【絶望先生】久米田康治エロパロ総合 Part13【改蔵】at EROPARO
【絶望先生】久米田康治エロパロ総合 Part13【改蔵】 - 暇つぶし2ch550:NES! リリキュア33
08/02/20 03:21:56 TChJ1QgT
「……申し訳ありません」
「そんな。先生は何も」
「いえ。どちらにせよ、本部はそろそろ結果を欲しがっています」
「そんな……。そんな、だって本部は何も知らないんです。先生がどれだけ頑張ってるか、知らないから……っ」
 献身な副官は、ただかぶりを振る。彼女は賢い。
 賢いがゆえに分かってしまうのだろう、彼の立場が危うい事を。
 そして、何か一手が無ければ、それは改善しえないものであることも。
 顔に手の甲を押しつけ俯く彼女に歩み寄る。
「それに、そう悲観したものでもありませんよ」
 そして顔をあげた彼女に弱く笑いかけ、煌々と光を発し続けるスクリーンを指し示した。
 そこには先ほどのように一つの部屋が一杯に映し出されていたが、
 一つだけ違うのはそこに彼らが求め続けて止まなかった一つの単語が表れていたことだった。
「まさか……」
「ええ。『梅玉』です」
「……遂に。やっと、突き止められたのですね」
 あまりの事実に手で口元を覆う。
 が、それも束の間、僅かに赤くなった目じりが、にこりと満面の笑顔で飾られた。
 これこそが求めた一手。それも極上の。
 これさえあれば、彼の立場は安泰どころか、帝国が恐れる『彼女ら』に対抗すら出来る。
「ええ。やはり、この学校内に溜めこんでありました。
 間違いなく、あのコウテイペンギンが落とした梅仁丹の結晶です」
「なら、早く。一刻も早く『梅玉』を」
「ですが、事はそう単純ではないのです」
 そう言うと彼は副官を促し、再びコンソールの前に立つ。
 簡単にパネルを触り再び校舎の全体像を映し出すと、彼女は息をのんだ。

551:NES! リリキュア33
08/02/20 03:27:48 TChJ1QgT
「開かずの間……」
「ええ。『梅玉』はあそこです。頑丈に鎖をかけられた、あの開かずの間にあります」
 つまりそれは、これが『彼女ら』との、イヤボン戦士リリキュアとの総力戦になるという事。
 『梅玉』を手に入れられれば、彼はリリキュア達と互角以上に渡り合えるだろう。
 しかし、リリキュア達が駆け付けるまでにそれを手に入れられなかった場合、それが意味するものは。
「……さて、準備を整えなければなりませんね」
 副官の視線から逃げるように、コンソールから離れる。どちらにしろ、もう時間はないのだ。
 これ以上この地で仕事を、任務外の『仕事』をするわけには、いかない。してしまったら、自分は。
「……先生」
 耳に届くか細い声を、聞こえないふりをして昇降機に向ける足を速める。
 決意の綻びを、彼女に見せるわけにはいかなかった。
 自分は任務を果たすために、帝国からこの地に赴いたのだから。
「先生っ」
 それでも、副官の声は彼を追いかけてくる。
 彼の足は昇降機に向けてなお早まるが、それより先に彼女は上司の行く手を阻んで昇降機との間に周り込んできた。
「先生! 本当は先生は、リリキュア達と戦う事を」
「いつの間にか、そちらの呼び名の方が使い慣れてしまいましたね」
 眼前に立ちはだかった副官の頭に手を乗せて、笑う。
 彼女の瞳が大きく見開かれ、その奥の感情がありありと見てとれた。
「常月さん、貴女が戦う必要はありません。
 このままこの学校で生徒として暮らしていくのが貴女にとって一番いいと、私は思います」
「……いいえ。最後までお供いたします……糸色様」
 彼を見上げた目の色は、揺るぎない堅固さに染まっていた。
 彼女がこうなったら梃子でも動かない事は、よく分かっている。
「そうですか。……私は本当に、いい部下に恵まれましたね」
 その言葉を受け、彼女の表情がくしゃりと泣き出しそうに歪む。
 それを見ないで済むように、髪を乱さないように気を付けて頭を撫で、彼女の横をすり抜けて昇降機に向かう。
「さあ。行きましょうか」
 望の言葉と共に、昇降機の扉が音もなく開く。もちろん、きちんと電気を消すのも忘れない。
 ここに赴任してからの日々を思い返し、対峙してきた彼女らを思う。
 握り込んだ掌に、再び痛みが走った。開いてみると、爪の痕から血がわずかに滲んでいる。
 今度はその血を拭う事はせずに、もう一度固く握り込み強く胸板に押しあてた。ただ、決意が揺らがぬように。
 そしてゆっくりと閉じていく扉を、スクリーンに映し出された帝国のマークだけが見送っていた。

552:続いて、嘘予告
08/02/20 03:32:54 TChJ1QgT
「まといちゃん!? そんな、友達だと思っていたのに!」
 キッチリの悲鳴にも似た声を切り刻むように、白閃が走る。
 振り上げたスコップに叩きつけられた刃は、
 その冷たさすら感じさせる繊細さとは裏腹の重い衝撃でもって、キッチリにたたらを踏ませた。
「ええ、友達よ。ただ、優先順位が違っただけ」
 眼前に迫る少女の顔には微塵の躊躇いもなく、逆手に握られた包丁の軌跡はあまりに鋭い。
 スコップの威力を殺しきる零距離に潜り込まれ、常にその距離で付き纏われる。
「それでも、どうして絶望帝国なんかに」
 遮二無二振るわれたスコップは剛風を伴い、交錯した包丁を弾き飛ばす。
 が、その刃物が宙に舞い上がるより早く、まといは既にスコップのリーチの外にいる。
「どうして……? あなたなら分かっていると思っていたけれど。それとも、分かっているのに認めたくないだけ?」
 得物を奪われたまといは、しかし欠片の動揺も見せずに力強く腕を振り上げる。
 袂から出鱈目な数の鎖分銅が吐き出され、八方に伸びた鋼の連環は
 部屋のあらゆる場所からその身を蟒蛇のようにくねらせてキッチリの足を絡め取った。
「まあ、いいわ。分からないというのなら」
 引き倒されたキッチリを、温度の宿らない眼が見下ろす。
 苦悶の声と共に振り上げられたスコップは、しかしその身に相手を捉える事はなかった。
「貴女はここで負けるだけよ」
 そして背後からの絶望的な囁きに誘われるように、白刃がキッチリの首筋に這った。

553:嘘予告
08/02/20 03:36:51 TChJ1QgT
 砕けて地面に散った髪止めは、梅玉と競うように暴虐ともいえる光と騒音を撒き散らす。
 梅玉を持つ望は相乗して膨らみ続けるその輝きをかろうじて見る事が出来たが、
 メルは既に耳を塞いで地面にうずくまっている。
 が、髪止めを失って以来だらりと体を弛緩させたままだったカフカが、
 突如としてメルの手からFONAを奪うように取ると、画面をろくに見もしないでキーを叩き出した。
 昼の光さえ暗く錯覚させる赤い烈光の中で、残骸となった髪止めを挟んで望とカフカが対峙する。
 が、彼女は梅玉を持つ望などまるで眼中にないように一心不乱にFONAのキーの操作を続け、
 さしたる間も置かずにひときわ強くボタンを押しこんだ。
「……馬鹿な」
 瞬間、小石すら持ち上げる音に埋め尽くされていた空間に、昼の光が戻る。
 先の騒音は幻だと言われればおそらく信じてしまう程に、周囲は水を打ったように静まり返っていた。
 呆気にとられる望に、カフカがFONAを無造作に放る。望は受け取ったFONAの画面を見て、驚愕に目を見張った。

  ゆうて いみや おうきむ
  こうほ りいゆ うじとり
  やまあ きらぺ ぺぺぺぺ
  ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ
  ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ

「何故、お前の世代でこれを……いや、知るわけがないな。……貴様、何者だ?」
 支えを失って重力に逆らわずに下りた前髪に隠れ、カフカの眼を見ることはできない。
 その代わりだ、とでも言わんばかりに、綺麗に閉じられていた唇が嘲り笑うように歪み上げられた。

554:嘘予告
08/02/20 03:42:20 TChJ1QgT
 普通は、途方に暮れていた。どうして、こんな事になっているのかと。
「何故、コウテイペンギンが男になり、もう一匹が現れたのか。本当はわかっているんでしょう」
 そんな事、分かるわけがないではないか。自分はいつも、リリキュア達に助け出されるだけの一般人だ。
「考えてもみて。梅仁丹をまき散らしたペンギンに、そんなに懐かれている理由。
 どうして、貴女にだけその子はあっさり捕まるのか」
 流れから仕方が無くペンギンと一緒に開かずの間に放り込まれ、リリキュア達の戦いが終わるのを待った。
 なのに、奥座敷の精霊はそんな普通にゆっくりと歩み寄る。
 自分はカメラマンに憧れて、ちょっとペンギンに好かれるだけの女子校生なのだ。
 なのに。なのにこの人は。
「絶望帝国は今度こそ本気よ。梅玉を取られるのも時間の問題」
 精霊は体に巻きつけた毛布をもう一度たくしあげ、長い髪の間から普通に睨むような鋭い目線を向ける。
 普通は直感的に悟った。私の勘違いでないのなら、この人は私に、一般人この上ない私に。
「貴女が四人目よ。普通」
 戦え、と言っているらしい。
 ペンギンを強く抱きしめ、普通は途方に暮れていた。どうして、こんな事になっているのかと。

555:嘘予告
08/02/20 03:47:40 TChJ1QgT
 光に包まれる望は、声を上げなければならなかった。
 失ってからでは遅すぎる。望は、ちゃんとその大切さを知っていた。
 何とか戦いから遠ざけたかった。傍に置いておけば守りきれるはずだった。
 なのに。
「本当に、目を離すと何をするか分からないんだから」
 彼女の心を傷つけてしまうなら、せめて他の何も傷つけまいと幾度も撫でた髪がふわりと揺れる。
 望に振り返った彼女はどこまでも優しく彼に笑いかけ、目尻には涙が浮かんでいた。
「常月さん。……駄目です、今すぐそこをどきなさい。どくんです」
 縋りつき、代わってやりたかった。
 地に伏して這うしかできない体にあらゆる呪詛を吐きかけ、光を抱えるまといに少しでも近寄ろうともがく。
「命令ですよ、どきなさいと言っているっ。聞こえないのか、今すぐそこからどけ!」
 体を動かすのに全ての神経を使うと、言葉は勝手に流れ出した。
 どんなに見苦しかろうと構わない。酷く渇いた喉を更に嗄らしながら、がむしゃらに地面を引っ掻く。
「私が代わりになる! 彼女を、彼女は止めろ! 駄目だ、常月さんっ!」
 光はますます膨れ上がり、景色は白く塗りつぶされつつある。
 三半規管すら侵す強烈な光の中、望が眼前の影に伸ばした手は、あえなく空を掴んだ。
 そんな望に、まといはただにこりと微笑む。目尻の涙が一筋、尾を引いて流れた。
「どうか。どうか、お元気で……先生っ」
 望が上げた声も、きっと届かないまま。
 やがて、その微笑みも光に掻き消えていった。

556:嘘予告
08/02/20 03:53:31 TChJ1QgT
 一面に広がる岩、小石、砂利。
 見渡す限り無機質で埋め尽くされた荒涼とした地に、二人は立っていた。
 少女は水色の髪を揺らし、青年はボロボロになった袂から血を滴らせながら力なく空を仰いでいる。
「さあ」
 やがて弱々しく風が舞い、砂埃が全てを柔らかく覆っていく。
「決着を、付けましょう」
 そして、二人は歩き出した。











続かない

557:名無しさん@ピンキー
08/02/20 03:54:51 TChJ1QgT
以上です。申し訳ありませんでした。正しい楽しみ方は指をさして笑う事のみだと思います。
ほんとすいません、ほんとすいません。
思いっきり叩いてください。ぶって! もっとぶって!
後の人が透過しやすいようにハードルを下げたんですよ、と言い訳。
勝手に書いてなんですが、ネタを回収しきれなかったのが心残りです。久米田先生とアニメスタッフ、マジ凄い。
改めて見ると本当に酷かったので、こんなのが残るのは末代までの恥、今回も倉庫には収録せずにお願いします。
最後に、本当に申し訳ありませんでした。

558:名無しさん@ピンキー
08/02/20 06:30:34 IfdAzh5c
ポカン

559:名無しさん@ピンキー
08/02/20 08:16:48 X4gP7RwH
>>557
絶望的な道が新たに拓けた気がする
これはこれでと思わないでもない

560:名無しさん@ピンキー
08/02/20 17:58:07 2dp23z7I
副官まといにテラ萌えたので問題なし

561:名無しさん@ピンキー
08/02/20 19:06:26 PfxW/Vwk
>>557
続いてもいいかもと思ったw普通に面白かった←普通ってゆーな
ちょっと地の文の「普通」が人名なのかまぎらわしかったかな

562:名無しさん@ピンキー
08/02/20 20:24:28 ieNt3d02
改蔵のssモウナイノー?

