【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合28at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合28 - 暇つぶし2ch300:名無しさん@ピンキー
08/02/21 23:45:09 18Tj88N7
GJ&wktk。
なんだか素直なルイズを読んでると涙が出てくるんだよな。
本編でもこの二人大変なことになってるし。
ちゃんと気持ちを伝え合ったらもうちょっと素直になってくれよルイズ。
全部自分で抱え込んだままドカーンとか勘弁だぜ?

301:名無しさん@ピンキー
08/02/22 00:32:03 cpN7Bopb
>>298
うひー。身もだえするーw
続きが楽しみなので、とっとと投下するように!
GJ!

302:名無しさん@ピンキー
08/02/22 00:55:11 uOcUAv50
ニヤニヤしながら読めました
GJ!

303:名無しさん@ピンキー
08/02/22 01:18:59 RvvatPgm
>>298
GJ!です。いままでどうしてなかったのか不思議なくらい

苦手?信じられない。いまところうまくいってるように見えますよ

304:名無しさん@ピンキー
08/02/22 02:30:30 6fbrbv1d
GJです。ニヤニヤしまくったww

ルイズのZippo見てると、何かSS出来そうな気がするwww

305:名無しさん@ピンキー
08/02/22 03:16:57 evABNkgW
これはニヤニヤだwwww

306:名無しさん@ピンキー
08/02/22 03:28:54 QFAAtE2V
コレはヤバいw
ヌィーマリーゴ氏本気出した!
俺達を殺す気だww

307:名無しさん@ピンキー
08/02/22 07:31:12 dBzcM3sN
何と言う可愛さ
このルイズは間違いなくお持ち帰り

308:また挿してみた。(次回から「つばめ」に改名の予定候)
08/02/22 15:09:51 vaAq5bS6
素直ルイズかわエエー。205氏お疲れサンですー
感謝・支援ついでに昨日UPったヤツにちょっと手を加えたオマケを・・

URLリンク(upload.fam.cx)

いくつかのコマはちゃんと全部描いてたりしまふ。

309:名無しさん@ピンキー
08/02/22 15:29:03 HBKxG8fQ
個人的な感想を言わせて貰うと
口をもう少し工夫すればもっとよくなると思うよ

310:また挿してみた。(次回から「つばめ」に改名の予定候)
08/02/22 15:35:53 vaAq5bS6
>>309
わかりましたー。次回はちょっと気をつけてみます。
御指摘に感謝^^

311:名無しさん@ピンキー
08/02/22 16:33:31 ETYBR+6W
すごくいい
GJ!

312:名無しさん@ピンキー
08/02/22 17:46:09 0cTl8JS9
乳首の描き方に魂を感じるw

313:名無しさん@ピンキー
08/02/22 23:29:04 u2GDUvJO
これは良いチェリーパイw

314:205
08/02/23 18:39:53 jQcnRAzi
そこそこ評判がいいようでほっと一安心しつつ、素直ルイズの続きを投下。
なんというか割といつも通りのところに収まっちゃったんで、多分萌えないと思いますが。

315:素直ルイズ
08/02/23 18:40:34 jQcnRAzi
 私語厳禁の授業中なら問題ごとは起こるまい、と多少安心していた才人だったが、その考えは甘
かった。確かに、ギトー教員が風魔法の何たるかについて講義しているときは、周りもルイズも話に
聞き入っていて静かだった。問題が起きたのは、前に歩み出たド・ロレーヌが、ギトーの指示に従っ
て風魔法を披露したときだった。
「ふむ。なかなかいい具合だ」
 陰険なギトーが珍しく褒めたためか、ド・ロレーヌが調子に乗り始めたのである。
「いやだなミスタ・ギトー。この程度、ロレーヌの名を背負うわたしにとっては造作もないことです
よ。この課題なら、このクラスにいる誰だってこなせるでしょう。もっとも、わたしほど簡単にやっ
てのける者は他にはいないでしょうが」
 などと、彼は自分がいかに優秀かということを早口に捲し立てた挙句、「ま、でも」とこちらに向
けて嫌味な視線を飛ばしてきた。
「ゼロのルイズだけは別ですがね」
 すかさず、周囲に座っていた性悪な生徒達がくすくすと笑い始める。ルイズが虚無系統の魔法を扱
えることは未だに秘密なので、こういった事態もまた尽きることはない。才人は額を押さえて天を仰いだ。
(ド・ロレーヌのバカたれめ、なんだってこういうときに限ってルイズを突っつくんだよ)
 いつものルイズなら、ここで顔を真っ赤にして怒鳴るか唇を噛んで俯くか、もしくは無表情で無視
するかのどれかだが、もちろん今日の彼女はそのどれでもない。感心した様子で、にっこり笑ってみせる。
「そうねえ。ロレーヌ家は優秀な風魔法の使い手をたくさん輩出してる名門だし、やっぱりあなたも
すごいわねえ」
 邪気のない口調だった。得意げかつ嫌味に笑っていたド・ロレーヌが、呆気に取られたように口を
半開きにし、周囲でくすくす笑っていた生徒達も皆一様に目を剥いてルイズを見る。そんな注視の中
でも、ルイズはにこにこと機嫌良さそうに笑っている。
「……ド・ロレーヌ。いつまで間抜け面で突っ立っているつもりだ。早く座れ」
「あ、ああ、すみませんミスタ・ギトー」
 不機嫌そうなギトーに注意されたド・ロレーヌが、慌てた様子で席に戻る。彼の席はここより前方
にある。先程のやり取りがまだ信じられないようで、肩越しにおそるおそる振り返って、こちらを見
た。ルイズは才人の隣でその視線を受け止め、嬉しそうに微笑み返した。ド・ロレーヌが顔を赤くし
て前を向き、またちらちらとこちらに目を向けてくる。
 ルイズが気になっているのはド・ロレーヌだけではないようで、今や教室中の生徒……特に女生徒
たちが、こちらを盗み見ながら隣同士でひそひそ何かを囁き合っている。元々陰険で人気のないギ
トーの授業中ということもあって、声をひそめた噂話はなかなか止まらないようだ。
「ねえ、ゼロのルイズったら一体どうしたのかしら」
「ド・ロレーヌに色目使っちゃって」
「魔法が使えないから女の武器を鍛えようって考えなんじゃないの?」
「じゃ、あの使い魔の男の子、振られちゃったの? 本人目の前にいるのにあんなことするなんて、
かわいそー」
 聞きたくもないのに囁き声のいくつかが耳に入ってきて、才人は頭を抱えたくなった。


316:素直ルイズ
08/02/23 18:40:56 jQcnRAzi
「ちょっと、ゼロのルイズ」
 授業と授業の合間、短い休み時間中に声をかけてきたのは、尊大に腕を組んだ女生徒だった。その
視線には冷たい敵意が込められていたが、それを投げつけられた側はきょとんとするばかりである。
「なあに」
 不思議そうに目をしばたたくルイズに向かって、その女生徒は頬を引きつらせる。
「ふん、急に無邪気な振りしちゃって……! わざとらしいのよあなた。悪いけどね、ド・ロレーヌ
はわたしの恋人なの。あなたなんかが入り込む隙間はこれっぽっちもないのよ。お分かり?」
 その割にずいぶん必死だな、と才人は思った。この女生徒、それほど悪くない目鼻立ちだが、顔だ
けは二枚目と言ってもいいド・ロレーヌに比べると、多少見劣りする感がある。文句なく美少女のル
イズが自分の恋人を狙っていると勘違いして、かなり危機感を持っているらしい。
(ま、その辺は誤解だし、ほっときゃいいか)
 とりあえず静観することに決めた才人の前で、ルイズはまたもにこやかに頷いている。
「うん、そうね、あなたとっても素敵な人だもの。ド・ロレーヌも幸せだわ」
 女生徒の顔が朱に染まった。
「なによ、わたしを馬鹿にしてるの、あなた!?」
「え、どうして?」
 ルイズの声は心底不思議そうだ。よほどのひねくれ者でない限り、そこに邪気を見出すことは出来
ないだろう。実際女生徒も怒るに怒れなくなったようで、どことなく苦しげに眉根を寄せたまま黙っ
てしまった。
 そんな女生徒の前で、ルイズは目を輝かせながら立ち上がった。
「そうだ。ねえあなた、前にミセス・シュヴルーズの授業で、銅像作ってたわよね。土魔法で」
「え?」
 すぐには思い出せなかったらしく、女生徒は最初怪訝そうにしていたが、やがて「ああ」と素っ気
なく頷いた。
「前に一度、そんなことあったような気がするわね。それが、なに?」
「あのときの銅像、凄くよく出来てたから、近くで見たいなあと思ってたの。だけど、そんな暇な
かったから。もし良かったら、今見せてくれない?」
 身を乗り出すルイズに間近で見つめられて、女生徒は頬を染めたままわずかにあとずさる。無理も
ないな、と才人は思った。
(今日のルイズ、目をきらきらさせて見つめてくるからなあ。いろんな意味で耐えられんよな
 女生徒はどう答えていいか分からないらしく、言葉もなく口をわななかせている。ルイズはそれを
拒否と受け取ったらしく、残念そうに顔を伏せた。
「だめ?」
「え? あ、いや、だめってわけじゃ……まあ、今は時間がないから無理だけど、後でだったら」
 女生徒が慌てて答えると、ルイズはぱっと顔を輝かせ、相手の手をぎゅっと握った。
「ありがとう。あなた、とってもいい人ね」
 心底嬉しそうに頬を緩ませるルイズの前で、女生徒は真っ赤な顔をして固まっている。どうやら揉
め事は起こらないようだ、と才人は少し安心した。

317:素直ルイズ
08/02/23 18:42:20 jQcnRAzi
 昼食を終えた昼休みの時間、才人たちはヴェストリの広場の隅っこにいた。少し離れたベンチに先
程の女生徒とルイズが座っていて、周りを男女入り混じった多数の生徒が取り巻いている。約束どお
り土魔法で作った銅像を見せてもらっているようで、感嘆の声が聞こえてくる。
「やっぱり凄いわねえ。銅像だけど、ここのところは違う金属なの?」
「そうよ。腕輪とか髪飾りとか、装飾の部分は銅より光沢のある金属にした方が見栄えがいいでしょ
う。まあわたしなりの工夫っていうか、アクセントってやつね」
「そうねえ。こういうのって気をつけないと嫌味になるけど、全然そんなところがないし。それに、
こんな細かいところまで細工できるなんて、やっぱり凄いわ。あなたって才能があるのね」
「そんな、褒めるほどのことでもないわよ」
 そう言いつつも、声音は得意げだった。女生徒は気を良くしているようだ。「これ、もらってい
い?」というルイズの願いにも、「ええそうぞ、大切にしてちょうだいね」と気分よく答えている。
「すげえな、ルイズの奴」
 才人がぽつりと呟くと、隣に立っていたギーシュが深く頷いた。
「全くだ。ルイズと話している彼女、いつも刺々しいというか、気難しい性質だからね。あんなに機
嫌がよさそうなのを見るのはほとんど初めてだよ」
 向こうのベンチを取り巻く人垣の隙間から、楽しそうに話すルイズが見える。今は先程の女生徒で
はなく別の生徒と話しているようだ。相手の魔法の扱いなどを褒める声が聞こえてくる。キュルケが
感心したように言った。
「あの子、褒めるの上手いわね。おべっかとかお世辞とかじゃなくて、ちゃんと相手の能力に見合っ
た褒め方をしてるもの」
「そうなのか?」
「ええ。相手が『こう褒めてほしい』とか、『ここを評価してほしい』とか思ってるところを、的確
に賞賛してる感じ。あの子にあんな能力があったなんてねえ」
 意外そうなキュルケの隣で、モンモランシーが目を細める。
「それだけよく他人を見てるってことよ」
「あの雰囲気読めないルイズがか?」
 才人が眉をひそめると、モンモランシーは肩をすくめた。
「雰囲気が読めないって言われるのは、相手の感情を察するのが下手だからでしょ。今あの子が褒め
てるのは、ほとんど相手の能力に関することだもの。これ、どういうことか分かる?」
「どういうこと、って」
「つまりね、あの子、他人の凄いところばっかりに目が向いてるってことよ。ほら、見て」
 モンモランシーが指差す先を見ると、地味な顔立ちの男子生徒に、ルイズが熱心に話しかけている
ところだった。
「本当よ、あのときわたし、凄いなって思ったんだから」
「いや、僕なんか……ツェルプストーの方が派手だし火勢も強かったし」
 その遠慮がちな返答から察するに、どうやら男子生徒は火系統の使い手らしい。ルイズは大きく首
を振った。
「ううん。確かにキュルケの方が炎は大きかったかもしれないけど、あなたは小さな炎をいくつも上
手に制御していたじゃない。わたしは使えないから実感は出来ないけど、勉強してきたから分かるの。
あんな風に繊細に炎を操るのって、実は物凄く技術が必要なことなんだって」
 そう言って、ルイズはそっと男子生徒の手を握った。
「あのときは言えなかったから、今この場で賞賛を送らせてもらうわ。あなたはとても、凄い人よ」
 ストレートな褒め言葉に慣れていないのか、男子生徒はほとんど茹蛸状態である。
「わたしは別にそういうことが出来ないんじゃなくて、単にちまちましたのが気に入らないだけなんだけど」
 ぼやくように言って、キュルケが面白がるように笑う。
「それにしても、凄いわねあの子。あんな本人すら覚えてないようなこと、よく覚えてるもんだわ」
「だから言ったでしょ。あの子、他人の凄いところは本当によく見てるのよ。下手したら、本人より
もずっとよくね」
「なんでだろうな?」
 ルイズの観察眼の源が分からず首を傾げる才人に、モンモランシーが複雑な表情で言った。
「多分、あの子の劣等感のせいでしょうね。『みんなは凄いけど、それに比べて自分は……』ってい
う感情が凄く強いのよ、きっと。自分の欠点ばかり見すぎているから、逆に他人の長所ばかり見すぎ
てしまうってことね」

