強制女性化小説ない?Part34at EROPARO
強制女性化小説ない?Part34 - 暇つぶし2ch700:名無しさん@ピンキー
08/07/14 07:32:51 //cbogi+
('A`)

701:【僕オマエ】作者
08/07/14 12:47:53 QbR/qLav
>>689

あとちょっと。

702:名無しさん@ピンキー
08/07/14 20:26:09 SleZfCzB
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・) wktk
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +

703:名無しさん@ピンキー
08/07/14 20:43:09 ejPWceui
久々に良いニュースだ
ワクテカして待っています

704:名無しさん@ピンキー
08/07/14 20:57:59 aBo/9CHY
中嶋~

705:白魔術師団長
08/07/14 21:10:59 hvi/em+E
ネイルは、目覚めると多くの反乱軍の魔術師達に囲まれていたるのに気がついた。

「お目覚めかな?若き白魔術師団長くん」
隙だらけの元同僚を前に、ゲマは勝ち誇ったようにパイプをふかした。

「くッ…結界は…守護兵はどうした…!」

「あんな古めかしい結界など部屋の前に張っていてもむだだよ。私の発見した新たな黒魔術の威力を試す良い機会に過ぎなかったのだからね。そうそう、兵士は…
まあ、後のお楽しみにしてくれ」

2日前に国王が急逝去してから、ネイルは城内の不穏な空気を感じ取っていた。
案の定、国王の遺体から黒魔術の痕跡を見つけた頃にはもう王国黒魔術師団の反乱の火はあがっていた。ネイルを長とする白魔術師団がそれに応戦をしたが、敵方の圧倒的な力にどんどん押され、いまに至る。

ネイルはこの困難な状況から如何にして脱出するかを考えた。
「アクラム!」瞬間移動の呪文を唱えられてもゲマはうすら笑いをやめない。
「なっ…」

「どうだ、ネイル君、この結界のなかでは白魔術は全くの無となるのだ。そして君が白魔術以外まともに使えないことも調査済みだ………ふふ、殺せ?何をもったいないことを。殺しはせん。さぁ、ショータイムだ」

ゲマの言葉と共に魔術師たちがネイルのまわりに魔方陣をつくった

706:白魔術師団長
08/07/14 21:31:59 hvi/em+E
「くぁッ…」

黒い光のなかで、ネイルはゆっくりと自分のからだが変容していくのがわかった。
まず体の各部分、特に肌が異常なほど敏感になっていき、さらに大理石のように白く艶やかなものへと変わった。
体毛が薄くなってほとんど姿を消し、ぞくっという感覚とともに、屈強なはずの自分のからだから筋肉が徐々に消え去り、さらに、骨格もまた小さくか弱いものへと変わっていった。
さらに黒い光は臀部と胸、秘所に集中した。
臀部は丸く、上向きにくいっとあがり、胸は思春期を迎えたばかりの少女のようにうっすらと膨らみ、乳首はピンク色に染まっていった。さらには、彼の「男性」はしぼんで姿を消し、ほとんど毛のないすじが浮かび上がってきた。
黒い光がすっかり消えたとき、彼は立っているのもつらくなり、ベッドに倒れてしまった。



707:白魔術師団長
08/07/14 21:55:04 hvi/em+E
ゲマは高笑いした。「どうだ、その姿、気に入ってくれるといいんだが。」

「その姿…?」ネイルは自分の体を見て、一気に赤面した。そして胸に手を伸ばし、乳首を触ってしまった。
「あぁッッ…」ネイルは痺れてしまった。信じられなかった。ネイルは理解した。自分の体の異変を

「13、14歳ほどの美少女のからだはどうだ?いまからおまえを監禁の塔へ連れて行く。まあ好きなだけ抵抗するがいい!!」

屈強な二人の兵士がネイルを取り押さえようと襲いかかる

ネイルはその華奢で柔らかな体で精一杯抵抗するが兵士達は「それでいっぱいいっぱいなのかな?」「ほーら、腕つかんじゃうよー」と終始ネイルの「少女」をあざけりながら塔へと運んだ

ネイルは自分の非力さを思い知り、自分の少女の香りに興奮してしまった。

ネイルはローブと未発達の胸が擦れるたびに感じてしまった。

708:名無しさん@ピンキー
08/07/14 23:24:32 +3iMr5M9
>>705-707
乙、頑張れ。君の孤軍奮闘にエールを贈る。

709:名無しさん@ピンキー
08/07/15 10:52:19 JC+M6xN8


710:名無しさん@ピンキー
08/07/15 17:21:42 fJzoW4ak
乙です

711:名無しさん@ピンキー
08/07/17 02:46:05 AONUd3Br
ss書いててふと思ったんだ。

ss内で描いている出来事を、その時系列に合わせて
複数の人間の視点で並列して公開できたら
面白いんじゃないかと…。

同じストーリーのssを複数の人間の視点から描いたものを
ここと他スレに同時に投下しても大丈夫だろうか?

712:名無しさん@ピンキー
08/07/17 02:53:45 p0rHfC3M
他スレのを見るとは限らないことを承知の上でなら

713:名無しさん@ピンキー
08/07/17 04:14:08 AONUd3Br
ありがとうございます。
数日中には投下できると思います。

714:名無しさん@ピンキー
08/07/17 07:28:03 1buQUd99
ブギーポップと似たような手法ですな。

715:名無しさん@ピンキー
08/07/17 12:47:37 TEpIG/2O
『なぎさボーイ』『多恵子ガール』みたいなものかな?

……と思った私は確実に頭が古い。

716:名無しさん@ピンキー
08/07/17 22:08:04 EZLL6P2H
( ゚д゚ )

717:名無しさん@ピンキー
08/07/18 23:53:03 bOUpGuqr
713です。
書いていたssのサイズをtxt形式に変換して計ってみたところ
ディスク上のサイズで64Kを超えていました。
投下したら最後の最後で途切れそうなのですが、
気にせず投下した方がいいですかね。

ただ、まだいろいろ調整したいんで、投下にはもう少し掛かるんですが…。

718:名無しさん@ピンキー
08/07/19 00:38:02 8HbcpoTT
キリのいいところで二つに分けて投下する。
前編をこのスレ、後編を次スレとか。
このスレの残った容量は、誰かが短編もしくは
連載中の一遍を投下してくれると信じて待つ。

というのはどうでしょ?

719:717
08/07/19 03:16:28 t1zaz/h8
>>718
そうですね。
そうさせていただきます。

720:名無しさん@ピンキー
08/07/19 08:05:57 F6FL3+Gh
wktk

721:名無しさん@ピンキー
08/07/19 21:04:53 a9EYI1l7
>>713
期待してませんから十分時間かけてください。
1年でも2年でも。

722: ◆g7GufJxh4s
08/07/20 01:28:08 E7LOJNzn
713です。
準備が整いました。
投下します。

723:エルマ
08/07/20 01:31:25 E7LOJNzn
妹が攫われた。
ひと月とすこしの後、俺は準備を整え、山に入った。

昔から子供に聞かせるおとぎ話のひとつに、山の悪魔についての話がある。
曰く、山には城があり、悪魔が棲んでいる。
曰く、親のいうこと聞かないわるい子は悪魔にさらわれる。
曰く、さらわれた子は二度と戻らない。

町では年に一度、人が行方不明になる。
痕跡はなく、二度と戻らず、遺体も出ず、
本人が準備をしていた様子もないので自らの意志による失踪でもないとされた。
人々はおとぎ話に照らし合わせて噂する。
「彼らは攫われた」、「攫ったのは悪魔である」と。

俺は町の治安を維持する仕事をしている。
だからこの「行方不明」は何なのか知っている。
犯人は山中の城に棲むという悪魔だ。

いつのころなのか、大昔に山に悪魔が住み着いた。
悪魔の食糧は人間だ。
悪魔は人を誑かし、弄び、堕とし、心を喰う。
悪魔の力は強大で、町の者は誰も手を出せない。
そこで、昔の人は考えた。
悪魔とある契約を交わすことにしたのだ。
古い文献によると、契約の内容は以下の通り。
1つ、互いに不可侵とする。
1つ、悪魔は外敵から町を守る。
1つ、悪魔は、毎年1人、町から攫ってもよい。
町は契約を結ぶことで、被害を最小限かつ明確にしようとした。
外敵に関しての文言はおまけみたいなものなのだとか。
そして町の住民には契約の内容も存在も、それどころか悪魔の存在も秘密にされた。
混乱を避けるためだ。

だが、それも長い年月を経た昔のこと。
今では、契約の存在は確認できるが、本当に山に悪魔がいるのか、誰も知らない。
ただ、年に1人、人がいなくなり、
そのたびに悪魔の存在がまことしやかに噂されるだけ。


724: ◆g7GufJxh4s
08/07/20 01:33:11 E7LOJNzn
あ…
題名、間違えました。
正しくは『アルマ』です。
すみません。

725:アルマ
08/07/20 01:34:39 E7LOJNzn
親を失った俺達兄妹は、互いにたった一人の家族だった。
俺は早くに剣の腕を認められ、町の警備の仕事を得た。
妹は学問に才能があるらしく、生活は俺が支え、妹は学校へ行かせていた。
決して楽ではなかったが、つらくはなかった。

そのころの俺は妹の成長に尽くすことが生き甲斐で、
そのために生きていると言ってもよかった。

それなのに……攫われた…。
俺は準備を整え、山に入った。


726:アルマ
08/07/20 01:35:40 E7LOJNzn
まともな人間ならば山には入らない。
山に入った人間は、二度と戻らなかったとされているからだ。
だから、城の位置も、城が本当にあるのかも、悪魔が本当にいるのかも、誰も知らない。
山に入ろうとする人間がいないのか、本当に帰ってこないのか、それとも…?

