【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合28at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合28 - 暇つぶし2ch411:(5):Let’s Go ハーレムへの道
08/02/27 00:05:30 pMixseN/
夜も更けた女子寮の1室は今、異様な雰囲気に包まれている。

深い青色の長髪を持つ部屋の主は、泣き腫らした切れ長の目の端を引き攣らせ。
髪の色以外はまるで対照的な小柄で短髪の少女は一見無表情ながら、跡が付きそうなほど背丈よりも大きい立派な杖をギリギリと握り締め。
緑の髪の頭1つ飛びぬけた歳の『ドスッ!』ごぐほばっ!?・・・かふっ、妙齢のメガネ美女は杖をまるで何かのプレイ用の鞭のように弄び。
金髪の尖った耳と立派通り越して超(×無限)ご立派な胸が特徴的な少女は1人、オロオロと視線を行ったり来たり。

・・・そして最後に、部屋の真ん中に何とも形容しがたい物体が1つ。

「俺だけ物扱い!?」

地の分に突っ込んではいけない。さっきのでとっくにカラータイマー鳴りっ放しなんです。
物体の正体はサイトであった。ロープの上から泥、更にその周囲を氷で固めた3層構造で拘束されていた。
イザベラ・シャルロット・マチルダの合同作品であった。
しかもシャルロットがありったけの魔力を使って固めたもんだから、彼是半日以上経った今でも溶ける気配はナッシング。
実際にはサイトの体温でジンワリ内部は溶けてるが、むしろ濡れたロープや泥の感触が酷くなって気持ち悪いの何のな状況だ。

「腹減ったろう?土でも食うかい?タップリご馳走してやろうじゃないの」

ニッコリ笑ってマチルダ。
見惚れそうな位綺麗な笑顔ですけど、背後に盛り上がってるのは土の山どころかもはやゴーレムなんですが!?

「・・・この部屋少し暑い。涼しくしてあげる」

こっくり頷きながらシャルロット。
小動物っぽくて可愛いですが、背後に吹き荒れてる吹雪は洒落になりません。涼しい所か凍死しそうですよ!?

「水はどうだいサイト?好きなだけ飲ませてやってもいいよ」

そしてゾクッと来る微笑を浮かべてマチルダ。
うん、強気そうな顔も良いけどこういう優しそうな表情も良い。
でも額にぶっとい青筋立ててなきゃもっと良い。背後にもはやどっかのマンガ忍術みたいに水が龍みたいに渦巻いてなきゃ一番良い!

「さ、3人とも落ち着いて!わ、悪いのはその私の方だし・・・」

唯一サイトを庇ってくれるのはエルフっ子のティファニア。
今の雁字搦めの少年にはまさに天使、もしくは救世主。背後に後光が見えそうだ。
しかし。

「「「アンタ(あなた・テファ)は黙ってな(黙ってて)」」」
「は、はひ・・・ううう、サイトお兄様、ごめんなさい」

三重のドスの利いた声にあえなく撃沈。テファの援護はティッシュ並みに薄かった。
現実は非情なり。



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