318:素直ルイズ
08/02/23 18:42:49 jQcnRAzi
「素直になる薬、か」
 才人はため息をつく。
「つまり、今は劣等感とか余計な自尊心とかが綺麗に消えてる状態だから、他人の凄いところを素直
に褒められるってことなんだよな」
「そういうことになるわね」
 モンモランシーは少し寂しそうに笑った。
「わたし、あの子があの薬を飲んだら、いつも言い返さずに我慢してる分も、全部周りに吐き散らす
んじゃないかと思ってた。でも、違ったわね」
「そりゃそうだ」
 才人は笑った。
「あいつ、お姉ちゃん子だもんな。本当は甘えたり可愛がられたりするのが似合う奴なんだ、きっと」
 ルイズは女生徒の一人に頭を撫でられて、はにかんだ笑みを浮かべていた。

「ねえシエスタ、ここのところは、こんな風でいいの?」
 手に持っている編みかけのマフラーを持ち上げながら、ルイズが首を傾げる。シエスタはにっこり
笑って、ルイズの頭を優しく撫でた。
「はい、とってもお上手ですわ、ミス・ヴァリエール」
「ありがとう」
 ルイズが嬉しそうに笑うのを、才人はベッドの縁に腰掛けながら眺めていた。背中が少しむず痒い。
 結局、今日一日、問題らしいことは何も起こらなかった。午後の授業中もそれが終わったあとも、
クラスの連中がやたらとルイズを可愛がりたがって、逆に引き剥がすのが大変だったほどだ。
 今、夜になって部屋に戻ってきてから、ルイズはシエスタと並んで椅子に腰掛け、約束どおり編み
物を教えてもらっている。教え方がいいのかそれとも素直に教えを聞き入れる態度が功を奏している
のか、前のものに比べると格段に出来がいいように見える。
(と言っても、完成はしねえだろうな)
 ルイズの目蓋が落ちかかっているのを見て、才人は少し残念に思う。モンモランシーの話では、薬
の効果が持続するのは一日だけだということだ。
「それに、今日の記憶は残らないらしいの。薬に関する記憶ごと、全部頭から消えちゃうみたい」
「なんでだよ」
「最初に調合したメイジが、そんな風にしたのよ。でも正解だと思うわ。素直に感情を表した自分が、
周りに受け入れられていようと、そうでなかろうと……どちらにしろ、心にしこりが残るはずだもの」
 モンモランシーは、そんな風にも言っていた。明日になれば、いつも通りの頑ななルイズに戻って
いるのだろう。
(でもきっと、それでいいんだな)
 才人が心の中で呟いたとき、シエスタが労わるようにルイズの背に手をかけた。
「さ、ミス・ヴァリエール。今日はもうこのぐらいにして、続きは明日にしましょう」
「ううん、最後までやる。だって、明日になったらまた……」
 頑固に言い張るルイズだが、睡魔には勝てないらしく、こっくりこっくりと舟をこぎ始めている。
才人も苦笑しながら近づいて、彼女の肩に手を置いた。
「シエスタの言うとおりだよ、ルイズ。無理して今日完成させる必要なんかないって。俺はいつまで
だって待ってやるからさ。な?」
 そう言ってやると、ルイズは少し残念そうに微笑んで、頷いた。
「うん、そうする。今日はもう眠るわ」
「ああ、そうしようぜ」
「ねえサイト」
「うん?」
 ルイズは机に編みかけのマフラーを置くと、椅子の上で姿勢を正して才人に向き直った。

319:素直ルイズ
08/02/23 18:43:19 jQcnRAzi
「あのね、ありがとう」
「なにがだよ?」
「わたしのことを、守ってくれて。わたし、ずっとサイトに助けてもらってばかりだったのに、お礼
言ったことってほとんどなかったから。だから、ありがとう」
 真剣な顔で言うルイズを見ていて、才人は不意に気がついた。
「お前、ひょっとしてそれを伝えたいがために、『素直になる薬』を飲んだのか?」
「うん、そう」
 ルイズは恥ずかしそうに頬を染めて、少し俯いた。
「いつものわたしだったら、きっと伝えられないと思ったの。だから、モンモランシーが試しに作っ
てみたって話してくれたとき、これを飲めばって思って」
 昨日の夜、そわそわしていたルイズの姿が思い浮かんだ。
「そっか。俺に感謝の言葉を伝えたくて、か」
「そう。わたし、あなたがそばにいてくれて、本当に感謝しているの。キュルケやモンモランシー、
それにシエスタと仲良くなれたのだって、全部サイトが来てくれたおかげだもの。あなたはきっと、
自分で思ってるよりもたくさんのものを、わたしに与えてくれたわ。だから、ありがとう」
 才人は、瞬きもしないルイズとじっと見つめあった。
「そうか。お前が何を考えてたのかは、大体分かったよ。でもな」
 首を横に振る。
「今のお前の言葉は、聞かなかったことにしておく」
「どうして」
 ルイズが驚き、悲しげに顔を曇らせる。
「わたしがいつも、サイトに酷いことばかりしているから? だから信じてくれないの? でも、わ
たしは本当に」
「違うよ、そういうんじゃないんだ」
 才人は、ルイズの頭にそっと手を置いた。
「お前はさ、多分本当に、俺に感謝してくれてるんだと思う。その気持ちは凄く嬉しい。本当だ。だけどな」
 少しかがんで、鳶色の瞳を真正面から覗き込む。
「それは、薬の力なんかなしに、いつも通りのお前に言ってほしいんだよ。お前はきっと、自尊心と
か劣等感とかそういうのが邪魔して、素直に思いを伝えられないんだ。それを乗り越えようとして、
いつも苦しんでるんだろうな。だからこそ、もっともっと頑張って、自分の力でそれを乗り越えて、
俺に……いや、俺たちに、お前の本当の気持ちを伝えてほしいんだ。俺の言ってること、分かるか?」
 ルイズは少し考えてから、大きく頷いた。
「うん、分かる」
「そうか。やっぱり偉いよ、お前は」
「ううん、サイトがいてくれるおかげよ。ねえサイト」
 ルイズは両手を伸ばして、才人の左手をぎゅっと握った。
「わたし、頑張るから。頑張って頑張って、いつかきっと、ありのままの自分で、サイトにお礼を言
えるようになるから。本当に、いつになるのか分からないけど……それまで、待っていてくれる?」
 才人は笑った。
「ああ、いつまでだって待ってるさ。そのときが楽しみだよ」
「ありがとう。やっぱりあなたは、いつでもわたしのことを助けてくれるのね。これからもよろしくね」
「こっちこそ」
「うん」
 微笑んだルイズの体が、小さく傾ぐ。慌てて支えてやると、彼女ははっとして首を振った。それで
も眠気が消えないらしく、眠そうに目をこする。
「ごめんね、なんだかすごく眠たくて」
「薬の副作用かもな。ベッドまで運ぶよ」
 才人はルイズの体を抱え上げた。幼い子供のように軽い彼女の体をそっとベッドに横たえ、毛布を
かけてやる。

320:素直ルイズ
08/02/23 18:43:59 jQcnRAzi
「サイト」
 ルイズは薄目を開けて微笑んだ。
「言い忘れてたこと、あったわ。これも忘れてくれていいんだけど」
「なんだ」
「わたしね、サイトのこと大好きよ。みんなのことも」
「そんなことか」
 才人は微笑み、ルイズの頬を撫でた。
「知ってるよ。みんなだって、きっと分かってくれたと思うぜ」
「そう、よかった。おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
 ルイズは目を閉じ、静かな寝息を立て始めた。
 幸せな夢を見ているように穏やかな寝顔を眺めながら、才人はそっと息をつく。
 不意に鼻をすすり上げる音が聞こえてきて振り返ると、シエスタが目を潤ませてこちらを見ていた。
「どうした、シエスタ」
「だって、サイトさん」
 シエスタが目元を拭いながら言う。
「ミス・ヴァリエールったら、とっても健気なんですもの」
「そうだなあ。こいつがこんなにいい子だとは思ってなかったよ」
 しみじみ言うと、シエスタは決意に目を光らせながら、ぐっと拳を握り締めた。
「わたし、決めました。これからは全力でミス・ヴァリエールを応援してあげます。いえ、もちろん
恋のライバルであることに変わりはありませんけど」
 とりあえず後半は聞き流すことにしておいた。
「そうだな。ま、出来る限り助けになってやってくれよ。本当は俺が頼めることじゃねーんだろうけど」
「はい、もちろんです。必ずやミス・ヴァリエールを素直な女の子に」
 意気込みを語ろうとしていたシエスタが、不意に眉をひそめて部屋の入り口の方を見た。
「どうした?」
「いえ、なんだか、外が騒がしいような」
「なに」
 言われてみると、確かに聞こえた。扉の向こうから、誰かの泣き声。それも複数だ。
(まさか)
 扉を開けてみると、予想通り、部屋の周りに人だかりが出来ていた。みなルイズのクラスメイトた
ちで、一様にハンカチを目に押し当てたり黙って涙ぐんだり、あるいは近くにいる者と抱き合ってさ
めざめと泣いていたりする。どうやら盗み聞きしていたらしい。
「なにやってんのお前らは」
「話は聞かせてもらったぞ!」
 おいおい泣きながら、ド・ロレーヌが才人の肩を握り締める。
「僕らも協力する! 必ずや彼女を一人前のメイジにしてみせるぞ!」
「そうだ!」
「わたしも協力するわ!」
「僕もだ!」
「クラス全員、一丸となって彼女の力になることを約束しよう」
「あなたも頑張ってね」
「必ずルイズを幸せにしてあげるのよ」
「泣かせたら許さんからな!」
 思い思いに才人の肩を叩き手を握り、勝手なことを叫びながら立ち去っていく。
「アホな奴らだなあ」
 呆れて頭をかきつつも、なんとなく悪い気はしない才人だった。
 これだけの騒ぎの中でも、ルイズは目を覚ます気配すらなく、無邪気な顔で眠っていた。

321:素直ルイズ
08/02/23 18:44:38 jQcnRAzi
 翌朝目を覚ましたルイズは、妙に目覚めがすっきりしていることに違和感を持った。
(なんでだろう)
 いつも朝が弱い自分のことを思い返しながら、ベッドの上で身を起こす。すると、なんだかいい匂
いが漂ってきた。見ると、机の上にティーカップが乗っていて、そこから湯気が立ち上っている。
(紅茶? なんで?)
 疑問に思っていると、机のそばの椅子に座って紅茶を啜っていたいた才人が、明るく声をかけてくる。
「よう、おはようルイズ。今日もいい天気だぜ」
「おはようございますミス・ヴァリエール。目覚めの紅茶はいかがですか?」
 既にメイド服を着ているシエスタが、穏やかな声で勧めてくる。二人とも、目元がやけに優しい。そ
の視線に妙な生温かさを感じて、ルイズは頬を引きつらせた。
「なによあんたたち、なに企んでんの?」
「何も企んでなんかいねえよ。なあシエスタ?」
「そうですよミス・ヴァリエール。あ、お体の調子はどうですか? 具合悪くありませんか?」
「別に、なんともないけど」
 言いかけて、ルイズは気がついた。机の上に、ティーカップ以外のものが乗っている。ルイズはシ
エスタを睨みつけた。
「ちょっとシエスタ、いくら同じ部屋で暮らしてるからって、わたしの机に私物を置きっぱなしにし
ないでよね」
「なんのことです?」
「そのマフラーよ。あんたのでしょ?」
「違いますよ」
 シエスタは優しく微笑んだ。
「あれは、昨日の夜ミス・ヴァリエールが一生懸命編まれてたものじゃないですか」
「は、わたしが? でも、ずいぶん出来がいいみたいだし」
「ミス・ヴァリエールの努力の結果じゃないですか」
「あのね、大体昨日のことなんて」
 言いかけて、ルイズはふと気がついた。
「って言うか、わたし、昨日のことよく思い出せないんだけど」
 才人が勢いよく音を立ててティーカップを置き、焦ったように目をそらした。
「ん。まあ、いいじゃんか。おっと、そろそろ飯の時間だぜ」
「ああ、本当ですね。さあミス・ヴァリエール。お着替えしましょうね」
「なにその赤ん坊に語りかけるような口調」
「いやですわ赤ん坊だなんて。ミス・ヴァリエールみたいな立派なレディに」
「そうそう。ルイズは実に立派な奴だ」
 まるで子供を見守るような二人の温かい視線に、ルイズはまた頬を引きつらせたのだった。

 おかしなことはその後も続いた。廊下の途中で会ったキュルケに「豊胸の香油」なる怪しいものを
渡されたり、モンモランシーに体調のことをしつこく聞かれたり、ギーシュにセンスの悪い首飾りを
プレゼントされたり、タバサから「心を開く方法」なる本を押し付けられたり。
 極めつけだったのは、授業中の出来事である。
「さて、それではこの石を金属に変えてもらいましょう。誰か、やってくれる方はおりませんか?」
 一時限目の担当であるシュヴルーズが教室を見回しながら言ったとき、ルイズはもちろん手を挙げ
るつもりなどなかった。
(虚無系統の使い手だって分かった今、上手くいく可能性はゼロだもんね。教室を吹っ飛ばして顰蹙
買うのも馬鹿らしいし、黙っておきましょう)
 そう考えていたのだが、何故かド・ロレーヌが張り切って立ち上がり、こちらを指差した。
「はい、ミセス・シュヴルーズ! ここは是非ミス・ヴァリエールにやってもらいましょう!」
「は!? なに言ってんのあんた!?」
「そうだ、ルイズにやってもらおう!」
「ちょ!?」
「ルイズなら適任だ!」
「頑張って、ルイズ!」
「いや、だから!」
「ルイズ!」
「ルイズ!」
「あの、ちょっと待ってってば……!」

