【涼宮ハルヒ】谷川流 the 58章【学校を出よう!】at EROPARO
【涼宮ハルヒ】谷川流 the 58章【学校を出よう!】 - 暇つぶし2ch50:名無しさん@ピンキー
08/02/15 11:27:49 1GReN/oP
ゆとりな俺に
如何ともしがたいをどう読むのか教えてくれ

いかともしがたい?


51:名無しさん@ピンキー
08/02/15 11:36:41 c4uXB9S/
やはり忍者よりナイトの方が頼りにされていたキングベヒーもスとの戦いで
おれは集合時間に遅れてしまったんだがちょうどわきはじめたみたいでなんとか耐えているみたいだった
おれはジュノにいたので急いだところがアワレにも忍者がくずれそうになっているっぽいのがLS会話で叫んでいた
どうやら忍者がたよりないらしく「はやくきて~はやくきて~」と泣き叫んでいるLSメンバーのために俺はとんずらを使って普通ならまだ付かない時間できょうきょ参戦すると
「もうついたのか!」「はやい!」「きた!盾きた!」「メイン盾きた!」「これで勝つる!」と大歓迎状態だった忍者はアワレにも盾の役目を果たせず死んでいた近くですばやくフラッシュを使い盾をした
忍者から裏テルで「勝ったと思うなよ・・・」ときたがLSメンバーがどっちの見方だかは一瞬でわからないみたいだった
「もう勝負ついてるから」というと黙ったので戦士サポ忍の後ろに回り不意だまスフィストを打つと何回かしてたらキングベヒんもスは倒された
「ナイトのおかげだ」「助かった、終わったと思ったよ」と忍者を行き帰らせるのも忘れてメンバーがおれのまわりに集まってきた忘れられてる忍者がかわいそうだった
普通なら裏テルのことで無視する人がぜいいんだろうがおれは無視できなかったみんなとよrこびほめられたかったのでレイズを唱えてやったらそうとう自分の裏テルが恥ずかしかったのかHPに帰って行った


52:名無しさん@ピンキー
08/02/15 13:14:50 d/Ua6Dks
>>50
「如何」の読みは大抵の場合は「いか」でいい。
ただし「如何とも」と送り仮名が付いていて後の言葉が否定(ここでは「しがたい」)の場合は「いかんとも」になる。
ちなみにこの送り仮名は「いかんとも」以外に「どうとも」とも読める。
また「如何」だけなら「いかが」と読む。「いかがわしい」は「如何わしい」。

53:名無しさん@ピンキー
08/02/15 13:38:34 1GReN/oP
>>52
なるとん

54:名無しさん@ピンキー
08/02/15 15:56:33 STpkZS+1
「ググれ」ではなく自慢げにマジレスしちゃう奴がいるあたりがこのスレの精神年齢を如実に語ってると思う。

55:名無しさん@ピンキー
08/02/15 16:23:24 m7ruV2GI
確かに。54みたいな奴とかな。

56:名無しさん@ピンキー
08/02/15 16:28:04 Fu66Adxn
精神年齢の高齢化問題か……

57:名無しさん@ピンキー
08/02/15 17:00:09 Au2/zWVZ
実際こことvipを併合してもほとんど問題ないよな

58:名無しさん@ピンキー
08/02/15 17:03:10 EwPgAdpq
向こうは実質分類があるからなぁ

59:名無しさん@ピンキー
08/02/15 18:18:49 HZhFXCtG
こっちもあるじゃん。分類。

60:名無しさん@ピンキー
08/02/15 18:59:38 TacWT599
なんで他板のスレとどうこうしようって話になるのかが、分からない

61:名無しさん@ピンキー
08/02/16 02:06:00 yl3NpT8o
絶対こんな流れのスレと合体なんていやだろうけどな

62:名無しさん@ピンキー
08/02/16 02:13:11 Pxcv8sDu
>>60
VIP住人が見下ろしてニヤニヤしてんじゃないかな?

63:名無しさん@ピンキー
08/02/16 02:29:15 1pICfK9b
このスレにおける某VIPPERの自賛癖はかなり露骨だからねえ
本人は気取られないようほのめかしてるつもりみたいだけど。
分かった上でここ数スレのログ見返すと典型的すぎて面白い。

64:名無しさん@ピンキー
08/02/16 02:31:36 ZNln33k5
>>19
俺は嫌いじゃないぜ。確かにくどいけども。
>>48
なるほど。難しいな

65:名無しさん@ピンキー
08/02/16 02:34:59 APC43Js/
前にもこんな話の流れになった気が

66:名無しさん@ピンキー
08/02/16 02:42:45 uEOCsghE
やはり古泉より俺の方が頼りにされていた朝比奈さん(みちる)とのお使いイベントで
俺が未来からの指令で空き缶を釘で固定したのをサラリーマンが蹴ってしまっみたいたがなんとか耐えてるみたいだった
俺は花壇にいたので急いで探したが記憶媒体が見つからないっぽいので朝比奈さんに手伝ってもらった
どうやら俺が頼りないらしく「どうしましょう、キョンくん」と泣きそうな顔と声の朝比奈さんのために俺は花壇を掘り返す決意をしかけると
「捜し物はこれか」「あんたも奇特な人間だ」「ふん」と新手の未来人はメモリースティックをくれた
ワンボックスがすばやく朝比奈さんをかどわかした
古泉から裏テルで「状況は把握できています」ときたが何が起きてるんだか一瞬ではわからなかった
「乗ってください」と森さんが言ったので後部座席に乗りカーチェイスすると誘拐犯は倒された
「つまらないな」「これも必然だったのかしら」と犯人が帰らないので森さんが一喝すると帰った忘れられてるワンボックスカーがかわいそうだった
ハルヒならイタ電のことは無視すると思ったんだが無視しなかったので謝ってやったらそうとう自分のイタ電がつまらなかったのかもっと面白いやつを要求された

67:名無しさん@ピンキー
08/02/16 03:09:49 crDCk90a
「ググれ」って言わないといけないきまりはなかったと思うんだが、そこんとこどうなの
半角系板じゃあるまいし。

68:名無しさん@ピンキー
08/02/16 04:35:58 b29pK2kJ
>>66
結局、俺の「嫁」はシャミセンの仮病を信じ込み、巨乳の愛人との関係を疑うこともなく、俺のために素晴らしいプレゼントを用意してくれた。
かわいい奴だぜ。
ずっとこんな感じでいてくれたら良いのに。そうしたら、浮気も楽にできるのに。
いつか愛人には俺のホットカルピス貰って欲しいな。うん

69:名無しさん@ピンキー
08/02/16 04:47:58 ZoZKnEIr
遅レスだが今読んだ
>>19
GJ!楽しく読ませてもらった

>>30
こっちもおもしろかった
続きも待ってる

70:名無しさん@ピンキー
08/02/16 09:11:00 ROqylsH0
投下します
53-187の続きものです
動物の反応や鳴き声にこだわりがある人はスルーしてください

71:モテ男の獣型化
08/02/16 09:11:34 ROqylsH0
モテ男の獣型化




人と人が同じ空間を共有する場合、空気感というのは大切である。
「………喉渇いたわね」
「………………はい、お茶ですね」
例えば仕事や何かの作業をするに措いても緊張感が必要だ。これがないとお喋りやなんやらでだらだらとしてしまいがちである。
「………暇ね」
「………………わたしはお茶入れで忙しいですけど」
しかし、たまには息抜きしないと逆に効率が悪くなってしまうのでお喋りも大切だと思う。
「………最近、古泉君見ないわね」
「………………さあ、なんででしょうかね」
そのお喋りも気の合う奴と冗談なんかを言いながらリラックスするものだ。そしてまた良い緊張感に持って行く。
「………なんかイラつくわ」
「………………生理ですか?」
別にやることがない場合なんかはある種の安心感がないと辛いものだ。喋らなくても平気という空気感だな。
「………お茶がぬるいわ」
「………………………………」
つまり何をするにしても雰囲気というのは大事ということだ。
「………キョン、さっきからぶつぶつ五月蝿いわよ」
「あぁ、すまん」
うっかり口に出てしまってたか。しかしぶつぶつ言いたくなるのもわかってほしい。
映画の撮影が終わったころからだろうか、部室の雰囲気が悪い。原因は言うまでもなくハルヒと朝比奈さんだ。
喧嘩をしているのであろうが、なんかこう……はっきりしない。
二人ともらしくないので、それぞれ二人きりになった時に聞いてみたんだが、
「……別に喧嘩なんかしてないわ。そりゃあたしが悪かったかもしれないけど……映画なんだし……」
「……喧嘩なんかしてませんよ。……でも嘘はいけないことだと思います」
と、全然要領を得ないことを言われた。長門に聞いても、
「涼宮ハルヒの姿の映像データを私の姿と入れ替えた。つまり私のDVDではキスシーンは私とあなたがしている」
会話にすらならなかった。
古泉にも聞きたいがここ最近学校にも来ていない。携帯も圏外なので閉鎖空間に入り浸りなんだろう。
喧嘩の理由がわからないので俺が仲介するのも難しいのだがこの空気の重さはなんとかしたい。
このままでは俺は精神的に、古泉は肉体的にボロボロになってしまう。て言うかなっている。
ならばどうすればいいか。
二人の話を聞く限りハルヒがなにかしらの嘘を言ったらしいから、ハルヒが朝比奈さんに謝ればいいはずだ。
しかしあのハルヒだ。そう簡単に謝らないはず。それにこの張り詰めた空気なら尚更難しい。
だが逆に言えばこの空気を軽くすれば可能性はある。相手は俺にじゃなくて朝比奈さんにだしな。
そこで俺は考える。一気に雰囲気をよくする方法……
「笑いか……」
そう呟いてがらくたが置いてある所を見た。よし、あそこなら見つからずに回収できるな。
俺にとっては呪いのアイテムだが仕方ない。いつまでもギスギスしている二人を見たくないからな。

そして俺はトイレに行くふりをして無事そいつを回収し、



トナカイになった。



―――




72:モテ男の獣型化
08/02/16 09:12:33 ROqylsH0
さて、今俺はトナカイの被り物をして部室の扉の前で佇んでる訳だが、
「何してんだ、俺は……」
いくら笑いが欲しいと言っても、これはどうなんだ。端から見たらアホの子にしか見えん。
冬の惨劇を忘れた訳じゃあるまいに……
だが仕方ない。俺の笑いに関するものってこれぐらいしか思いつかん。
冬の経験からするに笑いはとれないかもしれんが、むしろ白い眼で見られそうな気がヒシヒシとするが今の状態より悪くなることはないはず。
やらなくて後悔するよりってやつだ。今だけは朝倉のやり方に賛同しよう。あくまでも今だけだ。
よし、いつまでもこんな格好で固まってる訳にもいかない。なるようになれだ。

必死に平静を装いつつ部室に入ると、ハルヒは一瞬俺を見てネットサーフィンをやり始めた。
朝比奈さんも一瞬目が合ったが、そのままお茶っ葉の整理を始めた。
長門に至っては本から顔を上げもしない。
なるほど……なかったことにするつもりか。うむ、軽く泣きそうだ。
しかし、ここまで体張ってるのに無視されるのは悔しい。せめて一言でも突っ込んでほしい。
「……何か面白いことないかしら」
ハルヒ、何かおかしいことならここにあるぞっと椅子に座って凝視してみる。
「……………………」
あくまでこっちは見ないつもりか。……こうなったら意地でも突っ込ませてやる。
三分ほど凝視していたのだがハルヒは一度もこっちを見ることも声を発することもなかった。
やはり見るだけじゃ駄目だな。かといって話かけるのは負けた気がする。じゃあ……
「キュイ!キュイ!」
トナカイの鳴き声なんてわからないがとりあえず鳴いてみた。まあなんとなくイメージで。
「……………………」
ほう、まだ無視するか。
「メェ~………………メェ~」
トナカイなのに羊とはこれいかに。
「……………………」
……上等じゃねぇか。
「トナカイ!……トナカイッ!」
「……………………」
これでも無視するのか。あまつさえ机に突っ伏しやがった。ちなみに朝比奈さんもだ。くそっ!まだだ!
「ぶごぉ~ぶ、ぶごぉ~」
「……………………」
やばい、そろそろ本気で泣きそうだ。
「……何?」
長門!やっぱりおまえは俺の味方だよな!
「ぶごっ!……ぶごぉ~、ぶごご!」
「……そう」
普通に喋ればいいのにそのまま鳴いてしまった。でも長門が乗ってくれたのでこのままハルヒ達が反応するまでやってやる。
「ぶ~ごっご…ごご……ぶごっ!」
「……いいの?」
「ぶごっ!」
……ちょっと楽しくなってきた。
「ぶごご~ぶ~ぶごぉ~」
「了解した」
ふはは、なんかおもしろいぞ。
「ぶご!ぶごご!ぶ~ごぉ、んごっ!?……ごはぁ!げふっげふっ!ぜ~ぜ~っごふ!ごほっ!」
「っ!…………」
「!?…………」
しまった。調子乗りすぎて唾が気管に入っちまった。なにやらハルヒと朝比奈さんが震えているがそれどころじゃない。
咳が止まらん。結構ピンチじゃないか?これ。
「こんちは~!遊びに………………ぶっ!ト、トナカイが……しかも涙目に……ぶわはははははは!!」
「……ぶふぅ、ちょ……鶴屋さ……あはははは!」
「ぷっ……ふふふ。あはははは!」
「ぜ~ごほっ。ごふごふ……ふ~……鶴屋さん?」

