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▼ ガンスリンガー・ガールでエロパロ ▼ - 暇つぶし2ch205:公社の十日物語
08/09/15 10:17:48 4s3RTt38
リコは、まるでテレビドラマのシーンを回想するかのように、
淡々とわいせつなシーンを表現していった。
リコが、ジャンの道具として、あるいは、
妹として彼の望む最高のパートナーに育てられていることは、
義体たちみんなが知っていることだった。
しかし、最高の女に育てるために存在した別の指導教官がいたことは、
予想外だった。
考えてみれば、担当官の命令に従順なだけでは、
自立心を育てることは難しい。
自分たち義体が行動するとき、
義体にはどうしても条件付けによる思考の偏り
(いかなる状況下においても主の生命を守り、作戦を完遂せよ)が生じ、
ただ一つのベストな命令行動には慣れていても、
状況をふまえた上でのベターな選択肢から選ぶという行動に慣れていない。
狙撃対象者の命を奪う命令を主が決めてくれた方が、
義体に負担がかからない。
なぜなら、”命令なのでやりました”と考えることで、
”自分は悪くないのだ”とすり替えられ、
自ら考えて行動する思考を止めてしまうからである。
ジャンは、リコに自立心を育てるために、自分で指導できない分野には、
その道のプロの指導者を選んでつけていたということになるのだ。
だとすると、リコは、おそらくは、全義体のうちで最も英才教育を積んだ義体なのかもしれない。

”私たちが教わっていないことをリコだけが知っている可能性がある?!”

「コホンっ、ねえ、リコ。それで、エマヌエーラさんとの会話はおしまいなの?」

トリエラが、興味津々で尋ねる。
歴史や語学に関しては、自信があったが、女としてのベッドテクニックに、
リコの方が詳しいのではないか?
クラエスからの速習モジュールにインプットされていない情報を
リコが持っているのならば聞いてみたいという思いだった。

「えっとね、ジャンさんは、エマさんの身体に2回ぐらい射精した後、
そのまま眠ってしまったの。
それで、エマさんが、シャワーを浴びに、バスルームへ移動したから、私も別ルートで、
クローゼットの裏の隠し通路からバスルームの方へ行ったの。
バスルームの鏡が、マジックミラーになっていて内側から監視できるようになっていたし、
壁面パネルをずらすと、バスルームにも侵入できるの。
わたしね、もう少し、エマさんとお話したかったから、
寝ているジャンさんを監視するよりもそうした方がイイと思ったの。」

「バスルームでは、彼女とどんな話を?」(トリエラ)
「ここからの話って、あんまりエロくないよ。」(リコ)
「リコってさぁ、エロくない話の方が、むしろエロい感じがするよ。」(ヘンリエッタ)
「詳しく聞きたいわね。」(クラエス)
「それじゃあ、続けるね…。」


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