322:素直ルイズ
08/02/23 18:45:25 jQcnRAzi
 本人の抗議を飲み込むような勢いで、教室中から大音声のルイズコールが巻き起こる。それを聞い
て呆然としていたシュヴルーズが、不意に目を潤ませながら深く頷いた。
「皆さん、今まで失敗続きのミス・ヴァリエールに、名誉を挽回させてあげたいのね。私、皆さんの
友情に大変感動いたしました! さあミス・ヴァリエール、お友だちの期待に応えてあげましょうね」
「ええ!?」
 いつの間にやら自分が実演する流れになっている。ルイズは唖然とした。
(ひょっとして、わたしの失敗をみんなで笑って楽しもうって魂胆なんじゃ)
 しかし、周りから飛んでくるのは祈るような切実な視線ばかりで、そこにはからかいや嘲笑など一
切含まれていない。大体にして、教室が爆発するリスクを背負ってまでこちらをからかおうというの
は、どう考えても理屈に合わないだろう。
(何が起こってるの一体)
 混乱しつつも、ルイズは立ち上がる。階段を下りて教壇に向かう間中、周りから励ますような視線
と囁き声が飛んできていた。
「頑張れ」
「しっかりね」
「負けるなよ」
 自分はどこにいるんだろうかとぼんやり考えながら、ルイズは教壇に乗った石ころの前に立つ。そ
してそのまま固まった。
「どうしたんですか、ミス・ヴァリエール」
「ええと、ミセス・シュヴルーズ」
 ルイズは誤魔化すように笑った。
「あの、わたしはやめておいたほうがいいんじゃないかなって。ほら、いつも通り爆発するに決まってるし」
「そんなことはないぞ!」
 ド・ロレーヌが机を叩きながら立ち上がり、拳を掲げて叫んだ。いつもルイズを陰で笑っている女
生徒も、祈るように手を組んで立ち上がる。
「自信をなくなさないで!」
 あまり話したこともない地味な男子生徒が、椅子を蹴って身を乗り出す。
「君は精一杯努力してきたじゃないか!」
「そうだ、今度こそきっとやれるさ!」
「頑張って!」
 教室のほぼ全員が総立ちである。キュルケやタバサなど、こちらの事情を知っている者たちは机の
陰に引っ込む準備をしているようだったが、それでもこの異様な盛り上がりを抑えようとはしない。
傍らのミセス・シュヴルーズもやけに温かい顔をして頷いているし、どうやら逃げ場はないらしかった。
(ええい、もうどうにでもなれ!)
 ルイズは目を瞑って杖を取り出した。無駄と知りつつも錬金の魔法を詠唱し、やけっぱちに杖を振
り下ろす。
 そして奇跡が起きた……ということはもちろんなく、案の定爆発が起こった。石ころが内部から光
を放ちながら消し飛び、爆風が教室中をなぎ払う。自身も煤だらけになりながら、ルイズはけほ、と
息を吐き出した。
(ほら見なさい。なんだか知らないけど、これであんたたちも分かったでしょ)
 内心そんなことを考えながら振り返ると、さっき立っていたメンバーは相変わらずそこに立ったま
まだった。煤だらけで全身真っ黒になりながら、それでも瞳だけはやけに優しい光を浮かべてルイズ
を見つめている。ド・ロレーヌが叫んだ。

323:素直ルイズ
08/02/23 18:46:07 jQcnRAzi
「くじけるな! 一度や二度の失敗が何だって言うんだ!」
「そうよ、負けちゃだめよ!」
「何度だって挑戦すればいいじゃないか!」
「僕達がついてるぞ!」
「諦めないで!」
 教室中から飛んでくる温かい声援に、ルイズは眩暈を感じた。まるで悪夢の中に迷い込んでしまっ
たかのような感覚。しかし、本当の悪夢はこれからだった。
「ああ皆さん、友情というものはなんて尊いものなんでしょう。教師生活数十年、わたしはこれほど
の感動を覚えたことはありません」
 大仰に両腕を広げながら、シュヴルーズが感極まったように叫ぶ。この妙なテンションに、すっか
り飲み込まれてしまったようだ。そんな彼女が振り返り、服の中から何かを取り出した。
「さあミス・ヴァリエール、もう一度挑戦しましょうね」
「はい?」
「大丈夫、石も時間も、まだまだたくさんありますからね」
 優しく語りかけながら、取り出した無数の石ころをごろごろと教卓の上に転がす。ルイズは悲鳴
を上げそうになった。
 結局授業が終わるまでに、ルイズはその日だけで数十回も教室に爆発を巻き起こすことになってしまった。

「もう、いったい何なのよ!」
 放課後、ほうほうの体で自室に戻ってきたルイズが、ベッドに身を投げ出しながら叫んだ。今日一
日中付きまとっていたであろう生温かい視線に、すっかり疲れ果ててしまったようである。
「なにこれ、なんかの陰謀? それともみんな頭がおかしくなっちゃったの?」
「おいおい、ひどいこと言うなよ。みんな心の底からお前を応援してるんだぜ。気のいい連中じゃな
いですか」
「それが気持ち悪いって言ってんの!」
 ヒステリック気味に怒鳴ったあと、ルイズは爪を噛みながらぶつぶつと呟き始めた。
「おかしい。何かがおかしいわ。きっと昨日何かあったんだわ。大体わたし、昨日のこと全然覚えて
ないし……あんた、何か隠してるでしょ!?」
 唐突に矛先がこちらに向いたが、才人は軽く肩を竦めて受け流した。
「知らねえな。ああでも、昨日一つだけ分かったことがあるな」
「なによ」
 唇を尖らせるルイズを見ながら、笑って言ってやる。
「お前が物凄く可愛い奴だってことさ」
「な」
 ルイズは絶句した。その顔が見る見る赤くなっていき、唇が何か言いたげにぱくぱくとわななく。
だが結局何もいえないまま、彼女は真っ赤な顔のまま唇を引き結んで、乱暴に毛布を被った。
「もう寝る、今日は寝る!」
「おう、好きなようにしろよ。ホント可愛い奴だなあ、お前は」
「その生温かい声やめなさいよ! わたしが可愛いのはホントだけど!」
 ひどく混乱した口調で叫びながら、ルイズがやみくもに枕を投げつけてくる。それを顔で受け止め、
机の上にある編みかけのマフラーを眺めながら、才人は愉快に笑い続けた。

324:205
08/02/23 18:46:55 jQcnRAzi
以上。読んでくださってありがとうございました!

325:名無しさん@ピンキー
08/02/23 18:52:10 JbzdhuG0
今日もGJ!でした。いい話だ~。

326:名無しさん@ピンキー
08/02/23 19:42:35 atBJiPU9
ニヤニヤしすぎてとてもじゃなくて見れないよorz
作者さん、もうしわけありません破壊力ありsさhりjlふじこ;p

327:名無しさん@ピンキー
08/02/23 19:44:50 WmihYnJb
なんかこう…久しぶりに萌えって叫びたくなったよ。GJ

328:名無しさん@ピンキー
08/02/23 19:48:21 QRyjIN16
素ルイズヤヴェwww
ヌィーマリーゴ氏GJwwwwwww
だめだwwww 芝生が止まらないwwwwwwwwwwwww ニヤリ顔も止まらないwwwww

329:名無しさん@ピンキー
08/02/23 20:16:14 CBgHCMuc
GJ。
にやけちゃうよ~205氏。
素直ルイズやべえ、破壊力高すぎるよ。

330:名無しさん@ピンキー
08/02/23 21:02:24 0ctuEW7/
にやにやにや

331:また挿してみた。(次回から「つばめ」に改名の予定候)
08/02/23 21:57:39 4m+dgt30
ちょっと質問。このスレ的に百合の需要ってありやす??
次の挿絵ネタがシエスタなんだが、ラフ描いていたらなんかおかしな
方向へ進み始めて(汗

332:名無しさん@ピンキー
08/02/23 22:24:02 xKnB2Mbo
挿絵自体、需要あるのかが疑問

ま、見なけりゃいいって言えばそうだけど

333:また挿してみた。(次回から「つばめ」に改名の予定候)
08/02/23 22:37:28 4m+dgt30
>>挿絵自体、需要あるのかが疑問

それを言われちゃおしまいですゼ旦那(´∀`;)


334:名無しさん@ピンキー
08/02/23 22:41:14 dX7GHBOr
>>324
GJ!です。とてもあたたかい話でした。
オチがくるのかな?と身構えてたわたし、歪んでるナー ('A`)

335:名無しさん@ピンキー
08/02/23 23:15:16 ReXfc7vE
おマチさんやイザベラのエロ絵も見てみたいと思う俺は欲張りか?欲張りだな。

336:名無しさん@ピンキー
08/02/23 23:21:32 tb11lJdO
>>335土肥

「それは蒼から始まった物語」を挿してほしいなあ。>>333


337:名無しさん@ピンキー
08/02/23 23:33:38 vvDH004x
>>336
風呂場で泣き笑いのイザベラなんかがいいなぁ。

338:名無しさん@ピンキー
08/02/23 23:46:46 J2V7RV8P
>332
百合でもなんでもシエシエが可愛いからOK

339:名無しさん@ピンキー
08/02/23 23:53:34 dX7GHBOr
>>331
ニーズはあるが、本編でノボル神が百合書いてから書きづらいふいんき(ryに w

340:名無しさん@ピンキー
08/02/24 00:04:38 cQAj1fk3
しかもその百合、一部の人に大変不評であった
やっぱ公式的に百合っちゃだめだよな

341:名無しさん@ピンキー
08/02/24 00:46:37 PrCkN5+V
>>331
好きなように書いていいと思う。

>>340
あれ、百合好きな人にも不評だったらしいぞ。

342:名無しさん@ピンキー
08/02/24 00:48:22 XOZ1TH9d
ヒロイン二人が主人公そっちのけでイチャイチャとか誰が望むのかと小一時間(ry

343:つばめ(また挿してみた。) ◆yITSNv0Kls
08/02/24 01:49:17 PTNOhaTx
ちょっと外出してるウチに沢山レスが(汗
んっと、コメント感謝。賛成反対そろぞれ在るみたいですが、とりあえず
仕上げてみますわ。喜んで貰えるのが嬉しいので。
コテ付けましたんで、問題ある場合はNG指定お願いします。

344:名無しさん@ピンキー
08/02/24 02:50:47 wVxLokGk
205氏、ニヤニヤがとまらない作品をありがとう
大変満足ですw

345:名無しさん@ピンキー
08/02/24 08:43:23 63VdrTlC
公式の百合も美味しくいただきましたが何か?

346:名無しさん@ピンキー
08/02/24 09:01:06 SpUJV/xs


347:名無しさん@ピンキー
08/02/24 11:21:42 mptAUJnn
素ルイズ来てター!!
悶え転げさせて頂きました。そしてクラスメイトが善人過ぎてワロタww

>343
ここの変態は紳士ばかりだから、好きなものを書いていいよ。
ただ、誘い受けは嫌われる可能性が高いかもしれなくもないかもしれない。


348:名無しさん@ピンキー
08/02/24 15:54:53 V7/CUwr0
俺、会社で総務課にいたある女の子から、ものの10分かそこらの間に
「セクハラ」「紳士」と呼ばれて自分が分からなくなったことがあるんだぜ

349:名無しさん@ピンキー
08/02/24 19:30:39 aY/koGsl
>>348

それは「セクハラ紳士」と言うことですか?

350:名無しさん@ピンキー
08/02/24 23:16:07 6QYYO9hx
>>348
それはただの褒め言葉じゃないか

351:つばめ(また挿してみた。) ◆yITSNv0Kls
08/02/24 23:58:32 5Tp5Xk9M
とりあえずまだ途中だけど河口してうp
URLリンク(upload.fam.cx)
後2日くらいかな・・

352:つばめ(また挿してみた。) ◆yITSNv0Kls
08/02/24 23:59:11 5Tp5Xk9M
×河口
○加工

353:名無しさん@ピンキー
08/02/25 00:16:05 VYZyxNYX
ちょくちょく貼る程のもんじゃない気がするな。

354:名無しさん@ピンキー
08/02/25 00:21:09 lZU/6cAk
SSの前編・後編とは微妙に違うもんな。
完成して初めて表に出てくるものじゃないかな。

355:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
08/02/25 00:35:34 qOUZbH5t
じゃあ俺も完成途中でとうかすゆー。
「どきどき異端審問!」のアナザーでおます
勿論あの人が被害者です

356:ようぎしゃふざいのだいさいばん ◆mQKcT9WQPM
08/02/25 00:36:42 qOUZbH5t
厨房で生卵を三つくすねた才人は、それを丸呑みすると、ルイズの部屋に戻ってきた。

「はぁ…疲れた」

言ってベッドに倒れこむ。
今日は本当に疲れた。
流石に花の十代といえども、一日に三人を相手にすればへばりもする。
薬の効果で手助けされたとはいえ、才人は文字通り精も根も尽き果てていた。
さてそれじゃあそろそろひと寝入り…と、移った体温で温かくなったシーツの上でまどろもうとした才人の耳に、金切り声が飛び込んできた。

「いいいいい、犬ぅーっ!」

部屋の主人が真っ赤な顔をして帰ってきた。
言動と表情から、何か怒っているらしい。
才人はベッドの上で大の字、ルイズは入り口で仁王立ち。
やばいまずいこの体勢はストンピングかフットスタンプが来るぞ!
才人は慌てて大事な所を両手でガードする。
しかし。
覚悟を決めて完全ガードを決め込んでいた才人に、いつまで経ってもご主人様のおみ足は降ってこない。
才人はぎゅっと閉じた瞼をそっと開け、部屋の入り口に立つご主人様を見る。
その場所でご主人様は。
先ほどまでの怒り顔とは打って変わり、何かぶつぶつ言いながら急に後ろを向いた。
そして、大きく手を広げて…、何故か深呼吸を始めた。
深呼吸を数回して、ルイズは振り向く。
その顔からは怒りが消えうせ、代わりに貼り付けたような無表情になっていた。
ちょっと口の端が歪に歪んで、右の眉がぴくぴく動いていたが。
そして言った。

「…あ、あんたなんかどうでもいいんだからね。
 べ、別にどうとも思ってないんだから」

何が言いたいのかさっぱりである。
才人はベッドから立ち上がると、満面に疑問を浮かべ、ルイズに尋ねる。

「どしたのルイズ?」
「きょ、興味ないって言ってるの!え、えっと、なんだっけ、そう!
 そこの角で妙な黒い影に取り憑かれたりとかそんなことないんだから!」

言いながらルイズはすたすたと部屋の中に入ってきて、ぼすん!とベッドに腰を下ろす。
ひょっとして、『呪印』の事を言ってるのか?
しかし、才人は知っている。
封印から抜け出した『呪印』はシルフィードが全て回収した。
だから、ルイズのこの言動はおかしい。
ていうか、ころころ変わる表情とか、妙にきつい口ぶりとか、軽く赤く染まった頬とか、ぜんぜん『呪印』に取り憑かれた者の言動ではない。
しかしルイズはそんな才人の嫌疑の視線をものともせず、ベッドの上で足など組み替えてみせる。