73:モテ男の獣型化
08/02/16 09:13:51 ROqylsH0
天真爛漫なお嬢様の乱入により一気に笑いがこだました。目的は達成したのだが、なんだろうこのやるせなさは。
まあいい。この空気を逃す手はない。
「ハルヒ、朝比奈さんになにか言うことがあるんじゃないか?」
「あはは!その格好で真面目な顔しないでよ。……まあそうね、みくるちゃん約束破ってごめんね?」
「ふふふ。はい、わたしの方こそ大人げなかったです。ごめんなさい」
ふぅ、一件落着か。鶴屋さんのおかげだな。どうもありがとうございます。
「ヒ~ヒ~。なんの……ことだい?それよりもト、トナ……ぶわはははははは!!」
……そんなに笑わなくても。しかし一体なんの約束だったんだ?
「あんたも説得してきたでしょ。映画のキスシー……ってもうそんなことはいいじゃない!」
そうかい。まあ俺は二人が元通りになってくれたのでそれで満足だ。
「それにしても、あんたやるわね。あんたの思惑にはまったのは癪だけどまあこれで良かったわ。
 そうだ!あんたこれからは動物の格好して場を和ませなさい!」
「なんでだよ。断る」
なんで好き好んで恥ずかしい思いをしなきゃならんのだ。
「ふ~ふ~……やっぱりキョン君は最高だっ!婿に来ないかい?婿に!!」
「ははは、逆玉ですね」
「!?決まりだねっ!さっそく結納するさっ!」
「ええ!?鶴屋さん!?キョン君!?」
慌てている朝比奈さんを見るといつもの日常って感じで安心するなぁ。もちろん冗談ですよ。それ以前に結婚できる年齢じゃないです。
「そうよ、みくるちゃん。冗談に決まってるじゃない。ね、鶴屋さん」
「……え?」
「え?」
「ふぇ?」
鶴屋さん、ハルヒ、朝比奈さんが見つめ合って固まってしまった。
どうしたものかと見ていると長門が俺の膝に座って本を読みだした。そう俺の膝に。
「えーと……長門?何してるんだ?」
「本を読んでいる」
「いや、それはわかってる」
なんだこの状況。唐突にも程があるぞ。ハルヒがまだ見てないうちにできればどいて欲しいんだが。
「あなたがここで読めと言った」
「あー、もしかしてぶごごとか言ってた時か?」
「そう」
長門が言うことは絶対的に信用している。でも最近の長門はお茶目さんだ。一応確認しておこう。
「ちなみに俺は何語を言ってたんだ?」
「……………トナカイ語」
ふむ、この表情は嘘だな。
「嘘はいけないぞ?」
「……ごめんなさい」
上目遣いでそう言われると頭を撫でたくなるのは当然のことと言えよう。う~ん安らぐ。
「キョン~?なにをしているのかしら?」
……さあ、どうする俺?この危機を切り抜けられるすばらしい一言はないだろうか。
「ト、トナカイマッサージ?」
自分の馬鹿さ加減にうんざりする。
「そう、とりあえず殴るわね。……あと、それあたしにもしなさい」
「とりあえずかよ。それになんでおまえを撫でなきゃならんのだ」
「いいから!マッサージなんでしょ!」
「わかったよ。だから殴るのは勘弁してくれ」
「なら早くしなさい!」
なぜか上手く切り抜けられた。びっくりだね。
「わたしにもやっとくれよっ!」
「わ、わたしにもよろしくお願いします!」

結局、この後下校時間までトナカイの格好のままみんなの頭を撫でていた。
どんだけシュールなんだよ。


74:モテ男の獣型化
08/02/16 09:15:12 ROqylsH0
―――



家に帰るとほどなくして古泉から電話がかかってきた。えらく久しぶりだな。生きていたか。
「ええ、おかげさまで。こんなに神人とランデブーしたのは久しぶりですよ。いやはやまたあなたに助けられたようですね。ありがとうございます」
「別に礼なんかいらん。俺があんな雰囲気のなかに居たくなかっただけだ」
「あなたらしいですね。それよりも伝えたいことがありまして……」 
「キョン君遊んで~」
妹が電話中にも関わらず背中にしがみついてきた。こら!登ってくるな!
「はは、相変わらず仲がよろしいですね」
「あーすまん。で、伝えたいことってなんだ?」
「はい。例の様に涼宮さんの心の機微を感じとったのですが、なんというか……あなたが変身した時に感じたものなんですよ」
「つまりなにか?俺がまた変身するとでも?」
「断言はできませんが、おそらくは」
おいおい、マジかよ。いったい何を望んでるんだ。心当たりがな……くもない。畜生!まさに畜生じゃないか!
「何か心当たりが?」
「ああ、今日放課後にな……」
「ふおぉぉぉぉ~」
突然妹がけったいな声を上げた。まったく……電話中だというのに。
「キョン君から耳としっぽが生えてきた~!」
あーもう、わかったから静かにしなさい。それと早く降りろ。いいかげん重いぞ。
「あの……」
「すまんすまん。それでな……」
簡単に今日の放課後のやりとりを古泉に教えてやった。
「なるほど……それはそうと先ほど妹さんが……」
「キョンくんすっご~い!わたしも耳としっぽほし~い!」
ええい!うるさい!俺は妹を黙らせる為、尻尾を妹の口に当てた。……ん?尻尾?
「大変だ古泉。どうやら俺は本当に人ですらなくなったらしい。鏡を見る限り猫だ。猫男だ。妖怪だ。そんな妖怪いたか?
 いや、猫娘がいるんなら男もいていいよな?……な!」
「お、落ち着いて下さい!どの程度変わってしまったのですか?会話できるぐらいですから、そこまで変わってないと思うのですが」
「あ、ああ……すまん。耳と尻尾があるだけだ。それ以外はなにも変わってない。あ!ズボンが破けてやがる!」
「そうですか。その程度ならなんとかできそうですね。しかし猫で良かったですね。話を聞いた限りトナカイになりそうでしたから」
確かにトナカイよりはいいかもしれんが、だからと言って猫で良かったとも思えん。
「その耳と尻尾はアクセサリーということにしましょう。幸い明日、明後日と土日で学校は休みですからね。
 明日の探索で涼宮さんが満足しなかった時に備えて、機関の方で校則を変えておきましょう」
「おいおい。そんなことまで出来るのか?て言うかやり過ぎじゃないか?」
「動物の耳と尻尾のアクセサリーを許可するだけですからさほど問題ではないでしょう」
いや、助かるんだが問題はあると思うぞ。ネコミミオッケーってどこのメルヘン学校だよ。
「まあ、明日で解決するのがベストですね。あなたもその姿で学校には行きたくないでしょう。いくら校則で大丈夫だとしても」
「当然だ。ネコミミつけた男子高校生とか笑えないどころか恐怖でしかないからな」
「それではこれから機関の方で打ち合わせをするので、これで」
「ああ、よろしく頼む」
電話を切ると妹がまた飛び乗ってきた。
「キョン君今度はねっこさ~ん!」
「あ~そうだな。それよりも電話中は静かにしないと駄目だぞ」
「……は~い。じゃあ遊ぼ!」
全然反省してないな。そんなやつにはおしおきだ。わしゃわしゃしてやる。
「きゃ~キョン君やめて~、けどやめちゃやだ~」
何を言ってるんだこいつは。



―――




75:モテ男の獣型化
08/02/16 09:16:57 ROqylsH0
「あんたもわかってきたじゃない。団長の言うことを素直に聞くことはいいことよ。けど探索にそんな格好してくるとは、さすがのあたしも予想外だわ」 
駅前に着くなりハルヒが満面の笑みで言ってきた。
くそっ!このお気楽娘!俺がどんな思いでここまで来たと思ってんだ。そりゃもう道行く人の視線で死ぬかと思った。
そして今現在、絶賛進行中だ。今日一日これを耐えなくちゃならんのか……
「それにしてもこれ良く出来てるわね。尻尾なんてまるで本物だわ。うわ!動いた!」
「彼から昨日の放課後のことを聞きまして、ちょうど僕の知り合いのおもちゃ会社の開発の方が新商品のモニターを探していたので、
 これ幸いと彼にお願いしたんです」
「そうなの?ナイスタイミングね。これあたしもできないの?」
「すいません。まだ試作なのでこれ一つしかないんですよ」
「そう、残念ね。まあいいわ!キョン似合ってるわよ!」
全然うれしくない。それよりここは人通りが多いから早く店に入りたい。
「そうね。今日朝食抜いてきたからキョンよろしくね!それじゃ行きましょう!」
「おい!それは……」
反論する前にハルヒはそそくさと店に入っていった。こんな格好にされたあげく朝食までおごりかよ……

「じゃあ、班分けしましょ!」
ハルヒは遠慮という言葉を宇宙の彼方にぶん投げて、朝食とは思えない程食い散らかし、
追加で頼んだアイスティーを飲みながらいつもの様に爪楊枝を出した。いい身分だな、おい。
「嫌だったらあたしより早く来ることね。ほら、早く引きなさい」
「分かったよ。そう急かすな」
くじの結果、俺、朝比奈さん、長門とハルヒ、古泉のペアに分かれた。
ふむ、両手に花だな。これくらいの幸せはあってもいいだろう。

「昼にまたここに集合よ!キョン、そんな格好してるからって遊ぶんじゃないわよ!」
いきなり不機嫌になったハルヒを見送って、一応二人にこの姿の説明をした。長門はさすがにわかっていたが。
「ごめんなさいキョン君。それわたしの所為でもあるんですよね」
「いやいや、朝比奈さんが責任感じることなんか全然ありませんよ。完全にハルヒの気まぐれですから」
「でも……そうだ!キョン君、長門さん。行きたい所があるんですがいいですか?」
「いいですよ。どうせブラブラするだけなんですから。長門もいいよな?」
「かまわない」
「ありがとうございます。それじゃ付いてきてください」
そう言うと朝比奈さんは人がうじゃうじゃいる繁華街の方へ歩きだした。なるほど……なかなかの試練を与えてくださる。
人の視線に軽くトラウマになりそうだったが、ようやく店に着いた。……て、この店?
「はい!かわいいものがいっぱいです!二人とも早く来てください!」
「……ファンシー」
長門が呟いて店に入って行った。ああ、朝比奈さんこの試練は少々酷です。
「キョンく~ん。はやく~」
軽く妹化している朝比奈さんに引きつった笑みで返しつつ、俺はファンシーなショップへと足を踏み入れた。


76:モテ男の獣型化
08/02/16 09:17:54 ROqylsH0
「キョン君だけに恥ずかしい思いはさせません。わたしもネコミミをつけます!」
朝比奈さんによってこれ以上ない恥ずかしい思いを今現在してる訳だが、
「どうですか?おそろいですよ。みくるにゃんって呼んでください……」
多少照れながらネコミミをしてる朝比奈さんを見れたのだから文句は言うまい。うむ、すばらしい。
「……あなたにそれは似合わない。これがお似合い」
長門が差し出したのはかわいらしい角がついたカチューシャだった。……これ牛か?
「どういう意味ですか!?」
「そのままの意味。直球ど真ん中ストレート」
「わからないですよ!」
「……はっきり言うとホルスタイン。あなたにぴったり」
「なんでそんなこと言うんですか!……もう!」
「まさに牛」
「うわ~ん。キョン君、長門さんがいじめます~」
朝比奈さんが俺に抱きついてゆさゆさとしてきた。うむ、さらにすばらしい。
「朝比奈みくる。それはずるい」
「長門さんがいけないんです!」
「まあまあ、二人とも喧嘩しないで。ん?長門はねずみか?」
「そう。ゆっきーマウスと呼んで。あなたは猫。猫はねずみを捕食する。だから私を食べて」
「長門さん!?」
「もちろんそのままの意味ではない。ちょっとした変化球」
「駄目です!駄目です!」
二人のジャレあいは見てて楽しいな。しかし長門よ、女の子が平気でそんなこと言っちゃ駄目だぞ。
「駄目?ならあなたと同じにする。にゃがとって呼んで」
そう言うと長門は高速言語を呟いて、俺と同じ毛の色のネコミミと尻尾を生やした。
「……おそろい」
「あぁ!長門さんずるい!キョン君とおそろいなのはわたしですよぅ」

この後、朝比奈さんと長門のやりとりがしばらく続き、最終的には朝比奈さんもネコミミと尻尾を買った。
やれやれ、なかなか過酷なミッションだった。
しかし二人がネコミミをしてくれてるのでけっこう気持ち的に楽になった。朝比奈さんに感謝だな。



―――




77:モテ男の獣型化
08/02/16 09:18:32 ROqylsH0
「ちょっと!どーゆーことよ!なんで二人もネコミミをしてるのよ!!あ!尻尾まで!」
集合するなりハルヒに胸倉を掴まれ怒鳴られた。何を興奮してんだ。
「たまたま寄った店に売ってたんだよ。それで二人に薦めたんだ。俺だけこの格好は浮くからって頼んだんだ」
「そんな……キョン君。あの涼宮さ……」
朝比奈さんが割って入ってくるのを目で制してハルヒに向き直る。俺の為にやってくれたことだ。
ハルヒの怒声ぐらいは安いもんだ。
「でも、二人ともかわいいだろ?俺としてはいい仕事したんじゃないか?」
「か、かわいい!?…………午後の予定は変更よ。キョンその店に案内しなさい。今からみんなで行くわよ」
「な!?またあの店に行けと!?それは……いや、わかった。それじゃあ行こうか」
さすがに断ろうかと思ったが古泉の笑みが引きつっていたのでやめた。
ハルヒの機嫌が悪いからって訳じゃないはずだ。一応確かめておこう。
「なあハルヒ。あの店に行くってことはおまえも着けるってことだよな。古泉はどうなんだ?」
「着けるに決まってるでしょ!古泉君だけ仲間はずれにする訳ないじゃない!」
「そうかそうか。ならいいんだ」
すまんな古泉。俺としても心苦しいが、俺を助けると思って我慢してくれ。やっぱり男一人でこの格好は負担が大きい。
「…………」
絶句している古泉の肩を叩いて再度ファンシー空間へと向かった。