563:名無しさん@ピンキー
08/02/20 21:38:40 9/vu936j
ナイノー

564:名無しさん@ピンキー
08/02/20 22:00:21 ryGW+Yrl
交×みよちゃん(5)希望

565:名無しさん@ピンキー
08/02/20 22:09:16 ycOtJxVf
大草さん!いけません!

566:名無しさん@ピンキー
08/02/21 12:06:10 3LLEwVFI
なまあしおじさんとジュディの艶かしい絡み希望

567:名無しさん@ピンキー
08/02/21 19:16:44 3jpWUA/K
思ってませんよ?
生足だけでなく、身体を売る大草さん
全員にボインタッチしちゃう交君

が読みたいなぁ…なんて思ってませんよ

568:名無しさん@ピンキー
08/02/21 20:07:27 vrQm6Af7
節分も過ぎたし、隣の女子大生の口紅の真相を暴露してもいいと思うんだ

569:名無しさん@ピンキー
08/02/21 21:18:28 DnSHEWDq
交「胸って・・・ここかぁ!」
千里「・・・・・・・・・」


千里「悪い子にはきっちりお仕置きね」
交「え・・・・・・」
千里「まず、私の胸は こ こ 。」
むにゅ
千里「頭を抱き締められて、学習なさい。」
交「むぐっ」
千里「今君が顔を埋めてるのが胸。」
交「モゴモゴ(うずまってねーよ)」
ギリギリギリ
千里「埋めてるのが、 む ね 。」
交「ムグゥッ(痛い痛い頭痛い)」
ミシミシミシ
交「グゥゥゥ(あ・・・頭の骨から音がぁ!)」
千里「君が顔を埋めているのは、 何 処 ?」
ミシミシミシビキビキビキ
交「ミギャアアァ(ム、ムネですっ!)」
ガクッ

千里「正解。次、女の人の胸を触ったら、もっと強く抱き締めるわよ」



交「オッパイサワルノヨクナイデスヨ、オッパイサワルノ・・・」

570:名無しさん@ピンキー
08/02/21 21:23:39 mIUAvTnk
交うらやましい…

571:名無しさん@ピンキー
08/02/21 22:42:42 +q1NFgD4
くせになっちゃいそう。 (矢島さんの声で)

572:名無しさん@ピンキー
08/02/21 22:59:13 /34vimpE
>>484
普通だ・・・
だがGJ。

573:名無しさん@ピンキー
08/02/21 23:04:52 6/YHvmxv
若いうちから女と縁があると、年を取ってから苦労するぞ


















だからおじさんがかわってあげよう

574:名無しさん@ピンキー
08/02/21 23:12:40 QHvutAhX
絶縁先生乙

575:10-478
08/02/22 16:26:55 hJBUuxIM
小ネタ投下します。

576:ボインタッチ
08/02/22 16:27:38 hJBUuxIM
ボインタッチ


藤吉さんの場合

----ムニュ
「ひゃ!へ?な、何ちょっと?」
「いや、その…」
「…ふーん。別に触ってもいいよ。交君可愛いしね。そのかわり…ね?」
ニヤマリ

「うわああぁ!」

After
「コワイヨ、コワイヨ棒がコワイヨ。」
ひのきの棒にトラウマ


霧の場合

----ムニュ
「きゃっ!え?…交君どうしたの?」
「いや、その…」
「…もっと触りたい?」
「え!?」
「ウーソ。お仕置きだよ。」
「え?…!モガモガ…」

After
「おっぱいには夢がある!」
交君おっぱい星人への階段を昇り始める


加賀ちゃんの場合

----ムニュ
「きゃっ!?あ、あの…一体?」
「いや…その…」
「…はっ!ごめんなさい!ごめんなさい!私のひ、貧相な胸では触りごたえが全くありませんよね!?すみません!ひ、貧乳ですみません!」
「あ、あの…」
「すみません!すみません!」
「…こ、こちらすみません!すみません!」
「ああ!謝らせてしまってすみません!すみません!」
「いえいえ!こちらこそ…」
以下無限ループ

After
「はぁ…なんだかとても悪い事をした気がする…そして疲れた。」
交君、ボインタッチがとても悪い事だと知る。



577:ボインタッチ
08/02/22 16:28:30 hJBUuxIM
大草さんの場合

----ムニュ
「あら?どうしたのかな?」
「いや、その…」
「いいのよ?寂しかったんだよね?ほら、おいで。」
「…おかーさぁーん!」
「よしよし。」

After
「俺…母さんに会うまであきらめないよ。」
交君、三千里の旅へ出る


あびるの場合

----ムニュ
「・・・・・・」
「…あ、あれ?」
「何か?」
「いや、その…何でもない。」
「そう…」
じとーーーーーーっ
…ゾクゾク

After
「もっとその冷たい目で突き刺してくださぁーい!」
交君、Mに目覚める。


カエレの場合

----ムニュ
「ちょっと!私のいた国では幼児が胸を触っていいのは謝肉祭の時だけだよ!そして触った幼児は(中略)…によってこれは刑条○△にあたります!訴えるよ!!」
「あの…ごめんなさい」

After
「法律って難しいんだな。」
交君、法律を学ぶ


奈美の場合

----ムニュ
「きゃっ!?ちょっと何するの?交君!子どもだからってこういう事はしちゃいけないんだよ!」
「・・・」
「・・・?」
「普通の反応だな…」
「普通って言うなぁ!」

After
特になし






578:ボインタッチ
08/02/22 16:29:03 hJBUuxIM
芽留の場合

----ピタッ
「ッ・・・・・・!!」
めるめる、めるめる
『テメー何考えてやがんだ!ブッコロス!!』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハッ!
「メルメルに何をする貴様ぁ!!」
「うっわああぁぁぁ!!」

After
「髭と帽子コワイヨ。ターンエーコワイヨ。次元コワイヨ。」
交君、お髭のガンダムとルパンが見れなくなる。


真夜の場合

----ピタッ
ガスッ!ドゴッ!ズギャン!!

After
「…痛い。」
交君、痛みを知って大人になる


まといの場合
----サッ----サッ----
「ダメよ交君。私は身も心も先生に捧げたから!」
「捧げた…身も心も…」

After
「おや、交。どうしたんですか?」
ゲシッ
「痛ったぁ!何するんですか!?」
「別に。」

交君嫉妬


可付香の場合

そろ~
「あれ?交君。どうしたんですか?」
「え?あっと…」
「あ、わかった!ボインタッチですね!どうぞいいですよ!」
「え…?」
「さぁ!」
「う…」
「ほら!」
「あ…あぅ…や、やっぱいいよ!」
タッタッタッタッタ
「逃げちゃいましたか。もう少しだったのに」
「眼が!眼が怖いよう!!」



579:10-478
08/02/22 16:32:25 hJBUuxIM
倫も考えたけど交とはどういう口調で話すかわかんない事に気付いた。
よく考えたらこの二人はあまり絡みがないですね。

自分も子どもの頃はしかにかかっときゃよかった!
今やったら犯罪者。

580:名無しさん@ピンキー
08/02/22 17:26:43 I6CbAaxU
このネタは去年から待ってた
GJ


581:名無しさん@ピンキー
08/02/22 20:43:33 SYRHkxmm
交がタッチした人物によって、その後の人生が変わるのがワロタw


582:名無しさん@ピンキー
08/02/23 03:09:27 OW4ZgHrx
大草さんに包まれたい……

ことのんは?

583:名無しさん@ピンキー
08/02/23 03:23:15 MbeMmQ1k
芽留の場合にワロタ
人によって、交が触った時の音(?)が違うのも細かいな

584:うんこ ◆VURai9AlHk
08/02/23 03:28:56 68ngHHxv
深夜に投下
前の露天風呂に続き
たぶんこれで完

585:うんこ ◆2ke1ROMmIc
08/02/23 03:31:21 68ngHHxv
注意書き
・短い
・キャラの特性が崩壊している
・スカトロじゃないよ

なぜか自分では珍しく抜けなかった
では

586:うんこ ◆2ke1ROMmIc
08/02/23 03:32:45 68ngHHxv
 
「ちゃんと責任・・・とってくださいね!」

「・・・は?」

まずいまずいまずい、何でこうなったんだ。そうだまず修学旅行で生徒たちの引導を・・・。
そんなことを考えている間にも愛はじりじりとこちらににじみ寄ってくる。
じりじりと下がる、もちろんさらに寄ってくる。
そりゃ私も男なんだから女の裸なんて見たら勃ちますよ、などとぼやきつつもこの状況から抜け出す方法を必死で模索している。
たとえ千里やまといから逃げる際にもここまで必死にはならないだろう。
なんにしても、びんびんにいきり立っている自分のこれ、をどうにかしないと本当にまずい・・・。
そこまで考えたところで、急に視界が上を向いた。

だんっ!

「いてて・・・。」

どうやら考えことをしながら下がったため、端にきたことに気づかず足がひっかかり倒れこんでしまったようだ。
血はでていないようだが、それより

「・・・・・・・・・///」

倒れる際に手を離してしまったため、丸出しだ。
今私のブツは、可憐な少女の前に晒されている。
恥じらいを持った愛の顔は温泉のせいもあり赤く染まっている。

「・・・こ、これが・・・先生の・・・」

愛は小声でつぶやくと、それをまじまじと見始めた。

「か、加賀さん・・・やめましょう、せ、生徒と教師でそんな・・・」

しかし、全くやめてくれる様子はなく、それどころか彼女は望自身を両手でしごいてきた。
びくっ、と望の肉棒が勃ち、一気に元気を取り戻した。
それだけでもかなりの快感がこみ上げてきて、我慢できず喘ぎ声を出してしまっているのだが、愛には聞こえなかったようだ。
その後も彼女は興味深そうに望の男性器を弄っていた。
何とか意識を他に逃そうと、本当に普段とは大違いだ、とか三珠さんはどこに言ったんでしょう、など考えていると
唐突にいきり立っている私のそれに顔を近づけ、

「っはあっ! はぁ、はぁ・・・、か、加賀さ・・・はうっ!」

はむっ・・・

「うっ・・・あ・・・!」

先端を口に含んでしまった。

587:うんこ ◆2ke1ROMmIc
08/02/23 03:33:29 68ngHHxv
「ちゅぷ・・・、

ちろちろと触るか触らないかぐらいの感触で舐めてくる愛。
早く止めないと。頭ではわかっているのに身体が動かない。
そうしている間にも愛は根元までも含み、顔をピストン運動させてさらに舌も絡めてくる。
当然だが舌使いはとてもうまいとはいえない。しかし、熱心にしゃぶっているのがとても心地よく感じる。
先端から先走りがにじみ、愛がすぐにそれを舐めとった。
それすらも敏感になっている望にはかなりの快感となり、望の喘ぎ声となってかえってくる。

ちゅぷ・・・、じゅる、はむっ・・・ちゅぱ・・・

淫らな音が響く露天風呂で、望の臨界点がだんだんと近づいてきた。

「・・・ん・・・へんへいの・・・ほいひい・・・れふ」

「(う、上目遣い!)」

愛が男性の象徴を咥えたままこちらを見上げてきた。
自分の男性器を口で咥え両手で茎や玉をしごいてもらう、そんな状態が続き、望の射精感はかなり高まっていた。

「っ!・・・はぁ、加賀、さんっ! もう、出、ますっ!」

「だ、だいじょぶれふ、ぷはっ! せ、せんせいのなら、べつに・・・」

どうにも語尾がはっきりしないが、そういうとまたすぐに舌を肉棒に絡め始めた。
望の砲身はとっくに発射準備を整えている、しかし望自身が発射寸前のところをなんとか寸止めしているのだ。。
何で私ばっかりこんな目に・・・と考えながらも、自分の受け持ちの女生徒に奉仕してもらうという背徳感からくる快感はとてつもないものだった。
しかも、愛は肉棒を味わうようにしゃぶり、吸うようにしているので、望がすぐに限界を超えたのも無理はなかった。
そして今度こそ、

「だ、出し、ま、すっ! うっ、うあ、ああああああああああ!」

びゅるっ、びゅくっ! どくっどくどくどくっ! 