「う、うんと、ああ、もう何もする気が起きないわ。
 このまま永遠に寝ちゃおうかしら」

言ってルイズはぽてり、とベッドの上に横になり、目を閉じる。
…何をしたいんだこのご主人様は。
呆れたように立ち尽くす才人と、何かを期待するように狸寝入りをするルイズの間で、きまずい空気がしばらくの間、流れたのだった。

357:ようぎしゃふざいのだいさいばん ◆mQKcT9WQPM
08/02/25 00:37:10 qOUZbH5t
時は数刻、遡る。

さて、授業が終わった。
礼を終えて、私はそそくさと教室を出る。
次の時間の教室に移動しないといけないし、それに。
…ちょっと、授業の合間に、サイトの顔見てこようかなー、なんて…。
い、いや別に、使い魔見たって元気になんてなんないわよ?
ちょ、ちょっとからかってストレス解消でもしようかな、なんて。
そうよ、さっきの授業でちょっとわからないところあってストレス溜まっちゃったから!そうそう!
そう考えて私は、普段から才人がよくいるゼロセンの格納庫に向かう。
…ちょっと時間ないから、裏庭通って行きましょ。
人気の全くない、日の当たらない裏庭を私は小走りに抜ける。
この裏庭にはいくつか倉庫があるんだけど、物置になってる。
基本的にいらないものを突っ込んでおく場所だから、あんまり人が来ないから、少し荒れてる。
だから、この道はちょっと不気味な雰囲気がある。
…ま、人気ないから逢引なんかにはぴったりだろうけど。
…今度サイト連れ込もうかな。…ここだったらちょっとくらい、ひっついてても誰も見てないし…。
いやそうじゃなくて!今は急がないと!
とか思ってると。
目の前の古い倉庫の扉が突然開き、中から黒髪の女の子が出てきた。
シエスタ?…じゃない、短いポニーテールに、あのトリスタニアじゃあまり見ないぴったりたズボン…。
…なんでここにあのわたあめ姫がいるのよ…。
私はとりあえず手近な物陰に隠れて姫様の様子を観察する。
すると。
その倉庫から、姫様に続くように…。
ああああああああああああああああのばかいぬうううううううううううううう!
ひ、ひとが一生懸命授業受けてる時に姫様とナニやってんのよおおおおおおおおおおおおお!
しかし、私は叫んで飛び出しそうになるのを必死で堪えることができた。
だって、イイコト思いついたから。
そーよ、この事をネタに今夜は思いっきりいじめちゃうんだから。
今どーにかしてもいいけど、それじゃあ趣ってもんがないわ。
ていうかそれじゃワンパターンだしね。
…そーよ、こないだ買ってきたクスリ使って、思いっきりイジメちゃうんだから…!
なんて考えてると、姫様が喋りだした。

「…ありがとうございました、サイト様」
「いや、無事で何よりでしたよ」

…?何のこと?
よく意味のわからない会話に、私は耳をそばだてる。

「でも、そんな変わった生き物が実在するんですのね」
「…俺も最初は冗談だと思ってましたけどね」

…イキモノ?
余計訳が分からなくなってきたわね…。

「あ、でも、サイト様が助けてくださるならまた取り憑かれてもいいかも♪」
「…カンベンしてください…そのたんびにシルフィードの馬鹿に付き合わされるんですよ…」

…やっぱりかあの馬鹿犬わあああああああああああああああ!
…ん?でもチョットマテヨ?
その何か妙なイキモノに取り憑かれると、サイトにシテもらえる…。
んでもって、それはタバサの使い魔が関係してる…。
私はとりあえず二人を吹っ飛ばすのはまた今度にして、タバサの使い魔を捜しに行くことにした。

358:ようぎしゃふざいのだいさいばん ◆mQKcT9WQPM
08/02/25 00:38:16 qOUZbH5t
「へ?取り憑くイキモノ?
 『呪印』のことなのね?それならあと1匹で最後なのね。
 でももう他の子に取り憑いてるから全部封印できるのもすぐなのね。
 え?ナニ?どういうイキモノなのかって?
 うんとね。『呪印』は人に取り憑いて魔力を食べる生き物なのね。
 取り憑かれた人は心が動かなくなって廃人になっちゃうのね。
 その前に興奮させてもらって身体から追い出さないとダメなのね。きゅいきゅい」

なるほど。
ルイズは納得した。
つまりは、才人はその『呪印』からアンリエッタを助けるために、あそこにいたのだ。
…しかし、興奮させるとは何事。
まあ、その辺は詳しく後で全部まるっと聞かせてもらうことにして。
ルイズは決心する。
『呪印』に取り憑かれたと狂言をぶちあげて、才人に悪戯させる。
そして。
そのあと、『おさまりがつかなくなった』とか何とか言って…!
そんな妄想ににやにやしていると、風韻竜からツッコミが入った。

「…その顔キモいのね」

次の瞬間、風韻竜の顔に、ルイズの拳がめり込んでいた。

359:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
08/02/25 00:39:22 qOUZbH5t
>>357
×シテもらえる
○何かシテもらえる
あーあ、またやっちゃった。推敲ちゃんとしようぜ俺。

んじゃ世界樹2やりながらねゆ。ノシ

360:名無しさん@ピンキー
08/02/25 00:43:45 YuKNH/MF
これはwktk

361:名無しさん@ピンキー
08/02/25 00:44:00 rUTsqgmK
へんたいさん、GJです
次回は神判編ですか?wktkしながら待ってます

362:つばめ(また挿してみた。) ◆yITSNv0Kls
08/02/25 00:56:40 BKyrXSlO
せんたいさん乙です。続きwktkで御待ちしております。

363:名無しさん@ピンキー
08/02/25 02:10:27 hkObhcFP
ルイズきたきた。
続き楽しみにしてます。

364:名無しさん@ピンキー
08/02/25 03:34:03 0uYsWuzu
>>362
コテやめろ
スレリンク(ascii2d板)
こっち池。氏ね

365:名無しさん@ピンキー
08/02/25 03:48:45 WeiVGq+/
>359
へんたいさんいつもながらGJ!
一刻も早く続きplz!!!

>362
こっちはアンタの絵をwktkしながら待ってるんだぜ

>364
コテ叩きイクナイ。
イヤなら個人的にあぼーん設定するが吉。

366:名無しさん@ピンキー
08/02/25 03:58:32 tWzBLEGu
>364
>365の通り。何のためのNG設定なのか…
もしIEなどのブラウザを使っているのなら、専ブラ使用をマジオススメする。
>364に幸あらんことを

367:名無しさん@ピンキー
08/02/25 04:01:41 MYrqcBnc
捕手

368:つばめ(また挿してみた。) ◆yITSNv0Kls
08/02/25 04:45:31 BKyrXSlO
>>364
一応紹介いただいたスレに関しても一番最初の絵をUPする時に
考えました。ただそちらは自作絵やパロディー作品の発表場所
というよりも、ネット上にある画像の収拾場の様な様相でしたので、
こちらの方が適切と考えて参加させて頂いている次第です。

一応コテは鬱陶しい人のNG用の為につけさせて頂きました。
今後スレの流れを見て圧倒的多数の閲覧者から退去を命じられたのなら
素直に退散しますが、今は>>365様の様に支持してくださる人がいる限り
描かせていただこうと考えています。ご了承下さい。


>>365
ありがとうございますー。遅筆ですが出来るだけ急ぎますんで。

369:名無しさん@ピンキー
08/02/25 05:08:09 1Lta3SRw
つばめ氏はオトナだなー
>>364が哀れに見えてきた

370:名無しさん@ピンキー
08/02/25 05:13:29 Pbgpss3X
絵の投稿は大歓迎。
だけどコテ付けて感想とかレスすると馴れ合いになるから付けないのが吉。
名無しの感想なら中身が誰であれ不快に思う人は居ないはず。
作者さん達だって誰も不必要に名乗ってないでしょ?

371:名無しさん@ピンキー
08/02/25 08:13:49 gjyb9hlU
名前が消し忘れて残っていたり、
名前消しても同じ日だとIDでわかったりとかもあるんだよね。
そんなの一々気にしてつつくなよ。

そんなことより>>351が404になってるんで再希望

372:名無しさん@ピンキー
08/02/25 08:39:46 /T8OUCUE
うへぇ

373:名無しさん@ピンキー
08/02/25 09:01:55 YaFuO7yM
>>371
>>371
>>371

374:名無しさん@ピンキー
08/02/25 12:40:36 sI0W7Xab
ルイズまたキタ!!(・∀・)
へんたいさんの寸止めはもう様式美みたいになっちゃってるな。
>359はルイズ(へんたいさん?)の本音がこぼれ出たと言うことでw


お前ら!!
せっかく久しぶりにチェリーパイが豊作だって時に他に言うことはないのかよ!!

375:名無しさん@ピンキー
08/02/25 17:44:35 JvX5uE87
>>371
それは仕方ない。
ただ必要ないときは名前消す程度の姿勢は示すべきじゃない?

376:名無しさん@ピンキー
08/02/25 17:57:13 roQ9NfIg
一時期荒れたから思わず自治に走る気持ちもわかるが……、
>>370とか>>375が言ってる内容も2ch的には正しいが……、
そろそろ、マターリいけないもんかね?
スルースキルは必須だってのも2ch的には正しいよな?
こんな調子じゃ嵐に狙われっちまうよ。
ぐだぐだ争ってられると投下しづらいし。

377:名無しさん@ピンキー
08/02/25 18:47:15 ukKSpE2J
まぁ去年は職人や住人達の思いやりがいい方向に働いていたからな

所で思いやりと言えばホワイトデーの時
サイトは何をお返しするのか考えようじゃないか?

378:名無しさん@ピンキー
08/02/25 18:52:55 pTGAwsfF
なあ、お前ら 昔ここで俺が言われた台詞だが議論するよりも
SSの感想を書いて職人さんの士気をあげるかSSを書いた方がよくないか
>>359
いつもの事ながらGJ! ルイズがどんどん駄目な人になってるなww
サイトと会う前のルイズが未来の自身の行動を見てなんて思うんだろうなww

379:名無しさん@ピンキー
08/02/25 18:58:44 roQ9NfIg
>>377
お返しは俺!とか言うのもおもしろいかもしれんな。

冗談半分で言うのにほぼ全員が本気に取る。
ルイズだと以前のようにこきつかわれ、ただのラブコメでおわるな。
他の人だと……、当然このスレにぴったりの……。

380:名無しさん@ピンキー
08/02/25 19:25:54 RcTXmBOh
>>356
しかし、今更ながらサイト、生卵はやばいぞ。
日本じゃ当たり前に食べるが海外のはお勧めできん。
魔法で無菌処理でもされてるなら別だが。

まぁ腹壊したら女の子に看病してもらえるから、それはそれで役得か。


381:名無しさん@ピンキー
08/02/25 23:05:56 hqMBT7BN
コテつけること事態は別に構わないんだが、いつもつけてるとー…って思うんだが
絵をうpする時だけコテでいいんじゃないかい?
勘違いされちゃ何だから言うけど自分も待ってる側の人間


382:名無しさん@ピンキー
08/02/25 23:35:06 SLJ8KNdK
SSに対する挿絵だから角二かここかで意見わかれるからなぁ

一番無難なのは自分でSS書いてそれに自分の挿絵を入れる
それなら文句言われないと思うが。

おれは反対派なんで禁止にしますた

383:名無しさん@ピンキー
08/02/25 23:43:14 NYFSjNdv
そういえば作者さん方が自分の作品に関わる事以外でコテつけて雑談してるの
ほとんど見た事がないな。なぜみんなコテを外すかは推して知るべしだね。
大人な良いスレだと思うよ。

384:名無しさん@ピンキー
08/02/25 23:50:17 jEvBApDv
外国だと生で卵を食べない代わりに、消費期限が日本の3倍近くあるらしいぞ。

トリステインだとどうなるのかな?街から離れてるから近所から毎朝新鮮な卵が届けられるのか、
はたまた防腐処理の魔法とかがあるのか・・・

ところで、防腐魔法は何系統なんだろう?水?風?

385:名無しさん@ピンキー
08/02/25 23:51:17 GAFQ5Jsd
>>384
水じゃないのか?
回復系だからという単純な話だが・・・


386:名無しさん@ピンキー
08/02/26 00:07:07 AmH3rtf2
韻竜も卵なのかが一番重要だと思うんだ
アホ竜の卵食いたいです

387:名無しさん@ピンキー
08/02/26 00:14:24 PtXpwAcG
>>386
ペドにもほどがあるのね!

388:名無しさん@ピンキー
08/02/26 00:25:14 8aRQduzS
人化した幼い韻竜に甘噛みされたい

389:名無しさん@ピンキー
08/02/26 01:39:50 QtGYvJ+U
「オムレツ・・・かに玉・・・」
「おねーさま、竜の卵はおいしくないのねー」

390:名無しさん@ピンキー
08/02/26 01:57:02 IR/RwP5M
>>384
完全に火を通す事が前提だから、割った中身を牛乳パックみたいな入れ物の中に入れて売ってるのもあるぞ
ハワイのスーパーで見かけた時、、ある意味機能的だとは思ったが…アレは食べたくはないとしみじみ思った(w

391:名無しさん@ピンキー
08/02/26 04:50:00 pE4sda3U
未完成SSの続きが気になる今日この頃。特に「契約」とか「あなたの未来は~」
はどうなったのよー?(ノ∀`)

392:名無しさん@ピンキー
08/02/26 06:17:42 4uAuHkYa
>>391
作者さんが作品の存在を忘れる訳はないから催促は必要ないと思うんだぜ。

393:名無しさん@ピンキー
08/02/26 13:26:43 sJt9JleY
>392
でも、あまり時間が空くと投下しても良いのかと悩むから、たまにはしてほしいって誤爆スレで聞いたぜ?