夢を見た。
妹は、悪魔に囚われていて、そして、まだ生きている。
俺に必死に助けを求めていた。
俺も、妹を助けようと必死に手を伸ばすが、その手は決して届くことはなかった。
そんな夢を、何度も見た。
…絶対に妹を助けなくてはいけない。
俺の頭は、いつしかそのことでいっぱいになっていた。

だから、俺は山に入った。
噂やおとぎ話を信じて、誰も戻らない山に。


727:アルマ
08/07/20 01:37:47 E7LOJNzn
妹が消えてから、悪魔の存在を疑い、古い文献を調べ漁った。
そして、ほぼ確信を持つ頃には、
大体の城の位置は予測がついていた。
だが、本当に城など存在するのか不安だった。

しかし、それは在った。

山の頂を二つ越えた向こうに、城が見えた。
決して壮大な城ではないが、風格のある佇まいをしている。
その周囲は緑で彩られ、農園らしき土地が広がっていた。

…本当にあった。
あの城に悪魔がいるのだろうか。

城に近づくと、その土地は意外に広いことが分かった。
農園には野菜や果物が豊かに実り、夕暮れの日光を反射して美しく輝いていた。

「こんなところに立派な農園が…」
町からの人間はここには来ないはずだし、
この農園の主が町に作物を売りに来るということも考えづらい。

そして…
「こんなところに悪魔なんているんだろうか…」
そう思わざるを得ないほど平和な景色だった。


728:エルマ
08/07/20 01:39:51 E7LOJNzn
城の門は開け放たれていた。
門を潜り、建物の扉をたたいた。

すこしの間のあと、扉がゆっくりと開かれ、少女が現れた。
服装からして使用人らしいが…とても美しい。
思わず見とれてしまう。

「…どちら様ですか、ご用件をお伝えください。」
話しかけられてはっとする。
緊張感が足りない自分に少し苛立ちを覚えながら応えた。
「…私は町に住むアレンというものだ。攫われた妹を取り戻しにきた。妹を、エルマを返してくれ。」
簡潔に、本当に簡潔に用件を伝える。

だが、言ってから、不安になった。
本当にここに攫われたのか…?
本当はこの城は全くの無関係であり、先ほどまでの確信は俺の勘違いで、
ただの徒労に終わるのではないのかと。

少しの間の後、その使用人は応えた。
「…承りました。城主に伝えて参ります。中でしばしお待ちください。ご案内いたします。」
…どうやら間違いないらしい。
ということは城主が悪魔…ということか。

俺は別の使用人に応接室のような場所に案内された。
城の内装は控えめだが、質がよく、よく手入れされている。

…今日は城主と剣を交える覚悟で城へ来た。
魔術を行使されることも考え、魔術除けも十分揃えてきたつもりだ。
緊張が高まる。


729:アルマ
08/07/20 01:41:36 E7LOJNzn
しばらくすると、出迎えた使用人が現れた。
「お待たせしました。城主のもとへ案内いたします。」
いよいよだ…。

俺は玉座の間とでもいうべき部屋に案内された。
派手ではないがどこか威厳を感じさせる雰囲気。
その最も奥に、椅子に腰かけた人影がある。
俺は、その人物へ向かい、歩みを進めた。

それは二十歳前後の女性の姿をしていた。
体格は普通の女性と変わりないように見える。
白磁のような肌、端麗な顔立ちに、漆黒の髪を背中まで伸ばしている。
そして、遠くからでも吸い込まれそうな深紅の瞳。
およそ人間離れした雰囲気を醸し出しているが、
昔の文献にあるような、翼も、尻尾も確認できない。

あれが…悪魔なのか?

730:アルマ
08/07/20 01:44:21 E7LOJNzn
女性が口を開く。
「ようこそいらっしゃいました。
私はこの城の城主、クリスティナ・フォン・ルクレール。
どうぞクリスとお呼びください。たいしたおもてなしはできませんが、歓迎いたします。」
美しく、艶やかに、気品を感じさせる声だった。

俺は応える。
「ご歓迎ありがとうございます。
私は町に住むアレン・グラフと申すものです。
本日はある用があり参上しました。
…ひと月ほど前、我が妹エルマが失踪いたしました。
妹はこの城で世話になっているのではないかと考え、参上した次第です。
エルマは私の家族です。もしエルマがこの城にいるならば、
引き取らせて頂きたくお願い申し上げます。」

人攫いとはいえ、仮にも一城の城主だ。
できるだけ、礼儀を尽くして用件を伝える。

「私が、かつて町と交わした契約はご存知ですか。」
すこし低いトーンでクリスが尋ねる。
「…承知しております。」
俺は、淀みなく応えた。

しばしの沈黙の後クリスはこらえきれないといった様子でクスクスと笑い、言った。
「気に入ったわ。
たまに攫われた人間を取り戻しに来る輩はいるけど、ここまで堂々とした人間はいなかった。」
急にクリスの口調が変わる。
「…でも、素直に返してあげたりはしない。」


731:アルマ
08/07/20 01:45:57 E7LOJNzn
…そうか。

それを聞いて俺は剣を抜いた。
彼女の発言から、推測してここにエルマがいるのはほぼ間違いない。
目前の悪魔を倒すため、跳躍し、飛び掛かる。
彼女が降参しないならこのまま倒して妹を探せばいい。
なにせ相手は恐ろしい悪魔だ。
悠長なことをしていては相手が何をしてくるかわからなし、手加減する必要もないだろう。
剣に手を添え、心臓を突きにかかる。
彼女はそれでも、にこにことした表情を崩さない。

…相手は無防備だ。
もう少しで届く…。
このまま倒してしまえるのか、と、そんな考えが頭をよぎった。
こんなにもあっさりと終わってしまうのか、と。

しかし、その直後、景色が吹き飛んだ。


732:アルマ
08/07/20 01:49:00 E7LOJNzn
…どうやら吹き飛ばされたらしい。
俺は見えない圧力で背後の壁に押し付けられ、ぎりぎりと締めあげられていた。
やや遠い所にクリスがいて、
そしてぼやけてよく見えないが、まるで彼女に黒い翼があるかのように見えた。
その姿は文献にあった姿とよく似ている。

…、なんだ…。魔術除け、役に立たないじゃないか…。

「いきなり、飛び掛かってくるなんて…、穏やかじゃないわね。」
先ほどより、凄みの増した声で、悪魔が近付いてくる。

苦しい…息ができない…。
このまま、殺されてしまうのか…?

体に空気が入ってこない。
頭に血が行き届かない。
徐々に、気が遠くなってゆく。

薄れる意識の中、クリスの声が聞こえた。
それは、とても恐ろしい声で…、よく聞こえなかったけど、多分こんなことを言っていた。

「ようこそ、悪魔の城へ…。歓迎してあげる…。」


733:アルマ
08/07/20 02:03:47 E7LOJNzn

気がつくと、別の部屋にいた。
どうやらベッドの上にいるらしい。
とりあえず部屋の様子をうかがう。

拘束されてはいないが武器の類は没収されたようだ。
もう夜なのか、窓からの光はなく、部屋には暗いオレンジ色の明かりがあるだけで、
薄暗かった。
ほかには椅子と机、姿見が見える。
だが、驚くべきことに、ドアがなかった。
確認すると、窓も格子が掛かっている。
…閉じ込められたか。

「お目覚めかしら?」
どこから入ったのか、眼前にクリスが現れた。
「うわぁっ!」
あまりに唐突だったので情けない声をあげてしまう。

「お加減はいかがかしら?
突然倒れられて…どうやらお疲れのご様子。
この城でしばらく体を休めるとよいでしょう。
粗末な部屋ですがどうかおくつろぎください。」

そう言い終わると、おかしくてたまらないといった様子でクスクスと笑い始めた。
当然この女の言うことは嘘だ。
彼女は面白い冗談でも言ったつもりなのだろう。
だが、とても笑えない。

734:アルマ
08/07/20 02:06:58 E7LOJNzn
「こ、ここは?」
「客人のためのお部屋、この城にいらっしゃった方々を"おもてなし"するお部屋ですわ。」
起きたての霞の掛かる頭を必死に回す。

ここは悪魔の城だ。
そして、一説には、その悪魔は淫魔だとも言う。
"おもてなし"と言えば客に快楽を与えて精なり何なりを吸うことを言うのだろう。
となれば、客とはさしずめ罠にかかった哀れな獲物か悪魔への生贄か。
そして俺は出口の見当たらない部屋に監禁されている。

と、クリスがクスクスと笑い始めた。
「そう、あなたは生贄。」
「!」
考えていることがわかるのだろうか。

「私の食事は他者の心。人間が何を考えているのかは大体予想がつくわ。」
クリスはねっとりとした視線をこちらに向ける。
その視線に、いやな汗が噴き出すのを感じた。
俺は…怯えている?