「どう?キョン。あたしも猫にしたわ!ハルにゃんと呼びなさい」
ネコミミを着けるなり大声で聞いてきた。もう少しボリュームを落としてくれ。
「他に言うことがあるでしょ!ほら、あたしがネコミミなのよ!」
「ん?ああ、かわいいぞ」
「……ぇ…ぁ……うん……」
急にしおらしくなったな。どうした、ハルヒ?
「…………」
ハルにゃん?
「っ!?……やっぱりハルヒって呼んで」
恥ずかしいなら言わなきゃいいのに。しかし妹も鶴屋さんもハルにゃんだよな。う~む……
「僕はこれにしました」
古泉は狼か。しかしそれはちょっと卑怯じゃないか?なんだその男らしい立派な尻尾は。
「すいません。ですがこれが僕の限界です」
俺は軽く限界突破してるがな。まあ同じ様な格好してくれるだけでもありがたい。
「キョン。ちょっと尻尾着けて」
「あいよ。後ろ向いてろ」
尻尾は安全ピンで止める仕様になっている。む、これは……どうしよう。どうしても触れてしまうぞ。い、いいのか?
「キョ、キョン君!わたしがやります!」
「あ!みくるちゃん!?……もぅ」
朝比奈さんに尻尾を奪われ瞬時に着けられた。助かったが……まあ、うん。助かった。



―――




78:モテ男の獣型化
08/02/16 09:19:12 ROqylsH0
ハルヒと古泉もメルヘンな格好になり、どう考えても頭がお花畑な集団になった俺達は今日は解散ということで駅前に向かっていた。
「どうしたの?あんた顔色悪いわよ」
「そうか?それよりあれはなんだ?」
「ペットボトルね。猫避けのやつじゃない?でもあれ、あんまり意味ないと思わない?ほら、そこの猫も怖がってないわ」
なんだろう。あのやけにきらきらしてるペットボトルに近寄りたくないんだが。て言うかあの猫なんで平気なんだ?
そしてなんで俺は怖がってんだ?
「なに立ち止まってんの?早く行くわよ!」
ハルヒに手をとられて引きずられながらペットボトルのそばを通ったとき、そばの猫がペットボトルを倒した。
俺がいる方向へ。
「うにゃー!!!」
「!?!?………………」
……あまりの恐怖で奇声をあげてしまった。しかもなぜかハルヒに抱きついてしまっている。
さあ、どうするよ。昨日の長門の膝乗せの比じゃないぞ。下手したら入院コースだ。神の一言で切り抜けろ、俺!
「い、いや……すまん。ずっとこんな格好してたら猫的な感覚になってしまって……」
ああん、俺ってばなんでこうも頭悪いんだよ。さっきの猫、むちゃくちゃ余裕だったじゃないか。
「そ……そう。なら仕方ないわね。お、落ち着くまでそのままでいいわ……」
なんとかなっちゃたよ、おい。しかも、やさしさまで配合されてるぞ。逆に怖いな。
「だ、大丈夫だ。すまんな」
ハルヒを離すと同時に朝比奈さんと長門に両脇を固められた。
「あなたは私が守る。怖いときは私に抱きつくべき」
「怖いときは年上に甘えなきゃ駄目です!」
なんか俺、ものすごい駄目な子みたいじゃないか?
「だ、駄目よ!キョンはあたしが面倒みるんだから!……えーと、団長として!」
三人娘がなにやら言い争いを始めたので、こそっと離脱した。
「どうやら猫の本能も多少あるようですね。しかし『うにゃー』って鳴き声も本能でいいんでしょうか」
「知るか。勝手に出ちまったんだ。あーもう厄介だな。ペットボトルが怖いってなんだよ」
「まあまあ。それよりもちょっと問題かもしれませんね。あ、本能のことではないですよ」
古泉が割とマジな声で言ってきた。なにが問題なんだ?
「なんというか、さっきの出来事で涼宮さんが満足し過ぎたのではないかと」
「なんだそりゃ。なんで満足できたのかはわからんが、それなら願ったりじゃないか」
「いえ、『満足し過ぎた』です。つまりあなたの格好がそのままの方がうれしいと無意識に思ってしまったのではないのでしょうか。
 いきなり抱きつくなんて普段のあなたでは考えられませんからね」
「意味わからんぞ。結局、今日の内に戻れないってことか?」
「その可能性があるってだけです。もしかしたら今日中に戻るかもしれませんし」
「だといいがな。この格好で学校は……ふにゃー!!!」
隣にいた車がエンジンをかけやがった。しかし、こんなことでこんなにビビってしまうなんて……
「おやおや、これはびっくりですね」
ま、まさか……俺は古泉に抱きつくというトラウマ確定なことを!?
……ん?それにしては細いような。
「あ、あれ?有希?いつのまにそこに?……て言うかキョン!?」
「あ!?長門さんずるい!」
恐る恐る目を開けると上目遣いの長門と目が合った。助かったんだがハルヒの前で瞬間移動はまずくないか?
「大丈夫。気にしてない様子」
ハルヒを見ると、飛んでいた。これは滞空時間の長い、良い型のドロップキックだな。
長門を巻き込まないようにしないとな。よし、来い!
「ふぎゃ!」
きれいに決まった。



―――




79:モテ男の獣型化
08/02/16 09:20:03 ROqylsH0
翌日は古泉の予測通り元の姿には戻らず完全に引きこもって過ごし、現在月曜の朝五時。
妹が寝ている俺の上で踊り狂っていた。軽い拷問じゃないか。
「だんしんぐ・くい~ん!」
何がクイーンだ。鼻たれ娘め。こんな朝っぱらに兄の上で踊るな。
「む~。キョン君、今日学校早く行くんでしょ~。起こしてあげたのにひどい~」
確かに人目のつかないうちに登校しようとしたが、なんでこいつが知ってるんだ。
「愛のテレパスだよ!えらい?えらい?」
「あ~えらいえらい。ありがとな。わかったから早く退けてくれ」
「えへへ~。ん~」
「何だ?」
「おはようのちゅ~。はやく~」
無言で妹を強制的に退かして窓の外を見た。やれやれ、まだ薄暗いじゃないか。
「や~ん。キョン君のいじめっこ~」
喚いてる妹の頭をくしゃっと撫で、とりあえず登校の準備を始めた。
少々早すぎるかもしれんが、できるだけ人目につきたくないからまあいいだろう。


家を出るころに起きてきたお袋に弁当はいらないことを伝え、今はハイキングコースの真っ只中だ。
さすがにまだ誰も登校しておらず、俺一人で静かに歩いてる訳だが、なんか気持ちいいな。たまにはこういうのもいいかもしれん。
爽快な気分で歩いてると、
「おはよ!早いのね」
一気にトラウマの世界に引きずりこまれた。こいつと二人きりってなんの冗談だ。
「もう!そんなあからさまにテンション落とさないでよ。いくら私でも傷つくでしょ」
朝倉はそう言うと頬を膨らました。それよりもなんだその格好。俺への当てつけか?
「ひどいな~。これでもキョン君の為にやってるのよ。クラスであなただけその格好は辛いでしょ?私も耳と尻尾を着けてたら
 みんなの見方も少しは変わってくるんじゃない?」
確かに朝倉はなぜか人望があるからな。ここは素直に感謝しとくべきなのか。
「そうそう。それよりも、どう?狐にしてみたの。かわいい?」
「ああ、そうだな。かわいいんじゃないか?」
「ふふ、ありがと。この尻尾なんてすごいもふもふよ。触ってみる?」
そう言いながら俺の体をふさふさと尻尾で撫で付けた。なんか動きがイヤラシイんだが。
「あらあら、さすが女狐ですね。誘惑はお手の物ですか」
いきなり喜緑さんが現れた。この人はいつも急だな。
「おはようございます。それにしてもあなたもですか。その丸っこい尻尾は……狸?」
「はい。長門さんがこれが似合ってると助言してくれまして。どうですか?」
「ええ。すごくかわいらしいと思いますよ」
「うふふ。ありがとうございます。あなたに褒められると気分が高揚しますね」
なにやら体をくねらしているが、その姿は髪的にも……いやこれ以上は考えるまい。
「ほんと、喜緑さんにはぴったりね。長門さんもわかってるわね」
「それはどういう意味ですか?それと今の立場をよく考えたほうがいいですよ」
「褒めただけよ。それとも他に意味があるのかしら?」
「あら、そうですか。それはどうもありがとうございます。さすが私のバックアップですね」
なにやらここにいては危険な気がする。刺激しないように離脱しよう。
しかし、狐と狸ね……はは、ぴったりだな。
「どこらへんがですか?」
「説明が欲しいところね」
人の思考を読み取るのはやめて欲しい。



―――




80:モテ男の獣型化
08/02/16 09:20:43 ROqylsH0
登校してきた奴らに最初の方こそ稀有な視線を浴びたが、朝倉のおかげか、はたまた知られざる校則のおかげか今は羨望の眼差しになっている。
ここで羨ましがるあたり、このクラスはハルヒの影響で人として大事な何かが麻痺してるんじゃないかと疑ってしまう。
ちなみにそのハルヒは俺と朝倉を見るなり、
「忘れ物してきた」
と、不機嫌丸出しの表情で教室を飛び出した。まだ時間が早かったとはいえ、一時間目には間に合わないだろう。
なんて思っていたら時間ぎりぎりで教室に飛び込んできた。ハルにゃんで。
「よく間に合ったな。て言うか早すぎだろ」
「坂を下りた所で新川さんの車に乗った古泉君に出会ってね、家まで乗せてくれたのよ。古泉君も耳と尻尾をつけてなかったから
 ついでに古泉君のも取りに行ったわ」
哀れ古泉。しかし車で登校なんて楽しようとした罰だな。

今日は弁当が無い為、ハルヒと一緒に食堂に行き、ネコミミな二人がもくもくとカレーを食べるというある種の異次元空間を作り出し
今は放課後である。
「あぅ……わたしも持ってくれば良かったです。……そうだ」
部室では朝比奈さんだけが耳と尻尾をしてなかったのだが、それが悲しかったのか、
「うふ。これするのも久しぶりです」
うさみみを装着した。うさみみメイド……なかなかコアな格好だな。
「……これを見て」
ふいに長門が言ってきた。なんだそれ。いや、わかるんだが……
「狗尾草。イネ科エノコログサ属。通称、猫じゃらし」
「そうだな。で、それがどうかしたのか?」
「……パタパタ」
文字通りに長門がそれをふりはじめた。……まずいな。すごくウズウズする。
「あー長門。できれば勘弁してもらいたいのだが……」
「……パタパタパタパタ」
「あー……う~………………うにゃ!にゃ、にゃにゃ!ふにゃ!」
……やっちまった。気付いた時には長門に覆いかぶさる状態で、みんなのなんとも言えない視線を受けていた。
「い、いや……その……」
「……パタパタ」
「うにゃ!うにゃにゃ!にゃん!………………うにゃ!」
長門さん。本当に勘弁してください。なんの罰ゲームですか、これ。
「ゆ、有希……それ、あたしにもやらして!」
「駄目。これは私の。……パタパタ」
「うにゃにゃ!」
「む~……!?……キョン!!」
いきなりハルヒに襟をつかまれ、おもいっきり引っ張られた。
「ぐぇ!……何しやがる!!」
「ふふふ……キョン~」
不気味な笑いを浮かべ、俺の喉から顎にかけてこしょこしょと撫でてきた。……こ、これは……
「ふみゃ~、……ごろごろ……」
「ふふふ……ふふ……うふふふ……」
気が付くと俺はハルヒの膝枕で仰向けでくねっていた。古泉の引きつった表情を見る限りなかなかの地獄絵図なのだろう。
「ちょ……ハルヒ、やめ……ふみゃ~」
「す、涼宮さん……わたしもそれやりたいです!」
「……私も」
「無理よ~、みくるちゃん、有希。キョンが離れてくれないもの~。ふふ……こしょこしょ~」
「ハルヒ、おま……目がこわ…………ごろごろ……」
このままだと弄ばれてしまう。いや、もう弄ばれてる。はやく元に戻らなければ!男の尊厳にも関わってくるぞ!
「こしょこしょ~」
「ふみゃ~」


―――



81:モテ男の獣型化
08/02/16 09:21:37 ROqylsH0
それから数日、あの手この手とハルヒに人間のすばらしさを説いていたのだが、その度になぜか朝比奈さんと長門に妨害され、
俺は未だにネコミミで弄ばれている。
「やれやれ、なんとか撒いたな」
この件では唯一の味方と言える古泉と一緒に、ハルヒ達から逃げるように下校していた。さすがのこいつも俺が悶えてるのは、
見るに耐えないらしい。
「そのようですね。……しかし、こんなにも流行るとは以外でしたね」
今北高では、空前のアニマルルックブームだ。どうやら、この学校にはアホの子でいっぱいらしい。
「みんなイカレてるとしか思えんな。それよりもどうやったら俺は人間に戻れるんだ?説得は無理っぽいぞ」
「ええ、まさかの朝比奈さんと長門さんの妨害ですからね。まあ、理由はなんとなくわかりますが」
「言うな。今俺の男としてのプライドは砂上の楼閣なんだ。と言うかほとんど崩壊してる。なにかいい案はないか?俺は限界だぞ……」
「あるにはあるんですが……あなたが大変な思いをすると。それでもよろしいのなら」
これ以上に大変な思いなんてまっぴらごめんだが、元に戻れるとなれば選りすぐりしてる場合じゃない。
しかし、本当に戻れるのか?
「はい。確実と言っていいでしょう。ただ涼宮さんが……そうですね、あなたの言う故障した状況になるでしょう」
なるほど……確かに大変な思いをしそうだな。しかし、故障だと?いったいどんな方法なんだ?
「……………………このような感じで」
「おい、それ本当に確実なのか?失敗したら俺ここに居られないじゃないか」
「いえ、大丈夫です。涼宮さんなら、すぐにでもあなたを元に戻すでしょう」
やけに自信満々だな。まあ、仕方ない。他に方法はないんだ。やるだけやってみよう。

