【田村くん】竹宮ゆゆこ 3皿目【とらドラ!】at EROPARO
【田村くん】竹宮ゆゆこ 3皿目【とらドラ!】 - 暇つぶし2ch150: ◆rWt50dTbao
08/04/25 11:23:34 74Bh6AA6
「……うん? ……うう」
 目を覚ました俺の視界に最初に入ってきたものは、和室の板張りになった天井の木目……のうずまき、だった。
 視線をずらすと、浴衣姿の松澤が俺に向かって団扇を仰ぐ様子が見え、それと同時に額に乗せられた濡れた布の感触に気が
付く。その布きれ―おしぼりか何かのようだ―は、それこそたった今俺の額に乗せられた、いや、乗せ替えられたところだっ
たのだろう。
 動かした視線が、俺の額から手を離す、松澤と同じ浴衣を着た相馬のそれと重なった。
「田村? ……田村、気が付いたっ! ねっ、ねえ、大丈夫? 大丈夫なの?」
 相馬がぐっ、と顔を寄せてくる。やけに心配そうな表情なのは何故だろう、そう言えば松澤も深刻な表情だったような気がする。
 どうやら、俺も浴衣を着ているようだ。
 が、そもそもこれは一体どういう状況で……
 あー……
 ……
「!!!!!」
 きゃー、と、新たに生まれたトラウマに床を転げようとした俺の顔面が、正座をしていた松澤の太腿に埋まる。慌てて離れて、上
体を起こした。
 左右を見回す。
 俺を含めた、三人ともが揃いの浴衣だ。そして、その揃いの浴衣を着た松澤と相馬の二人が、俺を真ん中に据えて心配そうな
表情をこちらに向けていた。
「……田村くん、もう、大丈夫なの?」
 起きあがった俺に声を掛けてきたのは松澤だった。心配そうにこっちを見ながら、背中に手を添えて俺を支える。少なくとも身体
の不調はない。返事を返そうとして、
「変に熱っぽかったりは、してない、みたいね……」
 反対側から、俺の額に滑らかな手のひらが当てられた。相馬か。その手の冷たさが気持ちいい。
「す、すまん、大丈夫だ。大丈夫、なんだが……その…」
 聞いてはいけないような、そんな気が強くしているのに逆らって口が動いていた。言葉が濁るのは、心が身体に抵抗するからだ。
 しかし、言い切る前に俺の言わんとすることに気が付いたのだろう、松澤が口を開いた。
「あのね、ごめんね、いきなり倒れちゃうとは思わなかったの。お湯に上せてるって、判らなくって」
 口を開いた松澤を見つめ返すと、松澤は瞬間、その動きを止め、顔を赤く染めて俯いてしまった。
 俺は俯きながら話す松澤から視線を流し、その反対側に座っているもうひとりを覗き見ようとした。ちら、と相馬の姿が視界に入
る。その、俺の動きに目ざとくも気が付いたのだろう。一瞬俺と目があったと思うと、相馬も頬を染めてしまった。やや俯きつつ、俺
の顔と身体の、どこに視線を置けばいいのだろうときょろきょろ視線を走らせている。
 松澤が言葉を続けるのが耳に入った。
「……そ、それでね、相馬さんと一緒に田村くんをお湯から上げて、」
 勝手に手が上って、松澤の言葉を制止する。きょとんとした顔になった松澤が俺の顔を見て、ふたたび顔を赤くして俯く。
 自分の顔も赤くなっているのがよく判る。湯に上せたからではない。
 松澤と相馬が、湯に沈んだ俺を引き上げて身体を拭き、浴衣を着せたと言うことがはっきりしたからだ。
 出来ることなら――今すぐにも地平線の彼方まで走り去ってしまいたい。俺の新たなトラウマの根はいかほどに深くなるのだ
ろうか。それ以前に、俺はこの二人に対して黙っているべきなのか礼を言うべきなのか、それならば一体何を言えばいいのか、
助けを求めるのはどこ? 八幡大菩薩? と、混乱が走り続ける頭の中に、まさに助けと言っていい声が転がり込んできた。



151: ◆rWt50dTbao
08/04/25 11:24:05 74Bh6AA6
「お客さん? お食事、お持ちさせてもらってもよろしいですやろか?」
 そしてそれは、俺の左右にいる二人にとっても同じだったのだろう。慌てた感じで立ち上がった相馬が、部屋の入り口に向かっ
て小走りで駆け寄り、仲居さんに返事を返している。
「ご、ごめんね?」
 松澤が呟きながら俺から離れて、これもまた、どこか慌てたような雰囲気を漂わせながら机の上を拭きだした。この状況での仲
居さんの登場は、俺を挟んでいた二人にとっても助け船だったのだろう。
 その様子を見ながら、俺は部屋の隅で小さくなっていることにした。
 食事を運び込む仲居さんに、松澤、相馬の二人が「何にもして貰わなくても大丈夫ですよ、少々お待ちになって下さい」などと言
われて、これもまた手持ちぶさたに部屋の隅に下がってしまった。二人並んで時折ちら、とこちらを見たりする様子はたいそう可
愛らしいのだが。だが。だが。
 ……いや、この記憶は忘れてしまおう。忘れるのだ。忘れた。そう言うことにする。
 しかし、俺の苦悶などは配膳には全く関係のないことで、我に返ると部屋の真ん中に据えられた大きな木の机の上には、僅か
な蓄えとは言え、けっこう奮発しただけ有ってか、ほう、と感嘆するくらいの料理が並べ終えられていた。
 並びを見るに、上座が俺、向かいに松澤と相馬、と言うことなのだろう。仲居さんはこれまた生暖かい視線と笑顔で俺を一瞥す
ると、ご用の向きがあったらお呼び下さいな、と言って立ち去った。
 さて、どうしようかと思案しながら腰を浮かすと、相馬が俺に駆け寄ってきた。俺の背中を押して座椅子に押し込む。見れば、皿
のいくつかはすでに俺の側へ引き寄せ済みだ。

「からだ、何ともないのなら、ちゃんと食べなきゃ。ご馳走だよ田村? あ、これなんてどう? はい、あーん」
 多少、取り繕うようなと言うか、慌てたような雰囲気ではあるものの、相馬が極上の笑みを浮かべて摘んだ天ぷらを差し出した。
「これも美味しそうだよ?」
 相馬の畳みかけるような行動に動揺する俺の背後から、小さくともはっきりした口調の声が聞こえる。じっ、と俺の目を覗き込む
相馬の瞳から、半ば逃げ出すように俺は振り向いた。
 松澤が、湯葉か何かの巻物を箸で摘んで、俺に向かって差し出していた。
「田村くん、はい、あーん」
 松澤が微笑みつつ俺に手を差し出す。

 状況を整理しよう。
 上座に並べられた料理を前に俺は座椅子へ潜り込んだ。なぜか相馬が半分かた料理を逆側、つまり俺の方へ引き寄せていた。
その背後でも、松澤が同じ事をしていた、らしい。
 相馬が「あーん」と言いながら箸を俺に寄せてきた。俺、ピンチ。
 背後から声がするのでこれ幸いにと振り向くと、松澤も俺に向かって箸を差し出していた。危機的状況ようするにピンチその2、
である。

 俺の彼女は松澤だ。すでに確定している状況下から選び出される選択肢は、松澤。
 しかし。
 この旅行が終わって、それぞれの家に帰れば、俺はまた相馬と同じ学校へ行くのだ。相馬がいくら周りとうち解けたと言っても、
ここで、俺が相馬をないがしろにしたと感じさせるのは俺のポリシーに反する行為だ。相馬とはよい友達でありたいし味方である
ことを誓ったのだ。だからといって、ここで松澤を捨て置いて相馬の箸にふらふらと釣られてしまうのは。

 ピンチだ。これをピンチと言わずして、何がピンチというのだろうか。


152: ◆rWt50dTbao
08/04/25 11:24:33 74Bh6AA6
 蝦蟇となった田村雪貞の再来だ。とろーりとろりと脂汗が背中を伝う。何か、何か言わねば! 解決の道はきっとどこかに――
「な、何か飲むものは無いのか、まず、乾杯でもしたいよな」
 よし、上出来だ田村雪貞! 作り笑いを浮かべて左右を見回すと、表情のその奥は読み取れないものの、二人は箸を引っ込め
ているところだった。
「そう言うことなら――」
 答えたのは相馬だった。部屋の奥に向かって小走りになる。そこには冷蔵庫が据え付けられていたはずだ。
「冷蔵庫に、入れといたの」
 相馬が部屋の隅に据えつけられた冷蔵庫を開けて、中を覗き込む。背の低い冷蔵庫に合わせて膝立ちになった体をさらに屈
めた相馬の、形の良いお尻がきゅっと突き出されて見えた。
 その腰からの流れるようなラインと、適度なボリュームに目を奪われそうになり、慌てて目をそらす。
 相馬が冷蔵庫を覗き込みながら口を開いた。
「飲みたいものなのかな、って思って、忘れ物を取りに行ったときに、一緒に下の自販機で買ってきてたの」
 そう言って、相馬が取り出してきたのは数本の缶ビールだった。何年か前に、ビールとは苦いものだ、とか言ってテレビでCMを
流していた、麒麟のマークのベージュの缶が相馬の胸元でカタカタと音を立てて揺れる。
「あ、ありがとう相馬…」
 誰の監視も無い旅先とはいえ、未成年であることを告げてある上で酒など出てくるはずが無い。まあ、どうしても飲みたいもの
でも無いといえばそれはそんなものなのだが。
 俺の口から小さく漏れた言葉に、相馬はえらく気を良くした様子でふたたび隣に腰を据えた。松澤がとっくに俺の隣に移動して
きているので、相馬としてもその逆隣から退くつもりも無いのだろうが。
 相馬は缶を卓上に並べて、そのうちのひとつを手に取ると、ぷしゅ、と音をさせながらプルタブを引いた。
「ほら、注いだげる。グラス、出して」
 とっとっ、と、小気味良い音を立てて琥珀色の液体がグラスを満たす。ぶわ、と泡が膨れて溢れそうになり、おれは慌ててグラス
に口をつけた。
 その様子を見て相馬が笑う。
「やだ、田村ったらどっかのお父さんみたい」
 クラスではツンドラ女王などと言われている相馬広香も、実のところ俺の前では良く笑う。そして、その笑った顔が実に魅力的な
のだ。笑顔に引き込まれそうになり、それをこらえて慌ててグラスに意識を戻した。
「酒飲む姿が親父くさくても、別に俺自身は気にしない」
 俺としては精一杯すましながら答えた。にやにやと相馬がその俺の様子を眺める。
「おいしい?」
「む、旅先での一杯だからな。これはこれで乙なものだ」
 別に誤魔化そうと言ったわけではない。多少は俺の気分も落ち着いてきていたのだろう、実際、グラスの中の琥珀色はいつに
なく美味かった。きゅ、とグラスを傾けて残りを飲み干す。
 その、俺の様子を見て、新しくもう一杯を注ぎながら相馬が言った。
「美味しそうに飲むのね…。ねえ、あたしにも、すこしだけちょうだい?」
 相馬の言葉に、ああ、と軽く返事をした俺は、缶を受け取って相馬の手元にあるグラスにその中身を注ごうとして、それよりも早
く相馬が俺のグラスを取り上げられてしまった。
 え、と俺が言葉を出すよりも早く相馬はそのグラスに口を付け、ちび、と嘗めるように中の液体を口に含む。
 相馬の表情が変わった。額にしわを寄せて、拗ねた子供のような顔になる。
「うわ、にが……。ホントに田村には美味しいの? ……あたし、もういい」
 相馬がグラスを返してきた。無理に飲ませようとかそんなつもりは毛頭無いので、俺はおとなしくグラスを受け取った。
 グラスを受け取った俺に、さっきの拗ねたような感じから表情を一変させ、頬を染めつつ上目に俺を見つめながら相馬がにじり
寄る。
「飲むよりも、お酌してあげて田村が喜ぶ方がいい」
 そう言うと、相馬はビールの缶を手に取った。
 俺にぐっと近づいてきたことで、微妙に着崩れたうなじの白さが目に入る。目が無意識にうなじからちらりと覗く鎖骨へと動き、
俺はごくりと息を飲んだ。
 その息を飲む音は、間違いなく相馬の耳にも届いたのだろう。相馬はふふ、と妖しげに微笑んで、さらにぐっと顔を近づけてきた。
 ふたたび俺が息を飲んだ、そのとき。


153: ◆rWt50dTbao
08/04/25 11:25:08 74Bh6AA6
「……ぷは」
 息を継ぐ音、というか声に振り向くと、俺の隣で松澤が空になったグラスを机に戻していた。傍目にも判るほど赤くなった顔で俺
のほうを向く。
「お、おい、松澤……?」
「らいじょうぶらよ田村くん、ちょっとらけなら、飲んだことあるもの」
 いや、松澤? コップ一杯ですでに呂律が回ってないのですが?
 どうしたものかと、俺が手を出そうかどうしようとオロオロとしていると、そのまま松澤は首を倒して俺の肩に乗せ、ふふ、と声を
出して小さく笑った。
「田村くんと一緒なら、おいしいかも」
 そのまま松澤は俺の腕に自分の腕を絡めて、ぎゅうと密着してきた。薄い浴衣の布越しにその柔らかさが伝わる。
 ……え? あの、松澤さん? すごく、柔らかいんですけど、ひょっとして、下着―
 邪な妄想と共に、小田村雪貞がふたたび名乗りを上げようとするのを感じて、俺はブンブンと頭を振り―首を振ったその反対
側で―、相馬広香の猛烈に不機嫌そうな顔を発見した。
 拗ねたような目で俺を睨む。いや、だから相馬さん? これは、そのね?
「……あたしがお酌したげる、って言ってるのに……。そんなのどうでも良いんだ…」
「いや、ち、違うぞ相馬? 是非頼む、いや、嬉しいなあ」
 額に汗を浮かべて言っても説得力はなさそうなものだが、それでも何とか相馬の機嫌を取り戻すべく(……皆が楽しい方がいい、
そう思っているだけなのだ、そう思ってくれ!)、グラスを掴んだ。
 何とか笑顔を浮かべようとする。しかし、相馬の不機嫌そうな表情は変わらず、
「抱きつかれて嬉しそうにしてる。あたしのときと違う」
 と、俺を睨み付ける。
「い、いや、だからな相馬?」
 一体俺は何に言い訳をしているのだろう。
 そう、たしかに、相馬のことをどう思っているかについても、自分の気持ちを否定したりはしないが、それでも俺の彼女は松澤で―
 自分がどんな表情をしていたのかはよく判らない。が、じっ、と俺を見つめていた相馬は、突然、思いも寄らぬ行動を取ったのだ。
「違わないなら飲んで」
 そう言って、相馬広香は浴衣の胸元を大きく開くと、ぐっ、とふたつの膨らみを押し寄せた。そうして出来た谷間に、って相馬もそ
の、下着? いや、あ、その、と慌てていると、相馬はそこに瓶の中の液体を注いだ。三角形の琥珀色の池が出来る。
「はい、田村」
 余りにも大胆なその行動にたじろぐ俺に、相馬がふたたび催促の声を上げた。
「違わないんでしょ?」
 何度思ったか忘れたが、もうここまで来れば何とやら、俺の弱さを笑い飛ばすなら笑い飛ばすがいい。俺は相馬のその豊かな
谷間に顔を寄せる。
 相馬も緊張しているのだろうか、その肌が紅潮しているのが何故か目についた。しかし、もう引き返すわけには行かない。俺も
照れと羞恥に真っ赤になりながら、その谷間に顔を埋めた。
 ずず、と音を立ててそこに注がれた琥珀色の液体を吸い上げる。
「やっ、あんっ…」
 相馬の喘ぐような小さな声が、上から聞こえる。量が減るにつれて埋める顔の位置も深くなって、相馬の胸にほとんど埋まるよ
うな状態で残り少なくなった液体に舌を伸ばした。
「ふあっ…んん…っ」