394:名無しさん@ピンキー
08/02/26 14:02:00 UhWSSHX1
もう需要がないとか思ってしまうとかあるのかな

395:名無しさん@ピンキー
08/02/26 15:23:55 M2Pxxa8L
だいたいの作品には完結を望むけどなあ。

396:名無しさん@ピンキー
08/02/26 15:46:43 Kyfu+ODB
SS職人の方々は誰しも乙女ちっくハート☆をお持ちなのですね

397:名無しさん@ピンキー
08/02/26 16:39:46 YDNi3Wbs
「あなたの未来は~」は、ルイズとサイトの掛け合いで満足できたからいいかな。

398:名無しさん@ピンキー
08/02/26 19:31:37 kJlEtvRG
>>368
挿絵はありがたいし、挿絵職人にコテはあってもいいと思う。
NGにする人だけでなく、その職人の画風が好きな人にとってもいろいろ便利だし。

それとは別の話だけど、新保管庫の画像庫にこれまでの絵をUPしないん? 個人的にはしてほしいけどね。

399:名無しさん@ピンキー
08/02/26 19:39:55 BmE/eG6c
逆に長いSS程終わらせ方を悩んでいて結局放置状態かな?

それをみると不幸せなシリーズを完結させたの凄いと思う。

400:名無しさん@ピンキー
08/02/26 20:53:34 BEgm5kKl
>>399
不幸せな~さ、ふと気になって投下された日付見てみたら、
アン様パートの途中~最後まで、2008/02/02(土)~2008/02/17(日)で、
二週間ちょっとしかかかってないんだよね。
その気になればそのぐらいで書けるってことなんだな……

401:名無しさん@ピンキー
08/02/26 21:05:25 kgv1Cx3I
溜めてたんじゃね

402:名無しさん@ピンキー
08/02/26 21:46:38 sJt9JleY
たまに、神様がまとめて降りてくる事もあるんだよ


なんで順番に来ないのかなぁorz

403:名無しさん@ピンキー
08/02/26 22:05:25 ZrnVuypR
「不幸せな」シリーズを読んで思い出したのが、アガサ・クリスティの
「春にして君を離れ」なんだが、クリスティは何年も構想を練ったあげく、
一週間で書き上げたそうな。
書き上げてからはすっかり精も根も尽き果てて寝込んだそうだが、
「不幸せな」シリーズにもそんな事情があったりするのかな、と思った。

404:つばめ(また挿してみた。) ◆yITSNv0Kls
08/02/26 22:07:48 6665ty0B
>>398
あ、やっぱり今までうpった挿絵は
一時的じゃなくて、ずっと見れたほうがエエですか?
自分としては一時的なモンかなぁ・・と勝手に思ってました。
というか保管場所ってあったんだ(汗 知らなかった。

405:名無しさん@ピンキー
08/02/26 22:24:50 UhWSSHX1
最近気付いたんだが数スレ前のラストの鼻ちょうちんも205氏だったんだなw

406:名無しさん@ピンキー
08/02/26 22:37:54 HEgbZvDm
>>403
そういや、205氏いわく詳細で丁寧な感想のお陰で構想が膨らんだとか
いうから構想自体はあったんだろうな

407:名無しさん@ピンキー
08/02/26 22:59:49 Sw+/51MG
>392
忘れられてるかと不安な俺が来たんだぜ

どのSSの完結を望む?
もし俺のを望んでるんだったら・・・

408:名無しさん@ピンキー
08/02/26 23:13:23 g0MxXLcd
その前に貴方はどの作者なんだい?

409:名無しさん@ピンキー
08/02/26 23:46:38 hu5YS+X0
保管庫にあるやつで中途のヤツ、気になるの多いな。
前の分はこれ、って示してもらえれば何の問題もないよ。



だからplz!

410:バレット
08/02/27 00:03:00 i7N0hMVR
流れぶった切って申し訳ないが、本編投稿行かせて貰いまっす。

411:(5):Let’s Go ハーレムへの道
08/02/27 00:05:30 pMixseN/
夜も更けた女子寮の1室は今、異様な雰囲気に包まれている。

深い青色の長髪を持つ部屋の主は、泣き腫らした切れ長の目の端を引き攣らせ。
髪の色以外はまるで対照的な小柄で短髪の少女は一見無表情ながら、跡が付きそうなほど背丈よりも大きい立派な杖をギリギリと握り締め。
緑の髪の頭1つ飛びぬけた歳の『ドスッ!』ごぐほばっ!?・・・かふっ、妙齢のメガネ美女は杖をまるで何かのプレイ用の鞭のように弄び。
金髪の尖った耳と立派通り越して超(×無限)ご立派な胸が特徴的な少女は1人、オロオロと視線を行ったり来たり。

・・・そして最後に、部屋の真ん中に何とも形容しがたい物体が1つ。

「俺だけ物扱い!?」

地の分に突っ込んではいけない。さっきのでとっくにカラータイマー鳴りっ放しなんです。
物体の正体はサイトであった。ロープの上から泥、更にその周囲を氷で固めた3層構造で拘束されていた。
イザベラ・シャルロット・マチルダの合同作品であった。
しかもシャルロットがありったけの魔力を使って固めたもんだから、彼是半日以上経った今でも溶ける気配はナッシング。
実際にはサイトの体温でジンワリ内部は溶けてるが、むしろ濡れたロープや泥の感触が酷くなって気持ち悪いの何のな状況だ。

「腹減ったろう?土でも食うかい?タップリご馳走してやろうじゃないの」

ニッコリ笑ってマチルダ。
見惚れそうな位綺麗な笑顔ですけど、背後に盛り上がってるのは土の山どころかもはやゴーレムなんですが!?

「・・・この部屋少し暑い。涼しくしてあげる」

こっくり頷きながらシャルロット。
小動物っぽくて可愛いですが、背後に吹き荒れてる吹雪は洒落になりません。涼しい所か凍死しそうですよ!?

「水はどうだいサイト?好きなだけ飲ませてやってもいいよ」

そしてゾクッと来る微笑を浮かべてマチルダ。
うん、強気そうな顔も良いけどこういう優しそうな表情も良い。
でも額にぶっとい青筋立ててなきゃもっと良い。背後にもはやどっかのマンガ忍術みたいに水が龍みたいに渦巻いてなきゃ一番良い!

「さ、3人とも落ち着いて!わ、悪いのはその私の方だし・・・」

唯一サイトを庇ってくれるのはエルフっ子のティファニア。
今の雁字搦めの少年にはまさに天使、もしくは救世主。背後に後光が見えそうだ。
しかし。

「「「アンタ(あなた・テファ)は黙ってな(黙ってて)」」」
「は、はひ・・・ううう、サイトお兄様、ごめんなさい」

三重のドスの利いた声にあえなく撃沈。テファの援護はティッシュ並みに薄かった。
現実は非情なり。


412:(5):Let’s Go ハーレムへの道
08/02/27 00:07:08 pMixseN/
「さて、アンタが私達に言わなきゃいけない言葉は分かってるわね?」
「ゴメンなさい。本当にゴメンなさい。成り行き上だったとしても浮気して本当にゴメンなさい」

頭を床に擦りつけながら謝罪の言葉を述べる。
もっとも足首から首元まで氷漬けで転がってるんだから元からそんな体勢だ。
土下座なんて出来やしない。物理的な理由で。

「だから頼む、せめてこの氷どうにかしてくれ・・・」

切実だった。というか冗談抜きの懇願だった。
それも仕方ない。実は泥に含まれていた水分も氷結していた上、サイトの体温で溶けた分が服を濡らし、悉く体温を奪っていったのだから。
実際今のサイトの顔面は蒼白、唇は紫で意識も少し混濁状態だったり。
ぶっちゃけ、冗談抜きで凍死ちょっとな状況だった。具体的には棺桶に爪先が入ったぐらい。
・・・微妙だ。

「そ、そうだね、そろそろ許してやろうじゃないの」

一転、慌てて魔法で氷を液状、つまり水に戻して分離させる。
そのままだと部屋が水浸しなので、分離させた水の塊はそのまま開いた窓から外にポイだ。
――数秒後、水の弾ける音と一緒に外から悲鳴が聞こえたが気にしちゃいけない。
ある程度水分が抜けて泥から土に変わった名残を払うとロープを解いてやる。
その時触れたサイトの肌はとことん冷め切っていた。半日以上氷付けになってりゃ当たり前だ。
それでも自分の力で立ち上がって動ける辺り、サイトもかなり頑丈だった。

「イザベラの手、暖けぇ・・・」

思わず、握り締める。気が抜けて、ホッと息を吐き出す。
イザベラの方は冷たい感触に一瞬手を引っ込めかけたが、すぐにこっちからも手を握り締め返した。
彼女のそれより一回り大きくてややゴツゴツした感触が、何故か心地良い。

「身体が冷たい時にこういう風にしてもらうのって、すっげえホッとするよな」
「そうかい?これぐらいアンタにならいくらだってしてやるよ」
「ん、サンキュ」
「ふふっ・・・」

突発的バカップル発動!2人は良い雰囲気だ!
コレにはシャルロットはプクッと頬を膨らまし、ティファニアは羨ましそうな目でその光景を見つめている。
数分後、いい加減焦れたマチルダのワザとらしい咳払いでようやく2人は離れた。
マチルダの目つきが怖かったのは錯覚ではない。その目は相手の居ない私への当て付けかいゴラァとハッキリと物語って――・・・
命の危険を感じたのでこの辺にしとこう。ナレーター死亡で強制完結なんてバツが悪すぎる。

とにかく、バカップルは慌てて離れた。

「と、とととりあえず風呂入ってきな!これ以上私の部屋汚されたら堪んないからね!」
「あ、ああ・・・分かったよ」

元妹分現在本妻(予定)な少女のぶっきらぼうな物言いに苦笑が漏れる。
隠しきれてない頬の赤みにいとおしいものを感じて、サイトは昔よくしてたように滑る様に滑らかな髪ををクシャクシャ軽く撫でてから部屋を出て行く。
部屋に残るは女性陣のみ。

さて、本題に入る時間だ。


413:(5):Let’s Go ハーレムへの道
08/02/27 00:08:36 pMixseN/
「テファも分かってるんだろうね。人の男に手ぇ出したんだからさあ」
「ほ、本当にゴメンなさい、イザベラお姉様!!」
「・・・『お姉様』はいらないよ。イザベラだけで良い」
「・・・わかりました・・・あの、謝って済む事じゃないのは分かってるけど・・・ごめん、なさい。
でも、私、お兄様の事が本気で――・・・好き、なの」

深々と、金色の頭が下げられる。
見えるのは長い耳ぐらいで表情は全く分からないがそれでも、小さく肩と声が震えているのは嫌でも気付く。
きっと本気で申し訳無く思っているんだろう。ちょっとズレた性格でも、彼女が心優しい性格なのはよく分かっている。
なんかもうもう一言追い討ちかけたら泣き出す事確実だ。誰が好き好んで悪役なんかなりたがる物か。

・・第一、既に愛人1号(シャルロット)が居る時点でこういう事にあーだこーだ言うのが間違ってるような気がしないでもない。
打算が無いでもない。
ティファニア自身アルビオン王家のれっきとした後継者の一員、サイトとそういう関係となればガリアとアルビオン同士更に強固な関係を結べる事になる。
イザベラも国の運営の中心である王家の後継者。そういう考えも出てくるのがむしろ当たり前。

でもそれ以前にティファニアも受け入れるのは――サイトの為だ。

彼女も混ざれば、サイトもまた嬉しいだろうから。
女として見れば幾分彼女も充分ズレた考えかもしれない。
けれどこれは多分・・・・・・・・・いわゆる惚れた弱みなんだろう。

愛人1号とアイコンタクト。長い付き合いなだけにすぐ意を汲んだ少女はこくりと頷く。

「頭を上げな―別にとって食べやしないよ」

おずおずと頭を上げた妖精に、意地悪だけど優しい王女は男らしい―矛盾してるが、実際そんな感じの笑みを浮かべて見せた。

「そういう事なら、キッチリ最後まで可愛がってもらわなきゃ、ねえ?」


414:バレット
08/02/27 00:10:20 KhDbLpTE
今回分はこれで完了です。
イザベラとおマチさんの口調が似たり寄ったりで書き分けが難しいぜちくせう。

415:名無しさん@ピンキー
08/02/27 00:11:56 7gvXvggt
>>414
(´-`).。。ooO○◯(GJだが生殺し・・・)

416:名無しさん@ピンキー
08/02/27 00:12:38 WibDqzpQ
>>414
GJ。マチルダが>>411で二人いるが「水」がイザベラで良いのかな?

417:バレット
08/02/27 00:13:15 KhDbLpTE
あ、あと話を蒸し返してすまないが、自分は挿絵大歓迎です。
その分自分の作品が読んでもらえてるって事で励みになるし、そっからインスピレーション沸く事もあるし。




だからイザベラのエロ絵を誰か描いてくr(コラ)

418:名無しさん@ピンキー
08/02/27 00:13:19 4zdxYPdA
サイト氏ね
誰か分けろ

GJ

419:名無しさん@ピンキー
08/02/27 00:29:42 0qKzus4F
マチルダさんのエロ絵だな・・・

420:名無しさん@ピンキー
08/02/27 03:14:26 uYyh+MyV
バレット氏、投下乙です。

マチルダ姉さんが二人……、一人は妖婦フーケ仕様、もう一人は眼鏡っ娘ロングビル仕様。
うん、一粒で二度美味しくて、何の問題もないんだぜ?w

421:痴女109号
08/02/27 04:16:01 lFefESPD
>>391
「契約」を投稿させてもらった、痴女109号です。
現在、よそのスレッドに長編を書いています(しかも終わる気配が、あんまりない)ので、
いつになるか分かりませんが、……でもいずれ、必ず完成させる気ではいます。

実際、あの当時、書いてる最中に、タバサがあまりにも人間離れした残忍さを発揮するようになり、

(これは……ヤバイか?)

と、びびってしまったのもあります。

でも、いずれは完結させたいので、期待せずにお待ちください。

422:名無しさん@ピンキー
08/02/27 06:05:11 asHFxX2U
>>414
バレット氏GJ!でもルイズとかアン様も出てくるんだよね?(;´Д`)

つーか原作でもイザベラフラグ立つよね?(;´Д`)ノボルも更に複雑になるって
言ってるし。。

>>421
痴女氏キタ━━(゚∀゚)━━!! ちなみに>>391は俺ね。。意を決して
言ってみた甲斐あったよ。。待ってるYo

423:名無しさん@ピンキー
08/02/27 07:28:12 ngIsVfp2
>>422
ノボルそんなこと言ってるのかwwww
そういやノボルも相当速筆だよね
14巻はいつだろ
ノボル神このスレ見てそうな気するけど、こんなところ見てないで執筆に戻るんだ!