やっと人間に戻れるかとこころなしか安心していると、
「一体いつになったら僕は普通のキョンに会えるんだい?」
後ろから声をかけられた。
「だから、なんでいつも背後から現れるんだ?」
「僕というサプライズを少しでも与えたい乙女心さ。かわいいと思わないかい?」
背後から声をかけるとかわいいか……うん、わからん。
「そしてそれは、裏SOS団こと佐々木団はいつもあなたのそばに!なんて意味もあったりなかったり!?なのです!」
「しかし、俺だって好きで変身してる訳じゃない。猫男なんてどこの都市伝説だよ」
「ふふ……そうだね。でもネコミミのキョンも捨てがたいな」
「おやおや。ここでも需要があったようですね」
「やかましい」
「やっぱり無視ですか。でもいつまでも同じ様にはいかないのですよ!ふふふ……じゃーん!猫じゃらしなのです!
 もう調べはついてるのですよ!これでキョンさんは私に釘付けなのです。それ……ぱたぱた」
そんなこと言われて誰が見るか。……うお!こいつ俺と佐々木の間に割り込みやがった!
「ちょ……橘さん!?な、なにを……」
「うふふふ……ぱたぱた」
「おま……さ、佐々木……やめさせ…………うにゃ!」
「キョ、キョン!?橘さん!やめなさい!と言うかキョンから離れて!」
「うふ……ふふふ……キョンさんが私に……ぱたぱたぱたぱた」
「うにゃ!にゃにゃにゃ!……やめ…………ふにゃ!」
こいつ目がイってやがる!どうにかしないと!
「橘さん?やめなさいと言ってるのよ?この前の反省が出来ていないようね?」
「ぱたぱ……へ?ふぎゃ!い、痛いのです佐々木さん!」
えらくドスのきいた声で佐々木が橘の顔を掴んだ。助かった……おお、ちょっと橘が浮いてる。
「わ、割れます!われ……と……取れるのです!キョンさん、助けて!あなたのツインテールがピンチですよ!」
「……まだわからないようね。キョン、ちょっと橘さんと今後のことについて話があるからこれで失礼するよ」
「そ、そうか。えーと、なんだ。お手柔らかに」
「あぁ、キョンさ~~ん。また会える時を楽しみにしてるのです~~~」
橘は何事か叫びながら佐々木に引き摺られていった。……南無。
「―――ぱた……ぱた―――」
ぬお!思わぬ伏兵!…………うにゃ!
「キョン。忘れ物をしたようだ」
佐々木がすごい勢いで戻ってきた。
「キョンさん!こんなに早く再開できるとは、もはや運命なの……うぁ!割れるのです!割れるのです!!」
「―――ぱた……ぱ……―――痛い…………ごめんなさい―――」
佐々木は空いてる手で九曜を掴むとそのまま二人を引き摺っていった。
これからは佐々木を怒らせないように気をつけよう。




82:モテ男の獣型化
08/02/16 09:23:24 ROqylsH0
―――



一夜明け、うまくハルヒが人に戻してくれるよう祈りつつ、朝比奈さんと長門が妨害しないように一日尽くします券で買収し、
なんやかんやで放課後になり古泉の案を実行した。

「ハルヒ、俺来週から学校来ないから」
「は?どういうこと?」
「いやな、この耳と尻尾ずっと着けてたら取れなくなっちまった。病院行ったら耳と尻尾が完全に皮膚と同化してしまってるってな。
 それで手術ってことになって、来週には海の向こうだ」
「だ、駄目よ!何言っての!?大体なんで海外なのよ!」
「仕方ないだろ。日本じゃ手術できる人がいないんだから」
冷静に考えるとむちゃくちゃだな。普通に考えたら同化するなんてありえないよな。まあ、実際同化してるから全くの嘘ではあるまい。
「僕が頼んだ責任でもありますからね。優秀なスタッフがいる病院を紹介しました。その病院によると、検査など含めて短くて一年、
 長くて三年間ほど滞在しないといけないそうです」
「さ、三年!?そ、そんな……や、やだ。う~やだやだ……」
マジで故障し始めたな。よくわかったな古泉。
「そんなこと言ってもな。ほら、完全に引っ付いてるだろ?引っ張っても…………あれ?」
取れた。
「おや、思ってたより早かったですね」
もう片方の耳も尻尾も取れた。良かったが、なんだこれ。気まずいぞ。
「あ~そのなんだ。冗談だ。すまん。いや、本当ごめんなさい」
「…………」
これはぶっ飛ばされるな。受身の準備をしておこう。
「…………った」
なかなか衝撃がこないな。そんなに力をためてるのか?
「……かった……よかった。よかったよ~、びゃあ~」
違った衝撃がきた。ハルヒは俺にしがみついて小学生のような泣き声をあげた。なんかいつも以上に退行してないか?
「ギョン~びゃあぁぁあ。ギョン~~」
「ハ、ハルヒ、落ち着け。俺が悪かったから。な?」
「涼宮さん。キョン君の冗談ですからね?もう泣かないで。……それとくっつき過ぎです」
「そう。彼が言ったのは冗談。……だから早く離れるべき」


83:モテ男の獣型化
08/02/16 09:24:02 ROqylsH0
朝比奈さんと長門に軽く黒さを感じながらも、なんとかみんなでハルヒを泣き止ました。
泣き止ましたのだが……
「そろそろ離してくれないか?おまえの家こっちじゃないだろ?」
「や!離さない!ずっとキョンといる!」
あれからハルヒは俺にくっついたままだった。靴を履き替える時ですらくっついたままだった。
そして朝比奈さんと長門の視線がやばい。なにがやばいって……なんだろう。とにかく怖い。
「涼宮さん。このままだとキョン君帰れないですよ?キョン君困ってますよ?いいかげん離れませんか?」
「やだもん!ずっといっしょにいるもん!キョン困ってないもん!」
もんって……下手したら妹より退行してるな。
「駄目。あなたが言ってるのは唯のわがまま。早く離れるべき。困ってるのはあきらか」
「じゃあキョンの家に行く!そのままキョンと暮らす!」
「だ、駄目ですよ!!」
「キョンといっしょにご飯食べたり……」
「だ、だから……」
「キョンといっしょにお風呂に入ったり……」
「ふえ!?……」
「キョンといっしょに寝たりするの!」
「………………」
「だからずっとキョンといっしょなの~~~」
「………………………………………………………………………………とぅ」
「ぅぐ…………」
軽く放心状態で見てると、朝比奈さんのかわいらしい両手がハルヒの首筋に落とされ、そのままハルヒは気絶した。
うむ。これはいいモンゴリアンだ。……って違う!
「おい、ハルヒ!?あ、朝比奈さん!?なにを……」
「い、いや……違うんです!これは、あの~その~……」
「朝比奈みくるは正しい。このまま涼宮ハルヒが我に返ったとき、恥ずかしさのあまり大規模の世界改変の恐れがあった」
「そ、そうです!世界平和です!」
微妙に朝比奈さんは意味が違ってる気がするが、本当にこんなことでそんな大変なことになったのか?
「……………そう」
あれ?なんかあやしいぞ。
「そ、それにですね。例え何も起きなくてもこのまま開き直られたら堪らないです。……ずっとキョン君にべたべたと……」
「……ぅ、ぅ……キョン?」
「お?気付いたか。大丈夫かハルヒ?」
朝比奈さんがなにやら呟いている間にハルヒが目を覚ました。
「キョ、キョン~離れちゃやだ~ぎゅってして~」
「………………………………………………………………………………そぅ」
「ぅぐ…………」
今度は長門の手がハルヒの首筋にヒットした。
「……世界を守る為」
「ええ、世界平和です」

真っ赤な夕日をバックに朝比奈さんと長門はスパンとハイタッチをした。




おわり


84:名無しさん@ピンキー
08/02/16 09:24:59 ROqylsH0
以上です
ではでは

85:名無しさん@ピンキー
08/02/16 10:15:36 dJmbztm/
>>84
モテ男シリーズ、相変わらずの暴走っぷりですなあ。状況解決のために墓穴を掘りまくるキョンは
最早様式美。素晴らしいです。今度は何になるのかな? 楽しみにしてます。

86:名無しさん@ピンキー
08/02/16 11:48:46 b4p8B6xJ
引かれてるよね、コレ
反応で分かると思うけど

87:名無しさん@ピンキー
08/02/16 11:51:13 2grMdLo3
みんな壊れすぎwww   次回も楽しみにしています

88:名無しさん@ピンキー
08/02/16 12:35:27 FgT+EFhT
故障ハルヒにクソワラタwww
GJ!次を楽しみにしてる

89:名無しさん@ピンキー
08/02/16 14:03:25 yE/bFgQF
すっかりデレデレだなハルヒw
佐々木団の女性陣の獣耳も見たかった気がするがまあいいやww

90:名無しさん@ピンキー
08/02/16 14:58:24 iikPrl7I
面白かったよ

91: ◆LeyXT4003g
08/02/16 16:39:17 +BFQjqWG
>>70
このシリーズに関しては、前にも書いたとおり反則を犯してしまっているので、
世界観どおり執筆していらっしゃる真面目な書き手さんたちの手前、俺は感想書きません。
なお、予め誤解のないよう言っておきますが、
ハーレム系大好きの俺なので、死ぬほど笑って萌だえまくり、とても俯瞰してストーリーを眺める状況にないだとか、
「変身」するならグレゴール兄さんの苦労を見習って欲しかったが、しかし変身させたのは神ながら人間のハルヒであり、
だったら、人間から見た猫のお約束行動をするのも当然で、これでいいと納得したとか、
シャミセンの飛び入り参加ならびに彼と我が輩との猫談合がなかったのは何故なのかと首傾げたとか、
>>77の最後のパラグラフのラスト一行は、「奪う」という動詞を使っているのだから能動文で書いても伝わるのではと思ったりとか、
>>78の上から12行目は1文で切って改行、13(+1)行目も1文で改行したほうがいいかもと拘わったりとか、
んなことより印刷して個人冊子にする作業にさっさと戻らせてくれだとか、
そうした個人的事情は一切関係ありませんので。

92:名無しさん@ピンキー
08/02/16 17:52:48 zaAyFlfe
やっぱり朝比奈さんの批評にキレがなくなってるな。

それにしても、キョンの朴念仁ぶりはそろそろ犯罪の域に入りそうだな。少なくとも民事裁判になったら勝てないな

93:名無しさん@ピンキー
08/02/16 18:09:18 9DMwV6sA
>>84 GJ!!
なんつーか、ツッコミ所がありすぎて逆に突っ込めないなww
このまま突っ走ってくれ!

94:名無しさん@ピンキー
08/02/16 18:40:41 Wff786CD
やっぱ作品投下した直後に自演でケチ付けておくとGJの量が違うよな
やめられねえぜ

95:名無しさん@ピンキー
08/02/16 19:55:11 b29pK2kJ
>>92
陪審員は結婚詐欺でわざとやっていると思うはず。

96:名無しさん@ピンキー
08/02/16 20:26:16 rmGkH6Zw
モテ男シリーズktkrwwwこのキャラの壊し方とキョンのハーレムっぷりが大好きだwww続き楽しみに待ってます。
でもたまにはSOS団の三人以外がメインなのが見てみたかったり・・・いえなんでもありません。偉そうなこと言ってすいませんでした。

97:名無しさん@ピンキー
08/02/16 20:47:24 8Y0hsdUn
>>94
佐々木スレへお帰りください

98:名無しさん@ピンキー
08/02/16 21:26:18 F+r3GNbQ
>>84
相変わらずいい壊れっぷりだwww
GJ!

99:名無しさん@ピンキー
08/02/16 21:49:59 b29pK2kJ
>>97
????

100:名無しさん@ピンキー
08/02/16 22:14:52 UO2GYBpn
>>84 モテ男シリーズキタ━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━!!!!
作者さんGJ!!今回はキョンだけじゃなく、他の方も変身(?)するなんて……。
はてさて、次は何に変身してしまうのか……キョン、哀れ!!





それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

101:名無しさん@ピンキー
08/02/16 22:15:35 bCgb9YGn
それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

それにしても、朝倉さんの狐耳、狐尻尾……(*´Д`)ハァハァ

102:名無しさん@ピンキー
08/02/17 03:24:37 BE64BrWE
ハルヒがキョンと長門の仲良しなとこを見て焦り、キョンの夢の中に出てきて、これは夢なんだからといい体の関係をもつ、その後何だかんだで長門とヤり
キョンに会ったときに事故を装って抱きつき、ハルヒがキョンの匂いを嗅いだときに、キョンの体から長門の匂いがしてキョンに
ハルヒ「有希の……匂いがする。体中に、ついてる…私の、匂いを、つけたはずなのに…
有希の…匂いがするッ!キョンの体中から、あの女の匂いがするよッ!」って言うのを、デュエルセイバーやった時に想像したwww

反省?何それ美味しいの?

103:名無しさん@ピンキー
08/02/17 04:26:25 89rf20ww
主人公が寝取られるっての大好きだからハルヒみたいに愛想付かされる要素のあるヒロインはめちゃくちゃおいしい。

104:名無しさん@ピンキー
08/02/17 06:08:40 snMwVsM/
愛想つかされることなんか無いだろ。ハルヒをふったら死刑だから

105:名無しさん@ピンキー
08/02/17 14:18:27 4999XtKV
俺は逆にキョンが理不尽なハルヒにキレる話か好きだ。
そういうのでオススメあれば教えてください

106:名無しさん@ピンキー
08/02/17 14:50:25 BSVvr3YH
なんかハルヒがいつもどおりワガママ言ってたら
キョンが「おまえうざいよ」とか言い出して
ハルヒが一瞬ビクッとするも、気を取り直していつじょどおりワガママ言ったら
キョンがまたウザがって
びびったハルヒが冗談でしょって聞いても
キョンが本気だと言って
ハルヒが泣き出す話

をどこかで読んでひどく気に入った。

107:名無しさん@ピンキー
08/02/17 15:02:59 jkca+yMw
>>106
その話kwsk

108:名無しさん@ピンキー
08/02/17 15:09:09 BSVvr3YH
俺もタイトルとか知りたい。

短編だったと思うけど。

109:名無しさん@ピンキー
08/02/17 15:13:01 4999XtKV
vipのほうかなあ?