154: ◆rWt50dTbao
08/04/25 11:25:58 74Bh6AA6
 相馬の腕の力が緩んで、口に入りきらなかった残りが胸の隙間に流れて落ちてきらきらと線を描く。
「はあっ、はっ、あうん……」
 耳を擽るのは相馬の声だ。
 ほとんど喘ぐような、荒い息が俺の髪を撫でる。しかし、そんな声を出されては。
「はふ、はっ、ねえ、田村、もう一杯? それとも……」
 相馬が俺の袖に手を伸ばした。顔を上げられない俺の目の前で、ピンク色に火照った谷間が荒い呼吸に合わせて上下する。
目を離さなければ、と思いながらも果たせず、妙な興奮が背中を走る。そんな俺に、相馬はとんでもない台詞で俺に爆弾を放り
投げてきたのだ。
「器を、楽しむのも和食の心なんだって……テレビで言ってたの…。田村は、この器、もっと見たくない?」
 この器? ……この…器…っておい、この谷間のことですか!? さっき寄せて上げていたこの谷間のことですか!? ちょ、ち
ょっと待て! 目をそらせないままに慌てる俺に、しかし身体はさらに言うことを聞かず。
 自分がごくりと息を飲む音が、はっきりとこの耳にも伝わってきた。目が離せない。前屈みになった体勢が崩せないのは―自
然の摂理だが、この場では秘密だ。秘密なのだ。
 抵抗できない。目が相馬の谷間を追う。その相馬は浴衣の胸元に手をやると、少しだけそれを外側に開きかけ、上気したその
肌よりもう少しだけ色の濃い部分がちらりと――
「……ふふふ、田村くん、わらしもしてあげる」
 またも背後からの声に、俺はびくりと震えて我に返った。い、いかん、一体俺は何をしようと! ばのふいんき(<-なぜか変換で
きない)に流されてはいけない!
 それはそうと、松澤が声を掛けてきたのだ。慌てて振り向こうとして、ふたたび松澤が言葉を発した。
「ねえ、わらしもしてあげるよ? 飲んで?」
 一体何を『してあげる』というのだ? 振り向いた俺の視界には、果たして。
 とんでもないものが目に映った。

 酔いに上気したのだろうか、顔を赤くした松澤が少し緩んだ笑顔を俺に向けながら、
 浴衣の裾を開いて、
 あろうことか、そこに下着を身には着けておらず、
 ぴっちりと合わさった太腿とその付け根に出来た三角形の琥珀色の池の中で、ワカメが揺れていた。

「わらしは、おっぱい、ちっちゃいから。でも、こっちならできるよ? どうぞ、田村くん」

 鼻の奥がツンとする。また、出血するのだろうか。相馬の乳杯で動揺に揺れていた心臓が、さらに回転を速めた。その、余りにも
現実離れした出来事の連発に、俺は松澤の太腿に向かって身体を折る自分の行動を止めることも出来ない。
 松澤の小さなおへそが、目の前に迫った。

155: ◆rWt50dTbao
08/04/25 11:31:20 74Bh6AA6
前ここまでやりたかったのですが。
忙しいやら体調崩すやら(いや、そんな個人の事情はどうでも良いけど)、進まなかったのです。
何とかここまで行ったので。続きが早く書けるといいないいなと念じつつさようなら。


>>127
あーみん良いなあ。早く7巻買ってこないと。

>>141
甘甘大好きですもっとやって。

>>147
さあ竜児、ソープに行けと言ったヤツを殴るんだ。それでトラウマが消えたりはしないけどな…orz

156:名無しさん@ピンキー
08/04/25 12:58:54 a4mCylBP
忘れた頃に田村麻呂様続編GJ!
松澤も相馬もエロいなあ……w

157:名無しさん@ピンキー
08/04/25 18:40:16 RTcbMzP+
>>155
なんという 神 展 開 !

158:名無しさん@ピンキー
08/04/25 21:11:14 Ibn7bUfG
素晴らしい作品だ。
しかし改行が変じゃね?

159:名無しさん@ピンキー
08/04/25 21:44:09 mKhSFS3R
そういえば未だに旅館の自販機は糞高いんだろうか

160:名無しさん@ピンキー
08/04/26 03:05:47 q8qfh4dl
田村君も好きだからこう言うのがちまちまとでも続いてくれると嬉しいわ
エロいしクオリティも高いし

161:名無しさん@ピンキー
08/04/26 05:29:50 QgHt5ed8
ふいんき⇒×

ふんいき⇒○

162:名無しさん@ピンキー
08/04/26 18:48:25 hhcxBB/M
なんだこいつ

163:名無しさん@ピンキー
08/04/26 19:45:04 3vbNqkXN
>>161
ネタをネタとわからない人には(ry

164:名無しさん@ピンキー
08/04/26 22:29:56 qii/LXi4
>>161
URLリンク(jp.youtube.com)

165:名無しさん@ピンキー
08/04/27 08:27:30 z/IG805V
>>162-164は釣られたのか、あるいは釣りなのか、はたまた両方なのかわからない


166:名無しさん@ピンキー
08/04/27 08:29:21 jcwXiECj
アゲるなバカ

167:名無しさん@ピンキー
08/04/28 00:29:26 TsjVq5vd
竜児は俺の婿。文句ある奴ぁ掛かって来い。

168:名無しさん@ピンキー
08/04/28 07:56:21 OLprCUUc
>>167
       ↓あーみん
      ∧_∧  トンファーキ~ック!
     _(  ´Д`)
    /      )     ドゴォォォ _  /
∩  / ,イ 、  ノ/    ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
| | / / |   ( 〈 ∵. ・(   〈__ >  ゛ 、_
| | | |  ヽ  ー=- ̄ ̄=_、  (/ , ´ノ \
| | | |   `iー__=―_ ;, / / /
| |ニ(!、)   =_二__ ̄_=;, / / ,'
∪     /  /       /  /|  |
     /  /       !、_/ /   〉
    / _/             |_/
    ヽ、_ヽ


169:名無しさん@ピンキー
08/04/28 19:11:19 kxPxYAny
>>168
お約束として突っ込んどく。
トンファー意味ねー。

170:名無しさん@ピンキー
08/04/28 21:44:15 +HivNYlb
そういやそんなAAあったな

つまり北村は俺の婿って事で良いわけですね?

171:名無しさん@ピンキー
08/04/29 03:12:58 1Y502v9+
              ̄ ̄ ̄ ̄-----________ \ | /  -- ̄
      ---------------------------------  。←>>170
           _______----------- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     ∧ ∧    / / |  \   イ
                    (   )  /  ./  |    \ /
                 _ /    )/   /  |     /|
                 ぅ/ /   //    /   |    / .|
            兄貴→ノ  ,/   /'    /    |│ /|
 _____      ,./ /∠__|     /   .─┼─ |
(_____二二二二)  ノ (\__,/|    / ┼┐─┼─
              ^^^'  ヽ, |  |   /.  ││  .│

172:名無しさん@ピンキー
08/04/29 10:43:44 6wwvGqWj
竜児も北村も俺の隣で寝ているけど何か?

173:名無しさん@ピンキー
08/04/30 14:53:34 Omx0uoOl
狩野屋のオヤジは俺がもらってもいいのケ?

174:名無しさん@ピンキー
08/04/30 19:53:48 WdfMCoun
スドバのマスターは俺が頂いた

175:名無しさん@ピンキー
08/05/01 00:39:50 9iCX0P6k
では庶務先輩は私が

176:名無しさん@ピンキー
08/05/01 08:41:25 waoxVYL4
ここは男色家の多いインターネッツでつねw

177:名無しさん@ピンキー
08/05/01 09:52:27 IipdQK7T
みんな、田村やシスコンの名前を出さないんだな
やはり冗談でも言ったら最後、本能的に危険を察知しているのか……
 
玉の輿目当てで院長(高浦)に色目をつかう発情期の雌猫を陰で葬るツンキモウトな伊欧という電波を受信した

178:名無しさん@ピンキー
08/05/01 22:03:59 jwdQHeXf
よし、それを書け!

179:名無しさん@ピンキー
08/05/02 01:44:12 tmXhW9xB
竜児に性欲ってなさそうだよな。
あんな母がいるんだし。

180:名無しさん@ピンキー
08/05/02 12:26:03 //88ZtIT
いや、あんな母がいるせいで巨乳に興味を持たなくなってしまっているのではないか。
そのせいで竜児の性欲の矛先は見た目が幼い女の子へ……

181:名無しさん@ピンキー
08/05/02 15:55:34 QtzkdIBC
つまり、次巻は見た目どうみても幼女なロリキャラが
新キャラとして登場するんですね、わかります!!

182:名無しさん@ピンキー
08/05/03 01:13:42 zFAKWhpw
大河やんか

183:名無しさん@ピンキー
08/05/03 17:57:44 pWG7r068
つまりお前らの意見をまとめると・・・

竜児「大河は俺の嫁」

ってことですね?

184:名無しさん@ピンキー
08/05/03 18:42:38 bidL4Xy1
sage

185:名無しさん@ピンキー
08/05/04 10:54:10 1cFAi3Ja
じゃあ俺男だけど、兄貴のお嫁さんになることに決めたわ!

186:名無しさん@ピンキー
08/05/04 16:06:15 MeljeZWZ
そこに狩野屋のオヤジが乱入!

∩  /⌒ヽ,      トンファー百烈脚!  ̄_ ̄)’,  ・ ∴.'  .. ∧_∧ ∴.'
| |  / ,ヘ  ヽ∧_∧      --_- ― = ̄  ̄`:, .∴)'     (((>>185)
| | .i l \ (  ´Д`)ヽ, _,-'' ̄  = __―=', ・,‘ r⌒>  _/ / ・,‘
| |ニヽ勿  ヽ,__    j  i~""  _-―  ̄=_  )":" .  ’ |y'⌒  ⌒i .'  ∴.'
∪       ヽ,, / / __,,, _―  ̄_=_  ` )),∴. ) |  /  ノ |∴.'∴.'
       ヽノ ノ,イ     ―= _ ) ̄=_)   _), ー'/´ヾ_ノ
       / /,.  ヽ,        _ _ )=  _) ,./ ,   ノ  ∴.'  ∴.'
      丿 ノ ヽ,__,ノ           = _)   /  / /∴.' ∴.'
      j  i                      / / ,'
     巛i~                      /  /|  |
                            !、_/ /   )
                                |_/

187:名無しさん@ピンキー
08/05/07 18:05:53 We5uzJ3T
保守

188:名無しさん@ピンキー
08/05/08 11:45:58 IO8VXThC
前々スレっつーか1スレ目のログが読みたいんだけど、保管庫のが404になってる?
誰か読まして。

189:名無しさん@ピンキー
08/05/08 16:10:46 ufwXuolk
>>188
URLリンク(www.geocities.jp)

190:名無しさん@ピンキー
08/05/08 18:49:15 IO8VXThC
>>189
ありがとう!
俺にも読めたよ!

191:名無しさん@ピンキー
08/05/11 23:11:38 4SLhi/yM
SS書きかけてるんだが、電波が上手く文章にならんのよ。
停滞してないで皆で電波垂れ流してくれ。こう、ビビッと変態紳士の回路が刺激されそうなのを。

192:名無しさん@ピンキー
08/05/11 23:33:35 Uc8DlFep
みのりんに会いに行く竜児の服に自分の香水の匂いをつける大河

193:名無しさん@ピンキー
08/05/12 00:50:21 77VEL9xt
板張りの床に押し倒され、さらに大河に抱きつかれ、まさに板挟みな竜児

194:名無しさん@ピンキー
08/05/12 00:53:55 kqG7y3wE
アイドルばかちーの周りにはいつも目つきの悪いボディガードが寄り添っていて
スキャンダルが出てこないのはそいつがちゃんと監視しているからだとファンに無類の信頼を寄せられているが実は
…という話を頼む

195:名無しさん@ピンキー
08/05/12 00:55:25 t5v4OGik
弁当のとき田村の使ったお箸で自分を慰める相馬と田村から送られてくる手紙や写真を読んでいるといつの間にか指が下腹部に伸びる松澤

196:名無しさん@ピンキー
08/05/12 18:22:51 SSWogzto
>いつの間にか指が下腹部に伸びる松澤
実際は成長に伴って適度に肉付きがよくなってきただけなのに
「私太ったのかな?」と気にしながらおなかをぷにぷにしている松澤が見えた

197:名無しさん@ピンキー
08/05/12 20:43:39 0TH5V60d
ゆゆぽww

198:名無しさん@ピンキー
08/05/12 21:58:02 OPMjF3c1
めちゃくちゃアダルティックな付き合いをしてるみのりんと竜児

199:名無しさん@ピンキー
08/05/12 22:32:39 aaP+NiC0
>>198
ホテル最上階のバーでカクテルグラス合わせたりしてるンか?(思考が古い)

それか、縁側で竜児と裸族が将棋打ってて、そこに奥から茶持ってやってくるみのりん?
って、これはアダルトじゃねえな。シルバーだw

200:名無しさん@ピンキー
08/05/12 23:04:06 NUzaptFa
最近お気に入りのコースは浣腸→排便→言葉攻め→アナルプレイなみのりんと竜児

201:名無しさん@ピンキー
08/05/13 00:18:51 LnWDNILK
スマタしかさせてくれない、スンドめな実乃梨

202:名無しさん@ピンキー
08/05/13 09:57:28 DYYqSRif
ドSな竜児にイカされっぱなしなみのりん

203:名無しさん@ピンキー
08/05/15 21:41:53 L13jrVYc
ヤンデレなみのりん

実は入学した時から竜児を見続けていた

204:名無しさん@ピンキー
08/05/15 21:51:30 1R+REFNE
お前らみのりん大好きだなw

205:名無しさん@ピンキー
08/05/16 02:25:47 ChOBQc2b
「プリンにバケツの味が!? 絶望したっ!」
ネガティブ少女・糸色 みのり

「土下座も全力でやるっぜい!」
ポジティブ少女・風浦 みのり(P.N)

「高須くん! 大河との事、キッチリしてもらうからねっ!」
きっちり少女・木津 みのり

「高須くんと能登くんなら能登くんが攻め……いや、逆もいける!?」
腐女子・藤吉 みのり

「大河をあやしている高須くんは動物園の飼育員みたいだなっ! しっぽを付けてみたいぜぃ!」
包帯少女・小節 みのり

「普通ってゆーなっ!」
普通少女・櫛枝 みのり


ここから病んでるゾーン

「……高須くん」
ストーカー少女・常月 みのり

「高須くん……」
引きこもり少女・小森 みのり

「「高須くん……」」
人格バウリンガル少女・木村 ミノリ

「タカスクン……」
関内・ミノリ・太郎

「………」
ヅラ少女・臼井 みのり


お前らの好きなみのりんをたくさん用意したから好きなの選びな。

きっと職人さんがなんか投下してくれるぜ。

206:名無しさん@ピンキー
08/05/16 20:44:21 pFSRZEB6
101匹みのりん大集合

207:名無しさん@ピンキー
08/05/16 21:17:39 EkvgcRbe
竜児を逆レイプするみのりんキボン

208:名無しさん@ピンキー
08/05/17 23:56:24 zdPqPHz0
ハーレムはまだっすか?

