08/02/20 03:29:09 WlanusPb
「本当に来るなんてバカじゃん!! やっちゃえ! 今の
ハリケンブルーにはお前等でも楽勝だよ!!」
そう言って、ウェンディーヌは下忍であるマゲラッパを差し向ける。
「ゲラッパ! ゲラッパ!!」
大量のマゲラッパが七海に襲い掛かる。
「こんなやつら私の敵じゃないわ!」
そう言って、黒い一団の只中に踊りこむ七海。
「はぁっ!!」
拳を打ち込む。いつもなら一撃で倒れるはずのマゲラッパがそれを
悠然と受け止る。
それに乗じ、マゲラッパは空いている手で七海の右胸を鷲づかみにする。
「―ひぃっ」
七海は戸惑いつつも間合いを取り、今度は蹴りを繰り出した。
「はぁあ―!!」
しかし、あっさり足首を掴まれ、そのまま地面へと叩き落されてしまう。
こんどはミニスカに悪さするように、黒いスカートの裾先を、後ろから
たくしあげてくる。
「いやっ」
「ゲラッパ! ゲラッパ!! ゲラッパァァ!!!」
七海を取り囲むマゲラッパ達。
「こいつら、前より強くなってる…?」
思わず、七海が呟く。
「違うよ」
後ろの少女が言う。
少女「あんた、取り憑かれちゃってるよ…これに」