110:名無しさん@ピンキー
08/02/17 15:13:31 BE64BrWE
違うサイトだったら、それに似た話見たことがある

111:名無しさん@ピンキー
08/02/17 15:15:16 yKCrd0Rp
とにかくあのドキュソ女が相応に悲惨な目に合うと理屈抜きに気持ち良いんだよな~

112:名無しさん@ピンキー
08/02/17 16:05:09 BE64BrWE
キョンに振られて、キョンに好かれようと必死なヤンデレハルヒになったら最高w
ハルヒの携帯にキョンの行動が逐一出てきて、キョンの行くとこ行くとこ現れるハルヒ日記とかwww

113:名無しさん@ピンキー
08/02/17 17:35:07 yKCrd0Rp
そういうのは別に…

痛いハルヒじゃなくて、痛い目をみるハルヒが見たいだけ

114:名無しさん@ピンキー
08/02/17 18:27:55 vr1AZ9kl
佐々木スレはそういうのを多いな。
ハルヒをひどい目にして佐々木と~ってやつ。

115:名無しさん@ピンキー
08/02/17 18:34:25 snMwVsM/
ハルヒが溜息に先祖帰りしない、という確証は無いけどな。
普通はライバルいると自重するものだが、何かでいっちゃうとやばいな。

116:名無しさん@ピンキー
08/02/17 20:49:02 snMwVsM/
>>114
実際はキョンと佐々木は互いに恋愛感情ゼロらしいな。いつか原作スレで言っていたよ。
佐々木スレはデフォが一番酷いらしい。アニメに出ていないから人気無くてスレが消滅したらしいけど。
キョンと佐々木には恋愛感情有った方が読者的には面白いけど、谷川はラブコメにしないらしいから。

117:名無しさん@ピンキー
08/02/17 21:06:24 0Rm60y7t
>>116 スレ残ってるよ

118:名無しさん@ピンキー
08/02/17 21:41:34 O8vh0He0
>>116
佐々木関係のスレはアニメに出てないってことで、文芸サロン板に移動したんだZE
あとキョン→佐々木に恋愛感情は恐らく無いだろうが、佐々木→キョンは分からんかと。
つーか佐々木絡みのネタは殆ど後付け設定だから、陰謀までの内容と矛盾が結構あるわけで。

例えばキョンが女子と一緒の下校をしたことが無い(憂鬱でそういう生活を夢に見たことがあるとの描写有り)とか言ってたが、
実際は分裂の回想で中学時代に佐々木と一緒に下校してたりする。

だもんで、驚愕が出ない理由として、話の整合性が取れなくなったんで急遽書き直しているとかの噂が出るわけだ。

119:名無しさん@ピンキー
08/02/17 22:03:05 M+1aOF93
佐々木スレそんなことあったんだ

120:名無しさん@ピンキー
08/02/17 22:12:15 ZX6kCHTz
>>118
>実際は分裂の回想で中学時代に佐々木と一緒に下校してたりする。
そう名言はされていないんじゃないか? ただ、その可能性は考えられるだけで。
実はキョンと佐々木の家はさほど遠くないという解釈も可能。

121:名無しさん@ピンキー
08/02/17 22:29:20 snMwVsM/
佐々木スレは文芸サロンか

>>120
分裂の回想って原作のことだな。p82
厳密には下校じゃないけど、キョンと佐々木は塾に二人きりで行った。似たようなものだ。
だから、憂鬱の回想と矛盾するんだと思う。

122:名無しさん@ピンキー
08/02/17 22:30:11 BSVvr3YH
>>120
厳密には「肩を並べて歩く」にも下校にあたらないかもしれないが
キョン家→塾はチャリで一緒に行ってるな。

で、憂鬱の「~を夢見ていた」という願望表現からすると
キョンはその行為を「女子と一緒に下校」に類する行為だとは
認識していないということになる

123:名無しさん@ピンキー
08/02/17 22:36:17 ZX6kCHTz
>>121
一緒に下校する(意図的)のと、ついでに乗せていくのは違うんじゃないか?
キョンの考え方になるだろうけど。

>>122
>キョン家→塾はチャリで一緒に行ってるな。
キョンは学校→キョン自宅→塾といっているが、佐々木はキョン自宅→塾としかない。


124:名無しさん@ピンキー
08/02/17 22:45:23 74fZViK7
下校については塾に直行だったから、あまり「女の子を仲良く下校」って意識では無かったのかもよ。
まあ、その辺はどう解釈しても苦しいが、「気になる女の子と仲良く下校」とかね。

「仲良く下校」してるのに楽しくないのはなぜだろう?だから、単純に強調してそう言ってるだけとも。
まあ、ここで話すこっちゃないか

125:名無しさん@ピンキー
08/02/17 22:51:13 xqIylQ1S
なにこのウザい流れ
エロパロでやるようなことか?

126:名無しさん@ピンキー
08/02/17 22:53:51 snMwVsM/
>>122
佐々木は女と見られてないのか?

その論理だと、中学時代、塾のない日に佐々木と図書館で勉強していたとしても
「女の子と二人きりで勉強するという夢に見た光景をハルヒと一緒にやった。何か思ってたのと違う」

佐々木が「社会勉強のため」と称してキョンと二人きりで博物館に行っても「佐々木とは一度もデートしたことない」

佐々木の家にお泊まりしても「まだ女の子の家に泊まったことないなー、あ、七夕のアレは違うか」

書いているだけで頭が痛くなってきた
さすがにチ〇ポは入れてないだろうが

127:名無しさん@ピンキー
08/02/17 22:55:47 SPoJcvxi
原作の考察はSSを書く上で必須事項。雑談より遥かに意味がある。

128:名無しさん@ピンキー
08/02/17 23:38:05 tTPMZFzv
>>126
女性として認識していない、という事はないだろうけれど、異性として意識する対象とはしていなさそうなんだよな。
佐々木は佐々木で本文中でハルヒと同類項の恋愛観をもっている事を明示しているから、「友人」以上の立ち位置に
踏み込む事に歯止めをかけている可能性はある、程度でしかないしな。
少なからずキョンの思考や見解に影響を与えた人物、という事は確実そうだけど。
そのあたりはSS書き手の解釈次第って言うのがこのスレ的には適切なんだろう。


129:名無しさん@ピンキー
08/02/18 00:12:24 Rygkumd3
個人的には佐々木を異性と認識していない、と解釈してる。

130:名無しさん@ピンキー
08/02/18 00:24:48 nmtmaF3N
どっちみち佐々木関係は驚愕出るまでなんとも活躍させにくい。
二次創作においてすでに手遅れな程各キャラの個性が固まりつつあるし。

131:名無しさん@ピンキー
08/02/18 00:33:32 mfN1rMPV
何かおすすめのエロ小説とかある?

132:名無しさん@ピンキー
08/02/18 00:37:17 tAQ9T7jE
>手遅れな程各キャラの個性が固まりつつあるし。
二次創作はそんなものだろう
キャラ像や解釈の一人歩きなんてのはありふれてる。

ただ二次創作と原作はあくまで別物だから
そこの区別や切り替えができれば手遅れってことはないはず

133:名無しさん@ピンキー
08/02/18 00:44:13 nmtmaF3N
ん、確かにそうだ。どうもネタが無くてナーバスになってるわ

134:名無しさん@ピンキー
08/02/18 07:22:47 rC1Kmtle
原作の陰謀までを読んで固まったキョンのイメージが、分裂で見事に破壊された。
憂鬱はもちろん、陰謀の記述ですらキョンの人格を語るのには不適切かもしれない。

135:名無しさん@ピンキー
08/02/18 10:31:08 4bxCwEcX
憂鬱はあれで完結予定だったしな
ハルヒも物語が進むほど空気化して三人制ヒロインの一人になっちゃったし

136:名無しさん@ピンキー
08/02/18 11:41:11 qpZ679f2
いやハルヒだろ、ヒロインは。
消失ハルヒを再登場させるのには無理があるし、ハルヒ(小)は小説であれば規制も無いがアニメ化した現在ではそれも難しいだろうし…。

137:名無しさん@ピンキー
08/02/18 13:55:46 4bxCwEcX
消失はともかく陰謀読んだ後に言われてもな……

ハルヒがヒロインってのは異論は無いが、アニメ(憂鬱)から入った身からすると、思ったより彼女がメインじゃなかったってこと。
もっとハルハルキョンキョンしているかと思ったら、キョンハーレムだった、と言いたかった。

138:名無しさん@ピンキー
08/02/18 14:26:16 nmtmaF3N
>>136
三人制って全部ハルヒかよw

物語のギミック的にもハルヒメインには違いないが、如何せん前面に出てこないからな…

139:名無しさん@ピンキー
08/02/18 18:16:15 rC1Kmtle
分裂が出たことによって、現在だけでなく過去においてもキョンがモテモテだと判った。

140:名無しさん@ピンキー
08/02/18 19:15:02 j2QNJnQW
ゲームと言えばそれまでだが約束にはリボンちゃんというハルヒもいてだねry

141:名無しさん@ピンキー
08/02/18 19:57:54 kAVnMg64
   〃∩ ∧_∧
   ⊂⌒(  ・ω・)  <はいはいワロスワロス
     `ヽっ/⌒/⌒/c
         ⌒ ⌒


142:名無しさん@ピンキー
08/02/19 00:32:27 ZKlT88Dq
>>138
基本設定と構成上やむなしとはいえ、積極的にクライマックスに絡めないからなあ、団長殿は。
そのあたりで他のキャラに水をあけられるのが最大の問題だ。シリーズ完結直前まで続きそうだしな。この状況。

>>140
ゲームは未プレイでよく分からんが、雑誌なんかで出てた小学生ハルヒの事か?
そういや、PS2版は年明けに時間軸を設定されているらしいが、同時期にに原作で発生しているエピソードは無視されてる
のか気になるところではある。まあ、原作と繋がりのないパラレル設定でも何の不思議もない作品だけどさ。

143:名無しさん@ピンキー
08/02/19 00:45:25 UqmI3bM3
>>142
>積極的にクライマックスに絡めないからなあ、団長殿は。
メインが超常現象関係の話でなければそうでもないけど
超常現象がらみだとそうなるな。

この構造的な問題は作者なら当然明確に意識しているはずで
「驚愕」というのは元々その救済手段としての役割を持って構想されたものだと推測している。

αとβに分岐した世界で、最終的に一方が採用されるのなら
もう一方は雪山古泉のいうところの「セーブデータのコピー」状態で
無茶でもなんでもやり放題。
その一方の世界ではハルヒが不思議現象を目撃し、積極的に解決に関わることが可能。
不思議を初めて自覚的に体験することで「涼宮ハルヒの驚愕」
でも、その世界は採用されない方なので、
解決後は今まで通りの「ハルヒのみ不思議に関してのけもの状態」のお約束で話を続けることができる。

>>134
どんなふうに?

144:名無しさん@ピンキー
08/02/19 02:22:39 8LzDtmuY
>>143
団長が超常現象を目撃したら皆が迷惑している中で生き生きしているので、「こいつ駄目だ」となりそう

145:名無しさん@ピンキー
08/02/19 02:34:18 UqmI3bM3
>>144
憂鬱当時のハルヒだったらそうなるだろうな
夜の学校の閉鎖空間の方が面白いからってんで
自分が作ったSOS団も元の世界もどうでもいいという自己中だった

雪山の頃になるともう確実に好奇心なんかよりは団のほうが優先順位が上だから
団のため状況打破のために前向きに動くんじゃないかな。

146:名無しさん@ピンキー
08/02/19 05:01:20 oyUPtLnx
だからつまんなくなったとも言えるんだよな…

147:名無しさん@ピンキー
08/02/19 07:41:13 abajZL0s
理不尽相手にマジギレしたらゲームオーバーってのも中々きついな。

148:名無しさん@ピンキー
08/02/19 09:26:53 wFqkls9s
どっかのゲームはその所が変に原作忠実だな

149:名無しさん@ピンキー
08/02/19 13:17:58 i71AdXOc
なんだかんだ言って、ハルヒメインでは溜息が一番良かった
ハルヒはツンデレよりDQNのほうがキャラが立ってて話が面白い
デレデレハルヒは性に合わん

150:名無しさん@ピンキー
08/02/19 15:14:10 V3jvsnEZ
>>149
溜息はラストの部室でこっそりポニテの為にあると言っても過言ではない。
あのシーン以来俺の最萌えはハルヒのまま不動だw

151:名無しさん@ピンキー
08/02/19 17:10:02 OZaftrLM
物には限度ってものがあり、溜息のハルヒは限度を超えすぎている

ハトとか神社の神主さんにモデルガンを本気でぶっ放して逃亡とか、
目からビーム出せと頭殴り続けるとか、有り得なさすぎる
あんなん全然笑えない
笑えるDQNってあるだろう。爽快感を伴うような
溜息のハルヒは本当にただの最低な糞ガキで面白いとかいう人見ると、素で引く

152:名無しさん@ピンキー
08/02/19 17:13:25 QF+yP/xh
>>151
いや、そこはフィクションだと割り切れ。
もしくはそれを許せるような心の広い大人になれ。

153:名無しさん@ピンキー
08/02/19 17:44:12 i71AdXOc
>>151
ハルヒが面白いって言ってるんじゃなくて、話が面白かったって言ってるんだ

154:名無しさん@ピンキー
08/02/19 18:59:10 852sHVq4
>>151
お前、うる星で、電撃を出さないラムちゃん(中の人が元祖平野)が面白いと思うか?
浮気したあたるはともかく、巻き添えで電撃食った生徒はかわいそうだよな。
電撃だけでなく、料理を作るのに台所壊したり、変な植物持ち込んでバイオハザードになったりとか。
作中人物には迷惑千万だけど、それが面白くもある。
ラムが丸くなって電撃出さないようになったら、話としてまるでつまらんと感じる読者が多いと思うぞ。