209:名無しさん@ピンキー
08/05/18 02:17:50 9VMKY0nH
ハーレムなんて、













ところでハーレムはまだかね?

210:名無しさん@ピンキー
08/05/18 11:17:26 Xyvuzdlo
灼熱ノ華でも咲かせておきたまえ

211:名無しさん@ピンキー
08/05/18 17:42:31 dRicPHKX
竜児×裸族・春田・能登のハーレムが読みたいとな!?

212:名無しさん@ピンキー
08/05/18 19:26:03 trYEt7J0
独神×竜児・裸族・春田・能登のハーレムで頼む

213:名無しさん@ピンキー
08/05/19 07:15:53 K+k/pnw1
稚拙ですまない。

亜美×竜児

『クリスマス』 1/9

 俺は舞台の上で亜美を見つけ出そうと見回した。視界の隅で彼女を捕らえる。
 亜美は体育館の隅で夜空を見上げていた。誰も彼女の近くにはいない。いや、居たとしても、かまわない。
会いに行くなら好都合である。俺はもう腹を決めてたのだ。最後のチャンスとなる機会、なにもせずに過ご
したくない。
 俺は舞台から飛び降り、彼女のもとへ走る。
 三年生のクリスマス。卒業までの僅かな期間に思い残すことがあるとしたら、亜美と話すことであった。過
去を振り返るとそれまでいろいろあったのが思い出される。そして、彼女からアプローチされていたことも、
いろいろ気付けなかった。あんなに近くに居たのに、邪険に扱ったのを思い出す。最初から対等であった
なんて。それをいまさら。
 なんて俺はわがままなのであろう。
 学年が変わって亜美との距離がしだいに遠くなった。距離が増すたびに自分の心が欠けていくのを感じ
ていた。それは言い様のない寂しさ。
 そして、好きであったということに気付いた。
「わががままだよな」
 俺は愚痴った。やりばのない怒りが脳裏を掠めていく。自分はなんてバカなんだろう。
 人を押しのけて進むうち、亜美のところへ着いた。
 彼女は隅で空を見上げてる。空には満月があった。太陽が必要ないくらいに、月が眩しかった。
「亜美!」
 しかし、彼女は答えない。無視されたんじゃないか。
「亜美!」
 もう一度呼びかけた。
「……なによ?」
 彼女はジッと様子を見るように、眼をゆっくりとこちらに向けた。
 どうやら杞憂なようだった。まだ、俺のことを見てくれる。
「なあ、聞いてくれ」
「あー分かった~。クリスマスひとりぼっちで寂しいから来たのでしょ。でもごっめーん、先約入ってるん
だ。亜美ちゃんモテモテ♪」
 俺はその隣に腰掛けた。聞き逃してはならない言葉を聞いた気がする。


214:名無しさん@ピンキー
08/05/19 07:18:16 K+k/pnw1
2/9

「そ、それほんとか?」
「え、あーなに言ってんのよ。うそようそ♪ 今年の冬もひとりぼっち。どうせあんたも一人ぼっちでしょ。
どうせなら~、一緒に居ようよ?」
「そ、そうだな。それもいいかもしれない」
「……え? ……もう、冗談は顔だけにしてよ。婦警になって逮捕しちゃうぞ♪」
「か、顔のことは気にしないでくれ」
 ちょっと傷ついた。
「唐突ですまない。でも、本気だ」
 亜美は目を白黒させ、黙ってしまった。
 大きく深呼吸をして、こころを落ち着かせる。そして俺は言った。
「亜美……俺は好きだ」
 率直に気持ちを伝える。しかし―
「冗談はよして」
 亜美はぷいっとあらぬ方向へ向いてしまった。
「高須くん」
 苗字で呼ばれてつい身構える。いつもは名前で呼んでくれるのに、今日は違った。はっきりとした拒絶
の意思表示である。
「大河は遠くにいるのよ。みのりんも遠くにいる。……それであたしに逃げるわけ?」
 亜美はゆっくりと顔をこちらに向けて睨んできた。
「そんなわけねえ。……一年前に済んだことだよ」
 俺はぶっきらぼうに言った。あの悪夢がよみがえってくる。
「寂しさから求めるなら、とっくの昔に求めてる」
 俺はひとつひとつ言葉を紡ぐように言った。
「ばか。そんなこと急に言われたて困るじゃない」
 亜美は取り合ってくれない。
「あいつらは今では大切な友達だ。それ以上はない」
 きっぱりと彼女が想像してることを否定する。
「私はそんなこと言われても信じられない」
「でも、本気だから」
 俺は立ち上がる。言いたいことを伝えられたからだ。でも、正直もう諦めなのかもしれない。
「好きだから」
 逃げるように立ち去ろうとすると、袖を掴まれた。すこし期待していた自分がずる賢い。
「……ん。待って」
 亜美はそれから答えなかった。俺はもう一度彼女に向き直った。
「なあ、聞いてくれ」
 俺は亜美の手を取ろうとした。しかし、途中で払いのけられる。
「こ、ここじゃなんだし。あっち行こう」
 亜美は体育館の裏手を指差した。
 俺は頷く。

215:名無しさん@ピンキー
08/05/19 07:20:19 K+k/pnw1
3/9

「あれ、二人が……」
 大河は竜児と亜美が連れ立って、体育館の外へ向かうのを指差した。
「うーん」
 みのりんは複雑そうにそれを見る。でもすぐに、穏やかそうな笑顔に戻った。
「やっぱり、お似合いだよね」
「ん」
 大河は嬉しそうに応えた。
「みのりんは良いの?」
「大河こそ」
 二人してそれをおかしそうに笑いあった。

 こんな近くまで彼女に近づいたのはすごい久しぶりだった。自分で言うのもなんだけれど、結構お似合い
じゃないのかな。先ほどまでの暗い気分が吹き飛んでいく。
 体育館の裏手に回り、二人して向き合った。
「こんどこそ……聞かせてよ」
 俺はしっかりと頷いた。いままでのことが走馬灯のようにフラッシュバックしてくる。これじゃあ櫛枝の時と
同じだと思った。俺は慌ててそれを振り切る。今目の前にいるのは、亜美だ。
「亜美……俺は」
 名前で呼ぶと彼女は緊張した顔でこちらを向いた。
「……や、やっぱ」
 彼女が駆け出そうとしたので、俺は手を掴む。亜美の暖かい手をしっかりと。
「俺はお前の……川嶋亜美ことが好きだ」
 ついに言ってしまった。もうどうなるか、もうどうなっても良い。いや、やっぱだめ。
 不安な顔が出てたのだろう、彼女は引き止めるようにいった。
「ま、待って! いま、答える」
「あ、ああ」
 緊張してしまって彼女の顔がまともに見れなかった。こんなときに限って。
「好き! 私も高須竜児くんのこと好きだから! そっちから告白してくれて……ありがとう」
 嬉しくて駆け出してしまいそうだった。顔を上げて、亜美の顔を覗き込んだ。亜美の顔も真っ赤っかだった。
 手を握り締めあう。がっちりと離さないように身体を寄せ合った。
「か、帰ろうぜ。パーティーはまだ途中だ」
 しかし、彼女は動こうとしない。もじもじとして考え込んでいる。しばらくして、
「……ちょっと待って。……お願い。付いて来て」
「? 分かった」
 言われたままについていった。
 なにをするのかと、竜児は考えていたが、その場所にしだいに近づくにつれて鈍感な竜児でもはっきり
わかってしまった。緊張で手が汗ばむのが分かった。

216:名無しさん@ピンキー
08/05/19 07:22:26 K+k/pnw1
 亜美もまた、顔をそむける。
「こ、こんなこと言うのはなんだけど。は、初めてだから」
「お、おれだって」
 運動部のシャワールーム。今は人気の無い場所で俺と亜美は向かい合っていた。月明かりと体育館の
明かりでかすかに見える。緊張で赤みが差した亜美は美しくて妖しかった。
 互いに見詰め合う。
「い、いいよ」
「分かった」
 そ~っと彼女の胸へ手を伸ばす。触れ合った瞬間―
「きゃあ!! ……ちょ、ちょっと待って」
「ご、ごめん」
 理性を失っていた自分に驚く。眼の前で恥ずかしそうにしている彼女が眩しい。
4/9

「……もういちど好きといって」
「亜美、俺は好きだ」
「し、して良いんだから。私も竜児を好き」
 亜美は目をつぶっていた。ドレスを着込んだ女が闇に浮かび上がった。スカートから出てる脚がエロい。
キラキラと輝いて、目を離させない。
 俺は彼女の唇へ自分の唇を重ねあわした。最初はただのキス。止まったような時間。次の行動へ移そう
としたとき、亜美の舌が入り込んできた。俺は慌ててそれに対抗した。
「うん……。わむ……れろ」
「んん……」
 二人して微笑む。
 それから彼女はまた眼をつぶった。俺はリードするように舌を絡めていく。
 ぴちゃぴちゃ……。ちゅむ
 卑猥な音がシャワールームに響き渡った。それがまた俺を興奮させていった。
 唇を離して互いに深呼吸をした。
 それから俺は彼女のあどけない胸に手を伸ばした。
「あう」
 美乳が手に包み込まれていく。最初はゆっくりと揉んだ。服の上から触ってることにしだいになんとも
いえない気持ちになっていった。円を描くようにこね回す。
「あん……」
 俺は我慢しきれなくなって上のドレスを脱がしにかかった。ピンク色のブラジャーが顔を出した。それを
上にずらしてまずはじっと眼をこらした。ちょっと赤みを帯びた乳が妙にいやらしかった。



217:名無しさん@ピンキー
08/05/19 07:25:12 K+k/pnw1
5/9

「りゅうじ。どうかな? おっきくて良いでしょ」
 俺はだれに対抗してるのかに苦笑いした。
 亜美はそれに対して怒ったように言った。
「こ、こっちだって真剣なんだから!」
 ふくれっつらの顔をして言う。拗ねた顔の亜美もまた愛しい。
 俺は強引に唇を奪った。言葉の先を告げずに、まずは身体で伝えるために。ピチャピチャという音が
周りに響いた。すごくいやらしい気分になっていった。
「ん……で、はぁ……ん……どうなのよ」
 俺は率直に答えた。
「亜美のおっぱいの方が好きだ」
 そう言って、両手で同時に二つの乳房を揉み解していく。最初はゆっくりと、円を描くように揉んでいく。
焦らすように焦らすように、乳首の部分を一定のリズムで刺激していった。硬くなった乳首と周りの極上
のマシュマロが自分の手でしだいに征服されていった。
「ん……はうう。ふぅん」
 亜美からエッチな声が漏れ始めた。その声に思わず俺の逸物がいきり立っていった。ズボンを締め付ける
その刺激に、たまらずそれを開放した。
「ん……気持ちよくしてあげるから」
 亜美は快感に震える手で俺のパンツをずり下ろした。
「こ、これがペニスね、あん」
 荒い息を抑えながらも必死に次の言葉を口から出そうとしてる彼女が可愛い。いじめたくなる。
「こっちだって、負けないから」
 冷えた亜美の両手で俺の逸物が包み込まれた。自分以外のほかの人間に初めて触られた感覚に
おもわず胸を揉む手をつい止めてしまう。
「一緒に気持ちよくなろうよ」
「ああ」
 胸を揉むリズムをすこしずつ早めていく。その満たされない刺激に彼女の眼がトロンとしていった。
 剛直をむず痒い刺激が上下していく。慣れない刺激にくすぐったさを感じながらも剛直に力が篭っていくの
が感じられた。
 両手で軸を擦られていく。最初はたどたどしかった五指が、いろんな変化をみせた。射精感が一気
に高まった。たまらず腰を動かした。
「く……。出そう」
「このまま出していいよ」
「でも……」

218:名無しさん@ピンキー
08/05/19 07:27:13 K+k/pnw1
6/9

 剛直をしごく手は止まらない。次第に動きが早くなっていった。
「はぅ」
「かわいい☆」
 亜美の勢いに負けて射精感でいっぱいになる。おのずと彼女の乳房を揉み上げる手が止まって
いく。負けじとこね回すが彼女の顔が歪むぐらいであった。
「く。もうだめ……」
 頭が真っ白になる。全身のエネルギーが剛直の一点に集まって、白濁液を吹き出した。解放感で
腰がガクガクになっていく。
 どぴびゅ、どびゅどびゅどびゅ
 彼女の純白のドレスを濁った白い液体が染め上げていった。
 それでも扱く手を止めない。ゆっくりとではあるが、搾り出そうと手は動き続けていた。解放したはず
の俺の逸物はまた元気になってきた。
「はう……。すごい」
 彼女はなんともいえない感動でため息を漏らした。
「こ、今度は俺が気持ちよくしなくちゃな」
 射精が落ち着いたところで俺は言った。
「うん。来て……」
 21亜美を全裸にして床に押し倒した。床には赤一点となる。美しい彼女の肢体が浮かび上がった。
張りのある胸、薄く陰毛が生えた股間、バランスの整った脚。どれも人形の美しさを思わせる、それで
いて生命力溢れる体付き。見ているだけでも興奮をとめられない体だった。グラビアアイドルとして
人気なのも頷けた。一方で独占欲がふつふつと沸いてくる。ほかの男の眼に見させたくない。ただの
写真さえ嫌になった。このまま亜美を独占したい。
 俺は深呼吸をして心を落ち着けた。彼女の胸にそっと触れる。
「はぅ……ふう。んん……」
 両方の手でこね回していく。彼女の顔を伺いながら、右側の乳首を口に含んだ。
「くちゅくちゅ」
「あ。ちょ、ちょっと……だめぇ」
 彼女の真っ赤に染まった顔が可愛かった。快楽に悶える顔がまたいやらしい。もっと悶えさせたい。
乱れさせたい。
 俺は空いた右手で彼女の身体を這っていく。胸からお腹、そして秘所へ移動する。微かな茂みに興味深々
の俺は、まず軽く触ってみた。茂みは少し濡れているようだった。
「そこはまだ待って」
 彼女の声には歓喜がだんだんと含まれていった。
 俺は嬉しくなって五指を上下に動かした。伸ばした先には、大きな割れ目があった。もしかして、ここに
入れるのだろうか。
「そ、そろそろ良いのかな?」
 不安になって聞いてみた。
「た、たぶん、ん……。だ、いじょうぶ。竜児、入れて」