「悪魔に身を捧げるなんて、光栄なことなのよ?」
クリスがゆっくりと近づいてくる。


735:アルマ
08/07/20 02:13:21 E7LOJNzn
この女は悪魔だ。
この女が怪しげな術を使うことを考えると、何をされてもおかしくはない。
いったい俺に何をしようというか?
じっとりとした汗が背中を伝わる。

「ちょっと我慢してね。」
クリスの瞳が輝いたかと思ったら、体の自由が利かなくなっていた。
「か、体が…な、なにをした…?」
クリスはベッドに乗りかかり、にじり寄ってきた。

「あなたは、哀れな獲物…。」
クリスの体がすり寄ってくる。
女性特有のいい匂いがする。

「あなたは、ここで食べられちゃう運命なの…。」
食べるとは何をするのだろうか。
食べられるとどうなってしまうのだろうか。
俺の防衛本能が、これから起こる危機に対して必死に警鐘を鳴らしている。

「服が邪魔ね。?いてあげる。」
クリスが俺の体に手を伸ばす。
クリスの爪が服をなぞると、その部分の布が鋭利に切れてゆく。
きっと、俺の体をも簡単に切り裂くことができるのだろう。
刃物を突き付けられたような緊張感、恐怖。
だが、自らの体の上を走る彼女の細い指を眼で追うことしかできず、
そうこうしている間に全裸にされてしまった。

屈辱と恐怖に体が震えるが、それでも体を動かすことができない。


736:アルマ
08/07/20 02:17:44 E7LOJNzn
だが、ここで屈するわけにはいかない。
俺はエルマを助けに来たのだ。
なんとか逆転する機会を探さなくては…!

「ふふ、素敵な体ね…起たせてあげる。」
クリスはうっとりとした表情で舐めるような視線を投げ、
しなやかな手つきでいとおしそうに性器を撫でた。

「ううっ…や、やめろ…!」
今までの人生で感じたことのない感触に、この悪魔に屈しまいとする意志とは裏腹に、
俺の体は敏感に反応してしまう。
これが淫魔の力なのだろうか。

「いいわね…その恐怖、そしてあくまでも抵抗する意志。
この状況の中、まだ妹のことを助けるつもりでいる。」
嘲るように続ける。
「それを打ち砕いたとき、あなたの魂はどんなに美味なことか…!」

なんとでも言うがいい。
何をしようが思い通りにはさせない…!


737:名無しさん@ピンキー
08/07/20 02:19:33 cAoFkArX
GJなんだがとりあえずアルマなのかエルマなのかはっきりして欲しい
妹は「エルマ」でタイトルは「アルマ」でいいのか?

738: ◆g7GufJxh4s
08/07/20 02:21:53 E7LOJNzn
すみません。
その通りです。
タイトルは「アルマ」、妹は「エルマ」です。

739:アルマ
08/07/20 02:23:39 E7LOJNzn
「…でも残念。今宵あなたを食すのは私ではないわ。」
クリスは手を止めると意味ありげな表情を浮かべながらそう言った。

…どういうことだ?
クリスは淫魔で、今、俺を喰おうとしていたのはクリスではないのか?

クリスは闇に向かって呼びかける。
「…入っていらっしゃい。」
すると、一寸の間をおいて返事が返ってきた。
「…はい。」

聞き覚えのある声だった。
そして、声の主が姿を現す。
クリスの呼びかけに応え、闇から現れたのはとてもよく見知った人物だった。


740:アルマ
08/07/20 02:28:02 E7LOJNzn
そして、会いたくて、会いたくて、夢にまで見た人物。
数週間ぶりだが、見紛うはずがない。
「エルマ!?」
そう、エルマだ、間違いない。

間違いないが…、何かが違う。
雰囲気が変わった、とでもいえばよいのだろうか。
どこかおかしい。
エルマは俯いたままで、表情はよくわからない。

クリスが口を開く。
「感動の再会というやつかしら。それにしては片方があまりにも情けない姿だけど。」
クリスの言葉にはっとする。
驚きでそれどころではなかった思考に、急に恥ずかしさが込み上げてきた。
今、俺は全裸で、しかも励起中だ。

「さあ、エルマ、準備は整えてあげたわ。存分に召し上がれ。」
クリスはエルマに向かってそう言った。

…召し上がる?


741:アルマ
08/07/20 02:33:33 E7LOJNzn
クリスは向き直ると俺の耳元で囁く。
「エルマはね、ここで生まれ変わったのよ。」
いったい、何を言っているんだ…?
エルマは俯いたままだ。

クリスは続ける。
「変えてあげたのよ。悪魔に。」

なぜ、気付かなかったのか。
先ほどの違和感の正体がわかった。
白い衣装に身を包んだエルマには、蝙蝠のような翼と、先が楔形の細長い尻尾、尖った耳、
そして頭には山羊のような角が生えている。

顔こそエルマの顔だが、その姿はまさしく悪魔のものだった。

「うそ…、だろ…?」
まさか…、信じられない…。


742:アルマ
08/07/20 02:35:29 E7LOJNzn
わずかな静寂の後、消え入りそうな声でようやくエルマが口を開いた。
「…あ、あの…、わたし…」
俯いていて、よく見えなかった表情があらわになる。
熱にうなされたような、なにか苦痛に耐えているような表情。

「ほら、おいしそうでしょう。」
クリスが再び俺を撫でる。
「うあ…っ。」
ビクリと、体が反応する。
そして反応したのは俺だけではなかった…エルマも、だ。

「あっ、あぁ、だめ…。」
エルマは囈言のような、嬌声のような声をあげるとふわり、と近付いてきて、
あっという間に俺の唇はエルマの唇でふさがれた。

かぷり、と食むようなキス。
俺は、なにが起こったのかしばらく分からなかった。

「もう、よさそうね…。」
そう言うと、クリスは闇に消えた。


743:アルマ
08/07/20 02:46:23 E7LOJNzn
エルマとのキスは数十秒間続いた。
俺を支配した驚きは一瞬で、
そのあとは、ひたすら頭がぼんやりとする。
エルマの唇の感触と、クリスとはまた違ったエルマの香りに、
まるで意識が霧散してゆくような錯覚を覚える。

妹を抱いている。
そんな異常な事態だというのに、性的に昂る俺の体と精神。
…俺はどうかしてしまったのか…?
そんな風に思った。

…あむ…ちゅ…ちゅ…、ぷは…

唇が離れた時にエルマの瞳が見えた。
それはひどく紅く染まり、クリスのそれと同じ光を放っている。
エルマの手が俺の腿を撫でる。
しなやかな指が触れるたび、ぞくぞくとした感覚が全身を走る。

この女が俺の男の本能を刺激するのか、
悪魔と化した妹との倒錯した交わりに興奮しているのか、
俺の体は昂奮してゆく…。
鼓動が異様に早まり、息が苦しい。

「ごめんなさい…。お兄ちゃん、ごめんなさい。もう、私、駄目みたい。」
エルマは泣きそうな顔で謝罪の言葉を連ねる。

そして懇願した。
「お兄ちゃん、…ちょう…だい。」


744:アルマ
08/07/20 02:52:55 E7LOJNzn
そうして、エルマは仰向けで自由の利かない俺にゆっくりと跨り、腰を下ろし始めた。
だが、感触があったところで、その降下がぴたりと止まる。
エルマが着ている衣で、直接見ることはできないが、
おそらく彼女の性器と直接触れているのだろう…。

俺はというと、驚きと快感と混乱で、声も出ない。
なぜこんなことになってしまったのか…。

まだ迷いがあるのか、エルマはその体制でしばらく動かなかった。
しかし…。

「ごめん、なさい…。」
そう言うと、ついに俺を咥え込んだ。

745:アルマ
08/07/20 02:58:21 E7LOJNzn
「あがぁあああ、なんだ、これ!!」
挿入した直後に射精してしまった。
気持ち良くて射精してしまったのではない。
強制的に絞り出されたのだ。
まるで竜巻の中を舞う瓦礫のように、上に向かって吸い出されてゆく。
そして、終わらない。

エルマが俺の上で、上へ下へ動くたびにびゅうびゅうと吸われているのがわかる。
体から生命力が、あらゆるものが流れ出してゆくようだ。
もはやこれは性交ではなく、捕食。

いつの間にか、俺の眼はおぞましい光景を写していた。
俺の体の上に乗っている者は、おおよそ人の姿をしていなかった。
血の気の感じられない青い肌。
明らかに人間のものではない黒い眼と黄金の瞳。
四肢、身体こそ人間の形をしているが、それは、怪物…悪魔だった。

…これが、エルマだというのか…。
「んあぁ、いい、いいよぅ!」
エルマは、悪魔は歓喜の声を上げる。

「あ、が、う、あがあぁあ………!!」
エルマの歓喜と狂気に満ちた姿を脳裏に焼きつけながら、俺の意識は閉じた。


746:アルマ
08/07/20 03:16:44 E7LOJNzn

「う…。」
どうやら生きているらしい。
窓から射す太陽の光で目が覚める。
猛烈にだるい。
俺は全裸で最後にいた部屋のベッドに寝かされていた。

意識が落ちる前のことを思い出す。
確か、俺は妹を助けに城に来た。
しかし、城主に敗れ、この部屋に囚われた。
そして…、妹は、エルマは悪魔になっていた。

「くそっ…!」
どうすればいいのか。
俺は、エルマを助け出して、いままでどおりの、決して楽ではないけれど、
幸せな日常を取り戻したい。
そして、エルマもそれを望んでいるはずだ。

…だが、あれは何だったのか。
人を喰い、歓喜する悪魔だ。

…そうだ、きっとあれはエルマの本心じゃない。
エルマは「ごめんなさい」と言っていた。
きっと、望んであんな行為をした訳ではないのだ。
エルマを人間に戻して…いや、悪魔だって構わない。
ここから連れ出して、幸せを取り戻すのだ。
…それに、今更クリスに許しを乞うたとしても、
素直に解放してもらえるとは思えない。

どうせここまで来たのだ。
最後までやりとおしてやる。


747:アルマ
08/07/20 03:24:38 E7LOJNzn
俺はけだるい体を起こし、部屋の外を眺める。
城に入る前に見た、美しい農園が広がっていた。
その景色は、あの恐ろしい出来事と無関係の世界に思えた。
その平和な景色に俺は決意を新たにする。

エルマを、きっと、ここから外の世界に連れ出してみせる…!