絶棒が愛の口内でびくっと大きく跳ね、大量の白濁を放出し、果てた。
なんということだ。あろうことか口内に出してしまった。
しかも自分でも意識のないうちに愛の頭を上から押さえつけ、離れないようにしてしまった。
愛はというと、急に押さえつけられ絶棒から口が放せない上に、望の放った白濁をすべて口で受け、飲み込むしかなくなっている。
いまだに愛は絶棒を咥えているが、少しするとなんとか全部飲んだようで、ぷはぁ、と絶棒から口を離した。
そして望は一気に現実に引き戻された。

588:うんこ ◆2ke1ROMmIc
08/02/23 03:33:53 68ngHHxv
もうだめだ。受け持ちの女生徒に猥褻な行為をしたとして逮捕される!
そうなれば一家追放。下手すりゃ離縁なんてことに・・・ああ
絶望した!本当に絶望した!生徒の誘惑に耐え切れなかった自分の抑制心の弱さに絶望した!
どうすればいいんだ、自分。 気まずい雰囲気の中、ひとつの案が浮かんだ。
そうだ、ここはもうメンタルケアに当たって少しでも罪を軽くしないと・・・。
あまり名案とはいえないが、とりあえず当たり障りのないように話しかける。

「 ・・・加賀さん あのー、ちょっと。今後のことでお話をしたいのですが・・・」


「・・・なたのために・・・」

「へ?」

「あ、あなたのためにやったんじゃないんだからね!
 誤解しないでよね!」

たたたっと駆け出していった愛。
一人ぽつーんと残された望、ぽかんとした顔をしているが、すぐに納得したような表情になった。

「(つまり、精液が濃かった、ということなのか・・・?
  ま、元の性格に戻ったなら訴訟は避けられそうですね よかったよかった)」

辞職しないで済む、という安堵感から少しの間ぽけーっとしているとすぐに今がまだ生徒入浴時間中なのを思い出し、
そそくさと温泉を出て脱衣所に入った。
それにしても来年もここに来るのは気が引ける。来るたび来るたびこんな目にあってては身が持たないし、
なによりもう精力的な限界というものもある。

「ん?」

着物の上に何か置いてあるのに気づく。目を凝らしてみるとそれはただの紙であった。
もっともなぜこんなところにそれがあるのかはわからない。
眼鏡をかけそれを拾うとそこには、

「責任はとってもらいます
             愛より」

と。
どうやら完全に性格が戻ったわけではないようだ。
しかしもうすでに心身ともに疲れ果てた望はがっくしと膝をつき

「・・・・・・」

「辞職はもういやだあああぁぁーーー!!!」

心からの叫び
そして、静寂


589:うんこ ◆2ke1ROMmIc
08/02/23 03:34:16 68ngHHxv
こうしてここにまたひとつ新たなフラグが立ちましたとさ
尾張



590:名無しさん@ピンキー
08/02/23 03:36:28 MbeMmQ1k
うんこ伯爵思い出すなあ

591:うんこ ◆2ke1ROMmIc
08/02/23 03:36:47 68ngHHxv
なんか二作目にして早くもマンネリみたいな感じがしてきた
自分ので抜けないのも個人的には結構珍しい
これを見た正直な感想やアドをお願いします

※三珠さんはこのあと最初のほうに出てきた猿がおいしくいただきました

592:名無しさん@ピンキー
08/02/23 07:26:07 Cjm80ush
名前が不快デス

593:名無しさん@ピンキー
08/02/23 07:29:27 t/yvwo6a
そんなもんは、どうでもい。

594:名無しさん@ピンキー
08/02/23 09:48:01 P3IFZe+n
作品としてはすごくいんだけどさ…
その名前どうにかならんのか?

595: ◆2ke1ROMmIc
08/02/23 10:53:08 68ngHHxv
>>592-594
改名するべき?
それと本当に少しでも違和感したところあったら教えてくらはい
なんか引っかかるんだよなあ


596:名無しさん@ピンキー
08/02/23 11:15:55 XgsVh/WU
しいて言うなら、望は…だったり私は…だったり地の文の視点がころころ変わるのが少し違和感?

改名はして欲しい
読んだ方も、うんこさんGJとか言いにくいでしょう

597:名無しさん@ピンキー
08/02/23 11:25:55 eIrqGkee
せめて うこん とかならまだ…

598:こうん ◆2ke1ROMmIc
08/02/23 12:01:47 68ngHHxv
>>596、597
把握
今度からまたがんばってみる
ありがとうございました
では

599:名無しさん@ピンキー
08/02/23 12:56:46 hSVX27Vc
こうんワロタw


600:名無しさん@ピンキー
08/02/23 16:52:00 +zMxelT7
エロ付の続き書くより、前回のまま終わってればネタとしてすっきりしてた気はする
でも十二分に面白かたでつ

あとMになった三珠さんを勝手に妄想して死んだ。やばい最高。猿しね。

601:名無しさん@ピンキー
08/02/23 18:13:32 k6K/AmI7
素直な>>598に糞ワロタ

602:名無しさん@ピンキー
08/02/24 10:34:52 X1iXLPeb
アニメは女子大生ネタ引っ張るんだね
ていうか可付香黒い、真っ黒だよ

603:名無しさん@ピンキー
08/02/24 14:12:25 o6k+tamQ
>>602
アニメ見てないから知らないが、嫉妬により黒くなっている可能性もある?
 
それと原作で倫がバック見せるの長くなるけど、あれは望を誘っているのだろうか?
お尻は近親相姦にならないって聞くし

604:名無しさん@ピンキー
08/02/24 14:44:46 YoPWe64L
>>603
あれはアニメの中の人がクレしんの人なので、くめたんなりの
オマージュらしい。が、そういう目で見れた方が断然良いなw

605:名無しさん@ピンキー
08/02/24 17:20:30 4tR22JOK
倫にとっては望と近親相姦したいけど、それだと婿入りして糸色家の姓を捨てられない
ダブルマインドなわけですね。
…え、ちがう?

606:名無しさん@ピンキー
08/02/24 17:29:10 /4e8bpte
はい、違います。
「ダブルバインド」です。

607:名無しさん@ピンキー
08/02/24 20:21:09 YtxCI6zG
そして義妹の可能性もあるのでセフセフ

608:98
08/02/25 07:12:58 yTur+LGH
遅ればせながら私の投下したSSを読んで下さった方、感想を下さった方どうも有難うございます。

またSSを投下させて頂きます。
アニメ二期8話Cパートでの先生と隣の女子大生のシーンに構想を得て書きました。
SSでの時間軸は以前、投下した「Tranquilizer」と同じです。
今回はエロなしですが、ご一読頂けると幸いです。

609:Triangle(准編)
08/02/25 07:14:46 yTur+LGH
「…可符香さん…。」

偶然、本屋に寄った帰りに仲良く話しながら歩く先生と変装した可符香さんを見かけた時、
その瞬間から自分の心の中で激しく揺らめく嫉妬の炎を感じた。
彼女の正体に気付かず浮かれてだらしない笑顔で会話する先生を自然と睨みつける。

「久藤くんじゃないですか、こんな所で会うなんて奇遇ですね。」
そのまま足早に立ち去ろうとした所を先生に気付かれ、向こうから声を掛けられた。

「こんにちは先生。本当に奇遇ですね…ところでそちらの方は?」
仕方なく人が良さそうな笑顔を作り先生に挨拶を返してから、
先生の後ろにいる“変装した可符香さん”について尋ねた。
ウィッグを被り化粧をした彼女は普段の彼女より、ずっと大人っぽくて本当に綺麗だった。

「…あ、彼女は…。」
「初めまして、糸色さんの家の隣に住んでいる女子大生です。宜しくね久藤くん。」
「はい、こちらこそ宜しくお願いします。」
先生の言葉を遮る様に自己紹介した可符香さんに僕は丁寧に返事をし、互いに初対面を装った。

「…お邪魔しているみたいですから、僕はこれで帰りますね。それでは失礼します。」
「…け、けして邪魔なんかでは…コホン…はい、ではまた明日に会いましょう久藤くん。」
僕の言葉から自分と変装した可符香さんが端から見れば恋人同士に見えるのだと思ったのだろう。
どこか照れ臭そうな笑顔で自分に挨拶を返した先生に胸の苛立ちが更に増していた。

二人と別れてから暫くして携帯のメール着信音が鳴り響く。
携帯を取り出してメールを確認すると可符香さんからだった。
今から会いたいという簡潔な内容で、僕はすぐにOKの返信を打ち始める。

「…繋がるのは体だけでも構わないよ…心まで求めたら…きっと可符香さんは僕から離れていく…。」
返信を終え携帯を握りしめながら、僕は空を見上げて苦しい胸中を吐露する様に呟いた。

610:Triangle(望編)
08/02/25 07:17:12 yTur+LGH
“本当ですか、嬉しい”

―あんなに嬉しそうに微笑む彼女に本当の事を言える訳がない。
ああ、これが惚れた弱みなんでしょうね。

「交、一緒にたべませんか?私一人じゃ、とても食べきれなくて…」
「嫌だ、オマエ一人で食べろ。」
今日も隣の女子大生が作って持ってきてくれた料理を交は口にしてくれない。

“交も貴方の料理を喜んでいるんですよ”

彼女に嘘をついてしまっている事にかなりうしろめたさを感じていたが、
それでも彼女に真実を教えて傷つけるよりは幾分もましだと自分に言い聞かせた。

カップラーメンを作り始めた交の横で私は彼女の料理を黙々と食べ始める。
やはり不味くはない…今度こそ何の問題もない筈だ。
しかし、その私の淡い期待は今日も裏切られ胃腸薬のお世話になる羽目になってしまった。

「ほらな、やっぱり…あの女わざとそんな料理ばかり作ってきてんじゃないのか?オマエ騙されてんだよ。」
お腹を壊して苦しむ私を呆れながら見つめる交が隣の女子大生を非難する。

「そ、そんな訳ありません!いくら子供でも勝手な憶測で彼女を悪く言うのは許しませんよ!」
すかさず私は声を荒げ交の言葉を否定した。

「…はいはい…こりゃ重症だな…久藤兄ちゃんが教えてくれたお医者様でも草津の湯でも何とか…って奴か。」
交の口から出た“久藤”という名を聞いて、ほんの数時間前に彼と会った事を思い出した。

なぜ久藤くんは私が声を掛ける前の様に学校でも時おり険しい視線を自分へ向けるのだろうと。
目を合わせれば何事もなかったかの様に彼は柔和な笑顔を見せる。

私には久藤くんにあんな視線を向けられる何かをした覚えは全くない。
きっと理由を尋ねたとしても彼は上手くはぐらかして答えないだろう。

「…はぁ…いったい私はどうすればいいんですか…。」

交が部屋を出た後、誰に言う訳でもなく私は一人ぼやいた。

611:Triangle(可符香編)
08/02/25 07:20:31 yTur+LGH
「…あははっ…先生は今ごろ私が作った料理を食べてお腹を壊している頃ですね。」
鏡台の前でウィッグを取り化粧を落としながら、腹を壊して苦しむ先生の姿を想像して呟く。
私に嘘をつき、私の言葉に浮かれて喜ぶ先生の姿が滑稽であり、そして愛しくも感じた。

「やっぱり久藤くんは、すぐに私だと気付きましたね~先生は全然気付かないのに…。」
気付いたのが先生ではない事実に微かな寂しさを感じながら、鏡に映る自分を見つめる。
そこに映る私は神様との約束でいつも被っているポジティブの仮面を外したありのままの自分。

「久藤くん、会いに来てくれるんですね。」
久藤くんに会いたいと携帯からメールを送ると、すぐに返信があり内容を確認して微笑む。
久藤くんは絶対に隣の女子大生が私だと先生や他のクラスメートに明かしたりはしない。
それでも念には念を入れて、彼を呼び出して口止めしておく事にした。

…でも、私が今すぐに久藤くんに会いたいと思ったのは、それだけではなかった。

「…久藤くんに抱かれないと…自分を保てないんですよ…。」
どんな時でもポジティブを貫く私にも、やはりネガティブ思考になり不安になる時がある。
そんな時に私は久藤くんとのセックスを無性に求めた…まるで精神安定剤の様に。
ほんの戯れに経験豊富な彼に抱かれてから始まった都合のいい肉体関係は意外と長く続いていた。

「…そういえば私が誘って久藤くんが断った事は一回もないですね…。」
それについて更に深く考えようとした時に携帯がメールを着信して振動する。
久藤くんが私の家の前に着いた事を連絡するメールだった。

「…さてと、久藤くんを中へ迎え入れないといけませんね。」
鏡台の椅子から立ち上がり、私は急いで玄関に向かう。

今日も久藤くんは私に安らぎを与えてくれる筈だ。



―終―

612:98
08/02/25 07:24:30 yTur+LGH
以上で投下終了です。
准、先生、可符香それぞれの視点で書いてみましたが初めての試みなので
至らない点も多くありますが大目に見てもらえると助かります。
それでは失礼します。