219:名無しさん@ピンキー
08/05/19 07:29:14 K+k/pnw1
7/9

「ああ、分かった」
 俺は愛撫していた片手を止め、それぞれ両手を使って彼女を開脚させた。亜美の秘所が外にあらわ
になった。それを俺はじーっと観察する。
「じっと見えてないで、入れてよ。が、がんばるから」
 亜美も緊張しているようだった。
 俺は意を決して自分の剛直を掴み、割れ目から中へ差し込んでいく。
「いくぞ」
「きて……」
 強い締まりに阻まれた。
 亜美の苦悶の表情に心配するが、彼女は次へ促した。
 すこしずつすこずつ、奥へ押し込んでいく。独特の締まりに、俺の逸物は興奮をしていった。
「いつ……」
「あと少し……」
 剛直に僅かな抵抗感を感じた。それでも押し込むと、あとはすーっといけた。
「ふぅ~」
 亜美と一緒にため息をついた。
「入ったな」
「う、うん」
 俺はすこし動かしてみた。
「痛い!」
「これいじょう」
「だめ、ちゃ、ちゃんとやるの。わたしは……大丈夫だから」
 いつもの鉄面皮で笑顔を作るところが愛しかった。さっと髪を撫で上げ、身体を前後に動かす。
「くう……う」
 何度も何度も、繰り返した。その行為は永遠と思われるような時間に感じられた。
 しばらく繰り返しているうちに、亜美に微妙な笑顔が入り混じっていった分かった。
「けっこう……良いかも?」
 少し余裕が出てきたようだ。なら、その余裕をなくすくらいに気持ちよくさせたくなった。
 調子に乗ってみることにする。俺は剛直を使ってかき回すように責めていく。
「あ……んひぃ」
 こちらもそれほど余裕があるわけではない。いろいろ試すように動かした。
 そのたびに亜美の口から嬌声が入り混じっていった。
「あん……ひいい」
 そろそろ我慢の限界が近い。自分の剛直から少し汁が漏れてる感覚がする。
「も、もっと……。あ、だめだめ。来ちゃう」
「こっちもそろそろ限界」
「いい……来て! 来て!」
 腰に力を入れて射精の騒動を抑えようとしたが、無駄だった。

220:名無しさん@ピンキー
08/05/19 07:31:24 K+k/pnw1
8/9 9/9

「はふぁあああああああ!」
 ぶしゅ!! ぷしゃああああ!
 歓喜に溢れた割れ目から情熱的な蜜がほとばしっていく。間髪をいれずに
 ドピュ! ドピュ! どぶどぶどぶ びゅるるるる!
 精液が剛直から放出された。彼女の中をそれが埋めていく。
「ふあああああ。……はあ、はあ」
 荒い息を整え彼女は言った。
「終わったね」
「……なんとか」
 剛直を引き抜いて隣に座った。不思議な解放感になんともいえない気持ちだった。
「亜美ちゃん、掃除面倒だなあ。かえっちゃおっか?」
 掃除?
 俺は部屋を見渡した。床には飛び散った精液と、汚れたドレスに下着と置いてあった。
「く……こんな時高須棒があれば」
「え~帰ろうよお。ほら、高須棒がそこにあるじゃない」
 萎えたチンコを彼女に握られた。
「これは掃除に使えないっけ?」
「たったく、冗談でもやめてくれ。……よし、やるか!」
「セックス?」
「ちが~う。掃除。汚したんだから掃除」
 やりがいある床に、胸を躍らせた。
「はあ~」
 ため息ついた亜美を無視し、部屋を歩き回ってみた。なかなかの広さだった。
「よ~し、やるぞ! わくわくしてきた」
「わかった。手伝うから。ま・ず・は」
 亜美に強引に顔を捕まれ、真正面に視線を合わせられた。
「キ・ス」
「はむん」
 幸せなひと時だった。このキスの味を忘れらそうにない。俺はまだまだある三年の学校生活が楽しみ
で仕方が無かった。
                           END

221:名無しさん@ピンキー
08/05/19 13:49:32 77zP5Nhf
グッジョブ(´・ω・`)b

携帯からですまないが

222:名無しさん@ピンキー
08/05/19 20:19:21 wIEjjKYX
GJ!

亜美×竜児って大人気だな。

223:名無しさん@ピンキー
08/05/19 20:59:52 TYGicVfP
GJ

まぁ正直あの3人じゃばかちーが一番萌えるからな

224:名無しさん@ピンキー
08/05/19 21:04:54 B3ClEJ8s
ばかちーのどこで萌えられるのかお前らのカーチャンが優しく諭すように俺に説明してくれ

225:名無しさん@ピンキー
08/05/19 21:07:53 Zvvo3+Nm
たいが →そもそも恋愛とかそっちの気はない
みのりん→ヅラ女
ばかちー→あーみん超ぷりちー☆

226:名無しさん@ピンキー
08/05/20 01:21:46 TZs0My02
>>225
本人乙

ばかちーは報われないあたりが萌えどころです

227:名無しさん@ピンキー
08/05/20 19:32:36 P2IRlKDW
ヅラ舐めんなよ、この野郎。

正直、竜児とくっつくのはみのりんしかいないだろ。

228:名無しさん@ピンキー
08/05/20 19:49:27 9FG6U808
7巻読んでどんな形であっても大河には幸せになって欲しいと思った
出来れば竜児と

229:名無しさん@ピンキー
08/05/22 21:07:44 Uoc1M7r/
いちいちフラグバキバキ折られるばかちーが一番可愛い

230:名無しさん@ピンキー
08/05/22 22:54:16 JU1L68ks
木原のギャルっぷりもイイもんだぜ?

231:名無しさん@ピンキー
08/05/25 22:41:33 UkDbzt0b
インコちゃんを想いながら保守

232:名無しさん@ピンキー
08/05/26 02:18:31 d7o2jh+a
相馬が松澤に、学校や放課後での田村とのラブラブっぷりを書いた手紙や別れなさいと催促した手紙を送り
それを見た松澤が我慢できずに、田村の居る学校に転校してきて

松澤「泥棒猫の相馬さんには田村くんを渡さない。田村くんは私だけの物
安心してね田村くん、これからは私がずっーーと守ってあげるから…」


という、訳の分からん電波受信した

233:名無しさん@ピンキー
08/05/26 07:57:55 vrML5e4W
>>232
どう考えても松澤のヤンデレエンドしか思いつかない

234:名無しさん@ピンキー
08/05/26 17:36:44 8zQt6zJn
>>232
デートの写真とか送りつけるわけだな
鮮血の結末ですね、わかります

235:名無しさん@ピンキー
08/05/26 20:41:35 0EUe+MbJ
事後の写真。

236:名無しさん@ピンキー
08/05/27 01:52:56 A8ynwOwo
>>235
相馬が田村を自分の家に呼び

相馬「松澤さんには黙ってるから、一回だけでいいから抱いて…お願い
それにここには、松澤さんは居ないんだからバレナイヨ」と言われ

田村が抱くが、相馬の部屋にはビデオカメラが設置してあり
一部始終を収めた、動画を松澤に送るのか

237:名無しさん@ピンキー
08/05/27 08:06:43 ULVPDJ1Y
ここがあの女のハウスね!

238:名無しさん@ピンキー
08/05/27 21:05:58 /9kPG+lc
保管庫見て思ったが、何でヤンデレ物が意外に多いんだ?
新参の俺に教えてくれ

239:名無しさん@ピンキー
08/05/27 21:39:00 vNbSHJiS
公式でTiger Daysとかやったからなぁ・・・

240:名無しさん@ピンキー
08/05/28 01:10:40 XQhO0b+t
>>238
神々がヤンデレ好きなんじゃない?w

>>239
kwsk

241:名無しさん@ピンキー
08/05/28 01:13:43 rDk9i+3r
ただのネタ絵だ

242:名無しさん@ピンキー
08/05/29 16:05:02 0zAh8oN2
うp

243:名無しさん@ピンキー
08/05/29 19:55:20 LcbyAh8X
そういや竜児って超能力者だったっけ
その辺の設定空気過ぎて忘れてた

244:名無しさん@ピンキー
08/05/29 20:00:44 +IRW5xWx
虎を餌付けする程度の能力

245:名無しさん@ピンキー
08/05/29 22:19:09 Ri2HWBCL
三股をかける程度の能力

246:名無しさん@ピンキー
08/05/29 23:36:42 dh19tpbf
>>244-245
俺からすれば十分超能力っていえるんだがw

247:名無しさん@ピンキー
08/05/30 00:10:44 9O4jnMsb
時をかける程度の能力

248:名無しさん@ピンキー
08/05/30 00:11:25 jQ40m7Dc
タラスパを食べると翌朝体重が増える程度の能力

249:名無しさん@ピンキー
08/05/30 01:14:53 h6EhoVw/
>>248
ゆゆぽ自重w

250:名無しさん@ピンキー
08/05/30 01:57:27 7Y7KMDZg
超能力っていわれるけどあれ火事場のクソ力的な「夢中でやったらできた」程度のもんじゃないの?

251:名無しさん@ピンキー
08/05/30 08:00:51 gbWpA7Pq
本スレ天才
> 一巻の超能力について
>
> ・やっちゃんの超能力発言自体がただの冗談で瞬間移動は単なる火事場の馬鹿力的なもの
> ・「一応ラノベらしく超能力とか使ってみましたよ」的なネタ
> ・場合によっては超能力も絡めた話になる構想もあったけど
>  そういうの抜きの純・学園ラブコメで人気出たのでなかったことに
>
> お好きな説をどうぞ

252:名無しさん@ピンキー
08/05/30 13:50:28 dADPFgAf
竜児の中の本能的な竜の力が覚醒したってのに1票

253:名無しさん@ピンキー
08/05/30 14:41:28 9O4jnMsb
竜児の中の性的な本能の力が覚醒したってのに1票

254:名無しさん@ピンキー
08/05/30 18:02:33 hKAkha0v
>>252
アレは元々泰子の能力という事になっているから
その理屈だと泰子も竜の力とやらを持っていることになるが

255:名無しさん@ピンキー
08/05/30 18:39:17 cYP/e0ky
だから、もうあの能力は使い切ったって書いてあるじゃん
もう触れてやるなよ

256:名無しさん@ピンキー
08/05/31 00:06:41 Z8TzbKQE
ええい!竜児女体化はまだか!?

目つきは悪いが、家事能力万能で好きな奴には
とても純情で巨乳な高須竜子(17)はまだなのか!?

257:名無しさん@ピンキー
08/05/31 00:39:22 bPHEQoYb
嫌な予感が…

258:名無しさん@ピンキー
08/05/31 00:52:37 1pJ4MZ2l
背が低いことをコンプレックスにしている少年が出てくるんですね、わかります

259:名無しさん@ピンキー
08/05/31 13:21:55 g8zaekKn
つーか、タイガー男にしたら単なるチビのDQN…

260:名無しさん@ピンキー
08/05/31 13:31:10 sZIdy59D
美少年を忘れてるぜ

261:名無しさん@ピンキー
08/05/31 14:01:11 bPHEQoYb
たしか美少年チビがマスクを被って、
手にはう○こをぶっさしてある棒を持っているキャラがいたようなry

262:名無しさん@ピンキー
08/05/31 17:41:52 ZklGkdTn
2次で更に美少女だからあんなんでも許されてるんだよなぁ

263:名無しさん@ピンキー
08/05/31 22:01:40 wE86B3W7
男が教室で暴れまくったら普通に停学モノです

264:名無しさん@ピンキー
08/06/01 00:07:09 KEJWApDu
男が教室で暴れまくったら普通に退学モノです

265:名無しさん@ピンキー
08/06/01 03:38:46 5ET2994W
兄貴が姉貴になってしまうのは問題だ

266:名無しさん@ピンキー
08/06/01 03:57:54 SBvFTUk5
あれ、上のレス達を考慮すると兄貴も大河も退学になっちまうな

267:名無しさん@ピンキー
08/06/01 11:18:26 ARnFt2C9
ヒント、二人とも体は女


書いてて胸が痛くなった

268:名無しさん@ピンキー
08/06/01 15:20:42 cX45qMsQ
MAXのフィギャア、胸無かったけど・・・

269:名無しさん@ピンキー
08/06/01 20:34:28 H0qNtOB4
ヒント:憐れ乳

270:名無しさん@ピンキー
08/06/04 23:59:47 4nQ+dUVr
逆レイプされる姿が簡単に想像出来るな、竜児の場合。

271:名無しさん@ピンキー
08/06/06 00:06:19 1Y2zKbxZ
レイプされる姿が簡単に想像出来るな、竜児の母の場合。

272:名無しさん@ピンキー
08/06/06 18:54:54 GbMOSBTJ
ああみえて超能力者だから、害意を持つ相手にはみえなかったりするんだよきっと

273:名無しさん@ピンキー
08/06/08 06:00:24 GRn8DM7J
お、アンパンマン始まったか

274:名無しさん@ピンキー
08/06/08 06:01:06 GRn8DM7J
すまん誤爆

275:名無しさん@ピンキー
08/06/08 06:07:41 UhWg3Cs2
朝6時からアンパンマンってどのチャンネルだよw

276:名無しさん@ピンキー
08/06/08 09:21:13 vROorva1
頭のないアンパンマンはただの屍だ

277:名無しさん@ピンキー
08/06/08 21:15:40 Sc/GkaPi
あいつ頭がなくても動くんだよな

278:名無しさん@ピンキー
08/06/09 17:39:29 KdSWmgXk
ゴキブリかよwwwww

279:名無しさん@ピンキー
08/06/09 18:10:06 tDjWx5zQ
新刊にアンパンマンネタが入るというお告げですね?
わかりました。

280:名無しさん@ピンキー
08/06/09 18:13:46 BI5Y80yW
新刊がアンパンマン

281:名無しさん@ピンキー
08/06/09 22:44:11 GYjg2zxf
一匹見たら…。

282:名無しさん@ピンキー
08/06/09 23:40:50 RRlMSgPW
100匹のアンパンマンがいる…

283:名無しさん@ピンキー
08/06/09 23:44:21 vur1gWM7
バイキンマン死亡

284:名無しさん@ピンキー
08/06/09 23:45:21 k63pXyda
バイキンとかカビとかと肉弾戦してるアンパンなんて食べたくないよね

285:名無しさん@ピンキー
08/06/10 00:38:14 WA+TetOw
スレチな流れを元に戻したほうが良いのかな?と、思いつつ

ドキンちゃんがショクパンマンの事が好きだって設定が有るけど……
もし、そういう機能が有って二人の子供ができたらどんなのなんだろう?
ショクパンなのにバイキンだらけなのか?