748:アルマ
08/07/20 03:27:52 E7LOJNzn
「失礼します。」
不意に声がした。

「おはようございます。」
そこには城に来た時に案内してくれた使用人が立っていた。
相変わらずどこから入ってきたのかわからない。

「私はこの城で使用人をしておりますシーラです。わが主よりあなたを客人としてお世話するよう仕りました。」
手には料理の載ったトレイときれいに畳まれた衣服。
「服とお食事をお持ちしました。」
「…。」
その使用人はテキパキと机の上に食事の用意をしてゆく。

「トイレ、浴室は、あちらにございます。必要に応じてお使いください。」
と、シーラの指す壁にドアがあった。
不思議だ。

「それ以外に必要なものがございましたら何なりとお申し付けください。
主の意向に反しない範囲で承ります。」
料理に目をやる。
ここは敵地、悪魔の城だ。
何が起こるか分からない。

「…特に細工はしておりません。どうかご安心ください。」
俺は表情にこそ出したつもりはなかったが警戒心が伝わってしまったらしい。
「では、お食事の終わる頃に再び参ります。」
そういうと、すぅっと消えてしまった。

…きっとこの部屋には魔術の類でもかけられているのだろう。
こんな仕掛けを見るのは初めでだったが、そう納得することにした。

とりあえず、このまま全裸ではいられないので服を着る。
いまさら罠など気にしてはいられない。
食欲など、とても湧かなかったが、料理も食べることにした。
城を脱出するためにも体力をつけておかなければ。

…うまい。

749:アルマ
08/07/20 03:29:00 E7LOJNzn
「失礼します。」
俺が食べ終わり、一息ついたところに先の使用人が現れた。
テキパキと仕事を片付けると、
では…、と消えてしまった。

その日、俺は入浴を済ませると、外ばかり見て過ごした。

…なにもできることなどなかった。


750:アルマ
08/07/20 03:32:30 E7LOJNzn

「こんばんは。」
クリスだ。

「…。」
彼女の目的はなんだろう。
"食事"だろうか。
しかし、武器もない今の状況では、たとえ不意打ちをしたとしても、
とても勝つことはできないだろう。
何もできない以上、様子をうかがうことにした。
逆転の機会を探すために。

「そんなに警戒しないで。どんな様子か見に来ただけだから。」
クスクスと笑う。
そうだった、この女は俺の心を読めるのだ。

「大変だったわね。
あなたはあの夜から3日間も眠っていたわ。
エルマも初めてだったから加減がわからなかったみたい。」

エルマの名を聞いて首筋が熱くなるのを感じる。
冷静にならなければ思うが、我慢しきれなかった。
「お前がエルマを、あんな風にしたのか…!」

クリスは目を細めながら応える。
「そうよ。」


751:アルマ
08/07/20 03:37:19 E7LOJNzn
その笑顔からは狂気しか感じられない。

クリスは続ける。
「私はね、彼女を愛してあげたの。
ふふ、いろいろな快楽を与えてあげたわ。
私の虜にするために。
でも、彼女は抵抗した。堕ちなかった。
普通の人間ならとっくに虜になるような快楽を与え続けても、決して堕ちなかった。
それまでの暮らしがよほど幸せだったのか、捨てることのできない大切なものでもあるのか。
なにがあっても元の生活に戻る気でいたみたい。
そのためには堕ちてはいけない…と。」

また、クスクスと笑う。
「快楽で心を壊してしまうのは簡単。
でも、それではもったいないわ。」

クリスは楽しそうに語る。
「彼女に興味が湧いたのよ。
そうまでして守りたい大切なものを、
自らの手で壊すとき、彼女は何を思い、
どう堕ちるのか。」

それまでの暮らし、生活、幸せを、自らの手で壊させる。
それは、どんなに残酷なことか。

「だから…変えてあげたの、淫魔に。」


752:アルマ
08/07/20 03:41:43 E7LOJNzn
淫魔…。
それが、あの夜のエルマ。
淫魔になったエルマ。

「それでもエルマは堕ちなかった。
淫魔の体になっても心だけは人でありたい、
自分は淫魔ではない、
あなたの妹でありたい、と。
彼女にとって、淫魔としての生は、すなわち人であることを否定すること。
あなたの妹であることを否定すること。
だから、人を喰らいたいという欲求と、必死に闘い続けた。」

悪魔としての欲求に闘い続けたエルマ。
きっとエルマも、元の生活に戻りたいのだ。
楽ではなくとも、幸せだったあの生活に。

「でも、ついに耐えられなかった。
あの夜のあなたがよほどおいしそうだったのね。」
そうだ、あの夜、エルマは…耐えられなかった…。

「ありがとう。あなたのおかげでエルマは人であることをあきらめた。
自分を助けに来たはずの兄を吸ってしまった事実と、
歓喜する自分に、ついに認めざるを得なくなった。
自分は淫魔なんだってね。」

あの時、エルマは闘っていたんだ。
だが、俺が現れて、遂に我慢できなかった。
つまり…俺のせい…だというのか。

「ふふふ、そのあとは早かったわ。
あなたが眠っている間、淫魔の本能と喜びを覚えた。
もうこの城の人間を何人も食べている。
エルマはもうすっかり悪魔になったのよ。」

「そんなこと、信じられない…。」

「直接会えばわかるわ。
そろそろ来るころじゃないかしら。
あなたはエルマの獲物。
邪魔しちゃ怒られるからそろそろ退散するわ。」
そう言うとクリスは、すぅっ、と消えていった。

「俺はエルマの獲物…。」
罪悪感に揺れる俺の心は、知らず、クリスの言葉を繰り返していた。


753:アルマ
08/07/20 03:49:27 E7LOJNzn

しばらくの後、エルマが現れた。
「こんばんは。」

「…エルマ。」
エルマは白い衣装を着ていた。
その体には、あの夜に見た、翼も、尻尾も、角も見当たらない。

「この間は、ごめんなさい。
あのあと、お兄ちゃん目を覚まさなくて…。
本当に心配した。」
ここにいるエルマは、少なくとも見た目は、俺のよく知るエルマだ。

「…ここを出て、帰ろう。」
しかし、エルマは静かに首を横に振った。

「…ごめんなさい。
もうすこし、ここにいなければならないの。」
きっとエルマもこの城に囚われているのだ。
そう思うことにした。

「それよりも…聞いて。」
エルマは語りだす。


754:アルマ
08/07/20 03:58:42 E7LOJNzn
「あの夜、とてもうれしかった。
お兄ちゃんが危険を顧みず、私を助けに来てくれたことが本当にうれしかった。
本当に私のことを想ってくれているんだって、うれしくて泣きそうだったの。

でも、…私は裏切っちゃった。

お兄ちゃんがほしくてほしくてたまらなくなっちゃった。
だから…気がついたら襲ってた。
そのときはお兄ちゃんを襲う自分が、我慢できない自分が嫌で嫌でたまらなかったけど、
…とてもおしかったの。
信じられないくらい。
それで、分かったんだ。
…もう私は戻れないって。」

悲しそうに続ける。
「多分もう、私には人間が食べものかなにかにしか見えないの…。」
そんな…。
いまここにいる目の前のエルマからはそんなことは想像もできない。

「私にはお兄ちゃんがとってもおいしそうに見える。」
エルマの表情が変わる。


755:アルマ
08/07/20 04:05:30 E7LOJNzn
「私は悪魔。私の糧は人の心。人の心を堕として吸うの。」
きっとこれは獲物を狙う捕食者の顔だ。

「お兄ちゃんの意志、決意はどんな味かしら…。」
クリスと同じことを言う。
やはり、もう、エルマは悪魔で、そして俺はエルマの獲物なのか。

「兄ちゃんはいつでもわたしを守ってくれる。
私はすごく感謝しているの。そして、今回も私を守りにきた。」
エルマの瞳が光る。
クリスの時と同じだ。
体の自由が奪われるのを感じた。

「お兄ちゃんは私を本当に愛している。可愛がっている。」
ああ、エルマが近付いてくる。

「でもね、私もお兄ちゃんを可愛がってみたい、そう思ったの。」
怖い…妹が怖い。

エルマの手が俺の頬を撫でる。
「だから、可愛くしてあげる。」
そして唇を奪われた。


756:アルマ
08/07/20 04:14:13 E7LOJNzn
ちゅ…ちゅ…ぴちゃ…

そのキスは前のむさぼるようなキスではなく、
ひどく淫靡で、技巧的で、気持ちのいいものだった。
抵抗する間もなく舌を入れられ、絡めとられ、唾液を流し込んでくる。
唇を、舌を吸われ、舌の根をつつき、歯茎を刺激する。

キスがこんなに気持ちいいなんて…。
頭がぼんやりとしてゆく…。
「…ふふふ、人間は淫魔の快楽に逆らえない。
気持ちいいでしょう。
私の唾液、たっぷりと飲んでね。」

しばらくキスを続けるとエルマは唇を解放した。
「淫魔の体液には人を淫らにする効果があるんだよ…。たまらないでしょう?」
…確かにエルマの言うとおりだった。

体が熱い。
体を何かに摺り寄せたい…。
目の前の女を抱きたい…!