613:名無しさん@ピンキー
08/02/25 09:58:54 2Yz2sxjZ
いいな。
先生が何も知らずにノンキにしているところが、またいい感じ。

614:名無しさん@ピンキー
08/02/25 15:47:20 kwqqsmZu
久遠ってカフカ以上に何考えてるかわからないから心情書くの難しいよね


615:名無しさん@ピンキー
08/02/25 18:59:38 VYQqLNlZ
カフカは誰よりもわかりやすいよ
脳内補完すれば

616:名無しさん@ピンキー
08/02/25 19:23:52 NU18ZOoR
そりゃ脳内補完できりゃどのキャラでも解りやすいだろうよ。
個人的に一番解り難いのはまといだなぁ。
一途なのか移り気なのか、粘着質なのかアッサリしてるのかイマイチ掴めん。
いや嫌いとかじゃないぞ、念のため。

やっぱ元はギャグ漫画だから、それぞれキャラ解釈の違いがあって面白い。

617:名無しさん@ピンキー
08/02/25 20:05:27 xaWtlM0n
まといもそうだが、可符香が一番わからならない。
「カフカといエヴァ 変身」の所は、はっとさせられた。

  絶望の器11 URLリンク(d.hatena.ne.jp)    44パーセント

618:名無しさん@ピンキー
08/02/25 20:15:21 gyTohAi4
2月29日は跳躍の日だぜ

619:名無しさん@ピンキー
08/02/25 21:20:42 Q08CmX27
カフカだけ本音も名前の由来もわからないw

620:名無しさん@ピンキー
08/02/25 21:22:30 7CSmni4e
いや、名前の由来は分かるだろうと釣られてみる

621:305
08/02/25 22:05:16 XuQmISka
お疲れ様です。305です。

あびるちゃんで作りましたので、投下させてください。
あびる+短編+微エロ(…かな?) です。

よろしくお願いします。


622:あびる:包帯使いと甘い罠
08/02/25 22:06:45 XuQmISka

ドアを開け、微かに消毒薬の匂いが混じった空気の中へと足を踏み入れた。
冷房の効きは控えめだったが、外に比べればとても快適に感じられる。
ドアを閉めると、どこかで鳴いている蝉の声が遠ざかるようにして消えていった。
少し湿ったように重い質感で、しかし清潔に保たれている事が分かる待合室のベンチとカウンターが目
に入ってくる。
子供の頃から馴れ親しんで来た者にとっては、懐かしさを憶える空間かもしれない。
それとも、注射針の記憶を思い出すなどして、寒気を感じてしまう人の方が多いのだろうか。

外に比べて少し薄暗い受付の前では、カウンター越しに看護士の女性と小学生くらいの子が何やらやり
取りをしていた。
「……そうね。うん。動物病院に連れて行ったほうがいいと思うよ。─ゴメンね、ここ、人間のお医者さ
んだから…」
まだ、ようやく背がカウンターに届くかどうかの小さな子は、短くお礼を言うと、回れ右をしてバタバタと足
音を立てて外へと出て行った。
よく見ると、両腕で小さめの犬を一匹抱えている。
……すぐに尻尾に目が行ってしまうのは、しっぽ好きの習性とも言える所以だろう。
どんな時でも趣味を優先する── こんな自分が割と好きだった。

─ただ、今の犬には尻尾が二本生えていたように見えたのがとても気になる。
少し硬そうな尻尾がもう一本あったような……

「…あの? 初診の方でしょうか?」
受付の女性に声をかけられ、いつの間にか玄関を向いた姿勢のまま、受付の前まで進んでいたことに気
がつく。
全身包帯だらけで初来院した患者に、彼女は少なからず戸惑っているようだった。
カウンターの上にあった受付用紙を手に取り、ペンを走らせる。
……やはり利き手じゃないと書きづらい。
それに気がついた彼女が手を伸ばし、押さえてくれた用紙に名前を書き込んだ。
『小節 あびる』


「小節さん、お入りください。」
ベンチに腰を下ろして数分と経たないうちに、あびるは診察室へと呼ばれた。
さすがに流行っていない事に定評のある病院だな。と、松葉杖の固い音を響かせながら部屋へ入って行く。
差し向かいで会う事は初めてだったが、何故か何度も会った気がするのは、やはりこの二人の顔立ちが
似ているからだろう。
兄弟そろって細面で端正な顔の造りをしているが、命の方にはやや険があって固い印象をうける。
すすめられた丸イスに腰掛けながら、あびるは相手の顔を見つめてそんな事を考えていた。
「─小節さん。…望の所の生徒さんでしたね? 今日はどうされました?」
確かに学校の制服を着ているのだが、一目で自分の弟の教え子だと気が付いた命に、少し驚く。
しかしよく考えてみれば、話した事は無くても、包帯とギプスで体のあちこちを固めた生徒がいれば印象
に残るのは当然かもしれない。
医師である彼にとっては、特にそうだろう。
「どうしました…?」
「あ……」
考え込んでいて反応しなかったあびるに、命はカルテを持ったまま小首をかしげて再び尋ねる。
あびるは少し姿勢を正すと、ぽつりと口を開いた。
「…なんとなく傷跡が痛くて。」
「なんとなく? ちょっと曖昧ですね… 今、怪我をされた訳ではないのですね?」
うなずいて見せるあびるに、命はカルテを机の上に置いて眉を寄せる。
「もしかしたら古傷が開いたのかもしれませんね。とくに痛む場所は?」
「…よく分かりません。あちこちが痛んで。」
首を振ったあびるに命は軽くうなずいてみせる。

623:あびる:包帯使いと甘い罠
08/02/25 22:08:29 XuQmISka
「わかりました。ちょっと診てみましょう。では、包帯を解きましょうか。」
「はい。」
ゆっくりと立ち上がると、自由な方の手を使い、おもむろにスカートのジッパーを下ろす。
「……君、ちょっと? 何をしているのかな?」
眉をひそめて制止の声をかける命に、あびるは全く表情を変えずに答える。
「…脱がないと包帯が解けないから。」
事も無げにそう言い捨て、するっとスカートを下ろし、包帯だらけの下半身と下着を露出させる。
顔色こそ変わらないが、命が視線をそらしている事がわかった。
「……しかし、この包帯はどうやって巻いたんだい?」
「包帯が伸びて。」
「え……?」
「いえ…… 普段は家の人に手伝ってもらってるから。」
命は少し首を傾げたが、あまり突っ込んで聞かない方がいいと判断したのか、それ以上は尋ねない。
ふと、あびるがセーラー服の上着の裾を片手で掴んで命を見ている。
「脱ぐの……。手伝ってもらっていいですか?」
「あ……? ああ……」
何かが間違っているような不信感を覚えながらも、命は上着を脱ぐ事に手を貸す。
片手のギプスと三角巾が邪魔をし、腕がほとんど上がらない状態に苦心しながら何とか袖から腕を抜いてゆく。

ほとんど命に任せたままで、彼の動きを見ていたあびるがぽつりとつぶやいた。
「…先生。質問していい?」
「……ん? 何を、かな?」
手を止めずに答えた命に、あびるは言葉を続ける。
「両手骨折で入院してる時に女の人が見舞いに来るのって……男の人は嬉しい?」
命の動きが一瞬止まる。
微かに眉間に皺を寄せ、脱がせた上着をあびるに手渡した。
「いや、解らないよ。そんな経験は無いしね。……唐突に何を?」
すました顔で、手渡された上着を器用に片手で畳むと、あびるは包帯の巻かれた自分の両腕を見せる。
「両腕骨折した女の子が自分を訪ねてくるのって、どうなのかなあと思って。」
「なぜ、そんな事を私に?」
やや機嫌を損ねたようで、命はぶっきらぼうな口調で答える。
腕の包帯を解きながら、そんな命の顔を覗き込むようにあびるは口を開いた。
「先生、前にうちのクラスのセカンドオピニオンになりたがっていなかった? だから聞いてもいいかなって。」
命の表情が気まずそうな物に変わり、少しズレた眼鏡を指で直した。
「……いやまあ、あれは、付けられるよりは自分がなりたいと言うだけで。」
「じゃ、セカンドオピニオンしてもいいですよね?」
「あ……まあ……」
如何ともしがたいといった曖昧な笑みを浮かべ、命が頷いた。
肩の包帯に手を伸ばし、あびるは少し曇った表情になる。
「…先生が、他の女の子と仲良くしているんです。」
「─え?」

唐突な内容に、ガーゼと消毒薬を取り出した命の手が硬直した。
「…私が良いと言ってくれたのに。いつも素っ気無いし。」
「あ─ 君たち、そういう仲なのか?」
「うん。」
迷い無くうなずいて見せたあびるから戸惑いがちに目をそらし、あごに手を添えて短く唸ってみせた。
「……あいつめ。教え子に手を出すとは…… 自分から誘って突き放すとは何を考えている…」
少し鋭い目つきになって呟く命に、あびるは小首をかしげてみせた。
「やっぱり似てますね。考え込んだ時の顔とか…」
「ん? そうかな…… って、何をしている?」
視線を戻してちょっと微笑もうとした命の顔が、またすぐに強張った。
話している間に上半身の包帯を殆ど解き終えて、残るはサラシ代わりに胸に巻きつけた部分のみになっ
ている。
その部分にあびるが手を掛けると、包帯が緩んだ拍子に押さえつけられていた大きな膨らみが柔らかそ
うにゆさりと揺れた。

624:あびる:包帯使いと甘い罠
08/02/25 22:09:40 XuQmISka
「何をしているのかね!? 全部脱いで、とは言っていないだろう?」
少々怒りの色を滲ませた命の声に動じる事なく、あびるは大きな目を一度まばたいた。
「半裸の方が好きなんですか?」
「好き嫌いじゃなくて! 怪我している所だけでいい!」
「はあ。」
気の無い返事をしてみせ、あびるは一度緩んだ包帯を巻きなおした。

引っ掻き傷にしてはやや大きすぎる切り傷や、同じ場所に必ず二・三本ある傷跡を見、不審そうに眉をし
かめる命だったが、早々に詮索する事を止めたようだった。
手早く傷口を消毒し、軟膏の様な物を塗ってガーゼで包み、真新しい包帯を巻いてゆく。
「すまないね。いつもは女性の助手がやるんだが、今日は─」
「…平気ですよ。触られるくらい。」
抑揚の無い声で返されて、命は苦笑を浮かべる。
「先生は触れたことないな─ 私に。」
再び硬直する命。
首を振って気を取り直すと、黙々と作業的に手当てを続ける。
「…どう思います?」
「いや…… 単純にチキンなだけだろう。」
「そう……」
ぽつりとしたあびるの返事に、命は気になったのか包帯をテープで止めながらチラリとその瞳をのぞく。
澄んだ大きなあびるの瞳からは何の感情の揺れも感じ取れない。
「………」
気がついたあびるに見つめ返され、命は多少引きつり気味の笑いを返した。
背中に冷たい汗が流れ落ちた事がわかる。

「じゃ…… 次は足の怪我の様子を見せて下さい。」
あびるは一つ頷くと、真横にあるベッドの上に手を付き、体を支えながら移動して上に転がる。
横たわったあびるの、長い足に巻かれた包帯を解きにかかった時、自分の下着に指をかけたあびるを
目ざとく見つけて素早く手首を掴む。
「だから脱がなくてもいいと……!」
「でも、ここの包帯が解けませんよ。」
あびるの示す通り、地肌に直接巻かれた包帯は一旦下着を取り払わないと外す事は難しそうだ。
そして、包帯の白色に微かに滲んでみえる赤色は、この下に怪我の部位があると教えている。
「…お医者さんでも気になるんですか?」
「あ……いや。」
命は言葉に詰まり、あびるから視線をそらしてしまう。
「─ハサミで切ろうか。どの道、新しい包帯に変えるからね。」
すぐに冷静さを取り戻したようで、デスクの上からハサミを取り出し、あびるに向き直る。
あびるは体を横たえ、相変わらずその表情は変えぬまま、唇が少し動いた。
「─もしかして、先生も……チキン…」
その言葉に命はやや鼻白んだ様子を見せ、コトリと音を立ててデスクにハサミを置くと、あびるの横に立
ち無造作に下着の両端に手をかける。
「………」
全く動じる様子も無く、無言のあびるにやや気圧され気味だったが、手を止める事なく両足を通して下着
を脱がしてゆく。
引っ込みがつかなくなったとは言え、何だかとんでもない事をしているような意識を覚える。
部屋の冷房はそれなりに効いているはずだが、命のひたいには嫌な汗が浮き出ていた。

「……ちょっと傷口が化膿しかけているかな。まあ、まだ暑いし。なるべく汗をかいたら包帯を取りかえて
、蒸れたままにしないようにして─」
わざとだろう。淡々とした口調で、こちらに背を向けて横になっているあびるに説明してゆく。
あびるは、スポーツでもしているような引き締まった背中と、くびれたウエストを惜しげも無くさらしていた。
足を閉じて向こうを向いているので、大事な箇所は見えない状態だが、形のよいヒップは丸見えの状態
だと言うのに、当のあびるはそれを気にする様子ない。


625:あびる:包帯使いと甘い罠
08/02/25 22:10:47 XuQmISka
あまりに堂々としていると言うか、無頓着と言うのか。
その姿には、むしろ、清清しさすら覚える。
はずみで見てしまわないように視点をぼやかしながら、あびるの脚を取って包帯を巻き付けてゆく。