などと考えた

286:名無しさん@ピンキー
08/06/10 07:42:53 hldE8vf/
>>285
つ【酵母菌】

287:名無しさん@ピンキー
08/06/10 08:55:47 c4GJq9NY
古代エジプトはパンからビール造ってたぞ

288:名無しさん@ピンキー
08/06/10 16:49:46 Re18ppGb
縄文時代はクルミからパン作ってたぞ

289:名無しさん@ピンキー
08/06/10 17:30:54 0EBca8CH
インドや中東なんかでは牛の糞を燃料に使ってるぞ。

290:名無しさん@ピンキー
08/06/10 17:33:47 GZHbujGy
中国では髪の毛から醤油作るぞ

291:名無しさん@ピンキー
08/06/10 22:35:46 PcfPpf6N
日本ではすね毛から蟻んこ作るぞ

292:名無しさん@ピンキー
08/06/10 22:36:17 7xWfdO5L
一方ロシアは鉛筆を使った

293:名無しさん@ピンキー
08/06/11 00:13:26 3iM0UiDa
そして大河はパッドをつめた

294:名無しさん@ピンキー
08/06/11 00:21:10 pttZdreS
そろそろ流れを戻そうか……

憐れ乳バンザーイ!!

295:名無しさん@ピンキー
08/06/11 05:34:46 +RwEG8GK
竜児に揉んでもらえたら大きくなるはずなのに、とマンションに戻った後、
ひとりぺったんぺったんしているうちに我慢できなくなるんですね?

296:名無しさん@ピンキー
08/06/11 09:19:34 SxdrD0h3
さらにプールで乳見られた事を思い出し、ジュンと濡れて

297:名無しさん@ピンキー
08/06/11 19:49:17 6sbv7bAf
おもむろに全裸になり四つんばいで街に繰り出し
白目をむきながら野良犬と交尾する

298:名無しさん@ピンキー
08/06/11 22:23:28 ORad6ABJ
今時野良犬なんて居ない

299:名無しさん@ピンキー
08/06/11 22:46:35 C3UkrCFS
そんじゃあ野良トラでw

300:名無しさん@ピンキー
08/06/11 22:55:50 El6NXhej
そして自宅で飼われる、と

301:名無しさん@ピンキー
08/06/12 00:19:38 K9TPab4d
竜児「野良トラ拾ってきたよ」
泰子「それじゃあ、しっかり調教しなくちゃねっ☆」

302:名無しさん@ピンキー
08/06/13 15:18:20 nBk1Lioa
インコちゃんが喰われるな。

303:名無しさん@ピンキー
08/06/14 04:03:18 e/wMi4K1
「とらドラ!スピンオフ ~ゆゆぽ三十路の章~」マダー?

304:名無しさん@ピンキー
08/06/14 07:55:32 aKp+lqTg
「とらドラ!スピンオフ ~ゆゆぽコンニャクダイエットの章~」

305:名無しさん@ピンキー
08/06/14 10:57:13 UYsd9OQ/
「とらドラ!スピンオフ ~ゆゆぽたらスパ外伝の章~」

306:名無しさん@ピンキー
08/06/14 15:10:54 0iY6wvQH
美冬「大先生に対する想いは憧れ、今好きなのはあなたなの」

本スレの相馬=美冬ネタをきっかけに剣客商売を読み始めたら
美冬が惚れた相手に勝って押し倒してグイグイ締め付けたり、
普通に押し倒し男の服をはだけさせて胸元をちゅっちゅする夢を見ていて吹いた

307:名無しさん@ピンキー
08/06/14 19:51:40 e/wMi4K1
「とらドラ!スピンオフ ~ゆゆぽ小麦値上げダイエットの章~」

308:名無しさん@ピンキー
08/06/15 00:11:08 EM1cMvOg
 みのりん?可愛いよみのりん
 稚拙可愛いよ稚拙

 諸注意
 みのりん×竜児
 話の要素、フェラ、オナニー、逆レイプ。あと、大河と亜美に逆レイプを見せ付ける。
 話の都合上、若干キャラが壊れている

『ぬるま湯』 1/12

 最初からすべては決まってたのかもしれない。
 美乃梨が自主的な修学旅行を企画してくれた。最初はその案では、女の子だけの予定であった。しかし大河
の発案により、比較的仲が良い俺と春田と北村が一緒に行くことになったのである。そう、最初はそんな感じ
だった。
 突然春田と北村は学校を休んだ。なんでも風邪らしい。それじゃあ仕方ない。俺は集合場所のストバ前で
携帯をしまった。これで男はひとりになってしまった。そのとき疑問があったら優秀である。
 北村は会長の仕事で結局付いて行けないようだった。
 俺は自然に緊張していた。普段話し慣れているとはいえ、旅行となっては状況が違う。周りが女の子たち
なのだ。しかも、一応美少女の部類になる。これで緊張するなと言われても無理だった。
「バカ犬、遅いわよ」
 後から来た大河がさっそく吼えてきた。遅いのは明らかにお前だろ、と心の中で突っ込む。
「……北村が来れなくて残念だったな」
 おれはそっと耳打ちをした。
 すると、意外な反応をした。顔を真っ赤にして後ろに一歩下がったのだった。
「ん……そ、そうね。あんたで我慢するしかないわね」
 いや、いつも我慢してるのは俺の方である。と、また心の中で突っ込みを入れた。
 でも、なにが嬉しいのか、チラチラこちらを見上げてきた。
「ふたりっきり……。そ、そうだ。また作戦立てるわよ、竜児」
「作戦って、なんだよ。今日は北村は来ないぞ」
「ち、違うの。いや、そうじゃなく。あ~もう!」
 大河はなにが言いたいのだろうか。
「ね、ねえ竜児。一緒に……」

309:名無しさん@ピンキー
08/06/15 00:13:11 EM1cMvOg
2/12
「おまたせ~! や~や~みなさん。待っててくれたかい!」
 美乃梨の声にはっとして、そちらに意識を向けた。外野がなんかうるさいが、この際気にならなかった。
 彼女の登場で、周囲が明るくなった気がした。私服に身を包んだ大河とは対照的に、美乃梨は普段の
制服だった。ひらひらと舞うスカートについ視線を向けてしまう。
「りゅ・う・じ!」
「いててててて」
 大河に耳を引っ張られて意識をもとに戻す。大河の怒った顔が目の前にあった。
「エロバカ犬、眼が覚めたあ?」
 大河はほっぺを掴んだ手を放して言った。まだ頬がヒリヒリして痛い。
「な、なにすんだよ」
「……ふん。そんなにジロジロみのりんを見て。私の方にも、なにか言うことないの?」
 大河は眼の前でくるりと一回転した。そういえば、見たこともないワンピースを着ていた。
 ここは適当に応えることにした。
「あ~。まあ、似合ってるんじゃ」
「……え、そ、そうかな。まあ、あんたの意見なんか参考にならないんだけどね」
 なら聞くなよ、と心のなかで突っ込む。口に出そうとしたところで、俺は異変に気がついたからだった。
 美乃梨の俺を見る視線が鋭い。それはいつものどこか不思議な彼女の視線ではなかった。食い入る
ような、捕食されるような感覚だった。
「あ、う……。櫛枝!?」
「え。……どうかした?」
 美乃梨は嬉しそうに言った。なんでもなさそうに振舞ってる。でも今さっきの尋常じゃなかった。このまま
じゃやばい。逃げないとやばい、と本能が警告する。いや、そもそも警告ってなんだろう。そもそも、好きな
人ではないか。なら、緊張するのは当たり前だ。すぐに嫌な感じが消えていった。
 代わりに美乃梨とドキドキする雰囲気になった。もしや、なんかいけるのでは?
「く、櫛枝。そ、そういえば、な」
「……なんかあったんかい。こっちとしても気になるぜい」
 俺は今猛烈に感動していた。うおおおおおお。叫びたい衝動に駆られる。
「温泉楽しみだな」
「は、は、は。当たり前だろ高須くん。なんせ私が企画さたんだからね。高須くんもこのタライでボケをしたいかい?」
 どこから取り出したのか、金色のタライを片手に持っていた。そしてもう片方の手にはお馴染みのヅらがあった。

310:名無しさん@ピンキー
08/06/15 00:15:14 EM1cMvOg
3/12
「ちょっとちょっとみのりん。こんなところでそれはだめえ」
 大河が慌てて静止させようとするが、すでに遅かった。チョンマゲが目立つ変なおっさんになっていた。
ま、まあこういう美乃梨も好きではあるけど。ちょっと視線をずらす。
 通り過ぎる人たちの視線が痛い。厳しい。鋭い。
「どおだ高須くん。なかなかやるであろう。ハッハッハ」
「こ、こおらあ」
 大河のジャンプもむなしく、ヅラを取る手をかわされていった。そこへ、手がすっと伸びてきてヅラを持ち去った。
「こんなところでなにやっとんじゃあ」
 亜美が遅刻気味にやってきた。みんなの前で見せびらかすようにくるりと回る。さまになってるのは確か
だが、片方の手に持ってるヅラが妙な雰囲気をかもし出していた。
「今日も亜美ちゃん最高。コンディションばっちり。……ほら高須くん、なにか言うことは?」
 取ったヅラを大河に渡す。
「今日もけばい」
 大河は鼻で笑うように言った。
「あ~ら、野生の動物が立派に服を着てる。……偉いじゃない」
「な、なんだとおお」
 にらみ合いが止まらない。
「で、感想はどうなの」
 応えを聞くまで解放してくれそうにない。俺は仕方なく応えた。
「か、可愛いんじゃねーか」
 亜美はすこし顔を赤くしながら言った。
「上出来。これなら満足」
「馬子にも衣装ね」
「あはははは。大河、うまいよ」
 美乃梨と大河は腹を抱えて笑い始めた。
「なんですってー」
 青筋を立てる亜美。これは、止められるだろうか。
 ふと時計が気になって確認する。そろそろ出発しないと乗り遅れてしまう。
「てか、おいやめろ。そろそろ出発しないと間に合わねーぞ」
 時刻を三人に告げる。三人ともしぶしぶとやめた。
「ったくもう、朝っぱらから疲れるじゃないの」
 亜美は大河の頬をつねりながら言った。大河もそれに対抗して

311:名無しさん@ピンキー
08/06/15 00:17:15 EM1cMvOg
4/12
「ほふひえふあはうえおh」
「いたたたたたた!」
 思いっきり亜美の腕をひね上げた。
「だからやめろって」
 二人とも喧嘩に熱中していた。意地になっている。そこへ、美乃梨がやってきて、おもむろに二人の
頬をつねった。
「「いたいいいいいいいいいい」」
「ほら、りゅ……高須くんが困ってるぜよ。うおおおおお」
 そこで雄たけびをあげるなよ。痛い。痛すぎる。周りの視線が激しく痛かった。
「く、くしえだ。も、もう良いから行こう」
「あ、ん。そうだね」
「あ~、櫛枝さんばっかでずる~い。亜美ちゃんにも優しくしてほしいなあ」
 亜美に腕を絡め取られてそのまま進んでいった。右腕には胸が当たっている!
「ま、待ちなさいよエロ犬ばかチワワ」
 大河も対抗して片腕を掴んでいた。
「ちょ……引っ張るな横に引っ張るなあああああ」
 引き裂かれる。そう俺は思った。でも、そんなことは一瞬でどうでも良くなった。
 ―後ろから突き刺さるような視線
 今日の美乃梨はなにかおかしい。好きという以前に怖いと思った。そんな初めての経験だった。嫉妬
してくれてるんじゃないかと、妄想する。でも、これは嫉妬ですむ程度なのだろうか?
 俺が振り向けば、彼女はたぶん微笑んでくれるだろう。しかし、振り返る気が起こらない。むしろ、見たら
恐ろしいことになる気がする。俺の美乃梨像が崩れるかもしれない。
 俺は理性を総動員した。
 後ろを振り返ってはいけない。後ろを振り返ってはいけない。
 駅に着くまで俺は自分にそう言い聞かせた。

 車窓から見る景色は爽快だった。みんなで向かい合って駅弁を食べるのは格別である。
 今日はみんなの意向で弁当を作るのをやめたのである。なんでも、櫛枝の発案で、せっかくの電車なの
だから駅弁で良い、ということらしい。詳しいことは分からなかった。
 亜美は疲れて寝てしまい、美乃梨も船をこっくりこっくり漕ぎ出し始めていたところだった。
「りゅうじ……なんかみのりんこのごろおかしいわね」
 みんなの飲み物を買うため席を離れたところで大河にヒソヒソ声で言われた。俺は身に覚えがあること
なので、うまく答えられない。
「今日もあんたを羨望で睨んでいたよ」
 大河もそこらへん気付いてるようだった。
「……ああ、やっぱりそうか」
 売店の帰り道で立ち止まって言った。
「なんだか怖い。いつものみのりんじゃない。うううん。みのりんなんだけど、あんなみのりん見たくなかった」
 大河が震える声で言った。そして、俺を見えあげて心配そうに言う。

312:名無しさん@ピンキー
08/06/15 00:19:16 EM1cMvOg
5/12
「りゅ、りゅうじ。……あんたのことがなぜか心配だわ」
「……俺が?」
 彼女は重々しく頷いた。
 だけれど、なにに気をつければ良いのか分からない。俺が答えられないでいると、
「……ちょっとみのりんのバッグ確かめてみる」
「おいおい。……起きたらどうすんだよ」
「大丈夫よ。だってさっき寝ていたし」
 大河は平気そうに言った。しかし、妙にひっかかる。こういう状況、前に起こったような気がした。
「あ……おい」
 どう大河を止めよう思案しているうちに、彼女は先に行ってしまった。俺は慌てて後を追いかけた。
 自分たちが居た車両に着くと、大河は手招きした。彼女の手には、美乃梨のバッグがあった。
 実乃梨は頭を前に倒して寝ていた。どうやらまだ大丈夫だ。亜美と肩を並べて寝てる姿が様
になっている。写真も撮っておこうかと思った。
 近くまでよって俺は周りを確認した。だれもいない。
「開けるよ」
 大河は最小限声を振り絞った小さな声で言った。
 ジッパーをゆっくりと音を抑えながら開けていく。
 まず、大河は俺に見えないように中身を確認した。
「なに、これ……」
 驚きをかくせず、彼女は大きな声で言った。大河はおもむろに手を突っ込み、それを拾い上げた。
 出てきたのはガムテープと睡眠薬だった。
「な……ガムテープ?」
 俺も釣られて大きな声をだした。慌てて美乃梨の方へ確認する。
 そこには美乃梨の勝ち誇った表情があった。
「あ、あ、みのりん!?」
 大河も空いた口がふさがらないようだった。
 一瞬時が止まったような感じがした。
「……どうかな? 面白い宴会用の道具でしょー」
 いつのまにか普通の美乃梨に戻っていた。さっきの美乃梨はいったいなんだったのだろうか。
「え、宴会用の道具だったんだー。みのりんごめん。かってにバッグを探っちゃって」
「なにを言ってる。わしと大河の仲ではないか。気にするでない。わっハッハッハ」
 乾いた声がそこに響き渡った。