757:アルマ
08/07/20 04:16:42 E7LOJNzn
でも、そんなことは絶対にやってはいけないこと、絶対に許されないことだ。
抵抗しなくては…。

「はあ、はあ、そんなこと、ない。」
息も絶え絶えに反論する。
「そう?まあいいけど。」

エルマは俺の服を脱がせだした。
手慣れた様子で、けして急がず、どこかいやらしい手つきで、焦らすように。
既にペニスは準備ができていた。
くそっ、これから起こる出来事を体が期待している。
早く目の前の女を抱きたい、と。

「ふふ、病み上がりでも、元気だね。
お兄ちゃんの体と一緒。
逞しくて、…力も強い。」
エルマの指が撫で上げる。
寒気にも似たゾクゾクとした感覚が背筋を駆け抜ける。
撫でられた茎は、まるで喜んでいるかのように、ビクビクと脈打つ。

「でも、残念。お兄ちゃんはもうこれを使うことはないの。」
そういうと、エルマは俺の体から離れてしまった。
エルマの言っていることの意味が分からない。

「それじゃあ、始めるよ…。」
エルマの周りに風が舞った。


758:アルマ
08/07/20 04:20:47 E7LOJNzn
風が収まった後、見るとエルマの姿が変わっていた。
エルマの背中にはあの悪魔の翼と尻尾が生えていた。
あの夜の出来事が夢でないことをまざまざと俺に見せつける。

「…エルマ、やはり、悪魔になってしまったのか…。」
半ば、独り言のように俺は呟いた。

「驚いた?これ、便利なんだよ。
形も用途も自由自在なんだから。」

そう言うと、エルマの黒い部分が変化を始める。
翼の形をしていたそれは無数に別れ、尻尾と同じ形になった。
それらはうねうねと動き、もはや触手と呼んだほうがその様子をよく表していた。

そして、その様子に俺は戦慄した。
…悪魔だ、目の前にいるのはまさしく悪魔だ。


759:アルマ
08/07/20 04:23:08 E7LOJNzn
触手はしゅるしゅると俺の体に巻きつくと軽々と持ち上げ、椅子に座らせた。
正面には鏡。

エルマは椅子の後ろに回り込んで俺の耳元でささやく。
「これからお兄ちゃんの体を作り変えてあげる。
とびっきり可愛くしてあげるんだから。
ちゃんとと鏡で見せてあげるから、変化を楽しんでね。」

俺の体を作り変える?
何をしようというのか。
恐怖で声も出ない…。

さらに、エルマは続ける。
「ねえ、私たちが町にいたころの話。
お兄ちゃん、私が成長するたびに、私の体に興奮していたでしょ?
私、お兄ちゃんの秘密を知っているんだよ。
お兄ちゃんは小さな女の子の成長に欲情しちゃうの。
お兄ちゃんは小さな女の子が大好き。」

なにを、言っているんだ…?
エルマの意図が分からない。


760:アルマ
08/07/20 04:35:14 E7LOJNzn
「だからお兄ちゃんも女の子にしてあげる。」

ばかな…。
「そんなこと…」
「できるんだよ、今の私には。」

エルマは手を向かい合わせて念じ始めた。
と、その手の中に赤い光が集まり、何かの形を作っていった。
すぐに光は収まり、その形が浮かび上がる。

それは鶏の卵よりやや小さい卵型をした肉の塊だった。
赤黒い色をしており、ドクン、ドクン、と蠢いている。
気持ち悪い。

「これ、何だと思う?」
肉の塊…。
心臓のようにも見える。
…いや、これは何か良くないものだ。
すこし見るだけで、体の底から嫌悪感が湧きあがってくる。

「…子宮だよ。
お兄ちゃんのために作ったの。
これを植えつけるとお兄ちゃんの男の子の部分はこれに食べられて、
体が女の子になっちゃうんだよ。」

エルマの言うことが事実なら、恐ろしすぎる。

エルマはその肉の塊をわざと見せつけるように俺の顔に近づけた。
近くで見て、さらにはっきりとする。

これは穢れの塊だ。
これは忌むべき毒だ。
これに触れてはならない。

俺の本能が…人としての本能がこの肉の塊を拒否している。
俺はなんとか離れようとするが体が動かない。
「い、いやだ…!やめてくれ…!」

俺の顔は恐怖で引きつっていたに違いない。
こんなものを俺に与えようというのか。
エルマはとてもうれしそうだ。

761:アルマ
08/07/20 04:37:09 E7LOJNzn
と、不意にエルマの顔が近付いてきた。

ちゅぅぅぅぅ…

「ン、ンンン~~…。」
キスされたのだ。
突然の行為に思考を完全に停止させられた。

そして…。
その隙に、エルマはその肉の塊を容赦なく俺の下腹部に押し当てた。
俺はその様子を視界の端に捉えていたが、
体を動かすことはもちろん、拒否することさえ許されない。

俺はなにも反応できずに彼女の暴力を受け入れてしまったのだ。
それが触れたことに気づいたように俺の体ががくがくと暴れる。
もちろん、動けないのだが。

唇を離したエルマは小さな子をあやすようにささやいた。
「怖くない、怖くない…。…ぷ…く、ふふふ、あははははは…!」

エルマの笑い声が響く。


762:アルマ
08/07/20 04:39:33 E7LOJNzn
肉の塊は、底なし沼に石を投げ入れたように、ずぶずぶと俺の体に入り込んでゆく。
「や、やめろ…!入ってくるな…!」

不思議と痛みは感じなかったが肉の塊がグネグネとした蠢きは感じ取ることができた。
俺の肉体をかき分けながら少しずつ侵入してゆく。
まるで腹の中をかき回されているようだ。

「ああ…いやだ…入ってくる…。」
肉の塊が蠢くたびに俺の体はビクビクと跳ねる。
しばらくして肉の塊はすべて体内に収まったが、俺の腹に傷口は見当たらなかった。
肉は水面に置かれたかのように侵入していったのだ。
全てが体内に収まっても肉は蠢動をやめない。

「ハァ、ハァ、…これから、どうなる…?」
恐怖と下腹部の異常に呼吸が落ち着かない。

「知りたい…?」
エルマはいたずらっぽく、そして邪悪に微笑む。
「いいよ、教えてあげる。お兄ちゃんがこれからどうなっちゃうのか。でもその前に…。」
「むぐっ…。」
俺は再び唇を奪われた。
じっくりと口内を弄ばれ、たっぷりと唾液を流し込まれてゆく。
強力に思考をそぎ落とされる。

「ちゅ…ちゅ…。抵抗できなくしないとね。」
エルマは残酷だった。


763:アルマ
08/07/20 04:41:56 E7LOJNzn
肉塊の蠢く様子が変わった。
肉塊が…まるで根を張るように広がり始めた。
太ももや腰に向かって細長い管のようなものをのばし、さらに広がっている。
そのおぞましい感覚に全身から汗が噴き出る。

「教えてあげるね。
お兄ちゃんに植え付けた子宮は、まず、
お兄ちゃんの精巣を取り込んで卵巣に作り替えちゃうの。

次に陰茎と淫嚢の神経以外の細胞を死滅させて吸収して、
そのあと同時に全身に根を伸ばして子宮は完全にお兄ちゃんの体に同化して…。

最後に子宮と外を繋げて膣を形成するの。
…お兄ちゃんには難しすぎるかな?
女の人の体についてよく知らないもんね、お兄ちゃんは。」

クスクスと笑う。

「つまり、オチンチンをオマンコに変えちゃうの。」

オチンチンがオマンコに…。
思考できない頭にエルマの声が浸透してゆく…。

と、股間に、睾丸に異様な感覚を感じた。
移動している…?


764:アルマ
08/07/20 04:52:22 E7LOJNzn
「始まったよ…。」

睾丸が体内に引き込まれたかと思うと、上へ上へと移動してゆく。
体内を何かが移動してゆく感覚。
普通なら絶対にありえない移動。
体の中心を通り、二手に分かれ、その移動は肉塊の真横まで達して止まった。
ありえない部分から感じる圧迫感。

そして、最後にその感覚があった部分が、
腹が熱を帯びはじめ、しばらくして治まった。
違和感も徐々になじんでゆく。

…精巣が卵巣に作り替えられたのだ。

残った陰嚢も縮み始る。
股間に生じる違和感。
普段、意識することのないそこは、変化という異常を訴え、
こんな時にだけ存在感を主張する。
だが、それは男の特徴が徐々に小さくなってゆくのを
俺の感覚を通して浮き立たせるだけだった。
陰嚢の変化はしばらく続き、ついには平らになってしまった。

…もう、この体で、精子が作り出されることはない。


765:アルマ
08/07/20 04:58:09 E7LOJNzn
いきり立っていた陰茎にも変化が生じる。

肉塊から伸びた根が睾丸の通った道を伝い、
陰茎に侵入してきたかと思うと、
それは、ふにゃふにゃ、くねくね、と蠢きながら縮み始めた。
徐々に感覚も失われてゆく。
慣れ親しんだ感覚が失われてゆく。

精巣が失われた今、この器官は不要なものだった。
だから今、不要なものが排除される。
それはある種、理にかなったこと。

いやだ…失いたくない…。

俺は定まらない意識の中、その様子を凝視していた。

766:エルマ
08/07/20 05:08:55 E7LOJNzn
容赦なく変化は続く。

肉塊が一際大きく蠢いたのを感じた。
俺にはすでに肉塊の動きを感じとることができた。
すなわち、肉塊が俺の一部として機能し始めたということ。
徐々に同化している証拠。

肉塊の感覚が下に向かって延びて行く。
体の深い深い所を通って下へ下へ。

…不思議な解放感…。
…まるで体の中心が外に向かって開いてゆくようだ…。

エルマがささやく。
「ほら、もうすぐ口が開くよ…。」

すでに陰茎がほとんど消え、丸見えになっていた股間。
そこが、くにゅり、と形を変え、中心に亀裂が生まれる。
そして、体の中心が、ぱっくりと外の世界に道を開く。
俺の体の中心と、外界との道。
女性だけに許された、自らと外界を結ぶ道。
いま、それが、開いたのだ。