壁に顔を向けたままのあびるが、目だけを動かし、視界の隅にうつる命に話し掛ける。
「…先生。」
「ん?」
「このまま、ごろんと転がったら、慌てる?」
そう言いつつ、体を動かしかけたあびるに、本気でやりかねない事を悟った命は反射的にその体を押さ
えつけた。
「あ………?」
「あ! いや失礼!」
押さえようと伸ばした手で掴んだ場所は、あびるのヒップだった。
すぐに手を退け、謝る命をじっと見つめる。
「先生。」
「あ、ああ… はい?」
「……手、汗ばんでる。暖かいね。」
一瞬、立ち眩みでもおこしたように眩暈を覚えた命だったが、すぐにあびるに背を向けるとデスクに座り
カルテにペンを走らせ始める。
「─じゃ、もう、服を着ていいから。」
ワンテンポ置いて、背後であびるが起き上がる音を聞きながら、怪我のあった箇所と状態を書き込んでゆく。
あびるが自分の真横の丸椅子まで来て、そこに座ったのがわかった。
さりげなく顔をそらす。耳には、下着を履き、服を身につけていく布磨れの音がしていた。

「……さっきより痛みがマシになりました。それに、ちょっと、快適な感じがする。」
「それは何よりです。……じゃ、お大事にして。」
軽く命に頭を下げて、立ちあがりながら松葉杖に手を伸ばす。
─が、そこでバランスを崩して命の方へと倒れこんでしまった。
「きゃっ……!?」
「おっ……!? と!」
とっさに命が受け止めたおかげで、あびるは床に突っ込まずに、その腕に抱えられた。
「ごめんなさい…… 転ぶつもりは無かったんだけど…… 私、運動神経なくて。」
命に抱えられて立ち上がりながら、あびるはちょっと照れたような微笑を浮かべた。
「…いや。大丈夫?」
初めて表情らしい表情を見た気がして、命は少し戸惑いながらも笑い返す。
そんな命をじっと見つめ、あびるは軽く首を振ってみせた。
「ええと…… 何かな?」
間近で顔を見つめられ、やや気まずさを感じながらも、命は静かな口調で尋ねる。
「……じゃ、私、帰りますね。」
「あ… そうだね。お大事に……」
立ちあがり何事も無かったように背を向けるあびるに困惑しつつ、命はいつも患者を送り出すように声をかけた。

ドアを開けた所で、ふと、あびるが立ち止まり、首だけで振り向いた。
「……また…… お願いします。」
ちょっと笑ってそう言い残し、あびるは診察室を出てドアを閉めた。
松葉杖の固い音が、受け付けの方へと遠ざかってゆく。

急に全身に疲労感が広がり、命はデスクに寄りかかるようにして力を抜いた。
手を伸ばして戸棚から鎮痛剤を取り出すと、コップの水で飲み下し、溜め息をつく。
「……望よ。頼むから、私にツケを回すなよ。」
痛むこめかみを押さえながら、目を閉じる。
「まあ…… お前も大変なのは少し分かった…」
眼鏡を外し瞼を指で押さえながら、命は誰に言うとでもなく、溜め息と共に呟いた。



626:あびる:包帯使いと甘い罠
08/02/25 22:12:28 XuQmISka

「暑……」
夕方近くになっても気温はさほど変わらず、蒸し暑い空気が溢れ、真っ直ぐな日差しが肌を射る。
蝉の大合唱も相変わらずに、衰える事ない声を響かせていた。

病院を出たあびるはすぐ横手の路地へと入り、建物の裏手の方へと回りこむ。
すでに自分を待っていた様子で、日傘をさした着物姿が目に入る。
「…あ、倫ちゃん。こんな感じでよかった?」
「うむ、上出来でしたね。…そうそう、約束のものじゃ。」
片耳に付けていたイヤホンを外すと、持っていたポーチから布で包まれた物を取りだし、あびるに見せる。
あびるは自分のお下げ髪の編み目の中から、ボタン電池のような物を取りだし、包みと交換するように手渡した。
包みの端を少し開けて中を確認すると、あびるは嬉しそうに笑顔をつくり、包みを大事そうに抱えなおす。
「…誰にも見つからぬようにな。見つかっても責任は負わぬぞ?」
「わかってる。」
うなずいたあびるを一瞥し、倫はイヤホンに繋がっていた携帯電話程のサイズの機械をポーチへとしまった。
「むう…… 命お兄様はあまり、からかい甲斐がなさそうじゃの…。もっと面白い事になるかと思いましたのに。」
「…色気で釣るのは無理だと思うけど。職業柄、慣れてるんじゃない?」
「慣れている……とは、どんな事じゃ?」
訝しげに尋ねる倫に、あびるはちょっと考えてから答える。
「……つまり、もう、色んな女の人が何人も、絶命先生の前でハダカを見せているからだろうね。」
あびるの言葉に、倫の顔色が一瞬真っ赤に染まり、険しい表情を見せた。
それを悟られないためか、慌てて横を向いて不機嫌な口調で言い返す。
「…お兄様は、そのようなふしだらな事はせぬ。」
「まあ、見なれている感じはしたな。…知り合いだからの照れはあるかもしれないけど。」
倫はますます不機嫌な顔になり、口を尖らせて黙りこむ。
「他に、からかいポイントを探したほうが早いかもしれないわ。」
「…うむ。あ! ─それはそうとして、最後のあれは何じゃ!? 予定にはなかったぞ!」
「あれはただの事故だけど……」
説明するあびるに倫はまだ不満げな様子で眉を寄せている。
「まあ今回だけは大目にみよう……! まさか、どさくさ紛れに命兄様に鞍替えなど考えておらぬな?」
「ちょっといいかなって思った。」
さらりと言われた倫は真っ赤な顔で絶句しているようだった。

「……あ、うそだから。」
「お主が言うと嘘には聞えないのじゃ! それに、私は望お兄様との仲も認めた訳ではないぞ。…このま
までは、うやむやにされそうなのでハッキリ申しておくが。」
あびるは少し困ったように口をつぐんで倫の言葉を聞いていたが、やがてポツリと呟く。
「倫ちゃんも大変だよね。」
「? 何がじゃ?」
「…あんな格好いいお兄さんばかりだと。」
「─っ!?」
倫は耳まで真っ赤の染め、あびるに背を向けるとさっさと歩き出して行く。
「…ええい! こんな場所で立ち話などしていては、日に焼けてしまうわ!」
文句を口にしながら去って行く背中を見て、今度は聞こえないような声で呟いた。
「……荒れる気持ちも分かるけど。─もっと素直には………なれないか。」
最初から選ぶ余地の無い倫の立場を一瞬想像し、去って行くその背中にはかける言葉は思い付かず、
暮れかけた日差しの中へと小さくなってゆくのを黙って見送っていた。

今まで自分の好きなものばかり追いかけていて、考えなかった事がある。
もしこの先、どちらかを片方だけ選ばなくてはいけない事になったら。
比べ様がないものでも、離れなくてはいけなくなったら。自分はどうするのか。

一方を、より大切だと選んだ時、もう一つの物が色褪せてゆく─  その様は今は想像できない。

「どうにも……困ったものね。」
まるで他人事のようにつぶやきながら、遠く離れてゆく倫の姿に自分の背を向ける。
蝉の声に混じり、ほとんど聞こえない松葉杖の音を立てながら、ゆっくりと歩き出した。




627:305
08/02/25 22:12:56 XuQmISka
おそまつでした。

では、また。



628:名無しさん@ピンキー
08/02/25 23:14:20 lRxJCf92
ちょ…!!
秘孔を突かれました…死にそうです!!


629:名無しさん@ピンキー
08/02/25 23:23:28 kvFKhiuC
>>620
本気でわからないので教えてくれ百見様

>>621
たんたんとしたあびるがかわいいぞー!!!!!
なんて見事なスネークっぷりなんだあびる!
ぜひまた続編お願いします


           ___   ━┓
         / ―  \  ┏┛
        /  (●)  \ヽ ・
       /   (⌒  (●) /
       /      ̄ヽ__) /  診察室の様子を倫様は録音して
.    /´     ___/    それでおなぬーとかしたりしないのだろうか
    |        \
    |        |




630:名無しさん@ピンキー
08/02/26 00:07:07 HI3fmmKn
>>629
>フランツ・カフカ 
「変身」したりする小説家
>赤木 杏 
赤毛のアン。絶望的状況でもポジティブ電波さんですよね~
実は詳しくは知らない

631:名無しさん@ピンキー
08/02/26 00:46:22 +bA8wcls
絶望先生から逆流した人が多いと思いますが
フランツ・カフカは男です

632:名無しさん@ピンキー
08/02/26 00:59:30 YH/XoWBn
つまり隣の女子大生が可符香であることを知り
さらに男だったことを知って真の絶望を味わう
そんな最終回、と

633:名無しさん@ピンキー
08/02/26 01:05:50 u0m82pFe
正直、フランツ・カフカを知らないとかどんだけゆとりだよと思う。

634:名無しさん@ピンキー
08/02/26 01:17:09 m3CuYQdg
知識は他人を見下すための道具ではない。

635:名無しさん@ピンキー
08/02/26 01:26:34 +QaneppR
>>633
そう言う前に自分の心にゆとりを持とうぜ

636:名無しさん@ピンキー
08/02/26 01:32:04 LcuxRQP8
まーでも、一応はこのスレに来るからにはカフカの存在くらいはあらかじめ知っといた方がいいんでないかい?
年齢的にも、原作をリスペクトする意味でも

637:名無しさん@ピンキー
08/02/26 01:54:45 J5fyUw4p
>>630
あー!それとつながるんだ!ありがとう、すっきりした
カフカも変身も知ってたけどまったく結びつかんかったw
フーラってなんかあったっけと思ってた

>>633
去年、飛天御剣流の奥義授かったお年頃


638:名無しさん@ピンキー
08/02/26 01:56:13 KHYoYvld
別に何を知るか、何を知っていないかはどうでもいいだろ。
知ろうと言う気持ちが大切なんじゃにゃいだろうか。

639:名無しさん@ピンキー
08/02/26 02:12:55 yGys5mRB
たまには一行リレー小説でもやろうぜ!


ある朝、糸色望が目を覚ますと皇帝ペンギンになっていた。

640:名無しさん@ピンキー
08/02/26 02:21:53 Kl5uuJr2
カピカピになった躰をケアしてもらうべく、ぺったんぺったん、あびる宅に向かう。


641:名無しさん@ピンキー
08/02/26 02:51:30 HI3fmmKn
あびる宅に向かう前に、マスコミの注目をあびる羽目に。

642:名無しさん@ピンキー
08/02/26 03:10:25 VS8c2FMc
カフカの本名が赤木杏説の材料として、1話で先生がこいつ赤毛のアンかよと言っている、というのが
あるが、まだ名前知らないんじゃないかと思う。初対面だし。



643:名無しさん@ピンキー
08/02/26 03:17:57 o79lxWle
変な服をきて野次馬として来た木野君と、空気の読めない>>642もいたが、振り切り逃げ出すことに成功する

644:名無しさん@ピンキー
08/02/26 07:35:24 hB5urns2
一行リレーはやめとけ
気に食わない流れを無理やり修正しようとする輩が現れて泥沼化するのは目に見えてる

645:名無しさん@ピンキー
08/02/26 09:21:22 P5RXJPcR
作品投下しにくいしね。書き手遠ざかるかもわからんよ。

646:639
08/02/26 09:40:19 yGys5mRB
たんなる遊び心ですのに。10行ちょい続いたら適当なオチつけて切り上げるつもりでしたのに。

でもやっぱ空気読めてなかったですね。ごめんなさい。

647:リリキュア予告
08/02/26 12:17:23 OIo7g5Qc
千里×望(仮面教師ゼツボウ)でリリキュアのパロです
仮面教師ゼツボウと戦い勝利したその後の予告漫画の話のみです
※バットエンドな悪堕ち微エロなので嫌いな方はかなりご注意下さい

648:リリキュア予告
08/02/26 12:18:07 OIo7g5Qc
「かっ、仮面教師ゼツボウ!!」
「アハハハハ、久しぶりだな諸君」
怪しげな仮面に変な杖、まだ記憶に新しいその姿に全員で驚愕した。
「そんな、倒したはずなのに!」
「どうしてっ」
「迷ってる場合じゃないわ。カフカちゃんメルちゃんっ…変身よ!!!!」
「「了解」」

