08/06/19 00:37:21 aoFdqPE3
アバレイエロー捕獲作戦。
最近になって、世間で話題になっている事件がある。
それは、町中の若い女の子がいきなり裸にされて金縛りにあうという事件である。
テレビも新聞も扱いには困りはて、週刊誌は男性の興味を引き立てるように書き
警察は困惑しているが、間違いなくトリノイドの仕業である。
らんるは、一人でそのトリノイドを捜索していた。
被害者への配慮だ。
被害者だって男に裸で金縛りに会っているところを見られたくない。
らんるの提案が通り、らんるは一人で捜索をする。
「女の子にあんなことをするなんて許せんばい!!」
らんるは怪人への怒りを顕わにしながら、被害にあった位置を
パトロールしていると突然、西のほうの人気のないところから、
悲鳴が上がるのを聞いた。
「そっちね!!」らんるが走り出すと、
カメラ頭のトリノイドが、女子高生を隅に追い詰めている光景に出くわした。
女子高生は3人、しかし2人はすっぽんぽんで、しかも裸婦像の
ようなポーズのまま、体を震わしていた。
最後の女の子は、腰がすくんで逃げられなくなっていた。
「女の子を襲っていたのはあんたね!!許さないんだから!!」
「イッヒッヒ、アバレンジャーか!!一人とはチャンスなり!」
「ふん、あんたなんか私一人で十分よ!爆竜チェンジ!!」
一瞬にして戦闘形態に移行するアバレイエロー。
冷静さを欠いたイエローが怪人に殴りかかろうとした時である。
怪人はわずかな隙を見逃さなかった
「シャッターチャンス!!、ハダカメラフラッシュ!!」
「目くらまし?そんな姑息な手に!!」
一瞬その場を覆うまぶしい光。その間何が起こったのかは
らんるにはよく分からなかった。
視界が正常に戻ると、やけに肌寒い。
それもそのはず。
らんるが気づいたときにはらんるは一糸纏わぬ姿でそこにたっていたのである。
「!!!!」
あまりのショックに悲鳴すら出ないらんる。
当然、条件反射で体を隠そうとする。
しかし、それすらも許されない・・・。
今日はここまでだ。つまらぬ話に付き合ってくれたものがいたら
感謝の言葉を送ろう。