☆☆☆ 本当はHな桃太郎2 ☆☆☆at EROPARO
☆☆☆ 本当はHな桃太郎2 ☆☆☆ - 暇つぶし2ch97:桃子とイヌイ
08/06/11 23:54:58 ovk5jh5W
 どれくらい時が過ぎたのだろうか。
 はあはあと未だ乱れる吐息の漏れる中、桃子の体が揺れ、その下からするりとタキジが抜け出すのを
目の端に移して体を起こすと、タキジはこちらを一瞥することなくそのまま、玉虫の羽根を羽ばたかせる
こともなくすうっと闇夜に消えていった。
 泥棒みたいなやつだ、とイヌイはわずかな敗北感とともにタキジを見送ると、自分も疲労感の残る身を
起こして座る。まだ結合したままで、大の字に足を割る桃子とのつながった部分を眼下に見た。
 噛みつかれるような締め付けはまだ残っていた。
 だがしこるような充血がすでに感じられないことに、己も深く達したのを悟ってイヌイは桃子に
打ち付けていた腰を引くとそれはずるりと音を立てて抜け落ちた。縮こまった自分の分身は桃子の
愛液につかりきってくたくたのまま、そろそろと腹の毛に潜り込んでいった。
 マサルは桃子のすぐ横に、やはりぐったりとうつぶせて転がっている。
 その未だ金茶に放つ発情期の光だけがぼんやりとイヌイと桃子を照らしていた。
 自分の体から放っていた銀の光はすでにない。
 発情期の終わりをイヌイは知った。
 こんなに早く終わるのもはじめてのことだったがイヌイは不思議には思わなかった。
 終わったのだ。
 それだけだった。

 大きく開きさらされたままの嬲られ続けた桃子の秘部が赤く痛々しく、いたたまれなくてイヌイは
足を閉じさせその太ももをなでた。
 数度の絶頂に張り詰めた筋がひくひくとつっており、イヌイは眉をしかめて何度も足を優しく
なでさすった。
 弾む張りの娘の肉が手のひらに吸い付くように波うち、そのたびに内におさめたイヌイ自身を
じゅるじゅると啜るような中の肉壁の動きを思い出させて、イヌイを快楽の沼から引きあげずにいた。
 行為の後の空間。
 充満した蜜の甘い匂いはまだ闇にただよっていた。

 なんという…
 なんという匂いだろう。
 今までの桃岩もこんなに甘い匂いをさせていたのだろうか。
 桃子だからだろうか。
 そう感じるのは俺だけだろうか…

 足を撫でる手を止め、そっと離す。
 それの動きになんの未練の仕草もない。
 イヌイは草むらに意識を喪失させ横たわる桃子を最後にただ眺めた。

 愛した。
 桃岩でないただの娘のおまえを。
 そうして手に入れたこの世に生まれた孤独からの解放を。
 あのほのぼのと満たされた面映い心地を。
 俺のつがい。

 桃子

 もうおまえをこのように想うことはないだろう。

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今回はこのへんで
                         いろいろ悩みましたがゆっくりとでも
                         続けてよさそうならここで続けさせて下さい




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