08/07/15 14:24:04 Qm/Et4L5
その言葉に対して椿は心の中でバカっ!!と怒鳴った。それもそうであろう。椿は幼なじみにして唯一自分が素で相手が出来る相手、一成の事が好きなのだ。
「さっきも言ったでしょ?興味ないった」
するて一成はそっか…と呟いた。
「じゃあ帰ろうぜ」
「えっ?」
「えっ?じゃねぇよ。どうせ家が隣なんだし、帰るぞ」
「…うん。」
椿は思った。
まだこのままでもいいのかもしれない。
関係がただの幼なじみであっても…
今一成の一番近くにいる異性は間違いなく自分だろうから。
少し一成から離れた所で椿は呟いた。
「まっ、いつか絶対振り向かせてみせるけどね!」
「…なんか言ったか?」
「い…、いや?別に…」
「ふ~ん…まぁいっか。行くぞ」
「あっちょっと待ってよ」
そして2人は夕日の中肩を並べ歩き出す。
この2人が付き合い始めるのは
そう遠くない未来ー
終わりです。
続きは要望があれば