涼宮ハルヒ(中の人が平野2世)のDQNも同じような傾向があるんだよ。
「普通の世界」で涼宮ハルヒのあのDQN度はラム以上に問題なのは確かだけど。

155:名無しさん@ピンキー
08/02/19 19:16:28 b2Jh4CtN
>>153
やべ、そんなんありえネェwwww

156:名無しさん@ピンキー
08/02/19 20:15:05 GrQIRgJT
なんだかんだいってもキャラクター小説だからなー。
みくるにムチャクチャしすぎてキョンが激怒したとき、
いーぞもっとやれと思ったのは俺だけではあるまいー。

157:名無しさん@ピンキー
08/02/19 20:15:43 yWR/b6xj
スレの流れからして、次回作は『涼宮ハルヒの珍走』で決まりだな。
DQNの呼び声高いハルヒに、ヤンキョーンやゴトゥーザ様という強者も完備していることだし。

158:名無しさん@ピンキー
08/02/19 20:56:23 mx8Io83A
生徒会長がガチならよかったのに古泉の自作自演だったからなぁ

159:名無しさん@ピンキー
08/02/19 22:07:26 i71AdXOc
え……
会長は機関の自作自演だから表と裏のギャップがあって良いんじゃん

160:名無しさん@ピンキー
08/02/19 23:12:00 ahHNjWQl
>>159
みんなが言いんだけど大人だから我慢していることを俺がハッキリ書いてやるよ。俺ガキだからさ




「お前、頭悪くて読む角度が一般人と違い過ぎてるだけだ
 したり顔で『良いじゃん』とか、アホか。すっこんでろ白痴」

161:名無しさん@ピンキー
08/02/19 23:33:53 vCCysPIG
個人の感想すら叩かれるのか

162:名無しさん@ピンキー
08/02/19 23:48:27 lAm+OoPP
自分だけが言いたいことを、いちいち「みんなが言いんだけど~」とか書くなよ。どんだけチキンなんだよ。
あとガキならこの板に来るなよ。十八禁なんだよ。せめて乳離れしてから来いよ。

163:名無しさん@ピンキー
08/02/20 00:05:12 KPblFg0c
溜息の話がでると必ずといっていいほど、罵りあいになるな。
まあやはりキャラクター小説ってストーリーよりもキャラ重視って人多いから、
主人公格のキャラにムカついちゃうと読みずらいよな。ストーリーらしいストーリーは無いし。

ただ溜息のハルヒは嫌がってる相手に、さらに追い討ちをかけるから、やっぱキツイかも。
ラムちゃんの電撃とかは、完全にギャグ描写で、後を引かないけど、ハルヒのみくるイビりって
みくるが精神的ダメージを受けてるし、けっこうマジに嫌がってるっぽい描写もあるからギャグですまない。



164:名無しさん@ピンキー
08/02/20 00:45:02 Z4AxtIyo
>>163
当事者以外にとってはもはや了解事項になりつつあるが
溜息のいがみあいは元々双方で論点がずれてるからな

最近は溜息を擁護することに存在意義をかけてて
否定意見をみると自分の存在を否定されたかのようなリアクションが目立ちだした

>>150
一人ポニテはおいしいシーンだよな

165:名無しさん@ピンキー
08/02/20 01:03:53 5eEhoCyP
>>164
自分も同意。あのシーンのおかげで「溜息」は読み返すとキツい箇所が多くても許せるし。
仲直り直前のキョンの行動もほほえましいというか、らしいというか、楽しめるからな。

166:名無しさん@ピンキー
08/02/20 01:12:06 T2pWPDTm
>>162
俺は21だけど未だ乳離れできてません><
どうすればいいですか?><

167:名無しさん@ピンキー
08/02/20 01:19:52 a9+gRbrk
すいません。SOS団が柔道するSSって昔ありませんでしたか?
探しているのですが見つかりません。

168:名無しさん@ピンキー
08/02/20 01:36:00 5eEhoCyP
>>167
32-897かな。保管庫のその4にあるやつ。違うんならごめんね。

169:名無しさん@ピンキー
08/02/20 01:40:47 a9+gRbrk
>>168 そうです。見逃してました。ありがとうございました。

170:名無しさん@ピンキー
08/02/20 01:43:11 vrMVfz0n
たまにはキョンが折れないやつも読みたいな
あることはあるが、もっとこう平和的な・・・

171:名無しさん@ピンキー
08/02/20 01:55:36 drFabmO1
こういう時、学校ファンは、SSの数が自力で探せる位に収まってるんで助かるな

172:名無しさん@ピンキー
08/02/20 02:01:24 aM4/s37K
学校のSSは半数が同じ作者によって書かれたものだからな・・・

173:名無しさん@ピンキー
08/02/20 02:17:24 drFabmO1
だから彼のサイトに行くだけで大抵は事足りる
ちくしょうwww学校もアニメ化しないかなwwwシャフトあたりで

174:名無しさん@ピンキー
08/02/20 02:21:02 Z4AxtIyo
>>106分かる人いる?

175:名無しさん@ピンキー
08/02/20 02:37:07 drFabmO1
訂正
>>173
×彼のサイトに
○エロパロ板ガイドのサイトから彼に

176:名無しさん@ピンキー
08/02/20 03:10:40 LBTo88dP
無ければ自分で作ればいいのよ

177:名無しさん@ピンキー
08/02/20 04:29:35 cHJQSogI
>>160の言い様があまりに酷いので>>159を軽く擁護してやろうとしたのだが、
専ブラでIDポップアップしちゃって全ての発言が見えてしまったら、ほっとこうと思った


178:名無しさん@ピンキー
08/02/20 07:29:19 n64QTSJ+
溜息が無いとハルヒシリーズはただの仲良しグループ物語だろ。
団員の微妙な人間関係が垣間見えてて良い、って人は谷川スレ住民にはよくいる。
一々過剰に反応してる奴は何なんだ、荒したいのか。

179:名無しさん@ピンキー
08/02/20 10:23:23 UkAtqvjl
心配しなくてもアニメでは溜息が無かったことになるよ。多分
さらに、分裂を無かったことにして(当然新キャラも無かったことになる)、新たに奔走を書くかもね。

180:名無しさん@ピンキー
08/02/20 13:27:42 FPEOYzDN
それは、ない。

181:名無しさん@ピンキー
08/02/20 17:19:48 gGUB3GWp
>>179
なるよって言うか、もうなってる
その為に一発目にエピソード00持ってきたんだから
作者も無かったことにしたがってるし監督もやるつもりはないって明言しちゃったからには、もう黒歴史


182:名無しさん@ピンキー
08/02/20 17:24:42 FDFpt5fU
>>181
佐々木厨に構うな

183:名無しさん@ピンキー
08/02/20 17:33:00 gGUB3GWp
1レスだけで佐々木厨かどうかなんて分からんっすよ…

184:名無しさん@ピンキー
08/02/20 18:20:49 KPblFg0c
まあインタビューだかで溜息はキャラクターの心理状態がよくないって言ってたからね。
調整不足のまま書いてしまったとも。出来に不満があるのは間違いなさそう。

消失への伏線の為に溜息をわざわざアニメに何話もいれるのも厳しそうだし。
てか第一期の一話で、溜息は最終的にどうなるかのネタバレしちゃってるわな。

185:名無しさん@ピンキー
08/02/20 18:25:07 9TFSk7Uy
ネタバレっていっても、その背景を示されていなければネタバレでもかまわないはず。

186:名無しさん@ピンキー
08/02/20 18:35:24 eJxjHR5K
ぶっちゃけ、映画の内容なんか溜息の本筋とは無関係だな。
超監督が馬鹿だということが実感できるくらい。

187:名無しさん@ピンキー
08/02/20 18:35:42 Eo+dbyFc
どっちにしろアニメになることはないんだからこんな所で何言ってもしょーがあるまい

188:名無しさん@ピンキー
08/02/20 18:48:38 eJxjHR5K
しかし、179は釣りじゃなく真実なのか。溜息がアニメ化されないのは少し残念

189:名無しさん@ピンキー
08/02/20 20:08:26 Eo+dbyFc
釣りではないが真実って言い切れるのもなかなか極端で怖いな
>>179は誰がどう見ても予測にしか見えないと思うのだが

190:名無しさん@ピンキー
08/02/20 22:11:12 nE1r5IXl
シャミセンも喋るのは溜息限定だから溜息やらんくっても
その後の話進めるのに問題ないんだよな。

191:名無しさん@ピンキー
08/02/20 22:18:49 wUTTpNNg
エロパロスレなのになんだここ

192:名無しさん@ピンキー
08/02/20 22:29:36 zHLnme6c
もはや雑談スレ(おまけエロパロ)でいいんじゃね?

193:名無しさん@ピンキー
08/02/20 23:16:45 rSGwy+Vm
2期は溜息無しで消失メインでアニメ化だな
いまいちな猫どこを作品の登場人物紹介として1作目に持ってくるのが良いと思うな

194:名無しさん@ピンキー
08/02/20 23:53:15 9TFSk7Uy
溜息読み込んでない奴がいて絶望した。溜息はシャミ以外にも結構伏線あるというのに
作者がキョンの心情の解答編として消失があるって言ってんだからはずせないだろ。。。

ハルヒの暴れっぷりが嫌いな人はそれでいいのかもしれないが。

195:名無しさん@ピンキー
08/02/20 23:58:42 qu3zJAad
というか…流れ的にあえて無視して会話してるように思っていた。

196:名無しさん@ピンキー
08/02/21 00:01:16 v9tlR/aJ
これならまだ転載された方がスレが盛り上がるな。

197:名無しさん@ピンキー
08/02/21 00:27:00 7nnLMQs9
転載元に迷惑が掛かるからやめれ

198:名無しさん@ピンキー
08/02/21 01:12:42 PLBd9wRU
ンじゃお前らが読んでビビっときたSSをだな

199:名無しさん@ピンキー
08/02/21 01:32:57 0T4FpPU6
>>198
古泉一樹のある種の罠

200:名無しさん@ピンキー
08/02/21 01:53:54 AMrC2lMT
溜息の必要性を読み取れてる俺って賢い

というのを主張したいあまり、溜息に否定的な意見が出るたびに
>>194のような感じで口を挟む奴が約一名、ハルヒ系スレに常駐
目的が目的なので、話のもっていきかたが強引だったりしてすぐわかる

201:名無しさん@ピンキー
08/02/21 02:33:59 6dBhfRQB
>>200
そのレスもワンパターンだなwアニメ2でも見かけたぞ、それ。お前だろ。164と同一人物か?
194は俺だが、別に俺は否定派を見下していないつもりだが、194では言葉が過ぎたか。

俺は溜息必要性を主張することが偉いは思ってないがな。おまいの被害妄想だろ。

俺は、キャラ萌えとかだけでストーリーが過ぎていくのは嫌だということだけだ。
直接的な続編なのだから伏線に影響するし、原作どおりに全てのエピソードはやってほしいという人もいるんだよ。
もちろん作品を理解した改変OKだが。

202:名無しさん@ピンキー
08/02/21 02:42:32 aBQytwY1
本当溜息って論争的な流れになっちゃうな。

ただ大きな問題として溜息を原作に忠実にやると、キョンがアニメ一期とはまるで別人になってしまうところか。
原作中随一の毒の強さの溜息キョンと、原作よりかなりマイルドなアニメキョンだと別人観が隠せない。

203:名無しさん@ピンキー
08/02/21 02:45:12 AMrC2lMT
>溜息読み込んでない奴がいて絶望した。

自覚ないかもしれないですけどこれのおかげで必要性より読解力アピールに重点があるよう感じるんですよね。
性格の問題など好き嫌いの理由は数あれど
全て「キャラ萌え」←→「読みこめば分かるはずの溜息の重要性」に帰してしまう
強引なバイアスで要らぬ争いを生みつづけていたので、そのあたりは改善していただきたいものだ

というのが当方の願望ですな。

原作通りにやってもらいたいということに関しては200で否定も肯定もしないし、
>>200の非難対象の問題点とも関係ないですが。

204:名無しさん@ピンキー
08/02/21 03:10:37 VBcHGGLM
なんだかんだで憂鬱でもある程度原作者の手直しが入ってるし、二期のアニメ企画でも、
文庫の溜息が調整不足だったと自覚してるわけだし、ある程度のテコ入れはするんじゃないかな。
しすぎると消失にも影響がでるだろうけど。
……と、スレチだな。

205:名無しさん@ピンキー
08/02/21 03:19:28 MGA1hETl
「あ~、オメコしてえ」
 谷口はここが教室であることを忘れているのではないかと思える発言をした。呟くような声だったので誰にも聞きとがめられてはいないようだが。俺は独り言だと思い無視していると、
「おいキョン、最近フラストレーションを持て余してるんだが、もちろん性的な意味合いのだぞ。どうすればいい?」
 俺に聞くな。そんな話題で話したくねえな、飯がまずくなる。暴威でも歌ってろよ。
「トイレで抜いてきなよ」
 おい国木田、アドバイスするな。
「違うんだ、一人でやっても収まりそうもない。セックス……そう、セックスだ」
 言うと谷口は立ち上がり、コブシを握り毅然とした表情で、
「俺はセックスがしたいんだ……!」
「……そうか」
 周りの視線がちょっと、いやかなり痛くなってきたからそろそろ黙れよ?
「時にキョン、長門有希は今教室にいるのか?」
「突然なんだ? 昼休みは部室にいると思うが」
 谷口は下品な笑みを浮かべる。
「そうか、ちょっとセックスしてくるわ」
 なん……だと……? それは長門と、という意味か?
「当たり前だろ! ヒャッハァァ!」
 奇声をあげ教室を飛び出す谷口を呆然と眺めていたが、ハッと我に返る。
「あの馬鹿野郎!」
 長門が谷口にどうにかされてしまうとは思えないが、込み上げる焦燥と不安が俺を突き動かした。

 果たして、谷口は部室の前でうつ伏せになって寝ていた。
「おい、谷口? どうした―」
「恐怖だッ!」
 顔を上げた谷口は、なるほど恐怖の表情を顔面に貼り付けていた。
「見えたぞ! 恐怖が!」
「落ち着けよ、長門になんかされたのか? いやまあ自業自得なんだが、一体どんな、」
 詳細を聞こうとしたのだが、谷口は変な断末魔を叫び木っ端微塵になった。やれやれ。

206:名無しさん@ピンキー
08/02/21 03:42:35 MhccNRHP
ザ・フィアーw

207:名無しさん@ピンキー
08/02/21 03:44:09 Q80Pc7ja
ハルヒ先生は病院の人気者だった
特にかっこいい男の子は先生のターゲットになった
尿道カテーテルを付けるためにパンツを下ろす。
「あら。こんなにおっきくしちゃって・・・
でもしょうがないわね。体を持て余してるんでしょ?
・・・そんなに赤くならなくてもいいじゃない。
えっちな患者さんはおしおきなんだから・・・

ひゃううううぅぅぅん!