313:名無しさん@ピンキー
08/06/15 00:21:17 EM1cMvOg
6/12
 大河はバッグごとそれを美乃梨に返した。満面の笑みで美乃梨はそれを受け取った。どうやら
怒ってないようだ。嫌われなくてよかった後悔した。
 彼女はそれで満足したようで、それ以上はなにも言わなかった。だから、この話題はそれ以上
進まなかった。いったいなに使うのかと、当然の疑問が流されていく。
 大河も気を使って聞こうともしない。いつのまにか普通の会話に戻っていた。追求しようにも口を
挟めない雰囲気だった。
「仕方ない」
 俺はため息を吐いた。
 すっかり熟睡している亜美の隣に腰を下ろす。こいつの平和な顔が今は救いである。
「ねえみのりん。温泉宿に着いたらまずなにするの?」
「まずは宴会だな。ぐずぐずしててもしょうがない。温泉はその後」
 大河は眼を輝かせた。
「美味しい料理だと良いなあ」
「そこのところはばっちりだぜ。安心しな」
 亜美の視線がチラチラとこちらにくる。俺はなんだか落ち着かなくなった。
「……そうだ高須くん」
「ん? なんだよ」
「今日はゆっくりしてって良いぜ。お酌とかは任せな」
 美乃梨のお酌と聞いて胸がドキドキしてきた。
「……ふん。やっぱりバカ犬だよね」
 外野が小声で文句を言うが、気にしはしない
「あ、ああ」
 しどろもどろになって言葉が出ない。顔が熱くなった。
 普通に会話をしてることに感動で胸が溢れそうになった。
「そのときはよろしく頼むな」
「任せろ」
 そのときの彼女の満面の笑みが忘れない。今思えば薄い陰が差していた笑顔だった。

 そこからは急務だった。温泉宿に着いてすぐにそれぞれの泊まる部屋に駆け込むんだ。宴会は
旅館の人と話し合い、女性陣の部屋で開くことになった。男は俺一人だから、移動する時間も短縮
できる。このあとは混浴を入ろうということらしい。
 おっきなテーブルの周りにみんなで集まる。生け作りやさまざまな料理が運ばれてきた。
ビールビンもそこらじゅうに放置されていく。
「うわ~すごーい」
 大河が感嘆の声を出した。
「ふーん、なかなか良いじゃない」
「ほらほら飲め飲め~! ウハハハハハ」
 美乃梨がそれぞれの席に回ってビールを注いでいく。俺の番が来た。ついに。
「はいこれ」
 渡されたのビール瓶とジョッキだ。そこに大量のビールが注ぎ込まれていく。
「お、おい。それは無理。く、くしえだ……」
 ニヤリと美乃梨が笑った。
「高須くんは特別だよ!」
「ヒューヒュー」
 すでにできあがった亜美の歓声が響く。まさかこれを飲めと?
「むー。みのりんばっかり……ふん」
 横ではいじけてる大河が絡んでくる。眼がやばい。なんかトロンとしていた。
「はいはい。大河はこっちにいきましょ~ねえ」
 引きずられていく大河。美乃梨のウインクで、飲まなきゃいけないことを悟った。


314:名無しさん@ピンキー
08/06/15 00:23:18 EM1cMvOg
7/12
 横では亜美がさっそく料理をむさぼるように食べていく。太るぞっと心の中で突っ込んだ。
「なあに?」
「ひいいい。ご、ごめん」
「……よろしい」
 大河もそれに対抗するように口に入れていった。もうこころの中では突っ込まないことにした。まあせめ
て、胸に栄養が行くようにと祈った。
「ああん?」
「……ひいい。すいませんでした!」
 本能でどけ座していた。おそるおそる確認すると、大河は料理に集中している。もう安全だ。
「ほらほら、おめえも飲めええ」
 横に美乃梨が座った。ぎゅんと緊張する。そして大きなジョッキを薦めてきた。ここで断ると嫌われるで
はないか?
「これを全部飲めと?」
 美乃梨は頷く。
「俺だって、今飲んでるんだ。ここで男を上げようぜ」
 問答無用。仕方ない、もう逃げ場がなかった。俺は口をつけ、一気に喉に流し込む。
 グビリ……じゅるじゅる ごくんごくん
 半分ほどいったところで、ジョッキをおろす。
「よーし、さすがだね竜児くん」
「うう……クラクラする」
 満足した笑みを浮かべた美乃梨は、それっきり大河と亜美の方へ行ってしまった。
 時間の感覚がずれていく。
 気がつくと、夜も更けていた。いつのまにか食器が片付けられている。
 トイレへいき、用を足して戻ると、部屋ではすでに三人が眠りこけていた。身体がだるい。全体が鉛を
覆っているように、ぐったりしていた。自分の部屋へ戻らなきゃ、と身体を叱咤するも動かない。
 しだいに薄目になっていく。
 ―すると、誰かが起きる音がした。いったいだれだ? もしかすると、大河だろうか。
 その女が近づいてくる音がする。朦朧とした意識の中薄目を必死に開けてそいつを確認した。
(!? みのりんじゃないか……どうして)
 勝ち誇った笑みを見せる美乃梨に唖然とする。彼女はしばらく俺を観察し、安全を確かめると、口を開いた。
「やっと私たちだけの時間だね」
 そう言った。これが昼なら俺は大喜びだった。でも、いつもの美乃梨と様子が明らかに違う。右手には
ガムテープとハサミを持っているのだ。
「好き、好き。好き好き好き大好き!」
 初めて彼女を怖いと思った。
 それは目がどこかイってるのだ。いつもの美乃梨じゃない。


315:名無しさん@ピンキー
08/06/15 00:25:19 EM1cMvOg
8/12
 二人に助けを呼ばないと。
「う……ぅぅぅ」
 ぐったりした体から声は出なかった。
「待っててねえ。今準備するからねえ」
 彼女は俺の声を無視した。そして、おもむろに俺のズボンを下ろしていく。下半身にヒンヤリとした空気が触れた。
(い、ったいなにを)
 トランクスも下ろして、ちんこを外気に晒した。俺は恥ずかしくなって顔が真っ赤になっていく。
 そこにさらに美乃梨は追い討ちをかけることをした。
 ―チュプッ
 逸物にキスをしたのだった。全身の血液が一気にちんこへ充血していく。
「ちょっと待っててね」
 俺はこんな状況で興奮している自分を疑った。このままではまずい。
 隣では机を倒して脚を上にしている美乃梨がいる。今は注意がそちらに向いているから大丈夫なはずだ。
活動が少ない頭脳と、鉛のような身体を立ち上がらせ玄関へハイハイをしていく。
 半分ほどいったところで美乃梨の声がした。
「ああ、だめ~」
 選択を間違ったことに後悔した。玄関じゃなくて、寝ている大河を起こせばよかったのだ。
 美乃梨に身体を引きずられて、縦長の机に横たえられた。
「あとはガムテープで二人の花園が出来上がるから」
 左腕、右腕、左足、右足。順々に机の脚にガムテープでぐるぐるまきにされていった。最後に口をふさがれた。
 俺はもう逃げられないことを悟った。
「あとは、あの二人だね」
 ガムテープを最大限に使う音がする。
「むーむむむむー!」
 これは亜美の声だ。俺は首を上げて横えを見ると、亜美の怒った顔があった。その隣には、まだ熟睡している
大河がいた。度肝を抜いたのはそだけじゃなかった。二人とも上半身を裸にさせられ、脚はM字開脚している。
亜美は黒いパンツを、大河は白いパンツをしていた。
 俺の逸物がさらに充血していった。
「ムームー」
 亜美の抗議の声もむなしく、夜の闇に沈み込んでいった。
「おまたせ」
 俺はなんとも言えない表情をしていたのだろうか。
「おまたせ」
 大事なことを二回言った。


316:名無しさん@ピンキー
08/06/15 00:27:19 EM1cMvOg
9/12
 美乃梨もまた上着を脱いだ。あらわになったブラジャーは青かった。俺はその美乳に息を呑んだ。
「どうかなどうかな? 」
 張りのある胸が、少しゆれた。
「今抜いてあげるから」
 美乃梨はそのまま俺の逸物を咥えこんだ。ヒンヤリとしたなにかが逸物の亀頭を這い回った。舌だ。
 ―くちゅくちゅ
 初めての刺激に、たまらず見回した。亜美にジト目で見られてなんだか恥ずかしくなって視線をすぐ
横にずらした。
 舌が筋を舐め上げていく。刺激は管を通って下半身全体に伝わった。彼女の唾液でどんどん逸物が
汚されていく。俺はたまらず声を出した。
「うぅ」
 それを聞いて嬉しそうに実乃梨の緊張した顔が崩れていく。彼女は上目遣いに俺を見ながら、顔を上下
させてピストン運動を始めた。
「!?」
 突然玉袋を転がされて、頭の中が真っ白になった。たまらず腰をくねらせてそれから逃れようとするが、
脚がテープで拘束されて動けない。くすぐったいような痒いような感覚が玉袋から身体全体に広がっていく。
そろそろ我慢できない。
「……うぅ」
 時間にしては十秒―
 忘れられそうもない、至福の時間だった。
 スローモーションのように、射精するまでの時間が流れていった。
 俺は腰を振り、なんとしても彼女の口外へ出そうとする。実乃梨はその努力をあざ笑うかのように、食いついて
俺の逸物を口の中で転がせた。
 出したくない。でも、射精したい。
「むむむー!」
「はんむ……」
 美乃梨は逸物を根元あたりまでくわえ込んで射精を待った。
 ―ドピュッ ドピュッ どぴゅるるるるるる
 逸物の根元に溜まっていた熱量が外へ放出される。しかも、空気中ではなく彼女の口内だった。初めての
感覚、そしていままでにない射精量に頭の中が沸騰しそうになった。ただ俺はその熱量になすがままに腰を
突き上げた。
「はむむむむむ」
 美乃梨のむせている声が聞こえるが関係なかった。ただただ出し切りたい、そんな感情だけである。
 そこに追い討ちをかけるよいに、実乃梨は吸い込んで口の中で飲み込みを繰り返し始めた。
「んむむ……ううん」
 ゴクリと美乃梨は飲み込んだ。口の端からは白濁液が漏れ出している。それを指で掬い取って口の中へ
入れた。もごもごする口を俺と……それと亜美に見せ付けるようにしたあと、飲み込む。

317:名無しさん@ピンキー
08/06/15 00:29:19 EM1cMvOg
10/12
「じゅちゅじゅちゅじゅちゅ」
 それでも彼女は吸引をやめない。最後の最後まで吸い尽くすようだった。そこへ不意打ちで尻の穴を
撫でられ、逸物が充血する。
 にっこりと美乃梨は笑って言った。
「これから本番だから……二人の愛をみんなに見せつけようね」
 尻の穴をひひくさせつつ、俺はうめいた。今の美乃梨は普通じゃない。こんなことで満足するわけがないのだ。
「大河!」
 底冷えの声に、大河の身体が反応していた。
 大河はゆっくりと目を開けて、周囲を見回して呆然としている。まだ頭が追いついてないようだった。
そこで、美乃梨は彼女の目を覚ますようにまた言った。
「大河!」
「う、うむむ!?」
 大河はハッとして自分の身体を見た。俺たちとは比べられないほどの何重にもぐるぐる巻きにされた
テープが動こうとする彼女の身体を固定させた。
 キッと美乃梨を睨むが、いつもの生気がない。どうやらまだ少しだけ酔っているようだった。
 これでは助かりようもない。俺は現実を受け入れるしかないようだった。
「大河、亜美。いまから私たちの愛を見せるから。ちゃんと見てよね。親友でしょ」
 チュッと俺の逸物に口付けをした。
「ほら見てみて。……私のあそこ、こんなに濡れちゃっている」
 スカートを広げ、俺だけに見せ付けるように俺の胸の上へ腰を下ろした。む~んと、牝の匂いが鼻
についてくる。でも、視線だけは彼女のあそこに集中して動けなかった。
「ん……ん。あう、うん」
 美乃梨は下着に手を伸ばして、生地の上から濡れてる場所を擦り上げた。くちゅくちゅと音を立てたのが
目の前で聞こえた。
 釘付けにされたように俺は下着のラインを見る。理性ではもう自分を制御出来なかった。
「むん。はあああ。はあ」
 下着の上でしばらく指を上下に動かしたあと、彼女はパンツの中に手を入れた。
 クチュクチュと音をたてて下着のしたで指がもぞもぞと動いている。
 俺の下半身もたまらず力が込められた。どうにかしたくて腰を捻らせるが、美乃梨に静止させられて
欲求が溜まっていった。もう我慢できない。
「むムー、む、む、ムー!」
「竜児……はあ、はあ。りゅうううじいいいい」
 彼女はイってしまったようだ。そのまま目の前に倒れこんだ。
「レロレロ……。好き、大好き」
 乳首を舐められて俺は身体をくねらせた。
「そろそろ本番いこうか」
 しばらく乳首で弄ばれたあと、彼女は立ちあがって大河と亜美の方へいった。
「でも、せっかくの観客だもの。一緒に楽しもうよ」
 頭が真っ白になって考えが追いつかないが、彼女はなにかを取り出したようだった。スイッチがつい
ている。もしかして、あれがバイブだろうか。それをどうするつもりだろう。


318:名無しさん@ピンキー
08/06/15 00:31:28 EM1cMvOg
11/12
「我慢できないでしょ。これで気持ちよくなるよ」
 まさか、と思ったが、本気なようだった。
「ムームームー」
 亜美は抗議の声をあげようとするが、ガムテープで口を閉められていて声は出ない。なんとかして美乃梨の魔の手から股間を守ろうとする。しかし、所詮は動ける人と動けない人の差がある。簡単に腰を捕まえられてバイブを下着の中へ突っ込まれた。
「出力は四分の三にしてあげる」
「!?」
 亜美は声にならない悲鳴を上げた顔になった。
 ―ビリビリッ
「声も出して良いよ。竜児を見て好きなだけイって良いから。でも、竜児は私とだけするんだからね」
 顔を真っ赤にした亜美は睨みあげるが、いつもの覇気はない。必死に声を堪えているようだった。腰が上に上がったり円を描いたりしてる。
「んん。はあはあ。……だめえ。りゅ、竜児、わ、わたしを見ないでえ」
「気持ち良いでしょ」
 もう亜美には声が届いてない。必死になって快感を堪えるしかないようだった。
 美乃梨は次に、大河の方へ向いた。なにも言わず、静かな怒りを見せながら、大河の下着へバイブを突っ込んでスイッチを入れた。
「泥棒猫の大河には、出力全開。……どうかしら?」
 ビリビリ!
 唇のガムテープを思いっきりはがされた。
「ぐ、ぐうううぃぃぃぃ」
 大河は唇を噛んで必死に堪えている。しかし、唇からは悲鳴のような嬌声が少しずつ出始めてる。目を真っ赤にして、どこか遠くを見るような目をしていた。
「だ、だめ。だめええ。りゅ、りゅうひいいいいいい。だずげてててええええええああひいいいいい」
 ダムの堰が切れたように、一気に嬌声を上げた。
「あひ、あひひゅへえええ。ひいいいいい」
 嬌声が途切れる。目がとろんとしたままこちらを眺めていた。どうやらイッたらしかった。両足をピクピクしながら潮を吹いていた。それでも容赦ない攻撃は止まらない。
 美乃梨は近づいてきて言った。
「さ、私たちの本番しようよ」
 彼女はスカートを捲し上げて、俺に倒れこむように寝そべった。彼女の右手には俺の逸物が握られていて、擦り上げていく。情けないことに、すぐに準備は出来ていた。
「はああはあああ」