424:名無しさん@ピンキー
08/02/27 08:05:45 JwWctpgM
いや、さすがにイザベラフラグはたたないだろ

425:名無しさん@ピンキー
08/02/27 12:35:24 MShvJ9lw
>>424
アホ竜フラグが先とな?!


426:名無しさん@ピンキー
08/02/27 16:18:04 iPvi3t8G
つばめ氏の新作はまだか???

427:名無しさん@ピンキー
08/02/27 16:34:53 YmC6xKFE
>>414
バレット氏新作GJ!
やっぱり職人さんが来るとこのスレは活気付くなあ いいことだ
>>421
痴女氏 期待して待っております

428:名無しさん@ピンキー
08/02/27 16:40:11 dCUpWYeA
俺は林檎氏のメイドになる!の続編を期待してます

429:名無しさん@ピンキー
08/02/27 19:55:40 W/hanRQa
リクエストはwikiの各作者さんのページにあるコメント欄にすれば、
スレも消費しないし作者さんも見てないフリして新作投下出来るからいいと思うんだ。

430:名無しさん@ピンキー
08/02/27 20:35:53 0ko3vAvz
お前賢いな
ほめてあげやう

431:名無しさん@ピンキー
08/02/27 21:39:16 WibDqzpQ
>>429
つ飴

432:名無しさん@ピンキー
08/02/27 21:44:31 LoxpWXBU
>>423
やっぱ14巻 3月25日に出ないのか!
最近3か月ペースでなくなってきてるな・・・

正直オレは外伝いらない・・・
そんな暇あるなら是非本編を

多分ホントに面白いのは15巻頃だと踏んでいる
だからさっさと14巻を出してほしい

433:名無しさん@ピンキー
08/02/27 21:48:29 WibDqzpQ
今は新作を2つ抱えてるんだよな。
新作がどんどん出てゼロだけ止まったりして・・・

434:名無しさん@ピンキー
08/02/27 21:49:10 sPW6Bg6J
>>432
実は1000ページぐらいになったので出版が遅れてたりしてなwww

435:名無しさん@ピンキー
08/02/27 21:51:00 eopI9mRW
>>434
いや、ダンバインとネタが被って悩んでるのかも。

436:名無しさん@ピンキー
08/02/27 21:53:04 WibDqzpQ
>>434
なにその終わりのクロニクル。

437:名無しさん@ピンキー
08/02/27 22:21:37 TZ/uj2mV
コンスタントに新刊が出るだけまだマシではあるな。
どこかのスレの人たちは数年ぶりの新刊発売に喜んでるみたいだし。

438:名無しさん@ピンキー
08/02/27 22:25:17 xCdqZqMy
>>414
イザベラかわいいよイザベラ
続き期待してます

>>432
タバサの冒険2のあとがきにノボル神が書いてるように
外伝を書くことによって本編により深みが増すことになるんだったら良いんでないかなあ
ちょっと寄り道して実験的なことするのはどの作者さんにとっても
次の作品に良い影響を与える気がする
とはいえ自分も早く本編の続き読みたいんだっぜ

439:名無しさん@ピンキー
08/02/27 22:27:47 eopI9mRW
ルイズがキンタマ蹴りを繰り返すネタで短編1本上がり、とかはやめて欲しい。

440:名無しさん@ピンキー
08/02/27 22:32:33 sPW6Bg6J
アン様サイト争奪戦復帰かで一本上げて欲しいwww

441:名無しさん@ピンキー
08/02/27 23:32:10 nHJHDwzs
ルイズとのデートで一本短編ができないかな

442:名無しさん@ピンキー
08/02/28 16:29:05 RIaQ8E6p
>>440
俺はそれを待ち続けているのだ

443:つばめ(また挿してみた。) ◆yITSNv0Kls
08/02/28 17:14:55 cHqGtulo
どうもー。
一週間も御待たせして申し訳なしでありやす。
新しいのできたんでUPしますね。

URLリンク(upload.fam.cx)

題材はぺとるーしゅか様の作品「星の都」(URLリンク(zerokan.digital-ark.com))
からです。このノリで受けが良かったら次はキュルケ行こうかと思うんですが
どーですかね??(ソノ場合はオリジナルになっちゃうんですが・・・)

444:名無しさん@ピンキー
08/02/28 17:58:41 Pt+hIeeq
>>443
信じる道を進むべし。

445:名無しさん@ピンキー
08/02/28 18:21:29 puxziJK9
>>443
エロイw

会社でずっと、ヒロインみんながツンデレの薬をモンモンに飲まされて
サイトとデートするというのを
仕事中に考えてたw
仕事しろよ俺orz

446:名無しさん@ピンキー
08/02/28 19:12:33 5XkgkTgB
そうだ、たまにはモンモンが薬漬けにされるべきだ。

447:名無しさん@ピンキー
08/02/28 21:44:53 5S4ZX37M
>>443
乙。意外な作品に来たな。

448:名無しさん@ピンキー
08/02/28 21:46:51 IfwCG85g
むしろサイトがアニエスに薬漬けにされた後に調教されてアン様に献上されるwww

449:名無しさん@ピンキー
08/02/28 22:02:26 L4e1XYyn
毒手と言うのがある様に、薬手(それか発展型として薬体)があってもいいと思うんだ…
この場合の薬はもちろんそういうものでry

450:名無しさん@ピンキー
08/02/28 22:08:54 puxziJK9
>>448
ヤンデレアン様が嬉しがってるのが想像出来たw
>>449
種馬サイトなら極めそうだなw

451:つばめ(また挿してみた。) ◆yITSNv0Kls
08/02/28 22:35:16 cHqGtulo
>>398
今までのを補完庫の画像板にUPしました。
後ついでに『ルイズの胸がデカすぎるぞ(#゚Д゚)ゴラァ』等のご指摘
頂いたミスもコソーリ訂正したつもりですw

452:名無しさん@ピンキー
08/02/28 22:57:41 ZhP7Oz8j
>>451

・・・カフッ(吐血)



GJ←血文字のダイイングメッセージ

453:名無しさん@ピンキー
08/02/28 23:03:04 H+9Jd/x3
>>440
432だが

不本意ながらそれはちょっと読みたいwww

だからボルボ氏のSSはツボなんだな。
はやく降臨しないかな。

454:名無しさん@ピンキー
08/02/29 23:37:46 DKmA3swV
書いてみたいんだがネタが浮かばないぜ

455:名無しさん@ピンキー
08/03/01 00:17:04 rYdHQxWx
>>454
上に書いてあるジャマイカw
24時間ずっとエロ調教されるアン様キボンヌ

その前にボルボ氏がそろそろ来そうだがナーw

456:名無しさん@ピンキー
08/03/01 00:53:21 ng9kN7Wy
サイト「哀 ふるえる哀~それは~別れ唄~♪
     拾う骨も~燃え尽きて~濡れる肌も~土に~還る~♪」
ルイズ「何ぶっそうな唄歌ってんのよ」

みたいな電波が来た

457:名無しさん@ピンキー
08/03/01 10:14:40 cNkQnir9
荒野を走る 死神の列

458:名無しさん@ピンキー
08/03/01 10:37:43 v4NQRi0l
ルイズ「この力解き放つ時♪この時空、桃に染める~♪派手にいくわDouble-Action!動き出せばクライマックス~♪」
サイト「こぼれ落ちる砂のように~♪」
ルイズ「誰も時止められない♪」
二人「その運命を侵すもの~♪オレが(私が)消してみせる必ず~♪」

という挿入歌を受信した

459:バレット
08/03/01 23:15:08 uWThy5c6
諸君、第5話の続きが完成したからぜひとも投下させて欲しい!

460:(5):Let’s Go ハーレムへの道
08/03/01 23:17:16 uWThy5c6
「あ゛~~~五臓六腑に染み渡る~~~~」

オヤジへの道一直線の台詞をのたまいながら一気に肩まで湯船に浸かる。
言い回しの使い方が微妙に間違っているがそこはそれ、大体のニュアンスは分かるからほっとこう。大雑把とは言わないで欲しい。

ここは魔法学院の大浴場、その男子風呂だ。
貴族向けの風呂らしくその規模はとんでもない。学院の男子生徒が一斉に入れるだろう。むさ苦しいからそんなの想像したかないけど。
公営プール並みのサイズの浴槽には香水の混じったお湯が張られている。家庭向けの入浴剤の超豪華版みたいな感じだ。
しかし今男子風呂に入っている人間は才人のみである。生徒のほぼ全員はとっくに入った後なのだ。
水滴が濡れた床に滴る反響音が、えらく耳に付いた。

まずお湯を浴びて大雑把に汚れを落としてから湯船に浸かったサイトは、身体が充分温まったと判断すると本格的に身体を洗おうと湯船の中で立ち上がる。
短くない期間鍛錬で鍛えられ実戦で研ぎ澄まされた身体は、しなやかさと逞しさを両立している。
身体に残る大小さまざまな傷がそれを際ださせているが、今日はそれに目を向ける人間はこの場に居な―――

「サイト、背中流しに来てやったよっ!」
「一緒にお風呂」
「さ、さささサイトお兄様、よろしくお願いします!」

今現れました。つーかここ男子風呂なのに3人とも女性でした。そしてタオル一枚でした。

「イザベもがぶがげべぱっ!!?」

そしてサイト、足を滑らして浴槽内に沈んだ。
う~~~ん、デジャヴ。

「おおおお兄様!?大丈夫ですか!」
「が、がふっ、あ、ああ・・・いやそれよりもさ、何で3人が来んだよ!?ここ男子風呂!」
「別にいいじゃないか、私達以外誰も居ないんだし。それともなんだい、私達と一緒に入りたくないってのかい?」
「いや、大歓迎です。とっても嬉しいですハイ」

即答。人間、本能には中々勝てない。
つーかぶっちゃけ、3人ともエロい。しかもそれぞれ別々のタイプでそんな感じと来たもんだ。
イザベラのバスタオル姿は見た事はあるが、シャルロットとティファニアも特徴的なエロさがある。

シャルロットは一見いつも通りの無表情、しかし頬はハッキリ分かるぐらい朱に染まってどこかモジモジ恥ずかし気だ。
何で風呂場なのにメガネ外してねーんだ、曇るだろうと突っ込んではいけない。
メガネは今や彼女を構成する重要なパーツなのだ。無くてはならない存在なのである。

ティファニアは部屋で彼女からあんな事をしてきたにも関わらずとっても恥ずかしそうにしている。
潤んだ瞳でチラチラこっちを見てくるその様子だけでも悶絶ものだが、目を引かれるのはタオルでは隠しきれない胸だろう。
恥ずかしそうに身を捩る度揺れて今にも飛び出しそうなそれを拝めただけでも死んだっていいだろう。我が生涯に一片の悔い無し!


461:(5):Let’s Go ハーレムへの道
08/03/01 23:19:12 uWThy5c6
近寄ってきたイザベラに惹かれるまま、サイトは身体を洗う時用の小椅子に腰掛ける。

「い、イザベラ?」
「アンタは黙って座っとくんだよ。身体を洗うのは私達がやってあげるからさ」
「何ですと!?」
「・・・頑張る」
「あの、お兄様はジッとしているだけでいいですから」

そう言うと3人、バスタオルを脱ぎ捨ててサイトの目の前で真っ裸になった。
三者三様の形で備えられた真っ白な胸部装甲の天辺についた1対のさくらんぼが、何だか眩しい。
石鹸を身体にこすり付けて、泡立てる。

「ほっ、うほぉっ!?」

ティファニアが胸側、イザベラが背中側からサイトに抱きついた。
泡立った石鹸のヌルヌル感と2人の肌の滑らかさがいやはやなんともかんとも。
サイズの違いはあれどそれでも同年代より大幅に大きい胸の質感と、その先の乳首のコリコリ感が、イイ。

「泡洗い!?」
「どうだい、気持ち良いかいサイト?」
「お兄様の身体、すっごく逞しいです・・・」

前で後ろで、当たってる塊がグニグニプニプニムニュムニュムニョムニョ。
とっくの昔に股間の相棒は限界どころか天元突破、ティファニアの胸と同じぐらい柔らかい尻の割れ目へと食い込んで自己主張している。
そこでシャルロットの出番だ。四つん這いの体勢でサイトの先端を咥える。
というか、先端だけ責める。
一回りでっぱった部分を小さい口の中一杯で舐め回し、尿道を小さな舌の先でチロチロ穿る。
身体で負けるなら、こちとらテクニックで勝負だ!かかって来い!

「うひゃ、ちょ、シャルロットか!?」
「ん―――っ・・・ぷはっ」

直接への刺激で更に1段階進化した愚息が露になる。
ティファニアの方もサイトの胸板の感触としりに擦り付けられていたサイト自身による刺激で準備万端、
サイトの腰を汗とお湯以外のもので湿らせていた。

「おにいさまぁ・・・」
「テファ・・・」
「ほら、早く思う存分可愛がってあげたらどうだい」
「でもさ、いいのか?その、イザベラもシャルロットも・・・」

気まずそうな声で才人は聞いたが、返って来たのは背中に抱きついているイザベラの一際力の篭った抱擁である。

「良いったら良いんだよ。テファも本気だし、私達2人も認めてんだからさ」
「私は愛人だから、本妻の決定に口を出すつもりは無い」
「サイトお兄様は・・・私は嫌なんですか?」
「いやいや誰も嫌だって言ってないから!
つーか大歓迎だけどさって痛てててなんでイザベラつねるんだシャルロットもそんな袋を力込めて握っちゃあーっ!!」

女心は複雑なのである。


462:(5):Let’s Go ハーレムへの道
08/03/01 23:20:14 uWThy5c6
「そのまま腰を下ろして・・・」
「ん、んんんっ・・・・ああ゛っ!」

ティファニアの腰が落ちると、割れ目から鮮血が滲み落ちる。
経験則で今動いたらティファニアには辛かろうと考えたサイトはしばらくの間彼女が膝の上に乗って抱きついてきた体勢のまま、
静かに両腕をハーフエルフの少女の背中に廻してぎゅっと抱き締める。
微かに、ティファニアの身体からこわばりが抜けた。

「ほら、落ち着いて息を吐きな」
「しばらくすれば、楽になる」

経験者2人もアドバイス。予めハッキリとそれぞれの立場が決まっているお陰で、ここまで来るとケンカとは無縁なようである。
痛みを快楽で上書きすべく、蒼の姉妹は金色の少女の身体に触り始めた。

「ひぐぅ、あっ、そこ、や、だめぇ、触られたら、あぁっ」
「それにしても何食ったらこれだけ大きくなるのかねえ」
「・・・少し分けて」

前から後ろからその爆乳をムニュムニュモミモミ。
手の大きさが違う事で微妙に差があるその感触に震えが奔る。
・・・あと、シャルロットの呟きは微妙に切実そうだった。小さい方がそれはそれで味があるんですよ?