「あ、ちょっと待って下さい」
手を上げ変身しようと意気込んでいた所を引き止められ、勢いのまま転びそうになる。
「もうっ!何よおっ!!」
「いや、あのですね。今日は千里さん、あなたにだけ用がありまして…」
急に小声でボソボソと話しかける姿に少し動揺する。
「ええっ!?ちょっと…みんなの前で…その…どういうことですか!」
「プレゼントがあるのですよ」
「え」
瞬間的にポッと顔が真っ赤になるのが自分でもわかった。
けれど出てきたものは予想を遥かに超えるものだった。
「これを」
「ダ……ダンボール…の仮面?」
顔の前に突き出されたのは仮面教師がつけているものとは明らかに違い、子供のおもちゃ同然のような代物だった。
「ちょっと、どういう…ッ」
「あなたならこの意味わかって下さると思いまして」
仮面に覆われて素顔まではわからないがきっとニヤニヤといやらしい顔を浮かべているだろう。
「なに…」
人を馬鹿にしたのを思い知らせてやろうと仮面を乱暴に掴んで投げつけようとしたところで――
「きゃああぁぁぁーーーッ!?」
「千里ちゃん!?」
仮面に触れた部分からビリビリと電撃のようなものが全身に流れ込み激しい衝撃が頭の先からつま先まで襲う。
「確かに、渡しましたよ」
不覚にも敵である仮面教師に支えられるのを感じながら、意識は暗闇へと消えていった。

私は夢を見ていた。とても幸せだった一時を…
「ん…ここは?」
眠い目をしながら体を起こす先生にゆっくりと優しく声を掛ける。
「おはようございます。先生」
「千里さん…」
眩しそうに一度目を伏せながら風に乗りゆらゆらと落ちるピンク色をぼぉっと眺めている。
「わたしは…何を?」
「よく眠られてましたよ先生」
質問には答えずにっこりと微笑んだ。
すると先生は舞い散る桜を見上げ目を細めながら切なそうに呟いた。
「長い…夢を見ていました…はっ!なにかこう…大事なことを忘れてしまっているような…むぐっ」
これ以上言葉を言わせないように、唇に人差し指を押し当てた。
戸惑う先生の表情が幼く見えた。
「いいの…もう終わったんだよ全部」
「あっ…」
驚きに見開いていた目に優しさが戻るのに時間はかからなかった。
「はい」
「先生…」
「ん?」
「おかえりなさい」

649:リリキュア予告
08/02/26 12:20:21 OIo7g5Qc
はい、私は再び帰ってきました」
「なっ!」
冷たい声と同時に急に辺りが暗くなって足元さえも見えなくなってしまう。
「あなたのために…」
「な、何を言っているの!?」
「フフフフフ…」
「違うッ、先生じゃない!あなたは仮面教師ゼツボウ!?」
「そうです」
懐からトレードマークの仮面を取り出し不適に笑う。
「そうよっ、確か私倒れて…」
では今私は夢の中に勝手に宿敵に割り込まれるのを許すほどに心をさらけ出し無防備な状態にあるということになる。
相当に危険な状態に立たされているのは間違いない。
「あのダンボールの仮面は一体…」
凄まじい衝撃を思い出し身震いしながら問いかけた。
「これのことですか」
言いながら仮面教師が手をかざすと、下の暗闇から黒い光を放ちながらそれが現れた。
「なんかさっきより毒々しくなってるわね…」
プレゼントすると言っていたがこんな明らかに危険なものを素直に受け取るわけがない。
「さっきは不覚を取ったけれど、もう負けないわ!変身!!」
呪文を唱えると辺りに青い光が現れ体をリボンのようなものが覆い全身を変化させていく。
魔法の力を溢れさせ変身が完了する。
「あなたは戦う気がないのかしら」
普段ならしっかりと顔を覆い表情を隠している仮面は手に握られたままだった。
「いえ…これはこうするのですよッ!」
突然持っていた仮面をこちらに向かって放り投げてきた。
ダンボールの仮面の横をすり抜けてブーメランのようにくるくると回りながら飛んでくる。
「しまっ…!」
とっさのことに避けることも出来ず仮面は吸い寄せられるように両手の中に納まった。

650:リリキュア予告
08/02/26 12:20:55 OIo7g5Qc
ドクン!
「な…」
覚悟した衝撃は訪れず変わりに頭の中に何かが勝手に入り込んできた。
夢の中だけあって明白に感じることができる。
「う…あぁ…」
(…なにっ?この感覚)
始めはわけがわからず流れてくるものに対して耐えるのが精一杯だったのだが、
次第にそれらがなんらかの感情であることが理解できた。
(もしかしてこれは…せんせいの…)
仮面を通して一方的に頭を侵し暴れる思考に心が張り裂けそうなほどに痛い。
(ぜつぼう?)
先生の絶望が私に入りこんでくる
まるで世界中の悲しみを集めたような重く苦しい絶望が…
先生は今までこんな思いを抱えながら戦っていたというの?
たった一人で…長い間…どのくらいこの過酷な運命と戦っていたのだろう。
「きゃっ…!?」
急に体から力が抜けて前に倒れこみそうになる。
「大丈夫ですか」
「あ…」
地面に倒れる前に後ろから支えられ、持っていたはずの先生の仮面が地面に転がっていた。
「あなたにはまだコレは耐えられない」
それを拾い上げながらこちらを眺める瞳にしっかりとした意志があるように思えた。
「先生…!」
咄嗟に仮面を持った方の腕を取り必死に呼びかけた。
「この仮面をつければあなたは私と同じになれるのですよ」
けれど先生から返事が返ってくることはなかった。
空いたほうの腕で宙に浮かぶダンボールの仮面を取り私の両手に押し付けてきた。
「あなたは私の事が好きなのでしょう?」
「なっ…!!」
心が激しく揺さぶられた。
わかってる、わかってるのこれが罠だって。
目の前に居るのは私の好きな先生ではなくて、ゼツボウの仮面に操られている先生で
私を仲間に引き入れる為だけに感情を利用するような卑劣な感情の持ち主なのだ。
真実を知ってしまったらもう私に抗うだけの力が無いのをわかってて近づいてきたのだ。
そんなの許せないに決まっている。
でもそんなことよりも許せないのは…
今まで先生が大事だった癖に先生自身のことなんてこれっぽちも考えず戦ってきた私。
自分の気持ちしか考えていなかった私…
「あんなに苦しい戦いをもう一度繰り返すのですか?」
あの時私が苦しんでいた何倍も先生は苦しんでいたはず。
これ以上先生を孤独に苦しませるわけにはいかない。
分かち合えるというのならば、少しでも苦しみを軽減させてあげたい。
「この仮面を受け取ってくだされば、あなたも私も幸せになれるのですよ」
「わかったわ…」
膨大な重苦しい絶望を先生がたったひとりで背負い犠牲になって私達を守ってくれていたことを誇りに思う。
先生の本当の優しさを誇りに思う。
「…すぐそっちに行くね先生」
持っていたダンボールの仮面をゆっくりと自分の顔にはめていく。
「…バイバイ…みんな…」
優しい二人の仲間を一瞬思い浮かべたけれど、瞬く間に消えていった。

「っ…いやああああああっ!」
さっき先生の仮面に触れた時とは比べ物にならないほどの絶望と、
それに抗おうとする魔法の力が体の中でぶつかり合いガクガクと激しく揺さぶられる。
「体はまだ反抗しているというところですか。仕方が無いですね」
「はっ…ううっ?」

651:リリキュア予告
08/02/26 12:21:29 OIo7g5Qc
「千里さん大好きです」
「――ッ!」
その言葉を聞いた瞬間すべての思考が停止した。
「…あ…ああっ…」
いつの間にか瞳から涙があふれて仮面に覆われている頬を濡らしていた。
うれしいのか、かなしいのかその涙の意味はわからないけれど…
「せ…んせぇ…」
仮面から溢れ出した絶望がすさまじい勢いでどんどん体を包んでいくのがわかる。
魔法の力の源が思いであるからこその作戦だった。
「うぅ…はあぁ…」
「大丈夫ですよ、そろそろ苦しくなくなってくるはずですから」
言われてすぐに効果が現れてきた。
渦巻いていた絶望が段々と甘い痺れを伴う快感へと変わってきていた。
「な…んで…やあぁ…」
自分の中にある魔法の力と絶望がいつの間にか混ざり合い馴染んできてそれが心地よく思わず色っぽく息が漏れた。
ぼんやりとしながららこのまま先生とも心を一つにできたらいいのになと願った。
願ってしまった。
「だめ…ですか?」
心が全て絶望の仮面で覆われてしまった時自分はどうなってしまうのだろう。
もう今までのように先生のことを愛しく思うことができるかはわからない。
これが正気でいられる最後かもしれないという事実に気がつきいてもたってもいられなくて、
精一杯の力で黒いかたまりに覆われている右手を動かしそこに居るであろう先生の方に腕を伸ばした。
せめて触れたくて力も、残った魔法の思いもすべて込める。
絶望がすべての快楽となる今その行動はただ体が急速に熱く気持ちよくなっていくだけだった。
「はぁ…あ、あぁ…はん…っはぁッ…もッ…!」
「いいですよ」
欲望の波に意識すべてがのまれようとしたギリギリのところで右手が暖かいぬくもりに包まれた。
「せ…」
名前を呼ぼうとしたところではめられていた仮面が外され胸の辺りに置かれた。
明るい光とともに最も望んだ人がそこに居た。
「千里さん、私が弱いばかりにこんな…」
今にも泣きそうな顔で悲痛に叫ぶ先生の顔が見えた。
「…ッ…あぁ…うっ…」
言葉がすぐに声にはできず嗚咽のみが漏れた。
先生が居た。まだここに。
大丈夫だよ、と強く抱きしめたかった。
私なんかより強くて尊くて愛しくて本当に大切なんだよと伝えたかった。
「ふ…は…ッ………ぃ」
本当はそんな悲しそうな顔させたかったわけじゃないのに、と謝りたくてでもできずに遂に体も心も限界を超えた。
「ふわあああああ…うううぅぅあああんんんんッ――!!」
これで…先生と一緒に…ずっと……
絶望と幸せで満たされながら仰け反った背中から崩れ落ちていった。

「・・・さん・・・千里さん」
「あ…せんせい?」
「気がつかれましたか」
「私どうしたのかしら…?何か夢を見ていたはずなのだけど…」
「ぐっすり眠られてましたよ」
「あっ!も、もしかしてずっと私の寝顔を見てたのですか!」
「あはははっ、かわいかったですよ」
「ちょ、ちょっと先生っ!」

「いいじゃないですか、これからは…ずっと一緒なのですから」

千里の足元にはダンボールだったはずの仮面が、完全な仮面となり転がっていた――

652:リリキュア予告
08/02/26 12:24:22 OIo7g5Qc
リリキュアは千里と先生のラブラブっぷりにびっくりしましたがその設定に萌えたので書いてみました
ハッピーエンド的にはこの後仲間の励ましにより正気を取り戻し
新しい魔法の力を手に入れるとかそんな展開かと
バットエンド好きなので書きませんが…

このスレ向きではないのかなぁと思いつつ ありがとうございました

653:名無しさん@ピンキー
08/02/26 16:43:25 /5LSB1cz
声をあげて笑うタイプではなかったけど、
何度かすこしクスッてなった
それにしてもよくあの短い部分だけで作ろうと思ったな
普通にGJ

654:名無しさん@ピンキー
08/02/26 17:35:35 HI3fmmKn
>>639-644
-絶望一行集- 変身
ある朝目を覚ますと干からびた皇帝ペンギンになっていた望はあびる宅へ向かった。
道中マスコミの注目をあびるも、おしゃれTシャツ少年と別の話題に救われる。
泥沼にはまり乾きは潤されたが、投げっぱなしの皇帝ペンギン生活を肯定せざるを得ない望であった。

絶望した!四行で打ち切りの連載に絶望した!

655:名無しさん@ピンキー
08/02/26 18:58:06 cI4ZlqF/
>>652
GJ。ラブラブなのは嬉しかったけど、妄想はしにくいんだよなぁ、リリキュア

>>654
誰が上手いことを言えと(ry

656:名無しさん@ピンキー
08/02/26 21:09:24 yGys5mRB
>>654
単行本の前回のあらすじ的なのりにおさまったね

657:名無しさん@ピンキー
08/02/28 16:56:04 QbOu5e0U
>>627
しれっとクールに脱ぎ出すあびるがすごく良い…305さんのシチュエーションの豊富さには感服します
>>652
千里、千里、可愛い、いじらしい。ハッピーバッド、共にこの後を色々想像しちゃいます
リリキュアは、本編よりよっぽど綺麗なフラグが先生と千里の間に立ってそうなのが素敵


さて>>373の『一緒にお風呂』編、を書こうと思ったんですけど
出来上がったのは、一緒にお風呂には入るけど元のイメージとは結構違うモノ

先生×千里 事後から始まってずっと後戯って話
好きな人は好きかもしれませんが…どうなんでしょ?