なんか書いてる途中で死にたくなった・・・orz
釣ってくる

208:名無しさん@ピンキー
08/02/21 09:24:47 7pOTZ4i9
 涼宮病院は閑古鳥だった。
 とくに今日のような平日の外科病棟は閑散としており、
「キョン、ヒマすぎるわ……」
 次期病院長である外科部長ハルヒからしてこの体たらくである。
 カルテに煎餅のカケラをこぼすな。
「ま、平和でいいんじゃないのか。世の中、病院と葬儀屋、警察と軍隊は忙しくない方がいいだろう」
「つまんないわねぇ。宇宙人とか未来人とか超能力者の急患でも来ないかしら」
 病院スタッフだけでそのすべてをコンプリートしてるんだが。

 それだけなら他愛も無い日常の愚痴で済んだのだが、午後一番に襟首をふんづかまれたからたまらない。
「気がついた! どうしてこんな簡単なことに気付かなかったのかしら!!」
 なにに?
「無いんだったら自分で作ればいいのよっ!」
 なにを?
「患者よっ!!」
 ……わかった。いや、わからんが。まぁ今は落ち着け。
「なによ。あんたもこの発見を喜びなさいよ」
 不機嫌そうに顔をしかめるハルヒに、俺は右手のメスでゆっくりと処置台を指し示して見せる。
「手術中だ」
「……術式は部分麻酔。患者にも意識がある。発言には注意するべき」
「WAWA…WA……マッチポンプ……?」
 うむ。どうやら今の衝撃で大事な血管を傷つけちまったらしい。大丈夫か谷口?
「……HAWAWA…………」
 ピッ―ピッ―…ピッ―……ピッ………
「大丈夫。情報操作は得意」
 待て長門。ハルヒの前でまずくないか?
「彼は来院しなかったことにする」
 そっちかよ!!
 …ピッ……ピッ………ピ――――


なんか書いてる途中で谷口が死んでしまった・・・orz
釣ってくる

209:名無しさん@ピンキー
08/02/21 09:33:09 cKm6VzKb
>>208
不謹慎なネタだが不覚にもワラタ

210:名無しさん@ピンキー
08/02/21 09:54:38 +XShGmZm
>>208
吹いたw
谷口不憫www

211:名無しさん@ピンキー
08/02/21 09:56:52 8y/o6ZfQ
>>208盛大に吹いたw

っていうかなんだこの空気

212:名無しさん@ピンキー
08/02/21 10:27:31 mk/4/PsR
オメコしてぇって若者の言葉とは思えないwww

213:名無しさん@ピンキー
08/02/21 12:43:00 S6BP1kET
谷口カワイソスwww

214:名無しさん@ピンキー
08/02/21 12:43:47 8ip8AKn9
「手術中だ」で吹いたwwwwwww

215:名無しさん@ピンキー
08/02/21 13:57:36 g8JgibI7
溜息読み込んでない奴がいて絶望した。

216:名無しさん@ピンキー
08/02/21 14:08:40 XT0ENtQj
また粘着か

217:名無しさん@ピンキー
08/02/21 14:20:43 bRiNJnet
溜息はアニメからは削られるらしいな。
しかし、驚愕は何故書けないで止っているのか。ハルヒとキョンをくっつけ過ぎて最終回みたいになったのだろうか。

218:名無しさん@ピンキー
08/02/21 14:41:45 iFUpc/cU
お前ら、SSより雑談したいなら余所へ行けww

219:名無しさん@ピンキー
08/02/21 16:50:36 S6BP1kET
>>218に一票
ここはSSを書くスレだ
せめてSSネタについてHA☆NA☆SE

220:名無しさん@ピンキー
08/02/21 17:21:56 g8JgibI7
213 名無しさん@ピンキー [sage] 2008/02/21(木) 12:43:00 S6BP1kET
谷口カワイソスwww


219 :名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 16:50:36 ID:S6BP1kET
>>218に一票
ここはSSを書くスレだ
せめてSSネタについてHA☆NA☆SE

221:名無しさん@ピンキー
08/02/21 17:24:07 mk/4/PsR
感想も駄目なのか

222:名無しさん@ピンキー
08/02/21 18:03:17 iYmgnmh3
ID見るかぎりただの粘着だろ

223:名無しさん@ピンキー
08/02/21 18:39:49 7nnLMQs9
ただのコピペ荒らし
スルー推奨

224:名無しさん@ピンキー
08/02/21 18:43:10 3RIPg/i2
感想は良いだろ。
谷口かわいそう。いいぞ、もっとやれ

225:名無しさん@ピンキー
08/02/21 18:59:32 9hMi1cRD
ハルヒがコンピ研に弱みにぎられて
キョンにばらしちゃうぞ、といわれて
いっぱいエロいことされるのお願い

226:名無しさん@ピンキー
08/02/21 19:01:14 Q80Pc7ja
超期待

227:名無しさん@ピンキー
08/02/21 19:43:01 h8ql6vXd
原作の溜息読むとやっぱ圧倒的な読み込みの差を感じてしまう。
粘着はもう如何ともしがたいね……

228:名無しさん@ピンキー
08/02/21 20:08:58 8zLNysl9
んじゃ俺は消失朝倉と消失長門が部屋にのこのこ付いて来たキョンを押し倒してチョメチョメするやつお願い

229:名無しさん@ピンキー
08/02/21 21:28:55 QWo7wIX6
>>228
すげぇみてぇ

230:一発ネタ
08/02/21 21:31:03 qa84p7fx
「帰るよ。やっぱ邪魔だろうしな」
 じゃな、と服を着かけた俺の息子に、羽毛のようにやんわりとした力が加わった。
「…………」
 長門が、息子の皮をそっと指でつまんでいる。まるで生まれたばかりの赤ん坊ハムスターをつ
まみ上げようとしているような、小さな力だった。
 今にもイキそうな表情だ。長門はうつむいて、ただ指だけを俺の皮に触れさせている。俺に
帰って欲しくないのか、朝倉と二人でいるのに危機を覚えているのか、だがこの消え入りそう
な長門の姿を見ているとどっちでもよくなってきた。
「─と思ったが、する。うん、溜りすぎて死にそうだ。今すぐ誰かの中に入れないと、家ま
で理性が保ちそうにないな」
 やっと指が離れた。なんとなく名残惜しい。長門の明確な意思表示なんて普通だったらまず
見れない。希少価値がある。
 布団に舞い戻った俺を見て、朝倉は解っていたとでも言いたげに目を細めた。


231:名無しさん@ピンキー
08/02/21 21:37:50 wvcr1GG0
いくら良作でも、溜息とか分裂・驚愕などのアニメ化しにくい作品はアニメ化しないんだよ。

232:名無しさん@ピンキー
08/02/21 22:03:27 8zLNysl9
>>230
色々ツッコミてー!w
>>231
はいはい溜息はアニメ化しません。

233:名無しさん@ピンキー
08/02/21 22:30:26 L3wy4GhY
VIPのSSでのオススメってありますか

234:名無しさん@ピンキー
08/02/21 22:30:48 qqzPNFiE
VIPで聞け

235:名無しさん@ピンキー
08/02/21 22:33:16 Jk0hBi6v
そして、VIPでおすすめを聞くとなぜかエロパロ作品が返ってくるという……
まあこれは昔からだが。

236:名無しさん@ピンキー
08/02/21 22:35:53 4HPnsMZA
某スレで置いてみたところなんだかエロいと言われたのでこっちに置いてみる。
皆の意見を聞きたい。唐突なのは中身が無いからです。でわ


「なあ長門。ちょっと聞きたいことがあるんだが」

それは本当に些細でたわいのないちょっとした好奇心。
まさかそれがあんな自体を招くとは露ほどにも思っていなかったのだ。

「お前が今までで一番甘いと思ったモノって何だ?」

もちろん俺はこれまでに食べたものの中で、といった意味で聞いたつもりだった。

「………」

長門は暫く考えを巡らすように黙っていたが、何を思ったのか先程まで読んでいた本に栞を挟み、それを近くの机に置くと俺に近づいて来た。
俺のほうを真っ直ぐ見つめて近づいて来る長門。
しかしその瞳が、俺のこれまでに培った対長門専用表情観察眼によれば悪戯っぽく輝いているような気がするのは気のせいだろうか?
やがて長門は俺のすぐ目の前で立ち止まる。

「わたしが今までで一番甘いと思ったものは…」
えっと、長門さん?どうしてあなたはそんなにも顔を近付けてくるんでしょうか?
「それは……これ」

まさか、と思ったときには既に時遅し。
いつの間にか頭の両側に添えられた長門の手によってガッチリとホールドされた俺の頭は
逃げることを許されずその行為を受け入れざるをえなかった。
それは紛れも無いキス。
頬や額にするような生易しいものではない。
マウストゥマウス、唇と唇でする誰が見てもキスとしか見えないモノ。
あまりに想定外の出来事に俺の頭は現状の認識に失敗し、体はその場で硬直する。
たが長門の行為はそれに留まらない。
重ねられた唇。そこから俺の口へと侵入してくるナニカ。
それは俺の舌を絡め捕り、口内を動き回り、
ただでさえ混乱していた俺の思考をその極地へと追いやって全てを蹂躙していく。
座っている俺に対して半ば覆いかぶさるように繋がるそこからは
その時間に比例して次々に液体が俺の口へと流れ込んでくる。
初めの一撃でクリティカルヒットを受けた俺の意思は既に抗う術を持たず
成されるがままにそれを飲み下していく。
そうしたまま一分、いや5分、10分だろうか。
時間の感覚を奪われた俺を漸く長門が開放した。

「わたしにとってあなたとこうすること以上に甘美なことはない」

それが何に対する答えかを理解するのに数秒を要し、しかしながら先程の事でトロケきっていた俺の頭では
「そ、そうか」と答えるのが精一杯だった。
長門の言う通り、あまりにも甘いソレ。
知らず知らず唇に手をやっていた俺の耳元で「もう一度…する?」という囁きが聞こえた。

もう一度?あれをもう一度くれるのか…?

長門のどこか艶やかな声音の甘い誘惑にほとんど無意識に頷き、
再度唇を重ねながらも頭の片隅に残る冷静な俺が僅かな疑問を持つ。
俺は長門に「今までで」と聞いたはずなのに、何故これだと答えたのか。
俺はついぞ長門とこのようなことをしたことがないはずだ。
と、そのときダダダダッと物凄い勢いで近付いてくる、どこか聞き慣れた足音を耳で捕らえ、
ああ、そういうことか。と後にふりかかる事態を予想し、納得して俺は考えるのをやめた。



237:名無しさん@ピンキー
08/02/21 23:33:13 Bpybu3nF
>>236
い・・・・・・いいじゃないか

238:名無しさん@ピンキー
08/02/21 23:42:52 kyevYvP6
>>236
素晴らしい。
さあそのノリで続きも書くんだ。

239:名無しさん@ピンキー
08/02/22 00:08:20 xCZKzO1j
>>208
すげえ破壊力

240:名無しさん@ピンキー
08/02/22 01:00:16 j5p591iA
>>238
何故か怖さを感じた。だがうめえ……

241:名無しさん@ピンキー
08/02/22 06:23:16 KxM2TG2b
いやコレ、キョンと長門のやり取りはともかく、締め方がすんごい上手い

この終わり方を見てなお、馬鹿の一つ憶えみたいに「続き書け」とか言ってる阿呆が滑稽に見えるわ

242:名無しさん@ピンキー
08/02/22 06:29:12 xCZKzO1j
>>241が滑稽に見えるぞ。
このあとは聞かれてもないのに事細かに解題でも始めるんだろうか

243:名無しさん@ピンキー
08/02/22 06:41:06 j6LYmPpn
単純に捉えれば、

その後ハルヒにボッコボコにされて、ハルヒパワーでループ。
キョンの記憶ごと無かったことにされたが、記憶が無いので幾度か繰り返してる。
長門はループ前の記憶を保持してるから、その行為が『今までで』一番、と。

そう読むと、このSSが閉じた円環の無限ループになってるから、締め方がすんごい上手い!


 ってこと?

244:名無しさん@ピンキー
08/02/22 06:54:39 rEE0+aFx
>>240
え?俺?

245:名無しさん@ピンキー
08/02/22 07:10:11 2B4P9XSF
>>244
多分ノリが美味いんじゃ…無理だ苦しい。

246:名無しさん@ピンキー
08/02/22 07:59:36 ZRC7cNqH
>>243
エンドレスエイトでキョンが長門と、付き合う…まではいかなくても結構良い雰囲気になったシーケンスあったかもしれない。
それがもし消されたとしたら、長門が世界改変するのも当然だな。

247:名無しさん@ピンキー
08/02/22 09:35:20 lG4oRkEZ
それが一番最初の夏休みだったら目も当てられないな

248:名無しさん@ピンキー
08/02/22 09:56:25 CLa7OXEw
>>228
長門に引き止められておでんを食べに戻るキョン
だがそれは、朝倉涼子の巧妙な罠だった

2人が席をはずしている間に彼女がこっそりキョンの器に入れた痺れ薬で動けなくさせられ、
意識はあるものの身動きひとつ取れずに布団に寝かされるキョン。

朝倉「これがあなたののぞみだったんじゃない」
長門「でも……無理やりは……」

ノリノリで長門にキョンを逆レイプさせようとする朝倉(処女)と
口では抵抗しながら思いっきり心が揺れているらしい長門(処女)。

男性の生理を全く理解していない2人は、このあと信じられない行動に出た!


