
ggってみたらそれっぽいのみつけました。
ミステリー・グースバンプス 第20話『吸血鬼の息』 ←これっぽい
URL URLリンク(www.tora-2.com)
324:名無しさん@ピンキー
08/04/12 00:51:44 wQHvndqu
前もこのスレで言ったけど
海外ドラマだとシーバー家のハロウィン話?が俺のトラウマ
周りの人がどんどん宇宙人になってくみたいな話だった
325:名無しさん@ピンキー
08/04/12 00:56:55 pksTZ1QL
で実は自分も宇宙人だったと...〆 (・∀・)
326:闇に仕えし光の巫女
08/04/12 01:33:44 fs0t72jw
ラングリッサーの小説続編です
楽しみに待って下さった方々、大変遅くなって申し訳ありません
諸事情で寝込んでましたが、イラスト保管所に投稿された素敵イラストに触発されて前編だけでも完成させました
これだけ時間かけて完成してませんが、よろしければどうぞ
ボーゼルの手によって、闇の巫女に堕ちたダークプリンセス・ラーナ。
リアナが光の巫女となるより早く、彼女は諸国の君主を焚き付け、各地で戦争を勃発させた。
さらにボーゼル配下の魔物も跋扈し始めたことで、四方八方で戦いが起こる。
光の神殿は防衛に追われ、リアナを迎えに行く余裕などなかった。
村に釘付けになったリアナ、そしてその光の力を狙い、村を包囲した一団があった…
「我々はレイガルド帝国の者だ!光の巫女よ、出て来い。さもなくば村を焼く」
隊長らしき粗暴そうな男の大声に、村人は震え上がった。
「て、帝国軍がついにここまで…」
「あっという間に大陸の半分以上を占領したという強国が、リアナを…」
帝国がどのような意図で光の巫女を狙っているかは分からないが、渡さねば確実に村は滅ぼされる。
「だが女神の祝福を受けた光の巫女を渡せば、帝国に大陸統一の大義名分を与えるようなもの…」
「強引な武力制圧を繰り返す血なまぐさい奴らに、リアナを渡してたまるか!」
恐れながらも、村人たちが武器を手に取ろうとしたとき、当のリアナが彼らの前に飛び出した。
「やめてください!帝国に逆らえば、多くの犠牲者が出ます。
私のために、村のみんなの血を流すなんて耐えられない…私一人で済むなら行きます」
ざわめく村人たちだったが、実際のところ戦っても勝ち目はないし、リアナを逃がすのも容易ではない。
降伏するしか道はなかった。
村の門から外に出ると、兵隊長とその配下たちが待ち構えていた。
「お前が巫女か?」
「はい、リアナです…。私があなた達と共に行けば、村に手出しはしないのですね?」
「おう、もちろんだ。お前にも手は出さねえ。皇帝陛下から厳命されてるんでね」
「…分かりました」
帝国兵が慎重に彼女を取り囲み、逃げないように腕を縄で縛った。
それを横目に見るや、隊長はにやりと笑った、
「けっ!簡単に終わりすぎてつまらんぜ。やはり任務は血を見ねえとな。
お前ら、慰みに村人でも皆殺しにしてやれ。
ただし建物には手を出すなよ。『村には』手を出さない約束だからなぁ」
たちまち柄の悪そうな兵士たちが武器を手に、門の中へ駆け込む。
「ひ、ひどい!なんてことを…っ」
叫んでもがくリアナを見ようともせず、隊長自ら剣を抜いて村に切り込もうとしたその時である。
「待ちなさいっ!」
不意に空から舞い降りた影に、今にも殺戮を始めようとした兵士達は慌てて空を見上げた。
その瞬間視界に広がったのは、巨大な鷹、そしてその上に乗った人間。
あっという間に彼らはなぎ倒され、爪にかかり、また飛んでくる手槍に打ち倒された。
「きゃあっ!」
手で目を覆ったリアナの耳に鳥の羽ばたく音が聞こえ、続いて明るい少女の声が響く。
「ごめんね、驚かせちゃって!ケガはない?」
恐る恐る目を開いたリアナの目の前に、巨鳥が舞い降りようとしている。
周囲を見回してみると、帝国兵の一団は散々に打ちのめされ、散り散りに逃げ出していた。
そして鳥の背からは、先ほどの声の主であろう少女がひらりと飛び降りた。
ショートボブカットの銀髪が印象的な彼女は、見たところリアナと同い年くらいだ。
だがその身軽ながら隙のない身のこなしは、彼女がただ者でないことを示している。
「あ、ありがとうございます。何とお礼を申したらいいか…」
丁寧にお辞儀するリアナに、少女は明るくにこやかに答える。
「別にいいの!帝国軍に困ってるのはあたしも一緒だから。
あっと、あたしの名前はシェリー。よろしくね」
「リアナです…本当にありがとうございます、シェリーさん」
「シェリーでいいわ。話し方も普通でいいの。堅苦しいのはキライだしね。ところで…」
シェリーはじっとリアナを見た。
「光の巫女リアナって、あなたのこと?
