【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B6Fat EROPARO【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B6F - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト450:汝、蛇なりや 1/9 08/04/28 20:38:55 pRu73In/ 1. 夕刻、宿屋2階の大部屋の戸が開き、メモらしきものを握り締めたブシドーの少女がずかずかと入ってきた。 ダークハンターを捕えたのは、またぞろ面倒ごとをしょいこんできやがった、という予感だった。 「みな、仕事だ。場所の指定あり。今晩23時大公宮。行ける者は居るか」 行ける者もなにも、今部屋にいるのはダークハンター一人だ。ブシドーは室内を見渡し、得たりや応、と頷くや、 「では、拙者とお主だな」 硬い口調に合わない澄んだ声で宣言した。 案の定、これだった。言うべきことはなくなった、そんな様子で部屋を出て行こうとするブシドーを、ダークハンターは慌てて 引き止めなければならなかった。 「ちょいとまてや。どんな仕事なのかくらい聞かせろ」 ブシドーはキョトンとして小首を傾げた。 そうした仕草だけなら、同年代の愛らしい少女達と大差はない。 「知らぬ。行かば答える、とのことであった」 頭を抱えたくなる。 仕草はともかく、己の才覚ひとつで生き抜かなければならない冒険者が、本当に無防備な少女そのものであってはならなかった。 「おまえな、そりゃどう考えてもヤバイ仕事だろう。しかもなんだって? 場所が……」 「大公宮だ」 「それぐれえ聴いてたよ! いいか、その時間、その場所でしか話せない依頼だぞ。お天道様の下で言えねえような仕事だ。 わざわざ俺達が受けてやる必要がどこにあった?」 ブシドーは不思議なものを観察する目でダークハンターを覗き込んだ。 どうして眼前の男がそんなことを云うのか、芯から図りかねている感があった。 「依頼主は、大層困っておるとの事であった」 うん、それで。と先を促す。 「……」 「……」 次の言葉はいつまでたってもやってこなかった。 「……で?」 しかたなく、水を向けてやる。 「なので、受けた」 瞬間、怒りがダークハンターの胸を押し上げた。それは喉元で言葉に形を変えた。 「アタマん中まで刀か、テメエは!」 信じがたい人の好さだった。 このような女が、公国においても指折りの戦士であることなど、悪い冗談にしか思えない。 さすがに気色ばんで、ブシドーが答える。 「む。刀を頭に刺しては、拙者は死んでしまうではないか。さすがの拙者もそれはちと困るぞ」 「馬鹿だ、お前はやっぱり馬鹿だ!」 もうこれ以上はやっていられない。 ギルドを辞めよう。 このギルドに入ってから何度目かの、そして今度こそ本当になりそうな決意を、ダークハンターは心の奥底で固めた。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch