08/01/17 20:24:14 8URktpoV
無機質な壁、暗がりにぼんやりと輪郭だけ見える機械類。
その瞬間は、まだそう思いたくなかった。
まさか、実の父親に―。
そこは、スタジオだった。
苛烈に肌を刺すような強い照明に、思わず彼女は目を細めた。
間違えようもなかった。
ズボンを脱いだ裕のそれは、欲望にうち震え、そそり勃っていた。
彼女はGUNSLINGERGIRL。
まだ、10にも満たない。
裕は、にやりとわらった。
そのまま、ソファに彼女を押し倒す。
おかされる―。
彼女には、経験があった。
同じ相手と、13回ほどだ。
だけど、こんな……ひどいのは初めてだ。
「パパ!」
叫んだところで、無駄だとは判っていた。
だが、言わずにはいられなかった。
「パ……」
どすっと、鈍い音。
腹に、裕の拳がめりこむ。
げほっ、ぐはっ。
咳を吐いた顎を無造作に引き寄せると、実の父親は言った。
「私、実は萌え萌えなんですって言ってみろ!」
欲望のたぎりをぶち込み、弄ぶ。
彼女は、ガチガチと歯を鳴らしながら、怯え震え、彼が終えるのをひたすら待つばかりだった。
意外と早く、彼は一度目の欲望をぶちまけた。
しかし、やめる様子はない。
悪夢は、始まったばかりだった。