658:くってりさん
08/02/28 16:56:57 QbOu5e0U
はぁー、と深く長く息を吐いた。
じんわりと全身に広がっていく痺れ。
指一本動かすことすら煩わしくて、私は心地よい泥の中に沈んでいく。
ぼーっと天井を見上げながら余韻に浸る私の髪が先生に撫でつけられた。
とても優しい目が私に向けられている。
その視線の主である先生が、にこりと微笑んで、私の頬に手を当ててキスをしてくれた。

この人は、エッチした後が一番優しいかもしれない。
そう思うのは、単にそのときの私がこの上なく幸福だからかな。
ただ頬に触れられているだけだというのに、すごく気持ちがよくて、
顔が緩むのを抑えることは出来そうにない。

659:くってりさん
08/02/28 16:58:06 QbOu5e0U
「拭きますね」
ティッシュを数枚、重ねて手にした先生が言った。
私は膝を立てて脚を開き、行為でべとべとになっているあそこを先生に拭いてもらう。
とんでもなく恥ずかしいけど、先生にこうされてるときが、困ったことに結構好きだったりする。

「よし…と。さ、お風呂入ってきなさい」
「うん」
体を起こし、立ち上がろうとした…が。
「……先生、いっしょに入ろ?」
思い直し、先生の手を取って言った。
お風呂の間だけだというのに、私は先生と離れたくなかった。

660:くってりさん
08/02/28 16:58:57 QbOu5e0U
シャワーで、私の中をすすぎながら、先生が言う。
「まさか、あなたから誘ってくるなんてね」
「んっ……すいません…」
「いえいえ、素直で…」
ちゅっと軽く、先生におでこにキスをされる。
「かわいいですよ。でも、私以外にそんな所見せないでくださいね」
「あたりまえです」
ぎゅっと抱きつくと、先生は優しく抱き返してくれた。

661:くってりさん
08/02/28 16:59:57 QbOu5e0U
先生と向かい合って湯船に浸かる。
その間になぜか、黄色いアヒルのおもちゃが浮かんでいた。
これを交くんが喜びそうには見えない。
ということは、先生用?
まさかね、と思っている私の目の前で先生が指でアヒルをつついて遊び出した。
どうやら本当に先生用だったようだ…

子供っぽい所があるとは思っていたけど、これほどとは。
でも、そういうところも好きなんだよね、と心中で呟きながら
流れてきたアヒルを指でちょん、と先生の方に返すと先生もまた押し返してきた。
そのまま二人でアヒルをつつきあう。
まったく、何をやっているんだろう私達は。
端から見れば確実にバカ二人だというのに、なんだか楽しくてやめられない。

662:くってりさん
08/02/28 17:01:08 QbOu5e0U
湯船から出て、椅子に腰掛ける先生の正面に立ち、先生の頭をわしゃわしゃと泡を立てて洗う。
先生の髪は、私のよりずっと滑らかで、ちょっと羨ましい。
「んー…上手ですねぇ、木津さん。こういうのもいいもんですね」
「ええ」
「これからは一緒に入ることにしましょうか」
「うん…」
代わって、先生に頭を洗ってもらう。
長い髪に少し手間取ったようだけど、先生が大事に扱ってくれたのが嬉しかった。

663:くってりさん
08/02/28 17:02:05 QbOu5e0U
お風呂から上がった私達は、お互いの体をバスタオルで拭きあい、寝巻きに着替えた。
そして、お布団の上にあぐらをかいた先生と向きあって座って、ドライヤーをあててもらう。
「熱くないですか?」
「きもちいい…です」
「よしよし」
と、先生が私の頭を撫でた。

先生は、二人っきりのときには、どうも私を子供扱いしたがる傾向にあるらしい。
今、私が着ているパジャマだって、上下共に先生に着せられたものだ。
そう、文字通り着せられた。
でも、そんな風に扱われるのが…お風呂上りに体や頭を拭かれるのも…
パジャマを着せられて、ボタンを一つ一つ止められたりするのも…嫌いじゃない。
もしかして、先生はそんな私の気持ちをわかって、こういう事をしているのかもしれない。
「……先生って…結構大人なんですね」
「なんですか結構って……でも、あなたこそ意外とあまえんぼですよね」
「いいじゃないですか、こんなときくらい…」
ぎゅっと先生の服を掴むと、先生はふふ、と笑った。

664:くってりさん
08/02/28 17:03:06 QbOu5e0U
「で、前髪どうします?」
「前髪?」
「ええ、やっぱりきっちり真ん中分けにします?」
「真ん中分け………いえ、先生の好きなようにしてくれていいですよ…」
「……ん、わかりました」


「電気、消しますよ」
「はい。おやすみなさい」
「おやすみなさい、っと」
パチっと先生が電気を消した。


おやすみなさい、先生。
大好きです。

665:名無しさん@ピンキー
08/02/28 17:03:58 QbOu5e0U
千里ちゃんは、これから先生に花にされるからまだ種なんですよ

666:名無しさん@ピンキー
08/02/28 19:23:08 7Sqo53Nb
こういう望×千里はいいな。GJ

667:名無しさん@ピンキー
08/02/28 20:11:15 DvZbJ3z2
危ねぇ
ネカフェできっちり萌え死にするとこだった
超GJ!!

668:名無しさん@ピンキー
08/02/28 22:16:19 pe01fe76
高校生交×霧 木野×愛
Which story wants to read?

669:名無しさん@ピンキー
08/02/28 22:19:20 mU091w1j
>>668
前者で。

後者の場合もちろん着衣ですね?

670:名無しさん@ピンキー
08/02/28 22:21:30 pe01fe76
後者の場合もれなく、吐き気・めまい等の症状付きの気持ち悪い装備で。

671:名無しさん@ピンキー
08/02/28 22:41:28 ee5z2is5
>>665
GJ
ってか千里ちゃんはこんな話を藤吉さんに聞かせてたのかw とんだおのろけさんだwww

672:名無しさん@ピンキー
08/02/28 23:00:47 Q48jsvG1
アヒルを突っつき合う二人に激萌えたあああ!!! いいっすよ、超いいっす!

673:名無しさん@ピンキー
08/02/29 00:25:00 7VP5cXXk
一見様でも十見さまでも、職人さん歓迎しますよ~!
と、何処かの空に向かってスレの端で何か叫ぶ小物。

674:名無しさん@ピンキー
08/02/29 01:23:20 rHE0gZW7
交が高校生になる頃には、皆とっくにバラバラになってそうだけどな

675:名無しさん@ピンキー
08/02/29 01:42:17 PB+1rIno
霧ちゃんはショタコンだからであって高校生の交だと……

676:名無しさん@ピンキー
08/02/29 02:02:17 bDpUpuku
今日カラオケでマリオネットを見つけた。
さっそく歌・・・・・おうとして失敗した。

歌詞が先生がペットだの僕はオナペットだの吹かいでかっっ!w

677:名無しさん@ピンキー
08/02/29 02:35:05 IwlkCWdN
>>668
個人的に後者読みたいっす

678:名無しさん@ピンキー
08/02/29 04:50:48 /4yTfjDX
まといが昔の男に撮られたハメ撮り写真でゆすられて凌辱されるSS書こうとしたが、
純愛ものばっかり落としてた手前今更鬼畜やりづらい俺涙目。
名無しで投下しようにも文章でバレるオワタ。
誰か書いてくれ、もしくは描いてくれ。

679:名無しさん@ピンキー
08/02/29 04:54:14 /4yTfjDX
あああ何てトコに誤爆うわああスマソ忘れてくれ。

680:名無しさん@ピンキー
08/02/29 05:58:56 v0nGXDUQ
>>679
誤爆なのか?
いったいどこに投下しようとしたんだ??

681:名無しさん@ピンキー
08/02/29 07:37:14 6FSfm7wu
>>678
純愛物ばかり書いてた作家がいきなり鬼畜物書いたって
誰も文句なんて言いませんよ

だからさあ早く書く作業に戻るんだッ!!

682:名無しさん@ピンキー
08/02/29 10:37:21 FCtKwpoJ
>>678
角煮にレスするはずだたのか?w
凌辱物の話になてたからねぇ

気にせず是非書いて欲しい

683:名無しさん@ピンキー
08/02/29 13:48:56 IpcjDcSL
望×まといの続きは

684:名無しさん@ピンキー
08/02/29 16:50:02 RhUasipq
陵辱読みたい

685:名無しさん@ピンキー
08/02/29 17:22:43 vf65iiBr
>>671
まさか今回は書いてない部分に反応してくれるとは…個人的にポイントなんですよ、そこw

>>678
投下されるSSの方向性が凝り固まってて息苦しく感じることがあるんで、できればやってもらいたいです
それに名無しで投下する人を特定しようなんて、書き手逃がすようなマネはしませんよ
個々人にバレるバレないってのだけはどうしようもないかもしれませんが

686:名無しさん@ピンキー
08/02/29 17:29:03 CElZVVlh
>>678
投下しても問題無いと思うよ。
確かにこのスレは純愛モノの比率が高くて、自分もそれが好きだけど、
たまにはそういうのが読みたいって人もいると思うし。

687:交+???×霧
08/02/29 19:09:02 qzqZNKhd
「交くん、手を洗った方がいいよ。」
「わかってるよ」
僕は横になってテレビを見ながら適当に答える。
「外にはバイキンがいっぱいで、まさに今交くんの手はバイキンの巣窟になりつつあるから。」
「はいはい。」
つまらない2時間ドラマの再放送がBGMのようにただ聞き流されていた。後ろを見ると霧が布団にくるまって雑誌をめくっている。
僕はもう高校生になるが、この人は・・・もう何年も留年して、現在もまだ学校に引き籠もっている。もう1年すると同じ学年になってしまう、正直とても複雑な心情だ。
望はもう他の学校に転任した。あのキャラの個性がドぎついクラスのメンバーも、各々の人生を謳歌しているだろう。
だが、この姉ちゃんだけは残って・・・
あのクラスの皆が卒業する時、彼女の留年も決まった。
体育館で卒業の唄が流れていた。
僕は宿直室に居る。
彼女は、声を殺して泣いていた。
僕も胸が締め付けられるような気持ちになった。
「霧ねえちゃん・・・」
気の利いた言葉を知らなかったから、何も言うことが出来なかったことを、現在になって後悔している。
あの時ああ言ってれば、彼女の心は少しは救われたんじゃないのか。


504:名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) ID:/zetubou
そんなシリアスな展開はいいから、早く押し倒せwww

・・・・・・・・・・・・・・・?
今、何か下品な声が聞こえたような。

505:名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) ID:/otakuka
馬鹿@@@空気嫁( ゚д゚ #)交が一歩成長しようとしてんだよ!!

やっぱり何かいる!!
「ねえちゃん、何か聞こえない?」
「えー、テレビじゃない?」
「そうじゃなくてなんというか、下品な感じの・・・」
「交・・・・・・大丈夫?熱とかあるかもね」
「ちが・・・


506:名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) ID:/12345678
霧はもれの嫁。

!!

507:名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) ID:/87654321
俺は霧の夫。

何なんだ!!?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく

688:名無しさん@ピンキー
08/02/29 19:12:21 qjC5KzmD
……微妙

689:名無しさん@ピンキー
08/02/29 19:52:52 287XSEBF
つまらないってレベルじゃないな
というよりageてんなよ…

690:名無しさん@ピンキー
08/02/29 19:53:58 Lhk7eOel
普通に意味が分らん。

691:名無しさん@ピンキー
08/02/29 20:12:19 FCtKwpoJ
酷評もするんだなww

まぁがんばってくれ



692:名無しさん@ピンキー
08/03/01 01:18:56 hasL0wUE
ほんのさわりだけ書いてつづく…はやめたほうがいいぞ
まだヤマにもオチにも行き着いてない話に大した感想なんかもらえる訳もなし
それでやる気なくなって結局未完というのはよくある駄目なパターンだ
相当自信があるんならともかく、完成させてから投下したほうがいい

693:名無しさん@ピンキー
08/03/01 09:05:17 mjzLjNVk
スコットに何か頼める!と思ったがなにを頼めるか忘れる
その後上着きて教室へフードかぶってたためはげかくしてるんじゃねーのという声
また特徴隠して誰かわからなくしてんじゃねーのとも言われる
教室の前入り口から見たら授業やっててしょうがなく後ろから入ろうとしたら中では給食作ってた
で、扉開けて体半分中に入ったとこで後ろから胸ぐらつかまれた 手を伸ばしてきたと考えれば可能
振り向いたらもっちゃんがいて「逃げるのか!力を持つおまえが逃げるのか!」的なことを言ってきて
かなり大きい声だったからクラス中ポカーンとしてこっち見てた
だが目立ちたがり屋の俺はうまく目立とうと思って「もう嫌だ!離せ!離せよ!」とかを大声で叫んだ
すぐ離してそのまま一組に帰ってった で、フードが深かったから誰なのか見えなかったらしくおまえ誰だよ
とか言われて「自分の名前 だよ!」って言ったが信じてもらえずフードと上着脱がされた
なぜか着てたのは愛用のジャージ自分は何人かから質問責め そこでまた目立ちたくなって
「何でもないってwwwおちんちんびろーんwwwww」
とかやって明らかに無理して明るくしてるというアピールををした


694:名無しさん@ピンキー
08/03/01 09:11:15 mjzLjNVk
ごめん・・・

695:名無しさん@ピンキー
08/03/01 14:26:00 hIR3sjsb
謎の誤爆短編に超早口で読み上げられる絶望文学集を感じた。

696:名無しさん@ピンキー
08/03/01 18:53:29 T8SRUG+W
書くのやめた。

絵描くよ(´・ω・`)

697:名無しさん@ピンキー
08/03/01 19:20:24 kzBZLayy
>>696
つsage

698:名無しさん@ピンキー
08/03/01 19:23:28 sv8lkkcj
カフカ可愛い

699:名無しさん@ピンキー
08/03/01 22:06:19 BroUeCA1
なにを今更

700:名無しさん@ピンキー
08/03/01 22:29:59 fJ3w25ZF
ことのんかわいい。

701:名無しさん@ピンキー
08/03/01 23:04:14 hEC/eBJG
なにを今更

702:名無しさん@ピンキー
08/03/01 23:04:38 PufwFGEM
>>696
やめとけ
絵描きは文章書き以上に要求される度合いが高いぞ

703:名無しさん@ピンキー
08/03/01 23:14:05 7pTEXfR0
>>696
ここはSSスレだ
描くなら半角二次元板の方行け

704:名無しさん@ピンキー
08/03/01 23:51:17 Ilh7yPf8
>>696
おっぱい!おっぱい!