「あぁ…。」
俺の目は、それらすべての様子を、しっかりと捉えていた。

ピンク色の割れ目…。
俺の中心への扉…。
解放される感覚…。

割れ目の上端ではすっかり小さくなってしまった陰茎が収まってゆく。
陰茎だったそれは、凝縮され、昇華され、陰核に生まれ変わったのだ。
それは、終盤へ近づいた変化の中、空気の流れを俺に伝える。
とても敏感なのだ。

最後に亀裂しかなくなってしまった恥部が疼き、
その周囲が、むくり、と膨らんだ。
恥丘が形成されたのだ。

そこまでいって、ようやく変化は収まった。

767:アルマ
08/07/20 05:11:53 E7LOJNzn
「…終わったよ。」
エルマが囁く。

「お兄ちゃんのお股にオマンコができたよ。ほら、よく見て。」
俺は変化してしまった性器から目が離せないでいた。
陰毛で被われていてよく見えないが、
自らの性器が元の形ではなくなってしまったことはよく分かった。
何しろ感覚がない。

新しく生まれた秘裂をエルマの指がさらりと撫で上げる。
「ひっ…。」
触られた、という感覚が、痛いような、こそばゆいようなそんな感覚として伝わってきた。
今までの自分ではありえない箇所からの感覚。
それは、かつても自らの性器の敏感な部分に触れたのと似た感覚で、
しかし、何倍も鋭敏な感覚だった。

「どう、お兄ちゃん?生まれて初めてオマンコを触られる気分は?」
エルマの指がすりすりと行き来する。

「よく見て…お兄ちゃんのオマンコ。」
「オマンコ…?俺の…オマンコ…?」
「そう、お兄ちゃんのお股にはオマンコが付いてるの。素敵でしょう?」
ぼんやりとした頭の中を俺のオマンコという言葉がぐるぐると回る。

そして、いままでの自分にはありえない別の感覚が生まれた。
「んっ…。」
下腹部が…おなかのなかが、きゅん、と蠢動したのだ。

768:アルマ
08/07/20 05:17:45 E7LOJNzn
エルマが囁く。
「ふふ、お兄ちゃんのオマンコ、ヒクヒクしてる。
おなかがきゅんきゅんするでしょう?」
エルマの言う通りだ。

おなかが、きゅん、とするたびに甘く切ない感覚が全身を満たす。
ああ…、なんだ、この感覚…?

「お兄ちゃんの子宮が喜んでいるんだよ…。
そして、ほしがっているの。
もっと触って、もっと愛して、って。」

俺の…子宮…。
肉の塊を植えつけられた俺の下腹部。
ここに…、俺の子宮がある…。

そこから発せられる声が俺の心と重なる。
…もっと触って…。
…もっと愛して…。

甘く、切ない感覚を生み出す新しい肉。
命を宿し、育むための、神聖な器。
女性の、母性の象徴が、いま、俺の体に備わったのだ。

769:アルマ
08/07/20 05:21:07 E7LOJNzn
「でも、オチンチンが無くなっただけじゃ、可愛い女の子にはなれないよね?」
エルマの周りでゆらゆらと揺れていた無数の触手に力がこもった。

「お兄ちゃんの変化はまだまだこれからだよ。」
エルマはうっとりとした表情で囁き続ける。

770:アルマ
08/07/20 05:24:12 E7LOJNzn
エルマは揺れていた触手のうちの1本を俺の臍に宛がった。
するとその先がジュワと溶けたかと思うと俺の臍があった部分と同化していた。
その様子はあまりにも衝撃的だ。
体の中を、細かく無数に分かれた触手が進んでゆく。

「オマンコだけじゃ中途半端でしょ?でも心配しないで。
ちゃんと全身を作り変えてあげる。」

臍に融着した触手は、するすると俺の体内を進み、
下は爪先まで、上は胸を過ぎ、首を過ぎ、顔を覆い、脳天まで達した。
全身を侵すそのおぞましい感覚にもう思考がついてゆかない。

「この触手で女の子に必要ない部分を分解して取り出すの。
そして必要な部分につけたして…骨格も変えないとね。
男の子と女の子の骨の形は違うんだよ。」

体が熱い。
臍に同化している触手が何かを吸い上げるようにビクンビクンと蠕動している。
肉を、骨を融かして吸い上げているのだ。
そして、融かした肉や骨は、不要な部分は排出され、
必要な部分に再利用される。

女の子としての新たな器官に。

771:アルマ
08/07/20 05:27:00 E7LOJNzn
「外からもいくよ。」
と、エルマは触手のうちの1本を掴んで俺の顔に近づけた。

「ほら、よく見て。」
触手の先端がぷくぅと膨らんだかと思うと白く濁った粘性の液を噴射した。
白い半透明の液が俺の鳩尾あたりに、ぴちゃり、と零れる。

「この汁もお兄ちゃんを女の子に変えちゃうんだよ。
肉に触れると溶け込んで、その部分は女の子になっちゃうの。よ
~く塗り込んであげるね。」

白い液で濡れた触手が、にちゃにちゃと音を立てながら撫でまわす。
ぞわぞわとした感覚が広がる。
…染み込んでくる…。

「どんどん行くよ。」
周囲を漂っていた触手たちも、次々と白い液を噴射した。
あっという間に全身がねちょねちょした液で覆われる。
そして、その液を触手が塗りたくる。

腹、背中、首、腕、脚、手足の指の間まで丹念に、丹念に…。
気持ち悪い…。

生理的に耐えがたい嫌悪感を覚えながら、なすがままにされる。
白い液が体中に浸透してゆく…。
全身の体毛が分解されてゆく…。
肌が白く、きめ細かく、なめらかになってゆく…。


772:アルマ
08/07/20 05:31:21 E7LOJNzn
そうしている間にも、体内に侵入した触手による変化が進む。

体が小さく、手足が短く、細く、華奢になってゆく。
胴が細くなり、腰の形が変化する。
さらに体の表層に薄く脂肪が乗り、
やわらかく、なめらかに、丸みを帯びて行く…。

腰と背骨の連結が変化してゆくのがわかる…。
尻が突き出てゆくようだ…。

「お顔もしっかり変えないとね。」
すでに例の液で濡れていた俺の顔をエルマの両手が優しく覆う。
そして直接、丹念にマッサージする。
エルマの手によって、俺の顔が変えられてゆく。
エルマの欲望のまま、かわいらしい少女に。

…ふと、正面の鏡が目に入った。
そこには全身を触手で覆われ、身動きの取れない、哀れな子供の姿が映っていた。
それが、俺自身の姿。
何もできない…哀れな…。

773:エルマ
08/07/20 05:43:55 E7LOJNzn
「やっぱり胸も弄らないとね。」
体内に侵入していた触手がぞわぞわと胸に集まる。
俺のこの胸を、男性の胸から少女の胸に作り替えるために。

「乳腺も作り直してあげる。
おっぱいは必要だよね?
もちろんお兄ちゃんの大好きな、膨らみかけおっぱいだよ。」

胸がぞくぞくする。
その感覚はその中心に、乳首に収束し、
きゅぅぅっと、突っ張るような感触を返してくる。
そして、その乳首は少しずつ大きく、中心はぽっちりと膨らんでゆく。
色素が抜け、色が薄く…桃色に変化してゆく。
乳輪にも肉が乗り、プリッとした形を形成してゆく。

乳首の変化に引っ張られるようにその周囲も変化を始める。
乳首の位置が前方にわずかに移動する。
徐々に脂肪が付き始め、既に子供のようになってしまったこの胸に、
控え目な双丘が隆起し始める。


「お兄ちゃん、お口あけて。」
不意にエルマが俺の頬を掴み、力を込めた。
抵抗できず口をあけてしまう。

「むぐっ…!」
そこに触手のうちの1本が入り込む。
「ン、ンンンッー!…!」
かなり奥まで入ってから何かの液を噴射した。
おそらく白い液だ。

…さっきエルマは何と言っていたか。
女の子の変わる汁。
それを体の中に注がれたのだ。
「ほら、たくさん飲んで。」
粘性の液をたっぷりと喉に注ぎ込まれる。

息が…できない…。
涙目になりながら、なす術なく白い液を受け入れる。
口の中が、喉が、胃が、白い液で染められる。

774:アルマ
08/07/20 05:46:02 E7LOJNzn
「そろそろ、いいかな?」
エルマは満足したようにいうと、展開していた触手を引き揚げさせる。
臍から体内に侵入していた触手が抜かれる。
まるで、全身から、仮縫いの糸を抜き取るような感覚だ…。

エルマがぱちんと指を鳴らすと全身を覆っていた白い液が闇にとけるように霧散した。
「ふふ、完成…!」
エルマは愛おしむように、うっとりとしている。

口も触手から解放された。
やっと、息が吸える。
「けほ…、…けほけほ…。」
あれ…、咳が浅い。

775:アルマ
08/07/20 05:46:50 E7LOJNzn
「…あ…。…え?こ、声が…。」
そして口から出た声はまるで子供のような…少女のようなソプラノだった。
「素敵でしょ?お兄ちゃんにぴったりのロリータボイスだよ。」
俺に…にぴったり…?

そこで、初めて正面の鏡を見る。
これが…俺…なのか?