「こっちの方はどう?」
「ぬひゃああぁあっ!そ、そこはぁ!」

イザベラの細い指が、チュプッとお尻の割れ目の底の穴に差し込まれた。
そこはあっさり滑らかに動かせる事が出来るぐらいに分泌液が早くも滴っている。
それに応じて、秘裂からは血以外にも透明で少し粘っこい液体も出始めて。

「ひあぁ、そこ、しり、いじっちゃだめ、らめぇ!」
「・・・ここは?」

脇腹を撫でるようにしていたシャルロットが、小さな口ではむっとエルフの血が流れる証ともいえる長い耳の先端を咥える。
そのまま口の中で軽くはみはみ。お尻以上に激しく切なく鳴いた後、サイトの腕の中でくたっとなった。
どうやらお耳がとっても弱いようで。

「そろそろ大丈夫か?」
「は、はい、わ、私が動くから・・・」
「無理すんなよ」
「んっ、んんっ、ふあ、お兄様の、いっぱい、擦れてますっ」


463:(5):Let’s Go ハーレムへの道
08/03/01 23:21:36 uWThy5c6
ちゅぷっ ちゅぷっ ちゅぷっ

密やかな粘着質の音が響きだした。
力が上手く入らないのか少女2人の補助を借りた、つたない動きだが、その分少女のひたむきさが心身共に伝わってくるというものだ。
もう痛みは殆ど響いてないようで、擦れ合う音が大きくなるのに比例して嬌声も上がる。
結合部から全身に電流が奔る奔る奔る。そこへ胸と耳からイザベラとシャルロットによって快楽を与えられて、ティファニアの意識は既にオーバーフロー寸前だ。
そして意識の高まりに合わせて、サイトを根元まで咥え込んだ膣中も締め付けを増して―――

どぷどぷどぷどぷっ!!

「あっ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ―――っ!!」

女人禁制の男子風呂に、ハーフエルフの少女の嬌声が長く木霊した。




「さて、今度は私達が洗ってもらう番だよねぇ」
「・・・中まで、しっかり洗って欲しい///」
「もっちろんvv」

結局イザベラとシャルロットが、身体を洗う筈が膣中から腸内までまでしっかりサイトによって汚される事になったのは言うまでも無い。
そしてついでに途中で目を覚ましたティファニアもその毒牙にかかって、後ろもしっかり中まで洗われたそうな。





・・・失神した全裸の美少女3人を女子寮に運び込むので一苦労する羽目に陥ったのは、まあ天罰といっても差し支えあるまい。


464:バレット
08/03/01 23:24:35 uWThy5c6
第5話終了。
マンガ版外伝のタバサとかアホ竜とかイザベラとかが原作イラストよりもよっぽどエロいと思うのは俺だけか俺だけなのか。
次回辺り、急展開?

465:名無しさん@ピンキー
08/03/01 23:49:11 R2l+H7YT
>>464
新作UP 乙!
サイト氏ね うらやましいぞ畜生

466:名無しさん@ピンキー
08/03/01 23:51:52 WqzfxbaB
>>464
毎度GJ!
イザベラがしっかり本妻やってるw
そろそろ授業のシーンとかもあるのかな?楽しみにしてます。

467:バレット
08/03/02 00:15:33 kjX82W6A
今保管庫(新しい方ね)見たらもうまとめに追加されてた。
スレ投下40分でまとめ更新ってどんだけー!?

468:名無しさん@ピンキー
08/03/02 00:32:00 cNB56StH
>>467
GJです!

URLリンク(zerokan.digital-ark.com)
こっちですね、念のため誘導


更新早いのは素晴らしい

469:名無しさん@ピンキー
08/03/02 01:26:07 at144ybq
バレット氏のバはバカエロのバ!!(・∀・)

素晴らしい!!

470:名無しさん@ピンキー
08/03/02 12:45:45 s8zROeHr
どうぞどうぞ

471:27-616
08/03/02 20:30:10 RAGvR93E
ちょっとご報告させていただきます。
>>468の方の新保管庫の管理人です。

設置の報告後本スレに書き込みしておりませんでしたが、
新保管庫は現在すでに本稼動可能です。
本スレへの告知が遅くなって申し訳ありませんでした。

472:名無しさん@ピンキー
08/03/02 20:48:04 HcVlbSgq
pspだと文字化けが酷くて厳しい。

473:名無しさん@ピンキー
08/03/02 20:50:09 HcVlbSgq
pspだと文字化けが酷くて厳しい。

474:名無しさん@ピンキー
08/03/02 20:52:33 HcVlbSgq
すまん、ミスった。

475:名無しさん@ピンキー
08/03/02 20:56:44 On7+jKvz
>>471
乙です。


476:名無しさん@ピンキー
08/03/02 20:57:52 TLmJU7Yy
>>471
本格稼働開始報告待ってました!
前の保管庫だと微妙にブラウザとの相性が悪かったのがこちらだと問題ないので助かってます。
ありがとうございます。

477:名無しさん@ピンキー
08/03/02 21:04:16 wDIPzzZe
>>473
pspて……いつぞやのリア厨じゃあるまいし、PCで見れ

478:名無しさん@ピンキー
08/03/02 21:05:40 y6uXP3Q8
というか本人じゃないか?

479:名無しさん@ピンキー
08/03/02 21:07:29 tWxPD/Sn
本人はもうアク禁されてるんじゃ?
それとも旧保管庫のこと言ってんのか

480:名無しさん@ピンキー
08/03/02 21:26:18 LXKbH56H
旧、じゃないだろw現役だよ

481:名無しさん@ピンキー
08/03/02 22:13:05 IDdvrEct
ジャン・ジャック・フランシス・ド・バウアーさんの武勇伝が聞けるスレはここですか?

482:名無しさん@ピンキー
08/03/02 22:33:48 NbAQtHcF
それはこっちだ同志>>481

スレリンク(army板)

483:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
08/03/02 22:35:06 iV5TnGt+
さて、おそくなったけど
>>356の続きです

…最近遅筆になってきたなぁ…もうトシかなあ…
(sマブラのやりすぎだということはない決して)

484:ようぎしゃふざいのだいさいばん ◆mQKcT9WQPM
08/03/02 22:36:34 iV5TnGt+
そして現在。ルイズの部屋では。
どうしようもないほど気まずい空気が辺りに満ちていた。
…どないせえと。
と呆然と立ち尽くす才人と、
…なんで何もしないのよ。
と察しの悪い使い魔に苛立つルイズの思惑が見事に絡み合い、完全なる調和をもってきまずい空気を抽出していた。
こういう所だけは見事に気の合う二人であった。
そして、先に沈黙に耐えられなくなったのは、仕掛けを垂らした釣り人の方。

「…あのねえ」

何もしてこない才人に業を煮やし、ルイズは上半身だけを起き上がらせ、半眼で才人を睨む。

「あんたねえ!ご主人様の様子がおかしいのに、どうとも思わないわけ?」

…どこから突っ込んでいいのやら。
突っ込みどころ過積載なご主人様の言動に、才人は呆れたように応えた。

「…普段と変わらないように見えるけど」

ルイズは思わずはっとして、もう一度無表情のふりをする。
しかしそれはうまくいかず、顔のあちこちがへんに突っ張って、ぎこちない笑顔のように見えた。
そしてそのぎこちない顔のまま、ルイズは言う。

「だ、だってほら。今だって何も感じないもの。
 サイトはおかしくなくても、私の中はおかしいのよ。わかる?」

そう言われてもよくわからない。
才人はとりあえず、ルイズが何をしているつもりなのか、考えてみる。
そしてすぐ思いつく。
ひょっとして。
ひょっとしてルイズは、どこからか『呪印』の情報を手に入れて、そして、取り憑かれたという大義名分でもって、自分に悪戯させようとしているのではないのだろうか。
恐ろしく正鵠を射た発想だったが、残念な事に今の才人は種切れである。

「…ごめん、ルイズ。今そういう気分じゃないんだ」

そう言って才人は背中を向け、部屋を出て行こうとする。
もちろん、ルイズのいない静かな所でひと寝入りするつもりだった。
そして、予想外の才人の反応に、ルイズの目が点になった。
もちろん、ルイズは食い下がる。

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

今度は、演技ではなく素の表情で、背後から才人に抱きついた。
その顔は、半分怒っているような、半分泣いているような、奇妙な表情だった。
当然、才人からはその表情は見えない。
ったくしょうがねえなあ、などと思いながら、どう言って退散しようか、などと考えている才人に、ルイズの先制攻撃が飛んできた。

「…私には、してくれないんだ」
「へ?」
「…他のコにはいろいろしたのに、私にはしてくれないんだ?」
「…あ、あのーう?」

この声が、少しでも悲哀の篭ったものだったなら、ちょっとは才人も振り向く気になっただろう

485:ようぎしゃふざいのだいさいばん ◆mQKcT9WQPM
08/03/02 22:37:17 iV5TnGt+
しかし。

「いー加減にしなさいよこの種馬ーっ!」

完全にその声は怒り声だった。
背後を取って完全な優位にあるルイズは、そのまま腕を絡めて遠慮なく才人の喉笛を締め上げた。

「ぐええ!しっ、締まる締まるっ!」
「いっぺんあの世で去勢してもらってきなさいよこのバカ犬ぅーっ!」
「ぐへ…ごほ」

最後の締め付けが綺麗に入り、才人の目がぐりん、と回る。
完璧に落ちた。
その場でくたん、とくずおれた才人を見て、ルイズは慌てる。

「あっ、あれっ?だ、大丈夫よね?ね、サイト?」
「…締め技まで伝説級かよ嬢ちゃん…」

壁に立てかけられて、半分埃に塗れた伝説が、呆れたように呟いた。


ふぅ、よかった。息してる。
サイトは気絶してるだけだった。
…でもまさか、あそこまでやっても何の興味も示さないなんて。
察しが悪いにも程があるわよ全く。
ふんとに、ご主人様が、『呪印』に憑かれたかもしれないってのに。
私は足元で伸びているサイトを見下ろしながら、ちょっとムカついていた。
ほんとにねー、この天然鈍感男はどーにかしないと。
いっぺん、徹底的に精神的に服従させないとダメよね。
私はその方法を考える。
やっぱりアレよ、私が欲しくて欲しくてたまらない、ってのが足りないのよ最近。
ちょっと身体許したらすぐいい気になるんだから。やっぱ『お預け』が足りないのよ。
…そーいえば、あの薬があったわね。
…そうだ。アレ使って、あーしてこーして…。
うふ。うふふふふふふふふふうふふふふふふふふ。
いーいこと思いついちゃった♪
私はサイトを見下ろしながら、自分の想像に笑いが止まらなくなった。
怖い!私、自分の才能が怖いわ!
そうよ、これで私は主人の威厳を取り戻すのよ!
うふふふふふふ。うふ。ふふあはははははははははははははははははは!

「こえーよ嬢ちゃん…」

うっさい黙れ伝説のナマクラ。
私は作戦に邪魔な錆びた棒を、布でくるんで箪笥の中に放り込んだ。

486:ようぎしゃふざいのだいさいばん ◆mQKcT9WQPM
08/03/02 22:37:59 iV5TnGt+
才人が目を醒ますと、例によって例の如く。
全裸で手首足首を縄で縛られてベッドの上に転がされていた。
またか。またなのか。
しかし、才人があきれ返るより先に。

「ようやくお目覚めかしら?」

才人の右側から、聴き慣れた声が聞こえた。
才人がそちらを向くと、やはりそこにはルイズがいた。
こちらは才人と違い、いつもどおりのトリステイン魔法学院の制服で、頬杖などつきながらうつ伏せに寝転んでいる。
満面の笑顔だが、笑っていない目が怖い。

「あ、あのーう?」

大体ナニをされるか想像のついた才人だったが、とりあえずこの状況では抵抗は無駄である。
不安そうに自分を見つめる才人に、ルイズは笑顔のまま言った。

「さて。見てのとおりご主人様は大変ご立腹です」
「わ、笑ってるように見えるけど」
「うん。ちょっと今から楽しい事しようと思ってね?
 まあ分かってるとは思うけど、楽しむのは私でアンタは楽しめないでしょうけど」

笑顔のまま恐ろしい事を言い放ち、そして。
ルイズは起き上がると、才人に跨ってそのお腹の上に腰をぺたん、と下ろした。
そして笑顔で言う。

「うふふ…それじゃあ、今からちょっとした質問をするわよ?」
「い、いやルイズちょっと待って?」
「質問するのはこっち…だけどまあいいわ。聞いてあげる」
「なんか…肌が密着してるカンジがするんですが」
「だって私はいてないもの」

驚愕の事実をさらっと口にして、ルイズはスカートをたくしあげる。
黒いニーハイソックスと短いプリーツの下から覗く白いブラウスの裾が作り出す絶対領域には。
本来存在するはずの、布の三角形が存在していなかった。
そこにあったのは、ルイズの桜色の髪と同じ色の陰毛が彩る、真っ白な肌と、その隙間から覗く桃色の牝の唇。

「お、おま、な、なにやってっ」

思わず突っ込む才人の唇を、ルイズは右の人差し指で塞いだ。

「はい黙るー。しっかりおっ立てて何か言っても無駄だからね」

ルイズの言うとおり。
主人の晒された恥部を見た才人は、問答無用でいきり立ってしまった。
今朝から、何回も搾り取られているというのにである。
そして、それと同時に襲い来る牡の本能。
もっと、ルイズを見たい。目の前の牝を蹂躙したい。本能の赴くままに、交わりたい。
しかし、ルイズは、お尻の後ろに熱源を感じた瞬間、無情にもスカートを下ろしてしまう。