705:名無しさん@ピンキー
08/03/02 00:28:31 7hYCRCYn
てかそろそろ次スレ移行しないと、SS書けなくね?

706:名無しさん@ピンキー
08/03/02 01:13:12 QxkOczkM
【絶望先生】久米田康治エロパロ総合 Part14【改蔵】
スレリンク(eroparo板)

つまりこういうことだな。

707:名無しさん@ピンキー
08/03/02 01:23:09 7hYCRCYn
すごく…かっこいいです…

708:名無しさん@ピンキー
08/03/02 03:10:05 QoeM910C
ヒュー、こいつはクールだぜ

709:名無しさん@ピンキー
08/03/02 10:01:37 xPDTTtsh
>>706
誰だ!?かっこいい!

710:名無しさん@ピンキー
08/03/02 12:47:35 Xqnjz+xo
でも、あとの埋めはどうするん?

711:名無しさん@ピンキー
08/03/02 13:17:19 IezHsnlz
梅で埋めようなどと思うなよ!

712:名無しさん@ピンキー
08/03/02 13:55:21 TuPIPW5d
誰かが埋めSSを投下してくれることを信じてる!ワタシ信じてる!!

713:臆せず飲めたね1/2
08/03/02 14:55:55 AgxaPxm/
健全、小ネタ。望スレ原案。

ううっ、ゴホン!‥風邪をひいてしまいました。
この命兄さんが分けてくれた新薬、3日で直るヨクキククスリ、
良薬口に苦しと言えども何故これほどまでに苦いのか。
ふふ、だが私にはこの「おくせずのめたね」がある!
このチョコレートゼリーのオブラートに包まれればどんな苦い薬だろうと
ソフトフォーカスあま~いゼリーになるのです!

しかしこのおくせずのめたねは便利ですね。一体どこのメーカーのものなのでしょう?
ろくに読んでいなかった裏書きに改めて目をやる望。
製造:絶望角散 販売:糸色製菓  ‥!?
ほほほ、お兄様。
倫!何故ここに、まさか‥

714:臆せず飲めたね2/2
08/03/02 14:56:56 AgxaPxm/
 多角経営を目指しチョコレート工場に製薬部門を吸収してみたのです。
 どうでしたか?新開発の服薬ゼリーと良く効く苦い薬は?
おかしいとは思いましたよ、買った覚えが無いのに机に置いてあるなんて。
これは交をダシにして薬局に行かなければ恥ずかしい思いをするものですからね!
   誰も何も思いませんよ?(空気可符香通過)
常月さんあたりが気を利かせて用意してくれたのかと自分に言い聞かせましたよ。
「我々が苦い思いをしたっていい、これは病に苦しむ人々を助ける為なんだ。
 何だ?決して弱みなど握られてなどいないぞ。」
兄さ‥ それだけを言いに。 倫、私だけに飽き足らず命兄さんまでその手に。
 命お兄様も快く治験に協力してくれているのですよ。
 お兄様達の反応も上々のようですしここは一気に大量生産が見込めますわ。
絶望した!意外なメーカーが製薬業を営む時代に絶望した!
  ・明治○菓 イソジソ
  ・住○他旧財閥の製薬業界進出
 お子様用と知りながら使用してしまうなんておにいさまったらやっぱり子供!
ううっ、ギャフン!
ギャフンといえば絶望角散 おくせずのめたね絶望角散 
‥と日記には書いておこう。

715:名無しさん@ピンキー
08/03/02 15:08:00 AgxaPxm/
アニメの龍角散ネタを調べてみたらおくすりのめたねが龍角散製だったのと、
薬がごっくん出来ないかもしれない望を合わせてみました。
実際は大人向けも出ているようです。

716:名無しさん@ピンキー
08/03/02 16:50:37 0zY3enFX
ほんのちょっと吹いたw
まさに"小ネタ"だなw


717:名無しさん@ピンキー
08/03/03 20:36:58 NqHcxLWy
埋めますか

718:名無しさん@ピンキー
08/03/03 20:38:27 FD4D5Rje
埋めついでに絶望ファイトのナレーションって神谷さん? 上田さん?

719:名無しさん@ピンキー
08/03/04 00:58:34 BtUbBYeC
神谷じゃね?
以下埋め ただめるめるにおもらしさせたいという勢いだけで書いた文


ある日、芽留ちゃんは渋谷にブラを買いに行きました。

お店に入ると、早速店員さんが話しかけてくれます。、
「いらっしゃいませぇ。ウチならAAでもAAAでもカワイイのがありますよぉ。」
いつも毒舌の芽留ちゃんだって、可愛くなりたい女の子。その目がキラキラ輝きます。
「お客さん、こんなのありますよぉ。」
あらあら、エアパッド入りのブラを買わされてしまいました。

今度はそうは行くものか。意気込んで次のお店に入ります。
さっきは店員に任せてしまったのが良くなかった、自分で選んで持っていこう。
「もっと大きくなってから来ようね~」
おっと、子供扱いされて相手にしてもらえませんでした。

それでも芽留ちゃんは諦めません。何度がっかりしようとも。
しかし、そうこうしているうちに日が暮れてしまいました。
芽留ちゃん、仕方なく家に帰ります。
その様子を影から窺っていたお父さん。
くう。かわいそうなめるめる。待っていろ、今、この財力で…!

数日後。
タンスに入っていた見覚えのないブラ。
こんなの持ってたっけ?まぁいいや。可愛いじゃないか。
それを着けて、芽留ちゃんは学校にやってきました。
いつものように絶望先生の授業を受ける芽留ちゃん。
なんだか様子が変です。
体が熱い。息が乱れる。…気持ち…いい?

芽留ちゃんのお父さんは、何を思ったのかブラに電動マッサージ機を仕込ませていました。
タイマーで勝手に作動する物でした。無駄に高機能なのはお金の力。
…素です。一流職人の仕事に口出ししてまで作らせました。
ただ、めるめるがリラックスできるようにと。
しかし、彼の間違いはこれで終わりません。いや、もう、ある意味正しいと主張したい。
当然のように揃いのパンツまで作らせていたんですね、彼。素晴らしい父親です。

もじもじと動く芽留ちゃんですが、もじもじはいつものことなので誰も気にしません。
これだけなら不幸中の幸いのようですが、誰かが気にしてくれた方が幸せだったのかもしれません。
芽留ちゃん、自分で声を出せない。トイレにも保健室にも引っ込めない。
そしてついに。

「あ……ぁあ……─んんんんんんんっ!!」
ぷしゃあああああぁぁぁぁぁ。
芽留ちゃんは達すると同時にお漏らしをしてしまいました。
ちょろろろろろろろろろろろろろ。
残酷なほど静まる教室。椅子から床に落ちる水の音が教室中に響きます。
ぴちゃ……ぴちゃ……ぴちゃ。
おしっこの勢いも収まった頃、一転教室は騒然となりました。

「みなさん、静かにしてください。…えぇと、」
「先生!私が保健室に」
「お願いします、大草さん。」
うろたえるだけの絶望先生に比べて、大草さんは立派ですね。
泣きじゃくる芽留ちゃんとそれを慰める大草さんが教室を出て行きました。

その後数ヶ月、芽留ちゃんのお父さんは口を利いてもらうことはありませんでしたとさ。

おわり

720:名無しさん@ピンキー
08/03/04 03:58:34 toiDXnSF
>718
神谷かと思ったが
上田にも聞こえる

721:名無しさん@ピンキー
08/03/04 07:26:56 kZb/1tpU
まといSSの続きマダー?

722:名無しさん@ピンキー
08/03/04 16:36:05 p5Iz2abl
>>719
GJ!めるめるかわいいよめる

723:名無しさん@ピンキー
08/03/05 11:38:48 14he/bOw
                     |                        _____
                     |                     ,,. -'": : : : : : : : : : : : :`ヽ,
私のような者が          |                    /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`ヽ、
                     |                    /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
埋めてしまいすいません!     /                  /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
                  /                /: : : : : :,イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :i
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| ̄                   /: : : : : / l: :ハ: : : l\: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.l
                                  i: : :ilノ|:/  l:/ \: :l \: : : : : : : : : : : : : : : : : : l
                                 l: : :ノ' ' / l'  、 \!  \ト、: : : : : : : : : : : : : : l
                                 l: : :l ‐''"     \____   ',: : : : : : : : : : : : : l
                                   l: : :l ㍉、            _     ',: : : : : : : : : : : : l
-‐ 、                                /: : :l ゙⌒ヽ     ,,.=≡''=、   i: : : : r'"ヽ、: : /
   \                              /.: .: :l // l           とつ l: : : : lト、 ,/7::/
    \                           /: : : : l    、      | / /・    ',: : : :l}ノノ='  _____
i      \__                     /: : : : /ヘ   __            ',: : : :lチ7-‐'''": : : : : ; :=‐'"´
:l         `ー─、_              /: : : /    ',  i:::::'" `ヽ        /',: : : lレ'=‐--- 、: : : :ヽ、_
::l              `ー- 、_        /' l: : /     ' , ゙r'    ヽ      / ',::::',: : :ト、_     ̄ ̄`¨ー、
::j                   `ー、___   l: :/_,,..-‐─‐ヘ、\__ノ    , '   ,>''',: : lヾl:::::`>、
¨ノ                     \   `ー,l::/   ',      j\___,.  t''     /::::::::',: :l: llレニ彡ミミ、
´                          \     l/\   ',     l',:::l l:::::::::::::::',    /::::::::::::::>',::l=リ=-'"´ ̄`ヽ
_                           !     ',     ! ',::l l::::::::::::::::〉   /:::::::ァ,.-'"_,.',:!"        i\
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                                   \ ',      〉  >'"                  i
                                        \     /  /                       \


724:名無しさん@ピンキー
08/03/05 11:40:34 14he/bOw
あ一箇所ずれた・・・
新スレに新作も投下されたことだし埋め加速

725:名無しさん@ピンキー
08/03/05 11:41:53 ZViapFbv
【中国】スター三人、無修正写真流出「セックス?スキャンダル」

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[?思慧]-37P-
URLリンク(page.dreamhosters.com)
URLリンク(page.dreamhosters.com)
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02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[梁雨恩]-40P-
URLリンク(page.dreamhosters.com)

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[??思]-10P-
URLリンク(page.dreamhosters.com)

726:名無しさん@ピンキー
08/03/05 13:34:42 jfdkor3/
                  -
       ,..ィ .フ´       ヽ `ヽ
     // /             ヽ
    /                  ヽ
    :!    /\      /\     V
    l       ̄ ̄       ̄ ̄     !   
    l      lヽ、,、  ,、 /| ,..ィ      l   
.    !     l`'::::::`:::`^:::::::`:::´::/       !    
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     ヽ 、  `ヘ|     `ヘ!      /
       `ヾ、_ヽ       , _∠- ´
        ,.イ干Trt-o‐ヤ千}ヽ、
       /# l + + l ̄ 7´ +,/# #\

727:名無しさん@ピンキー
08/03/05 13:35:23 jfdkor3/
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           l:.:.:.:.:.:.:.:l   ヽ   ,、-‐ ''' "     l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!  |   スレリンク(eroparo板)
          ,':.:/l:.:.:.:.:レ7::ヽ       _........._  l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.  \_________________________
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       i  ヽ┴‐' / _..ノ  /       . : : : : : : : : : : /
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