776:アルマ
08/07/20 05:48:42 E7LOJNzn
鏡の中には、穢れなき姿。
幼さを感じさせる少女がいた。

「どう?かわいいでしょう?」
エルマがねぶるようにささやく。
「これが…俺…。」

声を出して再びはっとする。
口から発せられる声、そして声を発したという感覚がおかしい。
鈴が鳴るような、澄んだ、そして、幼さを感じさせる声…。
なぜか、鼓動が上がる。

「今、体を動かせるようにしてあげる。」
体を縛っていた力が消えた。
俺の手は自然と顔へ向かう。
さらりとした、なめらかで、きめの細かい感触がした。
鏡の中の少女も同じ動きをする。
触った、触られた感触、そして、鏡の少女。

両手を見ると白く、細く、たおやかな、小さな手が視界に入った。
その手は握ったり開いたりすると、思うように動いた。
自分の意志で動く。

こくり、と唾をのんで、改めてまじまじと鏡を見る。
これが…俺…。

777:アルマ
08/07/20 05:50:44 E7LOJNzn
小さくてかわいい足。
細く、しなやかな脚
白く、眩しいふともも。
横に広がった脚の付け根。
桃を連想させるつるつるの秘所。
ぷりっとした尻。
ややくびれた胴。
つんと突き出た胸の双丘。
ピンク色の頂点。
狭く薄い肩。
細い首。
小さくて華奢な体。
白く滑らかな肌。
女性的な曲線。
エルマに少し似た顔は、幼いころの俺の面影を残しつつも、美少女そのものだ。

これはすべて俺自身なのだ。
穢れのない純真なままの女の子。
鼓動が高まる…。

俺はその姿に、男として興奮を覚えていた。
無意識に、確かに…。

778:アルマ
08/07/20 05:51:35 E7LOJNzn
「最後の仕上げだよ。」
エルマは俺の正面に回り込むと、俺の視線に合わせて腰をかがめた。

「私の眼を見て…。」
気が動転していた俺は言われるがままエルマの瞳に引き込まれてしまう。
もう、この悪魔のなすがままだ。

エルマの瞳が光ったと思った瞬間、頭を強烈に殴られたような衝撃が走った。
「あ、ぐっ…!」
強烈な眩暈が俺を襲う。
少し、気が遠くなる…。


「はい、おしまい。」
その声に我に返った。
「あ…。お、俺…。」
「よく頑張ったね、お兄ちゃん。」
エルマはひどくやさしい声を掛ける。

「さっそくその体に快楽を刻んであげる。」

779:名無しさん@ピンキー
08/07/20 05:55:16 SRViA/Qp
連投支援、ガンバ

780:アルマ
08/07/20 05:57:47 E7LOJNzn
小さくなった体をひょい、と持ち上げられる。
そのままベッドまで運ばれ寝かされた。
天井にはいつの間にか鏡が据え付けられている。
そこには、今、まさに襲われる少女が映っていた。

状況が飲み込めない。
自分のこととして認識できない。
現実感がまるでない。

鏡に映るその姿を見ても、なにか、遠くの出来事のように感じる。

エルマの体が覆いかぶさる。
エルマの顔が近い。
エルマが俺の耳に息を吹きかけるように優しく囁く。
「かわいいよ、お兄ちゃん。」

エルマの声に意識を引き戻される。
そして屈辱を覚えるべきその『かわいい』という言葉に、
なぜか、きゅん、とした得体のしれない感情が湧きあがってきた。

エルマの顔が、うるんだ唇が近付いてくる。


781:アルマ
08/07/20 06:02:16 E7LOJNzn
…ちゅぷ…ちゅ…

「んふ、んんっ…っ…。」
今日、何度目のキスだろうか…?

もはや抵抗することはできず、エルマに口の隅々まで犯される。
だが、さっきとは違う、きめの細かい感覚。
きっと、俺の感度が変化したのだ。
唇、歯茎、舌。
誘い出され、吸い出される感覚に、いつしか俺の方からも無意識にエルマの口を味わう。

「んん、ちゅ…ちゅ、ぷは…。」
エルマの手が俺の体を優しく摩る…。
腰…、脇腹…、あばら…、そして胸の膨らみ…。
じんわりと温かく、切ない感覚が広がってゆく。

「お兄ちゃんのおっぱい、小さいけど柔らかいよ。」
エルマの指が、胸のわずかなふくらみをふにふにと弄ぶ。
俺の中に得体のしれない温かな気持ちが湧き上がってきた。
それは、俺の意識を優しく包み込む。

…もしかして、気持ちいい…のか…?
…いやだ、流されたくない…。

俺は俺の意識を蝕むその感情に目をつむって耐えることしかできない。

「…ん、…ん、…。」
声が、くぐもった声が、俺のつぐんだ口から洩れていることに、俺は気付いていなかった。

782:アルマ
08/07/20 06:07:21 E7LOJNzn
「かわいい…。さきっぽも吸ってあげる。」
ちゅ、とエルマの唇が左の頂点を覆った。

「ひぁ…っ。」
声が出た。

まるで、胸から生じる神経のすべてが快楽に変えられ、
それを優しく扱き上げ、吸い出し、抜き取られるような感覚。

乳房という柔らかな土壌に張る、細く、細かな根を、
ゆっくりゆっくり引き抜くような感覚。
その根は背中や腰まで到達していて、その全てが体から抜けて行く。
根を失ったその部分は、形を失い、とろとろに溶けてゆくようだ。

この感覚は、初めての俺には、あまりに強烈だった。

空いているほうの頂点にもエルマの指が襲いかかる。
「ちゅ、ちゅ、ちゅ、…。」
「あっ、あっ、あっ、…。」

エルマの唇が音を立てるたびに、エルマの指が頂点に触れるたびに、
腰から背中、首筋にかけて、桃色の感覚が迸る。

「あっ、ああっ、…。」
いやだ…俺、喘いでる…。


783:アルマ
08/07/20 06:09:33 E7LOJNzn
「んんっ…!…何で、声、が、出ちゃう…。」

左の乳房に取り付いていたエルマがゆっくりと顔を上げて応えた。
「さっきお兄ちゃんに施した、最後の仕上げ、何をしたか教えてあげる。」
先ほどの眩暈のことだ。

「お兄ちゃんの魂にね、呪いをかけてあげたの。
お兄ちゃんはエッチな気分になるたびに、快楽を得るたびに、
お兄ちゃんはかわいい女の子になっていっちゃうの。
しかも、その女の子はもともとのお兄ちゃんの意識を蝕んでゆくんだよ。
パンに生えるカビみたいにゆっくりゆっくり…。」

恐ろしいことを言っている。
…俺が、女の子の意識に侵食される…?
…俺の意識が…弄られる…?

嫌だ…。
そんなのは絶対に嫌だ…。
そして、あまりにも怖い…。

俺は男だ。
簡単に弄られるわけにはいかない。


784:アルマ
08/07/20 06:12:45 E7LOJNzn
と、エルマの指が乳首を摘みあげた。
「ああっ…!」
男であろうとする俺の意識を、土石流のように、未知の快感が押し流す。

「お兄ちゃん、抵抗しても無駄だよ。
鏡を見て、ちゃんと見て。
お兄ちゃんの体はもう完全に女の子なんだよ。
いまさら抵抗してももう男の子にはなれないの。」

エルマは興奮気味に続ける。

「それより、ほら、気持ちいいでしょう?
もっと気持ち良くなりたいでしょう?
もっと感じて!
もっとかわいい声で鳴いて!」

嫌だ、そんなのは嫌だ。
流されるな、俺。
気をしっかり持て…!

悪魔に翻弄されながらも気力を振り絞って抵抗する。
「…いや、だ。俺は、女の子になんか…んぐっ…。」

言い終わる前にエルマの唇に口をふさがれた。
そしてエルマの指が、両の乳首をコリコリと転がしながら摘みあげる。
「ん、んン、ンンンーーー!!!」
桃色の感覚が、白く閃光を放ちながら全身を駆け抜けた…。
………
……

遠くで、声が聞こえる。
それは、エルマの、ひどくやさしい声だった。
「ふふふ、いっちゃったね…。」


785:アルマ
08/07/20 06:18:05 E7LOJNzn
俺は、荒い息で絶頂の余韻から抜け出せないでいた。

「お兄ちゃん、おっぱいで、いっちゃったんだよ。」
何も考えられない頭が、緩慢にその言葉を復唱する。
…おっぱいでいっちゃった…?

「気持ちいいでしょう?お兄ちゃんが今感じたその絶頂が、女の子なんだよ。」
女の子…気持ちいい…。
エルマの声が深く深く浸透する。
頭がぼんやりして…まるでエルマが遠いところでしゃべっているみたい…。

「じゃあ、次はこっちだね。」
エルマの視線の先、こっち、とは、つまり…あそこ…。
「…あは、もうびっしょり。」
エルマの指が、くち、と音をたてて俺の秘裂に触れた。
「やぁ…。」
囈言のように声が出る。

「お兄ちゃん、オマンコもかわいいよ…。」
エルマは触れてしまうくらい俺の股に顔を近づけて言う。
オマンコ見られてる…。
恥ずかしい…。
「いやぁ、見ないで…。」

まるで恥じらう少女のような反応。
魂が、少女の体と、呪いによる女の子の意識に、侵食され始めていた。


786:アルマ
08/07/20 06:27:18 E7LOJNzn
「すっかり可愛くなっちゃったね。でも、ダメ。」
と、エルマは舌を這わせ始めた。

「ひっ、あぁ、いやぁ…。」
ぞぞぞ、とした感覚が脊髄を駆け上がる。
はじめての感覚。
男では絶対に感じ得ない場所からの感覚。
女の子の感覚。

「お兄ちゃんの愛液おいしいよ。」
そしてエルマは割れ目から染み出す水を口に含むと、
がばっと起きなおり、俺の唇をふさいだ。

むあっとした熱気と甘酸っぱいような匂いと味が口の中に広がる。
この匂いには覚えがあった。
女の子のにおい。
女性から香る、男にとって魅惑の芳香。
これが、今の俺の匂い…。
俺、オマンコから女の子の匂いが出てる…。