ちょっと一緒に来てほしいんだけど、いいかな。手助けしてほしいって人がいるのよ」
327:闇に仕えし光の巫女・2
08/04/12 01:35:05 fs0t72jw
数時間前のこと、リアナの村から離れた城、カルザスにて――
「シェリー様…やはり城から抜け出そうとしておられましたか」
兵隊長キースが扉を開けたのは、シェリーが今にも部屋を出ようとしていた瞬間だった。
「もう、キースったら!何でこんなタイミングで呼びに来るのよ。せっかく腕試しに行こうとしてたのに」
「帝国軍が活発に動いている中で城を飛び出されては困ります。
…それより、父王様がお呼びです。急ぎ、謁見の間にいらっしゃるようにと」
「謁見の間?…どうしたのかしら」
わがままな姫ではあるが、帝国軍が迫っている今は勝手なことをしている時ではないと分かっている。
「…おお、来たかシェリー」
病に弱った王の前には、来客と思しきふたりの人間が立っていた。
ひとりは、黒いマントに身を包み目元を兜で隠した男。
もうひとりは、黒マントとレオタードスーツに身を包み、年に似合わない冷たい目をした少女。
「ボーゼルと申したな。これがわしの娘、シェリーだ」
「お初にお目にかかる、シェリー王女。私は魔道士のボーゼルと申す者…」
ボーゼルと名乗った男は丁寧に、そして幾分馬鹿にしたように一礼した。
「で、あたしを呼んだのはどうして、お父様?」
「…それについては、彼から直接聞くとよい。ボーゼルよ、説明してくれるかな」
「承知した。シェリー姫は、『光の巫女』についてご存知かな」
それを聞いてほんの一瞬、ボーゼルの傍らに立つ少女の眉間が歪んだが、気づいた者はいなかった。
「見回りで光の大神殿に行くこともあるから、聞いたことはあるけど…確か、リアナって子?」
「分かるなら話が早い。その光の巫女を、私の指定するところへ連れてきてもらいたいのだ」
ボーゼルが話したのは次のようなことだった。
彼は古代魔法文明の遺物について研究しているが、帝国軍が跋扈していることで落ち着いて研究もできない。
さらに帝国は古代の魔法武器を発掘し、大陸の覇権を揺るぎないものにしようとしている。
そんな中、彼の研究していた遺跡から封印された古代の魔剣が発見された。
本来なら封印を解くにはある巫女の祈りが必要なのだが、帝国軍がその噂を聞きつければ、力づくでその封印を破るだろう。
悪用されるくらいなら一足先に封印を解いたほうがいい。
対帝国の切り札として使うか、帝国の知らぬ場所に封印し直すかは巫女に任せるとして――
シェリーにとってはあまり興味のない話だったが、父は強く心を動かされたらしい。
帝国に反目する国のまとめ役であるカルザスだが、帝国の総力をまともに受け止められるだけの力はない。
病もあって弱気になっている王としては、強大な力はぜひとも欲しいところだろう。
シェリーにはそれがよく分かった。
「つまりそのリアナって子を迎えに行けばいいんでしょ?」
「行ってくれるか、シェリー…キースは城の守りに残しておきたいし、他に頼める者もおらんのでな。
それに巫女はお前と年も近いと聞く。無骨者が迎えに行くより、同年代の娘が行く方が安心するだろう」
「でもあたし、リアナの顔分からないわよ」
それを聞いてボーゼルは意味ありげな笑みを浮かべた。
「心配はいらぬ。私の横にいるこの娘…彼女と瓜二つの少女だ。村の場所も分かっている。
だが急いだ方がよかろう…帝国軍が光の巫女を強奪しに向かっているとの噂もあるのでな」
328:闇に仕えし光の巫女・3
08/04/12 01:37:20 fs0t72jw
「あの…シェリー…?」
鷹の上で、爽やかに頬をくすぐる風の中、リアナに呼びかけられてシェリーは我に返った。
連れて来た兵士は村の護衛に残し、リアナの承諾を得、彼女達は今まっすぐにボーゼルの指示した島へと向かっているところだった。