319:名無しさん@ピンキー
08/06/15 00:33:29 EM1cMvOg
12/12
 彼女は逸物を股間にあてがい躊躇無くそれを中へ挿れた。
 引き締まる感覚に、思わず射精しそうになる。
「ううぅ」
 思わず声を漏らしてしまった。
「ふううんんん」
 周りの嬌声に紛れて彼女の喜びの声が聞こえてきた。
 そのまま奥へ押し込まれていく。そして到達すると彼女は言った。
「はあはあはあ。ど、どうかな?」
 俺は首を横に振ったが彼女は見ていなかった。
 上下運動を始めていく。
 グチュグチュグチュグチュ
 液が音を立てていく。俺の下半身は赤と白が混じりあって出来た淡い赤に染め上げられていく。
「むむ、むめーーー」
「ふうふう。早く一緒にイキたいねえ。んん!」
 ピストン運動がしだいに激しくなってきた。また出したい気持ちが高まっていく。
 引き締まった彼女の穴に俺の逸物は歓喜を上げていた。
 それでも抵抗しようと腰を動かすが、美乃梨はそれを積極的になったと勘違いしたらしい。
「はあはああ。ん、ん。一緒にいこうね」
 射精衝動がこみ上げてくる。もう限界だ。
「む、むむ、むうううううう」
「う、うう。ああ、いくううううううう」
 彼女の中へ俺は思いっきりぶちまけた。
 ―どくどく。ドピュッドピュッ
 頭の中が真っ白になっていく。もうどうでも良くなった。
「はああ、ふうううう」
 美乃梨は俺に倒れこんだ。
 俺の口のガムテープを丁寧に剥がしてその上から彼女は深い口付けをした。
「はむん。むんむむむ」
「……ちゃぴちゃぴ。むちゅ」
 ―ピッ
 バイブの電源も切られる。二人の安堵の声と、余韻でまたイッた声が聞こえてきた。
 美乃梨は俺におでこを当てて正面から言った。
「はあはああ。これで私の勝ち。竜児は……私のもんだよ」
 俺はそのまま唇を奪われた。反論の余地は残してくれないようだった。
 ―太陽はまだ上がらない。                 END

320:名無しさん@ピンキー
08/06/15 01:04:49 ZsSmhvVn
ヤンデレ美乃梨乙

321:名無しさん@ピンキー
08/06/15 02:16:37 Ll14TGku

濡れ濡ればかちーは頂いていきますね

322:名無しさん@ピンキー
08/06/15 06:46:51 yqQRPofS
じゃあ俺は気絶たいがーを

323:名無しさん@ピンキー
08/06/15 15:00:32 jzQN/eqV
乙!
俺が気絶たいがーをもらっていく

324:名無しさん@ピンキー
08/06/15 22:12:10 Ll14TGku
実乃里がしっかり妊娠したのかどうか。それが問題だな。

ばかちーは渡しませんがね

325:名無しさん@ピンキー
08/06/15 22:14:36 NEdRM+7K

なら俺が気絶たいがーをお持ち帰りぃ~

326:名無しさん@ピンキー
08/06/16 09:21:31 wKkw5e04
もうちょっと推敲してくれれば…でも良かった。

327:名無しさん@ピンキー
08/06/19 08:09:49 VFMcMHxb
北村「やめゆーー!」

328:名無しさん@ピンキー
08/06/20 16:13:12 i3mjDjHz
谷川 流「やめゆーー!」

329:名無しさん@ピンキー
08/06/20 20:12:12 1Iaejx7N
田中芳樹「やめゆーー!」
小野不由美「やめゆーー!」
佐藤大輔「やめゆーー!」
秋山瑞人「やめゆーー!」
高畑京一郎「やめゆーー!」

330:名無しさん@ピンキー
08/06/20 21:27:18 o0XvMaD+
何のリストかと思ったら、執筆の止まった作者か…

331:名無しさん@ピンキー
08/06/20 22:13:07 C89w9IUa
わろたw

332:名無しさん@ピンキー
08/06/21 21:08:01 rGYfs3bm
待ってるんだ・・・続刊を待ってるんだよ・・・

333:名無しさん@ピンキー
08/06/21 23:49:24 lPKL+5e/
俺は田村麻呂様の続きを待っている

334:名無しさん@ピンキー
08/06/23 04:03:08 XQlTu58y
兄貴のアメリカ話を待っている

335:名無しさん@ピンキー
08/06/23 04:29:42 sbF3Mj3V
挫折して帰ってきて部屋に閉じこもりがちになった兄貴を慰めようとする北村ですね?

336:名無しさん@ピンキー
08/06/23 06:55:57 XQlTu58y
そしたら隣のさくらの部屋から、幸太とさくらの「あは~ん、うふ~ん」な声が聞こえてきて
北村は発情した兄貴に襲われるんですね

337:名無しさん@ピンキー
08/06/24 00:28:22 bQKF9YyC
URLリンク(hiroka.koiwazurai.com)

338:名無しさん@ピンキー
08/06/24 12:38:10 gfXTVqJn
>>337

このスレはまったりしててよいね。
関連スレは……だし

339:名無しさん@ピンキー
08/06/27 00:58:30 pmorJtso
>>337
更新しとったのか乙

340:名無しさん@ピンキー
08/06/27 20:42:32 /Ra5lWnN
>>329
や、やめてぇー!!

たとえ続刊が五年先、十年先になっても惰性のように待ってるの。
色んな作者の作品待ってるの。だから、言わないでー!


この人たちのシリーズ以外にも、星界シリーズだって待ってるし、ダディ・フェイスだって待ってる。他にも一杯待ってるの!
だから、やめゆーなんて言わないでー!

341:名無しさん@ピンキー
08/06/28 00:38:45 LWdOY77n
やめてる

342:名無しさん@ピンキー
08/06/28 00:53:44 e3sJvYtJ
太宰治「人生やめゆー!」

343:名無しさん@ピンキー
08/06/28 03:40:30 zCwiBb79
DIO「人間やめゆー!」

344:名無しさん@ピンキー
08/06/28 12:53:34 N7oOAX3g
俺「着衣やめゆー!」

345:名無しさん@ピンキー
08/06/28 22:00:09 PFsYgmIe
>>344
裸族乙

346:名無しさん@ピンキー
08/06/29 04:21:35 /7CkZQwY
8巻はいつ頃でるんだろ

347:名無しさん@ピンキー
08/06/29 07:15:48 hw1X4gcZ
8月10日予定

348:名無しさん@ピンキー
08/06/29 19:25:43 qDi3G8eM
8巻ではばかちー大暴れの予感。

349:名無しさん@ピンキー
08/06/29 19:29:58 hw1X4gcZ
でも報われない予感

350:名無しさん@ピンキー
08/06/29 19:45:03 /7CkZQwY
ばかちーは竜児のことが好きでおk?

351:名無しさん@ピンキー
08/06/29 19:51:06 hw1X4gcZ
興味はありそうだけど好きって感じじゃないような気がする
表には出さないだけかもしらんが内面描写もないしな

352:名無しさん@ピンキー
08/06/29 20:21:46 qDi3G8eM
いやいや。7巻ラストでのあの涙をなんと心得る。

353:名無しさん@ピンキー
08/06/29 20:22:06 qDi3G8eM
ごめ、6巻。

354:名無しさん@ピンキー
08/06/29 21:40:59 u6a6yrj5
とりあえずまとめると
竜児→みのり
    (虎?)
虎→裸属
  竜児
みのりん→竜児(?)
ばかちー→竜児(?)
裸属→兄貴
ってことでおk?

355:名無しさん@ピンキー
08/06/29 22:19:00 fDydBDUz
恋愛感情か、友情かは判らないが
ばかちーが一番一緒に居たい相手=竜児でおkのはず


まとめブログに収録されていたので今更報告するが
>>147はどこぞの2chブログで紹介されていた話を改変したもの。
よし!皆もソープに逝け!

356:ミラーの”管理”人
08/06/30 00:15:59 JkpG6KmL
>>355
知らなんだ。コピペの改変?ではなく?
>>147は収録外した方が良いですか?

357:名無しさん@ピンキー
08/06/30 00:17:42 khPrrfm2
>目が覚めたらまた11月20日の朝でありますように
これがオリジナルか

358:名無しさん@ピンキー
08/06/30 00:18:39 phjD+nhj
>>354
スピンオフのラストは裸属と兄貴両思い的に書かれていたぞ

359:147
08/06/30 00:50:18 fyyZb9KK
随分前の話なので改変元の事を詳しくは覚えていないが
俺の悲惨なソープ初体験実話みたいな書き方だった気がする。

「改変ネタ! はっ、キミには失望したよ!」とでも突っ込まれたら削除、
そうでないなら放置ぐらいで宜しいかと

360:名無しさん@ピンキー
08/06/30 01:10:26 2y5gM17u
>>358
こらこらw
未読の人もいるんだよん

361:名無しさん@ピンキー
08/06/30 01:12:37 2y5gM17u
と思ったけど、よく考えれば別に良いんだった
失礼

362:名無しさん@ピンキー
08/06/30 20:49:37 JOwkF9xA
URLリンク(vipwin.ddo.jp)
URLリンク(vipwin.ddo.jp)

363:名無しさん@ピンキー
08/06/30 21:27:30 OIgwgCcy
>>362
それなに?

364:ミラーの”管理”人
08/06/30 21:38:06 JkpG6KmL
>>359あるいは>>147
むしろ消す理由とか無いんデスヨ。
コピペ改変であっても面白かったし。と、いうかよくぞ見つけたww

と、言うわけで現状キープで行っときます、ミラーの方は。

365:名無しさん@ピンキー
08/06/30 22:35:45 PKHZhNf/
>>362
なんぞこれ?(物凄く欲しry

366:名無しさん@ピンキー
08/07/01 00:03:09 Xxig5ovR
>>362
まさに犬飼ですね


367:名無しさん@ピンキー
08/07/01 00:09:36 lYb3BGYI
あまとうシリーズ(笑)

368:名無しさん@ピンキー
08/07/01 22:22:06 VOxp0EqD
俺は>>362のリンクをクリックし,うpされた画像をダウンロードした。
くそっ,エロ画像はどこだっ!
とそこで,ベッドの上に仁王立ちになっている茶髪娘を見つけた。
彼女は叫んだ「問答無用!」
俺にはこんな丸顔の茶髪女は知り合いにいないのだが……って大河?

そんな馬鹿な,彼女は卵形の顔をしていたし,薔薇色の肌だった。
そして二重で勝気なグラデーションの掛かったワインレッドの瞳を持っているんだ。
しかしそれは間違いなく大河だった。
顔と体型はボコボコにいじられ独自の解釈で再構成されていて,胸は膨らんでいる。
パンツは腿の付け根から丸出しであり,頭身もこじか並にしか表現されていない。

369:名無しさん@ピンキー
08/07/01 22:24:26 Q8GG90J6
>>368
異次元騎士カズマに大河を当てはめるのはやめろ
トラウマが蘇る・・・トラウマがああああああああああああああああああああああああああああああああ


アニメマダー?

370:名無しさん@ピンキー
08/07/01 23:22:31 lYb3BGYI
アニメはマダーだよ

371:名無しさん@ピンキー
08/07/01 23:36:39 KXWp1jFD
異次元騎士カズマのぶん投げっぷりは凄かった。とらドラで言えば七巻でゆゆぽが飽きて放置ってところ

八巻マダー?

372:名無しさん@ピンキー
08/07/02 00:03:53 EnaDiqQi
 大河より先に出来た。
 だから、伊欧とのラブラブえっちを・・・・。
 ということで、特殊な√

 竜児×伊欧

 諸注意
 和姦でなおかつ青姦

『ふわふわな灯り』1/8

 混雑してきた道から少し離れて伊欧の到着を待った。俺は電柱のライトの明かりを頼りに腕時計を
見て息を吐いた。周囲を見回すが誰もいない。もしかして隠れてるんじゃなかろうか。しかし、近くの
酒屋さんや生花店を探したりしても、見つけることが出来なかった。
「まさか……すっぽかされた?」
 俺は不安になって腕時計を再度確認する。さっきからまだ五分として経っていない。集合時間から
すでに一時間が経過しているのに、伊欧の姿はどこにも見られなかった。
「帰ろうかな」
 俺はなんとなく、だれか居るような気がして嘘を吐いてみた。すると、
 ―ガサゴソ
 酒屋さんのダンボールが動くではないか。良く見るとしかも、ダンボールにはのぞき穴がある。
 俺はため息を吐いた。今回は、呆れたときのため息だ。
「伊欧、なんでそこに隠れてるんだよ」
 ビクッとダンボール箱が揺れた。そののぞき穴は恐る恐る周囲を確認すると、持ち上げられて
中から人が出てきた。中にはもちろん、浴衣に身を包んだ伊欧が居た。伊欧はダンボールを後ろに
投げ捨てると、テレながら言った。
「だって浴衣初めてだから」
 そんなモジモジされては、追求が出来るわけないじゃないか。今すぐ抱きしめたい衝動がふつふつ
と沸いてきた。
「心配したんだからな」
「……ありがとう」
 まさかここまで素直になるとは。一年前の苦労が蘇るが、それはまた別の話だ。
 俺はなにも言わず伊欧の左手を右手で掴んだ。彼女のぬくもりがゆっくり伝わってくる。
「まったく」
 伊欧も指を絡めて遊んできた。手の平と手の平を重ね合わせたり離したりして、しばらく
確かめ合った。しばらくすると、身体全体が温まってきて、手が汗だらけになる。まだまだ
夏本番で、夜の蒸し暑さが俺たちを襲った。
 俺はキスしたくなって、伊欧を目の前に抱き寄せた。