ぼやけた意識に、自身が女の子であるという事実が次々と刻み込まれる。
「…お兄ちゃん、ちゃんとオマンコ見るの初めてでしょう。ほら、よく見て。」
透明な液が、マシュマロの割れ目から、とろとろと染み出している。

割れ目の上端にはピンク色の突起が見えた。
「これがお兄ちゃんのクリトリスだよ。」
割れ目から、ぽちっ、と頭を出しているピンク色の物体。

「…触ってあげる。」
エルマの指がくにゅりと突起を撫で上げた
「ひゃ…ぁ!」
ビクッと腰が動く。

先ほど舐められたのとは違う、痛みにも似た、鋭敏すぎる感覚、白い衝撃。
それが過ぎ去った後、尾を引くように現れる、温かな感覚、桃色の靄。
白い衝撃と桃色の靄、二つの感覚が光速で体を駆け抜ける。

わずかな時間、その感覚に、
またも、俺の意識は途絶えた。

787:アルマ
08/07/20 06:32:51 E7LOJNzn
「軽くイっちゃったかな?中途半端は嫌でしょう?
ちゃんとイかせてあげる。
本当の女の子の絶頂は天国に飛ばされるみたいなんだから。」

エルマは再び俺の股間に顔を埋めた。
そして唇を、舌を這わせる。
「あ、ああ、いやぁ、舐めないで…。」

エルマの舌が分け入ってくる。
不思議な圧迫感。
「そんな…入ってる…入ってきてる…。」

俺は何かが体内に侵入してくる感覚にひどい嫌悪を感じた。
自分の性器が、何者かの侵入を許す形状をしていることは絶対に認められなかった。
しかし、エルマの舌はまるで俺に自覚を促すように性器の形をなぞる。

あなたは女の子、あなたは女の子…と。

愛液のあふれる秘裂、大陰唇、小陰唇、陰核、すべては女性特有のもの。
そしてそれらすべてが俺を絶頂へ押し上げる。

だが、俺は、それと同時に、
自らの中心を、子宮を、我が子を宿す大切な器を、
何としても守りたいという意識が、
俺の中に芽生えていることに気付かなかった。


788:アルマ
08/07/20 06:38:28 E7LOJNzn
頃合いを見計らい、エルマが陰核を口に含んで、ちゅぅう、と吸った。
「あ、や、あああああぁぁぁ!!」
俺は、がくがくと震えながら、背中を反らせて達した。
そして、この絶頂は、俺の魂に、心に、少女の本能と悦びを深々と刻み付ける。

もう、真っ白だ…。
何も考えられない。
「…ぁ…、はぁ…はぁ…」
自らの口から洩れる荒い息と、限界を訴える心臓の音がやけに大きく聞こえる。
それは、つまり、外の音がほとんど聞こえないということ。

「…これで、お兄ちゃんは女の子の快感を覚えたの。お兄ちゃんは身も心も女の子になっちゃったんだよ。」
もう…やめて…。
おれは…男…。
知らず、俺の目からは涙が滲んでいた。

「あ…、泣いちゃった。」
泣いてなんか、ない…。

「…今夜はここまでにしよ。疲れたでしょ。ゆっくり休んでね。」
仕方ないといった様子でエルマは言う。
「おやすみ、お兄ちゃん。」

ベッドの上のおれは、すぅ、と眠りに落ちて行った。

789: ◆g7GufJxh4s
08/07/20 06:59:48 E7LOJNzn
…次スレを要求してターンエンドだ!>(A`)

…ごめんなさい、調子に乗りました。

今回はここまでにします。

何度かタイトルをミスしましたが、正しくは『アルマ』です。
紛らわしくてすみません。

ここまで長々と投下させていただきましたが、
読んでくださった皆様、ありがとうございます。

では、また、近いうちに。

790:名無しさん@ピンキー
08/07/20 07:01:11 SRViA/Qp
GJ! ってまだ全部読めてないけどw

明日には次スレ作っとくんでまた頼むよ!

791:名無しさん@ピンキー
08/07/20 07:05:57 dF98/0gv
向こうのスレでも言われてたけれども、メモ帳に本文書いて
コピペで投稿していく方がいいと思う
それとたぶん1レス中にもうちょい入る気がしなくもない
ここまで書いて思ったけど
確か本文もうメモ帳に書いてたっけ?
規制かなんか入ったのかな
1レス短いのはキリのいいと思うところで切っていったからかな?

最後になってしまったけどおつかれさん&gj

あと次スレたてにいってもいい?

792:名無しさん@ピンキー
08/07/20 07:36:57 dF98/0gv
強制女性化小説ない?Part35
スレリンク(eroparo板)

立てていい?とききながらもう立てましたorz
あと一つテンプレうつしてて思ったのが
ラノトノベルの部分でで先輩と僕だけ入ってるのは何か変な気がした
細かいテンプレの変更点は向こうに書いとく

では残り10KBほどこのスレをお楽しみください

793:名無しさん@ピンキー
08/07/20 09:48:23 2jBis5TC
>>791
スレ立て乙。
で、>>717を見る限りだとコピペ投下はしてるんじゃないかな?
投下時間が空いてるのは、投下する分の重複や誤字等の最終確認だと思われ。
さすがにこれだけの文を書きながら投下は無理でしょw

794:名無しさん@ピンキー
08/07/20 10:03:42 dF98/0gv
>>717に気がついたのはちょうど>>791を書いてる途中だったよ
まぁよくよく考えれば確かにそうだったorz

795:名無しさん@ピンキー
08/07/20 11:29:51 0SaL2o1m
                              ___   ,、   厶,/
                          . ´      ` いrrr{∨::/
                    __/ /     辷_Ltj ∨
                    <__/  /   ,ィ   l   \} <}}
                     //l l l / / !  | l  ∨》、  \
                    r'7:' l |从|メ、|  /l | | ,}/ヽ\  \
                     j//l |.k仡气、ノ/斗く/ リ | l  \  \
                   //| l |! l `~´    乞気 /rz.! |   入_  ヽ
                     // .| l l{ ト、  、 _'   /:/'⌒>-<   >'′
                 l | ,⊥L」ハヽ{i>、__ . ィいヘ 〃  _>'"
                     _rz⊥rz,_ Ⅵ } {{  }} /::{VV`ト、 <{
               ⅵ{「 ̄ ̄¨≧x{ | 》M《/::/ }  }/ 》  /
               Ⅵマ      》|∨}ハ/::/ ノ _,/┬'|!
                   \_ {{\,ィⅵ |,/::/ / / !  || l{=:、
                      |l`下≪ }} \/:>'  / }| ||   ||              l、
                      || || ∨:、   ` / ̄`ヽ./ ノ  リ  ||             |ハ
                 || || 厶 \  {      \:=ァ    リ             | l|
                 rJj ||   ', /:》=彡.      ∨了              | l|
                 }}   リ _}/::/   ハ        ∨丁了               / |
                ノ' x< ̄,/::/   {{ハ      ∨ 厂 ̄了          / l |
                </ 》、,/::/    }} l'.      ∨\ ≪、         〈  | |
.       /          /  《ソ/::/    ノ_! '.      マ¨¨\ ≧==x.__rュ.   〉 l| !
    /ィ′       ∠.イ , /::/_   /- 、 }、\       マ__   ̄ ̄ ̄ ̄   / Ⅳ
    〃/ |            ,厶イ,厶/ `》イ    `'< \  rz_}\∧          / Ⅳ
   {{ |l \              / / / j}       ` :x》ュ}    | ∧        / Ⅳ
    Ⅵl  〉           _/ /ィ´ /          `ヽ\戊| ∧     / Ⅳ
    j}|l /         // /_,.イト廴__          }、 ,{ 心\,}.    , ′Ⅳ
.   〃|l l         /ィ/ /   jリ      ¨  ー:、       Ⅵ  _ \ , '′ Ⅳ
   《/l|l |     〆   / /             '.       \'´   , '′ lⅣ
    Ⅵ|l !        /¨V               '.      ∨, '′ ィlⅣ
     Ⅵ|l 丶    __,/ ./                ':,     ,. '′  x≪》'′
     Ⅵ|l  \_ノⅣ /                 ヽ  '′  ,x:彡≫' |
     Ⅵ|     》'  /   /\_    _ . -‐ '′   x≦三>く_ノ
      Ⅵ| }>-x/  /\/      ̄ ̄       ,x≦竺三才   ヽ        ___
        《|l l|  /  厶                x≦竺三三三才'\  ,rz_}l\     // ̄ヽ
      Ⅵリ  》 /¨¨}}x.       x≦竺三三三三才''"´    \}  \夊=x/,. '     !
       Ⅴ  〃 《 ≪三三竺竺三三三三三才''"´            \  }/ィ'{ {/     |
          辻彡′    ̄ ̄¨¨¨¨¨¨ ̄ ̄                  | /   ノ{     /
                                             Ⅳ    ノ─--、/
                                            └マ / く_‐-x'¨´
                                               ∨{  〉─〉
                                            `'<{__/

796:名無しさん@ピンキー
08/07/20 13:29:57 X7I3qDfJ
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>   ゆっくりしていってね!!!  <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´


797:名無しさん@ピンキー
08/07/20 13:33:06 u460FCm8
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> ゆっくりした結果がこれだよ!!! <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´


>>791
スレ立て乙です<__>

798:名無しさん@ピンキー
08/07/20 13:46:13 JxH8suGe
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