「あ、ごめんボーっとしてたわ。どうしたの、リアナ?」
「その…本当なの?私にそっくりの、女の子がいたって」
まだ遠慮しているのか、ゆっくりと自信なさげに話すリアナ。
それに対してシェリーは屈託ない笑顔とはきはきした口調で返答する。
「うん、本当にそっくりだったわ。ちょっとあっちの方が大人っぽかったけどね。
あと、一緒にいた男の人、カッコよかったけど…なんかうさん臭かったな」
だが、女性の話に気を取られていたリアナは後半部分を聞き逃していた。
「やっぱり…きっと姉さんだわ。少し前に闇のモノにさらわれ行方不明になった…
無事かしら…姉さん」
不安そうなリアナの肩を、シェリーはぽんっと明るく叩いた。
「生きてたんなら無事なのは間違いないじゃない。きっと優しく迎えてくれて、何があったか教えてくれるわよ」
「そうね…ありがとう、シェリー」
これから向かう場所の名前をふたりは知らなかった。
もし知っていれば、そこに招いたボーゼルの正体について何か感づいたかもしれない。
その島の名はヴェルゼリア。かつて闇と混沌の神が降臨した、今なお邪気の残る禁断の地。
島の奥に位置する洞窟寺院跡にはただならぬ気配が漂う祭壇と、ふたつの魔法陣…
そこで奇妙な儀式の準備をするボーゼルと、苛立たしげに歩き回る少女=ダークプリンセスの姿があった。
「どうしたのだ、ダークプリンセスよ。お前らしくもない。
魔剣復活の儀式が終われば、望んでいた力が手に入るのだぞ?」
「…どうしても光の巫女を使わねばならないのですか、ボーゼル様」
ダークプリンセスは憎しみに満ちた赤い瞳で、じっとボーゼルを見つめた。
闇の中でもうっすらと濁った光を帯びたその目には、人間らしからぬ狂気が宿っている。
「光と闇の巫女が揃わねば、魔剣の封印を解くのに無駄な時間を費やさねばならぬ…人間の肉体が滅びるほどの時間だ。
そうなれば、お前の望みもかなわず終わるのだぞ?」
悔しげに唇を噛みながらダークプリンセスはうつむいた。
「しかし、光の巫女と…あの忌々しいリアナと協力するなど、私には…」
「『協力』ではない、『利用』だ。お前の妹は道具に過ぎん」
「はい…」
うなずいたものの、彼女の心情はその鮮血色の眼が雄弁に語っている。このままでは憎悪に任せてリアナを殺しかねない。
「ダークプリンセスよ、もっと私の近くに来るがいい」
「は?はい、ボーゼル様。しかし何を…」
リアナへの敵意と、唐突な命令への戸惑いを浮かべながら、彼女はボーゼルの眼前に立った。
その額に、ボーゼルの指が軽く当てられ…黒い電光がばちりと走った。
「はうっ!?あっ…、あうっ、はあっ!」
ダークプリンセスが小声で悲鳴を上げた。感電したかのように、体のあちこちがぴくぴくと細かく揺れている。
「お前は何者だ?ダークプリンセスよ」
「あぁ、わ、私はぁっ…闇の巫女っ…」
ぶるぶると体を震わせながら、ダークプリンセスは視線を中空に泳がせている。
口は半ば開き、顔には軽い苦痛と怯えの表情が浮かんでいる。
「お前の主は誰だ?」
「ボ、くぁっ…、ボーゼル、さまぁ…です…ボーゼル様の命令は、あぅっ…絶対…」
「お前の主は、何を望んでいる?」
「光の巫女と、ぉっ…私で、魔剣の封印を、っっ…解くことぉ…です」
「そのために、お前はどうする必要がある?」
「はぁぁ…、リアナと封印を、解きます…従順に…ボーゼル様の、命ずるままに…ぃっ」
最後の言葉を口にした瞬間、彼女の震えはぴたりと止まった。
少し呼吸は荒いが、表情は静かで、先ほどまでの憎しみや怯えが嘘のようだ。
そう、まるで先ほどまでとは別人のように冷たい。
「ふぅっ…取り乱して失礼いたしました。ボーゼル様、我が唯一の主様…。
このダークプリンセス、いかなる命令であろうと遂行いたします」
氷のように冷酷な赤い瞳、仮面のような美しく冷たい顔。それを見て、ボーゼルはにやりと笑った。