08/01/05 08:49:35 UFcGZS8u
タイムピンク・ユウリは焦りを感じていた。
すでにみんなに連絡は済ませてある。
あとは応援の到着まで持ちこたえればいいだけだ。
だが・・・・
「なんて数なの!?」
はじめは数人だったゼニットの集団は、既に二百を超えただろうか。
なぜこの場所にこんな数の器械戦闘員たちがいるのかはまだ分からない。
倒しても倒しても次々に襲いかかってくる。
「とぉ!やぁっ!」
ユウリは冷静さを保つように自分に言い聞かせ、
確実にゼニットを駆逐していく。
すらりと伸びた華奢な足。
そこからは想像できないほど彼女の回し蹴りは強力だ。
「無用な変身は避けたいところだったけど・・・」
ユウリは意を決し、クロノチェンジの構えをとった。