…みたいなのでひとつ。

249:名無しさん@ピンキー
08/02/22 10:03:08 6si+f8Mw
>>247
 じゃあそのなんちゃらって本の続編がようやく出るって事か。俺の問い掛けに長門は頷く。
「で、それいつ出るんだ?」
「一日」
「始業式か。それじゃ帰りに一緒に買いに行くか」
「行く」

 そんな約束をしたプール帰り(一回目)

250:名無しさん@ピンキー
08/02/22 10:13:59 tg7OdLZO
そして9月1日、
『大変申し訳ございませんが驚愕は発売延期となりました』

251:名無しさん@ピンキー
08/02/22 10:52:02 6si+f8Mw
『宇宙人長門有希 地球調査中』

「驚愕発売延期」
作家とは時に締切りと言う約束を守らない上、その破った期間を自慢しあうダメな人種らしい。

だが、作品はユニーク。

『このろくでもない 閉じられた世界』


252:名無しさん@ピンキー
08/02/22 10:57:49 +e2xjPL9
>>249
なかなか上手いな。それなら原作で始業式の日に長門が部室に来なかった事にもうなずける。
覚悟を決めていてもショックだろうしな。

253:名無しさん@ピンキー
08/02/22 12:56:04 lG4oRkEZ
500年も夏休み繰り返してやっとこさ始業式になったら発売延期

ながるん驚愕まだ~?

254:名無しさん@ピンキー
08/02/22 13:24:32 ZRC7cNqH
良い小ネタが投下されているな。驚愕マダー

255:名無しさん@ピンキー
08/02/22 14:58:22 JJcW7sa+
>>251
BOSS自重しろwwしかも最後微妙に絶望系混じってるしwwww

256:名無しさん@ピンキー
08/02/22 17:13:12 QYse2wu3
涼宮ハルヒの驚愕
未だに発売されて無い事が涼宮ハルヒの驚愕だと思うようになりました

257:名無しさん@ピンキー
08/02/22 17:35:46 rC/9+HOA
>>251
不覚にもwwww

258:名無しさん@ピンキー
08/02/22 19:51:53 6Pmkojef
なんかいい小ネタがぞくぞくと来てるwww
>>255
IDがルソー

259:名無しさん@ピンキー
08/02/22 20:26:31 w6jUNCRC
良い雰囲気だ。小ネタ面白いよ

260:名無しさん@ピンキー
08/02/23 00:53:43 7F1Or0M/
>>243
なるほど。そっちの方がきれいでいいね。俺が自力でたどり着いた解釈では、
「手段に過ぎないそれ自体が甘いわけじゃなく、
 その結果のフルボッコタイムを見るのが甘美」みたいなドS長門だと思ってた。
うん、バカで汚れててごめん。

261:名無しさん@ピンキー
08/02/23 01:10:33 K67AEFmW
>>260
というかその解釈すげぇ

262:名無しさん@ピンキー
08/02/23 02:18:23 jB2IOERy
バカ過ぎて笑える。
ドS長門はある種の新境地。

263:名無しさん@ピンキー
08/02/23 05:48:37 KwtvTky7
しかし便利な主人公だなキョンは。

264:名無しさん@ピンキー
08/02/23 09:58:43 0+lOKwJY
つまり真の万能選手は長門ではなくキョンだったのだよ!(AA略

265:小ネタ『部室で祈って』
08/02/23 11:26:51 K67AEFmW
 長い授業も終わり、俺はいつもどおり文芸部室へと足を向けていた。
 ハルヒはなにやら用事があるようで、俺に少し遅れる旨を伝えて教室から飛び出してい
った。
 きっとまた何かおかしなことでも思いついたんだろう。次はなにやらかすつもりだ。

 ハルヒの行動シミュレートの無意味さを悟る頃にはドアの前に辿り着いていた。軽くノ
ックする。
「………」
 返事がない。とすると長門だけか。
 ガチャリとノブを回し部屋に入るとそこにはパイプ椅子に腰掛けながら静かに本を読む
……メイド姿の朝比奈さんがいた。

「……朝比奈さん?」
 俺が声をかけると驚いたのか「ふぇ!?」と可愛らしい声をあげながら席を立つ。
「あ、こんにちは。キョンくん。ちょっと待っててくださいね。今お茶淹れますから」
 ふんわりと挨拶をしてくれる。こちらも挨拶を返し、いつもの指定席に着く。どうやら
長門も古泉もまだ来ていないようだ。
 朝比奈さんが急須にお湯を注ぐ音だけが部室に響く。

 お茶を淹れ終えた朝比奈さんが湯飲みを差し出してくる。
「ありがとうございます、朝比奈さん。美味しくいただきますよ」
「うふふ、熱いから気をつけて飲んでね」
 朝比奈さんはそう言ってにっこりと極上の笑顔を浮かべる。ああ、このために生きてる
といっても過言じゃないね。

 朝比奈さんの淹れた甘露を口に含みながら至福の時間を過ごしていると、ふと先ほどの
光景を思いかえす。
 そういやここに来たとき朝比奈さん何か読んでたな。失礼だがこの人はあまり本を読む
イメージがない。どっちかというとそういうのは長門の分野だろう。
「朝比奈さん、そういえばさっき何を読んでたんですか?」
 そう聞くと朝比奈さんは人数分の湯飲みを用意する手を止めてさっきまで自分が座って
いたパイプ椅子の上にある本を手に取る。あまり分厚くなく、手軽に読めるサイズだ。
「あ、はい。えーと、これは今の時代で言うとライトノベルというものです。
 タイトルは涼宮ハルヒの分裂、ですね」
 友達から借りたんです、とはにかむ。

 ああ、あの人気シリーズの最新刊か。俺も読んだことがある。
 確か冴えない男の周りになぜか可愛い女の子がたくさんいるというストーリーだったな。
 そして最新刊では主人公の昔の彼女が出てきてそいつとヒロインの三角関係になる話だと
か。うらやましいことこの上ない。そのうち女に刺されそうな奴だ。


266:小ネタ『部室で祈って』
08/02/23 11:28:11 K67AEFmW
「でも残念ですよねー」
 は? 何がです?
「だってこれ、結局続き出ないまま終わっちゃうじゃないですか」
 初耳ですが。
「そうなんですか? やめちゃった理由はわからないけどこの時代の情報通信でも結構話
題になったらし……」
 そこまで言いかけて朝比奈さんはしまった、というふうに口を押さえる。
「え、えええと、そのその、い、今のは訊かなかったことにしてくださいっ!」
 禁則事項ですぅ、と涙目で懇願される。
 ぷるぷると潤んだ瞳で見つめられれば断りきれる奴はいないだろう。はっきりいってす
ごく可愛い。が、すごく不味い。あたってる。何がとは訊くな。
「わ、わかりました! 俺は何も訊きませんでしたし朝比奈さんは何も言ってません!」
 というかくっつきすぎです。詳しくはいえませんがあなたのそれがやわらかいです。
「え、あ、ご、ごめんなさい! キョンくん」
 そう言って照れたように慌てて離れる。

 はぁ、助かった。あやうく俺の理性ゲージが限界値を超えるとこだったな。個人的には
すごく嬉しいがこんな場面をハルヒや長門辺りに見られれば痛い目にあう。ハルヒは物理
的に。長門は精神的に。すでに経験済みだ。
 ……俺が何したってんだ。

 俺が軽く思い出し憂鬱していると場の雰囲気を変えようとしたのか朝比奈さんが口を開
いた。
「あ……そ、そうだキョンくん! お茶のおかわりはいかがですかっ?」
 まだ半分ほど残ってはいたが、お願いしますと湯飲みを渡す。いかんな、軽くブルーに
なったのを心配されたか?

 ぼんやりとお茶を淹れなおす朝比奈さんの後ろ姿を見ながら俺はいつかのことを思い出
していた。
 未来は変えられる。そう言ったのは古泉だったか。
 別段未来に対してケンカを売るつもりはない。だがあの人はこう言っていた。

 ――小さな介入では未来は変化しない。

 それはそうだろう。石ころを少し動かすだけで未来が変わるなら朝比奈さんはおちおち
外も歩けない。そもそもこの時代にすら来れないはずだ。
 だったら、と思う。少しくらいの変化なら未来から見ても許容範囲だろう。
 俺に出来ることなどたかが知れてるが、友人に本を薦めるくらいなら許されるはずだ。

 朝比奈さんから再度お茶を受け取った瞬間、部室のドアが音を立てて開いた。



 やれやれ、信じてるぜ。谷川さん。
 俺は居もしない神に祈った。

267:名無しさん@ピンキー
08/02/23 11:31:31 K67AEFmW
以上です。小説を投下するの初めてなんでミスとかあったらすみません。

268:名無しさん@ピンキー
08/02/23 12:00:12 561qDWd8
なるほろ、誰かさんが「これ、続きが読みたいわね」って
思ってくれれば状況が動くわけだな。おもろかったですよ。

しかし、未来人にさらっと
>「だってこれ、結局続き出ないまま終わっちゃうじゃないですか」
って言われたらたまらんわなw

269:名無しさん@ピンキー
08/02/23 12:10:55 jB2IOERy
投下するのは初めてでも、書くのは初めてじゃないように見える。
淡々とし過ぎてて、ちょっと読み足りない感じがするが、まとまりはいいね。

270:名無しさん@ピンキー
08/02/23 12:16:41 BJBcV4Fd
>>266
作中にハルヒシリーズの本を出す時は涼○ハ○ヒの分裂みたいに伏字を入れるか名前を少し変えた方が良いと思う。フニャコフニャオ先生みたいに。
じゃないとややこしい。

271:名無しさん@ピンキー
08/02/23 14:45:29 /vB7Ux4n
>>270
お前はなに抜けたことを偉そうに言っているんだ???

272:名無しさん@ピンキー
08/02/23 15:11:12 Lkz2B699
はいはい

273:名無しさん@ピンキー
08/02/23 16:48:30 1v8h3OjL
>>220
つまりハヒルやハルビンを勧めるわけだな?

274: ◆LeyXT4003g
08/02/23 17:27:54 g+X5Pukg
>>267
評価の分岐点は、1レス目前半の意図。
単純に「朝比奈みくるの読書、及び他のメンバーの不在」という情報提供ならば、
この小ネタは、文字通り普通の、とても面白い小ネタ。
だから『涼宮ハルヒ』は、小ネタとしての許容範囲と考えるべき。
この場合、この1レス目前半部の削除を推奨する。無駄な間延び。
けれど、前半箇所に、「SOS団のごく平凡な日常」という「伏線」を付加したのであれば、
この部分は不可欠。むしろ中途半端。もっと膨らませるべきだった。

文芸部部室に、彼の目の前に、『涼宮ハルヒ』シリーズがある。
それも、未来人のお墨付きの、未完で。
ところがその存在による異常事態は(見かけ上)起きておらず、日常そのもの。

『分裂』の内容に鑑みれば、このプロットで中編2本は書けるはず。既に書いた人もいたかも。
なお、2レス目最後の2行だけは削る必要が生じる。でもこのまま生かすのも手。筒井ワールド。
……難点は、この筋書きでは、当板にふさわしい場面を描くのがほぼ無理という事。残念。

275:236
08/02/23 19:47:15 ExD6X3mK
>>274
その調子で>>236を評価するとどうなるんだ?
自分でも唐突な一品だと思ってるからどんな評価がくるか気になる。

276:名無しさん@ピンキー
08/02/23 22:18:12 OCUc+Frq
>>244
間違えたww
>>238>>236なw

277:名無しさん@ピンキー
08/02/23 22:27:02 LgabUzdP
朝比奈さんに挑戦状がっ!これは期待

278:名無しさん@ピンキー
08/02/23 23:12:42 Lkz2B699
wktk

279:275
08/02/23 23:23:15 ExD6X3mK
む?もしや俺はとんでもないことをしたのか?
新参者なんでその辺の事情がさっぱりだ

280:名無しさん@ピンキー
08/02/23 23:26:13 jB2IOERy
>>279
ヒント:糞コテ
ヒント:チラシの裏
ヒント:参考になりましたか? はい:0 いいえ:100

281:名無しさん@ピンキー
08/02/24 00:54:52 hytoXtye
>>280
ヒントというレベルじゃないぞ。それ

282:名無しさん@ピンキー
08/02/24 03:49:56 kji1n1WE
>>274
メタになってるとこをあえて流してるとこに書き手の上手さを感じる
>このプロットで中編2本は書けるはず。>筒井ワールド。
それに対してこんなこと言っててワロタ

最初の数行が間延びなのはやや同感だが

283:名無しさん@ピンキー
08/02/24 18:50:09 wff4kp7a
佐々木「きょんこれはなにかな。なんだかどろりと」
キョン「ちょ、おま、それ触っちゃ駄目だって」
佐々木「(くんくん)なんだか生臭い匂いだな。これはいわゆるひとつの
     ザーメンではないかね」
キョン「ああ、太ももにもべったりついてるぞ・・・次の駅で降りて・・・」
佐々木「なんでこんなものをつけるのかね。おかげで折角キョンに見せようと
    はいてきたミニスカート台無しだよ。
    キョン、こんなことするメリットについてぼくに説明してくれないかい?」


284:名無しさん@ピンキー
08/02/24 19:29:53 BHTiK+mK
ハルヒって甘える時は、こなた声だったりするのでしょうか?
だとしたらすげえ可愛い気がする

285:名無しさん@ピンキー
08/02/24 19:54:36 XrjMXfqm
Mary Sue
URLリンク(ja.wikipedia.org)

今更ながら初めて憶えた。
きっとこことほかの場所の決定的な違いはメアリー・スーに寛容であるか否かなんだろうなと思ったよ。

286:名無しさん@ピンキー
08/02/24 19:55:49 9zVMYE1X
>>284
だと思う。問題はハルヒが甘えることがあるのかということだ。
あの顔で性格がこなただったら、みくる以上にモテるはず。


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