487:ようぎしゃふざいのだいさいばん ◆mQKcT9WQPM
08/03/02 22:38:55 iV5TnGt+
「はい、お預け。見たかったら質問に応えなさい?」

言って、息がかかりそうな距離まで顔を寄せ、少し桜色に染まった頬で淫靡に笑う。
才人は、それに従うしかないわけで。

「わ、わかったよ」
「じゃあ聞くわよ。
 犬は、『呪印』に取り憑かれたかもしれないご主人様を放置しました。どうしてですか?」

…ナニを今更。

「いやだって『呪印』封印した後だったし。それに『呪印』じゃなかっただろ」
「はい減点」

ルイズはまともに答えた才人に、笑顔のままでこぴんをかます。
そして意外な行動に出る。
おもむろにブラウスの前をはだけて、平坦だが柔らかい胸板を、才人の胸板に密着させたのである。
ルイズの髪の臭いと、なんともいえない絶妙な弾力が、才人の牡を刺激する。
更にいきり立つ己を感じながら、才人は慌てる。

「ちょっ、ルイズっ?」
「今からスーパー罰点タイムです。まずは、こすっちゃおうかな」

そう言ってルイズは、裸の股間を、真っ赤に充血して天を衝く使い魔の煩悩に押し当てる。
そして軽く押し当てて、上下にゆっくりと、じっくりと、温度と触感を愉しむように腰を動かす。

「くぁ…っ!」

その刺激に才人の喉から喘ぎが漏れる。
竿の外側を牝で擦られるだけの刺激だったが、胸板に感じるルイズの温度と弾力、そして髪のにおいが、才人の性感を加速させていた。
しかしその刺激はすぐに止む。
ルイズは三度ほど才人の竿を擦ると、元の位置に戻って、服装を正してしまう。

「え…?」

そのまま行為に至るかと期待していた才人だったが、思わぬ肩透かしに、呆けてしまう。
ルイズは才人の焦燥感すら感じる表情に、ある種の満足を感じながら、酷薄な笑みを浮かべて言う。

「はい、お預けぇ。続きが欲しい変態ワンちゃんは、次の質問にも応えること」
「は、はいっ」

すでに限界まで焦らされている才人には、そう応えるしかなかった。
ルイズは満足そうに頷くと、質問に入る。

「次のしつもぉん。
 ヒラガサイトはどこのだれの飼い犬ちゃんですか?」
「え、えっと」

どう応えたものか。
湧き上がった脳みそで必死に才人は考える。
ルイズは、間違えたらエロいことしてくれるんだよな。
…でも待てよ?間違えたからお預けなわけで、正解なら最後までいけるってことか?
しかし。
必死に考えているうちに、ルイズの顔はあっという間に不機嫌になっていった。
沸きあがった頭で必死に考える才人には、その光景は目に入っていなかった。

488:ようぎしゃふざいのだいさいばん ◆mQKcT9WQPM
08/03/02 22:39:31 iV5TnGt+
「ぶっぶー。時間切れ」
「え?」

時間切れなんてありかよ、と思った才人だったが、それについて文句を言う前にルイズが行動に出た。
ルイズはおもむろに立ち上がり、才人をまたいでベッドの上に仁王立ちで立つ。
ベッドの上に転がされて横たわる才人からは、そのスカートの中が丸見えだった。

「主人に対する忠誠心がなっちゃいないわね。はい、減点2ー。」
「じ、時間制限あるなんて聞いてな」
「言ってないもん。当然でしょ?
 はーい、すぅぱぁ罰点たーいむ」

ルイズはそう言っておもむろに右足を持ち上げる。
そして。
完全にいきり立った才人の肉棒を、腹の上に押し付けるように右足の裏で踏みつけた。
痛みと同時に、才人の中に屈辱感と、快感の電流が走る。

「ちょっ、ルイズそれっ」

荒い息をつき、喘ぐ才人に、ルイズは見下したような視線を投げかける。
その視線にすら、才人は背徳的な快感を覚える。

「踏まれてキモチいいんだ…。
 ほっっっんと、どーしよーもない変態犬ねぇ…♪」

快楽に必死に耐える才人の表情に、これ以上ないほどの優越感を感じながら、ルイズは足で才人の一物を踏み潰したまま、それをぐにぐにと左右にこね回す。
それに耐え切れなくなった才人が悲鳴をあげる。

「ちょ、まってルイズっ、そんなしたらっ」

そして、それが限界の合図だった。

びゅびゅっ!

才人の先から白濁が飛び散り、大半は才人の身体を、一部はルイズの黒いニーソックスを汚す。
ルイズは一瞬驚いた顔をしたが、すぐに元のような酷薄な笑顔になると、才人に言った。

「はやすぎ。減点3」
「い、いやだって」
「言い訳禁止。それに、ご主人様のソックス汚しちゃって…どうすんのよもう」

ならしなきゃいいじゃん、と突っ込もうと思ったが、どうやらそういう空気ではないらしい。
ルイズはまだ硬さを失わない才人を確認してに満足そうに微笑むと、白濁で汚れた才人の腹部に腰を下ろして、言った。

「それじゃあ、踏まれて感じて射精しちゃう変態犬に最後の質問です。
 …ご主人様を抱きたいですか?」

489:ようぎしゃふざいのだいさいばん ◆mQKcT9WQPM
08/03/02 22:40:04 iV5TnGt+
ごくり、と才人の喉が鳴る。
果たして、そのまま欲望を口にしていいのか。
しかし、先ほどの事もある。
時間が来る前に、才人は応えた。

「ルイズと、したい」

この答えで間違いない。
何故なら。
白濁で滑る自分の上で、ルイズの腰がもじもじと蠢いていたからだ。
その股間は、才人の白濁とは違う質感の液体で濡れていた。
必死に訴える才人の顔を、ルイズはじっと覗きこむ。
そして。
にっこり笑って、こう言った。

「よくできました。
 でも、タダじゃさせてあげない」

言いながら、屹立した才人を立てひざで跨ぐ。
股間は、ルイズの愛液と、絡みついた才人の精液で汚れきっていた。
再び、才人の喉がごくりと鳴る。
どうすれば、と視線で投げかける才人に、ルイズは応えた。

「愛してるって言って。大好きって言いながら…して」
「分かった。愛してるよ…ルイズ」

間をおかずに応えた才人に、ルイズはこれ以上ないほど幸せそうな笑顔で、応えた。

「よくできました…」

ぶちゅうっ…。

言いながら、粘膜の絡みつく音を立てつつ、腰を下ろす。
あっという間に、ルイズは才人をくわえ込んでしまった。
そのままルイズは才人の胸板に倒れこんで、唇を重ねる。
その間も、腰を上下に動かし、才人を責め続ける。

「大好きだよ、ルイズっ、ルイズっ!」
「もっと、もっと言って!
 お願い、サイトぉ!」

才人も腰を使い、ルイズの動きに応える。
互いを呼び合う声と腰を打ち付けあう音と粘膜の弾ける音が、部屋の中に響き渡る。

「ルイズっ、ルイズっ、ルイズぅっ!」
「あっ、サイトっ、いくの、サイト、わたしいっちゃうのっ!」

先に限界を迎えたのはルイズの方。
膣が収縮すると同時に最奥まで才人を咥え込む。
ぎゅうぎゅうと締め付ける主人の肉襞に、使い魔の肉棒が吼える。

どくどくどくぅっ!

先ほど射精下にも拘らず、才人の迸りはルイズの膣内を満たした。
ルイズは子宮が灼かれるのを感じながら、才人の唇を塞いだ。

490:ようぎしゃふざいのだいさいばん ◆mQKcT9WQPM
08/03/02 22:40:35 iV5TnGt+
そして。
なんで縮こまらないんだ俺の暴れん坊将軍っ!?
俺の上でくったりしているルイズの中で、俺の暴れん坊はギンギンだった。
あんだけ出したのに!なんでっ?
それに気付いたのか、ルイズがむっくりと起き上がった。
そして。
下腹部を手で押さえ…ってちょっとうわっ!?
お腹の上から手コキっすかっ?

「うふふ…お薬、利いてるみたいね…♪」

ルイズはそう言いながら、下腹部の、俺の入っているところを、丹念にマッサージする。。
…っておい。薬ってナニー?

「んー?ちょっと寝てる間にサイトに飲ませたのよ。
 半日勃起が納まらなくなるお・く・す・り♪」

って待てちょっと待て!
俺今日は何発も出してもう…。
しかし、ルイズはそんな俺の話など聞くはずもなく。
うっとりした顔で、言った。

「うふふ…♪出なくなるまで、搾り取ってあげる…♪
 今日はいっぱい、いーっぱい、可愛がってあげるからね♪」

言いながら、奥まで俺をくわえ込んで、腰をぐりんぐりん動かし始めた。
まって待ってマジ死ぬ俺死ぬ!
赤玉出るーーーーーーっ!!


次の日。
やけにやつれた才人は、養護室に担ぎ込まれる事になる。
診断は『過労』とのことだった。
そしてお見舞いにやってきた韻竜はこうのたまったという。

「ヤりすぎなのね。少しは自重しろなのね」
「原因はお前だろうがーっ!」

いけしゃあしゃあとゆで卵一ダースをお見舞いに持ってきたシルフィードの脳天に、才人の手刀が突き刺さったのだった。~fin

491:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
08/03/02 22:42:24 iV5TnGt+
はい終わり。
あんだけ伸ばしといてこんなオチ。どんだけぇー。

けしてながも○のふぃぐまを愛でていたから手が抜けているとかそう言うわけでは(ry

では明日も仕事なのでこの辺でノシ

492:名無しさん@ピンキー
08/03/02 23:34:56 yCu9PbxW
>>491
せんたいさん 乙! サイトの奴は果報者だな

493:名無しさん@ピンキー
08/03/03 00:30:29 q+Ea0ZEU
>>491
へ……せんたいさんGJ!
ちょうどこういうエロルイズ分が足りなかったんだよ。
あといつもながらきゅいきゅいがアホかわいくていいな。

494:アトピック ◆xsDbUITz4M
08/03/03 01:13:06 yw9M2Ema
「目が覚めましたか?ミョズニトニルン」
(ここは…?)

女の声が響き、シェフィールドは目を覚ました。が、開かれた目には光が差し込むことはなく。そこは
暗闇の世界だった。

(そうだ、私は……)

トリステイン軍とガリア軍の決戦…いや、正確にはジョセフ軍とハルケギニア連合といった方が正しい
か。ともかく戦争があって、負けた。ジョセフ様は捕らえられ、私は殺された、死んだはずだがこれは
一体・・・。

「あなたを蘇生させるのには金がかかりましたよ。エルフから聞き出した特製の秘薬でね。」

自分の状況を確認する、目はおそらく目隠しされているのであろう。両手は背に回され縛られている。
椅子のようなものに座らされており、両足はついているもののあまりよく動かせない。

「ふふふ、こうしてみると無様ですね。これが虚無の使い魔とは、とてもとても」

甲高い女の声が気に障る、私はせめてその女を黙らせようと魔法の詠唱を試みる、が。

(!!何だ!?なにかがおかしいぞ!?)
「あら?何か喚いていますね、ふふ。驚いていますね、そうですよねぇ、自分の歯が一本もないんですから」

なんという事だろう、私の歯が一本残らず姿を消してしまっていた。

「魔法を使われると厄介ですから、摘出させてもらいました。あと自殺も面倒ですからね。脚はちょっと
 腱の方をプチッとね。」
「~~~~~~」
「あと声帯も摘出しましたから、声事体も出せませんよ。ああ、目はきちんと残してあげてますから
 心配しないでください。」
「~~~、~~~。」
「煩い!!」

パシィィィンと良い音が響き、頬に痛みが走る。

「自己紹介はまだでしたね、姿はみえませんけど。声は聞いた事があるでしょう?トリステイン王女、
 アンリエッタでございます。」
「・・・・・」
「それにしてもミョズニトニルン、少し儀礼をわきまえたらどうですか?人と会うのに全裸というのは
 少し・・・もしかしてその手の方ですか?」

自らをアンリエッタと名乗る女の言葉を受け、私はもう一つの事実を突きつけられる。そう、衣服を身に
まとっていないのだ。

「まったくです…ね!」

ガコンと椅子が蹴っ飛ばされたのか、私はそのまま吹っ飛んだ。

「そろそろ本題にうつさせてもらいますか、きなさい!」

倒れた私を誰かが抱き起こして、膝の上に座らせられる。

495:アトピック ◆xsDbUITz4M
08/03/03 01:13:59 yw9M2Ema
「~……!!」

脚を開かされ、無理やり大事な所に指を突き入れられ掻き回された。

「ふふふ、感じやすいんですね。ジョセフ王には毎晩このように可愛がられていたんですか?この売女!」

胸が揉みしたかれ、乳首は指先で弄ばれる。私は悲鳴をあげようとするが、声が上手くだせない。

「そういえばアンドバリの指輪・・・でしたっけ、あれには大層手を焼かされましたよ。」
「……!!」
「特にウェールズ様、彼を使っての策は…やってくれましたね。あれは今思い返しても腸が煮えくり返りま
 すわ。ああ、忌々しい。でも、その指輪も今は私の手元に。ふふふ」

そのセリフに私に嫌な予感がよぎる。

「あなたには、あの時に受けた屈辱を受けてもらいますよ。ふふふふ、あはっはっはっははは」

ま、まさか……。この背後にいる者は……。

「~~~!!」

股が裂ける痛みが私を襲う。

「そうそう、あなたを治す時についでに処女膜の方も再生させてあげました。二度も殿方に処女を奪われる
 なんて経験普通は味わえませんよ。よかったですね。」

そのまま、押し倒され獣のように犯される。

「やはり、あなたの初めての相手はジョセフだったのでしょうかね?ふふふ」
(ジョセフ様……)

おそらく、私を犯しているのは指輪に操られたジョセフ様だろう。やがて、腹の中から熱い何かが吐き出された。

「あらあら、もう果てましたか。そのままその女に綺麗にしてもらったらどうですか?」

熱く、特有の臭みのある物が口に押し付けられる。
(これがジョセフ様のものなら……)
操られているとはいえ、敬愛するジョセフ様の物だ。私は自らの意思でその物を受け入れた。
歯がない分、吸い付く事が容易になった。そして私は舌を動かして奉仕する。


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