373:名無しさん@ピンキー
08/07/02 00:05:56 oIOuK6H1
2/8
「あ、あついな」
「でも、こういうのも良いかも」
 伊欧のうるうるした目にドキッとしてしまう。普段の鋭い目とのギャップに俺はどうやら惚れてしまったようだった。
「キ、キスしたい」
 伊欧は長い髪をさらさらて上へ顔を押し上げた。顔と顔とが急接近して互いの熱量が
直に当たっていく。俺は当然のことで、静寂を破って口と口をつき合わせた。
「うむ……ん」
 伊欧は目をつぶったまま動かない。俺はじっとそこから動かず、伊欧に与えるようにキスをした。
 そっと離れて俺たちは横になららぶ。もちろん、手を離さずに。
 二人で空を見上げた。木の高さぐらいの立派な鳥居がある。真っ赤になって、ライトの
灯りにぼうっと浮かび上がっている。なんとも幻想的な光景だった。
 俺たちはなにも言わずに、鳥居をくぐり抜けた。不思議な安堵感が俺たちを包み込んだ
感じがする。伊欧も目をしばらくパッチリさせて、呆けていた。
 二人はぎゅっと手を握り締めあった。行こう、と目配せする。彼女はただしずかに頷いた。
 いつの間にか不思議な集中力はあっという間に切れていて、太鼓の音や鈴の音、祭り
独特の音楽が遠くから聞こえてきた。わいわいがやがやと、小さな子供たちが走り回っていく。
「なにから食べようかな」
 綿あめ、焼きイカ、たこ焼き、お好み焼き、大判焼き……etc 目移りするほど美味しそうな
食べ物が視界いっぱいに売られている。小さな神社だと侮るなかれ、この祭りは古代から
続くもので、祭りの規模は大きい。そして、真剣さがある。当初決めてた綿あめも捨てが
たいし、露天のたこ焼きもまた良い。俺もなんだか迷ってきていた。自然に口の中でよだれがいっぱいになる。
「……綿あめにする」
「うん、そうだな」
 お金を払って買い上げた。
「ちょっとあのベンチをとっておいてくれ。ほかにも食べたくなったし、選んで買ってくる」
 瞳を輝かせた伊欧を見て安心した。三ヶ月前に誘ってよかったと思う。仲直りのために
いろいろ大変んだったけど。
「はい、待ってます」
 俺はとりあえず、買えるだけ買っといた。金魚掬いは食べて少し休んだあと行こうかな、と思っている。


374:名無しさん@ピンキー
08/07/02 00:07:56 oIOuK6H1
3/8
「たくさん買ってきたよ」
 伊欧に沢山袋を見せる。手の下からは、香ばしい匂いが充満していく。
 俺は彼女の横に腰を下ろした。
「竜児ありがとう」
「いいえ、どういたしまして」
 さっそく綿あめの袋から開けてみた。手で取るとベタベタしてしまうので、そのままぱくりと
口に含んだ。口の中で溶けていく感覚が溢れる。甘い匂いと味が口に充満した。
 美味しい。旨い。甘い。
 もうひとつパクリと食べる。だめだ、癖になりそうだ。
「ね、ねえ竜児。キス……しよう」
 伊欧はなにを思ったのか、綿あめを大きく口に含んで目を瞑った。じっとしてそんまま
動かない。こ、これはちょっと……と思うが、どうやらやるしかない。彼女は急かすように服を引っ張った。
 俺は彼女の両肩を掴んで大きな口を開けて綿あめをぱくりとする。どうせならポッキーが
良かったと愚痴りながら。
「はむ、はむ……んぅ」
 甘い粘液が口内に広がっていく。唇と唇が触れ合って癖になりそうな感触を味わった。
これはやばい。ムラムラしてくる。さらに伊欧は舌まで入れてきて、しかたなく俺は舌で応戦して受け入れた。
 俺は慌てて伊欧を悲しませないように、ゆっくりと彼女身体を離した。このままじゃあそのまま突入だった。
 伊欧はどこか期待した目で視てたが、答えが分かったようで、少しむくれた。
「りゅ、竜児……ひどい」
 泣いた振りまでしてくれるのは嬉しいが、せめてもうちょっと人の往来がないところで言って欲しかった。俺だって恥ずかしい。
「ここじゃなく……あとでな」
「やった!」
 伊欧は子供のようにはしゃいで喜んだ。さっそく買ってきたヤキイカとかを食べ始める。
 俺も焼きそばを手に取って、食べ始めた。
「まあまあでも、うまいなあ」
 この微妙加減。旨いとはっきりいえないけど、癖になる味。マクドのポテトを懲りずに食べる
感じで、ついにまた食べたくなってしまうのだ。ソースが足りない。その足りない感じもまた
絶妙で、お代わりをしたくなってしまう。でもさすがに伊欧の前では恥ずかしいから、買いに行くのはやめた。


375:名無しさん@ピンキー
08/07/02 00:09:56 oIOuK6H1
4/8
 伊欧も夢中になって食べている。じっと見てると恥ずかしそうにそっぽを向いてしまった。
 ―ゴト
「ん?」
 なんか音がしたので伊欧の方を見た。
「ハンマー? ……五寸釘? み、みんなの名前!?」
「え、あ……えへへへ。な、なんにもないんだからねええええ」
 伊欧は慌ててハンマーと五寸釘と名前入りの藁人形をゴスロリのぽっけに突っ込んだ。
「ま、まだ魔術とかやってるのか?」
「も、もちろんよおおおおお」
 分かりやすい冷や汗が彼女の頬を伝っていった。でも、これ以上追求しても仕方が無い
ような気がした。そうだ、見なかったことにすればいい!
「……金魚掬い行こうか」
「そ、そうね。生贄も必要だし。って、なに言わすんのよぉぉぉぉおおおお」
「自分で突っ込むなよ」
 ごみはちゃんと捨て、俺は汚れが座った場所に無いのを確認したあと、彼女の手を取って
金魚掬いの屋台へ向かった。
 生気の無いおっさんが、ぼーっとイスに座って客を流している。何人もの子供が挑戦を
繰り返すが、なにも取れないようでおじさんはあらかじめ用意してあった袋に入れられた
金魚を渡していた。どうやら見込みの無い客ばっか相手してやる気を失ってしまったらしい。
「おじさん、俺たちもやるよ」
 お金を渡してさっそく挑戦したみた。
 金魚がポイを通り抜けて交わしていく。
「えいっ!」
 一匹捕まえたのは良いが、もうポイは使えなくなってしまった。
「まあまあだね、にいちゃん。」
「どうも」
 伊欧の方を見ると、彼女はまだ睨めっこしていた。すこし、様子が可笑しい。なにかの
呪文をぶつぶつ言ってる声がする。
「おい……どうかしたか?」
「てやああああああ」
 ズバズバズバッ
 華麗に五匹の金魚がおわんに自ら入って行く。
「な、なにいい!?」
 しかし、途中でポイがなにもしてないのに破けてしまった。
 一同に沈黙が訪れたのは言うまでもない。


376:名無しさん@ピンキー
08/07/02 00:11:57 oIOuK6H1
5/8
「アッハッハッハッハ。やるな嬢ちゃん。見事だ」
 そう言って袋にさきほどの五匹を入れて伊欧に渡した。
「ほれ。良いもの見させてもらった」
 え、突っ込みはそれだけ? と視線を送るがおじさんは無視した。
「ほら、そこの彼氏もさっさとあっち行け」
「あ、ああ」
 少し離れて伊欧に小さな声で聞いてみた。
「ちょっとしたハンドパワーよ」
 もうなにも言うまい。
 話してるうちに本殿が近くなってきた。本殿から長い列があり、お参りにはまだまだ時間がかかりそうである。
 ガヤガヤと話し声の渦に巻き込まれながら、ちょっと遠巻きに人の群れを見た。良くて30分。でも、
こういうときくらいゆっくり参拝したいと思う。
 伊欧はどこか退屈そうにそれを眺めている。
「どっか良い場所探しましょうよ」
「……そうだな」
 本殿の列から離れて、林の奥へ歩き進める。次第に人の話し声が耳を澄ませなければ聞こえなく
なっていた。無縁の静寂が広がっていく。俺たちは奥の静けさと前方の騒がしさの中間に立っていた。
 しばらく立ち呆けて様子を見ていたが、人の往来は確認出来なかった。
 薄暗さ。屋台やスポットライトから漏れてくる明かりがぼうっと俺たちを包んでいるような気がした。
それとは対象的に、心臓はドキドキしてきた。
 ふわふわな灯りに促され、自然に俺たちは向き合っていた。
「しよ……か」
「うん、竜児」
 伊欧は目をつぶって口元を上げる。俺はそれに合わせて正面から覗き込むようにキスをする。
 ―チュッ
 まずは軽いキスから。ぷにぷにとした感触。
 それは時間が止まってるような不思議な感覚だった。話し声が急激にやんで、柔らかい闇が俺たちを
包んでいる気がした。
 そこからディープキスを促していく。
「ん……んむくちゃ」


377:名無しさん@ピンキー
08/07/02 00:13:56 oIOuK6H1
6/8
 互いに口を開けてそこからすこしずつ舌を入れていく。最初は舌と舌が出会いを果たして、しばらく
舐めあった。そのあと、顔をぐっと近づけて口と口の隙間を埋めて口の奥へ舌を入れた。まずは俺が
優勢で彼女の口の中をクチュクチュと混ぜていく。
「はむ……んん」
 舌と舌を絡ませあい、体温を唾液で伝えていく。暖かい。もっと欲しい。
 ぎゅっと伊欧に掴まれて、俺も掴み返した。浴衣とゴスロリ越しに伝わる体温が、俺をどきどきさせた。
 ディープキスを終えて、額と額を重ね合わせる。互いに自然な笑みをもらした。
 彼女のゴスロリ服を手までおろして、おっぱいを露出させた。少し赤く染まった肌が黒い服と微妙に
合わさって、神秘的な感じがした。
 俺は左手で抱き寄せたまま、まずは軽く包むようにふくらみに右手を置いた。突起物が手の平
にあたってなんとも歯がゆい。
 最初は包み込むようにゆっくりと揉んでいく。
「ふぅ……ん」
 途中でキスを混ぜながら、ゆっくりと。頃合を見計らって、だんだんと動きを加速させていった。
「はうん」
 乳首を指で掴んできゅっと軽く押しつぶす。
「あう……ん!? んはあ……」
 薄暗くてあまり見えないが、伊欧の顔は真っ赤になっていた。
 次は指先でくすぐるように擦ったあと、軽く引っ掛けてはじいた。
「あ……」
 吐息がしだいに媚びていく。首筋にかかる息はどこか熱さを帯びていた。
 俺はひざを折り、乳首に吸い付いた。硬くなった先端を舌で嘗め回す。
「あはぁああん……だめ、うんん」
 我慢しきれなくなったのか、足をもじもじ擦り合わせ始めた。
 俺はそっと左手を浴衣の中へ入れて、秘所をなで上げる。湿ったあそこにぶちあたり、俺はますます興奮した。
 焦らすように割れ目をなぞっていく。


378:名無しさん@ピンキー
08/07/02 00:15:57 oIOuK6H1
7/8
「ああ、ん。……だめ、焦らすのはやめてえええ」
 彼女は力を抜いて倒れてきた。どうやら軽くイッってしまったらしい。
「はあああ。はああああ、ふうう」
 伊欧は必死に息を整えている。
 でも俺はそのままやめずに彼女を木に倒した。
 ゴスロリのスカートの億から下着が見える。俺はそこに手を突っ込んでパンティをずらして
脱がした。片足に引っ掛けてちょっと遊ぶ。
「も、もうだいじょうぶ」
 甘い声で鳴く伊欧に俺はますますいきりたった。
 しかも、大胆にM字に足を広げて首に両手を引っ掛けてきた。首が手に引っ張られて彼女にキスを
強引に奪われる。俺は勢いに負けて口の中を征服された。
「ふふ。はやくいれてええええ」
 伊欧に促され俺は彼女の中へ挿入する。
「ひああああん、ひゃああ……あぅああん」
 ―グチュリ
 肉棒は根元までいき、女の中をねじりまわす。締め付ける感じに一瞬フラッシュバックするが、なんとか堪えた。
 そのまま腰を前後に動かして、彼女をくねらせる。濡れそぼった肉壁が、俺の剛直を圧迫した。
「あ、ひいい。だめえ、んんん!」
 秘裂からは中から掻き出された愛液があふれ出ていた。
 蜜壷に浸る剛直にそろそろ限界が近い。
 ピストン運動に全体の力をかけていく。
「うひゃああ、うふあああああ」
 何度も何度も嬌声を上げていく。
 俺はそのたびにボルテージが上がった。
「あああ、ううん。ふくぁわあわわわわ」
 腰へ捻りまわし、彼女は何度も甘く鳴いた。彼女にもすでに限界が来てる。
「う、そろそろ」
「だ、だしてええええええ。あふ、ああああああああああああ」
 伊欧の其処が潮を吹く。


379:名無しさん@ピンキー
08/07/02 00:17:57 oIOuK6H1
8/8
 つられて俺も剛直からパワーを吐き出した。
 ―ドピュッドピュッどぴゅるるるる
「くう……」
「あはああはああ、はあああ」
 伊欧の中へ出せるところまで注ぎ込んだ。
 覆いかぶさるようにして伊欧を抱いた。
「ふぅー、ふぅー。とりあえず、終わったな」
「ふうんん。いっぱい中に入ってる」
 満足そうに彼女は言った。
 しばらく呆けたあと立ち上がり、時刻を確認する。
「もうだいぶ夜遅くになったな」
「はううう。あとでお風呂でさっぱりしよう」
 人の賑わいもだいぶ少なくなったようで、もう参拝はスムーズにいくかもしれない。
「じゃあ、お参りしよっか」
「うん」
 伊欧の手を引き、人通りに出た。とおりはすでに大人たちだけがぽつぽつと居るぐらいで、もう
子供たちは見かけない。境内の方を遠見すると、もうほとんど人は居なかった。
「だいぶ空いちゃった……どうかな?」
「さっさと済ませるか」
「うん」
 普通の鳥居を過ぎて、本殿に着く。俺はお金を投げ入れると、彼女も投げ入れた。
 ―からんからん
 気持ち良い、しかし不思議な音が境内に響く。
 ―パンパン! パン!
 神様に思いを伝えるために、拍子を打つ。
 手を合わせて俺は祈った。
 一瞬、店の方の人の話し声が遠のく感覚があった以外はなにもなかった。でも、なんだか満たされた
気分になってた。
 目を開けると、伊欧は暇そうにきょろきょろ見てる。
「もうおわった?」
「ばっちりよ」
 彼女の自信満々な顔を見ると、聞かなくてもよさそうだった。もちろん、聞きたくても質問はしないけど。
「さあ、いこうよ。……あ、今日は竜児の家だっけ?」
「そうだぜ、美味しいものたらふく食わせてやるからな」
「やったああ」
 ふと、後ろを向くが、だれもいなかった。でも、不安というよりは安心感があった気がする。
「なにやってんの、はやく行こうよ~」
 ジタバタしてる伊欧がすこし可笑しかった。
「あ、こら」
 俺は伊欧を追いかけた。もう放さないように。これからが始まりであるように。    END


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